JP6976823B2 - 駐車支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の駐車支援装置に関するものである。
従来、駐車支援装置は、自車両の現在位置から目標駐車位置までの最適経路を算出し、算出された最適経路に従って車両を目標駐車位置に移動させることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−052470号公報
しかしながら、特許文献1に記載の駐車支援装置は、例えば特定のガレージ等に車両を駐車する場合、毎回同じ経路を車両が移動することになり、駐車場の床面の汚損を招く、という問題がある。
そこで、本発明は、駐車場の床面の汚損を抑制する駐車支援装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の駐車支援装置は、車両周辺を撮像した撮像画像から、駐車場内の床面の汚損影響度を算出する床面汚損影響度算出部と、前記床面汚損影響度算出部の算出結果に基づいて、前記車両を前記駐車場に駐車させる駐車経路を生成する駐車経路生成部と、を備えることを特徴とする。
このように構成された本発明の駐車支援装置は、駐車経路生成部が、駐車場の汚損影響度の高い領域を避けて、駐車経路を生成するので、駐車場の床面の汚損を抑制することができる。
実施例1の駐車支援装置のシステム構成を示すブロック図である。 実施例1の自動運転制御部の構成を示すブロック図である。 実施例1の床面汚損影響度算出部の構成を示すブロック図である。 実施例1の駐車支援のメイン制御処理を説明するフローチャートである。 実施例1の駐車経路算出処理を説明するフローチャートである。 実施例1の汚損影響度算出処理を説明するフローチャートである。 実施例1の床面色判定を説明する説明図である。 実施例1の床面色判定を説明する説明図である。 実施例1の床面材質判定を説明する説明図である。 実施例1の汚損を抑制する駐車経路を説明する説明図である。 実施例1のばらつきを持たせた駐車経路を説明する説明図である。 実施例1のトルク制御量算出処理を説明する説明図である。 実施例1のトルク制御量算出処理を説明する説明図である。 実施例1のトルク制御量算出処理を説明するフローチャートである。
以下、本開示による駐車支援装置を実現する実施形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
実施例1における駐車支援装置は、一般的な黒色のゴムタイヤを装備する車両に搭載され、自車両の現在位置から目標駐車位置まで車両を移動させる駐車支援を行うものに適用した例を説明する。
[駐車支援装置のシステム構成]
図1は、実施例1の駐車支援装置のシステム構成を示すブロック図である。以下、図1に基づいて、実施例1の駐車支援装置のシステム構成を説明する。
駐車支援装置1は、図1に示すように、ユーザ入力装置11と、照度センサ12と、画像センサ13a,13b,13c,13dと、位置情報取得装置14と、超音波ソナー15と、レーダー16と、記憶部17と、自動運転制御部20と、表示部41と、車両挙動制御部42と、を備える。
ユーザ入力装置11は、例えばタッチパネルなどのデバイスであり、ユーザからの指示を受け付ける。ユーザ入力装置11には、ユーザが、目標駐車位置や、駐車経路から除外する領域等が入力可能となっている。
照度センサ12は、自車両の周囲の明るさを検知する。
画像センサ13a,13b,13c,13dは、車両の前後左右に備えられている。画像センサ13aは、車両のフロントグリルに、車両の前方に向けて装着されている。画像センサ13bは、車両のリアガーニッシュに、車両の後方に向けて装着されている。画像センサ13cは、車両の左ドアミラーに、車両の左側方に向けて装着されている。画像センサ13dは、車両の右ドアミラーに、車両の右側方に向けて装着されている。
4台の画像センサ13a,13b,13c,13dで、車両の周囲の路面を含む領域を漏れなく観測することができるようになっている。画像センサ13a,13b,13c,13dは、公知のタイマに接続されており、このタイマは、画像センサ13a,13b,13c,13dの露光時間を計測して自動運転制御部20に与える。
位置情報取得装置14は、例えばGPS(Global Positioning System)によって、車両の現在の位置情報を取得する。
超音波ソナー15は、車両の周囲に存在する他車両、歩行者、建物等の障害物までの距離を検出する。
レーダー16は、車両の周囲に存在する他車両、歩行者、建物等の障害物までの距離を検出する。レーダー16は、超音波ソナー15に対して遠方の測距性能に優れるため、自動駐車を行う際に必要となる車両の周囲の距離範囲に基づいて、使用するセンサ(レーダー16,超音波ソナー15)を適宜選択すればよい。
記憶部17には、衛星写真データ17aと、地図データ17bと、走行履歴蓄積部17cと、ユーザ情報17d等が格納される。
表示部41は、車載モニタであり、自動運転制御部20の指示に従って、乗客に情報を提示する。
車両挙動制御部42は、例えば、ブレーキ装置、モータ又はエンジン、ステアリング等を制御して、車両挙動に関する運転支援制御を行う制御部である。車両挙動制御部42は、車両の挙動を制御することで、自動運転を実施する。
ユーザ入力装置11の入力情報と、照度センサ12の検知情報と、画像センサ13a,13b,13c,13dの検知情報と、位置情報取得装置14の取得情報(位置情報)と、超音波ソナー15の検知情報と、レーダー16の検知情報と、記憶部17の記憶情報とは、自動運転制御部20に入力される。自動運転制御部20は、後述するメイン制御処理を実行し、処理の結果を表示部41と車両挙動制御部42に出力し、運転の支援のために用いられる。例えば、車両を駐車場に駐車させる場合に、車両の運転を支援する。
[自動運転制御部の構成]
図2は、実施例1の自動運転制御部の構成を示すブロック図である。以下、図2に基づいて、実施例1の自動運転制御部の構成を説明する。
自動運転制御部20は、目標位置算出部21と、走行可能領域判定部22と、床面汚損影響度算出部30と、駐車経路生成部23と、車両制御量算出部24と、を備える。
目標位置算出部21は、ユーザ入力装置11に入力された入力情報、又は、記憶部17に予めユーザが記録したユーザ情報に基づいて、指示された目標駐車位置を算出する。
走行可能領域判定部22は、超音波ソナー15の検知情報やレーダー16の検知情報等に基づいて、自車両の周囲に存在する他車両、歩行者、建物等の障害物を回避して、走行可能な領域を判定する。
床面汚損影響度算出部30は、後述する床面汚損影響度算出処理を実行する。この床面汚損影響度算出処理では、画像センサ13a,13b,13c,13dにより検知された車両の周囲の撮像画像から、駐車場内の床面の汚損影響度を算出する。
駐車経路生成部23は、後述する駐車経路算出処理を実行する。この駐車経路算出処理では、床面汚損影響度算出部30の算出結果に基づいて、駐車経路を算出(生成)する。
車両制御量算出部24は、駐車経路生成部の算出結果に基づいて、後述するトルク制御量算出処理を実行し、車両の車輪のトルクを算出する。車両制御量算出部24は、駐車経路算出処理の処理結果と、トルク制御量算出処理の処理結果と、に基づいて、車両挙動制御部42により制御される制御情報を算出し、この制御情報を車両挙動制御部42に出力する。また、車両制御量算出部24は、駐車経路算出処理の処理結果と、トルク制御量算出処理の処理結果と、に基づいて、表示部41により表示される表示情報を算出し、この表示情報を表示部41へ出力する。また、車両制御量算出部24は、車両挙動制御部42からの情報を取得し、表示部41により表示される表示情報を表示部41へ出力する。
[床面汚損影響度算出部の構成]
図3は、実施例1の床面汚損影響度算出部の構成を示すブロック図である。以下、図3に基づいて、実施例1の床面汚損影響度算出部の構成を説明する。
床面汚損影響度算出部30は、床面色判定部31と、床面材質判定部32と、ユーザ指定位置判定部33と、過去走行データ比較部34と、床面汚損影響度判定部35と、を備える。
床面色判定部31は、自車両の周辺の床面の色の濃淡を判定する。床面の色が淡い(明るい)場合、タイヤ痕による床面の汚損が目立ちやすい。一方、床面の色が濃い(暗い)場合、タイヤ痕による床面の汚損が目立ちにくい。例えば、床面がアスファルト等の黒色等の濃色である場合、タイヤ痕による床面の汚損が目立ちにくい。コンクリートやタイルのような淡色である場合、タイヤ痕による床面の汚損が目立ちやすい。なお、床面色判定部31による床面色判定については、後述する。
床面材質判定部32は、摩擦係数が小さい床面であるか否かを判定する。床面の摩擦係数が小さい場合は、床面にタイヤ痕が付きにくい。一方、床面の摩擦係数が大きい場合は、床面にタイヤ痕が付きやすい。例えば、床面の材質がつるつるした面である場合、床面の色が淡い場合であっても、タイヤ痕による床面の汚損が目立ちにくい。なお、床面材質判定部32による床面材質判定については、後述する。
ユーザ指定位置判定部33は、ユーザ入力装置11に入力された入力情報、又は、記憶部17に予めユーザが記録したユーザ情報に基づいて、床面がタイヤ痕により汚損しやすい領域を判定する。ユーザ情報としては、駐車経路から除外する領域等が考えられる。
過去走行データ比較部34は、記憶部17に記憶されたユーザが自ら運転した走行履歴蓄積部17cの蓄積データに基づいて、駐車経路を生成する。ユーザは、一般的に、タイヤ痕による床面の汚損が目立ちやすい領域を避けて、車両を目標駐車位置へ移動させる工夫をする。
床面汚損影響度判定部35は、床面色判定部31の判定情報と、床面材質判定部32の判定情報と、ユーザ指定位置判定部33の判定情報と、過去走行データ比較部34の比較情報と、に基づいて、床面のタイヤ痕による汚損の影響のある領域を判定する。
次に、作用を説明する。
[メイン制御処理]
図4は、実施例1の駐車支援のメイン制御処理を説明するフローチャートである。以下、図4に基づいて、実施例1の駐車支援のメイン制御処理を説明する。
ステップS1では、自動運転制御部20の目標位置算出部21が、目標駐車位置を算出(指定)する。
ステップS2では、自動運転制御部20の走行可能領域判定部22が、障害物を認識して、走行可能な領域を判定する。
ステップS3では、自動運転制御部20が、後述する駐車経路算出処理を実行する。この駐車経路算出処理では、床面の状況に基づいて、駐車経路を算出する。
ステップS4では、自動運転制御部20の車両制御量算出部24が、算出された車両挙動制御部42に対する制御情報を、車両挙動制御部42に出力する。これにより、車両が目標駐車位置に自動運転により移動される。また、車両制御量算出部24は、後述するトルク制御量算出処理を実行する。
ステップS5では、自動運転制御部20が、車両制御量算出部24より取得した情報に基づいて、表示部41に自動運転が完了した情報を出力する。これにより、表示部41に自動運転が完了した旨の表示がされる。以上のステップにより、メイン制御処理を終了する。
[駐車経路算出処理]
図5は、実施例1の駐車経路算出処理を説明するフローチャートである。以下、図5に基づいて、実施例1の駐車経路算出処理を説明する。
メイン制御フローのステップS3の駐車経路算出処理を開始すると、まず、床面汚損影響度算出部30が、汚損影響度算出処理を実行する(ステップS11)。この汚損影響度算出処理では、床面色判定部31による床面色判定と、床面材質判定部32による床面材質判定と、によって自車両の周辺の床面の汚損影響度を算出する。なお、汚損影響度算出処理については、後述する。
次いで、駐車経路生成部23が、自車両の周辺に汚損影響度が高い床面が存在するか否かを判定する(ステップS12)。自車両の周辺に汚損影響度が高い床面が存在すると判定した場合(ステップS12でYES)、ステップS14に進む。一方、自車両の周辺に汚損影響度が高い床面が存在しないと判定した場合(ステップS12でNO)、駐車経路生成部23は、最短の駐車経路を算出(生成)し(ステップS13)、駐車経路算出処理を終了する。
ステップS14において、駐車経路生成部23が、汚損影響度が高い床面への汚損を抑制できる駐車経路が生成できるか否かを判定する。汚損影響度が高い床面への汚損を抑制できる駐車経路が生成できると判定した場合(ステップS14でYES)、駐車経路生成部23が、自車両の周辺の床面の汚損を抑制する駐車経路を生成し(ステップS15)、駐車経路算出処理を終了する。なお、汚損を抑制する駐車経路については、後述する。
一方、汚損影響度が高い床面への汚損を抑制できる駐車経路が生成できないと判定した場合(ステップS14でNO)、駐車経路生成部23が、ばらつきを持たせた駐車経路に生成し(ステップS16)、駐車経路算出処理を終了する。ばらつきを持たせた駐車経路とは、床面の汚損の影響を分散させる経路であって、複数の異なる駐車経路を算出し、毎回同じ駐車経路を通ることを避けるようにする経路である。なお、ばらつきを持たせた駐車経路については、後述する。
[汚損影響度算出処理]
図6は、実施例1の汚損影響度算出処理を説明するフローチャートである。以下、図6に基づいて、実施例1の汚損影響度算出処理を説明する。
駐車経路算出処理のステップS11の汚損影響度算出処理を開始すると、床面色判定部31が、自車両の周辺の床面色を判定する(ステップS21)。なお、床面色判定部31による床面色判定については、後述する。
次いで、床面色判定部31が、自車両の周辺に淡い色の領域が存在するか否かを判定する(ステップS22)。自車両の周辺に淡い色の領域が存在すると判定した場合(ステップS22でYES)、ステップS24に進む。
一方、自車両の周辺に淡い色の領域が存在しないと判定した場合(ステップS22でNO)、自車両の周辺の床面を汚損影響度の低い床面と判定し(ステップS23)、汚損影響度算出処理を終了する。
ステップS24において、床面材質判定部32は、自車両の周辺の床面の材質を判定し、ステップS25に進む。なお、床面材質判定部32による床面材質判定については、後述する。
ステップS25において、床面材質判定部32は、自車両の周辺に摩擦係数の小さい床面が存在するか否かを判定する。自車両の周辺に摩擦係数の小さい床面が存在すると判定した場合(ステップS25でYES)、自車両の周辺の床面を汚損影響度の低い床面と判定し(ステップS26)、汚損影響度算出処理を終了する。
一方、自車両の周辺に摩擦係数の小さい床面が存在しないと判定した場合(ステップS25でNO)、自車両の周辺の床面を汚損影響度の高い床面と判定し(ステップS27)、汚損影響度算出処理を終了する。
なお、汚損影響度算出処理では、さらにユーザ指定位置判定部33の判定情報と、過去走行データ比較部34の比較情報とを使用して、自車両の周辺の床面の汚損影響度を判定しても良い。
[床面色判定]
図7は、実施例1の床面色判定を説明する説明図である。図8は、実施例1の床面色判定を説明する説明図である。以下、図7及び図8に基づいて、実施例1の床面色判定について説明する。
床面色判定部31による床面色判定は、床面の反射率に基づいて行う。床面の反射率は、画像上の輝度値と、露光時間と、照度と、から算出する。
まず、床面色判定部31は、図7に示すように、画像センサ13a,13b,13c,13dから画像P1を取得する。次に、床面色判定部31は、図8に示すように、画像P1を平面図相当の俯瞰画像P2に視点変換し、自車両とその周辺の位置関係を把握しやすくする。なお、俯瞰画像P2への視点変換は、公知の一般的な技術によって行う。
次に、床面色判定部31は、俯瞰画像P2の全域に対して、輝度値の算出を行う。輝度値は、俯瞰画像P2の画素値(0〜255)と、露光時間と、に基づいて算出される。例えば、RGB空間の画素値Ri,Gi,Biが出力され、撮像時の露光時間がT_expの場合、輝度lは、以下の計算式で表される。
Figure 0006976823
Ri,Gi,Biは、RGB空間の出力値を示す。
T_expは、画像センサ13a,13b,13c,13dによる撮像時の露光時間を示す。
Kは、ハードウェア特性による減衰率を表す定数であり、使用する光センサとレンズの特性により算出される。
画素値Ri,Gi,Biに掛けられる数(実施例1では、0.3,0.5,0.2)は、人間の目の感度に応じた値とする。
これにより、日照条件によらず輝度値を算出することができる。
また、輝度lは、以下の計算式で表せる。
Figure 0006976823
Eは、照度を示す。
ρは、反射率を示す。
数式1と数式2より、反射率ρは、以下の計算式で表せる。
Figure 0006976823
この反射率ρと所定の閾値Tとを比較し、以下の表に示すように、床面が汚損しやすいか否かを判定する。
Figure 0006976823
反射率ρが閾値Tより大きい場合、床面が汚損しやすいと判定する。
反射率ρが閾値Tより小さい場合、床面が汚損しにくいと判定する。
すなわち、床面色判定部31は、自車両の周辺の床面に淡い色の領域が存在するか否かを判定する。
[床面材質判定]
図9は、実施例1の床面材質判定を説明する説明図である。以下、図9に基づいて、実施例1の床面材質判定について説明する。
床面材質判定部32による床面材質判定は、図9に示すように、画像センサ13a,13b,13c,13dから取得した画像P3上の鏡面反射に基づいて行われる。
例えば、防水加工等で摩擦係数が小さい床面Fは、床面Fの表面に微細な凹凸が少なく、鏡面状になっている。画像上に出現している街灯の光源A1からの光は、床面Fで鏡面反射され、鏡面反射領域A2を形成する。画像上に出現している他車両のヘッドライトの光源B1,C1からの光は、床面Fで鏡面反射され、鏡面反射領域B2,C2を形成する。
鏡面反射領域A2,B2,C2は、画像上の床面Fの境界Dを基準線として、光源A1,B1,C1と線対称の位置に形成される傾向がある。また、鏡面反射領域A2,B2,C2は、光源A1,B1,C1の略垂直座標上に、光源A1,B1,C1の大きさと略同じ大きさで形成される。これは、床面が水平な状態程、顕著となる。
例えば、床面材質判定部32は、一対の光源A1,B1,C1と鏡面反射領域A2,B2,C2が複数出現している場合、床面Fが鏡面反射状態であると判定し、床面Fの材質は摩擦係数が小さいと判定する。すなわち、床面材質判定部32は、床面の鏡面反射光に基づいて、自車両周辺の床面に摩擦係数が小さい床面が存在するか否かを判定する。
[汚損を抑制する駐車経路]
図10は、実施例1の汚損を抑制する駐車経路を説明する説明図である。以下、図10に基づいて、実施例1の汚損を抑制する駐車経路を説明する。
図10に示すように、車両Vが目標駐車位置Uに駐車する場合、最短の駐車経路L1は、汚損影響度が高い領域Nで孤を描いている。すなわち、最短の駐車経路L1は、汚損影響度が高い領域Nで、車両Vの進行方向を変更する操作をしている。
一方、汚損を抑制する駐車経路L2では、車両Vが、汚損影響度が高い領域Nの手前まで後退し、そこからハンドルを切りながら少し前進し、その後、目標駐車位置Uに向けてまっすぐに後退する。すなわち、汚損影響度が低い領域Mで、車両Vの進行方向を変更する操作をし、汚損影響度が高い領域Nでは、車両Vの進行方向を変更する操作をしていない。そのため、汚損を抑制する駐車経路L2においては、車両Vは、汚損影響度が高い領域Nを直進する。
[ばらつきを持たせた駐車経路]
図11は、実施例1のばらつきを持たせた駐車経路を説明する説明図である。以下、図11に基づいて、実施例1のばらつきを持たせた駐車経路を説明する。
汚損影響度が高い床面への汚損を抑制できる駐車経路が生成できない場合に、ばらつきを持たせた駐車経路が選択される。図11に示すように、ばらつきを持たせた駐車経路は、複数の異なる駐車経路(実施例1では、駐車経路L3,L4,L5)から構成される。駐車経路L3,L4,L5は、汚損影響度が高い領域Nに形成される。
車両Vが目標駐車位置Uに駐車する場合、駐車経路L3,L4,L5の何れか一つの駐車経路を移動させる。そして、駐車するたびに、車両Vが移動する駐車経路を異ならせるようにする。
例えば、初回に車両Vを目標駐車位置Uに駐車する際に、駐車経路L3を移動させる。2回目に車両Vを目標駐車位置Uに駐車する際に、駐車経路L4を移動させる。3回目に車両Vを目標駐車位置Uに駐車する際に、駐車経路L5を移動させる。
[トルク制御量算出処理]
図12は、実施例1のトルク制御量算出処理を説明する説明図である。図13は、実施例1のトルク制御量算出処理を説明する説明図である。図14は、実施例1のトルク制御量算出処理を説明するフローチャートである。以下、図12〜図14に基づいて、実施例1のトルク制御量算出処理を説明する。
実施例1では、車両が後ろ向き駐車をする例を説明する。
メイン制御処理のステップS4のトルク制御量算出処理では、図12に示すように、汚損影響度が低い領域Mに車両Vが位置する場合に、車両制御量算出部24が、前右輪(右側の前輪)、前左輪(左側の前輪)、後右輪(右側の後輪)、後左輪(左側の後輪)のトルク強度を、図13のX1に示すように、通常のトルク強度であるT(実施例1では、略0.3)とする。
汚損影響度が高い領域Nに車両Vの後輪が進入すると、図13のX2に示すように、車両制御量算出部24が、前右輪と前左輪のトルク強度を、図14のX2に示すように、略0とし、後右輪と後左輪のトルク強度を、略2T(実施例1では、略0.6)。すなわち、車両制御量算出部24は、車両Vの移動に必要なトルクを前輪のみに振り分け、後輪を空転状態とする。
汚損影響度が高い領域Nに車両Vの前輪が進入すると、図13のX3に示すように、車両制御量算出部24が、全車輪のトルク強度を、T(実施例1では、略0.3)に戻す。
次に、トルク制御量算出処理をフローチャートにしたがって説明する。図14に示すように、メイン制御処理のステップS4のトルク制御量算出処理を開始すると、車両制御量算出部24は、前輪のトルクをTとし、後輪のトルクをTとする(ステップS31)。
次いで、車両制御量算出部24は、汚損影響度が高い床面に後輪が進入したか否かを判定する(ステップS32)。汚損影響度が高い床面に後輪が進入したと判定した場合(ステップS32でYES)、ステップS33に進む。一方、汚損影響度が高い床面に後輪が進入していないと判定した場合(ステップS32でNO)、ステップS32に戻る。
次いで、車両制御量算出部24は、前輪のトルクを2Tとし、後輪のトルクを0とする(ステップS33)。
次いで、車両制御量算出部24は、汚損影響度が高い床面に前輪が進入したか否かを判定する(ステップS34)。汚損影響度が高い床面に前輪が進入したと判定した場合(ステップS34でYES)、ステップS35に進む。一方、汚損影響度が高い床面に前輪が進入していないと判定した場合(ステップS34でNO)、ステップS34に戻る。
次いで、車両制御量算出部24は、前輪のトルクをTとし、後輪のトルクをTとして(ステップS35)、トルク制御量算出処理を終了する。
次に、効果を説明する。
実施例1の駐車支援装置1では、車両周辺を撮像した撮像画像から、駐車場内の床面の汚損影響度を算出する床面汚損影響度算出部30と、床面汚損影響度算出部30の算出結果に基づいて、車両を駐車場に駐車させる駐車経路を生成する駐車経路生成部23と、を備える(図2)。
これにより、駐車経路生成部23は、駐車場の汚損影響度の高い領域を避けて、駐車経路を生成することができる。そのため、生成された駐車経路に沿って車両を移動させることができ、駐車場の床面の汚損を抑制することができる。
実施例1の駐車支援装置1では、床面汚損影響度算出部30が、汚損影響度を所定の閾値より高いと判定した場合に、駐車経路生成部23は、前記駐車経路として、床面の汚損を抑制する経路を生成する(図5)。
これにより、駐車経路生成部23は、汚損影響度が高い場合に、駐車場の汚損影響度の低い経路で、駐車経路を生成し、汚損影響度が高くない場合に、最短の駐車経路を生成することができる。そのため、駐車場の床面の汚損を効率的に抑制することができる。
実施例1の駐車支援装置1では、床面の汚損を抑制する経路は、汚損影響度が所定の閾値より高い領域において、車両の進行方向を変更しない経路である(図5及び図10)。
これにより、汚損影響度が高くない領域で、車両の姿勢を調整し、汚損影響度が高い領域では、操舵角が生じないように、車両が直進するようにできる。そのため、駐車場の床面の汚損を効果的に抑制することができる。
実施例1の駐車支援装置1では、床面汚損影響度算出部30が、汚損影響度を所定の閾値より高いと判定し、駐車経路生成部23が、床面の汚損を抑制する経路を生成できない場合、駐車経路生成部23は、前記駐車経路として、複数の異なる経路を生成する(図5及び図11)。
これにより、毎回同じ駐車経路とすることを避け、床面の一定の場所に、汚損が蓄積されることを防止することができる。そのため、駐車場の床面の汚損を抑制することができる。なお、毎日同じ場所に車両を駐車する場合や、公共の駐車場で複数台が出入りするような場合に、この構成を効果的に適用できる。
実施例1の駐車支援装置1では、車両の車輪のトルクの調整量を算出する車両制御量算出部24を備え、車両制御量算出部24は、車輪のうち、汚損影響度が所定の閾値より高いと判定された領域に進入している車輪のトルクを、汚損影響度が所定の閾値より高くないと判定された領域に進入している車輪のトルクより、下げた調整量にして算出する(図12〜図14)。
これにより、汚損影響度が高い領域にある車輪に、トルクをかけず、汚損影響度が高くない領域にある車輪にのみ、トルクをかけることができる。そのため、タイヤと床面との摩擦を低減することができる。その結果、摩擦による床面の汚損を抑制することができる。なお、駐車経路に、汚損影響度の高い領域と、低い領域が混在している場合に、この構成を効果的に適用できる。
実施例1の駐車支援装置1では、車両制御量算出部24は、全ての車輪が、汚損影響度が所定の閾値より高いと判定された領域に進入した場合、全ての車輪のトルクを、下げた調整量にして算出したトルクより、上げた調整量にして算出する(図12〜図14)。
これにより、汚染影響度が高い領域に、全ての車輪のうち、いくつかの車輪が進入した場合、汚損影響度が高くない領域にある車輪にのみ、トルクをかけ、汚損影響度が高い領域に、全ての車輪が進入した場合、全ての車輪にトルクをかけることができる。そのため、床面の汚損を抑制して、車両を目標駐車位置まで移動することができる。
実施例1の駐車支援装置1では、床面の光の反射率に基づいて、床面の色の濃淡を判断することにより、床面の汚損影響度を判定することができる(表1)。
実施例1の駐車支援装置1では、床面の鏡面反射光に基づいて、床面の摩擦係数の大小を判断することにより、床面の汚損影響度を判定することができる(図9)。
以上、本開示の駐車支援装置を実施例1に基づき説明してきた。しかし、具体的な構成とフローチャートについては、この実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、各実施例の組み合わせ、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、天候によらず、自動運転制御部20が、駐車経路算出処理を実行する例を示した。しかし、自動運転制御部は、天候を考慮して、駐車経路算出処理を実行しても良い。
具体的には、降雨時や積雪時は、駐車経路算出処理を実行せずに、最短の駐車経路を算出する。この場合、レインセンサや画像センサによる撮像画像により、降雨や積雪を判断する。
実施例1では、床面材質判定を鏡面反射に基づいて、実施する例を示した。しかし、床面材質判定としては、車両の挙動をもとにし、スリップ量から推定しても良い。
具体的には、車両の加速度と、各車輪の回転数とを比較して、差異が大きい場合に、スリップ量が大きいと判断する。例えば、車両が加減速する場合は、各車輪にかかったトルク量に比例して、僅かにスリップしながらタイヤが回転する。そのため、駆動車輪と空転車輪との間で、回転数が異なる。駆動車輪と空転車輪との回転数の差異が大きいほど、スリップしやすい路面とする。
ところで、車両が低速域で移動するような狭小駐車場などの場合は、車輪のスピードが遅く、回転数の差異も微小なので、車輪回転数での検出が難しい。この場合、床面材質判定としては、スリップ時に発生する振動をとらえて判定しても良い。
また、床面材質判定としては、ステアリングホイールを回した際に、路面とタイヤとの摩擦で発生する音に基づいて判定しても良い。
実施例1では、本発明の駐車支援装置として、自動運転を実施する車両に搭載した例を示した。しかし、駐車支援装置としては、運転者に運転操作を行わせることを促す車両に搭載されても良い。
実施例1では、本発明の駐車支援装置として、目標駐車位置に駐車する例を示した。しかし、駐車支援装置としては、車両を駐車場から出す際に適用することをできる。
1 駐車支援装置
23 駐車経路生成部
24 車両制御量算出部
30 床面汚損影響度算出部
33 ユーザ指定位置判定部

Claims (8)

  1. 車両周辺を撮像した撮像画像から、駐車場内の床面の汚損影響度を算出する床面汚損影響度算出部と、
    前記床面汚損影響度算出部の算出結果に基づいて、前記車両を前記駐車場に駐車させる駐車経路を生成する駐車経路生成部と、を備え、
    前記床面汚損影響度算出部は、ユーザが指定した情報に基づいて前記床面の汚損しやすい位置を判定するユーザ指定位置判定部を有する
    とを特徴とする駐車支援装置。
    駐車支援装置。
  2. 前記床面汚損影響度算出部が、前記汚損影響度を所定の閾値より高いと判定した場合に、
    前記駐車経路生成部は、前記駐車経路として、前記床面の汚損を抑制する経路を生成する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の駐車支援装置。
  3. 前記床面の汚損を抑制する経路は、前記汚損影響度が所定の閾値より高い領域において、前記車両の進行方向を変更しない経路である
    ことを特徴とする、請求項2に記載の駐車支援装置。
  4. 前記床面汚損影響度算出部が、前記汚損影響度を所定の閾値より高いと判定し、前記駐車経路生成部が、前記床面の汚損を抑制する経路を生成できない場合、
    前記駐車経路生成部は、前記駐車経路として、複数の異なる経路を生成する
    ことを特徴とする、請求項2又は3に記載の駐車支援装置。
  5. 前記車両の車輪のトルクの調整量を算出する車両制御量算出部を備え、
    前記車両制御量算出部は、前記車輪のうち、前記汚損影響度が所定の閾値より高いと判定された領域に進入している車輪のトルクを、前記汚損影響度が所定の閾値より高くないと判定された領域に進入している車輪のトルクより、下げた調整量にして算出する
    ことを特徴とする、請求項2〜4の何れか一項に記載の駐車支援装置。
  6. 前記車両制御量算出部は、全ての前記車輪が、前記汚損影響度が所定の閾値より高いと判定された領域に進入した場合、全ての前記車輪のトルクを、前記下げた調整量にして算出したトルクより、上げた調整量にして算出する
    ことを特徴とする、請求項5に記載の駐車支援装置。
  7. 前記床面汚損影響度算出部は、前記床面の光の反射率に基づいて、前記汚損影響度を算出する
    ことを特徴とする、請求項1〜6の何れか一項に記載の駐車支援装置。
  8. 前記床面汚損影響度算出部は、前記床面の鏡面反射光に基づいて、前記汚損影響度を算出する
    ことを特徴とする、請求項1〜7の何れか一項に記載の駐車支援装置。
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