JP6957399B2 - 強度検査方法および強度評価用装置 - Google Patents
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Description
本発明は、繊維強化複合材料(FRP:Fiber Reinforced Plastic)である試験体の引張強度を検査する強度検査方法に関する。また、本発明は、試験体の引張強度を特定するための強度評価用データを生成して出力する強度評価用装置に関する。より詳しくは、本願発明は、試験体に引張荷重を与えることにより、試験体に生じたAE波(acoustic emission)に基づいて、試験体の引張強度を検査する技術に関する。
FRPは、ロケットや航空機などに用いられている。特に、炭素繊維強化複合材料(CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastic)は、強度と剛性に優れている。FRPでは、積層の剥離や繊維の断線が生じた後に破壊に至る。
繊維強化複合材料の引張強度を検査する技術が、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1では、繊維強化複合材料である試験体に与える引張荷重を時間の経過に従って増やし、この引張荷重により試験体に生じるAE波を計測し、複数の時間区間の各々におけるAE波の重心周波数を求め、重心周波数が低下した区間での引張荷重を試験体の引張強度と判定している。
ところで、試験体に引張荷重を与えることにより試験体に生じたAE波の検出データに基づいて、より短い処理時間で(例えばリアルタイムで)試験体の引張強度を求められるようにすることが望まれる。
そこで、本発明の目的は、試験体に引張荷重を与えることにより試験体に生じたAE波の検出データに基づいて試験体の引張強度を求めるのに要する処理時間を短くできる技術を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明によると、繊維強化複合材料である試験体の引張強度を検査する強度検査方法であって、
引張荷重を、時間の経過に従って増えるように試験体に与え、当該引張荷重により試験体に生じるAE波の変位を、AEセンサにより各時点で検出し、
各時点で検出したAE波の前記変位に基づいて、時間の区間毎に、各時点における前記AE波の前記変位を表わす波形データを生成し、
前記区間毎に、前記波形データから、各周波数におけるAE波の強度を表わすスペクトルデータを求め、
前記区間毎に、前記スペクトルデータにおいて強度のピークを特定し、
前記区間毎に、前記スペクトルデータにおいて強度が前記ピークの設定割合以上となるデータ部分を、処理対象データとして抽出し、
前記区間毎に、処理対象データに基づいて重心周波数の最頻値を特定し、
前記各区間の前記最頻値と、当該各区間において試験体に与えた引張強度とを、試験体の引張強度を評価するための強度評価用データとして出力する、強度検査方法が提供される。
引張荷重を、時間の経過に従って増えるように試験体に与え、当該引張荷重により試験体に生じるAE波の変位を、AEセンサにより各時点で検出し、
各時点で検出したAE波の前記変位に基づいて、時間の区間毎に、各時点における前記AE波の前記変位を表わす波形データを生成し、
前記区間毎に、前記波形データから、各周波数におけるAE波の強度を表わすスペクトルデータを求め、
前記区間毎に、前記スペクトルデータにおいて強度のピークを特定し、
前記区間毎に、前記スペクトルデータにおいて強度が前記ピークの設定割合以上となるデータ部分を、処理対象データとして抽出し、
前記区間毎に、処理対象データに基づいて重心周波数の最頻値を特定し、
前記各区間の前記最頻値と、当該各区間において試験体に与えた引張強度とを、試験体の引張強度を評価するための強度評価用データとして出力する、強度検査方法が提供される。
また、本発明によると、繊維強化複合材料である試験体に、引張荷重を時間の経過に従って増やすように与えた場合に、当該引張荷重により試験体に生じるAE波に基づいて、試験体の引張強度を評価可能なデータを生成する装置であって、
AEセンサが各時点で検出した前記AE波の変位に基づいて、時間の区間毎に、各時点におけるAE波の前記変位を表わす波形データを生成する波形生成部と、
前記各区間の前記波形データから、各周波数におけるAE波の強度を表わすスペクトルデータを求めるスペクトル生成部と、
前記各区間の前記スペクトルデータにおいて強度のピークを特定し、当該スペクトルデータにおいて強度が前記ピークの設定割合以上となるデータ部分を、処理対象データとして抽出するデータ抽出部と、
前記各区間の前記処理対象データに基づいて、当該区間におけるAE波の重心周波数の最頻値を特定する最頻値特定部と、
前記各区間の前記最頻値と、当該各区間において試験体に与えた引張強度とを、強度評価用データとして出力する評価用データ出力部と、を備える強度評価用装置が提供される。
AEセンサが各時点で検出した前記AE波の変位に基づいて、時間の区間毎に、各時点におけるAE波の前記変位を表わす波形データを生成する波形生成部と、
前記各区間の前記波形データから、各周波数におけるAE波の強度を表わすスペクトルデータを求めるスペクトル生成部と、
前記各区間の前記スペクトルデータにおいて強度のピークを特定し、当該スペクトルデータにおいて強度が前記ピークの設定割合以上となるデータ部分を、処理対象データとして抽出するデータ抽出部と、
前記各区間の前記処理対象データに基づいて、当該区間におけるAE波の重心周波数の最頻値を特定する最頻値特定部と、
前記各区間の前記最頻値と、当該各区間において試験体に与えた引張強度とを、強度評価用データとして出力する評価用データ出力部と、を備える強度評価用装置が提供される。
上述した本発明によると、時間の各区間について、引張荷重により試験体に生じるAE波の波形データから、スペクトルデータを求め、スペクトルデータにおいて強度のピークを特定し、当該スペクトルデータにおいて強度がピークの設定割合以上となるデータ部分を、処理対象データとして抽出する。したがって、スペクトルデータの全てに対する処理が不要となるので、より短い処理時間で(例えばリアルタイムで)試験体の引張強度を求めることができる。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
[強度評価用装置]
図1は、本発明の実施形態による強度評価用装置10の構成を示すブロック図である。強度評価用装置10は、試験体の引張強度を評価可能なデータを生成する装置である。すなわち、繊維強化複合材料(例えばCFRP)である試験体に、引張荷重を時間の経過に従って増やすように与えた場合に、強度評価用装置10は、当該引張荷重により試験体に生じるAE波に基づいて、試験体の引張強度を評価可能なデータを生成する。
図1は、本発明の実施形態による強度評価用装置10の構成を示すブロック図である。強度評価用装置10は、試験体の引張強度を評価可能なデータを生成する装置である。すなわち、繊維強化複合材料(例えばCFRP)である試験体に、引張荷重を時間の経過に従って増やすように与えた場合に、強度評価用装置10は、当該引張荷重により試験体に生じるAE波に基づいて、試験体の引張強度を評価可能なデータを生成する。
強度評価用装置10は、波形生成部3とスペクトル生成部5とデータ抽出部7と最頻値特定部9と評価用データ出力部11を備える。
波形生成部3は、試験期間における各時点でAEセンサが検出したAE波の変位に基づいて、試験期間における時間の区間(以下で単に区間ともいう)毎に、各時点におけるAE波の変位を表わす波形データを生成する。試験期間は、試験体に引張荷重を与え始める試験開始時点から、試験体に引張荷重を与えることを終了する試験終了時点までの期間である。試験期間にわたって、引張荷重は次第に増加するように試験体に与えられる。AEセンサは、試験体に取り付けられており、試験期間における各時点において、AE波の変位(振動変位)を検出して波形生成部3に入力する。なお、AE波の変位は、AE波の大きさに比例する正負の値であってよい。また、試験期間を構成する複数(例えば多数)の区間は、時間的に連続していてよい。
AEセンサは、試験期間において、時々刻々と、検出したAE波の変位を波形生成部3に入力する。波形生成部3は、時間計測部15が計測した時間に基づいて、入力されたAE波の変位と計測した当該時間とを互いに対応づけた上述の波形データを生成する。このような構成を有する波形生成部3は、試験期間における時間の区間毎に、当該区間の波形データを生成し、各区間の波形データをスペクトル生成部5に入力する。なお、時間計測部15は、強度評価用装置10の構成要素であってよい。
スペクトル生成部5は、区間毎に、入力された当該区間の波形データからスペクトルデータを求める。すなわち、スペクトル生成部5は、時間に対してAE波の変位(強度)を表わした各区間の波形データを、周波数に対してAE波の強度を表わしたスペクトルデータに変換する。この変換は、FFT(Fast Fourier Transform)により行われてよい。スペクトル生成部5は、求めた各区間のスペクトルデータをデータ抽出部7に入力する。
データ抽出部7は、区間毎に、入力された当該区間のスペクトルデータにおいて強度のピーク(すなわち、最大値)を特定し、当該スペクトルデータにおいて強度が当該ピークの設定割合以上となるデータ部分を、処理対象データとして抽出する。ここで、設定割合は、例えば、5%以上であり30%以下である範囲内の値(一例では10%)であってよい。ただし、設定割合は、試験体の種類や他の条件に応じて、(例えば実験により)定められてよい。データ抽出部7は、抽出した各区間の処理対象データを最頻値特定部9へ入力する。
なお、各区間の処理対象データは、スペクトル生成部5が生成したスペクトルデータのうち、強度がピークの設定割合以上となる各周波数と、当該周波数での当該強度とが互いに対応づけられたデータである。また、各区間の処理対象データにおいて、スペクトル生成部5が生成したスペクトルデータのうち、強度がピークの設定割合より小さい各周波数での強度はゼロにされていてよい。
最頻値特定部9は、区間毎に、入力された当該区間の処理対象データに基づいて、当該区間における重心周波数の最頻値(以下で単に最頻値ともいう)を特定し、求めた各区間の最頻値を表わす最頻値データを生成する。すなわち、最頻値データは、各区間の最頻値と、当該区間とを互いに対応づけたデータである。最頻値特定部9は、各区間の最頻値を次の順序で求める。
まず、最頻値特定部9は、各区間の処理対象データを、周波数に対する強度のデータから時間に対する強度のデータ(以下で、処理対象時間データという)に変換する。
次に、最頻値特定部9は、各区間について、当該区間を構成する複数(例えば多数)のサブ区間毎に、当該サブ区間の処理対象時間データについてAE波の重心周波数Fgを求める。すなわち、最頻値特定部9は、当該サブ区間の処理対象時間データを、周波数に対する強度のスペクトルデータに変換し、当該スペクトルデータについてAE波の重心周波数Fgを求める。1つの区間を構成する複数のサブ区間(以下で単にサブ区間ともいう)は、時間的に連続していてよい。区間とサブ区間の長さは、一例では、それぞれ約1秒と約800マイクロ秒であるが、試験体の種類や他の条件に応じて、(例えば実験により)定められてよい。重心周波数Fgは、次の式(1)により表される。
Fg=Σ(Fi×Pi)/ΣPi ・・・(1)
ここで、Fiは、各周波数を示し、Piは、対象とするサブ区間におけるAE波の周波数成分(すなわち、当該周波数でのAE波の強度)を示し、FiとPiの添え字iは、複数の周波数を互いに区別するための指標値であって、1〜n(nは、2以上の整数であり、好ましくは、十分に大きい値)までの値をとり、Σは、iのすべての値についての総和を示す。
Fg=Σ(Fi×Pi)/ΣPi ・・・(1)
ここで、Fiは、各周波数を示し、Piは、対象とするサブ区間におけるAE波の周波数成分(すなわち、当該周波数でのAE波の強度)を示し、FiとPiの添え字iは、複数の周波数を互いに区別するための指標値であって、1〜n(nは、2以上の整数であり、好ましくは、十分に大きい値)までの値をとり、Σは、iのすべての値についての総和を示す。
次に、最頻値特定部9は、各区間について、当該区間に含まれる複数のサブ区間のそれぞれの重心周波数Fgのうち、最も頻度が高い重心周波数Fgを重心周波数の最頻値として特定する。すなわち、複数のサブ区間のそれぞれについて求められた重心周波数Fgのうち、求められた回数が最も多い重心周波数Fgが、最頻値特定部9により重心周波数の最頻値として特定される。例えば、簡単のため、対象の区間に、サブ区間1〜10が存在し、4つのサブ区間1、2、3、7では重心周波数F1が求められ(すなわちF1が4回求められ)、2つのサブ区間4、6では重心周波数F2が求められ(すなわちF2が2回求められ)、2つのサブ区間5、8では重心周波数F3が求められ(すなわちF3が2回求められ)、1つのサブ区間9では重心周波数F4が求められ(すなわちF4が1回求められ)、1つのサブ区間10では重心周波数F5が求められた(すなわちF5が1回求められた)場合、求められた回数が最も多い重心周波数はF1であるので、F1が最頻値として特定される。最頻値特定部9は、このように求めた上述の最頻値データを評価用データ出力部11に入力する。
評価用データ出力部11には、最頻値データの他に荷重データが入力される。荷重データは、試験期間における各区間内の各時点で試験体に与えた引張荷重と、当該区間とを互いに対応づけたデータである。なお、荷重データ生成部17が設けられてよい。荷重データ生成部17は、試験体に与えた引張荷重の計測値と、時間計測部15が計測した時間とに基づいて、荷重データを生成し、この荷重データを評価用データ出力部11に入力する。ここで、荷重の計測値は、適宜のセンサにより計測された値であってよい。
評価用データ出力部11は、入力された最頻値データと荷重データに基づいて、強度評価用データを生成して出力する。強度評価用データは、各区間の最頻値と、当該区間(例えば当該区間内の各時点)において試験体に与えた引張荷重とからなる。したがって、評価用データ出力部11は、各区間の最頻値と、当該区間において試験体に与えた引張荷重とを互いに対応付けたデータを、強度評価用データとして出力してよい。
評価用データ出力部11は、本実施形態では、強度評価用データを、ディスプレイ装置19と引張強度判定部21に出力する。ディスプレイ装置19と引張強度判定部21は、強度評価用装置10の構成要素であってよい。
ディスプレイ装置19は、その画面に、強度評価用データ(例えば後述の図3(B)のデータ)を表示する。
引張強度判定部21は、強度評価用データに基づいて、試験体の引張強度を特定して出力する。より詳しくは、引張強度判定部21は、試験期間における複数の区間のうち、先の(例えば直前の)区間よりも最頻値が下がっている区間を特定し、特定した区間までに与えた引張荷重の最大値を、試験体の引張強度として出力する。すなわち、引張強度判定部21は、試験期間の開始時点から、特定した区間の終了時点までの期間で試験体に与えた引張荷重のうち、その最大値を試験体の引張強度として出力する。この引張強度は、例えば、引張強度判定部21からディスプレイ装置19に出力される。この場合、ディスプレイ装置19は、引張強度判定部21から受けた引張強度を、その画面に表示する。ディスプレイ装置19は、引張強度をその画面に表示する場合に、試験体強度評価用データをその画面に表示しなくてもよい。
引張強度判定部21は、強度評価用データに基づいて、試験体の引張強度を特定して出力する。より詳しくは、引張強度判定部21は、試験期間における複数の区間のうち、先の(例えば直前の)区間よりも最頻値が下がっている区間を特定し、特定した区間までに与えた引張荷重の最大値を、試験体の引張強度として出力する。すなわち、引張強度判定部21は、試験期間の開始時点から、特定した区間の終了時点までの期間で試験体に与えた引張荷重のうち、その最大値を試験体の引張強度として出力する。この引張強度は、例えば、引張強度判定部21からディスプレイ装置19に出力される。この場合、ディスプレイ装置19は、引張強度判定部21から受けた引張強度を、その画面に表示する。ディスプレイ装置19は、引張強度をその画面に表示する場合に、試験体強度評価用データをその画面に表示しなくてもよい。
[強度検査方法]
図2は、本発明の実施形態による強度検査方法を示すフローチャートである。強度検査方法は、繊維強化複合材料である試験体の引張強度を検査するために、以下のステップS1〜S7を有する。強度検査方法は、強度評価用装置10を用いて行われる。
図2は、本発明の実施形態による強度検査方法を示すフローチャートである。強度検査方法は、繊維強化複合材料である試験体の引張強度を検査するために、以下のステップS1〜S7を有する。強度検査方法は、強度評価用装置10を用いて行われる。
ステップS1では、試験開始時点から試験終了時点までの試験期間において、試験体に与える引張荷重を、時間の経過に従って増やす。このステップS1において、引張荷重により試験体に生じるAE波の変位を、試験期間内の各時点で計測する。この計測は、試験体に取り付けたAEセンサ(例えば圧電素子)により行われる。
ステップS2では、ステップS1で検出した各時点のAE波の変位に基づいて、試験期間に含まれ連続する複数の区間の各々における上述の波形データを生成する。ステップS2は、波形生成部3により行われる。
ステップS3では、区間毎に、ステップS1で生成した当該区間の波形データから、各周波数におけるAE波の強度を表わすスペクトルデータを求める。ステップS3は、スペクトル生成部5により行われる。
ステップS4では、区間毎に、ステップS3で求めた当該区間のスペクトルデータにおいて強度のピークを特定し、当該スペクトルデータにおいて強度が当該ピークの設定割合以上となるデータ部分を、処理対象データとして抽出する。ステップS4は、データ抽出部7により行われる。
ステップS5では、区間毎に、ステップS4で抽出した当該区間の処理対象データに基づいて、当該区間におけるAE波の重心周波数の最頻値を特定する。ステップS5は、最頻値特定部9により行われる。
ステップS6では、ステップS5で特定した各区間の最頻値と、各区間において試験体に与えた引張強度とを、試験体の引張強度を評価するための強度評価用データとして出力する。ステップS5は、評価用データ出力部11により行われる。ステップS5での出力は、上述のディスプレイ装置19と引張強度判定部21へなされてよい。
ステップS7では、ステップS6で出力された強度評価用データに基づいて、試験期間を構成する複数の区間のうち、先の区間よりも最頻値が下がっている区間を特定する。この特定は、上述の引張強度判定部21により行われてもよいし、上述のディスプレイ装置19の画面に表示された強度評価用データを見た人により行われてもよい。また、ステップS7では、試験開始時点から、特定された区間までに与えた引張荷重のうち、その最大値を、引張強度判定部21又は人により、試験体の引張強度と判定する。
ステップS1で1つ又は複数のAEセンサを用いてもよい。複数のAEセンサを用いる場合、ステップS2〜S4は、ステップS1で各AEセンサが計測したAE波の変位に基づいて行われてよい。すなわち、AEセンサ毎に、ステップS2〜S4により処理対象データが得られてよい。この場合、ステップS5では、区間毎に、最頻値特定部9は、複数のAEセンサにそれぞれ対応する複数の処理対象データ(すなわち、上述の処理対象時間データ)について、各サブ区間の重心周波数を求め、これら全ての重心周波数のうち、求められた回数が最も多い重心周波数を、当該区間の最頻値として特定してもよい。
ステップS1を行っている間に、上述のステップS2〜S7が行われてよい。すなわち、経過時間が各区間を過ぎる度に、当該区間についてステップS2〜S7が行われる。この場合、ステップS6では、試験開始時点から最新の区間までの各区間についての強度評価用データをリアルタイムに出力してよい。また、この場合、強度評価用データのリアルタイムな出力のために、荷重データ生成部17は、時々刻々と、現時点までの荷重データを生成して評価用データ出力部11に入力してよい。
[実施例]
図3は、本発明の実施例の強度検査方法で得られた結果を示す概略図である。
図3(A)〜(C)は、時間と、試験期間における各区間の重心周波数の最頻値と、CFRPである試験体に与えた引張荷重との関係を示す。図3(A)〜(C)において、太い実線は最頻値を示し、太い破線は引張荷重を示す。図3(A)〜(C)は、同じ試験体に対する1回の同じ引張強度試験について得られた結果を示す。ただし、図3(A)は、上述のステップS4で用いるピークの設定割合をゼロにした場合(すなわち、本発明ではない場合)の結果を示す。図3(B)は、上述のステップS4で用いるピークの設定割合を10%にした場合(すなわち、本発明の実施例の場合)の結果を示す。図3(B)は、上述のステップS4で用いるピークの設定割合を50%にした場合を示す。
図3は、本発明の実施例の強度検査方法で得られた結果を示す概略図である。
図3(A)〜(C)は、時間と、試験期間における各区間の重心周波数の最頻値と、CFRPである試験体に与えた引張荷重との関係を示す。図3(A)〜(C)において、太い実線は最頻値を示し、太い破線は引張荷重を示す。図3(A)〜(C)は、同じ試験体に対する1回の同じ引張強度試験について得られた結果を示す。ただし、図3(A)は、上述のステップS4で用いるピークの設定割合をゼロにした場合(すなわち、本発明ではない場合)の結果を示す。図3(B)は、上述のステップS4で用いるピークの設定割合を10%にした場合(すなわち、本発明の実施例の場合)の結果を示す。図3(B)は、上述のステップS4で用いるピークの設定割合を50%にした場合を示す。
図3(A)〜(C)に示すように、本実施例では、引張荷重を、時間の経過とともに徐々に大きくなるように試験体に与えた。試験開始時点は、各図の横軸の値が5秒の直後の時点である。図3(A)〜(C)は、区間毎に算出された重心周波数の最頻値を実線の曲線で大まかに示している。
設定割合を0%にした図3(A)の場合には、横軸の値が155秒の時点(区間)で最頻値が低下しており、この時点以前における引張荷重の最大値は約42kNである。したがって、試験体に42kNの引張荷重を与えた時に、試験体が破壊されたことが分かる。なお、図3(A)の場合には、設定割合が0%であることにより高周波ノイズが強度評価用データに含まれているので、最頻値が低下した時点が少し認識し難くなっている。
設定割合を10%にした本実施例の図3(B)の場合には、横軸の値が155秒の時点(区間)で最頻値が低下しており、この時点以前における引張荷重の最大値は約42kNである。また、設定割合が適切な値であるので、高周波ノイズが強度評価用データに含まれていないので、最頻値は図3(A)の場合よりも急激に低下しており、この低下時点が認識し易くなっている。
設定割合を50%にした図3(C)場合には、横軸の値が168秒の時点で最頻値が低下しており、この時点以前における引張荷重の最大値は約46kNである。したがって、引張荷重の判定値が、正確な値42kNから少しずれている。また、図3(C)の場合には、最頻値を求めるために使用する重心周波数の範囲が狭いので、最頻値が低下した時点が図3(B)の場合よりも認識し難くなっている。そのため、設定割合は、10%のほうが好ましいと言える。
[実施形態の効果]
上述した実施形態によると、時間の各区間について、引張荷重により試験体に生じるAE波の波形データから、スペクトルデータを求め、スペクトルデータにおいて強度のピークを特定し、当該スペクトルデータにおいて強度がピークの設定割合以上となるデータ部分を、処理対象データとして抽出する。したがって、スペクトルデータの全てに対する処理が不要となるので、より短い処理時間で試験体の引張強度を求めることができる。
上述した実施形態によると、時間の各区間について、引張荷重により試験体に生じるAE波の波形データから、スペクトルデータを求め、スペクトルデータにおいて強度のピークを特定し、当該スペクトルデータにおいて強度がピークの設定割合以上となるデータ部分を、処理対象データとして抽出する。したがって、スペクトルデータの全てに対する処理が不要となるので、より短い処理時間で試験体の引張強度を求めることができる。
実施例では、試験体の引張強度試験を行っている時に、すなわち、上述のステップS1を行っている時に、リアルタイムに、ステップS7で試験体の引張強度を得ることができた。これに対し、上述の設定割合がゼロの場合には、リアルタイムに引張強度を得ることはできなかった。このように、上述の設定割合により、リアルタイムに引張強度を得ることが可能となる。
また、強度がピークの設定割合以上であるデータ部分を抽出するので、処理対象の周波数範囲を選定しなくても、重要なデータ部分を抽出することが可能となる。
上述した強度評価用装置10は、例えば、コンピュータとプログラム(ソフトウエア)と記憶媒体により実現可能である。この場合、プログラムは、強度評価用装置10の上述した各処理をコンピュータに実行させる。この場合、記憶媒体は、プログラムを非一時的に記憶するコンピュータが読取可能な媒体(例えば、コンピュータのハードディスク、CD−ROMなど)であってよい。
この場合、実施例では、上述のステップS2〜S4は、2つのソフトウエアにより行うことができ、ステップS5、S6は別の1つのソフトウエアにより行うことができ、合計3つのソフトウエアで強度評価用装置10を実現できた。すなわち、設定割合により、処理するデータ量が減ったので、大容量のデータを扱うための複数のソフトウエアが不要になり、その結果、使用するソフトウエアの数が、5つから3つに減った。また、ソフトウエアで処理するデータ量も、1/40以下に削減され、ステップS1と同時に(リアルタイムに)強度評価用データを表示できた。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、ディスプレイ装置19と引張強度判定部21のいずれか一方を省略してもよい。または、ディスプレイ装置19と引張強度判定部21の両方を省略してもよい。この場合、評価用データ出力部11は、他の装置(例えば、プリンタ装置または記憶装置)に出力されてよい。
例えば、ディスプレイ装置19と引張強度判定部21のいずれか一方を省略してもよい。または、ディスプレイ装置19と引張強度判定部21の両方を省略してもよい。この場合、評価用データ出力部11は、他の装置(例えば、プリンタ装置または記憶装置)に出力されてよい。
3 波形生成部
5 スペクトル生成部
7 データ抽出部
9 最頻値特定部
10 強度評価用装置
11 評価用データ出力部
15 時間計測部
17 荷重データ生成部
19 ディスプレイ装置
21 引張強度判定部
5 スペクトル生成部
7 データ抽出部
9 最頻値特定部
10 強度評価用装置
11 評価用データ出力部
15 時間計測部
17 荷重データ生成部
19 ディスプレイ装置
21 引張強度判定部
Claims (4)
- 繊維強化複合材料である試験体の引張強度を検査する強度検査方法であって、
引張荷重を、時間の経過に従って増えるように試験体に与え、当該引張荷重により試験体に生じるAE波の変位を、AEセンサにより各時点で検出し、
各時点で検出したAE波の前記変位に基づいて、時間の区間毎に、各時点における前記AE波の前記変位を表わす波形データを生成し、
前記区間毎に、前記波形データから、各周波数におけるAE波の強度を表わすスペクトルデータを求め、
前記区間毎に、前記スペクトルデータにおいて強度のピークを特定し、
前記区間毎に、前記スペクトルデータにおいて強度が前記ピークの設定割合以上となるデータ部分を、処理対象データとして抽出し、
前記区間毎に、処理対象データに基づいて重心周波数の最頻値を特定し、
前記各区間の前記最頻値と、当該各区間において試験体に与えた引張強度とを、試験体の引張強度を評価するための強度評価用データとして出力する、強度検査方法。 - 出力された前記強度評価用データに基づいて、先の前記区間よりも前記最頻値が下がっている前記区間を特定し、
特定した前記区間までに与えた引張荷重の最大値を、試験体の引張強度として特定する、請求項1に記載の強度検査方法。 - 繊維強化複合材料である試験体に、引張荷重を時間の経過に従って増やすように与えた場合に、当該引張荷重により試験体に生じるAE波に基づいて、試験体の引張強度を評価可能なデータを生成する装置であって、
AEセンサが各時点で検出した前記AE波の変位に基づいて、時間の区間毎に、各時点におけるAE波の前記変位を表わす波形データを生成する波形生成部と、
前記各区間の前記波形データから、各周波数におけるAE波の強度を表わすスペクトルデータを求めるスペクトル生成部と、
前記各区間の前記スペクトルデータにおいて強度のピークを特定し、当該スペクトルデータにおいて強度が前記ピークの設定割合以上となるデータ部分を、処理対象データとして抽出するデータ抽出部と、
前記各区間の前記処理対象データに基づいて、当該区間におけるAE波の重心周波数の最頻値を特定する最頻値特定部と、
前記各区間の前記最頻値と、当該各区間において試験体に与えた引張強度とを、強度評価用データとして出力する評価用データ出力部と、を備える強度評価用装置。 - 前記強度評価用データに基づいて、先の前記区間よりも前記最頻値が下がっている前記区間を特定し、特定した前記区間までに与えた引張荷重の最大値を、試験体の引張強度として特定する引張強度判定部を備える、請求項3に記載の強度評価用装置。
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