JP6980828B2 - Handles for transport trolleys and transport trolleys - Google Patents
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本発明は、運搬台車に着脱自在に装着される運搬台車用取っ手及びそれを備える運搬台車に関する。 The present invention relates to a handle for a transport trolley that is detachably attached to the transport trolley and a transport trolley including the handle.
例えば、特許文献1に示すように、取っ手が着脱自在に装着される運搬台車が知られている。取っ手の下端部には、水平方向に突出する連結部が一体形成されている。また、運搬台車には、取っ手の連結部が嵌め込まれる連結受具と、連結部が連結受具に嵌め込まれた際に両者の連結を拘束するストッパ機構とが設けられている。取っ手の連結部を運搬台車の連結受具に水平方向に押し込むことで、取っ手が運搬台車に装着される。一方、ストッパ機構の拘束力を超える力を加えて、取っ手の連結部を運搬台車の連結受具から水平方向に引き抜くことで、取っ手が運搬台車から取り外される。 For example, as shown in Patent Document 1, a transport trolley to which a handle is detachably attached is known. At the lower end of the handle, a connecting portion that protrudes in the horizontal direction is integrally formed. Further, the transport trolley is provided with a connecting receiver into which the connecting portion of the handle is fitted and a stopper mechanism for restraining the connection between the two when the connecting portion is fitted into the connecting receiver. The handle is attached to the transport trolley by pushing the connecting portion of the handle horizontally into the connecting receiver of the transport trolley. On the other hand, the handle is removed from the transport trolley by applying a force exceeding the binding force of the stopper mechanism and pulling out the connecting portion of the handle horizontally from the connecting receiver of the transport trolley.
上記の取っ手は、連結受具やストッパ機構が設けられた運搬台車でなければ着脱することができないため汎用性に欠ける。また、運搬台車に対して、連結受具等のような、物品の運搬には直接関係しない構成、換言すると、取っ手を着脱自在とするためだけの特別な構成を設ける必要がある。この場合、運搬台車の製造工程が煩雑になったり、製造コストが嵩んだりする懸念がある。 The above-mentioned handle lacks versatility because it can be attached and detached only by a transport trolley provided with a connecting receiver and a stopper mechanism. In addition, it is necessary to provide the transport trolley with a configuration that is not directly related to the transport of goods, such as a connecting receiver, in other words, a special configuration that only allows the handle to be attached and detached. In this case, there is a concern that the manufacturing process of the transport trolley becomes complicated and the manufacturing cost increases.
本発明は、運搬台車に特別な構成を設けることなく着脱可能な運搬台車用取っ手及びそれを備える運搬台車を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a handle for a transport trolley that can be attached and detached without providing a special configuration to the transport trolley, and a transport trolley provided with the handle.
本発明の一態様は、物品を積載可能な床面部と前記床面部から立ち上がる壁部とが設けられた運搬台車を走行面に沿って移動させるために用いられる運搬台車用取っ手であって、人手によって把持可能な把持部と、前記壁部の厚さ方向に間隔を置いて配置される第1支持部及び第2支持部と、を備え、前記第1支持部と前記第2支持部との間に前記壁部を抜き取り可能に挿入することで、前記壁部に着脱自在に装着される。 One aspect of the present invention is a handle for a transport trolley used for moving a transport trolley provided with a floor surface portion on which articles can be loaded and a wall portion rising from the floor surface portion along a traveling surface. The first support portion and the second support portion are provided with a grip portion that can be gripped by the first support portion and a first support portion and a second support portion that are arranged at intervals in the thickness direction of the wall portion. By inserting the wall portion in between so that it can be pulled out, it can be detachably attached to the wall portion.
本発明の別の一態様は、上記の運搬台車用取っ手を備える運搬台車である。 Another aspect of the present invention is a transport trolley provided with the handle for the transport trolley described above.
この運搬台車用取っ手は、第1支持部及び第2支持部の間に、運搬台車の壁部を抜き取り可能に挿入する簡単な構成によって、運搬台車に着脱自在に装着することができる。従って、床面部から立ち上がる壁部を有する運搬台車であれば、運搬台車用取っ手を着脱するための特別な構成を別途に設けることなく、運搬台車用取っ手を容易に着脱することができる。 The handle for the transport trolley can be detachably attached to the transport trolley by a simple configuration in which the wall portion of the transport trolley is detachably inserted between the first support portion and the second support portion. Therefore, in the case of a transport trolley having a wall portion that rises from the floor surface portion, the handle for the transport trolley can be easily attached / detached without separately providing a special configuration for attaching / detaching the handle for the transport trolley.
本発明に係る運搬台車用取っ手及び運搬台車について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の図において、同一又は同様の機能及び効果を奏する構成要素に対しては同一の参照符号を付し、繰り返しの説明を省略する場合がある。 A suitable embodiment of the handle for the transport trolley and the transport trolley according to the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. In the following figures, components having the same or similar functions and effects may be designated by the same reference numerals, and repeated description may be omitted.
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る運搬台車用取っ手10は、運搬台車12に対して着脱自在に装着される。運搬台車12は、不図示の物品を積載可能な床面部14と、床面部14から立ち上がる壁部16とを有する。本実施形態では、床面部14は、平面視で長方形状に形成されている。また、壁部16は、床面部14の外周を取り囲んで配置されている。このため、壁部16は、床面部14とともに、上面が開口した筐体形状を形成する。つまり、運搬台車12では、平面視における床面部14の4辺に沿ってそれぞれ延在する4つの壁部16が四角筒状に配置されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
なお、床面部14の平面視の形状は、長方形状に限定されるものではない。床面部14の平面視の形状の他の一例としては、正方形状や、他の多角形状や、これらの角丸形状等が挙げられる。また、壁部16と床面部14とは同じ部材から一体に形成されてもよいし、互いに別部材から形成された後に一体化されてもよい。
The shape of the
本実施形態では、壁部16は、金網から形成される。これによって、例えば、壁部16の強度を維持しつつ、運搬台車12の軽量化を図ったり、床面部14に積載された物品の視認性を高めたりすることが可能になる。しかしながら、壁部16は編み目を有さない板状であってもよい。また、壁部16は、金属以外の材料から形成されていてもよいし、複数の材料から形成されていてもよい。
In this embodiment, the
また、床面部14の下部には、車輪18が設けられている。運搬台車12は、車輪18が回転することにより、走行面に沿った円滑な移動が可能となる。車輪18は、例えば、床面部14の下部に直接取り付けられてもよいし、不図示ではあるが、床面部14が載置されて固定された支持台等の下部に取り付けられてもよい。なお、運搬台車12は、車輪18以外の構成によって走行面上を移動可能であってもよい。例えば、運搬台車12は、車輪18を備えず、走行面上を滑ることで移動してもよい。また、運搬台車12は、何れも不図示ではあるが、例えば、走行面上に設けられたレールやコロ等によって、該走行面上を移動可能であってもよい。
Further, a
運搬台車用取っ手10は、運搬台車12を走行面に沿って移動させる際に人手によって把持可能な把持部20と、把持部20と一体に設けられた第1支持部22及び第2支持部24とを備える。第1支持部22と第2支持部24とは、運搬台車12の壁部16の厚さ方向に互いに間隔を置いて配置されている。これらの第1支持部22と第2支持部24との間に壁部16を抜き取り可能に挿入することで、運搬台車用取っ手10が壁部16に着脱自在に装着される。
The
上記のように運搬台車12が四角筒状に配置された4つの壁部16を有する場合、何れの壁部16を第1支持部22と第2支持部24との間に挿入してもよい。以下では、運搬台車用取っ手10の装着対象とした壁部16を装着壁部16aともいう。
When the
図2に示すように、運搬台車12に運搬台車用取っ手10を装着した状態で、把持部20を把持した使用者は、例えば、運搬台車12を前方に押し出したり、使用者側に牽引したりすることによって運搬台車12を移動させることができる。本実施形態では、この運搬台車12の移動方向(図2の矢印A方向)は、第1支持部22と第2支持部24との間に挿入された装着壁部16aの厚さ方向に沿う。以下では、運搬台車12の移動方向に対する左右の方向を単に左右方向(図2の矢印B方向)ともいう。また、運搬台車用取っ手10に関する以下の説明は、運搬台車12に装着された状態の向きを基準とする。
As shown in FIG. 2, a user who grips the
図2に示すように、装着壁部16aに装着された第1支持部22は、第2支持部24に比して、床面部14に積載された物品に近接する側に配置される。つまり、本実施形態では、壁部16が形成する四角筒状の内側に物品と第1支持部22が配置されるとともに、該四角筒状の外側に第2支持部24が配置される。第1支持部22は、装着壁部16aの内壁面17aに対向する板状である。第1支持部22の下端には、第2支持部24から離間する方向に湾曲する湾曲部23が設けられることが好ましい。
As shown in FIG. 2, the
第2支持部24は、装着壁部16aの外壁面17bに対向する板状部26と、板状部26の左右方向の両側を上下方向(図2の矢印C方向)に延在して板状部26を支持する一組の支柱部28とを有する。
The
第1支持部22と、第2支持部24の板状部26とは、互いの間に介在するスペーサ部30を介して一体化されている。図2に示すように、第1支持部22及び第2支持部24では、スペーサ部30よりも下側の部分同士の間に、装着壁部16aを抜き取り可能に挿入することが可能となっている。つまり、第1支持部22及び第2支持部24のスペーサ部30から下側は、左右方向視で、装着壁部16aを跨ぐ二股状になっている。図4に示すように、第1支持部22の装着壁部16aに臨む端面と、第2支持部24の装着壁部16aに臨む端面との、該装着壁部16aの厚さ方向における距離Laは、例えば、装着壁部16aの厚さよりも5mm〜50mm程度大きくなるように設定される。
The
図1に示すように、各支柱部28の板状部26を支持する部分よりも上側には、第1支持部22から離間する側に傾斜しつつ上方に延在する傾斜延在部32が設けられている。すなわち、傾斜延在部32は、上方に向かうほど、矢印A方向において、第1支持部22側から離間する。一組の傾斜延在部32の上端部同士の間を左右方向に延在するように把持部20が設けられている。
As shown in FIG. 1, above the portion of each
本実施形態では、図3に示すように、第1支持部22及び第2支持部24のスペーサ部30よりも下側に関し、第1支持部22の左右方向の幅Lbは、第2支持部24の左右方向の幅Lcよりも小さい。しかしながら、第1支持部22の幅Lbは、第2支持部24の幅Lcと同じ大きさであってもよいし、第2支持部24の幅Lcよりも大きくてもよい。
In the present embodiment, as shown in FIG. 3, the width Lb of the
図3の第1支持部22の幅Lb及び第2支持部24の幅Lcのそれぞれは、図1の装着壁部16aの左右方向の幅Ldの1/2以上、且つ該装着壁部16aの幅Ld以下となるように設定される。また、図4の第1支持部22及び第2支持部24の間の装着壁部16aを挿入可能な部分の深さLeは、図1の床面部14からの装着壁部16aの突出高さLfの1/3以上、且つ該突出高さLf以下となるように設定される。
Each of the width Lb of the
なお、図4に示すように、第1支持部22及び第2支持部24の各々の下端の上下方向位置が同じであるときは、これらの下端からスペーサ部30の下端面までの距離が深さLeとなる。一方、不図示ではあるが、第1支持部22及び第2支持部24の各々の下端の上下方向位置が異なるときは、上方に配置された一方の下端からスペーサ部30の下端面までの距離が深さLeとなる。
As shown in FIG. 4, when the vertical positions of the lower ends of the
基本的には上記のように構成される本実施形態に係る運搬台車用取っ手10を運搬台車12に装着する場合、図1に示すように、先ず、第1支持部22及び第2支持部24の間の下端側を装着壁部16aの上端側に臨ませる。この状態で、装着壁部16aに対して相対的に運搬台車用取っ手10を下方に移動させることで、図2に示すように、第1支持部22と第2支持部24の間に装着壁部16aを挿入する。これによって、運搬台車12の装着壁部16aに運搬台車用取っ手10を装着することができる。このようにして運搬台車12に装着された運搬台車用取っ手10の把持部20を把持することで、運搬台車12を走行面に沿って容易に移動させることが可能となる。
When the
一方、運搬台車用取っ手10を運搬台車12から取り外す場合、装着壁部16aに対して相対的に運搬台車用取っ手10を上方に移動させる。これによって、図1に示すように、第1支持部22と第2支持部24との間から装着壁部16aを抜き取る。その結果、運搬台車12の装着壁部16aから運搬台車用取っ手10を取り外すことができる。このようにして運搬台車用取っ手10を取り外し可能とすることにより、例えば、移動時を除く運搬台車12の占有スペースを小さくすることができる。
On the other hand, when the
以上から、本実施形態に係る運搬台車用取っ手10は、第1支持部22及び第2支持部24の間に、運搬台車12の装着壁部16aを抜き取り可能に挿入する簡単な構成によって、運搬台車12に着脱自在に装着することができる。従って、床面部14から立ち上がる装着壁部16aを有する運搬台車12であれば、運搬台車用取っ手10を着脱するための特別な構成を別途に設けることなく、運搬台車用取っ手10を容易に着脱することができる。
From the above, the
つまり、運搬台車用取っ手10は、床面部14から立ち上がる装着壁部16aを有する運搬台車12であれば着脱自在に装着することができるため汎用性に優れる。また、運搬台車12に運搬台車用取っ手10を着脱するための構成を別途に設ける必要がないため、運搬台車12の製造工程が煩雑になったり、製造コストが嵩んだりすることを回避できる。
That is, the
上記の実施形態に係る運搬台車用取っ手10では、図2に示すように、装着壁部16aへの装着時に、第1支持部22は、第2支持部24に比して、床面部14上の物品に近接する側に配置され、第2支持部24には、第1支持部22から離間する側に傾斜しつつ上方に延在する傾斜延在部32が設けられ、把持部20は、傾斜延在部32に設けられることとした。
In the
この場合、傾斜延在部32の上下方向の長さや、該傾斜延在部32に設けられる把持部20の上下方向位置を調整することで、走行面から把持部20までの高さを使用者が把持し易い位置に設定することが容易となる。また、傾斜延在部32を上記の方向に傾斜させることで、床面部14上の物品や装着壁部16a等と把持部20との距離を使用者が把持し易い長さに設定することが容易となる。
In this case, by adjusting the vertical length of the inclined extending
なお、上記の実施形態では、把持部20は、一組の傾斜延在部32の上端部同士の間を左右方向に延在することとしたが、特にこれに限定されるものではない。例えば、不図示ではあるが、把持部20は、傾斜延在部32の上端部のそれぞれから、第1支持部22から離間する側に、運搬台車12の移動方向に沿って延在する一組から構成されてもよい。
In the above embodiment, the
上記の実施形態では、第1支持部22と第2支持部24との、該装着壁部16aの厚さ方向における距離La(図4)は、装着壁部16aの厚さよりも5mm〜50mm程度大きくなるように設定されることとした。
In the above embodiment, the distance La (FIG. 4) between the
また、上記の実施形態に係る運搬台車12では、第1支持部22及び第2支持部24のそれぞれは、装着壁部16aの厚さ方向に沿った運搬台車12の移動方向に対する左右方向の幅Lb、Lc(図3)が、装着壁部16aの左右方向の幅Ld(図1)の1/2以上、且つ該幅Ld以下であり、第1支持部22及び第2支持部24の間の装着壁部16aを挿入可能な深さLe(図4)は、床面部14からの装着壁部16aの突出高さLf(図1)の1/3以上、且つ突出高さLf以下であることとした。
Further, in the
これらの場合、第1支持部22と第2支持部24との間に対して、装着壁部16aを容易に抜き挿しすることが可能になる。また、第1支持部22と第2支持部24との間に装着壁部16aを挿入した状態で良好に運搬台車12を移動させることが可能になる。
In these cases, the mounting
しかしながら、上記の距離La、幅Lb、幅Lc、幅Ld、深さLe、突出高さLfのそれぞれは、特に上記の関係となることに限定されず、運搬する物品の種類等に応じて適宜設定することができる。 However, each of the above distance La, width Lb, width Lc, width Ld, depth Le, and protrusion height Lf is not particularly limited to the above relationship, and is appropriately depending on the type of the article to be transported and the like. Can be set.
上記の実施形態に係る運搬台車12では、図1に示すように、壁部16は、床面部14の外周を取り囲んで配置されることとした。この場合、壁部16で囲まれた内側に物品を収容することで、物品が大型であったり重量が大きかったりする場合や、物品の個数が多い場合等であっても、容易に且つ安定して物品を運搬することが可能となる。また、床面部14の外周を取り囲む壁部16の何れの部分に対して運搬台車用取っ手10を装着してもよいため、運搬台車12を移動させる方向や、運搬台車12のレイアウト等の自由度が高まり、運搬台車12の利便性を一層向上させることができる。
In the
なお、運搬台車12は、上記のように、四角筒状に配置された4つの壁部16を備えることに限定されない。壁部16は、床面部14の少なくとも一部から立ち上がるように設けられればよい。例えば、図5に示す運搬台車34のように、平面視で長方形状に形成された床面部14の3辺に沿ってそれぞれ延在する3つの壁部16を備えてもよい。このような運搬台車34においても3つの壁部16の何れかを装着壁部16aとすることができる。すなわち、図5に示す運搬台車34に対しても、図1及び図2に示す運搬台車12と同様に、運搬台車用取っ手10を着脱自在に装着することができる。
The
なお、図5に示す運搬台車34では、例えば、平面視において、3つの壁部16の周方向の両端部は、他の壁部16と連続せず開放されている。このように他の壁部16と連続していない端部を有する壁部16を装着壁部16aとする場合、第1支持部22と第2支持部24との間に左右方向に装着壁部16aを挿入することで、運搬台車用取っ手10を運搬台車34に装着してもよい。
In the
図6に示す運搬台車36のように、平面視で長方形状に形成された床面部14の1辺に沿って延在する1つの壁部16を備えてもよい。このような運搬台車36に対しても、1つの壁部16を装着壁部16aとすることができる。すなわち、図6に示す運搬台車36に対しても、図1及び図2に示す運搬台車12と同様に、運搬台車用取っ手10を着脱自在に装着することができる。なお、図6に示す運搬台車36においても、第1支持部22と第2支持部24との間に左右方向に装着壁部16aを挿入することで、運搬台車用取っ手10を運搬台車36に装着することが可能である。
Like the
図7及び図8に示す運搬台車38のように、壁部16の上方に、上側積載部40が積層されてもよい。上側積載部40は、例えば、上面が開口する筐体状であり、側壁42と底壁44とを有する。なお、上側積載部40の形状は特に限定されるものではなく、少なくとも底壁44を備えていればよい。
As in the
壁部16と上側積載部40の底壁44との間には、脚部46が介在することで隙間48が形成されている。脚部46は、例えば、平面視において四角筒状に配置された壁部16の四隅にそれぞれ設けられ、上下方向に延在する。上側積載部40は、脚部46を介して壁部16に固定される。上側積載部40と壁部16とは着脱自在に固定されてもよい。上側積載部40の底壁44の上面(側壁42で囲まれた内部)には、物品を積載することが可能である。
A
このような運搬台車38に運搬台車用取っ手10を装着する場合、例えば、図7に示すように、先ず、第1支持部22及び第2支持部24の間の下端側を、装着壁部16aと上側積載部40との隙間48を介して、装着壁部16aの上端側に臨ませる。この状態で、例えば、図7の矢印Xに沿って、運搬台車用取っ手10を下方に移動させることで、第1支持部22と第2支持部24の間に装着壁部16aを挿入する。これによって、図8に示すように、運搬台車38の装着壁部16aに運搬台車用取っ手10を装着することができる。
When mounting the transport trolley handle 10 on such a
一方、運搬台車用取っ手10を運搬台車38から取り外す場合、例えば、装着壁部16aと上側積載部40と隙間48を介して、図7の矢印Yに沿って、運搬台車用取っ手10を上方に移動させる。このようにして第1支持部22と第2支持部24との間から装着壁部16aを抜き取ることで、運搬台車38の装着壁部16aから運搬台車用取っ手10を取り外すことができる。
On the other hand, when the
従って、上側積載部40を備える運搬台車38に対しても、壁部16と上側積載部40との間に脚部46を設けて隙間48を形成するのみで、上側積載部40を積層していない場合と略同様にして運搬台車用取っ手10を容易に着脱することができる。
Therefore, even for the
このような運搬台車38では、上側積載部40にも物品を積載することができるため、運搬台車38を水平方向に大型化することなく積載容量を増やすことができる。ひいては、運搬台車38を用いた運搬効率を向上させることができる。これに代えて、運搬台車38の積載容量を減らすことなく、運搬台車38を小型化することも可能である。なお、壁部16の上方に積層される上側積載部40の個数は1個に限定されず、複数個の上側積載部40を16の上方に積層してもよい。
In such a
図9に示す運搬台車50のように、床面部14は、下側積載部52の上方に脚部46を介して積層されてもよい。なお、運搬台車50では、下側積載部52と床面部14との間に脚部46が設けられていなくてもよい。この運搬台車50では、床面部14の下部に代えて、下側積載部52の下部に車輪18が取り付けられている。下側積載部52は、例えば、上面が開口する筐体状であり、側壁54と底壁56とを有する。しかしながら、下側積載部52の形状は特に限定されるものではなく、下側積載部52の上方に壁部16及び床面部14を積層可能であればよい。下側積載部52の底壁56の上面(側壁54で囲まれた内部)には、物品を積載することが可能である。このような運搬台車50に対しても、図1及び図2に示す運搬台車12に対する場合と同様にして、運搬台車用取っ手10を着脱自在に装着することができる。
As in the
図9に示す運搬台車50では、下側積載部52にも物品を積載することが可能となるため、運搬台車50を水平方向に大型化することなく積載容量を増やすことができ、ひいては、運搬台車50を用いた運搬効率を向上させることができる。これに代えて、運搬台車50の積載容量を減らすことなく、運搬台車50を小型化することも可能である。
In the
本発明は、上記した実施形態に特に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。 The present invention is not particularly limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the gist thereof.
例えば、上記の実施形態では、左右方向視において、第1支持部22は、第2支持部24のスペーサ部30よりも下側に対して、略平行に延在する板状であることとした。すなわち、第1支持部22と第2支持部24との距離Laは、上下方向に一定であることとした。
For example, in the above embodiment, in the left-right direction view, the
しかしながら、例えば、図10に示す第1支持部58のように、その下部が上部よりも第2支持部24に近接する方向に傾斜してもよい。このような運搬台車用取っ手10では、例えば、第1支持部58と第2支持部24とが近接する部分において装着壁部16aを挟持することが可能になる。これによって、装着壁部16aに装着された運搬台車用取っ手10の安定性を高めること等が可能になる。
However, for example, as in the case of the
この場合、第1支持部58の下端に、第2支持部24から離間する方向に湾曲する湾曲部23を設けることが好ましい。これによって、上記のように第1支持部58を傾斜させることで、第1支持部58と第2支持部24とが近接する部分を形成しても、第1支持部58と第2支持部24との間に容易に装着壁部16aを挿入することが可能になる。
In this case, it is preferable to provide a
上記の実施形態では、第1支持部22、58を板状であることとしたが、特にこれに限定されるものではない。例えば、第1支持部22、58は、装着壁部16aの内壁面17aに沿って延在する複数の棒状、複数の筒状、複数の片状等であってもよい。
In the above embodiment, the
上記の実施形態では、第2支持部24が板状部26を有し、板状部26にスペーサ部30を介して第1支持部22、58が設けられていることとしたが、特にこれに限定されるものではない。第1支持部22、58は、第2支持部24の支柱部28に対してスペーサ部30を介して固定されてもよい。この場合、第1支持部22、58は、板状部26を有していなくてもよい。
In the above embodiment, the
上記の実施形態では、支柱部28の板状部26を支持する部分よりも上側に傾斜延在部32が設けられ、傾斜延在部32の上端部側に把持部20が設けられていることとした。しかしながら、運搬台車用取っ手10と使用者との位置関係によっては、傾斜延在部32は、第2支持部24の下端に設けられてもよい。この場合、傾斜延在部32は、下方に向かうほど第1支持部22、58から離間する。また、傾斜延在部32の下端側に把持部20が設けられる。
In the above embodiment, the inclined extending
10…運搬台車用取っ手 12、34、36、38、50…運搬台車
14…床面部 16…壁部
16a…装着壁部 18…車輪
20…把持部 22、58…第1支持部
24…第2支持部 40…上側積載部
46…脚部 48…隙間
52…下側積載部
10 ... Handles for
Claims (8)
人手によって把持可能な把持部と、
前記壁部の厚さ方向に間隔を置いて配置される第1支持部及び第2支持部と、を備え、
前記第1支持部と前記第2支持部との間に前記壁部を抜き取り可能に挿入することで、前記壁部に着脱自在に装着される、運搬台車用取っ手。 A handle for a transport trolley used for moving a transport trolley provided with a floor surface portion on which articles can be loaded and a wall portion rising from the floor surface portion along a traveling surface.
A grip that can be gripped by hand,
A first support portion and a second support portion arranged at intervals in the thickness direction of the wall portion are provided.
A handle for a transport trolley that is detachably attached to the wall portion by pulling out and inserting the wall portion between the first support portion and the second support portion.
前記壁部への装着時に、前記第1支持部は、前記第2支持部に比して、前記床面部上の前記物品に近接する側に配置され、
前記第2支持部には、前記第1支持部から離間する側に傾斜しつつ上方に延在する傾斜延在部が設けられ、
前記把持部は、前記傾斜延在部に設けられる、運搬台車用取っ手。 In the handle for the transport trolley according to claim 1,
When mounted on the wall portion, the first support portion is arranged on the floor surface portion closer to the article than the second support portion.
The second support portion is provided with an inclined extension portion that extends upward while being inclined to a side away from the first support portion.
The grip portion is a handle for a transport trolley provided on the inclined extension portion.
前記壁部は、前記床面部の外周を取り囲んで配置される、運搬台車。 In the carrier according to claim 3,
The wall portion is a transport trolley arranged so as to surround the outer periphery of the floor surface portion.
前記壁部の上方に積層される上側積載部と、
前記壁部と前記上側積載部との間に介在して隙間を形成する脚部と、
を備え、
前記運搬台車用取っ手は、前記隙間を介して前記壁部に着脱自在に装着される、運搬台車。 In the carrier according to claim 4,
The upper loading portion laminated above the wall portion and the upper loading portion
A leg portion that is interposed between the wall portion and the upper loading portion to form a gap,
Equipped with
The handle for the transport trolley is a transport trolley that is detachably attached to the wall portion through the gap.
前記床面部の下部には車輪が設けられる、運搬台車。 In the transport trolley according to any one of claims 3 to 5,
A transport trolley in which wheels are provided at the lower part of the floor surface portion.
前記床面部は、下側積載部の上方に積層可能であり、
前記下側積載部の下部には、車輪が設けられる、運搬台車。 In the transport trolley according to claim 4 or 5.
The floor surface portion can be laminated above the lower loading portion, and can be laminated.
A transport trolley in which wheels are provided at the lower part of the lower loading portion.
前記第1支持部及び前記第2支持部のそれぞれは、前記壁部の厚さ方向に沿った前記運搬台車の移動方向に対する左右方向の幅が、前記壁部の前記左右方向の幅の1/2以上、且つ前記壁部の前記左右方向の幅以下であり、
前記第1支持部及び前記第2支持部の間の前記壁部を挿入可能な深さは、前記床面部からの前記壁部の突出高さの1/3以上、且つ前記突出高さ以下である、運搬台車。 In the transport trolley according to any one of claims 3 to 7.
In each of the first support portion and the second support portion, the width in the left-right direction with respect to the moving direction of the transport trolley along the thickness direction of the wall portion is 1 / left of the width in the left-right direction of the wall portion. 2 or more and less than or equal to the width of the wall in the left-right direction.
The depth at which the wall portion can be inserted between the first support portion and the second support portion is at least 1/3 of the protrusion height of the wall portion from the floor surface portion and at least the protrusion height. There is a carrier.
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