JP6989898B2 - 管理装置、コンピュータに実行させるためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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この発明の実施の形態によれば、管理装置は、演算手段と、決定手段と、作成手段とを備える。
構成1において、複数の領域の各々は、原点から放射状に延びる複数の線と、原点を中心とする複数の同心円とによって形成される環状扇形の形状を有する。
構成1または構成2において、演算手段は、複数の領域の各々における2次利用者の送信局の送信電力、1次利用者の受信局におけるアンテナの指向性と1次利用者の受信局および2次利用者の送信局におけるアンテナ高度とに影響する定数、1次利用者の受信局と2次利用者の送信局との間のフェージング係数、2次利用者の送信局の位置と原点とのユークリッド距離、および電波減衰定数を用いて、複数の領域の各々における2次利用者の送信局が1次利用者の受信局に与える第1の干渉電力を演算し、第1の干渉電力のモーメント母関数を用いて第1の干渉電力のn(nは正の整数)次キュムラントを2次利用者の送信局の送信確率の関数として演算し、その演算したn次キュムラントに基づいて、複数の領域における2次利用者の全ての送信局から1次利用者の受信局への干渉電力である第2の干渉電力のn次キュムラントを演算し、その演算した第2の干渉電力のn次キュムラントに基づいて、第2の干渉電力の確率密度関数を演算し、その確率密度関数のパラメータを用いて干渉確率を演算する。
構成1から構成3のいずれかにおいて、決定手段は、複数の領域の各々における2次利用者の送信する送信局の平均数に2次利用者の送信局の送信確率を乗算した乗算結果を複数の領域について加算した加算結果を目的関数とし、演算された干渉確率から目標値を減算した減算結果が零以下である制約条件の下で、目的関数を最大化する2次利用者の送信局の送信確率を複数の領域の各々において求めることにより、送信する2次利用者の送信局の平均数を最大化する2次利用者の送信局の送信確率を決定する。
構成1において、複数の領域の各々は、原点から放射状に延びる複数の線と、原点を中心とする複数の同心円と、原点から高さ方向に所定の間隔で配置され、かつ、複数の同心円を1組の同心円とする複数組の同心円とによって形成される形状を有する。
構成1または構成5において、演算手段は、複数の領域の各々における2次利用者の送信局の送信電力、1次利用者の受信局におけるアンテナの指向性に関する定数、1次利用者の受信局と2次利用者の送信局との間のフェージング係数、2次利用者の送信局の位置と原点とのユークリッド距離、および電波減衰定数を用いて、複数の領域の各々における2次利用者の送信局が1次利用者の受信局に与える第1の干渉電力を演算し、第1の干渉電力のラプラス変換を用いて第1の干渉電力のn(nは正の整数)次キュムラントを2次利用者の送信局の送信確率の関数として演算し、その演算したn次キュムラントに基づいて、複数の領域における2次利用者の全ての送信局から1次利用者の受信局への干渉電力である第2の干渉電力のn次キュムラントを演算し、その演算した第2の干渉電力のn次キュムラントに基づいて、第2の干渉電力の確率密度関数を演算し、その確率密度関数のパラメータを用いて干渉確率を演算する。
構成6において、演算手段は、第2の干渉電力の1次キュムラントからn次キュムラントまでの和を演算することによって第2の干渉電力のn次キュムラントを演算する。
構成5から構成7のいずれかにおいて、決定手段は、複数の領域の各々における2次利用者の送信する送信局の平均数に2次利用者の送信局が送信しない確率である非送信確率を乗算した乗算結果を複数の領域について加算した加算結果を目的関数とし、演算された干渉確率が目標値以下になる制約条件の下で、目的関数を最小化する2次利用者の送信局の送信確率を複数の領域の各々において求めることにより、送信する2次利用者の送信局の平均数を最大化する2次利用者の送信局の送信確率を決定する。
また、この発明の実施の形態によれば、コンピュータに実行させるためのプログラムは、
演算手段が、干渉データの割合が一定値となる1次利用者の受信局を原点とした2次元領域を構成する複数の領域の各々における2次利用者の非均一なポアソン点過程に従って分布した送信局の送信電力、1次利用者の受信局におけるアンテナの指向性と1次利用者の受信局または2次利用者の送信局におけるアンテナ高度とに影響する定数、1次利用者の受信局と前記2次利用者の送信局との間のフェージング係数、2次利用者の送信局の位置と前記原点とのユークリッド距離、および電波減衰定数を用いて、1次利用者の受信局が前記2次利用者の送信する全ての送信局から受けるしきい値よりも大きい干渉電力を、複数の領域の各々における2次利用者の送信局の送信確率の関数である1次利用者の受信局への干渉確率として演算する第1のステップと、
決定手段が、演算された干渉確率が目標値以下になり、かつ、送信する2次利用者の送信局の平均数を最大化する2次利用者の送信局の送信確率を複数の領域の各々において決定する第2のステップと、
作成手段が、決定された複数の領域の各々における2次利用者の送信局の送信確率に基づいて、1次利用者のみが無線通信を行うことができる1次利用者の排他領域を作成する第3のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
構成9において、複数の領域の各々は、原点から放射状に延びる複数の線と、原点を中心とする複数の同心円とによって形成される環状扇形の形状を有する。
構成9または構成10において、演算手段は、第1のステップにおいて、複数の領域の各々における2次利用者の送信局の送信電力、1次利用者の受信局におけるアンテナの指向性と1次利用者の受信局および2次利用者の送信局におけるアンテナ高度とに影響する定数、1次利用者の受信局と前記2次利用者の送信局との間のフェージング係数、2次利用者の送信局の位置と原点とのユークリッド距離、および電波減衰定数を用いて、複数の領域の各々における2次利用者の送信局が1次利用者の受信局に与える第1の干渉電力を演算し、第1の干渉電力のモーメント母関数を用いて第1の干渉電力のn(nは正の整数)次キュムラントを2次利用者の送信局の送信確率の関数として演算し、その演算したn次キュムラントに基づいて、複数の領域における2次利用者の全ての送信局から1次利用者の受信局への干渉電力である第2の干渉電力のn次キュムラントを演算し、その演算した第2の干渉電力のn次キュムラントに基づいて、第2の干渉電力の確率密度関数を演算し、その確率密度関数のパラメータを用いて干渉確率を演算する。
構成9から構成11のいずれかにおいて、決定手段は、第2のステップにおいて、複数の領域の各々における2次利用者の送信する送信局の平均数に2次利用者の送信局の送信確率を乗算した乗算結果を複数の領域について加算した加算結果を目的関数とし、演算された干渉確率から目標値を減算した減算結果が零以下である制約条件の下で、目的関数を最大化する2次利用者の送信局の送信確率を複数の領域の各々において求めることにより、送信する2次利用者の送信局の平均数を最大化する2次利用者の送信局の送信確率を決定する。
構成9において、複数の領域の各々は、原点から放射状に延びる複数の線と、原点を中心とする複数の同心円と、原点から高さ方向に所定の間隔で配置され、かつ、複数の同心円を1組の同心円とする複数組の同心円とによって形成される形状を有する。
構成9または構成13において、演算手段は、第1のステップにおいて、複数の領域の各々における2次利用者の送信局の送信電力、1次利用者の受信局におけるアンテナの指向性に関する定数、1次利用者の受信局と2次利用者の送信局との間のフェージング係数、2次利用者の送信局の位置と原点とのユークリッド距離、および電波減衰定数を用いて、複数の領域の各々における2次利用者の送信局が1次利用者の受信局に与える第1の干渉電力を演算し、第1の干渉電力のラプラス変換を用いて第1の干渉電力のn(nは正の整数)次キュムラントを2次利用者の送信局の送信確率の関数として演算し、その演算したn次キュムラントに基づいて、複数の領域における2次利用者の全ての送信局から1次利用者の受信局への干渉電力である第2の干渉電力のn次キュムラントを演算し、その演算した第2の干渉電力のn次キュムラントに基づいて、第2の干渉電力の確率密度関数を演算し、その確率密度関数のパラメータを用いて干渉確率を演算する。
構成14において、演算手段は、第1のステップにおいて、第2の干渉電力の1次キュムラントからn次キュムラントまでの和を演算することによって第2の干渉電力のn次キュムラントを演算する。
構成13から構成15のいずれかにおいて、決定手段は、第2のステップにおいて、複数の領域の各々における2次利用者の送信する送信局の平均数に2次利用者の送信局が送信しない確率である非送信確率を乗算した乗算結果を複数の領域について加算した加算結果を目的関数とし、演算された干渉確率が目標値以下になる制約条件の下で、目的関数を最小化する2次利用者の送信局の送信確率を複数の領域の各々において求めることにより、送信する2次利用者の送信局の平均数を最大化する2次利用者の送信局の送信確率を決定する。
図2は、実施の形態1における空間グリッドを有するシステムの一例を示す図である。図2を参照して、1次利用者の受信局PR(Primary Receiver)(端末2,3のいずれか)を原点Oとし(白四角で表される)、原点Oから広がる(Nθ+1)本の放射状の線と原点Oを中心とする(Nr+1)個の同心円とから構成される2次元空間グリッドを想定する。
シナリオ1では、3種類のNθ(Nθ=1,Nθ=6,Nθ=36)について評価を行う。加えて、全てのiおよびjに対してλij=λconstおよびPij=Pconstを仮定する。すなわち、2次利用者の送信局STは、密度λconstの均一ポアソン点過程(PPP)に従って分布しており、同じ固定電力Pconstで送信する。
シナリオ2では、Nθ=36とし、各領域Sijに対するλijまたはPijのいずれか一方を予めランダムに生成する。{λij}(λijの集合)をランダムに生成する場合には、全てのiおよびjに対してPij=Pconstとし、{Pij}(Pijの集合)をランダムに生成する場合には、全てのiおよびjに対してλij=λconstとする。
シナリオ1の評価結果について説明する。図12は、各Nθにおける送信確率aijの最適解を示す図である。
実施の形態2においては、2利用者の送信局として、例えば、無人航空機(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)を想定する。
管理装置は、演算手段と、決定手段と、作成手段とを備える。
構成1において、複数の領域の各々は、原点から放射状に延びる複数の線と、原点を中心とする複数の同心円とによって形成される環状扇形の形状を有する。
構成1または構成2において、演算手段は、複数の領域の各々における2次利用者の送信局の送信電力、1次利用者の受信局におけるアンテナの指向性と1次利用者の受信局および2次利用者の送信局におけるアンテナ高度とに影響する定数、1次利用者の受信局と2次利用者の送信局との間のフェージング係数、2次利用者の送信局の位置と原点とのユークリッド距離、および電波減衰定数を用いて、複数の領域の各々における2次利用者の送信局が1次利用者の受信局に与える第1の干渉電力を演算し、第1の干渉電力のモーメント母関数を用いて第1の干渉電力のn(nは正の整数)次キュムラントを2次利用者の送信局の送信確率の関数として演算し、その演算したn次キュムラントに基づいて、複数の領域における2次利用者の全ての送信局から1次利用者の受信局への干渉電力である第2の干渉電力のn次キュムラントを演算し、その演算した第2の干渉電力のn次キュムラントに基づいて、第2の干渉電力の確率密度関数を演算し、その確率密度関数のパラメータを用いて干渉確率を演算する。
構成1から構成3のいずれかにおいて、決定手段は、複数の領域の各々における2次利用者の送信する送信局の平均数に2次利用者の送信局の送信確率を乗算した乗算結果を複数の領域について加算した加算結果を目的関数とし、演算された干渉確率から目標値を減算した減算結果が零以下である制約条件の下で、目的関数を最大化する2次利用者の送信局の送信確率を複数の領域の各々において求めることにより、送信する2次利用者の送信局の平均数を最大化する2次利用者の送信局の送信確率を決定する。
構成1において、複数の領域の各々は、原点から放射状に延びる複数の線と、原点を中心とする複数の同心円と、原点から高さ方向に所定の間隔で配置され、かつ、複数の同心円を1組の同心円とする複数組の同心円とによって形成される形状を有する。
構成1または構成5において、演算手段は、複数の領域の各々における2次利用者の送信局の送信電力、1次利用者の受信局におけるアンテナの指向性に関する定数、1次利用者の受信局と2次利用者の送信局との間のフェージング係数、2次利用者の送信局の位置と原点とのユークリッド距離、および電波減衰定数を用いて、複数の領域の各々における2次利用者の送信局が1次利用者の受信局に与える第1の干渉電力を演算し、第1の干渉電力のラプラス変換を用いて第1の干渉電力のn(nは正の整数)次キュムラントを2次利用者の送信局の送信確率の関数として演算し、その演算したn次キュムラントに基づいて、複数の領域における2次利用者の全ての送信局から1次利用者の受信局への干渉電力である第2の干渉電力のn次キュムラントを演算し、その演算した第2の干渉電力のn次キュムラントに基づいて、第2の干渉電力の確率密度関数を演算し、その確率密度関数のパラメータを用いて干渉確率を演算する。
構成6において、演算手段は、第2の干渉電力の1次キュムラントからn次キュムラントまでの和を演算することによって第2の干渉電力のn次キュムラントを演算する。
構成5から構成7のいずれかにおいて、決定手段は、複数の領域の各々における2次利用者の送信する送信局の平均数に2次利用者の送信局が送信しない確率である非送信確率を乗算した乗算結果を複数の領域について加算した加算結果を目的関数とし、演算された干渉確率が目標値以下になる制約条件の下で、目的関数を最小化する2次利用者の送信局の送信確率を複数の領域の各々において求めることにより、送信する2次利用者の送信局の平均数を最大化する2次利用者の送信局の送信確率を決定する。
コンピュータに実行させるためのプログラムは、
演算手段が、干渉データの割合が一定値となる1次利用者の受信局を原点とした2次元領域または3次元領域を構成する複数の領域の各々における2次利用者の非均一なポアソン点過程に従って分布した送信局の送信電力、1次利用者の受信局におけるアンテナの指向性に関する定数、1次利用者の受信局と前記2次利用者の送信局との間のフェージング係数、2次利用者の送信局の位置と前記原点とのユークリッド距離、および電波減衰定数を用いて、1次利用者の受信局が前記2次利用者の送信する全ての送信局から受けるしきい値よりも大きい干渉電力を、複数の領域の各々における2次利用者の送信局の送信確率の関数である1次利用者の受信局への干渉確率として演算する第1のステップと、
決定手段が、演算された干渉確率が目標値以下になり、かつ、送信する2次利用者の送信局の平均数を最大化する2次利用者の送信局の送信確率を複数の領域の各々において決定する第2のステップと、
作成手段が、決定された複数の領域の各々における2次利用者の送信局の送信確率に基づいて、1次利用者のみが無線通信を行うことができる1次利用者の排他領域を作成する第3のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
構成9において、複数の領域の各々は、原点から放射状に延びる複数の線と、原点を中心とする複数の同心円とによって形成される環状扇形の形状を有する。
構成9または構成10において、演算手段は、第1のステップにおいて、複数の領域の各々における2次利用者の送信局の送信電力、1次利用者の受信局におけるアンテナの指向性と1次利用者の受信局および2次利用者の送信局におけるアンテナ高度とに影響する定数、1次利用者の受信局と前記2次利用者の送信局との間のフェージング係数、2次利用者の送信局の位置と原点とのユークリッド距離、および電波減衰定数を用いて、複数の領域の各々における2次利用者の送信局が1次利用者の受信局に与える第1の干渉電力を演算し、第1の干渉電力のモーメント母関数を用いて第1の干渉電力のn(nは正の整数)次キュムラントを2次利用者の送信局の送信確率の関数として演算し、その演算したn次キュムラントに基づいて、複数の領域における2次利用者の全ての送信局から1次利用者の受信局への干渉電力である第2の干渉電力のn次キュムラントを演算し、その演算した第2の干渉電力のn次キュムラントに基づいて、第2の干渉電力の確率密度関数を演算し、その確率密度関数のパラメータを用いて干渉確率を演算する。
構成9から構成11のいずれかにおいて、決定手段は、第2のステップにおいて、複数の領域の各々における2次利用者の送信する送信局の平均数に2次利用者の送信局の送信確率を乗算した乗算結果を複数の領域について加算した加算結果を目的関数とし、演算された干渉確率から目標値を減算した減算結果が零以下である制約条件の下で、目的関数を最大化する2次利用者の送信局の送信確率を複数の領域の各々において求めることにより、送信する2次利用者の送信局の平均数を最大化する2次利用者の送信局の送信確率を決定する。
構成9において、複数の領域の各々は、原点から放射状に延びる複数の線と、原点を中心とする複数の同心円と、原点から高さ方向に所定の間隔で配置され、かつ、複数の同心円を1組の同心円とする複数組の同心円とによって形成される形状を有する。
構成9または構成13において、演算手段は、第1のステップにおいて、複数の領域の各々における2次利用者の送信局の送信電力、1次利用者の受信局におけるアンテナの指向性に関する定数、1次利用者の受信局と2次利用者の送信局との間のフェージング係数、2次利用者の送信局の位置と原点とのユークリッド距離、および電波減衰定数を用いて、複数の領域の各々における2次利用者の送信局が1次利用者の受信局に与える第1の干渉電力を演算し、第1の干渉電力のラプラス変換を用いて第1の干渉電力のn(nは正の整数)次キュムラントを2次利用者の送信局の送信確率の関数として演算し、その演算したn次キュムラントに基づいて、複数の領域における2次利用者の全ての送信局から1次利用者の受信局への干渉電力である第2の干渉電力のn次キュムラントを演算し、その演算した第2の干渉電力のn次キュムラントに基づいて、第2の干渉電力の確率密度関数を演算し、その確率密度関数のパラメータを用いて干渉確率を演算する。
構成14において、演算手段は、第1のステップにおいて、第2の干渉電力の1次キュムラントからn次キュムラントまでの和を演算することによって第2の干渉電力のn次キュムラントを演算する。
構成13から構成15のいずれかにおいて、決定手段は、第2のステップにおいて、複数の領域の各々における2次利用者の送信する送信局の平均数に2次利用者の送信局が送信しない確率である非送信確率を乗算した乗算結果を複数の領域について加算した加算結果を目的関数とし、演算された干渉確率が目標値以下になる制約条件の下で、目的関数を最小化する2次利用者の送信局の送信確率を複数の領域の各々において求めることにより、送信する2次利用者の送信局の平均数を最大化する2次利用者の送信局の送信確率を決定する。
更に、この発明の実施の形態によれば、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、構成9から構成16のいずれかに記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
Claims (17)
- 干渉データの割合が一定値となる1次利用者の受信局を原点とした2次元領域または3次元領域を構成する複数の領域の各々における2次利用者の非均一なポアソン点過程に従って分布した送信局の送信電力、前記1次利用者の受信局におけるアンテナの指向性に関する定数、前記1次利用者の受信局と前記2次利用者の送信局との間のフェージング係数、前記2次利用者の送信局の位置と前記原点とのユークリッド距離、および電波減衰定数を用いて、前記1次利用者の受信局が前記2次利用者の送信する全ての送信局から受けるしきい値よりも大きい干渉電力を、前記複数の領域の各々における前記2次利用者の送信局の送信確率の関数である前記1次利用者の受信局への干渉確率として演算する演算手段と、
前記演算された干渉確率が目標値以下になり、かつ、送信する2次利用者の送信局の平均数を最大化する前記2次利用者の送信局の送信確率を前記複数の領域の各々において決定する決定手段と、
前記決定された前記複数の領域の各々における前記2次利用者の送信局の送信確率に基づいて、前記1次利用者のみが無線通信を行うことができる排他領域を作成する作成手段とを備える管理装置。 - 前記複数の領域の各々は、前記原点から放射状に延びる複数の線と、前記原点を中心とする複数の同心円とによって形成される環状扇形の形状を有する、請求項1に記載の管理装置。
- 前記演算手段は、前記複数の領域の各々における2次利用者の送信局の送信電力、前記1次利用者の受信局におけるアンテナの指向性と前記1次利用者の受信局および前記2次利用者の送信局におけるアンテナ高度とに影響する定数、前記1次利用者の受信局と前記2次利用者の送信局との間のフェージング係数、前記2次利用者の送信局の位置と前記原点とのユークリッド距離、および電波減衰定数を用いて、前記複数の領域の各々における前記2次利用者の送信局が前記1次利用者の受信局に与える第1の干渉電力を演算し、前記第1の干渉電力のモーメント母関数を用いて前記第1の干渉電力のn(nは正の整数)次キュムラントを前記2次利用者の送信局の送信確率の関数として演算し、その演算したn次キュムラントに基づいて、前記複数の領域における前記2次利用者の全ての送信局から前記1次利用者の受信局への干渉電力である第2の干渉電力のn次キュムラントを演算し、その演算した第2の干渉電力のn次キュムラントに基づいて、前記第2の干渉電力の確率密度関数を演算し、その確率密度関数のパラメータを用いて前記干渉確率を演算する、請求項1または請求項2に記載の管理装置。
- 前記決定手段は、前記複数の領域の各々における前記2次利用者の送信する送信局の平均数に前記2次利用者の送信局の送信確率を乗算した乗算結果を前記複数の領域について加算した加算結果を目的関数とし、前記演算された干渉確率から前記目標値を減算した減算結果が零以下である制約条件の下で、前記目的関数を最大化する前記2次利用者の送信局の送信確率を複数の領域の各々において求めることにより、前記送信する2次利用者の送信局の平均数を最大化する前記2次利用者の送信局の送信確率を決定する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の管理装置。
- 前記複数の領域の各々は、前記原点から放射状に延びる複数の線と、前記原点を中心とする複数の同心円と、前記原点から高さ方向に所定の間隔で配置され、かつ、前記複数の同心円を1組の同心円とする複数組の同心円とによって形成される形状を有する、請求項1に記載の管理装置。
- 前記演算手段は、前記複数の領域の各々における2次利用者の送信局の送信電力、前記1次利用者の受信局におけるアンテナの指向性に関する定数、前記1次利用者の受信局と前記2次利用者の送信局との間のフェージング係数、前記2次利用者の送信局の位置と前記原点とのユークリッド距離、および電波減衰定数を用いて、前記複数の領域の各々における前記2次利用者の送信局が前記1次利用者の受信局に与える第1の干渉電力を演算し、前記第1の干渉電力のラプラス変換を用いて前記第1の干渉電力のn(nは正の整数)次キュムラントを前記2次利用者の送信局の送信確率の関数として演算し、その演算したn次キュムラントに基づいて、前記複数の領域における前記2次利用者の全ての送信局から前記1次利用者の受信局への干渉電力である第2の干渉電力のn次キュムラントを演算し、その演算した第2の干渉電力のn次キュムラントに基づいて、前記第2の干渉電力の確率密度関数を演算し、その確率密度関数のパラメータを用いて前記干渉確率を演算する、請求項1または請求項5に記載の管理装置。
- 前記演算手段は、前記第2の干渉電力の1次キュムラントからn次キュムラントまでの和を演算することによって前記第2の干渉電力のn次キュムラントを演算する、請求項6に記載の管理装置。
- 前記決定手段は、前記複数の領域の各々における前記2次利用者の送信する送信局の平均数に前記2次利用者の送信局が送信しない確率である非送信確率を乗算した乗算結果を前記複数の領域について加算した加算結果を目的関数とし、前記演算された干渉確率が前記目標値以下になる制約条件の下で、前記目的関数を最小化する前記2次利用者の送信局の送信確率を複数の領域の各々において求めることにより、前記送信する2次利用者の送信局の平均数を最大化する前記2次利用者の送信局の送信確率を決定する、請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の管理装置。
- 演算手段が、干渉データの割合が一定値となる1次利用者の受信局を原点とした2次元領域または3次元領域を構成する複数の領域の各々における2次利用者の非均一なポアソン点過程に従って分布した送信局の送信電力、前記1次利用者の受信局におけるアンテナの指向性に関する定数、前記1次利用者の受信局と前記2次利用者の送信局との間のフェージング係数、前記2次利用者の送信局の位置と前記原点とのユークリッド距離、および電波減衰定数を用いて、前記1次利用者の受信局が前記2次利用者の送信する全ての送信局から受けるしきい値よりも大きい干渉電力を、前記複数の領域の各々における前記2次利用者の送信局の送信確率の関数である前記1次利用者の受信局への干渉確率として演算する第1のステップと、
決定手段が、前記演算された干渉確率が目標値以下になり、かつ、送信する2次利用者の送信局の平均数を最大化する前記2次利用者の送信局の送信確率を前記複数の領域の各々において決定する第2のステップと、
作成手段が、前記決定された前記複数の領域の各々における前記2次利用者の送信局の送信確率に基づいて、前記1次利用者のみが無線通信を行うことができる1次利用者の排他領域を作成する第3のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 前記複数の領域の各々は、前記原点から放射状に延びる複数の線と、前記原点を中心とする複数の同心円とによって形成される環状扇形の形状を有する、請求項9に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記演算手段は、前記第1のステップにおいて、前記複数の領域の各々における2次利用者の送信局の送信電力、前記1次利用者の受信局におけるアンテナの指向性と前記1次利用者の受信局および前記2次利用者の送信局におけるアンテナ高度とに影響する定数、前記1次利用者の受信局と前記2次利用者の送信局との間のフェージング係数、前記2次利用者の送信局の位置と前記原点とのユークリッド距離、および電波減衰定数を用いて、前記複数の領域の各々における前記2次利用者の送信局が前記1次利用者の受信局に与える第1の干渉電力を演算し、前記第1の干渉電力のモーメント母関数を用いて前記第1の干渉電力のn(nは正の整数)次キュムラントを前記2次利用者の送信局の送信確率の関数として演算し、その演算したn次キュムラントに基づいて、前記複数の領域における前記2次利用者の全ての送信局から前記1次利用者の受信局への干渉電力である第2の干渉電力のn次キュムラントを演算し、その演算した第2の干渉電力のn次キュムラントに基づいて、前記第2の干渉電力の確率密度関数を演算し、その確率密度関数のパラメータを用いて前記干渉確率を演算する、請求項9または請求項10に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記決定手段は、前記第2のステップにおいて、前記複数の領域の各々における前記2次利用者の送信する送信局の平均数に前記2次利用者の送信局の送信確率を乗算した乗算結果を前記複数の領域について加算した加算結果を目的関数とし、前記演算された干渉確率から前記目標値を減算した減算結果が零以下である制約条件の下で、前記目的関数を最大化する前記2次利用者の送信局の送信確率を複数の領域の各々において求めることにより、前記送信する2次利用者の送信局の平均数を最大化する前記2次利用者の送信局の送信確率を決定する、請求項9から請求項11のいずれか1項に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記複数の領域の各々は、前記原点から放射状に延びる複数の線と、前記原点を中心とする複数の同心円と、前記原点から高さ方向に所定の間隔で配置され、かつ、前記複数の同心円を1組の同心円とする複数組の同心円とによって形成される形状を有する、請求項9に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記演算手段は、前記第1のステップにおいて、前記複数の領域の各々における2次利用者の送信局の送信電力、前記1次利用者の受信局におけるアンテナの指向性に関する定数、前記1次利用者の受信局と前記2次利用者の送信局との間のフェージング係数、前記2次利用者の送信局の位置と前記原点とのユークリッド距離、および電波減衰定数を用いて、前記複数の領域の各々における前記2次利用者の送信局が前記1次利用者の受信局に与える第1の干渉電力を演算し、前記第1の干渉電力のラプラス変換を用いて前記第1の干渉電力のn(nは正の整数)次キュムラントを前記2次利用者の送信局の送信確率の関数として演算し、その演算したn次キュムラントに基づいて、前記複数の領域における前記2次利用者の全ての送信局から前記1次利用者の受信局への干渉電力である第2の干渉電力のn次キュムラントを演算し、その演算した第2の干渉電力のn次キュムラントに基づいて、前記第2の干渉電力の確率密度関数を演算し、その確率密度関数のパラメータを用いて前記干渉確率を演算する、請求項9または請求項13に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記演算手段は、前記第1のステップにおいて、前記第2の干渉電力の1次キュムラントからn次キュムラントまでの和を演算することによって前記第2の干渉電力のn次キュムラントを演算する、請求項14に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 前記決定手段は、前記第2のステップにおいて、前記複数の領域の各々における前記2次利用者の送信する送信局の平均数に前記2次利用者の送信局が送信しない確率である非送信確率を乗算した乗算結果を前記複数の領域について加算した加算結果を目的関数とし、前記演算された干渉確率が前記目標値以下になる制約条件の下で、前記目的関数を最小化する前記2次利用者の送信局の送信確率を複数の領域の各々において求めることにより、前記送信する2次利用者の送信局の平均数を最大化する前記2次利用者の送信局の送信確率を決定する、請求項13から請求項15のいずれか1項に記載のコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項9から請求項16のいずれか1項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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S. Yamashita, K. Yamamoto, T. Nishio, and M. Morikura,Knowledge-based reestablishment of primary exclusive region in database-driven spectrum sharing,IEICE Trans. Commun.,2016年09月,Vol.E99-B No.9,2019-2027 |
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