JP6998291B2 - 状態監視装置、状態監視方法及びプログラム - Google Patents
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Description
も備えている。
以下、本実施の形態の状態監視装置60を用いて、台車不具合検知試験を試みた。また、この台車不具合検知試験の前に、カメラ62での撮像画像に基づいて取得する応答波形の精度を確認するための精度検証試験を行った。以下、各試験及びその成果について詳細に説明する。
振動試験機において鉄片を上下振動させ、この振動について、加速度センサによって振動加速度を測定した。また、振動状態の鉄片をカメラ62で撮影した撮像画像に基づいて変位データを取得し、時間差分して振動加速度を算出した。加速度センサによる振動加速度と撮像画像による振動加速度とを比較した。比較結果のグラフを図2に示す。この試験では、後述する鉄道車両2での台車不具合検知試験を念頭に、カメラ62と鉄片との距離を約2mとし、振動試験機の振動周波数を台車1のピッチング周波数周辺(インパルス応答の周波数)の16Hzとした。また、サンプリング周波数を、使用したカメラの最大サンプリング周波数である1,000Hz(1,000fps)とした。
構内走行で鉄道車両2を加振するため、図1に示すように、振動励起部61として、鉄板(長さ167mm、幅73mm、厚さ5mm)を軌道3上に設置した。今回の試験では、振動波形の観察を容易にしつつ、車輪31のフランジ高さ(概ね30mm)を考慮し脱線を回避するためと、車輪31やレールへの影響を極力小さくするために、鉄板の厚さを5mmとしたものであり、振動励起部61に用いる鉄板のサイズが、本試験で用いる鉄板のサイズに限定されるものではない。
(1)健全条件:軸箱周りの部品に不具合がない正常(健全)条件
(2)ボルト緩み条件:前後方向の剛性に不具合を生じさせた条件
図3に、軸箱前後振動加速度と台車枠前後振動加速度に基づく応答倍率のグラフを示す。図3では、3回行った健全条件1、2、3の応答倍率を、それぞれ細実線、細波線、細一点鎖線で示し、3回行ったボルト緩み条件1、2、3の応答倍率を、それぞれ太実線、太破線、太一点鎖線で示した。図3のグラフの横軸は周波数(Frequency)[Hz]であり、縦軸は応答倍率(Transfer function)である。
図3のグラフにおいて、6Hzから11Hzの周波数帯で健全条件のグループとボルト緩み条件のグループの2つに分けられる。したがって、状態監視装置60を用いた状態監視結果(応答倍率)が、図3のボルト緩み条件のような応答倍率となったときは、軸箱締結ボルトの緩みを識別することができる。また、図4の10Hzから20Hzにある軸箱前後振動加速度PSDのピーク周波数の低下によっても、軸箱締結ボルトの緩みを識別することができる。応答波形の特性は、不具合条件によって異なり、それぞれ固有の周波数において、固有の変化が見られる。
次に、試験例2として、図6Dに示す変形例の振動励起部61dを備えた状態監視装置60を用いて、モノリンク53のゴム製の弾性体13,43(以下、「モノリンクゴム」という。)の剛性評価試験(モノリンクゴムの剛性評価試験)を行った。以下、試験及びその成果について詳細に説明する。
試験場所:公益財団法人鉄道総合技術研究所 国立研究所 車庫南側
試験日:2017年12月4日~2018年1月17日
供試台車:試作在来線用台車 RTX-12
供試構体:試作在新直通車両用試験構体
試験速度:時速1~2km/h程度
加振方法:振動励起部(振動励起部61d、図6D参照)上の走行による台車(輪軸、台車枠等)の加振
車輪が乗り上がる鉄板(上部板材64)の高さ:10mm
モノリンク一本あたりの前後剛性:
・現行品 約6MN/mm
・試作モノリンク 約12MN/mm
測定項目:第7位車輪の軸箱支持装置付近の動画画像
使用レンズ:6mm f 1:1.4
サンプリング周波数:1,000Hz(1,000fps)
画素数:640×480画素
この試験では、7位と8位のモノリンク2本を、現行品と試作モノリンクにそれぞれ変えて前後剛性を変化させた。加振治具として振動励起部61dを2個、それぞれ7位車輪と8位車輪の進行方向前方の軌道上に取付け、この軌道上を供試台車が通過する際の動画を撮影し、動画中の軸箱の前後振動を解析した。試験回数は、試験の信頼性確保のために同一条件で3回(3試番)ずつ行った。
図7に、カメラ画像に基づいて取得した変位データを2回差分して得られた軸箱前後振動の周波数の解析結果(軸箱前後振動加速度PSD)を示した。この図7では、モノリンクの前後剛性が現行品(約6MN/mm/本)の場合の試験結果を「Norm.」、試作モノリンク(約12MN/mm/本)の場合の試験結果を「Hard」と記し、各条件での3回の試験結果を、線種を変えて表している。以下、本文中では、現行品のモノリンクを取り付けた条件を「標準条件」、試作モノリンクを取り付けた条件を「2倍条件」と呼ぶ。
上部板材64から軌道への車輪31の落下により、軸箱40は主に上下方向に加振されるが、軸箱40は前後方向にも振動する。台車1のピッチングによりモノリンクが前後方向に運動し、軸箱40も前後方向に運動させられるためとも考えられる。
モノリンクゴムの剛性評価試験の現象を詳細に調査するために、本試験を数値モデルで再現することを試みた。ここでは、輪軸30の前後加速度PSDに基づく数値モデルについて説明する。この数値モデルは、試験結果と定性的に一致するというシミュレーション結果が出ている。
モノリンクゴムの剛性評価試験では車輪31の7位と8位が通過する位置に加振治具として振動励起部61dを取り付けて、左右対称な加振を行っている。よって、数値モデルでは、車体は後1/4車体、台車は車輪5位側と車輪7位側の左右1/2台車を仮定した。その半車体数値モデルを図9に示す。また、車体、台車、軸箱、モノリンクを質点と仮定し、自由度は前後と上下、ピッチングを仮定した。また、空気ばね、軸ばね、モノリンクゴムは、ばね要素と減衰要素を仮定した。下記表1に、数値モデルに使用した主要諸元を示す。車輪と軌道間、車輪と振動励起部61d間で接触判定を行いながら、時速2km/h程で車両を走行させ、振動励起部の通過による状態監視の試験を模擬した。
図10に、シミュレーションにより得られた7位の軸箱における前後振動の周波数解析結果を示す。図10中では、標準条件即ちモノリンクの前後剛性が現行品(約6MN/mm/本)を「Norm.」、2倍条件即ち試作モノリンク(約12MN/mm/本)を「Hard」と記している。
上述したように、本数値モデルのシミュレーション結果が、剛性評価試験の結果とよく一致しているので、本数値モデルの妥当性が高いことがわかる。そこで、本数値モデルを用いて、時刻を変えた複数の異なる時系列応答波形より経時的な状態監視を行う実施形態について、以下で説明する。
試験例3として、軸ダンパ装置(図1に示す軸ダンパ52)の不具合検知試験を行った。軸ダンパ装置は、輪軸30と台車枠10との間の振動を減衰させ、乗心地を向上させるための部品である。この軸ダンパ装置や、後述するヨーダンパは、内部にシリコーン油などの液体が装填されているが、万が一、シール部材の不具合等でシリコーン油が流出した場合でも、外部から油量などを見ることができないので、その機能を診断することが難しい。このような場合でも、台車1の振動加速度をカメラ等で監視する本発明の実施形態に係る状態監視装置60、状態監視方法及びプログラムにより、軸ダンパ装置の機能診断を簡易に行うことが可能である。
試験例4として、台車枠(図1に示す台車枠10)の亀裂に対する不具合検知試験を行った。鉄道車両2の台車枠10は、数十トンある車体を支える重要な部位であるため、この部分に亀裂等の存在の有無を簡易に検知できることが、円滑な運行を行う上で望ましい。図13に、台車枠10に亀裂が生じたイメージを示す。このような場合も、本発明の実施形態に係る状態監視装置60、状態監視方法及びプログラムにより、台車枠10の亀裂の存在を簡易に診断することができる。
試験例5として、牽引装置の不具合検知試験を行った。図15に、牽引装置14を備えた鉄道車両2の模式図を示す。この図15に示すように、鉄道車両2には、モータ駆動力やブレーキ力を台車-車体間で伝達するための牽引装置14と呼ばれる部位がある。この牽引装置14は、モータ駆動力やブレーキ力を負担するだけでなく、高速走行時の安定性を確保する上でも重要な部位である。牽引装置14のゴム部は、外部に露出している部分が少ないため、外見のみでゴム剛性のような機能を診断することが難しく、また牽引装置14のボルト締結部は台車下部にある。このような場合も、本発明の実施形態に係る状態監視装置60、状態監視方法及びプログラムにより、牽引装置14の機能診断を簡易に行うことができる。
試験例6として、ヨーダンパの不具合検知試験を行った。図17に、ヨーダンパ15を備えた鉄道車両2の模式図を示す。この図17に示すように、鉄道車両2には、ヨーダンパ15と呼ばれる車体と台車1間に取り付けられるダンパ部品がある。ヨーダンパ15は、高速走行時に車体と台車1の安定性を確保する安全上重要な部品である。ヨーダンパ15は、内部にシリコーン油などの液体が装填されているが、万が一、シール部材の不具合等でシリコーン油が流出した場合でも、外部から油量などを見ることができないので、機能を診断することが難しい。このような場合も、本発明の実施形態に係る状態監視装置60、状態監視方法及びプログラムにより、ヨーダンパ15の機能診断が容易に可能である。
試験例7として、スノウプラウとATS車上子の不具合検知試験を行った。図19に、スノウプラウ16とATS車上子17を備えた鉄道車両2の模式図を示す。この図19に示すように、鉄道車両2(先頭車両)には、スノウプラウ16と呼ばれる雪かき装置が台車枠10に取り付けられている。また、自動列車停止装置(Automatic Train Stop:ATS)と呼ばれる衝突防止装置があり、これには車上子(ATS車上子17)と呼ばれるアンテナが車体に取り付けられている。このスノウプラウ16とATS車上子17は、稀に線路外から線路内に入ってきた飛来物等との衝突による、亀裂や取り付けボルトの緩みにより、ぐらついてしまう場合がある。このような場合でも、本発明の実施形態に係る状態監視装置60、状態監視方法及びプログラムにより、スノウプラウ16とATS車上子17のぐらつき診断が容易に可能である。
2 鉄道車両(車両)
3 軌道
40 軸箱
61,61a,61b,61c,61d 振動励起部
62 カメラ(画像取得部)
63 制御部(応答波形取得部)
M 目印
Claims (9)
- 車両の台車及び/又は車体の状態を監視する状態監視装置であって、
振動励起部によって振動する前記台車及び/又は前記車体の撮像画像を連続して複数撮影し軌道脇に配置される画像取得部と、
複数の前記撮像画像から所定の注目領域を抽出し、前記注目領域の変位情報を時系列に取得し、前記変位情報に基づいて、前記振動励起部によって振動する前記台車及び/又は前記車体の応答波形を取得する応答波形取得部と、を備え、
前記応答波形が、前記台車及び/又は前記車体の前記変位情報を時間差分することで算出した振動加速度若しくは振動速度と、軸箱周りの部品の前記変位情報を時間差分することで算出した振動加速度若しくは振動速度とに基づく応答倍率であり、
前記応答波形である前記応答倍率に基づいて、前記台車及び/又は前記車体の状態監視を行うことを特徴とする状態監視装置。 - 車両の台車及び/又は車体の状態を監視する状態監視装置であって、
振動励起部によって振動する前記台車及び/又は前記車体の撮像画像を連続して複数撮影し軌道脇に配置される画像取得部と、
複数の前記撮像画像から所定の注目領域を抽出し、前記注目領域の変位情報を時系列に取得し、前記変位情報に基づいて、前記振動励起部によって振動する前記台車及び/又は前記車体の応答波形を取得する応答波形取得部と、を備え、
前記応答波形が、前記変位情報を時間差分することで算出した振動加速度若しくは振動速度に基づいて算出したパワースペクトル密度であり、
前記応答波形である前記パワースペクトル密度に基づいて、前記台車及び/又は前記車体の状態監視を行うことを特徴とする状態監視装置。 - 前記注目領域が、前記台車若しくは前記台車に取り付けられた軸箱周りの部品若しくは前記車体の所定の形状、又は前記台車若しくは前記軸箱周りの部品若しくは前記車体に付された目印であり、前記応答波形取得部は、前記撮像画像の特徴量に基づくマッチングにより、前記注目領域を抽出し、前記注目領域の中心を着目点とし、複数の前記撮像画像における前記着目点の位置座標の変化に基づいて、前記変位情報を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の状態監視装置。
- 前記応答波形取得部によって取得された前記応答波形を、健全状態の台車及び/又は車体について取得された応答波形又は異常状態の台車及び/又は車体について取得された応答波形と比較することで、前記台車及び/又は前記車体の状態監視を行うことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の状態監視装置。
- 前記応答波形取得部は、時刻を変えた複数の異なる時系列の前記応答波形を取得するように構成され、時刻を変えて時系列に取得された複数の前記応答波形に基づいて、前記台車及び/又は前記車体の経時的な状態監視を行うことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の状態監視装置。
- 前記振動励起部は、軌道を挟むように、当該軌道の前記車両が通過する上面に配置される上部板材と、前記軌道の下面に配置される下部板材と、前記上部板材及び前記下部板材を連結して前記振動励起部を前記軌道に対して着脱自在に固定する固定部材と、を備えて構成されていることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の状態監視装置。
- 車両の台車及び/又は車体の状態を監視する状態監視装置であって、
振動励起部によって振動する前記台車及び/又は前記車体の撮像画像を連続して複数撮影し軌道脇に配置される画像取得部と、
複数の前記撮像画像に基づいて、前記振動励起部によって振動する前記台車及び/又は前記車体の応答波形を取得する応答波形取得部と、を備え、
前記振動励起部は、軌道を挟むように、当該軌道の前記車両が通過する上面に配置される上部板材と、前記軌道の下面に配置される下部板材と、前記上部板材及び前記下部板材を連結して前記振動励起部を前記軌道に対して着脱自在に固定する固定部材と、を備えて構成され、
前記応答波形に基づいて、前記台車及び/又は前記車体の状態監視を行うことを特徴とする状態監視装置。 - 請求項1に記載の状態監視装置を用いて行われる状態監視方法であって、
振動励起部によって台車及び/又は車体に振動を付与する工程と、
振動する前記台車及び/又は前記車体の撮像画像を連続して複数撮影する工程と、
複数の前記撮像画像から所定の注目領域を抽出し、前記注目領域の変位情報を時系列に取得し、前記変位情報に基づいて、前記振動励起部によって前記台車及び/又は前記車体が振動するときの応答波形を取得するときに、前記台車及び/又は前記車体の前記変位情報を時間差分することで算出した振動加速度若しくは振動速度と、軸箱周りの部品の前記変位情報を時間差分することで算出した振動加速度若しくは振動速度とに基づく応答倍率を、前記応答波形として取得する工程と、
前記応答波形である前記応答倍率に基づいて、前記台車及び/又は前記車体の状態監視を行う工程と、
を有することを特徴とする状態監視方法。 - コンピュータを、
振動が付与された台車及び/又は車体を連続して撮影した複数の撮像画像を記憶する手段と、
前記撮像画像から所定の注目領域を抽出し、複数の前記撮像画像に基づいて、前記注目領域の変位情報を時系列に取得し、前記変位情報に基づいて前記台車及び/又は前記車体が振動するときの応答波形を取得するときに、前記台車及び/又は前記車体の前記変位情報を時間差分することで算出した振動加速度若しくは振動速度と、軸箱周りの部品の前記変位情報を時間差分することで算出した振動加速度若しくは振動速度とに基づく応答倍率を、前記台車及び/又は前記車体の状態監視を行うため前記応答波形として取得する応答波形取得手段として機能させるためのプログラム。
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