JP6973370B2 - 最適化システム、最適化方法および最適化プログラム - Google Patents

最適化システム、最適化方法および最適化プログラム Download PDF

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Description

本発明は、不確実変数を含む問題を最適化する最適化システム、最適化方法および最適化プログラムに関する。
近年の実用的なオペレーションズ・リサーチでは、機械学習により生成される予測値やノイズを含むセンサからの観測結果など、確率過程から生成される多くの不確実な入力を用いて定義される最適化関数または制約条件を含む最適化問題を解く場面が存在する。このような場合、入力値の変化がたとえ小さかったとしても、最適結果が大きく変化し得るという問題が知られている。
ロバスト最適化は、このような不確実さを軽減する最も有効なアプローチの一つであり、摺動し得る入力値の集合(以下、不確実集合と記すこともある。)で最悪なシナリオを想定した場合の目的関数を最適化することによりロバスト解を得る方法である。
実際、楕円範囲の不確実集合が特に重要であり、これは不確実な入力を有する多変量ガウス生成過程に対応する。また、楕円範囲の不確実集合を用いたロバスト最適化問題の解法もいくつか知られている(例えば、非特許文献1参照)。
なお、非特許文献2には、サンプリングによるロバスト最適化の近似解法が記載されている。また、非特許文献3には、ロバスト最適化をポートフォリオに適用する方法が記載されている。
Aharon Ben-Tal and Arkadi Nemirovski. Robust solutions of uncertain linear programs. Operations research letters, 25(1):1-13, 1999. Giuseppe Calafiore and Marco C Campi. Uncertain convex programs: randomized solutions and confidence levels. Mathematical Programming, 102(1):25-46, 2005. Frank J Fabozzi, Petter N Kolm, Dessislava Pachamanova, and Sergio M Focardi. Robust portfolio optimization and management. John Wiley & Sons, 2007.
上述するポートフォリオ最適化は、安定した結果を得るためにリスクが非常に重要となる典型的な問題である。例えば、非特許文献3の記載によれば、xを資産dの投資の重みとし、ζを資産dのリターン比とすると、ロバスト最適化問題は、以下の式1のように定式化される。
Figure 0006973370
式1において、Ζは不確実(データ)集合であり、以下の式2を満たす。
Figure 0006973370
この不確実集合は、ガウス分布N(μ,Σ)の信頼区間に対応する。ここで、非特許文献1に記載された方法を用いることで、この最適化問題をSOCP(second order cone programming )として解くことができる。
しかし、リターン比は対数正規分布から分配されると考えられているため、このガウシアン不確実集合を用いた場合、適切なリスクを特定することが困難であった。そのため、周辺分布が対数正規分布であるような分布の信頼区間として不確実集合Ζを解くことがより好ましい。
また、ζの分布モデルが未知であり、ζがガウス分布でないように見えるデータの場合、非ガウス分布である経験分布を使用することも1つの可能な方法である。
一般的なロバスト最適化問題を解く方法として、非特許文献2には、Ζからのサンプルを使用してロバスト最適化問題を近似する方法が記載されている。非特許文献2に記載された方法によれば、
Figure 0006973370
と想定した場合、対象とするロバスト最適化問題は、以下の式3のように定式化される。なお、jは制約の数を示す。
Figure 0006973370
式3において、fはxの線形関数であり、g(x,ζ)は、xの凸関数である。fおよびgは、任意のζについて何らかの凸最適化ソルバにより解くことのできる関数形であると仮定する。この問題の“非ロバスト”版(具体的には、上述する問題からmaxζを除いた問題)を想定すると、任意のζについて何らかの凸最適化問題ソルバによってこの問題を解くことが可能である。
この方法では、まず、Ζからζ(1),…,ζ(N)がサンプリングされる。例えば、ζ(1),…,ζ(N)は、Ζから一様にサンプリングされてもよい。そして、このサンプルを使用して、この問題を以下に示す式4のように近似する。
Figure 0006973370
全ての制約g(x,ζ(N))は、“非ロバスト”版として、同様の形式(例えば、線形、二次錐、など)を有するため、この問題は、“非ロバスト”版を解くのと同様のソルバを用いて解くことが可能である。
しかし、非ガウス分布に基づく不確実集合を用いてロバスト最適化問題を解く枠組みは存在せず、特に、非ガウス分布でΖの定義が存在しない場合、非ガウス分布を用いたロバスト最適化問題に非特許文献2に記載された方法を使用することは困難である。
そこで、本発明は、非ガウス分布に従う相関のある不確実変数を仮定した場合にも効率的にロバスト最適化問題を解くことができる最適化システム、最適化方法および最適化プログラムを提供することを目的とする。
本発明による最適化システムは、非ガウス分布に従う不確実変数の分布をコピュラ関数および周辺分布により定義し、不確実変数の分布の信頼区間に対応する予め定められた信頼レベルを入力し、定義された分布からサンプルを生成するサンプリング手段と、生成されたサンプルを用いて不確実変数を含むロバスト最適化問題を解く最適化手段とを備え
サンプリング手段が、入力された信頼レベルに基づく上限分析に基づいてサンプリング数nを設定し、サンプリング手段が、dを1からDまでの周辺分布の数としたとき、多変量関数Gおよびその多変量関数のd番目の変数の周辺分布G により、以下の式Aで定義されたコピュラ関数Cを記憶部から読み取って入力し、サンプリング手段が、多変量関数Gからn個の一時サンプルt (n) をサンプリングし、サンプリングされた一時サンプルt (n) を用いて式Aに含まれるu (n) を以下の式Bで計算し、サンプリング手段は、計算されたu (n) および周辺分布F を用いて以下の式Cによりサンプルを生成することを特徴とする。
C(u ,…,u )=G(G −1 (u ),…,G −1 (u )) (式A)
(n) =G −1 (t (n) ) (式B)
ζ (n) =[F −1 (u (n) ),…,F −1 (u (n) )] (式C)
本発明による最適化方法は、コンピュータが、非ガウス分布に従う不確実変数の分布をコピュラ関数および周辺分布により定義し、不確実変数の分布の信頼区間に対応する予め定められた信頼レベルを入力し、定義された分布からサンプルを生成し、サンプルの生成において、コンピュータが、入力された信頼レベルに基づく上限分析に基づいてサンプリング数nを設定し、dを1からDまでの周辺分布の数としたとき、多変量関数Gおよびその多変量関数のd番目の変数の周辺分布G により、上記の式Aで定義されたコピュラ関数Cを記憶部から読み取って入力し、多変量関数Gからn個の一時サンプルt (n) をサンプリングし、サンプリングされた一時サンプルt (n) を用いて上記式Aに含まれるu (n) を上記の式Bで計算し、計算されたu (n) および周辺分布F を用いて上記の式Cによりサンプルを生成し、コンピュータが、生成されたサンプルを用いて不確実変数を含むロバスト最適化問題を解くことを特徴とする。
本発明による最適化プログラムは、コンピュータに、非ガウス分布に従う不確実変数の分布をコピュラ関数および周辺分布により定義し、不確実変数の分布の信頼区間に対応する予め定められた信頼レベルを入力し、定義された分布からサンプルを生成するサンプリング処理、および、生成されたサンプルを用いて不確実変数を含むロバスト最適化問題を解く最適化処理を実行させ、サンプリング処理で、入力された信頼レベルに基づく上限分析に基づいてサンプリング数nを設定させ、サンプリング処理で、dを1からDまでの周辺分布の数としたとき、多変量関数Gおよびその多変量関数のd番目の変数の周辺分布G により、上記の式Aで定義されたコピュラ関数Cを記憶部から読み取って入力させ、サンプリング処理で、多変量関数Gからn個の一時サンプルt (n) をサンプリングさせ、サンプリングされた一時サンプルt (n) を用いて上記式Aに含まれるu (n) を上記の式Bで計算させ、サンプリング処理で、計算されたu (n) および周辺分布F を用いて上記の式Cによりサンプルを生成させることを特徴とする。
本発明によれば、非ガウス分布に従う相関のある不確実変数を仮定した場合にも効率的にロバスト最適化問題を解くことができる。
本発明による最適化システムの第1の実施形態の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態のサンプリングの動作例を示すフローチャートである。 第1の実施形態の最適化システムの動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態のサンプリングの動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態のサンプリングの他の動作例を示すフローチャートである。 2商品の過去のリターン比の分布の例を示す説明図である。 サンプルを生成した例を示す説明図である。 サンプルを生成した他の例を示す説明図である。 本発明の概要を示すブロック図である。 本発明の他の概要を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
実施形態1.
図1は、本発明による最適化システムの第1の実施形態の構成例を示すブロック図である。本実施形態の最適化システムは、非ガウス分布に従う不確実変数を用いてロバスト最適化問題を解くものである。本実施形態の最適化システムは、サンプリング手段10と、最適化手段20とを備えている。
サンプリング手段10は、非ガウス分布に従う不確実変数から最適化に用いられるサンプルを生成する。本実施形態では、サンプリング手段10は、コピュラ関数11および周辺分布12を入力し、入力されたコピュラ関数11および周辺分布12を用いて非ガウス分布からサンプルを生成する。
サンプリング手段10は、コピュラ関数11および周辺分布12を、例えば磁気ディスク等により実現される記憶部(図示せず)から読み取って入力してもよいし、通信ネットワークを介して接続された入力装置(図示せず)から受信して入力してもよい。すなわち、サンプリング手段10は、非ガウス分布に従う不確実変数の周辺分布12およびコピュラ関数11を入力する入力手段(第一入力手段)ということができる。
なお、入力されるコピュラ関数11および周辺分布12の表現形式は任意である。サンプリング手段10は、例えば、コピュラ関数11および周辺分布12について、種類およびパラメータを示す情報を入力してもよく、関数や数式そのものを入力してもよい。
ここで、Sklar の定理により、コピュラ関数C(u,…,u)および周辺分布F(ζ),…,F(ζ)により、多次元のランダムな変数ζの分布を定義することが可能である。なお、ζは、以下を満たす。また、Sklar の定理は、例えば、以下の参考文献1のTheorem 2.2 に記載されている。ここに本明細書の一部を構成するものとして以下の参考文献1の内容を援用する。
<参考文献1>
Elidan, Gal, "Copula bayesian networks.", Advances in neural information processing systems, p.2, 2010.
Figure 0006973370
すなわち、ζの分布をコピュラ関数Cおよび周辺分布F,…,Fで定義することが可能である。そこで、サンプリング手段10は、非ガウス分布に従う不確実変数の分布を、入力されたコピュラ関数11および周辺分布12により定義し、定義された分布から不確実変数のサンプルを生成する。サンプリング手段10は、例えば、コピュラ関数11および周辺分布12で定義される分布に基づく乱数を生成して、不確実変数のサンプルを生成してもよい。
サンプリング手段10は、定義された分布からサンプルを生成する方法を有する任意のコピュラ関数11を使用することが可能である。サンプリング手段10は、例えば、多変量関数G(例えば、多変量ガウス分布)およびその周辺分布G,…,G(例えば、多変量関数Gから周辺化されたガウス分布)により生成される以下の式5に示すようなコピュラを使用してもよい。
Figure 0006973370
また、サンプリング手段10は、累積分布F(x),…,F(x)および逆関数を計算可能な任意の一次元分布を使用してもよい。サンプリング手段10は、例えば、対数正規分布、指数分布もしくは経験分布またはこれらの結合を使用してもよい。
なお、非特許文献2にも記載されているように、サンプルサイズは解が制約に違反する確率に対応するため、サンプルサイズによって許容リスクを制御することが可能である。本実施形態では、Ζを定義せず、サンプリング手段10がリスクを考慮したこのサンプルが直接使用される。
以下、サンプリング手段10がサンプルを生成する具体的な手順を説明する。サンプリング手段10は、コピュラ関数C(コピュラ関数11)、周辺分布F,…,F(周辺分布12)、信頼レベルδ(以下、“d”と記すこともある。)および問題定義f,gにより、対象とするζの分布を入力する。問題定義f,gは、上述する式3で用いられるf,gに対応する。また、信頼レベルδは、信頼区間に対応し、予め定められる。
サンプリング手段10は、サンプリング数Nを、例えば、信頼レベルδに基づく上限分析に基づいて設定してもよい。具体的には、確率分布のδ信頼区間でg(x,δ)<=0を満たすように想定するところ、これを「ある確率分布でg(x,δ)>0が、δ以下になるようにする」と言い換える。
ここで、ある確率分布でサンプリングをした場合、以下に示す式6を満たす場合、「確率ε以下で、g(x,δ)>0が、δ以下になるようにする」が満たされるということが知られている。
N>1/ε(log1/δ+d) (式6)
式6において、dは元の問題の次元であり、εはサンプリングに応じて定められる適当な小さい数である。この性質を生かし、サンプリング手段10は、上記の式6を満たすNを決定すればよい。
サンプリング手段10は、まず、対象とするζの分布からζ(1),…,ζ(N)をサンプリングする。このとき、サンプリング手段10は、問題定義f,gに基づいて、特にリスクが高いサンプルを生成してもよい。リスクが高いサンプルを生成する方法として、サンプリング手段10は、誤差の発生する確率密度×損失の高いサンプルを、例えばimportance sampling によりサンプルしてもよい。importance sampling は、例えば、以下の参考文献2に記載されている。ここに本明細書の一部を構成するものとして以下の参考文献2の内容を援用する。
<参考文献2>
Glynn, Peter W and Iglehart, Donald L, "Importance sampling for stochastic simulations", Management Science, INFORMS, vol.35, No.11, p.1367-1392, 1989
そして、例えば、上述する式5の分布関数Gに基づくコピュラ関数の場合、サンプリング手段10は、以下に例示するステップS11からステップS13の処理により、ζ(1),…,ζ(N)をサンプリングできる。図2は、第1の実施形態のサンプリングの動作例を示すフローチャートである。
まず、サンプリング手段10は、分布関数Gからt(n)をサンプリングする(ステップS11)。次に、サンプリング手段10は、1からDまでの各dについて、u (n)=G −1(t(n))を計算する(ステップS12)。ここで、Gは、Gのd番目の変数の周辺分布であり、Dは周辺分布の数である。そして、サンプリング手段10は、ζ(n)=[F −1(u (n)),…,F −1(u (n))]を計算する(ステップS13)。
最適化手段20は、サンプリング手段10により生成された不確実変数のサンプル21と、最適化問題22を入力し、入力されたサンプル21を用いて最適化問題22をロバスト最適化により解く。最適化問題22は、不確実変数を含む最適化問題(f(x,ζ))であり、予めユーザ等により定義される。すなわち、最適化手段20は、非ガウス分布に従う不確実変数を含む最適化問題をロバスト最適化により解く機能を備える。また、最適化手段20は、最適化問題22を入力することから、入力手段(第二入力手段)の機能も兼ねていると言える。
最適化手段20がロバスト最適化問題を解く方法は任意である。最適化手段20は、例えば、非特許文献2に記載された問題の変形を用いて、ロバスト最適化問題を解いてもよい。例えば、図2に例示するサンプリングの動作に続き、最適化手段20は、上述する式4のように、サンプルζ(1),…,ζ(N)で問題を変換してもよい。すなわち、最適化手段20は、これらのサンプルで問題を “非ロバスト”版の問題に変換してもよい。最適化手段20は、変換された問題を解くことで最適化結果を得ることができる。
サンプリング手段10と、最適化手段20とは、プログラム(最適化プログラム)に従って動作するコンピュータのCPUによって実現される。例えば、プログラムは、最適化システムが備える記憶部(図示せず)に記憶され、CPUは、そのプログラムを読み込み、プログラムに従って、サンプリング手段10および最適化手段20として動作してもよい。また、最適化システムの機能がSaaS(Software as a Service )形式で提供されてもよい。
また、サンプリング手段10と、最適化手段20とは、それぞれが専用のハードウェアで実現されていてもよい。また、各装置の各構成要素の一部又は全部は、汎用または専用の回路(circuitry )、プロセッサ等やこれらの組合せによって実現されもよい。これらは、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。各装置の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組合せによって実現されてもよい。
また、各装置の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、 集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントアンドサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。
次に、本実施形態の動作例を説明する。図3は、第1の実施形態の最適化システムの動作例を示すフローチャートである。サンプリング手段10は、コピュラ関数11および周辺分布12を入力する(ステップS21)。サンプリング手段10は、入力されたコピュラ関数および周辺分布により不確実変数の分布を定義し(ステップS22)、定義された分布からサンプルを生成する(ステップS23)。そして、最適化手段20は、生成されたサンプルを用いて不確実変数を含むロバスト最適化問題を解き(ステップS24)、最適解を出力する。
以上のように、本実施形態によれば、サンプリング手段10が、非ガウス分布に従う不確実変数の分布をコピュラ関数11および周辺分布12により定義し、定義された分布からサンプルを生成する。そして、最適化手段20が、生成されたサンプルを用いて不確実変数を含むロバスト最適化問題を解く。すなわち、最適化手段20が、非ガウス分布に従う不確実変数を含む最適化問題をロバスト最適化により解く。よって、非ガウス分布に従う相関のある不確実変数を仮定した場合にも効率的にロバスト最適化問題を解くことができる。
例えば、非特許文献2に記載された方法では、ある不確実変数の集合を定義したうえで集合を近似するサンプルを生成する。しかし、本実施形態で説明したような非ガウス分布に従う不確実変数を用いたロバスト最適化問題では、正規分布の場合に想定される楕円のような対応する不確実変数の集合の図形は不明である。そのため、一般的な非ガウス分布からのサンプリング方法を、非特許文献2に記載されているような方法(ロバスト最適化のサンプリング近似解法)に適用することは困難であった。
しかし、本実施形態では、非特許文献2に記載された方法を使用するのではなく、非ガウス分布から直接サンプリングすることで、非ガウス分布のリスクに対応するサンプルを得るようにしている。そのため、非ガウス分布に従う相関のある不確実変数を仮定した場合にも、効率的にロバスト最適化問題を解くことが可能になる。
実施形態2.
次に、本発明による最適化システムの第2の実施形態を説明する。第1の実施形態では、最適化システムが非ガウス分布全体からのサンプリングを行い、サンプリングに基づくロバスト最適化を実行した。本実施形態では、サンプルの精度を向上させるため、非ガウス分布で不確実変数の含まれる確率の大きさを制御してロバスト最適化を実行する方法を説明する。
本実施形態の構成は、第1の実施形態と同様である。ただし、本実施形態では、サンプリングにより考慮する範囲の確率を制御するため、多次元の信頼区間が定義可能な分布関数に基づいて定義されるコピュラ関数11を想定する。このようなコピュラ関数の一例として、正規コピュラ(ガウシアンコピュラ)が挙げられる。例えば、分布関数が多次元正規分布の場合、信頼区間を楕円として定義可能である。
以下、上述する式5の多変量分布関数Gに基づくコピュラが用いられる場合を例に、本実施形態のサンプリング手段10の動作を説明する。図4は、第2の実施形態のサンプリングの動作例を示すフローチャートである。
まず、サンプリング手段10は、多変量分布関数Gの信頼区間の曲面から一様にt(n)をサンプリングする(ステップS31)。ここで、信頼区間の曲面とは、Gの信頼区間に基づいて定められる多次元空間上の境界を示す。
以下、図1に示すステップS12からステップS13の処理と同様に、サンプリング手段10は、1からDまでの各dについて、u (n)=G −1(t(n))を計算し(ステップS12)。ζ(n)=[F −1(u (n)),…,F −1(u (n))]を計算する(ステップS13)。
次に、多変量分布関数Gが多変量ガウス分布(G=N(μ,Σ))である場合を例に、本実施形態のサンプリング手段10の動作をさらに説明する。図5は、第2の実施形態のサンプリングの他の動作例を示すフローチャートである。
まず、サンプリング手段10は、以下の式7に示す楕円集合として、Gおよびδに対応する信頼レベルを計算する(ステップS41)。ここで、εは、制約違反を許容可能なリスクを表わす量であり、具体的には、εの二乗が、カイ二乗分布のδパーセントの点になるように設定される。
Figure 0006973370
次に、サンプリング手段10は、楕円集合に基づいて定められる曲面から一様にt(n)をサンプリングする(ステップS42)。以下、ζ(n)を計算するまでの処理は、図2のステップS12からステップS13の処理と同様である。
以上のように、本実施形態によれば、サンプリング手段10が、定義される分布関数の信頼区間の曲面からサンプルを生成する。なお、分布関数は、多次元の信頼区間が定義可能な関数である。よって、第1の実施形態の効果に加え、サンプリングにより考慮する範囲の確率を制御できるため、最適化結果の精度をより向上させることができる。
具体的には、サンプリング手段10は、正規コピュラの信頼区間を定義し、定義される分布関数の信頼区間の曲面からサンプルを生成してもよい。また、サンプリング手段10は、信頼区間の曲面から一様にサンプルを生成してもよい。
以下、具体例を用いて、本実施形態の最適化システムの動作を説明する。以下では、本実施形態の最適化システムを用いて、ポートフォリオの最適化問題を解く方法を具体的に説明する。ポートフォリオの最適化問題は、相関が非常に重要な問題である。
投資で考慮される指標として、リターン比(=将来価格/現在価格)が挙げられる。ここで、2つの商品(商品1、商品2)の投資量とリターン比を考慮すると、ポートフォリオの最適化問題は、以下の式8に示す問題を解くことと言える。この問題は、第1の実施形態の最適化問題22に対応する。
min_{商品1への投資量、商品2への投資量}
−(商品1のリターン比)×(商品1への投資量)
−(商品2のリターン比)×(商品2への投資量) (式8)

ただし、(商品1の現在価格)×(商品1への投資量)
+(商品2の現在価格)×(商品2への投資量)<=(予算)
リターン比は、将来価格により算出される不確実な指標であるため、本問題をロバスト最適化問題として解くことが好ましい。一方、リターン比は、対数正規分布に従うことが知られている。図6は、2商品の過去のリターン比の分布の例を示す説明図である。図6(及び、後述する図7および図8)に例示するグラフのx軸は商品1のリターン比を表わし、y軸は商品2のリターン比を表わす。この分布は、過去のデータを観測して得られたデータである。本具体例では、2商品で過去のリターン比が図6に例示する分布になっているものとする。また、図6に示す範囲Aは、確率50%で変数が含まれる範囲であるとする。
例えば、ガウシアンコピュラのパラメータθ=−0.79とする。これは、第1の実施形態のコピュラ関数11に対応する。また、商品1のリターン比(以下、変数1と記す。)の対数正規分布、商品2のリターン比(以下、変数2と記す。)の対数正規分布は、例えば、それぞれ以下のように推定されるとする。これは、第1の実施形態の周辺分布12に対応する。
変数1の対数正規分布(loc,scale,shape)=(-0.18,0.97,0.84)
変数2の対数正規分布(loc,scale,shape)=(-0.52,0.56,0.43)
サンプリング手段10は、これらの情報を入力し、サンプルを生成する。図7は、図6から100個のサンプルを生成した例を示す説明図である。このサンプルは、第1の実施形態のサンプル21に対応する。
また、サンプリング手段10は、第2の実施形態で示すように、ガウシアンコピュラのガウシアンの信頼区間に基づいてサンプルを生成してもよい。図8は、50%の信頼区間に基づいて図6に例示するサンプルから100個のサンプルを生成した他の例を示す説明図である。図8に例示するサンプルは、図7に例示するサンプルの生成と比較し、信頼区間の曲面に沿って一様にサンプルが生成されていることが分かる。
最適化手段20は、上述するサンプルおよび式7に示す問題を入力し、この最適化問題を解く。最適化手段20は、例えば、非特許文献2に記載された方法に従い、リターン比に生成されたサンプルの値を代入した式を制約として追加した最適化問題を作成する。そして、最適化手段20は、線形計画ソルバを用いて問題を解く。これにより、例えば、商品1の投資量=12、商品2の投資量=88という最適化結果が得られる。
次に、本発明の概要を説明する。図9は、本発明の概要を示すブロック図である。本発明による最適化システムは、非ガウス分布に従う不確実変数の分布をコピュラ関数および周辺分布により定義し、定義された分布からサンプルを生成するサンプリング手段81(例えば、サンプリング手段10)と、生成されたサンプルを用いて不確実変数を含むロバスト最適化問題を解く最適化手段82(例えば、最適化手段20)とを備えている。
そのような構成により、非ガウス分布に従う相関のある不確実変数を仮定した場合にも効率的にロバスト最適化問題を解くことができる。
また、分布関数は多次元の信頼区間が定義可能な関数であってもよい。このとき、サンプリング手段81は、定義される分布関数の信頼区間の曲面からサンプルを生成してもよい。そのような構成により、サンプリングにより考慮する範囲の確率を制御できるため、最適化結果の精度をより向上させることができる。
具体的には、サンプリング手段81は、正規コピュラの信頼区間を定義し、定義される分布関数の信頼区間の曲面からサンプルを生成してもよい。また、サンプリング手段81は、信頼区間の曲面から一様にサンプルを生成してもよい。
図10は、本発明の他の概要を示すブロック図である。本発明による他の最適化システムは、非ガウス分布に従う不確実変数を含む最適化問題をロバスト最適化により解く最適化手段91(例えば、最適化手段20)を備えている。このような構成によっても、非ガウス分布に従う相関のある不確実変数を仮定した場合にも効率的にロバスト最適化問題を解くことができる。
具体的には、最適化システムは、非ガウス分布に従う不確実変数の周辺分布およびコピュラ関数を入力する第一入力手段(例えば、サンプリング手段10)と、不確実変数を含む最適化問題を入力する第二入力手段(例えば、最適化手段20とを備えていてもよい。そして、最適化手段91は、コピュラ関数および周辺分布から生成されるサンプルを用いて最適化問題をロバスト最適化により解いてもよい。
以上、実施形態及び実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態および実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2016年2月26日に出願された日本特許出願2016−035527を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
金融関係で扱われる指標は、非ガウス分布に従うと考えられているため、本発明は、例えば、それらの指標を用いた最適化問題を解く最適化システムに好適に適用される。
10 サンプリング手段
20 最適化手段

Claims (8)

  1. 非ガウス分布に従う不確実変数の分布をコピュラ関数および周辺分布により定義し、前記不確実変数の分布の信頼区間に対応する予め定められた信頼レベルを入力し、定義された分布からサンプルを生成するサンプリング手段と、
    生成されたサンプルを用いて前記不確実変数を含むロバスト最適化問題を解く最適化手段とを備え
    前記サンプリング手段は、入力された前記信頼レベルに基づく上限分析に基づいてサンプリング数nを設定し、
    前記サンプリング手段は、dを1からDまでの前記周辺分布の数としたとき、多変量関数Gおよび当該多変量関数のd番目の変数の周辺分布G により、以下の式Aで定義されたコピュラ関数Cを記憶部から読み取って入力し、
    C(u ,…,u )=G(G −1 (u ),…,G −1 (u )) (式A)
    前記サンプリング手段は、前記多変量関数Gからn個の一時サンプルt (n) をサンプリングし、サンプリングされた前記一時サンプルt (n) を用いて前記式Aに含まれるu (n) を以下の式Bで計算し、
    (n) =G −1 (t (n) ) (式B)
    前記サンプリング手段は、計算された前記u (n) および周辺分布F を用いて以下の式Cによりサンプルを生成する
    ζ (n) =[F −1 (u (n) ),…,F −1 (u (n) )] (式C)
    ことを特徴とする最適化システム。
  2. 分布関数は多次元の信頼区間が定義可能な関数であり、
    サンプリング手段は、定義される分布関数の信頼区間の曲面からサンプルを生成する
    請求項1記載の最適化システム。
  3. サンプリング手段は、正規コピュラの信頼区間を定義し、定義される分布関数の信頼区間の曲面からサンプルを生成する
    請求項1または請求項2記載の最適化システム。
  4. サンプリング手段は、信頼区間の曲面から一様にサンプルを生成する
    請求項2または請求項3記載の最適化システム。
  5. コンピュータが、非ガウス分布に従う不確実変数の分布をコピュラ関数および周辺分布により定義し、前記不確実変数の分布の信頼区間に対応する予め定められた信頼レベルを入力し、定義された分布からサンプルを生成し、
    前記サンプルの生成において、前記コンピュータが、
    入力された前記信頼レベルに基づく上限分析に基づいてサンプリング数nを設定し、
    dを1からDまでの前記周辺分布の数としたとき、多変量関数Gおよび当該多変量関数のd番目の変数の周辺分布G により、以下の式Aで定義されたコピュラ関数Cを記憶部から読み取って入力し、
    C(u ,…,u )=G(G −1 (u ),…,G −1 (u )) (式A)
    前記多変量関数Gからn個の一時サンプルt (n) をサンプリングし、サンプリングされた前記一時サンプルt (n) を用いて前記式Aに含まれるu (n) を以下の式Bで計算し、
    (n) =G −1 (t (n) ) (式B)
    計算された前記u (n) および周辺分布F を用いて以下の式Cによりサンプルを生成し、
    ζ (n) =[F −1 (u (n) ),…,F −1 (u (n) )] (式C)
    前記コンピュータが、生成されたサンプルを用いて前記不確実変数を含むロバスト最適化問題を解く
    ことを特徴とする最適化方法。
  6. 分布関数は多次元の信頼区間が定義可能な関数であり、定義される前記分布関数の信頼区間の曲面からサンプルを生成する
    請求項記載の最適化方法。
  7. コンピュータに、
    非ガウス分布に従う不確実変数の分布をコピュラ関数および周辺分布により定義し、前記不確実変数の分布の信頼区間に対応する予め定められた信頼レベルを入力し、定義された分布からサンプルを生成するサンプリング処理、および、
    生成されたサンプルを用いて前記不確実変数を含むロバスト最適化問題を解く最適化処理を実行させ
    前記サンプリング処理で、入力された前記信頼レベルに基づく上限分析に基づいてサンプリング数nを設定させ、
    前記サンプリング処理で、dを1からDまでの前記周辺分布の数としたとき、多変量関数Gおよび当該多変量関数のd番目の変数の周辺分布G により、以下の式Aで定義されたコピュラ関数Cを記憶部から読み取って入力させ、
    C(u ,…,u )=G(G −1 (u ),…,G −1 (u )) (式A)
    前記サンプリング処理で、前記多変量関数Gからn個の一時サンプルt (n) をサンプリングさせ、サンプリングされた前記一時サンプルt (n) を用いて前記式Aに含まれるu (n) を以下の式Bで計算させ、
    (n) =G −1 (t (n) ) (式B)
    前記サンプリング処理で、計算された前記u (n) および周辺分布F を用いて以下の式Cによりサンプルを生成させる
    ζ (n) =[F −1 (u (n) ),…,F −1 (u (n) )] (式C)
    ための最適化プログラム。
  8. 分布関数は多次元の信頼区間が定義可能な関数であり、
    コンピュータに、
    サンプリング処理で、定義される分布関数の信頼区間の曲面からサンプルを生成させる
    請求項記載の最適化プログラム。
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