JP6963601B2 - 温度作動スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、外部回路に接続される3つの端子を備える温度作動スイッチに関する。
従来、商用電源から電力を供給され、直流回路を作動させるための電源回路において、平滑回路のキャパシタに流れ込む大きな電流を制限する電流制限抵抗が配置されている。このような電流制限抵抗を備える電源回路の一例を図5に示す。
図5は、参考技術に係る電源回路を示す図である。
図5に示す電源回路は、交流電源101、電源スイッチ102、電流制限抵抗103、整流回路104、キャパシタ105、配線106,107、及び出力配線108,109を備える。電流制限抵抗103は、電源スイッチ102、整流回路104の整流素子104aであるダイオードなどの寿命に悪影響を及ぼさないように、交流電源101から供給される突入電流がキャパシタ105に流れるのを制限するために配置されている。
電流制限抵抗103の抵抗値は、突入電流を制限した後での定常電流によって安定した抵抗である残留抵抗まで下がるが、0Ωにならないので電力が消費され、発熱が継続する。なお、リレーや半導体を用いて突入電流を制限する場合、リレーを用いるとリレーが作動を続けるために電力が消費され、発熱が生じる。また、半導体を用いると、付加回路が追加になるため、電源回路が高価になる。
そこで、ヒステリシスのある反転型のバイメタルを用いて突入電流を制限するスイッチが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5342641号公報
上記の反転型のバイメタルを用いたスイッチは、温度設定は容易であるが、バイメタルが反転する温度である動作温度と復帰温度との間に温度差があるために、動作から復帰までの温度差により復帰時間が長くなるという問題があった。また、動作温度に到達してからも、バイメタルが反転するまでに時間を要するため、動作時間も長くなっていた。
本発明の目的は、動作時間及び復帰時間を短縮することができる温度作動スイッチを提供することである。
1つの態様では、温度作動スイッチは、互いに対向する面の自由端側に位置する接点と、常温時からの温度上昇に伴い前記接点が開放状態から接続状態に遷移するように湾曲する熱変形部材と、を有する第1の感温部及び第2の感温部と、外部回路に接続される第1の端子、第2の端子、及び第3の端子と、前記第1の端子、前記第2の端子、及び前記第3の端子を絶縁保持する絶縁部と、を備え、前記第1の感温部は、固定端側から前記自由端側に向かって形成されたスリットを隔てて位置する第1の領域及び第2の領域を有し、前記第1の端子は、前記第1の領域に接続され、前記第2の端子は、前記第2の領域に接続され、前記第3の端子は、前記第2の感温部に接続される。
本発明によれば、動作時間及び復帰時間を短縮することができる。
一実施の形態に係る温度スイッチの絶縁ケースを取り外した状態を示す斜視図(その1)である。 一実施の形態に係る温度スイッチの絶縁ケースを取り外した状態を示す斜視図(その2)である。 一実施の形態に係る温度作動スイッチを示す断面図である。 一実施の形態に係る温度作動スイッチを備える電源回路を示す図である。 参考技術に係る電源回路を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る温度作動スイッチについて、図面を参照しながら説明する。
図1及び図2は、一実施の形態に係る温度スイッチ1の絶縁ケース50を取り外した状態を示す斜視図である。
図3は、一実施の形態に係る温度作動スイッチ1を示す断面図である。
図1〜図3に示すように、温度作動スイッチ1は、第1の感温部10と、第2の感温部20と、第1の端子31と、第2の端子32と、第3の端子33と、絶縁部40と、絶縁ケース50(図3参照)と、を備える。
第1の感温部10は、第1のバイメタル11と、接点12と、を有する。また、第2の感温部20は、第2のバイメタル21と、接点22と、を有する。図1〜図3の例では、第1の感温部10が第2の感温部20の上方に位置するため、第1の感温部10と第2の感温部20とは上下方向に互いに対向する。
第1のバイメタル11及び第2のバイメタル21のそれぞれは、例えば、熱膨張係数の異なる2枚の平板状の合金を貼り合わせることにより形成されている。第1のバイメタル11及び第2のバイメタル21は、幅、板厚、湾曲係数、抵抗率などから選定できるが、詳しくは後述するように、復帰を含めた安定して作動する条件は、第1のバイメタル11及び第2のバイメタル21の湾曲によって発生する作動力のバランスである。このバランスのためには、第1のバイメタル11及び第2のバイメタル21は、同一の材質で同一の厚さであることが望ましい。一例としては、第1のバイメタル11及び第2のバイメタル21の厚さは0.3mmである。なお、第1の感温部10及び第2の感温部20は、第1のバイメタル11及び第2のバイメタル21を有するが、3層の合金からなるトリメタルなどの、第1のバイメタル11及び第2のバイメタル21以外の熱変形部材を有していてもよい。
第1のバイメタル11は、長手方向Dの一端が第1の端子31及び第2の端子32に接続される固定端となっており、長手方向Dの他端が自由端となっている。また、第2のバイメタル21は、長手方向Dの一端が第3の端子33に接続される固定端となっており、長手方向Dの他端が自由端となっている。第1の端子31、第2の端子32、及び第3の端子33は、外部回路の一例である後述する図4に示す電源回路100に接続される。
第1のバイメタル11及び第2のバイメタル21の互いに対向する面、すなわち、第1のバイメタル11の上面及び第2のバイメタル21の底面、には、接点12,22が互いに対向するように設けられている。第1のバイメタル11及び第2のバイメタル21は、常温時には例えば平面状を呈するが、電流が流れることによって発生するジュール熱で、接点12,22が互いに接近するように湾曲する。
第1の感温部10(第1のバイメタル11)には、固定端側から自由端側に向かって長手方向Dに平行にスリット13が形成されている。第1のバイメタル11のうち、スリット13を隔てて位置する一方を第1の領域A1とし、他方を第2の領域A2とする。また、第1のバイメタル11のうちスリット13の長手方向Dにおける先端(第1の感温部10の自由端側端部)よりも第1の感温部10の自由端側の領域を第3の領域A3とする。第1の領域A1の少なくとも一部は、第2のバイメタル21(第2の感温部20)に対向することが望ましい。なお、第1の感温部10の接点12は、第3の領域A3に配置されている。
ここで、第1の感温部10にスリット13が形成されずに、第1のバイメタル11が第1の領域A1(又は、第1の領域A1及び第3の領域A3)のみからなり、第2の領域A2を第1のバイメタル11とは別体(例えば、第1のバイメタル11の下方(すなわち第2のバイメタル21とは反対側)に位置するバイメタルなど)にすることが考えられるが、このような場合、第2の領域A2を別体にすることで構造が複雑になる。
第1のバイメタル11は、第1の領域A1において、第1の端子31に対し、長手方向Dに間隔を隔てて位置する2箇所(複数箇所の一例)で例えば溶接部W11,W12によって接続されている。また、第1のバイメタル11は、第2の領域A2において、第2の端子32に対し、長手方向Dに間隔を隔てて位置する2箇所(複数箇所の一例)で例えば溶接部W21,W22によって接続されている。また、第2のバイメタル21は、第3の端子33に対し、長手方向Dに間隔を隔てて位置する2箇所(複数箇所の一例)で例えば溶接部W31,W32によって接続されている。これらのように、第1のバイメタル11又は第2のバイメタル21と、第1の端子31、第2の端子32、又は第3の端子33とを長手方向Dに間隔を隔てて位置する複数箇所で接続するのは、接点12,22が互いに接触する際に通電状態によっては第1のバイメタル11及び第2のバイメタル21と第1の端子31、第2の端子32、及び第3の端子33との固定部分(接続部分)にも大きな応力が作用するためである。また、後述するが、電流が停止し、第1のバイメタル11の第1の領域A1及び第2の感温部20が冷却して接点12,22が開放状態となった復帰時に、第1のバイメタル11、第2のバイメタル21等が元の状態に戻らなければ動作の度に動作点が変化することになる。この作動を安定化させるためでもある。
第1の感温部10と第2の感温部20とが対向する面の、長手方向Dに直交する長さ(幅)は、第1の領域A1が長さL11であり、スリット13が長さL12であり、第2の領域A2が長さL13であり、第2の感温部20が長さL20である。長さL11,L12,L13の合計は、長さL20よりも長い。長さL11と長さL13との比率は、例えば、1:2であるが、長さL11が長さL13よりも長くともよいし、動作特性や通電による保持条件によって長さは適宜決定されればよい。長さL11,L13の合計は、例えば、長さL20の2倍〜3倍である。この範囲であれば、第1のバイメタル11がスリット13によって分割された幅である第1の領域A1の長さL11を第2の感温部20の長さL20と同等又は1.5倍程度の範囲に収めることができるためである。もっとも、第1のバイメタル11と第2のバイメタル21との力関係は、幅のみならず、作動長(長手方向D)にも関係する。この作動長が長くなると、湾曲による変位は大きくなるが、出力は低下し、作動長が短くなると、その逆になる。作動長の関係は、上記の幅と同様であるが、接点12,22の接続状態を維持するのに十分な値に設定するのが望ましい。
第1の感温部10の接点12と第2の感温部20の接点22とは、常温時(例えば25℃)では互いに離隔して位置する開放状態である。そして、上述のようにジュール熱で第1の感温部10が湾曲すると、接点12が接点22に接触して接続状態に遷移する。接点12,22が開放状態から接続状態に遷移する動作温度は、常温時における接点12,22間の距離や第1の感温部10及び第2の感温部20の材質、形状などで調整可能である。
第1の端子31、第2の端子32、及び第3の端子33の形状は任意であるが、第1の端子31及び第2の端子32は平面状を呈する。第3の端子33は、バイメタル側平面部33aと外部回路側平面部33cとが平行(例えば水平)であるのに対し、バイメタル側平面部33aと外部回路側平面部33cとの間に位置する垂直部33bが、これらと垂直に位置する。そのため、第3の端子33は、バイメタル側平面部33aから垂直部33bにかけて直角に屈曲し、垂直部33bから外部回路側平面部33cにかけて直角に屈曲する。垂直部33bは、平面視T字状の絶縁部40内に位置する。また、第1の端子31及び第2の端子32は、絶縁部40を貫通する。
絶縁ケース50は、第1の感温部10、第2の感温部20、第1の端子31、第2の端子32、第3の端子33、及び絶縁部40を収容する。第1の端子31、第2の端子32、及び第3の端子33は、一部が絶縁ケース50の外部に突出する。
絶縁ケース50は、例えば絶縁ケース50内に突出する凸部である変位規制部50aを有する。この変位規制部50aは、第2の感温部20の接点22が常温時における第1の感温部10の接点12に接触する位置への第2の感温部20の変位を規制する。
図4は、温度作動スイッチ1を備える電源回路100を示す図である。
図4に示すように、電源回路100は、上述の温度作動スイッチ1と、交流電源101と、電源スイッチ102と、電流制限抵抗103と、整流回路104と、キャパシタ105と、配線106,107と、出力配線108,109と、を備える。
電源回路100では、電源スイッチ102が閉じられることによって、交流電源101から配線106,107を介して交流電流が整流回路104の1次側に入力される。この1次側に入力された交流電流は、整流回路104の4つの整流素子104aであるダイオードによって整流され、2次側から出力配線108,109を介して出力される。
2次側から出力される直流電流は、そのままでは脈流電流であるため、出力配線108,109間に整流回路104と並列に接続されているキャパシタ105の平滑回路で平滑化され、出力配線108,109の端部に設けられた端子から外部の負荷に供給される。
接点12,22により構成されるスイッチは、例えば固定抵抗やパワーサーミスタである電流制限抵抗103と並列に配置されている。また、電源回路100において、第1の端子31は、交流電源101と電流制限抵抗103との間に接続され、第2の端子32は、電流制限抵抗103の電源101側、すなわち、第1の端子31と電流制限抵抗103との間に接続され、第3の端子33は、電流制限抵抗103の負荷側、すなわち、電流制限抵抗103とキャパシタ105との間に接続されている。
電源投入の瞬間、すなわち、電源スイッチ102が閉じられた瞬間、第1の端子31、第1の感温部10(第1の領域A1、第3の領域A3、第2の領域A2の順)、第2の端子32、電流制限抵抗103、整流回路104、キャパシタ105の順に電流が流れ、電荷の無いキャパシタ105に大きな充電電流が瞬間的に流れようとするが、電流制限抵抗103によって突入電流が制限される。第3の端子33は、電流制限抵抗103の負荷側に接続されているが、接点12,22が開放状態であるため、第3の端子33には電流が流れない。
第1のバイメタル11は、第1の端子31と第2の端子32との間を電流が流れることによって発生するジュール熱で、接点12が第2の感温部20の接点22に接近するように湾曲する。これにより、接点12が接点22に接触する。
第2のバイメタル21は、第1の感温部10の接点12と第2の感温部20の接点12とが接続状態に遷移した後、第1の感温部10から電流が分流することによって発生するジュール熱で、接点12,22の接続状態を維持するように第1のバイメタル11と押し合う。なお、ここでの第2のバイメタル21は、既に接点12,22が接続状態に遷移した後であるため、第1のバイメタル11と押し合う方向に湾曲しようとするが、第1のバイメタル11によって押されているため、ほとんど湾曲しないか、或いは、第1のバイメタル11に押されて第1のバイメタル11とは反対側に湾曲しないように元の形状を維持するのみであってもよい。このように、第2のバイメタル21が第1のバイメタル11側に十分に湾曲しなくとも、第2のバイメタル21が第1のバイメタル11側に湾曲しようとすることで、接点12,22の接続状態を維持することができる。
ここで、電流制限抵抗103を通る経路、すなわち、第2の領域A2及び第2の端子32を通る経路は、電流制限抵抗103の残留抵抗といわれる、電流と温度が飽和した抵抗値が存在することによって、電流制限抵抗103をバイパスする経路、すなわち、第2のバイメタル21、第3の端子33を経る経路よりも抵抗が大きいために、その抵抗比にしたがって、電流制限抵抗103を流れる電流が減少する。
なお、電流制限抵抗103をバイパスすると、電流制限抵抗103の発熱は停止し、冷却を始めるので、やがて元の抵抗に戻る。一方、第1の感温部10の第1の領域A1及び第2の感温部20は、通電を維持するため発熱し、負荷の条件によって電流は変化するが、電流制限抵抗103(パワーサーミスタの場合)のみの発熱の1/10程度になる。例えば、室温抵抗10Ωのパワーサーミスタで3Aでの残留抵抗が0.6Ωの値をとる。一方、本実施の形態における第1の端子31から第1の領域A1及び第2の感温部20を経て第3の端子33に至る経路の内部抵抗が60mΩ程度の値を示すため、パワーサーミスタの残留抵抗のほぼ1/10となる。残留抵抗は、電流制限抵抗103のサイズや特性、通電電流などで変わり、温度作動スイッチ1の内部抵抗も第1のバイメタル11及び第2のバイメタル21のサイズや材料で変わるが、通電で保持できる条件は、上記の1/10前後となる。この温度作動スイッチ1の電流が、第1のバイメタル11と第2のバイメタル21とが押し合う方向に湾曲するために十分であると、接点12,22の接続状態が安定する。
上述のように、電流制限抵抗103を通る経路が電流制限抵抗103をバイパスする経路よりも抵抗が大きいことで、第1の端子31、第1の領域A1、第3の領域A3、第2の領域A2、第2の端子32に流れていた電流は、接点12,22の接続後に、第1の端子31、第1の領域A1、第3の領域A3、接点12、接点22、第2のバイメタル21、第3の端子33に流れる。このように、接点12,22が接続状態に遷移した後には、電流制限抵抗103をバイパスして電流が流れる。
この動作でのバイパスまでの時間は、接点12と接点22との間隔や第1のバイメタル11に流れる電流の大きさで決まる。静的な特性としては、温度(ジュール熱)で第1のバイメタル11が湾曲して接点12が接点22に接触するいわゆる動作温度となるが、温度だけでの接触では安定して電流が流れない。しかし、本実施の形態のように、電流が第1のバイメタル11のみならず第2のバイメタル21にも流れ、第2のバイメタル21のジュール熱によって第2のバイメタル21が第1のバイメタル11(第1の感温部10)に接近する方向に湾曲することで、接点12,22の接触力が強まるように第1のバイメタル11,21の撓みの力が作用する。このように、第1のバイメタル11及び第2のバイメタル21に押し合う方向への湾曲が発生することで、接点12,22の安定した接続状態が形成される。仮に、接点12,22の接触が不安定であっても、接点12,22で発生する熱が安定接触を促す。
通電電流での動的特性では、瞬間的な突入電流が流れると、第1のバイメタル11の温度がやや遅れて上昇し、第1のバイメタル11に湾曲が発生し、接点12が第2の感温部20の接点22に接触する。接点12,22が接続状態に遷移すると、電流が第2のバイメタル21に流れ始め、この電流で第1のバイメタル11及び第2のバイメタル21が相互に接触方向に湾曲するために安定して電流が流れるようになる。このようなクリープ動作では、接点12,22の接触力は、接触時点では小さいが、通電が起こることで上述のように接触力が上昇し、安定な通電に移行する。逆に瞬間でも電流が切れると、この安定接触が途切れ、接点12,22間での通電がなくなると、第1の領域A1から第2の領域A2への通電に移行するので、電流制限抵抗103側に通電する状態になる。このような動作は復帰が速いために、電流制限抵抗103の電流制限が有効になり、電源回路100の保護が有効に機能することになる。
なお、キャパシタ105の充電が完了し、定常状態での電流に移行しても、接点12,22の接続状態を維持できる電流が流れていると、接続状態が維持される。一方、接続状態を維持できない電流であると、接点12,22が開放状態に戻り、電流は第2の領域A2などを介して電流制限抵抗103に流れることになるが、ジュール熱によって第1のバイメタル11の温度が高くなれば、再度、第1のバイメタル11が第2のバイメタル21に接近するように湾曲し、接点12,22の接続状態に遷移する。また、定常電流が小さいときは第1のバイメタル11の湾曲が十分ではなく接点12,22が接触状態にならないが、電流自体が小さいので、電流経路の発熱は小さくなる。また、定常電流が大きい場合、保持電流が大きくなるので、第1の領域A1の幅L11を広くするために、スリット13の位置を変更したり第2のバイメタル21の幅を変更したりしてもよい。
通電が停止した場合、電流での発熱が停止し、第1のバイメタル11及び第2のバイメタル21の湾曲が解除される。この復帰は、従来のヒステリシスを持ったバイメタルを用いた場合(特許文献1参照)の数十秒レベルの復帰に比べ、大幅に復帰時間が短縮する。例えば、従来、2.5Aの電流で50秒かかっていた復帰時間が本実施の形態では8秒程度まで短縮される。このように短時間電流が停止しただけで、通電を維持する方向の第1のバイメタル11及び第2のバイメタル21の湾曲が解除される。この際、接点12,22の溶着が万が一発生しても、接点12,22が開放状態に遷移する際に、上述の変位規制部50aによって第2の感温部20(第2のバイメタル21)の変位が規制されているため、第1のバイメタル11の湾曲が戻る際の力で溶着が開放される。開放側の第1のバイメタル11の幅(長さL11,L12,L13の合計、或いは、スリット13を除く長さL11及び長さL13の合計)は、第2のバイメタル21の幅(長さL20)よりも長いため、変位の出力も大きくなる。
以上説明した本実施の形態では、温度作動スイッチ1は、互いに対向する面の自由端側に位置する接点12,22と、常温時からの温度上昇に伴い接点12,22が開放状態から接続状態に遷移するように湾曲する熱変形部材(第1のバイメタル11,第2のバイメタル21)と、を有する第1の感温部10及び第2の感温部20と、外部回路に接続される第1の端子31、第2の端子32、及び第3の端子33と、第1の端子31、第2の端子32、及び第3の端子33を絶縁保持する絶縁部40と、を備える。第1の感温部10は、固定端側から自由端側に向かって形成されたスリット13を隔てて位置する第1の領域A1及び第2の領域A2を有する。第1の端子31は、第1の領域A1に接続される。第2の端子32は、第2の領域A2に接続される。第3の端子33は、第2の感温部20に接続される。
そのため、上述のように、常温時からの通電による温度上昇に伴い、第1の感温部10の接点12が接点22に接触するように第1の感温部10が変位し、接点12,22が接続状態に遷移した後に第2の感温部20が通電により発熱して接点22も接点12を押し返すように変位する。これにより、安定した接続状態を短い動作時間で実現することができる。また、通電が解除され、接点12,22の接続状態が開放状態に遷移した場合、第2の感温部20の通電が停止して第2の感温部20の接点22が接点12から遠ざかる位置に戻るように第2の感温部20が変位する。また、第1の感温部10も、通電による発熱が解除され、接点12が開放状態である元の状態に戻るように変位する。そのため、接続状態からの復帰時間も第1の感温部10及び第2の感温部20の両方の変位を利用して短くすることができる。よって、本実施の形態によれば、動作時間及び復帰時間を短縮することができる。
また、本実施の形態では、第1のバイメタル11は、第1の端子31と第2の端子32との間を電流が流れることによって発生するジュール熱で、第1の感温部10の接点12が第2の感温部20の接点22に接近するように湾曲し、第2のバイメタル21は、第1の感温部10の接点12と第2の感温部20の接点22とが接続状態に遷移した後、第1の感温部10から電流が分流することによって発生するジュール熱で、接続状態を維持するように第1のバイメタル11と押し合う。そのため、確実に、動作時間及び復帰時間を短縮することができる。
また、本実施の形態では、温度作動スイッチ1は、第2の感温部20の接点22が常温時における第1の感温部10の接点12に接触する位置への第2の感温部20の変位を規制する変位規制部50aを更に備える。そのため、接点12,22間に溶着が発生しても、接続状態の接点12,22が開放状態に遷移する際に、第1のバイメタル11の湾曲が戻る際の力で接点12,22の溶着を開放することができる。
また、本実施の形態では、外部回路の一例である電源回路100は、交流電源101と、この交流電源101から供給される交流電流を直流電流に変換する整流素子104aと、キャパシタ105と、このキャパシタ105に流れる突入電流を制限する電流制限抵抗103と、を有する。第1の端子31は、電源回路100において、交流電源101と電流制限抵抗103との間に接続され、第2の端子32は、電源回路100において、第1の端子31と電流制限抵抗103との間に接続され、第3の端子33は、電源回路100において、電流制限抵抗103とキャパシタ105との間に接続される。そのため、キャパシタ105に突入電流が流れ込むのを電流制限抵抗103によって防止した構成においても、電流が電流制限抵抗103を通る経路をバイパスすることで、定常電流による電流制限抵抗103の発熱を防止し、電力の消費及び電流制限抵抗103の発熱を防止することができる。
また、本実施の形態では、第1の感温部10(第1のバイメタル11)の第1の領域A1の少なくとも一部は、第2の感温部20に対向する。そのため、第1の感温部10の第1の領域A1と第2の感温部20とが互いに押し合う方向に変位した場合に、接点12,22の接続状態を安定させることができる。
また、本実施の形態では、第1の感温部10又は第2の感温部20と、第1の端子31、第2の端子32、又は第3の端子33とは、第1の感温部10及び第2の感温部20の長手方向Dに間隔を隔てて位置する複数箇所(例えば溶接部W11,W12,W21,W22,W31,W32)で接続されている。そのため、第1の感温部10又は第2の感温部20と、第1の端子31、第2の端子32、又は第3の端子33との固定部分(接続部分)に大きな応力が作用しても第1のバイメタル11,21を確実に固定することができる。
また、本実施の形態では、第1の感温部10の熱変形部材は、第1のバイメタル11であり、第2の感温部20の熱変形部材は、第2のバイメタル21であり、スリット13は、第1のバイメタル11に形成されている。そのため、第1のバイメタル11及び第2のバイメタル21を用いた簡素な構成で、上述のように動作時間及び復帰時間を短縮することができる。
以上、本発明の一実施の形態を説明したが、本発明は特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
互いに対向する面の自由端側に位置する接点と、常温時からの温度上昇に伴い前記接点が開放状態から接続状態に遷移するように湾曲する熱変形部材と、を有する第1の感温部及び第2の感温部と、
外部回路に接続される第1の端子、第2の端子、及び第3の端子と、
前記第1の端子、前記第2の端子、及び前記第3の端子を絶縁保持する絶縁部と、を備え、
前記第1の感温部は、固定端側から前記自由端側に向かって形成されたスリットを隔てて位置する第1の領域及び第2の領域を有し、
前記第1の端子は、前記第1の領域に接続され、
前記第2の端子は、前記第2の領域に接続され、
前記第3の端子は、前記第2の感温部に接続される、
ことを特徴とする温度作動スイッチ。
[付記2]
前記第1の感温部の前記熱変形部材は、前記第1の端子と前記第2の端子との間を電流が流れることによって発生するジュール熱で、前記第1の感温部の前記接点が前記第2の感温部の前記接点に接近するように湾曲し、
前記第2の感温部の前記熱変形部材は、前記第1の感温部の前記接点と前記第2の感温部の前記接点とが前記接続状態に遷移した後、前記第1の感温部から電流が分流することによって発生するジュール熱で、前記接続状態を維持するように前記第1の感温部の前記熱変形部材と押し合う
ことを特徴とする付記1記載の温度作動スイッチ。
[付記3]
前記第2の感温部の前記接点が常温時における前記第1の感温部の前記接点に接触する位置への第2の感温部の変位を規制する変位規制部を更に備えることを特徴とする付記1又は2記載の温度作動スイッチ。
[付記4]
前記外部回路は、交流電源と、当該交流電源から供給される交流電流を直流電流に変換する整流素子と、キャパシタと、当該キャパシタに流れる突入電流を制限する電流制限抵抗と、を有し、
前記第1の端子は、前記外部回路において、前記交流電源と前記電流制限抵抗との間に接続され、
前記第2の端子は、前記外部回路において、前記第1の端子と前記電流制限抵抗との間に接続され、
前記第3の端子は、前記外部回路において、前記電流制限抵抗と前記キャパシタとの間に接続される、
ことを特徴とする付記1から3のいずれか記載の温度作動スイッチ。
[付記5]
前記第1の領域の少なくとも一部は、前記第2の感温部に対向することを特徴とする付記1から4のいずれか記載の温度作動スイッチ。
[付記6]
前記第1の感温部又は前記第2の感温部と、前記第1の端子、前記第2の端子、又は前記第3の端子とは、前記第1の感温部及び前記第2の感温部の長手方向に間隔を隔てて位置する複数箇所で接続されていることを特徴とする付記1から5のいずれか記載の温度作動スイッチ。
[付記7]
前記第1の感温部の前記熱変形部材は、第1のバイメタルであり、
前記第2の感温部の前記熱変形部材は、第2のバイメタルであり、
前記スリットは、前記第1のバイメタルに形成されている、
ことを特徴とする付記1から6のいずれか記載の温度作動スイッチ。
1 温度作動スイッチ
10 第1の感温部
11 第1のバイメタル
12 接点
13 スリット
20 第2の感温部
21 第2のバイメタル
22 接点
31 第1の端子
32 第2の端子
33 第3の端子
33a バイメタル側平面部
33b 垂直部
33c 外部回路側平面部
40 絶縁部
50 絶縁ケース
50a 変位規制部
100 電源回路
101 交流電源
102 電源スイッチ
103 電流制限抵抗
104 整流回路
104a 整流素子
105 キャパシタ
106,107 配線
108,109 出力配線
A1 第1の領域
A2 第2の領域
A3 第3の領域
D 長手方向(第1の感温部10及び第2の感温部20)
W11,W12,W21,W22,W31,W32 溶接部

Claims (6)

  1. 互いに対向する面の自由端側に位置する接点と、常温時からの温度上昇に伴い前記接点が開放状態から接続状態に遷移するように湾曲する熱変形部材と、を有する第1の感温部及び第2の感温部と、
    外部回路に接続される第1の端子、第2の端子、及び第3の端子と、
    前記第1の端子、前記第2の端子、及び前記第3の端子を絶縁保持する絶縁部と、を備え、
    前記第1の感温部は、固定端側から前記自由端側に向かって形成されたスリットを隔てて位置する第1の領域及び第2の領域を有し、
    前記第1の端子は、前記第1の領域に接続され、
    前記第2の端子は、前記第2の領域に接続され、
    前記第3の端子は、前記第2の感温部に接続され、
    前記第1の感温部の前記熱変形部材は、前記第1の端子と前記第2の端子との間を電流が流れることによって発生するジュール熱で、前記第1の感温部の前記接点が前記第2の感温部の前記接点に接近するように湾曲し、
    前記第2の感温部の前記熱変形部材は、前記第1の感温部の前記接点と前記第2の感温部の前記接点とが前記接続状態に遷移した後、前記第1の感温部から電流が分流することによって発生するジュール熱で、前記接続状態を維持するように前記第1の感温部の前記熱変形部材と押し合う、
    ことを特徴とする温度作動スイッチ。
  2. 前記第2の感温部の前記接点が常温時における前記第1の感温部の前記接点に接触する位置への第2の感温部の変位を規制する変位規制部を更に備えることを特徴とする請求項1記載の温度作動スイッチ。
  3. 前記外部回路は、交流電源と、当該交流電源から供給される交流電流を直流電流に変換する整流素子と、キャパシタと、当該キャパシタに流れる突入電流を制限する電流制限抵抗と、を有し、
    前記第1の端子は、前記外部回路において、前記交流電源と前記電流制限抵抗との間に接続され、
    前記第2の端子は、前記外部回路において、前記第1の端子と前記電流制限抵抗との間に接続され、
    前記第3の端子は、前記外部回路において、前記電流制限抵抗と前記キャパシタとの間に接続される、
    ことを特徴とする請求項1記載の温度作動スイッチ。
  4. 前記第1の領域の少なくとも一部は、前記第2の感温部に対向することを特徴とする請求項1記載の温度作動スイッチ。
  5. 前記第1の感温部又は前記第2の感温部と、前記第1の端子、前記第2の端子、又は前記第3の端子とは、前記第1の感温部及び前記第2の感温部の長手方向に間隔を隔てて位置する複数箇所で接続されていることを特徴とする請求項1記載の温度作動スイッチ。
  6. 前記第1の感温部の前記熱変形部材は、第1のバイメタルであり、
    前記第2の感温部の前記熱変形部材は、第2のバイメタルであり、
    前記スリットは、前記第1のバイメタルに形成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の温度作動スイッチ。
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