JP7001509B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
ネットワークを使用したサービスが活発に行われている。近年、EC(Electronic Commerce)サイトやポータルサイトでは、所定の対象(例えば、商品や記事等)に対してユーザがコメントの投稿を行うことが可能である。
特開2013-205875号公報
多くのコメントを集めるコンテンツ(例えば、注目を集めている事件の記事)が存在する。このようなコンテンツの場合、情報処理装置(例えば記事を配信するサーバ)は、多くのコメント中の一部のコメントのみをユーザに提示する。この場合、ユーザが、提示された一部のコメントを見ただけで、他の多くのコメントの内容を推測してしまい、他の多くのコメントの内容を誤って理解する恐れがある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザが多くのコメントの内容を誤って理解する恐れの小さい情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、所定のコンテンツに対する複数のコメントを取得する取得部と、複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング部と、クラスタリングの結果に基づいて、所定のコンテンツを閲覧するユーザの端末装置に表示される表示情報であってコメントに関する表示情報を生成する生成部と、を備える。
実施形態の一態様によれば、ユーザがコメントの内容を誤って理解する恐れの小さい情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供できる。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの動作を示す図である。 図2は、実施形態に係る端末装置にコンテンツが表示された様子を示す図である。 図3は、情報処理サーバがコメントを解析する様子を示す図である。 図4は、コメント解析情報の一例を示す図である。 図5は、コメントに示される主体と当該コメントの極性とに基づくクラスタリングの結果の一例を示す図である。 図6は、コメントに示される主体と当該コメントの極性とに基づくクラスタリングの結果の他の例を示す図である。 図7は、コメントの極性に基づくクラスタリングの結果の一例を示す図である。 図8は、コメントの極性に基づくクラスタリングの結果の一例を示す図である。 図9は、表示情報を含むコンテンツが端末装置に表示された様子を示す図である。 図10は、表示情報を含むコンテンツが端末装置に表示された様子を示す図である。 図11は、実施形態に係る情報処理サーバの構成例を示す図である。 図12は、コメントデータベースに格納される情報の一例を示す図である。 図13は、コメント解析情報データベースに格納される情報の一例を示す図である。 図14は、クラスタリング結果データベースに格納される情報の一例を示す図である。 図15は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図16は、情報送信処理の一例を示すフローチャートである。 図17は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理装置の動作〕
最初に、情報処理装置の一例である情報処理サーバ10を備える情報処理システム1を例に、情報処理装置の動作を説明する。
〔1-1.情報処理システムについて〕
図1は、実施形態に係る情報処理システム1の動作を示す図である。情報処理システム1は、情報処理サーバ10と、端末装置100~100と、を備える。端末装置100はユーザU1が操作する端末装置であり、端末装置100はユーザU2が操作する端末装置である。なお、図1の例では、端末装置が2つしか示されていないが、端末装置は2つより少なくてもよいし、2つより多くてもよい。以下の説明では、端末装置100~100等を総称して端末装置100と記載することがある。
情報処理サーバ10は、クライアント端末に対して各種サービスを提供するサーバ用ホストコンピュータである。情報処理サーバ10は、端末装置100にコンテンツを配信する。例えば、情報処理サーバ10は、ポータルサイト、ゲーム情報配信サイト、ニュースサイト、オークションサイト、天気予報サイト、ショッピングサイト、ファイナンス(株価)サイト、路線検索サイト、地図提供サイト、旅行サイト、飲食店紹介サイト、掲示板サイト、ウェブブログなどに関連する情報がタイル状に配置されたコンテンツを端末装置100に配信する。
端末装置100は、スマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、3G(3rd Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。なお、端末装置100は、スマートデバイスのみならず、デスクトップPC(Personal Computer)やノートPC等の情報処理装置であってもよい。
〔1-2.情報処理システムの動作〕
以下、情報処理システム1の動作について説明する。
まず、情報処理サーバ10は、端末装置100(図1の例では端末装置100)からコンテンツの配信要求を受け付ける。コンテンツの配信要求を受け付けたら、情報処理サーバ10は、コンテンツの配信要求を行った端末装置100に対して、コンテンツを配信する。
図2は、実施形態に係る端末装置100にコンテンツが表示された様子を示す図である。図2の状態D11の例では、端末装置100が備える表示面(以下、画面ともいう。)に、複数のコンテンツが配置されたコンテンツC11(第1のコンテンツ)が表示されている。コンテンツC11は、画像(例えば、静止画、動画)、テキスト情報(例えば、ニュース記事)等、複数のコンテンツがタイル状に配置された配置面の情報である。例えば、コンテンツC11は、端末装置100にインストールされたアプリケーション(以下、アプリという。)に表示する画面の情報である。なお、コンテンツC11は、端末装置100が備える記憶装置に予めインストールされたデータ(例えば、地図データ等のコンテンツデータ)に基づき生成されてもよい。また、コンテンツC11は、ページの情報(例えば、ウェブページの情報)であってもよい。
本実施形態では、コンテンツC11はECサイトやポータルサイトのページであり、ページが発信対象とする情報を含むコンテンツC21(所定のコンテンツ)を含んでいる。コンテンツC21は、例えば、商品情報や記事である。図2の状態D21の例では、コンテンツC21は、ニュース記事となっている。また、コンテンツC21にはコメントを投稿可能であり、複数のコメントが投稿されている。コンテンツC11には複数のコメントの中から選択された所定数のコメントが表示されている。図2の状態D21の例では、コンテンツC11には、コンテンツC21に対する3つのコメントT11~T13が表示されている。コンテンツC11には、コンテンツC21に対する全てのコメントを表示するためのボタンB22が含まれている。ユーザがボタンB22を押すと、端末装置100は、情報処理サーバ10に対して、コンテンツC21に対する全てのコメントの配信を要求する。情報処理サーバ10は配信要求を受け取ると、コンテンツC21に対する全てのコメントが含まれるコンテンツを配信する。
また、コンテンツC11には、コンテンツC21(所定のコンテンツ)に対するコメントを投稿するためのボタンB21が表示されている。ユーザがボタンB21を押すと、端末装置100は、情報処理サーバ10に対して、コンテンツC21に対するコメントを投稿のためのコンテンツの配信を要求する。以下の説明では、所定のコンテンツ(例えば、記事)に対するコメントを投稿するためのコンテンツ(例えば、アプリの画面やページ)のことをコメント投稿コンテンツという。情報処理サーバ10は、配信要求を受け取ると、コンテンツC21に対するコメント投稿コンテンツであるコンテンツC12を配信する。端末装置100は、コンテンツC12の配信を受けると、図2の状態D22に示すように、コンテンツC12を画面に表示する。
コンテンツC12にはコメントを入力するためのテキストボックスTB1が含まれている。また、コンテンツC12にはテキストボックスTB1に入力されたコメントを所定のサイトに投稿するためのボタンB1が含まれている。ユーザがボタンB1を押すと、端末装置100はテキストボックスTB1に入力されたコメントを情報処理サーバ10に送信する(図1のステップS1)。このとき、端末装置100はコメント対象のコンテンツ(図1の例ではコンテンツC21)の識別情報とともにコメントを情報処理サーバ10に送信してもよい。情報処理サーバ10はコメントを受信すると、受信したコメントをコメントデータベースに登録する。このとき、情報処理サーバ10は受信したコメントをコメント対象のコンテンツに関連付けて登録してもよい。図1の例では、コメントデータベースには、コンテンツC21に対するコメントT11~T15、及び、コンテンツC22に対するコメントT21~T25が登録されている。
また、情報処理サーバ10は、端末装置100(図1の例では端末装置100)からコンテンツ(図1の例では、コンテンツC21が含まれるコンテンツ)の配信要求を受け付ける(ステップS2)。情報処理サーバ10は、コンテンツの配信要求を受け付けたら、コメントデータベースからコンテンツC21に対する複数のコメントを取得する。
そして、情報処理サーバ10は、複数のコメントをそれぞれ解析する。例えば、情報処理サーバ10は、複数のコメントそれぞれについて、コメント対象となっている主体を判別する。また、情報処理サーバ10は、複数のコメントそれぞれについて、コメントが肯定的か否定的か(例えば、コメント対象の主体に対してコメントが肯定的か否定的か)を判別する。図3は、情報処理サーバ10がコメントを解析する様子を示す図である。図3には、情報処理サーバ10がコメントT11とコメントT16を解析する様子が示されている。
コメントT11は「XX協会はとてもひどい」という内容のコメントである。情報処理サーバ10はコメントT11においてコメント対象となっている主体を特定する。例えば、情報処理サーバ10はコメントT11の構文解析(例えば、形態素解析)を行う。そして、情報処理サーバ10は、主語部分である「XX協会」を、コメントT11におけるコメント対象の主体(主体A)と判別する。さらに、情報処理サーバ10はコメントT11が肯定的な内容か否定的な内容かを判別する。例えば、情報処理サーバ10は肯定的内容のワードが登録されたポジティブ辞書と否定的内容のワードが登録されたネガティブ辞書を予め保持する。そして、情報処理サーバ10はコメントT11の構文解析を行うことによりコメントT11の述語部分を判別する。図3の例では「ひどい」がコメントT11の述語部分である。そして、情報処理サーバ10はコメントT11の述語部分をポジティブ辞書及びネガティブ辞書に照合することにより、コメントT11の述語部分が肯定的内容か否定的内容か判別する。情報処理サーバ10は、コメントT11の述語部分が肯定的内容の場合はコメントT11が肯定的であると判別し、コメントT11の述語部分が否定的内容の場合はコメントT11が否定的であると判別する。図3の例ではコメントT11の述語部分である「ひどい」は否定的内容であるので、コメントT11が否定的であると判別する。図3に示す“N”はコメントT11が否定的であることを示す。
コメントT16は「YY監督はすごい」という内容のコメントである。情報処理サーバ10はコメントT16においてコメント対象となっている主体を特定する。例えば、情報処理サーバ10はコメントT16の構文解析(例えば、形態素解析)を行う。そして、情報処理サーバ10は、主語部分である「YY監督」を、コメントT16におけるコメント対象の主体(主体B)と判別する。さらに、情報処理サーバ10はコメントT16が肯定的な内容か否定的な内容かを判別する。例えば、情報処理サーバ10は肯定的内容のワードが登録されたポジティブ辞書と否定的内容のワードが登録されたネガティブ辞書を予め保持する。そして、情報処理サーバ10はコメントT16の構文解析を行うことによりコメントT16の述語部分を判別する。図3の例では「すごい」がコメントT16の述語部分である。そして、情報処理サーバ10はコメントT16の述語部分をポジティブ辞書及びネガティブ辞書に照合することにより、コメントT16の述語部分が肯定的内容か否定的内容か判別する。情報処理サーバ10は、コメントT16の述語部分が肯定的内容の場合はコメントT16が肯定的であると判別し、コメントT16の述語部分が否定的内容の場合はコメントT16が否定的であると判別する。図3の例ではコメントT16の述語部分である「すごい」は肯定的内容であるので、コメントT16が肯定的であると判別する。図3に示す“P”はコメントT16が肯定的であることを示す。
情報処理サーバ10は、複数のコメントをそれぞれ解析し、解析結果に基づいてコメント解析情報を生成する。図4は、コメント解析情報の一例を示す図である。図4に示すコメント解析情報は「コメント」、「順位」、「主体」、「極性」等の項目を有している。「コメント」は、所定のコンテンツ(例えば、コンテンツC21)に対する各ユーザのコメントを示す。なお、図4に示す例では、「コメント」には「T11」~「T17」といった概念的な情報が格納されているが、テキストデータ等、コメントのデータそのものが格納されていてもよい。「順位」は「コメント」で示されるコメントの順位を示す。「順位」はコメントの閲覧数、コメントに対する返答数や評価等に基づき情報処理サーバ10が判別したものであってもよい。コメントに対する評価は、肯定的評価(“Good”、“いいね”等)であってもよいし、否定的評価(“Bad”等)であってもよい。勿論、コメントに対する評価は、肯定的評価と否定的評価の双方であってもよい。また、「主体」は、「コメント」で示されるコメントにおいてコメント対象となっている主体を示す。「極性」は、「コメント」で示されるコメントが肯定的か否定的か(例えば、コメント対象の主体に対してコメントが肯定的か否定的か)を示す。
なお、以下の説明では、コメント中のコメント対象となっている主体のことを単に「主体」と呼ぶことがある。また、コメントが肯定的か否定的か(例えば、コメント対象の主体に対してコメントが肯定的か否定的か)を示す情報のことを「極性」と呼ぶことがある。
情報処理サーバ10は、コメント解析情報に基づいて複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングする(ステップS3)。例えば、情報処理サーバ10は、コメントに示される「主体」と当該コメントの「極性」とに基づいて、複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングする。図5は、コメントに示される主体と当該コメントの極性とに基づくクラスタリングの結果の一例を示す図である。図5に示すクラスタリング結果は「コメント」、「主体」、「極性」、「クラスタ」等の項目を有している。「コメント」、「主体」、「極性」は図4のコメント解析情報に示す「コメント」、「主体」、「極性」と同じである。「クラスタ」は「コメント」に示されるコメントが分類されたクラスタを示す。「クラスタ」は、グループ、分類等と言い換えることができる。図5の例では、情報処理サーバ10は、主体が「A」、極性が「N」となっているコメントをクラスタG11に分類している。また、情報処理サーバ10は、主体が「B」、極性が「N」となっているコメントをクラスタG12に分類している。また、情報処理サーバ10は、主体が「A」、極性が「P」となっているコメントをクラスタG13に分類している。また、情報処理サーバ10は、主体が「A」、極性が「P」となっているコメントをクラスタG14に分類している。
なお、情報処理サーバ10は、知識データベースを予め保持し、知識データベースに主体を照合するにより、所定のコンテンツに対する複数のコメントに出現する複数の主体が対立関係にあるか否かを判別してもよい。そして、情報処理サーバ10は、主体及び極性の情報に加えて、複数の主体が対立関係にあるか否かの判別結果を使って、複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングしてもよい。
例えば、図4に示す主体Aと主体Bが対立関係にあるとする。このとき、主体Aに対して否定的なコメントを投稿したユーザは、主体Bに対して肯定的なコメントを投稿したユーザと思考の傾向が同じであると考えられる。一方、主体Aに対して肯定的なコメントを投稿したユーザは、主体Bに対して否定的なコメントを投稿したユーザと思考の傾向が同じであると考えられる。そこで、情報処理サーバ10は、対立関係にある主体の一方に対する否定的なコメントと、対立関係にある主体の他方に対する肯定的なコメントと、を同じクラスタに分類する。また、情報処理サーバ10は、対立関係にある主体の一方に対する肯定的なコメントと、対立関係にある主体の他方に対する否定的なコメントと、を同じクラスタに分類する。図6は、コメントに示される主体と当該コメントの極性とに基づくクラスタリングの結果の他の例を示す図である。図6に示すクラスタリング結果2の場合、情報処理サーバ10は、主体が「A」、極性が「N」となっているコメントと、主体が「B」、極性が「P」となっているコメントをクラスタG21に分類している。また、情報処理サーバ10は、主体が「A」、極性が「P」となっているコメントと、主体が「B」、極性が「N」となっているコメントをクラスタG22に分類する。
勿論、情報処理サーバ10は、単純にコメントの「極性」に基づいて複数のコメントを複数のクラスタに分類してもよい。図7は、コメントの極性に基づくクラスタリングの結果の一例を示す図である。図7に示すクラスタリング結果3の場合、情報処理サーバ10は、複数のコメントを、肯定的な内容のコメントが分類されるクラスタG31(第1のクラスタ)と否定的な内容のコメントが分類されるクラスタG32(第2のクラスタ)とにクラスタリングしている。
また、情報処理サーバ10は、コメントに示される「主体」に基づいて複数のコメントを複数のクラスタに分類してもよい。図8は、コメントの極性に基づくクラスタリングの結果の一例を示す図である。図8に示すクラスタリング結果4の場合、情報処理サーバ10は、複数のコメントを、コメント対象の主体が主体Aであるコメントが分類されるクラスタG41とコメント対象の主体が主体Bであるコメントが分類されるクラスタG42とにクラスタリングしている。
そして、情報処理サーバ10は、クラスタリングの結果に基づいて、コンテンツC21(所定のコンテンツ)を閲覧するユーザの端末装置100に送信する表示情報を生成する(ステップS4)。表示情報は所定のコンテンツに対するコメントに関する情報である。例えば、情報処理サーバ10は、複数のクラスタの中の少なくとも2つのクラスタからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を表示情報として生成する。
例えば、情報処理サーバ10がクラスタリング結果として、図5に示すクラスタリング結果を取得したとする。そして、情報処理サーバ10が、表示情報に含ませるコメントとして3つのコメントを選択するものとする。この場合、情報処理サーバ10は、クラスタG11、クラスタG12、及びクラスタG13からそれぞれコメントを選択する。このとき、情報処理サーバ10は、各クラスタから、各クラスタの中で最も順位の高いコメントを1つずつ選択してもよい。図1の例では、情報処理サーバ10は、コメントT11、コメントT14、及びコメントT15を表示情報に含ませるコメントとして選択している。そして、情報処理サーバ10は、コメントT11、コメントT14、及びコメントT15に基づいて表示情報(図1に示す表示情報H1)を生成する。
また、情報処理サーバ10がクラスタリング結果として、図6に示すクラスタリング結果2を取得したとする。そして、情報処理サーバ10が、表示情報に含ませるコメントとして3つのコメントを選択するものとする。この場合、情報処理サーバ10は、クラスタG21、クラスタG22、及びクラスタG23からそれぞれコメントを選択する。そして、情報処理サーバ10は、選択したコメントを含む情報を表示情報として生成する。
また、情報処理サーバ10がクラスタリング結果として、図7に示すクラスタリング結果3を取得したとする。このとき、情報処理サーバ10は、クラスタG31(第1のクラスタ)とクラスタG32(第2のクラスタ)とからそれぞれコメントを選択する。そして、情報処理サーバ10は、選択したコメントを含む情報を表示情報として生成する。
また、情報処理サーバ10がクラスタリング結果として、図8に示すクラスタリング結果4を取得したとする。このとき、情報処理サーバ10は、クラスタG41とクラスタG42とからそれぞれコメントを選択する。そして、情報処理サーバ10は、選択したコメントを含む情報を表示情報として生成する。
表示情報の生成が完了したら、情報処理サーバ10は表示情報を含むコンテンツを端末装置100に送信する(ステップS5)。図9は、表示情報H1を含むコンテンツC14が端末装置100に表示された様子を示す図である。例えば、端末装置100の画面に、図9の状態D21に示すように、記事の見出しがリストされたコンテンツC13が表示されているとする。コンテンツC13にリストされた見出しは、それぞれ、記事へのリンクが設定されている。ユーザが見出しM1をタップすると、端末装置100は見出しM1に対応するコンテンツの配信を情報処理サーバ10に送信する。情報処理サーバ10は、配信要求を受信すると、図9の状態D22に示すように、表示情報H1を含むコンテンツC14を端末装置100に送信する。
なお、図9の例では、情報処理サーバ10は、各クラスタから選択された複数のコメントを含む情報を表示情報とした。しかし、コメントに関する情報なのであれば、表示情報は、選択された複数のコメントを含む情報に限られない。例えば、情報処理サーバ10は、各クラスタに分類されたコメントに関する情報を表示情報として生成してもよい。このとき、表示情報は、複数のクラスタに含まれる2以上のクラスタを比較するための情報であってもよい。例えば、表示情報は、2以上のクラスタのコメントに関する分析結果であってもよい。
図10は、表示情報H2を含むコンテンツC16が端末装置100に表示された様子を示す図である。例えば、端末装置100の画面に、図10の状態D31に示すように、コンテンツC21(所定のコンテンツ)を含むコンテンツC15が表示されているとする。コンテンツC15には、コンテンツC21に対する複数のコメントの分析結果(以下、表示情報H2という。)を表示するためのボタンB3が配置されている。ユーザがボタンB3をタップすると、端末装置100は、表示情報H2を含むコンテンツの配信要求を情報処理サーバ10に送信する。情報処理サーバ10は、配信要求を受信すると、図10の状態D32に示すように、表示情報H2を含むコンテンツC16を端末装置100に送信する。
表示情報H2は、2以上のクラスタそれぞれに分類されたコメントの数を示す情報である。図10の例では、表示情報H2は、クラスタG11に分類されたコメントの数と、クラスタG12に分類されたコメントの数と、クラスタG13に分類されたコメントの数と、クラスタG14に分類されたコメントの数と、を比較可能にする情報である。図10の例では、表示情報H2は、円グラフとなっており、各クラスタに分類されたコメントの比率が表示されている。情報処理サーバ10は、円グラフに表示された各クラスタの情報(例えば、「主体Aに対して否定的コメントのクラスタ」等の情報)を表示情報H2に含ませてもよい。表示情報H2を見ることにより、ユーザはコメント全体の傾向を掴むことができる。
なお、表示情報はコメントの数を示す情報に限定されない。例えば、情報処理サーバ10は、2以上のクラスタそれぞれに分類されたコメントへの評価に関する情報を表示情報として生成してもよい。例えば、情報処理サーバ10は、各クラスタに分類されたコメントに付された肯定的評価の数(例えば、“いいね”や“Good”の数)のクラスタごとの合計を表示情報としてもよい。勿論、表示情報に示す評価は、肯定的評価の数に限られず、例えば、否定的評価の数(“Bad”の数)であってもよい。また、表示情報に示す評価は、肯定的評価の数と否定的評価の数に基づき算出された値であってもよい。例えば、表示情報は評価全数に占める肯定的評価の比率を示す値(例えば、肯定的評価/(肯定的評価+否定的評価))であってもよい。
本実施形態によれば、情報処理サーバ10は、複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングしている。そして、クラスタリングの結果に基づいて表示情報を生成しているので、ユーザが多くのコメントの内容を誤って理解する恐れが小さい。
例えば、複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングせず、単にコメントの順位に基づいてユーザに表示するコメントを選択した場合、選択されたコメントが特定の内容のコメントに偏る恐れがある。図4を使って説明する。例えば、コンテンツC21に対する複数のコメントT11~T17から順位が高い順に3つ選択すると、コメントT11、T12、T13の3つが選択される。これらのコメントは、3つとも主体Aに対して否定的な内容のコメントである。この3つのコメントを見たユーザは、主体Aに対して否定的な内容のコメントばかりであると誤解する。しかし、本実施形態のように、複数のクラスタからコメントを選択すると、このような誤解が発生する恐れは小さい。
また、情報処理サーバ10は、複数のクラスタに含まれる2以上のクラスタを比較するための情報であって各クラスタに分類されたコメントに関する情報を表示情報として生成している。これにより、ユーザはコメント全体の傾向を掴むことができるので、多くのコメントの内容を誤って理解する恐れは小さくなる。
〔2.情報処理システムの構成例〕
以上、本実施形態の情報処理システム1の動作を述べたが、以下、本実施形態の情報処理装置の一例である情報処理サーバ10を備える情報処理システム1の構成を説明する。上述したように、情報処理システム1は、端末装置100と、情報処理サーバ10と、を備える。
〔2-1.情報処理サーバの構成例〕
情報処理サーバ10は、端末装置100等のクライアントコンピュータからの要求を処理するサーバ用ホストコンピュータ(以下、単に「サーバ」という。)である。情報処理サーバ10は、PCサーバであってもよいし、ミッドレンジサーバであってもよいし、メインフレームサーバであってもよい。また、情報処理サーバ10は、1つのサーバにより構成されていてもよいし、協働して処理を実行する複数のサーバにより構成されていてもよい。情報処理サーバ10が複数のサーバで構成される場合、これらサーバの設置場所は離れていてもよい。設置場所が離れていたとしても、協働して処理を実行するのであれば、これらサーバは1つの情報処理装置(情報処理サーバ)とみなすことができる。
上述したように、情報処理サーバ10は、端末装置100とネットワークを介して接続されている。ネットワークは、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、電話網(携帯電話網、固定電話網等)、地域IP(Internet Protocol)網、インターネット等の通信ネットワークである。ネットワークには、有線ネットワークが含まれていてもよいし、無線ネットワークが含まれていてもよい。
図11は、実施形態に係る情報処理サーバ10の構成例を示す図である。情報処理サーバ10は、通信部11と、記憶部12と、制御部13と、を備える。なお、図11に示した構成は機能的な構成であり、ハードウェア構成はこれとは異なっていてもよい。
通信部11は、外部の装置と通信する通信インタフェースである。通信部11は、ネットワークインタフェースであってもよいし、機器接続インタフェースであってもよい。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)等のLANインタフェースであってもよいし、USB(Universal Serial Bus)ホストコントローラ、USBポート等により構成されるUSBインタフェースであってもよい。また、通信部11は、有線インタフェースであってもよいし、無線インタフェースであってもよい。通信部11は、情報処理サーバ10の通信手段として機能する。通信部11は、制御部13の制御に従って端末装置100と通信する。
記憶部12は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスク等のデータ読み書き可能な記憶装置である。記憶部12は、情報処理サーバ10の記憶手段として機能する。記憶部12は、コメントデータベース121、コメント解析情報データベース122、及びクラスタリング結果データベース123を記憶する。
コメントデータベース121には、各コンテンツに対して投稿されたコメントの情報が登録される。図12は、コメントデータベース121に格納される情報の一例を示す図である。コメントデータベース121には、「コンテンツ」、及び「コメント」といった項目を有する情報が登録される。
「コンテンツ」は、端末装置100に配信されるコンテンツを示す。例えば、「コンテンツ」はコンテンツパートナー等から入稿されたコンテンツ(例えば、ニュース記事)を示す。なお、図12に示す例では、「コンテンツ」には「C21」、「C22」といった概念的な情報が格納されているが、音声データ、画像データ、テキストデータ、ゲームデータ、ゲーム形式の広告データ等、コンテンツのデータそのものが格納されていてもよい。なお、「コンテンツ」には、各コンテンツのデータが所在するURL、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納されていてもよい。
また、「コメント」は、「コンテンツ」で示されるコンテンツ(例えば、ニュース記事)に対する各ユーザのコメントを示す。なお、図12に示す例では、「コメント」には「T11」~「T15」、「T21」~「T25」といった概念的な情報が格納されているが、テキストデータ、画像データ、音声データ等、コメントのデータそのものが格納されていてもよい。なお、「コメント」には、各コメントのデータが所在するURL、または、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納されていてもよい。
図11に戻り、コメント解析情報データベース122には、各コメントの解析情報が登録される。図13は、コメント解析情報データベース122に格納される情報の一例を示す図である。コメント解析情報データベース122には、「コンテンツ」、「コメント」、「順位」、「主体」、及び「極性」といった項目を有する情報が登録される。「コンテンツ」及び「コメント」は、コメントデータベース121の「コンテンツ」及び「コメント」と同様である。
「順位」は、「コメント」で示されるコメントの「順位」を示す。また、「主体」は、「コメント」で示されるコメントにおいてコメント対象となっている主体を示す。また、「極性」は、「コメント」で示されるコメントが肯定的か否定的か(例えば、コメント対象の主体に対してコメントが肯定的か否定的か)を示す。
図11に戻り、クラスタリング結果データベース123には、コメントのクラスタリング結果が登録される。図14は、クラスタリング結果データベース123に格納される情報の一例を示す図である。クラスタリング結果データベース123には、「コンテンツ」、「コメント」、「主体」、「極性」、及び「クラスタ」といった項目を有する情報が登録される。「コンテンツ」及び「コメント」は、コメントデータベース121の「コンテンツ」及び「コメント」と同様である。また、「主体」及び「極性」は、コメント解析情報データベース122の「主体」及び「極性」と同様である。「クラスタ」は、「コメント」に示されるコメントが分類されたクラスタを示す。
図11に戻り、制御部13は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサによって、情報処理サーバ10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部13は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
制御部13は、図11に示すように、取得部131と、クラスタリング部132と、生成部133と、送信部134と、を備える。制御部13を構成するブロック(取得部131~送信部134)はそれぞれ制御部13の機能を示す機能ブロックである。これら機能ブロックはソフトウェアブロックであってもよいし、ハードウェアブロックであってもよい。例えば、上述の機能ブロックが、それぞれ、ソフトウェア(マイクロプログラムを含む。)で実現される1つのソフトウェアモジュールであってもよいし、半導体チップ(ダイ)上の1つの回路ブロックであってもよい。勿論、各機能ブロックがそれぞれ1つのプロセッサ或いは1つの集積回路であってもよい。機能ブロックの構成方法は任意である。なお、制御部13は上述の機能ブロックとは異なる機能単位で構成されていてもよい。
取得部131は、所定のコンテンツに対する複数のコメントを取得する。
クラスタリング部132は、複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングする。例えば、クラスタリング部132は、複数のコメントを、肯定的な内容のコメントが分類される第1のクラスタと否定的な内容のコメントが分類される第2のクラスタとにクラスタリングする。
また、クラスタリング部132は、コメント中のコメント対象となっている主体と該コメントが肯定的か否定的かを示す情報とに基づいて、複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングする。
また、所定のコンテンツは記事であってもよい。この場合、クラスタリング部132は、複数のコメントを、記事が伝えようとする内容に関するコメントが分類される第3のクラスタと、記事が伝えようとする内容とは関係のないコメントであって記事に含まれる事象或いは人に関するコメントが分類される第4のクラスタとにクラスタリングしてもよい。
また、所定のコンテンツは記事であってもよい。この場合、クラスタリング部132は複数のコメントを、記事が伝えようとする内容に関するコメントが分類される第3のクラスタと、記事が伝えようとする内容とは関係のないコメントであって記事の配信主体に関するコメントが分類される第5のクラスタとにクラスタリングしてもよい。
生成部133は、クラスタリングの結果に基づいて、所定のコンテンツを閲覧するユーザの端末装置に表示される表示情報であってコメントに関する表示情報を生成する。例えば、生成部133は、複数のクラスタの中の少なくとも2つのクラスタからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を表示情報として生成する。
このとき、生成部133は、第1のクラスタと第2のクラスタとからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を表示情報として生成してもよい。また、生成部133は、第3のクラスタと第4のクラスタとからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を表示情報として生成してもよい。また、生成部133は、第3のクラスタと第5のクラスタとからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を表示情報として生成してもよい。
また、生成部133は、複数のクラスタに含まれる2以上のクラスタを比較するための情報であって各クラスタに分類されたコメントに関する情報を表示情報として生成する。このとき、生成部133は、2以上のクラスタそれぞれの分類コメントの数を示す情報を表示情報として生成してもよい。また、生成部133は、2以上のクラスタそれぞれの分類コメントへの評価に関する情報を表示情報として生成してもよい。
送信部134は、表示情報を含む所定のコンテンツを端末装置100に送信する。
〔2-2.端末装置の構成例〕
次に、端末装置100の構成について説明する。端末装置100は、ユーザがコンテンツの閲覧に使用する情報表示装置である。端末装置100は、例えば、スマートフォン、タブレット、携帯電話等の通信端末である。通信機能を備えるのであれば、端末装置100は、パーソナルコンピュータ(ノートPC、デスクトップPC)、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理端末であってもよい。この場合、情報処理端末も通信端末の一種である。端末装置100は、ネットワークを介して情報処理サーバ10と接続する。
図15は、実施形態に係る端末装置100の構成例を示す図である。端末装置100は、通信部110と、入力部120と、記憶部130と、出力部140と、制御部150と、を備える。なお、図15に示した構成は機能的な構成であり、ハードウェア構成はこれとは異なっていてもよい。
通信部110は、外部の装置と通信する通信インタフェースである。通信部110は、ネットワークインタフェースであってもよいし、機器接続インタフェースであってもよい。例えば、通信部110は、NIC等のLANインタフェースであってもよいし、USBホストコントローラ、USBポート等により構成されるUSBインタフェースであってもよい。また、通信部110は、有線インタフェースであってもよいし、無線インタフェースであってもよい。通信部110は、端末装置100の通信手段として機能する。通信部110は、制御部150の制御に従って情報処理サーバ10と通信する。
入力部120は、外部から各種入力を受け付ける入力装置である。例えば、入力部120は、キーボードやマウスや操作キー等、ユーザが各種操作を行うための操作装置である。入力部120は、端末装置100の入力手段として機能する。なお、端末装置100にタッチパネルが採用される場合には、タッチパネルも入力部120に含まれる。この場合、ユーザは、指やスタイラスで画面をタッチすることにより各種操作を行う。
記憶部130は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスク等のデータ読み書き可能な記憶装置である。記憶部130は、端末装置100の記憶手段として機能する。記憶部130は、アプリケーションのデータが格納されている。アプリケーションのデータは、ウェブブラウザのデータであってもよい。
出力部140は、音、光、振動、画像等、外部に各種出力を行う装置である。出力部140は、端末装置100の出力手段として機能する。出力部140は、各種情報を表示する表示装置を備える。表示装置は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイである。なお、端末装置100にタッチパネルが採用される場合には、表示装置(以下、画面という。)は入力部120と一体であってもよい。出力部140は、制御部150の制御に従って、画面に画像を表示する。
制御部150は、コントローラであり、例えば、CPU、MPU等のプロセッサによって、端末装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部150は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されてもよい。
制御部150は、図15に示すように、表示部151と、表示制御部152と、を備える。制御部150を構成するブロック(表示部151と、表示制御部152)はそれぞれ制御部150の機能を示す機能ブロックである。これら機能ブロックはソフトウェアブロックであってもよいし、ハードウェアブロックであってもよい。例えば、上述の機能ブロックが、それぞれ、ソフトウェア(マイクロプログラムを含む。)で実現される1つのソフトウェアモジュールであってもよいし、半導体チップ(ダイ)上の1つの回路ブロックであってもよい。勿論、各機能ブロックがそれぞれ1つのプロセッサ或いは1つの集積回路であってもよい。機能ブロックの構成方法は任意である。なお、制御部150は上述の機能ブロックとは異なる機能単位で構成されていてもよい。
表示部151は、情報処理サーバ10から送信された所定のコンテンツ(例えば、図9に示すコンテンツC14や図10に示すコンテンツC16)を画面に表示する。
表示制御部152は、情報処理サーバ10から送信された制御情報に従って画面に表示された所定のコンテンツの表示態様を変更する。
〔3.情報処理サーバの処理フロー〕
次に、情報処理サーバ10が実行する処理の手順について説明する。図16は、情報送信処理の一例を示すフローチャートである。
まず、情報処理サーバ10は、ユーザが操作する端末装置100からコンテンツ(例えば、コンテンツC21を含む所定のコンテンツ)の配信要求を受信したか判別する(ステップS11)。配信要求を受信していない場合(ステップS11:No)、情報処理サーバ10は、配信要求を受信するまでステップS11を繰り返す。
配信要求を受信した場合(ステップS11:Yes)、情報処理サーバ10は、コメントデータベース121から配信要求に係るコンテンツ(例えば、コンテンツC21)に対する複数のコメントを取得する(ステップS12)。そして、情報処理サーバ10は、取得した複数のコメントを解析する(ステップS13)。情報処理サーバ10は、解析結果をコメント解析情報データベース122に保存する。
続いて、情報処理サーバ10は、コメント解析情報データベース122に保存した解析結果に基づいて、ステップS12で取得した複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングする(ステップS14)。情報処理サーバ10は、クラスタリング結果をクラスタリング結果データベース123に保存する。
続いて、情報処理サーバ10は、クラスタリング結果データベース123に保存したクラスタリング結果に基づいて、端末装置100に表示される表示情報を生成する(ステップS15)。表示情報は、コメントに関する情報であり、例えば、図9に示す表示情報H1や図10に示す表示情報H2である。
続いて、情報処理サーバ10は、ステップS17で取得した表示情報が含まれる所定のコンテンツ(例えば、図9に示すコンテンツC14や図10に示すコンテンツC16)を生成する(ステップS16)。そして、情報処理サーバ10は、端末装置100に生成したコンテンツを送信する(ステップS17)。
送信が完了したら、情報処理サーバ10は、ステップS11に戻り、端末装置100からコンテンツの配信要求を受信するまで待機する。
〔4.変形例〕
上述の実施形態は一例を示したものであり、種々の変更及び応用が可能である。
例えば、上述の実施形態では、情報処理サーバ10は、コメントに示される主体やコメントの極性に基づいて、複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングした。しかし、クラスタリングの方法は上記に限定されない。例えば、コメント対象のコンテンツ(所定のコンテンツ)が記事であるとすると、情報処理サーバ10は、記事が伝えようとする内容と関係のあるコメントと記事が伝えようとする内容と関係のないコメントにクラスタリングしてもよい。
例えば、記事が伝えようとする内容に関するコメントを投稿するユーザがいる一方で、記事に含まれる事象に関するコメントを投稿するユーザがいる。具体的に説明すると、記事が主体Cの不倫に関する記事であったとすると、「そういえば、主体Dも不倫をしているらしい」といった、記事が伝えようとする本来の内容とは関係のないコメントを投稿するユーザがいる。また、記事に含まれる人に関するコメントを投稿するユーザもいる。具体的に説明すると、記事が主体Cの不倫に関する記事であったとすると、「そういえば、主体Cは10年前に暴行事件を起こした」といった、記事が伝えようとする本来の内容とは関係のないコメントを投稿するユーザがいる。
そこで、情報処理サーバ10は、複数のコメントを、記事が伝えようとする内容に関するコメントが分類されるクラスタ(第3のクラスタ)と、記事が伝えようとする内容とは関係のないコメントであって記事に含まれる事象或いは人に関するコメントが分類されるクラスタ(第4のクラスタ)とにクラスタリングする。このとき、情報処理サーバ10は、複数のコメントそれぞれの構文解析や意味解析を行うことにより、複数のコメントを第3のクラスタと第4のクラスタとに分類してもよい。そして、情報処理サーバ10は、第3のクラスタと第4のクラスタとからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を表示情報として生成する。
また、記事が伝えようとする内容に関するコメントを投稿するユーザがいる一方で、記事に含まれる配信主体に関するコメントを投稿するユーザがいる。具体的に説明すると、記事が新聞社Eの配信記事であるとすると、「新聞社Eは偏向報道が多い」といった、記事が伝えようとする本来の内容とは関係のないコメントを投稿するユーザがいる。
そこで、情報処理サーバ10は、複数のコメントを、記事が伝えようとする内容に関するコメントが分類されるクラスタ(第3のクラスタ)と、記事が伝えようとする内容とは関係のないコメントであって記事の配信主体に関するコメントが分類されるクラスタ(第5のクラスタ)とにクラスタリングする。このとき、情報処理サーバ10は、複数のコメントそれぞれの構文解析や意味解析を行うことにより、複数のコメントを第3のクラスタと第5のクラスタとに分類してもよい。そして、情報処理サーバ10は、第3のクラスタと第5のクラスタとからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を表示情報として生成する。
本実施形態の情報処理サーバ10を制御する制御装置は、専用のコンピュータシステムによって実現してもよいし、通常のコンピュータシステムにより実現してもよい。例えば、上述の動作を実行するためのプログラムまたはデータ(例えば、モデルM)を、光ディスク、半導体メモリ、磁気テープ、フレキシブルディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、該プログラムまたはデータをコンピュータにインストールし、上述の処理を実行することによって制御装置を構成してもよい。制御装置は、情報処理サーバ10の外部の装置(例えば、パーソナルコンピュータ)であってもよいし、内部の装置(例えば、制御部13)であってもよい。また、上記プログラムをインターネット等のネットワーク上のサーバ装置が備えるディスク装置に格納しておき、コンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。また、上述の機能を、OS(Operating System)とアプリケーションソフトとの協働により実現してもよい。この場合には、OS以外の部分を媒体に格納して配布してもよいし、OS以外の部分をサーバ装置に格納しておき、コンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。
また、上記各実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔5.ハードウェア構成〕
実施形態及び変形例に係る情報処理サーバ10は、例えば図17に示すような構成のコンピュータ1000によっても実現可能である。図17は、情報処理サーバ10の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU(Central Processing Unit)1100、RAM1200、ROM1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インタフェース(I/F)1500、入出力インタフェース(I/F)1600、及びメディアインタフェース(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インタフェース1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インタフェース1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インタフェース1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インタフェース1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインタフェース1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインタフェース1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理サーバ10として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムまたはデータ(例えば、モデルM)に基づいた処理を実行することにより、制御部13を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムまたはデータ(例えば、モデルM)を記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムまたはデータ(例えば、モデルM)を取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔6.効果〕
本実施形態によれば、情報処理サーバ10は、所定のコンテンツに対する複数のコメントを取得する。そして、情報処理サーバ10は、複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングする。そして、情報処理サーバ10は、クラスタリングの結果に基づいて、所定のコンテンツを閲覧するユーザの端末装置に表示される表示情報であってコメントに関する表示情報を生成する。これにより、ユーザに表示される複数のコメントが偏ったものとならないので、情報処理サーバ10は、ユーザが多くのコメントの内容を誤って理解する恐れを小さくできる。
情報処理サーバ10は、複数のクラスタの中の少なくとも2つのクラスタからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を表示情報として生成する。これにより、ユーザに表示される複数のコメントが少なくとも2つのクラスタから選択されたものとなるので、情報処理サーバ10は、ユーザが多くのコメントの内容を誤って理解する恐れを小さくできる。
情報処理サーバ10は、複数のコメントを、肯定的な内容のコメントが分類される第1のクラスタと否定的な内容のコメントが分類される第2のクラスタとにクラスタリングする。そして、情報処理サーバ10は、第1のクラスタと第2のクラスタとからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を表示情報として生成する。これにより、ユーザに表示される複数のコメントが第1のクラスタと第2のクラスタとから選択されたものとなるので、情報処理サーバ10は、ユーザが多くのコメントの内容を誤って理解する恐れを小さくできる。
情報処理サーバ10は、コメント中のコメント対象となっている主体と該コメントが肯定的か否定的かを示す情報とに基づいて、複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングする。そして、情報処理サーバ10は、複数のクラスタの中の少なくとも2つのクラスタからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を表示情報として生成する。これにより、ユーザに表示される複数のコメントの偏りが更に小さくなる。結果として、情報処理サーバ10は、ユーザが多くのコメントの内容を誤って理解する恐れを小さくできる。
所定のコンテンツは記事である。情報処理サーバ10は、複数のコメントを、記事が伝えようとする内容に関するコメントが分類される第3のクラスタと、記事が伝えようとする内容とは関係のないコメントであって記事に含まれる事象或いは人に関するコメントが分類される第4のクラスタとにクラスタリングする。そして、情報処理サーバ10は、第3のクラスタと第4のクラスタとからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を表示情報として生成する。これにより、ユーザに表示される複数のコメントが記事の内容とは関係のないコメント群からも選択されたものとなる。結果として、情報処理サーバ10は、ユーザが多くのコメントの内容を誤って理解する恐れを小さくできる。
所定のコンテンツは記事である。情報処理サーバ10は、複数のコメントを、記事が伝えようとする内容に関するコメントが分類される第3のクラスタと、記事が伝えようとする内容とは関係のないコメントであって記事の配信主体に関するコメントが分類される第5のクラスタとにクラスタリングする。そして、情報処理サーバ10は、第3のクラスタと第5のクラスタとからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を表示情報として生成する。これにより、ユーザに表示される複数のコメントが記事の内容とは関係のないコメント群からも選択されたものとなる。結果として、情報処理サーバ10は、ユーザが多くのコメントの内容を誤って理解する恐れを小さくできる。
情報処理サーバ10は、複数のクラスタに含まれる2以上のクラスタを比較するための情報であって各クラスタに分類されたコメントに関する情報を表示情報として生成する。これにより、ユーザはコメント全体の傾向を掴むことができるので、多くのコメントの内容を誤って理解する恐れは小さくなる。
情報処理サーバ10は、2以上のクラスタそれぞれに分類されたコメントの数を示す情報を表示情報として生成する。これにより、ユーザはコメント全体の傾向を掴むことができるので、多くのコメントの内容を誤って理解する恐れは小さくなる。
情報処理サーバ10は、2以上のクラスタそれぞれに分類されたコメントへの評価に関する情報を表示情報として生成する。これにより、ユーザはコメント全体の傾向を掴むことができるので、多くのコメントの内容を誤って理解する恐れは小さくなる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、生成部は、生成手段や生成回路に読み替えることができる。
1…情報処理システム
10…情報処理サーバ
11、110…通信部
12、130…記憶部
121…コメントデータベース
122…コメント解析情報データベース
123…クラスタリング結果データベース
13、150…制御部
131…取得部
132…クラスタリング部
133…生成部
134…送信部
100…端末装置
120…入力部
140…出力部
151…表示部
152…表示制御部
C11~C16、C21、C22…コンテンツ
T11~T17、T21~T25…コメント
B1、B21、B22、B3…ボタン

Claims (13)

  1. 所定のコンテンツに対する複数のコメントを取得する取得部と、
    前記複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング部と、
    前記クラスタリングの結果に基づいて、前記所定のコンテンツを閲覧するユーザの端末装置に表示される表示情報であって前記コメントに関する前記表示情報を生成する生成部と、を備え、
    前記クラスタリング部は、前記複数のコメントに出現する複数の主体が対立関係にあるか否かを判別し、複数の主体が対立関係にあるか否かの判別結果に基づいて、複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングする、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記クラスタリング部は、対立関係にある前記主体の一方に対する否定的なコメントと、対立関係にある前記主体の他方に対する肯定的なコメントと、を同じクラスタに分類するとともに、対立関係にある前記主体の一方に対する肯定的なコメントと、対立関係にある前記主体の他方に対する否定的なコメントと、を同じクラスタに分類する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 所定のコンテンツに対する複数のコメントを取得する取得部と、
    前記複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング部と、
    前記クラスタリングの結果に基づいて、前記所定のコンテンツを閲覧するユーザの端末装置に表示される表示情報であって前記コメントに関する前記表示情報を生成する生成部と、を備え、
    前記所定のコンテンツは記事であり、
    前記クラスタリング部は、前記複数のコメントを、前記記事が伝えようとする内容に関するコメントが分類される第3のクラスタと、前記記事が伝えようとする内容とは関係のないコメントであって前記記事に含まれる事象或いは人に関するコメントが分類される第4のクラスタとにクラスタリングし、
    前記生成部は、前記第3のクラスタと前記第4のクラスタとからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を前記表示情報として生成する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  4. 所定のコンテンツに対する複数のコメントを取得する取得部と、
    前記複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング部と、
    前記クラスタリングの結果に基づいて、前記所定のコンテンツを閲覧するユーザの端末装置に表示される表示情報であって前記コメントに関する前記表示情報を生成する生成部と、を備え、
    前記所定のコンテンツは記事であり、
    前記クラスタリング部は、前記複数のコメントを、前記記事が伝えようとする内容に関するコメントが分類される第3のクラスタと、前記記事が伝えようとする内容とは関係のないコメントであって前記記事の配信主体に関するコメントが分類される第5のクラスタとにクラスタリングし、
    前記生成部は、前記第3のクラスタと前記第5のクラスタとからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を前記表示情報として生成する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. 前記生成部は、前記複数のクラスタに含まれる2以上のクラスタを比較するための情報であって各クラスタに分類されたコメントに関する情報を前記表示情報として生成する、
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記生成部は、前記2以上のクラスタそれぞれに分類されたコメントの数を示す情報を前記表示情報として生成する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記生成部は、前記2以上のクラスタそれぞれに分類されたコメントへの評価に関する情報を前記表示情報として生成する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    所定のコンテンツに対する複数のコメントを取得する取得工程と、
    前記複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング工程と、
    前記クラスタリングの結果に基づいて、前記所定のコンテンツを閲覧するユーザの端末装置に表示される表示情報であって前記コメントに関する前記表示情報を生成する生成工程と、を含み、
    前記クラスタリング工程では、前記複数のコメントに出現する複数の主体が対立関係にあるか否かを判別し、複数の主体が対立関係にあるか否かの判別結果に基づいて、複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングする、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  9. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    所定のコンテンツに対する複数のコメントを取得する取得工程と、
    前記複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング工程と、
    前記クラスタリングの結果に基づいて、前記所定のコンテンツを閲覧するユーザの端末装置に表示される表示情報であって前記コメントに関する前記表示情報を生成する生成工程と、を含み、
    前記所定のコンテンツは記事であり、
    前記クラスタリング工程では、前記複数のコメントを、前記記事が伝えようとする内容に関するコメントが分類される第3のクラスタと、前記記事が伝えようとする内容とは関係のないコメントであって前記記事に含まれる事象或いは人に関するコメントが分類される第4のクラスタとにクラスタリングし、
    前記生成工程では、前記第3のクラスタと前記第4のクラスタとからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を前記表示情報として生成する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  10. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    所定のコンテンツに対する複数のコメントを取得する取得工程と、
    前記複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング工程と、
    前記クラスタリングの結果に基づいて、前記所定のコンテンツを閲覧するユーザの端末装置に表示される表示情報であって前記コメントに関する前記表示情報を生成する生成工程と、を含み、
    前記所定のコンテンツは記事であり、
    前記クラスタリング工程では、前記複数のコメントを、前記記事が伝えようとする内容に関するコメントが分類される第3のクラスタと、前記記事が伝えようとする内容とは関係のないコメントであって前記記事の配信主体に関するコメントが分類される第5のクラスタとにクラスタリングし、
    前記生成工程では、前記第3のクラスタと前記第5のクラスタとからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を前記表示情報として生成する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  11. 所定のコンテンツに対する複数のコメントを取得する取得手順と、
    前記複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング手順と、
    前記クラスタリングの結果に基づいて、前記所定のコンテンツを閲覧するユーザの端末装置に表示される表示情報であって前記コメントに関する前記表示情報を生成する生成手順と、をコンピュータに実行させ、
    前記クラスタリング手順では、前記複数のコメントに出現する複数の主体が対立関係にあるか否かを判別し、複数の主体が対立関係にあるか否かの判別結果に基づいて、複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングする、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  12. 所定のコンテンツに対する複数のコメントを取得する取得手順と、
    前記複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング手順と、
    前記クラスタリングの結果に基づいて、前記所定のコンテンツを閲覧するユーザの端末装置に表示される表示情報であって前記コメントに関する前記表示情報を生成する生成手順と、をコンピュータに実行させ
    前記所定のコンテンツは記事であり、
    前記クラスタリング手順では、前記複数のコメントを、前記記事が伝えようとする内容に関するコメントが分類される第3のクラスタと、前記記事が伝えようとする内容とは関係のないコメントであって前記記事に含まれる事象或いは人に関するコメントが分類される第4のクラスタとにクラスタリングし、
    前記生成手順では、前記第3のクラスタと前記第4のクラスタとからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を前記表示情報として生成する、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  13. 所定のコンテンツに対する複数のコメントを取得する取得手順と、
    前記複数のコメントを複数のクラスタにクラスタリングするクラスタリング手順と、
    前記クラスタリングの結果に基づいて、前記所定のコンテンツを閲覧するユーザの端末装置に表示される表示情報であって前記コメントに関する前記表示情報を生成する生成手順と、をコンピュータに実行させ
    前記所定のコンテンツは記事であり、
    前記クラスタリング手順では、前記複数のコメントを、前記記事が伝えようとする内容に関するコメントが分類される第3のクラスタと、前記記事が伝えようとする内容とは関係のないコメントであって前記記事の配信主体に関するコメントが分類される第5のクラスタとにクラスタリングし、
    前記生成手順では、前記第3のクラスタと前記第5のクラスタとからそれぞれコメントを選択し、選択したコメントを含む情報を前記表示情報として生成する、
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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