JP6996204B2 - 情報処理装置、通信システム、翻訳方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、通信システム、翻訳方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、通信システム、翻訳方法、およびプログラムに関する。
例えば、Android(登録商標)などのOS(Operating System)上で動作するアプリ(アプリケーション)に対して、表示する言語の種類を追加したり、表示する用語を差し替えたりする要望がある。このような要望に対し、アプリに対して新規の言語を追加し、あるいはアプリで利用する用語の差し替えを行った上で、アプリの再生成が実行されている。また、アプリのある特定のユーザに対してのみ、個別の言語を追加したり、あるいは用語を差し替えたりする要望もある。この場合、アプリの配信元は、通常のアプリと、言語を追加あるいは用語を差し替えた個別のアプリと、を管理することが求められ、個別の対応が増えるほど、管理工数が大きくなる。例えば、アプリに不具合が見つかった場合、アプリの配信元は、通常のアプリおよび個別のアプリのどちらにも同じ修正を行う必要が生じる。
近年、言語データをシステムの特定の場所に配置することによって、アプリの生成時に取り込まれていない言語についても、後から表示可能にするための技術が利用されている。この技術により、配信元は、一つのアプリだけを配信し、ある特定のユーザに対して言語データを提供することで、アプリごとに言語の追加あるいは用語の差し替えを実行できるようになった。この場合、アプリにおいて追加された用語、あるいは差し替えられた用語は、差分としてOSにより検出される。装置は、言語ごとに差分の用語に対し、手動による翻訳結果の入力を受付け、あるいは外部装置に自動翻訳させることで、言語データを更新する。
特許文献1には、文字列ごとの表示回数に基づいて、翻訳を要求すべき文字列を判断し、翻訳を要求すべきと判断された文字列の翻訳を第2の端末に要求する情報処理装置が開示されている。
しかし、外部の装置により翻訳された文字列をアプリにおいて表示する場合に、翻訳された文字列が長すぎるようなときには、アプリのUI(User Interface)上の制約により、適切に表示できないという課題がある。
請求項1に係る発明の情報処理装置は、第1の言語の文字列を第2の言語の文字列に翻訳する要求をサーバへ送信する送信手段と、前記サーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列を受信する受信手段と、を有し、前記サーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列の幅が、所定の範囲に含まれない場合に、前記送信手段は、前記第1の言語の文字列を前記第2の言語の文字列に翻訳する要求を他のサーバへ送信し、前記受信手段は、前記他のサーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列を受信し、前記他のサーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列の幅が、前記所定の範囲に含まれる場合には、該第2の言語の文字列を、前記第1の言語の文字列に関連付けて管理する。
本発明によると、外部の装置により翻訳された文字列を、アプリにおいて適切に表示することが可能になるという効果を奏する。
一実施形態に係る通信システムの全体構成図である。 一実施形態に係る画像形成装置を示すハードウェア構成図である。 一実施形態に係る情報処理端末を示すハードウェア構成図である。 一実施形態に係る情報処理端末のソフトウェア構成図である。 一実施形態に係る画像形成装置20の機能ブロック図である。 用語ファイルを示す概念図である。 差分情報の一例を示す。 通信システムにおける基本動作の一例を示すシーケンス図である。 用語ファイルを更新する処理の一例を示すフロー図である。 用語ファイルを更新する処理の一例を示すフロー図である。 用語ファイルを更新する処理の一例を示すフロー図である。 用語ファイルを更新する処理の一例を示すフロー図である。 用語の結合例および分割例を示す図である。 言語ごとの使用時間を算出する処理の一例を示すフロー図である。 記憶部2000において記憶されているテーブルの例を示す。 時間帯ごとのアプリの使用回数を算出する処理の一例を示すフロー図である。 記憶部2000において記憶されているテーブルの一例を示す。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。
<<通信システム>>
図1は、一実施形態に係る通信システムの全体構成図である。図1に示されているように、通信システム1は、画像形成装置20、配信サーバ30、およびWEBサービス50A,50Bによって構築されている。以下、WEBサービス50A,50Bのうち任意のものをWEBサービス50と表す。通信システム1は、画像形成装置20および配信サーバ30を、それぞれ1つ以上有していればよく、WEBサービス50を2つ以上有していればよい。なお、通信システム1において、1つの装置に複数のWEBサービス50が構築されていてもよい。
画像形成装置20は、画像処理の設定などを所定の言語で表示して入力受け付けるユーザI/F(Interface)機能、および通信機能を有する。画像形成装置20としては、例えば、MFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product、複合機)、ファクシミリ、スキャナなどが例示される。以下、画像形成装置20がMFPである場合について説明する。なお、画像形成装置20は、ユーザI/F機能および通信機能を有するタブレット、スマートフォンなどのスマートデバイス、もしくはPC(Personal Computer)などの情報処理装置に置き換え可能である。
配信サーバ30は、画像形成装置20にアプリケーションおよびアプリケーションの更新プログラムを配信するサーバである。以下、「アプリケーション」を、単に「アプリ」と表す。
WEBサービス50は、通信機能および翻訳モジュールを有する情報処理装置である。WEBサービス50は、WEBサーバ機能を有し、画像形成装置20からの要求に基づいて翻訳処理を実行し、結果を画像形成装置20へ送信する。WEBサービス50は、翻訳モジュールを利用するためのAPI(Application Programming Interface)を実装しいてもよい。このようなAPIとして、例えば、Google(登録商標) Translate APIが例示される。さらに、WEBサービス50は、画像形成装置20から送信された用語を受信し、この用語の同義語を結果として画像形成装置20へ送信する同義語モジュールを有する。
画像形成装置20、配信サーバ30、およびWEBサービス50は、それぞれ、LAN(Local Area Network)を介して、インターネット2Iに接続している。以下、LANおよびインターネット2Iのうち任意のものを通信ネットワーク2と表す。画像形成装置20と、配信サーバ30およびWEBサービス50とは、通信ネットワーク2を介して通信可能に接続する。通信ネットワーク2の全部又は一部には、Wi-Fi(Wireless Fidelity)などの無線による通信が行われる箇所があってもよい。
<<ハードウェア構成>>
続いて、本実施形態に係る画像形成装置20のハードウェア構成について説明する。図2は、一実施形態に係る画像形成装置を示すハードウェア構成図である。
図2に示す画像形成装置20は、情報処理端末500と、本体600と、を備える。情報処理端末500はユーザの操作を受け付ける操作部として機能する。情報処理端末500は例えばタブレット端末などの情報処理端末である。本体600は、例えばプリント機能、スキャナ機能、コピー機能などの各種機能を実現する。
情報処理端末500と本体600とは通信路550を介して相互に通信可能に接続されている。通信路550は例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることができる。情報処理端末500と本体600とは、例えばLAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信を用いた通信路551を介して接続してもよい。なお、図2の画像形成装置20は情報処理端末500と本体600とを備えた画像形成システムと捉えることもできる。
本体600は、コントローラ601と、外部I/F602と、通信I/F603と、プリンタ604と、スキャナ605と、を備える。コントローラ601は、CPU611(Central Processing Unit)と、RAM612(Random Access Memory)と、ROM613(Read Only Memory)と、NVRAM614(Nonvolatile RAM)と、HDD615(Hard Disk Drive)と、を備える。ROM613には、各種プログラムやデータが格納されている。RAM612は、プログラムやデータを一時的に保持する。NVRAM614は、例えば設定情報などが格納されている。また、HDD615には、各種プログラムやデータが格納されている。
CPU611は、ROM613、NVRAM614、またはHDD615などからプログラムやデータまたは設定情報などをRAM612上に読み出し、処理を実行することで、本体600全体の動作を制御し、各種機能を実現する。
外部I/F602は、通信路550を介して情報処理端末500と通信するためのインタフェースである。通信I/F603は、本体600を、通信路551を介して情報処理端末500やネットワークに接続させる為のインタフェースである。
プリンタ604は、印刷データに基づいて記録媒体に印刷するための印刷装置である。スキャナ605は、原稿から画像データ(電子データ)を読み取り、画像ファイル(電子ファイル)を生成するための読取装置である。
図3は、一実施形態に係る情報処理端末を示すハードウェア構成図である。情報処理端末500は、例えば図3に示すハードウェア構成のコンピュータにより実現される。
図3の情報処理端末500は、入力装置501と、表示装置502と、外部I/F503と、RAM504と、ROM505と、CPU506と、通信I/F507と、HDD508と、を備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置501は、タッチパネルまたはハードウェアキーなどを含み、ユーザが操作入力するために用いられる。表示装置502は、液晶表示装置(LCD: liquid crystal display)などで構成され、情報を表示する。通信I/F507は、情報処理端末500を、本体600や各種ネットワークに接続するためのインタフェースである。
HDD508は、プログラムおよびデータを格納する不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムおよびデータには、情報処理端末500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリなどがある。情報処理端末500は、HDD508に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(SSD: solid state drive)を利用するものであってもよい。
外部I/F503は、本体600または記録媒体503Aと接続するためのインタフェースである。情報処理端末500は、外部I/F503を介して記録媒体503Aの読み取りおよび書き込みを行うことができる。記録媒体503Aは、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、またはUSBメモリなどである。
ROM505は、電源を切ってもプログラムおよびデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM505には、情報処理端末500の起動時に実行されるBIOS、OS設定、およびネットワーク設定などのプログラムおよびデータが格納されている。RAM504はプログラムおよびデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU506は、ROM505またはHDD508などの記憶装置からプログラムまたはデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、情報処理端末500全体の制御や機能を実現する演算装置である。情報処理端末500は図3のようなハードウェア構成により、ユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部として機能する。
<ソフトウェア構成>
次に、本実施形態に係る画像形成装置20の情報処理端末500のソフトウェア構成について説明する。図4は、一実施形態に係る情報処理端末のソフトウェア構成図である。
図4の情報処理端末500は、アプリ800と、アプリ800に対応する用語モジュール850と、言語設定アプリ900と、OSフームワーク(OS F/W)700と、を有する。
OS F/W700は情報処理端末500のOSであり、例えばAndroid(登録商標)である。アプリ800は、情報処理端末500のOS F/W700で動作するプログラムである。アプリ800は、複数の用語ファイルを保持できる。用語ファイルは日本語、英語などのアプリ800の画面に表示する各言語の用語を含む。
用語モジュール850はアプリ800に対し、追加または差し替えられた用語を用語ファイルとして保持する。用語モジュール850における用語ファイルは、アプリ800における用語ファイルと同じ形式である。言語設定アプリ900は、OS F/W700全体の表示言語を切り替える。
<<機能構成>>
続いて、画像形成装置20の機能構成について説明する。図5は、一実施形態に係る画像形成装置20の機能ブロック図である。
画像形成装置20における情報処理端末500は、翻訳制御部2010と、差分情報更新部2020と、用語ファイル更新部2030と、用語幅管理部2040と、使用頻度管理部2050と、時間帯集計部2060と、通信制御部2100と、を有する。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、ROM505からRAM504上に展開された情報処理端末500用のプログラムに従ったCPU506からの命令によって動作することで実現される機能である。また、情報処理端末500は、ROM505、RAM504、またはHDD508により構築される記憶部2000を有する。
図6は、用語ファイルを示す概念図である。記憶部2000には、一例として、図6に示すような用語ファイル2200が記録されている。用語ファイル2200には、レコードごとに、用語を識別するための用語IDと、言語を示す言語コードと、用語の文字列と、が関連付けられて管理される。
図7は、差分情報の一例を示す。用語ファイルの更新時に、記憶部2000には、図7に示すような差分情報が記憶される。差分情報は、アプリの更新などにより、追加または差し替えがあった用語の用語IDに対して、英語の用語と、この用語が、例えば、日本語、ドイツ語、イタリア語、またはフランス語に翻訳されたかを示す翻訳情報と、を含む。翻訳情報における「○」は、すでに翻訳されていることを表し、「×」は、翻訳されていないこと、すなわち、翻訳を要することを表す。
翻訳制御部2010は、CPU506からの命令によって実現され、WEBサービス50を利用した自動翻訳の全般に関わる制御を実行する。この制御には、WEBサービス50への翻訳要求、差分情報更新部2020への用語の更新要求、および用語ファイル更新部2030への用語ファイル2200の更新要求などが含まれる。さらに、翻訳制御部2010は、翻訳の対象となる用語の結合、翻訳された用語の分割、言語の使用頻度に応じたWEBサービス50への翻訳要求、あるいはアプリの使用時間帯に応じたWEBサービス50への翻訳要求などを実行する。
差分情報更新部2020は、CPU506からの命令によって実現され、翻訳制御部2010からの要求に基づいて、差分情報を更新する。
用語ファイル更新部2030は、CPU506からの命令によって実現され、翻訳制御部2010からの要求に基づいて、用語ファイル2200を更新する。
用語幅管理部2040は、CPU506からの命令によって実現され、翻訳された用語の用語幅を算出し、算出された用語幅が所定の閾値を超えているか判断する。
使用頻度管理部2050は、CPU506からの命令によって実現され、ユーザが利用する言語の使用頻度を管理する。
時間帯集計部2060は、CPU506からの命令によって実現され、ユーザが画像形成装置20を利用する時間帯を管理する。
通信制御部2100は、通信I/F507の処理によって実現され、配信サーバ30またはWEBサービス50との通信ネットワーク2を介した通信を制御する。
<<基本動作>>
続いて、通信システム1における基本的な動作について説明する。図8は、通信システムにおける基本動作の一例を示すシーケンス図である。
画像形成装置20の通信制御部2100が、配信サーバ10によって送信されたアプリ800の更新ファイルを受信すると、翻訳制御部2010はイベントとしてアプリ800の更新を検知する(ステップS1)。画像形成装置20のOS F/W700は、更新ファイルによって、アプリ800に追加され、または差し替えられる英文の用語を差分として抽出する。翻訳制御部2010は、OS F/W700によって抽出された差分の用語ごとに用語IDを生成する。翻訳制御部2010は、生成された用語IDと、英文の用語と、この用語が各言語に翻訳されているかを示す翻訳情報を、関連付けることにより差分情報(図7参照)を生成する。例えば、更新ファイルに英語および日本語の用語のみが含まれている場合、差分情報が生成される時点で、日本語以外の他の言語の用語は英語から翻訳されていない。このため、差分情報における他の言語の翻訳情報は、いずれも「×」となる。
画像形成装置20の翻訳制御部2010は、差分情報(図7参照)を参照し、翻訳情報「×」を含む言語のフィールドを特定する。翻訳制御部2010は、翻訳情報「×」を含む言語(例えば、言語コード"de"のドイツ語)のフィールドを参照し、翻訳情報「×」に関連付けられた用語ID(例えば、"003")を特定する。翻訳制御部2010は、特定された用語IDに対応する英語の用語(例えば、"size")をソーステキストとして含み、翻訳元言語(ソース)として英語の言語コード(例えば、"en")を含み、翻訳先言語(ターゲット)として参照中のフィールドの言語コード(例えば、"de")を含む翻訳要求を、通信制御部2100を介してWEBサービス50へ送信する(ステップS11)。なお、WEBサービス50が翻訳モジュールを利用するためのAPIを実装している場合、翻訳制御部2010は、そのAPIに応じた形式の翻訳要求を生成して送信する。
WEBサービス50は、画像形成装置20によって送信された翻訳要求を受信すると、翻訳要求に含まれるソーステキスト(例えば、"size")を、翻訳元言語(例えば、英語)から翻訳先言語(例えば、ドイツ語)に翻訳する。WEBサービス50は、翻訳元言語の言語コード(例えば、"en")および翻訳された用語を含む翻訳結果を画像形成装置20へ送信する(ステップS12)。なお、WEBサービス50は、APIを実装している場合、APIに応じた形式の翻訳結果を、画像形成装置20へ送信する。
画像形成装置20の翻訳制御部2010は、通信制御部2100を介して、翻訳結果を受信する。翻訳制御部2010は、翻訳結果に含まれる翻訳された用語、この用語の用語ID(例えば、"003")、および翻訳先言語の言語コード(例えば、"de")を含む差分情報更新要求を差分情報更新部2020へ送信する(ステップS13)。
画像形成装置20の差分情報更新部2020は、翻訳制御部2010によって送信された差分情報更新要求を受信する。差分情報更新部2020は、差分情報(図7参照)において、差分情報更新要求に含まれる用語IDに対応付けて、差分情報更新要求に含まれる言語コードのフィールドの翻訳情報を「○」に更新した上で、翻訳された用語を追加する。これにより、更新後の差分情報において、翻訳情報「○」と、翻訳された用語とが併記された状態となる。差分情報の更新後、翻訳制御部2010は、差分情報更新通知を、翻訳制御部2010へ送信する(ステップS14)。
画像形成装置20の翻訳制御部2010は、差分情報(図7参照)における参照中のフィールド(例えば、言語コード"de"のドイツ語のフィールド)において、翻訳情報が「×」となっている未翻訳の用語の用語IDごとに、ステップS11乃至S14の処理を繰り返す。さらに、翻訳制御部2010は、翻訳情報として「×」を含む他の言語のフィールドについても、ステップS11乃至S14の処理を繰り返す。これにより、差分情報に含まれる、すべての言語のすべての用語が翻訳される。
すべての言語のすべての用語の翻訳が完了した後、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、更新された差分情報に基づいて、用語ファイルを更新するための用語ファイル更新要求を用語ファイル更新部2030へ送信する(ステップS21)。用語ファイル更新要求には、翻訳された各用語、翻訳先言語の言語コード、および用語の用語IDが含まれる。
画像形成装置20の用語ファイル更新部2030は、翻訳制御部2010によって送信された用語ファイル更新要求を受信する。用語ファイル更新部2030は、用語ファイル更新要求に含まれる用語、言語コード、および用語IDの組を、用語ファイルに追加し、またはこの組で差し替えることにより、用語ファイルを更新する。用語ファイルの更新後、用語ファイル更新部2030は、用語ファイル更新通知を翻訳制御部2010へ送信する(ステップS22)。
<<用語幅を考慮した用語ファイルの更新処理>>
続いて、用語幅を考慮した用語ファイルの更新処理について説明する。図9は、用語ファイルを更新する処理の一例を示すフロー図である。
画像形成装置20の翻訳制御部2010は、上記の基本動作のステップS1において、アプリが更新されたことを示すイベントを受信すると、用語を翻訳するために利用する複数のWEBサービス50A,50Bを決定する(ステップSA1)。決定するWEBサービス50の数は2つより多くてもよい。
画像形成装置20の翻訳制御部2010は、上記の基本動作のステップS11,12の処理により、追加または差し替えられた用語を、上記で決定されたWEBサービス50A,50Bのうちの一つに翻訳させる(ステップSA2)。ここでは、WEBサービス50Aに翻訳させる場合の例について説明する。
画像形成装置20の用語幅管理部2040は、WEBサービス50Aから送られてくる翻訳された用語に対し、用語幅を算出する。用語幅の算出方法は、特に限定されないが、用語に含まれる各文字の文字幅を、アプリ800で利用されるフォントファイルから取得し、合算する方法が例示される。
画像形成装置20の用語幅管理部2040は、算出された用語幅が所定の閾値以下であるか判断する(ステップSA3)。所定の閾値は、例えばアプリ800の表示画面の幅、あるいはアプリ800で使用されるボタンなど用語の表示領域の幅などが例示される。これらの所定の閾値は、記憶部2000に予め記憶されていてもよいし、用語幅管理部2040がアプリ800から取得してもよい。
ステップSA3でNOと判断された場合、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、用語を翻訳するために利用するWEBサービスを、WEBサービス50Bに変更する。
画像形成装置20の翻訳制御部2010は、上記の基本動作のステップS11,S12の処理により、追加または差し替えられた用語を、WEBサービス50Bに翻訳させる(ステップSA2)。
画像形成装置20の用語幅管理部2040は、WEBサービス50Bから送られてくる翻訳された用語に対し、用語幅を算出し、算出された用語幅が所定の閾値以下であるか判断する(ステップSA3)。
2回目のステップSA3でNOと判断された場合、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、エラーメッセージを出力してもよいし、他のWEBサービス50を新たに決定して、決定されたWEBサービス50に翻訳処理を実行させてもよい。
ステップSA3でYESと判断された場合、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、ステップSA3において所定の閾値より小さいと判断された用語を用いて、上記基本動作のステップS13,S14,S21,S22の処理により、用語ファイルを更新させる。
<<用語ファイルの用語の最適化処理>>
続いて、用語ファイルの用語を最適化する処理について説明する。図10は、用語ファイルを更新する処理の一例を示すフロー図である。図10の処理は、特に限定されないが、例えば、上記のステップSA3でYESと判断された後に実行される。
画像形成装置20の翻訳制御部2010は、用語を翻訳するために利用する複数のWEBサービス50A,50Bを決定する(ステップSB1)。
画像形成装置20の翻訳制御部2010は、上記の基本動作のステップS11,S12の処理により、追加または差し替えられた用語を、上記で決定された複数のWEBサービス50A,50Bに翻訳させる(ステップSB2)。
画像形成装置20の翻訳制御部2010は、ステップSB2でWEBサービス50A,50Bによって翻訳された用語の一つ(ここでは、WEBサービス50Aによって翻訳された用語とする)に対し、翻訳された用語を識別するための数値1を割り当て、最終候補の用語に対しNULL値を割り当てる(ステップSB3)。
画像形成装置20の用語幅管理部2040は、WEBサービス50Aによって翻訳された各用語に対し、用語幅を算出する。
画像形成装置20の用語幅管理部2040は、算出された用語幅が所定の閾値以下であるか判断する(ステップSB4)。
ステップSB4でYESと判断された場合、画像形成装置20の用語幅管理部2040は、翻訳された用語の用語幅が最終候補の用語幅より長いか判断する(ステップSB5)。なお、最終候補の用語にNULL値が割り当てられている場合、用語幅管理部2040は、ステップSB5でYESと判断する。
ステップSB5でYESと判断された場合、用語幅管理部2040は、翻訳された用語を最終候補の用語に置き換える(ステップSB6)。
ステップSB4でNOと判断された場合、ステップSB5でNOと判断された場合、あるいは、ステップSB6の処理が完了した場合、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、WEBサービス50において翻訳された用語のうち、まだ用語幅を算出していない用語があるか判断する(ステップSB7)。
ステップSB7でYESと判断された場合、画像形成装置の翻訳制御部2010は、まだ用語幅を算出していない次の用語、すなわちWEBサービス50Bにおいて翻訳された用語を選択して(ステップSB8)用語幅を算出し、ステップSB4乃至SB7の処理を繰り返す。2回目のステップSB4で、用語幅が所定の閾値よりも小さい(YES)と判断され、ステップSB5で用語幅が最終候補の用語幅より長い(YES)と判断された場合、最終候補はWEBサービス50Bにおいて翻訳された用語に置き換えられる。
ステップSB7でNOと判断されると、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、最終候補を、最終的な翻訳結果の用語として決定する(ステップSB9)。続いて、翻訳制御部2010は、最終候補の用語を用いて、基本動作のステップS13,S14,S21,S22の処理により、用語ファイルを更新する。
なお、ステップSB5の処理は、翻訳結果を適正化するための任意の処理に置き換え可能である。例えば、ステップSB5において、画像形成装置20の用語幅管理部2040は、翻訳された用語の用語幅が最終候補の用語幅より短いか判断してもよい。これにより、最終候補として、用語幅の最も短い用語が選択される。この処理例は、アプリ800により簡潔に情報を表示したい場合に好ましい。あるいは、ステップSB5において、画像形成装置20の用語幅管理部2040は、翻訳された用語が用語ファイルに含まれているか判断してもよい。これにより、最終候補として、用語ファイルに含まれた用語が選択される。この処理例は、同じ意味の用語が異なる表現で表されることを防ぎ、翻訳結果の用語と他の用語との親和性が高くなる点で好ましい。
<<同義語を用いた用語ファイルの更新>>
続いて、同義語を用いた用語ファイルの更新処理について説明する。図11は、用語ファイルを更新する処理の一例を示すフロー図である。図11の処理は、特に限定されないが、上記のステップSA3でNOと判断された後に実行される。
画像形成装置20の翻訳制御部2010は、用語の同義語を取得するために利用する複数のWEBサービス50A,50Bを決定する(ステップSC1)。ただし、決定されるWEBサービス50の数は2つより多くてもよい。
画像形成装置20の翻訳制御部2010は、通信制御部2100を介して、ステップSA3で所定の閾値より長いと判定された用語の同義語を、上記で決定されたWEBサービス50A,50Bのうちの一つに要求する(ステップSC2)。ここでは、WEBサービス50Aに同義語を要求する場合の例について説明する。
画像形成装置20の用語幅管理部2040は、WEBサービス50Aから送られてくる同義語に対し、用語幅を算出する。
画像形成装置20の用語幅管理部2040は、算出された用語幅が所定の閾値以下であるか判断する(ステップSC3)。
ステップSC3でNOと判断された場合、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、同義語を取得するために利用するWEBサービス50を、WEBサービス50Bに変更し(ステップSC4)、ステップSC2,SC3の処理を繰り返す。
2回目のステップSC3でNOと判断された場合、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、エラーメッセージを出力してもよいし、他のWEBサービス50に同義語を要求してもよい。
ステップSC3でYESと判断された場合、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、ステップSC3において所定の閾値より小さいと判断された同義語を用いて、上記基本動作のステップS13,S14,S21,S22の処理により、用語ファイルを更新させる。
<<結合した用語による翻訳要求処理>>
続いて、結合した用語を用いた翻訳要求処理について説明する。図12は、用語ファイルを更新する処理の一例を示すフロー図である。
画像形成装置20の翻訳制御部2010は、翻訳の対象となる複数の用語を一つの用語に結合する(ステップSD1)。図13は、用語の結合例および分割例を示す図である。図13の(A)は、翻訳対象となる用語の一例を示す。図13の(B)は結合された用語を示す。例えば、図13の(A)に示すように、翻訳対象となる用語が3つあった場合、翻訳制御部2010は、3つの用語を接続して、図13の(B)に示すような1つの用語に結合する。
図13の(C)は、結合された用語の翻訳結果の一例を示す。画像形成装置20の翻訳制御部2010は、基本動作のステップS11で、WEBサービス50に対し結合された用語の翻訳を要求し、基本動作のステップS12で、図13の(C)に示すような結合された用語の翻訳結果を受信する。
図13の(D)は、結合された用語から分解された用語の一例を示す。画像形成装置20の翻訳制御部2010は、受信した翻訳結果をピリオドの位置で分解して、図13の(D)に示すような分解された用語を生成する(ステップSD3)。
用語の分割後、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、上記の基本動作のステップS13,S14,S21,S22と同様の処理により、分解された用語を用語ファイルに登録する(ステップSD4)。
なお、上記の処理と、ステップSA1乃至SA5の処理を組み合わせる場合、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、ステップSD3において分解された文字列の幅が、所定の範囲に含まれない場合に、翻訳対象となる用語を翻訳するWEBサービス50を決定し、ステップSA2以降の処理を実行する。
上記の処理と、ステップSB1乃至SB9の処理を組み合わせる場合、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、結合された用語の翻訳要求を複数のWEBサービス50へ送信する。翻訳制御部2040は、複数のWEBサービス50においてそれぞれ翻訳された用語を受信して、それぞれ複数の文字列に分解する(ステップSD3)。翻訳制御部2040は、分解されたそれぞれの複数の文字列に対し、ステップSB1乃至SB9の処理を実行し、分解された複数の用語のうち、所定の閾値以下の幅の用語を用いて、用語ファイルを更新する。
上記の処理と、ステップSC1乃至SC5の処理を組み合わせる場合、ステップSD3において分解された文字列の幅が、所定の閾値より大きい場合に、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、ステップSC2以降の処理に基づいて分解された用語の同義語を取得する。
<<ユーザの使用言語に応じた用語ファイルの更新処理>>
続いて、ユーザの使用言語に応じた用語ファイルの更新処理について説明する。図14は、言語ごとの使用時間を算出する処理の一例を示すフロー図である。図15は、記憶部2000において記憶されているテーブルの例を示す。
図15の(A)は、ユーザ使用言語管理テーブルの一例を示す。記憶部2000には、ユーザ名と、ユーザが使用する言語の言語コードと、が関連付けられたユーザ使用言語管理テーブルが記憶されている。ユーザの使用言語とは、ユーザがログインしてアプリ800を利用するときに、アプリが表示する言語である。
図15の(B)は、ログイン履歴リストの一例を示す。画像形成装置20の使用頻度管理部2050は、ユーザの画像形成装置20へのログイン履歴として、ユーザのユーザ名、ログイン時刻、ログアウト時刻、およびログイン時間(ログアウト時刻とログイン時刻との差)を関連付けてログイン履歴リストとして、記憶部2000に記憶する。
図15の(C)は、言語ごとの使用時間リストの一例を示す。記憶部2000には、言語の言語コードと、この言語が使用された時間を示す使用時間と、が関連付けられた使用時間リストが記憶されている。
画像形成装置20の使用頻度管理部2050は、ユーザがログアウトしてから、そのユーザの使用言語をユーザ使用言語テーブルから取得し(ステップSE1)、ユーザのログイン時間をログイン履歴リストから取得する(ステップSE2)。使用頻度管理部2050は、言語ごとの使用時間リストにおける、ユーザの使用言語が記録されたレコードに、使用時間として、そのユーザの今回のログイン時間を加算する(ステップSE3)。
画像形成装置20の翻訳制御部2010は、図8の基本動作において、未翻訳の言語を翻訳要求する際に、言語ごとの使用時間リストを参照して、使用時間の長い言語の順に、この言語への用語の翻訳要求を送信する。あるいは、翻訳制御部2010は、使用時間の少ない言語への翻訳は、別途、スケジュールを設定して後で翻訳要求してもよい。
<<ユーザの使用時間帯に応じた用語ファイルの更新処理>>
続いて、ユーザの使用時間帯に応じた用語ファイルの更新処理について説明する。図16は、時間帯ごとのアプリの使用回数を算出する処理の一例を示すフロー図である。図17は、記憶部2000において記憶されているテーブルの一例を示す。
図17に示すように、記憶部2000には、時間帯とアプリの使用回数とが関連付けられた時間帯ごとの使用回数リストが記憶されている。時間帯ごとの使用回数リストは、時間帯ごと、例えば、3時間ごとに、これまで画像形成装置20が何回使用されたかを集計したものである。
画像形成装置20からユーザがログアウトして、ログイン履歴リストが更新されると、時間帯集計部2060は、ログアウトしたユーザの今回のログイン時刻とログアウト時刻とを、ログイン履歴リストより取得する。時間帯集計部2060は、使用回数リストにおいて、今回のログイン時刻からログアウト時刻までが含まれる時間帯の使用回数を1加算する。例えば、ログイン時刻が「9/21 09:00」、ログアウト時刻が「9/21 22:30」であれば、時間帯集計部2060は、時間帯ごとの使用回数リストにおいて、「9-12時」「12-15時」「15-18時」「18-21時」「21-0時」の時間帯の使用回数をそれぞれ1加算する。
基本動作のステップS1において、アプリの更新のイベントが検知されると、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、時間帯ごとの使用回数リストを参照し、最も使用回数の少ない時間帯を検出する。そして、翻訳制御部2010は、最も使用回数の少ない時間帯にステップS11以降の翻訳処理を実行するようにスケジュールする。図17の時間帯ごとの使用回数リストの例では、最も使用回数の少ない時間帯は「3-6時」なので、例えば、3時に翻訳処理が実行されるようにスケジュールが設定される。
<<実施形態の主な効果>>
上記実施形態の翻訳方法によると、画像形成装置20(情報処理装置の一例)の翻訳制御部2010(送信手段の一例)は、第1の言語の用語(文字列の一例)を第2の言語の用語(文字列の一例)に翻訳する要求をWEBサービス50(サーバの一例)へ送信する(第1の送信処理の一例)。画像形成装置20の翻訳制御部2010(受信手段の一例)は、WEBサービス50において翻訳された第2の言語の用語を受信する(第1の受信処理の一例)。WEBサービス50において翻訳された第2の言語の用語の幅が、所定の閾値以下ではない場合(所定の範囲に含まれない場合の一例)に、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、第1の言語の用語を第2の言語の用語に翻訳する要求を他のWEBサービス50へ送信する(第2の送信処理の一例)。画像形成装置20の翻訳制御部2010は、他のWEBサービス50において翻訳された第2の言語の用語を受信する(第2の受信処理の一例)。他のWEBサービス50において翻訳された第2の言語の用語の幅が、所定の範囲に含まれる場合に、画像形成装置20の用語ファイル更新部2030は、この第2の言語の用語を、第1の言語の用語に関連付けて管理する。これにより、画像形成装置20において、所定の幅に含まれる第2の言語の用語に基づいて用語ファイルが更新されるようになるので、外部のWEBサービス50により翻訳された用語を、アプリにおいて適切に表示することが可能になる。
画像形成装置20の翻訳制御部2010は、第1の言語の用語を第2の言語の用語に翻訳する要求を複数のWEBサービス50へ送信する。画像形成装置20の翻訳制御部2010は、複数のWEBサービス50において翻訳された複数の第2の言語の用語を受信する。画像形成装置20の用語ファイル更新部2030は、複数のWEBサービス50において翻訳された複数の第2の言語の用語のうち、所定の範囲に含まれる幅の第2の言語の用語を、第1の言語の用語に関連付けて管理する。これにより、画像形成装置20において、所定の幅に含まれる第2の言語の用語に基づいて用語ファイルが更新されるようになるので、外部のWEBサービス50により翻訳された用語を、アプリにおいて適切に表示することが可能になる。
画像形成装置20の翻訳制御部2010は、第1の言語の用語を第2の言語の用語に翻訳する要求をWEBサービス50へ送信する。画像形成装置20の翻訳制御部2010は、WEBサービス50において翻訳された第2の言語の用語を受信する。WEBサービス50において翻訳された第2の言語の用語の幅が、所定の範囲に含まれない場合に、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、第2の言語の用語の同義語の用語を取得するための要求をWEBサービス50へ送信する。画像形成装置20の翻訳制御部2010は、WEBサービス50によって送信された第2の言語の用語の同義語の用語を受信する。画像形成装置20の用語ファイル更新部2030は、WEBサービス50から取得された同義語の用語の幅が、所定の範囲に含まれる場合には、この同義語の用語を、第1の言語の用語に関連付けて管理する。これにより、画像形成装置20において、所定の幅に含まれる第2の言語の用語に基づいて用語ファイルが更新されるようになるので、外部のWEBサービス50により翻訳された用語を、アプリにおいて適切に表示することが可能になる。
画像形成装置20の用語幅管理部2040(結合手段の一例)は、複数の第1の言語の用語を一の第1の言語の用語に結合する。画像形成装置20の用語幅管理部2040(分解手段の一例)は、WEBサービス50において一の第1の言語の用語から翻訳された用語を複数の用語に分解する。分解された用語の幅が、所定の範囲に含まれない場合に、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、複数の第1の言語の用語のうち分解された用語に対応する用語を、第2の言語の用語に翻訳する要求を他のWEBサービス50へ送信する。これにより、画像形成装置20は、複数の用語の翻訳の要求を1度で実行できるので、処理速度が向上する。
画像形成装置20の用語幅管理部2040は、複数の第1の言語の用語を一の第1の言語の用語に結合する。画像形成装置20の用語幅管理部2040は、複数のWEBサービス50において一の第1の言語の用語から翻訳された用語をそれぞれ複数の用語に分解する。画像形成装置20の用語ファイル更新部2030は、分解された複数の用語のうち、所定の範囲に含まれる幅の用語を、第1の言語の用語に関連付けて管理する。これにより、画像形成装置20は、複数の用語の翻訳の要求を1度で実行できるので、処理速度が向上する。
画像形成装置20の用語幅管理部2040は、複数の第1の言語の用語を一の第1の言語の用語に結合する。画像形成装置20の用語幅管理部2040は、WEBサービス50において一の第1の言語の用語から翻訳された用語を複数の用語に分解する。分解された用語の幅が、所定の範囲に含まれない場合に、画像形成装置20の翻訳制御部2010は、分解された用語の同義語の用語を取得するための要求を他のWEBサービス50へ送信する。これにより、画像形成装置20は、複数の用語の翻訳の要求を1度で実行できるので、処理速度が向上する。
<<実施形態の補足>>
画像形成装置20用のプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて流通されるようにしてもよい。また、上記記録媒体の他の例として、CD-R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等が挙げられる。また、上記記録媒体、あるいは、これらプログラムが記憶されたHD(Hard Disk)は、プログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ提供できる。
また、上記実施形態における画像形成装置20は、単一の装置によって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数の装置によって構築されていてもよい。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路を含むプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
1 通信システム
2 通信ネットワーク
20 画像形成装置
50 WEBサービス
2010 翻訳制御部
2020 差分情報更新部
2030 用語ファイル更新部
2040 用語幅管理部
2050 使用頻度管理部
2060 時間帯集計部
2000 記憶部
特開2016‐224918号公報

Claims (9)

  1. 第1の言語の文字列を第2の言語の文字列に翻訳する要求をサーバへ送信する送信手段と、
    前記サーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列を受信する受信手段と、を有し、
    前記サーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列の幅が、所定の範囲に含まれない場合に、前記送信手段は、前記第1の言語の文字列を前記第2の言語の文字列に翻訳する要求を他のサーバへ送信し、
    前記受信手段は、前記他のサーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列を受信し、
    前記他のサーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列の幅が、前記所定の範囲に含まれる場合には、該第2の言語の文字列を、前記第1の言語の文字列に関連付けて管理する
    情報処理装置。
  2. 第1の言語の文字列を第2の言語の文字列に翻訳する要求を複数のサーバへ送信する送信手段と、
    前記複数のサーバにおいて翻訳された複数の第2の言語の文字列を受信する受信手段と、
    前記複数のサーバにおいて翻訳された前記複数の第2の言語の文字列のうち、所定の範囲に含まれる幅の第2の言語の文字列を、前記第1の言語の文字列に関連付けて管理する
    情報処理装置。
  3. 第1の言語の文字列を第2の言語の文字列に翻訳する要求をサーバへ送信する送信手段と、
    前記サーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列を受信する受信手段と、
    前記サーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列の幅が、所定の範囲に含まれない場合に、前記送信手段は、前記第2の言語の文字列の同義語の文字列を取得するための要求をサーバへ送信し、
    前記受信手段は、前記サーバによって送信された前記第2の言語の文字列の同義語の文字列を受信し、
    前記サーバから取得された前記同義語の文字列の幅が、前記所定の範囲に含まれる場合には、該同義語の文字列を、前記第1の言語の文字列に関連付けて管理する
    情報処理装置。
  4. 複数の第1の言語の文字列を一の第1の言語の文字列に結合する結合手段と、
    前記サーバにおいて前記一の第1の言語の文字列から翻訳された文字列を複数の文字列に分解する分解手段と、を有し、
    前記分解された文字列の幅が、所定の範囲に含まれない場合に、前記送信手段は、前記複数の第1の言語の文字列のうち前記分解された文字列に対応する文字列を、前記第2の言語の文字列に翻訳する要求を他のサーバへ送信する請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 複数の第1の言語の文字列を一の第1の言語の文字列に結合する結合手段と、
    前記複数のサーバにおいて前記一の第1の言語の文字列から翻訳された文字列をそれぞれ複数の文字列に分解する分解手段と、を有し、
    前記分解された複数の文字列のうち、前記所定の範囲に含まれる幅の文字列を、前記第1の言語の文字列に関連付けて管理する請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 複数の第1の言語の文字列を一の第1の言語の文字列に結合する結合手段と、
    前記サーバにおいて前記一の第1の言語の文字列から翻訳された文字列を複数の文字列に分解する分解手段と、を有し、
    前記分解された文字列の幅が、所定の範囲に含まれない場合に、前記送信手段は、前記分解された文字列の同義語の文字列を取得するための要求をサーバへ送信する請求項3に記載の情報処理装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
    前記サーバと、
    を有する通信システム。
  8. 情報処理装置
    第1の言語の文字列を第2の言語の文字列に翻訳する要求をサーバへ送信する第1の送信処理と、
    前記サーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列を受信する第1の受信処理と、
    前記サーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列の幅が、所定の範囲に含まれない場合に、前記第1の言語の文字列を前記第2の言語の文字列に翻訳する要求を他のサーバへ送信する第2の送信処理と、
    前記他のサーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列を受信する第2の受信処理と、
    を実行
    前記他のサーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列の幅が、前記所定の範囲に含まれる場合には、該第2の言語の文字列を、前記第1の言語の文字列に関連付けて管理する
    翻訳方法。
  9. 情報処理装置に、
    第1の言語の文字列を第2の言語の文字列に翻訳する要求をサーバへ送信する第1の送信処理と、
    前記サーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列を受信する第1の受信処理と、
    前記サーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列の幅が、所定の範囲に含まれない場合に、前記第1の言語の文字列を前記第2の言語の文字列に翻訳する要求を他のサーバへ送信する第2の送信処理と、
    前記他のサーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列を受信する第2の受信処理と、
    を実行させ、
    前記他のサーバにおいて翻訳された第2の言語の文字列の幅が、前記所定の範囲に含まれる場合には、該第2の言語の文字列を、前記第1の言語の文字列に関連付けて管理させる
    プログラム。
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