JP6961865B2 - 運動体、運動体複合体、及び、エネルギー変換装置 - Google Patents
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Description
(i)前記基本線1は、直交座標系のy≧0において定義される線y1=f(x1)である。前記基本線2は、直交座標系のy≦0において定義される線y2=f(x2)である。また、y軸の正方向は、前記流体の流れ方向と一致している。なお,前記基本線1及び前記基本線2は角形状を持たない滑らかな線である。
(ii)前記基本線1及び前記基本線2は、x軸上の2点xmin、xmaxで交わる。
xmin、xmaxは、x1及びx2の最小値と最大値である。
x1とx2とは、極小値及び極大値を持たない。
ymaxはy1の最大値であり、y1は極小値を持たない。
yminはy2の最小値であり、y2は極大値を持たない。
ymax+ymin≧0、且つ、ymax>0である。また、ymin=0のとき、前記基本線2はx軸上の線分となる。
(iii)前記基本線1及び前記基本線2に囲まれてなる形状の断面について、e=(xmax−xmin)/(ymax−ymin)とするとき、1.5≦e≦15(2≦e≦12が好ましい)である。
(iv)前記基本線1のうちymaxの点を含む部分が、直線形状、又は、中心から外側に向けて凸の曲率を持つ曲線形状となっている。
前記基本線2のうちyminの点を含む部分が、直線形状、又は、中心から外側に向けて凸の曲率を持つ曲線形状となっている。
(v)前記基本線1及び前記基本線2のx軸線との交点における接線とx軸とはいずれも垂直に交わっており、前記基本線1及び前記基本線2のx軸線との交点を含む前記運動体の両端部(例えば、交点付近のみの幅の狭い範囲)は曲線又は直線形状となっている。
なお、第2の運動体を振動させる場合、該第2の運動体の断面形状は、y軸を対称軸として左右が線対称となっていることが好ましい。
(i)前記基本線1は、直交座標系のy≧0において定義される線y1=f(x1)である。前記基本線2は、直交座標系のy≦0において定義される線y2=f(x2)である。また、y軸の正方向は、前記流体の流れ方向と一致している。なお、前記基本線1及び前記基本線2はx軸との交点以外に角形状を持たない滑らかな線である
(ii)前記基本線1及び前記基本線2は、x軸上の2点xmin、xmaxで交わる。
xmin、xmaxは、x1及びx2の最小値と最大値である。
x1とx2とは、極小値及び極大値を持たない。
ymaxはy1の最大値であり、y1は極小値を持たない。
yminはy2の最小値であり、y2は極大値を持たない。
ymax+ymin≧0、且つ、ymax>0である。また、ymin=0のとき、前記基本線2はx軸上の線分となる
(iii)前記基本線1及び前記基本線2に囲まれてなる形状の断面について、e=(xmax−xmin)/(ymax−ymin)とするとき、1.5≦e≦15(2≦e≦12が好ましい)である。
(iv)前記基本線1のうちymaxの点を含む部分が、直線形状、又は、中心から外側に向けて凸の曲率を持つ曲線形状となっている。
前記基本線2のうちyminの点を含む部分が、直線形状、又は、中心から外側に向けて凸の曲率を持つ曲線形状となっている
(v)x軸上の前記基本線1と前記基本線2との交点を含む前記運動体の両端部の形状は、角形状又は曲線形状である
なお、第3の運動体を振動させる場合、該第3の運動体の断面形状は、y軸を対称軸として左右が線対称となっていることが好ましい。
上記構成の発電装置100は、流体の流れ場F内に位置することによって、運動体10の両端部の剥離点Pで上流側から下流側に剥離せん断層9が形成されるようになり、自然界の小さな乱れによって両端部の剥離点Pで交互に圧力が変動し、運動体10に流体の流れ方向に直交する方向の力が作用し、運動体10が回動し始める。運動体10が回動し始めると、運動体10の進行方向側の剥離せん断層9が運動体10に近づくため、運動体10の進行方向側のアフターボディ(運動体10の一部)の表面圧力が低下し、運動体10の進行方向にさらに大きな回動力が作用するようになる。そのため、運動体10の回動速度は増加し、それによって運動体10の進行方向側の剥離せん断層9がさらに運動体10に近づき、さらに大きな回動力が運動体10に作用するというフィードバック増幅機構が発生する。このとき、重力、浮力、バネ力などの復元力が運動体10に作用している場合、運動体10は少しずつ振幅を増しながら回転軸2周りに往復振動するようになり、時間と共に大振幅の振動に成長する。一方、運動体10に作用する重力や浮力が弱い場合、あるいはバネを用いない場合、運動体10は往復振動せず、水車又は風車のプロペラのように片方向への回転を発生する。
上記構成の発電装置100によれば、運動体10に従来よりもさらに大きい振幅の振動(運動体10を回転させる場合を含む)を発生させることができるので、簡単な構成でありながら、従来よりも発電性能に優れた装置とすることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。例えば、下記変形例が挙げられる。
ここまで本発明の実施の形態に係る運動体を説明してきたが、ここで、本発明に係る運動体の断面形状について一般化したものを示す。この一般化した運動体の断面形状としては、大きく3種類の形状に分別することができる。以下、それぞれについて説明する。
(ii)該基本線1及び該基本線2は、x軸上の2点xmin、xmaxで交わる。
xmin、xmaxは、x1及びx2の最小値と最大値である。
x1とx2とは、極小値及び極大値を持たない。
ymaxはy1の最大値であり、y1は極小値を持たない。
yminはy2の最小値であり、y2は極大値を持たない。
ymax+ymin≧0、且つ、ymax>0である。また、ymin=0のとき、該基本線2はx軸上の線分となる。
(iii)該基本線1及び該基本線2に囲まれてなる形状の断面について、e=(xmax−xmin)/(ymax−ymin)とするとき、1.5≦e≦15(2≦e≦12が好ましい)である。なお、上記実施の形態及び変形例において、aは(xmax−xmin)に対応し、bは(ymax−ymin)に対応している。すなわち、(a/b)はeと対応している。
(iv)該基本線1のうちymaxの点を含む部分が、直線形状、又は、中心から外側に向けて凸の曲率を持つ曲線形状となっている。
該基本線2のうちyminの点を含む部分が、直線形状、又は、中心から外側に向けて凸の曲率を持つ曲線形状となっている。
(v)該基本線2のx軸線との交点における接線とx軸との交角が90°よりも小さく、該基本線1及び該基本線2のx軸線との交点を含む該運動体の両端部は角形状となっている。
この第1の一般化した運動体の断面形状を例示すると、図5(A)に示した薄墨色の部分(線y1=f(x1)と線y2=f(x2)とに囲まれた部分)となる。
(vi)この第1の一般化した運動体を振動させる場合、該運動体の断面形状は、y軸を対称軸として左右が線対称となっていることが好ましい。
(i)該基本線1は、直交座標系のy≧0において定義される線y1=f(x1)である。該基本線2は、直交座標系のy≦0において定義される線y2=f(x2)である。また、y軸の正方向は、該流体の流れ方向と一致している。なお、該基本線1及び該基本線2は角形状を持たない滑らかな線である。
(ii)該基本線1及び該基本線2は、x軸上の2点xmin、xmaxで交わる。
xmin、xmaxは、x1及びx2の最小値と最大値である。
x1とx2とは、極小値及び極大値を持たない。
ymaxはy1の最大値であり、y1は極小値を持たない。
yminはy2の最小値であり、y2は極大値を持たない。
ymax+ymin≧0、且つ、ymax>0である。また、ymin=0のとき、該基本線2はx軸上の線分となる。
(iii)該基本線1及び該基本線2に囲まれてなる形状の断面について、e=(xmax−xmin)/(ymax−ymin)とするとき、1.5≦e≦15(2≦e≦12が好ましい)である。なお、上記実施の形態及び変形例において、aは(xmax−xmin)に対応し、bは(ymax−ymin)に対応している。すなわち、(a/b)はeと対応している。
(iv)該基本線1のうちymaxの点を含む部分が、直線形状、又は、中心から外側に向けて凸の曲率を持つ曲線形状となっている。
該基本線2のうちyminの点を含む部分が、直線形状、又は、中心から外側に向けて凸の曲率を持つ曲線形状となっている。
(v)該基本線1及び該基本線2のx軸線との交点における接線とx軸とはいずれも垂直に交わっており、該基本線1及び該基本線2のx軸線との交点を含む該運動体の両端部は曲線あるいは直線形状となっている。
この第2の一般化した運動体の断面形状を例示すると、図5(B)に示した薄墨色の部分(線y1=f(x1)と線y2=f(x2)とに囲まれた部分)となる。
(vi)この第2の一般化した運動体を振動させる場合、該運動体の断面形状は、y軸を対称軸として左右が線対称となっていることが好ましい。
(i)該基本線1は、直交座標系のy≧0において定義される線y1=f(x1)である。該基本線2は、直交座標系のy≦0において定義される線y2=f(x2)である。また、y軸の正方向は、該流体の流れ方向と一致している。なお、該基本線1及び該基本線2はx軸との交点以外に角形状を持たない滑らかな線である。
(ii)該基本線1及び該基本線2は、x軸上の2点xmin、xmaxで交わる。
xmin、xmaxは、x1及びx2の最小値と最大値である。
x1とx2とは、極小値及び極大値を持たない。
ymaxはy1の最大値であり、y1は極小値を持たない。
yminはy2の最小値であり、y2は極大値を持たない。
ymax+ymin≧0、且つ、ymax>0である。また、ymin=0のとき、該基本線2はx軸上の線分となる。
(iii)該基本線1及び該基本線2に囲まれてなる形状の断面について、e=(xmax−xmin)/(ymax−ymin)とするとき、1.5≦e≦15(2≦e≦12が好ましい)である。なお、上記実施の形態及び変形例において、aは(xmax−xmin)に対応し、bは(ymax−ymin)に対応している。すなわち、(a/b)はeと対応している。
(iv)該基本線1のうちymaxの点を含む部分が、直線形状、又は、中心から外側に向けて凸の曲率を持つ曲線形状となっている。
該基本線2のうちyminの点を含む部分が、直線形状、又は、中心から外側に向けて凸の曲率を持つ曲線形状となっている。
(v)x軸上の該基本線1と該基本線2との交点を含む該運動体の両端部の形状は、角形状又は曲線形状である。
(vi)この第3の一般化した運動体を振動させる場合、該運動体の断面形状は、y軸を対称軸として左右が線対称となっていることが好ましい。
この第3の一般化した運動体の断面形状を例示すると、図5(C)に示した薄墨色の部分となる。なお、ここでの運動体は、図5(C)に示したように薄肉状のものでもいいし、単に凹んだ部分を中央に有しているものでもよい。
次に本発明に係る運動体複合体について説明する。例えば、上述の運動体を複数組み合わせてなる図6(A)、(B)に示したような運動体複合体が挙げられる。本運動体複合体は、上記実施の形態における運動体10の代わりに、プロペラとして2枚翼の運動体複合体20又は3枚翼の運動体複合体30を用いたものである。以下、運動体複合体20、運動体複合体30のそれぞれについて詳述する。
(1)倒立状態の運動体に作用する浮力−重力(=復元力)<0
(2)吊り下げ状態の運動体(重力方向を初期状態とするもの)を用いた場合、該運動体に作用する重力−浮力(=復元力)<0
(3)運動体に作用する浮力と重力との差(=復元力)が小さすぎて振動が生じにくいとき。
また、図8の引張バネの代わりに、回転軸が回転した際、該回転軸の回転を復元する方向に付勢する巻きバネを設けてもよい。これにより、図8に示した引張バネの場合と同様の効果を奏することができる。
次に、図8と同構成の発電装置を製作し、該装置を水中で使用して、半円柱の運動体の発電量の測定を行った。また、比較例として、円柱の運動体を用いた装置も製作し、同様の測定を行った。なお、円柱の運動体、半円柱の運動体ともに、材料はステンレスで中空状(見かけ上の密度は、円柱の運動体が0.29g/cm3、半円柱の運動体が0.46g/cm3)であり、長さ50cm、直径11.5cmである。また、ここで、円柱の運動体の場合に試したバネの回転バネ定数は、下記表1の実施例1の欄に示したものとなっている。まず、水の流速が0.9m/sの流れ場F内に運動体として円柱又は半円柱を配置し、該運動体が往復振動してから、それぞれの発電量を測定すると、円柱の運動体と、上記1.6Nm/rad〜2.7Nm/radの範囲の回転バネ定数のバネそれぞれとを使用した場合、5Wであった。同様の条件で、半円柱の運動体と、上記7.5Nm/rad〜13.7Nm/radの範囲の回転バネ定数のバネそれぞれとを使用した場合、発電量は30Wであった。よって、上記所定範囲の回転バネ定数のいずれかのバネで各運動体を間接的に制御した上記発電装置において、ギャロッピングによる半円柱の運動体の振動エネルギーを電気エネルギーに変換する形態は、従来のカルマン渦による円柱の運動体の振動エネルギーを電気エネルギーに変換する形態よりも6倍の発電量を得ることが確認された。
次に、実施例1と同様の装置構成であって、長さ30cmの運動体(半楕円柱)の断面アスペクト比(a/b)を変化させた場合において、発電量を測定した。なお、実施例1と同様、流れ場の水の流速は0.9m/sである。結果を上記表1の実施例2の欄に示す。
次に、本発明に係る実施の形態及びその変形例と同構成の発電装置を製作し、水槽内において該装置を使用して、流速を変えてパワー係数をそれぞれ計測した。以下、具体的に説明する。まず、各装置のプロペラ(半楕円柱の運動体)として、1枚翼からなる運動体(上記実施の形態で示した運動体10と同構成のもの:表1の実施例3の上段参照)、2枚翼からなる運動体(図6(A)に示した2枚翼の運動体複合体20と同構成のもの:表1の実施例3の中段参照)、3枚翼からなる運動体(図6(B)に示した3枚翼の運動体複合体30と同構成のもの:表1の実施例3の下段参照)を用いた。上記2枚翼及び上記3枚翼の各翼には、上記1枚翼と同じ設計のものを使用した。また、パワー係数は、下記のように定義される。
パワー係数(%)=(プロペラで取得した仕事率)/(1/2・ρ・A・U3)
ρは流体の密度、Uは流体の流速、Aはプロペラ回転面積で、プロペラ直径Dとすると、A=π・(D/2)2 である。
なお、実施例3における1枚翼のプロペラを用いた場合においては0.8m/s以上の流速中で、2枚翼及び3枚翼のプロペラを用いた場合においては0.6m/s以上の流速中で、パワー係数が低下している。これは、水深の浅い水槽で実験したため、各プロペラの先端が水面近くに移動した際、各プロペラの回転が高速流域の水面のうねりの影響を受けて減衰してしまったのが原因と考えられる。この点を検証するために、1枚翼のプロペラ(上記実施の形態で示した運動体10と同構成のもの)を用いた発電装置を、プロペラの回転が高速流域の水面のうねりの影響を受けないと予想される深さ(最も水面に近接した場合のプロペラの先端と、水面との距離が70cm〜80cmとなる水中位置)に配置して、発電実験を行った。なお、1枚翼のプロペラについては、長さ40cm、断面アスペクト比6のもの(表1の実施例4の上段参照)、長さ50cm、断面アスペクト比6のもの(表1の実施例4の下段参照)、2種類を用いて実験を行った。
次に、中空円柱の運動体(表1の実施例5の1段目参照)と、断面アスペクト比を2とした場合の本発明の実施例に係る各運動体(中空楕円柱(表1の実施例5の2段目参照)、中空半円柱(図1の運動体10に類似する形状で中空にしたもの:表1の実施例5の3段目参照)、薄肉半円柱(図4(A)の運動体10cに類似する形状で薄肉にしたもの:表1の実施例5の4段目参照)を図8に示した装置において使用して、流速を変えて図8に示した装置の仕事率(W)を計測した。その結果を図12に示す。なお、各運動体はABS樹脂製であって、各運動体の回転軸中心から先端までの長さは15cmであり、各運動体の断面の寸法は、中空円柱:直径18mm,肉厚1mm、中空楕円柱:長径18mm,肉厚1mm、中空半円柱:直径18mm,肉厚1mm、薄肉半円柱:直径18mm,肉厚1mm、である。
表1の実施例6の欄に記載した断面アスペクト比の各半楕円柱の運動体を、図1の流体内に設けられた装置において使用して、流速を変えてパワー係数をそれぞれ計測した。その結果を図13に示す。なお、表1の実施例6の欄に示したように、各半楕円柱の運動体における断面アスペクト比以外の各実験条件は、同じである。
表1の実施例7の欄に記載した断面アスペクト比の各楕円柱の運動体を、図1の流体内に設けられた装置において使用して、流速を変えてパワー係数をそれぞれ計測した。その結果を図14に示す。なお、表1の実施例7の欄に示したように、各楕円柱の運動体における断面アスペクト比以外の各実験条件は、同じである。
表1の実施例8の欄に記載した断面アスペクト比の各薄肉半楕円柱の運動体を、図1の流体内に設けられた装置において使用して、流速を変えてパワー係数をそれぞれ計測した。その結果を図15に示す。なお、表1の実施例8の欄に示したように、各薄肉半楕円柱の運動体における断面アスペクト比以外の各実験条件は、同じである。
表1の実施例9の欄に記載した断面アスペクト比の各円弧柱の運動体を、図1の流体内に設けられた装置において使用して、流速を変えてパワー係数をそれぞれ計測した。その結果を図16(A)に示す。なお、ここでの運動体の断面形状を例示すると、図16(B)に示すように円弧形に形成されたものである。また、表1の実施例9の欄に示したように、各円弧柱の運動体における断面アスペクト比以外の各実験条件は、同じである。
2、22、32、52、102、202、204、205 回転軸
3、103、203 発電部
3a、103a 入力回転軸
4、24、34、104 軸受け部
4a 孔
5、7、105、107 支持フレーム
5a、5b、8、108 板部材
6、106、241、242 ベルト
9 剥離せん断層
10、10a、10b、10c、10d、10e、12、40、50、110、201 運動体
11 テーパー部
20、30 運動体複合体
20a、20b、30a、30b、30c 翼部材
100、200 発電装置
121、122 引張バネ
221 回転バネ
230 第1プーリ
231 第2プーリ
232 第3プーリ
233 第4プーリ
Claims (8)
- 流体の流れ場において、ギャロッピングの原理で振動又は回転を発生可能な運動体であって、
断面アスペクト比(長径/短半径)が4〜8の半楕円形状の断面を有した半楕円柱であり、
前記半楕円形状の断面の直線部分が前記流体の流れの上流側に向くように配置されることを特徴とする運動体。 - 流体の流れ場において、ギャロッピングの原理で振動又は回転を発生可能な運動体であって、
下記条件(i)〜(v)の関係を満たす基本線1及び基本線2に囲まれてなる形状の断面を有していることを特徴とする運動体。
(i)前記基本線1は、直交座標系のy≧0において定義される線y1=f(x1)である。前記基本線2は、直交座標系のy≦0において定義される線y2=f(x2)である。また、y軸の正方向は、前記流体の流れ方向と一致している。なお、前記基本線1及び前記基本線2は角形状を持たない滑らかな線である。
(ii)前記基本線1及び前記基本線2は、x軸上の2点xmin、xmaxで交わる。
xmin、xmaxは、x1及びx2の最小値と最大値である。
x1とx2とは、極小値及び極大値を持たない。
ymaxはy1の最大値であり、y1は極小値を持たない。
yminはy2の最小値であり、y2は極大値を持たない。
ymax+ymin≧0、且つ、ymax>0である。また、ymin=0のとき、前記基本線2はx軸上の線分となる。
(iii)前記基本線1及び前記基本線2に囲まれてなる形状の断面について、e=(xmax−xmin)/(ymax−ymin)とするとき、1.5≦e≦15である。
(iv)前記基本線1のうちymaxの点を含む部分が、直線形状、又は、中心から外側に向けて凸の曲率を持つ曲線形状となっている。
前記基本線2のうちyminの点を含む部分が、直線形状、又は、中心から外側に向けて凸の曲率を持つ曲線形状となっている。
(v)前記基本線1及び前記基本線2のx軸線との交点における接線とx軸とはいずれも垂直に交わっており、前記基本線1及び前記基本線2のx軸線との交点を含む前記運動体の両端部は曲線又は直線形状となっている。 - 流体の流れ場において、ギャロッピングの原理で振動又は回転を発生可能な運動体であって、
下記条件(i)〜(v)の関係を満たす基本線1及び基本線2に囲まれてなる形状を基にして前記基本線2側から内部をくり抜いてなる凹状の断面を有し、
前記運動体の両端部の先端に突起が設けられていることを特徴とする運動体。
(i)前記基本線1は、直交座標系のy≧0において定義される線y1=f(x1)である。前記基本線2は、直交座標系のy≦0において定義される線y2=f(x2)である。また、y軸の正方向は、前記流体の流れ方向と一致している。なお、前記基本線1及び前記基本線2はx軸との交点以外に角形状を持たない滑らかな線である。
(ii)前記基本線1及び前記基本線2は、x軸上の2点xmin、xmaxで交わる。
xmin、xmaxは、x1及びx2の最小値と最大値である。
x1とx2とは、極小値及び極大値を持たない。
ymaxはy1の最大値であり、y1は極小値を持たない。
yminはy2の最小値であり、y2は極大値を持たない。
ymax+ymin≧0、且つ、ymax>0である。また、ymin=0のとき、前記基本線2はx軸上の線分となる。
(iii)前記基本線1及び前記基本線2に囲まれてなる形状の断面について、e=(xmax−xmin)/(ymax−ymin)とするとき、1.5≦e≦15である。
(iv)前記基本線1のうちymaxの点を含む部分が、直線形状、又は、中心から外側に向けて凸の曲率を持つ曲線形状となっている。
前記基本線2のうちyminの点を含む部分が、直線形状、又は、中心から外側に向けて凸の曲率を持つ曲線形状となっている。
(v)x軸上の前記基本線1と前記基本線2との交点を含む前記運動体の両端部の形状は、角形状又は曲線形状である。 - 前記流体の流れ方向と垂直な面に対してピッチ角を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の運動体。
- 前記運動体の両端部の先端に突起が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の運動体。
- 比重が周囲の前記流体の比重よりも小さいことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の運動体。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の運動体と、
回転軸に、前記流体の流れ方向に直交する方向に柱状に形成され、一方の端部が前記回転軸に固定されて自励振動又は自励回転により前記回転軸を中心として運動可能な1以上の別の運動体と、
が設けられていることを特徴とする運動体複合体。 - 流体の運動エネルギーを別のエネルギーに変換するエネルギー変換装置であって、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の運動体、又は請求項7に記載の運動体複合体と、
前記請求項1〜6のいずれか1項に記載の運動体、又は請求項7に記載の運動体複合体に、間接的に復元力を付加し前記運動体の運動を制御するバネ機構と、
が設けられていることを特徴とするエネルギー変換装置。
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