JP7011748B1 - 移動体用風力発電装置 - Google Patents

移動体用風力発電装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7011748B1
JP7011748B1 JP2021138200A JP2021138200A JP7011748B1 JP 7011748 B1 JP7011748 B1 JP 7011748B1 JP 2021138200 A JP2021138200 A JP 2021138200A JP 2021138200 A JP2021138200 A JP 2021138200A JP 7011748 B1 JP7011748 B1 JP 7011748B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind
wind turbine
air
moving body
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021138200A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2023032211A (ja
Inventor
清三 菅
Original Assignee
清三 菅
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 清三 菅 filed Critical 清三 菅
Priority to JP2021138200A priority Critical patent/JP7011748B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7011748B1 publication Critical patent/JP7011748B1/ja
Publication of JP2023032211A publication Critical patent/JP2023032211A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/728Onshore wind turbines
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/16Mechanical energy storage, e.g. flywheels or pressurised fluids
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E70/00Other energy conversion or management systems reducing GHG emissions
    • Y02E70/30Systems combining energy storage with energy generation of non-fossil origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Wind Motors (AREA)

Abstract

【課題】中・高速走行時や低速走行時はもちろんのこと、駐停車時にも発電してバッテリに充電することができる電気自動車の風力発電装置を提供する。【解決手段】本装置1は、電気自動車2の走行に伴う風力を受けて回転する風車3と、風車3の回転力で発電する発電機4と、発電機4で発電した電力を蓄えるバッテリ5と、バッテリ5に蓄えた電力でエアを圧縮するコンプレッサ6と、コンプレッサ6で圧縮したエアを蓄えるエアボトル7と、それらを制御するコントローラ8と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、移動体用風力発電装置に関し、特に電気自動車に好適である。
従来の電気自動車では、外部電源により車載のバッテリを充電しておき、そのバッテリに電気的に接続したモータで走行する。かかる電気自動車では、走行距離が限られている。そこで、走行に伴って発生する風力を利用することによりバッテリを充電でき、もってバッテリの消耗を抑制することができる充電システムが開発された(例えば特許文献1参照)。
しかし、特許文献1の風力発電装置は、駐停車時には発電してバッテリに充電することができないため、バッテリの充電不足を招きかねない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、移動体の停止時にも発電してバッテリに充電することができる移動体用風力発電装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、移動体に搭載される風力発電装置であって、前記移動体の移動に伴う風力を受けて回転する風車と、前記風車の回転力で発電する発電機と、前記発電機で発電した電力を蓄えるバッテリと、前記バッテリに蓄えた電力でエアを圧縮するコンプレッサと、前記コンプレッサで圧縮したエアを蓄えるエアボトルと、前記風力で前記風車を回転する第一のモードと、前記エアボトルに蓄えたエアで前記風車を回転する第二のモードとを有するとともに、両モードの少なくとも一方を、前記移動体の移動速度と電力使用状態とに応じて選択するモード選択手段とを備え、前記移動体は、該移動体の本体の前後方向に配された通風路を有し、前記風車は、前記通風路内に横向きに設けられた1又は複数のクロスフロー型の風車であり、前記風車が複数であるときには、前記通風路内での風力の変化に応じて、該通風路内の断面積を調整可能なダンパを各風車の直後に設けることを特徴とするものである。
請求項1記載の発明によれば、前記移動体の移動に伴う風力を受けて回転する風車と、前記風車の回転力で発電する発電機と、前記発電機で発電した電力を蓄えるバッテリと、前記バッテリに蓄えた電力でエアを圧縮するコンプレッサと、前記コンプレッサで圧縮したエアを蓄えるエアボトルと、前記風力で前記風車を回転する第一のモードと、前記エアボトルに蓄えたエアで前記風車を回転する第二のモードとを有するとともに、両モードの少なくとも一方を、前記移動体の移動速度と電力使用状態とに応じて選択するモード選択手段とを備えたので、移動体の移動時はもちろんのこと、停止時にも発電してバッテリに充電することができる。その結果、脱炭素時代にふさわしい、無公害の移動体を実現することができる。また、前記移動体は、該移動体の本体の前後方向に配された通風路を有し、前記風車は、前記通風路内に横向きに設けられた1又は複数のクロスフロー型の風車であるので、効率よく発電することができる。さらに、前記風車が複数であるときには、前記通風路内での風力の変化に応じて、該通風路内の断面積を調整可能なダンパを各風車の直後に設けるので、通風路内での風力低下を保障して、効率よく発電することができる。
請求項2記載の発明は、移動体に搭載される風力発電装置であって、前記移動体の移動に伴う風力を受けて回転する風車と、前記風車の回転力で発電する発電機と、前記発電機で発電した電力を蓄えるバッテリと、前記バッテリに蓄えた電力でエアを圧縮するコンプレッサと、前記コンプレッサで圧縮したエアを蓄えるエアボトルと、前記風力で前記風車を回転する第一のモードと、前記エアボトルに蓄えたエアで前記風車を回転する第二のモードとを有するとともに、両モードの少なくとも一方を、前記移動体の移動速度と電力使用状態とに応じて選択するモード選択手段とを備え、前記移動体は、該移動体の本体の前後方向に配された通風路を有し、前記風車は、前記通風路内に横向きに設けられた1又は複数のクロスフロー型の風車であり、前記風車が複数であって、かつ、前記モード選択手段が前記両モードを選択するときには、前記通風路の前側から後側に向かって、前記エアボトルからのエアの吹出口を順次に拡大可能なノズルを各風車の直前に設けることを特徴とするものである。
請求項2記載の発明によれば、前記移動体の移動に伴う風力を受けて回転する風車と、前記風車の回転力で発電する発電機と、前記発電機で発電した電力を蓄えるバッテリと、前記バッテリに蓄えた電力でエアを圧縮するコンプレッサと、前記コンプレッサで圧縮したエアを蓄えるエアボトルと、前記風力で前記風車を回転する第一のモードと、前記エアボトルに蓄えたエアで前記風車を回転する第二のモードとを有するとともに、両モードの少なくとも一方を、前記移動体の移動速度と電力使用状態とに応じて選択するモード選択手段とを備えたので、移動体の移動時はもちろんのこと、停止時にも発電してバッテリに充電することができる。その結果、脱炭素時代にふさわしい、無公害の移動体を実現することができる。また、前記移動体は、該移動体の本体の前後方向に配された通風路を有し、前記風車は、前記通風路内に横向きに設けられた1又は複数のクロスフロー型の風車であるので、効率よく発電することができる。さらに、前記風車が複数であって、かつ、前記モード選択手段が前記両モードを選択するときには、前記通風路の前側から後側に向かって、前記エアボトルからのエアの吹出口を順次に拡大可能なノズルを各風車の直前に設けるので、通風路内での風力低下を保障して、効率よく発電することができる。
請求項3記載の発明は、移動体に搭載される風力発電装置であって、前記移動体の移動に伴う風力を受けて回転する風車と、前記風車の回転力で発電する発電機と、前記発電機で発電した電力を蓄えるバッテリと、前記バッテリに蓄えた電力でエアを圧縮するコンプレッサと、前記コンプレッサで圧縮したエアを蓄えるエアボトルと、前記風力で前記風車を回転する第一のモードと、前記エアボトルに蓄えたエアで前記風車を回転する第二のモードとを有するとともに、両モードの少なくとも一方を、前記移動体の移動速度と電力使用状態とに応じて選択するモード選択手段とを備え、前記移動体は、該移動体の本体の前後方向に配された通風路を有し、前記風車は、前記通風路内に横向きに設けられた1又は複数のクロスフロー型の風車であり、前記風車が複数であるときには、前記通風路内での風力の変化に応じて、該通風路内の断面積を調整可能なダンパを各風車の直後に設け、前記風車が複数であって、かつ、前記モード選択手段が前記両モードを選択するときには、前記通風路の前側から後側に向かって、前記エアボトルからのエアの吹出口を順次に拡大可能なノズルを各風車の直前に設けることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明によれば、前記移動体の移動に伴う風力を受けて回転する風車と、前記風車の回転力で発電する発電機と、前記発電機で発電した電力を蓄えるバッテリと、前記バッテリに蓄えた電力でエアを圧縮するコンプレッサと、前記コンプレッサで圧縮したエアを蓄えるエアボトルと、前記風力で前記風車を回転する第一のモードと、前記エアボトルに蓄えたエアで前記風車を回転する第二のモードとを有するとともに、両モードの少なくとも一方を、前記移動体の移動速度と電力使用状態とに応じて選択するモード選択手段とを備えたので、移動体の移動時はもちろんのこと、停止時にも発電してバッテリに充電することができる。その結果、脱炭素時代にふさわしい、無公害の移動体を実現することができる。また、前記移動体は、該移動体の本体の前後方向に配された通風路を有し、前記風車は、前記通風路内に横向きに設けられた1又は複数のクロスフロー型の風車であるので、効率よく発電することができる。さらに、前記風車が複数であるときには、前記通風路内での風力の変化に応じて、該通風路内の断面積を調整可能なダンパを各風車の直後に設け、前記風車が複数であって、かつ、前記モード選択手段が前記両モードを選択するときには、前記通風路の前側から後側に向かって、前記エアボトルからのエアの吹出口を順次に拡大可能なノズルを各風車の直前に設けるので、通風路内での風力低下を保障して、効率よく発電することができる。
請求項4記載の発明のように、前記エアボトルは、前記コンプレッサとは独立して設けられた1又は複数の圧力容器であることが好ましい。
請求項4記載の発明によれば、前記エアボトルは、前記コンプレッサとは独立して設けられた1又は複数の圧力容器であるので、安定して発電することができる。
請求項5記載の発明のように、前記バッテリは、外部電源から充電可能であり、前記移動体は、前記バッテリに蓄えた電力で走行する電気自動車であることが好ましい。
請求項5記載の発明によれば、前記バッテリは、外部電源から充電可能であり、前記移動体は、前記バッテリに蓄えた電力で走行する電気自動車であるので、安定して発電することができる。
請求項1記載の発明によれば、前記移動体の移動に伴う風力を受けて回転する風車と、前記風車の回転力で発電する発電機と、前記発電機で発電した電力を蓄えるバッテリと、前記バッテリに蓄えた電力でエアを圧縮するコンプレッサと、前記コンプレッサで圧縮したエアを蓄えるエアボトルと、前記風力で前記風車を回転する第一のモードと、前記エアボトルに蓄えたエアで前記風車を回転する第二のモードとを有するとともに、両モードの少なくとも一方を、前記移動体の移動速度と電力使用状態とに応じて選択するモード選択手段とを備えたので、移動体の移動時はもちろんのこと、停止時にも発電してバッテリに充電することができる。その結果、脱炭素時代にふさわしい、無公害の移動体を実現することができる。また、前記移動体は、該移動体の本体の前後方向に配された通風路を有し、前記風車は、前記通風路内に横向きに設けられた1又は複数のクロスフロー型の風車であるので、効率よく発電することができる。さらに、前記風車が複数であるときには、前記通風路内での風力の変化に応じて、該通風路内の断面積を調整可能なダンパを各風車の直後に設けるので、通風路内での風力低下を保障して、効率よく発電することができる。
請求項2記載の発明によれば、前記移動体の移動に伴う風力を受けて回転する風車と、前記風車の回転力で発電する発電機と、前記発電機で発電した電力を蓄えるバッテリと、前記バッテリに蓄えた電力でエアを圧縮するコンプレッサと、前記コンプレッサで圧縮したエアを蓄えるエアボトルと、前記風力で前記風車を回転する第一のモードと、前記エアボトルに蓄えたエアで前記風車を回転する第二のモードとを有するとともに、両モードの少なくとも一方を、前記移動体の移動速度と電力使用状態とに応じて選択するモード選択手段とを備えたので、移動体の移動時はもちろんのこと、停止時にも発電してバッテリに充電することができる。その結果、脱炭素時代にふさわしい、無公害の移動体を実現することができる。また、前記移動体は、該移動体の本体の前後方向に配された通風路を有し、前記風車は、前記通風路内に横向きに設けられた1又は複数のクロスフロー型の風車であるので、効率よく発電することができる。さらに、前記風車が複数であって、かつ、前記モード選択手段が前記両モードを選択するときには、前記通風路の前側から後側に向かって、前記エアボトルからのエアの吹出口を順次に拡大可能なノズルを各風車の直前に設けるので、通風路内での風力低下を保障して、効率よく発電することができる。
請求項3記載の発明によれば、前記移動体の移動に伴う風力を受けて回転する風車と、前記風車の回転力で発電する発電機と、前記発電機で発電した電力を蓄えるバッテリと、前記バッテリに蓄えた電力でエアを圧縮するコンプレッサと、前記コンプレッサで圧縮したエアを蓄えるエアボトルと、前記風力で前記風車を回転する第一のモードと、前記エアボトルに蓄えたエアで前記風車を回転する第二のモードとを有するとともに、両モードの少なくとも一方を、前記移動体の移動速度と電力使用状態とに応じて選択するモード選択手段とを備えたので、移動体の移動時はもちろんのこと、停止時にも発電してバッテリに充電することができる。その結果、脱炭素時代にふさわしい、無公害の移動体を実現することができる。また、前記移動体は、該移動体の本体の前後方向に配された通風路を有し、前記風車は、前記通風路内に横向きに設けられた1又は複数のクロスフロー型の風車であるので、効率よく発電することができる。さらに、前記風車が複数であるときには、前記通風路内での風力の変化に応じて、該通風路内の断面積を調整可能なダンパを各風車の直後に設け、前記風車が複数であって、かつ、前記モード選択手段が前記両モードを選択するときには、前記通風路の前側から後側に向かって、前記エアボトルからのエアの吹出口を順次に拡大可能なノズルを各風車の直前に設けるので、通風路内での風力低下を保障して、効率よく発電することができる。
本発明の一実施形態に係る車載用風力発電装置の概念を示す平面図である。 本車載用風力発電装置を搭載した電気自動車の側面図である。 本車載用風力発電装置の側面図である。 本車載用風力発電装置の風車周りの拡大図である。 本車載用風力発電装置のエア及び電気経路図である。 本車載用風力発電装置のモード選択手順を示すフローチャートである。
図1は本発明の一実施形態に係る車載用風力発電装置(移動体用風力発電装置に相当する)1の概念を示す平面図、図2は本車載用風力発電装置を搭載した電気自動車2の側面図、図3は本車載用風力発電装置1の側面図、図4は本車載用風力発電装置1の風車3周りの拡大図、図5は本車載用風力発電装置1のエア及び電気経路図である。なお、図5中のエアライン77は太線、電気ラインは細線で示している。
図1~図5に示すように、本実施形態に係る車載用風力発電装置(以下、「本装置」という)1は、移動体としての電気自動車(バス・トラックやタクシー・パトカーなど)2に搭載されるものである。電気自動車2は、4~6本のタイヤ21と、タイヤ21に支持された本体22と、本体底部221の前後方向に配されて通風路を形成するダクト23と、を有している。ダクト23は、それぞれが、やや扁平な矩形断面を有する長尺本体231,235と、前側開口部232と、後側開口部233と、適宜箇所に絞り部(レジューサ)234と、を設けている。絞り部234は、下流側での風力低下をおおまかに保障するものである。
前側開口部232には、異物の侵入を防止する網ガード24と、網ガード24の目詰まりを防止するブラシワイパ25とを設けている。これにより、走行時の飛び石対策や雪国での降雪対策がなされるので、いつでも安定して発電できるようになる。
本装置1は、電気自動車2の走行に伴う風力を受けて回転する風車3と、風車3の回転力で発電する発電機4と、発電機4で発電した電力を蓄えるバッテリ5と、バッテリ5に蓄えた電力でエアを圧縮するコンプレッサ6と、コンプレッサ6で圧縮したエアを蓄えるエアボトル7と、それらを制御するコントローラ8と、を備えているが、このうち、ダクト23に組み込まれて一体化された風車3と発電機3とを、発電部ユニット11ということがある。なお、各図中の構成要素の数量と配置とは、電気自動車2のタイプによって異なる。以下、複数存在する構成要素については、その代表的なものについて説明する。
風車3は、風力を受ける翼がダクト23内にあるように横設されたクロスフロー型の風車である。クロスフロー型の風車は、通常はエアコンなどに送風機として用いられているものである。ここで、風車3としてクロスフロー型の風車を採用したのは、風力を受ける翼がダクト23内に収容できるほどにコンパクトで、かつ、プロペラ式の風車などに比べて翼合計面積が大きくとれて、発電効率がよいからである。風車3は、電気自動車2の中・高速走行中は、ダクト23の前側開口部232から流入する外気による風力で回転するが、低速走行中や駐停止時には、後述のノズル76から吹き付けられるエアで回転するようにもなっている。本発明者は、小規模な実験で、クロスフロー型の風車を用いて発電することに成功した。なお、駐停車時の走行速度は0(km/h)であるが、中・高速走行と低速走行との速度レンジは、発電機4での発電量に基づいて設定される。
ところで、電気自動車2の走行時にダクト23の前側開口部232から風が入ると、風車3が回転し、オルタネータ4で発電する。通過した風は次の風車3を回転させ、オルタネータ4で発電する。このようにして、風が後方(下流)に進むにつれて、風力が低下する。そこで、図3(a),図4に示すように、風車3ごとに設けられているノズル76の直ぐ下流にダンパ26が開閉自在に設けられている。ダンパ26は、下流にいくほど弾性が弱くなるように調整されたコイルスプリングで付勢されており、風力が小さいときは、ダンパ26が自動的に閉まる。これにより、ダクト23の断面を絞って、風速を増すことにより、風車3の回転数を所定の許容範囲内に維持する。一方、風力が大きいときには、ダンパ26が自動的に開く。これにより、ダクト23の断面を増して、風速を抑えることにより、風車3の回転数を所定の許容範囲内に維持する。かかるダンパ26の動作によって、ダクト23内の風力低下を保障することができる。
発電機4は、風車3の回転軸の左右両端に連結された交流発電機であるオルタネータ41と、オルタネータ41を外気で冷却する冷却ファン42とを備え、オルタネータ41で発電した交流電流を、図示しない整流器で直流電流に変換してバッテリ5に充電するようになっている。このために、バッテリ5の陽極(+)はオルタネータ42にコントローラ8を経由して電気的に接続され、陰極(-)はGNDに接地されている。
コンプレッサ6は、それ自身を外気で冷却する冷却ファン61を備えており、外気を吸引して、14.7MPa(約150気圧)まで圧縮されたエアを発生するものである。コンプレッサ6で発生した圧縮エアは集合バルブ64に導かれる。
エアボトル7は、圧力調整器(減圧弁)71を備えている圧力容器72であって、入口電磁弁73と、出口電磁弁74と、圧力計75とを備えている。圧力容器72は、圧縮エアが常圧(1気圧)換算での7000Lずつ充填可能な大容量のものであり、その寸法・重量は人手で交換可能なものとする。集合バルブ64に導かれた圧縮エアは、入口電磁弁73を通してエアボトル7に蓄えられる。エアボトルに蓄えられた圧縮エアは、圧力調整器71で適宜減圧したうえで、出口電磁弁74から吐出される。出口電磁弁74から吐出されたエアは集合バルブ75を通って、エアライン77の先端に設けられたノズル76から、風車3に吹き付けるようになっている。圧力調整器71で減圧後のエア圧力は、圧力計75で検出される。
コントローラ8は、バッテリ5から給電されているが、コンプレッサ6、コンプレッサ6の冷却ファン61、エアボトル7の入口電磁弁73と出口電磁弁74、インバータ91、アクセル92、図示しないエアコンや前照灯などの制御対象も、コントローラ8を介して、バッテリ5から給電されている。なお、交流モータである走行モータ9については、インバータ91で直流電流を交流電流に変換して給電されている。
また、圧力計75や図示しない速度計や電力計などからの検出信号は、コントローラ8に入力され、コントローラ8からの制御信号は、制御対象に出力されていることにより、それぞれ適正な制御がなされている。例えば圧力計75で検出されたエア圧力に基づいて、コンプレッサ6が自動発停されるとともに、エアボトル7の入口電磁弁73と出口電磁弁74とが自動開閉されるようになっている。入口電磁弁73と出口電磁弁74とは手動で開閉することもできる。
そのために、コントローラ8は、メモリ81とCPU(中央演算装置)82とを備えているが、ここでは、本発明の特徴をなすモード選択手段について詳述する。すなわち、メモリ81に、風力で風車3を回転する第1モード(第一のモード)と、エアボトル7に蓄えたエアで風車3を回転する第2モード(第二のモード)と、を記憶しておくとともに、CPU82に、第1,第2モード(両モード)の少なくとも一方を、電気自動車2の走行速度(移動速度)と電力使用状態とに応じて選択するモード選択手段としての機能をもたせている。
図6は本装置1のモード選択手段としての機能を発揮する手順を示すフローチャートである。以下、本装置1による動作を概略説明する。
電源を投入すると、電気自動車2の走行速度と使用電力状態が検出される。電気自動車2の走行速度が判断される(ステップS1)。ステップS1で電気自動車2の走行速度が中・高速であると判断されると、第1モードが選択される(ステップS2)。そして、電源オフか否かが判断される(ステップS7)。ここで、電源オフであると判断されるまでステップS1の直前に戻る。
ステップS1で電気自動車2の走行速度が低速であると判断されると、電気自動車2の電力使用状態が判断される(ステップS3)。ここで、電気自動車2の電力使用状態が小さいと判断されると、第1モードが選択される(ステップS2)。そして、電源オフか否かが判断される(ステップS7)。ここで、電源オフであると判断されるまでステップS1の直前に戻る。
第1モードが選択されたときには、電気自動車2の走行に伴う風力だけで風車3を回転し、オルタネータ4で発電し、バッテリ5に充電される。バッテリ5からの電力でコンプレッサ6が動作し、ここで外気から圧縮したエアが集合バルブ64と入口電磁弁23とを介してエアボトル7に蓄えられる。また、バッテリ5からの電力でインバータ91を介して走行モータ9が駆動される。これにより、電気自動車2の走行距離が長くなる。
一方、ステップS3で電気自動車2の電力使用状態が大きいと判断されると、第1,第2のモードが同時に選択される(ステップS4)。そして、電源オフか否かが判断される(ステップS7)。ここで、電源オフであると判断されるまでステップS1の直前に戻る。
第1,第2モードが同時に選択されたときには、電気自動車2の走行に伴う風力に加えて、エアボトル7からエアのアシストでもって風車3を回転し、オルタネータ4で発電し、バッテリ5に充電される。バッテリ5からの電力でコンプレッサ6が動作し、ここで外気から圧縮したエアが集合バルブ64と入口電磁弁23とを介してエアボトル7に蓄えられる。エアボトル7に蓄えられたエアが圧力調整器71と出口電磁弁74と集合バルブ75とを介してノズル76から風車3に吹き出される。そして、あるエアボトル7に蓄えられたエアがなくなると、次のエアボトル7に蓄えられたエアが圧力調整器71と出口電磁弁74と集合バルブ75とを介してノズル76から風車3に吹き出される。この繰り返しにより、電力を確保できる。また、バッテリ5からの電力でインバータ91を介して走行モータ9が駆動される。これにより、例えば高速道路の渋滞時であっても、バッテリ5からの電力で、夜間の前照灯の長時間点灯はもちろん、夏はエアコン、冬はヒータを長時間使用できるとともに、電気自動車2の走行距離を確保できる。
ステップS1で電気自動車2の走行速度が0(停止)であると判断されると、電気自動車2の電力使用状態が判断される(ステップS5)。ここで、電気自動車2の電力使用状態が大きいと判断されると、第2モードが選択される(ステップS6)。そして、電源オフか否かが判断される(ステップS7)。ここで、電源オフであると判断されるまでステップS1の直前に戻る。
第2モードが選択されたときには、予めエアボトル7に蓄えられたエアが圧力調整器71と出口電磁弁74と集合バルブ75とを介してノズル76から風車3に吹き出される。この吹き出されたエアだけでもって風車3を回転し、オルタネータ4で発電し、バッテリ5に充電される。このときも、あるエアボトル7に蓄えられたエアがなくなると、次のエアボトル7に蓄えられたエアが圧力調整器71と出口電磁弁74と集合バルブ75とを介してノズル76から風車3に吹き出される。この繰り返しにより、電力を確保できる。これにより、例えば高速道路のサービスエリアやパーキングエリアでの駐停車時であっても、バッテリ5からの電力で、夜間の前照灯の長時間点灯はもちろん、夏はエアコン、冬はヒータを長時間使用できる。
一方、ステップS5で電気自動車2の電力使用状態が小さいと判断されると、電源オフか否かが判断される(ステップS6)。ここで、電源オフであると判断されるまでステップS1の直前に戻る。このときには、バッテリ5の充電は行われない。
以上説明したように、本装置1によれば、電気自動車2の走行に伴う風力を受けて回転する風車3と、風車3の回転力で発電する発電機4と、発電機4で発電した電力を蓄えるバッテリ5と、バッテリ5に蓄えた電力でエアを圧縮するコンプレッサ6と、コンプレッサ6で圧縮したエアを蓄えるエアボトル7と、風力で風車3を回転する第1モードと、エアボトル7に蓄えたエアで風車3を回転する第2モードとを有するとともに、両モードの少なくとも一方を、電気自動車2の走行速度と電力使用状態とに応じて選択するコントローラ8とを備えているので、電気自動車2の中・高速走行時や低速走行時はもちろんのこと、駐停車時にも発電してバッテリ5に充電することができる。その結果、脱炭素時代にふさわしい、無公害車を実現することができる。
図2は本装置1を搭載した電気自動車2の例示であって、(a)はバス・トラックの側面図、(b)はタクシー・パトカーの側面図である。いずれも発電ユニット11を本体底部221の前後方向に、幅方向の中央振り分けで配置し、その周りにコンプレッサ6とエアボトル7とを分散配置している。なお、図2中の後から前に向かって右、左という。
大型乗合バスのエアボトル7は6本であって、そのうち1本は前部中央に横設し、2本は中間部右側に縦向きで列設し、3本は後部右側に横向きで列設する。コンプレッサ6は後部左側に3台を千鳥状に配置する。
中型/小型乗合バスとマイクロバスのエアボトル7は5本であって、そのうち1本は前部中央に横設し、2本は中間部右側に縦向きで列設し、2本は後部右側に横向きで列設する。コンプレッサ6は後部左側に3台を千鳥状に配置する。
大型/中型トラックのエアボトル7は8本であって、そのうち2本は前部中央に横向きで列設し、2本は中間部右側に縦向きで列設し、2本は中間部左側に縦向きで列設し、2本は後部右側に横向きで列設する。コンプレッサ6は中間部右側に1台配置し、2台を中間部左側に2台配置する。
タクシーやパトカーのエアボトル7は4本であって、そのうち1本は前部中央に横設し、3本は後部中央に横向きで列設する。コンプレッサ6は前部に3台配置する。なお、タクシーでは駅ロータリなどにて客待ち長時間停車があるため、コンプレッサ6の使用頻度が高く、コンプレッサ6の故障と寿命とを勘案して3台としている。パトカーでは高速道路にて違反者の追跡時に燃料の心配がなくなる。
なお、上記実施形態では、移動体は電気自動車2であるとしているが、ハイブリッド車、電車、船舶などとしてもよい。また、発電部ユニット11は、電気自動車2の本体底部221に配しているが、本体天井部などに配してもよく、さらには、太陽光発電装置と組み合わせてもよい。
また、上記実施形態では、ダクト23は1経路としているが、例えば大型トレーラなどのように本体底部221が広くとれる場合には、経路を分岐し、各分岐路に風車3と発電機4とをそれぞれ設けるようにしてもよい。これにより、風車3と発電機4との設置台数を増やすことができる。
また、上記実施形態では、風車3としてのクロスフロー型の風車が複数であるときには、ダクト23内の風力の変化に応じて、その断面積を調整可能なダンパ26を各風車3の直後に設けることにより、ダクト23内での風力低下を保障して、効率よく発電することができるが、コントローラ8が第1,第2モードを同時に選択するときには、ダクト23の前側から後側に向かって、エアボトル7からのエアの吹出口を順次に拡大可能なノズル76を各風車3の直前に設けることにより、ダクト23内での風力低下をアシストエアの増加で保障して、効率よく発電することができる。ただし、コントローラ8が第2モードを選択するときには、自動車が駐停止時であるから、ダクト23内での風力は0であるので、各風車3のノズル76を全開にして。一方、コントローラ8が第1モードを選択するときには、ノズル76からのエアの吹き出しは0であるので、ノズル76は開閉いずれの状態であってもよいが、ここでは第2モードと同じく全開にしておくのが好ましい。
このため、ノズル76は図3(b)に示すように、エアライン77の枝管側に電磁弁762を介装するとともに、主管側にオリフィス761を介装して、オリフィス761の穴径を下流にいくほど大きくなるように設定しておく。そして、第1モード又は第2モードが選択されたときには、電磁弁262を開け、両モードが選択されたときには、電磁弁262を閉じればよい。さらに、上記実施形態では、コントローラ8は、第1モード、第2モード、第1,第2モード(両モード)のいずれかを選択(3択)することとしているが、第1モード、第2モードのいずれかを選択(2択)することとして、より簡単な構成としてもよい。
1 車載用風力発電装置(移動体用風力発電装置に相当する。)
11 発電部ユニット
2 電気自動車(移動体に相当する。)
21 タイヤ
22 本体
221 本体底部
23 ダクト(通風路に相当する。)
231,235 長尺本体
232 前側開口部
233 後側開口部
234 絞り部
24 網ガード
25 ブラシワイパ
26 ダンパ
3 風車
4 発電機
5 バッテリ
6 コンプレッサ
7 エアボトル
76 ノズル
77 エアライン
8 コントローラ(モード選択手段に相当する。)
9 走行モータ
特開2001-352608号公報

Claims (5)

  1. 移動体に搭載される風力発電装置であって、
    前記移動体の移動に伴う風力を受けて回転する風車と、
    前記風車の回転力で発電する発電機と、
    前記発電機で発電した電力を蓄えるバッテリと、
    前記バッテリに蓄えた電力でエアを圧縮するコンプレッサと、
    前記コンプレッサで圧縮したエアを蓄えるエアボトルと、
    前記風力で前記風車を回転する第一のモードと、前記エアボトルに蓄えたエアで前記風車を回転する第二のモードとを有するとともに、両モードの少なくとも一方を、前記移動体の移動速度と電力使用状態とに応じて選択するモード選択手段とを備え
    前記移動体は、該移動体の本体の前後方向に配された通風路を有し、前記風車は、前記通風路内に横向きに設けられた1又は複数のクロスフロー型の風車であり、
    前記風車が複数であるときには、前記通風路内での風力の変化に応じて、該通風路内の断面積を調整可能なダンパを各風車の直後に設けることを特徴とする移動体用風力発電装置。
  2. 移動体に搭載される風力発電装置であって、
    前記移動体の移動に伴う風力を受けて回転する風車と、
    前記風車の回転力で発電する発電機と、
    前記発電機で発電した電力を蓄えるバッテリと、
    前記バッテリに蓄えた電力でエアを圧縮するコンプレッサと、
    前記コンプレッサで圧縮したエアを蓄えるエアボトルと、
    前記風力で前記風車を回転する第一のモードと、前記エアボトルに蓄えたエアで前記風車を回転する第二のモードとを有するとともに、両モードの少なくとも一方を、前記移動体の移動速度と電力使用状態とに応じて選択するモード選択手段とを備え、
    前記移動体は、該移動体の本体の前後方向に配された通風路を有し、前記風車は、前記通風路内に横向きに設けられた1又は複数のクロスフロー型の風車であり、
    前記風車が複数であって、かつ、前記モード選択手段が前記両モードを選択するときには、前記通風路の前側から後側に向かって、前記エアボトルからのエアの吹出口を順次に拡大可能なノズルを各風車の直前に設けることを特徴とする移動体用風力発電装置。
  3. 移動体に搭載される風力発電装置であって、
    前記移動体の移動に伴う風力を受けて回転する風車と、
    前記風車の回転力で発電する発電機と、
    前記発電機で発電した電力を蓄えるバッテリと、
    前記バッテリに蓄えた電力でエアを圧縮するコンプレッサと、
    前記コンプレッサで圧縮したエアを蓄えるエアボトルと、
    前記風力で前記風車を回転する第一のモードと、前記エアボトルに蓄えたエアで前記風車を回転する第二のモードとを有するとともに、両モードの少なくとも一方を、前記移動体の移動速度と電力使用状態とに応じて選択するモード選択手段とを備え、
    前記移動体は、該移動体の本体の前後方向に配された通風路を有し、前記風車は、前記通風路内に横向きに設けられた1又は複数のクロスフロー型の風車であり、
    前記風車が複数であるときには、前記通風路内での風力の変化に応じて、該通風路内の断面積を調整可能なダンパを各風車の直後に設け、前記風車が複数であって、かつ、前記モード選択手段が前記両モードを選択するときには、前記通風路の前側から後側に向かって、前記エアボトルからのエアの吹出口を順次に拡大可能なノズルを各風車の直前に設けることを特徴とする移動体用風力発電装置。
  4. 前記エアボトルは、前記コンプレッサとは独立して設けられた1又は複数の圧力容器であることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の移動体用風力発電装置。
  5. 前記バッテリは、外部電源から充電可能であり、前記移動体は、前記バッテリに蓄えた電力で走行する電気自動車であることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の移動体用風力発電装置。
JP2021138200A 2021-08-26 2021-08-26 移動体用風力発電装置 Active JP7011748B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021138200A JP7011748B1 (ja) 2021-08-26 2021-08-26 移動体用風力発電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021138200A JP7011748B1 (ja) 2021-08-26 2021-08-26 移動体用風力発電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7011748B1 true JP7011748B1 (ja) 2022-01-27
JP2023032211A JP2023032211A (ja) 2023-03-09

Family

ID=80683263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021138200A Active JP7011748B1 (ja) 2021-08-26 2021-08-26 移動体用風力発電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7011748B1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005036769A (ja) 2003-07-18 2005-02-10 Kunio Miyazaki 風力発電装置
US20120018231A1 (en) 2009-03-20 2012-01-26 Said Bakraoui Energy-recovering motor vehicle
JP2016034211A (ja) 2014-07-31 2016-03-10 株式会社神戸製鋼所 圧縮空気貯蔵発電装置及び圧縮空気貯蔵発電方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005036769A (ja) 2003-07-18 2005-02-10 Kunio Miyazaki 風力発電装置
US20120018231A1 (en) 2009-03-20 2012-01-26 Said Bakraoui Energy-recovering motor vehicle
JP2016034211A (ja) 2014-07-31 2016-03-10 株式会社神戸製鋼所 圧縮空気貯蔵発電装置及び圧縮空気貯蔵発電方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023032211A (ja) 2023-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2894427B2 (ja) 電気自動車用バッテリの冷却装置
US8436485B1 (en) Wind powered turbine motor for motor vehicles
JP6808695B2 (ja) バッテリの冷却制御システム
US10618531B2 (en) Vehicle traction control system and method
US7349797B2 (en) Emission management for a hybrid locomotive
US20110266075A1 (en) Energy Generation System for Electric, Hybrid and Conventional Vehicles
JP2000059918A (ja) 自動車
US20150032301A1 (en) Two tiered energy storage for a mobile vehicle
CN101961984B (zh) 一种电动客车
KR102519295B1 (ko) 전력 배출, 배럴 임펠러형, 공압식 발전 및 저장 시스템 및 방법 (pebi 시스템)
US20150027339A1 (en) Consist power system having onboard renewable energy devices
Łebkowski Light electric vehicle powertrain analysis.
KR20180099556A (ko) 전기차 자가발전 구동 시스템 및 이를 이용하는 전기차 운영 방법
Gao et al. Systematic design of fuel cell powered hybrid vehicle drive train
CN112012879A (zh) 车载直通风道风轮发电机
US20220355673A1 (en) Vehicular wind turbine system
JP2004066889A (ja) バッテリユニット搭載構造
JP7011748B1 (ja) 移動体用風力発電装置
CN212690221U (zh) 车载直通风道风轮发电机
GB2271536A (en) Battery-electric vehicle.
Petrov et al. Electric bus in Tyumen: the chase for trends and problems of exploitation
RU128560U1 (ru) Автомобильная генераторная система с воздушным приводом
CN105034791A (zh) 车辆进气控制系统和方法以及具有该系统的车辆
KR20210004083A (ko) 주행중 전기자동차 충전 장치
WO2022113373A1 (ja) 車載用反回転式風力発電装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210826

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210826

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20211008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7011748

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150