JP7002958B2 - 直列多重インバータ装置およびその制御方法 - Google Patents
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また、他の態様として、前記電圧指令値のマイナス側のピーク時に前記ゲート閾値を切り換えることを特徴とする。
また、他の態様として、前記ゲート閾値の切り換えのタイミングは、切り換え前後の前記ゲート閾値が共にプラスとなるパターンの場合、前記出力電圧指令値のマイナス側ピーク時とし、上記以外の前記ゲート閾値を切り換えるパターンの場合、前記電圧指令値のプラス側ピーク時としたことを特徴とする。
また、他の態様として、前記ゲート閾値の切り換えのタイミングは、切り換え前の前記ゲート閾値がマイナス、かつ、最も0に近いマイナスのゲート閾値以外であれば、前記電圧指令値のプラス側ピーク時とし、切り換え前の前記ゲート閾値がプラスの値であれば、前記電圧指令値のマイナス側ピーク時とし、切り換え前の前記ゲート閾値が、最も0に近いマイナスのゲート閾値であれば、前記電圧指令値のプラス側ピーク時とする場合とマイナス側ピークとする場合が混在することを特徴とする。
また、他の態様として、前記ゲート閾値の切り換えのタイミングは、切り換え前の前記ゲート閾値がプラスで、かつ、最も0に近いプラスのゲート閾値以外であれば、前記電圧指令値のマイナス側ピーク時とし、切り換え前の前記ゲート閾値がマイナスの値であれば、電圧指令値のプラス側ピーク時とし、切り換え前のゲート閾値が、最も0に近いプラスのゲート閾値であれば、前記電圧指令値のプラス側ピーク時とする場合とマイナス側ピーク時とする場合が混在していることを特徴とする。
また、その一態様として、前記各ユニットの前記ゲート閾値にキャリア三角波を重畳させることを特徴とする。
本実施形態1は、図13に示す直列多重インバータ装置を例として、各ユニット,各スイッチング素子で発生する損失を均一にする方法を説明する。まず、図13に示す直列多重インバータ装置の構成について説明する。
図5に、本実施形態2によって得られる各スイッチング素子の状態、各ユニットの出力電圧Vo1、Vo2を示す。図2との違いは、ゲート閾値が変化するときの入力信号pに一部差があるのみである。
図7に本実施形態3の1相あたりの主回路構成図を示す。本実施形態3は単相インバータの第1~第4ユニット11~14を4多重接続に拡張したものである。
以上示したように、本実施形態3によれば、各ユニット,各スイッチング素子で発生する損失を均一にすることができる。
図11に本実施形態4の制御ブロックを示す。実施形態1と同様の箇所は同一の符号を付してその説明を省略する。
図12に本実施形態4で得られるキャリア三角波c1aの波形を示す。キャリア三角波に重畳するオフセットを周期的に切り替えることで、実施形態1同様に各ユニット・各スイッチング素子の熱責務を均等にすることができる。
Vth1a~Vth4b…ゲート閾値
Vo1,Vo2…出力電圧
Vo…合計出力電圧
Io…出力電流
Claims (11)
- 複数の単相インバータのユニットを直列接続して構成され、出力周波数1kHz以上の単相電圧を出力する直列多重インバータ装置であって、
前記各ユニットごとに、電圧指令値と、少なくとも前記電圧指令値の半周期の間一定の値をとる2種類のゲート閾値とを比較して、スイッチング素子のゲート信号を生成するパルス幅変調回路を備え、
前記ゲート閾値はすべて異なる値をとり、
前記ゲート閾値を周期的に切り換え、
前記ゲート閾値の切替周期は前記電圧指令値の周期の整数倍とし、
前記電圧指令値のプラス側のピーク時に前記ゲート閾値を切り換えることを特徴とする直列多重インバータ装置。 - 複数の単相インバータのユニットを直列接続して構成され、出力周波数1kHz以上の単相電圧を出力する直列多重インバータ装置であって、
前記各ユニットごとに、電圧指令値と、少なくとも前記電圧指令値の半周期の間一定の値をとる2種類のゲート閾値とを比較して、スイッチング素子のゲート信号を生成するパルス幅変調回路を備え、
前記ゲート閾値はすべて異なる値をとり、
前記ゲート閾値を周期的に切り換え、
前記ゲート閾値の切替周期は前記電圧指令値の周期の整数倍とし、
前記電圧指令値のマイナス側のピーク時に前記ゲート閾値を切り換えることを特徴とする直列多重インバータ装置 - 複数の単相インバータのユニットを直列接続して構成され、出力周波数1kHz以上の単相電圧を出力する直列多重インバータ装置であって、
前記各ユニットごとに、電圧指令値と、少なくとも前記電圧指令値の半周期の間一定の値をとる2種類のゲート閾値とを比較して、スイッチング素子のゲート信号を生成するパルス幅変調回路を備え、
前記ゲート閾値はすべて異なる値をとり、
前記ゲート閾値を周期的に切り換え、
前記ゲート閾値の切替周期は前記電圧指令値の周期の整数倍とし、
前記ゲート閾値の切り換えのタイミングは、
変化前後の前記ゲート閾値が共にプラスとなるパターンの場合、前記出力電圧指令値のマイナス側ピーク時とし、
上記以外の前記ゲート閾値を切り換えるパターンの場合、前記電圧指令値のプラス側ピーク時としたことを特徴とする直列多重インバータ装置。 - 複数の単相インバータのユニットを直列接続して構成され、出力周波数1kHz以上の単相電圧を出力する直列多重インバータ装置であって、
前記各ユニットごとに、電圧指令値と、少なくとも前記電圧指令値の半周期の間一定の値をとる2種類のゲート閾値とを比較して、スイッチング素子のゲート信号を生成するパルス幅変調回路を備え、
前記ゲート閾値はすべて異なる値をとり、
前記ゲート閾値を周期的に切り換え、
前記ゲート閾値の切替周期は前記電圧指令値の周期の整数倍とし、
前記ゲート閾値の切り換えのタイミングは、
切り換え前の前記ゲート閾値がマイナス、かつ、最も0に近いマイナスのゲート閾値以外であれば、前記電圧指令値のプラス側ピーク時とし、
切り換え前の前記ゲート閾値がプラスの値であれば、前記電圧指令値のマイナス側ピーク時とし、
切り換え前の前記ゲート閾値が、最も0に近いマイナスのゲート閾値であれば、前記電圧指令値のプラス側ピーク時とする場合とマイナス側ピークとする場合が混在することを特徴とする直列多重インバータ装置。 - 前記単相インバータとして、第1ユニットと第2ユニットと第3ユニットと第4ユニットとを備え、
前記第1ユニットの前記ゲート閾値のVth1aとVth1bは、互いに符号が反対の値であり、
前記第2ユニットの前記ゲート閾値のVth2aとVth2bは、互いに符号が反対の値であり、
前記第3ユニットの前記ゲート閾値のVth3aとVth3bは、互いに符号が反対の値であり、
前記第4ユニットの前記ゲート閾値のVth4aとVth4bは、互いに符号が反対の値であり、
前記ゲート閾値Vth1a,Vth1b,Vth2a,Vth2b、Vth3a,Vth3b,Vth4a,Vth4bは、以下の表4に示す大小関係となることを特徴とする請求項7記載の直列多重インバータ装置。
- 複数の単相インバータのユニットを直列接続して構成され、出力周波数1kHz以上の単相電圧を出力する直列多重インバータ装置であって、
前記各ユニットごとに、電圧指令値と、少なくとも前記電圧指令値の半周期の間一定の値をとる2種類のゲート閾値とを比較して、スイッチング素子のゲート信号を生成するパルス幅変調回路を備え、
前記ゲート閾値はすべて異なる値をとり、
前記ゲート閾値を周期的に切り換え、
前記ゲート閾値の切替周期は前記電圧指令値の周期の整数倍とし、
前記ゲート閾値の切り換えのタイミングは、
切り換え前の前記ゲート閾値がプラスで、かつ、最も0に近いプラスのゲート閾値以外であれば、前記電圧指令値のマイナス側ピーク時とし、
切り換え前の前記ゲート閾値がマイナスの値であれば、電圧指令値のプラス側ピーク時とし、
切り換え前のゲート閾値が、最も0に近いプラスのゲート閾値であれば、前記電圧指令値のプラス側ピーク時とする場合とマイナス側ピーク時とする場合が混在していることを特徴とする直列多重インバータ装置。 - 前記単相インバータとして、第1ユニットと第2ユニットと第3ユニットと第4ユニットとを備え、
前記第1ユニットの前記ゲート閾値のVth1aとVth1bは、互いに符号が反対の値であり、
前記第2ユニットの前記ゲート閾値のVth2aとVth2bは、互いに符号が反対の値であり、
前記第3ユニットの前記ゲート閾値のVth3aとVth3bは、互いに符号が反対の値であり、
前記第4ユニットの前記ゲート閾値のVth4aとVth4bは、互いに符号が反対の値であり、
前記ゲート閾値Vth1a,Vth1b,Vth2a、Vth2b,Vth3a,Vth3b,Vth4a,Vth4bは、以下の表5に示す大小関係となることを特徴とする請求項9記載の直列多重インバータ装置。
- 前記各ユニットの前記ゲート閾値にキャリア三角波を重畳させることを特徴とする請求項1~10のうち何れかに記載の直列多重インバータ装置。
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KR101847444B1 (ko) | 2018-02-14 | 2018-04-10 | (주)서현알씨 | 절삭과 불박가공 공정이 일체적으로 수행되는 가죽열쇠고리의 제조방법 및 제조장치 |
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JP2002058257A (ja) | 2000-08-08 | 2002-02-22 | Fuji Electric Co Ltd | 多重電力変換器の制御装置 |
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JP2002058257A (ja) | 2000-08-08 | 2002-02-22 | Fuji Electric Co Ltd | 多重電力変換器の制御装置 |
JP2014100026A (ja) | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Toshiba Corp | 無効電力補償装置 |
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