JP6971891B2 - 情報処理装置、空気調和機、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents
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以下、本発明の実施形態1について図1〜図4に基づいて説明すれば以下の通りである。なお、本実施の形態では、情報処理装置を備えた空気調和機の一例である空気清浄機1を用いて以下の説明をするが、情報処理装置を備えた空気調和機は、空気清浄機1に限らず、所謂エアコン、加湿器、イオン発生装置、あるいはその他の装置であってもよい。
図1は、空気清浄機1の概略構成を示すブロック図である。図1に示すように、空気清浄機1は、制御部10、入力部20、及び記憶部30を備えている。また、空気清浄機1は、埃センサ5、大塵埃量表示部6、小塵埃量表示部7、及び、送風部8を備えている。
制御部10は、センサ値取得部11、大塵埃量評価部(指標値算出部)12、小塵埃量評価部(指標値算出部)13、及び風量制御部14を備えている。
図3は、制御部10の処理の流れを示すフローチャートである。
制御部10のセンサ値取得部11は、埃センサ5の出力値を取得する。センサ値取得部11は、取得した出力値を記憶部30に記憶する。
制御部10の大塵埃量評価部12、及び小塵埃量評価部13は、記憶部30に記憶された所定期間(所定のサンプリング区間)における複数の出力値を用いて、空気の汚れ度合いを示す指標値を算出する。この時、大塵埃量評価部12、及び小塵埃量評価部13は、複数の出力値のそれぞれの取得タイミング(当該出力値がサンプリングされたタイミング)に応じた重み値を、各出力値に対して適用する。
制御部10の大塵埃量評価部12、及び小塵埃量評価部13は、算出した指標値に応じて、大塵埃量表示部6、及び小塵埃量表示部7に空気の汚れ度合いを示す情報を表示させる。
本発明の実施形態2について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。また、情報処理装置の一例としての空気清浄機1の構成については、上記実施形態1と同様であり、その説明を省略する。
図6は、実施形態2に係る制御部10の処理の流れを示すフローチャートである。
制御部10のセンサ値取得部11は、埃センサ5の出力値を取得する。センサ値取得部11は、取得した出力値を記憶部30に記憶する。
制御部10の大塵埃量評価部12、及び小塵埃量評価部13は、記憶部30に記憶された所定期間(所定のサンプリング区間)における複数の出力値を参照して、直近に取得した出力値の変化率が所定の閾値を超えたか否かを判定する。なお、変化率は直近の1つまたは複数の出力値と、その直前の1つまたは複数の出力値の間で算出すればよい。このようにして算出した変化率が所定の閾値を超えたと判定すると(ステップS22でYes)、大塵埃量評価部12、及び小塵埃量評価部13は、ステップS23に進む。一方、直近に取得した出力値の変化率が所定の閾値を超えていないと判定すると(ステップS22でNo)、大塵埃量評価部12、及び小塵埃量評価部13は、ステップS24に進む。
大塵埃量評価部12、及び小塵埃量評価部13は、直近の出力値に対する重み値を大きくする。ステップS23では、例えば、図5の(d)に示したような重み関数に従って重みを設定してもよい。ステップS23において、大塵埃量評価部12が決定する重み値と、小塵埃量評価部13が決定する重み値とは同じであってもよいし、異なっていてもよい。なお、直近の出力値は、サンプリング区間のうち、変化率が閾値を超えた時点以降の期間である増加期間に取得された出力値である。直近の出力値には、変化率が所定の閾値を超えたと判定した時点で取得されていた、最もサンプリングタイミングが新しい出力値が含まれていてもよい。また、該出力値よりも後で取得されたサンプリングタイミングがさらに新しい出力値が含まれていてもよい。さらに、直近の出力値は、全てが増加期間に取得されたものであってもよいし、一部または全部が増加期間後に取得されたものであってもよい。
大塵埃量評価部12、及び小塵埃量評価部13は、所定期間(低変動期間)に取得された出力値のそれぞれに対する重み値を一定にする。ステップS24では、例えば、図5の(b)に示したような重み関数に従って重みを設定してもよい。ステップ23と同様に、大塵埃量評価部12が決定する重み値と、小塵埃量評価部13が決定する重み値とは同じであってもよいし、異なっていてもよい。
大塵埃量評価部12、及び小塵埃量評価部13は、ステップS23又はステップS24で設定した重み値を用いて、指標値を算出する。なお、ステップS22でNoの場合、重み値を設定することなく、サンプリング区間の出力値の単純平均値等を指標値として算出してもよい。
大塵埃量評価部12、及び小塵埃量評価部13は、ステップS25で算出した指標値を、大塵埃量表示部6、及び小塵埃量表示部7に出力して、空気の汚れ度合いを示す情報を表示させる。
本発明の実施形態3について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態1又は上記実施形態2にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。また、情報処理装置を備える空気調和機の一例としての空気清浄機1の構成については、上記実施形態1と同様であり、その説明を省略する。
制御部10のセンサ値取得部11は、埃センサ5の出力値を取得する。センサ値取得部11は、取得した出力値を記憶部30に記憶する。
制御部10の大塵埃量評価部12は、記憶部30に記憶された所定期間(所定のサンプリング区間)における、大塵埃の空気中の濃度を示す複数の出力値に対する、直近に取得した大塵埃の空気中の濃度を示す出力値の変化率を算出する。
大塵埃量評価部12、及び小塵埃量評価部13は、ステップS32で算出した大塵埃の出力値の変化率に応じて、指標値を算出するために用いる重み関数を決定する。
大塵埃量評価部12、及び小塵埃量評価部13は、ステップS33で決定された重み関数を用いて、指標値を算出する。
大塵埃量評価部12、及び小塵埃量評価部13は、ステップS34で算出した指標値を、大塵埃量表示部6、及び小塵埃量表示部7に出力して、空気の汚れ度合いを示す情報を表示させる。
本発明の実施形態4について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。また、情報処理装置を備えた空気調和機の一例としての空気清浄機1の構成については、上記実施形態1と同様であり、その説明を省略する。
上記実施形態では、空気の汚れ度合いを評価するために、大塵埃量を示すセンサデータと小塵埃量を示すセンサデータとを用いたが、これらの何れか一方のみを用いて空気の汚れ度合いを評価してもよい。また、評価に用いるセンサデータは、空気の汚れ度合いを示すものであればよく、これらの例に限られない。例えば、空気中の臭い成分を検出する臭いセンサで検出したセンサデータを用いて空気の汚れ度合いを評価してもよい。この場合も、センサデータの全て、又は一部に対して重みづけをして指標値を算出することにより、上記実施形態と同様の作用効果を奏する。なお、この場合には、脱臭エレメント等を用いて、空気清浄機1の本体内に吸い込んだ空気を当該脱臭エレメントを通過させることで脱臭することができてもよい。また、埃センサ5と臭いセンサを併用し、塵埃量及び臭いという観点からの空気の汚れ具合を示す指標を表示してもよい。
空気清浄機1の制御ブロック(特に請求項10に含まれる各部)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
本発明の態様1に係る情報処理装置(制御部10)は、空気の汚れ度合いを示す指標値を算出する情報処理装置であって、空気中の汚れ成分を検出するセンサ(埃センサ5)の出力値を取得するセンサ値取得部(11)と、所定期間に取得された複数の上記出力値の全て、又は一部に対して重みづけをして上記指標値を算出する指標値算出部(大塵埃量評価部12、小塵埃量評価部13)と、を備えた構成である。
5 埃センサ
6 大塵埃量表示部(情報表示部)
7 小塵埃量表示部(情報表示部)
10 制御部(情報処理装置)
11 センサ値取得部
12 大塵埃量評価部(指標値算出部)
13 小塵埃量評価部(指標値算出部)
30 記憶部
31 センサ値(出力値)
110 サーバ(情報処理装置)
Claims (8)
- 空気の汚れ度合いを示す指標値を算出する情報処理装置であって、
空気中の汚れ成分を検出するセンサの出力値を取得するセンサ値取得部と、
所定期間に取得された複数の上記出力値の全て、又は一部に対して重みづけをして上記指標値を算出する指標値算出部と、を備え、
上記指標値算出部は、上記所定期間のうち上記出力値の変動が所定範囲に収まっている低変動期間に取得された各出力値に対する重みを同じ値とするか、又は該低変動期間に取得された各出力値には重みを設定しない
ことを特徴とする情報処理装置。 - 空気の汚れ度合いを示す指標値を算出する情報処理装置であって、
空気中の汚れ成分を検出するセンサの出力値を取得するセンサ値取得部と、
所定期間に取得された複数の上記出力値の全て、又は一部に対して重みづけをして上記指標値を算出する指標値算出部と、を備え、
上記センサ値取得部は、所定サイズ以上の粒径の大塵埃の量を示す上記出力値と、所定サイズ未満の粒径の小塵埃の量を示す上記出力値とをそれぞれ取得し、
上記指標値算出部は、所定期間における大塵埃の上記出力値の変化に応じて、大塵埃の量を示す複数の上記出力値のそれぞれに対する重みと、小塵埃の量を示す複数の上記出力値のそれぞれに対する重みとを決定し、大塵埃、及び小塵埃の指標値を算出する
ことを特徴とする情報処理装置。 - 上記指標値算出部は、複数の上記出力値のうち上記指標値の算出時により近い時点で取得された上記出力値に対する重みを、複数の上記出力値のうち上記指標値の算出時からより遠い時点で取得された上記出力値に対する重みよりも大きくして上記指標値を算出することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 上記指標値算出部は、上記所定期間のうち上記所定範囲を超えて上記出力値が増加している増加期間に取得された上記出力値、及び該増加期間以降に取得された上記出力値の少なくとも何れかに対する重みを、上記低変動期間に取得された上記出力値に対する重みよりも大きくすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 請求項1または2に記載の情報処理装置を備えた空気調和機であって、
上記センサと、
上記指標値に基づいて、空気の汚れ度合いを示す情報を表示する情報表示部と、を備えていることを特徴とする空気調和機。 - 空気の汚れ度合いを示す指標値を算出する情報処理装置による情報処理方法であって、
空気中の汚れ成分を検出するセンサの出力値を取得するセンサ値取得ステップと、
所定期間に取得された複数の上記出力値の全て、又は一部に対して重みづけをして、空気の汚れ度合いを示す指標値を算出する指標値算出ステップと、を含み、
上記指標値算出ステップにおいて、上記所定期間のうち上記出力値の変動が所定範囲に収まっている低変動期間に取得された各出力値に対する重みを同じ値とするか、又は該低変動期間に取得された各出力値には重みを設定しない
ことを特徴とする情報処理方法。 - 空気の汚れ度合いを示す指標値を算出する情報処理装置による情報処理方法であって、
空気中の汚れ成分を検出するセンサの出力値を取得するセンサ値取得ステップと、
所定期間に取得された複数の上記出力値の全て、又は一部に対して重みづけをして、空気の汚れ度合いを示す指標値を算出する指標値算出ステップと、を含み、
上記センサ値取得ステップにおいて、所定サイズ以上の粒径の大塵埃の量を示す上記出力値と、所定サイズ未満の粒径の小塵埃の量を示す上記出力値とをそれぞれ取得し、
上記指標値算出ステップにおいて、所定期間における大塵埃の上記出力値の変化に応じて、大塵埃の量を示す複数の上記出力値のそれぞれに対する重みと、小塵埃の量を示す複数の上記出力値のそれぞれに対する重みとを決定し、大塵埃、及び小塵埃の指標値を算出する
ことを特徴とする情報処理方法。 - 請求項1または2に記載の情報処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、上記センサ値取得部、及び上記指標値算出部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2018041092A JP6971891B2 (ja) | 2018-03-07 | 2018-03-07 | 情報処理装置、空気調和機、情報処理方法、及びプログラム |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019158162A JP2019158162A (ja) | 2019-09-19 |
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2018
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