JP6955244B2 - 映写用伸縮スクリーン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スクリーン面の大きさや形状を使用者の好みや使用環境に合わせて、自在に変更することができる映写用伸縮スクリーン装置に関する。
従来、伸縮生地を使用し、使用場所に簡単に合わせられる映写スクリーンとして、伸縮する合成繊維素材のニット編み白生地の各辺に、伸縮するポリウレタン入りバイアステープを使用して、中芯にゴムテープをはさみ込みながら縫い取りを施し、縫い付けたテープの先端と数か所に引っ張り器具を装着したものがある(特許文献1参照)。この映写スクリーンは、引っ張り器具を取り付け場所の受け金具に順次に取り付けていくことで、使用場所に合わせてスクリーンを設置することができるものである。
また、非使用時には縦横の両寸法を縮小することができ、使用時には簡易に元の形状に戻すことができる、高い携帯性を有するスクリーンとして、可撓性を有し折畳可能なものがある(特許文献2参照)。このスクリーンは、スクリーンの四隅に設けられた取付け具を固定設置物の取付部に係止することで、スクリーン本体を広げた状態で引っ張りつつ固定することができるものである。
実用新案登録第3081156号公報 特開2006−53289号公報
しかし、これらの特許文献1及び2記載のスクリーンは、何れも設置場所に予め設けられた受け金具又は取付部に、引っ張り器具又は取付け具を順次取り付けていくことで、スクリーンを設置するものであるため、スクリーンの設置や設置後の大きさや形状の調整の際、スクリーンの設置又は調整後の大きさや形状を予測し、先に受け金具等を位置調整して、その後に、実際にスクリーン側の引っ張り器具等を当該受け金具の位置に合わせて、スクリーンを設置又は調整する必要がある。このため、受け金具等を適当と思われる場所に配置しても、一度の作業で意図する大きさや形状とさせることは難しく、また、そのスクリーンの設置領域に小さな突部が存在すると、この突部にスクリーン背面が当たって、スクリーンに皺や歪みが入ってしまうといった問題があった。特に100インチ以上となるような大画面のスクリーンはその大きさや形状の予測が特に難しく、これをスクリーンに皺や歪みが生じない状態で、迅速に設置又は調整することは困難なものとなっていた。
本発明が前述の状況に鑑み解決しようとするところは、予め受け金具等を設ける必要が無く、また、設置領域に小さな突部が存在するような場合であっても、問題なくフラットなスクリーン面を容易に設けることができる映写用伸縮スクリーン装置を提供する点にある。
本発明に係る映写用伸縮スクリーン装置は、前記課題解決のために、設置状態で前方から視聴可能となるスクリーン面を有し、該スクリーン面を含む略全体が伸縮可能なスクリーン本体と、該スクリーン本体の周縁部で、少なくとも一部が前記スクリーン本体よりも後方に突出するように設けられた貼着手段とを備え、前記貼着手段の固定位置を変更することで、前記スクリーン本体の大きさや形状を自在に変更することができ、前記スクリーン本体の周縁部の一部が、他の周縁部よりも伸縮し難い、又は伸縮しないものとしてなるものである。
また、前記貼着手段が、磁力を有する貼着部をスクリーン本体の周縁部に設けたものとしてなるものであってもよい。
本発明に係る映写用伸縮スクリーン装置によれば、貼着手段で壁面等に設置することができるため、他の器具を用いることなく、スクリーンの設置や、大きさ又は形状の変更を容易に行うことができる。また、壁面等に貼着手段によって保持されるスクリーン本体は、壁面から浮いた状態であるため、壁面の貼着領域に小さな突部がある場合でも、スクリーン本体がこの突部に接触せず、フラットで綺麗なスクリーン面を形成することができる。
また、前記スクリーン本体の周縁部の一部が、他の周縁部よりも伸縮し難い、又は伸縮しないものとしてなるものであり、伸縮し難い、又は伸縮しない部分以外の周縁部が強く引っ張られることとなるため、伸縮し難い、又は伸縮しない部分の配置を変更することで、スクリーン本体を大きくした状態におけるスクリーン面の形状を調整することができ、広げたスクリーン面が意図する形状となるように構成することができる。
また、前記スクリーンの周縁部に、他の映写用伸縮スクリーン装置との連結が可能となる連結手段を設けてなることもできる。
さらに、前記スクリーン本体が、少なくとも一枚の遮光シートを含む、複数のシート体を積層してなるものであってもよい。
本発明に係る映写用伸縮スクリーン装置によれば、貼着手段で壁面等に設置することができるため、他の器具を用いることなく、スクリーンの設置や、大きさ又は形状の変更を容易に行うことができる。また、壁面等に貼着手段によって保持されるスクリーン本体は、壁面から浮いた状態であるため、壁面の貼着領域に小さな突部がある場合でも、スクリーン本体がこの突部に接触せず、フラットで綺麗なスクリーン面を形成することができる。
また、前記貼着手段が、磁力を有する貼着部をスクリーン本体の周縁部に設けたものとしてなるものによれば、例えば、黒板、ホワイトボード、又は、パーテーションボード等の磁着するものであれば何処でも貼着部を貼りつけることができるため、スクリーンの設置場所を広く選択することが可能となる。
さらに、前記スクリーン本体の周縁部に、伸縮可能な糸で波形状又は稲妻形状の縫い目を形成してなるものによれば、伸縮可能な糸自体の伸縮性と、波形状又は稲妻形状の縫い目の長手方向における伸縮性によって、スクリーン本体の周縁にも十分な伸縮性を有することができる。
さらに、前記スクリーンの周縁部に、他の映写用伸縮スクリーン装置との連結が可能となる連結手段を設けてなるものによれば、複数の映写用伸縮スクリーン装置を連結することで、より大きなスクリーン面を構成することが可能となる。
また、前記スクリーン本体が、少なくとも一枚の遮光シートを含む、複数のシート体を積層してなるものによれば、裏側からの光を遮ることで、より鮮明な映像を映し出すことができる。
本発明の実施形態に係る映写用伸縮スクリーン装置の構成を示す正面図である。 同じく映写用伸縮スクリーン装置をパーテーション式の壁面に拡張して設置した状態を示す説明図であり、(a)は正面図、(b)は平面図である。 同じく映写用伸縮スクリーン装置を二台のホワイトボードの間に設置した状態を示す正面図である。 本発明の別の実施形態に係る映写用伸縮スクリーン装置(周縁に伸縮しない部分を設けたもの)の構成を示す説明図であり、(a)は各辺の中間に伸縮しない部分を設けたもの、(b)は各辺の両端側に伸縮しない部分を設けたものを示す正面図である。 本発明の別の実施形態に係る映写用伸縮スクリーン装置(周縁に伸縮しない部分として面ファスナを設けたもの)の構成を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。また、本明細書において、設置状態における映写用伸縮スクリーン装置1から、壁面などの設置する面に向かう方向を後方とし、これと反対の方向を前方とする。また、前方から視聴可能となるスクリーン面とは、設置した映写用伸縮スクリーン装置1の前方側にいる人から少なくとも一時的又は部分的に視聴することができるスクリーン面をいい、他の方向からも視聴することができるものも含む。
本発明に係る映写用伸縮スクリーン装置1の実施形態を、図1乃至図4に沿って説明する。
図1に示すように、映写用伸縮スクリーン装置1は、設置状態で前方から視聴可能となるスクリーン面を有し、スクリーン面4を含む略全体が伸縮可能なスクリーン本体2と、該スクリーン本体2の周縁部で、少なくとも一部が前記スクリーン本体2よりも後方に突出するように設けられた貼着手段(複数の貼着部3)とを備え、前記貼着手段の固定位置を変更することで、前記スクリーン本体2の大きさや形状を自在に変更することができるものである。
スクリーン本体2は、全体に伸縮性を有する横長長方形状のスクリーンシートよりなり、このスクリーンシートの周縁が折り返されて縫い付けられることで、スクリーン本体2が構成されている。この折り返し部分の縫い目6は、伸縮性を有する糸で稲妻状に行われているため、これによってスクリーン本体2の伸縮が制限されないようになっている。また、スクリーンシートの裏側は、黒色となっており、周縁が折り返されることで裏側生地が前面に表れてスクリーン面4を囲むように黒枠部5が形成されている。この黒枠部5によって、スクリーン面4に映し出される映像がより鮮明なものとなる。
スクリーン本体2を構成するスクリーンシートは、三枚のシート体が積層されてなるものである。このうち、最も表側に配置されるシート体は、その表面がスクリーン面4を構成するものであり、表側から二枚目に配置されるシート体も、最も表側に配置されるシート体と同一のシート体よりなるものである。スクリーン面を構成するためのシート体を重ね合せることで、スクリーンとしての機能をより発揮し得るものとなっている。また、最も裏側に配置されるシート体は、遮光性を有するものであるため、特に裏側からの光を遮断することができるものとなっている。このため、例えば、映写用伸縮スクリーン装置1を、模様の付された壁や、光が差し込む窓に設置した場合であっても、これらの模様や光を遮って、前面のスクリーン面4に投影される映像を綺麗に映し出すことができるものとなっている。
ここで、スクリーン本体2は、伸縮性を有するものであればよいが、伸縮性については、上下左右方向及び斜め方向の全てにおいて伸縮性を有することで、スクリーン本体2が、あらゆる形状に変形することができるものとして構成しているが、このようなものに限らず、上下、左右又は斜めの何れか一方向又は二方向にのみ伸縮性を有するものとして、拡張したスクリーン本体2の形状を使用する目的に合わせた形状としてもよい。また、スクリーン本体2は、少なくともプロジェクタから投射される映像を写し出すことができるものであれば他の構成によるものであってもよく、例えば裏側に投射された映像を前面に映し出すものや、スクリーンシートとしてタッチ操作を行うことができるものとして、スクリーン面4に表示された画像に対して書き込み等を直接行うことができるものとしてもよい。さらに、スクリーン面4は、一部又は全部が透明なものであってもよい。また、スクリーン本体2の裏面側に、第二のスクリーン面や、広告等の情報を掲載する面を設けても良い。なお、スクリーン本体2は、通気性を有するものとして構成しているため、例えば、二つのホワイトボード間に取り付けた場合であっても、スクリーン面4が風によって揺らぐことなく、綺麗な映像を映し出すことができるものとなっている。
貼着部3は、スクリーン本体2よりも設置面側に突出するものである。この貼着部3は、L字状であって、スクリーン本体2の四隅の角に沿うように設けられているため、各辺を適切に引っ張ることができるものであって、スクリーン面4に邪魔とならないものとなっている。ここで、全ての貼着部3,3,…の突出の高さを、5mm程度とすることでパーテーションボードによる壁面に設置してもフラットなスクリーン面4を形成できるものとしているが、この高さに限らず5mm未満としたものであってもよく、また、全ての貼着部の突出の高さが同一でないものであってもよい。
貼着部3は、設置面側に磁力を有するものであって、この磁力によって貼着部3が、例えばホワイトボードや黒板、パーテーション等の磁着可能な場所に貼り付けられる。また、この貼着部3は、スクリーン本体2の四隅に設けられているが、このような構成に限らず、例えば、スクリーン本体2の長辺の中間にも各一個ずつ貼着部3を更に設けることで、スクリーン本体2を拡張した状態であっても、長辺におけるスクリーン中央側への凹みを小さくすることでき、スクリーン面4をより広く形成することができるものとなる。なお、貼着部3は、磁石を内設することで磁力を有するものとなっている。
ここで、貼着部3は一部がスクリーン本体2よりも後方に突出しているため、設置状態ではスクリーン本体2が貼着部3に支持されて前方に突出した状態となる。このため、例えば、貼着する壁上に小さな突部が存在する場合であっても、これにスクリーン本体2が干渉せず、フラットで綺麗なスクリーン面4を形成することができるものとなっている。また、設置状態でスクリーン本体2が壁面等から離間していることで、映写用伸縮スクリーン装置1を取り外す際、このスクリーン本体2と壁面との間の隙間に、手を挿入することができるため、取外し操作を容易に行なうことができる。さらに、スクリーン本体2が壁面から前方に突出していることで、スクリーン面4に映し出された映像が、壁面とは区別された立体的なスクリーン面となり、映像の見やすいものとなっている。
スクリーン面4は、スクリーン本体2の前面側中央に設けられている。このスクリーン面4は反射型であるため、前方から投影された映像を前面に映し出す。このため、映写用伸縮スクリーン装置1の前面側にプロジェクタと視聴者が位置することとなる。スクリーン面4の周囲には黒枠部5が設けられている。
黒枠部5は、スクリーン本体2の周囲が表側に折り返されて形成されたものであって、裏面側に配置されている遮光性シートが折り返しによって、表面側に表れているものである。このため、遮光性シートとしてスクリーンシートの最も後方側に配置されるシート材を、黒色又はこれに近い色としておくことで、黒枠部5としても機能することができ、この黒枠部5によってスクリーン面4に映し出された映像をより鮮明なものとなる。黒枠部5では、伸縮性の糸で稲妻形の縫い目6が形成されている。
黒枠部5の縫い目6は、伸縮性の糸が稲妻形状に縫いつけられたものである。このため、この部分のスクリーン本体2の伸縮を制限することなく、スクリーン本体2に周縁部を補強し端部処理を行うことができる。この縫い目は、伸縮性の高い糸を用いることで、スクリーン本体2の伸縮性に問題が生じないものとしているが、このような糸に限らず、例えば、敢えてスクリーン本体2の伸縮性よりも低いものを用いることで、スクリーン本体2の伸縮に意図的に制限をかけるものとして構成してもよい。また、縫い目の形状についても、稲妻形状に限るものではなく、同じような効果を奏する波形状としてもよく、また、一方向の伸縮性を制限するために、直線状の縫い目や、これらを組み合わせた形状の縫い目としてもよい。
図2には、本実施形態に係る映写用伸縮スクリーン装置1をパーテーション式の壁面に設置した状態を示す。パーテーション式の壁面は、主にオフィスや店舗において広いフロアを区分けして複数の部屋を形成する場合に用いられ、隣り合うパーテーションボードBは連結バーLによって連結され、壁面を構成することとなる。この連結バーLは、二つのパーテーションボードBの端部を夫々挟持するように設けられるため、壁面として構成された状態では、連結バーLがパーテーションボードBよりも表裏の両側に突出するものとなっている。このため、このようなパーテーションボードBによる壁面に、例えば、マグネットシートによって構成されたマグネットスクリーンを貼り付けると、この連結バーLが邪魔となってフラットなスクリーン面を設けることができない。この点、映写用伸縮スクリーン装置1は、貼着部3が後方に突出しているため、スクリーン本体2が壁面から離間した状態で設けられるため、図示するように、スクリーン本体2が連結バーLに干渉せず、フラットで綺麗なスクリーン面4を設けることができる。
図3には、二つの可動式ホワイトボードWの間に、映写用伸縮スクリーン装置1を設置した状態を示す。ホワイトボードWは、キャスタが付いた可動式のものであって、同一寸法で同一形状のものである。また、このホワイトボードWは、ボード部及び脚部が何れも金属製である一般的なものであるため、ボード部及び脚部の何れにも貼着部3を貼りつけることができ、使用目的に合わせた大きさや形状のスクリーン面4を容易に設けることができる。さらに、ホワイトボードWが可動式であるため、図示する映写用伸縮スクリーン装置1の設置状態から、二つのホワイトボードW,Wを互いに近づけたり、離したりすることで、主にスクリーン面4の水平方向の大きさを容易に変更することができる。なお、このような壁面以外への設置としては、二台のホワイトボードWを用いたものに限らず、ホワイトボードの他、黒板やドア、窓のサッシ等、貼着部3が貼着するものであれば、どのようなものでも選択することができる。
図4には、本発明に係る他の実施形態として、スクリーン本体2の周縁部の一部を、伸び難い、又は伸びないものとした具体的な構成例を示す。
図4(a)に示す映写用伸縮スクリーン装置1Aは、スクリーン本体2Aの周縁部5における各辺の中央部分を伸縮性のあるものとし、これら以外の部分を比較的伸び難いものとして構成している。これらの中央部では、上述の実施形態と同様、伸縮性のある縫糸で稲妻形状の縫い目6aを設けることで、高い伸縮性を有するものとしている。一方、中央部以外の部分では、伸縮性のない縫糸で直線上の縫い目6bを設けることで当該部分を伸縮し難いものとしている。この縫糸は一本でもよいが、図示するように複数本を並列されることで、より伸縮を制限することができるとともに、耐久性の高いものとすることができる。
図4(b)に示す映写用伸縮スクリーン装置1Bは、上記映写用伸縮スクリーン装置1Aとは伸縮部の配置を反対にして構成したものである。つまり、スクリーン本体2の周縁部5における中央部分を伸縮しないもの(縫い目6b)とし、これら以外の部分を伸縮性のあるもの(縫い目6a)として構成したものである。
これらの映写用伸縮スクリーン装置1A,1Bは、何れもスクリーン本体2を拡張して設置した状態におけるスクリーン面4の形状をコントロールするものであり、スクリーン面4を構成するシートの伸縮性や伸縮する方向に対応して、伸縮性を有する部分と、伸縮性を有さない部分、又は伸縮し難い部分とを設けることで、拡張した状態のスクリーン面4の大きさや形状を、目的に合わせたものとすることができ、例えば、プロジェクタから投影される映像の一般的な形状である横長の長方形状の領域を少しでも広く設けることもできる。
図5には、スクリーン本体2の周縁部に、他の映写用伸縮スクリーン装置と連結するための連結部材7を設けた映写用伸縮スクリーン装置1Cを示す。このような構成によれば、複数の映写用伸縮スクリーン装置を上下又は左右に並べて使用することで、更に大きなスクリーン面を形成することができる。この連結部材7としては、本実施形態では、面ファスナを用いて簡易な構成としているが、ファスナや釦、ホック等の一般的なものは勿論、他の用途に用いるものや新たに開発された連結するためのものを採用してもよい。このとき、面ファスナやファスナ等の伸縮しない素材を連結部材として採用する場合は、この面ファスナを上記映写用伸縮スクリーン装置1A,1Bにおける直線状の縫い目6bの代わりに、スクリーン本体2の伸縮しない部分を構成するものとして設けてなるものとしてもよい。このような構成とすることで、連結部材と伸縮性を制限するための部材とを一つの部材で構成することとなり、映写用伸縮スクリーン装置を安価で簡易なものとすることが可能となる。
上記映写用伸縮スクリーン装置1A,1B,1Cの他の構成については、上記映写用伸縮スクリーン装置1の構成と同様であり、同一構造については同一の符号を付してその説明を省略する。
なお、上記映写用伸縮スクリーン装置では、スクリーン本体やスクリーン面は略長方形のものとして構成されているが、これに限らず、正方形や円形、楕円などの他の平面的な形状や、立体的な形状として構成されたものであってもよく、表示映像や用途に合わせてその形状を変形することができるものであってもよい。また、貼着部は、磁力によるものに限らず、吸盤、反復着脱可能な両面テープ、挟持部材、又はこれらの類するもの等、種々のものを適宜選択し、又は、併用することができる。さらに、映写用伸縮スクリーン装置は、上述のような設置場所に限らず、貼着手段で設置可能な場所であればどのようば場所でも取り付けることができ、例えば、円柱状の柱や球体等の曲面で構成されたものに巻き付けたり、階段等の凹凸形状に沿うように取り付けたりしてもよい。
1,1A,1B 映写用伸縮スクリーン装置
2,2A,2B スクリーン本体
3 貼着部
4 スクリーン面
5 黒枠部
6 伸縮性を有する縫い目
6a 伸縮性を有する縫い目
6b 伸縮性を有しない縫い目
7 連結部材
B パーテーションボード
L 連結バー
W ホワイトボード

Claims (5)

  1. 設置状態で前方から視聴可能となるスクリーン面を有し、該スクリーン面を含む略全体が伸縮可能なスクリーン本体と、
    該スクリーン本体の周縁部で、少なくとも一部が前記スクリーン本体よりも後方に突出するように設けられた貼着手段とを備え、
    前記貼着手段の接地面に対する固定位置を変更することで、前記スクリーン本体の大きさや形状を自在に変更することができ
    前記スクリーン本体の周縁部の一部が、他の周縁部よりも伸縮し難い、又は伸縮しないものとしてなる映写用伸縮スクリーン装置。
  2. 前記貼着手段が、磁力を有する貼着部をスクリーン本体の周縁部に設けたものとしてなる請求項1記載の映写用伸縮スクリーン装置。
  3. 前記スクリーン本体の周縁部に、伸縮可能な糸で波形状又は稲妻形状の縫い目を形成してなる請求項1又は2記載の映写用伸縮スクリーン装置。
  4. 前記スクリーンの周縁部に、他の映写用伸縮スクリーン装置との連結が可能となる連結手段を設けてなる請求項1乃至の何れか1項記載の映写用伸縮スクリーン装置。
  5. 前記スクリーン本体が、少なくとも一枚の遮光シートを含む、複数のシート体を積層してなる請求項1乃至の何れか1項記載の映写用伸縮スクリーン装置。
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