JP7000205B2 - Vehicle lighting - Google Patents
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Description
本発明は、車両用灯具に関する。 The present invention relates to a vehicle lamp.
路肩を歩く歩行者位置において光の照射幅が変化するように、又はその歩行者位置に向けて順に光が照射されるように、スポットランプから照射される光の照射方向及び照射形状を制御し、車両との衝突を回避すべき歩行者の存在を運転者に認識させるようにした車両用スポットランプは、従来に提案されている(特許文献1参照)。 The irradiation direction and irradiation shape of the light emitted from the spot lamp are controlled so that the irradiation width of the light changes at the position of the pedestrian walking on the road shoulder, or the light is emitted in order toward the position of the pedestrian. , A vehicle spot lamp that makes the driver aware of the existence of a pedestrian who should avoid a collision with the vehicle has been conventionally proposed (see Patent Document 1).
しかしながら、歩行者位置において光の照射幅が変化したり、歩行者位置に向けて順に光が照射されたりする構成であると、歩行者位置に対して常にライン状の光が照射されるわけではないので(歩行者位置の手前側に光が照射されない非照射領域が発生するので)、運転者が歩行者位置を適切に認識することができないおそれがある。 However, if the irradiation width of the light changes at the pedestrian position or the light is irradiated in order toward the pedestrian position, the line-shaped light is not always emitted to the pedestrian position. Since there is no such area (because there is a non-irradiated area in front of the pedestrian position), the driver may not be able to properly recognize the pedestrian position.
そこで、本発明は、歩行者位置の手前側に光が照射されない非照射領域が発生せず、歩行者位置に対して常にライン状の光を照射できる車両用灯具を得ることを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to obtain a vehicle lamp that can always irradiate a pedestrian position with line-shaped light without generating a non-irradiated area on the front side of the pedestrian position.
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の車両用灯具は、第1の方向に隙間なく配置された複数の第1光源と、前記第1の方向とは異なる第2の方向に隙間なく配置された複数の第2光源と、前記第1の方向が長手方向とされ、前記第1光源から出射された光の一部を通過させる第1スリット部と、前記第2の方向が長手方向とされ、前記第2光源から出射された光の一部を通過させる第2スリット部と、前記第1スリット部を通過した光を透過させ、車両前方側へ照射する第1レンズと、前記第2スリット部を通過した光を透過させ、前記第1レンズで照射された光に一部が重なるようにして車両前方側へ照射する第2レンズと、を備えている。
In order to achieve the above object, the vehicle lamp according to
請求項1に記載の発明によれば、第1の方向に隙間なく配置された複数の第1光源から出射され、第1の方向が長手方向とされた第1スリット部を通過した光は、第1レンズを透過して、その第1レンズから車両前方側へ照射される。そして、第1の方向とは異なる第2の方向に隙間なく配置された複数の第2光源から出射され、第2の方向が長手方向とされた第2スリット部を通過した光は、第2レンズを透過して、その第2レンズから車両前方側へ照射される。ここで、第2レンズから照射された光の一部は、第1レンズから照射された光に重なっている。したがって、歩行者位置の手前側に光が照射されない非照射領域が発生することがなく、歩行者位置に対して常にライン状の光が照射される。 According to the first aspect of the present invention, the light emitted from a plurality of first light sources arranged without gaps in the first direction and passing through the first slit portion whose first direction is the longitudinal direction is emitted. It passes through the first lens and is irradiated from the first lens to the front side of the vehicle. Then, the light emitted from the plurality of second light sources arranged without gaps in the second direction different from the first direction and passing through the second slit portion in which the second direction is the longitudinal direction is the second. It passes through the lens and is irradiated from the second lens to the front side of the vehicle. Here, a part of the light emitted from the second lens overlaps with the light emitted from the first lens. Therefore, there is no non-irradiated region on the front side of the pedestrian position, and the pedestrian position is always irradiated with linear light.
以上のように、本発明によれば、歩行者位置の手前側に光が照射されない非照射領域が発生せず、歩行者位置に対して常にライン状の光を照射することができる。 As described above, according to the present invention, the non-irradiated region where the light is not irradiated is not generated on the front side of the pedestrian position, and the pedestrian position can always be irradiated with the linear light.
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車両上方向、矢印FRを車両前方向、矢印RHを車両右方向とする。したがって、以下の説明で、特記することなく上下、前後、左右の方向を記載した場合は、車両上下方向の上下、車両前後方向の前後、車両左右方向(車幅方向)の左右を示すものとする。 Hereinafter, embodiments according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings. For convenience of explanation, the arrow UP shown appropriately in each figure is the vehicle upward direction, the arrow FR is the vehicle front direction, and the arrow RH is the vehicle right direction. Therefore, in the following explanation, when the up / down, front / rear, and left / right directions are described without special mention, they indicate the up / down in the vehicle up / down direction, the front / rear in the vehicle front / rear direction, and the left / right in the vehicle left / right direction (vehicle width direction). do.
図1に示されるように、車両12には、車両12の前方側の視界を確保するための左右一対のヘッドランプユニット14が備えられている。すなわち、車両12の右側前端部には、ヘッドランプユニット14Rが配置され、車両12の左側前端部には、ヘッドランプユニット14Lが配置されている。
As shown in FIG. 1, the
ヘッドランプユニット14R及びヘッドランプユニット14Lは、それぞれ車幅方向外側に配置されたロービームユニット16と、車幅方向内側に配置されたハイビームユニット18と、を含んで構成されており、車幅方向において左右対称とされている。ロービームユニット16は、車両12の前方側の路面におけるロービーム配光エリアに光(可視光)を照射するように構成されている。
The
ハイビームユニット18は、ロービームユニット16によって照射されるロービーム配光エリアよりも上斜め前方側のハイビーム配光エリアに光(可視光)を照射するように構成されている。そして、一例として、ハイビームユニット18の車幅方向内側には、本実施形態に係る車両用灯具10が配置されている。
The
図2、図3に示されるように、本実施形態に係る車両用灯具10は、光(可視光)を照射する第1光源20と、光(可視光)を照射する第2光源30と、第1光源20から出射された光の一部を通過させる第1スリット部22と、第2光源30から出射された光の一部を通過させる第2スリット部32と、第1スリット部22を通過した光を透過させ、車両前方側へ照射する第1レンズ24と、第2スリット部32を通過した光を透過させ、車両前方側へ照射する第2レンズ34と、を備えている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
図4(A)に示されるように、第1光源20は、第1の方向としての上下方向に隙間なく1列で配置された複数(例えば3個)の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)21で構成されており、高輝度光源とされている。第1光源20は、後述する制御部(図示省略)に電気的に接続された第1基板23上に、LED21が1列に3個並べられて設けられた所謂1パッケージ3チップタイプであり、各LED21間に隙間が形成されない構成になっている。
As shown in FIG. 4A, the
同様に、第2光源30は、第1の方向とは異なる第2の方向としての左右方向に隙間なく1列で配置された複数(例えば3個)の発光ダイオード(LED:図示省略)で構成されており、高輝度光源とされている。第2光源30も、後述する制御部(図示省略)に電気的に接続された第2基板33(図2参照)上に、LEDが1列に3個並べられて設けられた所謂1パッケージ3チップタイプであり、各LED間に隙間が形成されない構成になっている。
Similarly, the
なお、第1光源20の第1基板23上に設けるLED21の個数は、図示の3個に限定されるものではない。同様に、第2光源30の第2基板33上に設けるLEDの個数も、3個に限定されるものではない。また、図4(A)に示される第1光源20において、各LED21は、図示を簡略化するために、模式的に正方形状に描いて表現しているが、この正方形状に特に限定されるものではない。
The number of
図2、図4(B)に示されるように、第1スリット部22は、左右方向が長手方向とされた矩形平板状(正面視で左右方向が長手方向とされた長方形状)の遮光部材40の左半分側に、第1の方向としての上下方向が長手方向とされて所定の長さ及び幅で形成されている。そして、図2に示されるように、第2スリット部32は、遮光部材40の右半分側に、第2の方向としての左右方向が長手方向とされて所定の長さ及び幅で形成されている。
As shown in FIGS. 2 and 4B, the
なお、図3に示されるように、遮光部材40は、第1光源20(LED21)及び第2光源30(LED)の前方側に所定の隙間を空けて配置されている。また、第1スリット部22及び第2スリット部32における所定の長さ及び幅は、それぞれ後述する歩行者Pの顔に光が当たらないように適宜設定されている。
As shown in FIG. 3, the light-
更に、図2、図3に示されるように、第1光源20の第1基板23及び第2光源30の第2基板33は、金属製の放熱部材42の前面に左右方向に所定の間隔を空けて(並んで)設けられている。放熱部材42は、車両前後方向が板厚方向となる略矩形平板状の本体部44を有しており、第1基板23の後面及び第2基板33の後面が、それぞれ本体部44の前面に取り付けられている。
Further, as shown in FIGS. 2 and 3, the
放熱部材42における本体部44の後面には、車幅方向が板厚方向となる矩形平板状のフィン46が一体に、かつ左右方向に複数枚(例えば7枚)並んで突設されている。この複数枚のフィン46によって、第1光源20及び第2光源30から発生する熱が大気へ放熱されるようになっている。
On the rear surface of the
図2、図3に示されるように、第1レンズ24は、平面視及び側面視で、その前面26が前方側へ凸となる湾曲面形状に形成されており、その後面28が平面状に形成されている。したがって、第1レンズ24は、遮光部材40に形成された第1スリット部22を通過して後面28に入射された光を、その後面28から前面26へ透過させることによって平行光とし、その前面26から車両12の前方側へ、その平行光とされた光(可視光)を照射するようになっている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the
なお、第1レンズ24のレンズ径R1は、例えばR1=φ30とされている。そして、第1レンズ24は、遮光部材40の前方側で、かつ第1スリット部22と前後方向で対向する位置に、所定の間隔(第1光源20から後面28までの間隔D1:例えばD1=30mm)を空けて配置されている。
The lens diameter R1 of the
同様に、第2レンズ34も、平面視及び側面視で、その前面36が前方側へ凸となる湾曲面形状に形成されており、その後面38が平面状に形成されている。したがって、第2レンズ34は、遮光部材40に形成された第2スリット部32を通過して後面38に入射された光を、その後面38から前面36へ透過させることによって平行光とし、その前面36から車両12の前方側へ、その平行光とされた光(可視光)を照射するようになっている。
Similarly, the
なお、第2レンズ34のレンズ径R1は、第1レンズ24のレンズ径R1と同一とされており、例えばR1=φ30とされている。そして、第2レンズ34は、遮光部材40の前方側で、かつ第2スリット部32と前後方向で対向する位置に、第1レンズ24と同じ所定の間隔(第2光源30から後面38までの間隔D1:例えばD1=30mm)を空けて配置されている。
The lens diameter R1 of the
ここで、第2レンズ34から照射される光は、第1レンズ24から照射される光よりも車両前方側を照らすようになっている。詳細に説明すると、図5に示されるように、第1レンズ24から照射された光(照射光L1)は、車両12から対象(一例として、車両12と衝突するおそれがある歩行者や自転車等であり、以下「歩行者P」という)の存在位置へ向けて常に連続するライン状となっている。
Here, the light emitted from the
そして、第2レンズ34から照射される光(照射光L2)は、歩行者Pの存在位置において左右方向へ延在するライン状となっており、第2レンズ34から照射された光(照射領域)の一部が、第1レンズ24から照射された光(照射領域)の一部(先端部)に重なるようになっている(以下、その重ねられた領域を「接続領域M」という)。つまり、本実施形態に係る車両用灯具10によって照射される光(照射光L)は、2つのライン状の光を組み合わせてできる略「T」字状となっている。
The light emitted from the second lens 34 (irradiation light L2) has a line shape extending in the left-right direction at the position where the pedestrian P exists, and the light emitted from the second lens 34 (irradiation region). ) Overlaps a part (tip portion) of the light (irradiation area) emitted from the first lens 24 (hereinafter, the overlapped area is referred to as "connection area M"). That is, the light (irradiation light L) emitted by the
また、本実施形態に係る車両用灯具10を備えた車両12には、歩行者Pを検知する検知手段としてのイメージセンサー(図示省略)と、各部を制御する制御部(図示省略)とが設けられている。したがって、制御部が、イメージセンサーの検知結果に基づいて、第1光源20及び第2光源30の点灯(及び消灯)を制御することにより、車両12と衝突するおそれがある歩行者Pへ向けて略「T」字状となる照射光L(描画パターン)を照射するようになっている。
Further, the
以上のような構成とされた本実施形態に係る車両用灯具10において、次にその作用について説明する。
Next, the operation of the
少なくともロービームユニット16の光源(図示省略)を点灯させた状態(車両12の前方側におけるロービーム配光エリアに光が照射された状態)での車両12の夜間走行中(信号や踏切等で一時的に停車する場合を含む)にあっては、イメージセンサーにより、路肩を歩く歩行者Pを検知し続ける。
At least while the
そして、そのイメージセンサーにより、例えば車両12の進行方向右側の路肩を歩きつつ道路を横断する機会を伺っている、車両12と衝突するおそれがある歩行者Pを検知(認識)したら、制御部により、車両用灯具10の第1光源20及び第2光源30を点灯させる。すると、第1光源20から照射された光の一部が、遮光部材40に形成された第1スリット部22を通過し、更に第1レンズ24を後方から前方へ透過する。
Then, when the image sensor detects (recognizes) a pedestrian P who may collide with the
そして、第2光源30から照射された光の一部が、遮光部材40に形成された第2スリット部32を通過し、更に第2レンズ34を後方から前方へ透過する。これにより、図5に示されるように、その歩行者Pへ向けてライン状の照射光L1が照射されるとともに、その歩行者Pの存在位置において、左右方向に延在するライン状の照射光L2が照射される。
Then, a part of the light emitted from the second
ここで、第1比較例及び第2比較例について説明する。図9(A)に示されるように、第1比較例に係る光源50は、4個のLED51が上下方向に隙間S1を有して1列で配置されている。したがって、図9(B)に示されるように、この光源50によって照射された照射光L3には、歩行者Pの存在位置(歩行者位置)の手前側(存在位置を含んでいてもよい)に非照射領域K1が発生する。
Here, the first comparative example and the second comparative example will be described. As shown in FIG. 9A, in the
つまり、この光源50では、歩行者Pの存在位置に対して常に途切れのないライン状の照射光を照射することができない。そのため、車両12の運転者において、歩行者Pの存在に気付くのが遅れるおそれがある。
That is, the
また、図10(A)に示されるように、第2比較例に係る光源52は、3個のLED53が上下方向に隙間なく1列で配置されている下部光源54と、3個のLED55が左右方向に隙間なく1列で配置されている上部光源56と、で構成されている。しかしながら、上部光源56におけるLED55の下端部と下部光源54におけるLED53の上端部との間には隙間S2が形成されている。
Further, as shown in FIG. 10A, the
したがって、光源52から出射された光が、図10(B)に示される略「T」字状のスリット部58を通過しても、図10(C)に示されるように、下部光源54で照射された照射光L4と、上部光源56で照射された照射光L5との間、即ち歩行者Pの存在位置(歩行者位置)の手前側(存在位置を含んでいてもよい)には、非照射領域K2が発生する。
Therefore, even if the light emitted from the
つまり、この光源52でも、歩行者Pの存在位置に対して常に途切れのないライン状の照射光を照射することができない。そのため、車両12の運転者において、歩行者Pの存在に気付くのが遅れるおそれがある。
That is, even with this
これに対し、本実施形態に係る車両用灯具10では、第1光源20に対して第1スリット部22及び第1レンズ24が設けられ、第2光源30に対して第2スリット部32及び第2レンズ34が設けられている。すなわち、本実施形態に係る車両用灯具10では、第1光源20、第1スリット部22及び第1レンズ24と、第2光源30、第2スリット部32及び第2レンズ34と、が独立して設けられている。
On the other hand, in the
そのため、図5に示されるように、第2レンズ34によって照射された照射光L2の一部を第1レンズ24によって照射された照射光L1の先端部に重ねることができる(接続領域Mを形成することができる)。つまり、照射光L1及び照射光L2によって略「T」字状となる照射光Lを形成することができる。
Therefore, as shown in FIG. 5, a part of the irradiation light L2 irradiated by the
したがって、歩行者Pの存在位置(歩行者位置)の手前側(存在位置を含んでいてもよい)に光が照射されない非照射領域が発生することがなく、歩行者Pの存在位置に対して常に途切れのないライン状の照射光Lを照射することができる。よって、車両12の運転者において、歩行者Pの存在する方向を認識し易くなり、歩行者Pに対する視認性を向上させることができる。
Therefore, a non-irradiated region in which light is not irradiated does not occur on the front side (which may include the existing position) of the existing position (pedestrian position) of the pedestrian P, and the existing position of the pedestrian P is not generated. It is possible to constantly irradiate a line-shaped irradiation light L without interruption. Therefore, the driver of the
なお、歩行者P側では、光が照射される領域が左右方向に広がり、かつ接近してくる車両12に向かって光が延在することになるため、車両12の接近を認識し易くなる(予防安全が図れる)利点がある。また、第1スリット部22及び第2スリット部32の長さ及び幅の設定により、歩行者Pの顔に光が当たるのを防止することができるため、その照射光Lにより、歩行者Pが眩しさや威嚇を感じることも防止することができる。
On the pedestrian P side, the area irradiated with the light expands in the left-right direction, and the light extends toward the approaching
更に、本実施形態に係る車両用灯具10は、第1スリット部22及び第2スリット部32を有しているため、スリット部を有していない構成のものに比べて、照射された光が拡散してライン状に見えないという不具合の発生を防止することができる。つまり、本実施形態に係る車両用灯具10によれば、明瞭なライン状の光(照射光L)を照射することができる。
Further, since the
最後に、参考例に係る車両用灯具11について説明する。なお、本実施形態と同等の部位には同じ符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
Finally, the
図6、図7に示されるように、この参考例に係る車両用灯具11は、第1光源20、第1スリット部22、第1レンズ24のみで構成されている。したがって、図8に示されるように、この車両用灯具11によって照射される光は、照射光L1のみとなり、歩行者Pの存在位置(歩行者位置)の手前側(存在位置を含んでいてもよい)に光が照射されない非照射領域が発生することがない。よって、車両12の運転者において、歩行者Pの存在する方向を認識し易くなり、歩行者Pに対する視認性を向上させることができる。
As shown in FIGS. 6 and 7, the
しかしながら、この参考例に係る車両用灯具11の場合には、照射光L1の先端部を、歩行者Pの存在位置まで(又は存在位置を越える位置まで)延在させる必要があるため、第1光源20から第1レンズ24(後面28)までの間隔D2を、本実施形態における間隔D1よりも長くする(例えばD2=40mmとする)必要がある。また、第1レンズ24のレンズ径R2も、本実施形態におけるレンズ径R1より大きくする(例えばR2=φ40とする)必要がある。
However, in the case of the
換言すれば、本実施形態に係る車両用灯具10の方が、第1光源20から第1レンズ24(後面28)までの間隔D1を、参考例における間隔D2よりも短くすることができ、第1レンズ24のレンズ径R1も、参考例におけるレンズ径R2より小さくすることができる。つまり、本実施形態に係る車両用灯具10によれば、参考例に係る車両用灯具11よりも、灯具自体の大きさ(主に車両前後方向の大きさ)を小さくすることができる利点がある。
In other words, in the
以上、本実施形態に係る車両用灯具10について、図面を基に説明したが、本実施形態に係る車両用灯具10は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば第1光源20、第1スリット部22及び第1レンズ24と、第2光源30、第2スリット部32及び第2レンズ34と、が左右逆に配置されていてもよい。
The
また、第1光源20を構成するLED21及び第2光源30を構成するLEDは、それぞれ1列で隙間なく配置されているが、これに限定されるものではなく、例えば2列で隙間なく配置されていてもよい。更に、第2光源30は、第1光源20とは独立して設けられているため、LEDの配置や第2スリット部32の形状(延在方向)を変えることにより、左右方向とは異なる方向(例えば前後方向及び左右方向に対して交差する方向)に延在するライン状の光を照射するようになっていてもよい。
Further, the
10 車両用灯具
20 第1光源
22 第1スリット部
24 第1レンズ
30 第2光源
32 第2スリット部
34 第2レンズ
10
Claims (1)
前記第1の方向とは異なる第2の方向に隙間なく配置された複数の第2光源と、
前記第1の方向が長手方向とされ、前記第1光源から出射された光の一部を通過させる第1スリット部と、
前記第2の方向が長手方向とされ、前記第2光源から出射された光の一部を通過させる第2スリット部と、
前記第1スリット部を通過した光を透過させ、車両前方側へ照射する第1レンズと、
前記第2スリット部を通過した光を透過させ、前記第1レンズで照射された光に一部が重なるようにして車両前方側へ照射する第2レンズと、
を備えた車両用灯具。 A plurality of first light sources arranged without gaps in the first direction,
A plurality of second light sources arranged without gaps in a second direction different from the first direction,
The first slit portion, in which the first direction is the longitudinal direction and a part of the light emitted from the first light source is passed through,
The second direction is the longitudinal direction, and a second slit portion that allows a part of the light emitted from the second light source to pass through, and a second slit portion.
A first lens that transmits light that has passed through the first slit portion and irradiates the front side of the vehicle.
A second lens that transmits light that has passed through the second slit portion and irradiates the front side of the vehicle so that a part of the light is overlapped with the light emitted by the first lens.
Vehicle lighting fixtures equipped with.
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