JP7003433B2 - 変更検出プログラム、変更検出方法および変更検出装置 - Google Patents

変更検出プログラム、変更検出方法および変更検出装置 Download PDF

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Description

本発明は、変更検出プログラム等に関する。
従来、検証対象となる文書について、変更の有無を判定する場合には、ハッシュ関数が用いられている。例えば、従来技術では、原本の文書全体のハッシュ値と、検証対象となる文書全体のハッシュ値とを比較し、各ハッシュ値が異なる場合に、検証対象となる文書のいずれかの部分に変更があると判定する。また、従来技術では、文書に変更があると判定した後に、変更された文書の変更箇所を特定する処理を実行する。
特開2007-052698号公報 特開2013-125445号公報
しかしながら、上述した従来技術では、検証対象となる文書の変更有無および変更箇所を特定する場合に、文書全体についてハッシュ関数等を用いた演算を行うことが前提となるという問題がある。
従来技術のように、文書全体についてハッシュ関数を用いると、文書のサイズに応じた計算量が必要となる。また、ハッシュ値の比較により変更有りと判定した場合には、別途、他の方法により変更箇所を特定することになり、計算コストが大きくなる。
なお、従来の転置インデックスでは、転置インデックスのサイズを抑制するために、ストップワード(stop word)を除外する処理を行っている。このため、文書が変更されても、文書と転置インデックスとの間に齟齬が生じるとは限らず、必ずしも、変更を検知することができない。
1つの側面では、本発明は、文書全体についてハッシュ関数等を用いた演算を行うことなく、検証対象となる文書の変更有無および変更箇所を特定することができる変更検出プログラム、変更検出方法および変更検出装置を提供することを目的とする。
第1の案では、コンピュータに下記の処理を実行させる。コンピュータは、第1のインデックス情報が生成された第1の符号化文書に対する変更検出対象であって、第1の符号化文書に対する符号化方法で符号化された第2の符号化文書に対し、第2のインデックス情報を生成する。コンピュータは、第1の符号化文書に基づいて生成された第1のインデックス情報と、第2のインデックス情報との比較結果に基づいて、第1の符号化文書と第2の符号化文書との間に変更があるか否かを判定する。
文書全体についてハッシュ関数等を用いた演算を行うことなく、検証対象となる文書の変更有無および変更箇所を特定することができる。
図1は、本実施例に係る変更検出装置の処理を説明するための図である。 図2は、本実施例に係る符号化ファイルのデータ構造の一例を示す図である。 図3は、本実施例に係る動的辞書のデータ構造の一例を示す図である。 図4は、本実施例に係る変更検出装置の構成を示す機能ブロック図である。 図5は、インデックスのデータ構造の一例を示す図である。 図6は、生成部がインデックスを生成する処理の一例を説明するための図である。 図7は、判定部の処理を説明するための図である。 図8は、本実施例に係る変更検出装置の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、変更検出装置と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願の開示する変更検出プログラム、変更検出方法および変更検出装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例に係る変更検出装置の処理を説明するための図である。前提として、例えば、第1の外部装置が符号化ファイルF1を生成し、ネットワークを介して第2の外部装置に送信する。変更検出装置は、第2の外部装置に到達するまでに、符号化ファイルF1が変更(改竄)されているか否かを判定する。第1の外部装置および第2の外部装置の図示を省略する。
図1に示すように、変更検出装置が、第2の外部装置から取得する符号化ファイルF1には、符号化データ1と、第1のインデックス2aと、第1のハッシュ値3aとが含まれる。
符号化データ1は、第1の外部装置により、テキストデータを所定の符号化方法で符号化されたデータである。例えば、所定の符号化方法は、静的辞書および動的辞書を用いて単語単位で符号化を行う方法である。静的辞書は、出現頻度の高い単語と符号とを対応付けた情報である。第1の外部装置は、符号化の対象となる単語が、静的辞書に存在する場合には、静的辞書に登録された符号と単語との関係から、単語を符号化する。
一方、第1の外部装置は、符号化の対象となる単語が、静的辞書に存在しない場合には、かかる単語を動的辞書に登録して、動的符号を割り当てることで、符号化を行う。例えば、動的符号は、単語の出現に応じて割り当てられるものである。
第1のインデックス2aは、符号化データ1に含まれる符号と、符号の出現位置とを対応付けた転置インデックスである。第1のインデックス2aは、予め、第1の外部装置により算出される。
第1のハッシュ値3aは、第1のインデックス2aを、所定のハッシュ関数に入力することで算出されるハッシュ値である。例えば、所定のハッシュ関数は、MD5(Message Digest Algorithm 5)等のハッシュ関数に対応する。第1のハッシュ値3aは、予め、第1の外部装置により算出される。
続いて、変更検出装置の処理の一例について説明する。まず、変更検出装置は、ステップS10の処理を実行する。変更検出装置は、符号化ファイルF1に含まれる符号化データ1に含まれる符号と、符号の出現位置とを対応付けた第2のインデックス(転置インデックス)2bを新たに生成する。
変更検出装置は、符号化ファイルF1に含まれる第1のインデックス2aと、新たに算出した第2のインデックス2bとを比較する。変更検出装置は、第1のインデックス2aと、第2のインデックス2bとが「不一致」となる場合には、第1のインデックス2aの符号と符号の位置とが、符号化データ1に対応していないことを意味するので、符号化データ1が変更されていると判定する。また、変更検出装置は、第1のインデックス2aと、第2のインデックス2bとの相違部分に基づいて、符号化データ1の変更箇所を判定する。すなわち、第2のインデックス2bは、第1のインデクス2aが生成された符号化データ1に対する変更検出対象といえる。また、第2のインデックス2bは、第1の外部装置が、符号化データ1を生成する際に用いた符号化方法で符号化されたものと同様の符号化データに対して生成されるものである。
変更検出装置は、ステップS10の処理において、第1のインデックス2aと、第2のインデックス2bとが「一致」する場合には、ステップS11の処理に移行する。例えば、符号化データ1が変更されており、さらに、変更された符号化データ1に合わせて、第1のインデックス2aが変更されている場合には、第1のインデックス2aと第2のインデックス2bとの比較によって、変更を検出することができないためである。
ステップS11の処理について説明する。変更検出装置は、第2のインデックス2bを、所定のハッシュ関数に入力することで、第2のハッシュ値3bを算出する。変更検出装置が利用する所定のハッシュ関数は、第1の外部装置が、第1のハッシュ値3aを算出した場合に利用したハッシュ関数と同一であるものとする。
変更検出装置は、第1のハッシュ値3aと、第2のハッシュ値3bとを比較する。変更検出装置は、第1のハッシュ値3aと、第2のハッシュ値3bとが「不一致」となる場合には、符号化データ1および第1のインデックス2aが変更されていると判定する。一方、変更検出装置は、第1のハッシュ値3aと、第2のハッシュ値3bとが「一致」する場合には、符号化データ1が変更されていないと判定する。
上記のように、変更検出装置は、第1のインデックス2aおよび第2のインデックス2bの比較結果を基にして、符号化データ1の変更有無および変更箇所を特定する。このため、従来技術のように、符号化データ1全体に対するハッシュ値を演算しなくても、変更有無を特定でき、さらに、変更箇所を特定することができる。
また、第1のインデックス2aおよび第2のインデックス2bが一致する場合でも次のケースがある。すなわち、符号化データ1が変更されており、さらに、変更された符号化データ1に合わせて、第1のインデックス2aが変更されている場合には、第1のインデックス2aと第2のインデックス2bとの比較によって、変更を検出することができない。この問題に対応するべく、変更検出装置は、第2のインデックス2bを基にして、第2のハッシュ値3bを演算し、第1のハッシュ値3aと第2のハッシュ値3bとの比較により、変更を検出する。第2のハッシュ値3bは、符号化データ1全体のハッシュ値ではなく、第2のインデックス2bのハッシュ値であるため、計算量を削減しつつ、変更を検出することができる。
図2は、本実施例に係る符号化ファイルのデータ構造の一例を示す図である。図1で説明したように、符号化ファイルF1は、第1の外部装置により生成され、第2の外部装置に送信されるものとする。図2に示すように、符号化ファイルF1は、ヘッダ部10aと、符号領域10bと、トレーラ部10cとを有する。ヘッダ部10aは、符号化対象となったテキストファイルに含まれる単語の出現頻度の情報等が含まれる。符号領域10bは、符号化データ1を格納する領域である。
トレーラ部10cは、動的辞書11と、第1のインデックス2aと、第1のハッシュ値3aとを有する。
図3は、本実施例に係る動的辞書のデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、動的辞書11は、動的ビットフィルタD1と、動的辞書部D2と、バッファD3とを有する。
動的ビットフィルタD1は、2グラムと、ビットマップと、第1ポインタとを有する。動的辞書部D2は、動的符号と、第2ポインタと、連鎖領域とを対応付ける。バッファD3は、動的符号により符号化される前の単語を格納する。
動的ビットフィルタD1の2グラムは、2文字の文字列(あるいは2つの単語)を示す情報である。ビットマップは、2グラムの文字列に対応するビットマップを示す。例えば、「aa」に対応するビットマップは「0_0_0_0_0」となる。第1ポインタは、ビットマップに対応する動的符号の位置を示すポインタである。
例えば、動的辞書11に登録する単語が「able△」である場合には、2グラム「ab」、「bl」、「le」、「e△」に対応するビットマップをそれぞれ組み合わせる。ビットマップの各桁において、すべてのビットマップの値が0となっている場合には、組み合わせたビットマップの該当する桁を「0」とする。これに対して、「1」が一つでも含まれる場合には該当する桁を「1」に設定することで、ビットマップを組み合わせる。
例えば、「ab」のビットマップが「1_0_0_0_0」、「bl」のビットマップが「0_1_0_0_0」、「le」のビットマップが「0_0_1_0_0」、「e△」のビットマップが「0_0_0_1_0」とする。この場合には、各ビットマップを組み合わせたビットマップは「1_1_1_1_0」となる。
動的辞書部D2の動的符号は、バッファD3に格納された単語に割り当てられた符号である。第2ポインタは、動的符号に対応する単語が格納されたバッファD3の位置を示す情報である。例えば、動的符号「A000h」に対応する第2ポインタは、バッファD3に格納された「Mickey」の先頭位置を示す。すなわち、単語「Mickey」は、動的符号「A000h」に動的符号化されていることを意味する。
動的辞書部D2の連鎖領域は、該当する文字列等がビットフィルタのポインタから連鎖しているか否かを示す情報である。該当する文字列等が連鎖していない場合には、連鎖領域に「NULL」が設定される。
図4は、本実施例に係る変更検出装置の構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、この変更検出装置100は、通信部110と、入力部120と、表示部130と、記憶部140と、制御部150とを有する。
通信部110は、第1の外部装置、第2の外部装置、その他の外部装置との間で、ネットワークを介してデータ通信を実行する通信装置である。後述する制御部150は、通信部110を介して、第1の外部装置、第2の外部装置、その他の外部装置とデータをやり取りする。
入力部120は、変更検出装置100に各種のデータを入力するための入力装置である。入力部120は、例えば、キーボードやマウス、タッチパネル等の入力装置に対応する。
表示部130は、制御部150から出力するデータを表示する表示装置である。表示部130は、液晶ディスプレイやタッチパネル等に対応する。
記憶部140は、符号化ファイルF1と、第2のインデックス2bと、第2のハッシュ値3bとを有する。記憶部140は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子や、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置に対応する。
符号化ファイルF1は、第1の外部装置により生成され、第1の外部装置から第2の外部装置に送信された符号化ファイルである。符号化ファイルF1に関する説明は、図2で説明した符号化ファイルF1に関する説明と同様である。
第2のインデックス2bは、符号化ファイルF1に格納された符号化データ1を基にして、変更検出装置100が新たに生成する転置インデックスである。図5は、インデックスのデータ構造の一例を示す図である。ここでは、インデックスとして、第2のインデックス2bのデータ構造について説明する。なお、符号化ファイル1に変更がなければ、第1のインデックス2aと、第2のインデックス2bとは同一のインデックスとなる。
図5に示すように、この第2のインデックス2bは、符号と、オフセットとを対応付ける。符号は、静的辞書により符号化された静的符号、または、動的辞書11により符号化された動的符号に対応する。オフセットは、符号化データ1上の該当する符号の位置を示すものである。
一例として、符号「A000h」について説明する。図5において、符号「A000h」に対応するフラグ「1」が、オフセット「59」の位置に立っている。このため、符号「A000h」が、符号化データ1に含まれる符号のうち、先頭から59番目に位置する符号であることを示す。なお、順番をカウントする場合には、1つの単語に対応する符号をひとくくりとする。
第2のハッシュ値3bは、第2のインデックス2bを、所定のハッシュ関数に入力することで算出されるハッシュ値である。所定のハッシュ関数は、第1の外部装置が第1のハッシュ値3aを算出する場合に用いたハッシュ関数と同一である。
図4の説明に戻る。制御部150は、受信部151、生成部152、判定部153、通知部154を有する。制御部150は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって実現できる。また、制御部150は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードワイヤードロジックによっても実現できる。
受信部151は、第2の外部装置から、変更検出の対象として、符号化ファイルF1を受信する処理部である。受信部151は、受信した符号化ファイルF1を、記憶部140に格納する。
生成部152は、符号化ファイルF1の符号領域10bに格納された符号化データ1を基にして、第2のインデックス2bを生成する処理部である。例えば、生成部152は、符号化データ1を走査し、各符号の位置(オフセット)を特定する。生成部152は、符号と、オフセットとを対応付けることで、第2のインデックス2bを生成する。
図6は、生成部がインデックスを生成する処理の一例を説明するための図である。例えば、生成部152が符号化データ1を参照すると、符号「A000h」が「59」番目に位置し、符号「A100h」が「31」番目に位置する。また、符号「A200h」が「12」番目に位置し、符号「A300h」が「4」番目に位置する。
この場合には、生成部152は、第2のインデックス2bに符号「A000h」を登録し、この符号「A000h」に対応するオフセット「59」にフラグ「1」を設定する。生成部152は、第2のインデックス2bに符号「A100h」を登録し、この符号「A100h」に対応するオフセット「31」にフラグ「1」を設定する。生成部152は、第2のインデックス2bに符号「A200h」を登録し、この符号「A200h」に対応するオフセット「12」にフラグ「1」を設定する。生成部152は、第2のインデックス2bに符号「A300h」を登録し、この符号「A300h」に対応するオフセット「4」にフラグ「1」を設定する。
判定部153は、第1のインデックス2aと、第2のインデックス2bとを比較して、符号化データ1の変更有無および変更箇所を判定する処理部である。判定部153は、判定結果を、通知部154に出力する。以下において、判定部153が実行する第1処理と、第2処理とを説明する。
判定部153が実行する第1処理について説明する。判定部153は、符号化ファイル1のトレーラ部10cに格納された第1のインデックス2aを取得する。判定部153は、取得した第1のインデックス2aと、第2のインデックス2bとを比較する。
図7は、判定部の処理を説明するための図である。図7に示す例では、第1のインデックス2aと、第2のインデックス2bとを比較すると、第1のインデックス2aと第2のインデックス2bとが「不一致」となる。具体的には、第2のインデックス2bには、符号「A100h」のオフセット「31」にフラグ「1」が設定されているが、第1のインデックス2aには、符号「A100h」のオフセット「31」にフラグが設定されていない。このため、判定部153は、符号化データ1が「変更されている」と判定する。具体的には、変更前の符号化データ1’のオフセット「31」に存在していた符号が、「A100h」に変更されていると判定する。
一方、判定部153は、第1のインデックス2aと、第2のインデックス2bとが「一致」する場合には、第2処理に移行する。
判定部153が実行する第2処理について説明する。判定部153は、符号化ファイルF1のトレーラ部10cに格納された第1のハッシュ値3aを取得する。また、判定部153は、第2のインデックス2bを所定のハッシュ関数に入力することで、第2のハッシュ値3bを算出し、記憶部140に格納する。
判定部153は、第1のハッシュ値3aと第2のハッシュ値3bとを比較し、「一致」する場合には、符号化データ1に変更はないと判定する。これに対して、判定部153は、第1のハッシュ値3aと第2のハッシュ値3bとが「不一致」となる場合には、符号化データ1および第1のインデックス2aに変更があると判定する。
通知部154は、判定部153の判定結果を表示部130に表示させる処理部である。また、通知部154は、判定部153の判定結果を、第2の外部装置に通知しても良い。
次に、本実施例に係る変更検出装置100の処理手順について説明する。図8は、本実施例に係る変更検出装置の処理手順を示すフローチャートである。図8に示すように、変更検出装置100の受信部151は、第2の外部装置から符号化ファイルF2を受信し、符号化ファイルF1を記憶部140に格納する(ステップS101)。
変更検出装置100の生成部152は、符号化データ1の第2のインデックス2bを生成する(ステップS102)。変更検出装置100の判定部153は、第1のインデックス2aと第2のインデックス2bとを比較する(ステップS103)。判定部153は、第1のインデックス2aと第2のインデックス2bとが一致する場合には(ステップS104,Yes)、ステップS108に移行する。判定部153は、第1のインデックス2aと第2のインデックス2bとが一致しない場合には(ステップS104,No)、ステップS105に移行する。
判定部153は、符号化データ1に変更があると判定する(ステップS105)。判定部153は、比較結果を基にして、変更箇所を特定する(ステップS106)。変更検出装置100の通知部154は、変更箇所を通知する(ステップS107)。
判定部153は、第2のインデックス2bを基にして、第2のハッシュ値3bを演算する(ステップS108)。判定部153は、第1のハッシュ値3aと第2のハッシュ値3bとを比較する(ステップS109)。判定部153は、第1のハッシュ値3aと第2のハッシュ値3bとが一致する場合には(ステップS110,Yes)、変更なしと判定し(ステップS111)、ステップS113に移行する。
一方、判定部153は、第1のハッシュ値3aと第2のハッシュ値3bとが一致しない場合には(ステップS110,No)、符号化データ1および第1のインデックス2aに変更があると判定する(ステップS112)。通知部154は、判定結果を通知する(ステップS113)。
次に、本実施例に係る変更検出装置100の効果について説明する。変更検出装置100は、符号化データ1が変更されているか否かを判定する場合に、符号化データ1から第2のインデックス2bを生成し、第1のインデックス2aと第2のインデックス2bとの比較結果に基づいて、符号化データ1が変更されているか否かを判定する。このため、従来技術のように、符号化データ1全体に対するハッシュ値を演算しなくても、変更有無を特定できる。
また、第1のインデックス2aおよび第2のインデックス2bは、符号化データ1に含まれる符号それぞれの位置に関する情報を有している。このため、変更検出装置100は、第1のインデックス2aおよび第2のインデックス2bを比較することで、符号化データ1全体に対するハッシュ値を演算しなくても、変更有無および変更箇所を特定できる。
なお、第1のインデックス2aおよび第2のインデックス2bが一致する場合でも次のケースがある。すなわち、符号化データ1が変更されており、さらに、変更された符号化データ1に合わせて、第1のインデックス2aが変更されている場合には、第1のインデックス2aと第2のインデックス2bとの比較によって、変更を検出することができない。この問題に対応するべく、変更検出装置100は、第2のインデックス2bを基にして、第2のハッシュ値3bを演算し、第1のハッシュ値3aと第2のハッシュ値3bとの比較により、変更を検出する。第2のハッシュ値3bは、符号化データ1全体のハッシュ値ではなく、第2のインデックス2bのハッシュ値であるため、計算量を削減しつつ、変更を検出することができる。
ところで、第1の外部装置が、符号化ファイルF1を生成した場合に、符号化ファイルF1のトレーラ部10cに格納した動的辞書11の情報を、変更検出装置100に通知しておいても良い。変更検出装置100は、第2の外部装置から取得した符号化ファイルF1のトレーラ部10cに格納された動的辞書11の情報と、第1の外部装置から受信しておいた動的辞書11の情報とを比較して、動的辞書11に変更が存在するか否かを更に判定しても良い。変更検出装置100は、上記処理を実行することで、動的辞書の改竄を効率的に検出することができる。
次に、上記実施例に示した変更検出装置100と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例について説明する。図9は、変更検出装置と同様の機能を実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
図9に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置202と、ディスプレイ203とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラム等を読み取る読み取り装置204と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うインターフェース装置205とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM206と、ハードディスク装置207とを有する。そして、各装置201~207は、バス208に接続される。
ハードディスク装置207は、生成プログラム207a、判定プログラム207bを有する。CPU201は、生成プログラム207a、判定プログラム207bを読み出してRAM206に展開する。
生成プログラム207aは、生成プロセス206aとして機能する。判定プログラム207bは、判定プロセス206bとして機能する。生成プロセス206aの処理は、生成部152の処理に対応する。判定プロセス206bの処理は、判定部153の処理に対応する。
なお、各プログラム207a,207bについては、必ずしも最初からハードディスク装置207に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD-ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200が各プログラム207a,207bを読み出して実行するようにしても良い。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータに、
第1のインデックス情報が生成された第1の符号化文書に対する変更検出対象であって、前記第1の符号化文書に対する符号化方法で符号化された第2の符号化文書に対し、第2のインデックス情報を生成し、
前記第1の符号化文書に基づいて生成された第1のインデックス情報と、前記第2のインデックス情報との比較結果に基づいて、前記第1の符号化文書と前記第2の符号化文書との間に変更があるか否かを判定する
処理を実行させることを特徴とする変更検出プログラム。
(付記2)前記インデックス情報は、符号化文書に含まれる符号それぞれの位置に関する情報を含み、前記判定する処理は、前記第1のインデックス情報と前記第2のインデックス情報との比較結果を基にして、前記第1の符号化文書に対する前記第2の符号化文書の変更有無および変更箇所を判定することを特徴とする付記1に記載の変更検出プログラム。
(付記3)前記判定する処理は、前記第1のインデックス情報と前記第2のインデックス情報とが一致しない場合に、前記第2のインデックス情報の第2のハッシュ値を算出し、前記第2のハッシュ値と、前記第1のインデックス情報に基づき予め算出された第1のハッシュ値との比較結果を基にして、前記第1の符号化文書と前記第2の符号化文書との間に変更があるか否かを判定することを特徴とする付記1または2に記載の変更検出プログラム。
(付記4)前記特定の符号化方法は、動的辞書を用いた符号化過程を含み、前記インデックス情報は、前記動的辞書によって符号化された前記符号化文書に含まれる符号の位置に関する情報を含み、前記動的辞書は、他のコンピュータに保存されていることを特徴とする付記1、2または3に記載の変更検出プログラム。
(付記5)コンピュータが実行する変更検出方法であって、
第1のインデックス情報が生成された第1の符号化文書に対する変更検出対象であって、前記第1の符号化文書に対する符号化方法で符号化された第2の符号化文書に対し、第2のインデックス情報を生成し、
前記第1の符号化文書に基づいて生成された第1のインデックス情報と、前記第2のインデックス情報との比較結果に基づいて、前記第1の符号化文書と前記第2の符号化文書との間に変更があるか否かを判定する
処理を実行することを特徴とする変更検出方法。
(付記6)前記インデックス情報は、符号化文書に含まれる符号それぞれの位置に関する情報を含み、前記判定する処理は、前記第1のインデックス情報と前記第2のインデックス情報との比較結果を基にして、前記第1の符号化文書に対する前記第2の符号化文書の変更有無および変更箇所を判定することを特徴とする付記5に記載の変更検出方法。
(付記7)前記判定する処理は、前記第1のインデックス情報と前記第2のインデックス情報とが一致しない場合に、前記第2のインデックス情報の第2のハッシュ値を算出し、前記第2のハッシュ値と、前記第1のインデックス情報に基づき予め算出された第1のハッシュ値との比較結果を基にして、前記第1の符号化文書と前記第2の符号化文書との間に変更があるか否かを判定することを特徴とする付記5または6に記載の変更検出方法。
(付記8)前記特定の符号化方法は、動的辞書を用いた符号化過程を含み、前記インデックス情報は、前記動的辞書によって符号化された前記符号化文書に含まれる符号の位置に関する情報を含み、前記動的辞書は、他のコンピュータに保存されていることを特徴とする付記5、6または7に記載の変更検出方法。
(付記9)第1のインデックス情報が生成された第1の符号化文書に対する変更検出対象であって、前記第1の符号化文書に対する符号化方法で符号化された第2の符号化文書に対し、第2のインデックス情報を生成する生成部と、
前記第1の符号化文書に基づいて生成された第1のインデックス情報と、前記第2のインデックス情報との比較結果に基づいて、前記第1の符号化文書と前記第2の符号化文書との間に変更があるか否かを判定する判定部と
を有することを特徴とする変更検出装置。
(付記10)前記インデックス情報は、符号化文書に含まれる符号それぞれの位置に関する情報を含み、前記判定部は、前記第1のインデックス情報と前記第2のインデックス情報との比較結果を基にして、前記第1の符号化文書に対する前記第2の符号化文書の変更有無および変更箇所を判定することを特徴とする付記9に記載の変更検出装置。
(付記11)前記判定部は、前記第1のインデックス情報と前記第2のインデックス情報とが一致しない場合に、前記第2のインデックス情報の第2のハッシュ値を算出し、前記第2のハッシュ値と、前記第1のインデックス情報に基づき予め算出された第1のハッシュ値との比較結果を基にして、前記第1の符号化文書と前記第2の符号化文書との間に変更があるか否かを判定することを特徴とする付記9または10に記載の変更検出装置。
(付記12)前記特定の符号化方法は、動的辞書を用いた符号化過程を含み、前記インデックス情報は、前記動的辞書によって符号化された前記符号化文書に含まれる符号の位置に関する情報を含み、前記動的辞書は、他の装置に保存されていることを特徴とする付記9、10または11に記載の変更検出装置。
100 変更検出装置
110 通信部
120 入力部
130 表示部
140 記憶部
150 制御部

Claims (4)

  1. コンピュータに、
    符号それぞれの位置に関する情報を含む第1のインデックス情報が生成された第1の符号化文書に対する変更検出対象であって、前記第1の符号化文書に対する符号化方法で符号化された第2の符号化文書に対し、前記第2の符号化文書に含まれる符号それぞれの位置に関する情報を含む第2のインデックス情報を生成し、
    前記第1の符号化文書に基づいて生成された第1のインデックス情報と、前記第2のインデックス情報との符号の位置に関する比較結果に基づいて、前記第1の符号化文書と前記第2の符号化文書との間に変更があるか否かを判定する
    処理を実行させることを特徴とする変更検出プログラム。
  2. 前記第1のインデックス情報および前記第2のインデックス情報は、符号化文書に含まれる符号それぞれの位置に関する情報を含み、前記判定する処理は、前記第1のインデックス情報と前記第2のインデックス情報との比較結果を基にして、前記第1の符号化文書に対する前記第2の符号化文書の変更有無および変更箇所を判定することを特徴とする請求項1に記載の変更検出プログラム。
  3. コンピュータが実行する変更検出方法であって、
    符号それぞれの位置に関する情報を含む第1のインデックス情報が生成された第1の符号化文書に対する変更検出対象であって、前記第1の符号化文書に対する符号化方法で符号化された第2の符号化文書に対し、前記第2の符号化文書に含まれる符号それぞれの位置に関する情報を含む第2のインデックス情報を生成し、
    前記第1の符号化文書に基づいて生成された第1のインデックス情報と、前記第2のインデックス情報との符号の位置に関する比較結果に基づいて、前記第1の符号化文書と前記第2の符号化文書との間に変更があるか否かを判定する
    処理を実行することを特徴とする変更検出方法。
  4. 符号それぞれの位置に関する情報を含む第1のインデックス情報が生成された第1の符号化文書に対する変更検出対象であって、前記第1の符号化文書に対する符号化方法で符号化された第2の符号化文書に対し、前記第2の符号化文書に含まれる符号それぞれの位置に関する情報を含む第2のインデックス情報を生成する生成部と、
    前記第1の符号化文書に基づいて生成された第1のインデックス情報と、前記第2のインデックス情報との符号の位置に関する比較結果に基づいて、前記第1の符号化文書と前記第2の符号化文書との間に変更があるか否かを判定する判定部と
    を有することを特徴とする変更検出装置。
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