JP6958663B2 - 解体物の選別装置 - Google Patents

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Description

この発明は、解体物のうち特定の選別対象物を選別する解体物の選別装置に関する。
近年、家電リサイクル法の施行に伴い、テレビ、冷蔵庫、エアコン等の家電品に含まれている有用な部品のリサイクルが普及しつつある。家電リサイクル工場では、使用済みとなった冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビの多くを手作業で解体を行っている。解体後は、モータ、コンプレッサ、トランスなど、価値の高い金属が多く含まれている特定の部品や、破砕に適さない部品を選別して回収し、それ以外の部品は機械処理工程に投入され、破砕、選別を行うことが一般的である。
こうした家電リサイクル工場において、家電の解体物の中からモータ、コンプレッサ、トランス等の部品を選別して回収する作業は、様々な解体物が流れるコンベアから作業者が直接、手作業でピッキングしている。このような特定の部品のピッキング作業は、様々な大きさ、形状、重量の部品を直接手で扱うため、作業者の負担が大きく、かつ、単位時間当たりのピッキング量も限られる。
このため、ピッキング作業を効率化し、作業者の負担を減らすことができるピッキング装置が知られている(例えば、特許文献1〜3を参照)。
特開2019−181573号公報 特開2018−103290号公報 特開2013−000860号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたピッキング装置は、ピッキング対象物の三次元点群情報を取得するなど、処理が複雑であり、低コストで迅速に対象物のピッキングを行うことは難しかった。
また、特許文献2に開示されたピッキング装置は、在庫棚に位置を揃えて収納された物品から注文品をピッキングするものであり、雑多な解体物が様々な向きで流れてくる状態でピッキング対象物を選別する目的に利用することは困難である。
更に、特許文献3に開示されたピッキングシステムは、対象物を撮像した画像の画像領域を分割した分割領域ごとに、分割領域に属するワークの保持動作を当該分割領域に対応するロボットに対して指示する構成であり、2つ以上の複数のロボットが必要になるなど、複雑でコストが高いという課題がある。
この発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で、低コストに、解体物から特定の選別対象物を効率良く選別することが可能な解体物の選別装置を提供することを目的とする。
前述の課題を解決するために、本発明の解体物の選別装置は、解体物を搬送するコンベアと、前記コンベアに載置されて移動する前記解体物を撮像する撮像装置と、前記撮像装置で撮像された撮像データに基づいて、前記解体物に含まれる特定の選別対象物を画像認識する制御部と、前記コンベアに載置されて移動する前記解体物のうち、前記選別対象物を前記コンベアの外側に移動させるロボットと、前記コンベアに供給される前記解体物の高さを検出する最大高さ検知部と、を有し、前記解体物は、廃家電品を解体して得られる廃家電品の解体部品であり、前記制御部は、前記選別対象物を複数の視点から撮像した画像データを用いて、前記選別対象物の画像上の特徴を学習させた学習済みモデルを有し、前記学習済みモデルを参照して、前記解体物の前記撮像データに基づき、前記選別対象物を検出し、前記制御部は、前記選別対象物を撮像した画像データを用いて、前記選別対象物の種類に応じて、前記ロボットの動作を制御し、画像データは、前記解体物を一方向から撮像した二次元画像データであることを特徴とする。
また、本発明では、前記ロボットは、前記選別対象物を把持するハンド部を有し、前記制御部は、前記選別対象物の種類に応じて、前記ハンド部の移動速度、移動量、移動高さ、把持方向、把持力、開き幅のうち、少なくとも1つ以上を制御してもよい。
また、本発明では、前記ロボットは、アーム部を有し、前記ハンド部は、前記アーム部に対して着脱自在であってもよい。
また、本発明では、前記選別対象物は、モータ、コンプレッサ、トランス、のうち、少なくとも1つ以上を含んでいてもよい。
本発明によれば、簡易な構成で、低コストに、解体物から特定の選別対象物を効率良く選別することが可能な解体物の選別装置を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る解体物の選別装置を示す概略構成図である。 解体物の選別方法を段階的に説明したフローチャートである。
以下、本発明を適用した一実施形態である解体物の選別装置について図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。また、以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために、便宜上、要部となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る解体物の選別装置の概略構成図である。
本実施形態である選別装置(解体物の選別装置)10は、例えば、各種機器、装置等をそれぞれの構成部品と、切断した筐体等に分けた解体物Dから、特定の選別対象物を選別するものである。
ここで、解体物Dとしては、廃家電品、例えば、冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン等を解体したものが挙げられる。また、選別対象物Tとしては、有用な金属などを含む部品、例えば、モータ、コンプレッサ、トランス、熱交換器等が挙げられる。
選別装置10は、解体物Dを搬送方向Lに搬送するコンベア11と、このコンベア11を上から見下ろす位置に配置された撮像装置12と、撮像装置12で撮像された撮像データに基づいて、解体物Dに含まれる特定の選別対象物Tを画像認識する制御部13と、この選別対象物Tをハンド部14aで把持してコンベア11の外側に移動(ピッキング)するロボット14とを有している。
コンベア11は、例えば、無端状のゴムベルト11aをモータ(図示略)で動かすベルトコンベアであればよい。こうしたコンベア11には、ゴムベルト11aの移動量を制御部13に出力するエンコーダ11bが設けられている。
撮像装置12は、例えば、コンベア11のゴムベルト11aを幅方向に跨ぐように設置されたフレーム12cと、このフレーム12cに配され、コンベア11上を移動する解体物Dを全て撮像可能な二次元エリアカメラ12aと、撮像領域を照明するライト12bとを備えている。
こうした撮像装置12で撮像された解体物Dの撮像データは、制御部13に出力される。なお、撮像装置12は、コンベア11が稼働中、連続して撮像を行う構成であっても、解体物Dの到来を検出した時だけ撮像を行う構成であってもよい。
本実施形態においては、こうした撮像装置12で撮像された撮像データは、解体物を鉛直方向から見下ろした二次元画像データとして画像処理される。これにより、例えば、解体物Dを鉛直方向に対して傾斜した斜め方向から撮像した三次元画像データよりも、データ容量が小さくなり、高速に画像処理を行うことができる。また、三次元画像データを用いる場合と比べて、システムを単純化し、低いコストで選別装置10を構成できる。
ロボット14は、解体物Dを挟持可能なハンド部14aと、このハンド部14aを上下左右に自在に移動させるアーム部14bとを有する多関節アーム状ロボットであればよい。
ハンド部14aは、アーム部14bに対して着脱自在に構成されている。これにより、例えば、解体物Dの形状やサイズに合わせて、把持するために最適な形状のハンド部14aを選択して装着することができる。
こうしたロボット14は、ロボットコントローラ14cを介して制御部13から制御される。
ロボット14が設置された周囲には、ロボット14によって把持され、コンベア11の外部に移動(ピッキング)された選別対象物Tを種類ごとに分別して収容する収納箱(フレコン)16,16…が設置されていればよい。
そして、これらコンベア11やロボット14など機械的な可動領域を囲むように、メンテナンス扉19aを備えた安全柵19が設置されている。
制御部13は、画像処理を行うCPUや学習済みモデルを記憶する記憶部を有するパソコン21と、パソコン21によって演算、処理されたデータに基づいて、選別装置10の各構成部を制御するPLC(Programmable Logic Controller)22とを有している。
ここでいう学習済みモデルとは、選別が想定される全ての種類の選別対象物Tを、予め複数の視点から撮像した学習用画像データ(サンプル画像)を用いて、その画像上の特徴(形状の特徴)をAI(Artificial Intelligence)が抽出して学習させたモデルである。
学習済みモデルの作成においては、例えば、前段階として選別対象物Tの種類、例えば、サンプル画像に対してモータやトランスといった関連付けを行い、こうしたサンプル画像とその画像が示す選別対象物Tの種類とを関連付けたデータから、AIがその学習過程で、色や形状等の特徴の重み付けを自ら行い、学習済みモデルを生成する。
こうした学習済みモデルは、実際に選別対象物Tを選別する過程で、誤判定を修正する学習を任意のタイミングで行って、その結果を反映させることによって、学習済みモデルを更新することにより、選別精度を向上させていくこともできる。
制御部13を構成するパソコン21は、上述した学習済みモデルを参照して、二次元エリアカメラ12aで撮影した解体物Dの撮像データから、この解体物Dが選別対象物Tであるか物体検出を行い、信頼度スコアが例えば90%以上となる解体物Dを選別対象物Tと判定する。そして、特定された選別対象物Tの画像上の座標、即ち撮像時のコンベア11上での座標をロボットコントローラ14cに出力し、ロボットコントローラ14cは、エンコーダ11bによって検出されたゴムベルト11aの速度、およびロボット14のアーム部14bの移動速度に基づいて、ロボット14が特定された選別対象物Tを把持するのに最も最適な把持位置座標を算出する。
そして、ロボットコントローラ14cは、この算出された把持位置座標によりロボット14のハンド部14aを移動させ、特定された選別対象物Tを把持させる。
特定された選別対象物Tを把持したロボット14は、選別対象物Tの種類に応じて対応する収納箱16に選別対象物Tを載置する。
パソコン21に記憶される学習済みモデルは、想定される選別対象物Tの種類ごとに、それぞれ少なくとも6面から撮像した平面画像データを用いて作成したモデルである。更に、学習用画像データには載置可能な姿勢での任意の方向から撮像した選別対象物Tの平面画像データを含むことが好ましい。
こうした平面画像データは、例えば、モータ、コンプレッサ、トランス、熱交換器等を互いに区別できる程度の平面画像データであっても、更に細分化されたそれぞれの部品の個々の型式まで区別できる高精細な平面画像データであってもよい。
パソコン21には、個々の選別対象物Tのそれぞれに、平面視した時の実寸法、載置姿勢ごとの高さ、硬さ、重さなどの情報が記憶されている。ロボットコントローラ14cは、これら把持位置座標、実寸法、高さ、硬さ、重さなどの情報に基づいて、ロボット14のハンド部14aの向き、把持方向、ハンド部14aの開き量、把持高さ位置、および選別対象物Tを破損させず、かつ脱落することのない把持力をそれぞれ設定して、ロボット14を駆動して、特定された選別対象物Tを把持(ピッキング)させる。
PLC22には、各部の設定を入力し、また確認するタッチパネル31および操作ボタン32、緊急時に選別装置10全体をシャットダウンさせる非常停止ボタン33、動作状態を例えば3色灯で表示するシグナルタワー34がそれぞれ接続されている。
また、PLC22には、最大高さ検知部35が接続されている。最大高さ検知部35は、コンベア11の上流側から供給される解体物Dの高さを検出し、投入可能最大高さを超える高さ、例えば、ピッキング動作を行うロボット14に当接する高さの解体物D(障害物)が検出された際に、PLC22を介してピッキング動作中のロボット14をワンサイクル動作終了後、この障害物がロボット14のピッキング動作範囲外に搬送されるまで、PLC22を介してロボット14を一時停止、および待機させる。
また、撮像データが解体物Dを鉛直方向から見下ろした二次元画像データである場合に、画像から解体物Dの高さは検出できないため、最大高さ検知部35を解体物Dの高さ検出手段として用い、検出した解体物Dの高さに応じて、ロボット14の動作範囲を調節する構成にすることもできる。
また、PLC22には、開扉検知部36が接続されている。この開扉検知部36は、選別装置10の動作中に安全柵19のメンテナンス扉19aの開扉を検知して、選別装置10を非常停止させる。
以上の様な構成の本実施形態の選別装置の作用、および解体物の選別方法を説明する。
図2は、解体物の選別方法を段階的に説明したフローチャートである。
本実施形態の解体物の選別装置10を用いて、解体物Dから選別対象物Tを選別する際には、予め手作業によって、例えば廃家電品を大まかに解体する。例えば、エアコンであれば、筐体を切断して熱交換器やコンプレッサを分離し、洗濯機であれば、筐体と洗濯槽を切断して、モータとトランスを分離する、といった程度に解体する。こうして得られた解体物Dを、コンベア11の上流側から選別装置10に投入する(解体物投入工程S1)。
投入された解体物Dはコンベア11上を搬送方向Lに沿って搬送され、撮像装置12の下を通過する。この時、解体物Dは、撮像装置12によって上から見下ろすアングルで撮像される(撮像工程S2)。撮像された解体物Dの二次元画像の撮像データは、パソコン21に入力される。
パソコン21は、学習済みモデルを使用して、入力された解体物Dの撮像データより物体検出を行う(画像解析工程S3)。そして、例えば、信頼度スコア90%以上となる解体物Dを、選別対象物Tとして認識する。
画像解析工程S3における物体検出で使用する学習済みモデルは、AIが学習用画像データから、選別対象物Tの特徴を抽出し、特徴量(着目点)の獲得、重み付けを自ら行うことで生成する。
パソコン21は、画像解析工程S3によって選別対象物Tを検知すると、特定された選別対象物Tの画像上の座標、即ち撮像時のコンベア11上での座標をロボットコントローラ14cに転送し、ロボットコントローラ14cは、エンコーダ11bによって検出されたゴムベルト11aの速度、およびロボット14のアーム部14bの移動速度に基づいて、ロボット14が特定された選別対象物Tを把持するのに最も最適な把持位置座標を算出する(把持位置座標算出工程S4)。
パソコン21は、把持位置座標、選別対象物Tの実寸法、高さ情報、硬さなどのデータをロボットコントローラ14cに出力する。ロボットコントローラ14cは、これらのデータおよびゴムベルト11aの速度に基づいて、ロボット14のハンド部14aが実際に選別対象物Tを把持する位置の座標、ハンド部14aの向き、ハンド部14aの把持方向、ハンド部14aの開き量、ハンド部14aの把持高さ位置、およびハンド部14aの把持力をそれぞれ設定して、ロボット14を駆動させる。そして、特定された選別対象物Tを把持して、ゴムベルト11a上から取り除く(ピッキング工程S5)。
そして、選別対象物Tを把持したロボット14は、把持した選別対象物Tを回収する収納箱16を選択して、該当する収納箱16に選別対象物Tを載置する。
このような撮像工程S2からピッキング工程S5を連続して繰り返すことにより、解体物Dから予め設定した選別対象物Tだけが選別されて取り除かれ、取り除かれた選別対象物Tは、種類別に収納箱16、16…に回収される。また、残りの解体物Deは、別工程で例えばシュレッダーによって微細化され、素材原料などとして再利用されればよい。
なお、制御部13は、ロボット14に対して選別対象物Tの把持を支持した後に、所定の時間が経過した後も選別対象物Tの把持を検出できない場合、選別対象物Tを回収できなかった(ロスト状態)と判断し、ロボット14を原点位置に戻すようにする制御ステップ(工程)を含むことも好ましい。
これにより、何らかの理由で選別対象物Tをロストした場合に、ロボット14が不必要な動作を行って、別な選別対象物Tの回収が間に合わなくなることを防止できる。なお、ロボット14の把持の検出は、ハンド部14aに圧力センサなどを設けることにより実現できる。
以上のような、解体物の選別方法において、選別対象物Tの検出精度を向上させるには、画像解析工程S3に使用する学習済みモデルの精度を向上させることが好ましい。このとき、学習用画像データの選択が非常に重要であり、多種多様な画像データを繰り返し学習させることにより、選別対象物Tの検出精度を向上させることができる。
例えば、選別対象物は、品目ごとに形状、サイズ、色等が多種多様で、それらを一つの品目として認識させるためには、同じ品目で形状、サイズ、色等の特徴の違う物をバランス良く選び取って、学習用画像データを集める必要がある。
二次元エリアカメラで撮像する学習用画像データは、コンベア上の照度の不均一性や画像の歪みにより、物の見え方が変わってくるため、同じ物を多数の位置で撮影する必要がある。また、二次元エリアカメラで撮像する画像データは二次元画像であるため、平面的な画像から形状、サイズ、色等の特徴を利用して品目判定を行うことになる。従って、精度の良い品目判定結果を取得する為、コンベア11上を流れる選別対象物Tのあらゆる姿勢を撮像して学習させる必要がある。
また、選別対象物Tだけを学習させると、選別対象物Tではないが、一部に選別対象物Tの像と類似する部分を持つ解体物を選別対象物Tとして誤検知する場合がある。信頼度の閾値を設定する(信頼度スコアを上げる)ことで、低信頼度の誤検知を防ぐことができるが、高信頼度の誤検知品に対しては、別の品目に定義して除外させる(除外品目を設定して、学習させる)必要がある。よって、コンベア11上に流れるすべての解体物に対して長期間の検証を行い、高信頼度で誤検知される物を抽出し、分別定義することが好ましい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、こうした実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…選別装置(解体物の選別装置)
11…コンベア
12…撮像装置
13…制御部
14…ロボット
D…解体物
T…選別対象物

Claims (3)

  1. 解体物を搬送するコンベアと、
    前記コンベアに載置されて移動する前記解体物を撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置で撮像された撮像データに基づいて、前記解体物に含まれる特定の選別対象物を画像認識する制御部と、
    前記コンベアに載置されて移動する前記解体物のうち、前記選別対象物を前記コンベアの外側に移動させるロボットと、
    前記コンベアに供給される前記解体物の高さを検出する最大高さ検知部と、を有し、
    前記解体物は、廃家電品を解体して得られる廃家電品の解体部品であり、
    前記制御部は、前記選別対象物を複数の視点から撮像した画像データを用いて、前記選別対象物の画像上の特徴を学習させた学習済みモデルを有し、前記学習済みモデルを参照して、前記解体物の前記撮像データに基づき、前記選別対象物を検出し、
    前記制御部は、前記選別対象物を撮像した画像データを用いて、前記選別対象物の種類に応じて、前記ロボットの動作を制御し、
    画像データは、前記解体物を一方向から撮像した二次元画像データであることを特徴とする解体物の選別装置。
  2. 前記ロボットは、前記選別対象物を把持するハンド部を有し、
    前記制御部は、前記選別対象物の種類に応じて、前記ハンド部の移動速度、移動量、移動高さ、把持方向、把持力、開き幅のうち、少なくとも1つ以上を制御することを特徴とする請求項1に記載の解体物の選別装置。
  3. 前記ロボットは、アーム部を有し、前記ハンド部は、前記ロボットの前記アーム部に対して着脱自在であることを特徴とする請求項に記載の解体物の選別装置。
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