JP6986996B2 - 中継装置、中継方法 - Google Patents

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Description

本発明は、中継装置、中継方法に関する。
サービス筐体を用いて商品やサービスを提供することが行われている。サービス筐体としては、例えば、ゲーム機、カプセルトイの販売機器、自動販売機や自動券売機、コインロッカーの精算機、または駐輪場や駐車場における精算機など、種々ある。
このようなサービス筐体を設置する店舗の管理者は、サービス筐体の利用状況を把握したいという要望がある。サービス筐体の利用状況は、サービス筐体の利用頻度、売り上げ状況等を考慮した上で、サービス筐体の設置場所や設置台数、提供する商品やサービスの見直し等を行うために活用することができるためである。このようなサービス筐体の利用状況を把握するために、サービス筐体から無線通信を介してサーバ装置に情報を集約している。例えば特許文献1においては、ゲーム機において利用されたコインに関するデータを通信機によってデータセンタに送信することで情報を集約している。
このようなサービス筐体は、商業施設内に設けられることが多い。商業施設内においてサービス筐体が設置される場合、その設置場所は、通路、店舗のフロア等であり、周囲に障害物があるか否か等、周囲の環境も異なる。また、複数のサービス筐体が隣接して設ける場合もある。
特開2002−042217号公報
しかしながら、サービス筐体の利用状況を集約する場合、サービス筐体が設置される環境によっては、周囲の障害物の設置状況や輻輳等によって無線通信を行う際の通信を正常に行うことが難しい場合がある。このような場合、無線通信を行う周波数帯を変える検討も必要である。また、サービス筐体によっては、利用状況を通知するタイミングが短い(通信頻度が高い)方が好ましい場合もあれば、長く(通信頻度が低い)ても問題ない場合もあり、通信頻度に対応した性能の通信機器を設置できた方が、全体として設置コストを抑えられる可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、サービス筐体の設置環境や通信頻度などに応じて柔軟に対応することができ設置コストを抑えられる中継装置、中継方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明は、無線通信アンテナ部と通信制御を行う中央処理装置と第1接続コネクタが搭載されたアンテナモジュールと、サービス筐体またはセンサ機器に通信可能に接続される接続部と前記接続部を介してサービス筐体またはセンサ機器から得られる情報を外部のサーバ装置に送信するための電子部品と第2接続コネクタを搭載した本体ユニットと、を有し、前記アンテナモジュールは、前記第1接続コネクタに対して前記第2接続コネクタが接続された状態で、前記本体ユニットからの通信要求に応じて前記外部のサーバ装置に対して通信を行う。
また、本発明は、無線通信アンテナ部と通信制御を行う中央処理装置と第1接続コネクタが搭載されたアンテナモジュールと、サービス筐体またはセンサ機器に通信可能に接続される接続部と前記接続部を介してサービス筐体またはセンサ機器から得られる情報を外部のサーバ装置に送信するための電子部品と第2接続コネクタを搭載した本体ユニットとを、前記第1接続コネクタに対して前記第2接続コネクタが接続し、前記本体ユニットからの通信要求に応じて前記外部のサーバ装置に対して通信を行う中継方法である。
以上説明したように、この発明によれば、本体ユニットに対してアンテナモジュールをコネクタを介して接続できるようにしたので、アンテナモジュールを選択的に取り付けることができるため、サービス筐体の設置環境や通信頻度等に応じて柔軟に対応することができ、設置コストを低減することができる。また、選択的にセンサ機器等の情報もアンテナモジュールを介して外部へ送信することもできる。
この発明の一実施形態によるポイント管理システムを適用した決済システム1の構成を示す概略ブロック図である。 中継装置40の内部構成について説明する概略構成図である。
以下、本発明の一実施形態による中継装置について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態による中継装置を適用した決済システム1の構成を示す概略ブロック図である。
決済システム1は、ICカード10、端末装置15、コイン20、コインメック25、サービス筐体30、中継装置40、ゲートウェイ装置45、管理端末47、ネットワーク50、決済サーバ60、売り上げ集計サーバ70、顧客管理サーバ80、ブランドサーバ90を含んで構成される。
また、端末装置15と中継装置40、売り上げ集計サーバ70と顧客管理サーバ80は、別々の装置となっている場合について説明するが、端末装置15と中継装置40が1つの装置によって構成されるようにしてもよいし、売り上げ集計サーバ70と顧客管理サーバ80が1つの装置によって構成されるようにしてもよい。
ICカード10は、決済用のカードであり、例えば、非接触型ICカードである。非接触式ICカードは、例えば、交通系ICカードや、流通系ICカード等を用いることができる。ICカード10は、ICカード(決済用媒体)を識別する媒体識別情報を記憶しており、後述するブランドサーバ90に対して、端末装置15等を介して媒体識別情報を送信することで、電子マネーによる決済やポイントを利用したサービス等の提供を受けることができる。
この実施形態においては、ICカード10を決済用の媒体として利用する場合について説明するが、ICカード10内のICチップを携帯端末に搭載することで、携帯端末がICカード10の機能を有するようにしてもよい。携帯端末としては、例えば、スマートフォン、携帯電話等であり、ユーザによって携帯される。
端末装置15は、ICカード10に対して非接触式で通信を行う通信機能、各種情報を表示する表示パネルを有するとともに、中継装置40に接続され、中継装置40と通信を行う機能を有する。また、端末装置15には、端末装置15を個別に識別する端末装置識別情報が予め割り当てられている。表示パネルは、タッチパネルを用いることができ、ユーザの選択指示の入力を受け付けることができる。
端末装置15は、ICカード10から当該ICカードに記憶された媒体識別情報を非接触通信を行うことで読み出す。ここで、端末装置15は、サービス筐体30毎にそれぞれ設けられる。例えば、端末装置15は、サービス筐体30に取り付けられるか、サービス筐体30の近傍に取り付けられる。また、端末装置15は、サービス筐体30の内部に設けられていてもよい。
また、端末装置15は、サービス筐体30に対して、決済処理が完了した商品またはサービスを提供するよう中継装置40を介してサービス筐体30に送信する。
コイン20は、サービス筐体30によって商品またはサービスの提供を受ける際に必要となるコインである。コインとしては、例えば、硬貨やメダルを用いることができる。
コインメック25は、コイン投入口を有しており、このコイン投入口にユーザによってコインが投入されたことを検知すると、投入されたコインに対応するパルス信号(コイン投入信号)を生成し、中継装置40に出力する。
サービス筐体30は、中継装置40に接続される。サービス筐体30は、中継装置40に接続されたコインメック25から入力されるパルス信号または端末装置15によりユーザによって支払われる料金に応じて、ユーザに対してサービスを提供する装置である。サービス筐体30は、例えば、ゲーム機、カプセルトイの販売機器、自動販売機や自動券売機、コインロッカーの精算機、または駐輪場や駐車場における精算機である。
サービス筐体30は、ポイントが利用された場合には、そのポイントに応じた商品またはサービスを提供する。
中継装置40は、端末装置15とコインメック25とサービス筐体30とゲートウェイ装置45に接続され、端末装置15、コインメック25、サービス筐体30から得られる各種情報をゲートウェイ装置45に送信し、ゲートウェイ装置45から送信される情報を端末装置15に送信する。
また、中継装置40は、自身の配下に接続される端末装置15とコインメック25とサービス筐体30の対応関係を把握できるようになっている。例えば、端末装置15には、端末装置15とコインメック25とサービス筐体30がそれぞれ1つずつ接続されることで、対応関係が把握できるようになっていてもよい。対応関係が把握できることで、例えば、端末装置15によって決済された場合には、商品やサービスを提供する対象のサービス筐体30は、自身の配下に接続されたサービス筐体30であることを特定できる。また、コインメック25にコインが投入された場合には、商品やサービスを提供する対象のサービス筐体30は、自身の配下に接続されたサービス筐体30であることを特定できる。
また、中継装置40は、コインメック25が生成するコイン投入信号と同様のコイン投入信号を生成する機能を有する。
なお、中継装置40と端末装置15は、例えばUART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)によって接続することができる。また、中継装置40は、サービス筐体30に取り付けられるか、サービス筐体30の近傍に取り付けられてもよく、サービス筐体30の内部に設けられていてもよい。
ゲートウェイ装置45は、中継装置40と管理端末47とネットワーク50に接続され、中継装置40から送信された情報を、ネットワーク50を介して、決済サーバ60、売り上げ集計サーバ70、顧客管理サーバ80、ブランドサーバ90等のうち、送信する情報に応じた送信先に送信する。また、ゲートウェイ装置45は、決済サーバ60、売り上げ集計サーバ70、顧客管理サーバ80、ブランドサーバ90から送信される情報を、送信された情報に応じて端末装置15または管理端末47に送信する。
また、ゲートウェイ装置45は、中継装置40、管理端末47、ネットワーク50に対して接続する際、少なくとも一部の区間について無線によって接続してもよい。
ここで、ゲートウェイ装置45、中継装置40、端末装置15、コインメック25、サービス筐体30、管理端末47は、サービス筐体30によって商品またはサービスを提供する商業施設内に設置される。端末装置15、コインメック25、サービス筐体30は、中継装置40に対して複数設けられる場合もある。
管理端末47は、端末装置15が設けられた店舗に設けられる。この店舗の管理者は、管理端末47を利用することで、端末装置15を介して行なわれた決済の履歴を参照することができる。例えば、管理端末47は、売り上げ集計サーバ70と通信を行い、管理端末47が設けられた店舗内に設置された端末装置15を利用することで支払われた料金の金額や、コインメック25に投入されたコインの数、サービス筐体30によって提供された商品またはサービスの履歴を売り上げ集計サーバ70から受信し、売り上げ状況を示す情報として画面上に表示する。店舗の管理者は、この売り上げ状況に応じて、サービス筐体30が提供する商品やサービスの入替え、増設、商品の提供の仕方(例えば、商品価格の見直し)、端末装置15の設置台数等を検討することができる。
ネットワーク50は、インターネットやVPN(Virtual Private Network)等の各種ネットワークのいずれか1つであってもよいし、2つ以上を用いて構成するようにしてもよい。
売り上げ集計サーバ70は、中継装置40を介して行われた決済を示す決済情報を決済サーバ60から取得し、中継装置40を介して得られるコインメック25からのコイン投入信号に基づく情報を中継装置40から取得してログデータとして蓄積する。また、売り上げ集計サーバ70は、当該ログデータのうち決済情報について、この決済情報を対応するブランドのブランドサーバ90へ定期的(例えば、1日毎、または1週間毎)に配信することもできる。また、売り上げ集計サーバ70は、決済サーバ60から取得した決済情報の履歴や、コインメック25からのコイン投入信号に基づく利用履歴を、管理端末47からの参照要求に応じて、管理端末47に対して送信する。
顧客管理サーバ80は、サービス筐体30を利用するユーザが会員登録されたユーザであるかの判定を行い、会員管理を行う。
決済サーバ60は、端末装置15から送信される決済情報を利用し、ブランドサーバ90に対して行なわれる決済に関する決済情報を取得する。また、決済サーバ60は、端末装置15を利用して行なわれた電子マネーを用いた決済情報の履歴を売り上げ集計サーバ70に送信して記憶させる。
ブランドサーバ90は、定期的(例えば、1日毎、または1週間毎)に売り上げ集計サーバ70から送信される決済情報または決済サーバ60から送信される決済情報を取得する。
ブランドサーバ90は、各ブランド(決済サービス)を運営する企業によって管理されるサーバ装置である。ここでは、複数のブランドがある場合には、それぞれのブランドに対応したブランドサーバ90が個々に設けられる。ここでブランドとは、例えば、流通系企業や鉄道系企業によって運営されるプリペイド型電子マネーのブランド、クレジット系企業によって運営されるポストペイ型電子マネーのブランド、または、インターネット決済専用のプリペイド型電子マネーのブランド等である。
ブランドサーバ90は、端末装置15を利用して決済を行なうブランドが端末装置15において選択された場合に、端末装置15によって読み取られたICカード10の媒体識別情報を用いて電子マネーの決済を行なう。
次に、中継装置40の構成について説明する。
図2は、中継装置40の内部構成について説明する概略構成図である。
この図において、中継装置40は、アンテナモジュール410と本体ユニット420とから構成される。
アンテナモジュール410は、無線通信アンテナ部411と通信制御を行う中央処理装置(以下、CPUと称する)412とコネクタ413がアンテナボード(基板)に搭載される。
無線通信アンテナ部411は、無線によって外部と通信する。この通信相手は、ゲートウェイ装置45である。
CPU412は、本体ユニット420から得られる情報を無線通信アンテナ部411によって無線信号に変換し、ゲートウェイ装置45に対して送信することで、外部の各種サーバ装置(決済サーバ60、売り上げ集計サーバ70、顧客管理サーバ80、ブランドサーバ90等)を通信相手として送信する機能と、外部のサーバ装置からゲートウェイ装置45を介して送信される情報を無線通信アンテナ部411によって受信する機能と、各種制御を行う機能とを有する。
また、CPU412は、コネクタ413によってコネクタ421に接続される本体ユニット420と通信を行う機能を有する。
CPU412は、コネクタ413に対してコネクタ421が接続されることで、本体ユニット420からの通信要求に応じて外部のサーバ装置に対して通信を行い、外部のサーバ装置からの通信要求に応じて、本体ユニット420を介し、本体ユニット420に接続された機器に情報を送信することが可能となる。
このアンテナモジュール410は、複数の通信規格のうちいずれかの通信規格に対応している。この場合、いずれの通信規格であっても、本体ユニット420のコネクタ421と接続可能である。すなわち、コネクタ413とコネクタ421は、通信規格にかかわらず、共通の仕様になっており、異なる通信規格のアンテナモジュール410を利用したい場合において、いずれの通信規格のアンテナモジュール410であっても、その通信規格にかかわらず、本体ユニット420のコネクタ421に接続可能となっている。
本体ユニット420は、コネクタ421、サービス筐体接続コネクタ422、コインメック接続コネクタ423、UART接続コネクタ424、伝送部425、メモリ426、電子部品427が基板に搭載される。
コネクタ421は、アンテナモジュール410のコネクタ413に接続可能である。ここで、コネクタ421は、上述したように、通信規格にかかわらずいずれのアンテナモジュールのコネクタ413に対しても接続可能である。
サービス筐体接続コネクタ422は、サービス筐体30に対して有線ケーブルによって通信可能に接続される。サービス筐体接続コネクタ422は、サービス筐体30だけでなく、例えば、アナログ信号を送信または受信する機器と接続可能である。ここでは、例えばセンサを接続することができ、センサから得られるアナログ信号を取り込むことも可能である。また、メダルが投入されるコインメックを接続することも可能である。また、サービス筐体接続コネクタ422は、サービス筐体30とセンサのいずれかを選択的に接続(差し替えて接続)するようにしてもよいし、サービス筐体接続コネクタ422を複数設けることで、両方を接続するようにしてもよい。サービス筐体接続コネクタ422にサービス筐体30が接続された場合には、CPU412がコイン投入信号を生成し、CPU412から送信されるコイン投入信号をサービス筐体30に対して供給することができる。
コインメック接続コネクタ423は、コインメック25に対して有線ケーブルによって通信可能に接続される。このコインとしては、例えば、硬貨などの現金であってもよい。
UART接続コネクタ424は、UARTによって通信可能な機器に接続される。UARTによって通信可能な機器としては、例えば、端末装置15があり、その他に、UARTによって通信できる機器であれば、各種センサ(カメラ、距離センサ、赤外線センサ等)を接続可能である。ここでは、UART接続コネクタ424は、端末装置15や各種センサのうち1つのみが選択的に接続(差し替えて接続)されてもよいし、UART接続コネクタ424を複数設けることで、それぞれのUART接続コネクタ424に対して、異なる機器を接続するようにしてもよい。例えば、端末装置15と近距離センサを接続するようにしてもよい。
伝送部425は、サービス筐体接続コネクタ422、コインメック接続コネクタ423、UART接続コネクタ424から得られる各種信号をコネクタ421を介してアンテナモジュール410に対して伝送する。また、伝送部425は、アンテナモジュール410からコネクタ421を介して得られる信号を伝送相手に応じて、サービス筐体接続コネクタ422を介してサービス筐体30に対して伝送する機能、UART接続コネクタ424を介してUARTに対応する機器に対して伝送する機能を有する。
メモリ426は、各種情報を記憶する。メモリ426は、例えば、HDD(Hard Disk Drive;ハードディスクドライブ)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory;イーイーピーロム)、RAM(Random Access read/write Memory;読み書き可能なメモリ)、ROM(Read Only Memory;読み出し専用メモリ)、またはこれらの記憶媒体の任意の組み合わせによって構成される。
電子部品427は、サービス筐体接続コネクタ422に接続される機器、コインメック接続コネクタ423に接続されるコインメック25、UART接続コネクタ424に接続される機器、コネクタ421に接続されるアンテナモジュール410と通信やデータ等を送信または受信するにために必要となる各種の電子部品である。例えば、電子部品427には、ボタン型電池や、このボタン型電池から供給される電源を受けてリアルタイムクロックを生成して各部に供給するモジュール等がある。
ここでサービス筐体30は、店舗において、特定のエリアに複数並べて設置される場合、周囲に障害物(壁、金属製の扉等)がある場合、周囲に他の通信機器が設置される場合等がある。また、サービス筐体30によっては、情報を収集する通信頻度が異なる。例えば、サービス筐体30がゲーム機であって、単位時間においてゲームが行われる回数が多い場合には、頻繁に情報を収集したい場合もあり、また、その収集される情報量が多い場合もある。一方で、コインロッカーの精算機のように、荷物を預けたらしばらく間は荷物の取り出しがなされないため、情報を収集する頻度は、ゲーム機等よりは低い。
また、中継装置40は、サービス筐体30だけではなく、コインメック25や、各種センサ(カメラ、距離センサ、赤外線センサ等)が接続される。そのため、サービス筐体30だけでなく、これらの機器の情報をアンテナモジュール410を介してサーバ装置に送信したり、サーバ装置から送信される情報を受信してUART接続コネクタ424に接続された機器に伝送し、当該機器を制御する場合もある。
そのため、これらを考慮し、通信規格を選択し、選択された通信規格に対応したアンテナモジュール410を本体ユニット420に取り付ける。アンテナモジュール410を本体ユニット420に取り付ける場合、本体ユニット420には、アンテナモジュール410を平面方向に対して垂直方向からみて重なるような位置に取り付けられるように、取り付け領域(符号421a)が本体ユニット420の基板上に設定されている。このため、アンテナモジュール410を本体ユニット420に取り付けたとしても、本体ユニット420の基板の面方向におけるサイズよりも外側にアンテナモジュール410が配置されないようになっており、本体ユニット420の全体サイズが面方向において広がってしまわないようになっている。
アンテナモジュール410の通信規格としては、例えば、LPWA(Low Power Wide Area)に対応した通信規格があり、Wi−SUN、LoRa(LoRaWAN)、NB−IoT、SIGFOX等がある。このようにLPWAにおいては、複数の通信規格があり、その通信規格によっては、通信速度、通信可能な距離、ネットワークトポロジー(スター型、メッシュ型)等の機能が異なる。
そこで、本体ユニット420に接続される機器との通信量や、サービス筐体30が設置される場所すなわち、中継装置40が設置される場所の周囲の環境に応じて、いずれの通信規格を利用するかを選択し、選択された通信規格のアンテナモジュール410を本体ユニット420に取り付ける。
例えば、サービス筐体30がゲーム機器である場合、店舗エリアには多数のサービス筐体30が設置され、また、ゲーム機のファームウェアのアップデートのためにサーバ装置からプログラムをダウンロードする場合もあることから、例えば、Wi−SUNの通信規格が選択され、Wi−SUNに対応したアンテナモジュール410が本体ユニット420に取り付けられる。これにより、通信速度がある程度速いため、ゲーム機のファームウェアのアップデートが頻繁に行われるような場合であってもデータを伝送する時間を短くすることができる点において好ましい。また、Wi−SUNでは、複数のWi−SUNのアンテナモジュール410がお互いに接続することでメッシュ型での通信を行うことができるため、店舗エリア内において多数の中継装置40が設けられることから、通信網も形成しやすいメリットがある。そのため、中継装置40の近傍に障害物等があったとしても、通信エラーが生じにくい。
また、中継装置40の機能のうち中心となって各種制御を行うのは、アンテナモジュール410のCPU412である。このCPU412は、アンテナモジュール410の無線通信機能と、中継装置40全体を制御する機能とを実現可能なスペックのものが搭載される。そのため、アンテナモジュール410が本体ユニット420に取り付けられた後、例えば、CPU412が所定のサーバ装置にアクセスして中継装置40全体の制御プログラムをダウンロードして実行する。例えば、中継装置40と端末装置15との通信、中継装置40とコインメック25との通信、中継装置40とサービス筐体30との通信、ゲートウェイ装置45を介して行う決済サーバ60、売り上げ集計サーバ70、顧客管理サーバ80、ブランドサーバ90等との通信などを行う。そのため、各種通信を行うにあたり、本体ユニット420にCPUをCPU412とは別に設ける必要がない。また、中継装置40の全体のプログラムとしては、サービス筐体接続コネクタ422、コインメック接続コネクタ423、UART接続コネクタ424に接続される各機器と通信を行う機能や制御する機能を実現するプログラムである。このプログラムは、中継装置40が稼働した後に、アンテナモジュール410が所定のサーバ装置にアクセスして更新プログラムをダウンロードすることでアップデートすることも可能である。
また、サービス筐体30が自動販売機やコインロッカーの精算機等である場合には、ファームウェアを更新する機会は、ゲーム機よりは低く、また、自動販売機やコインロッカーの精算機から得られる情報をサーバ装置に送信する頻度もゲーム機より低くても問題ないため、LoRa(LoRaWAN)やSIGFOX等の通信規格のアンテナモジュール410が本体ユニット420に取り付けられる。
このように、中継装置40が中継する相手(サービス筐体30、コインメック25、UARTに対応した機器)に応じたアンテナモジュール410を選択的に取り付けることができるため、設置環境や通信頻度等に応じて柔軟に対応することができる。また、異なる通信規格のそれぞれに対応させて中継装置40全体を製造するのではなく、アンテナモジュール410のみ通信規格に対応させて製造すればよいため、製造コストを抑えることができる。
また、アンテナモジュール410を予め生産しておき、中継装置40を設置する段階で、アンテナモジュール410を選択して取り付けることができる。これにより、アンテナモジュール410の仕様に応じた電波法で定められている技術基準に適合している無線機であることの認証を、アンテナモジュール410を生産する段階で取得しておくことができる。これにより、中継装置40の仕様(接続対象のサービス筐体30や、コインメック25の仕様、UART接続コネクタ424に接続される機器)が確定される前に、アンテナモジュール410を生産しておくことができる。よって、中継装置40の仕様が確定してから中継装置40の単位で電波法に対応する認証をしなくてすみ、中継装置40が出荷可能となるまでの期間が延びてしまうことを防止することができる。
また、中継装置40において、CPUとしては、アンテナモジュール410に設けられたCPU412を利用すればすむため、アンテナモジュール410のCPUとは別に、本体ユニット420にCPUを設ける必要がないため、製造コストも抑えることができる。また、本体ユニット420にCPUを設ける必要がないので、本体ユニット420を小型化することができる。
なお、以上説明した実施形態において、サービス筐体30がゲーム内容に応じてプライズを排出するゲーム機であり、プライズが排出されたか否かを検出するセンサを有している場合には、そのセンサからの出力に基づいて、プライズが排出されたことを検出した場合には、中継装置40がセンサからの出力を受信し、アンテナモジュール410、ゲートウェイ装置45を介して売り上げ集計サーバ70に送信するようにしてもよい。
売り上げ集計サーバ70は、サービス筐体30と、当該サービス筐体30においてプライズが排出されたことを対応づけて記憶しておく。これにより、管理端末47からの参照要求に応じて、売り上げ状況を示す情報として管理端末47の画面上に表示させるようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
2…決済システム1、10…ICカード、15…端末装置、20…コイン、25…コインメック、30…サービス筐体、40…中継装置、45…ゲートウェイ装置、47…管理端末、50…ネットワーク、60…決済サーバ、70…売り上げ集計サーバ、80…顧客管理サーバ、90…ブランドサーバ、410…アンテナモジュール、411…無線通信アンテナ部、412…中央処理装置(CPU)、413,421…コネクタ、420…本体ユニット、422…サービス筐体接続コネクタ、423…コインメック接続コネクタ、424…UART接続コネクタ、425…伝送部、426…メモリ、427…電子部品

Claims (3)

  1. 無線通信アンテナ部と通信制御を行う中央処理装置と第1接続コネクタが搭載されたアンテナモジュールと、
    サービス筐体またはセンサ機器に通信可能に接続される接続部と前記接続部を介してサービス筐体またはセンサ機器から得られる情報を外部のサーバ装置に送信するための電子部品と第2接続コネクタを搭載した本体ユニットと、を有し、
    前記アンテナモジュールは、前記第1接続コネクタに対して前記第2接続コネクタが接続された状態で、前記本体ユニットからの通信要求に応じて前記外部のサーバ装置に対して通信を行う
    中継装置。
  2. 前記アンテナモジュールは、複数の通信規格のうちいずれかの通信規格に対応しており、
    前記本体ユニットの第2接続コネクタは、前記通信規格にかかわらずいずれのアンテナモジュールの第1接続コネクタに接続可能である
    請求項1記載の中継装置。
  3. 無線通信アンテナ部と通信制御を行う中央処理装置と第1接続コネクタが搭載されたアンテナモジュールと、サービス筐体またはセンサ機器に通信可能に接続される接続部と前記接続部を介してサービス筐体またはセンサ機器から得られる情報を外部のサーバ装置に送信するための電子部品と第2接続コネクタを搭載した本体ユニットとを、前記第1接続コネクタに対して前記第2接続コネクタが接続し、
    前記本体ユニットからの通信要求に応じて前記外部のサーバ装置に対して通信を行う
    中継方法。
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JPH11110640A (ja) * 1997-09-30 1999-04-23 Fuji Electric Co Ltd 自動販売機用無線posシステムの構成装置

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