JP6997265B2 - 撮像レンズ系及び撮像装置 - Google Patents
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物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群、正のパワーを有する第2レンズ群、正のパワーを有する第3レンズ群とからなる撮像レンズ系であって、
前記第1レンズ群は1枚又は2枚の負レンズからなり、
前記第2レンズ群は1枚の正レンズからなり、
前記第3レンズ群は1枚の正レンズである最終レンズからなり、
前記最終レンズは、像側レンズ面が非球面であり、
前記最終レンズの像側レンズ面の光軸近傍曲率半径をsagR、前記最終レンズの光軸方向における中心肉厚をDとしたときに、下記の条件式(1)を満たすことを特徴とする。
4<D/(-sagR)<9 (1)
物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群、正のパワーを有する第2レンズ群、正のパワーを有する第3レンズ群とからなる撮像レンズ系であって、
前記第1レンズ群は1枚又は2枚の負レンズからなり、
前記第2レンズ群は1枚の正レンズからなり、
前記第3レンズ群は1枚の正レンズである最終レンズからなり、
前記最終レンズは、像側レンズ面が非球面であり、
前記最終レンズにおける像側レンズ面の光軸近傍曲率半径をsagR、前記最終レンズにおける像側レンズ面のレンズ有効径をφとしたときに、下記の条件式(2)を満たすことを特徴とする。
5<φ/sagR<16 (2)
下記の条件式(3)を満たすことが好ましい。
6<D/(-sagR)<8 (3)
下記の条件式(4)を満たすことが好ましい。
6<φ/sagR<8 (4)
Fナンバが2.1未満であることが好ましい。
水平画角が100度以上であることが好ましい。
絞りが前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間における前記第3レンズ群の方に近い位置にあることが好ましい。
上述の撮像レンズ系と、
前記撮像レンズ系の焦点位置に配置された撮像素子と、を有することを特徴とする。
図2は、実施例1の撮像レンズ系101の構成を示す図である。
図2に示すように、実施例1の撮像レンズ系101は、物体側から像側に向かって順に、負のパワーを有する第1レンズ群G1と、正のパワーを有する第2レンズ群G2と、絞りSTOPと、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、から構成される。第1レンズ群G1は、レンズL11から構成される。第2レンズ群G2は、レンズL21から構成される。第3レンズ群G3は、レンズL31から構成される。撮像レンズ系101の結像面はIMGで示されている。実施例1の撮像レンズ系101では、レンズL11、レンズL21、及び、レンズL31はプラスチックレンズである。
0.9<f3/f< 1.2
0.9<fL31R2/f<1.2
ただし、fはレンズ系全体の焦点距離、f3は第3レンズ群の焦点距離である。また、fL31R2は第3レンズ群を構成する最も像側のレンズ(最終レンズ)の像側レンズ面の焦点距離、であり、以下の式で定義される。
1/fL31R2=-(n-1)/R
n:第3レンズ群を構成する最も像側のレンズ(最終レンズ)の屈折率
R:第3レンズ群を構成する最も像側のレンズ(最終レンズ)の像側レンズ面の曲率半径
0.9<f3/f< 1.2
0.9<fL31R2/f<1.2
を満たしている。
図5は、実施例2の撮像レンズ系101の構成を示す図である。
図5に示すように、実施例2の撮像レンズ系101は、物体側から像側に向かって順に、負のパワーを有する第1レンズ群G1と、正のパワーを有する第2レンズ群G2と、絞りと、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、から構成される。第1レンズ群G1は、レンズL11から構成される。第2レンズ群G2は、レンズL21から構成される。第3レンズ群G3は、レンズL31から構成される。実施例1の撮像レンズ系101では、レンズL11はガラスレンズで、レンズL21及びレンズL31はプラスチックレンズである。
0.9<f3/f< 1.2
0.9<fL31R2/f<1.2
を満たしている。
図7は、比較例1の撮像レンズ系101の構成を示す図である。
比較例1の撮像レンズ系101は、物体側から像側に向かって順に、負のパワーを有する第1レンズ群G1と、正のパワーを有する第2レンズ群G2と、絞りと、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、から構成される。第1レンズ群G1は、レンズL11及びレンズL12から構成される。第2レンズ群G2は、レンズL21から構成される。第3レンズ群G3は、レンズL31から構成される。比較例1の撮像レンズ系101では、レンズL11はガラスレンズであり、レンズL12、レンズL21、及びレンズL31はプラスチックレンズである。
1.5<f3/f<2.2
1.5<fL31R2/f<2.2
ただし、fはレンズ系全体の焦点距離、f3は第3レンズ群の焦点距離である。また、fL31R2は第3レンズ群を構成する最も像側のレンズ(最終レンズ)の像側レンズ面の焦点距離、であり、以下の式で定義される。
1/fL31R2=-(n-1)/R
n:第3レンズ群を構成する最も像側のレンズ(最終レンズ)の屈折率
R:第3レンズ群を構成する最も像側のレンズ(最終レンズ)の像側レンズ面の曲率半径
1.5<f3/f<2.2
1.5<fL31R2/f<2.2
を満たしている。
図9は、比較例2の撮像レンズ系101の構成を示す図である。
比較例2の撮像レンズ系101は、物体側から像側に向かって順に、負のパワーを有する第1レンズ群G1と、正のパワーを有する第2レンズ群G2と、絞りと、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、から構成される。第1レンズ群G1は、レンズL11及びレンズL12から構成される。第2レンズ群G2は、レンズL21から構成される。第3レンズ群G3は、レンズL31から構成される。比較例2の撮像レンズ系101では、レンズL11はガラスレンズであり、レンズL12、レンズL21、及びレンズL31はプラスチックレンズである。
1.5<f3/f<2.2
1.5<fL31R2/f<2.2
を満たしている。
図11は、実施例5の撮像レンズ系101の構成を示す図である。
実施例5の撮像レンズ系101は、物体側から像側に向かって順に、負のパワーを有する第1レンズ群G1と、正のパワーを有する第2レンズ群G2と、絞りと、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、から構成される。第1レンズ群G1は、レンズL11及びレンズL12から構成される。第2レンズ群G2は、レンズL21から構成される。第3レンズ群G3は、レンズL31から構成される。実施例5の撮像レンズ系101では、レンズL11はガラスレンズであり、レンズL12、レンズL21、及びレンズL31はプラスチックレンズである。
1.5<f3/f<2.2
1.5<fL31R2/f<2.2
を満たしている。
図13は、実施例6の撮像レンズ系101の構成を示す図である。
実施例6の撮像レンズ系101は、物体側から像側に向かって順に、負のパワーを有する第1レンズ群G1と、正のパワーを有する第2レンズ群G2と、絞りと、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、から構成される。第1レンズ群G1は、レンズL11及びレンズL12から構成される。第2レンズ群G2は、レンズL21から構成される。第3レンズ群G3は、レンズL31から構成される。実施例6の撮像レンズ系101では、レンズL11はガラスレンズであり、レンズL12、レンズL21、及びレンズL31はプラスチックレンズである。
1.5<f3/f<2.2
1.5<fL31R2/f<2.2
を満たしている。
図1は、撮像レンズ系101を用いた撮像装置100の構成を示す図である。撮像装置100は、撮像レンズ系101と、カバーガラス102と、撮像素子103と、を備える。撮像レンズ系101と、カバーガラス102と、撮像素子103と、は筐体(不図示)に収容されている。
101 撮像レンズ系
102 カバーガラス
103 撮像素子
G1~G3 第1レンズ群~第3レンズ群
L11~L31 レンズ
Claims (6)
- 物体側から順に、負のパワーを有する第1レンズ群、正のパワーを有する第2レンズ群、正のパワーを有する第3レンズ群とからなる撮像レンズ系であって、
前記第1レンズ群は1枚又は2枚の負レンズからなり、
前記第2レンズ群は1枚の正レンズからなり、
前記第3レンズ群は1枚の正レンズである最終レンズからなり、
前記最終レンズは、像側レンズ面が非球面で、かつ、物体側レンズ面が凹形状の非球面であり、
前記最終レンズの像側レンズ面の光軸近傍曲率半径をsagR、前記最終レンズの光軸方向における中心肉厚をDとしたときに、下記の条件式(1)を満たし、かつFナンバが2.1未満であることを特徴とする撮像レンズ系。
4<D/(-sagR)<9 (1)
但し、光軸近傍曲率半径sagRとは、同一平面上にある、光線からの光軸高さr=0.1mmにある2点A、Bと、レンズ面と光軸との接点Cと、の計3点を結ぶ円弧から求めた曲率半径である。 - 請求項1記載の撮像レンズ系であって、下記の条件式(3)を満たすことを特徴とする撮像レンズ系。
6<D/(-sagR)<8 (3) - 請求項1記載の撮像レンズ系であって、前記第1レンズ群が1枚の負レンズからなることを特徴とする撮像レンズ系。
- 請求項1記載の撮像レンズ系であって、前記第1レンズ群は2枚の負レンズからなることを特徴とする撮像レンズ系。
- 請求項1記載の撮像レンズ系であって、水平画角が100度以上であることを特徴とする撮像レンズ系。
- 請求項1記載の撮像レンズ系と、前記撮像レンズ系の焦点位置に配置された撮像素子と、を有することを特徴とする撮像装置。
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