JP6989483B2 - Open shield machine removal method - Google Patents
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Description
本発明は、市街地に上下水道、地下道等の地下構造物を施工するオープンシールド工法におけるオープンシールド機の撤去工法に関する。 The present invention relates to a method for removing an open shield machine in an open shield method for constructing underground structures such as water and sewage systems and underground passages in an urban area.
オープンシールド工法は、開削工法(オープンカット工法)とシールド工法の長所を生かした合理性に富む工法で、下水道、雨水渠、農業用水路等の管布設工事における軟弱帯水地盤・曲線施工・家屋近接等、在来の工法では施工困難もしくはコスト高とされる施工箇所において、周辺環境への影響を最小におさえ、かつ安全、経済的な施工を可能するものである。 The open shield method is a highly rational construction method that makes the best use of the advantages of the open cut method and the shield method. It is possible to carry out safe and economical construction while minimizing the impact on the surrounding environment at construction sites where construction is difficult or costly with conventional construction methods.
先にこのオープンシールド工法を説明すると、図18〜図20に示すように図中1はオープンシールド機で、これは左右の側壁板1aを主たる構成部材としてその間を底板や梁部材で連結して前面、後面及び上面を開口し、先端を刃口2として形成し、また側壁板1aの中央又は後端近くに推進ジャッキ3を後方に向け上下に複数並べて配設する。側壁板1aの先端部にはスライド自在な可動側壁板1bを設けた。
Explaining this open shield method first, as shown in FIGS. 18 to 20,
図中7は、推進ジャッキ3の後端に適宜上方から吊り下ろして配設する受圧部材で、ボックス鋼材又は型鋼を用いた枠体よりなる。また、図中8はオープンシールド機1内に前部の掘削部と後部とを区画する隔壁である。
In the figure,
オープンシールド工法は発進立坑9と到達坑との間で施工される。図示は省略するが発進立坑9内で前記オープンシールド機1を組立、発進立坑9の前の地盤を地上に設置したシャベル系の掘削機6で掘削し、該オープンシールド機1の推進ジャッキ3を伸長して発進立坑9内の反力壁10に反力をとってオープンシールド機1を前進させ、地下構造物を形成する第1番目のコンクリート函体4を上方から吊り降し、オープンシールド機1のテール部内で縮めた推進ジャッキ3の後方にセットする。
The open shield method is constructed between the starting
推進ジャッキ3と反力壁10の間にはストラットを配設して適宜間隔調整をする。
A strut is arranged between the propulsion jack 3 and the
また、発進立坑9はシートパイル等の土留矢板11、鏡土留矢板11a、支保工12で構成し、オープンシールド機1を発進させるにはこの鏡土留矢板11aを一部鏡切りするが、必要に応じて薬液注入等で発進立坑9の前方部分に地盤改良を施しておくこともある。
Further, the starting
次いで、同様に掘削機6でオープンシールド機1の前面又は上面から土砂を掘削しかつ排土してオープンシールド機1を前進させ、前記第1番目のコンクリート函体4の前に第2番目のコンクリート函体4をオープンシールド機1のテール部内に吊り下ろす。
Next, in the same manner, the
なお、コンクリート函体4をオープンシールド機1のテール部内に吊り降す際には、コンクリートブロック等による高さ調整材をコンクリート函体4下に配設し、このテール部内でコンクリート函体4の左右および下部の空隙にグラウト材を充填する。
When the
以下、同様の掘進及びコンクリート函体4のセット工程を繰り返して、順次コンクリート函体4を縦列に地中に埋設し、コンクリート函体4同士はPC鋼棒15で締結し、さらに、コンクリート函体4の側方に可塑状裏込注入材44をコンクリート函体4に形成したグラウト孔を利用して注入する。
Hereinafter, the same excavation and setting process of the
ブルドーザやショベル等を使用して後方のコンクリート函体4上に埋戻土5を施し、振動ローラ等でかため、図示は省略するがオープンシールド機1が到達立坑まで達したならばこれを分解・撤去して工事を完了する。
The backfill soil 5 is applied to the
発進立坑9は前記のように切梁支保工形式の土留め構造であり、シートパイル等の土留矢板11、鏡土留矢板11a、支保工12で構成し、オープンシールド機1を発進させるにはこの鏡土留矢板11aを一部鏡切りする必要がある。
As described above, the starting
また、薬液注入等で発進立坑9の前方部分、坑口に地盤改良を施しておくことが必要になることもある。
In addition, it may be necessary to improve the ground at the front portion and the wellhead of the starting
到達立坑について図示はないが、前記発進立坑9と同様のシートパイル等の土留矢板、鏡土留矢板、支保工で構成し、オープンシールド機1を到達立坑内へ到達させるにはこの鏡土留矢板を一部鏡切りする。
Although the reaching shaft is not shown, it is composed of earth retaining sheet piles such as sheet piles, mirror earth retaining sheet piles, and support work similar to the
さらに、到達立坑も鏡土留矢板を一部鏡切りするものであり、この到達立坑側からオープンシールド機1に対しては向掘りを行い、また、土砂が入り込まないように上に覆工板を施す。
Furthermore, the reaching shaft is also a mirror-cutting part of the mirror soil retaining sheet, and the
下記特許文献は、到達立坑において、オープンシールド機の到達時に到達立坑の鏡切の工種が必要なく、シールド機に対して向掘りすることや入坑前にシールド機上段部を撤去する必要がないので工程を減らすことができるものとして提案された。
この特許文献1は、地盤改良の部分の端にシールド機の上段部に相当する部分に坑口土留めを設置し、到達立坑内の上段を掘削し、この掘削して外側に土が無くなったシールド機の上段部材を撤去し、掘削した到達立坑内の上段の内側に支保工を架設し、到達立坑内の中段を掘削し、シールド機の中段部を撤去し、中段部まで坑口土留めを施し、到達立坑内の下段を掘削し、下段まで坑口土留めを施し、シールド機の下段部材を撤去するようにした。
In this
特許文献1によれば、到達立坑は平面コ字形でシールド機到達方向を開放したものであるので、オープンシールド機の到達方向が開放されていて鏡切を行う必要がなく、その結果、到達立坑からオープンシールド機に対して向かい掘りする必要もなく、シールド機を入坑できる。この入坑の際には開放口内方に地盤改良を施されているので、地盤を荒らさずに入坑できる。
According to
また、オープンシールド機を入坑する際は到達立坑は鋼矢板を打設した段階でありオープンシールド機外方には土砂があるので、到達立坑は切梁や腹起こしを設けずともすみ、腹起こしがないので入坑前にシールド機上段部を撤去する必要もない。 In addition, when entering the open shield machine, the reaching shaft is at the stage where steel sheet piles are placed, and there is earth and sand on the outside of the open shield machine. Since there is no raising, there is no need to remove the upper part of the shield machine before entering the mine.
オープンシールド機を入坑後、地盤改良部の端に坑口土留めを設置して順次、上段、中段、下段と段階的に立坑内掘削を行い、その都度支保工を設置して、上段、中段、下段と段階的にオープンシールド機を解体して撤去できる。 After entering the mine, after entering the mine, a wellhead earth retaining wall is installed at the end of the ground improvement part, and excavation is carried out in stages in the upper, middle, and lower stages, and a support is installed each time, and the upper and middle stages are installed. , The open shield machine can be disassembled and removed step by step in the lower row.
前記特許文献1の方法では、到達立坑は達立坑は鋼矢板を打設した段階でありこれを後で内部の掘削するものとしているので、時間がかかるものであり、また、順次、上段、中段、下段と段階的に立坑内掘削を行い、その都度支保工を設置していくので、オープンシールド機到達後に到達立坑を完成させるようなものである。
In the method of
また、前記特許文献1のような方法を取らずに、通常にオープンシールド機を到達させて撤去するには、オープンシールド機を撤去するための立坑寸法を検討する必要がある。
Further, in order to normally reach and remove the open shield machine without taking the method as in
その場合、フロント部とジャッキ・テール部の2分割到達を考慮した立坑寸法が必要であり、現場条件により所定の立坑寸法が確保されていない場合にはオープンシールド機を撤去することができない。 In that case, it is necessary to have a shaft dimension in consideration of reaching the front portion and the jack / tail portion in two parts, and the open shield machine cannot be removed if the predetermined shaft dimension is not secured due to the site conditions.
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、構築した到達立坑にオープンシールド機を到達させてこれを撤去する場合に、到達立坑長を短くすることができるオープンシールド機の撤去工法を提供することにある。 An object of the present invention is to solve the above-mentioned inconvenience of the conventional example, and to provide a method for removing an open shield machine capable of shortening the length of the reaching shaft when the open shield machine reaches the constructed shaft and is removed. To do.
前記目的を達成するため請求項1記載の本発明は、前面、後面及び上面を開口したシールド機であるオープンシールド機は、機体をフロント部とテール部に、さらに、テール部をシールドジャッキがあるジャッキ部と函体吊下し部とにそれぞれ分離可能とし、到達立坑に、まず、フロント部をシールドジャッキによりコンクリート函体を反力にして推進してこれを撤去し、次いで、ジャッキ部を同じく、シールドジャッキによりコンクリート函体を反力にして推進してこれを撤去し、函体吊下し部の底部に仮設反力部材であるブロック鋼材と仮設油圧ジャッキを設け、仮設反力部材はオープンシールド機の接合用ボルト孔を利用して取り付けるものであり、前記函体吊下し部は函体吊下し部の底部に設置する仮設反力部材と仮設油圧ジャッキによる推進設備により、推進して到達立坑に搬入し、これを撤去することを要旨とするものである。
In order to achieve the above object, the present invention according to
請求項2記載の本発明は、前面、後面及び上面を開口したシールド機であるオープンシールド機は、機体をフロント部とテール部に、さらに、テール部をシールドジャッキがあるジャッキ部と函体吊下し部とにそれぞれ分離可能とし、到達立坑に、まず、フロント部をシールドジャッキによりコンクリート函体を反力にして推進してこれを撤去し、次いで、ジャッキ部を同じく、シールドジャッキによりコンクリート函体を反力にして推進してこれを撤去し、函体吊下し部は到達立坑の底に設けるブロック鋼材による第1の仮設反力部材と、函体吊下し部の底部にオープンシールド機の接合用ボルト孔を利用して取り付けるブロック鋼材による第2の仮設反力部材に設けるけん引油圧ジャッキおよび前記第1の仮設反力部材とけん引油圧ジャッキを連結するけん引部材によるけん引設備により、けん引して到達立坑に搬入し、これを撤去することを要旨とするものである。
The present invention according to
請求項1および請求項2記載の本発明によれば、オープンシールド機は油圧ジャッキを備え方向修正や掘削を行うためのフロント部と函体を押すためのシールドジャッキを備えたジャッキ部と函体を敷設するための空間である函体吊下し部を有したテール部との2分割構造となっているが、これをテール部をシールドジャッキがあるジャッキ部と函体吊下し部とにそれぞれ分離可能とし、さらに、移動のための油圧ジャッキを備えていない函体吊下し部を仮設反力部材を設けて増設した油圧ジャッキより反力を受けてテール部を単体で移動できる構造としたので、図17に示すように、フロント部を入坑させ撤去した後にジャッキ・テール部を一体で入坑させ撤去しなければならない従来の撤去方法に対して到達立坑長を短くすることができる。 According to the first and second aspects of the present invention, the open shield machine is equipped with a hydraulic jack, a front portion for direction correction and excavation, and a jack portion and a box body provided with a shield jack for pushing the box body. It has a two-part structure with a tail part that has a box hanging part, which is a space for laying, but this is divided into a jack part with a shield jack and a box hanging part. Each can be separated, and the hanging part of the box, which is not equipped with a hydraulic jack for movement, is provided with a temporary reaction force member so that the tail part can move independently by receiving reaction force from the additional hydraulic jack. Therefore, as shown in FIG. 17, the reachable shaft length can be shortened as compared with the conventional removal method in which the front part must be inserted and removed, and then the jack and tail parts must be integrally inserted and removed. ..
また、推進設備により推進させて到達立坑に搬入する場合に、函体吊下し部の底部に仮設反力部を設置することで簡単かつ確実に油圧ジャッキを備えていない函体吊下し部を到達させて撤去することができる。 In addition, when propelled by propulsion equipment and carried into the reaching shaft, a temporary reaction force part is installed at the bottom of the box body hanging part to easily and surely not have a hydraulic jack. Can be reached and removed.
請求項2記載の本発明によれば、けん引設備によりけん引して到達立坑に搬入する場合に、到達立坑の底と函体吊下し部の底部に仮設反力部を設置することで簡単かつ確実に油圧ジャッキを備えていない函体吊下し部を到達させて撤去することができる。 According to the second aspect of the present invention, when towing with a towing facility and carrying it into the reaching shaft, it is easy to install a temporary reaction force portion at the bottom of the reaching shaft and the bottom of the box hanging portion. It is possible to reliably reach and remove the hanging part of the box body that is not equipped with a hydraulic jack.
さらに、オープンシールド機は3分割構造とするのにボルトで接合して分離可能としているが、この接合用ボルト孔を利用して仮設反力部材を取り付けることで、加工なしに簡単に取り付け、取り外しができる。 Furthermore, although the open shield machine has a three-part structure, it can be separated by joining with bolts, but by attaching a temporary reaction force member using this joining bolt hole, it can be easily attached and removed without processing. Can be done.
以上述べたように本発明のオープンシールド機の撤去工法は、構築した到達立坑にオープンシールド機を到達させてこれを撤去する場合に、到達立坑長を短くすることができるものである。 As described above, the method for removing the open shield machine of the present invention can shorten the length of the reaching shaft when the open shield machine reaches the constructed shaft and is removed.
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明のオープンシールド機の撤去工法の1実施形態を示すフロント部入坑の側面図、図2は同上平面図、図3は同上ジャッキ部入坑の側面図、図4は同上平面図、図5は同上ジャッキ部撤去の側面図、図6は同上平面図で、前記オープンシールド工法の概要を示す図18〜20と同一構成要素には同一参照符号を付したものである。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with respect to the drawings. FIG. 1 is a side view of a front tunneling method showing one embodiment of the method for removing an open shield machine of the present invention, FIG. 2 is a plan view of the same as above, FIG. 3 is a side view of a jack tunnel of the same as above, and FIG. FIGS. 5 and 5 are side views of the same as above for removing the jack portion, and FIG. 6 is a plan view of the same as above, and the same components as those of FIGS. 18 to 20 showing the outline of the open shield tunneling method are designated by the same reference numerals.
オープンシールド工法については前記説明した通りであり、左右側壁板の内側に推進ジャッキを配設し、前面、後面及び上面を開口したオープンシールド機1の前面又は上面開口より前方の土砂を掘削排土する工程と、推進ジャッキを伸長してコンクリート函体4を反力にしてオープンシールド機1を前進させる工程と、オープンシールド機1のテール部内で縮めた推進ジャッキの後方に新たなコンクリート函体4を上方から吊り降して既設コンクリート函体に接合する据え付け工程とを適宜繰り返して順次コンクリート函体4を縦列に埋設するものである。
The open shield method is as described above, and the propulsion jacks are arranged inside the left and right side wall plates, and the earth and sand in front of the front or top opening of the
オープンシールド機1は機体を前後方向で複数に分割し、フロント部18としての前方の機体の後端にテール部19としての後方の機体の前端が嵌入して、相互の嵌合部で中折れ部を形成して屈曲可能とした。
The
前記フロント部18は主として掘削を行うもので、前端と上面を開放面としてあり、機体内で後部に後方へ向けて中折ジャッキ31を左右によせて、また上下複数段に配設した。
The
フロント部18の前端の刃口2はスライドジャッキ16でスライドする可動側壁板1bで、可動分割刃口となっている。これに対してテール部19はコンクリート函体4の設置を行うもので、底板5を有し、機体内で前部に後方へ向けて推進ジャッキ(シールドジャッキ)14を左右によせて、また上下複数段に配設している。
The
本発明はテール部19をシールドジャッキ14があるジャッキ部20と函体吊下し部21とにそれぞれ分離可能とした。
In the present invention, the
その結果、オープンシールド機1はフロント部18とジャッキ部20と吊下し部21との3分割に分離可能なものとなり、相互の接続はボルトによる締結で行うものとする。
As a result, the
図1において、図中17は鋼矢板を打設してなる到達立坑である。また、7は受圧部材(押角)である。
In FIG. 1,
図1、図2に示すように到達立坑17に、まず、フロント部18をシールドジャッキ14によりコンクリート函体4を反力にして推進する。
As shown in FIGS. 1 and 2, first, the
図3、図4に示すように到達立坑17にフロント部18が完全に入った状態で、これを撤去し、次いで、ジャッキ部20を同じく、シールドジャッキ14によりコンクリート函体4を反力にして推進する。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
ジャッキ部20が到達立坑17にフロント部18が完全に入った状態で、図5、図6に示すようにこれを撤去し、函体吊下し部21のみを残す。
With the
図7、図8に示すように、推進設備として函体吊下し部21の底部に仮設反力部材であるブロック鋼材22と仮設油圧ジャッキ23を設ける。
As shown in FIGS. 7 and 8, a
図11〜図13にこの推進設備の詳細を示すが、仮設反力部材としてのブロック鋼材22はオープンシールド機1のジャッキ部20と函体吊下し部21の接合用ボルト孔25を利用して取り付けることができる。
Although the details of this propulsion equipment are shown in FIGS. 11 to 13, the
また、仮設油圧ジャッキ23のロッドの先端は球体結合によるヒンジ頭部23aとして角度変化に耐えられるものとする。
Further, the tip of the rod of the temporary
受圧部材(押角)7の前に適宜ストラット24を並べ、仮設油圧ジャッキ23を伸長してコンクリート函体4を反力にして函体吊下し部21を到達立坑17内に押し出す。
函体吊下し部21が到達立坑17に完全に入った状態で、これを撤去する。
With the box
図9、図10は他の実施形態と示すもので、前記推進設備の替わりにけん引設備を用いるが、このけん引設備は、到達立坑17の底に設ける第1の仮設反力部材としてのブロック鋼材26と、函体吊下し部21の底部に設置する第2の仮設反力部材としてのブロック鋼材27と、ブロック鋼材27に設置するけん引油圧ジャッキ28および前記第1の仮設反力部材としてのブロック鋼材26とけん引油圧ジャッキ28を連結するけん引部材29による。
9 and 10 show another embodiment, in which a towing facility is used instead of the propulsion facility, and this towing facility is a block steel material as a first temporary reaction force member provided at the bottom of the reaching
図14〜図16にこのけん引設備の詳細を示すが、仮設反力部材としてのブロック鋼材22はオープンシールド機1のジャッキ部20と函体吊下し部21の接合用ボルト孔25を利用して取り付けることができる。
Although the details of this towing equipment are shown in FIGS. 14 to 16, the
また、けん引油圧ジャッキ28はセンターホールジャッキであり、けん引部材29はPC鋼線または鋼材であり、くさび式の定着具30により係止する。
Further, the towing
けん引油圧ジャッキ28を伸長し、ブロック鋼材26を反力として函体吊下し部21を到達立坑17内にけん引する。定着具30はけん引部材29に対して位置の移動が可能であり、けん引油圧ジャッキ28の伸縮に応じて定着位置を変えることで、けん引がおこなわれる。
The towing
函体吊下し部21が到達立坑17に完全に入った状態で、これを撤去する。
With the box
1…オープンシールド機
1a…側壁板 1b…可動側壁板
2…刃口 3…推進ジャッキ
4…コンクリート函体 5…埋戻土
6…掘削機 7…受圧部材
8…隔壁 9…発進立坑
10…反力壁 11…土留矢板
11a…鏡土留矢板 12…支保工
14…推進ジャッキ(シールドジャッキ)
15…PC鋼棒 16…スライドジャッキ
17…到達立坑 18…フロント部
19…テール部 20…ジャッキ部
21…函体吊下し部 22…ブロック鋼材
23…仮設油圧ジャッキ 23a…ヒンジ頭部
24…ストラット 25…接合用ボルト孔
26…ブロック鋼材 27…ブロック鋼材
28…けん引油圧ジャッキ 29…けん引部材
30…定着具 31…中折ジャッキ
44…可塑状裏込注入材
1 ...
15 ...
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