JP7013325B2 - 運用計画立案装置および運用計画立案方法 - Google Patents

運用計画立案装置および運用計画立案方法 Download PDF

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Description

本発明は、プラントの運用計画立案装置および運用計画立案方法に関する。
上下水道プラントなどの運用に関して、特許文献1には、「配水網における需要の予測と計測結果とに基づいて、前記需要の予測を修正すべきかを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に応じて、前記計測結果に基づき前記需要の予測を修正する需要予測修正手段と、修正された前記需要の予測に基づいて、前記配水網に設けられた設備の運用計画を修正する運用計画修正手段とを備える水運用計画装置」、「前記判定手段は、前記需要の予測と前記計測結果との差異が所定の基準よりも大きい場合に前記需要の予測を修正する」、「前記需要予測修正手段は、前記需要の予測と前記計測結果に基づく実際の需要との差異を求めることで前記需要の予測を修正する」、「前記運用計画修正手段は、前記運用計画と、修正された前記需要の予測に応じて定められる新たな運用計画との差異を求めることで前記運用計画を修正する」、という記載がある。
特開2017-82435号公報
特許文献1の技術では、需要予測の誤差以外の原因による各種運用変更によって運用計画の修正が必要となる場合が想定されていない。運用変更の例としては、設備点検のために運用計画外のポンプ運転を行う場合や、一つの配水区域に対して複数の配水池から配水を行っている送配水系において、需要予測どおりの総配水量であっても配水池間の配水量のバランスが計画と異なった場合などが挙げられる。
また、ポンプ始動・停止などの運転切替時刻は、例えば毎正時と毎時30分のように限定して運用計画を立案することが一般的である。このため、運用計画を修正する場合であっても、前記の限定によって運用計画の修正の自由度が低く、実際に運転切替を行うまでには少なくとも30分以上の時間を要する可能性が高い。結果として、例えば配水池の変動幅が大きくなってしまう可能性が高く、運用をより最適化する余地が残る。
そこで、本発明では、各種運用変更に追従した運用計画を出力する運用計画立案装置および運用計画立案方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる運用計画立案装置は、制御対象となる設備の過去の運転実績データに基づいて、需要の予測値を計算する需要予測部と、所定周期または前記設備に対する運用変更の検知により、前記設備の運用計画を再立案する必要性を判定する再計画判定部と、前記再計画判定部による前記判定の結果に基づいて、前記再立案する必要があると判定された設備について、制御可能な時間的な境界点を示す変更限界時刻を計算する変更限界時刻計算部と、前記需要予測部が計算した前記需要の予測値と、前記変更限界時刻計算部が計算した前記変更限界時刻とに基づいて、前回の運用計画から運転切替を前倒しする修正は、前記変更限界時刻より後の時刻への修正であることを追加の制約条件として、前記設備の運用を最適化する運用計画を立案する運用計画立案部と、を備えることを特徴とする運用計画立案装置として構成される。
また、本発明は、上記運用計画立案装置で行われる運用計画立案方法としても把握される。
本発明によれば、各種運用変更に追従した運用計画を出力することができる。
運用計画立案装置およびシステムの実施形態の論理構成を示す図である。 運用計画立案装置のハードウェアブロック図である。 運用制御の対象となる水道施設群の構成を示す図である。 運用計画の例を示す図である。 運用計画と実績の差分にもとづく運用変更の検知を示す図である。 変更限界時刻計算部の処理フローチャートである。 再計画時の変更限界時刻と計画の修正を示す図である。 再計画時の変更限界時刻と修正対象外の計画項目を示す図である。 運用計画表示ウィンドウの例を示す図である。
以下、図面を用いて実施例を説明する。
図1は、運用制御システム100および運用計画立案装置101の論理構成を示す図である。運用制御システム100および運用計画立案装置101は、水道の導送配水プロセスを運用制御および運用計画立案の対象とし、予め作成した運用計画に基づいて機器を制御する。
運用制御システム100は、運用計画立案装置101と、監視制御装置102と、センサ103と、サブコントローラ104とを有している。
運用計画立案装置101は、再計画判定部111と、変更限界時刻計算部112と、需要予測部113と、運用計画立案部114と、運転実績データ記憶部121と、変更限界基礎データ記憶部122と、データ収集部151と、計画出力部152と、計画表示部153とを備える。
再計画判定部111は、運転実績データ記憶部121より運転実績データを読み出し、運用計画立案部114より最新の運用計画を受信し、所定周期または運用変更の検知によって運用計画の再立案の必要性、すなわち、再計画の要否を判定する処理を行う。また、再計画判定部111は、再計画を要と判定した場合に、判定理由を変更限界時刻計算部112と運用計画立案部114に送信する。再計画判定部111の処理の詳細は、図5の説明とともに後述する。
変更限界時刻計算部112は、再計画判定部111より判定理由を受信し、当該判定理由に含まれる再計画の対象設備を選択し、運用計画の変更限界時刻を計算する処理を行い、前記再計画の対象設備と、前記変更限界時刻を運用計画立案部114に送信する。変更限界時刻計算部112の処理の詳細は、図6の説明とともに後述する。
需要予測部113は、運転実績データ記憶部121より過去の運転実績データを読み出し、当該運転実績データに基づいて需要の予測値を計算し、前記需要の予測値を運用計画立案部114に送信する。ここで、需要の予測値とは、予測時点から所定の将来期間(例えば24時間分)における、所定の時間ステップ(例えば15分間)ごと、配水区域ごとの配水量の予測値の時系列をさす。需要予測の計算方法には、公知の時系列予測方法を採用することができる。
運用計画立案部114は、運転実績データ記憶部121より直近の運転実績データを読み出し、需要予測部113より需要の予測値を受信し、変更限界時刻計算部112より再計画の対象設備と変更限界時刻を受信し、再計画判定部111より判定理由を受信する。そして、運用計画立案部114は、前回の運用計画から運転切替を前倒しする修正は、前記変更限界時刻より後の時刻への修正であることを追加の制約条件として、プラント運用を最適化する運用計画を立案する処理を行い、前記運用計画を計画出力部152および計画表示部153に送信する。運用計画立案部114の処理の詳細は、図7および図8の説明とともに後述する。また、運用計画の詳細は図4の説明にて後述する。
運転実績データ記憶部121は、データ収集部151より送信された運用計画対象についての取送配水プロセスの運転実績データを蓄積する。当該運転実績データは、再計画判定部111、変更限界時刻計算部112、需要予測部113、運用計画立案部114により読み出される。運転実績データとは、例えば、取送配水プロセスのセンサ計測値、および、機器やセンサの故障状態を示すデータをさす。また、運転実績データには、監視制御装置102で管理している関連データ、すなわち、機器やセンサの故障状態の変化に関するアラーム情報等を含めてもよい。
変更限界基礎データ記憶部122は、変更限界時刻の計算の基礎となるデータとして、設備ごとの特徴に応じた余裕時間と、再計画の対象設備の組合せに対応する計算時間の上限値を蓄積する。余裕時間は、運用計画立案装置101で立案された再計画後の運用計画が、監視制御装置102およびサブコントローラ104を介して再計画の対象設備に送信され、上記対象設備が当該運用計画を反映した再計画後の運用を開始するまでの時間である。余裕時間の具体的な設定方法については、図6の説明において後述する。また、上記計算時間の上限値は、運用計画立案部114が上記対象設備についての最適な運用計画を立案するために必要な時間の閾値であり、例えば、運用計画についての最適化問題を計算して近似最適解を得るために許容される時間の閾値である。当該上限値の具体的な用い方については図7を用いて後述する。当該データは、変更限界時刻計算部112により読み出される。変更限界基礎データ記憶部122が蓄積するデータの詳細は図6の説明にて後述する。
データ収集部151は、監視制御装置102から運用計画対象の導送配水プロセスの運転実績データを受信し、運転実績データ記憶部121に送信する。
計画出力部152は、運用計画立案部114より運用計画を受信し、前記運用計画を監視制御装置102に運用制御の目標値として送信する。
計画表示部153は、変更限界時刻計算部112より変更限界時刻を受信し、運用計画立案部114より前回および最新の運用計画を受信し、これらを操作者向けのディスプレイのウィンドウに表示する。計画表示部153の表示例は、図8の説明として後述する。
監視制御装置102は、運用制御対象の導送配水プロセスの状態を計測するセンサ103から計測値を収集し、前記計測値と、センサ103や機器の故障状態と、センサ103や機器の故障状態の変化に関するアラーム情報を運用計画立案装置101に送信し、また運用制御の目標値として運用計画を運用計画立案装置101から受信し、受信した当該運用計画に基づいて運用制御対象の導送配水プロセスの状態を制御するサブコントローラ104に制御目標値を送信する。
なお、運用計画立案装置101は、監視制御装置102からは遠隔地に設置されたデータセンター上のプログラムとして実現してもよい。
図2は、運用計画立案装置のハードウェアブロック図である。図2を参照して、運用計画立案装置101のハードウェア構成を説明する。
図2において、運用計画立案装置101は、CPU(Central Processing Unit)201と、メモリ202と、HDD(Hard Disk Drive)203と、通信制御装置204と、入力装置205と、表示装置206と、バス210とを有して構成されている。
CPU201は、メモリ202上のプログラムを実行する演算装置である。メモリ202は、プログラム、テーブル等を一時記憶する記憶媒体である。HDD203は、プログラム、テーブル等を保持する記憶装置である。
入力装置205は、キーボード、マウス等の入力機器である。通信制御装置204は、NIC(Network Interface Card)等の通信機器であり、ネットワーク220と接続されている。
表示装置206は、例えば、図1で説明したディスプレイである。
バス210は、CPU201、メモリ202、メディア入出力部203、入力部205、通信制御部204、表示部206、周辺機器IF部207を相互接続する通信路である。
図1と図2との対比から明らかなように、図1の運用計画立案装置101は、CPU201がプログラムを実行することで実現している。
すなわち、図2に示すHDD203には、運用計画立案装置101の再計画判定部111、変更限界時刻計算部112、需要予測部113、運用計画立案部114、データ収集部151、計画出力部152、計画表示部153の機能を実現するためのプログラム、および運転実績データ記憶部121、変更限界基礎データ記憶部122が蓄積するデータが記憶される。CPU201が、上記プログラムをHDD203から読み出してメモリ202にロードして実行することにより、上記各部の機能を実現する。
なお、上記プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでUSB(Universal Serial Bus)メモリ等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供したり、インターネット等のネットワークに接続された他のコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより、HDD203に提供または配布するように構成してもよい。運用計画立案装置101と、監視制御装置102を同一のハードウェア上に異なるプログラムとして実現することとしてもよい。
図3は、運用制御の対象となる水道施設群の構成を示す図である。図3を参照して、運用計画立案装置101が監視対象とする広域プラントである水道の導送配水プロセスの構成を説明する。
図3は、水道の導送配水系の設備構成を示す。配水池301、302から配水区域341に対して、配水ポンプ施設321、322により多点注入でポンプ配水している。図中には、配水管354のように、代表的な配水管のみを記載している。配水区域341中には、末端局361、362があり、水圧や水質を計測する。また、配水池303から配水区域342に対して減圧バルブ334を通じて自然流下配水している。配水池301への流入は、送水管351を通じて用水供給事業者から受水と、合わせて導水ポンプ施設324からの原水を浄水場311で処理した浄水とからなる。配水池301の水の一部は、送水ポンプ施設323、送水管353を経由して配水池303に送水している。配水池302への流入は、送水管352を通じた用水供給事業者から受水である。各配水池の送水管からの流入部には、流量調整バルブ331、流量調整バルブ332、仕切バルブ333がある。
この例にて、監視制御装置102が計測値を収集するセンサ103は、各配水池の水位計、各ポンプ施設、バルブにおける流量計、各ポンプ施設と末端局における水圧計、各ポンプ施設のポンプ運転号機、回転数、消費電力の計測器、各バルブの開度の計測器、などが該当する。
また、この例にて、監視制御装置102が制御を指示するサブコントローラ104は、各ポンプの始動・停止、回転数調整機器、各バルブの開度調整などを制御するコントローラが該当する。
なお、以下、配水ポンプ施設321をA配水ポンプ、配水ポンプ施設322をB配水ポンプ、送水ポンプ施設323をC送水ポンプと略記することがある。
運用計画の例を示す図4を参照して、本実施例における運用計画の例を説明する。運用計画とは、ここでは、運用計画立案時点から所定の将来期間(例えば24時間分)における、制御目標ないしはプロセス状態の推移の計画をさす。
制御目標ないしはプロセス状態の具体例としては、各流量計での導水量、送水量、配水量、導送配水ポンプの運転台数、配水池水位、ポンプ回転数や、バルブ開度、目標流量などのポンプ・バルブの制御目標などがある。後述するように、運用計画立案装置101は、水道の導送配水プロセスを運用計画立案の対象とし、運用計画立案部114が、導水量、送水量、配水量、導送配水ポンプの運転台数、配水池水位のいずれかを含む運用計画であって、運転切替として、導送配水ポンプの起動または/および停止、バルブの開閉、ポンプまたは/およびバルブの制御目標の変更のいずれかの操作を含む運用計画を立案する。
図4中では、運用計画の例として、配水区域341の総配水量と、配水池301の水位と、送水ポンプ施設323のポンプ運転台数の時間的な推移を表示している。
運用計画における推移は、主に時間ステップ(以下、例として30分間とする)ごとの値の時系列で表現する。この際、時々刻々と変化するプロセスを30分間ごとの値で表現するために、適切な集約方法で時間ステップを代表する値を定める。例えば、水位は毎正時および毎時30分における値、取水・送水・配水量は各30分の平均値を取る。
ただし、導送配水ポンプの起動・停止、バルブの開閉、ポンプ・バルブの制御目標の変更などの運転切替は、毎正時および毎時30分だけでなく、任意の時刻での切替を運用計画として含む。例えば、運用計画立案装置101は、送水ポンプ施設323の送水ポンプ運転台数を15時5分に0台から1台へと切り替える運用計画を出力することがある。
なお、送水ポンプ1台運転時の送水流量が60m/hの場合、15時0分から30分の送水量は60/30×25=50m/hと出力する。
また、運用計画立案装置101は、毎正時および毎時30分だけでなく、任意の時刻を初期状態として運用計画を立案する。
後述するとおり、再計画判定部111が運用計画と運転実績の差異から運用変更を検知したとき、運用計画立案装置101は次の正時あるいは30分を待たずに直ちに運用計画を立案する。この時運用計画立案装置101は、運用計画の最初の時間ステップとしては、初期状態である計画立案時刻から次の正時あるいは30分までの時間ステップを採用する。
この時間ステップは30分間ではなくより短い変則的な長さとなる。運用計画立案部114における最適化問題の定式化においては、水量バランスの制約条件で時間ステップの長さを考慮することで、時間ステップの変則的な長さに対応可能な式とする。当該式については数2を用いて後で具体的に説明する。
図5は、A配水ポンプの運転台数を対象とし、運用計画と実績の差分にもとづく運用変更の検知を示す図である。図5を参照して、再計画判定部111の処理を説明する。
再計画判定部111は、データ受信、判定、結果送信の各ステップで処理を行う。
データ受信ステップでは、再計画判定部111は、運転実績データ記憶部121より運転実績データを読み出し、運用計画立案部114より最新の運用計画を受信する。
続く判定ステップでは、再計画判定部111は、二通りの方法により再計画の要否を判定する。どちらか一方の方法が要と判定すれば、再計画の要否の判定結果は要とする。
まず第一の方法として、再計画判定部111は、処理時刻が所定周期に該当する場合に再計画が要と判定する。例えば再計画の周期を30分として、毎正時および毎時30分に再計画が要と判定する。
一方、第二の方法として、再計画判定部111は、運用計画立案部114から受信した最新の運用計画と、運転実績データ記憶部121から読み出した運転実績とを比較し、運用変更、すなわち、計画外の運転操作や外乱を検知した場合に再計画が要と判定し、計画外の運転操作や外乱に追従してプラント運用を行えるようにする。
運用変更の検知の例を説明する。図5(a)はA配水ポンプの運転台数の最新の運用計画値、(b)は同運転台数の実績値である。運用計画値501のポンプ始動時刻502に対して、実績値503のポンプ始動時刻504が前倒しされている。
この例のように、再計画判定部111は、運用計画と実績とで運転切替時刻の差が所定の閾値(例えば10分)よりも大きいか否かを判定し、その差が所定の閾値よりも大きいと判定した場合に、運用変更を検知し、再計画が要と判定する。
再計画判定部111は、また、運用計画と実績との間で、配水池水位、導水量、送水量、配水量、導送配水ポンプの運転台数のいずれかの差が所定の閾値以上であるか否かを判定し、その差が所定の閾値よりも大きいと判定した場合に運用変更を検知する。
最後の結果送信ステップでは、再計画判定部111は、再計画の要否の判定結果が要のときに、判定理由を変更限界時刻計算部112と運用計画立案部114に送信する。ここで、判定理由は、所定周期に基づく判定か、あるいは運用変更を検知したかの区別と、後者の場合は運用変更を検知した項目である。上記の例の場合、検知した項目はA配水ポンプのポンプ始動時刻の前倒しである。
上述した再計画判定部111を備えることで、運用計画立案装置101は設備点検のために運用計画外のポンプ運転を行う場合や、一つの配水区域に対して複数の配水池から配水を行っている送配水系において、需要予測どおりの総配水量であっても配水池間の配水量のバランスが計画と異なった場合などの運用変更を検知できる。
図6は、変更限界時刻計算部の処理フローチャートである。図6を参照して、変更限界時刻計算部112の処理を説明する。
ステップ601において、変更限界時刻計算部112は、処理を開始する。
ステップ602において、変更限界時刻計算部112は、再計画判定部111より判定理由を受信する。
ステップ603において、変更限界時刻計算部112は、前記判定理由に基いて再計画の対象設備を選択する。
ここで、変更限界時刻計算部112は、前記判定理由が運用変更の検知である場合に、検知項目による影響の大きい設備、具体的には、検知項目の上流に位置する設備を再計画の対象設備として選択する。
例えば、運用変更の検知項目が配水池303の水位である場合、変更限界時刻計算部112は、その上流となる送水ポンプ施設323、配水池301、流量調整バルブ331、浄水場311、導水ポンプ施設324を再計画の対象設備とする。一方で、配水ポンプ施設321-322や、配水池302、流量調整バルブ332は上流にはないため、変更限界時刻計算部112は、これらの設備を再計画の対象外とする。また、例えば、運用変更の検知項目が配水ポンプ施設321-322の配水量である場合、変更限界時刻計算部112は、上流にはない送水ポンプ施設323、配水池303、減圧バルブ334は再計画の対象外とし、その他の設備を再計画の対象設備とする。
なお、前記判定理由が所定周期に基づく判定の場合、変更限界時刻計算部112は、変更限界時刻計算部112は全ての設備を再計画の対象設備として選択する。
ステップ604において、変更限界時刻計算部112は、前記再計画の対象設備に対応する運用計画立案部114が近似最適解を得るために許容される計算時間の上限値Sを、変更限界基礎データ記憶部122から読み出す。
ここで、変更限界基礎データ記憶部122は、再計画の対象設備の組合せごとに、計算時間の上限値をテーブル形式で蓄積している。例えば、変更限界基礎データ記憶部122は、上述した二通りの組合せと、全ての設備を含む組合せについて、それぞれ計算時間の上限値を記憶しており、変更限界時刻計算部112により読み出される。なお、記憶していない再計画の対象設備の組合せに対しては、変更限界基礎データ記憶部122に記憶されている全ての設備を含む組合せの計算時間の上限値が、変更限界時刻計算部112により読み出される。
ステップ605において、変更限界時刻計算部112は、再計画の対象となる各設備kについて、変更限界基礎データ記憶部122より余裕時間R_kを読み出す。なお、_は下付き文字の略記法である。
ここで、変更限界基礎データ記憶部122は、設備ごとの余裕時間をテーブル形式で蓄積している。
余裕時間は、設備の特徴に応じて異なる値を設定できる。例えば、導水量を調整する導水ポンプの運転台数は、運用計画立案装置101の操作者、すなわち水道の導送配水システムを監視する運転員が運用計画の修正による浄水プロセスの安定性への影響を確認する時間を確保するために、送水ポンプよりも長い余裕時間を設定する。一方、例えば水需要量に比べて容量の小さい配水池へと送水する送水ポンプの運転台数は、速やかな配水池水位の適正化のために、導水ポンプよりも短い余裕時間を設定する。他にも、設備に対する監視制御システムから遠方制御の可否などの特徴に応じて余裕時間を設定できる。
ステップ606において、変更限界時刻計算部112は、再計画の対象となる各設備kについて、ステップ604で受信した計算時間の上限値Sと、ステップ605で受信した余裕時間R_kを用いて、式
T_k = S + R_k
により変更限界時刻T_kを計算する。変更限界時刻は、設備を適切に制御できる時間的な境界点である。
ステップ607において、変更限界時刻計算部112は、再計画の対象設備と、各設備の変更限界時刻T_kを運用計画立案部114に送信する。
ステップ608において、変更限界時刻計算部112は、処理を終了する。
上述した変更限界時刻計算部112を備えることで、運用計画立案装置101は、設備ごとの運転切替の変更限界時刻を精緻に評価でき、後述する運用計画立案部114にて、より自由度の高い運用計画の立案を行える。
また、判定理由に基いて再計画の対象設備を限定し、運用計画立案部114の計算時間の上限を変更することで、運用計画立案装置101は、可能な場合に変更限界時刻を前倒しし、より自由度の高い運用計画の立案を行える。さらに、局所的だが対応の緊急度が高い運用変更に対して迅速に運用計画を修正できる。
図7および図8を参照しながら、運用計画立案部114の処理を説明する。
運用計画立案部114は、データ受信、最適化問題構成、最適化問題求解、結果送信のステップで処理を行う。
続くデータ受信ステップでは、運用計画立案部114は、運転実績データ記憶部121より直近の運転実績データを読み出し、需要予測部113より需要の予測値を受信し、変更限界時刻計算部112より再計画の対象設備と変更限界時刻を受信し、再計画判定部111より判定理由を受信する。
続く最適化問題構成ステップでは、運用計画立案部114は、受信した各データに基いて、運用計画を立案する最適化問題を構成する。例えば、運用計画立案部114は、当該各データを受信したときの値を以下の算式に当てはめる。
最適化問題は以下で表現する。
Figure 0007013325000001
ここで、f、g_j、h_iは関数であり、
X:運用計画を表現するベクトル、
s:各配水池の水位や各ポンプの運転状態などの運用計画立案時点での導送配水システムの状態を表すベクトル、
D:需要の予測値を表すベクトル、
T:各設備の変更限界時刻のベクトル、
Y:前回立案した運用計画を表現するベクトル、
p:設備のインデックス、
P:全設備の集合、
Q:再計画の対象設備の集合、である。
関数f、g_jを定式化するためには、公知の手法を利用することができる。例えば、関数fは対象システムにおけるポンプ消費電力を表す関数とし、関数g_jは、配水区域における水需要の満足を表す制約式、配水池における水量バランスを意味する流入量と流出量と水位変化の関係式、固定速ポンプのみからなる導送配水ポンプ施設におけるポンプ運転台数と導送配水量の関係式、などを意味する関数とする。すなわち、関数g_jは、設備側の制約条件を表す関数として定めることができる。例として、配水池rにおける水量バランスを意味する流入量と流出量と水位変化の関係式は、
Figure 0007013325000002
と書ける。ただし、
A_r:配水池rの底面積、
L_r[t]:水位rの時間ステップtでの水位、
q_r,in[t]:水位rの時間ステップtにおける流入量、
q_r,out[t]:水位rの時間ステップtにおける流出量、
δ[t]:時間ステップtの長さ、である。
上記数2では、従来のように固定値(例えば、30分ごと)ではなく、時間ステップtの長さを変数として定義している。したがって、例えば、運用計画立案部114が、最初の正時を経過し、その30分後に至るまで(例えば、最初の正時から20分後)に、上記第二の方法により再計画が要である旨の判定結果を受信した場合であっても、その時点での時間ステップの長さδ[t](例えば、20分)を上記算式に与えることにより、運用変更が検知されたタイミングで、直ちに運用計画を修正することができる。
関数h_iは、運転切替に関する制約条件を表す関数であり、後述する。
制約式X_p=Y_pは、再計画の対象外である設備では、前回立案した運用計画の値をそのまま採用することを表す。
運転切替に関する制約条件は、前回の運用計画から運転切替を前倒しする修正は、前記変更限界時刻より後の時刻への修正であることを課すという条件である。図7および図8を参照して、詳細を説明する。
図7は、B配水ポンプの運転台数に関する変更限界時刻と計画の修正を示す図である。
再計画判定時刻701は、再計画判定部111が図5で説明した処理を実行して再計画を要と判定したときの時刻である。期間702、703は、それぞれ、変更限界時刻704の計算に用いられた運用計画立案部114の計算時間の上限値、当該設備の余裕時間を示す。また、時刻704は、変更限界時刻計算部112が計算した変更限界時刻である。
前回計画値705は、変更限界時刻704より後の時刻706にポンプを追加始動する運転切替を行う計画である。
こうした運転切替に対して、運用計画立案部114は、関数h_iの一つとして、前回の運用計画から前記運転切替を前倒しする修正は、前記変更限界時刻より後の時刻への修正であることを課す。すなわち、前記最適化問題の最適化解の候補である修正計画値707のポンプ追加始動時刻708は、変更限界時刻704より後の時刻でなければならないことを関数h_iの一つとして定式化する。
また、図8は、C送水ポンプの運転台数に関する変更限界時刻と修正対象外の計画項目を示す図である。期間803、804の意味は図7と同様である。
前回計画値805は、変更限界時刻804より前の時刻806にポンプを追加始動する運転切替を行う計画である。
こうした運転切替に対して、運用計画立案部114は、関数h_iの一つとして、時刻806の運転切替を修正計画値807そのまま採用することを課す。
続く最適化問題求解ステップでは、運用計画立案部114は、上記期間702の時間内で得られた計算結果の中から前記最適化問題の近似最適解として最適な運用計画を求める。
図8では、修正対象外の設備についての運用計画を例に説明しているが、修正対象の設備であっても、同様に考えることができる。すなわち、運用計画立案部114は、前回計画値805が変更限界時刻804よりも前の時刻として定められている場合について、時刻806を修正計画値807としてそのまま採用することを課すことができる。
最適化問題の近似最適解を求める方法は、例えば、遺伝的アルゴリズムや数理計画法などの公知の技術を用いることができる。
最後の結果送信ステップでは、運用計画立案部114は、前記運用計画を計画出力部152と計画表示部153に送信する。
運用計画立案部114の処理時点では、収集できるデータは再計画判定時刻701までのプラントの状態であるため、運用計画立案部114は、再計画判定時刻701を初期状態として運用計画を立案する。しかしながら、運用計画立案部114の処理が終了し、その出力した運用計画に従って制御を行うタイミングは、変更限界時刻704ごろとなる。
上述した運用計画立案部114を備えることで、運用計画立案装置101は必要な場合には運転切替を変更限界時刻の直後まで前倒しする、より自由度の高い運用計画を立案できる。
また、図8を参照して説明した運用計画立案部114を備えることで、運用計画立案装置101は、運用計画の立案時点では未実施だが、運用計画の修正には間に合わない運転切替について、前回の運用計画通りの運転切替を前提として以降の運用計画を修正できる。なお、こうした運転切替については、実施有無の両方の場合についてそれぞれ前提として運用計画を立案し、運用計画の立案後に実施有無を実績に基づいて確認し、実績に即した運用計画を採用する構成としてもよい。
図9は、運用計画表示ウィンドウの例を示す図である。図9を参照して、計画表示部153が変更限界時刻および運用計画を操作者に提示する方法を説明する。
計画表示部153がディスプレイ等に表示する運用計画表示ウィンドウ901は、項目選択パネル911と計画詳細表示パネル912を有する。
計画表示部153は、項目選択パネル911に対して、表示対象とする運用計画の項目の選択肢を表示する。また、計画表示部153は、項目選択パネル911にて、操作者からの選択操作を受け付けて、表示する運用計画の項目の入力を受け取る。
計画表示部153は、計画詳細表示パネル912に対して、項目選択パネル911で選択された項目を対象に、変更限界時刻計算部112が計算した再計画時刻921、運用計画立案部114の計算時間の上限922、余裕時間923、変更限界時刻924と、運用計画立案部114が計算した前回計画値935および修正計画値937、それらの運転切替時刻936、938を表示する。
上述した計画表示部153を備えることで、運用計画立案装置101は操作者に対して変更限界時刻704を精緻に評価した運用計画の修正結果を伝えることができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
100 運用制御システム
101 運用計画立案装置
111 再計画判定部
112 変更限界時刻計算部
114 運用計画立案部

Claims (7)

  1. 制御対象となる設備の過去の運転実績データに基づいて、需要の予測値を計算する需要予測部と、
    所定周期または前記設備に対する運用変更の検知により、前記設備の運用計画を再立案する必要性を判定する再計画判定部と、
    前記再計画判定部による前記判定の結果に基づいて、前記再立案する必要があると判定された設備について、制御可能な時間的な境界点を示す変更限界時刻を計算する変更限界時刻計算部と、
    前記需要予測部が計算した前記需要の予測値と、前記変更限界時刻計算部が計算した前記変更限界時刻とに基づいて、前回の運用計画から運転切替時刻を前倒しする修正を実施する場合、前記変更限界時刻より後の時刻となるよう修正を実施することを追加の制約条件として、前記設備の運用を最適化する運用計画を立案する運用計画立案部と、を備えた運用計画立案装置において、
    前記運用計画立案装置は、水道の導送配水プロセスを運用計画立案の対象とし、
    前記運用計画立案部は、導水量、送水量、配水量、導送配水ポンプの運転台数、配水池水位のいずれかを含む前記運用計画であって、前記運転切替として、導送配水ポンプの起動または/および停止、バルブの開閉、ポンプまたは/およびバルブの制御目標の変更のいずれかの操作を含む前記運用計画を立案する、
    ことを特徴とする運用計画立案装置。
  2. 請求項1に記載の運用計画立案装置であって、
    前記変更限界時刻計算部は、前記運用計画立案部が前記最適化する運用計画を立案するための計算時間の上限値と、前記運用計画立案部が前記再立案した運用計画に従って前記設備を運転するまでの余裕時間とを、前記再計画判定部が前記運用計画を再立案する必要があると判定したときの時刻に加えることで、前記変更限界時刻を計算する、
    ことを特徴とする運用計画立案装置。
  3. 請求項1に記載の運用計画立案装置であって、
    前記運用計画立案部は、前記変更限界時刻より前の時刻への運転切替については、前回の運用計画を採用する、
    ことを特徴とする運用計画立案装置。
  4. 請求項1に記載の運用計画立案装置であって、
    前記再計画判定部は、前記運用計画と運転実績とに基づいて、前記運転切替の時刻、配水池水位、導水量、送水量、配水量、導送配水ポンプの運転台数のいずれかの差が所定の値以上である場合に前記運用変更を検知し、前記運用計画の再立案の必要性を判定する、
    ことを特徴とする運用計画立案装置。
  5. 請求項2に記載の運用計画立案装置であって、
    前記変更限界時刻計算部は、前記設備ごとの特徴に応じた前記余裕時間に基いて、前記変更限界時刻を設備ごとに計算する、
    ことを特徴とする運用計画立案装置。
  6. 請求項2に記載の運用計画立案装置であって、
    前記運用計画立案部は、前記再計画判定部による前記判定の理由に基いて、再計画の対象設備を選択して運用計画を修正し、
    前記変更限界時刻計算部は、選択された前記再計画の対象設備に対応する前記計算時間の上限値を用いて前記変更限界時刻を計算する、
    ことを特徴とする運用計画立案装置。
  7. 需要予測部が、制御対象となる設備の過去の運転実績データに基づいて、需要の予測値を計算し、
    再計画判定部が、所定周期または前記設備に対する運用変更の検知により、前記設備の運用計画を再立案する必要性を判定し、
    変更限界時刻計算部が、前記再計画判定部による前記判定の結果に基づいて、前記再立案する必要があると判定された設備について、制御可能な時間的な境界点を示す変更限界時刻を計算し、
    運用計画立案部が、前記需要予測部が計算した前記需要の予測値と、前記変更限界時刻計算部が計算した前記変更限界時刻とに基づいて、前回の運用計画から運転切替時刻を前倒しする修正を実施する場合、前記変更限界時刻より後の時刻となるよう修正を実施することを追加の制約条件として、前記設備の運用を最適化する運用計画を立案する、運用計画立案方法において、
    水道の導送配水プロセスを運用計画立案の対象とし、
    前記運用計画立案部は、導水量、送水量、配水量、導送配水ポンプの運転台数、配水池水位のいずれかを含む前記運用計画であって、前記運転切替として、導送配水ポンプの起動または/および停止、バルブの開閉、ポンプまたは/およびバルブの制御目標の変更のいずれかの操作を含む前記運用計画を立案する、
    ことを特徴とする運用計画立案方法。
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