JP6982115B2 - URLLC触覚フィードバック使用例に応じた対応付けられた無線ベアラ間の動的なQoS対応付け - Google Patents

URLLC触覚フィードバック使用例に応じた対応付けられた無線ベアラ間の動的なQoS対応付け Download PDF

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Description

本発明の例示的実施形態に係る教示は、概してURLLC触覚フィードバックへのNR対応の向上に関し、より具体的には、サービングRANにおいて、触覚フィードバックエンドユーザプラットフォームのQoSフロー間の要オンザフライ調整の促進および提供に関する。
背景
本セクションは、本明細書に記載される本発明の背景や文脈を添えることを意図したものである。ここでの記載は、特許化可能であって、既に概念化、特許化は必ずしもされていないものを含みうる。したがって、本明細書に別途記載しない限り、本セクションの内容は、本願の明細書および請求項に対する先行技術ではなく、本セクションに含めることで先行技術として認められるものではない。
本明細書や図面に用いられる可能性のある特定の略語を以下に定義する。
AF (Application Function)アプリケーション機能
AMF (Access and Mobility Management Function)アクセス移動管理機能
DL (Downlink)ダウンリンク
DRB (Data Radio Bearer)データ無線ベアラ
eMBB (enhanced Mobile Broadband)高速大容量モバイルブロードバンド
gNB 次世代ノードBまたは基地局
IAS (Industrial Automation System)産業用オートメーションシステム
NF (Network Function)ネットワーク機能
NN (Network Node)ネットワークノード
NR (New Radio)新無線または5G
PCF (Policy Control Function)ポリシー制御機能
RAN (Radio Access Network)無線アクセスネットワーク
RB (Radio Bearer)無線ベアラ
SMF (Session Management Function)セッション管理機能
UL (Uplink)アップリンク
UPF (User Plane Function)ユーザプレーン機能
URLLC (Ultra Reliable and Low Latency Communication)高信頼低レイテンシ通信
SDAP (Service Data Adaptation Protocol)サービスデータ適応プロトコル
今日の電子デバイスを取り巻く技術的環境においては、電子デバイスメーカーがユーザに対する機能的インタフェースの作製に躍起になっている。当該機能的インタフェースの一つは、「ハプティクス」を利用して実現される。ハプティクスとは、電子デバイスのユーザがタッチすることに基づく機械的選択を模したシグナリングを行う触覚システムに対応付けられるユーザインタフェース(UI)の使用時に、ユーザからの触覚フィードバックを生成することを指す。
摘要
本発明の例示的実施形態は、電子デバイスに対するそのような触覚システムの動作を向上することを目的とする。
一実施形態によると、方法が提供され、当該方法は、
通信ネットワークにおけるネットワークデバイスによる通信の第1のデータフローの第2のデータフローへの対応付けを決定することと、
前記決定に基づいて、前記通信の前記第2のデータフロー用に設定されたサービス品質パラメータの少なくとも1つのパラメータへの一時的変更を導出するべく、前記第1のデータフローのデータパケットの到着時に用いるための機能を設定することと、
前記通信ネットワークの前記ネットワークデバイスに対して、前記決定された対応付けおよび前記通信において前記ネットワークデバイスによって用いられる前記設定された機能の標示を送信することと、
を含む。
一実施形態によると、方法が提供され、当該方法は、
通信ネットワークの通信の第1のデータフローの第2のデータフローへの対応付けを決定することと、
前記通信の前記第2のデータフロー用に設定されたサービス品質パラメータの少なくとも1つのパラメータへの一時的変更を導出することを、前記第1のデータフローのデータパケットの到着時に用いるための対応付けられた機能に基づいて決定することと、
前記通信の前記第2のデータフローにマッピングされた少なくとも1つのリソースブロックの前記少なくとも1つのパラメータへの前記一時的変更を実施して、少なくとも前記通信のレイテンシを減らすべく、前記決定に基づいて前記機能を適用することと、
を含む。
一実施形態によると、装置が提供され、当該装置は、
通信ネットワークにおけるネットワークデバイスによる通信の第1のデータフローの第2のデータフローへの対応付けを決定する手段と、
前記決定に基づいて、前記通信の前記第2のデータフロー用に設定されたサービス品質パラメータの少なくとも1つのパラメータへの一時的変更を導出するべく、前記第1のデータフローのデータパケットの到着時に用いるための機能を設定する手段と、
前記通信ネットワークの前記ネットワークデバイスに対して、前記決定された対応付けおよび前記通信において前記ネットワークデバイスによって用いられる前記設定された機能の標示を送信する手段と、
を備える。
一実施形態によると、装置が提供され、当該装置は、
通信ネットワークの通信の第1のデータフローの第2のデータフローへの対応付けを決定する手段と、
前記通信の前記第2のデータフロー用に設定されたサービス品質パラメータの少なくとも1つのパラメータへの一時的変更を導出することを、前記第1のデータフローのデータパケットの到着時に用いるための対応付けられた機能に基づいて決定する手段と、
前記通信の前記第2のデータフローにマッピングされた少なくとも1つのリソースブロックの前記少なくとも1つのパラメータへの前記一時的変更を実施して、少なくとも前記通信のレイテンシを減らすべく、前記決定に基づいて前記機能を適用する手段と、
を備える。
ある実施形態によると、前記第1のデータフローは高優先度サービス品質パラメータを含んでもよく、前記第2のデータフローは前記第1のデータフローの前記サービス品質パラメータよりも低い優先度のサービス品質パラメータを含んでもよい。
ある実施形態によると、前記第1のデータフローは高信頼低レイテンシ通信サービス品質データフローを含んでもよく、ある実施形態によると、前記第2のデータフローは高速大容量モバイルブロードバンド通信サービス品質データフローまたはサービス品質の異なる別の高信頼低レイテンシ通信サービス品質データフローの一方を含んでもよい。
ある実施形態によると、前記高信頼低レイテンシ通信サービス品質データフローは、触覚フィードバックフローを含んでもよく、ある実施形態によると、前記高速大容量モバイルブロードバンド通信サービス品質データフローは、ビデオまたはオーディオ送信フローの少なくとも一方を含む。
ある実施形態によると、前記対応付けは、前記通信に対応付けられたあるデータフローまたはあるデータフローのパケットの少なくとも一方に応じて設定されてもよい。
ある実施形態によると、前記第1のデータフローの前記第2のデータフローへの前記対応付けは、サービス品質フローの設定に応じて準静的であってもよく、またはある触覚フィードバックサービス品質フローのパケットに応じて動的であってもよい。
ある実施形態によると、前記第2のデータフロー用に設定されたサービス品質パラメータの前記少なくとも1つのパラメータは、前記通信の前記第2のデータフローにマッピングされた少なくとも1つの無線ベアラ用のサービス品質パラメータを含んでもよい。
ある実施形態によると、前記サービス品質パラメータへの前記一時的変更を導出する前記機能は、前記ネットワークデバイスにおける前記第1のデータフローのあるデータパケットの到着時の時刻に開始する所定の時間間隔内に用いられるように設定されてもよい。
ある実施形態によると、前記一時的変更は、前記第2のデータフローの全てのデータパケットについて有効であってもよい。
ある実施形態によると、前記機能は、タイマに対応付けられた時間内にのみ用いられてもよい。
ある実施形態によると、前記少なくとも1つのパラメータへの前記一時的変更は、前記少なくとも1つのパラメータへのレイテンシ要件変更を含んでもよい。
ある実施形態によると、前記第1のデータフローおよび前記第2のデータフローは、前記通信ネットワークの異なるネットワークスライスに属してもよい。
本開示の各種実施形態の上述したもの等の態様、特徴、効果は、添付の図面を参照した以下の詳細な説明からより明らかになる。図面において、同様の参照符号は同様の、または均等な要素を示すために用いられる。図面は、本開示の実施形態の理解を促すために例示されたものであり、必ずしも縮尺どおりに示されてはいない。
図1は、本発明の各種態様を実施するために用いられる各種デバイスのハイレベルブロック図を示す。
図2は、サービング基地局に適用可能な本発明の例示的実施形態に係るある方法を示す。
図3は、本発明の例示的実施形態に係る別の方法を示す。
図4は、本発明の例示的実施形態に係る基地局等のネットワークデバイスのための無線ベアラフローマッピング変更についてのサービス品質フロー用のメッセージフローを示す。
図5は、本発明の例示的実施形態に係るユーザ機器等のネットワークデバイスのための無線ベアラフローマッピング変更についてのサービス品質フロー用のメッセージフローを示す。
本発明の例示的実施形態に係る装置によって実行可能な方法を示す。 本発明の例示的実施形態に係る装置によって実行可能な方法を示す。
詳細説明
本発明の例示的実施形態は、サービングRANにおいて、触覚フィードバックエンドユーザプラットフォームのQoSフロー間の要オンザフライ調整の提供を可能とする方法および装置が提案される。
3GPP TR 22.862−e10の5.3項には、超低レイテンシについて記載されている。
同記載によると、「超低レイテンシ」の各種用途は、超低レイテンシのシステム要件によって特徴付けられる。送受信側間でメッセージを極めて高速で送ることが不可欠である。用途によって、データレートは変動しうる。例えば、測定値や制御シグナリングの場合は低く、例えば仮想環境のように、動画を送る場合は中程度から高くまでなる場合がある。また用途によっては、信頼性も重要となる。早く情報を送る必要がある場合は、往々にして確実に届くことが重要である。
この種の通信が必要な典型的な分野として、タッチインターネット(tactile internet)が挙げられる。例えば、人間のオペレータがデバイスを制御して、操作を受けたデバイスとその環境から、視覚および触覚フィードバックの両方を受信するものである。したがって、オペレータは実際にその環境にいるかのように、デバイスが自身の腕や眼の延長であるかのように感じるのである。
トラフィックに関して、3GPPは「超リアルタイム(extreme realtime)通信」により、通信ネットワークの要件が極めて厳しくなると発表している。タッチインターネットは超リアルタイム用途の一例である。タッチインターネットの用途では、レイテンシが極めて低く、信頼性、安全性が極めて高いことが求められる。
以下が超リアルタイム通信の例として記載されている。
・ 完全没入型の、近接クラウド式仮想現実
・ 車両およびロボットの遠隔制御、ならびに飛行および駆動物体のリアルタイム制御
・ 遠隔健康管理、ヘルスモニタリング、診断、処置、手術
・ 教育(遠隔指導、遠隔授業、遠隔共同作業)
さらに、タッチインターネットにより、移動体通信ネットワークが人間の感覚および神経系の拡張となるとも述べられている。人間の感覚系として、即座の反応と感じられるには、レイテンシはミリ秒またはそれ以下であることが求められる。遠隔操作するツールからの力のフィードバックが遅すぎると、ツールの操作が困難となる。仮想または拡張現実ヘッドセットからの視覚フィードバックが遅すぎると、人間のオペレータはVR酔いを起こすかもしれない。
タッチインターネットのさらなる重要な要件として、信頼性が極めて高いことが求められる。人間のオペレータが周辺と相互作用するデバイスを操作する場合、常にデバイスを完全に制御下におけるということが極めて重要となる。また、安全性も重要である。第三者による接続の遮断、改変、乗っ取りの可能性を排除して、接続状態が切れることなく安全に保たれる必要がある。
さらに、次の各要件も考えられる。
・ システムが、モバイルデバイスおよび周辺インターネット内デバイス間で、一方向に1msの遅延を実現する。
・ システムが、無線レイヤ(1ms)で、一方向に超低遅延を実現する。
・ システムが、超高信頼性である。
・ システムが、遮断、改変、乗っ取りが極めて困難な接続を実現する。
・ システムが、ユーザデータ送信前に必要な遅延(例えば、安全性を目的としたものを含むシグナリングによる)を最小限にとどめる。
なお、これら要件の一部は、例えばイベントベースで通信が確立されるドローンのものである。
このような用途に応じて遅延を低減するためには、例えば、ユーザデータが送信できる前に必要な工数を最小限に抑えることが必要となる。
ロボット支援手術のような、関連する触覚フィードバックの利用例においては、画像誘導ロボットまたは「コボット」(協働ロボット(collaborative robot))が、次第に様々な処置に利用されてきている。さらに、近い将来、画像源から生成されたビデオに同期した、ロボットにより提供される情報(実際の位置、圧力フィードバック等)を、異なる様々なデバイスが共用することが求められるだろう。外科医がまるでロボットの支援を受けていないかのように操作するためには、外科医とロボットとの間の動き、視覚、触覚は完全に同期している必要がある。これは、現行の通信システムのレイテンシや同期能力では不可能である。
触覚フィードバックの使用状況では、通常、人間のユーザに対して通信トラフィックフロー(仮想現実オーディオ、ビデオ送信、視覚、触覚フィードバックを含む)が多くなる。このような通信トラフィックフローは、信頼性、レイテンシ、同期性について適切に調整された上で、エンドユーザデバイスに届けられる必要がある。ただし、視覚フィードバックと、背景の仮想現実ビデオ送信との乖離は、明確ではない場合がある。ただし、背景のビデオ送信よりも、視覚フィードバックの方がより早く、より高解像度(より高フレームレート、より確実な配信)であることが予期されうる。すなわち、レイテンシおよび信頼性に関する、視覚フィードバックデータのQoS要件が、背景画像送信よりも厳しくなることが予期される。さらに、触覚フィードバックエンドユーザシステムには多数の異なるマイクやカメラが備えられ、これがオーディオおよびビデオ送信について多くの異なるQoSフローにつながりうる。
上述のような触覚フィードバックの使用例における通信トラフィックフローの無線アクセスの実施について、3GPP NRに関連して考察する。ここで、人間のユーザは、カメラ、センサ、アクチュエータ等の1つ以上のエンドユーザデバイスに接続されたUEとして示す。この場合、UEに対する各通信トラフィックフローは、DLにおけるサービングNRネットワークのQoSフローにマッピングされてもよい。したがって、仮想現実オーディオとビデオ送信について、1つ以上のQoSフローが存在しうる。これを{q#1,…,q#N}として示す。また、視覚フィードバックおよび触覚フィードバックに対しても1つ以上のQoSフローがあってもよく、これを{b#1,…,b#M}として示す。q#は典型的には周期的または継続的相互作用リアルタイムデータを伴うeMBBとして特徴付けられる。一方、b#は、最終的な相互作用超リアルタイムデータを伴うURLLCとして特徴付けられる。なお、エンドユーザデバイスプラットフォームまたはシステムは、複数のUEからなってもよく、この場合、エンドユーザデバイスプラットフォームへの通信トラフィックフローを全UE間で調整する必要がありうる。
サービングRANまたはgNBに注目すると、NRはサービングgNBおよびUE間で確立され実施されているRBに対して、サービングgNBが1つ以上のQoSフローをマッピングすることを可能とする。ここでは、{q#1,…,q#N}が{RB#q1,…,RB#qK}にマッピングされ、{b#1,…,b#M}が{RB#b1,…,RB#bL}にマッピングされるものとする。RB#bi、1≦i≦LはRB#qj、1≦j≦Kと同じでも、異なっていてもよい。したがって、視覚または触覚フィードバックパケットは、仮想現実オーディオおよびビデオ送信の同じRBにマッピングされてもよく、されなくてもよい。
人間が関わる触覚フィードバック使用例に伴う課題として、eMBBのQoSフローおよびURLLCのQoSフロー、{q#1,…,q#N}および{b#1,…,b#M}との間で必要な関連性が正確に特定不能であることが挙げられる。すなわち、このような関連性は、関わる人間のユーザの動き、感情、経験、または知覚に依存する、比較的変動するものである。上述の外科医の例のように、外科医がまるでロボットの支援を受けていないかのように操作するためには、外科医とロボットとの間の動き、視覚、触覚は完全に同期している必要がある。これは、現行の通信システムのレイテンシや同期能力では不可能である。
例えば材料表面について、オペレータが同期したビデオフローとさらに触覚フィードバックが必要となるような工作機械等、その他使用例でも、同様な要件となりうる。対応付けられたQoSフロー間で必要なあらゆる調整を実現するための、最も簡潔で、確実な手段は、関連するURLLCのQoSフローで必要な、同一のQoSレベルにおける全ての関連するeMBBのQoSフローに対応することである。しかしこれは、無線リソース消費に関しては最悪の状況となり、サービングネットワークでは実現不能となりうる。
本発明の例示的実施形態によると、サービングRANにおいてオンザフライQoSフロー間の必要な調整を行うことをしやすくし、この調整を実現する効率的な方法が少なくとも提供される。
本発明の例示的実施形態を詳細に説明する前に、図1を参照して、本発明の例示的実施形態の実施に使用するのに適した各種電子デバイスの簡略ブロック図を説明する。
図1は、本発明の例示的実施形態を実施することができる、1つの考えられる非限定的な例示的システムのブロック図を示す。図1では、ユーザ機器(UE)10が無線ネットワーク1と無線通信する。UEは、無線デバイス、一般的には無線ネットワークにアクセスできるモバイルデバイスである。UE10は、1つ以上のバスを介して相互接続された、1つ以上のプロセッサDP10A、1つ以上のメモリMEM10B、および1つ以上のトランシーバTRANS10Dを備える。1つ以上のトランシーバTRANS10Dは、それぞれ受信機と送信機とを有する。1つ以上のバスは、アドレス、データ、または制御バスであり、マザーボードまたは集積回路上の一連のライン、光ファイバー、またはその他の光学通信機器等の任意の相互接続メカニズムを含んでもよい。1つ以上のトランシーバTRANS10Dは、それぞれgNB12への通信11およびNN13への通信18用の1つ以上のアンテナに接続される。1つ以上のメモリMEM10BはコンピュータプログラムコードPROG10Cを含む。UE10は、gNB12および/またはNN13と無線リンク111を介して通信する。
gNB12(NR/5GノードBまたはエボルブドNBでありうる)は、図1のNN13やUE10等のデバイスと通信するマスターまたはセカンダリのノード基地局等の基地局であってもよい(例えば、NRまたはLTE(ロングタームエボリューション)用)。gNB12は、UE10等の無線デバイスを無線ネットワーク1にアクセス可能にする。gNB12は、1つ以上のバスを介して相互接続された、1つ以上のプロセッサDP12A、1つ以上のメモリMEM12C、および1つ以上のトランシーバTRANS12Dを備える。例示的実施形態によると、これらのTRANS12Dは、本発明の例示的実施形態を実施するために使用されるX2および/またはXnインタフェースを含むことができる。1つ以上のトランシーバTRANS12Dはそれぞれ受信機および送信機を有する。1つ以上のトランシーバTRANS12Dは、少なくともリンク11を介したUE10との通信用の1つ以上のアンテナに接続される。1つ以上のメモリMEM12BおよびコンピュータプログラムコードPROG12Cは、1つ以上のプロセッサDP12Aにより、gNB12に本明細書に記載の1つ以上の動作を実行するように構成される。gNB12は、別のgNBまたはeNB、あるいはNN13等のデバイスと通信してもよい。さらに、リンク11および/または他のリンクは、有線、無線、またはその両方であってもよく、X2またはXnインタフェースを実現してもよい。さらに、リンク11は、図1のNCE14等のNCE/MME/SGWデバイス等(ただしこれらに限定されない)の他のネットワークデバイスを介したものであってもよい。
NN13は、AMFまたはSMF等のモビリティ機能デバイスを含むことができ、さらにNN13は、NR/5GノードB、または場合によってはエボルブドNBと、gNB12および/またはUE10等のデバイスおよび/または無線ネットワーク1と通信するマスターまたはセカンダリノード基地局(例えば、NRまたはLTE(ロングタームエボリューション))等の基地局を含んでもよい。NN13は、1つ以上のバスを介して相互接続された、1つ以上のプロセッサDP13A、1つ以上のメモリMEM13B、1つ以上のネットワークインタフェース、および1つ以上のトランシーバTRANS12Dを備える。例示的実施形態によると、NN13のこれらのネットワークインタフェースは、本発明の例示的実施形態を実施するために使用されるX2および/またはXnインタフェースを含むことができる。1つ以上のトランシーバTRANS13Dはそれぞれ、1つ以上のアンテナに接続された受信機と送信機を有する。1つ以上のメモリMEM13Bは、コンピュータプログラムコードPROG13Cを含む。例えば、1つ以上のメモリMEM13BとコンピュータプログラムコードPROG13Cは、1つ以上のプロセッサDP13Aにより、NN13に本明細書に記載の1つ以上の動作を実行させるように構成される。NN13は、別のモビリティ機能デバイスおよび/またはgNB12やUE10等のeNB、または他の任意のデバイスと、例えば、リンク11または別のリンクを利用して通信してもよい。当該リンクは有線、無線、またはその両方であってもよく、例えば、X2またはXnインタフェースを実現してもよい。さらに、前述のように、リンク11は、図1のNCE14等のNCE/MME/SGWデバイス等(ただしこれらに限定されない)の他のネットワークデバイスを介したものであってもよい。
図1のデバイスの1つ以上のバスは、アドレス、データ、または制御バスであり、マザーボードまたは集積回路上の一連のライン、光ファイバー、またはその他の光学通信機器、無線チャネル等の任意の相互接続メカニズムを含んでもよい。例えば、1つ以上のトランシーバTRANS12D、TRANS13Dおよび/またはTRANS10Dをリモートラジオヘッド(RRH)として実現し、gNBの他の要素はRRHと物理的に異なる場所に存在してもよい。この場合、1つ以上のバス157の一部は、gNB12の他の要素をRRHに接続する光ファイバーケーブルとして実現してもよい。
なお、図1には、図1に示すgNB12等のネットワークノードまたは基地局と、図1に示すNN13等のモビリティ管理デバイスを示すが、これらのデバイスは、LTEやNR等用のeノードB(eNB)を組み込んでも、またはこれらに組み込まれていてもよい。その場合でも、本発明の例示的実施形態を実行するように設定可能である。
また、本明細書における説明では、「セル」が機能を実行することを示しているが、セルを形成するgNBおよび/またはユーザ機器および/またはモビリティ管理機能デバイスが機能を実行することを明確に理解されたい。また、セルはgNBの一部を構成し、gNBごとに複数のセルが存在しうる。
無線ネットワーク1は、MME(モビリティ管理エンティティ)/SGW(サービングゲートウェイ)機能を含んでもよいネットワーク制御要素(NCE)14を備えてもよく、これにより電話回線および/またはデータ通信ネットワーク(例えば、インターネット)等の別のネットワークとの接続を実現するものである。gNB12およびNN13は、リンク13および/またはリンク14を介してNCE14に接続される。さらに、NN13によって実行される本発明の例示的実施形態による動作は、NCE14でも同様に実行されうることに留意されたい。
NCE14は、1つ以上のプロセッサDP14A、1つ以上のメモリMEM14B、および1つ以上のネットワークインタフェース(N/W I/F)を備え、これらはリンク13および/または14に接続された1つ以上のバスを介して相互接続される。例示的実施形態によれば、これらのネットワークインタフェースは、本発明の例示的実施形態を実行するために使用されるX2および/またはXnインタフェースを含んでもよい。1つ以上のメモリMEM14BはコンピュータプログラムコードPROG14Cを含む。1つ以上のメモリMEM14BおよびコンピュータプログラムコードPROG14Cは、1つ以上のプロセッサDP14Aにより、NCE14に本発明の例示的実施形態に従った動作に対応するために必要な1つ以上の動作を実行させるように構成される。
無線ネットワーク1は、ネットワーク仮想化を実現してもよい。これは、ハードウェアおよびソフトウェアネットワークリソースとネットワーク機能性を、単一のソフトウェアベース管理エンティティである仮想ネットワークに統合するプロセスである。ネットワーク仮想化は、多くの場合リソース仮想化と組み合わされるプラットフォーム仮想化を伴う。ネットワーク仮想化は、外部的(多くのネットワーク、またはネットワークの一部を仮想ユニットに統合)、または内部的(単一のシステム上のソフトウェアコンテナにネットワークのような機能を提供する)なものに分類される。ネットワーク仮想化で得られた仮想化されたエンティティは、ある程度、プロセッサDP10、DP12A、DP13A、および/またはDP14AおよびメモリMEM10B、MEM12B、MEM13B、および/またはMEM14B等のハードウェアを使用して実現されることに留意されたい。また、そのような仮想化されたエンティティも技術的な効果を生み出す。
コンピュータ可読メモリMEM12B、MEM13B、およびMEM14Bは、現場の技術環境に適した任意の種類であり、半導体ベースのメモリデバイス、フラッシュメモリ、磁気メモリデバイスおよびシステム、光学メモリデバイスおよびシステム、固定メモリと取外し可能なメモリ等の任意の適切なデータストレージ技術を使用して実現してもよい。コンピュータ可読メモリMEM12B、MEM13B、およびMEM14Bは、記憶機能を実現する手段であってもよい。プロセッサDP10、DP12A、DP13A、およびDP14Aは、現場の技術環境に適した任意の種類であり、1つ以上の汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor:DSP)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサを含んでもよいが、これらに限定されるものではない。プロセッサDP10、DP12A、DP13A、およびDP14Aは、UE10、gNB12、NN13、および本明細書で説明される他の機能を制御する等の機能を実行するための手段であってもよい。
概して、ユーザ機器10の各種実施形態は、無線通信機能を備えたスマートフォン、タブレット、携帯情報端末(PDA)等の携帯電話、無線通信機能を備えたポータブルコンピュータ、無線通信機能を備えたデジタルカメラ等の撮像装置、無線通信機能を備えたゲーミングデバイス、無線通信機能を備えた音楽記憶および再生機器、ワイヤレスインターネットアクセスとブラウジングを可能とするインターネット機器、無線通信機能を備えたタブレットや、これら機能の組合せを組み込んだポータブルユニットまたは端末を含みうるが、これに限定されない。
本発明の例示的実施形態には、触覚フィードバックエンドユーザプラットフォームのUE関連したQoSフロー間の必要な調整をサービングRANでオンザフライに行うことをやりやすくし、またこの調整を実現する改善された方法がある。この方法は、サービングRAN触覚フィードバックパケットが存在または到着するというイベントがあると、少なくとも1つの対応付けられたRBのQoSプロファイルおよび関連するQoS設定が一時的に変更されるという概念に基づく。
少なくとも1つの対応付けられたRBは、触覚フィードバックパケットまたはこれが属するQoSフローがマッピングされているRBと同じであっても、異なっていてもよい。この対応付けとマッピングは、触覚フィードバックパケットに応じて、オンザフライで動的に変動してもよい。少なくとも1つの対応付けられたRBのQoSプロファイルおよび関連するQoS設定への一時的な変更は、触覚フィードバックパケットが属するQoSフローのQoSプロファイルおよび関連するQoS設定に応じたもの、または基づくものである。一時的変更は、所定の時間間隔にわたって有効であり、それ以降は事前に設定されたQoSプロファイルの使用に戻る。触覚フィードバックフローのトラフィック特性によっては、QoS変更または更新も定期的に実行されてもよい。
少なくともこれらの理由により、本発明の例示的実施形態の動作は以下を含む。
・ URLLC(触覚フィードバックQoSフロー)の第1のQoSフローと、eMBB(ビデオ/オーディオ送信フロー)の少なくとも1つの第2のQoSフローとの対応付けについて、サービングRANを設定すること。この対応付けは、触覚フィードバックQoSフロー毎に、触覚フィードバックパケット毎に、またはその両方に設定されてもよい。
前記対応付けに結び付いたルールまたは機能についてサービングRANを設定すること。このルールまたは機能は、サービングRANに第1のQoSフローのデータパケットが到達したときに、第2のQoSフローがマッピングされるRB(対応付けられたRBと称する)に設定された少なくとも1つのQoSパラメータに対する一時的変更を導出するためルールまたは機能である
・ サービングRANに第1のQoSフローのデータパケットが到達したときに、サービングRANに、対応付けと、対応付けられたRBの少なくとも1つのQoSパラメータへの一時的変更を決定させ、対応付けられたRBのスケジューリングのためにこの一時的変更をオンザフライに適用させること
触覚フィードバックと、対応付けられた視覚フィードバックまたは仮想現実ビデオ・オーディオ送信との間の必要な同期が確保され、必要に応じてのみ提供される。これは、ネットワークリソースの無駄使い防止に寄与する。
URLLCおよびeMBBを例として、本発明の例示的実施形態に係る動作を導入する概念を説明した。この概念は、フロー同期の要件が厳しいあらゆる種類のサービスに適用可能であることは明らかである。
図2は、gNB装置等のサービング基地局装置に適用可能な本発明の例示的実施形態に係る一つの方法を示す。
図2のgNB205について示すように、ステップ210では、ネットワーク制御エンティティ(例えば、AMF/SMF)から、gNB205がURLLCの第1のQoSフロー(触覚フィードバックQoSフロー)と、eMBBの少なくとも1つの第2のQoSフロー(ビデオ/オーディオ送信フロー)との間の対応付けの標示を受信する。この対応付けは、QoSフロー毎に、第1のQoSフローの触覚フィードバックパケット毎に、またはその両方で準静的に設定されてもよい。
図2のステップ220に示すようにネットワーク制御エンティティ(例えば、AMF/SMF)から、ルールまたは機能の設定を受信する。このルールまたは機能は、第1のQoSフローのデータパケットがgNBに到着したときに、第2のQoSフローがマッピングされるRB(対応付けられたRBと称する)に設定された少なくとも1つのQoSパラメータに対する一時的変更を導出するために使用されるルールまたは機能である
図2のステップ230では、対応付けの更新の有無にかかわらず、ネットワークエンティティ(例えば、MECあり/なしのUPF)から第1のQoSフローのデータパケットを受信する。
図2のステップ240では、対応付けられたRBにマッピングされた第2のQoSフローのデータパケットの扱いにおいて、このRBに対する一時的変更を導出し、適用する。次に、図2のステップ250において、第1のQoSフローおよび第2のQoSフローのデータがUEに送信される。
本発明の例示的実施形態に係る動作の一部は少なくとも以下を含む。
・ 第1のQoSフローのデータパケットが、対応付けられたRBまたは異なるRBにマッピングされてもよい。
・ 対応付けられたRBの少なくとも1つのQoSパラメータに対する一時的変更は、第1のQoSフローに設定された対応するパラメータに設定され、第1のQoSフローのデータパケットがサービングRANに到着した時刻から開始する設定された時間間隔にわたって有効である。これは、対応付けに結び付いた設定ルールに指定されている。
・ 対応付けられたRBの少なくとも1つのQoSパラメータに対する一時的変更は、第1のQoSフローに設定された対応するパラメータに設定され、第1のQoSフローのデータパケットの前にサービングRANに到着した、サービングRANにバッファされた第2のQoSフローの全てのデータパケットについて有効である。これは、対応付けに結び付いた設定ルールに指定されている。
・ 少なくとも1つのQoSパラメータはレイテンシ要件に関するものである。これは、対応付けに結び付いた設定ルールに指定されている。
本発明の例示的実施形態に関して、この用途においては、現行の3GPP TS 37.324で定義されたgNBとUE内のSDAP層に同じメカニズムを適用可能である。
本発明の実施形態に係る、サービングRAN等に対する動作の例としては以下が挙げられる。
・ URLLCの第1のQoSフロー(触覚フィードバックQoSフロー)と、eMBBの少なくとも1つの第2のQoSフロー(ビデオ/オーディオ送信フロー)との対応付けをサービングRANに設定する。この対応付けは、触覚フィードバックQoSフロー毎に、触覚フィードバックパケット毎に、またはその両方に設定されてもよい。
前記対応付けに結び付いたルールまたは機能をサービングRAN(gNBにおけるSDAP層)に設定する。このルールまたは機能は、サービングRANに第1のQoSフローのデータパケットが到着したときに、第2のQoSフローのDRBマッピングに対する一時的QoSフローを導出するためのものである
・ gNBに第1のQoSフローのデータパケットが到着すると、サービングRAN(gNBにおけるSDAP層)に、前記対応付けと、第2のQoSフローのDRBマッピングに対する一時的変更QoSフローとを決定させ、DRBマッピングにこの一時的QoSフローを適用する。
さらに、本発明の例示的実施形態に係る、UE等に対する動作は少なくとも以下を含む。
・ URLLCの第1のQoSフロー(触覚フィードバックQoSフロー)と、eMBBの少なくとも1つの第2のQoSフロー(ビデオ/オーディオ送信フロー)との対応付けをサービングRANに設定する。この対応付けは、触覚フィードバックQoSフロー毎に、触覚フィードバックパケット毎に、またはその両方に設定されてもよい。
前記対応付けに結び付いたルールまたは機能をUEに設定する。このルールまたは機能は、UE(SDAP層)に第1のQoSフローのデータパケットが到着したときに、第2のQoSフローのDRBマッピングに対する一時的QoSフローを導出するためのものである
・ gNBに第1のQoSフローのデータパケットが到着すると、UE(SDAP層)に、前記対応付けと、第2のQoSフローのDRBマッピングに対する一時的変更QoSフローとを決定させ、DRBマッピングにこの一時的QoSフローを適用する。
本明細書に記載の本発明の例示的実施形態は、ネットワークスライスに適用できる。例えば以下のとおりである。
第1および第2のQoSフローは、異なるスライスに属する。
1つの特定のQoSフロー上のトラフィックは、スライスのQoSの変更をトリガする。トラフィックが第1QoSフローに到着すると、第2のQoSフローを持つスライスのQoSの変更をトリガする。
DRBマッピングに対するQoSフローのQoSパラメータの一時的変更は、タイマにより時間的に制限されてもよい。タイマは、変更が適用される(第1のQoSフローのパケット到着)と開始する。タイマが切れると、変更は通常に戻る。
図3は、本発明の例示的実施形態に係る方法を示す。図3において、本発明の一部の態様に係る一部のネットワークシグナリング手順を示す。
図3に示すように、触覚フィードバックUEプラットフォーム300、サービングgNB305、AMF/SMF管理機能デバイス310、およびユーザプレーン機能(UPF)315間で、シグナリングを実施する。図3のステップ317に示すように、触覚フィードバックUEプラットフォーム300、サービングgNB305、およびAMF/SMF310間で、触覚フィードバックユーザに供するためのQoSフローおよびRB設定を含む動作を実施する。ここで、QoSフロー#1はURLLCとしての触覚フィードバックであり、QoSフロー#2はeMBBとしてのビデオストリームである。図3のステップ319に示すように、QoSフロー#1と#2との対応付けの標示がAMF/SMF310からサービングgNB305へと通信される。図3のステップ320では、ステップ319の標示された対応付けに結び付いたルールまたは機能の設定がAMF/SMF310からサービングgNB305へと通信される。図3のステップ322に示すように、触覚フィードバックUEプラットフォーム300、サービングgNB305、およびUPF315間で、対応付けられたQoSフローについてのデータが送信される。図3のステップ325では、QoSフロー#2のパケット#1が、UPF315からサービングgNB305へと通信される。図3のステップ330では、QoSフロー#2のパケット#2が、UPF315からサービングgNB305へと通信される。図3のステップ335では、QoSフロー#2のパケット#1が、サービングgNB305から触覚フィードバックUEプラットフォーム300へと通信される。図3のステップ340では、QoSフロー#2のパケット#2が、サービングgNB305から触覚フィードバックUEプラットフォーム300へと通信される。図3のステップ347では、触覚コマンドが、触覚フィードバックUEプラットフォーム300からサービングgNB305へと通信される。図3のステップ350では、QoSフロー#2のパケット#i(iは整数)が、UPF315からサービングgNB305へと通信される。図3のステップ353では、ステップ347でサービングgNBによって受信された触覚コマンドが、サービングgNB305からUPF315へと通信される。ステップ355では、QoSフロー#1の触覚フィードバックパケットが、UPF315からサービングgNB305へと通信される。ステップ360では、QoSフロー#2のパケット#i+1が、UPF315からサービングgNB305へと通信される。図3のステップ365に示すように、この動作は、対応付けられたQoSフロー間の同期性を必要に応じて確保することを含む。図3のステップ370に示すように、サービングgNB305は、QoSフロー#1の触覚フィードバックパケットを受信すると、QoSフロー#2のパケット#iおよびパケット#i+1へのQoSフロー#2のQoS処理に対する一時的変更を導出し、適用する。図3のステップ375では、QoSフロー#2のパケット#i+2が、UPF315からサービングgNB305へと通信される。QoSフロー#2のQoS処理に対する導出された一時的変更は、QoSフロー#2のパケット#i+2には適用されない。さらに、サービングgNB305と触覚フィードバックUEプラットフォーム300との間の通信には、図3のステップ380でのQoSフロー#1の触覚フィードバックパケット、ステップ381でのQoSフロー#2のパケット#i、ステップ383でのQoSフロー#2のパケット#i+1、およびステップ385でのQoSフロー#2のパケット#i+2が含まれる。
触覚フィードバックQoSフローと1つ以上のビデオ/オーディオQoSフローとの対応付けは、QoSフローの設定に応じて準静的であってもよいし、またはある触覚フィードバックQoSフローのパケットに応じて動的であってもよいのは上述のとおりである。ビデオ/オーディオ送信に対して1つのQoSフローしかない場合、または触覚フィードバックQoSフローとあるビデオ/オーディオQoSフローとの対応付けが固定されている場合、準静的対応付けのみが必要となり、これが図3に示すようにCプレーン、AMF/SMFを介して前もって設定されてもよい。ビデオ/オーディオ送信に対して多数のQoSフローがあり、触覚フィードバックQoSフローの異なるパケットが全てのビデオ/オーディオQoSフローの事前に識別されたサブセットのうちの異なるビデオ/オーディオQoSフローに対応付けられうる場合、所与の触覚フィードバックパケットに応じた対応付けを動的にオンザフライで標示する必要がある。触覚フィードバックのURLLCの性質により、オンザフライでパケットに従う動的な対応付けの標示は、U−プレーンでの触覚フィードバックパケットの到着に伴い実現されるとよい。例えば、MECに接続されたUPFが、受信された触覚フィードバックパケットの動的な対応付けを決定し、それをサービングRANまたはgNBに示してもよい。その際にこの対応付けを、触覚フィードバックパケットの制御ヘッダや、触覚フィードバックパケットの既存のプロトコルヘッダーの任意の他の適切なフィールドにおいて、標示するようにしてもよい。この標示は、少なくとも対応付けられたQoSフロー(複数可)のIDを示すものである。触覚フィードバックパケットの対応付けられたQoSフローは、限られた数のビデオ/オーディオQoSフローの事前に識別されたサブセットのうちの1つであることに留意されたい。
したがって、個々の対応付けられたQoSフローの事前に設定された短いインデックスを個々の対応付けられたQoSフローの一意のIDとして使用して、プロトコルのオーバーヘッドを削減することができる。この点で、Cプレーンを介した事前に設定されたサブセットおよび対応付けられたQoSフローのインデックスの準静的設定の一部が、動的なオンザフライ動作に先駆けて適用されてもよい。
対応付けられたQoSフローまたはそのRBに適用されるQoS設定の一時的変更は基本的に触覚フィードバックパケットの到着時に、前記対応付けられたQoSフローまたはそのRBに属するデータパケットが、例えばどのくらい長く、又はどれだけ、URLLCの更新された処理を受けられるかを決定する。又は、前記対応付けられたQoSフローまたはそのRBに属するデータパケットのうちのどのデータパケットが、URLLCの更新された処理を受けられるかを特定する。一時的変更についての個別の実用的な例は上述したとおりである。さらに任意で、例えば、所与の触覚フィードバックパケットがgNBに到着した時刻を参照し、またはこれに関連して、事前に設定された時間オフセット(複数可)の一部またはウィンドウ内のサービングgNBに到着する対応付けられたQoSフローの全てのパケットを考慮してもよい。
図3は、DLデータパケットの場合のネットワーク動作の一例を示す。同様に、この概念はULにも適用可能である。ドリル等のマイニングツールにビデオカメラとセンサを設け、触覚フィードバックに対応させる場合を想定する。通常動作中、ビデオストリームは低QoSレベルで送信可能である。オペレータが触覚フィードバックを希望する場合、コマンドを使用して対応付けプロセスをトリガすることができる。
TS 23.501は、現在、個々のQoSフローに固有の以下のQoSパラメータを規定している。
・ 5QI、構成要素は以下のとおり。
・ リソースタイプ(GBR、遅延クリティカルGBRまたは非GBR)
・ 優先度レベル
・ パケット遅延許容量
・ パケットエラー率
・ 平均ウィンドウ(GBRおよび遅延クリティカルGBRリソースタイプについてのみ)
・ 最大データバースト量(遅延クリティカルGBRリソースタイプについてのみ)
・ ARP
・ GFBR(GBRフローのみ)
・ MFBR(GBRフローのみ)
・ 最大パケット損失率
・ ULおよびDL(GBRフローのみ)
上述のフローに固有のパラメータに加えて、以下も挙げられる。
・ UE−AMBR、UE固有の最大ビット率
・ セッションAMBR、PDUセッション固有の最大ビット率
例えば、パケット遅延許容量の点におけるeMBBフローへの一時的変更、すなわち一時的URLLCを基にした更新は、平均ウィンドウ、最大データバースト量、MFBR、最大パケット損失率等のその他のQoSパラメータの一時的更新と結び付けられる必要がある場合がある。
図4は、本発明の例示的実施形態に係る基地局等のネットワークデバイスのための無線ベアラフローマッピング変更についてのサービス品質フロー用のメッセージフローを示す。図4において、gNBのDRBマッピング変更に対するQoSフロー用のメッセージフローが示される。図4はさらに、(例えば、図4のステップ475)DRBマッピングに対する一時的QoS変更/QoSフローに用いられるタイマの実施の例を示している。
図4のステップ420に示すように、触覚フィードバックユーザに供するためのQoSフローおよびDRB設定は、#1がURLLCとしての触覚フィードバックであり、#2がeMBBとしてのビデオストリームである(DRB1)。スループットおよび/または遅延レイテンシが改善したDRB2が設定される。図4のステップ425では、QoSフロー#1と#2との対応付けの標示が、AMF/SMF410からサービングgNB405へと通信される。図4のステップ435では、ステップ425で標示された対応付けに結び付いたルールまたは機能の設定が、AMF/SMF410からサービングgNB405へと通信される。図4のステップ440では、対応付けられたQoSフローについてのデータが送信される。図4のステップ445では、QoSフロー#2のパケット#1が、UPF415からサービングgNB405へと通信される。ステップ450では、QoSフロー#2のパケット#2が、UPF415からサービングgNB405へと通信される。図4のステップ455ではQoSフロー#2のパケット#1が、DRB1で、サービングgNB405から触覚フィードバックUEプラットフォーム400へと通信される。図4のステップ460では、触覚コマンドQoSフロー#1が、触覚フィードバックUEプラットフォーム400からサービングgNB405へと通信される。図4のステップ470では、QoSフロー#2のパケット#1が、サービングgNB405から触覚フィードバックUEプラットフォーム400へと通信される。図4のステップ475に示すように、QoSフロー#1の触覚フィードバックパケットの開始時に、QoSフロー#1の終了タイマが始動される。図4のステップ480に示すように、終了タイマの終点において、一時的QoSの適用が停止される。図4のステップ485ではQoSフロー#2のパケット#1が、サービングgNB405から触覚フィードバックUEプラットフォーム400へと、DRB1で通信される。
図5は、本発明の例示的実施形態に係るユーザ機器等のネットワークデバイスのための無線ベアラフローマッピング変更についてのサービス品質フロー用のメッセージフローを示す。図5において、UE等のネットワークデバイスのDRBマッピング変更に対するQoSフロー用のメッセージフローが示される。図5はさらに、(例えば、図5のステップ575)DRBマッピングに対する一時的QoS変更/QoSフローに用いられるタイマの実施の例を示している。
図5のステップ520に示すように、触覚フィードバックユーザに供するためのQoSフローおよびDRB設定は、#1がURLLCとしての触覚フィードバックであり、#2がeMBBとしてのビデオストリームである(DRB1)。スループットおよび/または遅延レイテンシが改善したDRB2が設定される。図5のステップ525に示すように、QoSフロー#1と#2との対応付けの標示がAMF/SMF510からサービングgNB505へと通信される。図5のステップ535では、ステップ525で標示された対応付けに結び付いたルールまたは機能の設定が、AMF/SMF510からサービングgNB505へと通信される。図5のステップ540では、対応付けられたQoSフローについてのデータが送信される。図5のステップ545では、QoSフロー#2のパケット#1が、ビデオソース500からUE503へと通信される。ステップ550では、QoSフロー#2のパケット#1が、UE503からサービングgNB505へと通信される。図5のステップ555では、触覚コマンドQoSフロー#1が、サービングgNB505からUE503へと通信される。図5のステップ560に示すように、UE503は、QoSフロー#1の触覚フィードバックパケットを受信すると、QoSフロー#2のQoS処理に対する一時的変更を導出し、適用する(QoSフロー#2はDRB2にマッピングされる)。図5のステップ565では、QoSフロー#2のパケット#1が、ビデオソース500からUE503へと通信される。図5のステップ570ではQoSフロー#2のパケット#1が、図5のUE503からサービングgNB505へと通信される。さらに、図5のステップ575に示すように、QoSフロー#1の触覚フィードバックパケットの開始時に、QoSフロー#1の終了タイマが始動される。図5のステップ580では、終了タイマの終点において、一時的QoSの適用が停止される。図5のステップ585では、QoSフロー#2のパケット#1が図5のビデオソース500からUE503へと通信される。さらに図5のステップ590ではQoSフロー#2のパケット#1が、DRB1で、図5のサービングgNB505からUE503へと通信される。
本明細書の少なくとも図2、図3、図4、図5において、ステップの番号は限定的なものではない。図2、図3、図4、図5のそれぞれにおいて、本発明の例示的実施形態に係る動作を実行するためのステップの順序は、番号によって識別されるステップの順序とは異なっていてもよく、それでも本明細書に記載のとおり動作可能である。
図6Aは、非限定的な例として、図1に示すようにUE10、gNB12、および/またはNN13と対応付けられたデバイス等のデバイスによって実行されうる動作を示す。ステップ610に示すとおり、通信ネットワーク(図1に示すネットワーク1)におけるネットワークデバイス(図1に示すUE10および/またはgNB12)による通信の第1のデータフローの第2のデータフローへの対応付けを決定する。ステップ620では、前記決定に基づいて、前記通信の前記第2のデータフロー用に設定されたサービス品質パラメータの少なくとも1つのパラメータへの一時的変更を導出するべく、前記第1のデータフローのデータパケットの到着時に用いるための機能を設定する(図1に示すTRANS13D、MEM13B、PROG13C、およびDP13A)。次に図6Aのステップ630では、前記通信ネットワーク(図1に示すネットワーク1)の前記ネットワークデバイス(図1に示すUE10および/またはgNB12)に対して、前記決定された対応付けおよび前記通信において前記ネットワークデバイスによって用いられる前記設定された機能の標示を送信する(図1に示すTRANS13D、MEM13B、PROG13C、およびDP13A)。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記第1のデータフローは高優先度サービス品質パラメータを含み、前記第2のデータフローは前記第1のデータフローの前記サービス品質パラメータよりも低い優先度のサービス品質パラメータを含む。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記第1のデータフローは高信頼低レイテンシ通信サービス品質データフローを含み、前記第2のデータフローは高速大容量モバイルブロードバンド通信サービス品質データフローまたはサービス品質の異なる別の高信頼低レイテンシ通信サービス品質データフローの一方を含む。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記高信頼低レイテンシ通信サービス品質データフローは、触覚フィードバックフローを含み、前記高速大容量モバイルブロードバンド通信サービス品質データフローは、ビデオまたはオーディオ送信フローの少なくとも一方を含む。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記対応付けは、前記通信に対応付けられたあるデータフローまたはあるデータフローのパケットの少なくとも一方に応じて設定される。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記第1のデータフローの前記第2のデータフローへの前記対応付けは、サービス品質フローの設定に応じて準静的であってもよいし、またはある触覚フィードバックサービス品質フローのパケットに応じて動的であってもよい。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記第2のデータフロー用に設定されたサービス品質パラメータの前記少なくとも1つのパラメータは、前記通信の前記第2のデータフローにマッピングされた少なくとも1つの無線ベアラ用のサービス品質パラメータを含む。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記サービス品質パラメータへの前記一時的変更を導出する前記機能は、前記ネットワークデバイスにおける前記第1のデータフローのあるデータパケットの到着時の時刻に開始する所定の時間間隔内に用いられるように設定される。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記一時的変更は、前記第2のデータフローの全てのデータパケットについて有効である。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記機能は、タイマに対応付けられた時間内にのみ用いられる。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記少なくとも1つのパラメータへの前記一時的変更は、前記少なくとも1つのパラメータへのレイテンシ要件変更を含む。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記第1のデータフローおよび前記第2のデータフローは、前記通信ネットワークの異なるネットワークスライスに属する。
非一時的コンピュータ可読媒体(図1に示すMEM13B)はプログラムコード(図1に示すPROG13C)を記憶し、当該プログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサ(図1に示すDP13A)によって実行されると、上記段落に少なくとも記載の動作を実施する。
上述の本発明の例示的実施形態によると、装置は、通信ネットワーク(図1に示すネットワーク1)におけるネットワークデバイス(図1に示すUE10および/またはgNB12)による通信の第1のデータフローの第2のデータフローへの対応付けを決定する手段(図1に示すTRANS13D、MEM13B、PROG13C、およびDP13A)を備える。前記決定に基づいて、前記通信の前記第2のデータフロー用に設定されたサービス品質パラメータの少なくとも1つのパラメータへの一時的変更を導出するべく、前記第1のデータフローのデータパケットの到着時に用いるための機能を設定する手段(図1に示すTRANS13D、MEM13B、PROG13C、およびDP13A)を備える。さらに、前記通信ネットワーク(図1に示すネットワーク1)の前記ネットワークデバイス(図1に示すUE10および/またはgNB12)に対して、前記決定された対応付けおよび前記通信において前記ネットワークデバイス(図1に示すUE10および/またはgNB12)によって用いられる前記設定された機能の標示を送信する手段(図1に示すTRANS13D、MEM13B、PROG13C、およびDP13A)を備える。
上記段落による本発明の例示的態様では、少なくとも前記決定する手段、設定する手段、送信する手段は、トランシーバ[TRANS13D]、少なくとも1つのプロセッサ[DP13A]によって実行可能なコンピュータプログラム[PROG13C]で符号化された非一時的コンピュータ可読媒体[MEM13B]を含む。
図6Bは、非限定的な例として、デバイス(例えば、図1に示すgNB12および/またはUE10)等のデバイスによって実行されうる動作を示す。図6Bのステップ650に示すとおり、通信ネットワークの通信の第1のデータフローの第2のデータフローへの対応付けを決定する。図6Bのステップ660に示すとおり、前記通信の前記第2のデータフロー用に設定されたサービス品質パラメータの少なくとも1つのパラメータへの一時的変更を導出することを、前記第1のデータフローのデータパケットの到着時に用いるための対応付けられた機能に基づいて決定する。次に図6Bのステップ670では、前記通信の前記第2のデータフローにマッピングされた少なくとも1つのリソースブロックの前記少なくとも1つのパラメータへの前記一時的変更を実施して、少なくとも前記通信のレイテンシを減らすべく、前記決定に基づいて前記機能を適用する。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記第1のデータフローは高優先度サービス品質パラメータを含み、前記第2のデータフローは前記第1のデータフローの前記サービス品質パラメータよりも低い優先度のサービス品質パラメータを含む。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記第1のデータフローは高信頼低レイテンシ通信サービス品質データフローを含み、前記第2のデータフローは高速大容量モバイルブロードバンド通信サービス品質データフローまたはサービス品質の異なる別の高信頼低レイテンシ通信サービス品質データフローの一方を含む。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記高信頼低レイテンシ通信サービス品質データフローは、触覚フィードバックフローを含み、前記高速大容量モバイルブロードバンド通信サービス品質データフローは、ビデオまたはオーディオ送信フローの少なくとも一方を含む。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記対応付けは、前記通信に対応付けられたあるデータフローまたはあるデータフローのパケットの少なくとも一方に応じて設定される。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記第1のデータフローの前記第2のデータフローへの前記対応付けは、サービス品質フローの設定に応じて準静的であってもよいし、またはある触覚フィードバックサービス品質フローのパケットに応じて動的であってもよい。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記第2のデータフロー用に設定されたサービス品質パラメータの前記少なくとも1つのパラメータは、前記通信の前記第2のデータフローにマッピングされた少なくとも1つの無線ベアラ用のサービス品質パラメータを含む。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記サービス品質パラメータへの前記一時的変更を導出する前記機能は、前記ネットワークデバイスにおける前記第1のデータフローのあるデータパケットの到着時の時刻に開始する所定の時間間隔内に用いられるように設定される。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記一時的変更は、前記第2のデータフローの全てのデータパケットについて有効である。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記機能は、タイマに対応付けられた時間内にのみ用いられる。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記少なくとも1つのパラメータへの前記一時的変更は、前記少なくとも1つのパラメータへのレイテンシ要件変更を含む。
上記段落に記載の本発明の例示的態様によると、前記第1のデータフローおよび前記第2のデータフローは、前記通信ネットワークの異なるネットワークスライスに属する。
非一時的コンピュータ可読媒体(図1に示すMEM12Bおよび/またはMEM10B)はプログラムコード(図1に示すPROG12Cおよび/またはPROG10C)を記憶し、当該プログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサ(図1に示すDP12Aおよび/またはDP10A)によって実行されると、上記段落に少なくとも記載の動作を実施する。
上述の本発明の例示的実施形態によると、装置は、通信ネットワーク(図1に示すネットワーク1)の通信の第1のデータフローの第2のデータフローへの対応付けを決定する手段(図1に示すTRANS12Dおよび/またはTRANS10D、MEM12Bおよび/またはMEM10B、PROG12Cおよび/または10C、DP12Aおよび/または10A)を備える。前記通信の前記第2のデータフロー用に設定されたサービス品質パラメータの少なくとも1つのパラメータへの一時的変更を導出するべく(図1に示すTRANS12Dおよび/またはTRANS10D、MEM12Bおよび/またはMEM10B、PROG12Cおよび/または10C、DP12Aおよび/または10A)、前記第1のデータフローのデータパケットの到着時に用いるための対応付けられた機能に基づいて決定する手段(図1に示すTRANS12Dおよび/またはTRANS10D、MEM12Bおよび/またはMEM10B、PROG12Cおよび/または10C、DP12Aおよび/または10A)を備える。さらに、前記通信の前記第2のデータフローにマッピングされた少なくとも1つのリソースブロックの前記少なくとも1つのパラメータへの前記一時的変更を実施して、少なくとも前記通信のレイテンシを減らすべく、前記決定に基づいて前記機能を適用する手段(図1に示すTRANS12Dおよび/またはTRANS10D、MEM12Bおよび/またはMEM10B、PROG12Cおよび/または10C、DP12Aおよび/または10A)を備える。
上記段落による本発明の例示的態様では、少なくとも前記決定する手段および送信する手段は、トランシーバ[図1に示すTRANS12Dおよび/またはTRANS10D]、少なくとも1つのプロセッサ[図1に示すDP12Aおよび/またはDP10A]によって実行可能なコンピュータプログラム[図1に示すPROG12Cおよび/またはPROG10C]で符号化された非一時的コンピュータ可読媒体[図1に示すMEM12Bおよび/またはMEM10B]を含む。
一般に、様々な実施形態が、ハードウェアまたは特定用途向け回路、ソフトウェア、ロジック、またはそれらのいずれかの組合せで実装されてもよい。例えば、一部の態様がハードウェアで、他の態様がコントローラ、マイクロプロセッサ等のコンピュータデバイスによって実行されうるファームウェアまたはソフトウェアで実装されてもよいが、本発明はこれらに限定されるものではない。本発明の各種態様は、ブロック図、フローチャート、または他の図的表現を用いて図示、記述されてもよい。本明細書に記載のこれらのブロック、装置、システム、技術、または方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、特定用途向け回路やロジック、汎用ハードウェアやコントローラ、その他のコンピュータデバイス、またはこれらのいずれかの組合せで実装されてもよいと理解されるべきである。
本発明の実施形態は、集積回路モジュール等の各種構成要素で実施されてもよい。集積回路の設計の多くは高度に自動化されたプロセスである。論理レベルの設計を、半導体基板上にエッチング、形成するための半導体回路設計に変換する複雑で強力なソフトウェアツールが利用可能である。
本明細書に使用される「例示的」という用語は、「一例となる、実例、例示」を意味してもよい。本明細書に「例示的」であると記載されたいずれの実施形態も、その他の実施形態に対して好適である、または有利であると認められるものでは必ずしもない。「詳細な説明」に記載された全ての実施形態は、当業者が本発明を製造、使用できるように提供された例示的実施形態であり、請求項に定義された本発明の範囲を限定するものではない。
前述の説明は、例示的で非限定的な例によって、本発明を実施するために発明者らによって目下のところ検討された最良の方法および装置を十分かつ詳細に記述している。しかし、こうした前述の説明を、添付する図面および特許請求の範囲と併せて読むと、種々の変更および適応が可能であることは、当該技術分野の当業者には明らかであろう。さらに、本発明が教示するこうした事項の全ておよび同様の変形は、本発明の範囲内にある。
なお、「接続された」、「結合された」、またはそれらのいかなる変形も、2つ以上の要素の直接的または間接的な任意の接続または結合を表し、「接続された」または「結合された」2つの要素間に1つ以上の中間要素が存在する場合を含んでもよいことに留意されたい。これらの要素間の結合または接続は、物理的、論理的、またはそれらの組合せであることができる。本明細書において採用したように、2つの要素は、非限定的かつ非網羅的ないくつかの例として、1つ以上のワイヤ、ケーブル、および/またはプリント電気接続部を用いて、または、無線周波数領域、マイクロ波領域、および光学(可視および不可視の両方)領域の波長を有するもの等の電磁エネルギーを用いて「接続された」または「結合された」とみなしてもよい。
また、本発明の好ましい実施形態の特徴の一部は、他の特徴を用いることなく有利に用いることができるであろう。したがって、前述の記述は単に本発明の原理を説明するのみであり、それを限定するものではないとみなすべきである。

Claims (17)

  1. ネットワーク制御エンティティによって実行される方法であって、
    通信ネットワークにおける通信の第1のデータフローの第2のデータフローへの対応付けを決定することと、
    前記決定に基づいて、前記通信の前記第2のデータフロー用に設定されたサービス品質パラメータの少なくとも1つのパラメータへの一時的変更を適用するためのルールであって、前記第1のデータフローのデータパケットの到着時に用いるためのルールを設定することと、
    前記通信ネットワークの基地局に対して、前記決定された対応付けおよび前記通信において前記基地局によって用いられる前記設定されたルールの標示を送信することと、
    を含み、
    前記第1のデータフローは高優先度サービス品質パラメータを含み、前記第2のデータフローは前記第1のデータフローの前記サービス品質パラメータよりも低い優先度のサービス品質パラメータを含み、
    前記少なくとも1つのパラメータへの前記一時的変更は、前記少なくとも1つのパラメータへのレイテンシ要件変更を含む、
    方法。
  2. 通信ネットワークの無線要素で実行される方法であって、
    通信の第2のデータフロー用に設定されたサービス品質パラメータの少なくとも1つのパラメータへの一時的変更を適用するためのルールであって、第1のデータフローのデータパケットの到着時に用いるためのルールを受信すること、ここで前記ルールは、前記第1のデータフローの前記第2のデータフローへの対応付けに基づいて設定されたルールである、前記受信することと、
    前記ルールを受信した後に、前記第1のデータフローのデータパケットを受信することに応じて、前記第2のデータフローを、デフォルトのデータ無線ベアラから、レイテンシの少ないデータ無線ベアラに一時的にマッピングすることと、
    を含み、
    前記第1のデータフローは高優先度サービス品質パラメータを含み、前記第2のデータフローは前記第1のデータフローの前記サービス品質パラメータよりも低い優先度のサービス品質パラメータを含み、
    前記少なくとも1つのパラメータへの前記一時的変更は、前記少なくとも1つのパラメータへのレイテンシ要件変更を含む、
    方法。
  3. 前記第1のデータフローは高信頼低レイテンシ通信サービス品質データフローを含み、前記第2のデータフローは高速大容量モバイルブロードバンド通信サービス品質データフローまたはサービス品質の異なる別の高信頼低レイテンシ通信サービス品質データフローの一方を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記高信頼低レイテンシ通信サービス品質データフローは、触覚フィードバックフローを含み、前記高速大容量モバイルブロードバンド通信サービス品質データフローは、ビデオまたはオーディオ送信フローの少なくとも一方を含む、請求項に記載の方法。
  5. 前記第1のデータフローは触覚データに関連し、前記第2のデータフローはイメージ及び/又は音声データに関連し、
    前記対応付けは、前記第1のデータフローと前記第2のデータフローとが、必要に応じて同期して送信されることに関する、請求項1又は2に記載の方法。
  6. 前記第1のデータフローの前記第2のデータフローへの前記対応付けは、サービス品質フローの設定に応じて準静的であってもよく、またはある触覚フィードバックサービス品質フローのパケットに応じて動的であってもよい、請求項1又は2に記載の方法。
  7. 前記第2のデータフロー用に設定されたサービス品質パラメータの前記少なくとも1つのパラメータは、前記通信の前記第2のデータフローにマッピングされた少なくとも1つの無線ベアラ用のサービス品質パラメータを含む、請求項1または2に記載の方法。
  8. 前記サービス品質パラメータへの前記一時的変更を導出する前記ルールは、前記第1のデータフローのあるデータパケットの到着時の時刻に開始する所定の時間間隔内に用いられるように設定される、請求項1または2に記載の方法。
  9. 前記一時的変更は、前記第2のデータフローの全てのデータパケットについて有効である、請求項に記載の方法。
  10. 前記ルールは、タイマに対応付けられた時間内にのみ用いられる、請求項に記載の方法。
  11. 前記第1のデータフローおよび前記第2のデータフローは、前記通信ネットワークの異なるネットワークスライスに属する、請求項1または2に記載の方法。
  12. 処理手段と、メモリ手段と、を備える装置であって、前記メモリ手段は、前記処理手段で実行されると、前記装置に請求項1から11のいずれかに記載の方法を実施させるように構成されたプログラム命令を記憶する、装置。
  13. 装置の処理手段で実行されると、前記装置に請求項1から11のいずれかに記載の方法を実施させるように構成されたプログラム命令を含む、コンピュータプログラム。
  14. 通信ネットワークにおける基地局による通信の第1のデータフローの第2のデータフローへの対応付けを決定する手段と、
    前記決定に基づいて、前記通信の前記第2のデータフロー用に設定されたサービス品質パラメータの少なくとも1つのパラメータへの一時的変更を適用するためのルールであって、前記第1のデータフローのデータパケットの到着時に用いるためのルールを設定する手段と、
    前記基地局に対して、前記決定された対応付けおよび前記通信において前記基地局によって用いられる前記設定されたルールの標示を送信する手段と、
    を備え
    前記第1のデータフローは高優先度サービス品質パラメータを含み、前記第2のデータフローは前記第1のデータフローの前記サービス品質パラメータよりも低い優先度のサービス品質パラメータを含み、
    前記少なくとも1つのパラメータへの前記一時的変更は、前記少なくとも1つのパラメータへのレイテンシ要件変更を含む、
    装置。
  15. 通信の第2のデータフロー用に設定されたサービス品質パラメータの少なくとも1つのパラメータへの一時的変更を適用するためのルールであって、第1のデータフローのデータパケットの到着時に用いるための対応付けられたルールを受信する手段と、
    前記ルールを受信した後に、前記第1のデータフローのデータパケットを受信することに応じて、前記第2のデータフローを、デフォルトのデータ無線ベアラから、レイテンシの少ないデータ無線ベアラに一時的にマッピングする手段と、
    を備え、
    ここで前記ルールは、前記第1のデータフローの前記第2のデータフローへの対応付けに基づいて設定されたルールであり、
    前記第1のデータフローは高優先度サービス品質パラメータを含み、前記第2のデータフローは前記第1のデータフローの前記サービス品質パラメータよりも低い優先度のサービス品質パラメータを含み、
    前記少なくとも1つのパラメータへの前記一時的変更は、前記少なくとも1つのパラメータへのレイテンシ要件変更を含む、
    装置。
  16. 通信ネットワークの無線要素であって、
    第1のデータフローで触覚データを、第1のデータフローとは異なる品質パラメータでデータを送信しうる第2のデータフローでイメージ及び/又は音声データを処理するように構成され、
    前記通信ネットワークの上位エンティティから、前記第1のデータフローと前記第2のデータフローとの対応付けの標示と、前記対応付けに結び付いたルールであって品質パラメータに関するルールとを受信する手段を有し、
    前記ルールを受信した後に、前記第1のデータフローで触覚フィードバックパケットを受信することに応じて、前記第2のデータフローに適用する品質パラメータを、レイテンシが小さくなるように一時的に変更するように構成される、
    無線要素。
  17. 通信ネットワークの無線要素が実行する方法であって、
    第1のデータフローで触覚データを、第1のデータフローとは異なる品質パラメータでデータを送信しうる第2のデータフローでイメージ及び/又は音声データを処理することと;
    前記通信ネットワークの上位エンティティから、前記第1のデータフローと前記第2のデータフローとの対応付けの標示と、前記対応付けに結び付いたルールであって品質パラメータに関するルールとを受信することと;
    前記ルールを受信した後に、前記第1のデータフローで触覚フィードバックパケットを受信することに応じて、前記第2のデータフローに適用する品質パラメータを、レイテンシが小さくなるように一時的に変更することと;
    を含む、方法。
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