JP6976602B2 - 電気的駆動弁 - Google Patents

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Description

本発明は、弁体を電気的に駆動させて弁の開度を調整する電気的駆動弁に関する。
電動弁は、流路となる第1ポートと第2ポートとを、弁本体の内部空間である弁室を介して繋ぎつつ、弁体によって第1ポートの開口断面積を変化させ、流量制御を行う。第1ポートにはオリフィスが設けられている。一方、弁体は暫次縮径して先細りしている。そのため、弁体のオリフィスへの挿入量に応じて、弁体とオリフィスとの間の隙間の断面積は変わり、以て第1ポートと第2ポートとの間の流量が変更されるものである。
このような電動弁としては、所謂ねじ送り機構による弁体の移動方式が知られている(例えば特許文献1参照)。この移動方式において、弁体は、オリフィスに向かって延びる弁軸の先端域に形成される。弁軸は軸方向に可動である。この弁軸は、可動ねじが形成された弁軸ホルダと一体であり、弁軸ホルダの可動ねじは、位置不動のガイドブッシュの固定ねじと螺合している。また、弁軸ホルダは、ステッピングモータのロータと一体となっており軸回転する。このため、弁軸ホルダは、ロータと共に軸回転し、ガイドブッシュに沿ってねじ送りされ、弁軸は、弁軸ホルダとともに軸方向に移動し、弁体はオリフィスに入り込む方向又は離脱する方向に移動する。
特開2006−070988号公報 特開2013−036487号公報
オリフィスが第1ポートに設けられるタイプの電動弁の他、オリフィスが弁本体にその内部の弁室に連なって設けられるタイプの電動弁もある(例えば、特許文献2)。オリフィスは流体が通過する流路を形成することから、流体による腐食を考慮してステンレスなどの耐腐食性の良い材料で作製されるのが好ましい。そのため、弁本体とオリフィスを別部材により構成するタイプの電動弁が知られている。
このタイプの電動弁は、図4に示すように、内部に弁室121を有する弁本体102と、弁室121と連通するオリフィス151が設けられたシート部材105と、内部が流路となるポート103の3つの部材が接合により一体化されて構成される。また、このタイプの電動弁において、静音性を向上させる目的からシート部材105の端部をポート103の内部まで延ばす場合がある。
このような場合、溶融したろう材を各部材の隙間に流し込んで固化させるろう付け法を用いて、これら3つの部材102、103、105を接合しようとするとき、溶融したろう材は、弁本体102とポート103の外周面との間の隙間から供給される。
しかし、ポート103と、シート部材105のポート103の内側まで延ばした部分の外周面との隙間にろう材が流れ込んでしまい、弁本体102とシート部材105の外周面との間の隙間にろう材が円滑に流れ込まない現象が生じる。その結果、弁本体102とシート部材105の接合不良が生じる虞があった。
上記の課題は電動弁に限らず、電磁弁など、弁本体、シート部材、及びポート部材を有する電気的駆動弁に当てはまるものである。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ろう材の流れを改善し、弁室の気密性を確保することのできる電気的駆動弁を提供することにある。
本発明の電気的駆動弁は、弁室が設けられた弁本体と、前記弁室と連通する弁口が設けられた筒形状のシート部材と、前記弁口と連通する円筒形状のポート部材と、を備え、前記弁本体には、底面に前記弁室と連通する開口および該開口の前記弁室とは逆側に形成された壁部が設けられ、前記シート部材の一端部が前記開口および前記壁部にはめ込まれ、前記シート部材の外周面と対面する前記壁部との間で第1の離間部が形成され、前記シート部材の他端部と前記壁部との間に前記ポート部材の端部が差し込まれ、前記ポート部材の内周面と前記シート部材の他端部の外周面が対面し、前記ポート部材の内周面と前記シート部材の他端部の外周面との間に第2の離間部が形成され、前記ポート部材の外周面と、当該外周面と対面する前記壁部との間に第3の離間部が形成され、前記第3の離間部は、前記第1の離間部及び前記第2の離間部と連通し、前記第1の離間部の幅は、前記第2の離間部の幅以下であり、前記第3の離間部と前記第1の離間部には充填及び固化したろう材が設けられており、前記弁本体と前記シート部材と前記ポート部材とが一体化して固定されており、前記ポート部材の内周面と前記シート部材の他端部の外周面との間の隙間として前記第1の離間部側に前記第2の離間部が設けられ、前記第2の離間部の前記他端部側に前記第2の離間部の幅より幅が小さい小隙間部が更に設けられていること、を特徴とする。
前記第3の離間部の幅は、前記第1の離間部の幅より大きくしても良い。
前記ポート部材は、前記弁本体の前記壁部に差し込んでも良い。
前記シート部材は、前記壁部の内径と略同一の外径を有するようにしても良い。
前記ポート部材の内周面と前記シート部材の他端部の外周面との間の隙間として、前記第1の離間部側に前記第2の離間部が設けられ、前記第2の離間部の前記他端部側に前記第2の離間部の幅より幅が小さい小隙間部が更に設けるようにしても良い。
前記シート部材は、外径が最大径となる大径部と、前記大径部よりも小径で前記ポート部材の内部に挿入される小径部と、を有し、前記小径部には、前記ポート部材の内周面との間で前記第2の離間部を形成する凹部が設けるようにしても良い。
前記小径部の凹部は、前記大径部と隣接して設けるようにしても良い。
前記弁本体と接続された円筒部材と、前記円筒部材に外装されたステータと、を備えていても良い。
本発明によれば、ろう材の流れを改善し、弁室の気密性を確保することのできる電気的駆動弁を得ることができる。
実施形態に係る電気的駆動弁の一例である電動弁の構成を示す断面図である。 実施形態に係る電気的駆動弁の一例である電動弁の弁体近傍の拡大断面図である。 弁本体の部分拡大図である。 従来の電動弁の弁室近傍の拡大断面図である。
(実施形態)
以下、本発明に係る電気的駆動弁の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
(概略構成)
図1は、実施形態に係る電気的駆動弁の一例である電動弁の構成を示す断面図である。図1に示すように、本実施形態に係る電気的駆動弁は、電動弁100である。なお、図1では、円筒部材1より外側に設けられるステッピングモータのステータ及びコイル等は省略している。
この電動弁100は、例えば、空気調和機、冷蔵庫、ヒートポンプ式冷暖房システムにおいて用いられ、各機器やシステムで使用される冷媒の流量を調整する。電動弁100が流量調整する流体は、例えば冷媒である。
図1に示すように、電動弁100は、弁本体2、第1ポート3、第2ポート4、シート部材5を有する。この電動弁100は、流体の流路である第1ポート3がシート部材5に形成されたオリフィス51を介して弁本体2内部の弁室21に接続されるとともに、流体の流路である第2ポート4が弁室21に接続され、弁室21を介して第1ポート3と第2ポート4とが連通している。したがって、電動弁100を流れる流体は、第2ポート4から弁室21を通って第1ポート3へ流れる。又は、第1ポート3から弁室21を通って第2ポート4へ流れる。
弁室21には、オリフィス51に向かって先細りし、先端からの高さによって胴囲が異なる弁体7が収容されている。この電動弁100では、オリフィス51に対する弁体7の差込量に応じて、第1ポート3に通じるオリフィス51の開度が調整され、以て第1ポート3と第2ポート4の間の流量が制御される。弁体7は、軸方向に移動可能な弁軸6の先端に形成されている。弁軸6は、ステッピングモータを駆動源とし、ねじ送り機構によって第1ポート3の方向に軸方向移動し、これにより弁体7のオリフィス51への差込量が制御される。
(詳細構成)
このような電動弁100は、円筒部材1と、弁本体2と、円筒部材1に外装されたステータとを備え、円筒部材1と弁本体2とを重ね合わせて構成される。円筒部材1は、キャンとも称され、一端面が閉じたカップ型形状を有する。円筒部材1の他端面には、開口が設けられた円盤状の鍔状部材1aが設けられ、当該開口に弁本体2が差し込まれて円筒部材1が封止されることで円筒部材1が圧力容器となる。このように、円筒部材1と弁本体2とは、鍔状部材1aを介して接続される。但し、鍔状部材1aを設けず、弁本体2は円筒部材1側の端部を鍔状に拡げた形状とし、円筒部材1と弁本体2とを接続するようにしても良い。
図2は、電動弁100の弁体7近傍の拡大断面図である。図3は、弁本体2の部分拡大図である。図2及び図3に示すように、弁本体2は、内部空間である弁室21を有し、弁室21に弁軸6が収容されている。図3に示すように、弁本体2には、弁室21と連通する段差が設けられた凹部22が設けられている。この凹部22には、底面に開口22aが設けられており、開口22aで弁室21と連通している。凹部22は、底面から立設する壁を有し、当該壁には凹部22の内径が拡径する段部22bが設けられている。すなわち、凹部22の壁のうち、段部22bより弁室21に近い方を壁22cとし、段部22bより弁室21から遠い方を壁22dとすると、壁22c、22dは凹部22の内周面を構成し、壁22dにより画成される凹部22の内径は、壁22cより画成される凹部22の内径より大きい。
図2に示すように、シート部材5は、筒形状であり、弁軸6及び弁体7と同軸に設けられ、一端部が弁本体2の凹部22の開口22aおよび壁22c、22dにはめ込まれている。シート部材5は、その内部空間が弁室21と連通する弁口52が設けられており、弁口52に弁体7が収容され、弁体7の昇降によりオリフィス51の開度が調整される。
この弁口52は、弁軸6から弁本体7の方向に多段状に拡径し、シート部材5の内周面で画成されている。すなわち、弁口52は、弁軸6側から順に、第1弁口部521、第2弁口部522、テーパ面部522a、第3弁口部523、テーパ面部523aを有する。第1弁口部521は、円筒形状を有し、弁室21に隣接して設けられる。第1の弁口部521の弁室21側の端部にはオリフィス51が設けられる。第2弁口部522は、第1弁口部521に続いて第1弁口部521より径大に設けられ、第3弁口部523は、第2弁口部522より径大に設けられている。テーパ面部522aは、円錐台状であり、第2弁口部522と第3弁口部523とを繋ぎ、テーパ面部523aは、円錐台状であり、第3弁口部523から続いて拡径し、シート部材5の端まで設けられている。
一方、シート部材5の外形について説明すると、シート部材5は、弁軸6から弁体7の方向に先端部53、大径部54、小径部55を有する。先端部53は、概略円筒形状であり、凹部22の開口22aに差し込まれている。
大径部54は、先端部53に続いて設けられており、シート部材5において外径が最大となる部位である。大径部54は、軸と直交する方向に突出しており、凹部22の底面と当接するとともに、外周面が凹部22の壁22cと離間して対向している。大径部54の外周面と凹部22の壁22cとの間で第1の離間部S1が形成されている。換言すると、大径部54の外周面と壁22cとの間の距離である第1の距離が設けられている。第1の離間部S1の幅は、第1の距離である。また、大径部54の軸方向の厚みは、凹部22の底面と段部22bとの距離と略同一である。
小径部55は、大径部54に続いて設けられており、大径部54よりも小径で第1ポート3の内部に挿入される。この小径部55には、凹部55aが設けられている。この凹部55aは、軸回りに凹んだ部位である。凹部55aは、ここでは大径部54と隣接して設けられている。
第1ポート3は、円筒形状の部材である。第1ポート3は、円筒部材1、弁軸6及び弁体7の中心軸と同軸に延び、凹部22の壁22dと小径部55の外周面との間の円環状の空間にその端部が差し込まれている。この差込みにより、第1ポート3の内周面とシート部材5の他端部である小径部55とが離間して対面し、第1ポート3の内周面と小径部55との間に隙間が形成される。この隙間としては、第1の離間部S1側に設けられた第1の離間部S1以上となる大隙間部と、大隙間部より第1ポート3の奥の方に、大隙間部より隙間が小さい小隙間部S20とが設けられる。大隙間部は凹部55aの底面と第1ポート3の内周面との間で形成される第2の離間部S2である。換言すると、凹部55aの底面と第1ポート3の内周面との間の距離である第2の距離が設けられている。第2の離間部S2の幅は、第2の距離である。第2の離間部S2は、大径部54と隣接している。また、小隙間部S20は、小径部55の凹部55aが設けられていない部分と第1ポート3の内周面との間で形成される隙間である。
また、凹部22の壁22dと第1ポート3の外周面とが離間して対面し、これらの間に第3の離間部S3が形成されている。換言すると、凹部22の壁22dと第1ポート3の外周面との間の距離である第3の距離が設けられている。第3の離間部S3の幅は、第3の距離である。第1の離間部S1と第2の離間部S2と第3の離間部S3とはそれぞれ連通しており、第1の離間部S1の幅は第2の離間部S2の幅以下である。すなわち、第1の距離は、第2の距離以下である。また、ここでは、第3の離間部S3の幅は、第1の離間部S1の幅以下、つまり、第3の距離は、第1の距離以下となっている。換言すれば、第1ポート3の外径と凹部22の壁22dで画成される内径とが略同一であり、第1ポート3の端部が壁22dで画成される弁本体2の凹部22に差し込まれている。なお、略同一とは、ろう材が流れる第3の離間部S3が形成される程度の一致をいう。
第3の離間部S3と第1の離間部S1には、充填及び固化したろう材が設けられており、弁本体2とシート部材5と第1ポート3との3部材が一体化して固定されている。
第2ポート4は、円筒形状の部材である。この第2ポート4は、弁本体2の側面に接続されて、第2ポート4の内部が弁室21と連通し、第1ポート3の延び方向と直交して延びる。
また、図1に示すように、弁軸6は、円筒部材1の中心軸と同軸に配置され、棒形状を有する。この弁軸6は、円筒部材1の開口と弁本体2の貫通孔24を通って、円筒部材1内から弁室21内に突き出し、先端がシート部材5の上端に達する。弁体7は、シート部材5に達した弁軸6の先端に形成されている。この弁体7は、弁軸6を先端に向けて縮径させて形成されており、シート部材5の内部に挿入されている。
すなわち、弁軸6が円筒部材1内に設けられたねじ送り機構によって軸方向に移動すると、弁体7のオリフィス51への進入量が変化する。先細りした弁体7の進入量が変化すると、弁体7の外周面とオリフィス51の内周面とが画成する隙間の断面積は、進入量に応じて変化する。このため、第1ポート3の出入り口の大きさが変化し、弁室21を経由して第1ポート3と第2ポート4との間の流量が変化する。
弁軸6は、ガイドブッシュ8によって回転かつ昇降可能に支持されている。ガイドブッシュ8は、弁軸6の周面を長範囲に亘って支持し、半径方向の変動や軸の傾きを規制しながら、弁体7をオリフィス51に案内する。このガイドブッシュ8は、弁軸6と同軸に配置され、クリアランスを設けて弁軸6を覆う円筒形状を有する。但し、弁軸6は両端がガイドブッシュ8から突出する。クリアランスは、高精度の規制を保ちつつ、弁軸6が軸方向移動可能となる程度である。このガイドブッシュ8は、円筒部材1内に配置され、円筒部材1の内部から一部突き出ている。すなわち、弁本体2には、弁室21より円筒部材1側に、ガイドブッシュ8を固定する大径の支持穴23と、この支持穴23の底面に弁軸6が通る小径の貫通孔24とが設けられている。ガイドブッシュ8の突き出し部分は、この支持穴23に圧入されている。
ガイドブッシュ8の外周には、雄ねじである固定ねじ8aが形成されている。一方、ガイドブッシュ8には、円筒部材1内に配置された弁軸ホルダ9が螺合している。即ち、弁軸ホルダ9は、円筒部材1の有底側の端面に穴空きの天井部9bを有する円筒体であり、弁軸ホルダ9の内周には、雌ねじである可動ねじ9aが形成されている。そして、ガイドブッシュ8の固定ねじ8aと弁軸ホルダ9の可動ねじ9aとがねじ合わせされている。これにより、弁軸ホルダ9は、ガイドブッシュ8の周りを回転しながら、軸方向に移動可能となっている。
弁軸ホルダ9の外周には、ステッピングモータのロータ10が同軸に設けられる。ロータ10は、円筒形状を有し、内周面に、弁軸ホルダ9を支持する支持体が延設されている。この支持体には、弁軸ホルダ9の装着孔10aが開口しており、この装着孔10aに弁軸ホルダ9が嵌まり込むことで、ロータ10と弁軸ホルダ9とが固定されている。
また、円筒部材1の有底部に向かう弁軸6の後端は、ガイドブッシュ8から突出し、更に弁軸ホルダ9の天井部9bの開口からも突出している。その突出部分には、円筒部材1の半径方向に拡がるワッシャ状のロータ押さえ11を介して、プッシュナット12が圧入や溶接などの手段で固定されている。更に、弁軸6は、軸の途中から後端まで一段細径となって段部6aが形成されており、この段部6aと弁軸ホルダ9の天井部9bとの間に、弁軸6に嵌め込まれた圧縮コイルばね14が設置されている。
圧縮コイルばね14は、弁軸ホルダ9をプッシュナット12側へ付勢する。そのため、圧縮コイルばね14とプッシュナット12とによってロータ押さえ11及び弁軸ホルダ9の天井部9bが弾力的に挟み込まれ、ロータ10に固定された弁軸ホルダ9、ロータ押さえ11、プッシュナット12及び弁軸6がロータ10と共に一体となり、ロータ10に連れて回転する。そして、弁軸ホルダ9の可動ねじ9aとガイドブッシュ8の固定ねじ8aとの螺合により、弁軸ホルダ9は回転に伴って軸方向に移動し、この弁軸ホルダ9と一体となった弁軸6も軸方向に移動する。
尚、プッシュナット12の外周には復帰ばね13が嵌め込まれている。この復帰ばね13は、弁軸6が円筒部材1の有底部側に移動した場合において、復帰ばね13が円筒部材1の天井部分に接触し圧縮され、弁軸6と一体となった弁軸ホルダ9の可動ねじ9aとガイドブッシュ8の固定ねじ8aとが噛み合う方向に付勢する。
また、ガイドブッシュ8における弁軸ホルダ9のはめ込み部分の下方には、下部ストッパ15が固定される。下部ストッパ15は、例えばその内側に設けられた雌ねじを固定ねじ8aにねじ込むことにより、ガイドブッシュ8に固定される。弁軸ホルダ9の下部には、ストッパ9cが一体に設けられる。ストッパ9cは、弁軸ホルダ9が最下降位置に達した場合に下部ストッパ15に当接し、弁軸ホルダ9のそれ以上の回転と下降を規制する。
このような構成の電動弁100においては、弁軸6を昇降させることにより、弁軸6の先端に設けられた弁体7をオリフィス51の内側に挿入し、両者の隙間を開閉することで、第1ポート3と第2ポート4間の流体の移動を規制する。
弁軸6の昇降は、次のように行われる。円筒部材1の外周に設けた図示しないコイルに通電するとロータ10が回転する。ロータ10の回転は、それに固定された弁軸ホルダ9に伝達され、弁軸ホルダ9は弁本体2に固定されているガイドブッシュ8の外周で回転する。弁軸ホルダ9とガイドブッシュ8は、可動ねじ9aと固定ねじ8aによってねじ合わされているので、弁軸ホルダ9はその回転と共に下降し、それに伴い弁軸ホルダ9と圧縮コイルばね14により挟持されている弁軸6も下降する。
このようにして、弁軸6が下降することで、弁軸6先端の弁体7がオリフィス51内に入り込み、両者の隙間が狭くなり、最終的には両者が密着することで、電動弁100が閉鎖される。
(作用)
実施形態に係る電気的駆動弁の作用を、図2を参照しつつ説明する。
上記のような電動弁100の作製は、弁本体2とシート部材5と第1ポート3が、ろう付けにより一体化されて成される。すなわち、図2を上下逆転させた弁本体2の凹部22に、先端部53を開口22aに差し込むようにしてシート部材5をはめ込み、次いで、凹部22の壁22dとシート部材5(小径部55)の外周面との間に形成された空間に、第1ポート3の端部を差し込む。これにより、第1ポート3の端面31と、段部22bと、大径部54の下面とが同一平面上に位置する。但し、第1ポート3の端面と段部22b及び大径部54の下面との間には、ろう材が流れる程度の局所的な隙間が存在している。また、シート部材5の大径部54の上面が凹部22の底面と面接触しており、シート部材5は、弁本体2と第1ポート3とで挟まれる。
さらに、第1ポート3の端面31が、段部22b及び大径部54の下面と向かい合うことで、第3の離間部S3から続く、第1ポート3の外側から端面31手前に回り込んできた流路が、第1ポート3の端面31と向かい合う段部22bで、第1の離間部S1側と第2の離間部S2側とに分岐する。
加熱されて溶融したろう材は、凹部22の壁22dと第1ポート3との間の第3の離間部S3に流し込まれる。第3の離間部S3は、段部22bの部分で第1の離間部S1側と第2の離間部S2側とに分岐し、第1の離間部S1及び第2の離間部S2と連通している。
本実施形態では、第1の離間部S1の幅が第2の離間部S2の幅以下となっているため、第3の離間部S3に進入したろう材は、毛細管現象により第1の離間部S1に流れ込む。その一方で、第2の離間部S2に流れないか、或いは流れ込みにくい。このように、ろう材の進路が制御されることで、ろう材の流れが改善される。
また、第2の離間部S2は、大径部54と隣接して設けられているので、第1ポート3の内周面と、当該内周面と対面するシート部材5の外周面とで形成される隙間にろう材が流れ込むのが防止される。
第3の離間部S3及び第1の離間部S1にろう材が充填され、ろう材が冷却されると、ろう材が固化し、弁本体2、シート部材5、及び第1ポート3が一体化して固定される。このように、弁本体2とシート部材5との間、及び、弁本体2と第1ポート3との間がろう付けされることで第1の離間部S1、第3の離間部S3に流体が流れることがなく、弁室21の気密性が保たれる。
(効果)
本実施形態の電気的駆動弁は、弁室21が設けられた弁本体2と、弁室21と連通する弁口52が設けられた筒形状のシート部材5と、弁口52と連通する円筒形状の第1ポート3と、を備え、弁本体2には、底面に開口22aが設けられて弁室21と連通する凹部22が設けられ、シート部材5の一端部が凹部22にはめ込まれ、シート部材5の外周面と対面する凹部22の内周面との間で第1の離間部S1が形成され、シート部材5の他端部と凹部22との間に第1ポート3の端部が差し込まれ、第1ポート3の内周面とシート部材5の他端部の外周面が対面し、第1ポート3の内周面とシート部材5の他端部の外周面との間に第2の離間部S2が形成され、第1ポート3の外周面と、当該外周面と対面する凹部22の壁22dとの間に第3の離間部S3が形成され、第3の離間部S3は、第1の離間部S1及び第2の離間部S2と連通し、第1の離間部S1の幅は第2の離間部S2の幅以下とした。
これにより、第3の離間部S3に流入したろう材は、第1の離間部S1の幅が第2の離間部S2の幅以下になるように設けられているので、毛細管現象により、第1の離間部S1に進出する。そのため、接合不良となることなく弁本体2とシート部材5と第1ポート部材3の3部材がろう材で一体化され、弁室21の気密性を保つことができる。
なお、ろう材は第3の離間部S3から第1の離間部S1に流れるので、1回のろう付け作業で3部材2、3、5を一体化することができ、弁本体2とシート部材5とをろう付けし、弁本体2と第1ポート3とをろう付けするというように2回のろう付け作業をする必要がなく、ろう付けに要する工数及び時間を削減することができ、生産性を向上させることができる。
第1ポート3は、弁本体2の凹部22に差し込むようにした。これにより、ろう付けする前に弁本体2と第1ポート3とで弁本体2の凹部22に収容されたシート部材5を挟んで弁本体2、シート部材5、第1ポート3の3つの部材を一体化することができる。そのため、電動弁100の製造過程で、ろう付け前の一体化された3部材2、3、5を搬送する際に振動が加わっても、3部材2、3、5がばらけて解体される事態を防止することができ、生産性を向上させることができる。
シート部材5は、弁本体2の凹部22の内径と略同一の外径を有するようにした。これにより、シート部材5を凹部22に差し込むことができ、弁本体2とシート部材5の組立性を向上させることができる。
第1ポート3の内周面とシート部材5の他端部の外周面との間の隙間として、第1の離間部S1側に第2の離間部S2が設けられ、第2の離間部S2の他端部側に第2の離間部S2の幅より幅が小さい小隙間部S20を更に設けるようにした。
これにより、シート部材5の第1ポート3の内部に差し込まれた他端部のうち、第2の離間部S2下方の肉厚を厚くすることができ、弁口52の形状の設計自由度を向上させることができる。例えば、本実施形態では、静音性を考慮してシート部材5の内部に弁口52の口径が3段階に順次大きくされており、この弁口52の形状により、弁口52通過時において冷媒圧力が徐々に回復し、圧力変動が抑えられるとともに冷媒が整流される。第2の離間部S2より下方のシート部材5の肉厚を厚くしているので、弁口52の形状の設計自由度を向上させることができる。
また、第1ポート3の内周面と小径部55との隙間が大きいと、流体が当該隙間に入り込み、渦が発生して静音性が阻害される虞があるが、小隙間部S20を設けたことで、流体の入り込みを抑制し、静音性を向上させることができる。
シート部材5は、外径が最大径となる大径部54と、大径部54よりも小径で第1ポート3の内部に挿入される小径部55と、を有し、小径部55には、第1ポート3の内周面との間で第2の離間部S2を形成する凹部55aを設けるようにした。この構造を採用することにより、シート部材5の外側から切削加工等により凹部55aを設けることができるため、加工が容易となり、生産性をさせることができる。
小径部55の凹部55aは、大径部54と隣接して設けるようにした。これにより、第2の離間部S2へのろう材の侵入を抑制し、ろう材の使用量を削減することができる。換言すれば、第1の離間部S1による毛細管現象と相まって、第2の離間部S2に侵入する分のろう材を第1の離間部S1に誘導し、弁本体2とシート部材5の固定をより強固にすることができる。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、下記に示す他の実施形態も包含する。また、本発明は、上記実施形態及び下記の他の実施形態を全て又はいずれかを組み合わせた形態も包含する。さらに、これらの実施形態を発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができ、その変形も本発明に含まれる。尚、下記の他の実施形態は、上記実施形態と異なる部分を説明し、上記実施形態と同じ部分については、同じ符号を付して説明を省略する。
上記実施形態では、電気的駆動弁を電動弁100として説明したが、これに限定されない。例えば、電気的駆動弁は、電磁弁であっても良い。このように、電気的駆動弁の弁体7を昇降させる駆動機構は、ソレノイドで発生する電磁力により弁軸6及び弁体7を昇降
させても良い。
上記実施形態では、第3の離間部S3の幅を第1の離間部S1の幅以下としたが、これに限定されず、第3の離間部S3の幅を第1の離間部S1の幅より大きくして、第1の離間部S1の幅を第3の離間部S3の幅より小さくしても良い。これにより、第1の離間部S1の幅が、第2の離間部S2及び第3の離間部S3の双方の幅よりも小さいので、ろう付けの際のろう材が第1の離間部S1に進出しやすくなり、弁本体2とシート部材5と第1ポート3とをより強固に固定することができる。
上記実施形態では、第2の離間部S2を、小径部55に凹部55aを設けることにより形成したが、第1ポート3の内周面に凹部55aを設けることで形成しても良い。これにより、シート部材5の軸方向と直交する厚みを厚くすることができるので、シート部材5の内部に形成する弁口52の設計自由度を向上させることができる。
また、凹部55aは、大径部54と隣接して設けたが、必ずしも隣接してなくても良く、第1の離間部S1が第2の離間部S2よりも小さければ大径部54から離れて設けられていても良い。この場合でも、毛細管現象により、ろう材を第1の離間部S1に流れさせることができる。
100 電動弁
1 円筒部材
1a 鍔状部材
2 弁本体
21 弁室
22 凹部
22a 開口
22b 段部
22c 壁
22d 壁
23 支持穴
24 貫通孔
3 第1ポート
31 端面
4 第2ポート
5 シート部材
51 オリフィス
52 弁口
521 第1弁口部
522 第2弁口部
522a テーパ面部
523 第3弁口部
523a テーパ面部
53 先端部
54 大径部
55 小径部
55a 凹部
6 弁軸
6a 段部
7 弁体
8 ガイドブッシュ
8a 固定ねじ
9 弁軸ホルダ
9a 可動ねじ
9b 天井部
9c ストッパ
10 ロータ
10a 装着孔
11 ロータ押さえ
12 プッシュナット
13 復帰ばね
14 圧縮コイルばね
15 下部ストッパ
S1 第1の離間部
S2 第2の離間部
S3 第3の離間部
S20 小隙間部

Claims (7)

  1. 弁室が設けられた弁本体と、
    前記弁室と連通する弁口が設けられた筒形状のシート部材と、
    前記弁口と連通する円筒形状のポート部材と、
    を備え、
    前記弁本体には、底面に前記弁室と連通する開口および該開口の前記弁室とは逆側に形成された壁部が設けられ、
    前記シート部材の一端部が前記開口および前記壁部にはめ込まれ、前記シート部材の外周面と対面する前記壁部との間で第1の離間部が形成され、
    前記シート部材の他端部と前記壁部との間に前記ポート部材の端部が差し込まれ、前記ポート部材の内周面と前記シート部材の他端部の外周面が対面し、前記ポート部材の内周面と前記シート部材の他端部の外周面との間に第2の離間部が形成され、
    前記ポート部材の外周面と、当該外周面と対面する前記壁部との間に第3の離間部が形成され、
    前記第3の離間部は、前記第1の離間部及び前記第2の離間部と連通し、
    前記第1の離間部の幅は、前記第2の離間部の幅以下であり、
    前記第3の離間部と前記第1の離間部には充填及び固化したろう材が設けられており、前記弁本体と前記シート部材と前記ポート部材とが一体化して固定されており、
    前記ポート部材の内周面と前記シート部材の他端部の外周面との間の隙間として、
    前記第1の離間部側に前記第2の離間部が設けられ、前記第2の離間部の前記他端部側に前記第2の離間部の幅より幅が小さい小隙間部が更に設けられていること、
    を特徴とする電気的駆動弁。
  2. 前記第3の離間部の幅は、前記第1の離間部の幅より大きいこと、
    を特徴とする請求項1記載の電気的駆動弁。
  3. 前記ポート部材は、前記弁本体の前記壁部に差し込まれていること、
    を特徴とする請求項1記載の電気的駆動弁。
  4. 前記シート部材は、前記壁部の内径と略同一の外径を有すること、
    を特徴とする請求項1〜3の何れか記載の電気的駆動弁。
  5. 前記シート部材は、
    外径が最大径となる大径部と、
    前記大径部よりも小径で前記ポート部材の内部に挿入される小径部と、
    を有し、
    前記小径部には、前記ポート部材の内周面との間で前記第2の離間部を形成する凹部が設けられていること、
    を特徴とする請求項1〜4の何れか記載の電気的駆動弁。
  6. 前記小径部の凹部は、前記大径部と隣接して設けられたこと、
    を特徴とする請求項5記載の電気的駆動弁。
  7. 前記弁本体と接続された円筒部材と、
    前記円筒部材に外装されたステータと、
    を備えていること、
    を特徴とする請求項1〜6の何れか記載の電気的駆動弁。
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