JP7008214B2 - ジェットディスペンサ - Google Patents

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Description

本開示は、一般にジェットディスペンサに関し、より詳細には、塗布材を押し子により押し出して吐出するジェットディスペンサに関する。
特許文献1には、はんだペースト等の粘性材料をプリント基板に塗布するジェット(噴射)ディスペンサーが開示されている。このジェットディスペンサは、圧電式アクチュエータと、この圧電式アクチュエータを用いて駆動されて粘性材料を噴射するバルブとを備えている。
特開2016-215198号公報
特許文献1に開示されたジェットディスペンサは、粘性材料の一度の吐出により吐出される量が一定である。このため、例えば、対象物の任意の塗布箇所に、一度に吐出される吐出量よりも多くの粘性材料を塗布するには、粘性材料を塗布箇所に向かって複数回吐出する必要がある。この場合、塗布箇所に塗布された粘性材料の形状又は位置等に、ばらつきが生じる可能性がある。
本開示は上記事由に鑑みてなされており、一度に吐出される塗布材の吐出量を変更できるジェットディスペンサを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係るジェットディスペンサは、吐出口と、押し子と、アクチュエータと、リンク機構と、調整部とを備える。前記押し子は、第1のストロークで往復移動して塗布材を前記吐出口から押し出す。前記アクチュエータは、第2のストロークで往復移動する駆動部を有する。前記リンク機構は、前記駆動部の移動に伴う動力を前記押し子に伝達する。前記調整部は、前記第1のストロークと前記第2のストロークとの比率を変更する。
本開示によれば、一度に吐出される塗布材の吐出量を変更できる、という利点がある。
図1は、実施形態に係るジェットディスペンサを示した正面図である。 図2は、同上のジェットディスペンサの斜視図である。 図3は、同上のジェットディスペンサのブロック図である。 図4は、変形例1に係るジェットディスペンサを示した正面図である。 図5Aは、変形例2に係るジェットディスペンサを示した正面図である。図5Bは、図5AのA部拡大図である。 図6は、変形例3に係るジェットディスペンサを示した正面図である。
(1)概要
図1~図3に示す本実施形態のジェットディスペンサ1は、基板90(図2参照)に電子部品を実装する製造ラインにおいて利用され、塗布材91としてのはんだペーストを基板90に塗布する装置である。
なお、本開示の技術は、塗布材91として、はんだ、フラックス、接着剤、封止剤又はインク等を吐出するジェットディスペンサにも適用可能である。また、本開示の技術は、電子部品実装分野以外の分野において用いられるジェットディスペンサにも適用可能である。
ジェットディスペンサ1は、吐出口20と、押し子3と、アクチュエータ4と、リンク機構5とを備えている。押し子3は、第1のストロークS1で往復移動して塗布材91を吐出口20から押し出す。アクチュエータ4は、第2のストロークS2で往復移動する駆動部40を有する。リンク機構5は、駆動部40の移動に伴う動力を押し子3に伝達する。
本実施形態のジェットディスペンサ1は、駆動部40の第2のストロークS2の往復移動を、リンク機構5にて、押し子3の第1のストロークS1の往復移動に変換する。これにより、押し子3が第1位置と第2位置との間で一往復する度に、塗布材91が吐出口20から押し出される。
押し子3が一往復するとき、押し子3は、第1位置から第2位置に向かって移動して塗布材91を吐出口20から押し出し、この後、第2位置から第1位置に移動する。第1位置と第2位置との間の距離が、第1のストロークS1である。
本開示における「往復移動」には、往復直線運動はもちろん、往復回転運動も含まれる。例えば、駆動部40が往復回転運動する場合、駆動部40が第1位置から第2位置に移動したときにおける駆動部40の回転角度が、第2のストロークS2になり得る。
本実施形態のジェットディスペンサ1は、第1のストロークS1と第2のストロークS2との比率を変更する調整部17を有する。このため、押し子3が一往復する度に吐出口20から吐出される塗布材91の吐出量、つまり一度に吐出される塗布材91の吐出量を、容易に変更できる。
(2)構成
以下、本実施形態のジェットディスペンサ1の構成について、図1~図3を参照して詳しく説明する。なお、以下では、ジェットディスペンサ1の各構成について、ジェットディスペンサ1の設置状態を基準にした方向を用いて説明する。具体的には、塗布材91が吐出口20から吐出される向きを「下方」と規定する。
図1に示すように、本実施形態のジェットディスペンサ1は、吐出部2と、貯留部6と、加圧機構7とを備えている。吐出部2は、塗布材91を吐出する。貯留部6は、塗布材91を貯留する。加圧機構7は、貯留部6に貯留された塗布材91を加圧して吐出部2に供給する。
本実施形態の貯留部6は、シリンジである。貯留部6の内部には、塗布材91が貯留される貯留空間60が形成されている。貯留空間60には、塗布材91としてのはんだペーストが貯留される。塗布材91は、例えばはんだ槽から貯留空間60に供給される。なお、貯留部6及び吐出部2の各々には、塗布材91の状態を調節するため、塗布材91を加熱するヒーターが設けられてもよい。
貯留部6は、貯留空間60に通じた塗布材出口61を有している。本実施形態の塗布材出口61は、貯留部6の下端部に形成されている。貯留空間60は、塗布材出口61を介して吐出部2の内部に通じている。
貯留部6に貯留された液状の塗布材91は、加圧機構7により加圧されることで、塗布材出口61を介して吐出部2に供給される。本実施形態の加圧機構7は、貯留空間60の塗布材91を空気圧により加圧する。
具体的に加圧機構7は、プランジャ70と、気体供給管71と、気体供給源72とを有している。プランジャ70は、貯留空間60に移動可能に配置される。気体供給源72は、気体供給管71を介して貯留部6に接続される。
気体供給源72は、例えば、気体供給管71を介して貯留空間60に加圧空気を供給するコンプレッサで構成される。プランジャ70は、気体供給源72から供給された加圧空気により、一定の圧力で加圧される。これにより、貯留空間60に貯留された塗布材91は、プランジャ70で加圧されて吐出部2に圧送される。加圧機構7は、吐出部2の内部における塗布材91の圧力を、一定値以上に保つ役割も果たしている。このため、粘度の高い塗布材91を吐出口20からスムーズに吐出することができる。
吐出部2の内部には、内部空間21が形成されている。内部空間21は、塗布材出口61を介して貯留空間60に通じている。加圧機構7により貯留部6から圧送された塗布材91は、内部空間21に供給される。
吐出部2は、内部空間21に通じた吐出口20を有している。本実施形態の吐出部2は、横方向に延びた管状に形成されており、吐出部2の長手方向における一端部に、下方に開口した吐出口20が形成されている。吐出部2の長手方向における吐出口20とは反対側の端部には、接続口22が形成されている。接続口22は、塗布材出口61に接続されている。
吐出部2には、内部空間21に存在する液状の塗布材91を吐出口20から押し出す押し子3が配置されている。本実施形態の押し子3は、吐出口20の上方に位置しており、吐出口20に対向している。
押し子3は、吐出部2により、上下方向に移動可能に、かつ、上下方向以外の方向の移動が規制された状態で、支持されている。
押し子3は、吐出部2の外部においてリンク機構5に接続されている。アクチュエータ4の駆動時には、アクチュエータ4が有する駆動部40の移動に伴う動力が、リンク機構5を介して押し子3に伝達される。これにより、押し子3は上下方向に往復移動(往復直線運動)する。このように押し子3が往復移動することで、吐出部2の内部空間21に存在する塗布材91は、押し子3が下降する度に下方に押されて、吐出口20から一滴ずつ下方に吐出される。
本実施形態のアクチュエータ4は、圧電アクチュエータであって、圧電素子41と、圧電素子41によって駆動される駆動部40とを有している。圧電素子41は、電圧が印加されることで、上下方向の長さが変化する。
駆動部40は、圧電素子41に連結されている。駆動部40は、圧電素子41が繰り返し上下方向に伸縮することに伴い、上下方向に往復移動する。すなわち、圧電素子41は駆動部40を一直線に沿って往復移動させ、圧電素子41の伸長時には駆動部40を下降させ、圧電素子41の収縮時には駆動部40を上昇させる。
本実施形態のアクチュエータ4は、第2のストロークS2(駆動部40のストローク)を変更する機能を有しておらず、第2のストロークS2は一定である。また、第2のストロークS2は、圧電素子41の伸縮量に対応する。ここでは、第2のストロークS2と圧電素子41の伸縮量とは略同一である。なお、この構成に限らず、第2のストロークS2と圧電素子41の伸縮量とを異なせる機能を有する中間部材を介して連結してもよい。
駆動部40の上下方向の往復移動は、リンク機構5により、押し子3の上下方向の往復移動に変換される。本実施形態のリンク機構5は、リンク部材50と、リンク部材50を回転可能に支持する支持部材52とを有している。
本実施形態のリンク部材50は、直線棒状に形成されたてこである。リンク部材50の長手方向における中間部は、支持部材52により、リンク部材50の長手方向及び上下方向の両者と直交する仮想直線を軸として回転可能に支持されている。
以下、リンク部材50の回転軸線と平行な方向を前後方向と規定し、上下方向と前後方向との両者に直交する方向を左右方向と規定して、ジェットディスペンサ1の各構成について説明する。
本実施形態のリンク部材50は、前後方向の一方から見た断面の形状が円形状の支持部520を有している。リンク部材50は、支持部520により回転可能に支持されている。本実施形態では、支持部520により、リンク部材50の回転中心となる支点部が構成されている。
リンク部材50は、長手方向の一端部である第1端部501と、第1端部501とは反対側の端部である第2端部502とを含んでいる。本実施形態では、第1端部501が押し子3の上端部に回転可能に連結されている。また、第2端部502は、圧電素子41の下方において駆動部40に回転可能に連結されている。なお、圧電素子41は、第2端部502の下方に配置されてもよく、この場合、第2端部502は圧電素子41の上方において駆動部40に回転可能に連結される。
アクチュエータ4の駆動時における第2端部502は、駆動部40と連動して上下方向に往復移動する。これにより、リンク部材50は、180°未満の回転角度で、回転する向きを交互に切り替えて支持部520を中心に往復回転する。また、このリンク部材50の往復回転に伴って、第1端部501は、上下方向に往復移動する。
本実施形態のリンク部材50は、駆動部40によって駆動される力点部が、第2端部502で構成されており、押し子3を駆動する作用点部が、第1端部501で構成されている。すなわち、リンク部材50は、支点部に対して、一方向の両側となる位置に力点部及び作用点部を有している。
上述のように、第1端部501が上下方向に往復移動することで、押し子3は、第1端部501と連動して上下方向に往復移動する。これにより、吐出部2内の塗布材91が押し子3により吐出口20から押し出されて吐出される。
ジェットディスペンサ1は、押し子3のストローク(第1のストロークS1)と、駆動部40のストローク(第2のストロークS2)との比率を変更する調整部17を有している。
本実施形態のリンク部材50には、第1端部501と第2端部502との間に位置する中間部分に、リンク部材50の長手方向と平行な直線状の長孔孔53が形成されている。
支持部材52が有する支持部520は、長孔53に配置されている。支持部520は、長孔53の長手方向に移動可能である。
本実施形態のリンク機構5は、支持部材52を長孔53の長手方向に駆動する駆動機構57を有している。駆動機構57は、モータを有している。駆動機構57のモータは、直動型モータ(例えばリニアモータ)である。支持部材52は、駆動機構57のモータが有する駆動軸に直接又は中間部材を介して連結されている。
なお、駆動機構57のモータは、回転型モータであってもよい。この場合、支持部材52は、例えば変換機構を介してモータに連結される。この変換機構は、モータが有するモータ軸の回転運動を支持部材52の直線運動に変換する。
駆動機構57のモータが駆動されることにより、支持部材52は左右方向に移動して、支持部520が長孔53内において長孔53の長手方向に移動する。
このように支持部520が長孔53において変位すると、支持部520と第1端部501(作用点部)との間の距離及び支持部520(支点部)と第2端部502(力点部)との間の距離の両者が変更される。これにより、第1のストロークS1と第2のストロークS2との比率が変更される。すなわち、本実施形態では、支持部材52と駆動機構57とにより、第1のストロークS1と第2のストロークS2との比率を変更する調整部17が構成されている。
支持部520が長孔53において第2端部502に近づくほど、支持部520と第1端部501との間の距離は長くなり、アクチュエータ4が駆動されたときの押し子3のストローク(第1のストロークS1)は大きくなる。このとき、駆動部40のストローク(第2のストロークS2)が変更されることなく、第1のストロークS1と第2のストロークS2との比率が変更される。このように第1のストロークS1が大きくなることで、一度に吐出される塗布材91の吐出量が増加し、吐出口20から吐出される塗布材91の液滴のサイズは大きくなる。
本実施形態のジェットディスペンサ1は、上述したように、駆動機構57により支持部材52を移動させることで、第1のストロークS1と第2のストロークS2との比率を変更して、一度に吐出される塗布材91の吐出量を変更できる。このため、例えば、一度に吐出される塗布材91の吐出量を少なくすることで、基板90における塗布箇所に、サイズの小さな液状の塗布材91を塗布することができる。
また、一度に吐出される塗布材91の吐出量を多くすることで、塗布材91の一度の吐出により、基板90における塗布箇所にサイズの大きな塗布材91の液滴を塗布することができる。このため、基板90の塗布箇所に向けて塗布材91を複数回吐出して塗布材91を塗布する場合と比較して、基板90に塗布される塗布材91の形状又は位置等に、ばらつきが生じ難くなる。
また、リンク機構5が有する調整部17により、第1のストロークS1と第2のストロークS2との比率を変更するだけで、一度に吐出される塗布材91の吐出量を変更できる。また、アクチュエータ4として、駆動部40のストローク(第2のストロークS2)を変更する機能を有していないアクチュエータを利用することもできる。
図2及び図3に示すように、本実施形態のジェットディスペンサ1は、ディスペンサヘッド10と、搬送機構11と、ヘッド駆動機構12と、制御部13とを備えている。
ディスペンサヘッド10は、上述した、貯留部6、吐出部2、押し子3、アクチュエータ4及びリンク機構5をユニット化した装置である。すなわち、ディスペンサヘッド10は、貯留部6、吐出部2、押し子3、アクチュエータ4及びリンク機構5を有している。
搬送機構11は、基板90を搬送する。ヘッド駆動機構12は、ディスペンサヘッド10を移動させる。
制御部13は、搬送機構11、ヘッド駆動機構12及びディスペンサヘッド10を制御する。制御部13は、例えば、プロセッサー及び記憶装置等を含むコンピューターである。プロセッサーは例えばCPU(Central Processing Unit)等である。記憶装置は、例えば半導体メモリー又はハードディスク等である。
搬送機構11は、基板90を所定位置に搬送するように制御部13によって制御される。ヘッド駆動機構12は、上記所定位置に搬送された基板90上において、ディスペンサヘッド10が塗布材91を吐出する位置まで移動するように制御部13により制御される。加圧機構7は、貯留空間60に貯留された塗布材91が一定の圧力で加圧されるように、制御部13により制御される。ディスペンサヘッド10は、ディスペンサヘッド10がヘッド駆動機構12によって塗布材91を吐出する位置まで駆動されたとき、吐出口20から塗布材91が吐出されるように制御部13により制御される。また、ディスペンサヘッド10は、制御部13により、基板90に塗布される塗布材91のサイズに応じて、一度に吐出される塗布材91の吐出量を変更するように制御される。
ヘッド駆動機構12及びディスペンサヘッド10は、制御部13により、例えば、基板90に塗布材91が塗布されるのに要する時間が最短となるように制御される。上記時間は、ディスペンサヘッド10の移動時間及び塗布材91の吐出量の変更時間を含む。
なお、ヘッド駆動機構12及びディスペンサヘッド10は、基板90に塗布材91を塗布するにあたって、一度に吐出される塗布材91の吐出量を変更する回数が最も少なくなるように制御されてもよい。また、ヘッド駆動機構12及びディスペンサヘッド10は、基板90に塗布材91を塗布するにあたって、ディスペンサヘッド10の移動時間が最も短くなるように制御されてもよい。
(3)変形例
次に変形例について説明する。なお、以下の各変形例の説明では、上記実施形態と共通する要素については同一の符号を付して説明を省略する。
(3-1)変形例1
図4に示す本変形例のジェットディスペンサ1は、アクチュエータ4の駆動部40が、リンク部材50に対して移動することで、第1のストロークS1と第2のストロークS2との比率が変更される。
本変形例のリンク部材50は、回転中心の位置が固定されている。リンク部材50において支持部520よりも第2端部502側に位置する部分には、リンク部材50の長手方向と平行な直線状の長孔54が形成されている。
本変形のアクチュエータ4の駆動部40は、前後方向に見た断面の形状が円形状の連結部42を有している。連結部42は長孔54に配置されている。連結部42は、長孔54の長手方向に移動可能である。
本変形例では、アクチュエータ4の駆動時において、リンク部材50における長孔54の周縁部が、連結部42に押されて上下方向に往復移動する。本変形例のリンク部材50は、長孔54の周縁部(連結部42によって押される部分)により、駆動部40によって駆動される力点部が構成される。
本変形例のジェットディスペンサ1は、圧電素子41を移動させる駆動機構14を有している。駆動機構14は、モータを有し、圧電素子41を左右方向に移動させる。なお、このモータは、直動型モータであってもよいし、回転型モータであってもよい。
駆動機構14のモータが駆動されることにより、圧電素子41は左右方向に移動して、連結部42が長孔54内において長孔54の長手方向に移動する。このように連結部42の長孔54における位置が変更されると、支持部520(支点部)と連結部42(力点部)との間の距離が変更される。本変形例では、このようにして、第1のストロークS1と第2のストロークS2との比率が変更される。すなわち、本変形例では、アクチュエータ4と駆動機構14とにより、第1のストロークS1と第2のストロークS2との比率を変更する調整部17が構成されている。
本変形例では、連結部42が長孔54において第1端部501に近づくほど、支持部520と連結部42との間の距離が短くなり、アクチュエータ4が駆動したときの押し子3のストローク(第1のストロークS1)が大きくなる。
(3-2)変形例2
図5A及び図5Bに示す本変形例のジェットディスペンサ1は、駆動部40が往復移動する方向が、押し子3が往復移動する方向と異なる。また、アクチュエータ4の駆動部40が、リンク部材50に対して移動することで、第1のストロークS1と第2のストロークS2との比率が変更される。
本変形例のアクチュエータ4が有する圧電素子41は、電圧が印加されることで、左右方向の長さが変化する。駆動部40は、圧電素子41が繰り返し左右方向に伸縮することに伴い、左右方向に往復移動する。
本変形例のリンク部材50は、前後方向の一方から見て、L字状に形成されている。リンク部材50は、前後方向の一方から見て、共に直線状の第1片部511及び第2片部512を有している。第1片部511の長手方向と第2片部512の長手方向とは、前後方向の一方から見て、互いに直交しており、第1片部511の長手方向の一端部は、第2片部512の長手方向の一端部に接続されている。
リンク部材50は、第1片部511と第2片部512との接続部分(L字状のリンク部材50の屈曲部分)が、支持部材52の支持部520に対して回転可能に連結されている。本変形例の支持部材52は、固定されている。
第1片部511における第2片部512とは反対側の端部は、押し子3の上端部に回転可能に連結されている。
第2片部512には、第2片部512の長手方向と平行な直線状の長孔55が形成されている。
駆動部40は、前後方向に見た断面の形状が円形状の連結部43を有している。連結部43は、長孔55に配置されている。連結部43は、長孔55の長手方向に移動可能である。
アクチュエータ4の駆動時には、第2片部512における長孔55の周縁部が、連結部43に押されて左右方向に往復移動する。これにより、リンク部材50は、支持部520を中心に往復回転し、第1片部511における第2片部512とは反対側の端部は、上下方向に往復移動する。本変形例のリンク部材50は、駆動部40によって駆動される力点部が、第2片部512における長孔55の周縁部よって構成される。
本変形例のジェットディスペンサ1は、圧電素子41を駆動する駆動機構15を有している。駆動機構15は、モータを有し、圧電素子41を上下方向に移動させる。なお、このモータは、直動型モータであってもよいし、回転型モータであってもよい。
駆動機構15のモータが駆動すると、圧電素子41が上下方向に移動し、連結部43が長孔55内において長孔55の長手方向に移動する。このように連結部43の長孔55における位置が変更されると、支持部520(支点部)と連結部43(力点部)との間の距離が変更される。これにより、第1のストロークS1と第2のストロークS2との比率が変更される。すなわち、本変形例では、アクチュエータ4と駆動機構14とにより、第1のストロークS1と第2のストロークS2との比率を変更する調整部17が構成されている。
本変形例では、連結部43が長孔55において支持部520に近づくほど、支持部520と連結部43との間の距離が短くなり、アクチュエータ4が駆動されたときの押し子3のストローク(第1のストロークS1)が大きくなる。
(3-3)変形例3
図6に示す本変形例のジェットディスペンサ1は、アクチュエータ4が、往復回転する駆動部40を有している。アクチュエータ4は、モータを有している。このモータは、例えば回転するモータ軸を備えた回転型モータである。
駆動部40は、アクチュエータ4のモータ軸に直接又は中間部材を介して連結される、あるいはモータ軸で構成される。駆動部40は、アクチュエータ4のモータが駆動することに伴い、往復回転する。
本変形例のリンク部材50は、前後方向から見て円形状に形成されている。駆動部40は、リンク部材50の中心部に接続されている。アクチュエータ4の駆動時において、リンク部材50は駆動部40を中心に往復回転する。すなわち、本変形例におけるリンク部材50の支点部は、駆動部40で構成されている。
リンク部材50には、リンク部材50の径方向と平行な直線状の長孔56が形成されている。
本変形例の押し子3は、前後方向に見た断面の形状が円形状の連結部30を有している。連結部30は長孔56に配置されている。連結部30は、長孔56の長手方向に移動可能である。
アクチュエータ4の駆動時には、押し子3の連結部30が、リンク部材50における長孔56の周縁部に押されて、上下方向に往復移動する。すなわち、本変形例では、リンク部材50における長孔56の周縁部によって、作用点部が構成される。
本変形例のジェットディスペンサ1は、吐出部2を駆動することで、吐出部2の長孔56の長手方向における位置を変更するための駆動機構16を備えている。
駆動機構16は、モータを有している。このモータは、例えば、直動型モータの一種であるリニアモータである。吐出部2は、上記モータが有する駆動軸に直接又は中間部材を介して連結されている。
なお、駆動機構16のモータは、回転型モータであってもよい。この場合、吐出部2は、例えば上記モータが有するモータ軸の回転運動を吐出部2の直線運動に変換する変換機構を介してモータ軸に連結される。
上記モータが駆動することにより、吐出部2は左右方向に移動して、連結部30が長孔56内において長孔56の長手方向に移動する。このように連結部30の長孔56における位置が変更されると、駆動部40(支点部)と連結部30との間の距離が変更される。これにより、第1のストロークS1と第2のストロークS2との比率が変更される。すなわち、本変形例では、吐出部2、押し子3及び駆動機構16により、第1のストロークS1と第2のストロークS2との比率を変更する調整部17が構成されている。
本変形例では、連結部30が長孔56において駆動部40から遠ざかるほど、駆動部40と連結部30との間の距離が長くなり、アクチュエータ4が駆動したときの押し子3のストローク(第1のストロークS1)が大きくなる。
(4)補足
以上説明した実施形態及び各変形例は、適宜設計変更可能である。例えば、実施形態及び各変形例では、第1のストロークS1と第2のストロークS2との比率が無段階で変更可能であるが、段階的に変更可能であってもよい。
また、ジェットディスペンサ1は、塗布材91を塗布した後の基板90に電子部品を実装する機能等を有してもよい。
また、アクチュエータ4の駆動部40のストローク(第2のストロークS2)は、可変であってもよい。この場合、押し子3のストローク(第1のストロークS1)は、可変する第2のストロークS2に対する比率が変更可能となる。
また、貯留部6は、シリンジ以外の容器であってもよい。
また、加圧機構7は、例えば、気体供給管71及び気体供給源72に代えて、プランジャ70を駆動するモータを備えてもよい。また、塗布材91の粘度が低い場合、加圧機構7は省略してもよい。
(5)まとめ
以上説明したように、第1の態様に係るジェットディスペンサ(1)は、以下に示す構成を有する。ジェットディスペンサ(1)は、吐出口(20)と、押し子(3)と、アクチュエータ(4)と、リンク機構(5)と、調整部(17)とを備える。押し子(3)は、第1のストローク(S1)で往復移動して塗布材(91)を吐出口(20)から押し出す。アクチュエータ(4)は、第2のストローク(S2)で往復移動する駆動部(40)を有する。リンク機構(5)は、駆動部(40)の移動に伴う動力を押し子(3)に伝達する。調整部(17)は、第1のストローク(S1)と第2のストローク(S2)との比率を変更する。
この態様によれば、調整部(17)により、第1のストローク(S1)と第2のストローク(S2)との比率を変更することで、一度に吐出される塗布材(91)の吐出量を変更することができる。このため、一度に吐出される塗布材(91)の吐出量を少なくすることで、塗布材(91)が塗布される対象物に対して、サイズの小さな塗布材(91)の液滴を塗布することができる。また、一度に吐出される塗布材(91)の吐出量を多くすることで、塗布材(91)の一度の吐出により、対象物の塗布箇所にサイズの大きな塗布材(91)の液滴を塗布することができる。このため、対象物の塗布箇所に向けて塗布材(91)を複数回吐出して、サイズの大きな塗布材(91)を塗布する場合と比較して、塗布箇所に塗布される塗布材(91)の形状又は位置等に、ばらつきが生じ難くなる。また、アクチュエータ(4)として、第2のストローク(S2)を変更する機能を有さないアクチュエータを利用することもできる。
第2の態様に係るジェットディスペンサ(1)は、第1の態様において、以下に示す構成を有する。リンク機構(5)は、回転可能なリンク部材(50)と、リンク部材(50)の回転中心となる支点部とを有する。リンク部材(50)は、駆動部(40)で駆動される力点部と、押し子(3)を駆動する作用点部とを含む。調整部(17)は、支点部と作用点部との間の距離及び支点部と力点部との間の距離のうちの少なくとも一方を変更することで、上記比率を変更する。
この態様によれば、第2の態様のジェットディスペンサ(1)は、調整部(17)により、支点部と作用点部との間の距離及び支点部と力点部との間の距離のうちの少なくとも一方を変更することで、第1のストローク(S1)と第2のストローク(S2)との比率を変更することができる。
第3の態様に係るジェットディスペンサ(1)は、第2の態様において、以下に示す構成を有する。リンク部材(50)は、上記支点部に対して、一方向の両側となる位置に上記力点部及び上記作用点部を有する。調整部(17)は、上記支点部を上記一方向に沿って移動させる駆動機構(57)を有する。
この態様によれば、駆動機構(57)によりリンク部材(50)の支点部を移動させることで、第1のストローク(S1)と第2のストローク(S2)との比率を変更することができる。
第4の態様に係るジェットディスペンサ(1)は、第1~第3の態様において、以下に示す構成を有する。駆動部(40)が一直線に沿って往復移動する。
この態様によれば、一直線に沿って往復移動する駆動部(40)を利用して、押し子(3)を往復移動させることができる。
第5の態様に係るジェットディスペンサ(1)は、第1~第4の態様において、以下に示す構成を有する。ジェットディスペンサ(1)は、貯留部(6)と、吐出部(2)と、加圧機構(7)とを備える。貯留部(6)は、塗布材(91)を貯留する。吐出部(2)は、吐出口(20)に通じる内部空間(21)を有する。加圧機構(7)は、貯留部(6)に貯留された塗布材(91)を加圧して塗布材(91)を内部空間(21)に供給する。押し子(3)は、内部空間(21)に供給された塗布材(91)を吐出口(20)から押し出す。
この態様によれば、加圧機構(7)により加圧された塗布材(91)を押し子(3)により吐出口(20)から押し出すことができる。このため、粘度の高い塗布材(91)を吐出口(20)からスムーズに吐出することができる。
なお、第2~第5の態様の構成は、ジェットディスペンサ(1)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
S1 第1のストローク
S2 第2のストローク
1 ジェットディスペンサ
17 調整部
2 吐出部
20 吐出口
3 押し子
4 アクチュエータ
40 駆動部
5 リンク機構
50 リンク部材
57 駆動機構
6 貯留部
7 加圧機構
91 塗布材

Claims (5)

  1. 吐出口と、
    第1のストロークで往復移動して塗布材を前記吐出口から押し出す押し子と、
    第2のストロークで往復移動する駆動部を有するアクチュエータと、
    前記駆動部の移動に伴う動力を前記押し子に伝達するリンク機構と、
    前記第1のストロークと前記第2のストロークとの比率を変更する調整部とを備え、
    前記リンク機構は、前記押し子に対する作用点部と前記アクチュエータによって駆動される力点部とを含むリンク部材と、前記リンク部材に形成された孔部の中を移動可能な支持部材とを有し、
    前記調整部は、前記支持部材を前記孔部内の任意の位置に移動させることで、前記第1のストロークと前記第2のストロークとの比率を変更する、ジェットディスペンサ。
  2. 前記リンク部材は一方向の両側となる位置に前記力点部及び前記作用点部を有し、
    前記孔部は前記一方向に延びており、
    前記支持部材は前記孔部内を前記一方向に沿って移動させられる
    請求項に記載のジェットディスペンサ。
  3. 前記駆動部が一直線に沿って往復移動する
    請求項1又は2に記載のジェットディスペンサ。
  4. 前記塗布材を貯留する貯留部と、
    前記吐出口に通じる内部空間を有する吐出部と、
    前記貯留部に貯留された前記塗布材を加圧して前記塗布材を前記内部空間に供給する加圧機構とを備え、
    前記押し子は、前記内部空間に供給された前記塗布材を前記吐出口から押し出す
    請求項1~3のいずれか1項に記載のジェットディスペンサ。
  5. 吐出口と、
    第1のストロークで往復移動して塗布材を前記吐出口から押し出す押し子と、
    第2のストロークで往復移動する駆動部を有するアクチュエータと、
    前記駆動部の移動に伴う動力を前記押し子に伝達するリンク機構と、
    前記第1のストロークと前記第2のストロークとの比率を変更する調整部とを備え、
    前記リンク機構は、前記押し子に対する作用点部と前記アクチュエータによって駆動される力点部とを含むリンク部材を有し、
    前記アクチュエータは、前記リンク部材に形成された孔部の中を移動可能な連結部を有し、
    前記調整部は、前記連結部を前記孔部内の任意の位置に移動させることで、前記第1のストロークと前記第2のストロークとの比率を変更する、ジェットディスペンサ。
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