JP7014021B2 - 画像処理装置及び監視領域設定方法 - Google Patents

画像処理装置及び監視領域設定方法 Download PDF

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Description

本発明は、撮像画像において物体を検出する画像処理装置及び監視領域設定方法に関する。
多数の乗客が利用する鉄道車両では安全な運行が要求されるため、鉄道車両の関係者は、鉄道車両を安全に運行するための様々な試みを行っている。例えば、物体(異物)が線路に落下すると、重大な事故に繋がるおそれがあることから、線路内に物体が落下したことをいち早く検知する試みが行われている。例えば、駅のプラットホームの天井下に複数のステレオカメラを設置し、複数のステレオカメラにおいて撮像した撮像画像に基づいて、プラットホームから線路内に落下した物体を検出することが行われている。
ステレオカメラを用いた監視装置として、ステレオカメラによって撮像した複数の画像に基づいて、ステレオカメラから当該複数の画像に含まれる所定物体までの距離を示す距離画像を求め、距離画像に基づいて、所定物体が監視対象範囲への侵入者であることを判定する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-11518号公報
特許文献1に記載の技術において、監視装置が画像全体を監視対象範囲とすると、物体を検出したい場所(例えば線路内)にステレオカメラの撮像範囲を一致させる必要があるため不便である。そのため監視装置は、画像中で物体を検出する領域を設定可能に構成される場合がある。このような構成により、ユーザは、ステレオカメラを動かすことなく、画像中で物体を検出する領域を任意に設定することができる。
しかしながら、駅に設置された複数のステレオカメラのそれぞれについて、ユーザが物体を検出する領域の座標を指定するためには、大きな手間が掛かるという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、画像中で物体を検出する領域を容易に設定できる画像処理装置及び監視領域設定方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る画像処理装置は、所定領域を撮像する撮像部によって撮像された撮像画像に含まれる複数の画素の、前記所定領域における基準面からの被写体の高さを特定する高さ特定部と、前記撮像画像において隣接する画素同士の前記高さの関係に基づいて、前記撮像画像を複数の領域に分割する分割部と、ユーザが指定した監視対象の条件を受け付ける受付部と、前記複数の領域のうち前記受付部が受け付けた前記条件を満たす領域を、物体の存在を監視するための監視領域として設定する設定部と、前記監視領域内に前記物体を検出した場合に、信号を出力する出力部と、を有する。
前記画像処理装置は、第1時点において前記分割部が生成した前記複数の領域と、前記第1時点とは異なる第2時点において前記分割部が生成した前記複数の領域とを比較することによって、前記撮像部の向きが変化したか否かを判定する判定部をさらに有し、前記撮像部の向きが変化したと前記判定部が判定した場合に、前記出力部は信号を出力してもよい。
前記分割部は、前記高さの差が所定の閾値未満である隣接する画素同士を同じ領域に含めることによって、前記撮像画像を前記複数の領域に分割してもよい。
前記受付部は、前記条件として、前記複数の領域のうち前記ユーザが指定した監視対象とする少なくとも1つの領域を示す情報と、前記ユーザが指定した監視対象とする高さの範囲を示す情報との少なくとも一方を受け付けてもよい。
本発明の第2の態様に係る監視領域設定方法は、プロセッサが、所定領域を撮像する撮像部によって撮像された撮像画像に含まれる複数の画素の、前記所定領域における基準面からの被写体の高さを特定するステップと、前記撮像画像において隣接する画素同士の前記高さの関係に基づいて、前記撮像画像を複数の領域に分割するステップと、ユーザが指定した監視対象の条件を受け付けるステップと、前記複数の領域のうち前記受け付けるステップで受け付けられた前記条件を満たす領域を、物体の存在を監視するための監視領域として設定するステップと、を実行する。
本発明によれば、画像中で物体を検出する領域を容易に設定できるという効果を奏する。
本実施形態に係る画像処理システムの模式図である。 本実施形態に係る画像処理システムのブロック図である。 本実施形態に係る画像処理装置が画素ごとの高さを算出する方法の模式図である。 本実施形態に係る画像処理装置が実行する画像分割処理を示す模式図である。 本実施形態に係る画像処理装置が監視対象の条件の指定を受け付ける画面を示す模式図である。 本実施形態に係る画像処理装置が監視領域内に存在する物体を検出したことを示す画面を示す模式図である。 本実施形態に係る画像処理装置が実行する向き変化判定処理を示す模式図である。 本実施形態に係る画像処理装置が撮像装置の向きが変化したことを通知する画面を示す模式図である。 本実施形態に係る画像処理方法のうち、画像分割処理、監視領域設定処理及び向き変化判定処理のフローチャートを示す図である。 本実施形態に係る画像処理方法のうち、物体検出処理のフローチャートを示す図である。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る画像処理システムSの模式図である。画像処理システムSは、画像処理装置1と、撮像装置2と、表示装置3と、入力装置4とを含む。画像処理システムSは、その他のサーバ、端末等の機器を含んでもよい。
撮像装置2は、複数の撮像部が駅のプラットホームPLの長さ方向に沿って水平に配置されたステレオカメラである。撮像装置2は、駅のプラットホームPLの上部から、車両が走行する線路RAに向けて所定の角度となるように設置される。撮像装置2は、プラットホームPLの周辺、すなわちプラットホームPL及び線路RAを含む所定の撮像範囲を俯瞰的に撮像して撮像画像を取得し、画像処理装置1に送信する。プラットホームPLの周辺における監視対象の領域を網羅して撮像できるように、任意の数の撮像装置2が配置される。
表示装置3は、液晶ディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等、画像処理装置1から受け取った情報を表示可能な任意の表示装置である。入力装置4は、キーボード、マウス等、ユーザによる入力を受け付ける入力装置である、表示装置3及び入力装置4は、1つのコンピュータとして構成されてもよい。
画像処理装置1は、撮像装置2が撮像した撮像画像において物体を検出するコンピュータである。画像処理装置1は、撮像装置2、表示装置3及び入力装置4に有線又は無線で接続される。画像処理装置1は、撮像装置2から受信した撮像画像を用いて所定の処理を行い、所定の結果等の情報を表示装置3に表示させる。画像処理装置1は、撮像装置2と一体的に構成されてもよい。すなわち、撮像装置2は、後述する画像処理装置1の機能を有してもよい。
[画像処理システムSの構成]
図2は、本実施形態に係る画像処理システムSのブロック図である。図2において、矢印は主なデータの流れを示しており、図2に示したもの以外のデータの流れがあってよい。図2において、各ブロックはハードウェア(装置)単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。そのため、図2に示すブロックは単一の装置内に実装されてよく、あるいは複数の装置内に別れて実装されてよい。ブロック間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてよい。
画像処理装置1は、制御部11と、インタフェース12と、記憶部13と、を有する。制御部11は、画像取得部111と、高さ特定部112と、画像分割部113と、条件受付部114と、監視領域設定部115と、物体検出部116と、出力部117と、向き変化判定部118とを有する。
インタフェース12は、撮像装置2、表示装置3及び入力装置4との間で信号の授受をするためのインタフェースである。インタフェース12は、撮像装置2、表示装置3及び入力装置4から受信した信号に所定の処理を行ってデータを取得し、取得したデータを制御部11に入力する。また、インタフェース12は、制御部11から入力されたデータに所定の処理を行って信号を生成し、生成した信号を撮像装置2、表示装置3及び入力装置4に送信する。
記憶部13は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブ等を含む記憶媒体である。記憶部13は、制御部11が実行するプログラムを予め記憶している。また、記憶部13は、画像分割部113が撮像画像を分割して設定した分割領域を示す分割領域情報と、監視領域設定部115が物体を監視する対象として設定した監視領域を示す監視領域情報とを記憶する。記憶部13は、画像処理装置1の外部に設けられてもよく、その場合にインタフェース12を介して制御部11との間でデータの授受を行ってもよい。
制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、記憶部13に記憶されたプログラムを実行することにより、画像取得部111、高さ特定部112、画像分割部113、条件受付部114、監視領域設定部115、物体検出部116、出力部117及び向き変化判定部118として機能する。制御部11の機能の少なくとも一部は、電気回路によって実行されてもよい。また、制御部11の機能の少なくとも一部は、ネットワーク経由で実行されるプログラムによって実行されてもよい。
本実施形態に係る画像処理システムSは、図2に示す具体的な構成に限定されない。例えば画像処理装置1は、1つの装置に限られず、2つ以上の物理的に分離した装置が有線又は無線で接続されることにより構成されてもよい。
[画像分割処理の説明]
本実施形態に係る画像処理方法において、まず画像処理装置1は、撮像装置2が撮像した撮像画像を、各画素の高さに基づいて複数の領域に分割する画像分割処理を実行する。画像処理装置1は、所定の時間間隔で定期的に画像分割処理を開始してもよく、あるいはユーザによる指示に従って画像分割処理を開始してもよい。
図3は、本実施形態に係る画像処理装置1が画素ごとの高さを算出する方法の模式図である。ステレオカメラである撮像装置2は、2つの撮像部を用いて同時に撮像範囲を撮像する。撮像装置2は、所定の時間間隔で定期的に撮像してもよく、あるいは画像処理装置1からの指示に従って撮像してもよい。撮像装置2は、2つの撮像部を用いて同時に撮像した2つの撮像画像を、当該撮像装置2を識別する識別情報(ID)と関連付けて画像処理装置1に送信する。
画像処理装置1において、画像取得部111は、撮像装置2が同時に撮像した2つの撮像画像を取得する。画像取得部111は、撮像装置2からインタフェース12を介して撮像画像を直接取得してもよく、あるいは記憶部13に記憶された撮像画像を読み出して取得してもよい。
高さ特定部112は、撮像装置2が撮像した撮像画像に基づいて、撮像画像に含まれる複数の画素の高さ(すなわち画素の位置に対応する被写体の高さ)を特定する。
まず高さ特定部112は、撮像装置2が同時に撮像した2つの撮像画像に基づいて、当該2つの撮像画像における撮像装置2の2つの撮像部の間の視差を、撮像画像の画素ごとに特定する。例えば、高さ特定部112は、2つの撮像画像のうち一方を基準画像とするとともに、他方を比較画像とする。そして、高さ特定部112は、当該基準画像に含まれる複数の画素のそれぞれを基準点とし、それぞれの基準点と対応する対応点を比較画像の中から探索することによって視差を算出する。
具体的には、高さ特定部112は、基準となる画素を中心に基準画像から画素ブロックを抽出し、比較画像の探索領域内の画素ブロックのうち基準画像から抽出した画素ブロックと輝度パターンが類似している画素ブロックをSAD(Sum of Absolute Differences)法等の公知の手法により特定する。そして、高さ特定部112は、基準画像の画素ブロックの座標と比較画像の画素ブロックの座標との相違から、視差を特定する。
なお、本実施形態では、それぞれの撮像画像において水平方向をX方向(第1方向)、垂直方向をY方向(第2方向)とする。撮像装置2の2つの撮像部が駅のプラットホームPLの長さ方向(すなわち、車両の走行方向)に沿って水平に配置されるため、X方向はプラットホームPLの長さ方向に相当する。また、Y方向は、プラットホームPLや線路RAの幅方向(すなわち、車両の走行方向に垂直な方向)に相当する。
そして高さ特定部112は、撮像画像の画素ごとに特定した視差に基づいて、所定の基準面からの被写体の高さを示す高さ情報を画素ごとに特定する。基準面は、例えば、レールの設置面であるものとするが、これに限らず、プラットホームPLであってもよい。ここで、図3を用いて、高さ特定部112が視差に基づいて高さを算出する方法を説明する。高さ特定部112は、ある位置P(x,y)の画素について特定した視差と、撮像装置2の2つの撮像部が有するレンズの中心間の間隔と、撮像装置2の2つの撮像部の焦点距離とに基づいて、撮像画像の画素ごとに被写体から撮像装置2までの距離Z’を特定する。
それと同時に、高さ特定部112は、同じ位置P(x,y)の画素について、撮像装置2の設置高さと、撮像装置2の設置角度と、撮像装置2の2つの撮像部の視野角と、撮像装置2の2つの撮像部が有するレンズの中心間の間隔と、撮像装置2の2つの撮像部の焦点距離と、撮像素子の画素サイズとに基づいて、基準面における理論視差(すなわち基準面上に被写体Tが無い場合の視差)を特定することによって、基準面から撮像装置2までの距離Zを特定する。
そして高さ特定部112は、位置P(x,y)の画素について、被写体から撮像装置2までの距離Z’と、基準面から撮像装置2までの距離Zとに基づいて、高さh(x,y)を特定する。高さ特定部112は、実際の高さではなく、基準面から撮像装置2までの距離Zから、被写体から撮像装置2までの距離Z’を減算した値Z-Z’を高さh(x,y)と特定してもよい(ただし、h(x,y)<<Z’<Z)。より厳密には、高さ特定部112は、撮像装置2の設置角度θを用いて値Z-Z’を補正した値(Z-Z’)/cosθを高さと特定してもよい。
高さ特定部112は、上述の具体的な方法に限らず、撮像画像の画素ごとの高さを特定可能な公知の方法を用いることができる。また、高さ特定部112は、撮像画像に含まれる全ての画素でなく一部の画素(例えば、1つおきの画素)について高さを特定してもよい。その場合には、高さ特定部112は、高さを特定していない画素の高さとして、当該画素の近傍において高さを特定した画素の高さを用いる。
また、撮像装置2が距離センサを備え、距離センサが撮像範囲内の複数の位置について被写体から撮像装置2までの距離を測定することによって、撮像画像の画素ごとの高さを特定してもよい。この場合に、撮像装置2は、ステレオカメラでなく単眼のカメラであってもよい。
本実施形態では画像処理装置1が高さを特定しているが、撮像装置2が高さを特定してもよい。この場合に、撮像装置2は、自身が撮像した撮像画像に対して、上述の方法によって画素ごとの高さを特定する。そして撮像装置2は、特定した画素ごとの高さを示す高さ情報を撮像画像と関連付けて画像処理装置1に送信する。画像処理装置1において、高さ特定部112は、撮像装置2から受信した撮像画像に対して、当該撮像画像とともに撮像装置2から受信した高さ情報に基づいて、画素ごとの高さを特定する。
図4は、本実施形態に係る画像処理装置1が実行する画像分割処理を示す模式図である。画像分割部113は、高さ特定部112が特定した画素ごとの高さに基づいて、撮像装置2が撮像した撮像画像を複数の領域に分割する。図4の上図は、高さ特定部112が、撮像装置2(2つの撮像部の一方)が撮像した撮像画像IMの画素PXのそれぞれについて特定した高さの例示的な値を表している。図4の下図は、画像分割部113が、撮像装置2(2つの撮像部の一方)が撮像した撮像画像IMを、画素PXごとの高さに基づいて複数の分割領域ARに分割した状態を表している。
まず画像分割部113は、高さ特定部112が特定した画素ごとの高さに基づいて、撮像画像において隣接する画素同士の高さを比較する。そして画像分割部113は、隣接する画素同士の高さの差が所定の閾値δ未満である場合に、当該隣接する2つの画素に同一のラベル(例えば図4の下図に示す0、1、2、3のような通し番号)を割り当てる。具体的には、画像分割部113は、|h(x,y)-h(x±1,y±1)|<δとなる場合に、互いに隣接するP(x,y)の位置の画素と、P(x±1,y±1)の位置の画素とを同じ高さとみなして同一のラベルを割り当てる。これをラベリング処理という。
そして画像分割部113は撮像画像の中で全ての隣接する画素同士についてラベリング処理を行った後、同一のラベルが割り当てられた1つ又は複数の画素を分割領域(図4の下図に示す分割領域AR)として設定する。すなわち画像分割部113は、隣接する画素同士が所定の高さの関係を有するように、撮像画像を複数の領域に分割する。同一の分割領域として設定するための隣接する画素同士の高さの関係(閾値)は、予め画像処理装置1に設定される。画像分割部113は、撮像画像に対して設定した1つ又は複数の分割領域を示す分割領域情報を、撮像装置2の識別情報と関連付けて記憶部13に記憶させる。監視領域情報は、例えば各分割領域の撮像画像内の座標範囲を示す。
[監視領域設定処理の説明]
次に画像処理装置1は、各画素の高さに基づいて撮像画像を分割することによって設定した分割領域のうち、ユーザが指定した条件を満たす領域を監視領域として設定する監視領域設定処理を実行する。監視領域は、画像処理装置1が物体の存在を検出する領域である。
画像処理装置1は、ユーザによる指示に従って監視領域設定処理を開始する。図5は、本実施形態に係る画像処理装置1が監視対象の条件の指定を受け付ける画面SC1を示す模式図である。
画像処理装置1に複数の撮像装置2が接続されている場合には、画像処理装置1は撮像装置2(撮像装置2の識別情報)ごとに以降の処理を行う。画像処理装置1において、条件受付部114は、撮像装置2が撮像した撮像画像を取得するとともに、記憶部13から分割領域情報を取得する。条件受付部114は、撮像画像及び分割領域情報に基づいて、監視対象の条件の指定を受け付ける画面SC1を表示するための情報(信号)を生成し、表示装置3に送信する。
表示装置3は、画像処理装置1から受け取った情報に従って、監視対象の条件を受け付ける画面SC1を表示する。画面SC1は、撮像装置2が撮像した撮像画像IMと、分割領域情報が示す分割領域ARと、物体を検出する高さの範囲を入力可能な高さ入力欄HCとを含む。
図5において、表示装置3は、撮像画像IM上に分割領域ARを示す破線の枠を重畳することによって、分割領域ARを表示している。これに限らず、表示装置3は、分割領域ARごとに色等の表示態様を変更することによって、分割領域ARを表示してもよい。
ユーザは、入力装置4を用いて、監視領域として、画面SC1上に表示された1つ又は複数の分割領域ARを選択して指定する。あるいはユーザは、入力装置4を用いて、高さ入力欄HCに監視領域とする高さの範囲を入力して指定する。画像処理装置1において、条件受付部114は、入力装置4からユーザが指定した内容(すなわち分割領域ARの指定又は高さ範囲の指定)を、監視対象の条件として受け付ける。
監視領域設定部115は、画像分割部113が撮像画像に対して設定した1つ又は複数の分割領域のうち、ユーザが指定した監視対象の条件を満たす1つ又は複数の分割領域を、監視領域として設定する。監視領域設定部115は、撮像画像に対して設定した1つ又は複数の監視領域を示す監視領域情報を、撮像装置2の識別情報と関連付けて記憶部13に記憶させる。監視領域情報は、例えば撮像画像内における各監視領域の座標範囲を示す。
また、監視領域設定部115は、設定した監視領域を示す監視領域情報を、表示装置3に送信してもよい。表示装置3は、画像処理装置1から受け取った監視領域情報に基づいて、監視領域に対応する分割領域ARの表示態様(色、枠線等)と、監視領域に対応しない分割領域ARの表示態様とが異なるように、分割領域ARを表示する。これにより、ユーザはいずれの分割領域ARが監視領域であるか容易に把握できる。
また、監視領域設定部115は、設定した監視領域に対応する実際の面積(すなわち被写体の面積)を算出してもよい。この場合に、監視領域設定部115は、高さ特定部112が特定した被写体から撮像装置2までの距離と、予め設定された撮像素子の画素サイズとに基づいて、監視領域の画素数から、実際の面積を算出し、表示装置3に送信する。表示装置3は、画像処理装置1から受け取った監視領域の面積を、監視領域に対応する分割領域AR上に表示する。これにより、ユーザは監視領域に対応する実際の面積を把握できる。
このように監視領域設定部115は、予め隣接画素同士の高さの関係に基づいて分割した分割領域の中からユーザによる条件を満たす監視領域を選択する。そのため、ユーザは撮像画像中で監視対象とする座標を細かく指定する必要がなく、監視領域を容易に設定できる。
[物体検出処理の説明]
次に画像処理装置1は、監視領域内に存在する物体を検出する物体検出処理を実行する。画像処理装置1は、監視領域の設定後に物体検出処理を開始する。図6は、本実施形態に係る画像処理装置1が監視領域内に存在する物体を検出したことを示す画面SC2を示す模式図である。
画像処理装置1に複数の撮像装置2が接続されている場合には、画像処理装置1は撮像装置2(撮像装置2の識別情報)ごとに以降の処理を行う。画像処理装置1において、物体検出部116は、撮像装置2の2つの撮像部の一方が撮像した撮像画像を取得する。物体検出部116は、撮像装置2からインタフェース12を介して撮像画像を直接取得してもよく、あるいは記憶部13に記憶された撮像画像を読み出して取得してもよい。また、物体検出部116は、記憶部13から監視領域情報を取得する。
そして物体検出部116は、撮像装置2が撮像した撮像画像の、監視領域情報が示す監視領域内において、物体の存在を検出する。具体的には、物体検出部116は、所定の時間間隔で定期的に撮像画像を取得し、記憶部13に記憶させる。このとき、物体検出部116は、撮像画像のうち監視領域内の部分のみを記憶部13に記憶させてもよく、撮像画像全体を記憶部13に記憶させてもよい。
物体検出部116は、記憶部13に記憶された過去のいずれかの時点(第1時点)の撮像画像を基準画像として、基準画像の監視領域と最新(第2時点)の撮像画像の監視領域とを比較する。物体検出部116は、時系列で1つ前に記憶された撮像画像を基準画像としてもよく、あるいは特定の時点(例えば監視領域設定時)の撮像画像を基準画像としてもよい。そして基準画像の監視領域と最新の撮像画像の監視領域との間の差分が所定の条件(例えば差分の面積が所定値以上であること)を満たす場合に、物体検出部116は監視領域内に新たに存在する物体を検出する。
物体検出部116が監視領域内の物体を検出する方法は、上述の具体的な方法に限定されない。例えば物体検出部116は、高さ特定部112が特定した画素ごとの高さに基づいて、監視領域内の物体を検出してもよい。この場合に、物体検出部116は、監視領域内に所定の範囲内の高さの画素が発生した場合に、物体を検出する。ユーザが監視対象の高さを適宜設定することによって、物体検出部116が地面にできた影を物体として検出しないようにしたり、また駅に進入してきた車両を物体として検出しないようにしたりできる。
物体検出部116が監視領域内に新たに存在する物体を検出した場合に、出力部117は、物体を検出したことを通知する画面SC2を表示するための情報(信号)を生成し、表示装置3に送信する。
表示装置3は、画像処理装置1から受け取った情報に従って、物体を検出したことを通知する画面SC2を表示する。画面SC2は、物体を検出した旨を表す情報I1と、物体が検出された撮像画像を表す情報I2とを含む。情報I2は、撮像装置2が撮像した撮像画像全体を含んでもよく、撮像画像のうち監視領域の部分のみを含んでもよい。
本実施形態に係る画像処理装置1は、監視領域設定処理と物体検出処理との両方を実行しているが、監視領域設定処理のみを実行してもよい。この場合には、画像処理装置1は、上述の監視領域設定処理によって生成した監視領域情報を外部装置に送信する。そして外部装置は、画像処理装置1から受信した監視領域情報に基づいて上述の物体検出処理を行う。
[向き変化判定処理の説明]
さらに画像処理装置1は、撮像装置2の向きの変化を判定する向き変化判定処理を実行してもよい。画像処理装置1は、分割領域の設定後に向き変化判定処理を開始する。図7は、本実施形態に係る画像処理装置1が実行する向き変化判定処理を示す模式図である。
画像処理装置1に複数の撮像装置2が接続されている場合には、画像処理装置1は撮像装置2(撮像装置2の識別情報)ごとに以降の処理を行う。画像処理装置1において、向き変化判定部118は、記憶部13に記憶された過去のいずれかの時点(第1時点)の撮像画像を基準画像として、基準画像の分割領域と最新(第2時点)の撮像画像の分割領域とを比較する。向き変化判定部118は、時系列で1つ前に記憶された撮像画像を基準画像としてもよく、あるいは特定の時点(例えば監視領域設定時)の撮像画像を基準画像としてもよい。
図7の上図は基準画像の分割領域ARを表しており、図7の下図は最新の撮像画像の分割領域ARを表している。撮像装置2の向きが変化すると、分割領域ARの面積又は境界位置が変化する。図7の例では、ラベル「0」が割り当てられた分割領域ARの面積が下側に増加していることから、撮像装置2の向きは上側に変化したと推定できる。
向き変化判定部118は、基準画像と最新の撮像画像との間で分割領域の面積又は境界位置が変化している場合に、撮像装置2の向きが変化したと判定し、そうでない場合に、撮像装置2の向きが変化していないと判定する。そして向き変化判定部118は、同じ分割領域が基準画像の時点から最新の撮像画像の時点までに撮像画像上で移動した画素数及び向きを特定する。そして向き変化判定部118は、高さ特定部112が特定した被写体から撮像装置2までの距離と、予め設定された撮像素子の画素サイズとに基づいて、撮像画像上で移動した画素数及び向きから、撮像装置2の向きの変化を示す角度及び向きを特定する。
向き変化判定部118が撮像装置2の向きが変化したと判定した場合に、出力部117は、撮像装置2の向きが変化したことを通知する画面SC3を表示するための情報(信号)を生成し、表示装置3に送信する。表示装置3は、画像処理装置1から受け取った情報に従って、撮像装置2の向きが変化したことを通知する画面SC3を表示する。
図8は、本実施形態に係る画像処理装置1が撮像装置2の向きが変化したことを通知する画面SC3を示す模式図である。画面SC3は、撮像装置2の向きが変化した旨を表す情報I3と、撮像装置2の向きの変化に係る情報I4とを含む。撮像装置2の向きの変化に係る情報I4は、例えば撮像装置2の識別情報と、変化の向きと、変化の角度とを含む。これにより、画像処理装置1は、風や地震等によって撮像装置2の向きが変化したことを判定して、ユーザに通知できる。ユーザは変化の向き及び角度を知ることができるため、撮像装置2の向きを容易に調整できる。
[画像処理方法のフローチャート]
本実施形態に係る画像処理装置1は、画像分割処理、監視領域設定処理、向き変化判定処理及び物体検出処理を含む画像処理方法を実行する。図9は、本実施形態に係る画像処理方法のうち、画像分割処理、監視領域設定処理及び向き変化判定処理のフローチャートを示す図である。図9のフローチャートは、例えばユーザが画像処理装置1に対して所定の開始操作を行うことによって開始される。
画像取得部111は、撮像装置2が撮像した撮像画像を取得する(S11)。高さ特定部112は、ステップS11で画像取得部111が取得した撮像画像に基づいて、撮像画像に含まれる複数の画素の高さ(すなわち画素の位置に対応する被写体の高さ)を特定する(S12)。
画像分割部113は、ステップS12で高さ特定部112が特定した画素ごとの高さに基づいて、撮像装置2が撮像した撮像画像を複数の領域に分割する(S13)。画像分割部113は、撮像画像に対して設定した1つ又は複数の分割領域を示す分割領域情報を、撮像装置2の識別情報と関連付けて記憶部13に記憶させる。
条件受付部114は、ステップS13で画像分割部113が設定した分割領域に基づいて、監視対象の条件の指定を受け付ける画面を表示するための情報を生成し、表示装置3に送信する。そして条件受付部114は、入力装置4からユーザが指定した内容(すなわち分割領域の指定又は高さ範囲の指定)を、監視対象の条件として受け付ける(S14)。
監視領域設定部115は、画像分割部113が撮像画像に対して設定した1つ又は複数の分割領域のうち、ユーザが指定した監視対象の条件を満たす1つ又は複数の分割領域を、監視領域として設定する(S15)。監視領域設定部115は、撮像画像に対して設定した1つ又は複数の監視領域を示す監視領域情報を、撮像装置2の識別情報と関連付けて記憶部13に記憶させる。
向き変化判定部118は、記憶部13に記憶された過去の撮像画像を基準画像として、基準画像の分割領域と最新の撮像画像の分割領域とを比較することによって、撮像装置2の向きが変化したか否かを判定する(S16)。向き変化判定部118は、基準画像と最新の撮像画像との間で分割領域の面積又は境界位置が変化している場合に、撮像装置2の向きが変化したと判定し、そうでない場合に、撮像装置2の向きが変化していないと判定する。
ステップS16で撮像装置2の向きが変化していないと向き変化判定部118が判定した場合に(S17のNO)、画像処理装置1は処理を終了する。ステップS16で撮像装置2の向きが変化したと向き変化判定部118が判定した場合に(S17のYES)、出力部117は、撮像装置2の向きが変化したことを通知する画面を表示するための情報を生成し、表示装置3に送信する(S18)。表示装置3は、画像処理装置1から受け取った情報に従って、撮像装置2の向きが変化したことを通知する画面を表示する。
図10は、本実施形態に係る画像処理方法のうち、物体検出処理のフローチャートを示す図である。図10のフローチャートは、例えばユーザが画像処理装置1に対して所定の開始操作を行うことによって開始される。
物体検出部116は、撮像装置2が撮像した撮像画像を取得する(S21)。物体検出部116は、記憶部13から監視領域情報を取得する(S22)。そして物体検出部116は、ステップS21で取得した撮像画像の、ステップS22で取得した監視領域情報が示す監視領域内において、物体の存在を検出する(S23)。例えば物体検出部116は、過去に撮像された基準画像の監視領域と最新の撮像画像の監視領域とを比較することによって、物体の存在を検出する。
ステップS23で物体検出部116が物体の存在を検出した場合に(S24のYES)、出力部117は、物体を検出したことを通知する画面を表示するための情報を生成し、表示装置3に送信する(S25)。表示装置3は、画像処理装置1から受け取った情報に従って、物体を検出したことを通知する画面を表示する。ステップS23で物体検出部116が物体の存在を検出しなかった場合に(S24のNO)、画像処理装置1はステップS25を行わずステップS26へ進む。
所定の終了条件(例えばユーザが画像処理装置1に対して所定の終了操作を行うこと)が満たされていない場合に(S26のNO)、画像処理装置1はステップS23に戻って処理を繰り返す。所定の終了条件が満たされた場合に(S26のYES)、画像処理装置1は処理を終了する。
図9、図10においては、画像分割処理、監視領域設定処理及び向き変化判定処理のフローチャートと、物体検出処理のフローチャートとを別々に記載しているが、画像処理装置1は、物体検出処理の途中(例えばステップS23とステップS24との間)で、画像分割処理、監視領域設定処理及び向き変化判定処理を行ってもよい。これにより、画像処理装置1は、例えば物体検出処理の途中において分割領域が移動していることを検出した場合に、監視領域を再設定し、また撮像装置2の向きが変化しているとユーザに通知できる。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、画像処理装置1は、予め隣接画素同士の高さの関係に基づいて分割した分割領域のうち、ユーザから受け付けた条件を満たす監視領域を選択する。これにより、ユーザは、撮像画像中で監視対象とする座標を細かく指定する必要がなく、監視領域を容易に設定できる。さらに画像処理装置1は、分割領域の位置の変化に基づいて、撮像装置2の向きの変化を検出してユーザに通知する。これにより、ユーザは、撮像装置2の向きが変化したことを知ることができ、撮像装置2の向きを調整できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
上述の実施形態において、画像処理システムSは、駅のプラットホームに適用されているが、その他の用途に適用されてもよい。例えば金庫を撮像するように撮像装置2を設置し、ユーザが監視領域を金庫の扉の取っ手を含む部分に設定することよって、画像処理装置1は金庫が不正に開けられようとしていることを検出できる。
画像処理装置1の制御部11(プロセッサ)は、図9、図10に示す方法に含まれる各ステップ(工程)の主体となる。すなわち、制御部11は、図9、図10に示す方法を実行するためのプログラムを記憶部13から読み出し、当該プログラムを実行して画像処理装置1の各部を制御することによって、図9、図10に示す方法を実行する。
1 画像処理装置
2 撮像装置
11 制御部
112 高さ特定部
113 画像分割部
114 条件受付部
115 監視領域設定部
116 物体検出部
117 出力部
118 向き変化判定部

Claims (5)

  1. 所定領域を撮像する撮像部によって撮像された撮像画像に含まれる複数の画素の、前記所定領域における基準面からの被写体の高さを特定する高さ特定部と、
    前記撮像画像において隣接する画素同士の前記高さの関係に基づいて、前記撮像画像を複数の領域に分割する分割部と、
    ユーザが指定した監視対象の条件を受け付ける受付部と、
    前記複数の領域のうち前記受付部が受け付けた前記条件を満たす領域を、物体の存在を監視するための監視領域として設定する設定部と、
    前記監視領域内に前記物体を検出した場合に、信号を出力する出力部と、
    を有する画像処理装置。
  2. 第1時点において前記分割部が生成した前記複数の領域と、前記第1時点とは異なる第2時点において前記分割部が生成した前記複数の領域とを比較することによって、前記撮像部の向きが変化したか否かを判定する判定部をさらに有し、
    前記撮像部の向きが変化したと前記判定部が判定した場合に、前記出力部は信号を出力する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記分割部は、前記高さの差が所定の閾値未満である隣接する画素同士を同じ領域に含めることによって、前記撮像画像を前記複数の領域に分割する、請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記受付部は、前記条件として、前記複数の領域のうち前記ユーザが指定した監視対象とする少なくとも1つの領域を示す情報と、前記ユーザが指定した監視対象とする高さの範囲を示す情報との少なくとも一方を受け付ける、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. プロセッサが、
    所定領域を撮像する撮像部によって撮像された撮像画像に含まれる複数の画素の、前記所定領域における基準面からの被写体の高さを特定するステップと、
    前記撮像画像において隣接する画素同士の前記高さの関係に基づいて、前記撮像画像を複数の領域に分割するステップと、
    ユーザが指定した監視対象の条件を受け付けるステップと、
    前記複数の領域のうち前記受け付けるステップで受け付けられた前記条件を満たす領域を、物体の存在を監視するための監視領域として設定するステップと、
    を実行する監視領域設定方法。
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