JP6969734B2 - 電荷検出回路及びそれを含む放射線検出装置 - Google Patents

電荷検出回路及びそれを含む放射線検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6969734B2
JP6969734B2 JP2017037071A JP2017037071A JP6969734B2 JP 6969734 B2 JP6969734 B2 JP 6969734B2 JP 2017037071 A JP2017037071 A JP 2017037071A JP 2017037071 A JP2017037071 A JP 2017037071A JP 6969734 B2 JP6969734 B2 JP 6969734B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charge
signal
capacitor
predetermined
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017037071A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018141735A5 (ja
JP2018141735A (ja
Inventor
徹 青木
克之 都木
昭史 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anseen Inc
Original Assignee
Anseen Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anseen Inc filed Critical Anseen Inc
Priority to JP2017037071A priority Critical patent/JP6969734B2/ja
Publication of JP2018141735A publication Critical patent/JP2018141735A/ja
Publication of JP2018141735A5 publication Critical patent/JP2018141735A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6969734B2 publication Critical patent/JP6969734B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、発生する電荷の量を時系列に検出する電荷検出回路及びそれを含む放射線検出装置に関する。
従来から、半導体検出器等の放射線検出器から出力される電流信号(電荷信号)を対象に、時間的に変化する電荷量を時系列に検出する検出回路の仕組みが検討されている。例えば、下記非特許文献1には、ToT(Time over Threshold)法を採用した検出回路が提案されている。この検出回路は、検出器からの電流信号を増幅器で電圧信号に変換し、その電圧信号のパルスが閾値を超えた時間を計測し、その時間をパルスの波高値の計測結果として出力することができる。
T.Orita, H. Takahashi and K. Shimazoe, "Dynamic Time-over-Threshold Method for Multi-Channel APD Based Gamma-Ray Detectors", 2012 IEEE Nuclear Science Symposium and Medical Imaging Conference Record (NSS/MIC),2012年, p.824−826
しかしながら、上述したToT法を採用した検出回路では、電圧信号のパルスの時間幅を波高値に変換しているが、時間値と波高値との間の関係が線形でないため、得られる波高値の計測結果の精度が低くなりがちである。また、この検出回路では、電圧信号のパルス波形を整形するためのフィルタ回路等の整形回路が必要とされるため、回路構成が複雑となる傾向にある。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、簡易な回路構成で時間的に変化する電荷信号の波高値を精度よく計測することが可能な電荷検出回路及びそれを含む放射線検出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一形態にかかる電荷検出回路は、発生する電荷の量を時系列に検出する回路であって、キャパシタを含み、電荷の入力を受けてキャパシタに電荷を蓄積することにより、電荷を電圧信号に変換する増幅器と、電圧信号と所定の閾値電圧とを所定の時間間隔で比較することにより比較信号を生成する比較器と、比較器によって所定の時間間隔で生成された比較信号の所定の状態の持続回数を計数して得た計数値を出力する計数器と、比較器によって所定の時間間隔で生成された比較信号が所定の状態を示す際に、増幅器のキャパシタから所定量の電荷を順次引き抜く電荷引抜部と、を備える。
あるいは、本発明の他の形態にかかる放射線検出装置は、上記構成の電荷検出回路と、放射線の入射に応じて電荷を発生させ、電荷を電荷検出回路に入力する半導体検出器と、を備える。
上記形態の電荷検出回路によれば、増幅器において入力された電荷が蓄積されることにより電圧信号が生成され、比較器においてその電圧信号が周期的に閾値電圧と比較されることにより比較信号が生成され、電荷引抜部により比較信号が所定に状態を示す際に増幅器に蓄積された電荷から所定量の電荷が引き抜かれる。これにより、入力された電荷の信号が、その電荷の量に対応して時間軸方向に変換された連続する比較信号に変換されて出力される。このような構成の電荷検出回路によれば、電荷の信号の波高値を高精度に計数して出力することができ、電圧波形を整形するため整形回路が不要とされるため、回路構成が単純化される。その結果、簡易な回路構成で時間的に変化する電荷信号の波高値を精度よく計測することができる。あるいは、上記形態の放射線検出装置によれば、装置の小型化が容易で、高精度の放射線検出装置を実現することができる。
ここで、計数器は、電圧信号が所定の閾値電圧を超えたことを示す所定の状態の持続回数を計数し、電荷引抜部は、比較信号が、電圧信号が所定の閾値電圧を超えたことを示す所定の状態を示す際に、所定量の電荷を引き抜く、こととしてもよい。この場合、入力された電荷の信号の波高値が高精度に計測できるとともに、電荷引抜部の回路構成が単純化される。
また、電荷引抜部は、引き抜くための所定量の電荷を予め蓄積するためのキャパシタを有する、こととしてもよいし、所定量の電荷を引き抜くための定電流源を有する、こととしてもよい。この場合、電荷引抜部の回路構成が容易に単純化される。
本発明によれば、簡易な回路構成で時間的に変化する電荷信号の波高値を精度よく計測することができる。
実施形態にかかる放射線検出装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の電荷検出回路の電荷引抜部の具体的な回路構成を示す図である。 図1の電荷検出回路の電荷引抜部の具体的な回路構成を示す図である。 図1の放射線検出装置において処理される各種信号の時間波形を示す図である。 比較例にかかる放射線検出装置の概略構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る電荷検出回路および放射線検出装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、図1を参照して、本発明の放射線検出装置の一実施形態に係る放射線検出装置10の機能および構成を説明する。図1に示す放射線検出装置10は、時間的に変化する入射放射線の強度を検出するための装置である。この放射線検出装置10は、1つの検出素子からなる半導体検出器11と、その半導体検出器からの出力を処理する電荷検出回路12とから構成されているが、入射放射線の強度の二次元分布を計測可能なように、2次元的に配列された複数の半導体検出器11と、複数の半導体検出器11のそれぞれに対応して設けられた複数の電荷検出回路12とから構成されてもよい。このような2次元配列の回路構成は、半導体基板上に集積回路を形成することによって実現できる。
図1に示すように、放射線検出装置10は、半導体検出器11と、電荷検出回路12とを含んで構成されている。この電荷検出回路12は、半導体検出器11に電気的に接続されて、半導体検出器11から入射放射線の強度に応じて生成される電荷信号が入力される回路であり、前置増幅器(増幅器)13、アナログ−デジタル変換器(ADC)14、計数器15、及び電荷注入回路(電荷引抜部)16を有している。以下、放射線検出装置10の各構成要素の構成について説明する。
半導体検出器11は、X線等の放射線の入射に伴い電子正孔対(電荷対)を生成して、入射放射線をそのエネルギー量に対応した電流信号(電荷信号)に変換する検出器である。このような検出器の例としては、Cd(Zn)Te半導体検出器、Si半導体検出器、Ge半導体検出器、GaAs半導体検出器、GaN半導体検出器、TlBr半導体検出器等が挙げられる。
電荷検出回路12の前置増幅器13は、半導体検出器11から電荷を電流信号として受けて、その電荷を蓄積することにより電圧信号に変換する回路部である。具体的には、前置増幅器13は、キャパシタを含んでおり、キャパシタに電荷を蓄積することにより、そのキャパシタの両端の電圧を電圧信号として出力する。
電荷検出回路12のADC14は、オーバーサンプリングの処理により、所定の時間間隔(例えば、100nsec間隔)で周期的に電圧信号を所定の閾値電圧と比較し、比較の結果生じた比較信号を出力する回路部である。すなわち、ADC14は、電圧信号と閾値電圧とを比較する比較器であり、電圧信号が閾値電圧を超えた際にはハイレベルの比較信号を出力し、電圧信号が閾値電圧以下の場合には、ローレベルの比較信号を出力する。つまり、このADC14は、1ビットのアナログ-デジタル(A/D)変換器である。
電荷検出回路12の電荷注入回路16は、ADC14によって所定の時間間隔で周期的に生成された比較信号が所定の状態を示す際に、前置増幅器13内のキャパシタから所定量の電荷を順次引き抜くための回路部である。この電荷注入回路16は、ADC14から出力された比較信号がハイレベルの状態を示し、直前のADC14の動作において電圧信号が閾値電圧を超えていたことを示す際に、キャパシタに半導体検出器11から供給された電荷に対して逆極性の電荷を供給することにより、そのキャパシタから所定量の電荷を引き抜く。電荷注入回路16は、この電荷の引き抜き動作を、ADC14による周期的な比較動作に同期して行い、比較信号がローレベルになるまで、すなわち、比較信号によって直前のADC14の動作において電圧信号が閾値電圧以下となったことが示されるまで継続する。
電荷検出回路12の計数器15は、ADC14によって所定の時間間隔で周期的に生成された比較信号の所定の状態の持続回数を計数して、その結果得た計数信号を生成・出力する回路部である。すなわち、ADC14から出力された比較信号のハイレベルの状態の持続回数を、ADC14による周期的な比較動作に同期してカウント(計数)する。より具体的には、計数器15は、ADC14の動作間隔である所定の時間間隔において、比較信号がハイレベルの状態を検出した際に、計数信号の計数値に1を加算する。そして、計数器15は、計数値を示す信号を所定の時間間隔(例えば、1.6μsec間隔)で出力することにより、電荷量の時間軸方向の分布を示すデジタル信号を出力する。計数器15は、所定の時間間隔で計数値をリセットしながら計数信号を生成する。例えば、ADC14によるA/D変換の間隔が100nsec間隔であり、1.6μsec間隔で計数値を出力する場合には、4ビットの計数信号を生成することができる。このような計数器15としては、公知のフリップフロップ等のカウンタ回路を用いることができる。
図2は、上述した電荷検出回路12の回路構成の例を示している。図2に示す構成においては、半導体検出器11の一方の端子にバイアスが印加され、半導体検出器11の他方の端子が前置増幅器13の入力に接続される。また、前置増幅器13は、差動増幅器13aとキャパシタ13bによって構成され、差動増幅器13aの非反転入力がグラウンドに接続され、差動増幅器13aの反転入力が半導体検出器11に接続され、差動増幅器13aの出力と反転入力の間にキャパシタ13bが接続されている。このような構成によって、半導体検出器11から入力された電荷がキャパシタ13bに蓄積され、その電荷の量に対応する電圧信号が差動増幅器13aの出力に生成される。さらに、電荷注入回路16は、スイッチトキャパシタ回路であり、直流電源16a、キャパシタ16b、及びスイッチ素子16c〜16fによって構成される。このような構成の電荷注入回路16は、ADC14からの比較信号ENと、ADC14による周期的な比較動作に同期したクロック信号CLOCKとを受け、クロック信号CLOCKに同期したタイミングにおいて比較信号ENがハイレベルを示すときに、キャパシタ16bに予め蓄積させておいた直流電源16aの電圧に対応した電荷量の電荷を、前置増幅器13のキャパシタ13bに供給する。このとき、キャパシタ16bからキャパシタ13bに供給される電荷は、半導体検出器11からキャパシタ13bに供給される電荷の極性に対して逆の極性の電荷となるように直流電源16aの極性が設定される。具体的には、直流電源16aの一端がグラウンドに接続され、直流電源16aの他端がスイッチ素子16cを介してキャパシタ16bの一端に接続され、キャパシタ16bの他端がスイッチ素子16fを介してキャパシタ13bの半導体検出器11側の端子に接続される。さらに、キャパシタ16bの両端は、それぞれ、スイッチ素子16d,16eを介してグラウンドに接続される。上記構成の電荷注入回路16においては、スイッチ素子16c及びスイッチ素子16eが閉じられ、スイッチ素子16d,16fが開かれることにより、予めキャパシタ16bに電荷が蓄積される。その後、クロック信号CLOCKに同期したタイミングにおいて、比較信号ENがハイレベルを示す場合に、スイッチ素子16c及びスイッチ素子16eが開かれ、スイッチ素子16d,16fが閉じられることにより、キャパシタ16bに蓄積された電荷が、キャパシタ13bに供給される。
図3は、電荷検出回路12の別の回路構成の例を示している。図3に示す構成においては、電荷注入回路16Aが、スイッチトカレント回路であり、定電流源16g及びスイッチ素子16hによって構成される。このような構成の電荷注入回路16Aは、クロック信号CLOCKに同期したタイミングにおいて比較信号ENがハイレベルを示すときに、定電流源16gの電流値に対応した電荷量の電荷を、前置増幅器13のキャパシタ13bに供給する。このとき、定電流源16gからキャパシタ13bに供給される電荷は、半導体検出器11からキャパシタ13bに供給される電荷の極性に対して逆の極性の電荷となるように定電流源16gの極性が設定される。具体的には、定電流源16gの一端がグラウンドに接続され、定電流源16gの他端がスイッチ素子16hを介してキャパシタ13bの半導体検出器11側の端子に接続される。上記構成の電荷注入回路16Aにおいては、クロック信号CLOCKの一周期の期間において、比較信号ENがハイレベルを示す場合に、スイッチ素子16hが閉じられることにより、定電流源16gの電流値とクロック信号CLOCKの周期の積で決まる電荷量の電荷が、キャパシタ13bに供給される。
次に、上述した放射線検出装置10の動作例について、比較例と比較しつつ説明する。
図5には、比較例にかかる放射線検出装置910の概略構成を示している。比較例にかかる放射線検出装置910は、ToT法を採用した検出回路を備え、前置増幅器13の後段に接続された波形整形回路915及びTime-to-Digital変換器(TDC)914を有している。波形整形回路915は、前置増幅器13から出力された電圧信号のノイズを低減するとともにその電圧信号を整形して出力するための回路であり、フィルタ回路及び増幅器を内蔵している。この波形整形回路915は、後段のTDC914によるT/D変換の精度を上げるために必要とされる。TDC914は、波形整形回路915によって整形された電圧信号と所定の閾値電圧とを比較し、パルスが閾値電圧を超えている期間を計数し、その計数結果をデジタル値として出力する。このような放射線検出装置910においては、パルスの時間幅をパルスの波高値を表すものとしてカウントして出力しているが、波高値と時間幅とは線形関係に無いため、得られる波高値のデジタル値の精度が低くなる傾向にある。また、出力されるデジタル値の精度をある程度確保するためには波形整形回路が必須となる結果、回路規模が大きくなりがちである。さらには、出力されるデジタル値の分解能を上げるためにはTDC914における閾値数を増やす必要があり、TDC914の回路規模が大きくなる傾向にある。
図4には、放射線検出装置10及び放射線検出装置910において処理される各種信号の時間波形を示し、(a)には入力される電流信号のパルス波形、(b)には放射線検出装置910における前置増幅器13の出力電圧の波形、(c)には放射線検出装置10における電荷の引抜き動作後の前置増幅器13の出力電圧の波形、(d)には放射線検出装置10におけるADC14に供給されるクロック信号CLOCKの波形、(e)には放射線検出装置10におけるADC14の出力電圧(比較信号)の波形が、それぞれ示されている。これらの時間波形に示されるように、入力される電流信号のパルスに応じたレベルを有する電圧信号が放射線検出装置10の前置増幅器13から出力されており、その電圧信号のレベルがクロック信号CLOCKに同期したタイミングで段階的に低下している。そして、放射線検出装置10の前置増幅器13から出力レベルが所定のレベルに低下するまで、放射線検出装置10のADC14の出力電圧がハイレベルに維持されている。これに対して、(b)の波形に示すように、比較例の放射線検出装置910の前置増幅器13の出力電圧は、入力される電流信号のパルスに応じて一定電圧に維持されており、この出力電圧が後段の波形整形回路915及びTDC914によって処理されるようになっている。
以上説明した放射線検出装置10によれば、前置増幅器13において入力された電荷が蓄積されることにより電圧信号が生成され、ADC14においてその電圧信号が周期的に閾値電圧と比較されることにより比較信号が生成され、電荷注入回路16により比較信号がハイレベル状態を示す際に前置増幅器13に蓄積された電荷から所定量の電荷が引き抜かれる。これにより、入力された電荷の信号が、その電荷の量に対応して時間軸方向に変換された連続する比較信号に変換されて出力される。さらに、計数器15によって比較信号のハイレベル状態の持続回数が計数されることによって、電荷量の時間軸方向の分布を示すデジタル信号を出力することができる。このような構成の放射線検出装置10によれば、電流信号の波高値と比較信号のハイレベル状態に関する計数値とが線形関係にあるので、電流信号の波高値を高精度に計数して出力することができる。また、比較例の放射線検出装置910と比較して、電圧波形を整形するための整形回路が不要とされ、1ビットのA/D変換器ですむため、回路構成が単純化される。その結果、簡易な回路構成で時間的に変化する電荷信号の波高値を精度よく計測することができる。そして、装置の集積化が容易で、かつ、高精度の放射線検出装置を実現することができる。
さらに、電荷注入回路16には、スイッチトキャパシタの構成、あるいは、スイッチトカレント回路の構成が採用されている。このように、デジタル信号を処理するのではなく電荷を直接引き抜くような構成とすることで、演算増幅器等の余計な回路が不要となり、電荷注入回路16の回路構成が単純化され、放射線検出装置の集積化が容易とされる。
なお、本発明は、上述した実施形態の態様に限定されるものではない。本実施形態の電荷検出回路12は、放射線検出の用途に限定されるものではなく、広く撮像素子用の検出回路として用いられてもよい。例えば、γ線、α線等の検出の用途であってもよい。
10…放射線検出装置、11…半導体検出器、12…電荷検出回路、13…前置増幅器(増幅器)、13b…キャパシタ、14…ADC(比較器)、15…計数器、16,16A…電荷注入回路(電荷引抜部)、16b…キャパシタ、16g…定電流源。

Claims (3)

  1. 発生する電荷の量を時系列に検出する回路であって、
    キャパシタを含み、電荷の入力をパルス状の電流信号として受けて前記キャパシタに前記電荷を蓄積することにより、前記電荷を電圧信号に変換する増幅器と、
    前記電圧信号と所定の閾値電圧とを所定の時間間隔で比較することにより比較信号を生成する比較器と、
    前記比較器によって前記所定の時間間隔で生成された前記比較信号の所定の状態の持続回数を計数して得た計数値を、前記電荷の入力信号の波高値を示す値として出力する計数器と、
    前記比較器によって前記所定の時間間隔で生成された前記比較信号が前記所定の状態を示す際に、前記増幅器の前記キャパシタから所定量の電荷を順次引き抜く電荷引抜部と、
    含む電荷検出回路と、
    放射線の入射に応じて電荷を発生させ、前記電荷を前記電荷検出回路に入力する半導体検出器と、
    を備え、
    前記計数器は、前記電圧信号が前記所定の閾値電圧を超えたことを示す前記所定の状態の持続回数を計数し、
    前記電荷引抜部は、前記比較信号が前記電圧信号が前記所定の閾値電圧を超えたことを示す前記所定の状態を示す際に、前記所定量の電荷を引き抜き、前記比較信号が前記所定の閾値電圧以下になったことを示すまで、比較器の比較動作に同期して繰り返し前記所定量の電荷を引き抜き、
    前記増幅器は、前記比較信号が前記所定の閾値電圧以下となったことを示す際には、前記電荷引抜部による電荷の前記キャパシタへの供給が停止された状態で前記半導体検出器からの電荷を前記キャパシタに蓄積させる、
    放射線検出装置
  2. 前記電荷引抜部は、引き抜くための前記所定量の電荷を予め蓄積するためのキャパシタを有する、
    請求項記載の放射線検出装置
  3. 前記電荷引抜部は、前記所定量の電荷を引き抜くための定電流源を有する、
    請求項記載の放射線検出装置
JP2017037071A 2017-02-28 2017-02-28 電荷検出回路及びそれを含む放射線検出装置 Active JP6969734B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017037071A JP6969734B2 (ja) 2017-02-28 2017-02-28 電荷検出回路及びそれを含む放射線検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017037071A JP6969734B2 (ja) 2017-02-28 2017-02-28 電荷検出回路及びそれを含む放射線検出装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018141735A JP2018141735A (ja) 2018-09-13
JP2018141735A5 JP2018141735A5 (ja) 2020-04-09
JP6969734B2 true JP6969734B2 (ja) 2021-11-24

Family

ID=63526597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017037071A Active JP6969734B2 (ja) 2017-02-28 2017-02-28 電荷検出回路及びそれを含む放射線検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6969734B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018141735A (ja) 2018-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9182500B2 (en) Method and system for amplitude digitization of nuclear radiation pulses
JP5815532B2 (ja) 放射線検出器によって供給される信号を処理するためのデバイス
JP6473509B2 (ja) シンチレーションパルスデジタル化方法
US20160356718A1 (en) Pixel circuit and method for optical sensing
US8766682B2 (en) Method and device for measuring duration of a time interval
EP2203762B1 (en) Particle-counting apparatus with pulse shortening
JP5324947B2 (ja) 信号処理装置および光検出装置
WO2018090901A1 (zh) 用于测量光子时间信息的装置及方法
JP2013040935A (ja) 光子エネルギー帯域区分装置及びその方法
WO2021135337A1 (zh) 信号采样电路、探测装置及成像系统
WO2019037719A1 (zh) 用于测量光子信息的装置
CN109283569B (zh) 用于测量光子信息的装置和光子测量设备
JP6969734B2 (ja) 電荷検出回路及びそれを含む放射線検出装置
JP6363112B2 (ja) 放射検出器によって送信される信号を処理するためのデバイス
US20080135771A1 (en) Signal Discriminator for Radiation Detection System and Method
CN211698223U (zh) 信号采样电路、探测装置及成像系统
CN105572721A (zh) 用于测量传感器增益的装置、设备及方法
EP3564711A1 (en) Photodetector
JP6578817B2 (ja) 信号処理装置及び放射線測定装置
Liu et al. Real time digital implementation of the high-yield-pileup-event-recover (HYPER) method
US8823571B2 (en) Asynchronous digitisation of transient signals from radiation detectors
US20230204799A1 (en) Radiation detector
KR101844022B1 (ko) 멀티-에너지 방사선에 포함된 광자의 에너지 대역을 구분하기 위한 장치 및 방법
JPH0619455B2 (ja) 放射線測定装置
Puryga et al. Multifunction fast recorder ADC12500 for plasma diagnostics

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20170327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200228

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211012

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6969734

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150