JP6997873B2 - 検知装置 - Google Patents

検知装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6997873B2
JP6997873B2 JP2020538190A JP2020538190A JP6997873B2 JP 6997873 B2 JP6997873 B2 JP 6997873B2 JP 2020538190 A JP2020538190 A JP 2020538190A JP 2020538190 A JP2020538190 A JP 2020538190A JP 6997873 B2 JP6997873 B2 JP 6997873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
measurement
sensors
value
measurement level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020538190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020039701A1 (ja
Inventor
裕史 田宮
博規 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Publication of JPWO2020039701A1 publication Critical patent/JPWO2020039701A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6997873B2 publication Critical patent/JP6997873B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D21/00Measuring or testing not otherwise provided for
    • G01D21/02Measuring two or more variables by means not covered by a single other subclass
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D15/00Component parts of recorders for measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • G01D15/12Magnetic recording elements
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D15/00Component parts of recorders for measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • G01D15/14Optical recording elements; Recording elements using X-or nuclear radiation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q9/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems for selectively calling a substation from a main station, in which substation desired apparatus is selected for applying a control signal thereto or for obtaining measured values therefrom

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明は、検知装置に関する。
センサにより取得された検知データを活用して、人の行動及び環境の状況等を監視する技術がある。センサは、例えばBLE(Bluetooth Low Energy)デバイス(Bluetoothは登録商標)により構成される。このようなセンサでは、消費電力の抑制が求められる。特に、このようなセンサは、遠隔の測定対象に対して複数設けられるためにバッテリにより駆動される場合には、より一層の消費電力の抑制が求められる。例えば、コントローラがセンサの現在の状態を受信し、センサの残り駆動時間の推定値に基づいてセンサの動作方式を決定する技術が知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-88906号公報
特許文献1に記載された技術では、センサの残り駆動時間に応じた消費電力の制御は可能である。しかしながら、測定対象のセンシングにより得られる測定値の状態によらずに動作方式が決定されるので、必要な詳細さの程度によるセンシングが行われない可能性がある。測定対象のセンシングにおいては、詳細な測定が実施されると共に、消費電力の抑制が求められる。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、必要とされる詳細さの程度で測定対象をセンシングすると共に、消費電力の抑制を図ることが可能な検知装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一形態に係る検知装置は、所定の測定対象をそれぞれ設定された測定レベルによりセンシングする複数のセンサから測定値を取得すると共にセンサを制御する検知装置であって、測定レベルは、測定対象のセンシングの詳細さの程度であり、検知装置は、複数のセンサのそれぞれからの測定値を取得する取得部と、複数のセンサのうちの第1のセンサから取得した第1の測定値が所定閾値を超えたか否かを判定する測定値判定部と、測定値判定部により第1の測定値が所定閾値を超えたと判定された場合に、複数のセンサのうちの、第1のセンサ以外の1以上の他のセンサから取得した測定値に基づいて、第1の測定値の妥当性を判断する妥当性判断部と、妥当性判断部により第1の測定値が妥当であると判断された場合に、第1のセンサの測定レベルを上げることを判定する測定レベル判定部と、測定レベル判定部による判定に基づいて、第1のセンサの測定レベルを変更させるための指示情報を送信する指示部と、を備える。
上記の形態では、測定対象をより詳細に観測すべき状態にあることを示す測定値を所定閾値として予め設定しておき、第1のセンサからの第1の測定値が所定閾値を超えた場合に、第1のセンサ以外の他のセンサの測定値に基づいて第1の測定値の妥当性が判断されるので、測定レベルを上げてセンシングを行うべき状況であるか否かが適切に判断される。センサにおける測定レベルが高いほど消費電力が増加するところ、測定レベルを上げてセンシングを行うべき状況であると判断された場合のみに、第1のセンサの測定レベルが上げられるので、詳細なセンシングを行う必要がないときに測定レベルが上げられないこととなり、消費電力の抑制が可能となる。
必要とされる詳細さの程度でのセンシングを共に、消費電力の抑制を図ることが可能となる。
本実施形態に係る検知システムの装置構成を示す図である。 端末及びセンサの機能的構成を示すブロック図である。 端末のハードブロック図である。 測定レベルの定義を示す図である。 検知システムにおけるセンサの各動作方式を示す図である。 デフォルト情報の例を示す図である。 図7(a)及び図7(b)は、センサの測定値の変化の例を示す図である。 図8(a)、図8(b)及び図8(c)は、所定期間におけるセンサの消費電力を推定するための、各センサの測定レベルの変化を示す図である。 本実施形態の検知方法の処理内容を示すフローチャートである。 検知プログラムの構成を示す図である。
本発明に係る検知システムの実施形態について図面を参照して説明する。なお、可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る検知システム1の装置構成を示す図である。図1に示すように、検知システム1は、端末10(検知装置)及び複数のセンサ20を含む。端末10は、複数のセンサ20から測定値を取得すると共にセンサ20を制御する装置である。センサ20は、所定の測定対象をそれぞれ設定された測定レベルによりセンシングする装置である。本実施形態のセンサ20は、例えば、温度センサ、日照センサ及び人感センサ等のセンサデバイスであって、例えばBLEデバイスにより構成される。また、センサ20は、バッテリにより駆動される。
本実施形態の検知システム1では、検知対象に対して複数のセンサ20が設けられ、端末10が測定対象の状況に関する測定値を含む検知データを複数のセンサ20から取得する。端末10は、ブルートゥース(登録商標)通信により、センサ20からの検知データを取得する。また、端末10は、後に説明する指示情報をセンサ20に送信することにより、センサ20の動作を制御する。なお、図1では、4台のセンサ20が表されているが、センサの台数は限定されない。
本実施形態の検知システム1は、例えば、水田の温度を検知対象とすることができる。この場合には、温度センサであるセンサ20が、水田の周辺の複数の箇所に設けられる。端末10は、センサ20により検出された温度情報を含む検知データを取得する。
また、本実施形態の検知システム1は、例えば、特定の場所の日照の状況を検知対象とすることができる。この場合には、照度センサであるセンサ20が、特定の場所の周辺の複数の箇所に設けられる。端末10は、センサ20により検出された照度情報を含む検知データを取得する。
また、本実施形態の検知システム1は、例えば、特定の場所に滞在する人の数を検知対象とすることができる。この場合には、人感センサであるセンサ20が、特定の場所の周辺の複数の箇所に設けられる。端末10は、センサ20により検出された人の所在情報を含む検知データを取得する。
端末10は、移動可能な端末装置であって、例えば携帯型のパーソナルコンピュータでもよいし、高機能携帯電話機(スマートフォン)や携帯電話機などの携帯端末でもよい。本実施形態では、端末10は、センサ20からのブルートゥース信号を受信可能に構成されている。
図2は、端末10及びセンサ20の機能的構成を示すブロック図である。図2に示すように、端末10は、取得部11、測定値判定部12、妥当性判断部13、測定レベル判定部14及び指示部15を備える。また、端末10は、デフォルト情報記憶部16を含んでもよい。
センサ20は、検出部21、送信部22、受信部23及び動作制御部24を備える。ここで、端末10の各機能部の説明に先立って、センサ20の各機能部について説明する。
検出部21は、測定対象に関する測定値を取得する。測定値は、センサ20を構成するセンサデバイスに応じて異なる。センサ20が例えば温度センサである場合には、検出部21は、温度情報を測定値として取得する。センサ20が例えば照度センサである場合には、検出部21は、照度情報を測定値として取得する。
送信部22は、検出部21により取得された測定値を含む検知データを端末10に送信する。受信部23は、端末10から送信された、センサ20の測定レベルに関する指示情報を受信する。動作制御部24は、指示情報に基づく測定レベルにてセンサ20を動作させるように、センサ20の動作を制御する。
なお、図2に示したブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本発明の一実施の形態における端末10は、コンピュータとして機能してもよい。図3は、本実施形態に係る端末10のハードウェア構成の一例を示す図である。端末10は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。端末10のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
端末10における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、図1に示した各機能部11~15などは、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、端末10の各機能部11~15は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る検知方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、端末10は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
次に、図4を参照して、各センサ20に設定される測定レベルについて説明する。図4は、測定レベルの定義の例を示す図である。測定レベルは、測定対象に対するセンシングの詳細さの程度であり、少なくとも、測定対象に対するセンシングの精度により定義される。本実施形態では、図4に示すように、測定レベルは、測定対象に対するセンシングの精度及びセンシングの頻度により定義される。例えば、測定レベル「1」は、センシングの詳細さが最も低く、測定レベル「1」に設定されたセンサ20は、精度「低」及び頻度「低」で動作する。また、測定レベル「4」は、センシングの詳細さが最も高く、測定レベル「4」に設定されたセンサ20は、精度「高」及び頻度「中」で動作する。
本実施形態のセンサ20は、高精度及び低精度のいずれかの動作状態に切り替えてセンシングを実施できるものとする。また、センサ20は、同じ位置に高精度及び低精度の2台のセンサを含み、それらの稼働状態を切り替えることにより、高精度及び低精度の動作状態を実現させることとしてもよい。高精度で動作するセンサ20の消費電力は、低精度で動作するセンサ20の消費電力より高い。
また、本実施形態のセンサ20は、動作方式を切り替えることにより、センシングの頻度を「低」、「中」及び「高」に設定することができる。頻度「高」で動作するセンサ20の消費電力は、頻度「中」で動作するセンサ20の消費電力より高い。また、頻度「中」で動作するセンサ20の消費電力は、頻度「低」で動作するセンサ20の消費電力より高い。
次に、図5を参照して、本実施形態の検知システム1におけるセンサ20の動作方式について説明する。センサ20は、ピリオディカル方式、トリガ方式及びリード方式のいずれかにより動作する。ピリオディカル方式は、頻度「高」の動作を実現する。トリガ方式は、頻度「中」の動作を実現する。リード方式は、頻度「低」の動作を実現する。
ピリオディカル方式は、図5に示すように、予め設定された一定の時間間隔で検知データを端末10に送信する動作方式である。ピリオディカル方式では、センサ20が一定の時間間隔で検知データを送信することに伴い、端末10は、検知データを受信するための動作を維持することとなる。
トリガ方式は、図5に示すように、センサ20による検出値に所定の変化が出現した場合、または、センサ20から端末10に検知データが送信されてから予め設定された所定の時間が経過した場合に、センサ20が検知データを端末10に送信する動作方式である。即ち、センサ20側において判別した事象をトリガとして、センサ20が主体となって検知データが端末10に送信される。
リード方式は、図5に示すように、端末10からのリクエストに応じて、センサ20が検知データを端末10に送信する動作方式である。端末10は、センサ20の検知対象に関連する周辺環境情報を種々のリソースから取得し、取得した周辺環境情報の状態及び変化に基づいてリクエストをセンサ20に送信する。本実施形態では、端末10は、例えば、インターネット上の種々のリソースから周辺環境情報を取得できる。
具体的には、例えば、検知対象が水田の温度である場合には、端末10は、当該水田が所在する地域の温度情報を周辺環境情報として取得する。また、検知対象が特定の場所の日照の状況である場合には、端末10は、当該特定の場所が属する地域の日照情報を周辺環境情報として取得する。また、検知対象が特定の場所に滞在する人の数である場合には、端末10は、当該特定の場所が属する地域における携帯端末の利用者数に関する情報を周辺環境情報として取得する。
端末10は、時系列に取得している周辺環境情報の変化量が所定の閾値を超えた場合に、検知データの取得のためのリクエストをセンサ20に送信する。本実施形態では、周辺環境情報の変化量とセンサ20による検出値の変化量との相関性が判断され、相関性の大きさに基づいて、周辺環境情報の変化量に関する所定の閾値が設定される。具体的には、周辺環境情報の変化量とセンサ20による検出値の変化量との相関性が大きいほど、周辺環境情報の変化量に関する所定の閾値は、低く設定される。
トリガ方式及びリード方式は、ピリオディカル方式より低い頻度で検知データを端末10に送信する動作方式である。リード方式は、トリガ方式より検知データの送信の頻度が低い動作方式である。
再び図2を参照して、端末10の各機能部11~15の説明に先立って、デフォルト情報記憶部16について説明する。デフォルト情報記憶部16は、測定対象をセンシングする複数のセンサ20に関して、測定レベルごとの標準のセンサ20の数を予め規定しているデフォルト情報を記憶している記憶手段である。図6は、デフォルト情報記憶部16に記憶されているデフォルト情報の例を示す図である。図6に示すように、デフォルト情報は、測定レベルごとの標準のセンサの数を規定している。本実施形態の例では、検知システム1は4台のセンサ20を含むので、デフォルト情報は、検知システム1の標準の状態として、4台のセンサ20に関して、測定レベル「1」で動作させるセンサ20の数を1台、測定レベル「2」で動作させるセンサ20の数を2台、測定レベル「3」で動作させるセンサ20の数を1台とすることを規定している。
また、端末10は、検知システム1に含まれる各センサ20の動作状態(測定レベル(精度、頻度))及び位置の情報を記憶している(図示せず)。また、端末10は、センサ20間の距離を示す情報を記憶している(図示せず)。
再び図2を参照して、端末10の各機能部11~15を説明する。取得部11は、複数のセンサのそれぞれからの測定値を取得する。具体的には、各センサ20が、測定対象のセンシングにより得られた測定値を含む検知データを端末10に送信するので、取得部11は、各センサ20から送信された検知データを取得する。
測定値判定部12は、複数のセンサのうちの第1のセンサから取得した第1の測定値が所定閾値を超えたか否かを判定する。所定閾値は、測定対象の測定値に関して、より詳細且つ正確な観測が必要とされる境界である。
所定閾値は、例えば、検知システム1の管理者によって設計的に設定されてもよい。測定値が所定閾値を超えたことの判定の対象となる第1のセンサは、例えば、複数のセンサ20の中から任意に設定されてもよい。また、測定値判定部12は、所定閾値を超える測定値の送信元のセンサ20を、第1のセンサとして抽出してもよい。
また、測定値判定部12は、第1のセンサの測定値が所定閾値を超えた後に、所定時間以上、第1のセンサから取得した第1の測定値が所定閾値以下となったか否かをさらに判定する。
妥当性判断部13は、測定値判定部12により第1の測定値が所定閾値を超えたと判定された場合に、複数のセンサ20のうちの、第1のセンサ以外の1以上の他のセンサ20から取得した測定値に基づいて、第1の測定値の妥当性を判断する。
図7は、センサ20の精度の高低に応じた測定値の変化の例を模式的に示す図である。図7(a)は、高精度のセンサ20の測定値(温度)の変化例を示す図である。図7(b)は、低精度のセンサ20の測定値(温度)の変化例を示す図である。図7(a)に示すように、高精度のセンサでは、真の温度に対する測定値の変動が相対的に小さいため、閾値に対する判定処理を容易に行える。一方、図7(b)に示すように、低精度のセンサでは、真の温度に対する測定値の変動が相対的に大きいため、閾値に対する判定処理等が困難となったり不正確になったりする。従って、第1の測定値が所定閾値を超えたか否かの判定は、高精度のセンサ20による第1の測定値の妥当性を考慮することとしてもよい。
本実施形態では、具体的には、妥当性判断部13は、他のセンサ20から取得された各測定値に基づいて算出された評価値に基づいて、第1の測定値の妥当性を判断する。
妥当性判断部13は、例えば、第1の評価値に基づいて、第1の測定値の妥当性を判断する。第1の評価値は、各センサ20の精度に基づいて重み付けをされた、他のセンサ20の各測定値を統計的に集計して算出される。第1の評価値は、例えば、以下の式(1)により算出されてもよい。
Figure 0006997873000001
式(1)において、Nはセンサ20の総数である。Smは、センサ20のうちのm番目のセンサ20の精度である。1番目のセンサ(m=1のとき)は第1のセンサである。Tmは、センサ20のうちのm番目のセンサ20の測定値である。Smは、以下のように示される。
Sm=(偏りσ)+(ばらつきε)
妥当性判断部13は、第1の評価値が所定値を超える場合には、第1の測定値が妥当であると判定する。
このように、他のセンサ20の各々の精度に基づいて重み付けをされた、他のセンサ20の測定値を統計的に集計して算出された第1の評価値が、第1の測定値の妥当性の判断に用いられるので、第1の測定値の妥当性が適切に判断され、好適な詳細さの程度の測定対象のセンシングが実施される。
妥当性判断部13は、例えば、第2の評価値に基づいて、第1の測定値の妥当性を判断してもよい。第2の評価値は、所定閾値を超えた第1の測定値が測定された時点と他のセンサ20の測定値の測定時との時間差及び第1のセンサと他のセンサ20との距離の少なくとも一方に基づいて重み付けをされた、他のセンサ20の各測定値を統計的に集計して算出される。第2の評価値は、例えば、以下の式(1)により算出されてもよい。
Figure 0006997873000002
式(2)において、Nは他のセンサ20の総数である。t1は、第1の測定値の取得時刻である。Tmは、他のセンサ20のうちのm番目のセンサ20において、t1に最も近い時刻において取得された測定値であり、tmは、その測定値が取得された時刻である。d1mは、他のセンサ20のうちのm番目のセンサ20と第1のセンサとの距離である。
妥当性判断部13は、第2の評価値が所定値を超える場合には、第1の測定値が妥当であると判定する。
このように、第1の測定値の測定時との時間差及び第1のセンサからの距離の少なくとも一方に基づいて重み付けをされた、他のセンサの測定値を統計的に集計して第2の評価値が算出されるので、第2の評価値は、センサ間の空間的相関及び測定値間の時間的相関が考慮された値となる。そして、そのように算出された第2の評価値が第1の測定値の妥当性の判断に用いられるので、第1の測定値の妥当性が適切に判断され、好適な詳細さの程度の測定対象のセンシングが実施される。
また、妥当性判断部13は、第1のセンサから所定の距離以内に、所定の程度以上の精度で動作しているセンサ20が存在する場合に、第1の評価値に基づいて第1の測定値の妥当性を判断し、第1のセンサから所定の距離以内に、所定の程度以上の精度で動作しているセンサ20が存在しない場合に、第2の評価値に基づいて第1の測定値の妥当性を判断してもよい。例えば、妥当性判断部13は、精度「高」で動作しているセンサ20の有無に応じて、第1の評価値または第2の評価値に基づいて第1の測定値の妥当性を判断してもよい。
このように、第1のセンサから所定の距離以内に、高精度で動作しているセンサ20が存在する場合には、第1の評価値が妥当性の判断に用いられるので、第1のセンサの周囲に存在する他のセンサの精度が考慮されて、第1の測定値の妥当性が判断される。また、第1のセンサから所定の距離以内に、高精度で動作しているセンサが存在しない場合には、第2の評価値が妥当性の判断に用いられるので、センサ間の空間的相関及び測定値間の時間的相関が考慮されて、第1の測定値の妥当性が判断される。従って、第1のセンサから所定の距離以内に位置する高精度で動作しているセンサの有無に応じて、第1の測定値の妥当性が適切に判断される。
また、妥当性判断部13は、第1の測定値の取得時の前の一定時間、第1の測定値の取得時の後の一定時間、及び、第1の測定値の取得時を含む一定期間のいずれかにおいて複数回測定された、第1のセンサの測定値を取得し、複数の測定値のうちの、所定閾値を超える測定値の割合が、所定の割合以上である場合に、第1の測定値が妥当であると判定してもよい。
測定レベル判定部14は、妥当性判断部13により第1の測定値が妥当であると判断された場合に、第1のセンサの測定レベルを上げることを判定する。具体的には、測定レベル判定部14は、第1のセンサの測定レベルを、測定対象の観測の詳細さの程度が高いレベルに変更してもよい。本実施形態では、測定レベル判定部14は、第1のセンサの測定レベルを「4」に変更することを判定してもよい。また、測定レベル判定部14は、第1のセンサの測定レベルを、現在のレベルから1段階上げることを判定してもよい。
また、測定レベル判定部14は、妥当性判断部13により第1の測定値が妥当であると判断された場合に、第1のセンサから所定距離以内の範囲の外に設けられたセンサのうちの少なくとも1以上のセンサの測定レベルを上げることを判定してもよい。具体的には、例えば、測定レベル判定部14は、第1のセンサから所定距離以内の範囲の外に設けられた全てのセンサの測定レベルを、現在のレベルから1段階上げることを判定してもよい。
このように、第1の測定値が妥当であると判断された場合に、第1のセンサから所定距離以内の範囲の外に存在するセンサの測定レベルが上げられるので、測定対象をより詳細に観測する必要があるときに、詳細なセンシングが実施されることとなる。
指示部15は、測定レベル判定部14による判定に基づいて、第1のセンサの測定レベルを変更させるための指示情報を第1のセンサに送信する。また、第1のセンサ以外の他のセンサの測定レベルを変更させることが判定された場合には、指示部15は、他のセンサの各々に測定レベルを変更させるための指示情報を送信してもよい。
次に、複数のセンサ20のうちの第1のセンサの第1の測定値が所定閾値を超えたことに基づいて測定レベルを上げることを判定したセンサ20に関する、測定レベルを下げるための処理について説明する。
測定値判定部12により、所定時間以上、第1のセンサの第1の測定値が所定閾値以下であることが判定された場合に、測定レベル判定部14は、第1の測定値が所定閾値を超えたことに基づいて測定レベルを上げることを判定したセンサ20のうちの少なくとも1以上のセンサ20の測定レベルを下げることを判定する。
具体的には、第1のセンサの測定レベルが最高レベル(例えば、測定レベル「4」)に上げられていた場合または初期状態(デフォルト情報に規定された状態)から1段階上げられていた場合には、測定レベル判定部14は、例えば、第1のセンサの測定レベルを1段階下げること、または、元の初期状態に戻すことを判定してもよい。
また、複数のセンサ20のうちの第1のセンサ以外の他のセンサの測定レベルが上げられていた場合には、測定レベル判定部14は、当該他のセンサの測定レベルを1段階下げること、または、元の初期状態に戻すことを判定してもよい。
本実施形態の端末10は、測定対象をセンシングする複数のセンサ20に関して測定レベルごとの標準のセンサの数を予め規定しているデフォルト情報を参照可能である。具体的には、デフォルト情報記憶部16がデフォルト情報を記憶しているので、端末10は、デフォルト情報記憶部16に記憶されているデフォルト情報を参照できる。測定レベル判定部14は、デフォルト情報に沿うように、第1の測定値が所定閾値を超えたことに基づいて測定レベルを上げることを判定したセンサの測定レベルを下げることを判定してもよい。
このように、デフォルト情報が通常時の観測状態として設定され、第1の測定値が所定閾値を超えたことに基づいて測定レベルを上げることが判定されたセンサ20の測定レベルが、デフォルト情報に沿うように下げられるので、通常時における適切な観測状態に復帰させることが可能となり、消費電力を抑制できる。
また、測定レベル判定部14は、所定時間以上、第1のセンサの第1の測定値が所定閾値以下であることが判定された場合に、各センサ20の消費電力に基づいて、各センサ20の測定レベルを下げることを判定してもよい。具体的には、測定レベル判定部14は、所定時間以上第1の測定値が所定閾値以下であることが測定値判定部12により判定された時以前の所定期間における各測定レベルにおける稼働時間に基づいてセンサ20ごとの消費電力を推定し、推定された消費電力が大きいセンサ20ほど低い測定レベルで動作するように、各センサ20の測定レベルを判定してもよい。
図8(a)~図8(c)は、複数のセンサ20のうちの各センサ(センサ1~センサ3)の所定期間における測定レベルの変化の例を示す図である。前述のとおり、センサ20における消費電力は、測定レベルが高いほど高い。従って、図8に示されるセンサ1~3のうち、センサ1の推定される消費電力は、センサ3の消費電力より高い。また、センサ2の推定される消費電力は、センサ1の消費電力より高い。
このような場合において、測定レベル判定部14は、センサ1~3のうちセンサ2の測定レベルを最も低いレベルに変更することを判定する。また、測定レベル判定部14は、センサ1の測定レベルを、センサ2に次いで低い測定レベルに判定することを判定する。さらに、測定レベル判定部14は、センサ3の測定レベルを、センサ1に次いで低い測定レベルに判定することを判定する。
このように、直近の所定期間におけるセンサ20ごとの消費電力が推定され、推定された消費電力に基づいて、より消費電力が大きいセンサほど測定レベルが低く設定されるので、各センサ20の消費電力が平準化される。
次に、図9を参照して、検知システム1における検知方法について説明する。図9は、本実施形態の検知方法の処理内容を示すフローチャートである。
ステップS1において、検知システム1は、測定対象の検知を開始する。検知システム1は、例えば、デフォルト情報に規定された測定レベルごとのセンサ数により、測定対象の検知を実施してもよい。
ステップS2において、取得部11は、各センサ20からの測定値を取得する。続くステップS3において、測定値判定部12は、複数のセンサ20のうちの第1のセンサから取得した第1の測定値が所定閾値を超えたか否かを判定する。第1の測定値が所定閾値を超えたと判定された場合には、処理はステップS4に進む。一方、第1の測定値が所定閾値を超えたと判定されなかった場合には、処理はステップS2に戻る。
ステップS4において、妥当性判断部13は、第1のセンサから所定の距離以内に、精度「高」で動作しているセンサ20が存在するが否かを判定する。精度「高」で動作しているセンサ20が存在すると判定された場合には、処理はステップS5に進む。一方、精度「高」で動作しているセンサ20が存在すると判定されなかった場合には、処理はステップS6に進む。
ステップS5において、妥当性判断部13は、他のセンサ20から取得された各測定値に基づいて算出された第1の評価値(式(1)参照)に基づいて、第1の測定値の妥当性を判断する。第1の評価値は、各センサ20の精度に基づいて重み付けをされた、他のセンサ20の各測定値を統計的に集計して算出される。
ステップS6において、妥当性判断部13は、他のセンサ20から取得された各測定値に基づいて算出された第2の評価値(式(2)参照)に基づいて、第1の測定値の妥当性を判断する。第2の評価値は、所定閾値を超えた第1の測定値が測定された時点と他のセンサ20の測定値の測定時との時間差及び第1のセンサと他のセンサ20との距離の少なくとも一方に基づいて重み付けをされた、他のセンサ20の各測定値を統計的に集計して算出される。
なお、妥当性判断部13は、ステップS4に示された判定処理を実施せずに、ステップS5に示された第1の評価値及びステップS6に示された第2の評価値のいずれかにより、第1の測定値の妥当性を判断してもよい。
ステップS7において、妥当性判断部13は、第1の測定値が妥当か否かを判断する。第1の測定値が妥当であると判断された場合には、処理はステップS8に進む。一方、第1の測定値が妥当であると判断されなかった場合には、処理はステップS2に戻る。
ステップS8において、測定レベル判定部14は、第1のセンサの測定レベルを上げることを判定する。本実施形態では、例えば、測定レベル判定部14は、測定レベルを最も観測の詳細さの程度が高い「4」に上げることを判定してもよい。また、測定レベル判定部14は、第1のセンサから所定距離以内の範囲の外に設けられたセンサのうちの少なくとも1以上のセンサの測定レベルを上げることを判定してもよい。そして、指示部15は、測定レベル判定部14による判定に基づいて、第1のセンサの測定レベルを変更させるための指示情報を第1のセンサに送信する。さらに、指示部15は、測定レベル判定部14による判定に基づいて、複数のセンサ20のうちの第1のセンサ以外の他のセンサに、指示情報を送信してもよい。
ステップS9において、測定値判定部12は、第1のセンサの第1の測定値が所定時間以上の間、所定閾値以下となったか否かを判定する。第1の測定値が所定時間以上、所定閾値以下となったと判定された場合には、処理はステップS10に進む。一方、第1の測定値が所定時間以上、所定閾値以下となったと判定されなかった場合には、処理はステップS11に進む。
ステップS10において、測定レベル判定部14は、ステップS8において測定レベルを上げられた第1のセンサ及び他のセンサの、測定レベルを下げることを判定する。例えば、測定レベル判定部14は、デフォルト情報に規定された測定レベルごとのセンサ数に沿うように、各センサの測定レベルを下げることを判定してもよい。そして、指示部15は、測定レベル判定部14による判定に基づいて、各センサの測定レベルを下げるための指示情報を各センサに送信する。そして、処理はステップS2に戻る。
一方、ステップS11において、取得部11は、各センサにおいて設定された測定レベルにて測定された測定値を取得する。そして、処理はステップS9に戻る。
次に、コンピュータを、本実施形態の端末10として機能させるための検知プログラムについて説明する。図10は、検知プログラムP1の構成を示す図である。
検知プログラムP1は、端末10における検知処理を統括的に制御するメインモジュールm10、取得モジュールm11、測定値判定モジュールm12、妥当性判断モジュールm13、測定レベル判定モジュールm14及び指示モジュールm15を備えて構成される。そして、各モジュールm11~m15により、端末10における取得部11、測定値判定部12、妥当性判断部13、測定レベル判定部14及び指示部15のための各機能が実現される。なお、検知プログラムP1は、通信回線等の伝送媒体を介して伝送される態様であってもよいし、図10に示されるように、記録媒体M1に記憶される態様であってもよい。
以上説明した本実施形態の端末10、検知方法及び検知プログラムP1では、測定対象をより詳細に観測すべき状態にあることを示す測定値を所定閾値として予め設定しておき、複数のセンサ20のうちの第1のセンサからの第1の測定値が所定閾値を超えた場合に、第1のセンサ以外の他のセンサの測定値に基づいて第1の測定値の妥当性が判断されるので、測定レベルを上げてセンシングを行うべき状況であるか否かが適切に判断される。センサにおける測定レベルが高いほど消費電力が増加するところ、測定レベルを上げてセンシングを行うべき状況であると判断された場合のみに、第1のセンサの測定レベルが上げられるので、詳細なセンシングを行う必要がないときに測定レベルが上げられないこととなり、消費電力の抑制が可能となる。
また、別の形態に係る検知装置では、妥当性判断部は、他のセンサから取得された各測定値に基づいて算出された第1の評価値に基づいて、第1の測定値の妥当性を判断し、第1の評価値は、各センサの精度に基づいて重み付けをされた、他のセンサの各測定値を統計的に集計して算出されることとしてもよい。
上記形態によれば、各センサの精度に基づいて重み付けをされた、他のセンサの測定値を統計的に集計して算出された第1の評価値が、第1の測定値の妥当性の判断に用いられるので、第1の測定値の妥当性が適切に判断され、好適な詳細さの程度の測定対象のセンシングが実施される。
また、別の形態に係る検知装置では、妥当性判断部は、他のセンサから取得された各測定値に基づいて算出された第2の評価値に基づいて、第1の測定値の妥当性を判断し、第2の評価値は、所定閾値を超えた第1の測定値が測定された時点と他のセンサの測定値の測定時との時間差及び第1のセンサと他のセンサとの距離の少なくとも一方に基づいて重み付けをされた、他のセンサの各測定値を統計的に集計して算出されることとしてもよい。
上記形態によれば、第1の測定値の測定時との時間差及び第1のセンサからの距離の少なくとも一方に基づいて重み付けをされた、他のセンサの測定値を統計的に集計して第2の評価値が算出されるので、第2の評価値は、センサ間の空間的相関及び測定値間の時間的相関が考慮された値となる。そして、そのように算出された第2の評価値が第1の測定値の妥当性の判断に用いられるので、第1の測定値の妥当性が適切に判断され、好適な詳細さの程度の測定対象のセンシングが実施される。
また、別の形態に係る検知装置では、妥当性判断部は、第1のセンサから所定の距離以内に、所定の程度以上の精度で動作しているセンサが存在する場合に、他のセンサから取得された各測定値に基づいて算出された第1の評価値に基づいて、第1の測定値の妥当性を判断し、第1のセンサから所定の距離以内に、所定の程度以上の精度で動作しているセンサが存在しない場合に、他のセンサから取得された各測定値に基づいて算出された第2の評価値に基づいて、第1の測定値の妥当性を判断し、第1の評価値は、他のセンサの精度に基づいて重み付けをされた、他のセンサの各測定値を統計的に集計して算出され、第2の評価値は、第1の測定値が所定閾値を超えた時点と他のセンサの測定値の測定時との時間差及び第1のセンサと他のセンサとの距離の少なくとも一方に基づいて重み付けをされた、他のセンサの各測定値を統計的に集計して算出されることとしてもよい。
上記形態によれば、第1のセンサから所定の距離以内に、所定の程度以上の精度で動作しているセンサが存在する場合には、第1の評価値が妥当性の判断に用いられるので、第1のセンサの周囲に存在する他のセンサの精度が考慮されて、第1の測定値の妥当性が判断される。また、第1のセンサから所定の距離以内に、所定の程度以上の精度で動作しているセンサが存在しない場合には、第2の評価値が妥当性の判断に用いられるので、センサ間の空間的相関及び測定値間の時間的相関が考慮されて、第1の測定値の妥当性が判断される。従って、第1のセンサから所定の距離以内に位置する所定の程度以上の精度で動作しているセンサの有無に応じて、第1の測定値の妥当性が適切に判断される。
また、別の形態に係る検知装置では、測定レベル判定部は、妥当性判断部により第1の測定値が妥当であると判断された場合に、第1のセンサから所定距離以内の範囲外に設けられたセンサのうちの少なくとも1以上のセンサの測定レベルを上げることを判定することとしてもよい。
上記形態によれば、第1の測定値が妥当であると判断された場合に、第1のセンサから所定距離以内の範囲の外に存在するセンサの測定レベルが上げられるので、測定対象をより詳細に観測する必要があるときに、詳細なセンシングが実施されることとなる。
また、別の形態に係る検知装置では、測定値判定部により、所定時間以上、第1の測定値が所定閾値以下であることが判定された場合に、測定レベル判定部は、第1の測定値が所定閾値を超えたことに基づいて測定レベルを上げることを判定したセンサのうちの少なくとも1以上のセンサの測定レベルを下げることを判定することとしてもよい。
上記形態によれば、第1の測定値が所定閾値以下である状態が所定時間以上となった場合には、詳細さの程度を上げて測定対象を観測する必要が低いものとして、第1の測定値が所定閾値を超えたことに基づいて測定レベルが上げられたセンサの測定レベルが下げられるので、消費電力の抑制が実現される。
また、別の形態に係る検知装置では、測定レベル判定部は、所定時間以上第1の測定値が所定閾値以下であることが測定値判定部により判定された時以前の所定期間における各測定レベルにおける稼働時間に基づいてセンサごとの消費電力を推定し、推定された消費電力が大きいセンサほど低い測定レベルで動作するように、各センサの測定レベルを判定することとしてもよい。
上記形態によれば、直近の所定期間におけるセンサごとの消費電力が推定され、推定された消費電力に基づいて、より消費電力が大きいセンサほど測定レベルが低く設定されるので、各センサの消費電力が平準化される。
また、別の形態に係る検知装置は、検知装置は、測定対象をセンシングする複数のセンサに関して測定レベルごとの標準のセンサの数を予め規定しているデフォルト情報を参照可能であり、測定レベル判定部は、デフォルト情報に沿うように、第1の測定値が所定閾値を超えたことに基づいて測定レベルを上げることを判定したセンサの測定レベルを下げることを判定することとしてもよい。
上記形態によれば、測定レベルごとのセンサの数を規定したデフォルト情報が通常時の観測状態として設定され、第1の測定値が所定閾値を超えたことに基づいて測定レベルを上げることが判定されたセンサの測定レベルが、デフォルト情報に沿うように下げられるので、通常時における適切な観測状態に復帰される。
また、別の形態に係る検知装置では、測定レベルは、少なくとも、測定対象に対するセンシングの精度により定義されることとしてもよい。
上記形態によれば、測定レベルが適切に定義される。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。
本開示で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up、search、inquiry)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。また、「判断(決定)」は、「想定する(assuming)」、「期待する(expecting)」、「みなす(considering)」などで読み替えられてもよい。
本開示で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した場合においては、その要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。
本開示の全体において、文脈から明らかに単数を示したものではなければ、複数のものを含むものとする。
M1…記録媒体、P1…検知プログラム、m10…メインモジュール、m11…取得モジュール、m12…測定値判定モジュール、m13…妥当性判断モジュール、m14…測定レベル判定モジュール、m15…指示モジュール、1…検知システム、10…端末、11…取得部、12…測定値判定部、13…妥当性判断部、14…測定レベル判定部、15…指示部、16…デフォルト情報記憶部、20…センサ、21…検出部、22…送信部、23…受信部、24…動作制御部。

Claims (1)

  1. 所定の測定対象をそれぞれ設定された測定レベルによりセンシングする複数のセンサから測定値を取得すると共に前記センサを制御する検知装置であって、
    前記測定レベルは、測定対象のセンシングの詳細さの程度であり、
    前記検知装置は、
    前記複数のセンサのそれぞれからの前記測定値を取得する取得部と、
    前記複数のセンサのうちの第1のセンサから取得した第1の測定値が所定閾値を超えたか否かを判定する測定値判定部と、
    前記測定値判定部により前記第1の測定値が所定閾値を超えたと判定された場合に、前記複数のセンサのうちの、前記第1のセンサ以外の1以上の他のセンサから取得した測定値に基づいて、前記第1の測定値の妥当性を判断する妥当性判断部と、
    前記妥当性判断部により前記第1の測定値が妥当であると判断された場合に、前記第1のセンサの前記測定レベルを上げることを判定する測定レベル判定部と、
    前記測定レベル判定部による判定に基づいて、前記第1のセンサの測定レベルを変更させるための指示情報を送信する指示部と、を備え、
    前記測定レベルは、少なくとも、測定対象に対するセンシングの精度により定義される、
    検知装置。
JP2020538190A 2018-08-22 2019-06-10 検知装置 Active JP6997873B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018155261 2018-08-22
JP2018155261 2018-08-22
PCT/JP2019/022978 WO2020039701A1 (ja) 2018-08-22 2019-06-10 検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020039701A1 JPWO2020039701A1 (ja) 2021-08-10
JP6997873B2 true JP6997873B2 (ja) 2022-01-18

Family

ID=69592451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020538190A Active JP6997873B2 (ja) 2018-08-22 2019-06-10 検知装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11680832B2 (ja)
JP (1) JP6997873B2 (ja)
WO (1) WO2020039701A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3889514A4 (en) * 2018-11-30 2022-08-24 Hitachi-Johnson Controls Air Conditioning, Inc. LEAK DETECTION DEVICE AND LEAK DETECTION SYSTEM

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013003079A (ja) 2011-06-21 2013-01-07 Shikoku Electric Power Co Inc 放射線量計測システム
JP2015500980A (ja) 2011-10-19 2015-01-08 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh センサ信号の妥当性検査

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003001431A1 (en) * 2001-06-25 2003-01-03 Invensys Systems, Inc. Sensor fusion using self evaluating process sensors
US7451003B2 (en) * 2004-03-04 2008-11-11 Falconeer Technologies Llc Method and system of monitoring, sensor validation and predictive fault analysis
US7346469B2 (en) * 2005-03-31 2008-03-18 General Electric Company System and method for sensor data validation
US7696866B2 (en) * 2007-06-28 2010-04-13 Microsoft Corporation Learning and reasoning about the context-sensitive reliability of sensors
US8954135B2 (en) * 2012-06-22 2015-02-10 Fitbit, Inc. Portable biometric monitoring devices and methods of operating same
US9221396B1 (en) * 2012-09-27 2015-12-29 Google Inc. Cross-validating sensors of an autonomous vehicle
JP6292820B2 (ja) 2013-10-30 2018-03-14 セコム株式会社 通信システム
US10690511B2 (en) * 2015-12-26 2020-06-23 Intel Corporation Technologies for managing sensor anomalies
US10468062B1 (en) * 2018-04-03 2019-11-05 Zoox, Inc. Detecting errors in sensor data

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013003079A (ja) 2011-06-21 2013-01-07 Shikoku Electric Power Co Inc 放射線量計測システム
JP2015500980A (ja) 2011-10-19 2015-01-08 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツングRobert Bosch Gmbh センサ信号の妥当性検査

Also Published As

Publication number Publication date
US11680832B2 (en) 2023-06-20
JPWO2020039701A1 (ja) 2021-08-10
US20210325214A1 (en) 2021-10-21
WO2020039701A1 (ja) 2020-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016206067A (ja) センサー監視システム、災害監視システム、及び災害監視方法
JP6997873B2 (ja) 検知装置
JP7539869B2 (ja) プロファイル生成装置
WO2020195148A1 (ja) 情報処理装置
JP6796190B2 (ja) データ共有判断装置
JP2019066930A (ja) 渋滞予測モデル作成装置
JP6811849B2 (ja) アプリ利用推定装置及びルール作成装置
JP7015191B2 (ja) 検知装置、検知システム及び検知プログラム
WO2018179602A1 (ja) 人間関係推定装置
JP6700138B2 (ja) 通信端末
JP6764531B2 (ja) ユーザ状態推定装置
JP6751030B2 (ja) 移動体通信システム
US20210123765A1 (en) Pastime preference estimation device and pastime preference estimation method
JP2020166703A (ja) リスク推定装置
JP6762162B2 (ja) 端末管理装置
JP2020119175A (ja) 情報処理装置及びプログラム
US11369287B2 (en) Stress estimation system
JP6723449B2 (ja) 単独推定装置
JP6755201B2 (ja) 情報端末及び制御プログラム
JP6787821B2 (ja) 発信器検知装置
JP2021197636A (ja) 端末装置
JP6761364B2 (ja) 発信器検知システム、発信器検知装置、移動端末及び発信器検知方法
WO2023223672A1 (ja) 乗降数予測装置
JP6752731B2 (ja) 情報端末及び制御プログラム
JPWO2019187357A1 (ja) 判定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211005

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6997873

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150