従来技術のこれらの不都合を克服するために、口腔内部、特に口腔内の奥側を明瞭に観察ことができ、また、口腔清掃を直視状態で行うことができる可視口腔清掃器具を開発する必要がある。
本発明は、可視デンタルフロス、および/または可視口腔鉗子、および/または可視口腔洗浄器、および/または可視歯ブラシ、および/または着脱可能可視歯間ブラシを備える、多機能可視口腔清掃器具に関する。デンタルフロス、および/または口腔鉗子、および/または口腔洗浄器、および/または歯ブラシ、および/または歯間ブラシは、接続機構を介して口腔ビューアに接続される。使用する場合、スマートフォンまたはタブレットコンピュータを介して、デンタルフロスと、口腔鉗子と、口腔洗浄器と、歯ブラシまたは歯間ブラシと、歯間の隙間とを明瞭に見ることができ、よって、直視状態で歯間を便利に清掃および処置することができ、また、歯間の清掃効果をリアルタイムで観察および記録することができる。
本発明の可視デンタルフロスは、以下の特徴を有する。
可視デンタルフロス901は、デンタルフロス100と、口腔ビューア200と、接続機構300とを備え、
A.デンタルフロス100は、フロス11と、ブラケット12と、取り付け基部13とを有し、デンタルフロス100のフロス11の両端がそれぞれブラケット12の左アーム12-1と右アーム12-2とに固定され、ブラケット12は取り付け基部13に配置され、
B.口腔ビューア200は、ハウジング21と、電源システム22と、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、スイッチ26とを有し、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、電源システム22とはハウジング21の内部ハウジング21の内部に取り付けられ、スイッチ26はハウジング21に取り付けられ、照明システム23と、可視観察システム24と、電源システム22とスイッチ26とは、回路システム25を介して接続され、
C.デンタルフロス100は、接続機構300を介して口腔ビューア200に取り付けられる。
特に、デンタルフロス100は、接続機構300を介して口腔ビューア200に着脱可能に取り付けられている。
デンタルフロス100のフロス11は、口腔ビューア200の可視観察システム24の視野内にある。したがって、デンタルフロスと歯間の隙間とを明瞭に見ることができ、それによって使用時に直視状態で歯間を便利に清掃および処置することができるとともに、歯間の清掃効果をリアルタイムで観察および記録することができる。
デンタルフロス100のフロス11と口腔ビューア200のハウジングのヘッド21-1の中心線との間の内角δは、調整可能である。したがって、異なる部分の歯間の角度に応じて内角βを調整することができ、それによって、デンタルフロスが便利に歯間に入り、歯間を清掃することができる。内角βの調整は、ねじ構造、凹凸嵌合構造、若しくは中度締り嵌め構造などの受動機械構造を採用することにより、またはモータの動力伝達などの能動電気制御方法によって実施可能である。
接続機構300は着脱可能な機械式接続機構である。接続機構300は、独立の構成であってよく、デンタルフロス100に配置されてもよく、または口腔ビューア200にされてもよい。あるいは、接続機構300は、デンタルフロス100に着脱可能な機械式接続機構の一部を配置し、口腔ビューア200に他の部分を配置することによって形成される組み合わせ型機械式接続機構であってもよい。接続機構300は、独立の構成であってよく、デンタルフロス100と口腔ビューア200とを一体に接続するように、デンタルフロス100と口腔ビューア200とにそれぞれ接続される。接続機構300は、全体がデンタルフロス100または口腔ビューア200とともに製造されてよく、その後、口腔ビューア200またはデンタルフロス100と接続されて一体に形成してもよい。接続の種類を問わず、最終目標は、デンタルフロス100と口腔ビューア200との間の着脱可能接続を実現することである。したがって、接続機構300がデンタルフロス100または口腔ビューア200のうちの一方との着脱可能機械的接続を実現する限り、デンタルフロス100と口腔ビューア200との間の着脱可能接続が実現可能である。
機械的接続機構は、凹凸嵌合接続、スライドスロット接続、ピン接続、キー接続、ねじ込み接続、ねじ接続、バックル接続、フック接続または締り嵌め接続などであってよい。当然ながら、当業者は本願の保護範囲から逸脱することなく他の機械的接続方法を選択することができる。
デンタルフロス100の取り付け基部13は、貫通孔13-1を備え、口腔ビューア200のハウジングのヘッド21-1が貫通孔13-1にはめ込まれることができ、デンタルフロス100と口腔ビューア200との間に着脱可能接続が形成される。接続時は、口腔ビューア200のハウジングのヘッド21-1を貫通孔13-1にはめ込んで接続を形成することができ、取り外し時には、口腔ビューア200とデンタルフロス100とをわずかな力で外側に引っ張ることによって、デンタルフロス100を口腔ビューア200から取り外すことができるため、利用プロセスがきわめて好都合である。
デンタルフロス100の取り付け基部13は、位置決め溝13-2を備える。接続機構300は、位置決めフック31と位置決めブロック32とを備える。接続機構300は、位置決めブロック32を介して口腔ビューア200に取り付けられ、接続機構300上の位置決めフック31がデンタルフロス100の位置決め溝13-2にはめ込まれて凹凸嵌合接続を形成し、デンタルフロス100と口腔ビューア200との間に着脱可能接続が形成される。取り外し時、位置決めフック31を押し下げることによってデンタルフロス100を口腔ビューア200から取り外すことができる。位置決めフック31と位置決め溝13-2とによって形成される凹凸嵌合接続方法は、位置決めフック31の効果的な位置決めにより、一般的な貫通孔接続方法よりも確実で信頼性が高い。
デンタルフロス100の取り付け基部13は、ねじ山13-3を備え、接続機構300はねじ込み接続機構33であり、ねじ込み接続機構33はネジ山13-3と合致され、口腔ビューア200のハウジングのヘッド21-1に配置される。デンタルフロス100を回転させることによって、デンタルフロス100のねじ山13-3をねじ込み接続機構33に取り付けることができ、デンタルフロス100を逆方向に回転させることによって、デンタルフロス100のネジ山13-3をねじ込み接続機構33から取り外すことができる。このとき、取り付け基部13のネジ山13-3をねじ型またはボルト型として設定されてもよく、接続機構300のねじ込み接続機構33は対応するナットであり、その逆に、取り付け基部13のネジ山13-3がナット型に設定されてもよく、接続機構300のねじ込み接続機構33は対応するねじまたはボルトである。
デンタルフロス100のフロス13-3を回転させることによって、デンタルフロス100のフロス11と口腔ビューア200のハウジングのヘッド21-1の中心線との間の内角δを調整することができる。したがって、異なる部分の歯間の角度に応じて内角βを適時に調整することができ、それによって、デンタルフロスが便利に歯間に入ることができ、歯間を清掃することができる。
接続機構300は、スライドバー30と、位置決めフック31と、左位置決めフック31-1と、右位置決めフック31-2と、位置決めブロック32と、滑り止め凸線34とを有する。位置決めフック31と、左位置決めフック31-1と、右位置決めフック31-2とは、スライドバー30の先端に配置され、位置決めフック31は中央に配置され、左位置決めフック31-1と右位置決めフック31-2とは、それぞれ両端に配置される。位置決めブロック32は、スライドバー30の中央に配置され、滑り止め凸線34はスライドバー30の尾端に配置され、位置決めブロック32は口腔ビューア200のハウジング21の位置決めスロット35内に取り付けられ、口腔ビューア200のハウジング21の締め付けブロック36がスライドバー30の尾端を押さえ尾端を押え、それによって接続機構300が口腔ビューア200のハウジング21に着脱可能に取り付けられて固定され、、口腔ビューア200のハウジング21のヘッド21-1がデンタルフロス100の取り付け基部の貫通孔13-1内にはめ込まれ、接続機構300の位置決めフック31が取り付け基部の位置決め溝13-2内にはめ込まれ、左位置決めフック31-1と右位置決めフック31-2とが左側と右側から口腔ビューア200のハウジング21のヘッド21-1を囲む。
取り付け時、接続機構300の位置決めブロック32がまず口腔ビューア200のハウジング21の位置決めスロット35にはめ込まれ、接続機構300のスライドバー30が、口腔ビューア200のハウジング21の締め付けブロック36がスライドバー30の尾端に接して持ち上げられるまで前方にスライドされ、このとき、接続機構300を口腔ビューア200に取り付けて接続するように、左位置決めフック31-1と右位置決めフック31-2とが口腔ビューア200のハウジング21のヘッド21-1を左側と右側から囲む。滑り止め凸線34の設計は、スライドバー30が前後にスライドするときに滑るのを実質的に防止することができる。左位置決めフック31-1と右位置決めフック31-2の囲み動作と、位置決めブロック32と位置決めスロット35との凹凸嵌合とが、接続機構300を口腔ビューア200に有効に確実に接続することができる。
次に、口腔ビューア200のハウジング21のヘッド21-1がデンタルフロス100の取り付け基部の貫通孔13-1にはめ込まれ、デンタルフロス100を接続機構300に向かって押すことによって、接続機構300の位置決めフック31を取り付け基部13の位置決め溝13-2にはめ込むことができる。
取り外し時、接続機構300の位置決めフック31の最上部が押し下げられてデンタルフロス100を引き出し、それによって接続機構300とデンタルフロス100との間の凹凸嵌合を解除することができる。口腔ビューア200から接続機構300をさらに取り外す必要があるときは、スライドバー30が強制的に後方に動かされ、口腔ビューア200の締め付けブロック36が押し下げられ、接続機構300と口腔ビューア200との接続が完全に解除されるまで接続機構300の位置決めフック32が口腔ビューア200の位置決めスロット35から引き出される。
接続機構300の位置決めブロック32は、逆T字形構造を採用しているため、T字形位置決めブロック32が位置決めスロット35にはめ込まれると、逆T字形構造の底部と位置決めスロット35とが凹凸嵌合構造を形成することができ、それによって接続機構300の垂直方向の動きを実質的に制限し、使用中に接続機構300と口腔ビューア200とが垂直方向に沿って離れるのをさらに防止することができる。一方、口腔ビューア200の締め付けブロック36が接続機構300の後端に配置される。口腔ビューア200の締め付けブロック36が持ち上げられると、締め付けブロック36の最上部が接続機構300の尾端よりも高いため、接続機構300の後方への移動を実質的に防止することができ、接続機構300が故意かつ強制的に後方に移動されたときにのみ、締め付けブロック36の誘導面に沿って引き出した後で接続機構300を口腔ビューア200から外されることができ、それによって、接続機構300が容易に後方に移動可能であることからデンタルフロス100が口腔ビューア200から誤って外されるのを実質的に防止する。
可視観察システム24は、カメラシステム24-1であり、カメラシステム24-1は、カメラ24-1-1と、データ処理および出力システム24-1-2と、回路システム25と、電源システム22とを有する。
カメラシステム24-1のデータ処理および出力システム24-1-2によって出力される映像データを、有線接続方法または無線接続方法で表示装置24-1-3に表示することができ、表示装置24-1-3は、スマートフォン24-1-31、コンピュータ24-1-32、液晶表示装置/テレビ24-1-33またはタブレットコンピュータ24-1-34を有する。
照明システム6がカメラ24-1-1の周囲に配置される。
口腔ビューア200は、防水設計を採用し、密封充電ポート25-3のための密封装置21-4を有する。密封装置21-4は、密封リング21-4-1と、加圧板21-4-2と、スライド板21-4-3とを有する。密封リング21-4-1はハウジング21の尾端の密封溝21-4-0内に取り付けられ、加圧板21-4-2は密封リング21-4-1を押圧し、スライド板21-4-3は、加圧板21-4-2を着脱可能に圧する。スライド板21-4-3がハウジング21の尾端のスライド板位置決めスロット35-4-4内にスライドすると、スライド板21-4-3が加圧板21-4-2を押圧し、加圧板21-4-2は密封リング21-4-1を押圧して封止を形成する。そしてスライド板21-4-3が外側に押されるとスライド板21-4-3はハウジング21の尾端のスライド板位置決めスロット35-4-4-から外され、スライド板21-4-3が持ち上げられ、加圧板21-4-2の圧力が解除され、密封充電ポート25-3を露出させるように加圧板21-4-2を持ち上げることができ、封止が解除され、口腔ビューア200が充電される。
口腔ビューア200は防水設計を採用しているため、口腔ビューア200が充電を必要としないときは、スライド板21-4-3がスライド板位置決めスロット35-4-4内にスライドし、密封リング21-4-1が封止を形成し、このとき、口腔ビューア200は良好な防水性を有し、便利に洗浄および清掃することができる。
本発明の可視デンタルフロス901は、デンタルフロス100と、口腔ビューア200と、接続機構300とを有する。デンタルフロス100と口腔ビューア200とは、接続機構300を介して着脱可能に接続される。接続機構300は、デンタルフロス100と口腔ビューア200とに一体に固定され接続されてよく、着脱可能な機械式接続機構であってもよい。接続機構300が着脱可能な機械式接続機構である場合、独立の構成であってもよく、デンタルフロス100または口腔ビューア200に配置されてもよい。デンタルフロス100のフロス11は、口腔ビューア200の可視観察システム24の視野内にある。デンタルフロスと歯間の隙間とを明瞭に見ることができ、それによって、使用中に直視状態で歯間を便利に清掃および処置することができ、歯間の清掃効果をリアルタイムで観察することができる。
本発明の可視口腔鉗子は以下の特徴を有する。
可視口腔鉗子は、可視口腔鉗子902が口腔鉗子400と、口腔ビューア200と、接続機構300とを備え、
A.口腔鉗子400は、顎部41と、開閉機構42と、取り付け基部43とを有し、口腔鉗子400の顎部41は、左アーム41-1と右アーム41-2とを有し、左アーム41-1と右アーム41-2との間に挟合締付構造が形成され、顎部41の開閉運動を制御可能な開閉機構42は取り付け基部43に配置され、
B.口腔ビューア200は、ハウジング21と、電源システム22と、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、スイッチ26とを有し、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、電源システム22とはハウジング21の内部ハウジング21の内部に取り付けられ、スイッチ26はハウジング21に取り付けられ、照明システム23と、可視観察システム24と、電源システム22と、スイッチ26とは、回路システム25を介して接続され、
C.口腔鉗子400は、接続機構300を介して口腔ビューア200に取り付けられることを特徴とする。
また、顎部41は、口腔ビューア200の可視観察システム24の視野内にあり、それによって可視を容易にする。
口腔鉗子400の顎部41は、互いに噛み合う咬合歯41-3を備え、それによって咬合力を強化する。
口腔鉗子400の顎部41は、人間の口腔の要件に合う湾曲部41-4を有し、それによって異物の捕捉を容易にする。
口腔鉗子400の開閉機構42は、スリーブスライドバー開閉機構、ヒンジ式開閉機構、レバー制御開閉機構、ボタン制御開閉機構、ばね制御開閉機構、プッシュプル制御開閉機構または回転制御開閉機構などを有する。当業者は、本特許の保護範囲から逸脱することなく、本発明で開示されている技術的解決策に従って様々な特定の製品設計を行うことができる。
口腔鉗子400の取り付け基部43は、口腔ビューア200に接続するために使用される位置決めブロック32を備える。
接続機構300は着脱可能な機械式接続機構である。接続機構300は独立の構成であってもよく、口腔鉗子400に配置されてもよく、または口腔ビューア200に配置されてもよい。あるいは、接続機構300は、着脱可能な機械式接続機構の一部を口腔鉗子400に配置し、他の部分を口腔ビューア200に配置することによって形成される組み合わせ型機械式接続機構であってもよい。
機械的接続機構は、凹凸嵌合接続、スライドスロット接続、ピン接続、キー接続、ねじ込み接続、ねじ接続、バックル接続、ック接続、締り嵌め接続または任意のその他の接続機構を有する。当業者は、本特許の保護範囲から逸脱することなく、本発明で開示されている技術的解決策に従って様々な特定の製品設計を行うことができる。
口腔ビューア200のハウジング21は、位置決めスロット35と締め付けブロック36とを備える。口腔鉗子400の位置決めブロック32は位置決めスロット35にはめ込まれることができ、締め付けブロック36は口腔鉗子400の取り付け基部43が後方にスライドするのを防止することができ、位置決めブロック32と位置決めスロット35と締め付けブロック36との連係が接続機構300を構成する。
可視観察システム24はカメラシステム24-1であり、カメラシステム24-1は、カメラ24-1-1と、データ処理および出力システム24-1-2と、回路システム25と、電源システム22とを有する。
カメラシステム24-1のデータ処理および出力システム24-1-2によって出力される映像データを、有線接続方法または無線接続方法で表示装置24-1-3に表示することができ、表示装置24-1-3は、スマートフォン24-1-31、コンピュータ24-1-32、液晶表示装置24-1-33、テレビ24-1-34または任意のその他の表示装置を有する。
照明システム23はカメラ24-1-1の周囲に配置される。照明の向上のため、照明輝度を調整するために追加のLEDライトを口腔ビューア200のハウジング21に配置してもよい。
口腔ビューア200は防水設計を採用し、それによって清掃と操作を容易にする。
また、口腔鉗子400の顎部41は弾性材料からなり、外力が加えられていないときに顎部41は開いたままである。顎部41の後端は取り付け基部43に固定され、接続機構300を介して口腔ビューア200に着脱可能に接続される。顎部41の先端は、開閉機構42のスリーブ42-2の孔42-2-1を通過する。開閉機構42のプッシュロッド42-1を前方に押すことによって、スリーブ42-2が顎部41の先端に向かって動いて、顎部41の左アーム41-1と右アーム41-2とが挟み合うまで顎部41を閉じ、開閉機構42のプッシュロッド42-1を後方に押すことによって、スリーブ42-2が顎部41の後端に向かって動き、顎部41の弾性力の作用により顎部41の左アーム41-1と右アーム41-2とが開かれる。弾性材料は、ポリウレタン材料(PU)、ポリプロピレン材料(PP)、弾性ステンレススチール、形状記憶金属などの、弾性ポリマー材料、弾性金属材料、金属-プラスチック複合弾性材料などを有するがこれらには限定されない医用弾性材料からなる。
口腔鉗子400の顎部41は、ヒンジ構造を採用し、ピン41-5を備える。顎部41の左アーム41-1と右アーム41-2とが、ピン41-5を介してスリーブ42-2上に可動式に取り付けられ、スリーブ42-2は取り付け基部43に配置され、接続機構300を介して口腔ビューア200に着脱可能に接続される。顎部41の後端は開閉機構42のプッシュロッド42-1に接続され、プッシュロッド42-1が後方に引かれると、顎部41の左アーム41-1と右アーム41-2とがピン41-5を中心として回転し、顎部41の左アーム41-1と右アーム41-2とが挟み合うまで閉じられ、プッシュロッド42-1が前方に押されると、顎部41の左アーム41-1と右アーム41-2とがピン41-5を中心にして回転し、顎部41の左アーム41-1と右アーム41-2とが開かれる。
さらに、当業者は、本発明で開示されている技術的解決策に従って様々な特定の製品設計を行うことができ、特に、本特許の保護範囲から逸脱することなく口腔鉗子400の形状および構造について多くの特定の設計を行うことができる。
本発明の可視口腔鉗子902は、口腔鉗子400と、口腔ビューア200と、接続機構300とを有する。口腔鉗子400は、顎部41と、開閉機構42と、取り付け基部43とを有し、口腔鉗子400の顎部41は、左アーム41-1と右アーム41-2とを有し、左アーム41-1と右アーム41-2との間に挟合締付構造が形成される。顎部41の開閉運動を制御可能な開閉機構42は、取り付け基部43に配置される。口腔鉗子400と口腔ビューア200とは、接続機構300を介して互いに着脱可能に接続される。口腔ビューア200は照明システム23と可視観察システム24とを有し、有線方法または無線方法で可視映像をスマートフォンまたは任意のその他の表示装置に送信するため、本発明の可視口腔鉗子902を使用して、食物残渣、魚の骨またはその他の異物を口腔から直視状態で安全かつ便利に取り出すことができ、ユーザは取り出しプロセスと取り出し後の効果とを可視することができ、画像または映像の記録を行うことができる。
本発明の可視口腔洗浄器は、可視口腔洗浄器903が口腔洗浄器500と、口腔ビューア200と、接続機構300とを備え、
A.口腔洗浄器500は、スプレーヘッド51と、スプレーガン52と、制御スイッチ53と、圧力容器54と、接続管55と、継手56とを有し、スプレーヘッド51はスプレーガン52の先端に配置され、制御スイッチ53はスプレーガン52内の流体の噴射を制御することができ、圧力容器54内の流体は接続管55と継手56とを介してスプレーガン52に接続され、
B.口腔ビューア200は、ハウジング21と、電源システム22と、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、スイッチ26とを有し、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、電源システム22とはハウジング21の内部ハウジング21の内部に取り付けられ、スイッチ26はハウジング21に取り付けられ、照明システム23と、可視観察システム24と、電源システム22と、スイッチ26とは回路システム25を介して接続され、
C.口腔洗浄器500は接続機構300を介して口腔ビューア200に取り付けられることを特徴とする。
制御スイッチ53は、スプレーガン52または口腔ビューア200に配置されてもよい。制御スイッチ53がスプレーガン52内の流体の噴射を制御することができる限り、制御スイッチ53は本特許出願の保護範囲から逸脱しない。
スプレーヘッド51によって噴射される流体は、口腔ビューア200の可視観察システム24の視野内にある。したがって、使用中、清掃される個所の清掃効果をリアルタイムで観察することができ、使用プロセスがより好都合である。
口腔洗浄器500のスプレーヘッド51は、噴射される流体の形状および速度を調整することができる調整弁51-1を備える。
口腔洗浄器500のスプレーヘッド51は、人間の口腔の要件に合う湾曲部51-2を有する。特に、歯の外側に沿った後側の臼歯を清掃する必要があるときは、この湾曲部51-2によりスプレーヘッド51が臼歯位置に円滑に達することができるようにすることが可能であり、したがって使用プロセスがより快適である。
口腔洗浄器500の制御スイッチ53は、スリーブスライドバー開閉機構、ボタン制御開閉機構、回転制御開閉機構またはソレノイド式スイッチを有する。当然ながら、当業者は、本特許の保護範囲から逸脱することなく、本発明で開示されている技術的解決策に従ってその他の設計も行うことができる。
口腔洗浄器500のスプレーガン52は、流体を通過させるための流路52-1と、ハウジング52-2と、取り付け基部52-3とを有し、流路52-1はハウジング52-2の内部に配置され、取り付け基部52-3はハウジング52-2に配置され、取り付け基部52-3は、口腔ビューア200と接続可能な位置決めブロック32を有する。
接続機構300は、着脱可能な機械式接続機構である。接続機構300は、独立の構成であってもよく、口腔洗浄器500に配置されてよく、または口腔ビューア200に配置されてもよい。あるいは、接続機構300は、着脱可能な機械式接続機構の一部を口腔洗浄器500に配置し、他の部分を口腔ビューア200に配置することによって形成される組み合わせ型機械式接続機構であってもよい。
機械的接続機構は、凹凸嵌合接続、スライドスロット接続、ピン接続、キー接続、ねじ込み接続、ねじ接続、バックル接続、フック接続または締り嵌め接続を有する。当業者は本特許の保護範囲から逸脱することなく、本発明で開示されている技術的解決策に従って様々な特定の製品設計を行うことができる。
口腔ビューア200のハウジング21は、位置決めスロット35と、スプレーガン52に接続可能な締め付けブロック36とを備え、スプレーガン52の位置決めブロック32は位置決めスロット35にはめ込まれることができ、締め付けブロック36はスプレーガン52の取り付け基部52-3が後方にスライドするのを防止することができ、位置決めブロック32と、位置決めスロット35と、締め付けブロック36との連係が接続機構300を構成する。
可視観察システム24はカメラシステム24-1であり、カメラシステム24-1は、カメラ24-1-1と、データ処理および出力システム24-1-2と、回路システム25と、電源システム22とを有する。
カメラシステム24-1のデータ処理および出力システム24-1-2によって出力される映像データを有線接続方法または無線接続方法で表示装置24-1-3に表示することができ、表示装置24-1-3は、スマートフォン24-1-31、コンピュータ24-1-32、液晶表示装置24-1-33またはテレビ24-1-34を有する。
照明システム23は、カメラ24-1-1の周囲に配置される。照明を向上させるため、照明輝度を調整するために追加のLEDライトを口腔ビューア200のハウジング21に配置してもよい。
口腔ビューア200は防水設計を採用し、それによって清掃と操作を容易にする。
口腔洗浄器500の圧力容器54は、加圧器54-1と、ハウジング54-2と、流体収容空間54-3とを有し、流体圧力を増大させることができる加圧器54-1はハウジング54-2に取り付けられる。
さらに、口腔洗浄器500の圧力容器54は、注水口54-4も備えてよく、注水口54-4は圧力容器54のハウジング54-2に配置され、接続ポート54-41と密封キャップ54-42とを有し、接続ポート54-41の遠端は圧力容器54の流体収容空間54-3と連通し、密封キャップ54-42は、接続ポート54-41に着脱可能に取り付けられる。注水口54-4を加えることによって、圧力容器54内の水が使い果たされた後で、歯のすすぎを行うために圧力容器54に水を便利に補充することができる。
口腔洗浄器500の圧力容器54は、口腔ビューア200の近端に取り付けることができる。圧力容器54は、口腔ビューア200の近端に着脱可能に取り付けられ、それによって取り付けが容易になる。使用後、圧力容器54を口腔ビューア200の近端から取り外すことができ、それによって保管および携帯が容易になる。
加圧器54-1は、機械式加圧器または電動加圧器である。
また、加圧器54-1は手動式加圧器541であり、手動式加圧器541は、前部逆止弁541-1と、後部逆止弁541-2と、弁筒541-3と、ピストン541-4と、プッシュロッド541-5と、コアロッド541-6とを有する。前部逆止弁541-1と、後部逆止弁541-2と、ピストン541-4と、コアロッド541-6とは弁筒514-3内に取り付けられる。プッシュロッド541-5の先端はピストン541-4を備え、前部逆止弁541-1はコアロッド541-6の遠端に配置され、後部逆止弁541-2はコアロッド541-6の近端に配置される。プッシュロッド541-5は、弁筒541-3内を往復するようにピストン541-4を押すことができる。プッシュロッド541-5が外側に引かれると、前部逆止弁541-1が閉じ状態になり、圧力容器54の流体収容空間54-3内の流体が弁筒541-3内に流入することができず、後部逆止弁541-2が開き状態になり、外部の流体が弁筒541-3内に流入することができ、プッシュロッド541-5が内側に押されると、後部逆止め弁541-2が閉じ状態になり、弁筒541-3内の流体が圧縮され、弁筒541-3内の圧力が増大し、圧力の作用により前部逆止弁541-1が開き状態になり、弁筒541-3内の圧縮された流体が前部逆止弁541-1を通って流体収容空間54-3に流入し、このように繰り返すことによって圧力容器54の流体収容空間54-3内の圧力を連続的に上昇させることができる。
前部逆止弁541-1は、前部伸縮ばね541-1-1と、前部逆止ブロック541-1-2と、前部密封リング541-1-3とを有し、前部伸縮ばね541-1-1は、前部逆止ブロック541-1-2の遠端を押さえ、前部密封リング541-1-3は、前部逆止ブロック541-1-2の近端に配置される。後部逆止弁541-2は、後部伸縮ばね541-2-1と、後部逆止ブロック541-2-2と、後部密封リング541-2-3とを有し、後部伸縮ばね541-2-1は、後部逆止ブロック541-2-2の遠端を押さえ、後部密封リング541-2-3は後部逆止ブロック541-2-2の近端に配置され、後部逆止ブロック541-2-2は、流体を通過させることができる貫通孔541-2-21を備える。
さらに、当業者は本発明で開示されている技術的解決策に従って様々な特定の製品設計を行うことができ、特に、本特許の保護範囲から逸脱することなく、口腔洗浄器500の形状および構造に関して多くの特定の設計を行うことができる。
加圧器54-1は、電動加圧器542である。電動加圧器542は、電源をオンにするだけで自動圧力上昇を実施することができ、圧力を安定に保つことができ、したがって使用プロセスがより好都合である。加圧器54-1が電動加圧器542である場合、電源システム22は、電動加圧器542をより良好に駆動して動作させるように電源システム22の電圧を上昇させるために、昇圧装置22-1を備えてもよい。
電動加圧器542は、電動空圧器542-1または電動水圧器542-2である。
電動空圧器542-1は、電動エアコンプレッサ542-51である。
電動エアコンプレッサ542-51は、空気吸入口542-51-1と、空気注入管542-51-2と、コンプレッサ542-51-3とを有する。
電動エアコンプレッサ542-51の空気注入管542-51-2の空気注入口542-51-21が、加圧される水面の上方に配置され、スイッチ26がオンにされ、電動エアコンプレッサ542-51が圧力容器54を膨らませるように動作し、それによって流体収容空間54-3内の水圧を上昇させる。制御スイッチ53がオンにされると、加圧された水が接続管55を通ってスプレーガン52に流入し、スプレーヘッド51から噴射されて歯を清掃する。
電動水圧器542-2は、水中ポンプ542-21または送水ポンプ542-22である。
電動水圧器542-2は水中ポンプ542-21であり、水中ポンプ542-21は、注水システム542-21-1と、加押圧しステム542-21-2と、吐水システム542-21-3とを有する。水中ポンプ542-21は、ハウジング52の下部に取り付けられ、吐水システム542-21-3は接続管55に接続され、電源システム22が水中ポンプ542-21に給電した後、加押圧しステム542-21-2が、注水システム542-21-1を介して水中ポンプ542-21に流入する流体を加圧するように動作し、加圧された流体は排水システム542-21-3によって接続管55を通って吐出されて歯を洗浄する。
水中ポンプ542-21は、圧力容器54の下部に配置され、吐水システム542-21-3の吐水口542-21-31が接続管55に接続される。動作時、水面が注水システム542-21-1の注水口542―21-51を超え、電源システム22が加押圧しステム542-21-2を駆動して動作させ、注水システム542-21-1の注水口542-21-51から水が加押圧しステム542-21-2に流入する。加押圧しステム542-21-2が水を加押圧した後、水は吐水システム542-21-3の吐水口542-21-31から吐出された後で接続管55に流入する。そして、制御スイッチ53がオンにされると、接続管55内の加圧された水がスプレーガン52に流入し、スプレーヘッド51から噴射されて歯を洗浄する。
電動水圧器542-2は送水ポンプ542-22であり、送水ポンプ542-22は、ポンプシステム542-21-1と、真空吸引システム542-22-2と、吐水システム542-22-3とを有する。吐水システム542-22-3は接続管55に接続され、電源システム22が送水ポンプ542-22に給電した後、真空吸引システム542-22-2が動作してポンプシステム542-22-1を介して流体収容空間54-3内の流体を送水ポンプ542-22に吸引し、加圧された流体が吐水システム542-22-3によって接続管55を介して吐出されて歯を洗浄する。
送水ポンプ542-22のポンプシステム542-22-1のポンプポート542-22-51が、流体収容空間53の底部に配置される。電源システム22が送水ポンプ542-22を駆動して動作させると、ポンプポート542-22-51から真空吸引システム5432-22-2に水が流入し、吐水システム542-22-3の吐水口542-22-31から接続管55内に吐出される。そして、制御スイッチ53がオンにされると、加圧された水が接続管55を通ってスプレーガン52に流入し、スプレーヘッド51から噴射されて歯を清掃する。
組立て時、まず、スプレーガン52が口腔ビューア200の前部に取り付けられ、次に、圧力容器54内に水が加えられ、圧力容器54が口腔ビューア200の近端に取り付けられ、圧力容器54とスプレーガン52とが継手56を介して接続管55によって接続され、これによって口腔ビューア200への口腔洗浄器500の取り付け作業が完了する。
使用前に、加圧器54-1によって水圧が上げられる。口腔ビューア200の可視観察システム24により、携帯電話などの表示装置で歯または歯間を明瞭に見ることができ、食物残渣に照準を合わせることができる。制御スイッチ53がオンにされ、スプレーガン52のスプレーヘッド51から水が噴射され、直視状態で歯と口腔とを清掃する。
スプレーヘッド51とスプレーガン52とは、口腔ビューア200のハウジング21の内部ハウジング21の内部に組み付けられる。スプレーヘッド51とスプレーガン52とは口腔ビューア200のハウジング21の内部ハウジング21の内部に組み付けられ、したがって、より多くの空間を節約することができ、口腔ビューア200の先端に別の清掃装置を同時に便利に組み合わせて取り付けることができ、一方、複数の清掃機能が備えられ、ユーザは必要に応じて異なる機能の組み合わせを選択することができ、したがって使用プロセスがより便利になる。
スプレーヘッド51は、可視観察システム24の近傍に配置され、スプレーヘッド51によって噴射される流体は可視観察システム24の視野内にある。
口腔ビューア200の先端は、接続機構300を介して他の口腔清掃装置を備えてもよく、口腔清掃装置は歯間ブラシ700、デンタルフロス100、歯ブラシ600または口腔鉗子400などであってよい。
可視口腔洗浄器903の先端903-1が、着脱可能接続機構903-3を介して可視口腔洗浄器903の本体903-2に接続されるか、または可視口腔洗浄器903の先端903-1が折り畳み式接続機構903-4を介して可視口腔洗浄器903の本体903-2に接続される。
携帯時、部品が占める空間をいかに削減し、保管を容易にするかは、人々が非常に気にする点である。本発明の可視口腔洗浄器は、携帯と保管がしやすいように着脱可能構造および折り畳み式構造を有するように設計されている。可視口腔洗浄器903の着脱可能性または折り畳み可能性を実現するために、その口腔ビューア200は着脱可能構造または折り畳み式構造として別個に設計されてよく、可視口腔洗浄器903における口腔洗浄器500もインクワイアリ構造または折り畳み式構造として別個に設計されてよく、または口腔ビューア200と口腔洗浄器500の両方が着脱可能構造または折り畳み式構造として設計されてもよい。口腔ビューア200および口腔洗浄器500の着脱可能機構または折り畳み式機構のために、当業者は本特許出願の保護範囲から逸脱することなく要件に応じて異なる組み合わせを設計することができる。
可視口腔洗浄器903の口腔ビューア200の先端200-1が、着脱可能接続機構903-3を介して口腔ビューア200の本体200-2に接続されるか、または口腔ビューア200の先端200-1が、折り畳み式接続機構903-4を介して口腔ビューア200の本体200-2に接続される。
可視口腔洗浄器903の口腔洗浄器500の先端500-1が、着脱可能接続機構903-3を介して口腔洗浄器500の本体500-2に接続されるか、または口腔洗浄器500の先端500-1が、折り畳み式接続機構903-4を介して口腔洗浄器500の本体500-2に接続される。
着脱可能接続機構903-3は、接続固定機構903-3-1を有する。接続固定機構903-3-1は、口腔ビューア200の先端200-1を口腔ビューア200の本体200-2に接続してよく、口腔洗浄器500の先端500-1を口腔洗浄器500の本体500-2に接続してもよい。
接続固定機構903-3-1は、凹凸嵌合型接続固定機構、回回転型接続固定機構、または磁気接続固定機構である。ここでは、本出願人は上記の3種類の接続および固定機構のみを挙げるが、当業者は、本願の保護範囲から逸脱することなく、関連する周知の知識と併せて他の異なる接続および固定機構も設計することができる。
折り畳み式接続機構903-4は、回転軸運動機構または凹凸嵌合機構である。ここでは、本出願人は上記の2種類の折り畳み式接続および固定機構のみを挙げるが、当業者は本願の保護範囲から逸脱することなく、関連する周知の知識と併せて他の異なる折り畳み式接続および固定機構も設計することができる。
また、折り畳み式接続機構903-4は、回転軸接続機構であり、折り畳み式接続機構903-4は回転軸903-4-1と回転軸孔903-4-2とを有し、回転軸903-4-1は回転軸孔903-4-2内で動くことができる。
また、口腔ビューア200の先端200-1は、着脱可能接続機構903-3を介して口腔ビューア200の本体200-2に接続される。着脱可能接続機構903-3は、電気継手903-3-2をさらに有する。接続固定機構903-3-1は、口腔ビューア200の先端200-1を本体200-2に接続し、固定することができ、電気継手903-3-2は口腔ビューア200の先端200-1の回路25-1を本体200-2の回路25-2に接続することができる。
電気継手903-3-2の接続強度が十分であれば、接続固定機構903-3-1と電気継手903-3-2とは一体に製造されてもよく、口腔ビューア200の接続強度を強化するために、接続固定機構903-3-1と電気継手903-3-2とが別々に製造されてもよい。
保管時、接続固定機構903-3-1と電気継手903-3-2とが分離され、先端200-1と本体200-2とを別々に保管することができるように口腔ビューア200の先端200-1が口腔ビューア200の本体200-2から取り外され、それによって保管空間が節約されるとともに携帯するのに便利である。使用時は、口腔ビューア200を接続するために固定機構903-3-1と電気継手903-3-2とを再度差し込むだけでよい。
口腔ビューア200の先端200-1は、折り畳み式接続機構904-4を介して口腔ビューア200の本体200-2に接続される。口腔ビューア200の先端200-1が折り畳み式接続機構903-4の回転軸903-4-1を中心に回転すると、口腔ビューア200の先端200-1が口腔ビューア200の本体200-2に対して展開または折り畳まれることができる。口腔ビューア200の先端200-1の回路25-1は、折り曲げ可能な可撓性回路を介して口腔ビューア200の本体200-2の回路25-2に接続される。
口腔ビューア200の先端200-1の回路25-1と口腔ビューア200の本体200-2の回路25-2とが、折り曲げ可能な可撓性回路を介して接続され、使用後、口腔ビューア200の先端200-1を回転軸903-4-1を中心にして回転させることによって、口腔ビューア200の先端200-1を口腔ビューア200の本体200-2に対して折り畳むことができ、それによって保管と携帯が容易になる。使用時は、口腔ビューア200を展開するように口腔ビューア200の先端200-1を回転軸903-4-1を中心に逆方向に回転するだけでよい。
口腔ビューア200の先端200-1が折り畳み式接続機構904-4を介して口腔ビューア200の本体200-2に接続される。口腔ビューア200の先端200-1の回路25-1が、折り曲げ可能な可撓性回路を介して口腔ビューア200の本体200-2の
回路に接続され、口腔ビューア200の先端200-1が口腔ビューア200の本体200-2に対して凹凸嵌合機構を介して展開または折り畳まれることができる。
口腔洗浄器500の先端500-1が、着脱可能接続機構903-3を介して口腔洗浄器500の本体500-2に接続される。着脱可能接続機構903-3は、水継手903-3-3をさらに有する。接続固定機構903-3-1は、口腔洗浄器500の先端500-1を本体500-2に接続し、固定することができ、水継手903-3-3は、口腔洗浄器500の先端500-1の水路を本体500-2の水路に接続することができる。
口腔洗浄器500は、口腔洗浄器500の先端500-1が口腔洗浄器500の後端500-2に着脱可能に接続されるように設計されてもよい。水継手903-3-3の接続強度が十分であれば、接続固定機構903-3-1と水継手903-3-3とが一体に製造されてもよく、口腔洗浄器500の接続強度をさらに強化するために、接続固定機構903-3-1と水継手903-3-3とが別々に製造されてもよい。
保管時、接続固定機構903-3-1と水継手903-3-3とが分離され、先端500-1と本体500-2とを別々に保管することができるように口腔洗浄器500の先端500-1が口腔洗浄器500の本体500-2から取り外され、それによって保管空間を節約し、携帯が便利になる。使用時は、口腔洗浄器500を接続してから歯を洗浄するために、固定機構903-3-1と水継手903-3-3とを再度差し込むだけでよい。
口腔洗浄器500の先端500-1が、折り畳み式接続機構904-4を介して口腔洗浄器500の本体500-2に接続される。口腔洗浄器500の先端500-1が折り畳み式接続機構903-4の回転軸903-4-1を中心に回転すると、口腔洗浄器500の本体500-2に対して口腔洗浄器500の先端500-1が展開または折り畳まれることができ、口腔洗浄器500の先端500-1の水路が折り曲げ可能な可撓性水路を介して口腔洗浄器500の本体500-2の水路に接続される。
口腔洗浄器500の先端500-1と本体500-2とは、折り曲げ可能な可撓性水路によって接続される。したがって、保管時には、口腔洗浄器500を回転軸903-4-1を中心に回転させるだけでよく、口腔洗浄器500を折り畳むことができ、それによって保管および携帯が容易になる。使用時には、口腔洗浄器500を回転軸903-4-1を中心に逆方向に回転させるだけでよく、口腔洗浄器500を展開することができる。このとき、口腔洗浄器500を使用して歯を洗浄することができる。
口腔洗浄器500の先端500-1が折り畳み式接続機構903-4を介して口腔洗浄器500の本体500-2に接続されるか、または口腔洗浄器500の先端500-1の水路が折り曲げ可能な可撓性水路を介して口腔洗浄器500の本体500-2の水路に接続され、口腔洗浄器500の先端500-1が凹凸嵌合機構を介して口腔洗浄器500の本体500-2に対して展開または折り畳まれることができる。
また、口腔洗浄器500の先端500-1と口腔洗浄器500の本体500-2と、口腔ビューア200の先端200-1と口腔ビューア200の本体200-2とが、着脱可能接続機構903-3を介して、または折り畳み式接続機構903-4を介して、共に同時に接続される。
上記は、本出願人により列記された口腔ビューア200と口腔洗浄器500とがそれぞれ着脱可能または折り畳み式に接続される場合であり、保管および使用をさらに容易にするために、口腔ビューア200と口腔洗浄器500とが、着脱可能接続機構903-3または折り畳み式接続機構903-4によって共に同時に接続されてもよい。
着脱可能接続機構903-3は、接続固定機構903-3-1と、電気継手903-3-2と、水継手903-3-3とを有する。接続固定機構903-3-1は、口腔洗浄器500の先端500-1および口腔ビューア200の先端200-1を、口腔洗浄器500の本体500-2および口腔ビューア200の本体200-2に同時にそれぞれ接続し、固定することができる。電気継手903-3-2は口腔ビューア200の先端200-1の回路25-1を本体200-2の回路25-2に接続することができる。水継手903-3-3は、口腔洗浄器500の先端500-1の水路を本体500-2の水路に接続することができる。
口腔ビューア200と口腔洗浄器500とが同時に回転して着脱可能接続機構903-3を介して接続を行う場合、製造コストを抑えるために、接続強度を確保することを条件として接続固定機構903-3-1と電気継手903-3-2または水継手903-3-3とを一体に設計してもよい。当然ながら、接続強度をさらに強化するために、接続固定機構903-3-1が別個に配置されてもよい。
保管時、接続固定機構903-3-1と、電気継手903-3-2と、水継手903-3-3とが同時に取り外され、次に、可視口腔洗浄器903の先端903-1がその本体903-2から分離され、その後、可視口腔洗浄器903の先端903-1と本体903-2とを別々に保管することができる。使用する必要があるときは、接続固定機構903-3-1と、電気継手903-3-2と、水継手903-3-3とを再接続すればよい。
折り畳み式接続機構903-4は、回転軸接続機構であり、折り畳み式接続機構903-4は回転軸903-4-1と回転軸孔903-4-2とを有し、回転軸903-4-1は回転軸孔903-4-2内で動くことができる。口腔ビューア200の先端200-1が折り畳み式接続機構903-4の回転軸903-4-1を中心に回転すると、口腔ビューア200の先端200-1が口腔ビューア200の本体200-2に対して展開または折り畳まれることができる。口腔ビューア200の先端200-1の回路25-1が、折り曲げ可能な可撓性回路を介して口腔ビューア200の本体200-2の回路25-2に接続される。口腔洗浄器500の先端500-1が折り畳み式接続機構903-4の回転軸903-4-1を中心に回転すると、口腔洗浄器500の先端500-1が口腔洗浄器500の本体500-2に対して展開または折り畳まれることができ、口腔洗浄器500の先端500-1の水路が折り曲げ可能な可撓性水路を介して口腔洗浄器500の本体500-2の水路に接続される。
折り畳み式接続機構903-4は凹凸嵌合接続機構である。口腔ビューア200の先端200-1の回路25-1が、折り曲げ可能な可撓性回路を介して口腔ビューア200の本体200-2の回路に接続される。口腔ビューア200の先端200-1が、合凹凸嵌合機構を介して口腔ビューア200の本体200-2に対して展開または折り畳まれることができる。口腔洗浄器500の先端500-1の水路が折り曲げ可能な可撓性水路を介して口腔洗浄器500の本体500-2の水路に接続され、口腔洗浄器500の先端500-1が凹凸嵌合機構を介して口腔洗浄器500の本体500-2に対して展開または折り畳まれることができる。
折り畳み式接続機構903-4を使用して口腔ビューア200と可視口腔洗浄器903の口腔洗浄器500とが同時に接続されると、可視口腔洗浄器903は可視口腔洗浄器903の先端903-1を折り畳み式接続機構903-4を中心に回転させるだけで折り畳みと展開が可能であって、保管が便利であり、この折り畳みと展開のプロセスはきわめて単純かつ好都合である。
本発明の可視口腔洗浄器903は、口腔洗浄器500と、口腔ビューア200と、接続機構300とを有する。口腔洗浄器500は、スプレーヘッド51と、スプレーガン52と、制御スイッチ53と、圧力容器54と、接続管55と、継手56とを有する。スプレーヘッド51は、スプレーガン52の先端に配置され、制御スイッチ53はスプレーガン52に配置され、圧力容器54内の流体が接続管55と継手56とを通してスプレーガン52に接続される。口腔洗浄器500は、接続機構300を介して口腔ビューア200に取り付けられる。スプレーガン52のスプレーヘッド51は、口腔ビューア200の可視観察システム24の視野内にある。口腔洗浄器500の圧力容器54は、加圧器54-1と、ハウジング54-2と、流体収容空間54-3とを有する。加圧器54-1によって流体圧力が増大させられ、制御スイッチ53がオンにされ、スプレーガン52のスプレーヘッド51から水が噴射され、ユーザは直視状態で歯および口腔を清掃することができ、清掃プロセスの画像および映像の記録を行うことができる。
本発明の可視口腔洗浄器903は使用が好都合であり、歯間と歯肉と歯冠と口腔粘膜とをはっきり見るために使用することができ、食物残渣の位置をリアルタイムで観察するためと直視状態で食物残渣を清掃するためにも使用することができる。
本発明の可視歯ブラシは、以下の特徴を有する。
可視歯ブラシは、可視歯ブラシ904が歯ブラシ600と、口腔ビューア200と、接続機構300とを有し、
A.歯ブラシ600は、ブラシヘッド61と、ブラシロッド62と、取り付け基部63とを有し、歯ブラシ600のブラシヘッド61は少なくとも1つのブラシ毛61-1を有し、ブラシヘッド61はブラシロッド62の先端に配置され、取り付け基部63はブラシロッド62の後端に配置され、
B.口腔ビューア200は、ハウジング21と、電源システム22と、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、スイッチ26とを有し、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、電源システム22とはハウジング21の内部ハウジング21の内部に取り付けられ、スイッチ26はハウジング21に取り付けられ、照明システム23と、可視観察システム24と、電源システム22と、スイッチ26とは回路システム25を介して接続され、
C.歯ブラシ600は接続機構300を介して口腔ビューア200に取り付けられることを特徴とする。
ブラシヘッド61は、ブラシロッド62と一体に形成するように一体製造によってブラシロッド62の先端にブラシ毛61-1を直接、植毛してよく、ブラシロッド62の先端に着脱可能に接続されてもよい。
使用時には、接続機構300を介して歯ブラシ600が口腔ビューア200に取り付けられ、歯ブラシ600のブラシヘッド61が口腔ビューア200の可視機能を使用して直視状態で口腔を清掃するために使用され、したがって清掃プロセスがきわめて好都合であり、特に口腔内の奥側の場合、口腔ビューア200の可視機能を使用することによって、ユーザは清掃位置が完全に清掃されているかを明確に知ることができる。さらに、可視歯ブラシは、歯と歯肉との間の食物残渣を清掃するためにも特に適しており、それによって的確な清掃が実施される。
ブラシヘッド61は、口腔ビューア200の可視観察システム24の視野内にあり、したがって、清掃された位置と歯ブラシヘッド61の清掃効果とを可視観察システム24を通して明瞭に可視することができる。
ブラシヘッド61とブラシロッド62との間の内角βは90°ないし170°の範囲内にある。ブラシヘッド61が口腔ビューア200の可視観察システム24の視野内に確実に入ることができるようにするために、ブラシヘッド61とブラシロッド62との間の内角βは一般に90°より大きく、可視効果を確実にするために、ブラシヘッド61とブラシロッド62との間の内角は一般に600°ないし150°に制御される。
歯ブラシ600のブラシヘッド61とブラシロッド62との間には、人間の口腔の要件に合う湾曲部61-4がある。口腔の深い位置を清掃するときは、ブラシヘッド61とブラシロッド62との間の、人間の口腔の要件に合う湾曲部61-4が、ブラシヘッド61を口腔の深い清掃位置まで便利に届けることができる。
歯ブラシ600の取り付け基部63は、口腔ビューア200との接続のために使用される位置決めブロック32を備える。
接続機構300は着脱可能な機械式接続機構である。接続機構300は独立の構成であってよく、歯ブラシ600に配置されてよく、または口腔ビューア200に配置されてもよい。あるいは、接続機構300は、着脱可能な機械式接続機構の一部を歯ブラシ600に配置し、他の部分を口腔ビューア200に配置することによって形成される組み合わせ型機械式接続機構であってもよい。着脱可能な機械式接続機構は、ユーザが歯ブラシ600を交換するのに便利であり、したがって使用プロセスがより好都合かつ衛生的であり、ユーザの使用コストが節約される。
機械的接続機構は、凹凸嵌合接続、スライドスロット接続、ピン接続、キー接続、ねじ込み接続、ねじ接続、バックル接続、フック接続または締り嵌め接続を有する。当業者は本特許の保護範囲から逸脱することなく、本発明で開示されている技術的解決策に従って様々な特定の製品設計を行うことができる。
口腔ビューア200のハウジング21は、位置決めスロット35と締め付けブロック36とを備え、歯ブラシ600の位置決めブロック32は位置決めスロット35にはめ込まれることができ、締め付けブロック36は歯ブラシ600の取り付け基部63が後方にスライドするのを防止することができ、位置決めブロック32と、位置決めスロット35と、締め付けブロック36との連係が接続機構300を構成する。
可視観察システム24はカメラシステム24-1であり、カメラシステム24-1は、カメラ24-1-1と、データ処理および出力システム24-1-2と、回路システム25と、電源システム22とを有する。
カメラシステム24-1のデータ処理および出力システム24-1-2によって出力される映像データを、有線接続方法または無線接続方法で表示装置24-1-3に表示することができ、表示装置24-1-3は、スマートフォン24-1-31、コンピュータ24-1-32、液晶表示装置24-1-33またはテレビ24-1-34を有する。
使用時には、カメラ24-1-1が清掃プロセスの画像および映像の記録を行うことができ、データ処理および出力システム24-1-2によって出力される映像データを表示装置24-1-3にリアルタイムで表示することができ、ユーザは、どの位置が清掃されたか、およびどの位置がまだ清掃されていないかを明瞭に見るために、表示装置24-1-3に表示される清掃プロセスのリアルタイム画像を通して清掃プロセスをリアルタイムで見るだけでよい。
照明システム23はカメラ24-1-1の周囲に配置される。
照明システム23はLED照明システム23-1を採用する。
カメラ24-1-1は照明システム23の熱影響域内にあり、照明システム23が発生する熱によってカメラ24-1-1を加熱することができ、それによって使用中にカメラ24-1-1が曇りを生じることを抑制する。
照明システム23が発生する熱は、カメラ24-1-1の温度を35℃ないし45℃に上昇させることができる。
ハウジング21は、カメラ24-1-1近傍のハウジング21-5の熱放散能力と照明システム23が発生する熱との間の動的熱平衡を生じさせることができ、それによってカメラ24-1-1と装着された防水レンズ24-1-4との温度が35℃ないし45℃の範囲内に維持され、それによって曇り止めの目的が達成される。
LED照明システム23-1の照度を強め、カメラ24-1-1周囲の動的熱平衡を必要なレベルに達するように制御し、カメラ24-1-1およびその周囲の温度が必要な温度範囲内に確実に維持されるようにするために、必要に応じて4個、6個または8個のLEDライトなど複数のLEDライトをカメラ24-1-1の周囲に配置してもよい。一方では、複数のLEDライトは、LED照明システム23-1の照度を強め、カメラ24-1-1の撮影プロセスの鮮明度を向上させ、他方では、LED照明システム23-1のLEDライトが発生する熱が、カメラ24-1-1近傍のハウジング21-5による熱放散後のカメラ24-1-1とその装着防水レンズ24-1-4との温度を35ないし45℃に維持することができ、それによって曇り止めの目的が達成される。
カメラ24-1-1の先端は防水レンズ24-1-4を備え、防水レンズ24-1-4に曇り止めコーティングが施される。防水レンズ24-1-4に曇り止めコーティングが施された後は、防水レンズ24-1-4の先端に小量の水蒸気が形成されて防水レンズ24-1-4の表面に結露を形成したとしても、水滴の形態では存在せず、透明な水膜となり、カメラ24-1-1の前面における霧現象を形成することができず、それによって曇り止め効果をさらに向上させる。
口腔ビューア200は防水設計を採用する。口腔ビューア200は防水設計を採用するため、ユーザは本発明の可視歯ブラシを使用プロセス中に適時に清掃することができ、防水設計は、水または人間の導電性分泌物が口腔ビューア200に入ることによる、使用プロセス中のハウジング21の内部ハウジング21の内部の電源システム22、照明システム23、可視観察システム24、回路システム25、またはスイッチ26の機能に及ぼす影響を回避することもできるため、使用プロセスがより好都合かつ安全になる。
本発明の可視歯ブラシは、歯ブラシ600と、口腔ビューア200と、接続機構300とを有する。歯ブラシ600は、ブラシヘッド61と、ブラシロッド62と、取り付け基部63とを有し、取り付け基部63は位置決めブロック32を備える。口腔ビューア200のハウジング21は、位置決めスロット35と締め付けブロック36とを備える。歯ブラシ600の位置決めブロック32は、位置決めスロット35にはめ込まれることができ、締め付けブロック36は、歯ブラシ600の取り付け基部63が後方にスライドするのを防止することができる。位置決めブロック32と、位置決めスロット35と、締め付けブロック36との連係が接続機構300を構成する。歯ブラシ600と口腔ビューア200とは、接続機構300を介して着脱可能に接続される。口腔ビューア200は照明システム23と可視観察システム24とを有し、可視映像を表示装置24-1-3に有線方法または無線方法で送信するため、本発明の可視歯ブラシを使用することによって、ユーザは直視状態で口腔を清掃することができ、清掃プロセスと清掃後の効果とを可視することができ、画像または映像の記録を行うことができる。
本発明の着脱可能可視歯間ブラシは、着脱可能可視歯間ブラシ905が組み込み歯間ブラシ701と、口腔ビューア200と、接続機構300とを有し、
A.組み込み歯間ブラシ701は、ブラシ本体71と送り込み装置72とを有し、ブラシ本体71は送り込み装置72の先端のエルボ管72-1-1の内部に可動に配置され、
B.口腔ビューア200は、ハウジング21と、電源システム22と、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、スイッチ26とを有し、照明システム23と、可視観察システム24と、電源システム22とはハウジング21の内部ハウジング21の内部に取り付けられ、スイッチ26はハウジング21に取り付けられ、照明システム23と、可視観察システム24と、電源システム22と、スイッチ26とは回路システム25を介して接続され、
C.組み込み歯間ブラシ701は、接続機構300を介して口腔ビューア200に着脱可能に取り付けられることを特徴とする。
本発明の中核は、2つの独立したユニットである組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200とが、接続機構300を介して互いに柔軟に組み付けられることにある。2つの独立ユニットは、歯間を清掃するために片手操作により操作されるように互いに組み付けられてよく、2つの独立ユニットは分離されてもよく、口腔ビューア200が可視のために一方の手で保持され、組み込み歯間ブラシ701が歯間を清掃するために他方の手で保持され、したがって、2つの独立ユニットは携帯と組み立てが便利であり、使用に柔軟性がある。
接続機構300は着脱可能な機械式接続機構であり、独立の構成であってよく、または、組み込み歯間ブラシ701ないし口腔ビューア200に配置されてもよい。
接続機構300は独立の構成であってよく、組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200とにそれぞれ接続されて、組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200とを一体に接続する。接続機構300と組み込み歯間ブラシ701とは、一体にまたは口腔ビューア200内に製造されて、その後、口腔ビューア200または組み込み歯間ブラシ701に接続されて一体に形成されてもよい。接続の種類にかかわらず、最終目標は組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200との着脱可能接続を実現することである。したがって、接続機構300が組み込み歯間ブラシ701または口腔ビューア200のうちの一方との着脱可能機械的接続を実現する限り、組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200との着脱可能接続が実現可能である。
機械的接続機構は、凹凸嵌合接続、スライドスロット接続、ピン接続、キー接続、ねじ込み接続、ねじ接続、バックル接続、フック接続または締り嵌め接続などであってよい。当然ながら、当業者は本願の保護範囲から逸脱することなく、他の機械的接続方法を選択することができる。
組み込み歯間ブラシ701のブラシ本体71は、作用部71-1と接続体72とを有する。作用部71-1は接続体72の先端に配置される。送り込み装置72は、ガイドヘッド72-1とスライド機構72-2とを有し、ガイドヘッド72-1は送り込み装置72の先端721に配置される。ガイドヘッド72-1はエルボ管72-1-1を有し、エルボ管72-1-1の出口72-1-2がガイドヘッド72-1の端部72-1-3に配置され、ブラシ本体71がエルボ管72-1-1内に取り付けられ、ブラシ本体71の作用部71-1はエルボ管72-1-1内でスライド可能であり、ブラシ本体71の接続体72は送り込み装置72のスライド機構72-2に取り付けられ、スライド機構72-2の動きがブラシ本体71の作用部71-1を駆動してエルボ管72-1-1内でスライドさせ、スライド機構72-2を駆動することによってブラシ本体71の作用部71-1がガイドヘッドの端部でエルボ管の出口72-1-2から突出することができる。
組み込み歯間ブラシ701のスライド機構72-2は、歯間ブラシ接続機構72-2-1とスライドブロック72-2-2とを有し、歯間ブラシ接続機構72-2-1はスライドブロック72-2-2に配置され、歯間ブラシの接続体72と歯間ブラシ接続機構72-2-1とが接続され、スライドブロック72-2-2は、ブラシ本体71を駆動してエルボ管72-1-1内で往復させるように押したり引いたりすることができ、それによって歯間ブラシの作用部71-1がガイドヘッド72-1の端部でエルボ管出口72-1-2から突出したり引っ込んだりする。
組み込み歯間ブラシ701はブラシ本体71が送り込み装置72のガイドヘッド72-1のエルボ管72-1-1内に組み込まれた構造を採用しているため、ガイドヘッド72-1が歯間と位置合わせされた後、弾性材料からなるブラシ本体71の作用部71-1が、送り込み装置72のスライド機構72-2を押してブラシ本体71の作用部71-1を駆動して、ブラシ本体71の作用部71-1がエルボ管72-1-1の湾曲部に沿って自動的に曲がり、歯間と位置合わせされて歯間に入るようにし、送り込み装置72のスライド機構72-2のスライドブロック72-2-2が前後に押されたり引き戻されたりし、それによって歯間ブラシの作用部71-1が歯間内で往復して歯間を清掃する。送り込み装置72は好適な剛性を有するため、送り込み装置72のガイドヘッド72-1のエルボ管出口72-1-2が歯間と位置合わせされた後は、押し出されるブラシ本体71の作用部71-1が直接、歯間に入る。送り込み装置72のガイドヘッド72-1のエルボ管出口72-1-2がほとんど歯間に付けられそうであり、歯間にきわめて近く、歯間ブラシの作用部71-1が容易に曲がることができないため、ブラシ本体71の力の伝導が著しく強化され、ブラシ本体71の操作性が向上し、それによって従来技術における歯間ブラシが臼歯の間の隙間を清掃する際に曲がりやすく、歯肉を傷つけやすいという欠陥が回避される。
接続機構300は組み込み歯間ブラシ701のガイドヘッド72-1に配置され、接続機構300は位置決めブロック32を有する。
接続機構300と組み込み歯間ブラシ701のガイドヘッド72-1とは、接続を実現するように一体に製造されるか、互いに接着されるか、または着脱可能に接続されてもよい。
口腔ビューア200のハウジング21は、組み込み歯間ブラシ701のスライドブロック72-2-2の往復運動を可能にするためのスライドスロット211-2と、接続機構300を固定することができる位置決めスロット35とを備える。
組み込み歯間ブラシ701のスライド機構72-2のスライドブロック72-2-2は、アーチ形ハウジング72-2-21を有し、アーチ形ハウジング72-2-21の内側にガイドブロック72-2-22を備え、ガイドブロック72-2-22は口腔ビューア200のスライドスロット211-2内で往復することができる。
スライドブロック72-2-2を便利に押して動かすために、アーチ形ハウジング72-2-21は滑り止め線を備えてもよい。アーチ形ハウジング72-2-21がわずかに押し下げられると、ガイドブロック72-2-22が口腔ビューア200のスライドスロット211-2にはめ込まれることができ、アーチ形ハウジング72-2-21が前後に押されると、スライドブロック72-2-2が、ガイドブロック72-2-22の誘導作用により口腔ビューア200のスライドスロット211-2に沿って前後に便利にスライドすることができる。
接続機構300の位置決めブロック32は、逆T字形位置決めブロック32-1である。逆T字形位置決めブロック32-1は、接続機構300の下に配置される。口腔ビューア200のハウジング21は固定機構211を備え、固定機構211は、位置決めスロット35と、スライドスロット211-2と、締め付けブロック36とを有する。T字形位置決めブロック32-1は、位置決めスロット35に着脱可能にはめ込まれ、上方へ跳ねている締め付けブロック36が、接続機構300が後退するのを防止することができ、組み込み歯間ブラシ701が誤って口腔ビューア200から外されるのを防止することができ、締め付けブロック36を押し下げると同時に接続機構300を後方に引くことによってのみ、接続機構300を口腔ビューア200から外すことができる。
取り付け時、接続機構300が組み込み歯間ブラシ701の送り込み装置72のガイドヘッド72-1の適切な位置に固定され、組み込み歯間ブラシ701のブラシ本体71が、送り込み装置72のスライドブロック72-2-2に接続され、ブラシ本体71が送り込み装置72のガイドヘッド72-1のエルボ管72-1-1内に取り付けられ、スライドブロック72-2-2が前方に押されて接続機構300と組み込み歯間ブラシのスライドブロック72-2-2とを接合する。
次に、組み込み歯間ブラシ701と接続機構300とが、口腔ビューア200のハウジング21の位置決め端部212に沿って口腔ビューア200のハウジング21の固定機構211に下方に収まる。組み込み歯間ブラシ701と接続機構300とが押し下げられ、組み込み歯間ブラシ701のスライドブロック72-2-2のアーチ形ハウジング72-2-21の内側のガイドブロック72-2-22が、口腔ビューア200のスライドスロット211-2にはめ込まれ、一方、締め付けブロック36が押し下げられ、逆T字形位置決めブロック32-1が口腔ビューア200の位置決めスロット35内に入る。
スライドブロック72-2-2と組み込み歯間ブラシ701のブラシ本体71とが静止状態に保たれている状態で、接続機構300が前方に押され、それによって、締め付けブロック36が上に跳ねて接続機構300の後端に当接するまで接続機構300の逆T字形位置決めブロック32-1が口腔ビューア200の位置決めスロット35にはめ込まれ、これによって接続機構300が所定の位置に取り付けられ、それによって組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200との確実な接続が達成される。
組み込み歯間ブラシ701を取り外す必要があるときは、接続機構300が力によって後方に動かされ、それによって締め付けブロック36が押し下げられ、接続機構300が後方に動くことができ、T字形位置決めブロック32-1と位置決めスロット35との間の接続が解除されるまで逆T字形位置決めブロック32-1が位置決めスロット35から引き出され、それによって組み込み歯間ブラシ701が口腔ビューア200から取り外される。
逆T字形位置決めブロック32-1が逆T字形構造を採用しているため、T字形位置決めブロック32-1が位置決めスロット35にはめ込まれると、逆T字形構造の底部と位置決めスロット35とが凹凸嵌合構造を形成することができ、それによって接続機構300の垂直方向の動きが実質的に制限され、使用中に組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200とが垂直方向に離れるのをさらに防止する。一方、締め付けブロック36は接続機構300の後端に配置される。締め付けブロック36が持ち上げられると、締め付けブロック36の最上部が接続機構300の尾端よりも高いため、接続機構300が後方に動くのを実質的に防止することができ、接続機構300が意識的かつ強制的に後方に動かされたときのみ、接続機構300を締め付けブロック36の誘導面に沿って引き出した後で口腔ビューア200から外すことができ、それによって、接続機構300が後方に容易に動くことができるために組み込み歯間ブラシ701が口腔ビューア200から誤って外されるのを実質的に防止する。
接続機構300の位置決めブロック32は円弧状位置決めブロック32-2である。円弧状位置決めフック32-2は位置決め溝32-2-1を有し、口腔ビューア200内の位置決めスロット35が、位置決め溝32-2-1と合致される位置決め凸状段211-1-1を有する。円弧状位置決めフック32-2は位置決めスロット35にはめ込まれて凹凸嵌合を形成し、それによって接続機構300の垂直方向の動きを制限し、位置決め凸状段211-1-1が位置決め溝32-2-1にはめ込まれ、それによって接続機構300の前方および後方への動きを制限する。
取り付け時、組み込み歯間ブラシ701と接続機構300とが上述のように取り付けられた後、組み込み歯間ブラシ701のスライドブロック72-2-2が口腔ビューア200のハウジング21の内部ハウジング21の内部のスライドスロット211-2と位置合わせされ、接続機構300の円弧状位置決めフック32-2が口腔ビューア200のハウジング21の内部ハウジング21の内部の位置決めスロット35と位置合わせされ、組み込み歯間ブラシ701と接続機構300とが押し下げられ、それによって組み込み歯間ブラシ701のスライドブロック72-2-2のアーチ形ハウジング72-2-21の内側のガイドブロック72-2-22が口腔ビューア200のスライドスロット211-2にはめ込まれ、接続機構300の円弧状位置決めフック32-2が位置決めスロット35にはめ込まれて凹凸嵌合を形成し、それによって接続機構300の垂直方向の動きを制限し、接続機構300は、口腔ビューア200の位置決め凸状段211-1-1が接続機構300の位置決め溝32-2-1にはめ込まれるまで前方にスライドさせられ、それによって接続機構300の前方および後方への動きを制限する。組み込み歯間ブラシ701を取り外す必要があるときは、接続機構300が力により後方に動かされ、それによって接続機構300の位置決め溝32-2-1が口腔ビューア200の位置決め凸状段211-1-1から外され、接続機構300は口腔ビューア200の位置決めスロット35に沿って後方に連続してスライドされ、その後接続機構300を口腔ビューア200から外すことができる。
円弧状位置決めフック32-2と位置決めスロット35との間と、位置決め凸状段211-1-1と位置決め溝32-2-1との間に形成される二重凹凸嵌合接続方法は、接続機構300と口腔ビューア200との有効な接続および固定を実現することができる。
接続機構300は口腔ビューア200に配置され、接続機構300は接続リング32-3であり、組み込み歯間ブラシ701は接続リング32-3の取り付け孔32-3-1を通過し、それによって組み込み歯間ブラシ701が口腔ビューア200に固定される。凹凸嵌合接続方法と比較すると、接続リング32-3のリング構造は、組み込み歯間ブラシ701が垂直方向に口腔ビューア200から分離されるのをより有効に防止することができ、したがってより確実で信頼性が高い。
接続機構300は囲繞アーム32-4であり、組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200とが囲繞アーム32-4を介して互いに着脱可能に接続される。囲繞アーム32-4は、組み込み歯間ブラシ700に配置されてよく、次に口腔ビューア200を取り囲んで両者の着脱可能接続を実現してもよく、口腔ビューア200に配置され、次に組み込み歯間ブラシ701を取り囲んで両者の着脱可能接続を実現してもよい。
可視観察システム24はカメラシステム24-1であり、カメラシステム24-1は、カメラ24-1-1と、データ処理および出力システム24-1-2と、回路システム25と、電源システム22とを有する。
カメラシステム24-1のデータ処理および出力システム24-1-2によって出力される映像データを有線接続方法または無線接続方法で表示装置24-1-3に表示することができ、表示装置24-1-3は、スマートフォン24-1-31、コンピュータ24-1-32、液晶表示装置24-1-33またはテレビ24-1-34を有する。
照明システム23はカメラ24-1-1の周囲に配置される。
本発明の着脱可能可視歯間ブラシ905は、組み込み歯間ブラシ701と、口腔ビューア200と、接続機構300とを有する。組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200とは、接続機構300を介して互いに着脱可能に接続される。接続機構300は、着脱可能な機械式接続機構であり、独立の構成であってよく、または組み込み歯間ブラシ701上または口腔ビューア200に配置されてもよい。本発明の着脱可能可視歯間ブラシは、ユーザの使用習慣および好みに応じて自由に組み合わせてよく、組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200とは、片手で操作して歯間を清掃するように接続機構300を介して互いに柔軟に組み立てられ、両者は分離されてもよく、可視を行うために口腔ビューア200が一方の手で保持され、歯間を清掃するために組み込み歯間ブラシ701が他方の手で保持され、したがって着脱可能可視歯間ブラシ905は携帯および組み立てが便利であり、使用に柔軟性がある。
本発明の上述の特徴および利点と本発明のその他の特徴および利点は、以下、好ましい実施形態の詳細な説明を図面とともに読めば、より明確にわかるであろう。
以下、添付図面に例が示されている実施形態について詳細に言及する。以下の詳細な説明では、本明細書に記載の対象物を十分に理解することができるように多くの特定の詳細が記載されている。しかし、対象物はこれらの特定の詳細がなくても実装可能であることが、当業者にはわかるであろう。他の例では、実施形態の態様が無用に不明瞭にならないように、周知の方法、手順、構成、および回路については詳細には説明していない。
本発明は、可視デンタルフロス、および/または可視口腔鉗子、および/または可視口腔洗浄器、および/または可視歯ブラシ、および/または着脱可能可視歯間ブラシを有する多機能可視口腔清掃器具に関する。デンタルフロス、および/または口腔鉗子、および/または口腔洗浄器、および/または歯ブラシ、および/または歯間ブラシは、接続機構を介して口腔ビューアに接続される。スマートフォンまたはタブレットコンピュータを使用して、デンタルフロス、口腔鉗子、口腔洗浄器、歯ブラシまたは歯間ブラシと歯間の隙間とを明瞭に見ることができ、それによって使用時に歯間を直視状態で便利に清掃および処置することができ、歯間の清掃効果をリアルタイムで観察および記録することができる。
実施形態1:本発明による凹凸嵌合型可視デンタルフロス
図1ないし図4-1に示すように、本実施形態の可視デンタルフロス901は、デンタルフロス100と、口腔ビューア200と、接続機構300とを有する。
デンタルフロス100は、フロス11と、ブラケット12と、取り付け基部13とを有し、デンタルフロス100のフロス11の両端はそれぞれ、ブラケット12の左アーム12-1と右アーム12-2とに固定され、ブラケット12は取り付け基部13に配置される。
口腔ビューア200は、ハウジング21と、電源システム22と、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、スイッチ26とを有し、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、電源システム22とはハウジング21の内部ハウジング21の内部に取り付けられ、スイッチ26はハウジング21に取り付けられ、照明システム23と、可視観察システム24と、電源システム22と、スイッチ26とは回路システム25を介して接続される。
デンタルフロス100は、接続機構300を介して口腔ビューア200に取り付けられる。本実施形態では、デンタルフロス100は接続機構300を介して凹凸嵌合方法で口腔ビューア200に着脱可能に接続される。図2、図2-1、および図3ないし図3-2に示すように、デンタルフロス100の取り付け基部13は貫通孔13-1を備え、口腔ビューア200のハウジングのヘッド21-1は貫通孔13-1にはめ込まれることができる。
図1に示すように、デンタルフロス100のフロス11は、口腔ビューア200の可視観察システム24の視野内にある。したがって、デンタルフロスと歯間の隙間とを明瞭に見ることができ、それによって使用時に歯間を直視状態で便利に清掃および処置することができ、歯間の清掃効果をリアルタイムで観察および記録することができる。
本実施形態では、接続機構300は独立の構成である。図4および図4-1に示すように、接続機構300は、スライドバー30と、位置決めフック31と、左位置決めフック31-1と、右位置決めフック31-2と、位置決めブロック32と、滑り止め凸線34とを有する。位置決めフック31と、左位置決めフック31-1と、右位置決めフック31-2とは、スライドバー30の先端に配置され、位置決めフック31は中央にあり、左位置決めフック31-1と右位置決めフックとが両側に配置される。位置決めブロック32はスライドバー30の中央に配置される。滑り止め凸線34はスライドバー30の尾端に配置される。位置決めブロック32は、口腔ビューア200のハウジング21の位置決めスロット35内に取り付けられ、口腔ビューア200のハウジング21の締め付けブロック36がスライドバー30を押さえ、それによって接続機構300が口腔ビューア200のハウジング21に着脱可能に取り付けられて固定され、、口腔ビューア200のハウジング21のヘッド21-1はデンタルフロス100の取り付け基部の貫通孔13-1にはめ込まれ、接続機構300の位置決めフック31は取り付け基部の位置決め溝13-2にはめ込まれ、左位置決めフック31-3と右位置決めフック31-2とが左側と右側から口腔ビューア200のハウジング21のヘッド21-2を取り囲む。
図1および図2に示すように、取り付け時、まず、接続機構300の位置決めブロック32が口腔ビューア200のハウジング21の位置決めスロット35にはめ込まれ、口腔ビューア200のハウジング21の締め付けブロック36がスライドバー30の尾端に接して持ち上げられるまで接続機構300のスライドバー30が前方にスライドされ、このとき、接続機構300を口腔ビューア200に取り付けて接続するように、左位置決めフック31-1と右位置決めフック31-2とが左側と右側から口腔ビューア200のハウジング21のヘッド21-1を取り囲む。滑り止め凸線34がスライドバー30の尾端に配置され、それによって摩擦力が増し、接続機構300を取り付けたり取り外したりするのが便利になる。締め付けブロック36と、左位置決めフック31-1と、右位置決めフック31-2との取り囲み作用と、位置決めブロック32と位置決めスロット35との凹凸嵌合との組み合わせにより、接続機構300を口腔ビューア200に有効に確実に接続することができる。
次に、口腔ビューア200のハウジング21のヘッド21-1が、デンタルフロス100の取り付け基部の貫通孔13-1にはめ込まれ、デンタルフロス100を接続機構300に向かって押すことによって、接続機構300の位置決めフック31を接続基部13の位置決め溝13-2にはめ込むことができ、それによって接続および固定が形成される。
取り外し時は、接続機構300の位置決めフック31の最上部が押し下げられて、デンタルフロス100を引っ込め、それによって接続機構300とデンタルフロス100との凹凸嵌合を解除することができる。接続機構300を口腔ビューア200からさらに取り外す必要があるときは、スライドバー30が強制的に後方に動かされ、口腔ビューア200の締め付けブロック36が押し下げられ、接続機構300と口腔ビューア200との接続が完全に解除されるまで接続機構300の位置決めブロック32が口腔ビューア200の位置決めスロット35から引き出される。
接続機構300の位置決めブロック32は、逆T字形構造を採用しているため、T字形位置決めブロック32が位置決めスロット35にはめ込まれると、逆T字形構造の底部と位置決めスロット35とが凹凸嵌合構造を形成することができ、それによって接続機構300の垂直方向の動きを実質的に制限し、使用中に接続機構300と口腔ビューア200とが垂直方向に沿って離れるのをさらに防止する。一方、口腔ビューア200の締め付けブロック36は、接続機構300の後端に配置される。口腔ビューア200の締め付けブロック36が持ち上げられると、締め付けブロック36の最上部が接続機構300の尾端よりも高いため、接続機構300が後方に移動するのを実質的に防止することができ、接続機構300が故意かつ強制的に後方に移動されたときにのみ、締め付けブロック36の誘導面に沿って引いた後で接続機構300を口腔ビューア200から外すことができ、それによって、接続機構300が容易に後方に移動可能であるためにデンタルフロス100が口腔ビューア200から誤って外されるのを実質的に防止する。
図9および図10に示すように、可視観察システム24はカメラシステム24-1であり、カメラシステム24-1は、カメラ24-1-1と、データ処理および出力システム24-1-2と、回路システム25と、電源システム22とを有する。
カメラシステム24-1のデータ処理および出力システム24-1-2によって出力される映像データを、有線接続方法または無線接続方法で表示装置24-1-3に表示することができ、表示装置24-1-3は、スマートフォン24-1-31、コンピュータ24-1-32、液晶表示装置/テレビ24-1-33またはタブレットコンピュータ24-1-34などを有する。
照明システム6は、カメラ24-1-1の周囲に配置され、一般には照明のためにLEDライトを採用する。
図7ないし図8-1に示すように、口腔ビューア200は防水設計を採用し、密封充電ポート25-3のための密封装置21-4を有する。密封装置21-4は、密封リング21-4-1と、加圧板21-4-2と、スライド板21-4-3とを有する。加圧板21-4-2とスライド板21-4-3とは、相対的に移動可能である。密封リング21-4-1はハウジング21の尾端の密封溝21-4-0内に取り付けられ、加圧板21-4-2は密封リング21-4-1を押圧し、スライド板21-4-3は加圧板21-4-2を着脱可能に圧する。スライド板21-4-3がハウジング21の尾端のスライド板位置決めスロット35-4-4内にスライドすると、スライド板21-4-3は加圧板21-4-2を押圧し、加圧板21-4-2は密封リング21-4-1を押圧して封止を形成し、スライド板21-4-3が外側に押されると、スライド板21-4-3はハウジング21の尾端のスライド板位置決めスロット35-4-4から外され、スライド板21-4-3が持ち上げられ、加圧板21-4-2が駆動されて持ち上げられ、加圧板21-4-2の圧力が解放されて密封充電ポート25-3を露出させ、封止が解除され、口腔ビューア200の充電が可能になる。
口腔ビューア200は防水設計を採用しているため、口腔ビューア200が充電を必要としないときは、スライド板21-4-3がスライド板位置決めスロット35-4-4内にスライドし、密封リング21-4-1が封止を形成し、このとき、口腔ビューア200は良好な防水性を有し、便利に洗浄および清掃することができる。
デンタルフロス100のフロス11は、口腔ビューア200の可視観察システム24の視野内にある。したがって、デンタルフロスと歯間の隙間とを明瞭に見ることができ、それによって使用時に直視状態で歯間を便利に清掃および処置することができるとともに、歯間の清掃効果をリアルタイムで観察することができる。本発明の可視デンタルフロス901は、携帯および組み立てが便利であり、使用の柔軟性がある。
実施形態2:本発明によるねじ込み接続型可視デンタルフロス。
図5ないし図6-1に示すように、本実施形態と実施形態1との相違は、本実施形態の接続機構300がねじ込み接続機構33である点にある。
本実施形態では、デンタルフロス100の取り付け基部13がねじ山13-3を備え、ねじ込み接続機構33はねじ山13と合致され、口腔ビューア200のハウジングのヘッド21-1に配置される。デンタルフロス100を回転させることによって、デンタルフロス100のねじ山13-3をねじ込み接続機構33に取り付けることができ、デンタルフロス100を逆方向に回転させることによって、デンタルフロス100のねじ山13-3をねじ込み接続機構33から取り外すことができる。このとき、取り付け基部13のねじ山13-3はねじ型またはボルト型として設定されてよく、接続機構300のねじ込み接続機構33は対応するナットであり、その逆に、取り付け基部13のねじ山13-3がナット型として設定されてもよく、接続機構300のねじ込み接続機構33は対応するねじまたはボルトである。
デンタルフロス100のねじ山13-3を回転させることによって、デンタルフロス100のフロス11と口腔ビューア200のハウジングのヘッド21-1の中心線との間の内角δを調整することができる。したがって、内角βは、異なる部分の歯の角度に応じて適時に調整することができ、それによってデンタルフロスが便利に歯間に入り、歯間を清掃することができる。
内角δの調整可能性を実装するために、本実施形態ではねじ構造が採用される。当然ながら、内角βの調整は、凹凸嵌合構造、中度締り嵌め構造などの受動機械構造を採用することによって、またはモータの動力伝達などの能動電気制御方法によって実装可能である。
実施形態1と比較すると、本実施形態では、デンタルフロス100のフロス11と口腔ビューア200のハウジングのヘッド21-1の中心線との間の内角δをねじ山13-3を回転させることによって調整することができ、使用時には、異なる歯間角度によりよく適応するように内角δを異なる位置の歯間の角度に応じて適時に調整することができ、したがって使用プロセスがより好都合である。
本願は、デンタルフロス100と口腔ビューア200とが互いに着脱可能に接続される技術的解決策を開示する。この接続方法では、接続機構300は独立の構成であってよく、デンタルフロス100と口腔ビューア200とにそれぞれ接続されてデンタルフロス100と口腔ビューア200とを一体に接続する。接続機構300は、全体がデンタルフロス100または口腔ビューア200とともに製造されてもよく、その後、口腔ビューア200またはデンタルフロス100に接続されて一体に形成してもよい。したがって、接続機構300がデンタルフロス100または口腔ビューア200のうちの一方との着脱可能機械的接続を実現する限り、デンタルフロス100と口腔ビューア200との着脱可能接続が実現可能である。
本願の実施形態は、凹凸嵌合およびねじ込み接続方法の接続機構300を具体的に開示しているに過ぎない。機械的接続機構は、スライドスロット接続、ピン接続、キー接続、ねじ接続、バックル接続、フック接続または締り嵌め接続などであってよい。当然ながら、当業者は本願の保護範囲から逸脱することなく他の機械的接続方法を選択することができる。
さらに、デンタルフロス100と口腔ビューア200とが、接続機構300を介して一体に、互いに着脱不能に接続されてもよい。対応する構造については本願の実施形態では具体的には説明しないが、それらの構造も本願の保護範囲から逸脱しない。
実施形態3:本発明によるスリーブスライドバー型可視口腔鉗子
図11ないし図12-8に示すように、本実施形態の可視口腔鉗子902は、口腔鉗子400と、口腔ビューア200と、接続機構300とを有する。
口腔鉗子400は、顎部41と、開閉機構42と、取り付け基部43とを有する。口腔鉗子400の顎部41は、左アーム41-1と右アーム41-2とを有し、左アーム41-1と右アーム41-2との間に締り嵌め構造が形成され、このような顎部は食物残渣、魚の骨またはその他の口腔異物を把持することができる。顎部41の開閉運動を制御することができる開閉機構42は取り付け基部43に配置される。
本実施形態では、口腔鉗子400の顎部41は弾性材料からなり、外力が加えられていないときには顎部41は開いたままである。顎部41の後端は取り付け基部43に固定され、接続機構300を介して口腔ビューア200と着脱可能に接続される。顎部41の先端は開閉機構42のスリーブ42-2の孔42-2-1を通過する。開閉機構42のプッシュロッド42-1を前方に押すことによって、スリーブ42-2が顎部41の先端に向かって移動し、顎部41の左アーム41-1と右アーム41-2とが挟み合うまで顎部41を閉じ、開閉機構42のプッシュロッド42-1を後方に押すことによって、スリーブ42-2が顎部41の後端に向かって移動し、顎部41の弾性力の作用により顎部41の左アーム41-1と右アーム41-2とが開かれる。
弾性材料は、ポリウレタン材料(PU)、ポリプロピレン材料(PP)、弾性ステンレススチール、形状記憶金属などの、弾性ポリマー材料、弾性金属材料、金属-プラスチック複合弾性材料などを有するがこれらには限定されない医用弾性材料を採用する。
本実施形態の口腔鉗子400の顎部41は弾性医用ステンレススチールまたはチタン-ニッケル形状記憶合金からなる。
図12-3、図12-4、図12-7および図13に示すように、口腔鉗子400の顎部41は、互いに噛み合う咬合歯41-3を備え、それによって咬合力が強化される。
図12-3および図12-4を参照し、図11-5および図11-7に示すように、口腔鉗子400の取り付け基部43は、口腔ビューア200と接続するために使用される位置決めブロック32を備える。
図12-3、図12-4、図12-7、および図12-8に示すように、本実施形態では、本発明の顎部41はまず、汎用加工技術によるチタン-ニッケル形状記憶合金から作られる。次に、顎部41の左アーム41-1と右アーム41-2とが取り付け基部43の先端に対して露出され、外力が加えられていないときに開き状態に維持されるように、金属―プラスチックカプセル化汎用技術の汎用技術により顎部41の尾端が取り付け基部43に固定される。
取り付け基部43はスライドスロット43-2を備え、スライドスロット43-2と開閉機構42のプッシュロッド42-1上のスライドブロック42-1-1とが滑りばめを形成し、スライドブロック43-1-1はスライドスロット43-2に沿ってスライドすることができる。
取り付け基部43は位置決めブロック32を備え、位置決めブロック32は口腔ビューア200のハウジング21の位置決めスロット35にはめ込まれることができ、取り付け基部43はハウジング21の口腔鉗子取り付けスロット21-3にはめ込まれることができ、取り付け基部43の尾端が口腔ビューア200のハウジング21の締め付けブロック36を押さえ、締め付けブロック36によって固定される。
図12-5、図12-6、図12-7および図12-8に示すように、開閉機構42はプラスチックからなり、プラスチック汎用技術により射出成形されてもよい。開閉機構42はプッシュロッド42-1とスリーブ42-2とを有する。スリーブ42-2は孔42-2-1を備え、顎部41が孔42-2-1を通過することができる。プッシュロッド42-1の後端はプッシュブロック42-1-2を備え、プッシュブロック42-1-2は開閉機構42を指で前後に動かすのに好都合である。プッシュブロック42-1-2は、スライドスロット42-1-21を備え、スライドスロット42-1-21は口腔ビューア200のハウジング21の支持リブ板21-2に収まることができる。スライドスロット42-1-21の内側にスライドブロック42-1-22を備え、スライドブロック42-1-22は口腔ビューア200のハウジング21の支持リブ板21-2の外側にある位置決めスライドスロット21-2-1にはめ込まれることができ、位置決めスライドスロット21-2-1に沿って前後にスライドすることができる。
組み立て時、顎部41の先端の左アーム41-1と右アーム41-2とが閉じられ、顎部41の先端がスリーブ42-2の貫通孔42-2-1を通過し、スライドブロック42-1-1がスライドスロット43-2に沿ってスライドされ、開閉機構42が取り付け基部43に取り付けられ、これによって口腔鉗子400の組み立てが完了する。
図11-5、図11-7および図1-3に示すように、口腔ビューア200は、ハウジング21と、電源システム22と、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、スイッチ26とを有し、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、電源システム22とはハウジング21の内部ハウジング21の内部に取り付けられ、スイッチ26はハウジング21に取り付けられ、照明システム23と、可視観察システム24と、電源システム22と、スイッチ26とは回路システム25を介して接続される。
可視観察システム24はカメラシステム24-1であり、カメラシステム24-1はカメラ24-1-1と、データ処理および出力システム24-1-2と、回路システム25と、電源システム22とを有する。
図16および図17に示すように、カメラシステム24-1のデータ処理および出力システム24-1-2によって出力される映像データを有線接続方法または無線接続方法で表示装置24-1-3に表示することができ、表示装置24-1-3は、スマートフォン24-1-31、コンピュータ24-1-32、液晶表示装置24-1-33、テレビ24-1-34または任意のその他の表示装置を有する。
照明システム23はカメラ24-1-1の周囲に配置される。照明を向上させるため、照明の輝度を調整するための追加のLEDライトを口腔ビューア200のハウジング21に配置してもよい。
口腔ビューア200は防水設計を採用し、それによって清掃および操作を容易にする。
口腔鉗子400は、顎部41が口腔ビューア200の可視観察システム24の視野に入るように接続機構300を介して口腔ビューア200に取り付けられ、それによって可視を容易にする。
口腔ビューア200のハウジング21は位置決めスロット35と締め付けブロック36とを備える。口腔鉗子400の位置決めブロック32は位置決めスロット35にはめ込まれることができ、締め付けブロック36は口腔鉗子400の取り付け基部43が後方にスライドするのを防止することができる。位置決めブロック32と、位置決めスロット35と、締め付けブロック36との連係が接続機構300を構成し、位置決めブロック32は位置決めスロット35と合致され、それによって口腔ビューア200のハウジング21での口腔鉗子400の上下左右の動きを制限する。締め付けブロック36は取り付け基部43の尾端を押さえ尾端を押え、それによって取り付け基部43が取り付け基部43の取り付けスロット21-3にはめ込まれ、したがって口腔鉗子400の前方および後方への動きが制限され、それによって口腔鉗子400が口腔ビューア200のハウジング21に取り付けられて固定され、る。締め付けブロック36が押し下げられて取り付け基部43の尾端に対する締め付けブロック36の締め付けの制限作用を解除し、それによって取り付け基部43を後方に引くことができ、口腔鉗子400を口腔ビューア200から取り外すことができる。
さらに、当業者は、本発明で開示されている技術的解決策に従って様々な特定の製品設計を行うことができ、特に、本特許の保護範囲から逸脱することなく口腔鉗子400の形状および構造に関して多くの特定の設計を行うことができる。
例えば、図14および図15に示すように、口腔鉗子400の顎部41は、人間の口腔の要件に合う湾曲部41-4を有し、それによって異物の捕捉を容易にする。
実施形態4:本発明によるヒンジ式可視口腔鉗子
図13、図13-1および図15に示すように、本実施形態では、口腔鉗子400の顎部41はヒンジ構造を採用し、角柱状に配置された4本のピン41-5を備える。顎部41の左アーム41-1と右アーム41-2とは、先端のピン41-5を介してスリーブ42-2上に可動式に取り付けられ、スリーブ42-2は取り付け基部43に配置され、接続機構300を介して口腔ビューア200に着脱可能に接続される。顎部41の左アーム41-1の後端と右アーム41-2の後端とは、それぞれ、左側と右側でピン41-5を介して左アーム接続ロッド41-1-1と右アーム接続ロッド41-2-1とに可動式に接続される。左アーム接続ロッド41-1-1の後端と右アーム接続ロッド41-2-1の後端が、後端に角柱状に配置されたピン41-5を介して開閉機構42のプッシュロッド42-1の先端に接続される。そして、プッシュロッド42-1が後方に押されると、顎部41の左アーム41-1と右アーム41-2とがピン41-5を中心に回転し、顎部41の左アーム41-1と右アーム41-2とが挟み合うまで閉じられ、プッシュロッド42-1が前方に押されると顎部41の左アーム41-1と右アーム41-2とがピン41-5を中心に回転し、顎部41の左アーム41-1と右アーム41-2とが開かれる。
本実施形態のヒンジ式可視口腔鉗子400を接続機構300を介して口腔ビューアのハウジング21に着脱可能に取り付けるステップは、実施形態1と基本的に同じであり、ここでは繰り返さない。
さらに、実施形態では、本発明の口腔鉗子400がプッシュプル方法で開閉するように制御される本発明の可視口腔鉗子の2つの特定の構造のみを挙げている。口腔鉗子400の開閉を制御するためのボタン型開閉機構の採用も、よい実践的選択肢である。ボタンが押し下げられると、口腔内の異物を捕捉するように口腔鉗子400の顎部が閉じられることができ、ボタンが放されると、口腔鉗子400の顎部が自然に開くことができ、それによって異物の捕捉が容易になる。
口腔鉗子400の開閉機構42は、スリーブスライドバー開閉機構、ヒンジ式開閉機構、レバー制御開閉機構、ボタン制御開閉機構、ばね制御開閉機構、プッシュプル制御開閉機構または回転制御開閉機構を有するがこれらには限定されない。当業者は、本特許の保護範囲から逸脱することなく、本発明で開示されている技術的解決策に従って様々な特定の製品設計を行うことができる。
接続機構300は着脱可能な機械式接続機構である。接続機構300は独立の構成であってよく、口腔鉗子400、または口腔ビューア200に配置されてよい。あるいは、接続機構300は、着脱可能な機械式接続機構の一部を口腔鉗子400に配置し、他の部分を口腔ビューア200に配置することによって形成される組み合わせ型機械式接続機構であってもよい。
機械的接続機構は、凹凸嵌合接続、スライドスロット接続、ピン接続、キー接続、ねじ込み接続、ねじ接続、バックル接続、フック接続、締り嵌め接続または任意のその他の接続機構を有する。当業者は、本特許の保護範囲から逸脱することなく、本発明で開示されている技術的解決策に従って様々な特定の製品設計を行うことができる。
本発明の可視口腔鉗子902は、口腔鉗子400と、口腔ビューア200と、接続機構300とを有する。口腔鉗子400は、顎部41と、開閉機構42と、取り付け基部43とを有する。口腔鉗子400の顎部41は、左アーム41-1と右アーム41-2とを有し、左アーム41-1と右アーム41-2との間に挟合締付構造が形成される。顎部41の開閉動作を制御可能な開閉機構42が、取り付け基部43に配置される。口腔鉗子400と口腔ビューア200とは、接続機構300を介して互いに着脱可能に接続される。口腔ビューア200は照明システム23と可視観察システム24とを有し、有線方法または無線方法で可視映像をスマートフォンまたは任意のその他の表示装置に送信するため、本発明の可視口腔鉗子902を使用して、食物残渣、魚の骨またはその他の異物を口腔から直視状態で安全かつ便利に取り出すことができ、ユーザは取り出しプロセスと取り出し後の効果とを可視することができ、画像または映像の記録を行うことができる。
実施形態5:本発明による可視口腔洗浄器
図18ないし図22-3に示すように、本実施形態の可視口腔洗浄器903は、口腔洗浄器500と、口腔ビューア200と、接続機構300とを備える。
口腔洗浄器500は、スプレーヘッド51と、スプレーガン52と、制御スイッチ53と、圧力容器54と、接続管55と、継手56とを有する。スプレーヘッド51はスプレーガン52の先端に配置され、スプレーガン52内の流体を制御することができる制御スイッチ53はスプレーガン52に配置され、圧力容器54内の流体は接続管55と継手56とを介してスプレーガン52に接続される。
口腔ビューア200は、ハウジング21と、電源システム22と、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、スイッチ26とを有し、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、電源システム22とはハウジング21の内部ハウジング21の内部に取り付けられ、スイッチ26はハウジング21に取り付けられ、照明システム23と、可視観察システム24と、電源システム22と、スイッチ26とは回路システム25を介して接続される。
口腔洗浄器500は接続機構300を介して口腔ビューア200に取り付けられる。
スプレーヘッド51は、口腔ビューア200の可視観察システム24の視野内にある。したがって、使用中、清掃個所の清掃効果をリアルタイムで観察することができ、使用プロセスがより好都合である。
口腔洗浄器500のスプレーヘッド51は、人間の口腔の要件に合う湾曲部51-2を有する。特に、歯の外側に沿った後側の臼歯を清掃する必要があるときは、この湾曲部51-2によりスプレーヘッド51が臼歯位置に円滑に達することができるようにすることが可能であり、したがって使用プロセスがより快適である。
本実施形態では、制御スイッチ53はスリーブスライドバー開閉機構を採用し、制御スイッチ53は伸縮ばね53-1と注水口53-2とを有する。制御スイッチ53が遠端に押されると、伸縮ばね53-1が圧縮され、注水口53-2が開き状態になり、圧力容器54内に収容されている水が圧力の作用で注水口53-2を介してスプレーガン52に流入し、スプレーヘッド51から噴射されて歯および口腔を清掃する。制御スイッチ53が放されると、制御スイッチ53は伸縮ばね53-1の弾性力の作用で近端に移動し、注水口53-2が閉じ状態になり、スプレーガン52のスプレーヘッド51は水を噴射しない。
口腔洗浄器500の制御スイッチ53はまた、ボタン制御開閉機構、または回転制御開閉機構、またはソレノイド式スイッチなどであってよい。当然ながら、当業者は、本特許の保護範囲から逸脱することなく、本発明で開示されている技術的解決策に従ってその他の設計も行うことができる。
口腔洗浄器500のスプレーガン52は、流体を通過させるための流路52-1と、ハウジング52-2と、取り付け基部52-3とを有する。流路52-1はハウジング52-2の内部に配置され、取り付け基部52-3はハウジング52-2に配置され、取り付け基部52-3は、口腔ビューア200と接続可能な位置決めブロック32を有する。
接続機構300は、着脱可能な機械的接続機構である。接続機構300は、独立の構成であってよく、口腔洗浄器500に配置されてよく、または口腔ビューア200に配置されてもよい。あるいは、接続機構300は、着脱可能な機械的接続機構の一部を口腔洗浄器500に配置し、他の部分を口腔ビューア200に配置することによって形成される組み合わせ型機械式接続機構であってもよい。
本実施形態では、機械的接続機構は凹凸嵌合接続である。機械的接続機構は、スライドスロット接続、ピン接続、キー接続、ねじ込み接続、ねじ接続、バックル接続、フック接続または締り嵌め接続などであってよい。当業者は本特許の保護範囲から逸脱することなく本発明で開示されている技術的解決策に従って様々な特定の製品設計を行うことができる。
本実施形態では、口腔ビューア200のハウジング21は、位置決めスロット35と、スプレーガン52に接続可能な締め付けブロック36とを備える。スプレーガン52上の位置決めブロック32が位置決めスロット35にはめ込まれることができ、締め付けブロック36はスプレーガン52の取り付け基部52-3が後方にスライドするのを防止することができ、位置決めブロック32と、位置決めスロット35と、締め付けブロック36との連係が、接続機構300を構成する。
図22-1に示すように、可視観察システム24はカメラシステム24-1であり、カメラシステム24-1は、カメラ24-1-1と、データ処理および出力システム24-1-2と、回路システム25と、電源システム22とを有する。
図25および図26に示すように、カメラシステム24-1のデータ処理および出力システム24-1-2によって出力される映像データを有線接続方法または無線接続方法で表示装置24-1-3に表示することができ、表示装置24-1-3は、スマートフォン24-1-31、またはコンピュータ24-1-32、液晶表示装置24-1-33またはテレビ24-1-34を有する。
照明システム23はカメラ24-1-1の周囲に配置される。照明を向上させるため、照明の輝度を調整するために追加のLEDライトが口腔ビューア200のハウジング21に配置されてもよい。
口腔ビューア200は防水設計を採用し、それによって清掃と操作を容易にする。
口腔洗浄器500の圧力容器54は、加圧器54-1と、ハウジング54-2と、流体収容空間54-3とを有する。流体収容空間54-3の圧力を増大させることができる加圧器54-1はハウジング54-2に取り付けられる。
口腔洗浄器500の圧力容器54は、口腔ビューア200の近端に取り付けることができる。圧力容器54は、口腔ビューア200の近端に着脱可能に取り付けられ、それによって取り付けが容易になる。使用後、圧力容器54を口腔ビューア200の近端から取り外すことができ、それによって保管および携帯が容易になる。当業者は、本特許の保護範囲から逸脱することなく、本発明で開示されている技術的解決策に従って他の設計も行うことができ、圧力容器54を口腔ビューア200の中央または口腔ビューア200の側部など、口腔ビューア200の他の部分に取り付けてもよく、またはスプレーガン52と一体としてもよい。
加圧器54-1は機械式加圧器または電動加圧器である。機械式加圧器は一般に手動による圧力上昇を必要とするが、電動加圧器は、スイッチが押し下げられてオンにされた後は自動圧力上昇を行うことができ、圧力を安定に維持することができる。当業者は、本特許の保護範囲から逸脱することなく、本発明で開示されている技術的解決策に従って他の設計も行うことができる。
本実施形態では、加圧器54-1は手動式加圧器541である。手動式加圧器541は、前部逆止弁541-1と、後部逆止弁541-2と、弁筒541-3と、ピストン541-4と、プッシュロッド541-5と、コアロッド541-6とを有する。前部逆止弁541-1と、後部逆止弁541-2と、ピストン541-4と、コアロッド541-6とは弁筒514-3内に取り付けられる。プッシュロッド541-5の先端はピストン541-4を備え、前部逆止弁541-1はコアロッド541-6の遠端に配置され、後部逆止弁541-2はコアロッド541-6の近端に配置される。プッシュロッド541-5は、ピストン541-4を押して弁筒541-3内を往復させることができる。プッシュロッド541-5が外側に引かれると、前部逆止弁541-1が閉じ状態になり、圧力容器54の流体収容空間54-3内の流体は弁筒541-3内に流入することができず、後部逆止弁541-2が開き状態になり、外部流体が弁筒541-3内に流入することができる。プッシュロッド541-5が内側に押されると、後部逆止め弁541-2が閉じ状態になり、弁筒541-3内の流体が圧縮され、弁筒541-3内の圧力が増大し、圧力の作用により前部逆止弁541-1が開き状態になり、弁筒541-3内の圧縮された流体が前部逆止弁541-1を通って流体収容空間54-3に流入し、このように繰り返すことによって圧力容器54の流体収容空間54-3内の圧力を連続的に上昇させることができる。
前部逆止弁541-1は、前部伸縮ばね541-1-1と、前部逆止ブロック541-1-2と、前部密封リング541-1-3とを有し、前部伸縮ばね541-1-1は、前部逆止ブロック541-1-2の遠端を押さえ、前部密封リング541-1-3は前部逆止ブロック541-1-2の近端に配置される。後部逆止弁541-2は、後部伸縮ばね541-2-1と、後部逆止ブロック541-2-2と、後部密封リング541-2-3とを有し、後部伸縮ばね541-2-1は、後部逆止ブロック541-2-2の遠端を押さえ、後部密封リング541-2-3は後部逆止ブロック541-2-2の近端に配置され、後部逆止ブロック541-2-2は、流体を通すことができる貫通孔541-2-21を備える。
まず、スプレーガン52が口腔ビューア200の前部に取り付けられ、次に、圧力容器54内に水が加えられ、圧力容器54が口腔ビューア200の近端に取り付けられ、圧力容器54とスプレーガン52とが継手56を介して接続管55によって接続され、これによって口腔ビューア200への口腔洗浄器500の取り付け作業が完了する。
使用前に、加圧器54-1によって圧力容器54内の水圧が上げられる。口腔ビューア200の可視観察システム24により、携帯電話などの表示装置で歯または歯間を明瞭に見ることができ、食物残渣に照準を合わせることができる。制御スイッチ53がオンにされ、スプレーガン52のスプレーヘッド51から水が噴射され、直視状態で歯と口腔とを清掃する。
本発明の可視口腔洗浄器903は、口腔洗浄器500と、口腔ビューア200と、接続機構300とを有する。口腔洗浄器500は、スプレーヘッド51と、スプレーガン52と、制御スイッチ53と、圧力容器54と、接続管55と、継手56とを有する。スプレーヘッド51は、スプレーガン52の先端に配置され、制御スイッチ53はスプレーガン52に配置され、圧力容器54内の流体が接続管55と継手56とを介してスプレーガン52に接続される。口腔洗浄器500は、接続機構300を介して口腔ビューア200に取り付けられる。スプレーガン52のスプレーヘッド51は口腔ビューア200の可視観察システム24の視野内にある。口腔洗浄器500の圧力容器54は、加圧器54-1と、ハウジング54-2と、流体収容空間54-3とを有する。圧力容器54内の水圧が加圧器54-1によって上げられ、制御スイッチ53がオンにされ、スプレーガン52のスプレーヘッド51から水が噴射され、ユーザは直視状態で歯および口腔を清掃することができ、清掃プロセスの画像および映像の記録を行うことができる。
本発明の可視口腔洗浄器903は使用が好都合であり、歯間と歯肉と歯冠と口腔粘膜とをはっきり見るために使用することができ、食物残渣の位置をリアルタイムで見るためと、直視状態で食物残渣を清掃するためにも使用することができ、したがって使用プロセスが確実かつ好都合である。
実施形態6:本発明による調整弁を備えた可視口腔洗浄器
図23ないし図23-5に示すように、本実施形態と実施形態1との相違は、本実施形態では、口腔洗浄器500のスプレーガン52のスプレーヘッド51が、噴射される流体の形状および速度を調整することができる調整弁51-1を備える点にある。調整弁51-1は、微細吐水口51-1-1と調整コーン51-1-2とを備え、調整バルブ51-1を回転させることによって調整コーン51-1-2と吐水口51-1-1との間の隙間および対応関係を調整することができ、それによって噴射される水ジェットの形状および速度を調整する。当然ながら、当業者は、本特許の保護範囲から逸脱することなく、本発明で開示されている技術的解決策に従って他の設計を行うこともできる。
さらに、図24に示すように、口腔洗浄器500の圧力容器54は、注水口54-4を備え、注水口54-4は圧力容器54のハウジング54-2に配置され、接続ポート54-41と密封キャップ54-42とを有し、接続ポート54-41の遠端は圧力容器54の流体収容空間54-3と連通し、密封キャップ54-42は、接続ポート54-41に着脱可能に取り付けられる。注水口54-4を加えることによって、圧力容器54内の水が使い果たされた後で、歯のすすぎを行うために圧力容器54に水を便利に補充することができる。
当業者は、本発明で開示されている技術的解決策に従って様々な特定の製品設計を行うことができ、特に、本特許の保護範囲から逸脱することなく口腔洗浄器500の形状および構造に関して多くの特定の設計を行うことができる。
実施形態7:本発明による電動エアコンプレッサを有する可視口腔洗浄器
図27および図27-1に示すように、本実施形態と実施形態1との相違は、本実施形態では、加圧器54-1が電動加圧器542である点にある。
本実施形態では、電動加圧器542は空気電動加圧器542-1であり、空気電動加圧器542-1は電動エアコンプレッサ542-51である。
図27-1に示すように、本実施形態では、電動エアコンプレッサ542-51は、空気吸入口542-51-1と、空気注入管542-51-2と、コンプレッサ542-51-3とを有する。
本実施形態では、圧力容器54内に防水仕切り54-5も配置される。防水仕切り54-5は圧力容器54を2つの独立した空間である流体収容空間54-3と取り付け中間層54-6とに分離する。仕切り54-5は通気孔54-5-1を備え、電動エアコンプレッサ542-51の空気注入管542-51-2の一端はコンプレッサ542-51―3に接続され、他端が通気孔54-5-1を通過した後、空気注入口542-51-21が水面の上方に配置される。取り付け中間層54-6におけるハウジング54-2が吸気孔54-2-1を備え、それによって、電動エアコンプレッサ542-51が動作するときに取り付け中間層54-6に空気を適時に供給することができる。
本実施形態では、電動エアコンプレッサ542-51をより良好に駆動して動作させるように、電源システム22は昇圧装置22-1を備え、電源システム22の電源22-2と加圧器22-1との間に接続基部22-3が配置され、昇圧装置22-1は電源システム22の電圧を上昇させることができる。
本実施形態では、口腔洗浄器500は台座57を備える。昇圧装置22-1は台座57内に取り付けられ、接続基部22-3は台座57上に取り付けられて電源22-2に接続される。
取り付け時は、まず、台座57の下部カバー57-1が取り外され、次にハウジング54-2の底部の位置決めシート54-2-2が取り外される。空気注入管542-51-2のエルボ542-51が取りおろされ、空気注入管542-51-2の直管542-51―23が通気孔54-5-1を通過し、他端がコンプレッサ542-51-3に接続され、コンプレッサ542-51-3が位置決めシート54-2-2に取り付けられて固定され、、位置決めシート54-2-2-がハウジング54-2に再度取り付けられる。昇圧装置22-1は台座57の取り付けスロット54-2内に取り付けられ、下部カバー57-1がその上に置かれる。次に、ハウジング54-2の上部カバー54-2-3が開かれ、空気注入管542-51-2のエルボ542-51-22が直管542-51-23に接続され、上部カバー54-2-3がその上に置かれ、これによって電動エアコンプレッサ542-51の取り付けが完了する。
図27に示すように、動作時、スイッチ26がオンにされると、電源システム22と電動エアコンプレッサ542-51とが接続基部22-3を介して接続され、昇圧装置22-1によって電圧が昇圧された後、電動エアコンプレッサ542-51が動作し、空気吸入口542-51-1から電動エアコンプレッサ542-51内に空気が吸い込まれ、エアコンプレッサ542-51-3によって加圧され、空気注入管542-51-2の空気注入口542-51-21を介して圧力容器54の流体収容空間54-3内に充填され、それによって水圧を上昇させる。制御スイッチ53がオンにされると、加圧された水が流体収容空間54-3の底部に配置された接続管55を介してスプレーガン52に流入し、スプレーヘッド51から噴射されて歯を清掃する。
本実施形態では、電動エアコンプレッサ542-51は圧力容器54の取り付け中間層54-6に取り付けられ、それによって電動エアコンプレッサ542-51を電源システム22に便利に接続することができる。当然ながら、当業者は、電動エアコンプレッサ542-51を圧力容器54内の任意の位置に取り付けることができ、圧力容器54の外部にでも取り付けることができ、空気注入口542-51-21が流体収容空間54-3内の水面の上方に配置されて流体収容空間54-3内の水を加圧することが可能である限り、本特許出願の保護範囲から逸脱しない。
本実施形態では、水を加圧するために電動エアコンプレッサ542-51が採用されているため、実施形態1と比較して、加圧プロセスがより安定し、操作に好都合である。
実施形態8:本発明による水中ポンプを有する可視口腔洗浄器
図28ないし図29-1に示すように、本実施形態と実施形態3との相違は、本実施形態では電動加圧器542が電動水圧器542-2である点である。
本実施形態では、電動水圧器542-2は水中ポンプ542-21である。
水中ポンプ542-21は、注水システム542-21-1と、加押圧しステム542-21-2と、吐水システム542-21-3とを有する。
水中ポンプ542-21は、流体収容空間54-3の下部に取り付けられ、吐水システム542-21-3は接続管55に接続され、電力システム542-3が電源システム22に接続される。そして電源システム22が水中ポンプ542-21に給電した後、加押圧しステム542-21-2が動作して注水システム542-21-1を介して水中ポンプ542-21に流入する流体を加押圧し、加圧された流体が接続管55を介して排水システム542-21-3によって吐出されて歯を洗浄する。
取り付け時、台座57の下部カバー57-1が開かれ、圧力容器54のハウジング54-2の底部の位置決めシート52-2-2が取り外され、水中ポンプ542-21が位置決めシート54-2-2上に取り付けられ、吐水システム542-21-3の吐水口542-21-31が接続管55に接続され、位置決めシート54-2-2がハウジング54-2に取り付けられる。次に、昇圧装置22-1が台座57の取り付けスロット57-2内に取り付けられ、下部カバー57-1がその上に置かれ、これによって水中ポンプの取り付けが完了する。
図28および図28-1に示すように、本実施形態では、スイッチ26は制御スイッチ53である。図29および図29-1に示すように、使用時、水面が注水システム542-21-1の注水口542-21-51を超える必要があり、制御スイッチ53がオンにされると、昇圧装置22-1によって昇圧された電源システム22が加押圧しステム542-21-2を駆動して動作させ、注水システム542-21-1の注水口542-21-51から加押圧しステム542-21-2に水が流入し、加押圧しステム542-21-2が水を加押圧した後、吐水システム54-21-3の吐水口542-21-31から吐出された後で水が接続管55に流入し、接続管55内の加圧された水がスプレーガン52に流入し、スプレーヘッド51から噴射されて歯を洗浄する。
本実施形態では、取り付け空間を分離するための仕切りを追加で配置することなく、水中ポンプ542-21を直接水中に取り付けることができ、したがって圧力容器54は製造がより簡素であり、さらに、加押圧しステム542-21-2に水が直接流入して加圧され、したがって加圧プロセスがより直接的であり、加圧度が流体収容空間54-3の容積の影響を受けず、したがって加圧プロセスがより安定している。
一方、防水と密封とをより良好に行うために、電源システム22は水中ポンプ542-21を動作させるために電磁駆動などの非接触方法で駆動してもよい。
実施形態9:本発明による送水ポンプを有する可視口腔洗浄器
図30ないし図30-1に示すように、本実施形態と実施形態4との相違は、本実施形態では電動水圧器542-2が送水ポンプ542-22である点である。
本実施形態では、送水ポンプ542-22は、ポンプシステム542-22-1と、真空吸引システム542-22-2と、吐水システム542-22-3と、電力システム542-3とを有する。ポンプシステム542-22-1は、ポンプ管543-22-52を有する。電力システム542-3は、スイッチ26と、昇圧装置22-1と、接続基部542-33とを有する。
図30に示すように、吐水システム542-22-3は接続管55に接続され、昇圧装置22-1によって昇圧された電源システム22が送水ポンプ542-22に給電し、真空吸引システム542-22-2が動作してポンプシステム542-22-1を介して流体収容空間54-3内の流体を送水ポンプ542-22内に吸引し、加圧された液体が接続管55を介して吐水システム542-22-3によって吐出され、歯を清掃する。
本実施形態では、実施形態3のように、圧力容器54が防水仕切り54-5も備える。防水仕切り54-5は圧力容器54を2つの独立した空間である流体収容空間54-3と取り付け中間層54-6とに分離し、送水ポンプ542-22が取り付け中間層54-6内に取り付けられる。
本実施形態では、防水仕切り54-5が排水孔54-5-2と吐水孔54-5-3とを備える。
ポンプ管543-22-52のポンプポート542-22-51は、排水孔54-5-2を介して流体収容空間54-3の底部に配置される。接続管55が吐水孔54-5-3を通過し、送水ポンプ542-22の吐出孔542-22-31に接続される。
取り付け時、まず、台座57の下部カバー57-1が取り外され、次にハウジング54-2の底部の位置決めシート54-2-2が取り外される。ポンプ管543-22-52が排水孔54-5-2を通過し、他端が送水ポンプ542-22に接続され、一方、接続管55が吐水孔54-5-3を通過し、送水ポンプ542-22の吐水口542-22-31に接続される。次に、送水ポンプ542-22が位置決めシート54-2-2に取り付けられて固定され、、位置決めシート54-2-2がハウジング54-2に再度取り付けられる。昇圧装置22-1が台座57の取り付けスロット57-2内に取り付けられ、下部カバー57-1がその上に置かれ、これによって送水ポンプ542-22の取り付けが完了する。
本実施形態では、スイッチ26は制御スイッチ53である。動作時、制御スイッチ53がオンにされると、電源システム22が送水ポンプ542-22を駆動して動作させ、ポンプシステム542-22-1のポンプポート542-22-51を介して送水ポンプ542-22の真空吸引システム5432-22-2によって送水ポンプ542-22-2内に水が吸引され、吐水システム542-22-3の吐水口542-22-31から接続管55内に吐出され、加圧された水が接続管55を通ってスプレーガン52に流入し、スプレーヘッド51から噴射されて歯を清掃する。
本実施形態では、送水ポンプ542-52が圧力容器54の取り付け中間層54-6内に取り付けられ、それによって送水ポンプ542-22を電源システム22に便利に接続することができる。当然ながら、当業者は送水ポンプ542-22を圧力容器54内の任意の位置に取り付けることができ、圧力容器54の外部にでも取り付けることができ、ポンプシステム542-22-1のポンプポート542-22-51が流体収容空間54-3内の水の底部に配置されて流体収容空間54-3内の水が送水ポンプ542-22内に吸引されることができ、加圧および吐出されることができる限り、本特許出願の保護範囲から逸脱しない。
実施形態4と比較すると、本実施形態では、送水ポンプ542-22が水から分離されるため、機器が長期間、水につかっていた後で発生する可能性のある有害物質が侵出するのを実質的に防止することができ、したがって長期使用にとってより安全である。
実施形態10:本発明による多機能可視口腔洗浄器
図31ないし図34-2に示すように、本実施形態と実施形態4との相違は、本実施形態ではスプレーヘッド51とスプレーガン52とが可視観察システム24の口腔ビューア200の近傍の位置に組み付けられ、スプレーガン52のスプレーヘッド51によって噴射される水ジェットが可視観察システム24の視野内にある点である。
図31ないし図34-2に示すように、本実施形態では、口腔ビューア200の先端は歯間ブラシ700、デンタルフロス100、歯ブラシ600、口腔鉗子400または任意のその他の特殊な歯清掃器具も、接続機構300を介して着脱可能に備える。多機能可視口腔洗浄器は、可視下で歯を水で洗浄するために使用することができ、歯間ブラシ700、デンタルフロス100、歯ブラシ600または口腔鉗子400を使用して、可視下で歯または歯間を清掃するため、または、歯間および清掃が困難なその他の個所の食物残渣および歯肉に付着した異物を取り除くためにも使用することができる。
図31ないし図31-2に示すように、口腔ビューア200の先端が接続機構300を介して歯間ブラシ700を着脱可能に備える。本実施形態では、歯間ブラシ700は組み込み歯間ブラシ701である。組み込み歯間ブラシ701は、ブラシ本体71と送り込み装置72とを有する。送り込み装置72は、ガイドヘッド72-1とスライド機構72-2とを有し、ガイドヘッド72-1はエルボ管72-1-1-1を有する。スライド機構72-2を押すことによって、送り込み装置72の先端においてブラシ本体71がエルボ管72-1-1-1内で往復することができる。
スプレーヘッド51の噴射における水流の方向が、歯間ブラシ700のブラシヘッド71-1-1が歯間に入る方向と実質的に同じであることが特に重要であり、それにより、歯間ブラシ700のブラシヘッド71-1-1が歯間内で往復し、清掃している間、スプレーヘッド51の噴射点における水流が、歯間の食物残渣を洗浄するのを補助することができる。したがって、口腔洗浄器500が歯を洗浄するために使用されるとき、歯間ブラシ700を歯間または食物残渣を水で容易にすすぎ出すことができない狭い隙間を洗浄するために使用することができる。スライド機構72-2が押されてブラシ本体71のブラシヘッド71-1-1を駆動して直視状態で往復させ、食物残渣を隙間から押し出すか、または食物残渣を解放する。このとき、口腔洗浄器500のスプレーヘッド51から噴射される水ジェットの補助作用により、すすぎにくい歯間の直接固定点清掃を効果的に行うことができる。
図32ないし図32-2-に示すように、口腔ビューア200の先端が接続機構300を介してデンタルフロス100を着脱可能に備える。デンタルフロス100は、フロス11と、ブラケット12と、取り付け基部13とを有する。デンタルフロス100のフロス11は、可視観察システムの視野内にある。歯間ブラシ700が入り込めない特に狭い一部の歯間の場合、追加的清掃のためにデンタルフロス100を使用することができる。清掃時、可視のために可視観察システム24を使用するときに、デンタルフロス100を前後に動かすことによって、特に狭い歯間を清掃するために小型のフロス11が使用される。
さらに、スプレーヘッド51の噴射点における水流の方向は、デンタルフロス100が歯間に入る方向と実質的に同じであり、したがってデンタルフロス100のフロス11が歯間で往復し、清掃を行っている間、スプレーヘッド51の噴射点における水流が歯間の食物残渣を洗浄するのを補助することができる。したがって、歯を洗浄するために口腔洗浄器500が使用されるとき、デンタルフロス100のフロス11を、歯間または食物残渣を水ですすぎ出すことが容易にできない狭い隙間に使用することができる。デンタルフロス100のフロス11を、直視状態で、隙間から食物残渣を取り出すため、または食物残渣を動かすために振動させ、このとき、口腔洗浄器500のスプレーヘッド51によって噴射される水ジェットの補助作用により、洗浄するのが困難な歯間の直接固定点清掃を効果的に行うことができる。
図33ないし図33-2に示すように、口腔ビューア200の先端が接続機構300を介して歯ブラシ600を着脱可能に備え、歯ブラシ600は可視観察システム24の視野内に位置づけられる。歯磨きプロセスにおいて歯を磨くために歯ブラシ600を使用しながら、口腔洗浄器500をすすぎのために使用してもよく、それによって歯磨きプロセスがより直視的となり、口腔をより徹底的に清掃することができる。
図34ないし図34-2に示すように、口腔ビューア200の先端が接続機構300を介して口腔鉗子400を着脱可能に備える。食物残渣が歯間に付着するか、または異物が歯肉若しくはその他の軟組織に刺さった場合、口腔鉗子400のグリップを押したり引いたりすることによって口腔鉗子400を制御して開閉させることができ、直視状態で、付着した食物残渣または刺さった異物を安全かつ便利に取り出すことができる。
上述の各実施形態と比較すると、本実施形態の本発明の可視口腔洗浄器では、口腔ビューア200の先端が歯間ブラシ700、デンタルフロス100、歯ブラシ600または口腔鉗子400を備えることができるため、口腔の清掃プロセスにおいて、すすぎのために水を使用しながら必要に応じて清掃のために歯間ブラシ700、デンタルフロス100、歯ブラシ600または口腔鉗子400を使用することができ、図35および図36に示すように、特に、操作プロセスを様々な表示装置にリアルタイムで送信することができ、直視状態で、食物残渣に対して正確な固定点清掃を行うことができ、または口腔内の様々な異物を取り出すことができ、したがって清掃効果が大幅に向上し、使用プロセスがより確実かつ好都合である。
ここでは、本出願人は、口腔ビューア200の先端において歯洗浄器500と同時に取り付け可能ないくつかの清掃器具を例示しているに過ぎない。当業者は、本特許出願の保護範囲から逸脱することなく、必要に応じて任意の他の清掃器具を設計することができる。
実施形態11:本発明による折り畳み式可視口腔洗浄器
図37ないし図37-2に示すように、本実施形態と実施形態6との相違は、本実施形態では可視口腔洗浄器903が折り畳み式接続方法を採用する点にある。
本実施形態における可視口腔洗浄器903の可視口腔洗浄器903の先端903-1と、可視口腔洗浄器903の本体903-2とが、折り畳み式接続機構903-4を介して接続される。
本実施形態では、口腔洗浄器500の先端500-1と口腔洗浄器500の本体500-2と、口腔ビューア200の先端200-1と口腔ビューア200の本体200-2とが、折り畳み式接続機構903-4を介して同時に接続される。
本実施形態では、折り畳み式接続機構903-4は回転軸接続機構である。折り畳み式接続機構903-4は回転軸903-4-1と回転軸孔903-4-2とを有する。回転軸903-4-1は回転軸孔903-4-2内で動くことができる。
折り曲げ可能な可撓性回路を介して口腔ビューア200の先端200-1の回路25-1が口腔ビューア200の本体200-2の回路25-2と接続される。口腔ビューア200の先端200-1が折り畳み式接続機構903-4の回転軸903-4-1を中心に回転すると、口腔ビューア200の先端200-1が口腔ビューア200の本体200―2に対して展開または折り畳まれることができる。
折り曲げ可能な可撓性水路を介して口腔洗浄器500の先端500-1の水路が口腔洗浄器500の本体500-2の水路に接続される。口腔洗浄器500の先端500-1が折り畳み式接続機構903-4の回転軸903-4-1を中心に回転すると、口腔洗浄器500の先端500-1が口腔洗浄器500の本体500-2に対して展開または折り畳まれることができる。
さらに、折り畳み式接続機構903-4は、凹凸嵌合接続機構または他の種類の折り畳み式接続機構であってもよい。折り畳み式接続機構903-4が凹凸嵌合接続機構である場合、折り曲げ可能な可撓性回路を介して口腔ビューア200の先端200-1の回路25-1が口腔ビューア200の本体200-2の回路と接続される。口腔ビューア200の先端200-1は凹凸嵌合機構を介して口腔ビューア200の本体200-2に対して展開または折り畳まれることができる。折り曲げ可能な可撓性水路を介して、口腔洗浄器500の先端500-1の水路が口腔洗浄器500の本体500-2の水路と接続され、口腔洗浄器500の先端500-1は凹凸嵌合機構を介して口腔洗浄器500の本体500-2に対して展開または折り畳まれることができる。
折り畳み式接続機構903-4を使用して口腔ビューア200と可視口腔洗浄器903の口腔洗浄器500とが同時に接続されるため、可視口腔洗浄器903の先端903-1を折り畳み式接続機構903-4を中心に回転させるだけで、可視口腔洗浄器903の展開および折り畳みを行うことができ、それによって可視口腔洗浄器903は保管に便利であり、折り畳みと展開のプロセスがきわめて単純かつ便利である。
実施形態12:本発明による折り畳み式可視口腔洗浄器
図38ないし図38-3に示すように、本実施形態と実施形態7との相違は、本実施形態では、可視口腔洗浄器903の先端903-1と本体903-2とが着脱可能方法で接続される点である。
図38ないし図38-2に示すように、本実施形態では、可視口腔洗浄器903の先端903-1と可視口腔洗浄器903の本体903-2とが着脱可能接続機構903-3を介して接続される。
着脱可能接続機構903-3を介して、口腔洗浄器500の先端500-1と口腔洗浄器500の本体500-2と、口腔ビューア200の先端200-1と口腔ビューア200の本体200-2とが同時に接続される。
本実施形態では、着脱可能接続機構903-3は、接続固定機構903-3-1と、電気継手903-3-2と、水継手903-3-3とを有する。
接続固定機構903-3-1は、口腔洗浄器500の先端500-1と口腔ビューア200の先端200-1とを、口腔洗浄器500の本体500-2と口腔ビューア200の本体200-2とに同時にそれぞれ固定し、接続することができる。
電気継手903-3-2は、口腔ビューア200の先端200-1の回路25-1を本体200-2の回路25-2に接続することができる。水継手903-3-3は、口腔洗浄器500の先端500-1の水路を本体500-2の水路に接続することができる。
図38-3に示すように、本実施形態では、接続固定機構903-3-1は回回転型接続固定機構であり、接続固定機構903-3-1は内側ねじ903-3-11と、回転止めブロック903-3-12と、接続構成903-3-13と、外側ナット903-3-14とを有する。
内側ねじ903-3-11は、可視口腔洗浄器903の先端903-1に接続される。
回転止めブロック903-3-12は位置決め凸状段903-3-121を備え、接続構成903-3-13の形状と合致させた形状の回転止めスロット903-3-122と回転止め凸状段903-3-123とを有する。
接続構成903-3-13はリミット凸状段903-3-131と、電気コネクタ903-3-132と、水管903-3-133とを備える。
外側ナット903-3-14は可視口腔洗浄器903の本体903-2に接続される。外側ナット903-3-14の下端は接合台903-3-141を備える。
口腔ビューア200の先端200-1における回路25-1のインターフェース25-1-1と、口腔洗浄器500の先端500-1における吐水管55-1のインターフェース55-1-1とが、接続構成903-3-13の上端に配置される。
口腔ビューア200の本体200-2の回路25-2のインターフェース25-2-1と、口腔洗浄器500の本体500-2の吐水管55-2のインターフェース55-2-1とが、外側ナット903-3-14の下端の接合台903-3-141に配置される。
口腔ビューア200の先端200-1の回路25-1のインターフェース25-1-1と、口腔ビューア200の本体200-2の回路25-2のインターフェース25-2-1とが、接続構成903-3-13の電気コネクタ903-3-132を介して接続されて、電気継手903-3-2を構成する。口腔洗浄器500の先端500-1の吐水管55-1のインターフェース55-1-1が接続構成903-3-13の水管903-3-133の上端に接続され、口腔洗浄器500の本体500-2の吐水管55-2のインターフェース55-2-1が接続構成903-3-13の水管903-3-133の下端と接続されて水継手903-3-3を構成する。
図38および図38-1に示すように、取り付け時、接続構成903-3-13が回転止めブロック903-3-12の回転止めスロット903-3-122にはめ込まれ、回転止めブロック903-3-12の回転止め凸状段903-3-123が接続構成903-3-13のリミット凸状段903-3-131を押さえ、接続構成903-3-13と回転止めブロック903-3-12とが共に内側ねじ903-3-11の取り付けスロット903-3-111内に取り付けられ、回転止めブロック903-3-12の位置決め凸状段903-3-121が内側ねじ903-3-11の位置決め溝903-3-112を押さえ、可視口腔洗浄器903の先端903-1が接続構成903-3-13に接続され、これによって固定および接続機構903-3―1と可視口腔洗浄器903の先端903-1との間の接続が完了する。
図38-2に示すように、保管時、接続固定機構903-3-1の内側ねじ903-3-11を回転させることによって、外側ナット903-3-14と内側ねじ903-3-11とが分離され、それによって可視口腔洗浄器903の先端903-1を本体903-2から分離することができ、可視口腔洗浄器903の先端903―1と本体903-2とをそれぞれ保管することができ、保管および携帯に便利である。
可視口腔洗浄器を取り出して使用する必要があるときは、内側ねじ903-3-11を逆方向に回転させることによって、外側ナット903-3-14と内側ねじ903-3-11とがしっかりと接続され、このとき、電気継手903-3-2を接続するように、口腔ビューア200の先端200-1の回路25-1のインターフェース25-1-1が口腔ビューア200の本体200-2の回路25-2のインターフェース25-2-1と接続され、水継手903-3-3を接続するように、口腔洗浄器500の先端200-1の吐水管55-1のインターフェース55-1-1が口腔洗浄器500の本体500-2の吐水管55-2のインターフェース55-2-1と接続される。図38および図38-1に示すように、本発明の可視口腔洗浄器は通常に歯を清掃するために使用することができる。
本実施形態では、本出願人は、回転接続方法の接続固定機構903-3-1のみを挙げているに過ぎず、接続固定機構903-3-1は凹凸嵌合型接続固定機構、または磁気接続固定機構、またはその他の種類の着脱可能接続機構であってもよく、これらについては本出願人は本明細書では詳細には開示しないが、本特許出願の保護範囲から逸脱しない。
本実施形態では、接続固定機構903-3-1は別個に配置される。電気継手903-3-2および/または水継手903-3-3の接続強度が十分であって、可視口腔洗浄器903を接続後に正常に使用することができることを保証可能な場合、接続固定機構903-3-1と電気継手903-3-2または水継手903-3-3とが一体に設計されてもよく、これについて本出願人は本明細書では記載しない。
本実施形態では、可視口腔洗浄器903の先端903-1と本体903-2とが完全に取り外されてもよく、したがって保管および携帯がより便利となる。そして、先端903-1と本体903-2とが完全に取り外されるため、繰り返される回転と折り曲げることとによって生じる柔軟に接続された回路システムと水路システムの不測の破断を実質的に回避することができ、したがって長期の使用プロセスがより確実かつ信頼性が高い。
実施形態13:本発明による可視歯ブラシ
図39ないし図40-3に示すように、本実施形態の可視歯ブラシ904は、歯ブラシ600と、口腔ビューア200と、接続機構300とを有する。
歯ブラシ600は、ブラシヘッド61と、ブラシロッド62と、取り付け基部63とを有する。
本実施形態では、歯ブラシ600のブラシヘッド61は複数のブラシ毛61-1を有し、ブラシヘッド61は通常の歯ブラシの清掃効果を発揮することができる。
ブラシヘッド61はブラシロッド62の先端に配置され、取り付け基部63はブラシロッド62の後端に配置される。
本実施形態では、ブラシヘッド61のブラシ毛61-1は、ブラシロッド62と一体に形成するように一体製造によりブラシロッド62の先端に直接植毛される。当然ながら、ブラシヘッド61は、様々な着脱可能方法でブラシロッド62の先端に接続されてもよい。
図39図39-1に示すように、ブラシヘッド61は口腔ビューア200の可視観察システム24の視野内にあり、したがって、可視観察システム24を介してブラシヘッド61の清掃位置および清掃効果を明瞭に可視することができる。
図40に示すように、ブラシヘッド61とブラシロッド62との間の内角βは、90°ないし170°の範囲内にある。ブラシヘッド61が確実に口腔ビューア200の可視観察システム24の視野内に入ることができるようにするために、ブラシヘッド61とブラシロッド62との間の内角βは一般には90°より大きく、可視効果を確実にするために、ブラシヘッド61とブラシロッド62との間の内角βは一般に60°ないし150°に制御される。
図40ないし図40-3に示すように、歯ブラシ600のブラシヘッド61とブラシロッド62との間には、人間の口腔の要件に合う湾曲部61-4がある。口腔の深い箇所を清掃するとき、ブラシヘッド61とブラシロッド62との間の人間の口腔の要件に合う湾曲部61-4がブラシヘッド61を口腔の深い清掃箇所まで便利に送り込むことができる。
図39-2および図39-3に示すように、歯ブラシ600の取り付け基部63は、口腔ビューア200と接続するために使用される位置決めブロック32を備える。本実施形態では、取り付け基部63とブラシロッド62とは一体に製造される。取り付け基部63は着脱可能接続方法でブラシロッド62に接続されてもよく、これは本特許の保護範囲から逸脱しない。
図40ないし図40-3に示すように、位置決めブロック32は逆T字形構造であり、位置決めブロック32の逆T字形位置にスライドスロット63-2が形成される。
口腔ビューア200のハウジング21は、位置決めスロット35と、締め付けブロック36と、取り付けスロット21-3とを備える。位置決めブロック32は口腔ビューア200のハウジング21の位置決めスロット35にはめ込まれることができ、取り付け基部63はハウジング21の歯ブラシ取り付けスロット21-3にはめ込まれることができ、取り付け基部63の尾端は口腔ビューア200のハウジング21の締め付けブロック36を押さえ、締め付けブロック36によって固定される。位置決めブロック32と、位置決めスロット35と、締め付けブロック36との連係が接続機構300を構成する。
すなわち、本実施形態では、逆T字形位置決めブロックとそのスライドスロット63-2とが位置決めスロット35と連係して口腔ビューア200のハウジング21での歯ブラシ600の上下および左右の動きを制限する。締め付けブロック36が取り付け基部63の尾端を押さえ尾端を押え、それによって取り付け基部63が取り付け基部63の取り付けスロット21-3にはめ込まれ、したがって歯ブラシ600の前方および後方への動きが制限され、それによって、口腔ビューア200のハウジング21に歯ブラシ600が取り付けられて固定され、る。取り付け基部63の尾端に対する締め付けブロック36の制限作用を解除するには、締め付けブロック36が押し下げられ、それによって取り付け基部63を後方に引き抜くことができ、歯ブラシ600を口腔ビューア200から取り外すことができる。
本実施形態では、接続機構300は着脱可能な機械式接続機構である。接続機構300は着脱可能な機械式接続機構の一部を歯ブラシ600に配置し、他の部分を口腔ビューア200に配置することによって形成される組み合わせ型機械式接続機構であってもよい。当然ながら、接続機構300は独立の構成であってもよく、別個に歯ブラシ600に配置されるかまたは口腔ビューア200に配置される。両方とも本特許出願の保護範囲から逸脱しない。着脱可能な機械式接続機構は、ユーザが歯ブラシ600を交換するのに便利であり、したがって使用プロセスがより好都合かつ衛生的であるとともに、ユーザの使用コストが節約される。
本実施形態では、機械的接続機械は凹凸嵌合接続方法を採用する。機械的接続方法は、スライドスロット接続、ピン接続、キー接続、ねじ込み接続、ねじ接続、バックル接続、フック接続、締り嵌め接続または様々なその他の接続方法であってもよい。当業者は、本特許の保護範囲から逸脱することなく、本発明で開示されている技術的解決策に従って様々な特定の製品設計を行うことができる。
口腔ビューア200は、ハウジング21と、電源システム22と、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、スイッチ26とを有する。照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、電源システム22とはハウジング21の内部ハウジング21の内部に取り付けられ、スイッチ26はハウジング21に取り付けられ、照明システム23と、可視観察システム24と、電源システム22と、スイッチ26とは回路システム25を介して接続される。
さらに、図4-1に示すように、ハウジング21は、可視歯ブラシがオンであるか、Wi―Fi接続がオンであるか、バッテリのエネルギーが十分であるかなど、本発明の可視歯ブラシの状態を表示するための状態表示灯26-1も備えてよい。
図41ないし図43に示すように、可視観察システム24はカメラシステム24-1であり、カメラシステム24-1は、カメラ24-1-1と、データ処理および出力システム24-1-2と、回路システム25と、電源システム22とを有する。
図4および図5に示すように、カメラシステム24-1のデータ処理および出力システム24-1-2によって出力される映像データを、有線接続方法または無線接続方法で表示装置24-1-3に表示することができ、表示装置24-1-3は、スマートフォン24-1-31、コンピュータ24-1―32、液晶表示装置24-1-33またはテレビ24-1-34を有する。
使用中、カメラ24-1-1が清掃プロセスの画像および映像の記録を行うことができ、データ処理および出力システム24-1-2によって出力される映像データを表示装置24-1-3にリアルタイムで表示することができ、ユーザは、どの位置が清掃されたか、およびどの位置がまだ清掃されていないかを明瞭に見るのに、表示装置24-1-3に表示される清掃プロセスのリアルタイム画像を通して清掃プロセスをリアルタイムで観察するだけでよい。
図41ないし図41-3に示すように、照明システム23はカメラ24-1-1の周囲に配置される。
照明システム23はLED照明システム23-1を採用する。
カメラ24-1-1は照明システム23の熱影響域内にあり、照明システム23が発生する熱によってカメラ24-1-1を加熱することができ、それによって使用中にカメラ24-1-1が曇りを生じることを抑制する。
照明システム23が発生する熱は、カメラ24-1-1の温度を35℃ないし45℃に上昇させることができる。
ハウジング21は、カメラ24-1-1近傍のハウジング21-5の熱放散能力と照明システム23が発生する熱との間の動的熱平衡を生じさせることができ、それによってカメラ24-1-1と装着された防水レンズ24-1-4との温度が35℃ないし45℃の範囲内に維持され、それによって曇り止めの目的が達成される。
LED照明システム23-1の照度を強め、カメラ24-1-1の周囲の動的熱平衡を必要なレベルに達するように制御し、カメラ24-1-1およびその周囲の温度が必要な温度範囲内に確実に維持されるようにするために、本実施形態では6個のLEDライトがカメラ24-1-1の周囲に配置される。一方では、複数のLEDライトは、LED照明システム23-1の照度を強め、カメラ24-1-1の撮影プロセスの鮮明度を向上させ、他方では、LED照明システム23-1のLEDライトが発生する熱が、カメラ24-1-1近傍のハウジング21-5による熱放散後のカメラ24-1-1とその装着防水レンズ24-1-4との温度を35ないし45℃に維持し、それによって曇り止めの目的が達成される。
カメラ24-1-1の先端は防水レンズ24-1-4を備え、防水レンズ24-1-4に曇り止めコーティングが施される。防水レンズ24-1-4に曇り止めコーティングが施された後は、防水レンズ24-1-4の先端に小量の水蒸気が形成されて防水レンズ24-1-4の表面に結露を形成したとしても、水滴の形態では存在せず、透明な水膜となり、カメラ24-1-1の前面における霧現象を形成することができず、それによって曇り止め効果をさらに向上させる。
口腔ビューア200は防水設計を採用する。口腔ビューア200が防水設計を採用するため、ユーザは本発明の可視歯ブラシを使用プロセス中に適時に清掃することができ、防水設計は、水または人間の導電性分泌物が口腔ビューア200に入ることによって生じる、使用プロセス中のハウジング21の内部ハウジング21の内部の電源システム22、照明システム23、可視観察システム24、回路システム25、またはスイッチ26の機能への影響を回避することもできるため、使用プロセスがより好都合かつ安全になる。
使用時には、接続機構300を介して歯ブラシ600が口腔ビューア200に取り付けられ、歯ブラシ600のブラシヘッド61が口腔ビューア200の可視機能を使用して直視状態で口腔を清掃するために使用され、したがって清掃プロセスがきわめて好都合であり、特に口腔内の奥側の場合、口腔ビューア200が清掃プロセスの画像および映像の記録を行うために使用され、データ処理および出力システム24-1-2によって出力される映像データを表示装置24-1-3にリアルタイムで表示することができ、ユーザは、どの位置が清掃され、どの位置がまだ清掃されていないかを明瞭に見るために、表示装置24-1-3に表示される清掃プロセスのリアルタイム画像を通して清掃プロセスをリアルタイムで観察するだけでよい。
本発明の可視歯ブラシ904を使用することによって、ユーザは直視状態で口腔を清掃することができ、清掃プロセスと清掃後の効果とを可視することができ、画像または映像の記録を行うことができ、それによって口腔の清掃プロセスがより明らかであり、より好都合かつ確実である。
実施形態14:本発明による1つのブラシ毛を有する可視歯ブラシ
図41ないし図41-3に示すように、本実施形態と実施形態1との相違は、本実施形態では歯ブラシ600のブラシヘッド61が1つのブラシ毛61-1のみを有する点である。
ブラシ毛61-1は、弾性シリカゲル、ポリウレタン材料(PU)、ポリプロピレン材料(PP)などの医用弾性材料からなる。
本実施形態では、ブラシ毛61-1の強度を強化するために、ブラシ毛61-1の直径を大きくすることができ、したがって、歯肉に隣接して通常の歯ブラシでは容易に清掃することができない一部の隙間、特に歯と歯肉との組み合わせにおける食物残渣を効果的に取り除き、清掃するために本実施形態の単一ブラシ毛61-1を使用することができる。さらに、本実施形態のブラシ毛61-1は、良好な弾性と一定の強度とを有し、したがってブラシ毛61-1は歯肉のマッサージのために使用されてもよい。
実施形態1と比較すると、本実施形態の歯ブラシ600は清掃機能とマッサージ効果とを有し、歯肉に隣接して通常の歯ブラシでは容易に清掃することができない隙間を清掃するのに特に適する。
さらに、口腔ビューア200の先端は、特殊な口腔形状を有する人の要求に合うように特定の湾曲部を有するようにさらに設計されてもよい。
また、電源システム25は、さらに無線充電方法でバッテリに充電してもよい。この無線充電方法は、構造を簡素化し、防水度を強化することができる。
実施形態15:本発明による逆T字形位置決めブロックを有する着脱可能可視歯間ブラシ
図44ないし図49に示すように、本実施形態の着脱可能可視歯間ブラシ905は、組み込み歯間ブラシ701と、口腔ビューア200と、接続機構300とを有する。
図47ないし図47-4に示すように、組み込み歯間ブラシ701は、ブラシ本体71と送り込み装置72とを有する。ブラシ本体71は、送り込み装置72の先端のエルボ管72-1-1の内部に可動に配置される。
口腔ビューア200は、ハウジング21と、電源システム22と、照明システム23と、可視観察システム24と、回路システム25と、スイッチ26とを有する。照明システム23と、可視観察システム24と、電源システム22とはハウジング21の内部ハウジング21の内部に取り付けられ、スイッチ26はハウジング21に取り付けられる。図45ないし図45-1に示すように、照明システム23と、可視観察システム24と、電源システム22と、スイッチ26とは、回路システム25を介して接続される。
図44ないし図46-1に示すように、組み込み歯間ブラシ701は、接続機構300を介して口腔ビューア200に着脱可能に取り付けられる。
接続機構300は着脱可能な機械式接続機構であり、独立の構成であってよく、または組み込み歯間ブラシ701上または口腔ビューア200に配置されてもよい。図47ないし図47-4に示すように、本実施形態では、接続機構300は組み込み歯間ブラシ701に配置され、組み込み歯間ブラシ701のガイドヘッド72-1上の中央後部位置に固定され、図44ないし図49に示すように、次に、接続機構300を介して組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200とが凹凸嵌合方法で着脱可能に一体に組み立てられる。
本実施形態では、接続機構300は、凹凸嵌合接続である機械的接続機構である。当然ながら、接続機構は、スライドスロット接続、ピン接続、キー接続、ねじ込み接続、ねじ接続、バックル接続、フック接続または締り嵌め接続などの他の機械的接続機構であってもよく、これらについては本明細書では記載しない。
図47ないし図47-4に示すように、組み込み歯間ブラシ701のブラシ本体71は、作用部71-1と接続体71-2とを有し、作用部71-1は接続体71-2の先端に配置され、送り込み装置72は、ガイドヘッド72-1とスライド機構72-2とを有し、ガイドヘッド72-1は送り込み装置72の先端721に配置され、ガイドヘッド72-1はエルボ管72-1-1を有し、エルボ管72-1-1の出口72-1-2がガイドヘッド72-1の端部72-1-3に配置され、ブラシ本体71がエルボ管72-1-1内に取り付けられ、ブラシ本体71の作用部71-1はエルボ72-1-1内でスライド可能であり、ブラシ本体71の接続体71-2は送り込み装置72のスライド機構72-2上に取り付けられ、スライド機構72-2の動きがブラシ本体71の作用部71-1を駆動してエルボ管72-1-1内でスライドさせ、スライド機構72-2の駆動によってブラシ本体71の作用部71-1がガイドヘッドの端部でエルボ管の出口72-1-2から突出することができる。
図47ないし図47-4に示すように、組み込み歯間ブラシ701のスライド機構72-2は、歯間ブラシ接続機構72-2-1とスライドブロック72-2-2とを有し、歯間ブラシ接続機構72-2-1はスライドブロック72-2-2に配置され、歯間ブラシの接続体71-2と歯間ブラシ接続機構72-2-1とが接続され、スライドブロック72-2-2は、ブラシ本体71を駆動してエルボ管72-1-1内で往復させるように押したり引いたりすることができ、それによって歯間ブラシの作用部71-1がガイドヘッド72-1の端部でエルボ管の出口72-1-2から突出したり引っ込んだりする。
組み込み歯間ブラシ701はブラシ本体71が送り込み装置72のガイドヘッド72-1のエルボ管72-1-1内に組み込まれた構造を採用しているため、ガイドヘッド72-1が歯間と位置合わせされた後は、弾性材料からなるブラシ本体71の作用部71-1が、送り込み装置72上のスライド機構72-2を押して歯ブラシ本体71の作用部71-1をエルボ管72-1-1の湾曲に沿って自動的に曲がり、歯間と位置合わせされて歯間に入るように駆動し、送り込み装置72のスライド機構72-2上のスライドブロック72-2-2が前後に押されたり引き戻されたりし、それによって歯間ブラシの作用部71-1が歯間内で往復して歯間を清掃する。送り込み装置72は好適な剛性を有するため、送り込み装置72のガイドヘッド72-1のエルボ管の出口72-1-2が歯間と位置合わせされた後は、押し出されるブラシ本体71の作用部71-1が直接歯間に入る。送り込み装置72のガイドヘッド72-1のエルボ管の出口72-1-2がほとんど歯間に付けられそうであり、歯間にきわめて近く、歯間ブラシの作用部71-1が容易に曲がることができないため、ブラシ本体71の力の伝導が著しく強化され、ブラシ本体71の操作性が向上し、それによって従来技術における歯間ブラシが臼歯の間の隙間を清掃する際に曲がりやすく、歯肉を傷つけやすいという欠陥が回避される。
接続機構300が組み込み歯間ブラシ701のガイドヘッド72-1に配置され、接続機構300は位置決めブロック32を有する。
本実施形態では、接続機構300と組み込み歯間ブラシ701のガイドヘッド72-1とは、一体製造によって接続される。当然ながら、両者は互いに接着されてもよく、または着脱可能に接続されてもよい。
図44ないし図47-4に示すように、口腔ビューア200のハウジング21は、組み込み歯間ブラシ701のスライドブロック72-2-2がその上で往復することができるスライドスロット211-2と、接続機構300を固定することができる位置決めスロット35とを備える。
図47ないし図47-4に示すように、組み込み歯間ブラシ701のスライド機構72-2のスライドブロック72-2-2は、アーチ形ハウジング72-2-21を有し、アーチ形ハウジング72-2-21の内側にガイドブロック72-2-22を備え、図45-4に示すように、ガイドブロック72-2-22は口腔ビューア200のスライドスロット211-2内で往復することができる。
スライドブロック72-2-2を便利に押して動かすために、アーチ型ハウジング72-2-21は滑り止め線を備えてもよい。アーチ形ハウジング72-2-21がわずかに押し下げられると、ガイドブロック72-2-22が口腔ビューア200のスライドスロット211-2にはめ込まれることができ、アーチ形ハウジング72-2-21が前後に押されると、スライドブロック72-2-2が、ガイドブロック72-2-22の誘導作用で口腔ビューア200のスライドスロット211-2に沿って前後に便利にスライドすることができる。
図44ないし図47-4に示すように、本実施形態では、接続機構300の位置決めブロック32は、逆T字形位置決めブロック32-1である。逆T字形位置決めブロック32-1は、接続機構300の下に配置される。口腔ビューア200のハウジング21は固定機構211を備え、固定機構211は位置決めスロット35と、スライドスロット211-2と、締め付けブロック36とを有する。T字形位置決めブロック32-1は、位置決めスロット35に着脱可能にはめ込まれ、上方へ跳ねている締め付けブロック36が、接続機構300が後退するのを防止することができ、組み込み歯間ブラシ701が誤って口腔ビューア200から外されるのを防止することができ、図45-1に示すように、締め付けブロック36を押し下げると同時に接続機構300を後方に引くことによってのみ、接続機構300を口腔ビューア200から外すことができる。
取り付け時、接続機構300が組み込み歯間ブラシ701の送り込み装置72のガイドヘッド72-1の適切な位置に固定される。組み込み歯間ブラシ701のブラシ本体71が、送り込み装置72のスライドブロック72-2-2に接続される。ブラシ本体71が送り込み装置72のガイドヘッド72-1のエルボ管72-1-1内に取り付けられ、スライドブロック72-2-2が前方に押されて接続機構300と組み込み歯間ブラシ701のスライドブロック72-2-2とを接合させる。
次に、組み込み歯間ブラシ701と接続機構300とが、口腔ビューア200のハウジング21の位置決め端部212に沿って口腔ビューア200のハウジング21の固定機構211に下方に収まる。組み込み歯間ブラシ701と接続機構300とが押し下げられ、組み込み歯間ブラシ701のスライドブロック72-2-2のアーチ形ハウジング72-2-21の内側にあるガイドブロック72-2-22が、口腔ビューア200のスライドスロット211-2にはめ込まれ、一方、締め付けブロック36が押し下げられ、逆T字形位置決めブロック32-1が口腔ビューア200の位置決めスロット35内に入る。
スライドブロック72-2-2と組み込み歯間ブラシ701のブラシ本体71とが静止状態に保たれている状態で、接続機構300が前方に押され、それによって、締め付けブロック36が上に跳ねて接続機構300の後端に当接するまで接続機構300の逆T字形位置決めブロック32-1が口腔ビューア200の位置決めスロット35にはめ込まれ、これによって接続機構300が所定の位置に取り付けられ、それによって組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200との確実な接続が達成される。
組み込み歯間ブラシ701を取り外す必要があるときは、接続機構300が力によって後方に動かされ、したがって締め付けブロック36が押し下げられ、接続機構300が後方に動くことができ、T字形位置決めブロック32-1と位置決めスロット35との間の接続が解除されるまで逆T字形位置決めブロック32-1が位置決めスロット35から引き出され、それによって組み込み歯間ブラシ701が口腔ビューア200から取り外される。
逆T字形位置決めブロック32-1が逆T字形構造を採用しているため、T字形位置決めブロック32-1が位置決めスロット35にはめ込まれると、逆T字形構造の底部と位置決めスロット35とが凹凸嵌合構造を形成することができ、それによって接続機構300の垂直方向の動きが実質的に制限され、使用中に組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200とが垂直方向に離れるのをさらに防止する。一方、締め付けブロック36が接続機構300の後端に配置される。締め付けブロック36が持ち上げられると、締め付けブロック36の最上部が接続機構300の尾端よりも高いため、接続機構300が後方に動くのを実質的に防止することができ、接続機構300が意識的かつ強制的に後方に動かされたときのみ、締め付けブロック36の誘導面に沿って引き出した後で接続機構300を口腔ビューア200から外すことができ、それによって、接続機構300が後方に容易に動くことができるために組み込み歯間ブラシ701が口腔ビューア200から誤って外されるのを実質的に防止する。
図45-1、図45-2および図48ないし図49に示すように、本実施形態では、可視観察システム24はカメラシステム24-1であり、カメラシステム24-1は、カメラ24-1-1と、データ処理および出力システム24-1-2と、回路システム25と、電源システム22とを有する。
カメラシステム24-1のデータ処理および出力システム24-1-2によって出力される映像データを、有線接続方法または無線接続方法で表示装置24-1-3表示することができ、表示装置24-1-3は、スマートフォン24-1-31、コンピュータ24-1―34、液晶表示装置24-1-33またはテレビ24-1-34を有する。
照明システム23はカメラ24-1-1の周囲に配置される。
着脱可能可視歯間ブラシ905は、ユーザの使用習慣および好みに応じて自由に組み合わせてよく、組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200とは、片手で操作して歯間を清掃するように接続機構300を介して互いに柔軟に組み立てられ、両者は分離されてもよく、可視を行うために口腔ビューア200が一方の手で保持され、歯間を清掃するために組み込み歯間ブラシ701が他方の手で保持され、したがって着脱可能可視歯間ブラシ905は携帯および組み立てが便利であり、使用に柔軟性がある。
実施形態16:本発明による円弧状位置決めフック型位置決めブロックを有する着脱可能可視歯間ブラシ
図50ないし図53-5に示すように、本実施形態と実施形態1との相違は、本実施形態では接続機構300の位置決めブロック32が円弧状位置決めフック32-2を採用している点である。
円弧状位置決めフック32-2は位置決め溝32-2-1を有する。口腔ビューア200における位置決めスロット35は、位置決め溝32-2-1と合致される位置決め凸状段211-1-1を有する。図9および図9-1に示すように、円弧状位置決めフック32-2は位置決めスロット35にはめ込まれて凹凸嵌合を形成し、それによって接続機構300の垂直方向の動きを制限し、図50-2、図50-3、図51、図52、図52-1および図53-1に示すように、位置決め凸状段211-1-1は位置決め溝32-2-1にはめ込まれ、それによって接続機構300の前方および後方への動きを制限する。
取り付け時、組み込み歯間ブラシ701と接続機構300とが上述のように取り付けられた後、組み込み歯間ブラシ701のスライドブロック72-2-2が口腔ビューア200のハウジング21の内部ハウジング21の内部のスライドスロット211-2と位置合わせされ、接続機構300の円弧状位置決めフック32-2が口腔ビューア200のハウジング21の内部ハウジング21の内部の位置決めスロット35と位置合わせされ、組み込み歯間ブラシ701と接続機構300とが押し下げられ、それによって組み込み歯間ブラシ701のスライドブロック72-2-2のアーチ形ハウジング72-2-21の内面のガイドブロック72-2-22が口腔ビューア200のスライドスロット211-2にはめ込まれ、接続機構300の円弧状位置決めフック32-2が位置決めスロット35にはめ込まれて凹凸嵌合を形成し、それによって接続機構300の垂直方向の動きを制限し、接続機構300は、口腔ビューア200の位置決め凸状段211-1-1が接続機構300の位置決め溝32-2-1にはめ込まれるまで前方にスライドされ、それによって接続機構300の前方および後方への動きを制限する。組み込み歯間ブラシ701を取り外す必要があるときは、接続機構300が力により後方に動かされ、それによって接続機構300の位置決め溝32-2-1が口腔ビューア200の位置決め凸状段211-1-1から解放される。そして接続機構300が口腔ビューア200の位置決めスロット35に沿って後方に連続してスライドされると、接続機構300が口腔ビューア200から外されることができる。
実施形態1と比較すると、本実施形態では、円弧状位置決めフック32-2と位置決めスロット35との間と、位置決め凸状段211-1-1と位置決め溝32-2-1との間に形成される二重凹凸嵌合方法が、接続機構300と口腔ビューア200との間の実質的な接続および固定を実現することができる。
実施形態17:本発明による接続リング型位置決めブロックを有する着脱可能可視歯間ブラシ
図54に示すように、本実施形態と実施形態2との相違は、本実施形態では、口腔ビューア200が接続リング型接続機構300をさらに備える点である。本実施形態の接続機構300は、接続リング32-3を有し、組み込み歯間ブラシ701が接続リング32-3の取り付け孔32-3-1を通過し、それによって組み込み歯間ブラシ701が口腔ビューア200に固定される。凹凸嵌合接続方法と比較すると、接続リング32-3リング構造は、より高い張力に耐えることができ、歯間ブラシ700が歯間から引き出されるときの安全性を向上させることができ、したがってより信頼性が高い。
図54-1に示すように、接続機構300は、囲繞アーム32-4であってもよい。組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200とは囲繞アーム32-4を介して互いに着脱可能に接続される。囲繞アーム32-4は組み込み歯間ブラシ700に配置されてよく、次に口腔ビューア200を囲んで両者の着脱可能接続を実現してよく、また、口腔ビューア200に配置されてもよく、次に組み込み歯間ブラシ701を囲んで両者の着脱可能接続を実現してもよい。
なお、本願では、接続機構300はまた、独立の構成であってもよく、組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200とにそれぞれ接続されて、組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200とを一体に接続してよいことに特に留意されたい。接続機構300は、全体が組み込み歯間ブラシ701または口腔ビューア200とともに製造されてから口腔ビューア200または組み込み歯間ブラシ701に接続されて一体に形成されてもよい。接続の種類にかかわらず、最終目標は組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200との着脱可能接続を実現することである。したがって、組み込み歯間ブラシ701と口腔ビューア200との着脱可能接続は、接続機構300が組み込み歯間ブラシ701または口腔ビューア200のうちの一方との着脱可能機械的接続を実現する限り、実現可能である。
なお、本明細書で開示され、記載されている各構造は、同じ効果を有する他の構造に置き換えられてもよく、本明細書に記載の実施形態は本発明を実現する唯一の構造ではないことに留意されたい。本明細書では本発明の好ましい実施形態について説明および図示したが、当業者にはこれらの実施形態が例示および典型例に過ぎないことがわかるであろう。当業者は、本発明から逸脱することなく多くの変更、改良および置換を行うことができる。したがって、本発明の保護範囲は、本発明の添付の特許請求の範囲の思想および範囲に従って規定されるべきである。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明をこれらの特定の実施形態に限定することを意図していないことを理解されたい。逆に、本発明は、添付の特許請求の範囲の思想および範囲内での代替、変更、および同等物を有する。本明細書で提示されている対象物を十分に理解することができるようにするために、多くの特定の詳細が記載されている。しかし、対象物はこれらの特定の詳細がなくても実施可能であることが当業者にはわかるであろう。他の例では、実施形態の態様が無用に不明瞭にならないようにするため、周知の方法、手順、構成、および回路については詳細には説明していない。
本明細書における本発明の説明で使用されている用語は、特定の実施形態について説明することのみを目的としており、本発明を限定することを意図してはいない。文脈が別の解釈を明確に示していない限り、本発明の説明および添付の特許請求の範囲で使用されている単数の表現は、複数も含むことを意図している。また本明細書で使用されている「および/または」という用語は、それに関連付けられた列挙項目のうちの1つまたは複数の項目の可能な組み合わせのいずれかまたはすべてを指し、包含するものと理解されたい。さらに、「有する」、「備える」という用語が本明細書で使用されているときは、記載されている特徴、動作、要素および/または構成の存在を明示しているが、1つまたは複数の他の特徴、動作、要素、構成および/またはそのグループの存在または追加を排除しない。
本明細書で使用されている「場合」という用語は、文脈に応じて、その前に記載されている条件が真である「とき」、または「時」、または「と判断することに応じて」、または「との判断に従って」、または「ことを検出することに応答して」という意味に解釈することができる。同様に、文脈に応じて、「[その前に記載されている条件が真である]と判断される場合」、または「その前に記載されている条件が真である場合」、または「その前に記載されている条件が真であるとき」という語句は、その前に記載されている条件が真である「と判断すると」、または「と判断することに応答して」、または「との判断に従って」、または「ことを検出すると」、または「ことを検出することに応答して」という意味に解釈することができる。
様々な図面のうちの一部は、いくつかの論理的段階を特定の順序で示しているが、順序に依存しない段階は順序を入れ替えてもよく、他の段階を組み合わせまたは分割してもよい。一部の順序変更またはその他のグループ化について具体的に言及しているが、当業者には他の順序変更またはグループ化も明らかであろうし、代替態様の網羅的な列挙は行わない。また、これらの段階は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアまたはこれらの任意の組み合わせで実装可能であるものと認識されるべきである。
以上の例示を目的とした説明を特定の実施形態を参照しながら説明した。しかし、上記の例示的説明は網羅的であること、または本発明を開示されている厳密な形態に限定することを意図したものではない。上述の教示に照らして多くの変更または変形が可能である。実施形態は本発明の原理とその実用的適用を最もよく説明し、それによって当業者が本発明と、企図された特定の用途に適するように様々な変更を加えた様々な実施形態とを最もよく使用することができるようにするために、選定し、説明した。