JP6975472B2 - Snsシステム、コンピュータプログラム、snsを用いたマーケティングオートメーション方法及び表示方法 - Google Patents

Snsシステム、コンピュータプログラム、snsを用いたマーケティングオートメーション方法及び表示方法 Download PDF

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Description

本発明は、SNS(Social Networking Service)システム、コンピュータプログラム、SNSを用いたマーケティングオートメーション方法及び表示方法に関する。
近年、マーケティングの各プロセスにおけるアクションを自動化することができるマーケティングオートメーション(MA)が注目されている。マーケティングオートメーションでは、見込み客の情報を一元管理することができ、商談発掘プロセスを効率化することができる。
特許文献1には、顧客の情報のうち、個人を特定できない情報を抽出して企業の外部にあるMAサーバに登録することにより、顧客情報の外部流出による危険性を低下させ、より安全にマーケティングオートメーションサービスを利用することができるマーケティングオートメーションシステムが開示されている。
特開2017−45360号公報
しかし、特許文献1のようなマーケティングオートメーションは、その使用が企業内の一定の役職以上の人や特定の管理部門の人に限定され、企業内の各営業員は使用できない場合が多い。また、従来、マーケティング部門で行っている施策と営業部門の活動が分断しているため、マーケティングオートメーションを有効活用するためには、CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネジメント)等との連携が必須であり、システムの構築や運用のコストが高くなる。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、マーケティングオートメーションと同様の機能を各営業員が簡便に使用することができるSNSシステム、コンピュータプログラム、SNSを用いたマーケティングオートメーション方法及び表示方法を提供することを目的とする。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、SNSシステムは、名刺情報が登録されたサーバを備えるSNSシステムであって、ユーザの端末装置からコンテンツを前記サーバにアップロードすることにより、前記ユーザの名刺情報と対応付けて前記コンテンツを登録する登録部と、前記登録部が登録したコンテンツを他のユーザが閲覧した場合に、閲覧に基づく前記他のユーザの評価指標を算出するための算出条件を前記ユーザの操作に基づいて設定する設定部とを備える。
本発明によれば、マーケティングオートメーションと同様の機能を各営業員が簡便に使用することができる。
SNSサーバの構成例を示すブロック図である。 基本機能を示す説明図である。 商談マッチング機能を示す説明図である。 広告機能を示す説明図である。 契約締結機能を示す説明図である。 コンテンツ登録時のユーザ端末の表示例を示す模式図である。 スコア設定時のユーザ端末の表示例を示す模式図である。 コンテンツの閲覧時のユーザ端末の表示例を示す模式図である。 収集された履歴の例を示す模式図である。 興味ユーザの表示例を示す模式図である。 アポイントする際のメッセージ送信時のユーザ端末の表示例を示す模式図である。 契約当事者間のひな形の各項目の変換機能を示す模式図である。 広告ターゲットの設定方法の例を示す模式図である。 ユーザ端末によるスコア設定処理を示すフローチャートである。 ユーザ端末による興味ユーザの表示処理を示すフローチャートである。
(システム構成)
SNSシステムはSNSサーバ及び複数の顧客端末を含む。SNSサーバ及びユーザ端末はネットワークにより、互いに通信可能に接続されている。ユーザ端末2はスマートフォン、タブレットコンピュータ、PC(Personal Computer)等で構成する。
SNSシステムは名刺情報を用いたシステムである。ユーザは自らの名刺情報を登録しておくことより、SNSシステムのユーザ間で名刺情報の交換をシステム上で行うことが可能である。また、SNSシステムのユーザ以外から紙の名刺を受け取った場合は、名刺を写真にとり、SNSサーバに送信する。SNSサーバは名刺情報を電子化し、ユーザIDと対応付けて記憶する。
(SNSサーバ)
図1はSNSサーバの構成例を示すブロック図である。SNSサーバ1はサーバコンピュータ等で構成する。SNSサーバ1は複数台のサーバコンピュータで構成してもよい。SNSサーバ1を仮想マシンで構成してもよい。また、SNSサーバ1の機能をクラウドサービスにより提供してもよい。SNSサーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、大容量記憶部14、計時部16、通信部15及び読み取り部17を含む。各構成はバスBで接続されている。
CPU11はROM12に記憶された制御プログラム1Pにしたがい、ハードウェア各部を制御する。RAM13は例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)又はフラッシュメモリである。RAM13はCPU11によるプログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。
大容量記憶部14は、例えばハードディスク又はSSD(Solid State Drive)などである。大容量記憶部14は各種データを記憶する。大容量記憶部14はユーザ情報、提案書データ、企画書データ、商品やサービスのカタログデータ等を記憶する。また、制御プログラム1Pを大容量記憶部14に記憶してもよい。大容量記憶部14に記憶するデータは、SNSサーバ1以外に記憶してもよい。例えばデータベースサーバやクラウドストレージに記憶してもよい。
計時部16は時刻又はSNSサーバ1が起動してからの経過時間等の時間を計時する。計時部16はCPU11からの求めに応じて、計時結果をCPU11に与える回路である。
通信部15はネットワークNを介して、ユーザ端末2と通信を行う。また、CPU11が通信部15を用い、ネットワークN等を介して他のコンピュータから制御プログラム1Pをダウンロードし、大容量記憶部14に記憶してもよい。
読み取り部17はCD(Compact Disc)−ROM及びDVD(Digital Versatile Disc)−ROMを含む可搬型記憶媒体1aを読み取る。CPU11が読み取り部17を介して、制御プログラム1Pを可搬型記憶媒体1aより読み取り、大容量記憶部14に記憶してもよい。また、ネットワークN等を介して他のコンピュータからCPU11が制御プログラム1Pをダウンロードし、大容量記憶部14に記憶してもよい。さらにまた、半導体メモリ1bから、CPU11が制御プログラム1Pを読み込んでもよい。
(基本機能)
SNSシステムの基本機能について説明する。図2は基本機能を示す説明図である。基本機能は、ユーザ登録処理、コンテンツ登録処理、検索参照処理、履歴収集処理、興味ユーザ特定処理、絞り込み処理及びアポイント処理等で実現される。ユーザ登録処理はSNSシステムを利用するユーザの情報を登録する処理である。コンテンツ登録処理は、ユーザが販売する商品又はサービスに関するコンテンツを登録する処理である。コンテンツは提案書、企画書、カタログ及び価格表を含む。検索参照機能はSNSシステムに登録しているユーザやユーザが取り扱う商品/サービスを検索し、検索にヒットしたユーザの名刺情報やユーザが取り扱う商品/サービスの内容を参照する処理である。履歴収集処理はユーザのSNSシステム上での行動履歴を収集する処理である。興味ユーザ特定処理は、自身又は自信が取り扱う商品/サービスに興味を持っているユーザを特定する処理である。絞り込み処理は興味ユーザを絞り込む処理である。アポイント処理は興味ユーザに対して、商談の約束を取り付けるための処理である。
(ユーザ登録処理)
SNSシステムを利用するためには、ユーザ登録(初回登録)が必要である。SNSシステムの利用を希望する未登録ユーザがユーザ端末2を介して、SNSサーバ1にアクセスするとユーザ登録が求められる。SNSシステムではユーザ登録時にユーザ情報として、名刺情報及びユーザIDを登録する。名刺情報は、氏名、所属先名称(会社名や団体名)、所属部署名、役職名、所属先住所、連絡先電話番号、連絡先ファクシミリ番号及び連絡先電子メールアドレスを含む。ユーザIDはユーザを特定するIDである。ユーザが用いているユーザ端末2は固定されていることを前提に、ユーザIDとしてユーザ端末2のIDで代用してもよい。例えば、ユーザIDとして、MAC(Media Access Control address)アドレス、IMEI(International Mobile Equipment Identity:端末識別番号)などを用いる。また、ユーザIDとして、クッキーを用いてもよい。SNSサーバ1はユーザ端末2が初回アクセスした時にクッキーを生成し、ユーザ端末2に送信する。それ以降、ユーザ端末2が送信してきたクッキーにより、ユーザの識別を行う。さらに、ユーザIDはユーザが決定してもよい。この場合、既存ユーザとの重複チェックを行う。
ユーザ登録処理では、ユーザ端末2に表示された入力画面に、ユーザが名刺情報を入力する。ユーザ端末2は名刺情報とユーザIDとをSNSサーバ1に送信する。SNSサーバ1は、受信した名刺情報をユーザIDと対応付けて大容量記憶部14に記憶する。なお、名刺情報にユーザが取り扱う商品やサービスの一般名称を含めてもよい。
(コンテンツ登録処理)
ユーザは自分が扱う商品やサービスに関する提案書、企画書、カタログ、価格表等をSNSサーバ1に登録する。ユーザはユーザ端末2でSNSサーバ1にログインした後、コンテンツ登録処理を選択する。SNSサーバ1はコンテンツ登録画面をユーザ端末2に送信する。ユーザは登録画面で、商品/サービス名、簡単な紹介文、検索用キーワード等を入力する。また、ファイル添付機能を用いて、提案書、企画書、カタログ、価格表を添付する。これらのコンテンツは、ユーザ端末2からSNSサーバ1に送信される。SNSサーバ1はコンテンツをユーザIDと対応付けて、大容量記憶部14に記憶する。
(検索参照処理)
ユーザはユーザ端末2でSNSサーバ1にログインした後、検索機能を選択する。SNSサーバ1は検索条件画面をユーザ端末2に送信する。ユーザは検索条件画面で検索条件を設定する。検索対象がユーザの場合、氏名、所属名、役職名等を検索キーにする。検索対象が商品/サービスの場合、商品/サービス名、商品/サービスの一般名称等を検索キーにする。ユーザ端末2は検索条件をSNSサーバ1へ送信する。SNSサーバ1は検索条件にマッチした、ユーザや商品/サービスの情報をユーザ端末2に送信する。ユーザは検索にヒットしたユーザの名刺情報や商品/サービスの内容を参照することができる。検索にヒットしたユーザや商品/サービスが複数の場合、ユーザ端末2はヒットしたユーザの氏名や商品/サービスの名称を一覧表示する。ユーザが一覧から1つを選択すると、SNSサーバ1は選択されたユーザの名刺情報や商品/サービスの内容をユーザ端末2に送信する。ユーザはユーザ端末2に表示されたユーザや商品/サービスの詳細な内容参照できる。
(履歴収集処理)
SNSサーバ1は、ユーザが検索を行った場合、検索キー、検索結果、名刺情報を参照したユーザ、内容を参照した商品/サービスを、検索を行ったユーザの行動履歴として、これらの情報を、検索を行ったユーザのユーザIDと対応付けて記憶する。SNSシステムでのユーザの行動歴だけでなく、インターネットで行動履歴を記憶してもよい。この場合、SNSサーバ1は、ユーザ端末2のWebブラウザの履歴を取得する。
(興味ユーザ特定処理)
ユーザ(営業ユーザ)はユーザ端末2でSNSサーバ1にログインした後、興味ユーザ特定機能を選択する。SNSサーバ1は各ユーザの行動履歴を検索し、営業ユーザや営業ユーザが取り扱う商品/サービスを検索したユーザを特定する。特定した結果を営業ユーザのユーザ端末2に送信する。営業ユーザは自身や自身が取り扱う書品/サービスに興味を持つ他ユーザ(興味ユーザ)を把握することが可能となる。
(絞り込み処理)
興味ユーザ毎にスコア算出してもよい。検索回数や参照回数が多いほどスコアを高くする。また、短い期間(例えば24時間、3日間)に複数回検索や参照をしていた場合、スコアを高くする。そして、スコアが所定の閾値以上の興味ユーザのみを表示してもよい。また、行動履歴が最近(例えば過去1週間以内)の興味ユーザのみを表示してもよい。営業ユーザは、自身又は自身が取り扱う商品/サービスに興味ある興味ユーザに対して営業活動することが可能となるので、成約率を高めることが可能となる。表示する興味ユーザを特定の役職以上に絞り込んでもよい。この場合、決済権を持つであろう興味ユーザに対して営業活動することが可能となるので、短期間で成約まで達することが可能となる。
(アポイント処理)
営業ユーザは興味ユーザを選択後、アポ依頼を選択する。ユーザ端末2は興味ユーザに対するアポ依頼をSNSサーバ1に送信する。SNSサーバ1は営業ユーザからアポ依頼があった旨を興味ユーザに通知する。通知は電子メールやプッシュ通知により行う。興味ユーザがログインした時にポップアップ画面を用いて通知してもよい。興味ユーザはアポ依頼に対して応答する。アポを受ける旨の回答の場合、営業ユーザは興味ユーザと日程調整を行い、商談を行う。営業ユーザは成約確度の高い興味ユーザと商談の約束を取り付けることが可能となる。
(商談マッチング機能)
次に、商談マッチング機能について説明する。図3は商談マッチング機能を示す説明図である。図3においては、メーカの営業担当者(以下、営業ユーザ)と小売業の仕入れ担当者(仕入ユーザ)とが商談を行う例を示している。商談マッチング機能は、以下の処理により実現される。
(スケジュール登録処理)
商談マッチング機能を利用するユーザは、空きスケジュールをSNSサーバ1に登録する。例えば、スケジュールに関するクラウドサービスへのアクセス権をSNSサーバ1に付与する。SNSサーバ1はクラウドサービスにアクセス、ユーザの空きスケジュールを取得し、空きスケジュールをユーザIDと対応付けて大容量記憶部14に記憶する。又は、ユーザ端末2は自らで稼働しているスケジューラより、空きスケジュールを抽出し、SNSサーバ1へ送信する。
(ターゲット指定処理)
ターゲット指定処理は営業ユーザ及び仕入ユーザが行う処理である。営業ユーザは商談を行いたい小売業者の条件(営業先条件)を、ユーザ端末2を介して、SNSサーバ1に送信する。SNSサーバ1は営業先条件を営業ユーザのユーザIDと対応付けて大容量記憶部14に記憶する。一方、仕入ユーザは仕入先候補となるメーカの条件(候補条件)を、ユーザ端末2を介して、SNSサーバ1に送信する。SNSサーバ1は候補条件を仕入ユーザのユーザIDと対応付けて大容量記憶部14に記憶する。
(マッチング処理)
営業ユーザと仕入ユーザとをマッチングする。SNSサーバ1は大容量記憶部14に記憶している営業先条件と候補条件とのすべての組み合わせについて、条件の適合度を算出する。例えば、条件を構成するキーワードを対比し、一致するキーワードの数が多いほど、適合度を高い値にする。適合度が所定の閾値以上の組み合わせを適合したと判定する。SNSサーバ1は適合した組み合わせに対する営業ユーザ及び仕入ユーザの空きスケジュールを対比し、双方が空いている日時を商談日程として、仮に設定する。SNSサーバ1は仮設定した商談日程を、営業ユーザ及び仕入ユーザに通知する。営業ユーザ及び仕入ユーザは双方に連絡を取り合い、正式日程を決めて商談を行う。
以上のように、営業ユーザは商談を行いたい小売業者の条件(営業先条件)を、仕入ユーザは仕入先候補となるメーカの条件(候補条件)を、SNSサーバ1に登録しておくだけで、SNSサーバ1に成約の確度の高い商談の設定をユーザに提供可能となる。
(広告機能)
続いて、広告機能について説明する。図4は広告機能を示す説明図である。広告機能は、以下の処理により実現される。
広告を出したいユーザ(以下、広告ユーザ)は予め広告データをSNSサーバ1に登録する。広告ユーザはユーザ端末2を介して、SNSサーバ1へ広告のターゲットとなるユーザの条件を送信する(広告ターゲット設定)。SNSサーバ1はユーザの名刺情報等に基づき、ターゲットとなるユーザをリストアップする。SNSサーバ1はリストアップしたターゲットユーザの一覧と広告料金をユーザ端末2に送信する。広告ユーザは、必要に応じてターゲットユーザの絞り込みをする。絞り込みをした場合、SNSサーバ1は広告料金を再計算し、ユーザ端末2の表示を更新する。広告ユーザはユーザ端末2を介して配信指示をSNSサーバ1へ行う。SNSサーバ1はターゲットユーザに広告を配信する。広告ユーザは広告料金を支払う。支払いは前払いでも後払いでもよい。なお、SNSシステムと電子決済サービスとが連携し、広告料金を電子決済してもよい。
(契約締結機能)
契約締結機能について説明する。図5は契約締結機能を示す説明図である。契約締結機能は、以下の処理により実現される。
契約締結機能の利用を希望するユーザは契約締結に必要となる契約書のひな形をSNSサーバ1の大容量記憶部14に記憶する。契約書以外に見積書、発注書、請求書のひな形も記憶してもよい。
商談マッチング機能や広告機能により、SNSシステムのユーザ間で新たな取引が開始する場合、契約締結機能に利用が有効である。契約両当事者の一方は、ユーザ端末2を介してSNSサーバ1にログインし、契約締結機能を選択する。ユーザ端末2は、契約締結、見積書発行、発注書発行、請求書発行等を含むメニュー画面を表示する。ユーザが契約締結を選択すると、契約対象の選択画面が表示される。商品売買の場合は、取引対象となる商品、契約条件などを選択する。続いて、契約相手方の選択画面が表示される。契約の相手方を選択すると、SNSサーバ1は大容量記憶部14に記憶されている契約書のひな形に契約対象、契約条件、契約両当事者の情報を埋め込んだ契約書の案文を作成する。案文はユーザ端末2へ送信され、表示される。ユーザは内容を確認すると契約両当事者の他方に送信される。他方のユーザは送信された契約書を確認し、契約の締結を行う。契約書の署名は電子署名で行う。従来のように、紙媒体に署名及び捺印でもよい。契約書と同様に、見積書、発注書、請求書等のやり取りも可能である。請求書に対する支払いは、電子決済システムと連携することにより、SNSシステム経由で電子決済するようにしてもよい。
契約締結機能において、両当事者が互いを評価する機能を含めてもよい。評価は星数のような数値データである。それに加えて、コメント文を評価に含めてもよい。
また、契約締結機能で取り扱う契約書等は機密情報を含むものであり、漏洩や改ざんに対して強固である必要がある。それを担保するために、契約提携機能で行われる通信は暗号化通信が望ましい。さらに、ブロックチェーン技術を採用し、トランザクションはすべて記録しておくことが望ましい。
(人材仲介機能)
人材仲介機能はSNSシステムのユーザが特定の人と新たに接触した場合、SNSユーザを仲介してもらうための機能である。以下のように例を用いて説明する。ユーザAは新たにXX社の仕入部長(ユーザEとする)に接触したいと考えている。しかし、ユーザAは仕入部長の氏名も連絡先も知らないとする。ユーザAはユーザB、C及びDと名刺交換しており、知り合いである。また、ユーザBはユーザE、F及びGと名刺交換しており、知り合いである。
ユーザAはユーザ端末2より、SNSサーバにログインする。ユーザAは人材仲介機能を選択後、新たに接触したい人の名前(E)や肩書(仕入部長)を入力する。名前や肩書を受け取ったSNSサーバ1は、名前や肩書をキーに接触したいユーザEを検索する。検索に複数人ヒットした場合は、ユーザ端末2にヒットリストを表示し、一人に絞る。SNSサーバ1はユーザEの知り合いと、ユーザAの知り合いを対照し、共通の知り合いを検索する。共通の知り合いがいれば、共通の知り合いをユーザAのユーザ端末2に表示する。複数の場合は、リスト表示する。ここでは、ユーザBが表示される。ユーザAは共通の知り合いであるユーザBにユーザEの紹介を依頼する。ユーザBがユーザEに連絡し承諾が得られたら、ユーザAはユーザEと接触可能となる。
人材仲介機能においては、ユーザ毎に仲介可不可を設定できるようにしてもよい。ユーザAであれば、まず自身が知り合いから新たなユーザの紹介を受付けるか否かを設定可能とする。また、知り合いであるユーザB、ユーザC、ユーザDの紹介を依頼された場合に、紹介するか否かを知り合い有効である毎に設定可能とする。
また、今回は仲介するユーザは一人としたが、複数人を仲介してもよい。例えば、ユーザHを紹介してもらう場合に、直接、ユーザAはユーザHが知り合いである知り合いがいないとしても、ユーザHの知り合いであるユーザGが、ユーザBと知り合いであれば、ユーザAはユーザBとユーザGとに仲介を依頼すれば、ユーザHと接触可能となる。
前述のとおり、SNSシステムは名刺情報を用いたシステムであり、ユーザ端末2とSNSサーバ1とは、ネットワークによってお互いに通信可能に接続されている。ユーザ端末2は、SNSサーバ1と連携するために、例えば、名刺アプリ(アプリケーション)をインストールしておくことにより、SNSサーバ1が提供する各種機能を利用することができる。ユーザ端末2は、各営業員が携帯することができる。
(コンテンツ登録処理の例)
次に、前述の「コンテンツ登録処理」の例について説明する。図6はコンテンツ登録時のユーザ端末2の表示例を示す模式図である。前述のとおり、ユーザ端末2(端末装置)からコンテンツをSNSサーバ1にアップロードすることにより、SNSサーバ1は、ユーザの名刺情報と対応付けてコンテンツを登録することができる。この場合、コンテンツを閲覧する際のURLが決まる。なお、閲覧は、コンテンツの参照や検索を含む意味である。図6に示すように、ユーザは、例えば、PDF、画像、動画などのファイルを選定できる。また、ユーザは、登録するコンテンツのカテゴリを選定できる。カテゴリは、前述のとおり、例えば、提案書、企画書、カタログ、価格表、事例、商品紹介、議事録、キャンペーンなどを含むが、これらに限定されない。SNSサーバ1は、ユーザの操作に基づいて、カテゴリに分類してコンテンツを登録することができる。また、ユーザは、コンテンツの閲覧範囲を選定することができる。閲覧範囲は、例えば、全てのユーザに対して閲覧を許可するか否か、一部のユーザに対してのみ閲覧を許可するか否か、ユーザが相手のユーザと名刺交換した年月日の範囲(例えば、O年O月O日からX年X月X日までの期間など)とすることができるが、これらに限定されない。SNSサーバ1は、ユーザの操作に基づいて、登録したコンテンツの閲覧条件を選定することができる。
(絞り込み処理の例)
次に、前述の「絞り込み処理」の例について説明する。図7はスコア設定時のユーザ端末2の表示例を示す模式図である。前述の興味ユーザが、ユーザ(営業ユーザ)が登録したコンテンツを閲覧することによって、SNSサーバ1は、当該興味ユーザのスコア(評価指標)を算出することができる。スコア設定は、スコアを算出する際の算出条件(「スコアテーブル」とも称する)を設定するものである。すなわち、SNSサーバ1は、登録したコンテンツを他のユーザが閲覧した場合に、閲覧に基づく他のユーザの評価指標を算出するための算出条件をユーザ(コンテンツを登録したユーザ)の操作に基づいて設定することができる。図7に示すように、ユーザは、まず、スコアを設定するコンテンツのカテゴリを選択することができる。図7の例では、提案書が選択されている。ユーザは、閲覧箇所として、例えば、提案書の頁に対するスコアを設定できる。図7の例では、興味ユーザが、提案書の1頁を閲覧した場合、スコアを30点とするように設定されている。図7の例に他に、例えば、提案書の5頁を閲覧したらスコアは50点などのように設定できる。SNSサーバ1は、コンテンツの閲覧箇所に応じてスコアの算出条件を設定することができる。
ユーザは、閲覧回数として、例えば、提案書を2回以上閲覧した場合、スコアを60点とするように設定することができる。なお、スコアは、閲覧箇所毎に異なる数値を設定することができる。図7の例では、回数として2回以上を挙げているが、他の回数でもよい。また、ユーザは、閲覧頻度として、例えば、3日間に2回以上閲覧した場合、スコアを80点とするように設定できる。なお、スコアは、閲覧箇所毎に異なる数値を設定することができる。図7の例では、頻度として3日間に2回以上を挙げているが、他の頻度でもよい。SNSサーバ1は、コンテンツの閲覧回数又は閲覧頻度に応じてスコアの算出条件を設定することができる。図7に示す「設定」アイコンを操作することにより、スコアの設定を行うことができる。
(検索参照処理の例)
次に、前述の「検索参照処理」の例について説明する。図8はコンテンツの閲覧時のユーザ端末2の表示例を示す模式図である。図8に示すように、ユーザが検索キーを入力することにより、SNSサーバ1は、検索結果をユーザ端末2に送信する。図8の例では、検索結果として、検索条件に当てはまる他のユーザ(図8の例では、ユーザ1−1、1−2、1−3)の名刺情報(名刺画像を含む)の一覧と、各名刺情報に対応付けて、各ユーザ1−1、1−2、1−3が登録したコンテンツが表示される。なお、表示されるコンテンツも検索条件によって絞り込まれたコンテンツとすることができる。ユーザが、表示されたコンテンツの中から所望のコンテンツ(図8の例では、模様を付している)を選択することにより、コンテンツの詳細画面へ移行することができる。なお、図8の例では、検索の結果、表示されたユーザの数が3であるが、表示されるユーザ数は図8の例に限定されない。このように、SNSサーバ1は、ユーザの名刺情報と関連付けて当該ユーザが登録したコンテンツを他のユーザのユーザ端末2に表示することができる。
(履歴収集処理の例)
次に、前述の「履歴収集処理」の例について説明する。図9は収集された履歴の例を示す模式図である。図9(A)に示すように、SNSサーバ1は、ユーザが検索を行った場合、閲覧されたコンテンツ、閲覧者(検索を行ったユーザ)、閲覧日時、閲覧回数などの履歴情報を記憶することができる。コンテンツを登録したユーザは、自分が登録したコンテンツを閲覧したユーザ毎に各ユーザの閲覧履歴を確認することができる。図9(B)の例は、図9(A)に示す履歴情報に、さらに、コンテンツを閲覧したユーザのスコアを加えたものである。コンテンツを登録したユーザは、自分が登録したコンテンツを閲覧したユーザ毎に各ユーザのスコアも確認することができる。このように、SNSサーバ1は、登録したコンテンツに対応付けて、登録されたコンテンツを閲覧したユーザの情報(名刺情報を含めてもよい)、当該ユーザのスコア及び当該ユーザの閲覧履歴の少なくとも一つを含む一覧を生成することができる。生成された一覧は、コンテンツを登録したユーザからの要求、あるいは予め設定された条件(例えば、1日1回、週1回など)に基づいて当該ユーザのユーザ端末2に出力することができる。
(絞り込み処理の他の例)
次に、「絞り込み処理」の他の例について説明する。図10は興味ユーザの表示例を示す模式図である。興味ユーザのコンテンツの閲覧に応じて算出されたスコアが所定の条件を満たした場合、図10に示すようなアラート情報が、閲覧されたコンテンツを登録したユーザ(営業ユーザ)のユーザ端末2に出力される。所定の条件は、例えば、スコアが所定の閾値以上となることとすることができる。図10に示すように、アラート情報は、例えば、閲覧したユーザ(興味ユーザ)の名刺画像を含む名刺情報、名刺交換日、営業ユーザが当該興味ユーザと面談した面談日、当該興味ユーザのスコア、当該興味ユーザの閲覧っ履歴などを含めることができる。このように、SNSサーバ1は、興味ユーザのスコアが所定の条件を満たした場合、営業ユーザのユーザ端末2へアラート情報(通知情報)を出力することができる。また、SNSサーバ1は、アラート情報の中に興味ユーザの名刺情報を含めてもよく、あるいは、興味ユーザのスコア、コンテンツの閲覧履歴を含めてもよい。
上述のように、ユーザ(営業員、営業ユーザ)は、自身のユーザ端末2にインストールされた名刺アプリを使ってSNSサーバ1の各種機能を利用することができる。例えば、ユーザは、名刺アプリを使ってコンテンツ(例えば、提案書、企画書、カタログ、価格表、事例、商品紹介、議事録、キャンペーンなど)を登録するだけで、SNSサーバ1は、ユーザの名刺情報とコンテンツとを対応付けて登録し、他のユーザ(興味ユーザ)も、名刺アプリがインストールされたユーザ端末2を使って、登録されたコンテンツを閲覧することができる。複数の興味ユーザが、営業ユーザが登録したコンテンツを閲覧すると、閲覧箇所や閲覧回数・頻度と、営業ユーザが予め設定したスコアテーブルによって、各興味ユーザのスコアが算出される。これにより、営業ユーザは、自身が登録したコンテンツを通じて、興味ユーザを絞り込むことができる。すなわち、営業ユーザは、自身又は自身が取り扱う商品/サービスに興味ある興味ユーザを絞り込むことができ、見込み客の創出や、名刺情報と関連付けて見込み客の情報を一元管理することが可能となる。このため、従来のようなマーケティングオートメーション(MA)を使用する必要がなく、一定の役職や特定の管理部門の社員でなくても、本実施の形態によれば、各営業員がマーケティングオートメーションと同様の機能を簡便に使用することができ、名刺マーケティングオートメーション方法を提供することができる。
(アポイント処理の例)
次に、前述の「アポイント処理」の例について説明する。図11はアポイントする際のメッセージ送信時のユーザ端末2の表示例を示す模式図である。図11に示すように、営業ユーザは、絞り込んだ興味ユーザ(例えば、スコアが閾値以上の興味ユーザ)の名刺情報とスコアとを対応付けたスコア一覧をユーザ端末2に表示させることができる。営業ユーザは、スコア一覧の所望の興味ユーザを選択することができる。興味ユーザの選択は、名刺情報を操作してもよく、スコアを操作してもよい。営業ユーザは、定型文選択アイコンを操作することにより、定型文のひな型が複数表示されるので、営業ユーザは、所望の定型文を選択できる。送信アイコンを操作することにより、選択した定型文を含むメッセージを選択した興味ユーザへ送信することができる。メッセージを送信する際、興味ユーザの情報は名刺情報から抽出して自動で文面(会社名、役職、氏名など)を作成することもできる。このように、SNSサーバ1は、複数の定型文を記憶しておき、興味ユーザのスコアが所定の条件を満たした場合、営業ユーザが記憶された複数の定型文ら選択した一の定型文を含むメッセージを興味ユーザのユーザ端末2へ送信することができる。また、SNSサーバ1は、興味ユーザのスコアが所定の条件を満たした場合、興味ユーザの名刺情報及びスコアを営業ユーザのユーザ端末2に表示することができる。そして、SNSサーバ1は、営業ユーザが選択した興味ユーザのユーザ端末2へメッセージを送信してもよい。このように、メッセージの送信は、営業ユーザが選択した全部の又は一部の興味ユーザへ送信してもよく、あるいはスコアが所定の閾値以上になった興味ユーザへ自動(営業ユーザの選択操作なし)で送信してもよい。
(スケジュール登録処理の例)
次に、前述の「スケジュール登録処理」の例について説明する。前述のように、商談マッチング機能を利用するユーザは、自らで稼働しているスケジューラより、空きスケジュールを抽出し、SNSサーバ1へ送信することができる。この場合、ユーザは、例えば、ユーザ端末2で名刺アプリを起動し、所望のスケジューラと連携することにより、自身の空きスケジュールを抽出してSNSサーバ1へ送信することができる。ユーザが、名刺アプリ上で商談したい相手を選択すると、ユーザ自身の名刺情報及び相手の名刺情報がSNSサーバ1によって特定される。SNSサーバ1は、特定したユーザ自身の名刺情報及び相手の名刺情報に基づいて、ユーザが相手に面会するのに要する移動時間又は移動距離を推定することができる。面会に要する移動時間又は移動距離は、ユーザの名刺情報に記載された勤務場所から相手の名刺情報に記載された勤務場所への移動時間又は移動距離とすることができ、公知の経路案内アプリ等と連携して推定してもよい。SNSサーバ1は、ユーザの空きスケジュール及び推定した移動距離又は移動時間に基づいて、ユーザが相手と面会するための日程を調整して、商談(面会)可能な候補日時をユーザに提示することができる。候補日時は複数提示してもよい。例えば、現在の時刻を午前11:00とし、ユーザの空きスケジュールが、午後1:00〜2:00、及び午後4:00〜5:00とする。ユーザが相手の居場所まで移動するのに要する移動時間が3時間とすると、SNSサーバ1は、商談候補日時として午後4:00を提示することができる。
(マッチング処理の例)
次に、前述の「マッチング処理」の例について説明する。SNSサーバ1は、営業ユーザと仕入れユーザそれぞれについて、上述の面談候補日時を提供することができる。SNSサーバ1は、営業ユーザについて調整した面談候補日時と、仕入れユーザについて調整した面談候補日時とを比較して、営業ユーザと仕入れユーザの両者の都合の良い日時を自動で調整して各ユーザに提示することができる。これにより、簡単に商談日時を決定することができる。商談日時の自動調整については、各ユーザが、調整条件を予め設定してもよい。調整条件は、例えば、(1)現在時点から最短の面談日時を調整する、(2)面談日時の前後のスケジュールが詰まっておらず、余裕がある面談日時を調整する、(3)特定の日や曜日を選択又は避けるように面談日時を調整する等とすることができるが、これらに限定されない。
(契約締結機能の例)
次に、前述の「契約締結機能」の例について説明する。図12は契約当事者間のひな形の各項目の変換機能を示す模式図である。図12に示すように、契約当事者をユーザ1、ユーザ2とする。ひな形は、各項目の名称や呼び名が、当事者間で異なるようなものであり、例えば、商品や製品の規格書などを含む。なお、契約書(秘密保持契約書なども含む)などは、当事者間のひな形で各項目の名称や呼び名は共通である場合が多いので各項目の変換は不要である。図12に示すように、規格書のマスタテーブルを準備しておき、各項目を、例えば、「商品名」、「会社名」、…とする。ユーザ1のひな形では、マスタテーブルの商品名に対応する項目名が「商品・サービス名」であり、「会社名」に対応する項目が「企業名」であるとする。一方、ユーザ2のひな形では、マスタテーブルの商品名に対応する項目名が「製品名」であり、「会社名」に対応する項目が「法人名」であるとする。この場合、SNSサーバ1は、ユーザ1のひな形の「商品・サービス名」とユーザ2のひな形の「製品名」とを対応付けるように項目を変換する。同様に、SNSサーバ1は、ユーザ1のひな形の「企業名」とユーザ2のひな形の「法人名」とを対応付けるように項目を変換する。他の項目も同様である。このように、ユーザがひな形をSNSサーバ1にアップロードすると、SNSサーバ1は、マスタテーブルを用いて各ユーザのひな形の名寄せを行うことができる。これにより、契約締結に要する労力を軽減できる。
(広告機能の例)
次に、前述の「広告機能」の例について説明する。図13は広告ターゲットの設定方法の例を示す模式図である。SNSサーバ1は、企業及び個人の少なくとも一方に関連する関連情報が記録されたデータベースを用いて、ユーザがユーザ端末2から設定した条件又は属性などに基づいて抽出する。関連情報は、例えば、営業関連情報、企業の業績や経営状況を含む企業関連情報、与信や信用調査などの信用関連情報などを含む。図13の例では、関連情報として、業界が製造業、社員数が300人以上、役職が部長、所在地が東京などの情報が抽出されている。関連情報が記録されたデータベースは、例えば、CRM、SFA、マーケティングオートメーション、信用DBなどを含む。これらのデータベースは、大容量記憶部14に記憶することができる。なお、大容量記憶部14の一部を外部のデータサーバに設け、当該データサーバで、CRM、SFA、マーケティングオートメーション、信用DBの全部又は一部を記憶するようにしてもよい。
CRM(Customer Relationship Management)は、顧客との関係構築や顧客情報を管理するためのシステムのデータベースであり、顧客ランク、取引履歴、接点履歴などを含む購買データ、アンケートデータ、イベントの参加状況、顧客の趣味嗜好などの情報を関連付けることで効果的なマーケティング活動を行うための情報を得ることができる。SFA(Sales Force Automation)は、営業担当者の活動の管理に特化した営業支援システムのデータベースであり、営業履歴や受注履歴などを含むあらゆる営業活動をデータベース化している。マーケティングオートメーションは、見込み客を集め、見込み客の購買意欲を刺激し、購買意欲を持つ商談にすぐにつながる見込み客を抽出するためのシステムのデータベースであり、顧客の情報と行動を管理するリード管理、行動を数値(スコア)として表したリードスコア、顧客のウェブ閲覧などを含む情報に基づいて良質な営業案件候補に関する情報を得ることができる。なお、マーケティングオートメーションは必須ではない。信用DBは、各企業及び各個人についての信用調査、与信、反社チェック等の情報が記録されている。なお、図示していないが、各企業の売上高や利益金、自己資金などを含む業績データ、賃借対照表、損益計算書及び財務分析比率表などを含む財務データ、企業経営者の経歴を含むプロフィールなどの情報が記録された企業情報DBを用いてもよい。
SNSサーバ1は、抽出した関連情報及び登録された名刺情報に基づいて、条件や属性が適合する広告ターゲットを特定することができる。例えば、図13の例では、業界が製造業、社員数が300人以上、役職が部長、所在地が東京という条件に適合する企業の社員を広告ターゲットとして特定できる。広告ターゲットは、ユーザが名刺交換をしていない他のユーザである。SNSサーバ1は、広告ユーザが登録したコンテンツに関する広告を、広告ターゲットのユーザ端末2に配信することができる。広告ターゲットとなるユーザは、名刺アプリ上で広告を見ることができ、広告をクリック(操作)することにより、登録されたコンテンツを閲覧することができる。このように、SNSサーバ1は、企業及び個人の少なくとも一方に関連する関連情報が記録されたデータベースに基づいて、登録された名刺情報の中から広告ターゲットを特定し、特定した広告ターゲットのユーザ端末2へ広告ユーザが登録したコンテンツの広告を配信することができる。
次に、ユーザ端末2における処理について説明する。図14はユーザ端末2によるスコア設定処理を示すフローチャートである。ユーザ端末2は、コンテンツ登録画面を表示し(S11)、ファイル選定、カテゴリ選定、閲覧範囲選定の操作をユーザから受け付ける(S12)。ユーザ端末2は、登録が完了したか否かを判定し(S13)、登録が完了していない場合(ユーザが登録アイコンを操作していない場合)(S13でNO)、ステップS12の処理を続ける。
登録が完了した場合(S13でYES)、ユーザ端末2は、スコア設定画面を表示する(S14)。なお、図14では、ステップS14の処理が、ステップS13の処理に続いているが、必ずしもステップS13の後に処理する必要はなく、例えば、ユーザの要求に応じてステップS14の処理を行ってもよい。ユーザ端末2は、カテゴリ、閲覧箇所、閲覧回数、閲覧頻度のスコア算出条件の操作を受け付ける(S15)。ユーザ端末2は、設定が完了したか否かを判定し(S16)、設定が完了していない場合(ユーザが設定アイコンを操作していない場合)(S16でNO)、ステップS15の処理を続ける。設定が完了した場合(S16でYES)、ユーザ端末2は、処理を終了する。
図15はユーザ端末2による興味ユーザの表示処理を示すフローチャートである。ユーザ端末2は、閲覧リストの要求を受け付け(S21)、閲覧されたコンテンツ、閲覧者、閲覧日時・回数を表示する(S22)。ユーザ端末2は、アラート情報を受信したか否かを判定し(S23)、アラート情報を受信した場合(S23でYES)、スコアが所定条件の他のユーザ(興味ユーザ)の名刺情報、スコア、閲覧履歴を表示し(S24)、処理を終了する。アラート情報を受信していない場合(S23でNO)、ユーザ端末2は、処理を終了する。
各実施の形態で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 SNSサーバ
1a 可搬型記憶媒体
1b 半導体メモリ
1P 制御プログラム
2 ユーザ端末
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 大容量記憶部
15 通信部
16 計時部
17 読み取り部

Claims (22)

  1. 名刺情報が登録されたサーバを備えるSNSシステムであって、
    ユーザの端末装置からコンテンツを前記サーバにアップロードすることにより、前記ユーザの名刺情報と対応付けて前記コンテンツを登録する登録部と、
    前記登録部が登録したコンテンツを他のユーザが閲覧した場合に、閲覧に基づく前記他のユーザの評価指標を算出するための算出条件を、前記コンテンツを登録したユーザの操作に基づいて設定する設定部と
    を備え
    前記設定部は、
    コンテンツの閲覧箇所に応じて評価指標の算出条件を設定するSNSシステム。
  2. 前記サーバは、
    前記ユーザの操作に基づいて、前記登録部が登録したコンテンツの、閲覧許可するユーザの範囲又は名刺交換した年月日の範囲を含む閲覧範囲を定める閲覧条件を選定する請求項1に記載のSNSシステム。
  3. 前記登録部は、
    前記ユーザの操作に基づいて、カテゴリに分類して前記コンテンツを登録する請求項1又は請求項2に記載のSNSシステム。
  4. 前記設定部は、
    コンテンツの閲覧回数又は閲覧頻度に応じて評価指標の算出条件を設定する請求項1から請求項のいずれか一項に記載のSNSシステム。
  5. 前記他のユーザの評価指標が所定の条件を満たした場合、前記ユーザの端末装置へ通知情報を出力する出力部を備える請求項1から請求項のいずれか一項に記載のSNSシステム。
  6. 前記出力部は、
    前記他のユーザの名刺情報を含む通知情報を出力する請求項に記載のSNSシステム。
  7. 前記出力部は、
    前記他のユーザの評価指標及び前記他のユーザのコンテンツの閲覧履歴を含む通知情報を出力する請求項又は請求項に記載のSNSシステム。
  8. 前記登録部が登録したコンテンツに対応付けて、前記他のユーザの情報、前記他のユーザの評価指標及び前記他のユーザの閲覧履歴の少なくとも一つを含む一覧を生成する生成部を備える請求項1から請求項のいずれか一項に記載のSNSシステム。
  9. 前記ユーザの名刺情報と関連付けて前記ユーザが登録したコンテンツを他のユーザの端末装置に表示する第1表示制御部を備える請求項1から請求項のいずれか一項に記載のSNSシステム。
  10. 複数の定型文を記憶する記憶部と、
    前記他のユーザの評価指標が所定の条件を満たした場合、前記ユーザが前記複数の定型文から選択した一の定型文を含むメッセージを前記他のユーザの端末装置へ送信する送信部と
    を備える請求項1から請求項のいずれか一項に記載のSNSシステム。
  11. 前記他のユーザの評価指標が所定の条件を満たした場合、前記他のユーザの名刺情報及び評価指標を前記ユーザの端末装置に表示する第2表示制御部を備え、
    前記送信部は、
    前記ユーザが選択した他のユーザの端末装置へ前記メッセージを送信する請求項10に記載のSNSシステム。
  12. ーザの空きスケジュールを取得する第1取得部と、
    前記ユーザの名刺情報及び他のユーザの名刺情報に基づいて、前記ユーザが前記他のユーザに面会するのに要する移動距離又は移動時間を推定する第1推定部と、
    前記空きスケジュール及び移動距離又は移動時間に基づいて、前記ユーザが前記他のユーザと面会するための日程を調整する第1日程調整部と
    を備える請求項1から請求項11のいずれか一項に記載のSNSシステム。
  13. 前記他のユーザの空きスケジュールを取得する第2取得部と、
    前記他のユーザの名刺情報及び前記ユーザの名刺情報に基づいて、前記他のユーザが前記ユーザに面会するのに要する移動距離又は移動時間を推定する第2推定部と、
    前記空きスケジュール及び移動距離又は移動時間に基づいて、前記他のユーザが前記ユーザと面会するための日程を調整する第2日程調整部と、
    前記第1日程調整部で調整した日程及び前記第2日程調整部で調整した日程に基づいて、前記ユーザと他のユーザとの面会候補を調整する面会候補調整部と
    備える請求項12に記載のSNSシステム。
  14. 企業及び個人の少なくとも一方に関連する関連情報が記録されたデータベースに基づいて、登録された名刺情報及び前記ユーザが名刺交換していない他のユーザの少なくとも一方の中から広告ターゲットを特定する特定部と、
    前記特定部で特定した広告ターゲットの端末装置へ前記ユーザが登録したコンテンツの広告を配信する配信部と
    を備える請求項1から請求項13のいずれか一項に記載のSNSシステム。
  15. 前記データベースは、CRM、SFA、マーケティングオートメーション、信用DBを含み、
    前記特定部は、
    前記関連情報に含まれる企業又は個人についての属性又は条件に基づいて広告ターゲットを特定する請求項14に記載のSNSシステム。
  16. コンピュータに、
    ユーザのコンテンツをサーバへアップロードする処理と、
    前記サーバに登録された前記ユーザのコンテンツを他のユーザが閲覧した場合に、閲覧に基づく前記他のユーザの評価指標を算出するための算出条件を設定するための設定画面を表示する処理と、
    表示された設定画面上で前記コンテンツを登録したユーザの操作を受け付ける処理と
    コンテンツの閲覧箇所に応じて評価指標の算出条件を設定する処理と
    を実行させるコンピュータプログラム。
  17. コンピュータに、
    前記他のユーザの評価指標が所定の条件を満たした場合、前記他のユーザの名刺情報及び評価指標を表示する処理を実行させる請求項16に記載のコンピュータプログラム。
  18. コンピュータに、
    前記ユーザのコンテンツを閲覧した他のユーザの情報、前記他のユーザが閲覧したコンテンツ、前記他のユーザの閲覧履歴の少なくとも一つを含む一覧を表示する処理を実行させる請求項16又は請求項17に記載のコンピュータプログラム。
  19. ユーザの端末装置からコンテンツをサーバにアップロードすることにより、前記ユーザの名刺情報と対応付けて前記コンテンツを前記サーバが登録し、
    登録されたコンテンツを他のユーザが閲覧した場合に、閲覧に基づく前記他のユーザの評価指標を算出するための算出条件を、前記コンテンツを登録したユーザの操作に基づいて前記サーバが設定し、
    コンテンツの閲覧箇所に応じて評価指標の算出条件を前記サーバが設定するSNSシステムを用いた名刺マーケティングオートメーション方法。
  20. ユーザの端末装置が、予めサーバに登録された前記ユーザのコンテンツを他のユーザが閲覧した場合に、コンテンツの閲覧箇所に応じて閲覧に基づく前記他のユーザの評価指標を算出するための算出条件を、前記コンテンツを登録したユーザの操作に基づいて設定するための設定画面を表示する表示方法。
  21. 前記他のユーザの評価指標が所定の条件を満たした場合、前記他のユーザの名刺情報及び評価指標を表示する請求項20に記載の表示方法。
  22. 前記ユーザのコンテンツを閲覧した他のユーザの情報、前記他のユーザが閲覧したコンテンツ、前記他のユーザの閲覧履歴の少なくとも一つを含む一覧を表示する請求項20又は請求項21に記載の表示方法。
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