JP6999978B1 - 多目的台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 脚立として、足場台として、さらには荷物を運ぶことができる台車等として、多目的に用いられる折りたたみ式の多目的台を提供する。【構成】 本発明は、複数の横桟が一対の脚立支柱に架設された脚立部と、一又は複数の踏板が一対の足場支柱に架設された足場部と、が一体化され、回動自在に固定可能な折りたたみ式多目的台であって、一対の脚立部と一対の足場部を連結する第一連結部と、一対の足場部同士を連結する第二連結部と、一対の脚立支柱の下方に設け、多目的台を移動可能とするキャスターと、一対の脚立支柱の下方に設け、多目的台を上下動可能とするアジャスターと、トルクヒンジを介して一対の脚立支柱に設け、一対の脚立支柱に沿って折りたたみ展開自在とした台車部と、を備えたことを特徴とした多目的台である。【選択図】図2

Description

本発明は、脚立として、足場台として、さらには荷物を運ぶことができる台車等として、多目的に用いられる折りたたみ式の多目的台に関する。
建築現場等においては、高所作業する際の足場台や、足場台の機能と脚立の機能を兼ね備えた足場台兼脚立台が用いられているが、建築現場等では、多数の資材等を運搬することが必要な場合があるため、さらに台車の機能を備えたものがある。
足場台に台車の機能を備えたものとしては、足場台と台車との双方を購入して用意すると、双方を購入することによるコストの増大化や、建設現場に足場台と台車の双方を配置するスペースの増大化などの問題を解決することを目的とする文献1が存在する。
文献1に係る発明は、ユーザーが足を載せる足載台部と、前記足載台部の下面又は側部に取り付けられた複数の車輪部と、前記足載台部の下面又は側部に取り付けられた複数の脚部であって、前記足載台部の下面又は側部側に対して近接及び/ 又は離反する方向に回動可能に取り付けられた複数の脚部と、を備え、前記車輪部は、少なくともその一部が、前記足載台部の下面又は側部側に折り畳まれた脚部よりも前記足載台部の下面又は側部側から離れる方向に突出するように、前記足載台部の下面又は側部に取付けられている、台車機能付き足場台を提供する。
特開2017ー145630号公報
文献1に係る発明によれば、各脚部を足載台部の下面側に折り畳むことにより、車輪部の少なくとも一部が、足載台部の下面又は側部側の脚部よりも下方(重量方向)に突出され、足載台部を台車として使用できるようになるが、脚部を立脚状態にして足場台として使用している状態においては、台車として使用できないので不都合が生じる場合がある。
そこで、本発明は、足場として使用している状態でも台車に荷物を載せて移動することができ、多目的に用いられる多目的台を提供するものである。
請求項1の発明は、複数の横桟が一対の脚立支柱に架設された脚立部と、一又は複数の踏板が一対の足場支柱に架設された足場部と、が一体化され、回動自在に固定可能な折りたたみ式多目的台であって、一対の脚立部と一対の足場部を連結する第一連結部と、一対の足場部同士を連結する第二連結部と、一対の脚立支柱の下方に設け、多目的台を移動可能とするキャスターと、一対の脚立支柱の下方に設け、多目的台を上下動可能とするアジャスターと、トルクヒンジを介して一対の脚立支柱に設けており一端にはトルクヒンジを設けて一対の脚立支柱に沿って折りたたみ展開自在とし他端には多目的台を移動可能とするキャスターを設けた台車部と、を備え、第一連結部及び第二連結部は、脚立支柱又は足場支柱に冠着又は嵌挿する本体部と、この本体部の対峙する二面の端からそれぞれ延出したプレート部と、からなる一対の連結体と、先端側にネジ溝が螺設されたヒンジピンと、
裏面略中央には、ヒンジピン穴を穿設し、ヒンジピン穴を囲むようにしてガイドピンが立設するガイドピンプレートと、を備え、各プレート部の略中央にはヒンジピン穴が穿設され、また、一対の連結体の両プレート部のうち、少なくとも一のプレート部のヒンジピン穴の外周には、ガイドピン穴が穿設され、一対の連結体のうち、一方の連結体の両プレート部を他方の連結体の両プレート部の間になるようにして一対の連結体が対峙して配置され、一方側から装着されるガイドピンプレートと、スプリングを介して他方側から挿入されるヒンジピンが螺合することによって、一対の連結体を挟持し、ガイドピンプレートがスプリングの付勢力で移動し、ガイドピンがガイドピン穴に挿入されることで脚立部と足場部、及び、足場部同士を回動自在に固定することができることを特徴としたことを特徴とした多目的台である。
請求項2の発明は、複数の横桟が一対の脚立支柱に架設された脚立部と、一又は複数の踏板が一対の足場支柱に架設された足場部と、が一体化され、回動自在に固定可能な折りたたみ式多目的台であって、一対の脚立部と一対の足場部を連結する第一連結部と、一対の足場部同士を連結する第二連結部と、複数の横桟が一対の伸縮脚支柱にガイドローラを介して架設された伸縮脚部と、脚立支柱に架設された一の横桟に回動自在に備えられ、係止片を伸縮脚部の横桟に係止することによって脚立部と伸縮脚部をロックするロック部と、一対の伸縮脚支柱の下方に設け、多目的台を移動可能とするキャスターと、一対の伸縮脚支柱の下方に設け、多目的台を上下動可能とするアジャスターと、トルクヒンジを介して一対の前記脚立支柱に設けており一端にはトルクヒンジを設けて一対の脚立支柱に沿って折りたたみ展開自在とし他端には多目的台を移動可能とするキャスターを設けた台車部と、を備え、第一連結部及び第二連結部は、脚立支柱又は足場支柱に冠着又は嵌挿する本体部と、この本体部の対峙する二面の端からそれぞれ延出したプレート部と、からなる一対の連結体と、先端側にネジ溝が螺設されたヒンジピンと、裏面略中央には、ヒンジピン穴を穿設し、ヒンジピン穴を囲むようにしてガイドピンが立設するガイドピンプレートと、を備え、各プレート部の略中央にはヒンジピン穴が穿設され、また、一対の連結体の両プレート部のうち、少なくとも一のプレート部のヒンジピン穴の外周には、ガイドピン穴が穿設され、一対の連結体のうち、一方の連結体の両プレート部を他方の連結体の両プレート部の間になるようにして一対の連結体が対峙して配置され、一方側から装着されるガイドピンプレートと、スプリングを介して他方側から挿入されるヒンジピンが螺合することによって、一対の連結体を挟持し、ガイドピンプレートがスプリングの付勢力で移動し、ガイドピンがガイドピン穴に挿入されることで脚立部と足場部、及び、足場部同士を回動自在に固定することができ、伸縮脚部は、脚立支柱に内在し、ガイドローラが脚立支柱のガイド溝に沿って摺動することによって、伸縮脚部が脚立部に対して伸縮自在となることを特徴とした多目的台である。



請求項3の発明は、脚立部の前記横桟と伸縮脚部の横桟との隙間が、1センチ以上2センチ以内であることを特徴とした、請求項2に記載の多目的台である。
請求項4の発明は、第一連結部には、さらに手添部を備え、手添部は、延設部を介して支持プレートと支持筒が一体となった支持金具と、支持筒に挿入される手添パイプと、を備えたことを特徴とした、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の多目的台である。
請求項5の発明は、手添パイプには、磁石及び/又はグリップと、を備えたことを特徴とした、請求項4に記載の多目的台である。
請求項の発明は、第二連結部の一対の連結体には、それぞれ水平ストッパーを備え、
両水平ストッパーにより、一対の足場部を所定の位置で固定してそれ以上開かないようにできることを特徴とした請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の多目的台である。
請求項の発明は、請求項1に記載の脚立支柱又は請求項2に記載の伸縮脚支柱の下方には、キャスターを取り付けるキャスター取付部と、アジャスターを取り付けるアジャスター取付部と、を備え、キャスター取付部の底面とアジャスター取付部の底面が側面視テーパー状に形成されていることを特徴とした、請求項1乃至請求項のいずれか1に記載の多目的台である。
請求項の発明は、アジャスターを床面に設置した際、アジャスターの一部を構成する受けナットに螺合するアジャスト軸の中心線が床面に対して傾斜し、多目的台を全体として側面視した場合、請求項1に記載の一方側の脚立支柱又は請求項2に記載の一方側の伸縮脚支柱に設けたアジャスターのアジャスト軸と、請求項1に記載の他方側の脚立支柱又は請求項2に記載の他方側の伸縮脚支柱に設けた前記アジャスターのアジャスト軸と、が逆ハの字に形成されることを特徴とした、請求項1乃至請求項のいずれか1に記載の多目的台である。
請求項1の発明によれば、脚立として、足場台として、さらには荷物を運ぶことができる台車等として多目的に用いることができる。
請求項2の発明によれば、さらに伸縮脚部を備えているため、現場の作業場所に対応すべく伸縮脚部の高さを容易に変えることができる。
請求項3の発明によれば、脚立部の横桟と伸縮脚部の横桟との隙間を空けることにより、
脚立部の横桟と伸縮脚部の横桟との間で指等の挟みこみを防止することができるため、安全に伸縮脚部の高さを調節することができる。
請求項4の発明によれば、手添部によって、上り下りの際や作業時においても作業者に安心感を与えることができる。また、台車として利用する場合に荷物が落ちないようにする枠として使用することもできる。
請求項5の発明によれば、工具等を一時的に保持しておくことができ、また、手添パイプをしっかりとグリップすることができる。
請求項6の発明によれば、任意の角度に脚立部と足場部、及び、足場部同士を回動自在に固定することができる。
請求項7の発明によれば、簡易な構造によって足場部同士を回動自在に固定することができる。
請求項8の発明によれば、水平ストッパーにより、一対の足場部を所定の位置で固定してそれ以上開かないようにできるため、安定して使用することができる。
請求項9の発明によれば、キャスター取付部の底面とアジャスター取付部の底面が側面視テーパー状に形成されているため、足場台として使用する場合はキャスターが床面に当設せず、また、台車として使用する場合はアジャスターが床面に当設しないため、特に余計な操作をしなくても足場台としても台車としても、ともに使用することができる。
請求項10の発明によれば、作業者等が足場台の上に乗った際、一対の脚立部が外側に開こうとする力を止め、それ以上開かなくすることができるため、安定して作業を行うことができる。
脚立台として使用する場合の多目的台の斜視図である。 足場台として使用する場合の多目的台の斜視図である。 主に台車として使用する場合の多目的台の斜視図である。 さらに長尺物を載せた場合の多目的台の斜視図である。 台車部を格納した状態の斜視図である。 伸縮脚部が伸状態の側面図である。 伸縮脚部が縮状態の側面図である。 脚立支柱と伸縮脚支柱の一部透視平面図である。 脚立支柱に手添部を格納した状態の側面図である。 手添部を展開した状態の第一連結具の側面図である。 第一連結具がフリー状態の平面図である。 第一連結具がロック状態の平面図である。 手添部を備えた第一連結具の正面図である。 足場台として使用する場合の一の例の第二連結具(ロック状態)の平面図である。 脚立として使用する場合の一の例の第二連結具の側面図である。 足場台として使用する場合の第二連結具の側面図である。 主に足場台として使用する場合の伸縮脚部の下方の側面図である。 台車として使用する場合の伸縮脚部の下方の側面図である。 図17の一部透視斜視図である。 ロック部の側面図である。 図19の斜視図である。 脚立として使用する場合の他の例の第二連結具の側面図である。 足場台として使用する場合の他の例の第二連結具の側面図である。 本発明を折りたたんだ状態の側面図である。 嵌合板を突設した受け舌部の斜視図である。 図24の受け舌部を備えた第一連結具の平面図である。 図25の側面図である。 図25の斜視図である。 先端側に磁石及びグリップを備えた構成の手添パイプの部分拡大斜視図である。 先端側に磁石及びグリップを備えた構成の手添パイプの側面図である。 図28の手添パイプを格納した状態の斜視図である。 図30の側面図である。 図30の正面図である。 一方のアジャスト軸と他方のアジャスト軸の拡大概略図である。 図33の多目的台全体の側面図である。 他の例の手添部の側面図である。 他の例のアジャスターの斜視図である。 床面に設置した他の例のアジャスターの側面図である。 多目的台の格納状態の底面図である。 多目的台の格納状態の平面図である。
本発明は、脚立として、足場台として、さらには荷物を運ぶことができる台車等として、多目的に用いられる折りたたみ式の多目的台1(台車付き脚立台兼足場台)に関する。
本発明の主な構成物品としては、一対の脚立部3、一対の足場部7、そして、台車部30、一対の脚立部3と一対の足場部7を回動可能に連結固定する一対の第一連結部10、一対の足場部7同士を回動可能に連結固定する一対の第二連結部20、さらには、キャスター32、アジャスター80等である。他には、伸縮脚部40、手添部60等がある。以下、各構成物品について説明する。
脚立部3について説明する。本発明を脚立として使用する状態の図1で図示しているとおり、使用時において床面F側に配置される脚立部3は、一対の脚立支柱4に複数の横桟5が架設されることによって形成される。
脚立支柱4に関しては、どのような物でもよいが、図1で図示したような伸縮脚支柱41(伸縮脚部40)をも構成物品とする場合は、ウェブ4a、フランジ4b、リップ4cからなり、ガイド溝4d(開口)があるチャンネル材(C形鋼)等を使用するが、伸縮脚支柱41を構成物品としない場合(不図示)は角材等が望ましい。また、横桟5に関しては、どのような物でもよいが、例えば、両端にソケット5bを介したパイプ5aに芯材である丸棒5cを挿通した構成が挙げられる(図7参照)。ここで、ソケット5bは、丸棒5cが挿通する貫通穴が穿設された筒状部材で、先端側に凸部5b1を、中腹外周に鍔部5b3を、そして、パイプ5aに挿入される挿入部5b4を備えている。
脚立支柱4にチャンネル材を使用した例としては、一対の脚立支柱4をガイド溝4d(開口)がある側を内側に向き合わせて配置して、内側方向のリップ4c(フランジ4bから延設した部分)に穿設した穴にソケット5bの凸部5b1を挿入し、そして、低頭ボルト5d等でパイプ5a内の丸棒5cをリップ4cに固定することによって一対の脚立支柱4に横桟5を架設する構成等が考えられる。
リップ4cの幅のサイズは特に限定されない。したがって、内側方向のリップ4cの幅(長さ)に関しては、横桟5を挿入する穴を穿設することができ、強度的に十分であればどのようなサイズであってもよい。なお、図7等で図示したように、内側のリップ4cと外側のリップ4cの幅が異なっていてもよいし、また、図示しないが同じであってもよい。
脚立支柱4(チャンネル材)は、レーザーカット、引き抜き加工等によって製造することが望ましい。
上記のように形成される脚立部3が一対(一方側3A、他方側3B)で配置構成される(図1参照)。
足場部7について説明する。本発明を足場台として使用する場合の図2で図示しているとおり、第一連結部10を介して脚立部3に連設配置される足場部7は、一対の足場支柱8に一又は複数の踏板9が架設されることによって形成される。
足場支柱8に関しては、どのような物でもよいが、例えば、ウェブ8a、フランジ8bからなり、ガイド溝8d(開口)があるチャンネル材等が望ましい。また、踏板9に関しても、どのような物でもよいが、例えば、平板状のチャンネル材、すなわち、足場支柱8であるチャンネル材のガイド溝8dに嵌合するように板材をウェブ、フランジと曲げ加工したものが考えられる。なお、脚立支柱4のように、フランジからリップを備えてもよい。また、踏板9の材質は問わないが、軽量化を図るため、例えばアルミ等が望ましい。
足場支柱8や踏板9にチャンネル材を使用した例としては、一対の足場支柱8をガイド溝8d(開口)がある側を内側に向き合わせて配置して、両ガイド溝8dに対して踏板9を垂直方向に嵌め入れて架設する。
なお、図示しないが、踏板9の表面(踏面)9aには、滑り止めや雨水抜き用に複数の穴を穿設するのが望ましい。特に、下側から穴を穿設することによって、穴の周縁に立ち上がり部が備わる構成であれば、この立ち上がり部によって滑り止め効果がより高くなるため望ましい。
その他、図示しないが、一対の段付きチャンネル材を利用し、この一対の段付きチャンネル材の段付き部にポリカーボネイト等の樹脂板材を載置するものも考えられる。これにより軽量化を図ることができる。
足場支柱8(チャンネル材)は、レーザーカット、引き抜き加工等によって製造することが望ましい。
上記のように形成される足場部7が一対(一方側7A、他方側7B)で配置構成される(図1参照)。なお、一又は複数の踏板9が一対の足場支柱に架設されるが、複数架設される場合は、踏板9と踏板9の間の幅の長さは問わないが、足場台での作業時において作業者の足が入らない位が望ましい。
上述のように、本発明の多目的台1は、脚立部3と足場部7が回動可能に連結固定される。
具体的には、一対の脚立部3、一対の足場部7のうち、一方側3Aの脚立部3と他方側7Bの足場部7が連結され、また、他方側3Bの脚立部3と一方側7Aの足場部7が連結されるが、これらの連結に関しては、第一連結部10を利用して行われる。以下、この第一連結部10について説明する。
上述のとおり、第一連結部10は、脚立部3と足場部7を連結するものであり、その主な構成物品としては、一対の連結体11、ガイドピンプレート13、スプリング15、ヒンジピン16の他、押えプレート19、樹脂プレート17、スペーサーリング18等が挙げられる。第一連結部10の配置構成等に関しては、主に図10、図11等で図示している。
連結体11の構成は、本体部11aとこれに連なる2枚のプレート部11bとからなる。
本体部11aと2枚のプレート部11bからなる連結体11は、鍛造、鋳造、型抜き、押し出し等で一体に形成されていることが望ましいが、これらを溶接することで形成されてもよい。本発明では後述のように、この連結体11が対峙して配置されるため、連結体11は一対で配置構成される(図10、図11参照)。
本体部11aは、脚立部3の脚立支柱4又は足場部7の足場支柱8に冠着又は嵌挿する部分である。本体部11aの内径が脚立支柱4又は足場支柱8の外径より大きい場合は、本体部11aを脚立支柱4又は足場支柱8に冠着するが、本体部11aの外径が脚立支柱4又は足場支柱8の内径より小さい場合は、脚立支柱4又は足場支柱8に本体部11aを嵌挿することとなる。したがって、脚立支柱4又は足場支柱8に冠着する場合の本体部11aは主に筒状であるが、脚立支柱4又は足場支柱8に嵌挿する場合の本体部11aは筒状に限定されない。
一対の連結体11のうち、一方の連結体11の両プレート部11bが他方の連結体11の両プレート部11bの間になるように、一対の前記連結体が対峙して配置構成されている。すなわち、第一連結部10に関しては、図10で図示したような一対の連結体11のうち、一方の連結体11の両プレート部11bと他方の連結体11の両プレート部11bがそれぞれ重なり合うように配置構成される。したがって、一対の連結体11は、それぞれにおいて2枚のプレート部11b間の長さが異なるものとなる。
プレート部11bは、本体部11aの対峙する二面の端からそれぞれ延出したプレート状の部分であり、一の連結体11においては、二枚のプレート部11bが間隔を空けて構成されている。プレート部11bの形状は、表裏面視略円盤状に形成されており、各プレート部11bの略中央にはヒンジピン穴11b1が穿設されている。
また、連結体11の両プレート部11bのうち、少なくとも一のプレート部11bのヒンジピン穴11b1の外周には、ガイドピン穴11b2が穿設されている。すなわち、一対の連結体11とも、ガイドピンプレート13が装着される側のプレート部11bにはガイドピン穴11b2も穿設されている。
ガイドピンプレート13を多目的台1の外側(一方側)から装着する場合、脚立部3の脚立支柱4に冠着又は嵌挿する各連結体11の外側のプレート部11bのヒンジピン穴11b1の外周にガイドピン穴11b2が穿設されていることとなる。同様に、足場部7の足場支柱8に冠着又は嵌挿する連結体11の外側のプレート部11bのヒンジピン穴11b1の外周にガイドピン穴11b2が穿設されていることとなる。すなわち、一方の連結体11及び他方の連結体11の少なくとも外側のプレート部11bのガイドピン穴11b2の外周にヒンジピン穴11b1が穿設されている。なお、ガイドピンプレート13を多目的台1の内側から装着する場合は、その逆となることはもちろんである。
ガイドピン穴11b2の数、配置等は問わない。例えば、ガイドピン穴11b22つを1セットとし、時計の12時、3時、6時、9時の位置に2つのガイドピン穴11b2の間を配置する構成が挙げられる。このガイドピン穴11b2の数によって脚立部3と足場部7との角度を調整することができる。したがって、ガイドピン穴11b2で脚立部3と足場部7との開き角度を保持でき、その保持角度を調節することができる。
ガイドピンプレート13は、裏面13a略中央にヒンジピン16が螺合するネジ穴(ヒンジピン穴13a1)を設けている。ヒンジピン穴13a1は、貫通、非貫通を問わない。
そして、ヒンジピン穴13a1を囲むようにして裏面13aからガイドピン13bが立設する構成となっている。ガイドピン13bの数(一個又は複数個)、配置は問わないが、例えば、時計の12時、3時、6時、9時の位置に4つ程立設する構成が挙げられる。なお、このガイドピン13bは、溶接や一体成形等により立設することが考えられ、テーパーピンが望ましい。
ガイドピンプレート13の形状は、円盤状の他、六角、八角等であってもよい。また、握りやすいようにガイドピンプレート13の表面13cや側面に窪みを設けてもよい。なお、ガイドピンプレート13の表面13cに凸部や突設する部材を設けない構成の場合にあっては、ガイドピンプレート13の表面13cを下にして多目的台1を床面Fに寝かせた場合において安定して寝かせることも可能である。
また、ガイドピン13bの位置を外から明確に把握できるように、インジケーターとして側面に凸部13eを設け、この凸部13eに相当する位置にガイドピン13bを立設すると便利である。なお、後述するガイドピンプレート23でも同様に凸部23eを設けることができる。
ヒンジピン16は、各プレート部11bのヒンジピン穴11b1及びガイドピンプレート13のヒンジピン穴13a1に挿通するものであり、例えばショルダーボルト等を利用することができる。具体的には、先端側にはネジ溝が螺設されており、後端側には六角穴付きの頭部を突設している。なお、ヒンジピン16の頭部は六角穴の他、例えば、八角穴、プラス溝、マイナス溝等であってもよいし、図9等で図示したような、押し易くするため別部材である押出頭部16a等を備えてもよい。
その他、ヒンジピン16には、ガイドピンプレート13を付勢力で移動するためのスプリング15が介される。
第一連結部10に関しては、その他の構成物品であるスペーサーリング18、スリーブ14、押さえプレート19を備えた構成や配置についても説明する。
上述したように一対の連結体11は、一方の連結体11の両プレート部11bが他方の連結体11の両プレート部11bの内側となるように配置構成されるが、この内側の両プレート部11bの間には、貫通孔を有する円筒状のスペーサーリング18が配置される。そして、スペーサーリング18の貫通孔には、スリーブ14が挿通される。
スリーブ14は、後端に鍔部14aを備え、先端側の外周にはネジ溝を螺設し、軸方向内部に貫通孔を穿設する。スリーブ14を構成物品とする場合、ガイドピンプレート13の裏面13aには凹部13a2備え、この凹部13a2にスリーブ14の鍔部14aが嵌合する。したがって、ガイドピンプレート13に対してスリーブ14が突設するような配置となる。そして、スリーブ14の貫通孔にはスプリング15を介してヒンジピン16が挿通される。
一方の連結体11のプレート部11bと他方の連結体11のプレート部11bとの間には、貫通孔を有する円盤状の樹脂プレート17が配置される。そして、樹脂プレート17の貫通孔には、スリーブ14が挿通される。なお、樹脂プレートに関しては、図10、図11で図示したような鍔付きのものが望ましい。
ガイドピンプレート13が配置される反対側(一番内側)のプレート部11bには、内側にネジ溝を螺設した貫通孔を有する押さえプレート19が配置される。押さえプレート19の形状は特に限定されず、例えば、円筒状又は楕円形状等が挙げられる。そして、押さえプレート19の貫通孔には、スリーブ14が挿通され、押さえプレート19の貫通孔に螺設したネジ溝とスリーブ14の先端側の外周に螺設したネジ溝が螺合する。
このような配置構成により、スリーブ14のネジ溝と羅合する押さえプレート19を締め付けることによって押圧され、スリーブ14と押さえプレート19との間に配置されている各構成物品に摩擦抵抗が掛かり、これにより摩擦を利用したトルクヒンジ機構となる。
次にこれら第一連結部10の構成物品の取付配置の一例について説明する。ここでは、ヒンジピン16を内側から、ガイドピンプレート13を外側から装着する例について説明するが、その逆、すなわち、ヒンジピン16を外側から、ガイドピンプレート13を内側から装着してもよい。
まず、脚立部3の脚立支柱4の一方側3Aに一方の第一連結部10を冠着又は嵌挿する。次に、足場部7の足場支柱8の他方側7Bに他方の第一連結部10を冠着又は嵌挿する。そして、一方の連結体11の両プレート部11bを他方の連結体11の両プレート部11bの間にし、さらに、各プレート部11bのガイドピン穴11b2やヒンジピン穴11b1の位置を合わせて配置する。
このように、プレート部11bを備えた連結体11を脚立部3の脚立支柱4や足場部7の足場支柱8に冠着又は嵌挿することとなるが、このような場合は、例えば、脚立支柱4や足場支柱8にプレートのみを溶接やリベットで固定する場合に比べて強度を高くすることができる。また、脚立支柱4や足場支柱8の四辺のうち一辺にガイド溝(開口)があっても冠着又は嵌挿することができる。
脚立部3の脚立支柱4や足場部7の足場支柱8には、連結体11を冠着してもよいし嵌挿してもよい。すなわち、冠着するか嵌挿するかは、見た目のデザイン性等を考慮して適宜選択することができる。したがって、図1で図示したように、一方を冠着、他方を嵌挿としてもよい。また、図13で図示したように、足場部7同士を連結する第二連結部20の連結体11においては一方他方共に冠着としてもよい。
次に、脚立部3及び足場部7の外側からガイドピンプレート13を連結体11のプレート部11bに装着する。具体的には、ガイドピンプレート13のガイドピン13bが、他方の連結体11の外側のプレート部11bのガイドピン穴11b2、そして、一方の連結体11の外側のプレート部11bのガイドピン穴11b2に挿入することによって装着する。
そして、ヒンジピン16を脚立部3及び足場部7の内側(他方側)から装着(挿入)する。具体的には、ヒンジピン16は、スプリング15を介して、他方の連結体11の内側のプレート部11bのヒンジピン穴11b1、そして、一方の連結体11の内側のプレート部11bのヒンジピン穴11b1、さらには一方の連結体11の外側のプレート部11bのヒンジピン穴11b1、そして、他方の連結体11の外側のプレート部11bのヒンジピン穴11b1、最後にガイドピンプレート13のヒンジピン穴11b1に挿入して装着する。他方の連結体11の内側のプレート部11bとヒンジピン16の押出頭部16aとの間にスプリング15が配置される。以上により、ガイドピンプレート13と連結体11とスプリング15とヒンジピン16が組み合わさり一体となる。
上述のとおり、ガイドピンプレート13とヒンジピン16が一体となるが、換言すると、ガイドピンプレート13とヒンジピン16で一対の連結体11を挟持することができる。すなわち、この第一連結部10を介して脚立部3と足場部7が連結され、回動自在に固定可能となる。
脚立部3と足場部7の角度調整は、まず、ヒンジピン16を外側に押すことによって、
ヒンジピン16と一体となっているガイドピンプレート13のガイドピン13bをガイドピン穴11b2から外してフリーの状態とする(図10参照)。次に、設定したい脚立部3と足場部7の角度に相当するガイドピン穴11b2の位置を決め、そして、一方の連結体11のプレート部11bと他方の連結体11のプレート部11bのガイドピン穴11b2を合わせる。
脚立部3と足場部7の角度を決め、ガイドピン穴11b2を合わせたら、ガイドピンプレート13を戻し、これによりガイドピンプレート13がスプリング15の付勢力で移動し、ガイドピン13bがそのガイドピン穴11b2に挿入されることで脚立部3と足場部7を任意の角度に固定することができる(図11参照)。
また、上述のように、一方の連結体11の両プレート部11bの間にスペーサーリング18を配置し、各プレート部11bのヒンジピン穴11b1及びガイドピンプレート13のヒンジピン穴13a1にスリーブ14を介在させ、また、一方の連結体11のプレート部11bと他方の連結体11のプレート部11bの間に樹脂プレート17を介在させ、さらには、他方の連結体11の内側のプレート部11bに押さえプレート19を介在させてもよい。
上述のように、本発明の多目的台1は、足場部7同士を回動自在に連結固定される。具体的には、一方側7Aの足場部7と他方側7Bの足場部7が連結されるが、これらの連結に関しては、第二連結部20を利用して連結される。以下、図13で図示するこの第二連結部20(一の例)について説明する。
上述のとおり、第二連結部20は、一対の足場部7、7同士、すなわち、一方側7Aの足場部7と他方側7Bの足場部7を連結するものであり、その主な構成物品としては、第一連結部10と同様の、一対の連結体21、ガイドピンプレート23、スプリング25、ヒンジピン26の他、押えプレート29、樹脂プレート(図13では不図示)、スペーサーリング(図13では不図示)等が挙げられ、構成物品や配置等に関しては第一連結部10とほぼ同様であるため、これらの説明については割愛する。第一連結部10と第二連結部20(一の例)の主な違いは、水平ストッパー22を備えているか否かである。以下、第二連結部20にのみ備えられている水平ストッパー22について説明する。
第二連結部20は水平ストッパー22を備えており、一対の連結体21の両水平ストッパー22によって、一対の足場部7を所定の位置で固定してそれ以上開かないようにすることができる(図15参照)。
水平ストッパー22の材質、形状は問わないため、どのような材質、形状のものであってもよい。材質に関しては、例えば、比較的摩擦係数の低いジュラコン等の樹脂材料や金属等が挙げられる。形状に関しては、例えば、平面視凸形状等が挙げられ、具体的には、略方形状の部材に鍔部が備えられている(図13参照)。
水平ストッパー22の固定に関しては、水平ストッパー22にネジ穴を穿設し、ネジやボルト等の固定具22aを介して行うことができる。ネジ等の固定具22aによれば水平ストッパー22の取り外しが可能となるため、例えば、水平ストッパー22が擦り減ったような場合に交換が容易となる。その他、カシメ留め、溶接等によっても可能である。また、図示しないが、一対の第二連結部20(一方側の一対の連結体21等及び他方側の一対の連結体21等)のうち、一方側の第二連結部20の連結体21の一番内側のプレート部21bと他方側の第二連結部20の連結体21の一番内側のプレート部21bに支柱(不図示)や踏板9を架設固定してもよい。その際、ネジ等の固定具を介して水平ストッパー22、支柱又は踏板9をプレート部21bに固定する。
第一連結部10の連結体11の本体部11aとプレート部11bの位置関係は、プレート部11bのヒンジピン穴11b1が本体部11aの長手方向中心線上に位置しているが、第二連結部20の連結体21の本体部21aとプレート部21bの位置関係は、プレート部21bのヒンジピン穴21b1が本体部21aの長手方向中心線上よりズレた位置であってもよい。したがって、この構成で本発明を足場台として使用する場合、プレート部21bが本体部21aよりも下側(床面F側)に位置する。
一対の連結体21のうち、一方の連結体21の両プレート部21bが他方の連結体21の両プレート部21bの間になるように一対の連結体21が対峙して配置構成されている。すなわち、第二連結部20に関しては、図13で図示したような一対の連結体21のうち、一方の連結体21の両プレート部21bと他方の連結体21の両プレート部21bが重なり合うように配置構成される。
図14で図示したように、本発明を脚立台として使用する場合は、両水平ストッパー22同士は接していないが、図15で図示したように、本発明を脚立台として使用する場合は、両水平ストッパー22同士は内接する。すなわち、足場台としての水平性の維持については、図13に図示されたとおり、一方の水平ストッパー22の一面(鍔部)と他方の水平ストッパー22の一面(鍔部)が当接することによってなされる。このように、面的な接地であるため接地面積が広く、線的な接地の場合に比べて、安定して強固に水平性を維持することができる。また、水平ストッパー22自体の消耗が少なくなる。
次に、第二連結部20の他の例について説明する。図21等で図示したように、第二連結部20の他の例の連結体91は、足場支柱8に設ける本体部91aと、この本体部91aの端から延出したプレート部91bとからなる。そして、この連結体91が一対で構成される。
本体部91aの形状はどのような形状であってもよい。したがって、筒状や板状のもの、縦断面視コの字状のもの等問わない。また、この本体部91aから延出したプレート部91bの数や形状等も問わない。
配置に関しては、一対の連結体91を対峙し、両プレート部91bに穿設された支軸穴91b1を合わせ、その支軸穴91b1に支軸93を挿通している。
図22で図示したように、先端には切欠き95aを備えた開き止め金具95を一方の足場支柱8に回動自在に設け、他方の足場支柱8に備えた係止部96に開き止め金具95の切欠き95aを係合する。使用する際は、作業場所の水平な床面Fの上で脚立状態に開脚して、足場支柱8に回動自在に設けた開き止め金具95でその開脚具合を固定することによって多目的台1を脚立として設置することができる。
なお、第二連結部20の一の例であっても、開き止め金具95を備える構成を採用できることはもちろんである。また、多目的台1を足場台用に展開した場合、第二連結部20は、本体部11aに連なるプレート部11bの上面を本体部11aの上面よりも下に配置する構成としている。したがって、第二連結部20を側面視すると、水平ストッパー22を介して一対の連結体21の本体部11aの両上面が略面一となっている(図15参照)。このような構成とすることにより、足場台上で作業する場合において、プレート部11bやガイドピンプレート23が邪魔にならず、安心して作業することができる。
脚立部3に内在する伸縮脚部40をさらに備える例について説明する。伸縮脚部40は、一対の伸縮脚支柱41に複数の横桟43がガイドローラ45を介して架設されることによって形成される。
伸縮脚支柱41に関しては、どのような物でもよいが、角材であることが望ましい。この角材を利用することによって足場部7に上り下りする際、また、足場部7で作業する際に生じる左右(側面方向)の揺れが軽減できる。さらに、角材である伸縮脚支柱41に補強板41aが内在することが望ましい。これにより、伸縮脚支柱41の撓みや捻りを防止することができる。
また、横桟43に関しては、どのような物でもよいが、例えば、脚立部3で説明した丸棒5c等を利用した構成で、具体的には、パイプ5aの両端部に、ガイドローラ取付具45aを介してガイドローラ45を取り付けられ、パイプ5a内には丸棒5cが挿通する構成が挙げられる。
一対の伸縮脚支柱41に横桟43を架設する構成に関しては、次のように考えられる。複数の横桟が一対の伸縮脚支柱にガイドローラ45を介して架設され、ガイドローラ45はガイドローラ取付具45aを介して取り付けられている。
このガイドローラ取付具45aは、丸棒5cが挿通する貫通穴が穿設された筒状部材で、先端側に凸部45a1を、中腹外周に鍔部45a3を、そしてその間に本体部45a2を、さらにパイプ5aに挿入される挿入部45a4備えており、鍔部45a3の下方にガイドローラ45を取り付ける(嵌め込む)構成としている。
伸縮脚支柱41には、ガイドローラ取付具45aの凸部45a1や本体部45a2が挿入されるため、これらが挿入できる径の貫通穴を穿設する。そして、両伸縮脚支柱41に穿設されたガイドローラ取付具45aの本体部45a2挿入用の穴を向かい合わせて両伸縮脚支柱41を配置し、ガイドローラ取付具45aの凸部45a1を凸部45a1挿入用の穴に挿入し、本体部45a2を本体部45a2挿入用の穴に入れる。
そして、伸縮脚部40の凸部45a1の穴から低頭ボルト5dを挿通し、この低頭ボルト5dで丸棒5cを伸縮脚支柱41に固定することによって一対の伸縮脚支柱41に横桟43を架設する。このように形成される伸縮脚部40が一対(一方側40A、他方側40B)で配置構成される(図1参照)。
伸縮脚部40は、脚立部3の脚立支柱4の床面F側から挿入し、ガイドローラ45が脚立支柱4のガイド溝4dに係合することにより、伸縮脚部40をスライド自在に可動することができる。したがって、ガイドローラ45が脚立支柱4のガイド溝4dに沿って摺動することによって、伸縮脚部40が脚立部3に対して伸縮自在となる。この伸縮脚部40の伸縮に関しては、図5、図6で図示している。
また、脚立部3の脚立支柱4のサイズや伸縮脚部40の伸縮脚支柱41のサイズを適宜選択することによって、脚立部3の横桟5と伸縮脚部40の横桟43との間の間隔を開けることができる。例えば、脚立支柱4のリップ4cの幅を適宜選択することによって、脚立部3の横桟5と伸縮脚部40の横桟43との隙間Gを1センチ以上2センチ以内とすることが望ましい(図7参照)。
伸縮脚部40を伸縮した際の脚立部3と伸縮脚部40のロック(固定)に関しては、ロック部50を介して行われる。ロック部50は、脚立支柱4の一の横桟5に回動自在に備えられ、その構成部分としては、主に、脚立支柱4の横桟5に挿通する回動穴が穿設された回動部52、伸縮脚部40の横桟43に係止する係止片51等に大別できる。
脚立部3と伸縮脚部40のロックは、作業の際、伸縮する伸縮脚部40の長さが決まったら、図19、図20のように、伸縮脚部40の横桟43に係止片51を係止することによって、脚立部3と伸縮脚部40をロックすることができ、これにより、脚立部3に対する伸縮脚部40の高さ調節をして作業することができる。
架設部47を、一対の脚立支柱4、又は、一対の伸縮脚支柱41それぞれの内側面に架設する。この架設部47は、ネジ、カシメ、溶接等によって一対の足場支柱8の上方及び/又は下方、又は、一対の伸縮脚支柱41の上方及び/又は下方に固定し、一対の脚立支柱4、又は、一対の伸縮脚支柱41を所定の間隔に保持し、一体化することができる。なお、架設部47は、キャスター取付部70に架設してもよい。
架設部47の構成は特に限定されないためどのような構成であってもよい。例えば、板状、棒状、縦断面コの字状等の構成が挙げられる。その他、ベース部70bに架設部47を備えてもよい。また、図18のようなテーパー状の別部材を介して伸縮脚支柱41やキャスター取付部70に備えてもよい。
図16等で図示したように、脚立支柱4又は伸縮脚支柱41の下方には、キャスター取付部70、アジャスター取付部73、固定金具68を介してキャスター32及びアジャスター80を備えている。なお、図16、図18等では、ねじ溝やボルト溝を一部省略している。
ねじ込み式のキャスター32が取り付けられるキャスター取付部70の形状は、縦断面略L字形状で、その構成部分としては、伸縮脚支柱41に嵌挿される嵌挿部70aと、伸縮脚支柱41が載置されるベース部70bで構成される。なお、キャスター取付部70は、主に樹脂で製作されるが、その他金属等の材質で製作されてもよい。
嵌挿部70aは、補強板41aが介在するスペースがあることによって、2つに分離されており、伸縮脚支柱41の補強板41aで仕切られた2箇所の部分に嵌挿部70aが嵌挿されることとなる。これにより、伸縮脚支柱41の捻りや撓みを防止することができ、また、荷重対策にもなる。
それぞれの嵌挿部70aには、伸縮脚支柱41に固定するためのボルト71が螺合するねじ穴が螺設されている。また、ベース部70bには、底面70cから鉛直方向にかけてキャスター32のねじ軸32aが螺合するねじ穴が螺設され、さらに、略水平方向にかけてアジャスター取付部73をベース部70bに取り付けるためのボルト72用の貫通穴が穿設される。
キャスター取付部70のベース部70bに取り付けられたアジャスター取付部73にはアジャスター80が取り付けられるが、その構成物品としては、本体部73aと受けナット73bで構成される。
本体部73aは上方開放の側面視略台形状で、本体部73aの底面73cから鉛直方向にかけて固定金具68や受けナット73bを固定するためのボルト74用の貫通穴が螺設されている。なお、本体部73aは、主に板金で製作される箱状の筐体であるが、その他の材質、構成のもので製作されてもよい。
受けナット73bは、ボルト74やアジャスト軸82に形成したねじ溝に螺合するねじ溝を螺設したねじ穴73b1を備えた筒状体であり、ボルト74やアジャスター80を螺合する。以上のとおり、固定金具68を介してボルト74で固定された受けナット73bが本体部73aから垂下し、受けナット73bにアジャスター80が取り付けられる。
キャスター取付部70のベース部70bの底面70c及びアジャスター取付部73の本体部73aの底面73cには、固定金具68が設けられており、キャスター取付部70及びアジャスター取付部73と固定金具68をボルト74で固定する。
キャスター取付部70(ベース部70b)の底面70cとアジャスター取付部73(本体部73a)の底面73cとの関係は、水平ではなく角度を有している。脚立支柱4又は伸縮脚支柱41の下方には、キャスター32を取り付けるキャスター取付部70と、アジャスター80を取り付けるアジャスター取付部73と、を備えているが、キャスター取付部70の底面70cとアジャスター取付部73の底面73cが側面視テーパー状(略V字状)に形成されている。
図16では、主に足場台として使用する場合であるため、キャスター32を設けたベース部70bの底面70cは床面Fに対して大きく傾斜している。図17では、台車として使用する場合であるため、アジャスター80を設けた本体部73aの底面73cは床面Fに対して大きく傾斜している。このように、ベース部70bの底面70cと本体部73aの底面73cに角度を設けることによって、アジャスター80を伸縮させることなく、足場台として使用する場合であっても、台車として使用する場合であっても、ともに使用することができる。すなわち、多目的台1は、足場台として使用する場合のプレート部11bのガイドピン穴11b2の位置、又は、台車として使用する場合のプレート部11bのガイドピン穴11b2の位置に合わせ、ガイドピン13bが挿入されることによって、足場台として、又は、台車として設置することができるが、キャスター取付部70の底面70cとアジャスター取付部73の底面73cに角度(テーパー状)があるため、足場台として使用する場合はキャスター32が床面Fに当設せず、また、台車として使用する場合はアジャスター80が床面Fに当設しないため、特にアジャスター80の上下動等の余計な操作をしなくてもガイドピン穴11b2の位置を変えるだけで、足場台としても台車としても、ともに使用することができる。
また、アジャスター取付部73の受けナット73bには、ボルト74やアジャスト軸82が螺合するねじ穴73b1が螺設されており、受けナット73bを本体部73a側からボルト74を介して本体部73aに固定し、さらにボルト74の反対側からアジャスター80のアジャスト軸82を螺合するが、アジャスター80を床面Fに設置した場合は、アジャスター80の受けナット73bのねじ穴73b1に螺合したアジャスト軸82は床面Fに対して内側に傾斜する。
したがって、アジャスター80を床面Fに設置した際、アジャスター80の一部を構成する受けナット73bに螺合するアジャスト軸82の中心線βが床面Fに対して内側に傾斜することとなる。図33中、αが床面Fに対して垂直の線であり、βが内側に傾斜したアジャスト軸82の中心線となる。
多目的台1を全体として側面視した場合、一方側3Aの脚立部3の脚立支柱4又は一方側40Aの伸縮脚部40の伸縮脚支柱41に備えたアジャスター80のアジャスト軸82と、他方側3Bの脚立部3の脚立支柱4又は他方側40B伸縮脚部40の伸縮脚支柱41に備えたアジャスター80のアジャスト軸82とが側面視逆ハの字(逆末広がり)に形成され、このような状態で多目的台1を床面Fに設置することができる(図34参照)。これにより、作業者等が足場台の上に乗った際、一対の脚立部3が外側に開こうとする力が開き止め効果を奏することとなる。
上述のとおり、一対の脚立支柱4の下方、又は、一対の伸縮脚支柱41の下方にはキャスター32を設けているが、このキャスター32は、公知のものを利用することによって、多目的台1を床面Fに対して移動可能とすることができる。どのようなサイズであってもよく、例えば、車輪の径も問わない。
なお、キャスター32としては、車輪が床面Fに対して360°周回可能な可動キャスターと、車輪が床面Fに対して周回しない固定キャスターがあるが、どちらを使用してもよいし、混合して使用してもよい。例えば、一方側4A、40Aの脚立支柱4や伸縮脚支柱41には固定キャスターを、他方側4B、40Bの脚立支柱4や伸縮脚支柱41には可動キャスターを配置してもよい。
上述のとおり、一対の脚立支柱4、又は、一対の伸縮脚支柱41の下方にはアジャスター80を備えているが、このアジャスター80によって多目的台1が床面Fに対して上下動可能となる。アジャスター80の構成物品としては、主に、受け座81、アジャスト軸82等からなる。
アジャスト軸82は、先端側にはネジ溝が螺設されており、受け座81とアジャスト軸82が一体となっている。なお、床面Fに設置する受け座81は、底面に滑り止めのためのゴム等を貼り付けたり、滑り止め用スリットを形成するのが望ましい。
多目的台1の高さ調節を行う場合は、アジャスト軸82を回動することによって、受けナット73bに対してアジャスト軸82が上下動し、これによって多目的台1の高さを調節することができる。
また、アジャスター80に関しては、受け座81に対してアジャスト軸82が回動する首振り機構を備えたものが望ましい。すなわち、公知の首振り機構を利用することによって、多目的台を床面Fに対して前後左右はもとより、360°周回可能とすることができる。
アジャスター80を備える位置(向き)はどこでもよいが、一方側3Aの脚立支柱4のアジャスター80と他方側3Bの脚立支柱4のアジャスター80とが対峙するように、又は、一方側40Aの伸縮脚支柱41のアジャスターと他方側40Bの伸縮脚支柱41のアジャスター80とが対峙するように備えるのが望ましい。
手添部60をさらに備える例について説明する。手添部60は、本発明を足場台として使用する際に、脚立部3と足場部7を連結する第一連結部10に備えた手添パイプ65を展開することによって、足場部7に上り下りする際や足場部7で作業する際に作業者用が手を添えることができるものである。また、他に、足場部7に荷物を載せて運搬する際、荷物落下防止用の枠として使用することができ、特に、配管等の長尺物Lを載せて運搬する際に便利である。本発明では、多目的台1と手添部60が一体化されている構成であるため、別部材として構成される場合に比べ、作業前、作業後に手添部60を失念するおそれがない。
手添部60の構成物品について説明する。手添部60の主な構成物品としては、支持金具61、手添パイプ65等が挙げられる。また、手添部60を備える構成の場合は、足場部7の足場支柱8に冠着又は嵌挿する部材である第一連結部10の本体部11aには、パイプ保持穴11c1を穿設した受け舌部11cを延設することが望ましい。
支持金具61は、延設部63を介して支持プレート62と支持筒64が一体となった金具である。なお、支持筒64は溶接等によって延設部63に固設する他、延設部63と一体成型してもよいし、延設部63は、図9で図示したようなストレート形状であっても、図25等で図示したような略L字形状であってもよい。
また、受け舌部11cには嵌合板11dを突設した構成であってもよい。嵌合板11dには嵌合スリット11d1が形成されており、手添パイプ65を展開した際に、この嵌合スリット11d1に延設部63が嵌合する。したがって、この構成の場合、パイプ保持穴11c1への手添パイプ65の下端側の挿通と、嵌合スリット11d1への延設部63の嵌合により、手添部60のぐらつきが一層軽減されることとなる。
図12で図示したように、支持プレート62は、ガイドピンプレート13と一番外側のプレート部11bとの間に配置されるため、ガイドピンプレート13やプレート部11bと構造や形状が近似している。すなわち、形状が略円盤状で、ヒンジピン穴61b1及びガイドピン穴61b2を穿設している。
なお、第一連結部10等のところで説明したその他の構成物品であるスリーブ14、スペーサーリング18、押さえプレート19を備えた構成の場合であっても支持金具61を配置することができることはもちろんである(図12参照)。
支持筒64は、手添パイプ65を挿入支持する筒状体であり、軸方向に貫通孔を穿設し、長手方向両端部には、手添パイプ65の固定ピンが嵌る凹部64aを備えている。手添パイプ65は、パイプ状の部材であり、材質、径、長さ等は問わない。手添パイプ65の下方には、水平方向に上側のネジ穴65aと下側のネジ穴65bを穿設する。また、手添パイプの先端や後端に公知のエンドキャップを嵌合してもよい。以下、支持筒64と手添パイプ65の配置構成について説明する。
手添パイプ65は支持筒64に挿入支持されるが、具体的には、手添パイプ65の上側のネジ穴65aと下側のネジ穴65bの間に支持筒64が配置されるようにし、そして、両ネジ穴65a、65bに固定ピン67、67を螺入することによって手添パイプ65から固定ピン67、67を突設する。このように、固定ピン67を上側、下側の二ヶ所に突設させているが、上側の固定ピン67は支持筒64の上方に配置され、下側の固定ピン67は支持筒64の下に配置されるため、支持筒64と手添パイプ65が遊嵌一体化される。
手添パイプ65は支持筒64に固定されていないため、ある程度上下動、回動するが、上側の固定ピン67や下側の固定ピン67が支持筒64に当たるため、支持筒64から手添パイプ65が抜けることはない。したがって、固定ピン67と固定ピン67の間にあっては手添パイプ65を微動させることができる。
手添部60の別の実施形態について説明する。基本的な構成は同じであるが、手添パイプ65が略L字形状で、その先端側にグリップ66を備えている(図28等参照)。グリップ66に滑り難い素材であるラバーゴム等を使用することにより、作業者が作業する際にグリップ66を握ることによって安心快適に作業することができる。なお、手添パイプ65が略L字形状以外のストレート形状としてもよい。
また、手添パイプ65には磁石69を備えている(図28等参照)。この磁石69は、工具Tや各種鉄製部材(不図示)を一時的に固着させておくことができる。ネジやボルト等の締結具69b及び磁石連結具69aを介して磁石69を手添パイプ65に備えている。なお、磁石69の位置はどの位置に備えてもよい。
この手添部60の別の実施形態については、手添パイプ65を展開した状態が図29で図示している。また、格納した状態を図30から図32で図示している。格納する場合、架設部47が例えば金属製の場合においては磁石69を架設部47に磁着させることができ、安定して格納することができる。
手添部60が脚立支柱4に沿って折りたたみ展開自在となるが、手添部60の折りたたんだ状態(格納状態)から展開するまでの一例について説明する。
手添部60の折りたたんだ状態(格納状態)を、図8では側面から図示している。格納状態では、手添パイプ65の先端が多目的台1の下方に備えらえた固定金具68の固定穴68aに挿入されているため、まず、手添パイプ65の先端を固定穴68aから外すため、手添パイプ65を上方へスライド、回動等をすることによって手添パイプ65の先端を固定穴68aから外す。
手添パイプ65の先端が固定穴68aから外れたら、次に、ヒンジピン16を外側に向けて押すことによって、ヒンジピン16と一体となっているガイドピンプレート13の各ガイドピン13bを各ガイドピン穴11b2、ガイドピン穴61b2から外してフリーの状態とする。
そして、手添パイプ65が踏板9に対して略垂直となるように回動し、一方の連結体11のプレート部11bと他方の連結体11のプレート部11bのガイドピン穴11b2と支持プレート62のガイドピン穴61b2を合わせる。すなわち、3つのガイドピン穴(11b2、11b2、61b2)を合わせる。
そして、3つのガイドピン穴(11b2、11b2、61b2)を合わせたら、ガイドピンプレート13を戻し、これによりガイドピンプレート13がスプリング15の付勢力で移動し、ガイドピン13bが3つのガイドピン穴(11b2、11b2、61b2)に挿入されることで手添パイプ65が踏板9に対して略垂直で固定される。
最後に、手添パイプ65を回動させ、上側の固定ピン67が上端の凹部64aに嵌合し、受け舌部11cのパイプ保持穴11c1に手添パイプ65の下端側が挿通させる(図8参照)。これによって手添パイプ65が支持筒64内で回動不可となり、手添部60が使用可能状態となる。
次に手添部60の他の例について説明する。先の例の手添部60は、受け舌部11cのパイプ保持穴11c1への手添パイプ65の下端側の挿通等によって手添パイプ65が展開立設し、手添部60が使用可能状態となる構成であったが、この他の例は、このような構成を採用せず、手添パイプ65の下端に備えた磁石65gを利用し、この磁石65gの磁力によって手添パイプ65と受け舌部11cが磁着することによって手添パイプ65が展開立設し、手添部60が使用可能状態となる。構成物品としては、固定用のロールピン65h、ロールピン65h挿入用の穴を穿設した環状の押さえリング65c、外周にロールピン65h挿入用の穴を穿設し、底面略中央にボルト65f挿入用の穴を穿設した鍔付きの円柱体である盲栓65e、鍔付きの円筒体であるドライブッシュ65d、略中央にボルト65f挿入用の穴を穿設した磁石65g、固定用のボルト65f等が挙げられる。
手添パイプ65の下方には、ロールピン65h挿入用の穴が穿設しており、手添パイプ65に押さえリング65cを嵌め、さらに盲栓65eが挿入し、そして、押さえリング65c、手添パイプ65、盲栓65eのロールピン65h挿入用の各穴を合わせてこの穴にロールピンを挿入することによって固定されている。
支持筒64の上端及び下端にドライブッシュ65dの鍔を掛止し、この状態の支持筒64の上端から手添パイプ65の下端側を挿入し、さらに、手添パイプ65の下端から挿入されている盲栓65eの底面に磁石65gを添設し、盲栓65e、磁石65gのボルト65f挿入用の各穴を合わせてこの穴にボルト65fを挿入することによって磁石65gが固定されている。
以上により、下端に磁石65gを備えた手添パイプ65が支持筒64と一体化される。手添パイプ65を展開状態にすると、手添パイプ65下端に備えた磁石65gが受け舌部11cに磁着し、手添パイプ65が踏板9に対して略垂直で磁着される。なお、受け舌部11cに磁石65gが磁着するため、受け舌部11cにはパイプ保持穴11c1が穿設していない。
この手添部60の他の例によれば、作業者が受け舌部11cのパイプ保持穴11c1に手添パイプ65を挿入する作業を行わずに、磁石65gの磁力によって手添パイプ65を簡単に使用可能状態とすることができ、また、簡単に手添パイプ65を格納状態とすることもできる。また、手添パイプ65は支持筒64に固定されていないので、手添パイプ65を支持筒64内で回動させることができる。したがって、手添パイプ65の向きを任意に変えることができる。さらに、図示しないが、受け舌部11cの側面側、すなわち、多目的台1を床面Fに寝かせた際の床面F側にローラー等の回転体を備えてもよい。回転体が受け舌部11cから膨出したこのような構成にすれば、多目的台1を床面Fに寝かせた場合においても回転自在な回転体が床面Fに接触するため、受け舌部11cの側面で床面Fを傷つけることがなく、また、回転体の回転によって多目的台1を容易に移動させることができる。なお、回転体の構造に関しては、どのような構造であってもよい。
足場部7に備える台車部30について説明する。台車部30は、図3(a)で図示したように、主に、荷物等を載せる載置台31と、載置台31の底面側の2か所程に設けたキャスター32で構成される。なお、キャスターは、載置台31に直接備える構成の他、別部材である固定部(不図示)を介して備える構成であってもよい。
台車部30は、トルクヒンジ35を介して一対の脚立支柱4に設ける。具体的には、トルクヒンジ35の一方側の固定部を脚立支柱4に固定し、他方側の固定部を載置台31の側面に固定することによって台車部30を備えることができる。このトルクヒンジ35は公知の物を利用することができ、任意の開き角度(0°から180°)を保持でき、その保持角度を無段階に調節できる。したがって、台車部30を使用しない場合は脚立支柱4の内側に格納することができ、台車部30を使用する場合は台車部30を格納状態から倒して(床面Fに対して略水平にして)使用することができる。すなわち、台車部30が一対の脚立支柱4に沿って折りたたみ展開自在となる(図3(a)、図3(b)、図4参照)。
台車部30の載置台31は、1枚の板材の四辺を立ち上げる(曲げ加工)ことにより形成することができる。載置台31の各辺同士の固定に関しては、リベッター、または、スポット溶接等の溶接で固定することが望ましい。
また、縦断面略L字形状のアングル材を4個組み合わせて長方形状又は正方形上の枠体を形成し、そして、この枠体にポリカーボネイト等の樹脂板材を設置する構成等が考えられる。これにより、軽量化を図ることができる。その他、アルミを使用することによっても軽量化を図ることができる。なお、縦断面略L字形状のアングル材を組み合わせるに際しては、隅切り等の加工が必要な場合がある。
なお、図示しないが、載置台31の表面には、荷物の滑り止めや雨水抜き用に複数の穴を穿設するのが望ましい。特に、下側から穴を穿設することによって、穴の周縁に立ち上がり部が備わる構成であれば、この立ち上がり部によって滑り止め効果がより高くなるため望ましい。
既述したが、脚立支柱4、足場支柱8、踏板9、伸縮脚支柱41、手添パイプ65等は、チャンネル材を利用することができ、チャンネル材の材質としては、例えば、アルミニウムや、SGHC(熱延材)、SGCC(冷延材)等の溶融亜鉛めっき鋼板が利用できるが、これらに限定されるものではない。また、アルマイト処理等各種表面処理を行ってもよい。
脚立支柱4、足場支柱8、踏板9、伸縮脚支柱41、手添パイプ65等は、長さ、径等のサイズは問わないため、どのようなサイズのものを利用してもよい。
説明した各構成物品同士の固定に関しては、ねじ留め、ボルト留め、リベット留め、溶接等、どのような固定方法であってもよい。また、ねじ留め、ボルト留に関しては、各種座金を介してもよい。その他、各構成物品同士が一体成形可能であれば、一体成形してもよい。
また、脚立部3と足場部7を第一連結部10で連結する構成、足場部7と足場部7を第二連結部20で連結する構成について説明したが、上述した第一連結部10や第二連結部20(一の例、他の例)の構成の他、公知のヒンジ機構、回動固定機構を介して連結する構成であってもよい。すなわち、脚立部3と足場部7、また、足場部7と足場部7が、回動自在に固定可能であればどのような構成であってもよい。
以上説明したとおり、本発明は、脚立(図1等)として、足場台(図2等)として、さらには荷物、長尺物Lを運ぶことができる台車(図3(a)、図3(b)等)等として、多目的に用いることができ、また、脚立の状態から、台車部30を格納し、第二連結部20をフリーの状態にして、一対の足場支柱8をそれぞれ内側に折りたたむことができる(図23参照)。このようにコンパクトに折りたたむことができるため、狭いスペースにおいても保管することができる。
上記説明したアジャスター80の受け座81は、図1等からわかるとおり、平面視円形状であるが、その他の例として、三角等の多角形や各頂点が丸まっている角丸多角形であってもよく、各頂点が丸まっている角丸三角形が望ましい。この他の例のアジャスター80について図36から図39を基に説明する。
アジャスター80を構成するアジャスト軸82の一方にはねじ溝(不図示)を形成し、他方には球状部82aを備えている。
平面視(下面視)角丸三角形の受け座81の裏面(床面F設置側)には滑止体88を備え、裏面と反対の表面には抜け止め83を固設している。この抜け止め83は、無底円筒状で、天井部に嵌合穴83aを形成している。この嵌合穴83aにアジャスト軸82の球状部82aが嵌着され、抜け止め83内に、凹部を形成したソケット84が収容され、抜け止め83の内部に設けた突起83b等を介して抜け止め83とソケット84が引っ掛け固定される。なお、ソケット84は、突起83bに引っ掛けるため、図37で図示したような凸形状であることが望ましいが、突起83bに引っ掛けることができればどのような形状、構造であってもよい。そして、抜け止め83引っ掛け固定されたにソケット84がボルト85を介して受け座81に固定される。
以上のような構成により、ソケット84と一体化した抜け止め83の嵌合穴83aによってアジャスト軸82の傾動及び離脱を防止することができる。
また、アジャスター80の受け座81を角丸三角形とし、さらに、向かい合うアジャスター取付部73の各本体部73aをそれぞれ段違いに配置されることによって、格納状態のときでも向かい合うアジャスター取付部73の各本体部73aや受け座81はそれぞれ緩衝せず隙間に入り込ませることができる(図38、図39参照)。
その他、多目的台1の一部又は全部に着色及び/又は模様を施してもよい。色彩の選択により、企業のイメージカラーを表現することができる。また、連結体11、21のプレート部11b、21bの形状は、プレート部11b、21bの効果を奏するものであれば形状を変更してもよく、どのような形状であってもよい。
以上、各実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、各実施形態に記載の技術、又は、その他の公知や周知の技術を組み合わせるようにしてもよい。
各図において各実施形態を図示したが、図を分かりやすくする等のために、一部構成を省略、簡略化した部分があるため、本発明は図示した実施形態に限定されるものではない。また、一部透視した部分もある。
1:多目的台
3:脚立部
3A:一方側
3B:他方側
4:脚立支柱
4a:ウェブ
4b:フランジ
4c:リップ部
4d:ガイド溝
5:横桟
5a:パイプ
5b:ソケット
5b1:凸部
5b3:鍔部
5b4:挿入部
5c:丸棒
5d:低頭ボルト
7:足場部
7A:一方側
7B:他方側
8:足場支柱
8a:ウェブ
8b:フランジ
8d:ガイド溝
9:踏板
9a:表面
10:第一連結部
11:連結体
11a:本体部
11b:プレート部
11b1:ヒンジピン穴
11b2:ガイドピン穴
11c:受け舌部
11c1:パイプ保持穴
11d:嵌合板
11d1嵌合スリット
13:ガイドピンプレート
13a:裏面
13a1:ヒンジピン穴
13a2:凹部
13b:ガイドピン
13c:表面
13e:凸部
14:スリーブ
14a:鍔部
15:スプリング
16:ヒンジピン
16a:押出頭部
17:樹脂プレート
18:スペーサーリング
19:押さえプレート
20:第二連結部
21:連結体
21a:本体部
21b:プレート部
21b2:ガイドピン穴
22:水平ストッパー
22a:固定具
23:ガイドピンプレート
23a:裏面
23b:ガイドピン
23c:表面
23d:ノブナット
23e:凸部
24:スリーブ
25:スプリング
26:ヒンジピン
29:押さえプレート
30:台車部
31:載置台
32:キャスター
32a:ねじ軸
35:トルクヒンジ
40:伸縮脚部
40A:一方側
40B:他方側
41:伸縮脚支柱
41a:補強板
43:横桟
45:ガイドローラ
45a:ガイドローラ取付具
45a1:凸部
45a2:本体部
45a3:鍔部
45a4:挿入部
47:架設部
50:ロック部
51:係止片
52:回動部
60:手添部
61:支持金具
61b1:ヒンジピン穴
61b2:ガイドピン穴
62:支持プレート
63:延設部
64:支持筒
64a:凹部
65:手添パイプ
65a:上側のネジ穴
65b:下側のネジ穴
65c:押さえリング
65d:ドライブッシュ
65e:盲栓
65f:ボルト
65g:磁石
65h:ロールピン
66:グリップ
67:固定ピン
68:固定金具
68a:固定穴
69:磁石
69a:磁石連結具
69b:締結具
70:キャスター取付部
70a:嵌挿部
70b:ベース部
70c:底面
71:ボルト
72:ボルト
73:アジャスター取付部
73a:本体部
73b:受けナット
73c:底面
74:ボルト
80:アジャスター
81:受け座
82:アジャスト軸
82a:球状部
83:抜け止め
83a:嵌合穴
83b:突起
84:ソケット
85:ボルト
88:滑止体
91:連結体
91a:本体部
91b:プレート部
91b1:支軸穴
93:支軸
95:開き止め金具
95a:切欠き
96:係止部
F:床面
G:隙間
T:工具
L:長尺物
α:垂直の線
β:アジャスト軸の中心線

Claims (8)

  1. 複数の横桟が一対の脚立支柱に架設された脚立部と、一又は複数の踏板が一対の足場支柱に架設された足場部と、が一体化され、回動自在に固定可能な折りたたみ式多目的台であって、
    一対の前記脚立部と一対の前記足場部を連結する第一連結部と、
    一対の前記足場部同士を連結する第二連結部と、
    一対の前記脚立支柱の下方に設け、前記多目的台を移動可能とするキャスターと、
    一対の前記脚立支柱の下方に設け、前記多目的台を上下動可能とするアジャスターと、
    トルクヒンジを介して一対の前記脚立支柱に設けており一端には前記トルクヒンジを設けて一対の前記脚立支柱に沿って折りたたみ展開自在とし他端には前記多目的台を移動可能とするキャスターを設けた台車部と、を備え、
    前記第一連結部及び前記第二連結部は、前記脚立支柱又は前記足場支柱に冠着又は嵌挿する本体部と、この本体部の対峙する二面の端からそれぞれ延出したプレート部と、からなる一対の連結体と、
    先端側にネジ溝が螺設されたヒンジピンと、
    裏面略中央には、ヒンジピン穴を穿設し、当該ヒンジピン穴を囲むようにしてガイドピンが立設するガイドピンプレートと、を備え、
    各前記プレート部の略中央にはヒンジピン穴が穿設され、また、一対の前記連結体の両プレート部のうち、少なくとも一の前記プレート部の前記ヒンジピン穴の外周には、ガイドピン穴が穿設され、
    一対の前記連結体のうち、一方の前記連結体の両プレート部を他方の前記連結体の両プレート部の間になるようにして一対の前記連結体が対峙して配置され、
    一方側から装着される前記ガイドピンプレートと、スプリングを介して他方側から挿入される前記ヒンジピンが螺合することによって、一対の前記連結体を挟持し、
    前記ガイドピンプレートが前記スプリングの付勢力で移動し、前記ガイドピンが前記ガイドピン穴に挿入されることで前記脚立部と前記足場部、及び、前記足場部同士を回動自在に固定することができることを特徴としたことを特徴とした多目的台。
  2. 複数の横桟が一対の脚立支柱に架設された脚立部と、一又は複数の踏板が一対の足場支柱に架設された足場部と、が一体化され、回動自在に固定可能な折りたたみ式多目的台であって、
    一対の前記脚立部と一対の前記足場部を連結する第一連結部と、
    一対の前記足場部同士を連結する第二連結部と、
    複数の横桟が一対の伸縮脚支柱にガイドローラを介して架設された伸縮脚部と、
    前記脚立支柱に架設された一の前記横桟に回動自在に備えられ、係止片を前記伸縮脚部の前記横桟に係止することによって前記脚立部と前記伸縮脚部をロックするロック部と、
    一対の前記伸縮脚支柱の下方に設け、前記多目的台を移動可能とするキャスターと、
    一対の前記伸縮脚支柱の下方に設け、前記多目的台を上下動可能とするアジャスターと、
    トルクヒンジを介して一対の前記脚立支柱に設けており一端には前記トルクヒンジを設けて一対の前記脚立支柱に沿って折りたたみ展開自在とし他端には前記多目的台を移動可能とするキャスターを設けた台車部と、を備え、
    前記第一連結部及び前記第二連結部は、前記脚立支柱又は前記足場支柱に冠着又は嵌挿する本体部と、この本体部の対峙する二面の端からそれぞれ延出したプレート部と、からなる一対の連結体と、
    先端側にネジ溝が螺設されたヒンジピンと、
    裏面略中央には、ヒンジピン穴を穿設し、当該ヒンジピン穴を囲むようにしてガイドピンが立設するガイドピンプレートと、を備え、
    各前記プレート部の略中央にはヒンジピン穴が穿設され、また、一対の前記連結体の両プレート部のうち、少なくとも一の前記プレート部の前記ヒンジピン穴の外周には、ガイドピン穴が穿設され、
    一対の前記連結体のうち、一方の前記連結体の両プレート部を他方の前記連結体の両プレート部の間になるようにして一対の前記連結体が対峙して配置され、
    一方側から装着される前記ガイドピンプレートと、スプリングを介して他方側から挿入される前記ヒンジピンが螺合することによって、一対の前記連結体を挟持し、
    前記ガイドピンプレートが前記スプリングの付勢力で移動し、前記ガイドピンが前記ガイドピン穴に挿入されることで前記脚立部と前記足場部、及び、前記足場部同士を回動自在に固定することができ、
    前記伸縮脚部は、前記脚立支柱に内在し、前記ガイドローラが前記脚立支柱のガイド溝に沿って摺動することによって、前記伸縮脚部が前記脚立部に対して伸縮自在となることを特徴とした多目的台。
  3. 前記脚立部の前記横桟と前記伸縮脚部の前記横桟との隙間が、1センチ以上2センチ以内であることを特徴とした、請求項2に記載の多目的台。
  4. 前記第一連結部には、さらに手添部を備え、
    前記手添部は、延設部を介して支持プレートと支持筒が一体となった支持金具と、
    前記支持筒に挿入される手添パイプと、を備えたことを特徴とした、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の多目的台。
  5. 前記手添パイプには、磁石及び/又はグリップと、を備えたことを特徴とした、請求項4に記載の多目的台。
  6. 前記第二連結部の一対の前記連結体には、それぞれ水平ストッパーを備え、
    両前記水平ストッパーにより、一対の前記足場部を所定の位置で固定してそれ以上開かないようにできることを特徴とした請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の多目的台。
  7. 請求項1に記載の前記脚立支柱又は請求項2に記載の前記伸縮脚支柱の下方には、キャスターを取り付けるキャスター取付部と、アジャスターを取り付けるアジャスター取付部と、を備え、
    前記キャスター取付部の底面と前記アジャスター取付部の底面が側面視テーパー状に形成されていることを特徴とした、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の多目的台。
  8. 前記アジャスターを床面に設置した際、前記アジャスターの一部を構成する受けナットに螺合するアジャスト軸の中心線が床面に対して傾斜し、
    前記多目的台を全体として側面視した場合、請求項1に記載の一方側の前記脚立支柱又は請求項2に記載の一方側の前記伸縮脚支柱に設けた前記アジャスターの前記アジャスト軸と、請求項1に記載の他方側の前記脚立支柱又は請求項2に記載の他方側の前記伸縮脚支柱に設けた前記アジャスターの前記アジャスト軸と、が逆ハの字に形成されることを特徴とした、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の多目的台。
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