JP7003111B2 - 高度csiフィードバックオーバヘッド低減のための構成可能コードブック - Google Patents

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Description

本開示は、無線通信、特に、高度チャネル状態情報(CIS)フィードバックオーバヘッド低減のための構成可能コードブックに関するものである。
LTEは、ダウンリンクに直交周波数分割多重(OFDM)を使用し、アップリンクに離散フーリエ変換(DFT)拡散OFDMを使用する。基本的なLTEダウンリンク物理リソースは、図1に示すように時間-周波数グリッドとして見ることができ、各リソース要素は、1つのOFDMシンボル間隔中の1つのOFDMサブキャリアに対応する。
図2に示されるように、時間領域ではLTEダウンリンク送信は10msの無線フレームに編成され、各無線フレームは、長さTsubframe=1msの10個の等サイズのサブフレームから構成される。
さらに、LTEにおけるリソース割り当ては、通常、リソースブロックに関して説明され、リソースブロックは、時間領域では1スロット(0.5ms)に対応し、周波数領域では12個の連続するサブキャリアに対応する。リソースブロックは周波数領域で番号が付けられ、システムバンド幅の一方の端から0から始まる。物理リソースブロック(PRB)ペアは、周波数領域で同じ12個の連続したサブキャリアを占有する2つのリソースブロックと時間領域のサブフレーム内の2スロットとにより定義される、
ダウンリンク送信は現在のダウンリンクサブフレームにおいて動的にスケジュールされ、すなわち、各サブフレームにおいて、基地局は物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介して制御情報を送信する。この制御シグナリングは通常、各サブフレーム内の最初の1、2、3または4個のOFDMシンボルで送信される。制御として3つのOFDMシンボルを有するダウンリンクシステムが図3に示されている。LTEリリース11以降では、上記のリソース割り当ては、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)上でスケジュールすることもできる。LTEリリース8からリリース10では、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)のみが利用可能である。
LTEは、端末はサブフレームにおいてダウンリンクデータを受信した後に復号を試み、復号が成功(ACK)したか否(NAK)かを基地局に報告するハイブリッド自動再送要求(HARQ)を使用する。復号の試みに失敗した場合、基地局は誤ったデータを再送信することができる。端末から基地局へのアップリンク制御シグナリングは、
・受信したダウンリンクデータに対するHARQ確認応答
・ダウンリンクスケジューリングの補助として使用される、ダウンリンクチャネル状態に関する端末報告
・移動端末がアップリンクデータ送信のためにアップリンクリソースを必要とすることを示すスケジューリング要求
から構成される。
周波数ダイバーシティを提供するために、これらの周波数リソースはスロット境界で周波数ホッピングし、すなわち、1つの「リソース」は、サブフレームの第1のスロット内のスペクトルの上部にある12サブキャリアとサブフレームの第2のスロットの間のスペクトルの下部にある同じサイズのリソース、またはその逆、から構成される。これは図4に示されている。より多くのリソースがアップリンクL1/L2制御シグナリングのために必要とされる場合(例えば、多数のユーザをサポートする非常に大きな全体送信バンド幅の場合)、追加のリソースブロックを、以前に割り当てられたリソースブロックの隣に割り当てることができる。
上述のように、アップリンクL1/L2制御シグナリングは、ハイブリッドARQ確認応答、チャネル状態情報、およびスケジューリング要求を含む。以下でさらに説明するように、これらのタイプのメッセージの様々な組み合わせが可能であるが、これらの場合の構造を説明するために、ハイブリッドARQおよびスケジューリング要求から始めて、各タイプの別々の送信を最初に論じることが有益である。リリース13でPUCCHに定義された5つのフォーマットがあり、それぞれ異なるビット数を伝送することができる。この背景技術では、PUCCHフォーマット2および3が最も注目に値する。
無線デバイスは、チャネル依存スケジューリングを助けるために、端末のチャネル特性の推定値を用いて、基地局(例えば、eNB)に提供するために、チャネル状態情報(CSI)を報告することができる。CSI報告は、アップリンク制御情報(UCI)報告において送信されるサブフレームごとに複数ビットから構成される。サブフレーム当たり最大2ビットの情報が可能である物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)フォーマット1は、明らかにこの目的には使用できない。リリース13におけるPUCCHに関するCSI報告の送信は、代わりに、サブフレームあたり複数の情報ビットが可能であるPUCCHフォーマット2、3、4、および5によって処理される。
PUCCHフォーマット2リソースは半静的に構成されている。フォーマット2の報告は最大11ビットのペイロードを伝送できる。フォーマット2の変形は、通常サイクリックプレフィックスに対してそれぞれ1および2ビットのHARQ-ACK情報も搬送するフォーマット2aおよび2bである。拡張サイクリックプレフィックスの場合、PUCCHフォーマット2はHARQ-ACK情報も伝送できる。簡単にするために、それらは本明細書ではすべてフォーマット2と呼ぶ。
PUCCHペイロードには制約があるため、LTEでは、CSI構成要素のサブセット(チャネル品質インデックス(CQI)、プリコーディングマトリクスインジケータ(PMI)、ランクインジケータ(RI)、CSI-RSリソースインジケータ(CRI)など)を伝送するCSI報告タイプが定義される。PUCCH報告モードおよび「モード状態」と共に、各報告タイプは、3GPP TS 36.213の表7.2.2-3に与えられている所与のPUCCH送信で搬送することができるペイロードを定義する。リリース13では、すべてのPUCCH報告タイプは11ビット以下のペイロードを持っているため、すべてを1つのPUCCHフォーマット2送信で伝送することができる。
様々なCSI報告タイプがリリース13LTEにおいて定義されている:
タイプ1報告は、無線デバイスが選択したサブバンドに対するCQIフィードバックをサポートする。
-タイプ1a報告は、サブバンドCQIと2番目のPMIフィードバックをサポートする。
-タイプ2、タイプ2b、およびタイプ2c報告は、ワイドバンドCQIおよびPMIフィードバックをサポートする。
-タイプ2a報告は、ワイドバンドPMIフィードバックをサポートする。
-タイプ3報告は、RIフィードバックをサポートする。
-タイプ4報告は、ワイドバンドCQIをサポートする。
-タイプ5報告は、RIおよびワイドバンドPMIフィードバックをサポートする。
-タイプ6報告は、RIおよびPTIフィードバックをサポートする。
-タイプ7報告は、CRIおよびRIフィードバックをサポートする。
-タイプ8報告は、CRI、RIおよびワイドバンドPMIフィードバックをサポートする。
-タイプ9報告は、CRI、RIおよびPTIフィードバックをサポートする。
-タイプ10報告は、CRIフィードバックをサポートする。
これらの報告タイプは、CQI、クラスA第1PMI、RI、またはCRIが報告タイプによって搬送されるかどうかに従って決定された周期性およびオフセット(サブフレーム単位)でPUCCH上で送信される。表1は、ワイドバンドCSI報告が単一のCSIサブフレームセットと共に使用されると仮定して様々な報告タイプが送信されるときのサブフレームを示す。サブバンド報告および複数のサブフレームセットにも同様のメカニズムが使用される。
Figure 0007003111000001
ここで、(3GPP TS 36.213および36.331で定義されているように):
・nfは、システムフレーム番号
・nsは、無線フレーム内のスロット番号
・Npdは、上位レイヤパラメータcqi-pmi-ConfigIndexによって設定されるサブフレームの周期
・NOFFSET,CQIは、上位レイヤパラメータcqi-pmi-ConfigIndexで設定されるサブフレーム単位のオフセット
・H’は、上位レイヤパラメータperiodicityFactorWBによって設定される
・MRIは、上位レイヤパラメータri-ConfigIndexで設定されるサブフレームの周期倍数
・NOFFSET,RIは、上位レイヤパラメータri-ConfigIndexによって設定されるサブフレームのオフセット
・MCRIは、上位レイヤパラメータcri-ConfigIndexによって設定されるサブフレームの周期倍数
PUCCH CSI報告は、Npdサブフレームの基本的な周期性を有することが観察され得、CQIはこのレートで報告され得る。RIが設定されている場合、RIはCQIと同じ周期性の異なるシフトNOFFSET,RIを持つことができるため、CQIと同じレートで報告され得る。一方、クラスA第1PMIはCQIと時分割多重され、CQIおよびクラスA第1PMIのH’個の送信の1つにおいてCQIの代わりに送信される。CRIは、同様の方法でRIと時分割多重され、RIおよびCRIのMCRI個の送信の1つにおいてRIの代わりに送信される。
PUCCHフォーマット3が同じPUCCH送信でACK/NACKおよびCSIを搬送することができるが、CSIはただ1つのサービングセルからのものでなければならないことも注目に値する。
LTE制御シグナリングは、MAC制御要素(「MAC CE」)または無線リソース制御(RRC)シグナリング内で、PUSCHに埋め込まれたPDCCH、EPDCCH、またはPUCCHの制御情報を搬送することを含む様々な方法で搬送されることができる。これらのメカニズムはそれぞれ、特定の種類の制御情報を伝送するようにカスタマイズされている。
物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)、拡張PDCCH(EPDCCH)、PUCCHで搬送される又は物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に埋め込まれる制御情報は、3GPP TS 36.211、36.212、および36.213に記載されているダウンリンク制御情報(DCI)アップリンク制御情報(UCI)などの物理レイヤに関連する制御情報である。DCIは一般に、無線デバイスに何らかの物理レイヤ機能を実行するように指示し、その機能を実行するために必要な情報を提供するために使用される。UCIは一般に、ネットワークにHARQ-ACK、スケジューリング要求(SR)、CQI、PMI、RI、および/またはCRIを含むチャネル状態情報(CSI)などの必要な情報を提供する。UCIおよびDCIは、サブフレームごとに送信することができ、したがって、高速フェージング無線チャネルとともに変化し得るものを含む、急速に変化するパラメータをサポートするように設計されている。UCIおよびDCIはサブフレームごとに送信することができるので、所与のセルに対応するUCIまたはDCIは、制御オーバヘッドの量を制限するために、数十ビット程度になる傾向がある。
媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)で運ばれる制御情報は、3GPP TS 36.321に記載されているように、アップリンクおよびダウンリンク共有トランスポートチャネル(UL-SCHおよびDL-SCH)上のMACヘッダで運ばれる。MACヘッダは固定サイズを持たないので、MAC CE内の制御情報はそれが必要とされるときに送信することができ、そして必ずしも固定オーバヘッドを表すわけではない。さらに、MAC CEは、UL-SCHまたはDL-SCHトランスポートチャネルで運ばれるので、より大きな制御ペイロードを効率的に運搬することができ、リンクアダプテーション、HARQから利益を得、ターボ符号化することができる(UCIおよびDCIは、リリース13には無い)。MAC CEは、タイミングアドバンスの維持またはバッファ状態報告のような固定されたパラメータのセットを使用する反復的なタスクを実行するために使用されるが、これらのタスクは一般にサブフレームごとのMAC CEの送信を必要としない。したがって、PMI、CQI、RI、およびCRIなどの高速フェージング無線チャネルに関連するチャネル状態情報は、リリース13のMAC CEでは搬送されない。
専用RRC制御情報もUL-SCHおよびDL-SCHを介して搬送されるが、3GPP TS 36.331に論じられているように、シグナリング無線ベアラ(SRB)を使用する。その結果、また大きい制御ペイロードを効率的に搬送することができる。しかしながら、SRBは、一般に、大きなペイロードの非常に頻繁な送信を意図したものではなく、ハンドオーバを含むモビリティ手順の場合のように、信頼性の高い送信が必要な低頻度のシグナリングをサポートするために利用可能である必要がある。したがって、MACと同様に、RRCシグナリングは、リリース13のPMI、CQI、RI、およびCRIなどの高速フェージング無線チャネルに関連するチャネル状態情報を伝送しない。実際、この種のCSIは、PUSCHまたはPUCCH上のUCIシグナリングでのみ運ばれる。
PDCCH/EPDCCHは、スケジューリング決定および電力制御コマンドなどのダウンリンク制御情報(DCI)を搬送するために使用される。具体的には、DCIには以下が含まれる:
・PDSCHリソース指示、トランスポートフォーマット、ハイブリッドARQ情報、および空間多重化に関連する制御情報(該当する場合)などのダウンリンクスケジューリング割り当て。ダウンリンクスケジューリング割り当ては、ダウンリンクスケジューリング割り当てに応答するハイブリッドARQ確認応答の送信に使用されるPUCCHの電力制御のためのコマンドも含む。
・PUSCHリソース指示、トランスポートフォーマット、およびハイブリッドARQ関連情報を含む、アップリンクスケジューリング許可。アップリンクスケジューリング許可は、PUSCHの電力制御のためのコマンドも含む。
・スケジューリング割り当て/許可に含まれるコマンドを補完するものとしての、端末セットに対する電力制御コマンド。
1つのPDCCH/EPDCCHは、上記のフォーマットのうちの1つを有する1つのDCIメッセージを搬送する。ダウンリンクとアップリンクの両方で複数の端末を同時にスケジュールすることができるので、各サブフレーム内で複数のスケジューリングメッセージを送信する利用可能性がなければならない。各スケジューリングメッセージは別々のPDCCH/EPDCCHリソース上で送信され、その結果、各セル内には通常複数の同時PDCCH/EPDCCH送信がある。さらに、異なる無線チャネル条件をサポートするために、PDCCH/EPDCCHのリソース使用量を適応させることによってPDCCH/EPDCCHの符号化率が選択され、無線チャネル条件と一致するようにリンクアダプテーションが使用され得る。
構成されたアップリンク伝送モードに応じて、アップリンク許可はDCIフォーマット0またはDCIフォーマット4のいずれかを使用して送信できる。アップリンクMIMO伝送をサポートする無線デバイスのために、DCI4が使用される。それ以外の場合はDCI0が使用される。物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上のアップリンクデータ送信のために、復調参照信号(DMRS)が基地局受信機におけるチャネル推定のために使用される。DMRSシーケンスは、基本シーケンスと長さ2の直交カバーコード(OCC)とのサイクリックシフトによって定義される。MIMOがアップリンクでサポートされているとき、DMRSシーケンスは各MIMOレイヤに対して必要とされる。アップリンクMIMOでは最大4つのレイヤがサポートされているため、最大4つのDMRSシーケンスとOCCコードが必要である。
サイクリックシフトおよびOCCコードは、3ビットのサイクリックシフトフィールドを介してDCI0またはDCI4で動的に通知される。このフィールドはサイクリックシフトパラメータn(2) DMRSλおよび長さ2のOCCコードwλを示すために使用され、λ=0,1,...,νー1であり、νはアップリンク許可によってスケジュールされたPUSCHで送信されるレイヤ数である。正確なマッピングは、3gpp仕様書36.211の表5.5.2.1.1-1に示されており、これは以下の表2にコピーされている。
PUSCH送信の最大4(ν=4)のレイヤはアップリンクでサポートされる。各レイヤは、サイクリックシフトによって指定された関連DMRSシーケンスと、DMRSのためのOCCがアクティブ化されている場合は長さ2のOCCコードとを有する。n(2) DMRSλは、PUSCHのためのDMRSのサイクリックシフトを導出するために使用される。
Figure 0007003111000002
非周期的CSI要求は、DCIフォーマット0またはDCIフォーマット4のCSI要求フィールドに示される。このフィールドのビット数は、無線デバイスの構成に応じて、1ビットから3ビットまで変化する。例えば、5つのキャリア(またはセル)未満または複数のCSI-RSのプロセスで構成された無線デバイスに対しては2ビットが使用され、5つのキャリアより多くで構成された無線デバイスに対しては3ビットが使用される。無線デバイスが単一のキャリア(すなわちサービングセルc)および2セットのCSI-RSプロセスを用いて構成されている場合、CSI要求フィールドは表3に示される。
Figure 0007003111000003
発見参照信号(DRS)オケージョンは、発見信号がセルによって送信される期間として定義されている。セル上のDRSオケージョンに含まれる参照信号を図5に示し、要素10は、DRSに属するCSI-RSにより使用されるリソース要素を示し、要素12は、潜在的DRSに属するCSI-RSを示す。発見信号はスモールセルオン/オフを可能にするが、スモールセルオン/オフがセル内で使用されていないときにもそれらを利用することができる。
DRSオケージョンにおける発見信号は、PSS、SSS、CRS、および構成されている場合には、チャネル状態情報参照信号(CSI-RS)から構成される。PSSおよびSSSは、必要に応じて粗同期化のために、そしてセル識別のために使用される。CRSは、細かい時間および周波数の推定および追跡に使用され、またセル検証、すなわちPSSおよびSSSから検出されたセルIDを確認するために使用され得る。CSI-RSは、セルまたは送信点(TP)の高密度配置において使用され得る別の信号である。図5は、2つのサブフレームに等しい長さのDRSオケージョンにおけるこれらの信号の存在を示し、また2つの異なるセルまたは送信点にわたる信号の送信を示す。要素1は、DRSに属するCSI-RSに使用されるリソース要素を示し、影付きの要素2は、例えば、DRSに属する潜在的CSI-RSを示す。
特定のセルからの送信に対応するDRSオケージョンは、FDDの場合は1から5サブフレーム、TDDの場合は2から5サブフレームの範囲であり得る。SSSが発生するサブフレームは、DRSオケージョンの開始サブフレームをマークする。このサブフレームは、FDDおよびTDDの両方においてサブフレーム0またはサブフレーム5のいずれかである。TDDでは、PSSはサブフレーム1とサブフレーム6に表示されるが、FDDでは、PSSはSSSと同じサブフレームに表示される。CRSは、すべてのダウンリンクサブフレームおよび特別なサブフレームのDwPTS領域で送信される。
CSI-RSは、任意のダウンリンクサブフレームで送信され得るが、各サブフレームに関連する任意の制限を伴う。発見信号の目的のために、CSI-RSの単一のポート(ポート15)のみが送信される。構成の数はサブフレーム0では5(キャリア周波数を中心とした6つのPRBで同じREの多くを使用するPBCHの送信を考慮するため)に、サブフレーム5では16に制限されているが、サブフレーム内に最大20の可能なRE構成がある。セルから送信されるDRSオケージョンにおいて、大まかに送信点と呼ばれる単一の測定可能エンティティを表すことを意図したCSI-RSは、DRSオケージョンの一部である任意のダウンリンクサブフレーム内の任意のRE構成において発生する可能性がある。したがって、DRSオケージョンがFDDフレーム構造内で最大5サブフレーム長であり得ることを考慮すると、CSI-RSのRE構成の可能な最大数は96である。これは、DRSオケージョンがサブフレーム5から始まり(サブフレーム0から始まるDRSオケージョンはより少ないCSI-RS RE構成をサポートするであろう)、次の4つのサブフレームのそれぞれにおいてサブフレーム5および20の16構成からなる。
セルまたは送信点が、いくつかのRE構成ではCSI-RS信号を送信し、他のCSI-RS RE構成では何も送信しないことが可能である。次いで、いくつかの信号が送信されるRE構成は、ノンゼロパワー(NZP)CSI-RS RE構成として無線デバイスに示される一方、何も送信されない構成はゼロパワー(ZP)CSI-RS RE構成として示される。ノンゼロパワーおよびゼロパワーのRE構成を使用して、2つの異なるセルまたは送信点からのCSI-RS信号は、図5に示されるように効果的に直交させることができる。
各RE構成において、リソース要素において送信されるシンボルは、リリース8のセルIDと同じ値のセット(すなわち最大504の値)を取り得る仮想または構成可能セルID(VCID)に依存するシーケンスでスクランブルされ得る。これは非常に多数のCSI-RS可能性の可能性を生み出すが、同じRE上で異なるスクランブリングコードで送信されている2つのCSI-RSは直交していない。したがって、異なるRE構成を使用することと比較して、スクランブリングコードのみを使用して異なるCSI-RS送信を分離することはそれほどロバストではない。
マルチアンテナ技術は、無線通信システムのデータレートおよび信頼性を著しく高めることができる。送信機と受信機の両方が複数のアンテナを備えている場合、性能は特に改善され、それは多入力多出力(MIMO)通信チャネルをもたらす。そのようなシステムおよび/または関連技術は一般にMIMOと呼ばれる。
LTE規格は現在、拡張されたMIMOサポートとともに進化している。LTEのコアコンポーネントは、MIMOアンテナ展開とMIMO関連技術のサポートである。現在、リリース13LTEアドバンストプロは、チャネル依存プリコーディングを使用して最大16の送信アンテナポートに対して8レイヤの空間多重化モードをサポートしています。空間多重化モードは、好ましいチャネル条件における高データレートを目的としている。空間多重化動作の説明図が図6に提供されている。
図6に見られるように、レイヤ3からの情報搬送シンボルベクトルsは、NTxr個のプリコーダ行列W4により多重化され、これは逆高速フーリエ変換(IFFT)5を介してNT次元ベクトル空間(NT個のアンテナポートに対応)の部分空間に送信エネルギーを分配するように働く。プリコーダ行列は、通常、可能なプリコーダ行列のコードブックから選択され、通常は、与えられた数のシンボルストリームに対してコードブック内の一意のプリコーダ行列を指定するプリコーダ行列インジケータ(PMI)によって示される。s内のr個のシンボルはそれぞれのレイヤに対応し、rは送信ランクと呼ばれる。このようにして、同じ時間/周波数リソース要素(TFRE)を介して複数のシンボルを同時に送信することができるので、空間多重化が達成される。シンボル数rは通常、現在のチャネル特性に合うように適合される。
LTEは、ダウンリンクにおいてOFDMを使用し、アップリンクにおいてDFT(離散フーリエ変換)プリコーディングされたOFDMを使用する。したがって、サブキャリアn(またはデータTFRE番号n)上の特定のTFREに対する受信されたNR×1のベクトルynは、以下のようにモデル化される。
Figure 0007003111000004
ここで、enはランダムプロセスの実現として得られた雑音/干渉ベクトルである。プリコーダWは、ワイドバンドプリコーダ(すなわち、プリコーダはスケジュールされたバンド全体にわたって一定である)または周波数選択的(すなわち、プリコーダはスケジュールされた全バンド内で変化し得る)であり得る。
プリコーダ行列Wは、NR×NTのMIMOチャネル行列Hnの特性に合わせて選択されることが多く、その結果、いわゆるチャネル依存プリコーディングが行われる。これはまた、一般に閉ループプリコーディングとも呼ばれ、送信エネルギーの大部分を無線デバイスに伝達するという意味で、強いサブスペースに送信エネルギーを集中させるように努める。加えて、プリコーダ行列はまた、チャネルを直交化するように努めるように選択されてもよく、これは、無線デバイスにおける適切な線形等化の後に、レイヤ間干渉が低減されることを意味する。
無線デバイスがプリコーダ行列Wを選択するための方法の一例は、仮定された等価チャネルのフロベニウスノルムを最大化するWkを選択することであり得る。
Figure 0007003111000005
ここで、
・H^nはチャネル推定値であり、以下で記述されているようにCSI-RSから導出される可能性がある。
・Wkはインデックスkの仮定プリコーダ行列である。
・H^nkは、仮定等価チャネルである。
LTEダウンリンクのための閉ループプリコーディングにおいて、無線デバイスは、順方向リンク(ダウンリンク)におけるチャネル測定に基づいて、使用する適切なプリコーダの基地局への推奨を送信する。基地局は、無線デバイスの送信モードに応じてフィードバックを提供するように無線デバイスを構成し、CSI-RSを送信し、無線デバイスがコードブックから選択する推奨プリコーディング行列をフィードバックするためにCSI-RSの測定値を使用するように無線デバイスを構成する。広いバンド幅(ワイドバンドプリコーディング)をカバーすると想定される単一のプリコーダがフィードバックされてもよい。チャネルの周波数変動を一致させ、その代わりにサブバンドごとに1つ(例えばいくつかのプリコーダ)の周波数選択プリコーディング報告をフィードバックすることもまた有益であり得る。これは、無線デバイスの後続の送信において基地局を支援する推奨プリコーダ以外の情報をフィードバック包含するチャネル状態情報(CSI)フィードバックのより一般的な場合の例である。そのような他の情報は、チャネル品質インジケータ(CQI)ならびに送信ランクインジケータ(RI)を含み得る。
CSIフィードバックに関して、サブバンドはいくつかの隣接するPRBペアとして定義される。LTEでは、サブバンドサイズ(すなわち、隣接PRBペアの数)は、システムバンド幅、CSI報告が周期的または非周期的になるように構成されているかどうか、およびフィードバックタイプ(すなわち、上位レイヤ構成フィードバックまたは無線デバイス選択サブバンドフィードバックが構成されているかどうか)に依存する。サブバンドとワイドバンドとの間の違いを説明する例が図7に示される。この例では、サブバンドは6つの隣接PRBで構成されている。説明を簡単にするために図7には2つのサブバンドのみが示されていることに留意されたい。一般に、システムバンド幅内のすべてのPRBペアは異なるサブバンドに分割され、各サブバンドは固定数のPRBペアからなる。対照的に、ワイドバンドはシステムバンド幅内のすべてのPRBペアを含む。上述のように、無線デバイスは、基地局によってワイドバンドPMIを報告するように構成されている場合、システムバンド幅内のすべてのPRBペアからの測定値を考慮に入れる単一のプリコーダをフィードバックすることができる。代替的に、無線デバイスは、サブバンドPMIを報告するように構成されている場合、無線デバイスは、サブバンドごとに1つのプリコーダである複数のプリコーダをフィードバックし得る。さらに、サブバンドプリコーダに対して、無線デバイスはまた、ワイドバンドPMIをフィードバックし得る。
LTEでは、PUSCH CSI報告に対して、2つのタイプのサブバンドフィードバックタイプが可能であり:(1)上位レイヤ構成サブバンドフィードバック、および、(2)無線デバイス選択サブバンドフィードバック、である。上位レイヤ構成サブバンドフィードバックでは、無線デバイスは、サブバンドのそれぞれについてPMIおよび/またはCQIをフィードバックし得る。上位レイヤ構成サブバンドフィードバック用PRBペアの数の点で、サブバンドのサイズは、システムバンド幅の関数であり、表4に列挙されている。無線デバイス選択サブバンドフィードバックでは、無線デバイスは、システムバンド幅内のすべてのサブバンドのうち、サブバンド選択された数のPMIおよび/またはCQIをフィードバックする。PRBペアの数の点で、サブバンドサイズとフィードバックされるサブバンドの数は、システムバンド幅の関数であり、表5に列挙されている。
Figure 0007003111000006
Figure 0007003111000007
無線デバイスからのCSIフィードバックを考慮して、基地局は、プリコーディング行列、送信ランク、および変調および符号化状態(MCS)を含む、無線デバイスに送信するために使用したい送信パラメータを決定する。これらの送信パラメータは、無線デバイスが行う推奨とは異なる場合がある。したがって、ランクインジケータおよびMCSは、ダウンリンク制御情報(DCI)においてシグナリングされ得、プリコーディング行列は、DCIにおいてシグナリングされ得るか、または基地局はそこから等価チャネル(すなわち、基地局によって使用される実効チャネルおよびプリコーディング行列を含む等価チャネル)を測定することができる復調参照信号を送信することができる。送信ランク(すなわち空間的に多重化されたレイヤ数)は、プリコーダWの列(カラム)数に反映される。効率的な性能のためには、チャネル特性と一致する送信ランクが選択されるべきである。
LTEリリース10では、ダウンリンクチャネル状態情報、CSI-RS(チャネル状態情報参照信号)を推定する目的で新しい参照シンボルシーケンスが導入された。CSI-RSは、その目的のためにLTEリリース8~9で使用された共通参照信号(CRS)にCSIフィードバックを基づかせることよりもいくつかの利点を提供する。第1に、CSI-RSはデータ信号の復調には使用されず、したがって同じ密度を必要としない(すなわち、CSI-RSのオーバヘッドは実質的に少ない)。第2に、CSI-RSは、CSIフィードバック測定を構成するためのはるかに柔軟な手段を提供する(例えば、どのCSI-RSリソースを測定するかは、無線デバイス特有の方法で構成することができる)。
基地局から送信されたCSI-RSを測定することにより、無線デバイスは、無線伝搬チャネルおよびアンテナ利得を含めて、CSI-RSが通過している実効チャネルを推定することができる。より数学的に厳密に言えば、これは、既知のCSI-RS信号xが送信される場合、無線デバイスは送信信号と受信信号との間の結合(すなわち、実効チャネル)を推定することができることを意味する。したがって、送信において仮想化が行われない場合、受信信号yは次のように表すことができ、無線デバイスは実効チャネルHを推定することができる。
Figure 0007003111000008
LTEリリース10では最大8個のCSI-RSポートを構成できる。つまり、無線デバイスは最大8個の送信アンテナポートからチャネルを推定できる。LTEリリース13では構成可能なCSI-RSポートの数が最大16ポートまで拡張されている。LTEリリース14では、最大32個のCSI-RSポートをサポートすることが検討されている。
CSI-RSに関連しているのは、通常のCSI-RSリソースと全く同様に構成されているゼロパワーCSI-RSリソース(ミュートCSI-RSとしても知られる)の概念であり、それにより、無線デバイスは、データ伝送がそれらのリソースの周りにマッピングされていることを知ることができる。ゼロパワーCSI-RSリソースの目的は、対応するノンゼロパワーCSI-RSの信号対干渉雑音比(SINR)を高めるために、ネットワークが対応するリソースでの隣接セル/送信点で送信される送信をミュートすることを可能にすることである。LTEリリース11では、無線デバイスが干渉・雑音を測定するために使用することを義務付けられている特別なゼロパワーCSI-RSが導入された。無線デバイスは、関心のあるTPがゼロパワーCSI-RSリソース上で送信していないと仮定することができ、したがって受信パワーを干渉・雑音の尺度として使用することができる。
指定されたCSI-RSリソースおよび干渉測定構成(例えば、ゼロパワーCSI-RSリソース)に基づいて、無線デバイスは、実効チャネルおよび雑音・干渉を推定することができ、その結果、特定のチャンネルに最もよく一致するように推奨するために、ランク、プリコーディング行列、そしてMCSを決定する。
マルチビームプリコーダを備えた高度なコードブックは、より良いMU-MIMO性能をもたらす可能性があるが、CSIフィードバックオーバヘッドが増加するという犠牲を払う。それは、良好なMU-MIMO性能をもたらすが低いフィードバックオーバヘッドである効率的なマルチビームコードブックをどのように構築すべきかという未解決の問題である。
米国特許第9,331,767号及び米国特許出願公開第2015/222340号は、一般に、無線デバイスによりビームパラメータを報告することについて記載している。
いくつかの実施形態は、有利には、無線通信システムにおけるシグナリングオーバヘッドを低減するための方法、無線デバイスおよびネットワークノードを提供する。いくつかの実施形態は、アップリンクシグナリングオーバヘッドを調整するように構成された無線デバイスのための方法を含む。方法は、第1のビーム数Nを用いて無線デバイスを構成するシグナリングを受信することを含む。方法はまた、N個の電力値を決定することを含み、各電力値はN個のビームのうちの1つに対応する。方法はまた、チャネル状態情報(CSI)をCSI報告に含めることを含み、該CSIは対応する電力値が所定の電力値を上回る1以上のビームに関連する。
いくつかの実施形態では、方法は、信号対干渉雑音比(SINR)を使用して、ビーム数Nが1以上であるか否かを決定することを更に含む。いくつかの実施形態において、方法は、各電力値がN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が所定の値を上回る第2のビーム数M’と、の少なくとも1つを示すシグナリングを前記無線デバイスにより送信することを更に含む。いくつかの実施形態では、前記第1のビーム数は、無線リソース制御(RRC)を介してシグナリングされる。いくつかの実施形態では、前記所定の電力値は、最大受信電力を有するビームに対する電力比を表す。いくつかの実施形態では、前記第2のビーム数が1以上であるか否かを決定するために、信号対干渉雑音比(SINR)は前記無線デバイスによって追加で使用される。
いくつかの実施形態では、前記第1のビーム数(128)および前記第2のビーム数の各ビームはk番目のビームd(k)であり、これは複素数のセットと関連付けられかつインデックスペア(lk,mk)を有し、前記複素数のセットの各要素は、
・dn(k)=di(k)ai,nj2π(pΔ1,k+qΔ2,k)であり、
・dn(k)およびdi(k)はそれぞれd(k)のi番目およびn番目の要素であり、
・ai,nはd(k)のi番目およびn番目の要素に対応する実数であり、
・pおよびqは整数であり、
・ビーム方向Δ1,kおよびΔ2,kは、複素位相シフトej2πΔ1,kおよびej2πΔ2,kそれぞれを決定するインデックスペア(lk,mk)を有するビームに対応する実数であり、
・前記第1のビームと前記第2のビームとの間の少なくとも1つの各コフェージング係数(S130)は、d(k)のi番目の要素の位相をcki(k)に従って調整するために使用される、d(k)に対する複素数ckである
ように、少なくとも1つの複素位相シフトによって特徴付けられる。
いくつかの実施形態では、無線デバイスは、アップリンクシグナリングオーバヘッドを調整するよう構成される。無線デバイスは、マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになる第1のビーム数Nを記憶するように構成される処理回路であって、前記第1のビーム数Nはネットワークノードから受信される、前記処理回路を有し、前記処理回路は、N個の電力値を決定することであって、各電力値はN個のビームのうちの1つに対応する、前記決定することと、CSIをCSI報告に含めることであって、該CSIは対応する電力値が所定の電力値を上回る1以上のビームに関連する、前記含めることと、の少なくとも1つを実行するように更に構成される。
いくつかの実施形態では、前記プロセッサは、SINRを使用して、前記第1のビーム数が1以上であるか否かを決定するように更に構成される。いくつかの実施形態では、各電力値はN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が所定の値を上回る第2のビーム数M’と、の少なくとも1つを示すシグナリングを前記無線デバイスにより送信するように構成された送受信機を含む。いくつかの実施形態では、前記第1のビーム数は、無線リソース制御(RRC)を介してシグナリングされる。いくつかの実施形態では、前記所定の電力値は、最大受信電力を有するビームに対する電力比を表す。いくつかの実施形態では、前記第2のビーム数M’が1以上であるか否かを決定するために、信号対干渉雑音比(SINR)は前記無線デバイスによって追加で使用される。いくつかの実施形態では、前記第1のビーム数(128)および前記第2のビーム数の各ビームはk番目のビームd(k)であり、これは複素数のセットと関連付けられかつインデックスペア(lk,mk)を有し、前記複素数のセットの各要素は、
・dn(k)=di(k)ai,nj2π(pΔ1,k+qΔ2,k)であり、
・dn(k)およびdi(k)はそれぞれd(k)のi番目およびn番目の要素であり、
・ai,nはd(k)のi番目およびn番目の要素に対応する実数であり、
・pおよびqは整数であり、
・ビーム方向Δ1,kおよびΔ2,kは、複素位相シフトej2πΔ1,kおよびej2πΔ2,kそれぞれを決定するインデックスペア(lk,mk)を有するビームに対応する実数であり、
・前記第1のビームと前記第2のビームとの間の少なくとも1つの各コフェージング係数(S130)は、d(k)のi番目の要素の位相をcki(k)に従って調整するために使用される、d(k)に対する複素数ckである
ように、少なくとも1つの複素位相シフトによって特徴付けられる。
いくつかの実施形態では、無線デバイスは、低減されたアップリンクシグナリングオーバヘッドのために構成される。無線デバイスは、マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を記憶するように構成されるメモリモジュールであって、前記ビーム数Nはネットワークノードから受信される、前記メモリモジュールを含む。無線デバイスは、N個の電力値を決定するように構成されるビーム電力値決定モジュールであって、各電力値はN個のビームのうちの1つに対応する、前記ビーム電力値決定モジュールを含む。無線デバイスは、CSIをCSI報告に含めるように構成されるCSI報告生成モジュールであって、該CSIは対応する電力値が所定の電力値を上回る1以上のビームに関連する、前記CSI報告生成モジュールを更に含む。
いくつかの実施形態では、無線デバイスによって提供されるチャネル状態情報(CSI)報告のサイズを決定するためのネットワークノードにおける方法が提供される。方法は、第1のビーム数Nで前記無線デバイスに構成情報を送信することを含む。方法は、各電力値がN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が所定の電力値を上回る第2のビーム数M’と、の少なくとも1つを示すシグナリングを前記無線デバイスから受信することを更に含む。方法は、対応する電力値が前記所定の電力値を上回る1以上のビームに関連するCSIを含むCSI報告を受信することを更に含む。方法は、前記無線デバイスによって提供された前記CSI報告のサイズを決定することを更に含む。
いくつかの実施形態では、方法は、媒体アクセス制御(MAC)制御要素を含む第1の送信において前記シグナリングを受信することと、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信において前記CSI報告の追加の構成要素を受信することと、を更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上の周期的報告において前記シグナリングを受信することと、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信において前記CSI報告の追加の構成要素を受信することと、を更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、前記無線デバイスからの前記シグナリングがどのサブフレームで受信されたかを指定するために上位レイヤパラメータで前記無線デバイスを構成することを更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の非周期的報告において前記シグナリングを受信することと、前記PUSCH上の異なる報告において前記CSI報告の追加の構成要素を受信することと、を更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、前記CSI報告の追加の構成要素を搬送する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の前記シグナリングを受信することを更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、前記CSI報告のサイズを決定する前に前記シグナリングを復号することを更に含む。いくつかの実施形態では、前記第1のビーム数は、無線リソース制御(RRC)を介してシグナリングされる。
いくつかの実施形態では、無線デバイスによって提供されるチャネル状態情報(CSI)報告のサイズを決定するように構成されたネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、所定の電力値を格納するように構成されたメモリを含む。ネットワークノードは、第1のビーム数Nで前記無線デバイスに構成情報を送信するように構成された送受信機も含む。送受信機は、また、各電力値がN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が所定の電力値を上回る第2のビーム数M’と、の少なくとも1つを示すシグナリングを前記無線デバイスから受信するように構成される。送受信機は、また、対応する電力値が前記所定の電力値を上回る1以上のビームに関連するCSIを含むCSI報告を受信するように構成される。ネットワークノードは、前記無線デバイスによって提供された前記CSI報告のサイズを決定するように構成されたプロセッサも含む。
いくつかの実施形態では、前記送受信機は、媒体アクセス制御(MAC)制御要素を含む第1の送信において前記シグナリングを受信し、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信において前記CSI報告の追加の構成要素を受信する、ように更に構成される。いくつかの実施形態では、前記送受信機は、また、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上の周期的報告において前記シグナリングを受信し、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信において前記CSI報告の追加の構成要素を受信する、ように構成される。いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、前記無線デバイスからの前記シグナリングがどのサブフレームで受信されたかを指定するために上位レイヤパラメータで前記無線デバイスを構成するように更に構成される。いくつかの実施形態では、前記送受信機は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の非周期的報告において前記シグナリングを受信し、前記PUSCH上の異なる報告において前記CSI報告の追加の構成要素を受信する、ように更に構成される。いくつかの実施形態では、前記送受信機は、前記CSI報告の追加の構成要素を搬送する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の前記シグナリングを受信するように更に構成される。いくつかの実施形態では、前記プロセッサは、前記CSI報告のサイズを決定する前に前記シグナリングを復号するように更に構成される。いくつかの実施形態では、前記第1のビーム数は、無線リソース制御(RRC)を介してシグナリングされる。
いくつかの実施形態では、無線デバイスによって提供されるチャネル状態情報(CSI)報告のサイズを決定するように構成されたネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、所定の電力値を格納するように構成されたメモリモジュールを含む。ネットワークノードは、第1のビーム数Nで前記無線デバイスに構成情報を送信するように構成された送受信モジュールを更に含む。送受信モジュールは、各電力値がN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が所定の電力値を上回る第2のビーム数M’と、の少なくとも1つを示すシグナリングを前記無線デバイスから受信するように更に構成される。送受信モジュールは、対応する電力値が前記所定の電力値を上回る1以上のビームに関連するCSIを含むCSI報告を受信するように更に構成される。ネットワークノードは、前記無線デバイスによって提供された前記CSI報告のサイズを決定するように構成されたCSI報告サイズ決定モジュールを更に含む。
いくつかの実施形態では、無線デバイスによって提供されるチャネル状態情報(CSI)報告のサイズを決定するためのネットワークノードにおける方法が提供される。方法は、第1のビーム数Nで前記無線デバイスを構成することを含む。方法は、各電力値がN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が所定の電力値を上回る第2のビーム数M’と、の少なくとも1つを示すシグナリングを前記無線デバイスから受信することを更に含む。方法は、対応する電力値が前記所定の電力値を上回る1以上のビームに関連するCSIを含むCSI報告を前記無線デバイスから受信することを更に含む。方法は、前記CSI報告のサイズを決定することを更に含む。
ネットワークノードは、第1のビーム数Nと第2のビーム数M’と格納するように構成された処理回路を含む。送受信機は、各電力値がN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が所定の電力値を上回る第2のビーム数M’と、の少なくとも1つを受信するように構成される。前記送受信機は、前記無線デバイスからCSI報告を受信するように構成され、該CSI報告は、対応する電力値が前記所定の電力値を上回る1以上のビームに関連するCSIを含む。前記処理回路は、前記CSI報告のサイズを決定するように更に構成される。
いくつかの実施形態では、無線デバイスによって提供されるチャネル状態情報(CSI)報告のサイズを決定するように構成されたネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、第1のビーム数Nと第2のビーム数M’と格納するように構成されたメモリモジュールを含む。ネットワークノードは、各電力値がN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が所定の電力値を上回る第2のビーム数M’と、の少なくとも1つを受信するように構成された送受信モジュールを更に含む。前記送受信モジュールは、また、前記無線デバイスからCSI報告を受信するように構成され、該CSI報告は、対応する電力値が前記所定の電力値を上回る1以上のビームに関連するCSIを含む。ネットワークノードは、前記CSI報告のサイズを決定するように構成されるCSI報告サイズ決定モジュールを更に含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードにおいて、マルチビームチャネル状態情報(CSI)報告を生成するときに無線デバイスによって使用されることになるビーム数を決定するための方法が提供される。方法は、複数の異なる参照信号を送信することを含む。方法は、前記異なる参照信号のそれぞれについて受信電力を測定し前記ネットワークノードに報告するように前記無線デバイスを構成することを更に含む。方法は、前記ビーム数を決定することと、前記無線デバイスに前記ビーム数をシグナリングすることと、を更に含む。
いくつかの実施形態では、マルチビームチャネル状態情報(CSI)報告を生成するときに無線デバイスによって使用されることになるビーム数を決定するように構成されたネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、CSI報告を格納し、複数の異なる参照信号を送信させるように構成された処理回路を含む。処理回路は、また、前記異なる参照信号のそれぞれについて受信電力を測定し前記ネットワークノードに報告するように前記無線デバイスを構成するように構成される。処理回路は、また、前記ビーム数を決定するように構成される。送受信機は、前記無線デバイスに前記ビーム数をシグナリングするように構成される。
いくつかの実施形態では、マルチビームチャネル状態情報(CSI)報告を生成するときに無線デバイスによって使用されることになるビーム数を決定するように構成されたネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、CSI報告を格納するように構成されたメモリモジュールを含む。ネットワークノードは、複数の異なる参照信号を送信するように構成された送信モジュールを含む。構成決定モジュールは、前記異なる参照信号のそれぞれについて受信電力を測定し前記ネットワークノードに報告するように前記無線デバイスを構成するように構成される。ビーム数決定モジュールは、前記ビーム数を決定するように構成される。前記送信モジュールは、前記無線デバイスに前記ビーム数をシグナリングするように構成される。
いくつかの実施形態では、選択的サブバンドフィードバックモードで動作している無線デバイスのためのアップリンクフィードバックオーバヘッドを低減するためのユーザ装置における方法が提供される。方法は、システムバンド幅とマルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数とに基づいてネットワークノードにフィードバックされることになるサブバンド数を決定することを含む。いくつかの実施形態では、サブバンドのサイズはビーム数の関数である。
いくつかの実施形態では、選択的サブバンドフィードバックモードで動作するための無線デバイスが提供される。無線デバイスは、ネットワークノードにフィードバックされることになるサブバンド数を格納し、システムバンド幅およびマルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数に基づいてフィードバックされることになるサブバンド数を決定するように構成された処理回路を含む。いくつかの実施形態では、サブバンドのサイズはビーム数の関数である。
いくつかの実施形態では、選択的サブバンドフィードバックモードで動作するための無線デバイスが提供される。無線デバイスは、ネットワークノードにフィードバックされることになるサブバンド数を格納するように構成されたメモリモジュールを含む。方法は、システムバンド幅とマルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数とに基づいてフィードバックされることになるサブバンド数を決定するように構成されたサブバンド数決定モジュールを含む。
ある態様によれば、方法は、マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定するために無線デバイスによって使用される閾値パラメータと、シングルビームプリコーダおよびマルチビームプリコーダのうちの1つを使用することを決定するために無線デバイスによって使用されることになる信号対干渉雑音比(SINR)と、のうちの少なくとも1つの電力を無線デバイスに送信することを含む。
この態様によれば、いくつかの実施形態では、少なくとも1つの電力閾値パラメータは無線リソース制御(RRC)を介してシグナリングされ、ノンゼロパワーチャネル状態情報参照信号(CSI-RS)識別子と関連付けられ得る。いくつかの実施形態では、異なる電力閾値パラメータが異なる送信ランクに適用可能である。
いくつかの実施形態では、電力閾値パラメータは、最大受信電力を有するビームに対する電力比を表す。いくつかの実施形態では、無線デバイスは、マルチビームプリコーダコードブック内の閾値を超える電力成分を有するビームだけを含むようにネットワークノードによって構成される。
他の態様によれば、ネットワークノードは無線デバイスを構成するように構成される。ネットワークノードは、電力閾値パラメータを格納し、マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定するように構成された処理回路を含む。送受信機は、マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定するために無線デバイスによって使用されることになる電力閾値パラメータと、シングルビームプリコーダおよびマルチビームプリコーダのうちの1つを使用することを決定するために無線デバイスによって使用される信号対干渉雑音比(SINR)と、のうちの少なくとも1つを無線デバイスに送信するように構成される。
この態様によれば、いくつかの実施形態では、少なくとも1つの電力閾値パラメータは無線リソース制御(RRC)を介してシグナリングされ、ノンゼロパワーチャネル状態情報参照信号(CSI-RS)識別子と関連付けられ得る。いくつかの実施形態では、異なる電力閾値パラメータが異なる送信ランクに適用可能である。いくつかの実施形態では、電力閾値パラメータは、最大受信電力を有するビームに対する電力比を表す。いくつかの実施形態では、無線デバイスは、マルチビームプリコーダコードブック内の閾値を超える電力成分を有するビームだけを含むようにネットワークノードによって構成される。
他の態様によれば、ネットワークノードにおける方法は、無線デバイスによってマルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定するように構成される。方法は、マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を無線デバイスから受信することと、ビーム数に基づいてUL共有チャネル上のアップリンク制御情報ペイロードサイズを決定することと、を含む。
この態様によれば、ネットワークノードは、媒体アクセス制御(MAC)要素を含む第1の送信でビーム数を受信し、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信で追加のCSI構成要素を受信するように構成される。いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、物理アップリンク制御チャネル上の周期的報告においてビーム数を受信し、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信において追加のCSI構成要素を受信するように構成される。いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、無線デバイスがどのサブフレームでビーム数を報告するかを指定するために、上位レイヤパラメータを用いて無線デバイスを半静的に構成するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に関する非周期的報告においてビーム数を受信し、PUSCH上の異なる報告において追加のCSI構成要素を受信するように構成される。
他の態様によれば、無線デバイスを構成するように構成されたネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を格納し、UL共有チャネル上のビーム数に基づいてアップリンク制御情報ペイロードサイズを決定するように構成された処理回路を含む。ネットワークノードは、また、ビーム数を受信するように構成された送受信機を含む。
この態様によれば、ネットワークノードは、媒体アクセス制御(MAC)要素を含む第1の送信でビーム数を受信し、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信で追加のCSI構成要素を受信するように構成される。いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、物理アップリンク制御チャネル上の周期的報告においてビーム数を受信し、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信において追加のCSI構成要素を受信するように構成される。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、無線デバイスがどのサブフレームでビーム数を報告するかを指定するために、上位レイヤパラメータを用いて無線デバイスを半静的に構成するように更に構成される。いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に関する非周期的報告においてビーム数を受信し、PUSCH上の異なる報告において追加のCSI構成要素を受信するように構成される。
更に他の態様によれば、マルチビームチャネル状態情報(CSI)報告を生成するときに無線デバイスによって使用されることになるビーム数をネットワークノードで決定するための方法が提供される。方法は、異なる参照信号上で複数の直交ビームを送信することと、各参照信号について受信電力を測定し報告するために無線デバイスの構成を決定することと、電力報告に基づいてマルチビームCSI報告を生成するときに無線デバイスによって使用されることになるビーム数を計算することと、を含む。
この態様によれば、いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、アップリンク上で無線デバイスによって送信されたサウンディング参照信号に関する測定値を使用することによってビーム数を計算する。
他の態様によれば、ネットワークノードは、マルチビームチャネル状態情報(CSI)報告を生成するときに無線デバイスによって使用されることになるビーム数を決定するように構成される。ネットワークノードは、CSI報告を格納し、各参照信号について受信電力を測定し報告するために無線デバイスの構成を決定し、電力報告に基づいてマルチビームCSI報告を生成するときに無線デバイスによって使用されることになるビーム数を計算するように構成される処理回路を含む。
この態様によれば、いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、アップリンク上で無線デバイスによって送信されたサウンディング参照信号に関する測定値を使用することによってビーム数を計算する。
他の態様によれば、ネットワークノードは、マルチビームチャネル状態情報(CSI)報告を生成するときに無線デバイスによって使用されることになるビーム数を決定するように構成される。ネットワークノードは、CSI報告を格納するように構成されたメモリモジュールと、各CSI参照シンボルに対する受信電力を測定し報告するために無線デバイスの構成を決定するように構成された構成モジュールと、電力報告に基づいてマルチビームCSI報告を生成するときに無線デバイスによって使用されるビーム数を計算するように構成されたビーム数決定モジュールと、を含む。
本実施形態、ならびにそれに付随する利点および特徴のより完全な理解は、添付の図面と併せて考慮すると、以下の詳細な説明を参照することによってより容易に理解されるであろう。
リソース要素を示す時間-周波数グリッドを示す図である。 無線フレームを示す図である。 制御に使用される3個のOFDMシンボルを示すリソース要素の時間-周波数グリッドを示す図である。 PUCCH上のアップリンク制御のために割り当てられたリソースブロックを示す時間-周波数グリッドを示す図である。 発見参照信号オケージョンに含まれる参照信号を示す図である。 空間多重化動作のブロック図である。 サブバンドとワイドバンドの間の物理リソースブロック(PRB)の違いを説明する図である。 4×4アンテナアレイを示す図である。 DFTビームのグリッドを示す図である。 単一偏波2Dアンテナのアンテナポートマッピングを説明する図である。 ネットワークノードのブロック図である。 ネットワークノードの代替実施形態のブロック図である。 無線デバイスのブロック図である。 無線デバイスの代替実施形態のブロック図である。 無線デバイスを構成する例示的処理のフローチャートである。 無線デバイスによってマルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定するための例示的処理のフローチャートである。 マルチビームCSI報告を生成するときに無線デバイスによって使用されることになるビーム数を決定するためのネットワークノードにおける例示的処理のフローチャートである。 ネットワークノードにおけるビーム数決定のための例示的処理のフローチャートである。 ネットワークノードにフィードバックされことになるサブバンド数を決定するための例示的処理のフローチャートである。 プリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定するための例示的処理のフローチャートである。 無線デバイスにおいてCSI報告を生成するための例示的処理のフローチャートである。 CSI報告のサイズを決定するための例示的処理のフローチャートである。 ビーム数を決定するための例示的処理のフローチャートである。
本開示の実施形態を例示するために本開示では第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)からの用語が使用されているが、これは本開示の範囲を前述のシステムのみに限定するものと見なされるべきではない。NR(すなわち5G)、ワイドバンド符号分割多元接続(WCDMA)、WiMax、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、およびモバイル通信のためのグローバルシステム(GSM)を含む他の無線システムもまた、本開示内に含まれるアイデアを活用することから利益を得る。
eNodeB(基地局)および無線デバイスなどの用語は非限定的であると見なされるべきであり、特にこれら2つの間の特定の階層的関係を暗示するものではないことにも留意されたい。一般には、「eNodeB」は装置1および「無線デバイス」は装置2と見なすことができ、これら2つの装置はある無線チャネルを介して互いに通信する。本明細書では、ダウンリンクでの無線送信に焦点を当てるが、本明細書で開示されている原理はアップリンクにも同様に適用可能であり得る。
本明細書で使用される無線デバイスという用語は、ネットワークノードおよび/またはセルラーまたはモバイル通信システム内の別の無線デバイスと通信する任意の種類の無線デバイスを指すことがある。無線デバイスの例は、ユーザ装置(UE)、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイス(D2D)無線デバイス、マシンタイプ無線デバイスまたはマシンツーマシン(M2M)通信可能な無線デバイス、PDA、iPAD、タブレット、携帯端末、スマートフォン、ラップトップ組込機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングルなどである。
本明細書で使用される「ネットワークノード」という用語は、無線ネットワークノードまたは別のネットワークノード、たとえばコアネットワークノード、MSC、MME、O&M、OSS、SON、測位ノード(たとえばE-SMLC)、MDTノードなどを指すことがある。
本明細書で使用される「無線ネットワークノード」という用語は、基地局(BS)、無線基地局、無線送受信局(BTS)、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワーク制御装置(RNC)、発展型ノードB(eNBまたはeNodeB)、ノードB、MSR BSのようなマルチスタンダード無線(MSR)無線ノード、中継ノード、中継制御ドナーノード、無線アクセスポイント(AP)、送信点、送信ノード、リモート無線ユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、分散アンテナシステム(DAS)内のノード、等のいずれかをさらに含むことができる、無線ネットワークに含まれるあらゆる種類のネットワークノードであり得る。
さらに、1つの無線デバイスまたは1つのネットワークノードによって実行されるものとして本明細書で説明されている機能は、複数の無線デバイスおよび/またはネットワークノードにわたって分散されてもよいことに留意されたい。
例示的な実施形態を詳細に説明する前に、実施形態は、主に、アドバンストチャネル状態情報(CSI)フィードバックオーバヘッド低減のための構成可能コードブックに関連する装置構成要素および処理ステップの組合せにある。したがって、本明細書の説明の恩恵を受ける当業者には容易に明らかとなるであろう詳細で本開示を曖昧にしないように、構成要素は、必要に応じて図面中の従来の記号によって表されており、実施形態の理解に関連する特定の詳細のみを示している。
本明細書で使用するとき、「第1(first)」および「第2(second)」、「上部(top)」および「下部(bottom)」などの相対用語は、そのようなエンティティまたは要素間の物理的または論理的な関係または順序を必ずしも必要としたり暗示したりすることなく。あるエンティティまたは要素を別のエンティティまたは要素から区別するためにのみ使用され得る。
本開示において提示される概念は、二次元アンテナアレイと共に使用されてもよく、提示される実施形態のいくつかはそのようなアンテナを使用する。そのようなアンテナアレイは、水平寸法Nhに対応するアンテナ列の数、垂直寸法Nvに対応するアンテナ列の数、および異なる偏波に対応する次元の数Npによって(部分的に)記述され得る。したがって、アンテナの総数は、N=Nhvpである。アンテナの概念は、それが物理的アンテナ要素の任意の仮想化(例えば、線形マッピング)を指すことができるという意味で非限定的であることを指摘すべきである。例えば、物理的サブ要素のペアに同じ信号を供給することができ、したがって同じ仮想化アンテナポートを共有することができる。交差偏波アンテナ素子を有する4×4アレイの一例を図8に示し、これは、Nh=4個の水平アンテナ素子とNv=4個の垂直アンテナ素子とを有する交差偏波アンテナ素子(Np=2)の二次元アンテナアレイを示す。
プリコーディングは、送信前に各アンテナについて異なるビーム形成重みで信号を乗算することとして解釈され得る。典型的なアプローチは、プリコーダをアンテナフォームファクタに合わせて調整すること、すなわちプリコーダコードブックを設計するときにNh、Nv、及びNpを考慮に入れることである。
TM9およびTM10などの閉ループMIMO送信方式では、無線デバイスはダウンリンクCSIを推定して基地局にフィードバックする。基地局は、フィードバックCSIを使用してダウンリンクデータを無線デバイスに送信する。CSIは、送信ランクインジケータ(RI)、プリコーディング行列インジケータ(PMI)、およびチャネル品質インジケータ(CQI)からなる。プリコーディング行列のコードブックは、無線デバイスのスループットなど特定の基準に基づいて、推定ダウンリンクチャネルHnとコードブック内のプリコーディング行列との間の最良の一致を見つけるために無線デバイスによって使用される。チャネルHnは、TM9およびTM10についてダウンリンクで送信されるノンゼロパワーCSI参照信号(NZP CSI-RS)に基づいて推定される。
CQI/RI/PMIは、無線デバイスにダウンリンクチャネル状態を一緒に提供する。Hnの推定値は直接フィードバックされないため、これは暗黙のCSIフィードバックとも呼ばれる。CQI/RI/PMIは、構成されている報告モードに応じてワイドバンドまたはサブバンドになる。
RIは、空間的に多重化され、したがってダウンリンクチャネルを介して並列に送信されることになっている推奨される数のストリームに対応する。PMIは、チャネルの空間特性に関連する送信のための(CSI-RSポートの数と同じ数の行(ロウ)を有するプリコーダを含むコードブック内の)推奨プリコーディング行列コードワードを識別する。CQIは、推奨されるトランスポートブロックサイズ(すなわち、符号化率)を表し、LTEは、サブフレーム内の無線デバイスへのトランスポートブロック(すなわち、別々に符号化された情報ブロック)の1つまたは2つの(異なるレイヤでの)同時の送信をサポートする。したがって、1以上のトランスポートブロックが送信される空間ストリームのCQIとSINRとの間には関係がある。
リリース13までのLTEでは、最大16個のアンテナポートのコードブックが定義されている。1次元(1D)と2次元(2D)の両方のアンテナアレイがサポートされている。LTEリリース12以前の無線デバイスでは、2、4、または8個のアンテナポートで、1Dポートレイアウトのコードブックフィードバックのみがサポートされている。したがって、コードブックは、これらのポートが1次元の直線上に配置されていると仮定して設計されている。LTEリリース13では、2Dポートレイアウトのコードブックは8、12、または16個のアンテナポートの場合に指定されている。さらに、16個のアンテナポートの場合の1DポートレイアウトのコードブックもLTEリリース13で規定されている。
LTEリリース13では、2つのタイプのCSI報告(すなわちクラスAおよびクラスB)が導入された。クラスA CSI報告では、無線デバイスは、8、12、または16個の構成された2Dアンテナアレイ用の新しいコードブックに基づいてCSIを測定し報告する。クラスAのコードブックは5つのパラメータ(すなわち(N1、N2、O1、O2、codebookConfig))によって定義され、ここで(N1、N2)はそれぞれ第1および第2の次元におけるアンテナポートの数である。本明細書ではQ1及びQ2とも呼ばれる(O1、O2)は、それぞれ第1および第2の次元に対するDFTオーバーサンプリング係数である。codebookConfigは1から4の範囲で、コードブックを形成する4つの異なる方法を定義する。codebookConfig=1の場合、単一の2Dビームに対応するPMIが全システム帯域幅に対してフィードバックされ、codebookConfig={2,3,4}の場合、4つの2Dビームに対応するPMIがフィードバックされ、各サブバンドは異なる2Dビームに関連付けられる。CSIは、リリース13以前のCSI報告と同様に、RI、PMI、および1つまたは複数のCQIからなる。
クラスBのCSI報告では、1つのシナリオ(「KCSI-RS>1」とも呼ばれる)では、eNBは1つのアンテナ次元で複数のビームを事前形成することができる。他のアンテナ次元の各ビーム内に複数のポート(1、2、3、または4ポート)がある場合がある。「ビーム形成された」CSI-RSは各ビームに沿って送信される。無線デバイスは、最初に設定されたビームのグループから最適なビームを選択し、次に2、4、または8ポートのレガシーコードブックに基づいて選択されたビーム内のCSIを測定する。無線デバイスは次に、選択されたビームのインデックスと選択されたビームに対応するCSIとを報告する。別のシナリオ(「KCSI-RS=1」とも呼ばれる)では、eNBは各偏波に最大4個の(2D)ビームを形成することができ、「ビーム形成された」CSI-RSは各ビームに沿って送信される。無線デバイスは、2、4、または8ポートの新しいクラスBコードブックに基づいて、「ビーム形成された」CSI-RSのCSIとフィードバックCSIを測定する。
一般的なタイプのプリコーディングは、DFTプリコーダを使用することであり、N1個のアンテナを有する単一偏波均一線形アレイ(ULA)を使用する単一レイヤ送信をプリコーディングするために使用されるプリコーダベクトルは、以下のように定義される。
Figure 0007003111000009
ここで、l=0,1,...Q11-1はプリコーダインデックスであり、Q1は整数のオーバーサンプリング係数である。各偏波に対してN1個のアンテナ(したがって合計で2N1個のアンテナ)を有する二重偏波均一線形アレイ(ULA)のプリコーダは、次のように同様に定義することができる。
Figure 0007003111000010
ここで、eは、例えばQPSKアルファベットφ∈{0,π/2,π,3π/2}から選択され得る2つの偏波の間のコフェージング因子である。
1×N2個のアンテナを持つ2次元均一平面アレイ(UPA)の対応するプリコーダベクトルは、2つのプリコーダベクトルのクロネッカー積とすることで作成できる。w2D(l,m)=w1D(l,N1,Q1)※w1D(m,N2,Q2)、ここで、Q2はN2次元の整数オーバーサンプリング係数である(※はクロネッカー積の演算子を示す)。各プリコーダw2DD(l,m)は、ある方向に最大電力利得を有するDFTビームまたは信号放射パターンを形成する。すべてのプリコーダ{w2D(l、m),l=0,…,N11-1;m=0,…,N22-1}はDFTビームのグリッドを形成する。一例を図4に示し、ここで、(N1,N2)=(4,2)、(Q1,Q2)=(4,4)である。以下のセクションを通して、「DFTビーム」と「DFTプリコーダ」という用語は同じ意味で使用される。
より一般的には、インデックスペア(l,m)を有するビームは、プリコーディング重みw2D(l,m)が送信に使用されるときに最大のエネルギーが送信される方向によって識別することができる。また、DFTビームでマグニチュードテーパを使用して、ビームのサイドローブを下げることもできる。大きさが漸減するN1次元とN2次元に沿った1D DFTプリコーダは、次のように表すことができる。
Figure 0007003111000011
ここで、0<βi、γk≦1(i=0,1,…,N1-1;k=0,1,…,N2-1)は振幅スケーリング係数である。βi=1,γk=1(i=0,1,…,N1-1;k=0,1,…,N2-1)はテーパなしに対応する。DFTビーム(マグニチュードテーパーの有無にかかわらず)は、2つの次元のそれぞれに沿って要素間に線形位相シフトを持つ。一般性を失うことなく、w(l,m)の要素は、w(l,m)=w1D(l,N1,Q1,β)※w1D(m,N2,Q2,γ)に従って順序付けられると仮定でき、したがって、隣接要素は、次元N2に沿って隣接するアンテナ要素に対応し、N2離れて配置されたw(l,m)の要素は、次元N1に沿って隣接するアンテナ要素に対応する。次に、w(l,m)の2つの要素ws1(l,m)とws2(l,m)の間の位相シフトは、次のように表すことができる。
Figure 0007003111000012
ここで、
・s1=i12+i2およびs2=k12+k2(0≦i2<N2、0≦i1<N1、0≦k2<N2、および0≦k1<N1)は、ビームwの2つのエントリを識別する整数である。したがって、(i1、i2)は第1のアンテナ素子(またはポート)にマッピングされるビームw(l、m)の第1のエントリを示し、(k1、k2)はこれは第2のアンテナ素子(またはポート)にマッピングされるビームw(l、m)の第2のエントリを示す。
・αs1=βi1γi2、αs2=βk1γk2は実数である。マグニチュードテーパが使用される場合、αi≠1(i=s1、s2)。そうでなければ、αi=1である。
・Δ1=l/Q11は、軸(例えば、水平軸(アジマス))に沿った方向に対応する位相シフトである。
・Δ2=m/Q22は、軸(例えば、垂直軸(エレベーション))に沿った方向に対応する位相シフトである。
したがって、プリコーダw(lk、mk)で形成されたk番目のビームd(k)は、対応するプリコーダw(lk、mk)によっても参照される。すなわち、d(k)=w(lk、mk)である。したがって、ビームd(k)は1セットの複素数として記述することができ、ビームの要素がビームの他の要素と関連するように、セットの各要素は少なくとも1つの複素位相シフトによって特徴付けられる。ここで、
n(k)=di(k)αi,nj2π(pΔ1,k+qΔ2,k)=di(k)αi,n(ej2πΔ1,kp(ej2πΔ2,kq
である。ここで、di(k)はビームd(k)のi番目の要素であり、αi,nはビームd(k)のi番目およびn番目の要素に対応する実数である。pとqは整数である。そしてΔ1,kとΔ2,kは複素位相シフトej2πΔ1,kとej2πΔ2,kを決定するインデックスペア(lk、mk)を持つビームに対応する実数である。インデックスペア(lk、mk)は、ビームd(k)がUPAまたはULAにおける送信または受信に使用されるときの平面波の到着または出発の方向に対応する。ビームd(k)は、単一のインデックスk’で識別することができ、ここで、k’=lk+N11k(すなわち最初に垂直またはN2次元に沿う)であり、または代わりに、k’=N22k+mk(すなわち最初に水平またはN1次元に沿う)である。
ビームw(l、m)からアンテナポートへのマッピングのプリコーダ要素の一例が図10に示されている。ここでは、(N1、N2)=(4,2)の単一偏波2Dアンテナが示されている。wi(l、m)はポートiへの送信(Tx)信号に適用される(i=e1、e2、…、e8)。各次元に沿って2つの隣接するアンテナポートに関連する任意の2つのプリコーダ要素間には一定の位相シフトがある。たとえば、Δ2を上記のように定義すると、w1(l、m)とw2(l、m)の間の位相シフトはej2πΔ2となり、これはw7(l、m)とw8(l、m)の間の位相シフトと同じになる。同様に、Δ1を上記のように定義すると、w2(l、m)とw4(l、m)の間の位相シフトはej2πΔ1となり、これはw5(l、m)とw7(l、m)の間の位相シフトと同じになる。
二重偏波ULAのためのプリコーダを拡張は、次のように行われ得る。
Figure 0007003111000013
マルチレイヤ送信のためのプリコーダ行列W2D,DPは、DFTプリコーダベクトルの列を以下のように付加することによって作成され得る。
Figure 0007003111000014
ここで、Rは送信レイヤの数(すなわち送信ランク)である。ランク2のDFTプリコーダの特別な場合、m1=m2=mおよびl1=l2=1で、次のようになる。
Figure 0007003111000015
ランクごとに、すべてのプリコーダ候補が「プリコーダコードブック」または「コードブック」を形成する。無線デバイスは、推定されたダウンリンクワイドバンドチャネルに基づくCSI-RSのランクを最初に決定することができる。ランクが識別された後、各サブバンドについて、無線デバイスは次に、決定されたランクについてコードブック内のすべてのプリコーダ候補を検索して、そのサブバンドについて最良のプリコーダを見つける。例えば、ランク=1の場合、無線デバイスは、全ての可能な(k、l、φ)値についてw2D,DP(k、l、φ)を通して探索する。ランク=2の場合、無線デバイスは、すべての可能な(k、l、φ1、φ2)値について、W2D,DP (2)(k、l、φ1、φ2)を通して検索する。
マルチユーザMIMOでは、同じセル内の2つ以上の無線デバイスが同じ時間-周波数リソース上で同時にスケジュールされる。すなわち、2つ以上の独立したデータストリームが同時に異なる無線デバイスに送信され、空間領域はそれぞれのストリームを分離するために使用される。複数のストリームを同時に送信することで、システムの容量を増やすことができる。しかしながら、これは、電力がストリーム間で共有されなければならず、ストリームが互いに干渉を引き起こすので、ストリーム当たりのSINRを減少させるという犠牲を払う。
アンテナアレイのサイズを大きくすると、ユーザーのスループットは対数的にSINRにのみ依存するため(大きなSINRの場合)、ビームフォーミングゲインの増加はSINRの増加につながる。代わりに、SINRの利得を多重化利得と交換することは有益である。多重化利得は、多重化されたユーザ数とともに直線的に増加する。
正確なCSIは、共同スケジュールされたユーザ間で適切なヌルフォーミングを実行するために必要とされる。現在のLTEリリース13規格では、MU-MIMOのための特別なCSIモードは存在せず、したがって、MU-MIMOスケジューリングおよびプリコーダ構築は、シングルユーザMIMOのために設計された既存のCSI報告(すなわち、PMIは、DFTベースのプリコーダ、RIおよびCQIを示す)に基づく必要がある。これは、報告されたプリコーダはユーザにとって最も強いチャネル方向についての情報のみを含み、したがって適切なヌル形成を行うのに十分な情報を含まない可能性があるので、これはMU-MIMOにとって非常に難しいことを証明するかもしれない。これは、スケジュールされたユーザ間で大量の干渉を引き起こし、MU-MIMOの利益を減少させる可能性がある。
複数のビームを有するプリコーダを含む高度なコードブックは、強化されたヌル形成能力によりMU-MIMO性能を改善することを示す。マルチビームプリコーディングのためのコードブックおよびCSIフィードバックは文献に開示されている。そのようなコードブックの1つが本明細書に記載されている。
NをサイズN×NのDFT行列とする、すなわち、DNの要素は[DNk,l=1/√Nej2πkl/Nで定義される。DNの各列は、DFTビームを形成するためにN個のアンテナを有するULAのためのプリコーダとして使用することができる。そのため、DNのN列はN個の直交DFTビームと関連付けられる。
これらのN個のビームを回転させて、わずかに異なる方向を指すN個の新しい直交ビームを形成することができる。これは、左からDNに回転行列RN(q)を掛けることによって数学的に行うことができる。
Figure 0007003111000016
ここで、RN(q)=diag([ej2π・0・q/Nj2π・1・q/N … ej2π・(N-1)・q/N]) ただし、0≦q<1である。回転量はqで決まる。式8では、k番目の回転DFTビームはdk(k =1,2,…,N)で与えられる。
上記のビーム回転は、(N1、N2)のアンテナポートを有する2D UPAのより一般的な場合にも、以下のように1セットの2D DFTビームを回転させるために使用することができる。
Figure 0007003111000017
式9において、{dii=1 N1N2は回転された2D DFTビームであり、ベクトル空間CN1N2の直交基底を構成する。
二重偏波が2D UPAにおいて使用されるとき、2D UPAは、それぞれが異なる偏波を有する2つのアンテナパネルと見なすことができる。同じ回転DFTビームを両方のパネルに適用することができる。二重偏波ビーム形成行列は、次のように定義することができる。
Figure 0007003111000018
N1,N2(q1,q2)の列{bii=1 2N1N2は、ベクトル空間C2N1N2の直交基底を構成する。このような列biは、単一の偏波で送信されるビームd(すなわち、b=[d,0]又はb=[0,d])によって構成されるので、単一偏波ビーム(SPビーム)と呼ぶ。無線デバイスに対する最適ランク1プリコーダは、次のように表すことができる。
Figure 0007003111000019
ここで、ciはi番目のビームに関連付けられた複素係数である。チャネルが多少まばらであるという仮定の下で、チャネルエネルギーの大部分はいくつかのビームに含まれる。したがって、フィードバックのオーバーヘッドを抑えるために、少数のビームでプリコーダを記述すれば十分である。
K個のSPビーム{bS1,bS2,…,bSK}が選択されたと仮定し、ここで、sk∈{1,2,...,2N12}であるとすると、
Figure 0007003111000020
一般的に、ランク=rの場合、
Figure 0007003111000021
ここで、cSi (r)はビームbSiとレイヤrに対応する係数である。
上式のプリコーダWは、所与のレイヤrについて、k番目のビームbSkをコフェージング係数cSi (r)によりコフェージング化することによって構成されるビームの線形結合として記述することができる。そのようなビームコフェージング係数は、他のビームに対する少なくともビームの位相を調整する複素スカラである。ビームコフェージング係数が相対位相を調整するだけの場合は、単位振幅複素数である。
複素係数を電力(または振幅)と位相部分とに分離することによって、より洗練されたマルチビームプリコーダ構造が達成される。piとαi (r)がそれぞれcSi (r)のパワー成分と位相成分を表すとすると、ビームbSiとレイヤrに対応する係数は次のように与えられる。
Figure 0007003111000022
式13で式14を用い、ランクrのマルチビームプリコーダを以下のように表すことができる。
Figure 0007003111000023
ここで、
Figure 0007003111000024
であり、かつ、
Figure 0007003111000025
式16のBsは、式10の行列BN1,N2(q1,q2)から選択されたK個のSPビームを含むことに留意されたい。
Figure 0007003111000026
として、さらに、
Figure 0007003111000027
とすると、式(15)のマルチビームプリコーダは、代わりに次のように表すことができる。
Figure 0007003111000028
1の選択はワイドバンドベースで行われ、W2の選択はサブバンドベースで行われる。l番目のサブバンドに対するプリコーダベクトルは次のように表すことができる。
Figure 0007003111000029
すなわち、W2のみがサブバンドインデックスlの関数であり、同じW1がすべてのサブバンドに適用される(すなわち、W1はワイドバンドベースで選択される)。
プリコーダベクトルWを複素定数Cと乗算してもそのビーム形成特性は変化しないので(他の単一偏波ビームに対する位相および振幅のみが重要であるため)、一般性を失うことなく、例えばSPビーム1に対応する係数はp1=1とejα1=1に固定され、そのため、1つ少ないビームに対するパラメータが無線デバイスから基地局へシグナリングされる必要がある。さらに、プリコーダはさらに正規化係数が乗算されると仮定することができ、合計電力制約(すなわち|W|2=1)が満たされる。
場合によっては、式10のBN1,N2(q1,q2)の列の選択範囲が制限されるため、列i=i0が選択されると列i=i0+N12も選択される。すなわち、第1の偏波にマッピングされた特定のビームに対応するSPビームが選択された場合(例えばbi0=[di0,0])、これは、SPビームbi0+N1N2=[0,di0]は同様に選択されることを意味する。すなわち、第2の偏波にマッピングされた前記特定のビームに対応するSPビームも同様に選択される。BN1,N2(q1,q2)のKDP=K/2列のみが選択され、基地局にシグナリングされる必要があるので、これはフィードバックオーバーヘッドを低減するであろう。言い換えれば、列選択は、SPビームレベルではなく、二重偏波ビーム(またはDPビーム)レベルで行われる。あるビームが一方の偏波より強い場合、それは通常そのビームが他方の偏波にも強いことを意味する。少なくともワイドバンドの意味では、このように列の選択を制限してもパフォーマンスが大幅に低下することはない。
無線デバイスによって基地局にフィードバックされる必要があるものは、それゆえ:
・Bsの選択された列
・BSの列を形成するためK個の単一偏波(SP)ビーム{bS1,bS2,…,bSK}がBN1,N2(q1,q2)から選択される場合、最大でKDP・log2(N12)ビットを必要とする。
・BSの列を形成するためKDP個の二重偏波(DP)ビームがBN1,N2(q1,q2)から選択される場合、最大でKDP・log2(2N12)ビットを必要とする。
・第1次元と第2次元のDFT基底回転係数q1とq2
・例えば、ある値Qに対して、qj(i)=i/Q,i=0,1,...,Q-1,j∈{1,2}である。対応するオーバーヘッドは、2・log2Qビットである。
・選択されたビームに関連した(相対的な)パワーレベル
・K個のSPビームがBsの列を形成するためにBN1,N2(q1,q2)から選択される場合、無線デバイスは、SPビームに対応する相対電力レベル{p2,p3,...,pK}をフィードバックする必要がある。Lが可能な個別の電力レベルの数である場合、SPビーム電力レベルをフィードバックするためには(K-1)・log2Lビットが必要となる。
・KDPのDPビームが選択された場合、無線デバイスは、DPビームに対応する相対電力レベル{p2,p3,...,pKDP}をフィードバックする必要がある。Lが可能な個別の電力レベルの数である場合、(KDP-1)・log2Lビットが、DPビーム電力レベルをフィードバックするために必要とされる。
・コフェージング因子
・K個のSPビームがBsの列を形成するためにBN1,N2(q1,q2)から選択される場合、SPビームのコフェージング因子{ejα2,ejα3,...,ejαK}が無線デバイスによって基地局にフィードバックされる必要がある。例えば、ある値Mに対して、αk(m)=2πk/M,m=0,1,...,M-1,k∈{2,3,...,K}である。対応するオーバーヘッドは、ランクごとに(K-1)・log2Mビットとなる。
・KDPのDPビームがBsの列を形成するためにBN1,N2(q1,q2)から選択される場合、コフェージング因子{ejα2,ejα3,...,ejα2KDP}が無線デバイスによって基地局にフィードバックされる必要がある。例えば、ある値Mに対して、αk(m)=2πk/M,m=0,1,...,M-1,k∈{2,3,...,KDP}である。対応するオーバーヘッドは、ランクごとに(2KDP-1)・log2Mビットとなる。
DP=3の二重偏波ビーム、一次元でN1=4のアンテナポート、二次元でN2=4のアンテナポート、および両方の次元でQ=4のオーバーサンプリング因子を有する例示的なコードブックを考える。さらに、可能なビームパワーレベルの数はL=4と仮定する。コフェージング因子に関連するレベルの数はM=8であり、10MHzの搬送波バンド幅およびNsub=9のサブバンドを有するシステムが想定される。ビーム識別子、回転、および相対電力は、W1を識別したときに1回報告されると見なされる。一方、コフェージング因子はW2)を識別し、サブバンドごとに1回報告される。これは、コフェージング因子をフィードバックするために合計Nsub(2KDP-1)・log2Mビットが必要であることを意味する。
次に、CSIの以下の構成要素を報告するためのビット数は以下のように与えられる。 W1の場合:合計20ビットが必要:
・ビーム識別子:3・log2(4・4)=12ビット
・ビーム回転:2・log2(4)=4ビット
・ビーム相対電力:(3-1)・log2(4)=4ビット
2の場合:コフェージング:9・(2・3-1)・log2(8)=135ビットが必要
CSIフィードバックの大部分(この例では87%)は情報をコフェージング化するためのものであることが分かる。さらに、単一セルに対して合計155ビットが必要とされる。無線デバイスが、例えば5つのセルを有するダウンリンクキャリアアグリゲーション用に構成されている場合、5×155=775ビットが必要とされる。
いくつかの実施形態では、マルチビームプリコーダコードブックに関連するアップリンクフィードバックオーバーヘッドが低減される。そのような実施形態は以下を含む:
・無線デバイスがマルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定する際に使用する、基地局による無線デバイスに対する1以上の電力閾値パラメータの構成。
・無線デバイスによるマルチビームプリコーダコードブックに含まれるビーム数の決定、およびその後のこの情報の基地局への報告は、基地局がUL共有チャネル上のUL制御情報ペイロードサイズを決定するのを助ける。
・マルチビームプリコーダコードブックに含まれるビーム数の決定が基地局によって行われる様々な方法。
・フィードバックされることになるサブバンド数がシステムバンド幅とマルチビームプリコーダコードブックに含まれるビーム数との両方の関数である無線デバイス選択サブバンドフィードバックモードのためのアップリンクフィードバックオーバーヘッドをさらに減らすための方法。
異なる無線デバイスは異なる数のビームに含まれるチャネルエネルギーを有する異なるチャネルを経験する可能性があるので、本明細書に開示される実施形態を使用して、UCIオーバーヘッドは異なる無線デバイスの必要性に合うように制御できる。
前述したように、マルチビームプリコーダコードブックに関連するフィードバックオーバーヘッドの大部分は、コフェージング情報をフィードバックする際に発生する。KDP個の二重偏波ビームがBsの列を形成するためにBN1,N2(q1,q2)から選択される場合、コフェージング因子をフィードバックする際に生じるオーバーヘッドは、Nsub(2KDP-1)・log2Nビットである。同様に、K個の単一偏波ビームがBsの列を形成するためにBN1,N2(q1,q2)から選択される場合、コフェージング因子をフィードバックする際に生じるオーバーヘッドは、Nsub(K-1)・log2Mビットである。したがって、ULオーバーヘッド低減の観点から、Bsに含まれるビーム数を制御すること(すなわち、二重偏波ビームの場合にはKDPの値を制限すること、または単一偏波ビームの場合にはKの値を制限すること)が有益である。
ある実施形態では、基地局(例えばeNodeB(eNB))は、電力閾値パラメータPTHを用いて無線デバイスを構成することができる。ビーム識別中、無線デバイスは、設定された閾値を超える関連する電力成分を有するビームのみを含む。単一偏波ビームの場合、無線デバイスが、BN1,N2(q1,q2)内のビームのフルセットから有限のビームセット{bS1,bS2,…,bSK}を選択する場合、無線デバイスは、制約を満たすビームのみを選択する。
Figure 0007003111000030
ここで、piは式14の定義に従ってビームbSiに対応する電力成分である。
いくつかの実施形態においては、代替の制約を式22の制約の代わりに使用することもできる。
Figure 0007003111000031
式23の制約は、関連する電力成分が無線デバイスに対して構成された電力閾値パラメータ以上である場合に無線デバイスがビームbSiを選択することを意味する。同様に、二重偏波ビームの場合、無線デバイスが有限のビームセットを選択する場合、無線デバイスは、ビームbSiを選択するための基準として式22または式23のいずれかを使用することができる。したがって、(例えば式16で定義されるように)行列Bsに含まれるビームの位相成分および電力成分のみが、無線デバイスによって基地局にフィードバックされる必要がある。電力閾値パラメータPTHは、無線リソース制御(RRC)シグナリングを介して基地局によって無線デバイスに半静的に構成され得る。電力閾値パラメータPTHは、セル、送信点、または無線デバイス固有のいずれかであり得る。セルまたは送信点が特定されるとき、PTHは、3GPP TS 36.331のcsi-RS-ConfigNZPId-r11のように、NZP CSI-RSの識別子と関連付けられ得る。識別されたNZP CSI-RSはマルチビームCSIフィードバックを決定するために使用される。無線デバイスに特有の場合、PTHは所与のCSIプロセスに対する単一のNZP CSI-RS識別子と関連付けられていなくてもよい。その代わりに、1以上のCSIプロセスについて複数のNZP CSI-RSと関連付けられ得る。
いくつかの実施形態では、半静的に構成されたPTHパラメータは、最大受信電力を有するビームに対する電力比(すなわち、0<PTH<1)を表してもよい。
代替の実施形態では、複数の電力閾値パラメータ{PTH (1)TH (2) ・・・ PTH R}を無線デバイスに対して基地局によって構成することができる。ここで、PTH rはランクrに関連付けられた電力閾値パラメータであり、Rは最大送信ランクを表す。このシナリオでは、所与の送信ランクrに対して、無線デバイスは、関連付けられた電力成分piが以下の制約のうちの1つを満たす場合、ビームbSiを選択することができる。
Figure 0007003111000032
Figure 0007003111000033
式24~式25は、関連する電力成分piがランク固有電力閾値パラメータPTH rを超える(または式25の場合にはそれ以上である)場合ランクrの送信に対してビームbSiのみが選択されることを意味する。
マルチビームプリコーダの用途の1つは、セル内の2つ以上の無線デバイスへのMU-MIMO送信である。これは、一般に、良好なチャネル品質(すなわち高いSINR)を有する無線デバイスにとっては良好である。セルエッジの無線デバイスの場合、それらのSINRは一般に低く、MU-MIMO送信には適していない。したがって、別の実施形態では、単一ビームまたはマルチビームのどちらがマルチビームプリコーダで使用されるのかを決定するために、無線デバイスによってSINR閾値が使用され得る。無線デバイスは、ワイドバンドSINRをSINR閾値と比較することができ、ワイドバンドSINRがSINR閾値を下回る場合、単一のビームが使用され、そうでなければ、複数のビームが使用されるだろう。複数のビームの場合、正確なビーム数は前の実施形態で論じた方法によって決定することができる。SINR閾値は、基地局によって決定され、無線デバイスにシグナリングされ得る。3GPP TS 36.214に定義されているように、1つの適切なワイドバンドSINR測定値はRSRQである。あるいは、無線デバイスは、単一ビームがマルチビームコードブックと共に使用されると仮定してワイドバンドCQIを計算することができる。ワイドバンドSINRは、計算されたCQIに対応するスペクトル効率である。
リリース13におけるLTE CSIフィードバックは、基地局(たとえばeNodeB(eNB))に事前に知られているPUSCHまたはPUCCH上のペイロードサイズを有する。さらに、基地局はまた、どのREがPUSCHによってまたはPUSCH上のUCIによって占有されているかも知っている(すなわち、PUSCH上のUCIリソースは基地局に知られている)。ペイロードサイズは、RRCおよび/またはDCIでシグナリングされるパラメータによって設定される。したがって、UCIペイロードサイズが基地局によって知られていないパラメータに従って変化する場合、基地局はUCIまたはUCIを搬送するPUSCHを復号することができない可能性がある。上記の実施形態では、ビームがマルチビームプリコーダを有するアドバンストコードブックに含まれるかどうかは、電力閾値パラメータによって決定される。結果として、マルチビームプリコーダに含まれるビーム数は、所与の無線デバイスによって経験されるチャネル、および無線デバイスに構成された電力閾値パラメータの値に応じて変わる可能性がある。したがって、フィードバックオーバーヘッドによって決定されるUCIペイロードサイズは、マルチビームプリコーダに含まれるビーム数の関数として変化することになる。
したがって、いくつかの実施形態では、無線デバイスは、上位レイヤシグナリングでマルチビームPMIレポート内のビーム数を示す。上位レイヤメッセージは様々なサイズにすることができるので、基地局はサイズが変化するマルチビームレポートを含むメッセージを復号することができるようになる。マルチビームPMI報告は、MAC制御要素、測定報告などのRRCメッセージ、または別の適切な上位レイヤメッセージで搬送され得る。
別の実施形態では、2ステップアプローチがとられる。第1のステップにおいて、マルチビームプリコーダに含まれるビーム数は、最初に、MAC制御要素を介して無線デバイスによって基地局に示される。基地局がMAC制御要素メッセージを受信すると、基地局は含まれるビーム数を知り、UCIペイロードを知ることになる。次いで、第2のステップにおいて、ランクインジケータ、マルチビームプリコーダコードブック(すなわち、W1およびW2)に関連付けられたPMI、CQIを含むCSIの異なる構成要素が、PUSCHを介して無線デバイスによって報告される。基地局は第1のステップからUCIペイロードを知っているので、基地局は、CSI報告を含むPUSCH送信においてUCIを含むリソース要素を知るであろう。
別の実施形態では、基地局は、マルチビームプリコーダコードブックに含まれるべきビームの最大数を半静的にさらにシグナリングすることができる。基地局は、RRCシグナリングの一部として最大数のビームを送信することができる。最大ビーム数は、セル固有または無線デバイス固有のパラメータのいずれかになる。PTHに基づいてマルチビームプリコーダコードブックに含まれるように無線デバイスによって選択された実際のビーム数は、PUCCHを介して定期的に報告され得る。たとえば、最大ビーム数が4に設定されている場合、無線デバイスは、PUCCHを使用して選択されたビームの実際の数を基地局に周期的に示すために2ビットを使用することができる。例えば、マルチビームプリコーダコードブックに含まれる実際のビーム数が含まれるサブフレームは、条件を満たすサブフレームの中で周期的に示されてもよい。
Figure 0007003111000034
ここで、Mbeamsは、サブフレームにおける周期性倍数であり、それは、上位レイヤシグナリングを介して基地局によって無線デバイスに設定された新しい上位レイヤパラメータである。この上位レイヤパラメータは、無線デバイスがどのサブフレームでPUCCHを介してマルチビームプリコーダコードブックに含まれる実際のビーム数を報告すべきかを決定するために使用されるべきである。式26の残りのパラメータは以前と同様に定義される。さらに、PUCCH上のマルチビームプリコーダコードブックに含まれる実際のビーム数の報告をサポートするために、(上述したものの拡張として)新しい報告タイプを追加することができる。無線デバイスがマルチビームプリコーダコードブックに含まれる実際のビーム数をフィードバックすると、基地局は、PUSCHを介したCSIフィードバックのためのUCIペイロードサイズの知識を有する。したがって、基地局は、PUSCHを介したCSIフィードバックのために適切な量のリソースを無線デバイスに割り当てることができる。
さらに別の実施形態では、基地局は、最初に、PUSCH上でマルチビームプリコーダコードブックに含まれる実際のビーム数を報告するように無線デバイスに要求することができる。次に、マルチビームプリコーダコードブックに含まれるビームの数を知った後、基地局は、ランクインジケータ、マルチビームプリコーダコードブック(すなわち、W1およびW2)に関連するPMI、およびPUSCHレポート内のCQIを含むCSIの様々な構成要素をフィードバックするように無線デバイスに依頼するCSI要求を送信する。
さらなる実施形態では、無線デバイスは、ランクインジケータ、マルチビームプリコーダコードブックに関連するPMI(すなわち、W1およびW2)、およびCQIなどの他のCSI構成要素とともに、同じレポート内(すなわち、同じサブフレーム内)でマルチビームプリコーダコードブックに含まれるビーム数をPUSCH上で報告する。マルチビームプリコーダコードブック(すなわち、W1およびW2)に関連するPMIのためのフィードバックビット数は、この時点では基地局に知られていない。PUSCHリソース内のマルチビームプリコーダコードブックに含まれるビーム数のリソース位置が基地局に知られている場合、基地局は、マルチビームプリコーダコードブックに含まれるビーム数を最初に復号することができる。これが復号されると、基地局はCSI報告のUCIペイロードを知り、したがってCSI報告を含むPUSCH送信に関するUCIレートマッチングを知ることになる。
別の実施形態では、基地局は、周期性Pを有するN個のプリコーディングされていないCSI-RSポートを送信する。無線デバイスはP個のポートCSI-RSを測定し、支配的ビーム数およびそれらに関連するビーム電力を決定する。いくつかの実施形態では、無線デバイスは、支配的ビーム数およびそれらの関連する電力を決定するときに直交ビームだけを考慮する。無線デバイスは、量子化後に支配的ビーム数および/またはビームに関連する電力を定期的に報告する。基地局はこの情報を用いて各無線デバイスに適したビーム数を決定する。
ある実施形態では、無線デバイスは発見参照信号(DRS)を使用して複数のビームを測定し、これらのビームに関する受信電力強度を報告する。これらの測定報告を使用して、基地局は、マルチビームプリコーダコードブックに含まれるべきである適切な数の優勢または有意なビームを決定する。詳細な実施形態では、基地局は、式9からのビームdiを使用してCSI-RSがN12要素アレイ上でプリコーディングされる場合など、直交ビームを介してDRS機会に異なるCSI-RSを送信する。無線デバイスは、各CSI-RSについて受信電力を測定し報告する。報告された電力値から、基地局は、所与の無線デバイスがマルチビームプリコーダコードブックに含めるべきビーム数を決定する。
別の実施形態では、無線デバイスはチャネルサウンディングの目的でアップリンクで参照信号を送信する。基地局はこれらのサウンディング参照信号を使用してアップリンク上のチャネルHを推定することができる。次いで、基地局は、異なる回転パラメータの組み合わせ(q1,q2)について式10のBN1,N2(q1,q2)行列によって推定チャネル行列H^に乗算することができる。行列の各列に関連付けられた電力は、N12個の直交ビームに関連付けられた電力を表す。直交ビームの電力を所定の閾値と比較することによって、基地局は、マルチビームプリコーダコードブックに含まれるべきビーム数を決定することができる。
あるいは、マルチビームプリコーダに含まれるべきビームの数を決定するために、基地局は、KCSI-RS>1のクラスB CSI-RSリソースで無線デバイスを構成し、KCSI-RS個の直交ビームのうちの1つを使用して所与のCSI-RSリソースの各CSI-RSポートを送信することができる。KCSI-RS個の直交ビームは、式9からのビームdiであり得る。
ある実施形態では、無線デバイスは、KCSI-RS個のCSI-RSリソースのそれぞれの電力を、リソース内のすべてのCSI-RSポートにわたる平均電力として決定する。無線デバイスはその後、全てのKCSI-RS個のリソースに対する電力値を報告する。代替実施形態では、無線デバイスは、K’が基地局によって各無線デバイスに設定されている場合、K’個の最強CSI-RSリソースの電力値を報告する。パラメータK’は、無線デバイスにシグナリングされたRRCであり得、無線デバイス固有またはセル固有のいずれかであり得る。KCSI-RS(またはK’)個のリソースに対応する報告された電力値を使用する(それぞれ直交ビームに対応する)ことにより、基地局は、マルチビームプリコーダコードブックに含まれるべきビームの数を決定する。
ある実施形態では、マルチビームプリコーダコードブックに含まれるべきビーム数は、eNBによって無線デバイスにシグナリングされる。ある場合には、マルチビームプリコーダコードブックに含まれるべきビーム数は、RRCまたはMAC制御要素などの上位レイヤシグナリングを介して基地局によって無線デバイスにシグナリングされる。別の場合では、基地局は、DCIを介してマルチビームプリコーダコードブックに含まれるべきビーム数を動的に無線デバイスにシグナリングする。シグナリングされたビーム数に応じて、基地局は、UL-SCH上で無線デバイスによって送信されるべきCSIのペイロードサイズを知っている。
マルチビームプリコーダコードブックに関連するフィードバックオーバーヘッドの大部分は、コフェージング情報をフィードバックする際に発生する。Bsの列を形成するためにBN1,N2(q1,q2)からKDP個の二重偏波ビームが選択された場合、コフェージング因子をフィードバックする際に生じるオーバーヘッドは、Nsub(2KDP-1)・log2Mビットである。同様に、Bsの列を形成するためにBN1,N2(q1,q2)からK個の単一偏波ビームが選択された場合、コフェージング因子をフィードバックする際に生じるオーバーヘッドは、Nsub(K-1)・log2Mビットである。したがって、サブバンド数Nsubもまた、ULオーバーヘッドに大きな影響を及ぼし得る。前述のように、LTEは、上位レイヤ構成サブバンドフィードバックと無線デバイス選択サブバンドフィードバックの両方をサポートする。
この実施形態では、フィードバックされるサブバンド数をシステムバンド幅およびマルチビームプリコーダコードブックに含まれるビーム数の両方の関数にすることによって、無線デバイス選択サブバンドフィードバックモードについてULフィードバックオーバーヘッドがさらに低減される。例えば、所与のシステムバンド幅に対して、マルチビームプリコーダコードブックに含まれるべきビーム数が増加すると、サブバンド数を減らすことができる。この実施形態の一例を表6に示す。
別の実施形態では、サブバンドサイズは、マルチビームプリコーダコードブックに含まれるべきビーム数の関数として変化する。例えば、マルチビームプリコーダコードブックに含まれるべきビーム数が増えるにつれて、サブバンドサイズが増大する。同様に、マルチビームプリコーダコードブックに含まれるビーム数が少ないほど、サブバンドサイズは小さくなる。この実施形態のいくつかの変形形態では、サブバンドサイズおよびサブバンド数の両方は、マルチビームプリコーダコードブックに含まれるべきビームの数の関数である。
Figure 0007003111000035
例示的なマルチビームプリコーダコードブックが、KDP=3の二重偏波ビーム、第1の次元でN1=4のアンテナポート、および第2の次元でND2=4のアンテナポート、および両方の次元でQ=4のオーバーサンプリング因子で検討された上記の例を思い出す。また、可能なビームパワーレベルの数はL=4であると仮定され、コフェージング因子に関連するレベルの数はM=8であり、10MHzのキャリア帯域幅とNsub=9のサブバンドを有するシステムが仮定されている。この例では、単一セルに合計155ビットが必要である。
ここで、上述の実施形態のうちの1以上を利用することによって、二重偏ビームの数をKDP=2に減らすことができる場合を考える。そして、KDP=2の場合にCSIの以下の成分を報告するビット数は以下のようになる:
1の場合:合計14ビットが必要:
・ビーム識別子:2・log2(4・4)=8ビット
・ビーム回転:2・log3(4)=4ビット
・ビーム相対電力:(2-1)・log2(4)=2ビット
2の場合:コフェージング:9・(2・2-1)・log2(8)=81ビットが必要。
したがって、KDP=2の場合、CSIをフィードバックするために合計95ビットが必要である。これは、KDP=3の場合に必要とされるオーバーヘッドと比較した場合、フィードバックオーバーヘッドの著しい減少(すなわち39%の減少)をもたらす。
異なる無線デバイスは異なる数のビームに含まれるチャネルエネルギーを有する異なるチャネルを経験する可能性があるので、上記の実施形態を使用して、UCIオーバーヘッドは異なる無線デバイスの必要性に適するように制御されることができる。例えば、2ビームに含まれるチャネルエネルギーを有するチャネルを経験する無線デバイスは、無線デバイスが固定数のビームがマルチビームプリコーダコードブックに含まれることを仮定しなければならない場合と比較した場合、適切な数のフィードバックビット(上記の例では95ビット)を使用できる。
したがって、実施形態は、ネットワークノードが、マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定する際に無線デバイスが使用する1つまたは複数の電力閾値パラメータを用いて無線デバイスを構成する第1の実施形態を含む。以下のうちの1つ以上が含まれる場合もある。
・無線デバイスは、マルチビームプリコーダコードブック内の閾値を超える電力成分を有するビームのみを含む。
・電力閾値パラメータはRRC経由で通知され、NZP CSI-RS識別子と関連付けることができる。
・電力閾値パラメータは、最大受信電力を有するビームに対する電力比を表すこともできる。
・異なる送信閾値に対して異なる電力閾値パラメータを適用することができる(式24~式25を参照)。
・さらに、基地局は、無線デバイスがシングルビームプリコーダを使用すべきかマルチビームプリコーダを使用すべきかを決定するために、無線デバイスにSINR閾値を設定することができる。
第2の実施形態では、無線デバイスは、マルチビームプリコーダコードブックに含まれるビーム数を基地局に示して、基地局がUL共有チャネル上のUL制御情報ペイロードサイズを決定するのを助ける。以下のうちの1つ以上が含まれる場合もある。
・指示は、無線デバイスが第1段階でMAC制御要素に含まれるビームの数を指示し、次に第2段階でPUSCH上でCSIの他の成分を送信する2段階アプローチを含む。
・無線デバイスは、PUCCHに関する定期的なレポートに含まれるビーム数と、PUSCHに関する別のレポートに含まれるCSIの残りのコンポーネントを送信します。
・基地局は、無線デバイスがどのサブフレームでPUCCHを介してマルチビームプリコーダコードブックに含まれる実際のビーム数を報告すべきかを決定するために使用される上位層パラメータを用いて無線デバイスを半静的に構成する(式26参照)。
・無線デバイスは、PUSCHに関する非周期的レポートに含まれるビーム数と、PUSCHに関する別のレポートに含まれるCSIの残りのコンポーネントを送信します。
・基地局がこれらのレポートをトリガします。
・CSI報告の他の構成要素と一緒のこのような数のビームの表示は、MAC制御要素またはRRCシグナリングなどの上位レイヤシグナリングを介して行われる。
・無線デバイスは、同じPUSCHレポートに含まれるビーム数を他のCSIコンポーネントと同じ数だけ送信します。
・基地局は最初に含まれているビーム数をデコードし、次にPUSCHレポートのUCIペイロードサイズ情報を決定します。
・無線デバイスは、プリコーディングされていないPポートのCSI-RSを測定し、主ビームおよびそれらに関連する電力を決定し、この情報を基地局に報告する。
・基地局は、マルチビームプリコーダコードブックに含まれるビームの最大数を半静的に設定します。
第3の実施形態では、基地局は、以下のうちの1つを使用してマルチビームCSIを計算するときに無線デバイスによって使用されるビーム数を決定する。
・基地局は、DRSの機会にCSI-RSを介して直交ビームを送信し、各CSI-RSに対する受信電力を測定し報告するように無線デバイスを構成する。基地局は、これらの電力報告からマルチビームCSIを計算するときに無線デバイスによって使用されるビームの数を決定する。
・基地局は、アップリンク上で無線デバイスによって送信されたサウンディング参照信号に関する測定値を使用することによってマルチビームCSIを計算するときに無線デバイスによって使用されることになるビーム数を決定する。
・基地局は、KCSI-RS個のCSI-RSリソースを受信するように無線デバイスを構成する。そして、基地局は、1つのビームを用いて各CSI-RSリソースの全CSI-RSポートを送信する。ビームは、K(CSI-RS)個の直交ビームのうちの1つであり、したがって、各CSI-RSリソースは、K(CSI-RS)個の直交ビームのうちの1つを用いてビーム形成される。無線デバイスは、特定のCSI-RSリソースについてすべてのアンテナポートの平均電力を報告します。無線デバイスは、最大K’のCSI-RSリソースについての平均電力を報告する。次いで、eNBは、電力値を使用してマルチビームプリコーダコードブックを計算するときに無線デバイスによって使用されるビーム数を決定する。
・マルチビームCSIを計算するときに無線デバイスによって使用されるビームの数は、RRCシグナリング、MAC制御要素、またはDCIを介して基地局によって無線デバイスにシグナリングされる。
第4の実施形態は、フィードバックされることになるサブバンド数がシステム帯域幅とマルチビームプリコーダコードブックに含まれるビームの数との両方の関数である無線デバイス選択サブバンドフィードバックモードに対するアップリンクフィードバックオーバーヘッドをさらに減らす方法である。別の態様によれば、サブバンドサイズがマルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数の関数として変化する方法が提供される。
図11は、本明細書に記載の原理に従って構成された無線通信ネットワークのブロック図である。無線通信ネットワーク10は、インターネットおよび/または公衆交換電話網(PSTN)を含み得るクラウド12を含む。クラウド12は、無線通信ネットワーク10のバックホールネットワークとしても機能し得る。無線通信ネットワーク10は、LTEの実施形態ではX2インターフェースを介して直接通信することができ、まとめてネットワークと呼ばれる1つ以上のネットワークノード14Aおよび14Bを含む。ニューラジオ(NR)のような他の通信プロトコルのために他のインタフェースタイプがネットワークノード14間の通信に使用できることが考えられる。ネットワークノード14は、本明細書ではまとめて無線デバイス16と呼ぶ無線デバイス16Aおよび16Bにサービスを提供することができる。便宜上、2つの無線デバイス16および2つのネットワークノード14のみが示されるがさらに、いくつかの実施形態では、WD16はサイドリンク接続と呼ばれることがあるものを使用して直接通信することができる。
本明細書で使用される用語「無線デバイス」またはモバイル端末は、セルラーまたはモバイル通信システム10内のネットワークノード14および/または別の無線デバイス16と通信する任意のタイプの無線デバイスを指すことができる。無線デバイス16の例は、ユーザ装置(UE)、ターゲットデバイス、デバイスツーデバイス(D2D)無線デバイス、マシンタイプ無線デバイスまたはマシンツーマシン(M2M)通信可能な無線デバイス、PDA、タブレット、スマートフォン、ラップトップ組込機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングルなどである。
本明細書で使用される「ネットワークノード」という用語は、任意の基地送受信局(BTS)、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、発展型ノードB(eNBまたはeNodeB)、NR、gNodeB、NRgNB、ノードB、MSR BSのようなマルチスタンダード無線(MSR)無線ノード、中継ノード、中継制御ドナーノード、無線アクセスポイント(AP)、送信点、送信ノード、リモート無線ユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)、分散アンテナシステム(DAS)内のノード、等のいずれかをさらに含むことができる、無線ネットワークに含まれるあらゆる種類の無線基地局であり得る。
本明細書ではネットワークノード14によって実行される特定の機能を参照して実施形態を説明しているが、その機能は他のネットワークノードおよび要素で実行することができることを理解されたい。また、ネットワークノード14の機能は、他のノードが本明細書に記載の1つ以上の機能または機能の一部さえも実行できるようにネットワーククラウド12にわたって分散させることができることも理解されよう。また、ネットワークノード14によって実行されるものとして本明細書に記載されている機能はまた、無線デバイス16によって実行されてもよい。
ネットワークノード14は、マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定するように構成されたビーム数決定部18を有する。無線デバイス16は、受信した電力閾値パラメータに基づいてプリコーダコードブックに含まれることになる各ビームの電力値を決定するためのビーム電力値決定部20を含む。
図12は、無線デバイスを構成し、無線デバイスによってマルチビームプリコーダコードブックに含めることになるビーム数を決定するように構成されたネットワークノード14のブロック図である。ネットワークノード14は処理回路22を有する。いくつかの実施形態では、処理回路はメモリ24およびプロセッサ26を含むことができ、メモリ24はプロセッサ26によって実行されると本明細書で記述された無線デバイスの構成に関する1つまたは複数の機能を実行するようにプロセッサ26を構成する命令を含む。従来のプロセッサおよびメモリに加えて、処理回路22は、処理および/または制御のための集積回路、たとえば1つまたは複数のプロセッサおよび/またはプロセッサコアおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)および/またはASIC(特定用途向け集積回路)を含み得る。
処理回路22は、含みかつ/またはそれに接続されおよび/またはそれにアクセスする(たとえばそれに書き込むおよび/またはそこから読み出す)ように構成されるメモリ24を含み、任意の種類の揮発性および/または不揮発性メモリ(たとえばキャッシュおよび/またはバッファメモリおよび/またはRAM(ランダムアクセスメモリ)および/またはROM(読み取り専用メモリ)および/または光メモリおよび/またはEPROM(消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ)を含みうる。そのようなメモリ24は、制御回路および/または他のデータ、たとえば通信に関するデータ、たとえばノードの構成データおよび/またはアドレスデータなどを実行可能なコードを格納するように構成されてもよい。対応する命令はメモリ24に記憶されてもよく、メモリ24は処理回路22に読み取り可能および/または読み取り可能に接続されてもよい。回路22は、マイクロプロセッサおよび/またはマイクロコントローラおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)装置および/またはASIC(特定用途向け集積回路)装置を含み得るコントローラを含み得る。処理回路22は、コントローラおよび/または処理回路22による読み取りおよび/または書き込みのためにアクセス可能であるように構成され得るメモリを含むか、またはそれらに接続されるかまたは接続可能であり得ると考えられ得る。
いくつかの実施形態では、メモリ24は、CSI報告30、ビーム数K、32、電力閾値パラメータ34、およびSINR値36を記憶するように構成される。CSI報告30は、無線デバイスから受信したチャネル状態情報を含む。いくつかの実施形態では、プロセッサ26は、マルチビームプリコーダコードブックに含まれるようにビーム数決定部18を介してビーム数を決定するように構成される。プロセッサ26は、電力閾値パラメータ決定部40を介して電力閾値パラメータを決定するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、送受信機28は、シングルビームプリコーダおよびマルチビームプリコーダのうちの一方を使用することを決定するために無線デバイスに使用される信号対干渉雑音比(SINR)を無線デバイスに送信するように構成される。プロセッサ26はまた、ネットワークノード14によって受信されたCSI報告のサイズを決定するように構成されたCSI報告サイズ決定部44を実装するように構成される。代替として、またはさらに、プロセッサ26はペイロードサイズ決定部45を実装してもよい。UL共有チャネル上のビーム数に基づいてアップリンク(UL)共有チャネルペイロードサイズを決定する。プロセッサ26はまた、構成決定部46を介して、異なる参照信号のそれぞれに対する受信電力を測定し報告するために無線デバイス16の構成を決定するように構成される。
いくつかの実施形態では、プロセッサ26は、構成決定部42を介して各CSI参照信号に対する受信電力を測定し報告するために無線デバイスの構成を決定するようにさらに構成される。ビーム数決定部38によって決定されるビーム数は以下に基づき得る。電力報告は無線デバイスから受信される。
送受信機28は、マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定するために無線デバイスによって使用される少なくとも1つの電力閾値パラメータを無線デバイスに送信するように構成され、その上でSINRを送信するように構成される。無線決定部は、シングルビームプロコーダまたはマルチビームプリコーダのどちらを使用するかの決定の基礎となり得る。送受信機28は、異なる参照シンボル上で複数の直交ビームを送信するように直交ビーム送信機48を用いて構成されてもよい。送受信機28はまた、異なる参照信号のそれぞれについて電力報告を受信するように構成され、CSI報告30を受信するように構成された報告受信機50を含むことができる。
図13は、メモリモジュール25、ビーム数決定モジュール19、電力閾値パラメータ決定モジュール41、構成決定モジュール43、SINR決定モジュール43、CSI報告サイズ決定モジュール45、ペイロードサイズ決定モジュール49、構成決定モジュール49、および送受信モジュール29を含むネットワークノード20の代替実施形態のブロック図である。モジュール19、41、43、45、47、49およびモジュール29の少なくとも一部は、コンピュータプロセッサによって実行可能なソフトウェアモジュールにより実装され得る。したがって、いくつかの実施形態では、メモリモジュール25は、CSI報告30、ビーム数32、電力閾値パラメータ34、およびSINR値36を記憶するように構成される。
ビーム数決定モジュール19は、マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定するように構成される。電力閾値パラメータ決定モジュール41は、電力閾値パラメータを決定するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、SINR決定モジュールは、シングルビームプリコーダおよびマルチビームプリコーダのうちの1つを使用することを決定するために無線デバイスによって使用される信号対干渉雑音比(SINR)を決定するように構成される。CSI報告サイズ決定モジュール45は、CSI報告のサイズを決定するように構成される。ペイロードサイズ決定モジュール47は、UL共有チャネル上のビーム数に基づいてアップリンク(UL)共有チャネルペイロードサイズを決定するように構成される。構成決定部49は、異なる参照信号のそれぞれについて受信電力を測定し報告するために無線デバイス16の構成を決定するように構成される。
いくつかの実施形態では、送受信モジュール29は、マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定するために無線デバイスによって使用されることになる電力閾値パラメータを無線デバイスに送信するように構成される。送受信機29はまた、シングルビームプリコーダおよびマルチビームプリコーダのうちの1つを使用することを決定するために無線デバイスによって使用される信号対干渉雑音比(SINR)を送信するように構成され得る。送受信モジュール29は、異なる参照シンボル上で複数の直交ビームを送信するように直交ビーム送信機51を用いて構成されてもよい。送受信機29はまた、異なる参照信号のそれぞれについて電力報告を受信するように構成され、CSI報告30を受信するように構成された報告受信モジュール53を含むことができる。
図14は、マルチビームチャネル状態情報(CSI)を決定するように構成された無線デバイス16の一実施形態のブロック図である。無線デバイス16は、メモリ64およびプロセッサ66を含むことができる処理回路62を含むことができ、メモリ64は、プロセッサ66によって実行されると、無線デバイスの構成に関して本明細書で説明する1つまたは複数の機能を実行するようにプロセッサ66を設定する命令を含む。従来のプロセッサおよびメモリに加えて、処理回路62は、処理および/または制御のための集積回路、たとえば1つまたは複数のプロセッサおよび/またはプロセッサコアおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)および/またはASIC(特定用途向け集積回路)を含み得る。
処理回路62は、含みかつ/またはそれに接続されおよび/またはそれにアクセスする(たとえばそれに書き込むおよび/またはそこから読み出す)ように構成されるメモリ24を含み、任意の種類の揮発性および/または不揮発性メモリ(たとえばキャッシュおよび/またはバッファメモリおよび/またはRAM(ランダムアクセスメモリ)および/またはROM(読み取り専用メモリ)および/または光メモリおよび/またはEPROM(消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ)を含みうる。そのようなメモリ64は、制御回路および/または他のデータ、たとえば通信に関するデータ、たとえばノードの構成データおよび/またはアドレスデータなどを実行可能なコードを格納するように構成され得る。対応する命令は、メモリ64に格納されてもよく、メモリ64は、処理回路62に読み取り可能および/または読み取り可能に接続されていてもよい。回路62は、マイクロプロセッサおよび/またはマイクロコントローラおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)装置および/またはASIC(特定用途向け集積回路)装置を含み得るコントローラを含み得る。処理回路62は、コントローラおよび/または処理回路62による読み取りおよび/または書き込みのためにアクセス可能であるように構成することができるメモリを含むか、またはそれらに接続可能または接続可能であると考えることができる。
いくつかの実施形態では、メモリ64は、CSI報告70、ビーム数(K)72、電力閾値パラメータ74、SINR値76、およびサブバンド数78を格納するように構成される。プロセッサ66は、CSI報告生成部80を実装する。プロセッサ66はまた、受信電力閾値パラメータ74に基づいてプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定するように構成されたビーム電力値決定部20を実現する。プロセッサ66はまたサブバンド決定部84を実現する。それは、システム帯域幅およびマルチビームプリコーダコードブックに含めることになるビーム数に基づいてネットワークノードにフィードバックされることになるサブバンド数を決定するように構成される。プロセッサ66はまた、受信したSINR76に基づいてシングルビームプリコーダおよびマルチビームプリコーダのうちの1つを使用するかどうかを選択するように構成されたプリコーダ選択部86を実装する。送受信機68は決定されたビーム数72およびサブバンド数78を送信し、電力閾値パラメータ74および/またはSINR値76を受信するように構成される。
図15は、メモリモジュール65、CSIレポート生成モジュール81、ビーム電力値決定モジュール21、サブバンド数決定モジュール85、およびプリコーダ選択モジュール87を含む無線デバイス16の代替実施形態のブロック図である。コンピュータプロセッサによって実行可能なソフトウェアとして実現されてもよい。メモリモジュール45、送受信モジュール69、CSI報告生成モジュール81、ビーム数決定モジュール21、サブバンド数決定モジュール85、およびプリコーダ選択モジュール87は、メモリ44、送受信機68、CSI報告生成部80、ビーム電力値決定部20、サブバンド数決定部84、プリコーダ選択部86と同じ機能を実行し得る。
図16は、マルチビームに含まれるビーム数を決定するために無線デバイスによって使用される電力閾値パラメータと、シングルビームプリコーダおよびマルチビームプリコーダのうちの1つを使用することを決定するために無線デバイスによって使用されるプリコーダコードブックおよび信号対干渉雑音比(SINR)と、のうちの少なくとも1つを無線デバイスに送信すること(ブロックS100)を含む、無線デバイスを構成する例示的なプロセスのフローチャートである。
図17は、無線デバイスによってマルチビームプリコーダコードブックに含めることになるビーム数を決定するための例示的なプロセスのフローチャートである。このプロセスは、無線デバイス16から送受信機28を介してマルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を受信すること(ブロックS102)を含む。このプロセスはまた、ペイロードサイズ決定部44を介してビーム数に基づいてアップリンク制御情報のペイロードサイズを決定すること(ブロックS104)を含む。
図18は、マルチビームCSI報告を生成するときに無線ノードによって使用されることになるビーム数をネットワークノードで決定するための例示的なプロセスのフローチャートである。このプロセスは、送受信機28を介して異なる参照信号で直交ビームを送信することを含む(ブロックS106)。プロセスはまた、各参照信号について受信電力を測定し報告するように構成決定部47を介して無線デバイスを構成すること(ブロックS108)と、電力報告に基づいてマルチビームCSI報告を生成するときビーム数決定部18を介して無線デバイスによって使用されるビーム数を計算することブロック(S110)とを含む。
図19は、選択的サブバンドフィードバックモードで動作するように構成された無線デバイス16における例示的な処理のフローチャートである。このプロセスは、システム帯域幅およびマルチビームプリコーダコードブックに含めることになるビーム数に基づいて、サブバンド数決定部84を介してネットワークノードにフィードバックされることになるサブバンド数を決定すること(ブロックS112)を含む。
図20は、アップリンクシグナリングオーバーヘッドを低減するための無線デバイス16における例示的な処理のフローチャートである。このプロセスは、送受信機68を介して、電力閾値パラメータおよび信号対干渉雑音比(SINR)の少なくとも一方をネットワークノードから受信すること(ブロックS114)を含む。このプロセスはまた、受信した電力閾値パラメータに基づいて、ビーム数決定部20を介してプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定すること、および、プリコーダ選択部86を介して受信したSINRに基づいてシングルビームプリコーダおよびマルチビームプリコーダのうちの1つを使うことを決定すること(ブロックS116)を含む。
図21は、無線デバイスがアップリンクシグナリングオーバーヘッドを調整するための例示的なプロセスのフローチャートである。このプロセスは、無線デバイスを第1のビーム数Nで構成するシグナリングを受信すること(ブロックS118)を含む。プロセスはまた、N個の電力値を決定すること(ブロックS120)を含み、各電力値はN個のビームのうちの1つに対応する。このプロセスはまた、チャネル状態情報CSIをCSI報告に含めること(ブロックS122)を含み、CSIは、対応する電力値が所定の電力値を上回る1以上のビームに関連する。
図22は、チャネル状態情報(CSI)報告のサイズを決定するようにネットワークノードを構成するための例示的なプロセスのフローチャートである。このプロセスは、第1のビーム数Nを用いて無線デバイスを構成すること(ブロックS124)を含む。このプロセスはまた、無線デバイスから、N個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値、および対応する電力値が所定値を超える第2のビーム数M’のうちの少なくとも1つを示すシグナリングを受信すること(ブロックS126)を含む。プロセスはまた、対応する電力値が所定の電力値を上回る1以上のビームに関するCSIを含むCSI報告を無線デバイスから受信すること(ブロックS128)を含む。このプロセスはまた、CSI報告のサイズを決定すること(ブロックS130)を含む。
図23は、マルチビームチャネル状態情報(CSI)レポートを生成するときに無線デバイスによって使用されることになるビーム数をネットワークノードで決定するための例示的なプロセスのフローチャートである。このプロセスは、複数の異なる参照信号を送信すること(ブロックS132)を含む。このプロセスはまた、別個の参照信号のそれぞれについて受信電力を測定し、ネットワークノードに報告するように無線デバイスを構成すること(ブロックS134)を含む。このプロセスはさらにビーム数を決定すること(ブロックS136)を含む。このプロセスはまた、無線デバイスにビーム数をシグナリングすること(ブロックS138)を含む。
したがって、いくつかの実施形態は、無線デバイス16がアップリンクシグナリングオーバーヘッドを調整するための方法を含む。方法は、第1のビーム数Nを用いて無線デバイスを構成するシグナリングを受信すること(S118)を含む。方法はまた、N個の電力値を決定すること(S120)を含み、各電力値はN個のビームのうちの1つに対応する。方法はまた、チャネル状態情報CSIをCSI報告に含めること(S122)を含み、CSIは、対応する電力値が所定の電力値を上回る1以上のビームに関連する。
いくつかの実施形態では、この方法は、信号対干渉雑音比(SINR)を使用して、ビーム数Nが1以上であるか否かを決定することを更に含む。いくつかの実施形態において、方法は、各電力値がN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が所定の値を上回る第2のビーム数M’と、の少なくとも1つを示すシグナリングを前記無線デバイス16により送信することを更に含む。いくつかの実施形態では、前記第1のビーム数は、無線リソース制御(RRC)を介してシグナリングされる。いくつかの実施形態では、前記所定の電力値は、最大受信電力を有するビームに対する電力比を表す。いくつかの実施形態では、前記第2のビーム数が1以上であるか否かを決定するために、信号対干渉雑音比(SINR)は前記無線デバイス16によって追加で使用される。いくつかの実施形態では、前記第1のビーム数(128)および前記第2のビーム数の各ビームはk番目のビームd(k)であり、これは複素数のセットと関連付けられかつインデックスペア(lk,mk)を有し、前記複素数のセットの各要素は、
・dn(k)=di(k)ai,nj2π(pΔ1,k+qΔ2,k)であり、
・dn(k)およびdi(k)はそれぞれd(k)のi番目およびn番目の要素であり、
・ai,nはd(k)のi番目およびn番目の要素に対応する実数であり、
・pおよびqは整数であり、
・ビーム方向Δ1,kおよびΔ2,kは、複素位相シフトej2πΔ1,kおよびej2πΔ2,kそれぞれを決定するインデックスペア(lk,mk)を有するビームに対応する実数であり、
・前記第1のビームと前記第2のビームとの間の少なくとも1つの各コフェージング係数(S130)は、d(k)のi番目の要素の位相をcki(k)に従って調整するために使用される、d(k)に対する複素数ckである
ように、少なくとも1つの複素位相シフトによって特徴付けられる。
いくつかの実施形態では、アップリンクシグナリングオーバヘッドを低減するための無線デバイス16が提供される。無線デバイス16は、メモリ64およびプロセッサ66を含み得る処理回路62を含む。処理回路62は、マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数Nを記憶するように構成され、ビーム数Nはネットワークノードから受信され、各電力値はN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値を決定することと、対応する電力値が所定の電力値より大きい1以上のビームに関連するCSIをCSI報告に含めること、との少なくとも1つを実行するように更に構成される。
いくつかの実施形態では、アップリンクシグナリングオーバーヘッドを低減するための無線デバイス16が提供される。いくつかの実施形態では、処理回路62は、SINRを使用してビーム数が1以上であるか否かを判断するようにさらに構成される。いくつかの実施形態では、無線デバイス16は、各電力値はN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が所定の値よりも大きい第2のビーム数M’と、のうちの少なくとも1つを示すシグナリングを無線デバイス16によって送信するように構成された送受信機68を含む。いくつかの実施形態では、第1のビーム数は無線リソース制御(RRC)を介してシグナリングされる。いくつかの実施形態では、所定の電力値は、最大受信電力を有するビームに対する電力比を表す。いくつかの実施形態では、信号対干渉雑音比(SINR)は、ビーム数が1以上であるか否かを決定するために無線装置16によってさらに使用される。
いくつかの実施形態では、アップリンクシグナリングオーバーヘッドを低減するための無線デバイス16が提供される。無線デバイス16は、ネットワークノード14から受信されたマルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数Nを記憶するように構成されたメモリモジュール65を含む。決定モジュール21は、N個の電力値を決定するように構成され、各電力値は、N個のビームのうちの1つに対応する。無線デバイス16は、CSIをCSI報告に含めるように構成されたCSI報告生成モジュール81をさらに含み、CSIは、対応する電力値が所定の電力値を上回る1以上のビームに関係する。
いくつかの実施形態では、無線デバイスによって提供されたチャネル状態情報(CSI)報告のサイズを決定するためのネットワークノード14内の方法が提供される。この方法は、第1のビーム数Nを用いて構成情報を無線デバイス16に送信すること(S124)を含む。方法はさらに、無線装置16から、N個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値、および対応する電力値が所定の閾値を超える第2のビーム数M’のうちの少なくとも1つを示すシグナリングを受信すること(S126)を含む。方法はさらに、対応する電力値が所定の電力値を上回る1以上のビームに関連するCSIを含むCSI報告を受信すること(S128)を含む。方法は、無線デバイスによって提供されたCSI報告のサイズを決定すること(S130)を更に含む。いくつかの実施形態では、前記第1のビーム数(128)および前記第2のビーム数の各ビームはk番目のビームd(k)であり、これは複素数のセットと関連付けられかつインデックスペア(lk,mk)を有し、前記複素数のセットの各要素は、
・dn(k)=di(k)ai,nj2π(pΔ1,k+qΔ2,k)であり、
・dn(k)およびdi(k)はそれぞれd(k)のi番目およびn番目の要素であり、
・ai,nはd(k)のi番目およびn番目の要素に対応する実数であり、
・pおよびqは整数であり、
・ビーム方向Δ1,kおよびΔ2,kは、複素位相シフトej2πΔ1,kおよびej2πΔ2,kそれぞれを決定するインデックスペア(lk,mk)を有するビームに対応する実数であり、
・前記第1のビームと前記第2のビームとの間の少なくとも1つの各コフェージング係数(S130)は、d(k)のi番目の要素の位相をcki(k)に従って調整するために使用される、d(k)に対する複素数ckである
ように、少なくとも1つの複素位相シフトによって特徴付けられる。
いくつかの実施形態では、方法は、媒体アクセス制御(MAC)制御要素を含む第1の送信において前記シグナリングを受信することと、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信において前記CSI報告の追加の構成要素を受信することと、を更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上の周期的報告において前記シグナリングを受信することと、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信において前記CSI報告の追加の構成要素を受信することと、を更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、前記無線デバイスからの前記シグナリングがどのサブフレームで受信されたかを指定するために上位レイヤパラメータで前記無線デバイス16を構成することを更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の非周期的報告において前記シグナリングを受信することと、前記PUSCH上の異なる報告において前記CSI報告の追加の構成要素を受信することと、を更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、前記CSI報告の追加の構成要素を搬送する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の前記シグナリングを受信することを更に含む。いくつかの実施形態では、方法は、前記CSI報告のサイズを決定する前に前記シグナリングを復号することを更に含む。いくつかの実施形態では、前記第1のビーム数は、無線リソース制御(RRC)を介してシグナリングされる。
いくつかの実施形態では、無線デバイスによって提供されるチャネル状態情報(CSI)報告のサイズを決定するように構成されたネットワークノード14が提供される。ネットワークノード14は、所定の電力値を格納するように構成されたメモリ24を含む。ネットワークノード14は、第1のビーム数Nで前記無線デバイス16に構成情報を送信するように構成された送受信機28も含む。送受信機28は、また、各電力値がN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が所定の電力値を上回る第2のビーム数M’と、の少なくとも1つを示すシグナリングを前記無線デバイス16から受信するように構成される。送受信機28は、また、対応する電力値が前記所定の電力値を上回る1以上のビームに関連するCSIを含むCSI報告を受信するように構成される。ネットワークノード14は、前記無線デバイス16によって提供された前記CSI報告のサイズを決定するように構成されたプロセッサ26も含む。
いくつかの実施形態では、前記送受信機28は、媒体アクセス制御(MAC)制御要素を含む第1の送信において前記シグナリングを受信し、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信において前記CSI報告の追加の構成要素を受信する、ように更に構成される。いくつかの実施形態では、前記送受信機28は、また、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上の周期的報告において前記シグナリングを受信し、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信において前記CSI報告の追加の構成要素を受信する、ように構成される。いくつかの実施形態では、ネットワークノード14は、前記無線デバイス16からの前記シグナリングがどのサブフレームで受信されたかを指定するために上位レイヤパラメータで前記無線デバイス16を構成するように更に構成される。いくつかの実施形態では、前記送受信機28は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の非周期的報告において前記シグナリングを受信し、前記PUSCH上の異なる報告において前記CSI報告の追加の構成要素を受信する、ように更に構成される。いくつかの実施形態では、前記送受信機28は、前記CSI報告の追加の構成要素を搬送する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の前記シグナリングを受信するように更に構成される。いくつかの実施形態では、前記プロセッサ26は、前記CSI報告のサイズを決定する前に前記シグナリングを復号するように更に構成される。いくつかの実施形態では、前記第1のビーム数は、無線リソース制御(RRC)を介してシグナリングされる。
いくつかの実施形態では、無線デバイス16によって提供されるチャネル状態情報(CSI)報告のサイズを決定するように構成されたネットワークノード14が提供される。ネットワークノード14は、所定の電力値を格納するように構成されたメモリモジュール25を含む。ネットワークノード14は、第1のビーム数Nで前記無線デバイスに構成情報を送信するように構成された送受信モジュール29を更に含む。送受信モジュール29は、各電力値がN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が所定の電力値を上回る第2のビーム数M’と、の少なくとも1つを示すシグナリングを前記無線デバイス16から受信するように更に構成される。送受信モジュール29は、対応する電力値が前記所定の電力値を上回る1以上のビームに関連するCSIを含むCSI報告を受信するように更に構成される。ネットワークノード14は、前記無線デバイス16によって提供された前記CSI報告のサイズを決定するように構成されたCSI報告サイズ決定モジュール45を更に含む。
いくつかの実施形態では、無線デバイス16によって提供されるチャネル状態情報(CSI)報告のサイズを決定するためのネットワークノード12における方法が提供される。方法は、第1のビーム数Nで前記無線デバイス16を構成すること(S124)を含む。方法は、各電力値がN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が所定の電力値を上回る第2のビーム数M’と、の少なくとも1つを示すシグナリングを前記無線デバイス16から受信すること(S126)を更に含む。方法は、対応する電力値が前記所定の電力値を上回る1以上のビームに関連するCSIを含むCSI報告を前記無線デバイスから受信すること(S128)を更に含む。方法は、前記CSI報告のサイズを決定すること(S130)を更に含む。
いくつかの実施形態では、無線デバイス16によって提供されるチャネル状態情報(CSI)報告のサイズを決定するネットワークノード14が提供される。ネットワークノード14は、メモリ24およびプロセッサ26を含み得る処理回路22を含む。いくつかの実施形態では、メモリ24は、第1のビーム数Nと第2のビーム数M’と格納するように構成される。送受信機28は、各電力値がN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が所定の電力値を上回る第2のビーム数M’と、の少なくとも1つを受信するように構成される。前記送受信機23は、前記無線デバイス16からCSI報告を受信するように構成され、該CSI報告は、対応する電力値が前記所定の電力値を上回る1以上のビームに関連するCSIを含む。前記プロセッサは、前記CSI報告のサイズを決定するように構成される。
いくつかの実施形態では、無線デバイス16によって提供されるチャネル状態情報(CSI)報告のサイズを決定するように構成されたネットワークノード14が提供される。ネットワークノード14は、第1のビーム数Nと第2のビーム数M’と格納するように構成されたメモリモジュール25を含む。ネットワークノード14は、各電力値がN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が所定の電力値を上回る第2のビーム数M’と、の少なくとも1つを受信するように構成された送受信モジュール29を更に含む。前記送受信モジュール29は、前記無線デバイス16からCSI報告を受信するように構成され、該CSI報告は、対応する電力値が前記所定の電力値を上回る1以上のビームに関連するCSIを含む。前記ネットワークノードは、前記CSI報告のサイズを決定するように構成されたCSI報告サイズ決定モジュールを更に含む。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードにおいて、マルチビームチャネル状態情報(CSI)報告を生成するときに無線デバイス16によって使用されることになるビーム数を決定するための方法が提供される。方法は、複数の異なる参照信号を送信すること(S132)を含む。方法は、前記異なる参照信号のそれぞれについて受信電力を測定し前記ネットワークノードに報告するように前記無線デバイス16を構成すること(S134)を更に含む。方法は、前記ビーム数を決定すること(S136)と、前記無線デバイスに前記ビーム数をシグナリングすること(S138)と、を更に含む。
いくつかの実施形態では、マルチビームチャネル状態情報(CSI)報告を生成するときに無線デバイスによって使用されることになるビーム数を決定するように構成されたネットワークノード14が提供される。ネットワークノード14は、メモリ24およびプロセッサ26を含み得る処理回路22を含む。メモリ24は、CSI報告30を格納するように構成される。プロセッサ26は、複数の異なる参照信号を送信させるように構成される。プロセッサ26はまた、前記異なる参照信号のそれぞれについて受信電力を測定し前記ネットワークノード14に報告するように前記無線デバイス16を構成するように構成される。プロセッサ26はまた、前記ビーム数を決定するように構成される。送受信機28は、前記無線デバイスに前記ビーム数をシグナリングするように構成される。
いくつかの実施形態では、マルチビームチャネル状態情報(CSI)報告を生成するときに無線デバイス16によって使用されることになるビーム数を決定するように構成されたネットワークノード14が提供される。ネットワークノード14は、CSI報告を格納するように構成されたメモリモジュール25を含む。ネットワークノード14は、複数の異なる参照信号を送信するように構成された送信モジュール29を含む。構成決定モジュール49は、前記異なる参照信号のそれぞれについて受信電力を測定し前記ネットワークノード14に報告するように前記無線デバイス16を構成するように構成される。ビーム数決定モジュール19は、前記ビーム数を決定するように構成される。前記送信モジュール29は、前記無線デバイスに前記ビーム数をシグナリングするように構成される。
いくつかの実施形態では、選択的サブバンドフィードバックモードで動作している無線デバイス16のためのアップリンクフィードバックオーバヘッドを低減するための無線デバイス16における方法が提供される。方法は、システムバンド幅とマルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数とに基づいてネットワークノードにフィードバックされることになるサブバンド数を決定すること(S112)を含む。いくつかの実施形態では、サブバンドのサイズはビーム数の関数である。
いくつかの実施形態では、選択的サブバンドフィードバックモードで動作するための無線デバイス16が提供される。無線デバイスは、メモリ64およびプロセッサ66を含み得る処理回路62を含む。メモリ64は、ネットワークノード14にフィードバックされることになるサブバンド数を格納するように構成される。プロセッサ66は、システムバンド幅およびマルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数に基づいてフィードバックされることになるサブバンド数を決定するように構成される。いくつかの実施形態では、サブバンドのサイズはビーム数の関数である。
いくつかの実施形態では、選択的サブバンドフィードバックモードで動作するための無線デバイス16が提供される。無線デバイスは、ネットワークノードにフィードバックされることになるサブバンド数を格納するように構成されたメモリモジュール65を含む。方法は、システムバンド幅とマルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数とに基づいてフィードバックされることになるサブバンド数を決定するように構成されたサブバンド数決定モジュール85を含む。
いくつかの実施形態は以下を含む:
実施形態1.
無線デバイスを構成するための方法であって、
マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定するために前記無線デバイスによって使用されることになる電力閾値パラメータと、
シングルビームプリコーダおよびマルチビームプリコーダのうちの1つを使用することを決定するために前記無線デバイスによって使用される信号対干渉雑音比(SINR)と、
の少なくとも1つを前記無線デバイスに送信すること
を含む方法。
実施形態2.
電力閾値パラメータの少なくとも1つは、無線リソース制御(RRC)を介してシグナリングされ、ノンゼロパワーチャネル状態情報参照信号(CSI-RS)識別子と関連付けられ得る
実施形態1に記載の方法。
実施形態3.
異なる電力閾値パラメータが異なる送信ランクに適用可能である
実施形態1に記載の方法。
実施形態4.
電力閾値パラメータは、最大受信電力を有するビームに対する電力比を表す
実施形態1に記載の方法。
実施形態5.
前記無線デバイスは、マルチビームプリコーダコードブック内の閾値を超える電力成分を有するビームだけを含むように前記ネットワークノードによって構成される
実施形態1に記載の方法。
実施形態6.
無線デバイスを構成するように構成されたネットワークノードであって、
電力閾値パラメータを格納するよう構成されたメモリと、マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定するように構成されたプロセッサと、を含む処理回路と、
マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定するために前記無線デバイスによって使用されることになる電力閾値パラメータと、シングルビームプリコーダおよびマルチビームプリコーダのうちの1つを使用することを決定するために前記無線デバイスによって使用される信号対干渉雑音比(SINR)と、のうちの少なくとも1つを前記無線デバイスに送信するように構成された送受信機と、
を有するネットワークノード。
実施形態7.
電力閾値パラメータの少なくとも1つは、無線リソース制御(RRC)を介してシグナリングされ、ノンゼロパワーチャネル状態情報参照信号(CSI-RS)識別子と関連付けられ得る
実施形態6に記載のネットワークノード。
実施形態8.
異なる電力閾値パラメータが異なる送信ランクに適用可能である
実施形態6に記載のネットワークノード。
実施形態9.
電力閾値パラメータは、最大受信電力を有するビームに対する電力比を表す
実施形態6に記載のネットワークノード。
実施形態10.
前記無線デバイスは、マルチビームプリコーダコードブック内の閾値を超える電力成分を有するビームだけを含むように前記ネットワークノードによって構成される
実施形態6に記載のネットワークノード。
実施形態11.
無線デバイスによってマルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を決定するように構成されたネットワークノードにおける方法であって、
マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を前記無線デバイスから受信することと、
前記ビーム数に基づいてUL共有チャネル上のアップリンク(UL)制御情報ペイロードサイズを決定することと、
を含む方法。
実施形態12.
前記ネットワークノードは、媒体アクセス制御(MAC)要素を含む第1の送信でビーム数を受信し、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信で追加のCSI構成要素を受信するように構成される
実施形態11に記載の方法。
実施形態13.
前記ネットワークノードは、物理アップリンク制御チャネル上の周期的報告においてビーム数を受信し、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信において追加のCSI構成要素を受信するように構成される
実施形態11に記載の方法。
実施形態14.
前記ネットワークノードは、前記無線デバイスがどのサブフレームでビーム数を報告するかを指定するために、上位レイヤパラメータを用いて前記無線デバイスを半静的に構成するようにさらに構成される
実施形態11に記載の方法。
実施形態15.
前記ネットワークノードは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に関する非周期的報告においてビーム数を受信し、PUSCH上の異なる報告において追加のCSI構成要素を受信するように構成される
実施形態11に記載の方法。
実施形態16.
無線デバイスを構成するように構成されたネットワークノードであって、
マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになるビーム数を格納するよう構成されたメモリと、UL共有チャネル上のビーム数に基づいてアップリンク(UL)制御情報ペイロードサイズを決定するように構成されたプロセッサと、を含む処理回路と、
前記ビーム数を受信するように構成された送受信機と、
を有するネットワークノード。
実施形態17.
前記ネットワークノードは、媒体アクセス制御(MAC)要素を含む第1の送信でビーム数を受信し、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信で追加のCSI構成要素を受信するように構成される
実施形態16に記載のネットワークノード。
実施形態18.
前記ネットワークノードは、物理アップリンク制御チャネル上の周期的報告においてビーム数を受信し、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信において追加のCSI構成要素を受信するように構成される
実施形態16に記載のネットワークノード。
実施形態19.
前記ネットワークノードは、前記無線デバイスがどのサブフレームでビーム数を報告するかを指定するために、上位レイヤパラメータを用いて前記無線デバイスを半静的に構成するようにさらに構成される
実施形態16に記載のネットワークノード。
実施形態20.
前記ネットワークノードは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)に関する非周期的報告においてビーム数を受信し、PUSCH上の異なる報告において追加のCSI構成要素を受信するように構成される
実施形態16に記載のネットワークノード。
実施形態21.
マルチビームチャネル状態情報(CSI)報告を生成するときに無線デバイスによって使用されることになるビーム数をネットワークノードで決定するための方法であって、
異なる参照信号上で複数の直交ビームを送信することと、
各参照信号について受信電力を測定し報告するために前記無線デバイスの構成を決定することと、
電力報告に基づいてマルチビームCSI報告を生成するときに前記無線デバイスによって使用されることになるビーム数を計算することと、
を含む方法。
実施形態22.
前記ネットワークノードは、アップリンク上で前記無線デバイスによって送信されたサウンディング参照信号に関する測定値を使用することによってビーム数を計算する
実施形態21に記載の方法。
実施形態23.
マルチビームチャネル状態情報(CSI)報告を生成するときに無線デバイスによって使用されることになるビーム数を決定するように構成されたネットワークノードであって、
CSI報告を格納するように構成されたメモリと、各CSI参照シンボルに対する受信電力を測定し報告するために前記無線デバイスの構成を決定し、電力報告に基づいてマルチビームCSI報告を生成するときに無線デバイスによって使用されるビーム数を計算するように構成されたプロセッサと、を含む処理回路
を有するネットワークノード。
実施形態24.
前記ネットワークノードは、アップリンク上で前記無線デバイスによって送信されたサウンディング参照信号に関する測定値を使用することによってビーム数を計算する
実施形態23に記載のネットワークノード。
実施形態25.
マルチビームチャネル状態情報(CSI)報告を生成するときに無線デバイスによって使用されることになるビーム数を決定するように構成されたネットワークノードであって、
CSI報告を格納するように構成されたメモリモジュールと、
各CSI参照シンボルに対する受信電力を測定し報告するために無線デバイスの構成を決定するように構成された構成モジュールと、
電力報告に基づいてマルチビームCSI報告を生成するときに無線デバイスによって使用されるビーム数を計算するように構成されたビーム数決定モジュールと、
を有するネットワークノード。
当業者には理解されるように、本明細書に記載の概念は、方法、データ処理システム、および/またはコンピュータプログラム製品として実施することができる。
したがって、本明細書に記載の概念は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態、または本明細書で一般に「回路」または「モジュール」と呼ばれるソフトウェアおよびハードウェアの態様を組み合わせた実施形態の形をとり得る。更に、本開示は、コンピュータによって実行することができる媒体内に具現化されたコンピュータプログラムコードを有する有形のコンピュータ使用可能記憶媒体上のコンピュータプログラム製品の形をとり得る。ハードディスク、CD-ROM、電子記憶装置、光記憶装置、または磁気記憶装置を含む任意の適切な有形のコンピュータ可読媒体を利用することができる。
上述の説明で使用されている略語は以下を含む。
1D 一次元
2D 二次元
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
ACK 肯定応答
ASIC 特定用途向け集積回路
ARQ 自動再送要求
CA キャリアアグリゲーション
CB コードブック
CDMA 符号分割多元接続
CFAI CSIフィードバック精度インジケータ
CFI 制御情報インジケータ
CP サイクリックプレフィックス
CPU 中央処理装置
CQI チャネル品質インジケータ
CRS 共通参照シンボル/信号
CSI チャネル状態情報
CSI-RS チャネル状態情報参照シンボル/信号
dB デシベル
DCI ダウンリンク制御情報
DFT 離散フーリエ変換
DL ダウンリンク
eNB 拡張または進化型ノードB
DP 二重偏波
EPC 進化型パケットコア
EPDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
EPRE リソース要素当たりのエネルギー
E-UTRAN 進化型または拡張ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
FDD 周波数分割多重
FD-MIMO 全次元MIMO
FFT 高速フーリエ変換
FPGA フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ
GSM 移動体通信グローバルシステム
HARQ ハイブリッドARQ
ID 識別子
IFFT 逆FFT
LSB 最下位ビット
LTE ロングタームエボリューション
M2M マシンツーマシン
MCS 変調および符号化方式(または状態)
MIMO 多入力多出力
MME モビリティ管理エンティティ
MSB 最上位ビット
MU-MIMO マルチユーザMIMO
NAK 否定応答
NZP ノンゼロパワー
OCC 直交カバーコード
OFDM 直交周波数分割多重
PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDA パーソナルデータアシスタンス
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PRB 物理リソースブロック
PMI プリコーダ行列インジケータ
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUCH 物理アップリンク共有チャネル
QPSK 4位相偏移変調
RB リソースブロック
RE リソース要素
Rel リリース
RI ランクインジケータ
RRC 無線リソース制御
SINR 信号対干渉雑音比
SNR 信号対雑音比
SP 単一偏波
SR スケジューリング要求
SU-MIMO シングルユーザMIMO
TDD 時分割多重
TFRE 時間/周波数リソース要素
TP 送信点
TS 技術仕様
Tx 送信
UCI アップリンク制御情報
UE ユーザ装置
UL アップリンク
ULA 均一リニアアレイ
UMB ウルトラモバイルブロードバンド
UPA 均一平面アレイ
WCDMA ワイドバンド符号分割多元接続
ZP ゼロパワー
いくつかの実施形態は、方法、システムおよびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して本明細書で説明される。フローチャートおよび/またはブロック図の各ブロック、ならびにフローチャートおよび/またはブロック図のブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令によって実施することができることが理解されよう。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ(それによって専用コンピュータを作成)、専用コンピュータ、または他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供され、これにより、コンピュータのプロセッサまたは他のプログラム可能なデータ処理装置を介して実行される命令が、フローチャートおよび/またはブロック図の1以上のブロックにおいて指定された機能/動作を実施するための手段を生成し、マシンを提供することができる。
これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置に特定の方法で機能するように指示することができるコンピュータ可読メモリまたは記憶媒体に格納することができ、このようにして、コンピュータ可読メモリに格納された命令は、フローチャートおよび/またはブロック図の1以上のブロックで指定された機能/動作を実施する命令手段を含む製品を生成する。
コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは他のプログラム可能データ処理装置にロードされて、コンピュータ実施プロセスを生成するためにコンピュータまたは他のプログラム可能装置上で一連の動作ステップが実行されるようにしてもよく、そのようにして、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置上で実行される命令は、フローチャートおよび/またはブロック図の1以上のブロックで指定された機能/動作を実施するためのステップを提供する。
ブロックに示されている機能/動作は、動作説明図に示されている順序とは異なる順序で行われてもよいことを理解されたい。例えば、関連する機能/動作に応じて、連続して示されている2つのブロックが実際には実質的に同時に実行されてもよく、あるいはブロックが時には逆の順序で実行されてもよい。いくつかの図は、通信の主方向を示すために通信経路上に矢印を含むが、通信は、描かれた矢印とは反対方向に起こり得ることを理解されたい。
本明細書に記載の概念の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)またはC++などのオブジェクト指向プログラミング言語で書くことができる。しかしながら、本開示の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードはまた、「C」プログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語で書かれ得る。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上、部分的にユーザのコンピュータ上、単独のソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザのコンピュータ上、そして部分的にリモートコンピュータ上で、または全体的にリモートコンピュータ上で実行することができる。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)あるいは(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用したインターネットを介した)外部コンピュータを介してユーザのコンピュータに接続することができる。
上記の説明および図面に関連して、多くの異なる実施形態が本明細書に開示されている。これらの実施形態のあらゆる組み合わせおよび部分的な組み合わせを文字通りに説明および例示することは、過度に反復的で分かりにくくなることが理解されよう。したがって、すべての実施形態は任意の方法および/または組み合わせで組み合わせることができ、図面を含む本明細書は、本明細書に記載の実施形態のすべての組み合わせおよびサブコンビネーションならびに方法およびプロセスの完全な書面による説明を構成すると解釈される。そしてそれらを作成し使用することの可能性があり、そのような組み合わせまたはサブコンビネーションに対する請求をサポートするものとする。
本明細書に記載の実施形態は、本明細書の上記に具体的に示され記載されたものに限定されないことを当業者は理解するであろう。さらに、そうでないことが上記で言及されていない限り、添付の図面のすべてが一定の縮尺ではないことに留意されたい。添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、上記の教示に照らして様々な修正形態および変形形態が可能である。

Claims (13)

  1. 無線デバイス(16)がアップリンクシグナリングオーバヘッドを調整するための方法であって、
    第1のビーム数Nを使用するように無線デバイス(16)を構成するシグナリングを受信すること(S118)と、
    N個の電力値を決定すること(S120)であって、各電力値はN個のビームのうちの1つに対応する、前記決定すること(S120)と、
    個のビームから、対応する電力値が構成された閾値(PTH)を上回るKDP個の二重偏波のビームを、最大の対応する電力値を有する参照ビームに対する(K DP -1)個の二重偏波ビームのそれぞれの相対パラメータであるビーム識別子、ビーム回転、ビーム相対電力、および、コフェージング因子によるチャネル状態情報(CSI)として選択することと、
    i)ビーム識別子、ビーム回転、ビーム相対電力が一度に報告され、ii)コフェージング因子がサブバンドごとに報告されるように、CSIをCSI報告に含めること(S122)であって、前記コフェージング因子を報告するための前記CSIのビット数はNsub(2KDP-1)・log2Mで与えられ、Nsubはサブバンド数であり、Mは前記コフェージング因子を表すために使用されるビット数である、前記含めること(S122)と、
    を含む方法。
  2. 各電力値がN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、
    対応する電力値が前記構成された閾値を上回る二重偏波のビーム数KDPと、
    の少なくとも1つを示すシグナリングを前記無線デバイス(16)により送信することを更に含み、
    信号対干渉雑音比(SINR)は、前記二重偏波のビーム数KDPが1以上であるか否かを決定するために前記無線デバイス(16)によって追加で使用され、前記SINRが閾値を下回るときKDPは1であり、それ以外のときKDPは1より大きい
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のビーム数は、無線リソース制御(RRC)を介してシグナリングされ、および/または、
    前記構成された閾値は、最大受信電力を有するビームに対する電力比を表し、および/または、
    前記第1のビーム数(128)および前記二重偏波のビーム数の各ビームはk番目のビームd(k)であり、これは複素数のセットと関連付けられかつインデックスペア(lk,mk)を有し、前記複素数のセットの各要素は、
    ・dn(k)=di(k)ai,nj2π(pΔ1,k+qΔ2,k)であり、
    ・dn(k)およびdi(k)はそれぞれd(k)のi番目およびn番目の要素であり、
    ・ai,nはd(k)のi番目およびn番目の要素に対応する実数であり、
    ・pおよびqは整数であり、
    ・ビーム方向Δ1,kおよびΔ2,kは、複素位相シフトej2πΔ1,kおよびej2πΔ2,kそれぞれを決定するインデックスペア(lk,mk)を有するビームに対応する実数であり、
    ・前記第1のビームと前記二重偏波のビームとの間の少なくとも1つの各コフェージング係数(S130)は、d(k)のi番目の要素の位相をcki(k)に従って調整するために使用される、d(k)に対する複素数ckである
    ように、少なくとも1つの複素位相シフトによって特徴付けられる
    請求項1または2に記載の方法。
  4. アップリンクシグナリングオーバヘッドを調整するよう構成された無線デバイス(16)であって、
    マルチビームプリコーダコードブックに含まれることになる第1のビーム数Nを記憶するように構成される処理回路(62)であって、前記第1のビーム数Nはネットワークノード(14)から受信される、前記処理回路(62)を有し、
    前記処理回路(62)は、
    第1のビーム数Nを使用するように前記無線デバイス(16)を構成するシグナリングを受信することと、
    N個の電力値を決定することであって、各電力値はN個のビームのうちの1つに対応する、前記決定することと、
    個のビームから、対応する電力値が構成された閾値(PTH)を上回るKDP個の二重偏波のビームを、最大の対応する電力値を有する参照ビームに対する(K DP -1)個の二重偏波ビームのそれぞれの相対パラメータであるビーム識別子、ビーム回転、ビーム相対電力、および、コフェージング因子によるチャネル状態情報(CSI)として選択することと、
    i)ビーム識別子、ビーム回転、ビーム相対電力が一度に報告され、ii)コフェージング因子がサブバンドごとに報告されるように、CSIをCSI報告に含めることであって、前記コフェージング因子を報告するための前記CSIのビット数はNsub(2KDP-1)・log2Mで与えられ、Nsubはサブバンド数であり、Mは前記コフェージング因子を表すために使用されるビット数である、前記含めることと、
    を実行するように更に構成される
    無線デバイス(16)。
  5. 各電力値はN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、
    対応する電力値が前記構成された閾値を上回る二重偏波のビーム数KDPと、
    の少なくとも1つを示すシグナリングを前記無線デバイス(16)により送信することを更に含み、
    信号対干渉雑音比(SINR)は、前記二重偏波のビーム数KDPが1以上であるか否かを決定するために前記無線デバイス(16)によって追加で使用され、前記SINRが閾値を下回るときKDPは1であり、それ以外のときKDPは1より大きい
    請求項4に記載の無線デバイス(16)。
  6. 前記第1のビーム数は、無線リソース制御(RRC)を介してシグナリングされ、および/または、
    前記構成された閾値は、最大受信電力を有するビームに対する電力比を表し、および/または、
    前記第1のビーム数(128)および前記二重偏波のビーム数の各ビームはk番目のビームd(k)であり、これは複素数のセットと関連付けられかつインデックスペア(lk,mk)を有し、前記複素数のセットの各要素は、
    ・dn(k)=di(k)ai,nj2π(pΔ1,k+qΔ2,k)であり、
    ・dn(k)およびdi(k)はそれぞれd(k)のi番目およびn番目の要素であり、
    ・ai,nはd(k)のi番目およびn番目の要素に対応する実数であり、
    ・pおよびqは整数であり、
    ・ビーム方向Δ1,kおよびΔ2,kは、複素位相シフトej2πΔ1,kおよびej2πΔ2,kそれぞれを決定するインデックスペア(lk,mk)を有するビームに対応する実数であり、
    ・前記第1のビームと前記二重偏波のビームとの間の少なくとも1つの各コフェージング係数(S130)は、d(k)のi番目の要素の位相をcki(k)に従って調整するために使用される、d(k)に対する複素数ckである
    ように、少なくとも1つの複素位相シフトによって特徴付けられる
    請求項4または5に記載の無線デバイス(16)。
  7. ネットワークノード(14)が無線デバイスによって提供されるチャネル状態情報(CSI)報告のサイズを決定するための方法であって、前記CSI報告は、N個のビームから選択された、最大の対応する電力値を有する参照ビームに対する(KDP-1)個の二重偏ビームのそれぞれの相対パラメータであるビーム識別子、ビーム回転、ビーム相対電力、および、コフェージング因子を、CSIとして含み、前記方法は、
    前記無線デバイスに第1のビーム数Nを有する構成情報を送信すること(S124)と、
    各電力値がN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が構成された閾値(PTH)を上回る二重偏波のビーム数KDPと、を示すシグナリングを前記無線デバイスから受信すること(S126)と、
    i)ビーム識別子、ビーム回転、ビーム相対電力を一度に、ii)コフェージング因子をサブバンドごとに、前記CSI報告を受信することと、
    前記無線デバイスによって提供された前記CSI報告のサイズを決定すること(S130)とであって、前記コフェージング因子を報告するための前記CSIのビット数はNsub(2KDP-1)・log2Mで与えられ、Nsubはサブバンド数であり、Mは前記コフェージング因子を表すために使用されるビット数である、前記決定すること(S130)と、
    を含む方法。
  8. 媒体アクセス制御(MAC)制御要素を含む第1の送信において前記シグナリングを受信することと、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信において前記CSI報告の追加の構成要素を受信することと、を更に含む、および/または、
    物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上の周期的報告において前記シグナリングを受信することと、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信において前記CSI報告の追加の構成要素を受信することと、を更に含む、および/または、
    前記無線デバイスからの前記シグナリングがどのサブフレームで受信されたかを指定するために上位レイヤパラメータで前記無線デバイス(16)を構成することを更に含む、および/または、
    物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の非周期的報告において前記シグナリングを受信することと、前記PUSCH上の異なる報告において前記CSI報告の追加の構成要素を受信することと、を更に含む、および/または、
    前記CSI報告の追加の構成要素を搬送する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の前記シグナリングを受信することを更に含む、および/または、
    前記CSI報告のサイズを決定する前に前記シグナリングを復号することを更に含む
    請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1のビーム数は、無線リソース制御(RRC)を介してシグナリングされる
    請求項7または8に記載の方法。
  10. 無線デバイスによって提供されるチャネル状態情報(CSI)報告のサイズを決定するように構成されたネットワークノード(14)であって、前記CSI報告は、N個のビームから選択された、最大の対応する電力値を有する参照ビームに対する(KDP-1)個の二重偏ビームのそれぞれの相対パラメータであるビーム識別子、ビーム回転、ビーム相対電力、および、コフェージング因子を、CSIとして含み、前記ネットワークノードは、
    所定の電力値を格納するように構成されたメモリ(24)と、
    各電力値がN個のビームのうちの1つに対応するN個の電力値と、対応する電力値が構成された閾値(PTH)を上回る二重偏波のビーム数KDPと、を示すシグナリングを前記無線デバイスから受信し、
    i)ビーム識別子、ビーム回転、ビーム相対電力を一度に、ii)コフェージング因子をサブバンドごとに、前記CSI報告を受信する、
    ように構成された送受信機(28)と、
    前記無線デバイスによって提供された前記CSI報告のサイズを決定するように構成された処理回路(22)であって、前記コフェージング因子を報告するための前記CSIのビット数はNsub(2KDP-1)・log2Mで与えられ、Nsubはサブバンド数であり、Mは前記コフェージング因子を表すために使用されるビット数である、前記処理回路(22)と、
    を有するネットワークノード(14)。
  11. 前記送受信機(28)は、媒体アクセス制御(MAC)制御要素を含む第1の送信において前記シグナリングを受信し、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信において前記CSI報告の追加の構成要素を受信する、ように更に構成される、および/または、
    前記送受信機(28)は、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上の周期的報告において前記シグナリングを受信し、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の第2の送信において前記CSI報告の追加の構成要素を受信する、ように更に構成される、および/または、
    前記処理回路(22)は、前記無線デバイスからの前記シグナリングがどのサブフレームで受信されたかを指定するために上位レイヤパラメータで前記無線デバイスを構成するように更に構成される、および/または、
    前記送受信機(28)は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の非周期的報告において前記シグナリングを受信し、前記PUSCH上の異なる報告において前記CSI報告の追加の構成要素を受信する、ように更に構成される、および/または、
    前記送受信機(28)は、前記CSI報告の追加の構成要素を搬送する物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の前記シグナリングを受信するように更に構成される、および/または、
    前記処理回路(22)は、前記CSI報告のサイズを決定する前に前記シグナリングを復号するように更に構成される
    請求項10に記載のネットワークノード(14)。
  12. 前記第1のビーム数は、無線リソース制御(RRC)を介してシグナリングされる
    請求項10または11に記載のネットワークノード(14)。
  13. プロセッサにより実行されたとき請求項1乃至3および7乃至9の何れか1項に記載の方法の全てのステップを実行するように前記プロセッサを構成するコード部分を含むコンピュータ可読媒体。
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