JP6977383B2 - データ処理装置、プログラム及びデータ処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、データ処理装置、プログラム及びデータ処理方法に関する。
撮像装置等のセンシングデバイスに接続され、センシングデバイスによりセンシングされた各種データを処理するデータ処理装置においては、従来より、センシングデバイスの設置環境やセンシングされた各種データの用途に応じた適切なデータ処理が行われている。
特開2002−288639号公報
一方で、従来のデータ処理装置の場合、センシングデバイスの設置環境が変化したり、センシングされた各種データの用途が変更されると、適切なデータ処理が実現できなくなるといった問題があった。
一つの側面では、センシングデバイスでセンシングされたデータに対して、環境の変化や用途の変更に応じたデータ処理を実現することを目的としている。
一態様によれば、データ処理装置は、
所定のタイミングに到達するごとに、センシングデバイスでセンシングされたデータに対して、予め定められた複数のデータ処理それぞれを実行するよう指示する指示部と、
前記複数のデータ処理それぞれが実行されることで得た実行結果に基づいて、平均エントロピと最大エントロピとを算出する算出部と、
前記算出部により算出された平均エントロピと最大エントロピとが所定の条件式を満たしているか否かに基づき、次に実行するデータ処理を決定する決定部と
を有することを特徴とする。
センシングデバイスでセンシングされたデータに対して、環境の変化や用途の変更に応じたデータ処理が実現できる。
データ処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 データ処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 リスト格納部に格納される調査リストの一例を示す図である。 調査結果格納部に格納される調査結果テーブルのフォーマットの一例を示す図である。 実行データ格納部に格納される実行データの一例を示す図である。 データ処理装置の機能構成の一例を示す第1の図である。 センシングデータ処理の流れを示す第1のフローチャートである。 調査処理の流れを示す第1のフローチャートである。 調査結果テーブルの一例を示す第1の図である。 調査処理の流れを示す第2のフローチャートである。 調査結果テーブルの一例を示す第2の図である。 調査処理の流れを示す第3のフローチャートである。 調査結果テーブルの一例を示す第3の図である。 調査処理の流れを示す第4のフローチャートである。 調査結果テーブルの一例を示す第4の図である。 データ処理装置の機能構成の一例を示す第2の図である。 センシングデータ処理の流れを示す第2のフローチャートである。 リスト格納部に格納される調査リストの一例を示す第2の図である。 センシングデータ処理の流れを示す第3のフローチャートである。
以下、各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[第1の実施形態]
<データ処理システムのシステム構成>
はじめに、データ処理システムのシステム構成について説明する。図1は、データ処理システムのシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように、データ処理システム100は、撮像装置等のセンシングデバイス110と、データ処理装置120と、サーバ装置130と、ユーザ端末140とを有する。センシングデバイス110とデータ処理装置120とは、通信可能に接続される。また、データ処理装置120とサーバ装置130とは、ネットワーク150を介して通信可能に接続される。同様に、ユーザ端末140とサーバ装置130とは、ネットワーク150を介して通信可能に接続される。
センシングデバイス110は、測定対象をセンシングし、センシングデータをデータ処理装置120に送信する。センシングデバイス110が撮像装置の場合、測定対象をセンシング(撮像)することで得られたメディアデータが、センシングデータとしてデータ処理装置120に送信される。
データ処理装置120は、例えば、GW(Gateway)装置やエッジサーバ装置等により実現される。データ処理装置120には、調査プログラムと実行プログラムとがインストールされており、当該プログラムが実行されることで、データ処理装置120は、調査部121、実行部122として機能する。
調査部121は、所定の調査タイミングで、各処理ユニットの有効性を調査する。具体的には、調査部121は、所定の調査タイミングに到達するごとに、リスト格納部123に格納されている処理ユニットを順次読み出し、センシングデータに対して、読み出した処理ユニットを実行するよう、実行部122に指示を送信する。
また、調査部121は、実行部122が処理ユニットを実行することで得た実行結果(実行データ)を実行データ格納部125から取得し、当該処理ユニットの有効性を示すパラメータを算出して、調査結果格納部124に格納する。
更に、調査部121は、調査結果格納部124に格納されたパラメータに基づいて、各処理ユニットの有効性を判定する。そして、調査部121は、センシングデータに対するデータ処理が有効と判定した処理ユニットを、次に実行すべき処理ユニットとして決定し、実行部122に通知する。
実行部122は、所定の調査タイミングで、調査部121から指示を受信すると、調査部121から指示された処理ユニットを実行し、実行データをサーバ装置130に送信するとともに、実行データ格納部125に格納する。また、実行部122は、調査部121にて次に実行すべき処理ユニットが決定された場合、次の調査タイミングに到達するまでの間、決定された処理ユニットを実行し、実行データをサーバ装置130に送信する。
サーバ装置130は、データ処理装置120から送信された実行データを受信し、データベース(以下、DBと略す)に格納する。また、ユーザ端末140からの要求に応じて、格納した実行データをユーザ端末140に送信する。ユーザ端末140からの要求に応じてユーザ端末140に実行データを送信した場合、サーバ装置130は、ユーザ端末140により実行データが利用されたことを示す利用履歴を、データ処理装置120に送信する。
ユーザ端末140は、ネットワーク150を介してサーバ装置130にアクセスし、実行データの送信を要求する。また、ユーザ端末140は、要求した実行データをサーバ装置130から取得し、取得した実行データを所定の用途に利用する。
<データ処理装置のハードウェア構成>
次に、データ処理装置120のハードウェア構成について説明する。図2は、データ処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、データ処理装置120は、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203を有する。CPU201、ROM202、RAM203は、いわゆるコンピュータを形成する。また、データ処理装置120は、補助記憶装置204、操作装置205、表示装置206、通信装置207、ドライブ装置208を有する。なお、データ処理装置120の各ハードウェアは、バス209を介して相互に接続されている。
CPU201は、補助記憶装置204にインストールされた各種プログラム(例えば、調査プログラム、実行プログラム等)を実行する。
ROM202は、不揮発性メモリであり、主記憶装置として機能する。ROM202は、補助記憶装置204にインストールされた各種プログラムをCPU201が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する。具体的には、ROM202はBIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラム等を格納する。
RAM203は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性メモリであり、主記憶装置として機能する。RAM203は、補助記憶装置204にインストールされた各種プログラムがCPU201によって実行される際に展開される、作業領域を提供する。
補助記憶装置204は、各種プログラムや、各種プログラムが実行されることで生成されるデータ、処理ユニット、処理ユニットが実行されることで得られる実行データ等を格納する。リスト格納部123、調査結果格納部124、実行データ格納部125は、補助記憶装置204において実現される。
操作装置205は、データ処理装置120の管理者がデータ処理装置120に対して各種指示を入力する際に用いる入力デバイスである。表示装置206は、データ処理装置120の内部情報を表示する表示デバイスである。
通信装置207は、センシングデバイス110と、データ処理装置120とを通信可能に接続したり、ネットワーク150を介してデータ処理装置120とサーバ装置130とを通信可能に接続する接続デバイスである。
ドライブ装置208は記録媒体210をセットするためのデバイスである。ここでいう記録媒体210には、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的あるいは磁気的に記録する媒体が含まれる。また、記録媒体210には、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等が含まれていてもよい。
なお、補助記憶装置204にインストールされる各種プログラムは、例えば、配布された記録媒体210がドライブ装置208にセットされ、該記録媒体210に記録された各種プログラムがドライブ装置208により読み出されることでインストールされる。
<各格納部に格納されるデータについて>
次に、データ処理装置120の各格納部に格納されるデータについて説明する。
(1)リスト格納部に格納される調査リストについて
図3は、リスト格納部に格納される調査リストの一例を示す図である。調査リストとは、実行部122が実行可能な処理ユニットの一覧であって、所定の調査タイミングで、有効性の調査対象となる処理ユニットの一覧を示すリストである。図3に示すように、調査リスト300には、情報の項目として、“処理ユニットID”、“処理ユニット名”、“実行データ送信先”が含まれる。
“処理ユニットID”には、実行部122が実行可能な処理ユニットを識別するための識別子を格納する。“処理ユニット名”には、対応する処理ユニットIDの処理内容を示す処理ユニット名が格納される。“実行データ送信先”には、対応する処理ユニットIDにより識別される処理ユニットが実行部122により実行された際に、実行データが送信される送信先のDBを示す情報が格納される。
(2)調査結果格納部に格納される調査結果テーブルについて
図4は、調査結果格納部に格納される調査結果テーブルのフォーマットの一例を示す図である。調査結果テーブルとは、所定の調査タイミングで、実行部122が各処理ユニットを実行することで得た実行データに基づいて、調査部121が算出した、各処理ユニットの有効性を示すパラメータ等を格納するテーブルである。
図4に示すように、調査結果テーブル400には、情報の項目として、“センシングデバイスID”、“実行した処理ユニット”、“平均エントロピ”、“実行データ最大値”、“最大エントロピ”、“有効/無効”が含まれる。
“センシングデバイスID”には、センシングデバイス110を識別するための識別子が格納される。“実行した処理ユニット”には、所定の調査タイミングで実行部122が実行した処理ユニットの処理ユニット名が格納される。
“平均エントロピ”には、所定の調査タイミングで実行部122が処理ユニットを実行することで得た実行データに基づいて、調査部121により算出されたエントロピの平均値(平均エントロピ)が格納される。
“実行データ最大値”には、所定の調査タイミングで実行部122が処理ユニットを実行することで得た実行データの最大値が格納される。
“最大エントロピ”には、“実行データ最大値”に格納された最大値に基づいて、調査部121により算出されたエントロピの最大値(最大エントロピ)が格納される。
“有効/無効”には、“平均エントロピ”に格納された平均エントロピと、“最大エントロピ”に格納された最大エントロピとに基づいて、調査部121が、対応する処理ユニットの有効性について判定した判定結果が格納される。第1の実施形態において、平均エントロピと最大エントロピは、処理ユニットの有効性を示すパラメータの一例である。
(3)実行データ格納部に格納される実行データについて
図5は、実行データ格納部に格納される実行データの一例を示す図である。このうち、図5(a)は、所定の調査タイミングで、実行部122が動体検出ユニットを実行した場合の実行結果を格納する、動体検出処理実行データ510を示している。図5(a)に示すように、動体検出処理実行データ510には、情報の項目として、“日時”、“実行結果”、“利用日時”、“CPU使用率”、“通信量”が含まれる。
“日時”には、所定の調査タイミングで、センシングデータに対して動体検出ユニットが実行されることで、実行結果として動体が検出された場合の日時が格納される。
“実行結果”には、所定の調査タイミングで、センシングデータに対して動体検出ユニットが実行されることで、実行結果として、動体が検出されたことを示す情報が格納される。
“利用日時”には、対応する“実行結果”に格納された、動体が検出されたことを示す情報が、ユーザ端末140によって利用された日時(サーバ装置130から送信される利用履歴)が格納される。
“CPU使用率”には、対応する“実行結果”に動体が検出されたことを示す情報が格納された際の、データ処理装置120のCPU201の使用率(%)を示す情報が格納される。“通信量”には、対応する“実行結果”に動体が検出されたことを示す情報が格納された際の、データ処理装置120の通信量(サーバ装置130との間の通信量(kbps))を示す情報が格納される。
図5(b)は、所定の調査タイミングで、実行部122が顔検出ユニットを実行した場合の実行結果を格納する、顔検出処理実行データ520を示している。図5(b)に示すように、顔検出処理実行データ520には、情報の項目として、“日時”、“実行結果”、“利用日時”、“CPU使用率”、“通信量”が含まれる。
“日時”には、所定の調査タイミングで、センシングデータに対して顔検出ユニットが実行されることで、実行結果として顔が検出された場合の日時が格納される。
“実行結果”には、所定の調査タイミングで、センシングデータに対して顔検出ユニットが実行されることで、実行結果として、顔が検出されたことを示す情報が格納される。
“利用日時”には、対応する“実行結果”に格納された、顔が検出されたことを示す情報が、ユーザ端末140によって利用された日時(サーバ装置130から送信される利用履歴)が格納される。
“CPU使用率”には、対応する“実行結果”に顔が検出されたことを示す情報が格納された際の、データ処理装置120のCPU201の使用率(%)を示す情報が格納される。“通信量”には、対応する“実行結果”に顔が検出されたことを示す情報が格納された際の、データ処理装置120の通信量(サーバ装置130との間の通信量(kbps))を示す情報が格納される。
図5(c)は、所定の調査タイミングで、実行部122が人数検出ユニットを実行した場合の実行結果を格納する、人数検出処理実行データ530を示している。図5(c)に示すように、人数検出処理実行データ530には、情報の項目として、“日時”、“実行結果”、“利用日時”、“CPU使用率”、“通信量”が含まれる。
“日時”には、所定の調査タイミングで、センシングデータに対して人数検出ユニットが実行されることで、実行結果として1以上の人数が検出された場合の日時が格納される。
“実行結果”には、所定の調査タイミングで、センシングデータに対して人数検出ユニットが実行されることで、実行結果として、検出された人数を示す情報が格納される。
“利用日時”には、対応する“実行結果”に格納された、人数を示す情報が、ユーザ端末140によって利用された日時(サーバ装置130から送信される利用履歴)が格納される。
“CPU使用率”には、対応する“実行結果”に1以上の人数を示す情報が格納された際の、データ処理装置120のCPU201の使用率(%)を示す情報が格納される。“通信量”には、対応する“実行結果”に1以上の人数を示す情報が格納された際の、データ処理装置120の通信量(サーバ装置130との間の通信量(kbps))を示す情報が格納される。
<データ処理装置の機能構成>
次に、データ処理装置120の機能構成について説明する。図6は、データ処理装置の機能構成の一例を示す第1の図である。図6に示すように、調査部121は、調査タイミング判定部601、指示部602、実行結果取得部603、パラメータ算出部604、判定部605を有する。
調査タイミング判定部601は、所定の調査タイミングに到達したか否かを判定し、所定の調査タイミングに到達したと判定した場合に、実行部122に対して、処理ユニットの実行停止を指示する。また、調査タイミング判定部601は、所定の調査タイミングに到達したと判定した場合に、指示部602に対して、所定の調査タイミングに到達したことを通知する。
指示部602は、調査タイミング判定部601より、所定の調査タイミングに到達したことが通知されると、リスト格納部123を参照し、所定の調査タイミングで実行部122に実行させる処理ユニットを順次読み出す。また、指示部602は、読み出した処理ユニットを実行するよう、実行部122に調査実行指示を送信する。
更に、指示部602は、実行部122に調査実行指示を送信してから所定期間が経過すると、リスト格納部123を参照し、今回の調査タイミングで未だ実行部122が実行していない処理ユニットを読み出す。以降、指示部602は、リスト格納部123に格納された全ての処理ユニットが実行部122によって実行されるまで、処理ユニットの読み出しと、調査実行指示の送信とを繰り返す。
実行結果取得部603は取得部の一例である。実行結果取得部603は、指示部602により調査実行指示が送信されることで実行部122により所定期間処理ユニットが実行され、実行データ格納部125に実行データが格納されると、実行データ格納部125より実行データを取得する。
また、実行結果取得部603は、取得した実行データをパラメータ算出部604に通知する。なお、実行結果取得部603は、指示部602により調査実行指示が送信され、所定期間が経過するごとに、実行データ格納部125より実行データを取得し、パラメータ算出部604に通知する。これにより、パラメータ算出部604には、動体検出処理実行データ510、顔検出処理実行データ520、人数検出処理実行データ530が、順次、通知されることになる。
パラメータ算出部604は算出部の一例である。パラメータ算出部604は、実行結果取得部603より実行データが通知されるごとに、処理ユニットの有効性を示すパラメータである、平均エントロピ及び最大エントロピを算出する。また、パラメータ算出部604は、最大エントロピを算出する際に抽出した実行データの最大値を、平均エントロピ及び最大エントロピとともに、調査結果格納部124の調査結果テーブル400に格納する。
具体的には、パラメータ算出部604は、実行結果取得部603より動体検出処理実行データ510を取得すると、“実行結果”に基づいて、平均エントロピを算出する。なお、エントロピとは、事象(動体検出処理実行データの場合には、動体検出)の起こりにくさを示す尺度であり、平均エントロピとは、エントロピの平均値を表している。平均エントロピは、例えば、下式により定義される。
Figure 0006977383
なお、上式においてΩは確率空間を、Pは確率分布を、Aは事象をそれぞれ表している。
また、パラメータ算出部604は、実行結果取得部603より動体検出処理実行データ510を取得すると、“実行結果”より、実行データの最大値を抽出し、抽出した最大値に基づいて、最大エントロピを算出する。なお、最大エントロピとは、実行データが0から最大値まで等確率で検出されたと仮定した際の平均エントロピを表している。更に、パラメータ算出部604は、算出した平均エントロピ、最大エントロピ、抽出した実行データの最大値を、調査結果格納部124の調査結果テーブル400に格納する。
同様に、パラメータ算出部604は、実行結果取得部603より顔検出処理実行データ520を取得すると、“実行結果”に基づいて、平均エントロピを算出する。また、パラメータ算出部604は、実行結果取得部603より顔検出処理実行データ520を取得すると、“実行結果”より、実行データの最大値を抽出し、抽出した最大値に基づいて、最大エントロピを算出する。更に、パラメータ算出部604は、算出した平均エントロピ、最大エントロピ、抽出した実行データの最大値を、調査結果格納部124の調査結果テーブル400に格納する。
同様に、パラメータ算出部604は、実行結果取得部603より人数検出処理実行データ530を取得すると、“実行結果”に基づいて、平均エントロピを算出する。また、パラメータ算出部604は、実行結果取得部603より人数検出処理実行データ530を取得すると、“実行結果”より、実行データの最大値を抽出し、抽出した最大値に基づいて、最大エントロピを算出する。更に、パラメータ算出部604は、算出した平均エントロピ、最大エントロピ、抽出した実行データの最大値を、調査結果格納部124の調査結果テーブル400に格納する。
判定部605は決定部の一例である。判定部605は、調査結果格納部124に格納された平均エントロピ、最大エントロピに基づいて、処理ユニットの有効性を判定する。具体的には、判定部605は、調査結果テーブル400の“実行した処理ユニット”=「動体検出ユニット」に対応付けて格納された平均エントロピ、最大エントロピに基づいて、動体検出ユニットの有効性を判定する。
また、判定部605は、調査結果テーブル400の“実行した処理ユニット”=「顔検出ユニット」に対応付けて格納された平均エントロピ、最大エントロピに基づいて、顔検出ユニットの有効性を判定する。
同様に、判定部605は、調査結果テーブル400の“実行した処理ユニット”=「人数検出ユニット」に対応付けて格納された平均エントロピ、最大エントロピに基づいて、人数検出ユニットの有効性を判定する。
更に、判定部605は、有効であると判定した処理ユニットを、次に実行部122が実行すべき処理ユニットとして決定し、決定した処理ユニットを実行するよう、実行部122に実行指示を送信する。
以降、実行部122では、次の調査タイミングに到達するまでの間、今回の調査タイミングにおいて有効であると判定した処理ユニットを実行する。このように、データ処理装置120は、所定の調査タイミングごとに全ての処理ユニットの有効性を判定し、判定結果に応じて次に実行する処理ユニットを決定する。
これにより、センシングデバイス110の設置環境が変化したり、センシングされたセンシングデータの用途が変更された場合でも、データ処理装置120では、環境の変化や用途の変更に応じたデータ処理が実現できる。
<センシングデータ処理の流れ>
次に、データ処理装置120によるセンシングデータ処理の流れについて説明する。図7は、センシングデータ処理の流れを示す第1のフローチャートである。データ処理システム100を起動することで、データ処理装置120では、図7に示すセンシングデータ処理を開始する。
ステップS701において、実行部122は、デフォルトで規定された処理ユニットを実行し、センシングデバイス110より送信されたセンシングデータに対してデータ処理を開始する。
ステップS702において、調査タイミング判定部601は、所定の調査タイミングに到達したか否かを判定し、所定の調査タイミングに到達していないと判定した場合には(ステップS702においてNoの場合には)、ステップS707に進む。
一方、ステップS702において、所定の調査タイミングに到達したと判定した場合には(ステップS702においてYesの場合には)、ステップS703に進む。ステップS703において、調査タイミング判定部601は、実行部122に対して、処理ユニットの実行停止を指示する。
ステップS704において、指示部602、実行結果取得部603、パラメータ算出部604、実行部122は、調査処理を実行する。なお、調査処理の詳細は後述する。
ステップS705において、判定部605は、調査処理(ステップS704)の結果に基づいて、次に実行部122が実行すべき処理ユニットを決定し、決定した処理ユニットを実行するよう、実行部122に実行指示を送信する。
ステップS706において、実行部122は、判定部605より実行指示された処理ユニットを実行し、センシングデバイス110より送信されたセンシングデータに対してデータ処理を開始する。
ステップS707において、調査部121は、センシングデータ処理を終了するか否かを判定し、終了しないと判定した場合には(ステップS707においてNoの場合には)、ステップS702に戻る。一方、センシングデータ処理を終了すると判定した場合には(ステップS707においてYesの場合には)、センシングデータ処理を終了する。
<調査処理の詳細>
次に、調査処理(図7のステップS704)の詳細について説明する。図8は、調査処理の流れを示す第1のフローチャートである。
ステップS801において、指示部602は、リスト格納部123を参照し、調査リスト300に格納された複数の処理ユニットのうち、今回の調査タイミングで未だ実行部122が実行していない処理ユニットを読み出す。
ステップS802において、指示部602は、複数の処理ユニットの中に、今回の調査タイミングで未だ実行部122が実行していない処理ユニットがあるか否かを判定する。ステップS802において、未実行の処理ユニットがあると判定した場合には、ステップS803に進む。
ステップS803において、指示部602は、未実行の処理ユニットを読み出し、読み出した処理ユニットを実行部122に通知するとともに、調査実行指示を送信する。これにより、実行部122は、指示部602から通知された処理ユニットを実行し、センシングデータに対してデータ処理を開始する。なお、実行部122は、処理ユニットを実行することで得た実行データを、実行データ格納部125に格納する。
ステップS804において、実行結果取得部603は、実行データ格納部125に格納された実行データを取得し、パラメータ算出部604に通知する。パラメータ算出部604は、通知された実行データに基づいて、平均エントロピ(Ha)を算出し、調査結果格納部124に格納する。
ステップS805において、パラメータ算出部604は、通知された実行データより最大値を抽出することで、最大エントロピ(Hm)を算出し、実行データ最大値とともに、調査結果格納部124に格納する。
ステップS806において、判定部605は、調査結果格納部124に格納された平均エントロピ(Ha)と、最大エントロピ(Hm)とを用いて、調査実行した処理ユニットの有効性を判定する。具体的には、判定部605は、条件式“αHm<Ha<βHm”が成立するか否かを判定する。
ここで、平均エントロピ(Ha)が、最大エントロピ(Hm)のα倍以下とは、当該処理ユニットが実行されることで得られる実行データが、長時間、変化していないことを意味する。一方、平均エントロピ(Ha)が、最大エントロピ(Hm)のβ倍以上とは、当該処理ユニットが実行されることで得られる実行データが、ホワイトノイズと同等であることを意味する。いずれの場合も、有効な実行データが得られていない(無効である)と判定できる。したがって、判定部605では、当該処理ユニットが実行されることで得られる実行データが、有効な実行データであるか否かを、条件式“αHm<Ha<βHm”に基づいて判定する。
ステップS806において、条件式が成立すると判定された場合には(ステップS806においてYesの場合には)、ステップS807に進む。ステップS807において、判定部605は、調査実行した処理ユニットが有効であると判定し、判定結果を調査結果格納部124の調査結果テーブル400に格納する。
一方、ステップS806において、条件式が成立しないと判定された場合には(ステップS806においてNoの場合には)、ステップS808に進む。ステップS808において、判定部605は、調査実行した処理ユニットが有効でない(無効である)と判定し、判定結果を調査結果格納部124の調査結果テーブル400に格納する。
ステップS803からステップS808までの処理は、未実行の処理ユニットがないと判定されるまで繰り返される。そして、未実行の処理ユニットがないと判定された場合には(ステップS802においてNoの場合には)、ステップS705に戻る。
<調査結果テーブルの具体例>
次に、調査処理(図7のステップS704)が実行された場合の、調査結果格納部124の調査結果テーブルの具体例について説明する。図9は、調査結果テーブルの一例を示す第1の図である。
図9の調査結果テーブル900の1段目の例は、調査実行した処理ユニットが動体検出ユニットであって、平均エントロピ=“0.3”、実行データ最大値=“1”、最大エントロピ=“1”と算出されたことを示している。
動体検出ユニットの場合、センシングデータから動体を検出することで、“1”を出力し、センシングデータから動体を検出できなかった場合に、“0”を出力することから、実行データの最小値は“0”となり、実行データの最大値は“1”となる。
なお、図9の例では、動体検出ユニットの場合、条件式“α×1<0.3<β×1”が成立し、判定部605によって有効と判定されている(例:α=0.1、β=0.9の場合)。
図9の調査結果テーブル900の2段目の例は、調査実行した処理ユニットが顔検出ユニットであって、平均エントロピ=“0.03”、実行データ最大値=“1”、最大エントロピ=“1”と算出されたことを示している。
顔検出ユニットの場合、センシングデータから顔を検出することで、“1”を出力し、センシングデータから顔を検出できなかった場合に、“0”を出力することから、実行データの最小値は“0”となり、実行データの最大値は“1”となる。
なお、図9の例では、顔検出ユニットの場合、条件式“α×1<0.03<β×1”が成立せず、判定部605によって無効と判定されている(例:α=0.1、β=0.9の場合)。
図9の調査結果テーブル900の3段目の例は、調査実行した処理ユニットが人数検出ユニットであって、平均エントロピ=“3.5”、実行データ最大値=“99”、最大エントロピ=“6.6”と算出されたことを示している。
人数検出ユニットの場合、センシングデータから人を100人検出すると“100”を出力し、人を1人も検出できなかった場合には、“0”を出力することから、実行データの最小値は“0”となり、実行データの最大値は今回の調査実行では“99”となる。
図9の例では、人数検出ユニットの場合、条件式“α×6.6<3.5<β×6.6”が成立し、判定部605によって有効と判定されている(例:α=0.1、β=0.9の場合)。
以上の説明から明らかなように、第1の実施形態におけるデータ処理装置は、所定の調査タイミングに到達するごとに、調査リストに規定された各処理ユニットを順次実行し、センシングデバイスでセンシングされたデータに対して複数のデータ処理を行う。また、第1の実施形態におけるデータ処理装置は、各処理ユニットを実行することで得た実行データに基づいてエントロピを算出し、算出したエントロピに基づいて、各処理ユニットの有効性を判定し、次に実行すべき処理ユニットを決定する。更に、第1の実施形態におけるデータ処理装置は、次の調査タイミングまでの間、決定した処理ユニットを実行する。
このように、第1の実施形態におけるデータ処理装置は、所定の調査タイミングごとに全ての処理ユニットの有効性を判定し、判定結果に応じて次に実行する処理ユニットを決定する。
これにより、第1の実施形態におけるデータ処理装置によれば、センシングデバイスでセンシングされたデータに対して、環境の変化や用途の変更に応じたデータ処理が実現できる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、所定の調査タイミングで各処理ユニットを実行することで得た実行データに基づいてエントロピを算出し、各処理ユニットの有効性を判定した。これに対して、第2の実施形態では、更に、各処理ユニットを実行することで得た実行データが実際に利用されたか否かに基づいて、各処理ユニットの有効性を判定する。以下、第2の実施形態について、上記第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
<調査処理の詳細>
図10は、調査処理の流れを示す第2のフローチャートである。図8との相違点は、ステップS1001である。
ステップS1001において、実行結果取得部603は、実行データ格納部125に格納された実行データを取得し、パラメータ算出部604に通知する。パラメータ算出部604は、通知された実行データから“利用日時”を取得する。また、パラメータ算出部604は、取得した“利用日時”のうち、最も遅い利用日時である最終データ利用日時を特定し、調査結果格納部124の調査結果テーブル400に格納する。そして、判定部605は、最終データ利用日時が一定期間内に含まれるか否かを判定する。
ステップS1001において、一定期間内に含まれると判定した場合(ステップS1001においてYesの場合)、実行データの用途が変更されておらず、継続して利用されていると判断し、ステップS804に進む。一方、ステップS1001において、一定期間内に含まれないと判定した場合(ステップS1001においてNoの場合)、実行データの用途が変更され、利用されなくなったと判断し、ステップS808に進む。
このように、第2の実施形態では、パラメータ算出部604が、処理ユニットの有効性を判定するためのパラメータとして、最終データ利用日時を特定する。そして、判定部605は、最終データ利用日時が一定期間内に含まれない処理ユニットについて、無効と判定する。
<調査結果テーブルの具体例>
次に、調査処理(図10)が実行された場合の、調査結果格納部124の調査結果テーブルの具体例について説明する。図11は、調査結果テーブルの一例を示す第2の図である。
図11の調査結果テーブル1100の1段目の例は、調査実行した処理ユニットが動体検出ユニットであって、最終データ利用日時が“5/31 11:25”であったことを示している。また、図11の調査結果テーブル1100の2段目の例は、調査実行した処理ユニットが顔検出ユニットであって、最終データ利用日時が“5/31 10:31”であったことを示している。更に、図11の調査結果テーブル1100の3段目の例は、調査実行した処理ユニットが人数検出ユニットであって、最終データ利用日時が“1/5 21:02”であったことを示している。
調査結果テーブル1100の例では、判定部605は、処理ユニットが人数検出ユニットの場合、最終データ利用日時が、一定期間に含まれず、無効と判定している。なお、処理ユニットが顔検出ユニットの場合も、無効と判定しているが、これは、上記第1の実施形態において説明したとおり、条件式“αHm<Ha<βHm”を満たさなかったことに起因している。
以上の説明から明らかなように、第2の実施形態に係るデータ処理装置は、上記第1の実施形態に加え、最終データ利用日時を特定し、最終データ利用日時に基づいて、各処理ユニットの有効性を判定する。
これにより、第2の実施形態に係るデータ処理装置によれば、センシングデバイスでセンシングされたデータに対して、実行データの用途の変更に応じたデータ処理が実現できる。
[第3の実施形態]
上記第1の実施形態では、所定の調査タイミングで各処理ユニットが実行することで得た実行データに基づいてエントロピを算出し、各処理ユニットの有効性を判定した。これに対して、第3の実施形態では、更に、各処理ユニットが実行された際の、CPUの使用率の累積値を算出し、各処理ユニットの有効性を判定する。以下、第3の実施形態について、上記第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
<調査処理の詳細>
図12は、調査処理の流れを示す第3のフローチャートである。図8との相違点は、ステップS1201である。
ステップS1201において、実行結果取得部603は、実行データ格納部125に格納された実行データを取得し、パラメータ算出部604に通知する。パラメータ算出部604は、通知された実行データから“CPU使用率”を取得する。また、パラメータ算出部604は、取得した“CPU使用率”を集計することでCPUの累積使用率を算出し、調査結果格納部124の調査結果テーブル400に格納する。そして、判定部605は、CPUの累積使用率が、所定の閾値以下であるか否かを判定する。
ステップS1201において、所定の閾値以下であると判定した場合(ステップS1201においてYesの場合)、ステップS804に進む。一方、ステップS1201において、所定の閾値以下でないと判定した場合(ステップS1201においてNoの場合)、ステップS808に進む。
このように、第3の実施形態では、パラメータ算出部604が、処理ユニットの有効性を判定するためのパラメータとして、CPUの累積使用率を算出する。そして、判定部605は、CPUの累積使用率が所定の閾値以下とならない処理ユニットについて、無効と判定する。
<調査結果テーブルの具体例>
次に、調査処理(図12)が実行された場合の、調査結果格納部124の調査結果テーブルの具体例について説明する。図13は、調査結果テーブルの一例を示す第3の図である。
図13の調査結果テーブル1300の1段目の例は、調査実行した処理ユニットが動体検出ユニットであって、CPUの累積使用率が“15%”であったことを示している。また、図13の調査結果テーブル1300の2段目の例は、調査実行した処理ユニットが顔検出ユニットであって、CPUの累積使用率が“55%”であったことを示している。更に、図13の調査結果テーブル1300の3段目の例は、調査実行した処理ユニットが人数検出ユニットであって、CPUの累積使用率が“85%”であったことを示している。
調査結果テーブル1300の例では、判定部605は、処理ユニットが人数検出ユニットの場合、CPUの累積使用率が所定の閾値以下でないと判定し、無効と判定している。なお、処理ユニットが顔検出ユニットの場合も、無効と判定しているが、これは、上記第1の実施形態において説明したとおり、条件式“αHm<Ha<βHm”を満たさなかったことに起因している。
以上の説明から明らかなように、第3の実施形態に係るデータ処理装置は、上記第1の実施形態に加え、CPUの累積使用率を算出し、CPUの累積使用率に基づいて、各処理ユニットの有効性を判定する。
これにより、第3の実施形態に係るデータ処理装置によれば、センシングデバイスでセンシングされたデータに対して、CPUの処理負荷に応じたデータ処理が実現できる。
[第4の実施形態]
上記第1の実施形態では、所定の調査タイミングで各処理ユニットが実行することで得た実行データに基づいてエントロピを算出し、各処理ユニットの有効性を判定した。これに対して、第4の実施形態では、更に、各処理ユニットが実行された際の、通信量の累積値を算出し、各処理ユニットの有効性を判定する。以下、第4の実施形態について、上記第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
<調査処理の詳細>
図14は、調査処理の流れを示す第4のフローチャートである。図8との相違点は、ステップS1401である。
ステップS1401において、実行結果取得部603は、実行データ格納部125に格納された実行データを取得し、パラメータ算出部604に通知する。パラメータ算出部604は、通知された実行データから“通信量”を取得する。また、パラメータ算出部604は、取得した“通信量”を集計することで累積通信量を算出し、調査結果格納部124の調査結果テーブル400に格納する。そして、判定部605は、累積通信量が、所定の閾値以下であるか否かを判定する。
ステップS1401において、所定の閾値以下であると判定した場合(ステップS1401においてYesの場合)、ステップS804に進む。一方、ステップS1401において、所定の閾値以下でないと判定した場合(ステップS1401においてNoの場合)、ステップS808に進む。
このように、第4の実施形態では、パラメータ算出部604が、処理ユニットの有効性を判定するためのパラメータとして、累積通信量を算出する。そして、判定部605は、累積通信量が所定の閾値以下とならない処理ユニットについて、無効と判定する。
<調査結果テーブルの具体例>
次に、調査処理(図14)が実行された場合の、調査結果格納部124の調査結果テーブルの具体例について説明する。図15は、調査結果テーブルの一例を示す第4の図である。
図15の調査結果テーブル1500の1段目の例は、調査実行した処理ユニットが動体検出ユニットであって、累積通信量が“300”([kbps])であったことを示している。また、図15の調査結果テーブル1500の2段目の例は、調査実行した処理ユニットが顔検出ユニットであって、累積通信量が“1000”([kbps])であったことを示している。更に、図15の調査結果テーブル1500の3段目の例は、調査実行した処理ユニットが人数検出ユニットであって、累積通信量が“1600”([kbps])であったことを示している。
調査結果テーブル1500の例では、判定部605は、処理ユニットが人数検出ユニットの場合、累積通信量が所定の閾値以下でないと判定し、無効と判定している。なお、処理ユニットが顔検出ユニットの場合も、無効と判定しているが、これは、上記第1の実施形態において説明したとおり、条件式“αHm<Ha<βHm”を満たさなかったことに起因している。
以上の説明から明らかなように、第4の実施形態に係るデータ処理装置は、上記第1の実施形態に加え、累積通信量を算出し、累積通信量に基づいて、各処理ユニットの有効性を判定する。
これにより、第4の実施形態に係るデータ処理装置によれば、センシングデバイスでセンシングされたデータに対して、実行データの通信負荷に応じたデータ処理が実現できる。
[第5の実施形態]
上記第1乃至第4の実施形態では、リスト格納部123に予め調査リスト300が格納されており、調査部121は、所定の調査タイミングに到達するごとに、調査リスト300に規定された処理ユニットを、実行部122に実行させるものとして説明した。つまり、所定の調査タイミングに到達するごとに、調査部121は、実行部122に、毎回、同じ処理ユニットを実行させるものとして説明した。
しかしながら、調査リスト300に規定される処理ユニットは変更してもよい。第5の実施形態における調査部121では、所定の調査タイミングに到達した際に調査リスト300に規定されている変更後の処理ユニットを実行させる。以下、第5の実施形態について、上記第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
<データ処理装置の機能構成>
図16は、データ処理装置の機能構成の一例を示す第2の図である。図6との相違点は、調査リスト生成部1601である。
調査リスト生成部1601は、リスト格納部123に格納される調査リスト300を生成する。また、調査リスト生成部1601は、生成した調査リスト300に規定されている処理ユニットを削除したり、生成した調査リスト300に、新たに処理ユニットを追加したりする。
<センシングデータ処理の流れ>
図17は、センシングデータ処理の流れを示す第2のフローチャートである。図7との相違点は、ステップS1701〜S1704である。図17に示すフローチャートの場合、
ステップS702において、調査タイミングに到達していないと判定した場合(ステップS702においてNoの場合)、ステップS1701に進む。
ステップS1701において、調査リスト生成部1601は、調査リスト300に新たに処理ユニットを追加する旨の指示が入力されたか否かを判定する。ステップS1701において、処理ユニットを追加する旨の指示が入力されたと判定した場合(ステップS1701においてYesの場合)、ステップS1702に進む。
ステップS1702において、調査リスト生成部1601は、調査リスト300に新たに処理ユニットを追加する。
一方、ステップS1701において、新たに処理ユニットを追加する旨の指示が入力されなかったと判定した場合(ステップS1701においてNoの場合)、ステップS1703に進む。
ステップS1703において、調査リスト生成部1601は、調査リスト300から処理ユニットを削除する旨の指示が入力されたか否かを判定する。ステップS1703において、処理ユニットを削除する旨の指示が入力されたと判定した場合(ステップS1703においてYesの場合)、ステップS1704に進む。
ステップS1704において、調査リスト生成部1601は、調査リスト300から、指示された処理ユニットを削除する。
一方、ステップS1703において、処理ユニットを削除する旨の指示が入力されなかったと判定した場合(ステップS1703においてNoの場合)、ステップS707に進む。
<リスト格納部に格納される調査リストについて>
図18は、リスト格納部に格納される調査リストの一例を示す第2の図である。このうち、図18(a)は、調査リスト生成部1601により、処理ユニットが追加された後の調査リスト1810を示している。図18(a)の例では、図3の調査リスト300に対して、処理ユニット=“P004”、処理ユニット名=“車両検出ユニット”、実行データ送信先=“DB3”が追加されたことを示している。
一方、図18(b)は、調査リスト生成部1601により、処理ユニットが削除された後の調査リスト1820を示している。図18(b)の例では、図3の調査リスト300に対して、処理ユニット=“P003”、処理ユニット名=“人数検出ユニット”、実行データ送信先=“DB1”が削除されたことを示している。
このように、第5の実施形態におけるデータ処理装置は、調査リスト生成部を有し、調査タイミングに到達するまでの間に、調査リストへの処理ユニットの追加、または、調査リストからの処理ユニットの削除を受け付ける。
これにより、第5の実施形態によれば、調査部121は、調査タイミングに到達した際に、調査リスト300に規定されている処理ユニットを実行させることができる。つまり、第5の実施形態によれば、調査タイミングに到達するごとに、調査実行する処理ユニットを変更することができる。
なお、第5の実施形態では、処理ユニットの追加または削除について説明したが、調査リスト生成部1601は、処理ユニットの追加または削除は行わず、“実行データ送信先”のみを変更してもよい。
[第6の実施形態]
上記第1乃至第5の実施形態では、所定の調査タイミングに到達するまでの間隔について特に言及しなかったが、調査タイミングに到達するまでの間隔は一定でなくてもよい。第6の実施形態では、調査タイミングに到達するまでの間隔(調査間隔)を、調査処理が完了するごとに徐々に長くしていく場合について説明する。以下、第6の実施形態について、上記第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図19は、センシングデータ処理の流れを示す第3のフローチャートである。図7に示したフローチャートとの相違点は、ステップS1901である。
ステップS1901において、調査タイミング判定部601は、現在設定されている調査間隔を5倍にした調査間隔を、新たな調査間隔として設定する。これにより、調査タイミング判定部601は、次回の調査タイミングを、前回の調査タイミングから今回の調査タイミングまでの調査間隔の5倍の調査間隔が経過した後へと変更することができる。なお、調査間隔の初期値は、例えば、1[秒]に設定されているものとする。
このように、第6の実施形態に係るデータ処理装置では、調査処理が完了するごとに調査間隔を変更する。これにより、第6の実施形態に係るデータ処理装置によれば、例えば、センシングデバイスの設置環境の変化や、センシングデータの用途の変更があった直後は調査間隔を短くし、時間の経過とともに調査間隔を長くしていくことが可能となる。
[その他の実施形態]
上記各実施形態では、データ処理システム100が、センシングデバイス110を1台有する場合について説明したが、データ処理システム100は、複数のセンシングデバイスを有していてもよい。
また、上記各実施形態では、センシングデバイス110とデータ処理装置120とを別体として説明したが、データ処理装置120の機能(または一部の機能)を、センシングデバイス110に含めるようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、データ処理装置120の各処理ユニットを実行することで得た実行データを、サーバ装置130に格納するものとして説明したが、データ処理装置120が実行データを格納してもよい。
また、上記各実施形態では、センシングデバイス110の一例として撮像装置を挙げ、データ処理装置120にメディアデータを送信する場合について例示したが、撮像装置以外のセンシングデバイスを適用し、メディアデータ以外のデータを送信してもよい。
また、上記各実施形態では、次に実行部122が実行すべき処理ユニットを決定し、決定した処理ユニットを実行するものとして説明した。しかしながら、データ処理装置120は、センシングデバイスの設置環境が変化したり、センシングデータの用途が変更された場合に、変化後の設置環境や変更後の用途に応じた処理ユニットをデータ処理装置120の管理者に提示するだけでもよい。データ処理装置120の管理者が、有効な処理ユニットを把握できれば、どのセンシングデバイスを何の用途で利用するのが最適であるのかを、容易に判断することができるからである。
また、上記第6の実施形態では、時間の経過とともに調査間隔を長くしていく場合について説明したが、調査間隔の変更方法はこれに限定されない。例えば、今回の調査タイミングにおいて決定した処理ユニットと、前回の調査タイミングにおいて決定した処理ユニットとが異なっていた場合には、調査間隔を短くし、同じであった場合には、調査間隔を長くするようにしてもよい。
また、上記第2の実施形態では、所定の調査タイミングごとに、最終データ利用日時を取得するものとして説明したが、最終データ利用日時の取得は、例えば、調査間隔が長く、処理ユニットが調査実行する期間が長い場合に行うようにしてもよい。
なお、開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
所定のタイミングに到達するごとに、センシングデバイスでセンシングされたデータに対して、予め定められた複数のデータ処理それぞれを実行するよう指示する指示部と、
前記複数のデータ処理それぞれが実行されることで得た実行結果に基づいて、前記複数のデータ処理それぞれの有効性を示すパラメータを算出する算出部と、
算出された前記パラメータに基づき、次に実行するデータ処理を決定する決定部と
を有することを特徴とするデータ処理装置。
(付記2)
前記算出部は、前記有効性を示すパラメータとして、前記実行結果に基づいて平均エントロピと最大エントロピとを算出し、
前記決定部は、前記算出部により算出された平均エントロピと最大エントロピとが所定の条件式を満たしているか否かに基づき、次に実行するデータ処理を決定することを特徴とする付記1に記載のデータ処理装置。
(付記3)
前記複数のデータ処理それぞれが実行されることで得た実行結果が利用された日時を示す情報を取得する取得部を更に有し、
前記決定部は、前記取得部により取得された日時が所定の期間に含まれるか否かに基づき、次に実行するデータ処理を決定することを特徴とする付記2に記載のデータ処理装置。
(付記4)
前記複数のデータ処理それぞれが実行された際の処理負荷を示す情報を取得する取得部を更に有し、
前記決定部は、前記取得部により取得された処理負荷の累積値が所定の閾値以下であるか否かに基づき、次に実行するデータ処理を決定することを特徴とする付記2に記載のデータ処理装置。
(付記5)
前記複数のデータ処理それぞれが実行された際の通信量を示す情報を取得する取得部を更に有し、
前記決定部は、前記取得部により取得された通信量の累積値が所定の閾値以下であるか否かに基づき、次に実行するデータ処理を決定することを特徴とする付記2に記載のデータ処理装置。
(付記6)
前記指示部は、前記所定のタイミングに到達した際に、調査リストに規定されている複数のデータ処理それぞれの実行を指示することを特徴とする付記1に記載のデータ処理装置。
(付記7)
前記複数のデータ処理それぞれの実行を前記指示部が指示するタイミングを、前記複数のデータ処理それぞれが実行されるごとに変更することを特徴とする付記6に記載のデータ処理装置。
(付記8)
所定のタイミングに到達するごとに、センシングデバイスでセンシングされたデータに対して、予め定められた複数のデータ処理それぞれを実行するよう指示し、
前記複数のデータ処理それぞれが実行されることで得た実行結果に基づいて、前記複数のデータ処理それぞれの有効性を示すパラメータを算出し、
算出された前記パラメータに基づき、次に実行するデータ処理を決定する、
処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記9)
所定のタイミングに到達するごとに、センシングデバイスでセンシングされたデータに対して、予め定められた複数のデータ処理それぞれを実行するよう指示し、
前記複数のデータ処理それぞれが実行されることで得た実行結果に基づいて、前記複数のデータ処理それぞれの有効性を示すパラメータを算出し、
算出された前記パラメータに基づき、次に実行するデータ処理を決定する、
処理をコンピュータが実行するデータ処理方法。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせ等、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
100 :データ処理システム
110 :センシングデバイス
120 :データ処理装置
121 :調査部
122 :実行部
130 :サーバ装置
140 :ユーザ端末
300 :調査リスト
400 :調査結果テーブル
510 :動体検出処理実行データ
520 :顔検出処理実行データ
530 :人数検出処理実行データ
601 :調査タイミング判定部
602 :指示部
603 :実行結果取得部
604 :パラメータ算出部
605 :判定部
900、1100、1300、1500 :調査結果テーブル
1810、1820 :調査リスト

Claims (7)

  1. 所定のタイミングに到達するごとに、センシングデバイスでセンシングされたデータに対して、予め定められた複数のデータ処理それぞれを実行するよう指示する指示部と、
    前記複数のデータ処理それぞれが実行されることで得た実行結果に基づいて、平均エントロピと最大エントロピとを算出する算出部と、
    前記算出部により算出された平均エントロピと最大エントロピとが所定の条件式を満たしているか否かに基づき、次に実行するデータ処理を決定する決定部と
    を有することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記複数のデータ処理それぞれが実行されることで得た実行結果が利用された日時を示す情報を取得する取得部を更に有し、
    前記決定部は、前記取得部により取得された日時が所定の期間に含まれるか否かに基づき、次に実行するデータ処理を決定することを特徴とする請求項に記載のデータ処理装置。
  3. 前記複数のデータ処理それぞれが実行された際の処理負荷を示す情報を取得する取得部を更に有し、
    前記決定部は、前記取得部により取得された処理負荷の累積値が所定の閾値以下であるか否かに基づき、次に実行するデータ処理を決定することを特徴とする請求項に記載のデータ処理装置。
  4. 前記複数のデータ処理それぞれが実行された際の通信量を示す情報を取得する取得部を更に有し、
    前記決定部は、前記取得部により取得された通信量の累積値が所定の閾値以下であるか否かに基づき、次に実行するデータ処理を決定することを特徴とする請求項に記載のデータ処理装置。
  5. 所定の調査間隔に到達するごとに、センシングデバイスでセンシングされたデータに対して、調査リストに規定されている複数のデータ処理それぞれを実行するよう指示する指示部と、
    前記複数のデータ処理それぞれが実行されることで得た実行結果に基づいて、前記複数のデータ処理それぞれの有効性を示すパラメータを算出する算出部と、
    算出された前記パラメータに基づき、次に実行するデータ処理を決定する決定部と、を有し、
    前記指示部は、前記調査間隔を、前記複数のデータ処理それぞれが実行されるごとに変更することを特徴とするデータ処理装置
  6. 所定のタイミングに到達するごとに、センシングデバイスでセンシングされたデータに対して、予め定められた複数のデータ処理それぞれを実行するよう指示し、
    前記複数のデータ処理それぞれが実行されることで得た実行結果に基づいて、平均エントロピと最大エントロピとを算出し、
    算出された平均エントロピと最大エントロピとが所定の条件式を満たしているか否かに基づき、次に実行するデータ処理を決定する、
    処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  7. 所定のタイミングに到達するごとに、センシングデバイスでセンシングされたデータに対して、予め定められた複数のデータ処理それぞれを実行するよう指示し、
    前記複数のデータ処理それぞれが実行されることで得た実行結果に基づいて、平均エントロピと最大エントロピとを算出し、
    算出された平均エントロピと最大エントロピとが所定の条件式を満たしているか否かに基づき、次に実行するデータ処理を決定する、
    処理をコンピュータが実行するデータ処理方法。
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