JP6991916B2 - 箱形カットアウトの中間碍子及び箱形カットアウト - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の箱形カットアウトは、中間碍子を介して支持されることにより絶縁距離を長くして絶縁性能を高めている。
上記構成によれば、取付部材の軸方向と直交する方向における絶縁部材の外面の沿面距離を長くすることができ、中間碍子の絶縁性能を高めることができる。
上記構成によれば、取付部材により箱形カットアウトの取付ボルトに取り付けることができるため、絶縁部材に箱形カットアウトを保持する強度を持たせなくてもよい。よって、中間碍子の質量を低減することができる。また、中間碍子が箱形カットアウトの取付ボルトに予め取り付けられているので、中間碍子の取付部材を取付金具に取り付けるだけで、中間碍子と箱形カットアウトとを設置することができる。
図1に示すように、電柱等に固定される腕金取付金具1には、螺子31とナット32とによって取付金具2が固定されている。取付金具2は、V字状の金属板である。取付金具2の一端部には腕金取付金具1が固定され、取付金具2の他端部には中間碍子20を介して箱形カットアウト10が固定されている。
まず、中間碍子20は、箱形カットアウト10の取付ボルト17に取り付けられる。すなわち、箱形カットアウト10の取付ボルト17に中間碍子20の取付部材22の下端部の雌螺子22Aを螺着することで、中間碍子20が箱形カットアウト10に固定される。このとき、中間碍子20の絶縁部材21と箱形カットアウト10の上面との間は、シール部材23によって密着される。なお、箱形カットアウト10には、中間碍子20を予め取り付けられていても、腕金取付金具1に取り付ける際に中間碍子20を取り付けてもよい。なお、箱形カットアウト10の取付ボルト17は、従来ではナット18によって取付金具2を固定した部材である(図4参照)。
次に、取付金具2にボルト26を貫通し、中間碍子20の取付部材22の上端部の雌螺子22Bに螺着することで、取付金具2に中間碍子20を固定する。
箱形カットアウト10の内部電極に電圧が発生したときには、箱形カットアウト10の表面を漏洩電流が流れる。そして、箱形カットアウト10の表面から平板24の表面に流れ、平板24から絶縁部材21の表面及び襞21Cに流れ、絶縁部材21の表面から取付部材22に流れ、取付部材22から取付金具2に流れて腕金取付金具1に至る。このように箱形カットアウト10から腕金取付金具1までの沿面距離が確保されているため、箱形カットアウト10の内部電極に流れる漏洩電流が腕金取付金具1に到達する電流を抑制することができる。
(1)取付部材22により箱形カットアウト10の取付ボルト17に取り付けることができるため、絶縁部材21に箱形カットアウト10を保持する強度を持たせなくてもよい。よって、中間碍子20の質量を低減することができる。
(4)中間碍子20に平板24を設けたため、取付部材22の軸方向と直交する方向における絶縁部材21の外面の沿面距離を長くすることができ、中間碍子20の絶縁性能を高めることができる。
・上記構成において、シール部材23を省略した構成を採用してもよい。
・上記構成において、平板24を省略した構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、中間碍子20を取付金具2を介して腕金取付金具1に取り付けたが、絶縁距離を確保できれば、取付金具2を腕金取付金具1に取り付けず、中間碍子20を腕金取付金具1に直接取り付けてもよい。
(イ)前記絶縁部材は、襞を備える箱形カットアウトの中間碍子。
上記構成によれば、絶縁部材の沿面距離を長くすることができ、中間碍子の絶縁性能を高めることができる。
上記構成によれば、シール部材によって絶縁部材と箱形カットアウトとの間を密閉することで絶縁部材と箱形カットアウトとの間を絶縁することができる。ひいては、絶縁部材を貫通する取付部材と箱形カットアウトとの間を絶縁することができる。また、絶縁部材が弾性体ではないときに、絶縁部材と箱形カットアウトとの間にシール部材を設置して、絶縁部材と箱形カットアウトとで圧縮することで密閉して絶縁することができる。
Claims (3)
- 箱形カットアウトの上面に設けられる取付ボルトに取り付けられるとともに、取付金具に取り付けられる中間碍子であって、
絶縁部材と、
前記絶縁部材を貫通する棒状の取付部材と、を備え、
前記取付部材の一端に前記取付ボルトが取り付けられ、前記取付部材の他端に前記取付金具が取り付けられ、
前記絶縁部材の下端面は、前記箱形カットアウトの上面と接触する
箱形カットアウトの中間碍子。 - 前記取付部材の軸方向と直交する方向に延出し、前記絶縁部材の外面に設置される平板を備える
請求項1に記載の箱形カットアウトの中間碍子。 - 請求項1又は2に記載の箱形カットアウトの中間碍子を備え、
前記中間碍子の前記取付部材は、前記取付ボルトに螺着されている
箱形カットアウト。
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JP2018067994A JP6991916B2 (ja) | 2018-03-30 | 2018-03-30 | 箱形カットアウトの中間碍子及び箱形カットアウト |
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