JP6998533B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本開示は、アンテナ装置に関する。
非特許文献1には、移動通信端末に搭載される従来のアンテナ装置として、例えば2GHz帯の通信周波数を使用するパッチアンテナが開示されている。このパッチアンテナは、通信周波数の広帯域化を図るため、下位層にグランド面、中間層にアンテナ面、上位層に伝送線路で構成されたスタブが積層された3層構造を有する。
中野新司、外4名、"パッチ上面に設けたスタブによる偏波ダイバーシチパッチアンテナの広帯域整合"、2003年11月、電子情報通信学会論文誌 B Vol.J86-B No.11 pp.2428-2432
本開示は、上述した従来の状況に鑑みて案出され、アンテナ装置自体の全体的な厚みを増大すること無く、共振周波数特性のピークの鋭さを示すQ値を低減し、通信周波数の広帯域化とアンテナとしての利得の向上を図るアンテナ装置を提供することを目的とする。
本開示は、アンテナ導体が設けられたアンテナ面と、前記アンテナ面に対向し、接地導体が設けられたグランド面と、線路幅がそれぞれ異なり同一の線路長を有する複数の伝送線路がそれぞれ直列に接続されたスタブと、を備え、前記スタブは、前記アンテナ面と略同一平面上、又は、前記アンテナ面と前記グランド面との間に位置し、かつ前記アンテナ面側から見た場合、前記スタブは前記アンテナ面の領域内にあり、前記複数の伝送線路は、それぞれ同一の線路長を有する、アンテナ装置を提供する。
本開示によれば、アンテナ装置自体の全体的な厚みを増大すること無く、共振周波数特性のピークの鋭さを示すQ値を低減でき、通信周波数の広帯域化とアンテナとしての利得の向上を図ることができる。
実施の形態1に係るパッチアンテナの積層構造を示す断面図 アンテナ面を示す斜視図 給電面を示す斜視図 パッチ及びスタブの形状をパッチアンテナの上方から透視して示す平面図 パッチアンテナの等価回路の一例を示す図 スミスチャートを用いてパッチアンテナの広帯域化を説明する図 実施の形態2に係るパッチ及びスタブの形状をパッチアンテナの上方から透視して示す平面図 実施の形態3に係るパッチアンテナの構造を示す断面図 基板の表面に設けられたパッチ及びスタブを示す斜視図 パッチアンテナのインピーダンス特性を示すスミスチャート
(実施の形態の内容に至る経緯)
非特許文献1において、アンテナ面は、誘電体の表面に設けられた銅箔のパッチを有する。パッチは、電波を放射する並列共振回路を形成する。グランド面は、移動通信端末の筐体に沿った形状を有する金属板で成形された接地導体を有する。スタブは、誘電体の表面に設けられた伝送線路を有し、直列共振回路を形成する。スタブは、パッチと直列に結合し、パッチアンテナのリアクタンス成分をゼロに近づけることができ、アンテナ装置としての通信周波数の広帯域化を可能としている。
ところが、非特許文献1に記載のアンテナ装置では、グランド面とスタブとの間にアンテナ面が介在している。このため、アンテナ面とグランド面との間隔が狭い構造であるため、共振周波数特性のピークの鋭さを示すQ値が増し、さらなる広帯域化が困難となるという課題があった。一方で、アンテナ装置の小型化を図る上で、アンテナ装置自体の全体的な厚さは制限される。従って、非特許文献1のアンテナ装置の構成では、アンテナ面とグランド面との間隔を広くすることができなかった。言い換えると、パッチアンテナのQ値の低下が困難であり、通信に用いる周波数帯のさらなる広帯域化や、アンテナとしての利得の向上が困難であった。
そこで、以下の各実施の形態では、アンテナ装置自体の全体的な厚みを増大すること無く、共振周波数特性のピークの鋭さを示すQ値を低減し、通信周波数の広帯域化とアンテナとしての利得の向上を図るアンテナ装置の例を説明する。
以下、適宜図面を参照しながら、本開示に係るアンテナ装置を具体的に開示した各実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になることを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるものであり、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
以下の各実施の形態に係るアンテナ装置は、例えば航空機等に座席に設けられるシートモニタに搭載されるパッチアンテナ(つまり、マイクロストリップアンテナ(Microstrip Antenna)に適用されるユースケースを例示して説明する。但し、アンテナ装置(パッチアンテナ)が搭載される機器は、上述したシートモニタに限定されない。
(第1の実施形態)
図1は、実施の形態1に係るパッチアンテナ5の積層構造を示す断面図である。図1に示す断面図には、図2における矢印E-E線方向、並びに図3における矢印F-F線方向から見た断面が示される。パッチアンテナ5は、下位層にグランド面10、中間層に給電面20、上位層にアンテナ面40が積層された、3層構造の基板8を有する。実施の形態1のパッチアンテナ5は、動作可能な周波数帯として、例えば2.4GHzの周波数帯の無線信号(言い換えると、電波)を送信する。
基板8は、PPO(Polyphenyleneoxide)等の比誘電率の高い誘電体で成形された誘電体基板であり、第1の基板8aと第2の基板8bとが積層された構造を有する。グランド面10は、第1の基板8aの裏面に設けられる。アンテナ面40は、第2の基板8bの表面に設けられる。給電面20は、第1の基板8aの表面と第2の基板8bの裏面との間に設けられる。従って、実施の形態1に係るパッチアンテナ5は、アンテナ面40を給電面20からの下面励振によって給電する。基板8全体の厚さは、例えば3mmである。第1の基板8aの厚さは、例えば2.9mmである。第2の基板8bの厚さは、例えば0.1mmである。また、基板8の裏側(つまり、グランド面10の裏面側)には、パッチアンテナ5に給電するための無線通信回路(図示略)が設けられる。
基板8の表面(つまり、アンテナ面40)から裏面(つまり、グランド面10)にかけて貫通する貫通孔86,83には、それぞれビア導体54,56が設けられる。ビア導体54,56は、貫通孔86,83に導電材を充填することで円柱形状に成形される。ビア導体54は、アンテナ面40に形成された接点41(つまり、ビア導体54の上端面)と、給電面20に形成された給電点21(つまり、ビア導体54の中間断面)と、グランド面10に形成された接点11(つまり、ビア導体54の下端面)とを導通させる1本の導体である。ビア導体54は、アンテナ面40をパッチアンテナとして駆動するための給電導体である。接点11は、基板8の裏面側に配置された無線通信回路(図示略)の給電端子に接続される。
ビア導体56は、アンテナ面40に形成されたパッチ45(アンテナ導体の一例)と、グランド面10に設けられた接地導体15とを導通させる複数本の導体である。給電面20では、ビア導体56が導通せず、挿通される。給電面20に形成された複数の貫通孔83は、所謂スルーホールである。
図2は、アンテナ面40を示す斜視図である。アンテナ面40には、2.4GHz帯用のアンテナ導体の一例としてのパッチ45が設けられる。パッチ45は、矩形状の銅箔で形成される。パッチ45の面の1ヶ所には、開口部44が形成され、その中央に接点41(つまり、ビア導体54の先端面)が露出する。パッチ45は、並列共振回路の特性を有し、スタブ25の給電点21に供給される無線通信回路(図示略)からの励起信号に従って無線信号(つまり、電波)を放射する。
図3は、給電面20を示す斜視図である。給電面20には、スタブ25(給電線の一例)が設けられる。スタブ25は、動作対象とする周波数帯に適合したパッチアンテナ5のインピーダンス整合(つまり、インピーダンスマッチング)をとるために、パッチ45と直列に接続される直列共振回路の特性を有する。つまり、スタブ25は、パッチ45と電気的に直列に結合することで、パッチアンテナ5の放射リアクタンス成分をゼロに近づけることが可能である。
図4は、パッチ45及びスタブ25の形状をパッチアンテナ5の上方から透視して示す平面図である。スタブ25は、給電点21、第1の伝送線路27、第2の伝送線路28、及び第3の伝送線路29が直列に接続された形状を有する。第1の伝送線路27、第2の伝送線路28、及び第3の伝送線路29の長さは、いずれもλ/4(λ:共振周波数に対応する波長の長さ)で同じであり、スタブ25の全長は3λ/4である。第1の伝送線路27、第2の伝送線路28、及び第3の伝送線路29の長さ(線路長)は、それぞれ必ずしも同一でなくてもよい。
第1の伝送線路27は、給電点21を始点として、3ヶ所の折り返し部27z,27y,27xで略直角もしくは直角に折れ曲がった4つの線路27a,27b,27c,27dを有する。4つの線路27a~27dは、それぞれ線路幅が同一である。
第2の伝送線路28は、2ヶ所の折り返し部28z,28yで略直角もしくは直角に折れ曲がった3つの線路28a,28b,28cを有し、第1の伝送線路27及び第3の伝送線路29と比べ、線路幅の大きい直線の線路28bを含む。2つの線路28a,28cと4つの線路27a~27dとは、それぞれ線路幅が同一である。
第3の伝送線路29は、端部を終点とし、1箇所の折り返し部29zで略直角もしくは直角に折れ曲がった2つの線路29a,29bを有する。2つの線路29a~29bは、それぞれ線路幅が同一である。
なお、第1の伝送線路27が、4つの線路27a~27dの他に、折り返し部28zを含む線路28aを更に有してもよい。また同様に、第3の伝送線路29が、2つの線路29a~29bの他に、折り返し部28yを含む線路28cを更に有してもよい。この場合には、スタブ25は、線路幅がそれぞれ異なり線路長が同一の3つの伝送線路により構成される。線路長は、それぞれ必ずしも同一でなくてもよい。
図5は、パッチアンテナ5の等価回路の一例を示す図である。パッチアンテナ5の等価回路は、図5に示すように、インピーダンスZr、インピーダンスZs及びリアクタンスjXpが直列に接続された回路で表される。インピーダンスZrは、パッチ45の放射に寄与するインピーダンスの成分である。インピーダンスZsは、スタブ25による直列共振回路のインピーダンスの成分である。リアクタンスjXpは、給電のためのプローブのリアクタンスの成分である。給電のためのプローブは、無線通信回路(図示略)の給電端子から接点11,ビア導体54を経由して給電点21に至る導体である。
図6は、スミスチャートを用いてパッチアンテナ5の広帯域化を説明する図である。スミスチャートは、複素インピーダンスの全空間を表す。曲線ch1及び曲線ch2は、それぞれインピーダンスZr及びインピーダンス(jXp+Zsが)それぞれ給電点から供給される信号の周波数の変化によってどのように変化するかを表すインピーダンス特性である。
放射に寄与するインピーダンスZrは、曲線Ch1に示すように、周波数flow(例えば1.8GHz)~fhigh(例えば2.8GHz)にかけて周波数f0で並列共振するインピーダンスとなる。また、インピーダンス(jXp+Zs)は、曲線Ch2に示すように、周波数flow~fhighにかけて周波数f0で直列共振するインピーダンスとなる。
パッチアンテナ5の入力インピーダンスZinは、インピーダンスZrにインピーダンス(jXp+Zs)を直列的に加算した値となる。入力インピーダンスZinを表す曲線ch3は、周波数flow~fhighにかけて、周波数f0でスミスチャートの中心位置(つまり、インピーダンス整合がとられた所定の設定値となるインビーダンス値:例えば、50Ωあるいは75Ω)を接近しながら一回りする。この中心位置に接近する領域では、リアクタンス成分が打ち消し合ってゼロに近づく。つまり、スミスチャートの中心位置を中心とする円g0の範囲内には、電圧定在波比(VSWR)≦例えば2.0となる周波数帯のインピーダンスが多く含まれ、パッチアンテナ5において動作可能な通信周波数の広帯域化が図られる。
以上により、実施の形態1に係るパッチアンテナ5は、パッチ45が設けられたアンテナ面40と、アンテナ面40に対向し、接地導体15が設けられたグランド面10と、線路幅がそれぞれ異なる複数の第1の伝送線路27~第3の伝送線路29がそれぞれ直列に接続されたスタブ25と、を備える。スタブ25は、アンテナ面40と略同一平面上、又は、アンテナ面40とグランド面10との間に位置する。
これにより、実施の形態1に係るパッチアンテナ5は、上述した非特許文献1に記載のパッチアンテナと比べ、パッチアンテナ自体の全体的な厚みを増大することなく、アンテナ面40とグランド面10との間隔を広げることが可能となる。従って、パッチアンテナ5において、共振周波数特性のピークの鋭さを示すQ値を低減できる。言い換えると、パッチアンテナ5の厚さを増やすことなく、通信周波数のQ値を小さくできる。Q値が小さくなることで、パッチアンテナ5が動作可能な電波の周波数帯を広帯域化できる。また、広帯域化によって、電波の反射が少なくなり、アンテナとしての利得(つまり、通信電力の利得)が向上可能となる。
また、複数の伝送線路(第1の伝送線路27~第3の伝送線路29)は、それぞれ同一の線路長を有する。これにより、それぞれの第1の伝送線路27~第3の伝送線路29の線路長は全て同一であるため、スタブ25において、共振周波数に適合するための所定のインピーダンスが得られるためのインピーダンス整合は線路幅によって調整すればよく、インピーダンス整合が簡易化される。
また、基板8は、第1の基板8aと、第1の基板8aより上層に設けられた第2の基板8bとにより構成される。グランド面10は、第1の基板8aの裏面に設けられる。アンテナ面40は、第2の基板8bの表面に設けられる。給電面20は、第1の基板8aの表面と第2の基板8bの裏面との間に設けられる。このように、パッチアンテナ5は、アンテナ面40を上層とし、給電面20を中間層とする3層構造を有する。これにより、給電面20に設けられたスタブ25は、アンテナ面40に対して垂直方向(つまり、図1中の紙面上下方向)に電磁結合し、アンテナ面40に設けられたパッチ45に給電を行える。また、スタブ25の直列共振回路によるリアクタンス成分が、アンテナ面40の並列共振による放射リアクタンス成分を打ち消すことができる。従って、パッチアンテナ5から送信される電波の送信周波数を広帯域化できる。また、広帯域化によって、電波の反射が少なくなり、通信電力の利得が向上する。
また、パッチアンテナ5では、第1の伝送線路27、第2の伝送線路28及び第3の伝送線路29の中で、スタブ25に配される給電点21に最も近い第1の伝送線路27の線路幅は、第1の伝送線路17と直列に接続される第2の伝送線路28の線路幅よりも小さい。これにより、給電点21側の第1の伝送線路27の線路幅が狭いので、伝送線路の引き廻しが容易となる。給電点21に近い第1の伝送線路27の線路を狭くしてインピーダンスを大きくすることは、インピーダンス整合に効果的である。
また、スタブ25は、直列に接続された第1の伝送線路27、第2の伝送線路28及び第3の伝送線路29において、同一の伝送線路又は異なる伝送線路を平行に配置するための折り返し部を少なくとも1つ有する。このように、伝送線路に少なくとも1つの折り返し部が設けられることで、線路長が長くなっても、全体の長さを抑えることができる。また、スタブ25とパッチ45との電磁結合強度を高めることができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、2.4GHzの周波数で送信するパッチアンテナを示した。実施の形態2では、2.4GHz及び5GHzの2つの周波数で送信可能なパッチアンテナの例を説明する。
図7は、実施の形態2に係るパッチ45,75及びスタブ25,65の形状をパッチアンテナ5Aの上方から透視して示す平面図である。
第2の基板8bの表面に設けられたアンテナ面40には、2.4GHZ用のパッチ45及び5GHz用のパッチ75が設けられる。また、第2の基板8bの裏面と第1の基板8aの表面との間に設けられた給電面20には、2.4GHZ用のスタブ25及び5GHz用のスタブ65が設けられる。
2.4GHz用のパッチ45及びスタブ25は、実施の形態1と同様であるので、同一の構成には同一の符号を付与することで、同一の内容の説明は簡略化又は省略し、異なる内容について説明する。
一方、5GHz用のパッチ75は、パッチ45の面積より小さい矩形の銅箔である。パッチ75の面の1ヶ所には、開口部74が形成され、その中央に接点71が設けられる。接点71は、ビア導体(図示略)を介してスタブ65の給電点61と導通する。また、接点71は、接続線路78を介して、パッチ45に設けられた接点41と接続される。また、接点41は、ビア導体54の上端面であり、給電点21と導通する。このように、2.4GHz用の給電点21は、ビア導体54、接点41、接続線路78、接点71及びビア導体(図示略)を経由して、5GHz用の給電点61と導通する。
5GHz用のパッチ75は、2.4GHz用のパッチ45と同様に、並列共振回路の特性を有し、給電点61を介して無線通信回路(図示略)から供給される励起信号に従って電波を放射する。
5GHz用のスタブ65は、2.4GHz用のパッチ45と同様、給電点61、第1の伝送線路67、第2の伝送線路68、及び第3の伝送線路69が直列に接続された形状を有する。第1の伝送線路67、第2の伝送線路68、及び第3の伝送線路69の長さは、いずれもλ/4(λ:共振周波数に対応する波長の長さ)で同じであり、スタブ65の全長は3λ/4である。5GHzの波長は、2.4GHzの波長よりも短いので、5GHz用のスタブ65の全長は、2.4GHz用のパッチ45の全長よりも短い。
第1の伝送線路67は、給電点61を始点として、2ヶ所の折り返し部67z,67yで略直角もしくは直角に折れ曲がった3つの線路67a,67b,67cを有する。3つの線路67a~67cは、それぞれ線路幅が同一である。
第2の伝送線路28は、2つの線路68b,68cを有し、第1の伝送線路67及び第3の伝送線路69と比べ、線路幅の大きい直線の線路68bを含む。
第3の伝送線路69は、端部を終点とし、2箇所の折り返し部69z,69yで略直角もしくは直角に折れ曲がった2つの線路69a,69bを有する。なお、第3の伝送線路69が、2つの線路69a~69bの他に、折り返し部69zを含む線路68cを更に有してもよい。この場合には、スタブ65は、線路幅がそれぞれ異なる3つの伝送線路により構成される。
以上により、実施の形態2に係るパッチアンテナ5Aでは、第2の基板8bの表面に設けられたアンテナ面40には、それぞれ異なる周波数帯(例えば、2.4GHz帯、5GHz帯)で動作可能な複数のアンテナ導体(パッチ45,パッチ75)が離れて設けられる。また、実施の形態2において、スタブは、第2の基板8bの裏面に設けられた給電面20には、これらの複数のパッチ45,75のそれぞれに対応してインピーダンス整合された、複数のサブスタブ(例えば、スタブ25,65)が設けられる。これにより、2つの帯域で送信可能なパッチアンテナを単一のパッチアンテナで構成できる。また、周波数帯毎に複数のパッチアンテナを実装しなくても済むので、部品点数を削減でき、コストを抑えることができる。
なお、実施の形態2では、単一のパッチアンテナの基板に、2.4GHz用のパッチ及びスタブと5.0GHz用のパッチ及びスタブとが設けられる場合を示したが、3つ以上の周波数帯のパッチ及びスタブが単一のパッチアンテナの基板に設けられてもよい。
(実施の形態3)
実施の形態1,2では、パッチアンテナ5は、上層のアンテナ面、中間層の給電面及び下層のグランド面からなる3層構造を有していた。実施の形態3では、アンテナ面及び給電面が同じ表面(同一の面)に形成された、2層構造を有するパッチアンテナの例を説明する。
図8は、実施の形態3に係るパッチアンテナ5Bの構造を示す断面図である。図8に示す断面図には、図9における矢印G-G線方向から見た断面が示される。パッチアンテナ5Bは、基板8Cの下位層にグランド面10、上位層に給電面20及びアンテナ面40Aが積層された2層構造を有する。給電面20A及びアンテナ面40Aは、基板8Cの表面(同一の面)に形成される。
図9は、基板8Cの表面に設けられたパッチ45A及びスタブ25Aを示す斜視図である。基板8Cの表面に設けられたアンテナ面40Aには、例えば2.4GHz用のパッチ45Aが設けられる。アンテナ面40Aの内側の一部には、アンテナ面40Aから区画された、屈曲した形状のスタブ25Aを含む給電面20Aが基板8Cの表面に設けられる。
パッチ45Aは、アンテナ面40Aの内側の一部が給電面20Aで抜かれた矩形の銅箔である。一方、給電面20Aに設けられるスタブ25Aは、給電点21A、第1の伝送線路127、第2の伝送線路128、及び第3の伝送線路129が直列に接続された形状を有する。第1の伝送線路127、第2の伝送線路128、及び第3の伝送線路129の長さは、いずれもλ/4(λ:共振周波数に対応する波長の長さ)で同じであり、スタブ25Aの全長は3λ/4である。第1の伝送線路127、第2の伝送線路128、及び第3の伝送線路129の長さ(線路長)、スタブ25Aの全長は、これらの例示した長さに限らない。
第1の伝送線路127は、給電点21Aを始点として、2箇所の折り返し部127z,127yで略直角もしくは直角に折れ曲がった3つの線路127a,127b,127cを有する。3つの線路127a~127cは、それぞれ線路幅が同一である。
第2の伝送線路128は、第1の伝送線路127及び第3の伝送線路129と比べ、線路幅の大きい直線の線路である。
第3の伝送線路129は、端部を終点とし、2ヶ所の折り返し部129z,129yで略直角もしくは直角に折れ曲がった3つの線路129a,129b,129cを有する。3つの線路129a~129cは、それぞれ線路幅が同一である。つまり、スタブ25Aは、線路幅が異なる3つの伝送線路により構成される。
スタブ25Aは、アンテナ面40Aに設けられたパッチ45Aと面内方向(つまり、図9中の紙面左右方向)に電磁結合し、アンテナ面40Aに設けられたパッチ45Aに給電を行う。パッチ45Aは、並列共振回路の特性を有し、給電点21Aを介して無線通信回路(図示略)から供給される励起信号に従って無線信号(つまり、電波)を放射する。
スタブ25Aは、動作対象とする周波数帯に適合したパッチアンテナ5Aのインピーダンス整合(つまり、インピーダンスマッチング)をとるために、パッチ45Aと直列に接続される直列共振回路の特性を有する。つまり、スタブ25Aは、パッチ45Aと電気的に直列に結合することで、パッチアンテナ5Bの放射リアクタンス成分をゼロに近づけることが可能である。
なお、実施の形態3に係るパッチアンテナ5Aの等価回路の構成は、実施の形態1に係るパッチアンテナ5の等価回路(図5参照)と同一であるため、当該回路の構成の説明は実施の形態1と同一であるため、説明を省略する。
図10は、パッチアンテナ5Bのインピーダンス特性を示すスミスチャートである。曲線ch4は、パッチアンテナ5Bの入力インピーダンスZinが、給電点から供給される信号の周波数の変化によってどのように変化するかを表す。曲線ch4において、端点p1は、給電点21Aからの信号の周波数が2.0GHzである場合の入力インピーダンスを表す。また、端点P2は、給電点21Aからの信号の周波数が3.0GHzである場合の入力インピーダンスを表す。この曲線ch4は、端点p1から、スミスチャートの中心位置に接近するように、中心位置を一回りした後、大きな弧を描くように端点p2に向かう。
また、スミスチャートの中心位置(つまり、インピーダンス整合がとられた所定の設定値となるインピーダンス値: 50Ωあるいは75Ω)を中心とする円g1(破線で描画)の内側には、電圧定在波比(VSWR)≦例えば2.0となる周波数帯のインピーダンスが多く含まれる。つまり、この円g1の内側では、電波の反射が少ない、通信周波数が使用可能である。従って、パッチアンテナ5Bの通信周波数の帯域が広がる。また、通信周波数の広帯域化により、通信電力の利得が向上する。
以上により、第3の実施形態のパッチアンテナ5Bでは、アンテナ面40(アンテナ導体)に設けられたパッチ45Aと、給電面20に設けられたスタブ25Aとがともに基板8の表(おもて)面(一方の面)に設けられる。パッチアンテナ5Bは、アンテナ面40と給電面20を上層とする2層構造を有する。これにより、給電面20に設けられたスタブ25Aは、アンテナ面40と左右方向に電磁結合し、アンテナ面40に設けられたパッチ45Aに給電を行える。スタブ25Aは、パッチアンテナ5Aのインピーダンス整合をとるために、パッチ45Aと直列に接続される直列共振回路の特性を有する。つまり、スタブ25Aは、パッチ45Aと直列に結合し、パッチアンテナ5Bのリアクタンス成分を値0に近づける。したがって、パッチアンテナ5Bから送信される電波の通信周波数を広帯域化できる。また、広帯域化によって、電波の反射が少なくなり、通信電力の利得が向上する。
さらに、実施の形態3に係るパッチアンテナ5Aでは、アンテナ面40と給電面20とが基板8の表面に形成されることで、次のような効果が得られる。例えばパッチアンテナ5Aを製品(例えば、上述したシートモニタ)に実装する前に、インピーダンス整合をとるために、伝送線路(給電ライン)の長さを調整することが容易である。伝送線路が中間層にある場合、伝送線路の長さや幅を調整することが難しいことがある。
また、パッチアンテナ5Aを製品(例えば、上述したシートモニタ)に実装した後、金属の筐体に取り付けられた場合、パッチアンテナの周波数特性が高域側又は低域側にシフトすることがある。その場合、共振周波数が低域側にずれた場合、伝送線路の幅を狭くすることで元の帯域に戻すことができる。また、共振周波数が高域側にずれた場合、伝送線路の幅を広くすることで元の帯域に戻すことができる。つまり、パッチアンテナを製品に搭載した後であっても、実施の形態3に係るパッチアンテナ5Aであれば、インピーダンス整合の自由度が増す。また、パッチアンテナ5Aが2層構造であるので、3層構造の場合と比べ、製造し易くなり、コストダウンを図ることができる。
なお、実施の形態3においても、実施の形態2と同様、2つ以上の帯域毎のアンテナ面と給電面との組み合わせが同一の基板に設けられてもよく、その場合に実施の形態2と同様の効果が得られることは言うまでも無い。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例、修正例、置換例、付加例、削除例、均等例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した各種の実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
例えば、上述した実施の形態の1~3では、アンテナ装置は、電波を送信する送信装置のアンテナに適用される場合を示したが、電波を受信する受信装置のアンテナとしても適用されてもよい。
なお、本出願は、2017年12月28日出願の日本特許出願(特願2017-253891)に基づくものであり、その内容は本出願の中に参照として援用される。
本開示は、アンテナ装置自体の全体的な厚みを増大すること無く、共振周波数特性のピークの鋭さを示すQ値を低減し、通信周波数の広帯域化とアンテナとしての利得の向上を図るアンテナ装置として有用である。
5、5A、5B パッチアンテナ
8 基板
10 グランド面
15 接地導体
20 給電面
25、25A スタブ
27、67 第1の伝送線路
28、68 第2の伝送線路
29、69 第3の伝送線路
27x、27y、27z 折り返し部
40 アンテナ面
45、45A パッチ
78 接続線路
83、86 貫通孔

Claims (6)

  1. アンテナ導体が設けられたアンテナ面と、
    前記アンテナ面に対向し、接地導体が設けられたグランド面と、
    線路幅がそれぞれ異なる複数の伝送線路がそれぞれ直列に接続されたスタブと、を備え、
    前記スタブは、前記アンテナ面と略同一平面上、又は、前記アンテナ面と前記グランド面との間に位置し、かつ前記アンテナ面側から見た場合、前記スタブは前記アンテナ面の領域内にあり、
    前記複数の伝送線路は、それぞれ同一の線路長を有する、
    アンテナ装置。
  2. 誘電体により形成された基板、を更に備え、
    前記基板は、第1の基板と、前記第1の基板より上層に設けられた第2の基板とにより構成され、
    前記接地導体は、前記第1の基板の裏面に設けられ、
    前記アンテナ導体は、前記第2の基板の表面に設けられ、
    前記スタブは、前記第1の基板の表面と前記第2の基板の裏面との間に設けられる、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 誘電体により形成された基板、を更に備え、
    前記アンテナ導体と前記スタブとは、前記基板の一方の面にともに設けられる、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  4. 前記複数の伝送線路の中で前記スタブに配される給電点に最も近い第1の伝送線路の線路幅は、前記第1の伝送線路と直列に接続される第2の伝送線路の線路幅よりも小さい、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  5. 前記スタブは、直列に接続された前記複数の伝送線路において、同一の伝送線路又は異なる伝送線路を平行に配置するための折り返し部を少なくとも1つ有する、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  6. 前記アンテナ面には、それぞれ異なる周波数帯で動作可能な複数の前記アンテナ導体が離れて設けられ、
    前記スタブは、複数の前記アンテナ導体のそれぞれに対応してインピーダンス整合された、複数のサブスタブを備える、
    請求項1に記載のアンテナ装置。
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