図1は、既存の無線通信システムを例示する。これはE−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)、またはLTE(Long Term Evolution)/LTE−Aシステムとも呼ばれる。
E−UTRANは、端末(User Equipment、UE)10に制御プレーン(control plane)とユーザプレーン(user plane)を提供する基地局(Base Station、BS)20を含む。端末10は、固定されてもよいし、モビリティを有してもよく、MS(Mobile station)、UT(User Terminal)、SS(Subscriber Station)、MT(mobile terminal)、無線機器(Wireless Device)等、他の用語で呼ばれることもある。基地局20は、端末10と通信する固定局(fixed station)を意味し、eNB(evolved−NodeB)、BTS(Base Transceiver System)、アクセスポイント(Access Point)等、他の用語で呼ばれることもある。
基地局20は、X2インターフェースを介して互いに接続されることができる。基地局20は、S1インターフェースを介してEPC(Evolved Packet Core)30、より詳しくは、S1−MMEを介してMME(Mobility Management Entity)と接続され、S1−Uを介してS−GW(Serving Gateway)と接続される。
EPC30は、MME、S−GW及びP−GW(Packet Data Network−Gateway)で構成される。MMEは、端末の接続情報や端末の能力に対する情報を有しており、このような情報は、端末のモビリティ管理に主に使われる。S−GWは、E−UTRANを終端点として有するゲートウェイであり、P−GWは、PDNを終端点として有するゲートウェイである。
端末とネットワークとの間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)の階層は、通信システムで広く知られた開放型システム間相互接続(Open System Interconnection;OSI)参照モデルの下位3層に基づいてL1(第1層)、L2(第2層)、L3(第3層)に区分されることができ、そのうち、第1層に属する物理層は、物理チャネル(Physical Channel)を利用した情報転送サービス(Information Transfer Service)を提供し、第3層に位置するRRC(Radio Resource Control)層は、端末とネットワークとの間に無線リソースを制御する役割を遂行する。そのために、RRC層は、端末と基地局との間のRRCメッセージを交換する。
図2は、ユーザプレーン(user plane)に対する無線プロトコル構造(radio protocol architecture)を示すブロック図である。図3は、制御プレーン(control plane)に対する無線プロトコル構造を示すブロック図である。ユーザプレーンは、ユーザデータ送信のためのプロトコルスタック(protocol stack)であり、制御プレーンは、制御信号送信のためのプロトコルスタックである。
図2及び図3を参照すると、物理層(PHY(physical) layer)は、物理チャネル(physical channel)を利用して上位層に情報転送サービス(information transfer service)を提供する。物理層は、上位層であるMAC(Medium Access Control)層とはトランスポートチャネル(transport channel)を介して接続されている。トランスポートチャネルを介してMAC層と物理層との間にデータが移動する。トランスポートチャネルは、無線インターフェースを介して、データが、どのように、どのような特徴にトランスポートされるかによって分類される。
互いに異なる物理層間、即ち、送信機と受信機の物理層間は、物理チャネルを介してデータが移動する。前記物理チャネルは、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式に変調されることができ、時間と周波数を無線リソースとして活用する。
MAC層の機能は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング、及び論理チャネルに属するMAC SDU(service data unit)のトランスポートチャネル上に物理チャネルで提供されるトランスポートブロック(transport block)への多重化/逆多重化を含む。MAC層は、論理チャネルを介してRLC(Radio Link Control)層にサービスを提供する。
RLC層の機能は、RLC SDUの連結(concatenation)、分割(segmentation)及び再結合(reassembly)を含む。無線ベアラ(Radio Bearer;RB)が要求する多様なQoS(Quality of Service)を保証するために、RLC層は、透過モード(Transparent Mode、TM)、非確認モード(Unacknowledged Mode、UM)及び確認モード(Acknowledged Mode、AM)の三つの動作モードを提供する。AM RLCは、ARQ(automatic repeat request)を介してエラー訂正を提供する。
RRC(Radio Resource Control)層は、制御プレーンでのみ定義される。RRC層は、無線ベアラの設定(configuration)、再設定(re−configuration)及び解除(release)と関連して論理チャネル、トランスポートチャネル及び物理チャネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝達のために、第1層(PHY層)及び第2層(MAC層、RLC層、PDCP層)により提供される論理的経路を意味する。
ユーザプレーンでのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層の機能は、ユーザデータの伝達、ヘッダ圧縮(header compression)及び暗号化(ciphering)を含む。制御プレーンでのPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層の機能は、制御プレーンデータの伝達及び暗号化/完全性保護(integrity protection)を含む。
RBが設定されるとは、特定のサービスを提供するために、無線プロトコル層及びチャネルの特性を規定し、それぞれの具体的なパラメータ及び動作方法を設定する過程を意味する。また、RBは、SRB(Signaling RB)とDRB(Data RB)の二つに分けられる。SRBは、制御プレーンでRRCメッセージを送信する通路として使われ、DRBは、ユーザプレーンでユーザデータを送信する通路として使われる。
端末のRRC層とE−UTRANのRRC層との間にRRC接続(RRC Connection)が確立される場合、端末は、RRC接続(RRC connected)状態になり、そうでない場合、RRCアイドル(RRC idle)状態になる。
ネットワークから端末にデータを送信するダウンリンクトランスポートチャネルには、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)と、ユーザトラフィックや制御メッセージを送信するダウンリンクSCH(Shared Channel)がある。ダウンリンクマルチキャストまたはブロードキャストサービスのトラフィックまたは制御メッセージの場合、ダウンリンクSCHを介して送信されることもでき、または別途のダウンリンクMCH(Multicast Channel)を介して送信されることもできる。一方、端末からネットワークにデータを送信するアップリンクトランスポートチャネルとしては、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)と、ユーザトラフィックや制御メッセージを送信するアップリンクSCH(Shared Channel)がある。
トランスポートチャネルの上位にあり、トランスポートチャネルにマッピングされる論理チャネル(Logical Channel)には、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、MTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
物理チャネル(Physical Channel)は、時間領域で複数個のOFDMシンボルと周波数領域で複数個の副搬送波(Sub−carrier)とで構成される。一つのサブフレーム(Sub−frame)は、時間領域で複数のOFDMシンボル(Symbol)で構成される。リソースブロックは、リソース割当単位であり、複数のOFDMシンボルと複数の副搬送波(sub−carrier)とで構成される。また、各サブフレームは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、即ち、L1/L2制御チャネルのために、該当サブフレームの特定のOFDMシンボル(例えば、1番目のOFDMシンボル)の特定の副搬送波を利用することができる。TTI(Transmission Time Interval)は、サブフレーム送信の単位時間である。
以下、新しい無線アクセス技術(new radio access technology;new RAT)またはNR(new radio)に対して説明する。
より多くの通信機器がより大きい通信容量を要求するにつれて、既存の無線アクセス技術(radio access technology;RAT)に比べて向上したモバイルブロードバンド(mobile broadband)通信に対する必要性が台頭されている。また、多数の機器及びモノを接続していつでもどこでも多様なサービスを提供するマッシブMTC(massive Machine Type Communications)も次世代通信で考慮される主要案件のうち一つである。それだけでなく、信頼度(reliability)及び遅延(latency)に敏感なサービス/端末を考慮した通信システムデザインが論議されている。このように拡張されたモバイルブロードバンドコミュニケーション(enhanced mobile broadband communication)、massive MTC、URLLC(Ultra−Reliable and Low Latency Communication)などを考慮した次世代無線アクセス技術の導入が論議されており、本発明では該当技術(technology)を便宜上new RATまたはNRと呼ぶ。
図4は、NRが適用される次世代無線アクセスネットワーク(New Generation Radio Access Network:NG−RAN)のシステム構造を例示する。
図4を参照すると、NG−RANは、端末にユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端(termination)を提供するgNB及び/またはeNBを含むことができる。図4では、gNBのみを含む場合を例示する。gNB及びeNBは、相互の間にXnインターフェースを介して接続されている。gNB及びeNBは、第5世代コアネットワーク(5G Core Network:5GC)とNGインターフェースを介して接続されている。より具体的に、AMF(access and mobility management function)とはNG−Cインターフェースを介して接続され、UPF(user plane function)とはNG−Uインターフェースを介して接続される。
gNBは、インターセル間の無線リソース管理(Inter Cell RRM)、無線ベアラ管理(RB control)、接続モビリティ制御(Connection Mobility Control)、無線アドミッション制御(Radio Admission Control)、測定設定及び提供(Measurement configuration&Provision)、動的リソース割当(dynamic resource allocation)などの機能を提供することができる。AMFは、NASセキュリティ、アイドル状態モビリティ処理などの機能を提供することができる。UPFは、モビリティアンカリング(Mobility Anchoring)、PDU処理などの機能を提供することができる。
図5は、NRで適用されることができるフレーム構造を例示する。
図5を参照すると、フレームは、10ms(millisecond)で構成されることができ、1msで構成されたサブフレーム10個を含むことができる。
サブフレーム内には副搬送波間隔(subcarrier spacing)によって一つまたは複数のスロット(slot)が含まれることができる。
以下の表は、副搬送波間隔設定(subcarrier spacing configuration)μを例示する。
以下の表は、副搬送波間隔設定(subcarrier spacing configuration)μによって、フレーム内のスロット個数(Nframe、μ slot)、サブフレーム内のスロット個数(Nsubframe、μ slot)、スロット内のシンボル個数(Nslot symb)などを例示する。
図5では、μ=0、1、2に対して例示している。
スロット内には複数のOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルが含まれることができる。スロット内の複数のOFDMシンボルは、ダウンリンク(downlink、Dで表示)、フレキシブル(flexible、Xで表示)、アップリンク(uplink、Uで表示)に区分されることができる。スロット内のOFDMシンボルが前記D、X、Uのうちいずれのもので構成されるかによって前記スロットのフォーマット(format)が決定されることができる。
以下の表は、スロットフォーマットの一例を示す。
端末は、上位層信号を介してスロットのフォーマットの設定を受けたり、DCIを介してスロットのフォーマットの設定を受けたり、上位層信号及びDCIの組合せに基づいてスロットのフォーマットの設定を受けたりすることができる。
PDCCH(physical downlink control channel)は、以下の表のように一つまたはそれ以上のCCE(control channel element)で構成されることができる。
即ち、PDCCHは、1、2、4、8または16個のCCEで構成されるリソースを介して送信されることができる。ここで、CCEは、6個のREG(resource element group)で構成され、一つのREGは、周波数領域で一つのリソースブロック、時間領域で一つのOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルで構成される。
一方、将来の無線通信システムでは、制御リソースセット(control resource set:CORESET)という新しい単位を導入することができる。端末は、CORESETでPDCCHを受信することができる。
図6は、CORESETを例示する。
図6を参照すると、CORESETは、周波数領域でNCORESET RB個のリソースブロックで構成され、時間領域でNCORESET symb∈{1、2、3}個のシンボルで構成されることができる。NCORESET RB、NCORESET symbは、上位層信号を介して基地局により提供されることができる。図6に示すように、CORESET内には複数のCCE(または、REG)が含まれることができる。
端末は、CORESET内で、1、2、4、8または16個のCCEを単位としてPDCCH検出を試みることができる。PDCCH検出を試みることができる一つまたは複数個のCCEをPDCCH候補ということができる。
端末は、複数のCORESETの設定を受けることができる。
図7は、従来の制御領域とNRでのCORESETの相違点を示す。
図7を参照すると、従来の無線通信システム(例えば、LTE/LTE−A)での制御領域300は、基地局が使用するシステム帯域全体にわたって構成された。狭い帯域のみをサポートする一部の端末(例えば、eMTC/NB−IoT端末)を除外した全ての端末は、基地局が送信する制御情報を正確に受信/デコーディングするために前記基地局のシステム帯域全体の無線信号が受信可能でなければならない。
それに対して、将来の無線通信システムでは、前述したCORESETを導入した。CORESET301、302、303は、端末が受信すべき制御情報のための無線リソースということができ、システム帯域全体の代わりに一部のみを使用することができる。基地局は、各端末にCORESETを割り当てることができ、割り当てたCORESETを介して制御情報を送信することができる。例えば、図7において、第1のCORESET301は端末1に割り当て、第2のCORESET302は端末2に割り当て、第3のCORESET303は端末3に割り当てることができる。NRでの端末は、システム帯域全体を必ず受信しなくても基地局の制御情報を受信することができる。
CORESETには、端末固有の制御情報を送信するための端末固有CORESETと全ての端末に共通した制御情報を送信するための共通CORESETがある。
図8は、NRで新しく導入された搬送波帯域部分(carrier bandwidth part)を例示する。
図8を参照すると、搬送波帯域部分は、簡単に帯域部分(bandwidth part:BWP)と略称できる。前述したように、将来の無線通信システムでは、同じ搬送波に対して多様なnumerology(例えば、多様な副搬送波間隔)がサポートされることができる。NRは、与えられた搬送波で与えられたnumerologyに対して共通リソースブロック(common resource block:CRB)を定義することができる。
帯域部分は、与えられた搬送波で与えられたnumerologyに対する共通リソースブロック(common resource block:CRB)の連続的な部分集合の中から選択された連続した物理リソースブロック(physical resource block:PRB)のセットである。
図8に示すように、ある搬送波帯域に対するnumerology、例えば、どの副搬送波間隔を使用するかによって共通リソースブロックが決まることができる。共通リソースブロックは、搬送波帯域の最も低い周波数からインデクシング(0から開始)されることができ、共通リソースブロックを単位とするリソースグリッド(resource grid、これを共通リソースブロックリソースグリッドという)が定義されることができる。
帯域部分は、最も低いインデックスを有するCRB(これをCRB0という)を基準にして指示されることができる。最も低いインデックスを有するCRB0をポイントAともいう。
例えば、与えられた搬送波の与えられたnumerology下で、i番目の帯域部分は、Nstart BWP、i及びNsize BWP、iにより指示されることができる。Nstart BWP、iは、CRB0を基準にしてi番目のBWPの開始CRBを指示することができ、Nsize BWP、iは、i番目のBWPの周波数領域でのサイズを指示(例えば、PRB単位で)することができる。各BWP内のPRBは、0からインデクシングされることができる。各BWP内のCRBのインデックスは、PRBのインデックスにマッピングされることができる。例えば、nCRB=nPRB+Nstart BWP、iのようにマッピングされることができる。
端末は、ダウンリンクで最大4個のダウンリンク帯域部分の設定を受けることができるが、与えられた時点で一つのダウンリンク帯域部分のみが活性化されることができる。端末は、ダウンリンク帯域部分のうち活性化されたダウンリンク帯域部分の外ではPDSCH、PDCCH、CSI−RSなどを受信することを期待しない。各ダウンリンク帯域部分は、少なくとも一つのCORESETを含むことができる。
端末は、アップリンクで最大4個のアップリンク帯域部分の設定を受けることができるが、与えられた時点で一つのアップリンク帯域部分のみが活性化されることができる。端末は、アップリンク帯域部分のうち活性化されたアップリンク帯域部分の外ではPUSCH、PUCCHなどを送信しない。
NRは、従来のシステムに比べて広帯域で動作し、全ての端末がこのような広帯域をサポートすることができない。帯域部分(BWP)は、前記広帯域をサポートすることができない端末も動作できるようにする特徴ということができる。
以下、リソース割当タイプ(resource allocation type)に対して説明する。リソース割当タイプは、スケジューラ(例えば、基地局)が各送信に対してリソースブロックを割り当てる方式を規定する。例えば、基地局が複数のリソースブロックで構成された帯域を端末に割り当てるとする時、前記帯域の各リソースブロックに対応するビットで構成されたビットマップを介して前記端末に割り当てられるリソースブロックを知らせることができる。この場合、リソース割当の柔軟性は最も大きくなるが、リソース割当のために使われる情報量が大きくなる短所がある。
このような長所・短所を考慮して、下記の三つのリソース割当タイプを定義/使用することができる。
1)リソース割当タイプ0は、ビットマップを介してリソースを割り当て、前記ビットマップの各ビットは、リソースブロックでなくリソースブロックグループ(resource block group:RBG)を指示する方式である。即ち、リソース割当タイプ0では、リソース割当がリソースブロックレベルでなくリソースブロックグループ単位で実行される。以下の表は、システム帯域がNDL RB個のリソースブロックで構成された場合、使われるRBGのサイズを例示する。
2)リソース割当タイプ1は、RBGサブセット(subset)単位でリソースを割り当てる方式である。一つのRBGサブセットは、複数のRBGで構成されることができる。例えば、RBGサブセット#0はRBG#0、3、6、9...、RBGサブセット#1はRBG#1、4、7、10...、RBGサブセット#2はRBG#2、5、8、11...などのように構成されることができる。一つのRBGサブセット内に含まれているRBGの個数と一つのRBG内に含まれているリソースブロック(RB)の個数は、同じに設定される。リソース割当タイプ1は、RBGサブセットのうちいずれのRBGサブセットが使われるか及び使われるRBGサブセット内でどのRBが使われるかを知らせる。
3)リソース割当タイプ2は、割り当てられる帯域開始位置(RB番号)及び連続したリソースブロックの個数を知らせる方式でリソース割当をする方法である。前記連続したリソースブロックは、前記開始位置から始まることができる。ただし、連続したリソースブロックは、必ず物理的に連続するという意味に限定されるものではなく、論理的または仮想的リソースブロックインデックスが連続するという意味もある。
将来の無線通信システムでは、RBG(または、RBのグループ)を構成するリソースブロックの個数が流動的に変更されることができる。このとき、該当RBGに対する情報、例えば、RBGを構成するリソースブロックの個数を知らせる情報は、スケジューリングDCIまたは第3の物理層(L1)シグナリングまたはRRCメッセージのような上位層信号を介して送信されることができる。
また、将来の無線通信システムでは、リソース割当情報は、周波数領域(frequency domain)に対する情報の他に時間領域(time−domain)に対する情報を含むことができ、どんな情報を含むか、どんな方式で含むか等も流動的に変更されることができる。
本発明ではリソース割当に対するフィールドサイズ(field size)及び/または解釈方法が多様な場合にPDSCH及び/またはPUSCHに対するリソース割当方法を提案する。後述する実施例では、説明の便宜上、RBGサイズが流動的な場合にRBGベースのビットマップ方式を仮定したが、リソース割当のグラニュラリティ(resource allocation granularity)が変更される場合、及び/またはそれによってリソース割当方式が変更される場合などに対しても拡張が可能である。
本発明の実施例において、リソース割当技法(特にRBGサイズまたはグリッド(grid)に対する内容)は、少なくともPDSCHまたはPUSCHのみがマッピング可能なリソース領域に適用される。他のリソース領域では他のリソース割当技法(RBGサイズまたはグリッド)が適用されることができる。例えば、PDCCH領域の特定のリソースがPDSCHマッピングに使われることができるとする時、該当領域内のRBGサイズとその他のRBGサイズは、独立して設定または指示されることができる。
他の一例として、複数の搬送波または帯域部分に対してPDSCHまたはPUSCHのリソース割当を実行するとする時、各搬送波または帯域部分別にRBGサイズは、異なり、または独立して設定/指示されることができる。
本発明の実施例では、RBGサイズが流動的に変更される状況(または、DCIで指示される状況)を仮定したが、リソース割当(RA)フィールドで指示されることができるRBG個数が流動的に変更される状況(または、DCIで指示される状況)に対しても拡張して適用できる。
<時間及び/または周波数リソース割当のための動的なフィールドサイズ>
以下の実施例において、RBGは、周波数領域グラニュラリティ(frequency−domain granularity)を代表する値であるとみることができる。RBGサイズは、流動的に変更される。したがって、前記RBGが使われる場合、周波数領域のリソース割当フィールドサイズも流動的に変更されることができる。
周波数軸に広い領域(例えば、全体の端末帯域またはシステム帯域)を指示するにあたっては、RBGサイズが大きいことが有利である。それに対して、周波数軸に小さい領域(例えば、一つまたは複数個の物理リソースブロック)を指示するにあたっては、RBGサイズが小さいことが有利である。
周波数軸にスケジューリング柔軟性(scheduling flexibility)を最大限維持するとする場合、RBGサイズが小さい場合(RBGサイズが大きいことに比べて)、要求されるリソース割当フィールドサイズが過度に大きくなることができる。
一例として、50個の物理リソースブロック(PRB)で構成された帯域(BW)で、RBGサイズが10に設定された場合、ビットマップ方式の周波数軸リソース割当フィールドは5ビットで構成されることができ、それに比べて、RBGサイズが2である場合、周波数軸リソース割当フィールドは25ビットで構成されることができる。
リソース割当フィールドはDCIに含まれ、全体のDCIサイズまたは全体のリソース割当フィールドサイズを同じに維持することが、端末の立場でブラインドデコーディング/検出の側面で有利である。
RBGサイズ選択によって変動されるリソース割当フィールドのビットは、主に時間領域リソース割当を実行するときに使われる。指示されるRBGサイズによって時間及び/または周波数領域リソースに対する割当方法が異なる。
以下、RBGサイズによるリソース割当方式に対する一例を示す。下記方式の全体または一部の組合せが時間及び周波数リソース割当時に使われることができる。
1)RBGサイズが特定水準(Nlow)以下または未満に小さい場合、リソース割当フィールドが指示するものは、周波数領域のリソースに限定されることができる。前記特定水準とは、事前に設定されたデフォルト(default)RBGサイズであり、または上位層で設定することである。
RBGサイズが特定水準以下または未満に小さい場合、時間領域でのリソース割当は、あらかじめ決まり、または上位層信号を介してまたはスロットタイプフォーマットなどにより決定されたPDSCHマッピング領域またはPUSCHマッピング領域に対して(時間軸に)全体に対して実行されることができる。または、上位層シグナリングまたはスロットタイプフォーマットに対する情報などによりリソース割当の対象となる時間領域リソースが別途に指示されることもできる。
デフォルト時間領域リソースが使われる場合:ここで、デフォルト時間領域リソースは、あらかじめ決まり(例えば、スロット全体にわたったPDSCHまたはPUSCH)、または、スロットタイプ関連情報が動的に指示される場合、時間領域情報は、前記スロットタイプ関連情報によってスロット内で動的に変わることができる。または、スロットタイプ関連情報が送信される場合にも、信頼性のためにPDSCHやPUSCHの開始点と区間(duration)は、上位層信号によりあらかじめ設定されることもできる。または、スロットタイプ関連情報が送信されない場合にも、同様に上位層シグナリングを考慮することができる。
2)RBGサイズが特定水準(Nhigh)以上または超過する場合、リソース割当フィールドが指示することは、時間領域のリソースに限定されることができる。より具体的に、前記RBGサイズは、システム帯域または端末帯域と同じ、またはそれに相応する値である。この場合、周波数領域でのリソース割当は、(指示されたRBGサイズに対して)いずれか一つのRBGがPDSCHまたはPUSCH送信のために割り当てられることができる。
3)RBGサイズが特定範囲に存在する場合(一例として、RBGサイズがNlowとNhighとの間にある場合)、リソース割当フィールドが指示することは、時間及び周波数リソースである。より具体的に、リソース割当フィールドの全体ビットのうち、一部ビットは、周波数領域リソース割当を指示するときに使われ、残りのビットは、時間領域リソース割当を指示するときに使われることができる。
一例として、周波数領域リソース割当は、指示されたRBGサイズで割り当てるRBGを指示する。時間領域リソース割当は、あらかじめ設定され、または指示された時間領域スケジューリング単位(time−domain scheduling unit)でどれが割り当てられるかを指示する。または、時間領域リソース割当は、パターンの形態で提供されることができ、時間領域リソース割当に対するビットの変化によってそのパターンの個数も異なる。
他の方式として、時間領域リソース割当と周波数領域リソース割当を結合(joint)して実行することもできる。具体的に、割り当てられる時間及び周波数リソースの組(pair)に対する情報を複数のパターン形態で設定できる。そして、全体リソース割当フィールドのビットは、前記パターンを指示することができる。
これを具現化する一つの方法は、次の通りである。端末は、複数個の帯域部分(bandwidth part)の設定を受けることができ、各帯域部分は、連続したPRBのセットと、使われるRBGサイズ、そして、時間領域リソース割当のサイズなどにより設定されることができる。DCIで使われる帯域部分インデックスを知らせることができ、各帯域部分が指示される時、各帯域部分で使用するRBGサイズと時間情報などがリソース割当に使われることができる。
即ち、帯域部分に対する選択が、リソース割当時、時間及び/または周波数リソーススケジューリング単位に対する選択を代表する。端末は、設定を受けた帯域部分のうち、共に使われることができる帯域部分(即ち、一つのDCIサイズで動的に変わることができる帯域部分)に対して帯域部分グループに設定を受けることができ、各帯域部分グループ内で最も大きいリソース割当フィールドのサイズによって、帯域部分グループ内でのリソース割当フィールドのビットサイズが決まると仮定することができる。
このような構成は、帯域部分が動的に変わることと併用されることもできる。各帯域部分グループは、CORESETを共有すると仮定することができる。これはCORESETが変わると、スケジューリングするDCIのサイズも変更されることができて、CORESETが共有されながら動的にリソース割当フィールドが変更される場合などを考慮したことである。
または、このような構成時、帯域部分グループは、CORESET(s)を共有しながら、端末が基底帯域(baseband bandwidth)を合わせないことを期待することができる。これは帯域部分グループ内では、端末の基底帯域が帯域部分グループの最大値に合わせて変わらないと仮定することである。
または、このような構成時、端末が帯域変更を仮定することができるか、または制御信号とデータとの間のリチューニング(retuning)遅延などが仮定されることができるかに対する上位層シグナリングが可能である。もし、帯域変更を仮定した遅延が設定されない場合、帯域は、変わらずに最大値に合わせると仮定することができる。
または、帯域部分一つを設定し、該当帯域部分のCORESET(s)で指示できるDCIのリソース割当の時間/周波数方式に対するセットの設定を受けることができる。一例として、帯域部分が200個のリソースブロックで構成される時、時間/周波数方式のセットは、帯域、RBGサイズ、時間領域リソース割当情報などで構成されることができる。
一例として、時間/周波数方式のセットは、エントリ1=(200RB(帯域)、10RB(RBGサイズ)、開始OFDMシンボル(4ビット)、4個のスロット(2ビット))、エントリ2=(100番目のRBから始まる16個のRB(帯域)、1RB(RBGサイズ)、時間領域リソース割当に対しては0)等のように構成されることができる。
4)RBGサイズの候補値が複数個である時、他のRBGサイズまたは時間−周波数リソース割当方式を指示する方法は、下記の通りである。
i )DCIに明示的ビットを使用することができる。ii)DCIがマッピングされるCCEインデックスによって異なるように解釈できる。このようなマッピングは、上位層信号により設定され、または常に決まる値である。iii)または、DCIのスクランブリングまたはCRCなどを利用することもできる。
5)時間/周波数リソースが複数個である時、これを動的に変更するためには端末に同時に複数個の帯域部分に設定されたCORESETをモニタリングするようにすることができる。各CORESET別に使われるリソース割当方式が異なる。
一例として、200RB帯域部分と10RB帯域部分に各々CORESETを構成し、各CORESETのリソース割当フィールドのビットサイズは、200RBと10RBをスケジューリングするために必要な程度を仮定することができる。より一般的に、各CORESET別にスケジューリング可能なデータの帯域及びリソース割当情報などが設定される。
より具体的に、前記方式に対して時間及び周波数リソース割当に対する全体ビットフィールドサイズは同じである。前記で周波数領域に対するリソース割当は、与えられたRBGサイズに対してビットマップ方式を介して割り当てられたリソースを指示することであり、または与えられたRBGサイズを基本単位でRIV方式(即ち、開始RBまたはRBGインデックスと連続するRBまたはRBG個数を知らせる方式)を指示することである。
前記で時間領域に対するリソース割当は、PDSCHまたはPUSCHに対して開始時間領域スケジューリング単位インデックス(starting time−domain scheduling unit index)、最後の時間領域スケジューリング単位インデックス(ending time−domain scheduling unit index)、及び/または連続する時間領域スケジューリング単位の個数(contiguous number of time−domain scheduling units)である。
前記で時間領域スケジューリング単位は、(基準numerologyまたはDCIに対するnumerology基準)シンボルであり、または複数のシンボルまたはミニスロット(mini−slot)である。前記シンボルグループに対するサイズが設定され、これに基づいてスケジューリング単位を設定する時、スロットを構成するシンボル個数によって特定シンボルグループのサイズは、他のシンボルグループサイズと異なる。
または、スロット内または複数のスロット内のシンボルグループに対するパターンが、事前にまたは基地局指示によって設定され、該当単位で開始単位と該当単位個数に基づいてリソース割当を実行することもできる。
一例として、制御領域(control region)設定(例えば、時間領域でのシンボル個数)によって前記シンボルグループパターンが異なる。一例として、7個のシンボルで構成されたスロット内のシンボルグループパターンは、次のうちいずれか一つである。(3、2、2)、(1、2、2、2)、(2、2、2、1)、(2、2、3)、(2、3、2)等。
前記開始/最後/区間に対する情報がパターン形態で存在し、リソース割当ビットフィールドは、該当パターンを指示するときに使われることができる。より特徴的に、前記パターンに対する情報は、基地局が指示(上位層シグナリングまたは第3のPDCCHを介して)するものである。
前記パターンの一例として、RIV方式(開始シンボルインデックス、連続するシンボルの個数を知らせる方式)を使用することができる。もし、RBGサイズによって時間領域リソース割当に対するビットフィールドサイズが変更されるとする時、RIV方式の一部のビットが特定の値(例えば、0または1)に固定された状態でリソース割当が実行され、またはRIV方式時、基本単位が増加(例えば、1シンボル区間で実行されることから複数のシンボルを基準にして実行されることに)されることもできる。
<時間及び/または周波数リソース割当のための固定されたフィールドサイズ>
リソース割当時に、リソース割当フィールドのビットサイズは同じであり、RBGサイズが変更される場合、割り当てられることができるリソース組合せが異なるようになることができる。
RBGサイズが変更される方式は、1)DCIで直接指示され、または2)帯域部分変更によって変更され、または3)リソース割当フィールドのビットサイズによって変更されることのうち少なくとも一つによることができる。
具体的に、周波数領域リソース割当に対するビットフィールドの場合は、特定のRBGサイズを基準にして構成される。一例として、前記ビットフィールドのサイズは、設定可能な最大RBGサイズを基準にして決定されることができる。
または、将来の無線通信システムでは、リソース割当フィールドのビットサイズを基地局が指示することもできる。前記特定のRBGサイズまたはそれより大きいRBGサイズに対しては、システム帯域または端末帯域または設定された帯域部分内の全てのRBGに対して柔軟(flexible)にリソース割当が可能である。
もし、指示されたRBGサイズがそれより小さい場合は、一部のRBGセットに対してのみリソース割当が可能なこともある。より具体的な一例として、周波数領域リソース割当をRBGに対するビットマップで構成するとする時、特定のRBGサイズ(グループ)に対しては、該当端末に与えられた帯域内の全てのRBGまたはRBGの組合せを表現可能である。それに対して、RBGサイズが小さい場合は、該当端末に与えられた帯域内で一部のRBGセットに対してのみリソース割当が可能である。
より具体的な一例として、第1のRBGサイズに対しては端末帯域内にRBG個数がN個であり、第2のRBGサイズに対しては端末帯域内にRBG個数がM個であると仮定する。このとき、もし、第1のRBGサイズが第2のRBGサイズより大きい場合、M>Nである。しかし、リソース割当フィールドは、第1のRBGサイズを基準にして設定された場合、第2のRBGサイズに対してはM個のRBGのうちN個またはそれの部分集合に対してのみ前記リソース割当フィールドを介して割当可能である。
リソース割当を実行する立場で、RBGサイズを大きく設定することは、より多い周波数リソースを割り当てるためであり、それに対して、RBGサイズを小さく設定することは、小さい周波数リソースを割り当てるためである。
または、帯域部分(BWP)が流動的に変更される状況で、スケジューリングをする帯域部分(scheduling BWP)とスケジューリングを受ける帯域部分(scheduled BWP)で各々要求されるリソース割当フィールドのビットサイズが異なる時、本発明では、スケジューリングする帯域部分でのリソース割当フィールドのビットサイズでスケジューリングを受ける帯域部分に対するリソース割当を実行することができる。
RBGサイズが小さい場合、制限されたリソース割当フィールドのビットサイズを利用して割り当てることができるリソース量が制限される。この場合、リソース割当に対する制約を軽減させるために、前記RBGセットを選択する情報を基地局が端末に指示できる。
具体的に、周波数領域でのリソース割当フィールドは、RBGサイズ指示子、帯域内でのRBGセット指示子、及び/またはRBGセット内でのRBG指示子で構成されることができる。
一例として、RBGセットに対する候補は、基地局が端末に別途に指示(例えば、RRCメッセージのような上位層信号を介したシグナリング及び/またはグループ共通PDCCH(Group−common PDCCH)及び/または第3のDCIを介して指示)できる。RBGセットに対する候補のうち特定の候補は、該当PDSCHまたはPUSCHをスケジューリングするDCIで指示できる。
基地局設定によってRBGセット内のRBGが局部化(localized、即ち、互いに隣接)する形態や分散(distributed、即ち、互いに離れた形態)する形態で構成されることもできる。
簡単な一例として、基地局は、RRCメッセージのような上位層信号を介したシグナリング及び/またはPDCCH及び/または第3のDCIを介してRBGセットに対する候補を設定することができ、該当方式は、端末帯域またはシステム帯域内のRBGに対するビットマップ形態である。
したがって、基地局は、局部化リソース割当(localized resource allocation)のためには、複数の連続したRBGを同じRBGセットにマッピングさせることもでき、分散リソース割当(distributed resource allocation)のためには複数の非連続RBG(non−contiguous RBG)を同じRBGセットにマッピングさせることもできる。
他の方式として、指示の対象となるRBGは、スケジューリングを受ける帯域部分(scheduled BWP)の最も低いRBGからスケジューリングする帯域部分(scheduling BWP)のリソース割当フィールドのビットサイズによって、表現可能なRBG個数ほどのRBGで構成されることができる。
帯域部分(BWP)によって、RBGを構成するPRB個数が相対的に小さくなる場合、及び/または予約されたリソース(reserved resource)などによりRBG内で実際データマッピングに使用することができるPRB個数が相対的に小さくなる場合、該当RBGを指示の対象となるRBGセットから除外することもできる。前記相対的に小さくなるRBGサイズとは、帯域部分(BWP)サイズによって設定されるRBGサイズより小さくなる場合を意味できる。
前述した内容は、リソース割当タイプにかかわらず適用されることができる。または、ビットマップ方式のリソース割当タイプでは前記方式のように要求されるリソース割当フィールドのビットサイズと実際リソース割当フィールドのビットサイズが異なる場合の方式に従うことができる。RIV方式のリソース割当タイプは、最も大きい帯域部分を基準にしてリソース割当フィールドのビットサイズを構成し、または設定された帯域部分のうち最も大きい帯域部分を基準にしてリソース割当フィールドのビットサイズを構成することもできる。RIV方式の場合は、帯域部分サイズによってリソース割当フィールドのビットサイズ差が軽微であるためである。
他の方式として、リソース割当でリソースを指示する時に使われるRBGサイズが複数個である場合もある。より具体的な一例として、帯域部分を複数のRBGで構成する時、特定のRBGのサイズは、設定されたRBGサイズに従い(+/−1差を含む)、他の特定のRBGのサイズは、帯域部分の残りのPRBを全て含むように設定できる。
一例として、帯域部分が50個のPRBで構成され、リソース割当フィールドのビットサイズが5(ビット)で構成され、RBGサイズは5PRBで構成されると仮定する。この場合、前記帯域部分に対するRBG構成は、例えば、サイズが5PRBであるRBGが4個、そしてサイズが30PRBであるRBGが1個で構成されることができる。前記方式では特定のRBGサイズが過度に大きくなる問題がある。
他の方式として、リソース割当フィールドのビットサイズと帯域部分のサイズが設定または与えられた状態で、RBGサイズ及び個数を設定するとする時、構成RBG間のサイズ差が1(PRB)以下になるようにすることを考慮することができる。具体的に、帯域部分がN個のPRBで構成され、リソース割当フィールドのビットサイズがMビットに設定されたとする時、前記帯域部分を構成するRBGは、サイズがCeil(N/M)であるRBGがM*Ceil(N/M)−Nであり、サイズがFloor(N/M)であるRBGがM−(M*Ceil(N/M)−N)である。互いに異なるsizeを有するRBGが配置される順序は、同じRBGサイズを有するRBGを先に配置した後、他のRBGサイズを有するRBGを配置する。
他の方式として、最大限RBGサイズを同じに合わせるために、大多数のRBG(例えば、全体のRBGの中から特定の一つを除外して)は、サイズがCeil(N/M)またはFloor(N/M)になるように設定し、残りの(一つの)RBGのサイズを残りのPRBを含むように設定(一例として、N−(M−1)*Ceil(N/M)またはN−(M−1)*Floor(N/M)のサイズを有するように設定)する。例えば、帯域部分が50個のPRBで構成(N=50)され、リソース割当フィールドのビットサイズが13(ビット)で構成(M=13)されると仮定する。この場合、前記帯域部分に対するRBG構成は、サイズが4PRB(=ceil(50/13))であるRBGが12個、そしてサイズが2PRB(=50−12*4)であるRBGが1個で構成されることができる。
前記例は、周波数領域でのRBGサイズによるリソース割当(解釈)方法に対することを説明したが、時間領域でのスケジューリング(時間)単位によるリソース割当(解釈)方法にも拡張可能である。同様に、時間領域に対するリソース割当も特定のスケジューリング単位に対して設定され、流動的に変更されるスケジューリング単位の値によってリソース割当が実行される。より特徴的に、前記RBGセット指示子の場合は、時間及び/または周波数リソーススケジューリング単位で代表されることもできる。
一例として、RBGセット指示子は、RBGセットを構成するRBGに対する情報と共に開始シンボルインデックス及び/または区間(starting symbol index and/or duration)などに対する情報を含むことができる。または、時間領域のスケジューリング単位内のRBG別に基本時間及び周波数リソース単位を選択することもできる。または、時間軸に対してはリソース割当が(または、スケジューリング単位が)流動的に変更されない。
他の方式として、特定のRBGセットに対して周波数領域に対するリソース割当が実行され、前記特定のRBGセットに対する割当情報が帯域内の複数のRBGセットに同様に適用されるようにすることもできる。例えば、全体のRBGが複数のRBGセット形態で構成される場合、特定のRBGセットに対するビットマップ情報が他の各々のRBGセットに対して同様に適用されることを考慮することができる。
前記実施例における帯域は、システム帯域(System BW)または端末帯域(UE bandwidth)であり、帯域部分(bandwidth part)に代替されることもできる。もし、特定の端末に対して複数の帯域部分が設定された状況である場合、帯域部分指示子(Bandwidth part indicator)情報が送信され、RBGセットは該当帯域部分内に限定され、またはRBGセット自体が複数の帯域部分内のRBGで構成可能である。
他の方式は、一例として、二つのリソース割当タイプが動的に設定される。以下、周波数領域に対して説明するが、時間領域でのリソース割当にも適用されることができ、時間/周波数領域リソースに対して適用することもできる。
1)リソース割当タイプ0:RBGサイズK+floor(M/K)のビットサイズを有するビットマップ、ここで、Mは、帯域部分内で設定された帯域に対するPRBの個数である。
2)リソース割当タイプ1:RBGサイズp*K+floor(M/p*K)のビットサイズを有するビットマップ+(p*K)のビットサイズを有するビットマップ
図9は、リソース割当タイプ1に対する例を示す。
図9を参照すると、リソース割当タイプ1は、RBGサイズを伸ばし、RBGの中からどのRBGが選択されるかに対するビットマップ(RBG指示子)を与え、一つのRBGサイズ内で(他の)ビットマップ(RBG内でのRB指示子)をおくことでRBレベルのリソース割当が可能である。RBGサイズ内でのビットマップは、選択されたRBGに共通に適用可能であると仮定することができる。
前述した方法は、組み合わせて使われることができる。一例として、周波数領域のビットサイズを多く伸ばさないために、RBGサイズによって割当可能なRBのセットが異なり、同時に時間領域のリソース割当方式が変わることができる。
将来の無線通信システムでは、時間領域リソース割当を実行するにあたって、スケジューリングするDCI(scheduling DCI)を介して端末にPDSCHまたはPUSCHに対する開始シンボルインデックス及び/または最後のシンボルインデックスを指示することができる。
より具体的に、前記開始シンボルインデックス及び/または最後のシンボルインデックスは、スロットを構成するシンボル単位でまたはシンボルグループ単位で各々指示されることもでき、または開始シンボルインデックスと最後のシンボルインデックスを結合して指示(joint indication)することもできる。例えば、RIV方式で前記開始シンボルインデックスと最後のシンボルインデックスを結合して指示できる。RIV方式とは、開始シンボルインデックスと区間(duration)を知らせる方式である。
また、将来の無線通信システムでは、基地局がRRCシグナリングを介して複数の時間領域リソースに対するセットを設定することができ、各々のセットは、PDSCH/PUSCHがマッピングされるスロットインデックス情報、及び/または開始シンボルインデックス、及び/または最後のシンボルインデックスなどの組合せで構成される。そして、設定されたセットのうち一つをスケジューリングするDCI(scheduling DCI)を介して指示することによって時間領域リソース割当が実行されることができる。
前記RRCにより設定されたセットは、グループ共通PDCCHに送信されるスロット形式指示(slot format information:SFI)とは別途に設定される。SFIは、スロット内のダウンリンク部分、ギャップ、及び/またはアップリンク部分を表示する。このとき、SFIでは前記ダウンリンク部分が一般的にスロットの最初のシンボルから使われることを仮定し、それに対して、時間領域リソース割当の場合は、PDSCHまたはPUSCHスケジューリング時にCORESET(制御領域)との重複を避けるための目的として、最初の何シンボルの間にはマッピングされないようにする方式を排除しないため、その目的及び方式が異なると見ることができる。
時間領域リソース割当をRRCシグナリングに基づいて実行するようになる場合は、RRC設定が確立される以前及び/またはRRC再設定区間の間での時間領域リソース割当方法を定める必要がある。下記は、より具体的な実施例である。
1)時間領域リソースに対するパラメータセット(例えば、スロットインデックス情報、開始シンボルインデックス、最後のシンボルインデックスのうち少なくとも一つの組合せ)は、PBCH(physical broadcast channel)及び/またはRMSI(remaining minimum system information)及び/またはOSI(other system information)等を介して設定されることができる。将来の無線通信システムでは、最小システム情報を伝達するにあたって、前記最小システム情報の一部は、PBCHを介して送信され、残りの即ち、RMSIは、PDSCHを介して送信されることができる。より特徴的に、前記方式の時間領域リソース割当は、スケジューリングDCIが共通検索空間(common search space)またはグループ共通検索空間(group common search space)に属する場合である。また、前記共通検索空間は、RMSI及び/またはOSI送信のための検索空間である。
2)動的時間領域リソース割当を実行しない。この場合、スロットインデックスの場合は固定された値であり、PDSCHとPUSCHに対して異なる値が設定されることができる。例えば、PDSCHは、PDCCHと同じスロットで送信され、PUSCHは、PDCCHから4スロット以後に送信されることができる。開始シンボルインデックスの場合は、CORESET区間の次のシンボルに指定されることができる。より特徴的に、PUSCHに対しては上位層シグナリング(PBCH及び/またはRMSI及び/またはOSI)及び/またはDCI指示を介して開始シンボルインデックスを設定することもでき、または設定されたスロットの最初のシンボルから始まると設定することもできる。最後のシンボルインデックスの場合は、上位層シグナリング(PBCH及び/またはRMSI及び/またはOSI)及び/またはDCI指示を介して設定され、またはスロットの最後のシンボルに設定されることもできる。より特徴的に、前記方式の時間領域リソース割当は、スケジューリングするDCIが共通検索空間またはグループ共通検索空間に属する場合である。また、前記共通検索空間は、RMSI及び/またはOSI送信のための検索空間である。
将来の無線通信システムでは、多重スロットのアグリゲーションを介してPDSCHまたはPUSCHを複数のスロットにわたってスケジューリングできる。前記状況で時間領域リソース割当は、アグリゲーションされるスロットに対して指示することに拡張される必要がある。下記は、多重スロットのアグリゲーション状況での時間領域リソース割当方法に対するより具体的な一例である。
1)RRCシグナリングを介して、多重スロットにわたった時間領域リソースに対するセットを設定する。前記各々のセットは、PDSCHまたはPUSCHのマッピングが始まるスロットインデックス及び/または最後のスロットインデックス、及び/またはアグリゲーションされるスロットの個数及び/または各アグリゲーションされるスロット別開始シンボルインデックス及び/または各アグリゲーションされるスロット別最後のシンボルインデックスなどの組合せで構成されることができる。前記RRC設定は、多重スロットアグリゲーション動作が設定される場合に設定され、一つのスロットである場合に対する時間領域リソース割当に対するRRC設定とは独立して設定されることもでき、これを含むスーパーセット(superset)に設定されることもできる。
2)一つのスロットである場合に対する時間領域リソースに対するセットをアグリゲーションされたスロットに活用することもできる。特徴的に(DCIで最終的に)指示されたセット内の開始シンボルインデックスは、各アグリゲーションされたスロットに共通に適用されることができる。CORESET区間の場合は、アグリゲーションされたスロットで変更されると見ることができないため、適した方式である。次に指示されたセット内の最後のシンボルインデックスは、特定のアグリゲーションされたスロットに適用する。特徴的に前記特定のスロットは、アグリゲーションされたスロットのうち最後のまたは最初のスロットである。残りのアグリゲーションされたスロットに対する最後のスロットインデックスは、(1)RRCシグナリング、(2)RRCシグナリング及びDCI指示(特徴的にSFIまたはSFIパターン形態である)、(3)該当スロットに対するSFI(グループ共通PDCCHから受信)、(4)該当スロットに対するSFIパターン(グループ共通PDCCHから受信)のうち少なくとも一つにより設定される。
<簡単な周波数リソース割当(Compact frequency resource allocation)>
将来の無線通信システムでは、高い信頼性を要求する応用分野をサポートすることができ、前記状況ではPDCCHに送信されるDCIの量も減ることができる。より特徴的に、DCIの内容のうち特定のフィールド(特に、リソース割当フィールド)のサイズを効率的に減らす必要がある。
リソース割当は、RIV方式(即ち、開始RBインデックスと連続するRB個数、または特定のRBセットに対して開始RBセットと連続するRBセット個数で表現する方式)を利用することができる。前記方式は、連続したリソース割当のみを表現することによってリソース割当に必要なビットサイズを減らすことができる。
ネットワークの立場で、互いに異なるPDSCHまたはPUSCHの間の多重化を効率的に管理するためには、スケジューリンググラニュラリティ(scheduling granularity、スケジューリング単位)をRBGサイズに設定する必要がある。より具体的な一例として、LTEシステムでは、システム帯域によってRBGサイズが決定され、少なくともリソース割当タイプ0の場合は、RBG単位でリソース割当が実行されることができる。前記の場合、リソース割当がRBG単位でない場合はリソースの浪費が発生することもできる。前記で簡単なリソース割当(compact resource allocation)時のステップサイズ(step size)に対する情報またはRBGサイズに対する情報は、特定のRBGサイズ(例えば、帯域に連動して設定されるRBGサイズ)に設定され、または基地局が端末に指示(例えば、上位層信号、グループ共通PDCCHまたは第3のDCIのうち少なくとも一つを介して)するものである。システム帯域または端末帯域または帯域部分のサイズによって、特定のRBGは、設定されたRBGサイズより大きいまたは小さい。前記特定のRBGに対しても他のRBGと同様に、同様に割り当てられたリソースとして取り扱われる/指示されることができる。即ち、リソース割当時、RBGは、各々、RBGサイズにかかわらず割り当てられたRBGが指示され、指示されたRBGは、各々、RBGサイズによってPRBが割り当てられる。もし、RBGサイズが流動的に変更される場合、簡単なリソース割当(compact resource allocation)に対する総ビットサイズを維持するためには、特定のRBGサイズ(例えば、候補値のうち、最も大きい、または最も小さい、または基地局が指示した値)によって総ビットサイズが設定されることができる。
前記状況で指示されたRBGサイズによってRIV方式でのスケジューリング単位が変更されることができる。したがって、指示されたRBGサイズが前記サイズ設定時に参照した特定のRBGサイズより大きい場合は、RIVに対するビットフィールドでMSBまたはLSBに特定の値(例えば、0)が設定された総ビットフィールドサイズを合わせるようにパディングすることができる。それに対して、その値が小さい場合は、RIVに対するビットフィールドでMSBまたはLSBの単一または複数のビットを切削し、RIV値解釈時、前記切削されたビットが特定の値(例えば、0)に満たされる形態を仮定することができる。
周波数ダイバーシティ確保のためには分散されたリソース割当及び/または周波数ホッピング(frequency hopping)が必要なこともあり、これは簡単なリソース割当(compact resource allocation)以後にインターリービング(interleaving)を適用することによって実行することができる。インターリービング方式の場合は、特定サイズの行列(matrix)に行別に(row−by−row)または列別に(column−by−column)入力し、列別に(または、行別に)抽出する方式(以下、ブロックインターリーバ方式)を使用することができる。または、疑似ランダム(pseudo−random)な関数に基づいてインターリービングを実行することもできる。前記の場合、ランダム番号を基準にして周波数リソースの位置が移動することができる。より特徴的に、前記インターリービングは、PDSCHまたはPUSCHがスケジューリングされた(scheduled)活性化帯域部分(active BWP)のサイズ内で実行され、または別途の特定周波数領域(例えば、基地局が指示(上位層シグナリング及び/またはDCIを介して)した領域)内で実行される。
前記状況では、互いに異なる帯域部分を有する端末間にもホッピング領域(hopping region)を同じに合わせて同じホッピングパターン及び送信チャネル間多重化を保証することができる。
しかし、前記方式の場合、特定の端末に対する帯域部分とホッピング領域との間の差が大きい場合は、処理量(throughput)を減少させ、他の方式として、ホッピング領域を互いに直交(orthogonal)に設定することを考慮することもできる。
より具体的に、ホッピング領域は非連続(non−contiguous)に設定することもでき、これに基づいて互いに異なる帯域部分間のホッピングされたリソースが重なることを防止することもできる。
他の方法として、一例として、ブロックインターリービング方式を実行するにあたって、ブロックインターリーバの行のサイズを部分帯域サイズにかかわらず設定(例えば、第3の上位層信号シグナリングを利用)する。より具体的に、PBCHまたはRMSI等を介して設定し、RRCに更新する。
前記の場合、互いに異なる部分帯域間にもブロックインターリーバに対する行のサイズ(row size)は、同じに設定されることができる。より特徴的に、端末の帯域をX個の部分領域に分け、部分領域の個数をブロックインターリーバ行列の行の個数に定義することもできる。このとき、前記行列の特定領域の値をNULLに満たすことができ、前記NULLに対する部分は、列別に(column−by−column)インデックスを抽出時にスキップされる。即ち、前記方式を介してホッピング領域を特定領域を避けて実行することができる。より具体的に、NULLを指定する方式は、ブロックインターリーバに対する行列に対して特定の行(及び/または要素に対するオフセット)を選択し、または開始要素と最後の要素を指示する形態で選択する。前記情報は、基地局が指示(例えば、上位層シグナリング)するものである。
図10は、ホッピング領域設定に対する一例を図示する。
前記疑似ランダム(pseudo−random)方式の場合は、セルID(identity)に基づいて実行され、または部分帯域固有の情報、または第3のシグナリング(例えば、仮想ID)に基づいて実行される。前記方式は、セル間または部分帯域間ランダム化(randomization)をサポートしながら、セルまたは部分帯域内で端末間の多重化を効率的にサポートする。互いに異なるPDSCHまたはPUSCH(特に、RBG単位のリソース割当を実行する)間の多重化(multiplexing)を考慮する場合は、依然としてインターリービング以後にもリソース割当がRBG単位であることが有用である。即ち、特徴的にインターリービングの単位は、RBG単位である。前記RBGは、リソース割当指示時におけるRBGサイズと同じ、または異なるように設定される。即ち、基地局は、リソース割当時に仮定するRBGサイズとインターリービング時に仮定するRBGサイズを各々別途に端末に指示(例えば、上位層シグナリングまたはグループ共通PDCCHまたは第3のDCI)できる。
また、スロット間(inter−slot)ホッピング及び/またはスロット間ホッピングによってはスロット別にまたはシンボルグループ別にホッピングされた周波数領域/リソースが異なる。前記方式で、リソース割当を実行するにあたって、PRBの位置は、PDSCHまたはPUSCHが始まるスロットまたはシンボルインデックスを基準にしてホッピングが実行され、またはセル間多数の端末間の多重化を考慮して特定の時点(例えば、サブフレームの開始、フレームの開始等)に基づいて計算されたホッピングされたPRBインデックスに基づいてリソース割当が実行されることもできる。
より特徴的に、前記時間領域でのホッピング区間は、複数の端末間の多重化を考慮して固定された形態(例えば、スロット内の中央地点または7番目のシンボルと8番目のシンボルとの間を基準にして区分)で設定されることができる。より特徴的に、前記時間領域でのホッピング区間は、構成シンボル個数が異なるPDSCHまたはPUSCH間の多重化を考慮して上位層シグナリング(例えば、PBCH、RMSI、RRCのうち少なくとも一つ)で設定され、及び/またはDCIを介して指示されることができる。これは非スロットベースのスケジューリングをする場合、スロット内(intra−slot)周波数ホッピングが適用され、非スロット区間内ではホッピングが行われない。
他の方式として、あらかじめ決まったホッピング領域(例えば、活性化されたアップリンク帯域部分)または上位層によりシグナリングされた(例えば、PBCHまたはRMSIまたはRRC)ホッピング領域内で特定のオフセットを基準にして実行される。
一例として、第1のホッピング区間ではPRB Nで送信されるPUSCHまたはPDSCHが、第2のホッピング区間では{(PRB N+オフセット)modアップリンク帯域部分の帯域幅}で送信される。より特徴的に、前記時間領域でのホッピング区間は、複数端末間の多重化を考慮して固定された形態(例えば、スロット内の中央地点または7番目のシンボルと8番目のシンボルとの間を基準にして区分)で設定され、より特徴的に、構成シンボルの個数が異なるPDSCHまたはPUSCH間の多重化を考慮して上位層シグナリング(例えば、PBCHまたはRMSIまたはRRC)で設定され、及び/またはDCIを介して指示される。
前記オフセットは、セル固有に上位層信号によりシグナリングされる/設定される値であり、または帯域部分別に設定されるオフセット値であり、またはホッピング領域がパラメータに設定(例えば、ホッピング領域の1/N、2/N、...(N−1)/N倍数に設定)される。
及び/または、前記オフセットが半静的(semi−static)に複数個設定され、最終適用値はDCIを介して指示する形態である。
周波数ホッピングでのサブバンドサイズ/オフセットとホッピングパターンは、複数個設定されることができる。該当設定は、構成を受ける帯域部分(BWP)によって異なるように設定されることもできる。代表的に、ホッピングパターン別にサブバンドサイズ及びオフセットが構成され、または該当値は帯域部分別に異なるように設定される。
このようなホッピングパターンは、周波数ダイバーシティ利得(frequency diversity gain)と端末間の多重化によって効率的な値が異なるため、帯域部分別に使用するホッピングパターンを異なるように設定し、または動的に多数のホッピングパターンのうち一値を決めることができる。このようなホッピングパターンの一例は、下記の通りである。
1)タイプ1:セル固有に設定されたオフセット値ほどRBまたはRBGのインデックスが増加できる。これは、端末が他の帯域部分を有しても同じホッピングパターンを使用するようにして、端末間ホッピングにより衝突が発生する場合を最小化することができる。または、オフセット設定自体は、帯域部分別に実行され、ネットワークが複数の帯域部分に対して同じ値を設定することを考慮することもできる。
2)タイプ2:LTE PUCCHタイプ1のように、端末に設定されたホッピング帯域を半分に分けて該当値ほどRBまたはRBGインデックスを増加させる。これは他の帯域部分を有する端末間に他のオフセットでホッピングすることで衝突を増加させることができるが、ダイバーシティ利得を得ることができる。該当方式使用時、ホッピング帯域を半分に分けるよりは、特定の値にオフセットを有するようにすることができる。
3)タイプ3:LTE PUCCHタイプ2のように、自分の帯域部分より大きいホッピング帯域に対してホッピングを適用する。ホッピングにより自分が帯域部分より大きいRBまたはRBGインデックスでホッピングされる場合、ホッピングによってアップリンク帯域部分の絶対的周波数位置(absolute frequency location)を移す。または、ホッピング適用時、多重レベルホッピングを実行することもできる。一例として、一つのアップリンク帯域部分を多数個のサブバンドに分けてサブバンド内でタイプ1や2を実行し、各サブバンド別に再びタイプ1やタイプ2を実行することもできる。
メッセージ3が送信される初期アップリンク帯域部分内でのホッピングも前記方式に従い、ランダムアクセス応答(RAR)にホッピング方式が送信される。メッセージ3の送信時、初期アップリンク帯域部分が少ない場合を考慮して、少なくともスロット間(inter−slot)ホッピングが適用される場合は、アップリンク帯域部分の絶対的周波数位置が変更されることを考慮することができる。即ち、周波数ホッピングが共通PRBインデクシングを基準にして設定されたホッピング帯域内で行われることができ、該当ホッピング帯域は、RSMIなどにより設定されることができる。該当ホッピングにより初期アップリンク帯域部分の物理的位置が変更される。これはスロット間のホッピングの場合にのみ適用され、またはメッセージ3の初期送信または再送信にのみ適用される。
より一般的に、スロット間ホッピングの場合、共通PRBインデクシングを基準にしてセル共通またはグループ共通のホッピング帯域内で行われることができ、スロット内(intra−slot)ホッピングの場合は、端末の活性化された帯域部分内で行われることができる。
前記方式の利点は、RBGサイズが小さい場合(一例として、1RBグラニュラリティ)をサポートする時、RIV方式リソース割当時には1RBグラニュラリティで実行し、以後インターリービングのみをRBGサイズグラニュラリティで実行することができるという点である。前記方式の利点は、RBGサイズより小さくリソース割当を実行し、同時に割り当てられたRBを他のPDSCHまたはPUSCHとの多重化を考慮しながら(即ち、RBGグリッドを維持しながら)分散させることができるという点である。
簡単なリソース割当(Compact resource allocation)の場合は、該当ビットフィールドサイズを一層減少させるために割り当てられるリソースの可能な組合せを減らすことを考慮することができる。例えば、割り当てられるリソースの可能な組合せ間の関係がネスト(nested)構造を有するようにする。一例として、開始RBが制限される。
<波形によるリソース割当技法>
将来の無線通信システムでは、CP−OFDM方式とDFT−S−OFDMのように異なる波形(waveform)がサポートされることができる。及び/または、特定の状況に対してはリソース割当を実行するにあたって、連続するリソース割当(contiguous resource allocation)のみが許容され、または非連続リソース割当及び/または連続リソース割当が許容されることもできる。
例えば、アップリンク送信の場合は、CP−OFDMとDFT−S−OFDMを全てサポートすることによって、波形によってリソース割当タイプまたは方法が異なるように設定されることができる。波形に対する選択は、上位層シグナリングの設定に従うことができる。この場合、異なる波形間DCIサイズ及び/またはリソース割当フィールドサイズは、互いに異なるように設定されることもできる。しかし、もし、波形を流動的に変更する場合は、DCIサイズ及び/またはリソース割当フィールドサイズを同じに合わせる必要がある。
または、波形にかかわらずリソース割当フィールドは、同じに構成することもできる。
前記非連続的リソース割当をサポートすることができる方式の場合は、設定値によっては連続的リソース割当を表示することができる。
併せて、前記方式は、PDSCHスケジューリングのためのDCIとPUSCHスケジューリングのためのDCIとの間にサイズ及び/またはリソース割当フィールドを同じに合わせることにも拡張可能である。
連続的リソース割当のみをサポートするタイプと非連続的リソース割当もサポートできるタイプに対して、リソース割当フィールドサイズ及び/またはDCIサイズは異なる場合もあり、前記状況で、送信モードから独立した(TM−independent)PDSCHをスケジューリングするDCIと連続的リソース割当のみをサポートするまたは波形がDFT−S−OFDMであるPUSCHをスケジューリングするDCIは、サイズが同じに設定され、送信モードに従属的な(TM−dependent)PDSCHをスケジューリングするDCIと非連続的リソース割当もサポートするまたは波形がCP−OFDMであるPUSCHをスケジューリングするDCIは、サイズが同じに設定されることができる。
追加的に、もし、端末が複数タイプのPUSCHをスケジューリングすることができるDCIを検出することができる場合は、検出されたDCIまたはこれに含まれているリソース割当タイプによって波形を変更する。一例として、DCI内のリソース割当が連続的リソース割当のみを許容する場合は、該当PUSCHの波形がDFT−S−OFDMであり、その他の場合は、CP−OFDMである。
<RBGとPRGの整列(Alignment between RBG and PRG)>
RBGは、周波数リソース割当時、ビットマップが基本単位として使われることができる。そして、PRGは、プリコーダグラニュラリティ(precoder granularity)で同じPRG内のPRBは同じプリコーダが適用されると仮定することができる。また、PRGは、これに基づいてチャネル推定時、基本単位として使われることができる。
NRにおいて、PRGは、互いに異なる帯域部分が設定された端末間のマルチユーザMIMO(MU−MIMO)を考慮して帯域部分にかかわらず共通リソースブロックを基準にして設定されることができる。将来の無線通信システムでは、端末具現化の複雑度を考慮してRBGサイズ=2RBである時、PRGサイズが4RBであることを期待しない。リソース割当によって実質的なPRGサイズが変更されると、チャネル推定時、複雑度が増加される問題があるためである。また、スケジューリングによっては補間(interpolation)が制限されながらスケジューリングを受けるRB間にチャネル推定性能が異なるようになって、復調性能が落ちることができる。
RBGとPRGの境界(boundary)が整列されない場合は、前記のように単一PRGが複数のRBGに重なるように(overlapping)なる状況が発生できる。前記状況と類似するように、スケジューリングによって補間(interpolation)が制限されることによってチャネル推定性能が落ちることができる。
したがって、RBGとPRGを全て共通リソースブロック(common resource block:CRBまたはシステム帯域)を基準にして定義/設定できる。例えば、CRB#0から周波数の昇順(frequency increasing order)にRBGを構成するRBを構成することができる。この場合、帯域部分内の最初のRBGは{(指示されたRBGサイズ−帯域部分開始)mod指示されたRBGサイズ}に設定されることができる。前記指示されたRBGサイズは、帯域部分サイズによって及び/または上位層により設定される表(table)及び/または指示される帯域部分及び/またはDCIが送信される帯域部分によって設定された値である。そして、最後のRBGは{(帯域部分開始+帯域部分サイズ)mode(指示されたRBGサイズまたは指示されたRBGサイズ)である。前記数式の結果の値は、0である。そして、残りのRBGは、指示されたRBGサイズである。
または、帯域部分に対する開始CRBインデックスを制限することもできる。より具体的に、帯域部分に対する開始CRBインデックスは、特定のPRGサイズ(例えば、2または4)の倍数に設定されることができる。即ち、帯域部分の開始CRBインデックスは、RBGとPRGが境界側面で整列されるように設定されることを期待することができる。
RBG個数は、帯域部分開始RB、帯域部分サイズと指示されたRBGサイズによって決定されることができる。帯域部分開始RBが指示されたRBGサイズに割り切れる場合、帯域部分内のRBGの個数は{帯域部分サイズ/指示されたRBG}の切り上げに設定されることができる。帯域部分開始RBが指示されたRBGサイズに割り切れない場合、RBGの個数は{帯域部分サイズ/指示されたRBG}の切り上げ+1である。
他の一例として、帯域部分内のRBG個数(NRBG)は、Ceiling(帯域部分サイズ/指示されたRBGサイズ)+Ceiling((帯域部分開始インデックスmod指示されたRBGサイズ/指示されたRBGサイズ))で表現されることもでき、Ceiling((帯域部分サイズ+帯域部分開始インデックスmod指示されたRBGサイズ)/指示されたRBGサイズ)である場合もある。前記RBG個数に基づいて周波数領域リソース割当タイプ0のビットフィールドサイズを決定することができる。このとき、基準となる帯域部分は、設定された帯域部分のうちサイズが最大であり、またはDCIが送信される帯域部分であり、またはスケジューリングされたPDSCHまたはPUSCHが送信される帯域部分に対するものである。
図11は、ダウンリンクリソース割当に関連した端末動作を例示する。
図11を参照すると、端末は、ビットマップを含むリソースブロック割当情報を受信し(S101)、帯域部分(BWP)で、前記ビットマップが指示するリソースブロックグループを介してダウンリンク信号、例えば、PDSCHを受信(または、PUSCHを送信)することができる(S102)。
このとき、前記帯域部分の総リソースブロックグループ個数は、前記帯域部分の開始リソースブロックのインデックス、前記帯域部分のサイズ及び設定されたリソースブロックグループ一つのサイズに基づいて決定されることができる。
例えば、前記帯域部分がi(iは、0または自然数)番目の帯域部分とし、Nsize BWP、i個のPRBで構成されたとする時、総リソースブロックグループ個数(NRBG)は、以下の数式により決定されることができる。
前記数式において、Nstart BWP、iは、前記i番目の帯域部分の開始リソースブロックのインデックスを示し、Nsize BWP、iは、前記i番目の帯域部分のサイズを示し、前記Pは、設定されたリソースブロックグループ一つのサイズである。前記Pは、RRC(radio resource control)メッセージを介してあらかじめ設定された候補値の中から前記帯域部分のサイズによって選択/決定されることができる。前記候補値は、RRCメッセージを介して表(table)形態で提供されることができる。
また、前記ビットマップのビット個数は、前記総リソースブロックグループ個数(NRBG)と同じであり、前記ビットマップの各ビットは、前記帯域部分の各リソースブロックグループに1:1に対応されて前記各リソースブロックグループが割り当てられたかどうかを指示することができる。
以下、より具体的に、図11の各ステップに対して説明する。NRでのダウンリンクリソース割当タイプ0では、リソースブロック割当情報が端末に割り当てられたRBGを指示するビットマップ(bitmap)を含む。RBGは、連続する(仮想)リソースブロックのセットであり、例えば、帯域部分のサイズ及び上位層信号により設定されたパラメータにより定義されることができる。
以下の表は、帯域部分のサイズによるRBGサイズPを例示する。
図12は、Nsize BWP、i個のPRBで構成されたダウンリンク搬送波帯域部分iに対して、RBGの個数(NRBG)を決定する例を示す。
前述したように、本発明ではRBGの個数(NRBG)が前記数式Ceiling((Nsize BWP、i+(Nstart BWP、imodP))/P)のように決定されることができる。
より具体的に、Nstart BWP、iは、基準点(例えば、CRB0)を基準とした、i番目のBWPの開始位置(例えば、開始リソースブロックインデックス)を指示することができ、Nsize BWP、iは、i番目のBWPの周波数領域でのサイズ(即ち、i番目のBWPを構成するリソースブロックの個数、即ち、i番目のBWPのサイズを指示)することができる。そして、Pは、指示されたRBGのサイズである。前記RBG個数(NRBG)に基づいて(周波数領域)リソース割当タイプ0のビットマップのサイズを決定することができる。最初のRBGと最後のRBGを除外した残りのRBGは、全て同様にサイズがPである。最初のRBGと最後のRBGは、Nsize BWP、iの値によってPでないサイズを有することもできる。例えば、最初のRBGのサイズは、P−Nstart BWP、imodPであり、最後のRBGのサイズは(Nstart BWP、i+Nsize BWP、i)modPが0より大きい場合、(Nstart BWP、i+Nsize BWP、i)modPである。
一方、リソース割当タイプ1の場合、インターリービングされたVRB−to−PRBマッピング時、インターリービングは、RBバンドル(bundle)単位で実行され、該当RBバンドルも同様に、CRBを基準にして設定/定義される必要がある。RBバンドルは、連続するリソースブロックに定義されることができる。即ち、インターリービング以後にRBバンドルに対してもPRGと境界が整列されることによって、チャネル推定複雑度を低くして性能向上を期待することができる。
図13は、リソース割当タイプ1で、インターリービングのためのRBバンドルとCRBの境界を一致させる例を示す。
図13を参照すると、インターリービングのためのRBバンドルとCRBの境界が一致(align)されるように設定/定義される。CRBは、PRBと同じである。インターリービング後に、RBバンドルは、PRBのグループであるPRGと境界が一致することができる。
端末は、RRBバンドル内の周波数領域で同じプリコーディングが使われると仮定することができる。端末は、互いに異なるCRBのバンドルで同じプリコーディングが使われると仮定しない。
一方、共通リソースブロック(CRB)グリッドに対する情報がRMSIにより与えられるため、CORESET0の共通検索空間でDCIフォーマット1_0によりスケジューリングされるRMSIを含むPDSCH(以下、RMSI−PDSCH)に対するインターリービングされたVRB−to−PRBマッピングを実行するかどうかまたはどのように実行するかを定義する必要がある。
具体的に、共通リソースブロックグリッドで、Nstart BWP、i及びNsize BWP、iが定義されることができる。端末は、RMSIを受信する前までは前記値を知らない。単純化のために、RMSI−PDSCHは、インターリービングされないVRB−to−PRBマッピングのみをサポートすることを考慮することができる。この場合、周波数ダイバーシティの不足により、RMSIの受信性能が低下されることができる。
または、RMSI−PDSCHのためのリソースブロックバンドルが初期ダウンリンク帯域部分グリッド内に定義されることもできる。具体的に、前記リソースブロックバンドルは、前記初期ダウンリンク帯域部分の最初のリソースブロックインデックスから始め、全てのリソースブロックバンドルは、例えば、2個の連続するリソースブロックで構成されることができる。
提案1:初期ダウンリンク帯域部分でRMSIを含むPDSCHに対して、インターリービングされたVRB−to−PRBマッピングが使われることができる。共通リソースブロックグリッドの考慮無しで初期ダウンリンク帯域部分でリソースブロックバンドルが定義されることができる。
RMSI受信後に、前記共通リソースブロックグリッドが端末に知られる。その場合、共通リソースブロックグリッドに基づく全ての技法が使用可能になる。この場合、初期ダウンリンク帯域部分でない他のダウンリンク帯域部分でRMSIを含むPDSCHを受信すると、インターリービングされたVRB−to−PRBマッピングのためのリソースブロックバンドルは、共通リソースブロックグリッドに整列されるように定義されることができる。
端末は、初期ダウンリンク帯域部分で他のPDSCH(即ち、RMSIを含まないPDSCH)を受信することができる。この場合、複数の端末の多重化を考慮する時、PDSCHに適用されるRNTIにかかわらずリソースブロックバンドルの定義を同じにすることが好ましい。即ち、RNTIにかかわらず、初期ダウンリンク帯域部分での全てのPDSCHマッピングは、共通リソースブロックグリッドの考慮無しで初期ダウンリンク帯域部分で定義されると仮定することができる。
また、前記初期ダウンリンク帯域部分で、RBGも共通リソースブロックグリッドの考慮無しで定義されることができる。
提案2:OSIを含むPDSCH、ページング、初期ダウンリンク帯域部分でランダムアクセス応答(RAR)などに対して、リソースブロックバンドルは、共通リソースブロックグリッドの考慮無しで初期ダウンリンク帯域部分で定義されることができる。
即ち、インターリービングされたVRB−to−PRBマッピング時、インターリーババンドルは、次の例外状況でCRBの代わりに(初期)帯域部分を基準にして境界が定義/設定される。前記例外事項とは、DCIがRMSIをスケジューリングする場合、またはRMSIをスケジューリングするときにDCIが共通検索空間(CSS)に関連したCORESET#0に属する場合、またはDCIがCSSに属する場合、またはDCIが初期ダウンリンク帯域部分のCSSに属する場合、またはDCIが初期ダウンリンク帯域部分に属する場合である。より具体的に、ビットマップ方式のリソース割当でのRBGも、前記状況で例外的にCRBの代わりに帯域部分を基準にして(境界が整列されるように)設定されることができる。
または、SI−RNTIによりスクランブリングされたDCIがインターリービングされたVRB−to−PRBマッピングに対するリソースブロックバンドルを構成するかを指示することもできる。
特に、RRC設定前にリソースブロックバンドルのサイズが2に設定されるため、初期ダウンリンク帯域部分の開始RBインデックスによって最初のリソースブロックバンドルのサイズが1かまたは2かを前記DCIが指示できる(留保されたビットのうち一つを利用して)。この場合、前記リソースブロックバンドルは、RMSI−PDSCHにおいても共通リソースブロックグリッドに整列されることができる。
SI−RNTIにスクランブリングされたDCIは(Nstart BWP、imod2)、即ち、PDSCHをスケジューリングするDCIでリソースブロックバンドルを構成する方法または最初のリソースブロックバンドルのサイズまたはリソースブロックバンドルが始まるPRBと共通リソースブロックグリッドとの間のオフセット値などを指示することができる。
<リソース割当帯域と実際の帯域部分のサイズとの間の不一致(Misalignment between RA b and width and actual BWP size)>
将来の無線通信システムでは、端末の複雑度を低くするための目的として、端末がモニタリングすべきDCIサイズの個数を制限することができる。より具体的に、DCIフォーマット1_0とDCIフォーマット0_0(以下、フォールバックDCI)は、特定の検索空間(例えば、端末固有検索空間)で送信される時、全体DCIサイズ個数によって該当フォールバックDCIが送信される活性化された帯域部分に基づいてリソース割当ビットフィールドが構成されることもでき(DCIサイズの個数が十分の場合)、または初期(ダウンリンク)帯域部分サイズに基づいてリソース割当ビットフィールドが構成されることもできる(DCIサイズの個数が一定水準に超えたまたは超えようとする場合)。
前記状況によっては、リソース割当ビットフィールドに指示できる周波数範囲を異なるように設定することを考慮することもできる。基本的にリソース割当フィールドのビットサイズとDCIが属する帯域部分で要求するリソース割当フィールドのサイズが同じ場合(または、リソース割当フィールドのビットサイズがより大きく設定された場合)、リソース割当フィールドに対応される最も低いリソースブロックインデックス(lowest RB index)は、該当帯域部分の最も小さいRBインデックスでマッチングされ、最も高いRBインデックスは、該当帯域部分の最も大きいRBインデックスにマッチングされることができる。前記領域は、インターリービングの対象領域にも同じに適用する。
それに対して、リソース割当フィールドのビットサイズが帯域部分で要求するリソース割当フィールドサイズより小さい場合は、リソース割当フィールドに対応される最も低いRBインデックスは、該当帯域部分の最も小さいRBインデックスでマッチングされ、最も高いRBインデックスは、該当帯域部分の最も小さいRBインデックスから初期(ダウンリンク)帯域部分ほど離れたRBインデックスにマッチングされる。これはリソース割当フィールドのビットサイズの限界でより効率的にリソース割当を実行するためである。このとき、インターリービングの対象領域にも同様に実際の帯域部分より小さく設定された領域を基準にして設定される。他の方式としては、依然として相対的に大きい活性化帯域部分の利点を活用するための方法の一環として、インターリービングの対象領域は、依然として活性化帯域部分に設定されることを考慮することもできる。
もし、リソース割当フィールドのビットサイズが帯域部分で要求するリソース割当フィールドサイズより小さい場合も、リソース割当フィールドに対応される領域を活性化帯域部分に設定する場合は、該当ビットフィールドを解釈する以前にzero−paddingをLSBまたはMSBに実行することができる。
図14は、本発明の実施例が具現化される装置を示すブロック図である。
図14を参照すると、装置100は、プロセッサ(processor)110、メモリ(memory)120及びトランシーバ(transceiver)130を含む。プロセッサ110は、提案された機能、過程及び/または方法を具現化する。メモリ120は、プロセッサ110と連結され、プロセッサ110を駆動するための多様な情報を格納する。トランシーバ130は、プロセッサ110と連結され、無線信号を送信及び/または受信する。
装置100は、基地局または端末である。
プロセッサ110は、ASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路、データ処理装置及び/またはベースバンド信号及び無線信号を相互変換する変換器を含むことができる。メモリ120は、ROM(read−only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体及び/または他の格納装置を含むことができる。トランシーバ130は、無線信号を送信及び/または受信する一つ以上のアンテナを含むことができる。実施例がソフトウェアで具現化される時、前述した技法は、前述した機能を遂行するモジュール(過程、機能など)で具現化されることができる。モジュールは、メモリ120に格納され、プロセッサ110により実行されることができる。メモリ120は、プロセッサ110の内部または外部にあり、よく知られた多様な手段でプロセッサ110と連結されることができる。