JP6999098B2 - クラウド型永代供養サービスシステム - Google Patents

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この発明はパブリッククラウド上に仮想寺院的な礼拝サイトを設ける発明に関し、より詳細には単にクラウド上で礼拝を行えるだけにとどまらず、故人が生前に予約して各種のデータを提供することにより、死後の運用に関し故人の意思を確実に反映するとともに、故人が残したいと願ったデータを未来永劫保存でき、さらに故人の経歴や業績を安全な状態で拡散して検索エンジンで第三者が検索することを可能とし、いままで情報をネット上で発信する機会に恵まれなかった技術または技能または製品を探索可能にしたり、人脈を探索可能にしたりする、多様な利用側面を有するクラウド型永代供養サービスシステムに関する。
都市部における地価の高騰の影響は深刻であり、それは住宅のみならず墓地にも及んでいる。墓地において、各家はそれぞれ一定の区画を持ち、地下に骨壺を収容した墓をそこに建てる。しかし、地価が高騰している都市部の現状においては、一定の区画を確保するためには高額の土地代を要し、一般の人間には都市部の墓は経済的に手が届かない。
そのため、一般の人間は地価が安い遠隔地にある墓しか持てず、墓まで行くのに多大の所要時間を要する。
しかし、墓参りは思い立った時に頻繁に行くことが本来望ましく、墓まで行くのに多大の所要時間を要する前記の現状ではそれが叶わなかった。
また、墓を近場に持てたとしても、身寄りがない者は墓を継承する者がいないので墓を持つことを躊躇したり、継承者がいても継承者に墓の維持で負担をかけたくないとして墓を持つことを躊躇したりする傾向があった。
上記の現状に鑑みて、実在の墓でなく、パブリッククラウド上に仮想墓地を設けて端末上から墓参するシステムが提案されている。例えば特許文献1には、墓石イメージをバーチャル墓地サーバに蓄積し、インターネット端末からインターネットを介して前記バーチャル墓地サーバにアクセスすることにより該インターネット端末に所望の墓石イメージを表示してバーチャルに墓参することを特徴とするバーチャル墓参方法が開示されている。
また、エンディングノートに関し、例えば特許文献2には、自分史を残す家族内個人の情報に限定せず、当事者の死後を想定したエンディングノート情報、家族内での交流円滑化手段、核家族化を想定した遠隔家族に対する日常的相互安否確認手段、系譜、家族内故人法要に関わる情報を家族全員で日々運用管理し、家族内の世代交代がなされても確実にそれら情報が保存管理するために、家族が利用することを前提に、当該家族内個人、家族内共通の管理情報をインターネット経由にてサーバにて集中管理するものであり、自分史、エンディングノート、系譜管理、更に家族内での日常的安否確認、伝言機能等を有し日々それらサイトの運営を家族全員でなすことが可能となるシステムが開示されている。
同様に、自分史に関し、例えば特許文献3には、寺院、教会等の宗教法人に備えたコンピュータシステムが、インターネットを介して一般人である委託者から伝記の記録を受託し、委託者の物故後に閲覧希望者にインターネットを介して公開する一般人伝記記録公開受託システムあって、前記一般人伝記記録公開受託システムは、利用者端末機と、閲覧希望者の端末機と、宗教法人のコンピュータシステムと、インターネット及び公衆通信回線で接続された伝記記録公開受託コンピュータにより構成され、前記伝記記録公開受託コンピュータは、ファイヤーウォールを含むWEBサーバと、伝記記録公開管理業務処理を行なうアプリケーションサーバと、伝記委託会員及び受託した伝記情報を記録するデータベースと、伝記記録の委託者の物故の到来を管理する管理者端末機と、関連宗教法人と接続するための通信制御装置とを備え、前記データベースは、少なくとも利用者の個人情報・ID/パスワードを記録する会員テーブルと、個人伝記の公開条件を記録した公開条件テーブルと、利用者から受託した個人伝記情報および物故時の情報を記録した伝記情報テーブルとからなる一般人伝記記録データベースと、宗教法人データベースと、システム利用者に対する使用料金の課金を記録した課金データベースとを備え、前記アプリケーションサーバは、利用者端末機からの要求信号を受付けて前記会員テーブルに登録すると共に、選択された契約に応じて利用料金を課金テーブルに登録する会員登録手段と、利用者端末機から送信された個人伝記情報を受付けて公開条件テーブルから公開条件を選択させて伝記情報テーブルに記録する個人伝記情報受付け手段と、利用者端末機からの伝記情報確認要求に応答して受託した伝記情報テーブルを検索して利用者端末に送信表示させる伝記情報確認手段と、利用者からの伝記情報更新要求に応答して伝記情報内容を更新記録する伝記情報更新手段と、受託した利用者の物故に伴う葬儀を執り行った寺院・教会などの宗教法人から物故時に情報を受付ける物故時情報登録手段と、物故による公開条件が確認された時、公開時期の指定を定期的に確認して指定された伝記情報を公開する定期公開配信手段と、公開要求に応答して伝記情報を公開する公開要求受付手段とを備えることを特徴とする一般人伝記記録公開受託システムが開示されている。
ところで、技術はそれを積み重ねていくことにより進歩し、技能はそれを伝承することにより絶えることが防止される。したがって、新たな技術を開発したり、製品を作り出す場合には現存の技術や技能にどのようなものがあるかを調べる作業が不可欠となる。
前記の作業のために、インターネットを使用して技術情報を検索することが広く行われている。例えば特許文献4には、熟練を要することなく、簡易な手順で高精度の検索を可能とするために、入力された検索文の中から関連語を抽出する関連語抽出手段と、抽出された関連語に対して形態素解析を行う第1の形態素解析手段と、前記第1の形態素解析手段による形態素解析により得られた単語それぞれに対して、技術情報の内容を加味した重み付けを行ってベクトル情報を生成する第1のベクトル生成手段と、複数の検索対象技術情報に対して形態素解析を行う第2の形態素解析手段と、前記第2の形態素解析手段による形態素解析により得られた単語それぞれに対して、技術情報の内容を加味した重み付けを行ってベクトル情報を生成する第2のベクトル生成手段と、前記第1のベクトル生成手段で生成されたベクトル情報と前記第2のベクトル生成手段で生成されたベクトル情報との間で内積を演算する内積演算手段と、前記内積演算手段の演算結果に基づいて、検索文と検索対象技術情報との類似度を判定する類似度判定手段と、前記類似度判定手段による判定結果の出力対象を選択する出力対象選択手段と、選択された出力対象を前記類似度判定手段により判定された類似度順に並べて出力する検索結果出力手段とを備えることを特徴とする技術情報検索システムが開示されている。
また、特許文献5には、書誌情報と書誌情報以外の情報とから構成される特許情報を検索する検索式を入力する特許情報処理装置と、書誌情報等の特許情報を格納する特許情報データベースを所定の検索式に基づいて検索する特許情報検索装置とを有する特許情報検索システムであって、前記特許情報処理装置は、第1の検索式を入力する手段と、入力された第1の検索式を、この第1の検索式の書誌情報の検索内容に基づいて、前記特許情報検索装置の検索に適した第2の検索式に置換するための検索式置換手段と、置換された第2の検索式を前記特許情報検索装置に送信するための第1の送信手段とを有し、前記特許情報検索装置は、受信した第2の検索式に基づいて前記特許情報データベースを検索するための検索手段と、検索結果を前記特許情報処理装置に送信するための第2の送信手段とを有することを特徴とする特許情報検索システムが開示されている。
一方、独立行政法人工業所有権情報・研修館ではインターネットを通じて特許情報や技術情報を検索するためのシステム「特許情報プラットフォーム」を開放している(非特許文献6)。
特開2002-251488 特開2015-090539 特開2003-016174 特開2002-073680 特開平11-250090 特許情報プラットフォーム(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage)
本願発明は前記の墓に関する問題点を契機として創作されたものであり、前記のそれぞれの従来技術単独またはその組み合わせではなし遂げられなかった、多様な利用側面を有するクラウド型永代供養サービスシステムを提供することを目的として創作されたものである。
すなわち、本願発明のクラウド型永代供養サービスシステムは
生前に利用契約を結んだ会員またはその遺族が端末からアクセス可能なインターネット上の永代供養サイト内に、各会員の個人情報、各会員から提供されたデジタルコンテンツ、死亡後の取り扱いに関する各会員の希望を記した指図データを各会員を特定する識別子と関連付けて収容するとともに、上記個人情報および指図データ、またはこれらとデジタルコンテンツにもとづいて生成した過去帳およびバーチャル礼拝施設の映像データを収容する永代供養サーバを配したことを特徴とする。
又、請求項2記載の発明は前記のクラウド型永代供養サービスシステムにおいて、各会員が永代供養サーバに収容する個人情報、デジタルコンテンツ、指図データは、会員の死亡前および死亡後のどちらの時点でもアクセスでき、会員またはその遺族が端末からアクセスして閲覧したり更新することを可能としたことを特徴とする。
又、請求項3記載の発明は前記のクラウド型永代供養サービスシステムにおいて、各会員が永代供養サーバに収容する個人情報およびデジタルコンテンツには、会員が生前に契約したインターネット上のサービスの接続情報を含むことを特徴とする。
又、請求項4記載の発明は前記のクラウド型永代供養サービスシステムにおいて、各会員が永代供養サーバに収容する個人情報およびデジタルコンテンツには、会員が生前に使用していた電子機器の起動情報を含むことを特徴とする。
又、請求項5記載の発明は前記のクラウド型永代供養サービスシステムにおいて、各会員が永代供養サーバに収容するデジタルコンテンツを永代供養サイトまたは他のサイトで会員またはその遺族以外の者にも閲覧またはダウンロードのために公開する手段、
前記公開許可のための認証手段、
デジタルコンテンツを構成する文字や画像情報の全てまたはその一部を、タグとして埋め込んだデジタルコンテンツとは独立したファイルを端末のブラウザ画面上では不可視の状態で公開する手段、
検索エンジンで特定の文字または画像を検索した結果、前記ファイルのタグがヒットした際に、所定のリンク先にリンクする手段を有することを特徴とする。
又、請求項6記載の発明は前記のクラウド型永代供養サービスシステムにおいて、デジタルコンテンツには会員の人物史を構成する文字や画像情報を電子媒体に記録した電子書籍が含まれることを特徴とする。
又、請求項7記載の発明は前記のクラウド型永代供養サービスシステムにおいて、各会員が永代供養サーバに収容したデジタルコンテンツを会員またはその遺族以外の者にも公開するサイトには電子書籍の販売サイトを含むことを特徴とする。
又、請求項8記載の発明は前記のクラウド型永代供養サービスシステムにおいて、会員の人物史を構成する文字や画像情報を電子媒体に記録した電子書籍には当該会員が関係した技術または技能または製品に関する事項を記載することを特徴とする。
本願発明のクラウド型永代供養サービスシステムはパブリッククラウド上に仮想寺院を設けて、端末から礼拝を行うことができるという公知の効果を奏するが、単にこれにとどまらず、死後に初めてセットアップするのではなく、生前に利用契約を結んだ会員が、各会員の個人情報、各会員から提供されたデジタルコンテンツ、死亡後の取り扱いに関する各会員の希望を記した指図データを各会員を特定する識別子と関連付けて収容するとともに、上記個人情報および指図データ、またはこれらとデジタルコンテンツにもとづいて過去帳およびバーチャル礼拝施設の映像データを生成し、これらを永代供養サーバを配することにより次の特有の効果を奏する。
(1) 生前に会員が充分な時間をかけて、自己の経歴や社会貢献実績、葬儀通知先リストなどの個人情報、写真や映像、出版した各種の書籍、自分史を電子化してデジタルコンテンツとして永代供養サーバに収容し、さらに死亡後の取り扱いに関する希望を記した指図データも収容するので、死亡した際にそれらに基づいた形式および通知先の葬儀プランを作成でき、しかも葬儀に使用する写真や映像もサーバ内から調達できるので、葬儀の準備期間を最小限に短縮することができ、遺族の負担を最小限に止めることができる。
(2) 同様に故人の死亡後の取り扱いに関する希望が明確に記録されているので、各種の法要の実行の有無、関係者への通知に関し遺族が戸惑うことなくスムーズに決定でき、また、前記希望は永続的に永代供養サーバに収容されているので、故人の明確な意思の裏付けのある永代供養を実行することができる。
(3) 請求項3記載の発明においては会員が生前に契約したインターネット上のサービスの接続情報を、請求項4記載の発明においては会員が生前に使用していた電子機器の起動情報を永代供養サーバに収容するので、遺族がこれらに容易にアクセスすることが可能となり、今まで死亡とともにブラックボックス化し、重要な情報が失われたり、契約を解除できず課金のみが発生していた事態を防ぐことができる。
(4) 請求項5記載の発明においては、各会員が永代供養サーバに収容するデジタルコンテンツを永代供養サイトまたは他のサイトで会員またはその遺族以外の者にも閲覧またはダウンロードのために公開することを可能としているが、そのために公開許可のための認証を行っている。これは、デジタルコンテンツが人に知られたくない個人情報や会員やその遺族が販売により印税収入を得るための電子書籍や映像である場合の方策であるが、そうした場合、会員が積極的に第三者に知らせたいと考えている情報がインターネット上の検索エンジンから秘匿されてしまう不都合が生じる。そこで、この発明のではデジタルコンテンツを構成する文字や画像情報の全てまたはその一部を、タグとして埋め込んだデジタルコンテンツとは独立したファイルを端末のブラウザ画面上では不可視の状態で公開することにより、検索者には見えないが検索エンジンではヒットできるようにし、ヒットした際に、会員が企図した所定のリンク先にリンクさせることにより、知らせたい情報を安全に拡散可能としている。
(5) 請求項6記載の発明においては、デジタルコンテンツには会員の人物史を構成する文字や画像情報を電子媒体に記録した電子書籍を含ませている。通常、人物史には本人の学歴や職歴や出身地、居住地を記載するので、前記請求項5記載の発明によりデジタルコンテンツを構成する文字や画像情報の全てまたはその一部を、タグとして埋め込んだデジタルコンテンツとは独立したファイルを端末のブラウザ画面上では不可視の状態で公開した場合、検索エンジンで例えば同窓生や同僚や郷里を同じくする者が学校名や会社名や地名から本人を辿ることが可能となる。
(6) 請求項7記載の発明においては、各会員が永代供養サーバに収容したデジタルコンテンツを会員またはその遺族以外の者にも公開するサイトには電子書籍の販売サイトを含ませている。通常、自分史は本人や親類、友人などごく限られた範囲の人間にしか流通しないが、前記の請求項5および6記載の発明と組み合わせた場合、検索エンジンで学校名や会社名や地名から本人に辿りついた者が電子書籍を購入してくれるので流通範囲を拡げることができる。
(7) 請求項8記載の発明においては、会員の人物史を構成する文字や画像情報を電子媒体に記録した電子書籍には当該会員が関係した技術または技能または製品に関する事項を記載している。特徴とする。前記したように技術はそれを積み重ねていくことにより進歩し、技能はそれを伝承することにより絶えることが防止される。したがって、新たな技術を開発したり、製品を作り出す場合には現存の技術や技能にどのようなものがあるかを調べる作業が不可欠となる。これに関し、前記したように特許文献に記載されている技術や積極的に論文や広告で公表している技術に関してはそれを検索するインフラが整備されている。
ところが、積極的に特許出願したり、公表しなかった技術に関してはそれを検索する手だてがないのが現状である。この場合、例えば大企業の場合は自社の公報体制が行き届いているのでこのようなことは少ないが、中小企業や極めて小規模な企業の場合は技術や技能が公表されないまま埋もれているのが現状である。わが国の産業の基盤を下支えしているのは、このような企業であり、その中には極めて高い技術力や技能を有しているところが多数あり、そのような技術や技能に関し検索の手だてがないということは、わが国の産業の発展を考えた場合由々しき問題である。
前記に関し、請求項8に記載の発明においては、「自分史」という私的な書籍の中において、中小企業や極めて小規模な企業のオーナーや技術者が自分の経歴の中で関わってきた技術や技能に関することに関し、自己の体験として記載したいという動機付けを与えることにより吐き出させることが可能となる。
この発明のクラウド型永代供養サービスシステムブロック図。 同上、会員端末のブラウザ画面の平面図。
以下、この発明の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。図1はこの発明のクラウド型永代供養サービスシステムのブロック図である。図中符号1はこの発明のサービスを実行するための永代供養サイトである。この永代供養サイト1は各会員の個人情報、各会員から提供されたデジタルコンテンツ、死亡後の取り扱いに関する各会員の希望を記した指図データを収容する永代供養サーバ3と、デジタルコンテンツを構成する文字や画像情報の全てまたはその一部をタグとして埋め込んだ、デジタルコンテンツとは独立したファイルを収容した情報拡散用サーバ4と、インターネットNを通じてスマートフォン、パソコン、携帯端末などの会員端末10や他のサイトと接続する管理サーバ2を有する。
前記の永代供養サイト1には各会員の個人情報、各会員から提供されたデジタルコンテンツ、死亡後の取り扱いに関する各会員の希望を記した指図データを収容されるが、その具体例を列挙すれば次の通りとなる。
-個人情報-
(1) 会員の住所、氏名、連絡先、生年月日、死亡年月日、勤務先、遺族など。
(2) 会員が生前に契約したインターネット上のサービスの接続情報。
(3) 会員が生前に使用していた電子機器の起動情報。
(4) 会員の社会貢献情報。
-デジタルコンテンツ-
(1) 会員の写真や映像。
(2) 出版した各種の書籍。
(3) 自分史
-死亡後の取り扱いに関する希望-
(1) 葬儀の形式。
(2) 葬儀の通知者リスト。
(3) 希望する法要の種類、法要の通知者リスト。
前記に関して、葬儀に際しては遺族の許可により指図書の内容、通知リスト、写真や映像を永代供養サーバ4から外部の葬儀社サイト20Aに転送する。
前記の各データは会員の死亡前および死亡後のどちらの時点でもアクセスでき、会員またはその遺族が端末からアクセスして閲覧したり更新することができる。管理サーバ2においては前記のデータに基づいて過去帳およびバーチャル礼拝施設の映像データを生成し、これらを永代供養サーバを収容する。図2はバーチャル礼拝施設の映像Vを配する会員端末10のブラウザ画面に表示した例を示す図である。
管理サーバ2においては各会員を特定する識別子(ID)により会員管理を行い、上記識別子と関連付けて前記の各データを永代供養サーバ3に収容するとともに、永代供養サーバ3へ接続を許可するための認証作業や利用費用などの課金作業も行う。
また、ここでは、各会員が永代供養サーバに収容するデジタルコンテンツを永代供養サイトまたは他のサイトで会員またはその遺族以外の者にも閲覧またはダウンロードのために公開する手段も採用している。そのため、デジタルコンテンツを構成する文字や画像情報の全てまたはその一部をタグとして埋め込んだデジタルコンテンツとは独立したファイルを端末のブラウザ画面上では不可視の状態で生成し、情報拡散用サーバ4に収容し、検索エンジンで特定の文字または画像を検索した結果、前記ファイルのタグがヒットした際に、所定のリンク先にリンクするようにしている。
前記の特定のリンク先とは、例えば検索エンジンで自分史に記載した技術または技能または製品に関する事項がヒットし、それにより永代供養サイトにアクセスしてきた場合はそれに関した関係企業サイト20Cが、例えば検索エンジンで学校名や会社名や地名から本人に辿りついた者が永代供養サイトにアクセスしてきた場合は自分史を販売している通販サイト20Bが挙げられる。
N インターネット
1 永代供養サイト
2 管理サーバ
3 永代供養サーバ
4 情報拡散用サーバ
10 会員端末
20A 葬儀社サイト
20B 通販サイト
20C 関係企業サイト

Claims (4)

  1. 生前に利用契約を結んだ会員またはその遺族が端末からアクセス可能なインターネット上の永代供養サイト内に、各会員の個人情報、各会員から提供された会員が関係した技術または技能または製品に関する事項を記載した会員の人物史を電子媒体に記録した電子書籍、死亡後の取り扱いに関する各会員の希望を記した指図データを各会員を特定する識別子と関連付けて収容するとともに、上記個人情報および指図データ、またはこれらと電子書籍にもとづいて生成した過去帳およびバーチャル礼拝施設の映像データを収容する永代供養サーバを配したクラウド型永代供養サービスシステムにおいて、
    各会員が永代供養サーバに収容する電子書籍を永代供養サイトまたは他のサイトで会員またはその遺族以外の者にも閲覧またはダウンロードのために公開する手段、
    前記公開許可のための認証手段、
    電子書籍を構成する文字や画像情報の全てまたはその一部を、タグとして埋め込んだ電子書籍とは独立したファイルを端末のブラウザ画面上では不可視の状態でネットワーク上で公開する手段
    検索エンジンで特定の文字または画像を検索した結果、前記ファイルのタグがヒットした際に、
    会員の人物史に記載した会員が関係した技術または技能または製品に関する企業サイトにリンクする手段を有するクラウド型永代供養サービスシステム。
  2. 各会員が永代供養サーバに収容する個人情報、デジタルコンテンツ、指図データは、会員の死亡前および死亡後のどちらの時点でもアクセスでき、会員またはその遺族が端末からアクセスして閲覧したり更新することを可能とした請求項1記載のクラウド型永代供養サービスシステム。
  3. 各会員が永代供養サーバに収容する個人情報およびデジタルコンテンツには、会員が生前に契約したインターネット上のサービスの接続情報を含む請求項1または2記載のクラウド型永代供養サービスシステム。
  4. 各会員が永代供養サーバに収容する個人情報およびデジタルコンテンツには、会員が生前に使用していた電子機器の起動情報を含む請求項1から3のいずれかに記載のクラウド型永代供養サービスシステム。
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