JP6975965B2 - 巻き付け装置 - Google Patents
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Description
第2発明の巻き付け装置は、第1発明において、前記付勢手段は、前記一対のロール間の距離が前記マンドレルの最大断面径よりも長くなる準備位置と、前記一対のロールのうち少なくとも一方のロールが前記準備位置よりも前記マンドレルに接近した巻き付け位置と、の間で前記一対のロールを移動させる機能を有しており、該巻き付け位置に配置された状態で前記マンドレルが回転すると、前記マンドレルまたは前記マンドレルに巻き付けられているプリプレグと前記一対のロールとが接触した状態を維持する機能を有していることを特徴とする。
第3発明の巻き付け装置は、第1または第2発明において、前記付勢手段が、エアシリンダを備えていることを特徴とする。
第4発明の巻き付け装置は、第3発明において、前記マンドレルに巻き掛けられた、該マンドレル側の表面に該マンドレルに巻き付けられるプリプレグが配置されるプリプレグ配置面を有する搬送ベルトを備えており、前記一対のロールが、前記搬送ベルトにおける反プリプレグ配置面に接触するように配設されていることを特徴とする。
第2発明によれば、巻き付け位置に配置すれば、マンドレルにプリプレグの先端を取り付ける作業やマンドレルのメンテナンス・交換等を容易にできる。一方、巻き付け位置に配置すれば、常にマンドレルまたはマンドレルに巻き付けられているプリプレグをロールによって押圧できる。
第3発明によれば、マンドレルが回転した際に、自動的に一対のロールをマンドレルまたはマンドレルに巻き付けられているプリプレグをロールに接触した状態に維持できる。
第4発明によれば、搬送ベルトに案内されてプリプレグがマンドレルの周囲に巻き付く。しかも、搬送ベルトを介して、一対のロールによってマンドレルまたはマンドレルに巻き付けられているプリプレグを押圧できる。したがって、マンドレルをプリプレグに巻き付ける作業を安定して行うことができる。
まず、本実施形態の巻き付け装置10を説明する前に、本実施形態の巻き付け装置10を使用してマンドレルMに巻き付けられたプリプレグPから製造される筒状部材Cについて説明する。
まず、異形断面を有するマンドレルMの表面に密着するようにプリプレグPを巻き付けて、プリプレグPが巻き付けられたマンドレルMを加熱してプリプレグPを硬化させる。そして、硬化したプリプレグPをマンドレルMから引き抜けば、マンドレルMの断面形状と同じ形状の貫通孔Chを有し、外形がマンドレルMの断面形状と相似形に形成された筒状部材Cを製造することができる。
図1に示すように、本実施形態の巻き付け装置10は、マンドレルMを保持する保持手段12と、一対のロール11,11と、付勢手段20と、搬送ベルト14と、を備えている。
図1において、符号MがマンドレルMを示している。マンドレルMはプリプレグPが巻き付けられる本体部Mbと、本体部Mbの軸方向の端部に位置する軸部Maとを備えている。なお、以下の説明で、マンドレルMの本体部MbにプリプレグPを巻き付けることを説明する場合には、単に、マンドレルMにプリプレグPを巻き付けると説明する場合がある。
図1に示すように、一対のロール11,11は、互いに距離を空けて配置されている。具体的には、回転軸12aにマンドレルMを取り付けた状態において、一対のロール11,11間にマンドレルMを挟むように、一対のロール11,11は設けられている。
図1に示すように、各ロール11の端部は、それぞれ付勢手段20の軸受け22によって回転可能に保持されている。この軸受け22は、それぞれエアシリンダ21のロッドに取り付けられている。つまり、各ロール11は、それぞれ2本のエアシリンダ21によって支持されており、一対のロール11,11を4本のエアシリンダ21が支持している。
搬送ベルト14は、マンドレルMを巻き付けるプリプレグPをマンドレルMに案内するものである。図1に示すように、搬送ベルト14は、一対のロール11,11とマンドレルMとの間を通過するように巻き掛けられている。具体的には、搬送ベルト14の表面(プリプレグ配置面14a)がマンドレルMの表面に接触し、その裏面(反プリプレグ配置面14b)が一対のロール11,11の表面に接触するように配設されている。この搬送ベルト14は無端ベルトであり、図1に示すように複数のローラーrによって支持されており、マンドレルMが回転すると、その回転によって走行するようになっている。
次に、図2〜図4を参照して、本実施形態の巻き付け装置10によってプリプレグPをマンドレルMに巻き付ける作業を説明する。
上記例では、本実施形態の巻き付け装置10が搬送ベルト14を有している場合を説明したが、図5に示すように搬送ベルト14は必ずしも設けなくてもよい。この場合は、図5に示すように、プリプレグPを直接マンドレルMに供給すればよい。
上記例では、付勢手段20がエアシリンダ21によって一対のロール11,11をマンドレルMに付勢する場合を説明したが、エアシリンダ21に代えて、バネやゴムなどの弾性変形する部材を使用してもよい。この場合も、弾性変形する部材が弾性変形してマンドレルMの回転に伴って自動で一対のロール11,11間の距離(つまり一対のロール11,11とマンドレルMとの距離)を調整することができる。
11 ロール
12 保持手段
14 搬送ベルト
14a プリプレグ配置面
14b 反プリプレグ配置面
20 付勢手段
21 エアシリンダ
22 ロール保持部
23 軸受
25 制御部
P プリプレグ
M マンドレル
Claims (4)
- シート状のプリプレグを異形断面のマンドレルに巻き付ける巻き付け装置であって、
互いに平行かつ距離を空けて配置された一対のロールと、
該一対のロールが互いに接近する方向に付勢する付勢手段と、
該一対のロール間に、前記一対のロールの回転軸と平行な回転軸周りに回転可能となるようにマンドレルを保持する保持手段と、を備え、
前記付勢手段は、
前記マンドレルがその中心軸周りに一回転する間における該マンドレルの断面径の変化に合わせて前記一対のロール間の距離を調整する機能を有している
ことを特徴とする巻き付け装置。 - 前記付勢手段は、
前記一対のロール間の距離が前記マンドレルの最大断面径よりも長くなる準備位置と、
前記一対のロールのうち少なくとも一方のロールが前記準備位置よりも前記マンドレルに接近した巻き付け位置と、の間で前記一対のロールを移動させる機能を有しており、
該巻き付け位置に配置された状態で前記マンドレルが回転すると、前記マンドレルまたは前記マンドレルに巻き付けられているプリプレグと前記一対のロールとが接触した状態を維持する機能を有している
ことを特徴とする請求項1記載の巻き付け装置。 - 前記付勢手段が、エアシリンダを備えている
ことを特徴とする請求項1または2記載の巻き付け装置。 - 前記マンドレルに巻き掛けられた、該マンドレル側の表面に該マンドレルに巻き付けられるプリプレグが配置されるプリプレグ配置面を有する搬送ベルトを備えており、
前記一対のロールが、
前記搬送ベルトにおける反プリプレグ配置面に接触するように配設されている
ことを特徴とする請求項3記載の巻き付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017197133A JP6975965B2 (ja) | 2017-10-10 | 2017-10-10 | 巻き付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017197133A JP6975965B2 (ja) | 2017-10-10 | 2017-10-10 | 巻き付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019069560A JP2019069560A (ja) | 2019-05-09 |
JP6975965B2 true JP6975965B2 (ja) | 2021-12-01 |
Family
ID=66441473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017197133A Active JP6975965B2 (ja) | 2017-10-10 | 2017-10-10 | 巻き付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6975965B2 (ja) |
-
2017
- 2017-10-10 JP JP2017197133A patent/JP6975965B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2019069560A (ja) | 2019-05-09 |
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