JP6954385B2 - 無線装置、基地局、端末装置、無線通信システムおよび通信方法 - Google Patents

無線装置、基地局、端末装置、無線通信システムおよび通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線装置、基地局、端末装置、無線通信システムおよび通信方法に関する。
次世代(例えば、5G(第5世代移動体通信))のモバイルネットワークにおいて、基地局はgNB(next generation Node B)と呼ばれ、gNBによって形成されるセルはNR(New Radio) Cellと呼ばれる。それぞれのgNBは、gNB_IDと呼ばれる識別子で識別され、それぞれのセルは、NR Cell Identity(以下、NCIと記載する)と呼ばれる識別子で識別される。gNB_IDは、NCIの上位ビットを構成している(例えば、非特許文献1参照)。
また、次世代のモバイルネットワークにおいて、メッセージ・トラフィックの増大に対応するために基地局における処理の集中と分散が検討されている。基地局における処理の分散としては、例えば、CU(Central Unit)とDU(Distributed Unit)との分離(以下、CU/DU分離と記載する)が検討されている。CU/DU分離では、メッセージの処理をプロトコルの階層でノード毎に分離し、上位プロトコルがCUで処理され、下位プロトコルがDUで処理される。基地局内では、CUとDUとを1対NあるいはN対1の組合せとすることが可能である。
DUは、セルを形成し、セル内の端末装置との間で無線通信を行う。1つのDUが1つのセルを形成する以外にも、1つのDUが複数のセルを形成する場合や、1つのセルが複数のDUによって形成される場合がある。また、下記の非特許文献2には、DUの識別子とNCIとは無関係の値であることが記載されている。
3GPP TS 38.413 V0.5.0(2017-12) R3-173844
ところで、例えばLTE(Long Term Evolution)ベースのハンドオーバ手順を次世代のモバイルネットワークに適用した場合、DUの識別子とNCIとが無関係の値であると、例えば以下のような問題が存在する。
LTEベースのハンドオーバ手順では、まず、端末装置は、ターゲット基地局から送信された無線信号を受信し、受信した無線信号から収集されたターゲット基地局の情報を含むMR(Measurement Report)メッセージを、帰属中のソース基地局へ送信する。ターゲット基地局の情報としては、例えばgNB_IDおよびNCI等が含まれる。ソース基地局は、gNB_IDおよびNCIを含むHO REQUIREDを上位装置へ送信する。上位装置は、HO REQUIREDに含まれているgNB IDに対応するターゲット基地局へ、NCIを含むHO REQUESTを送信する。
ここで、ターゲット基地局は、上位装置から受信したHO REQUESTに基づいて、ハンドオーバの処理を行うセルを特定することができる。しかし、ターゲット基地局が複数のDUを有する場合には、ターゲット基地局のCUは、ハンドオーバの処理を行うセルがいずれのDUによって管理されているのかを特定することが困難である。そのため、ターゲット基地局のCUは、いずれのDUにハンドオーバの処理を実行させるかを判断することが困難である。従って、端末装置がCUと分離されたDUへハンドオーバすることは困難である。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、CU/DU分離された基地局への端末装置のハンドオーバを実現することを目的とする。
本願が開示する無線装置は、1つの態様において、無線制御装置および無線装置を備える基地局に用いられる無線装置であって、無線部と、ハンドオーバ処理部とを有する。無線部は、セル内に自装置を識別する第1の情報を含む無線信号を送信する。ハンドオーバ処理部は、無線制御装置からセルを識別する第2の情報を含むハンドオーバ指示を受信した場合に、無線部を介して、ハンドオーバ指示に含まれる第2の情報に応じてセル内の端末装置との間でハンドオーバに関する処理を実行する。
本願が開示する無線装置、基地局、端末装置、無線通信システムおよび通信方法の1つの態様によれば、CUと分離されたDUを有する基地局への端末装置のハンドオーバを実現することができるという効果を奏する。
図1は、無線通信システムの一例を示す図である。 図2は、UEがハンドオーバする際の無線通信システムの処理の一例を示す図である。 図3は、実施例1におけるCUの一例を示すブロック図である。 図4は、LLSを説明する図である。 図5は、IDテーブルの一例を示す図である。 図6は、実施例1におけるDUの一例を示すブロック図である。 図7は、UEの一例を示すブロック図である。 図8は、実施例1におけるgNBの処理の一例を示す図である。 図9は、HLSを説明する図である。 図10は、実施例2におけるCUの一例を示すブロック図である。 図11は、実施例2におけるDUの一例を示すブロック図である。 図12は、実施例2におけるgNBの処理の一例を示す図である。 図13は、実施例3におけるCUの一例を示すブロック図である。 図14は、実施例3におけるDUの一例を示すブロック図である。 図15は、実施例3におけるgNBの処理の一例を示す図である。 図16は、実施例4におけるCUの一例を示すブロック図である。 図17は、実施例4におけるgNBの処理の一例を示す図である。 図18は、実施例5におけるCUの一例を示すブロック図である。 図19は、実施例5におけるDUの一例を示すブロック図である。 図20は、実施例5におけるgNBの処理の一例を示す図である。 図21は、実施例6におけるDUの一例を示すブロック図である。 図22は、実施例6におけるgNBの処理の一例を示す図である。 図23は、CUのハードウェアの一例を示す図である。 図24は、DUのハードウェアの一例を示す図である。 図25は、UEのハードウェアの一例を示す図である。
以下、本願が開示する無線装置、基地局、端末装置、無線通信システムおよび通信方法の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の実施例により開示の技術が限定されるものではない。また、各実施例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[無線通信システム10]
図1は、無線通信システム10の一例を示す図である。無線通信システム10は、コアネットワーク11と、複数のgNB20−1および20−2と、UE(User Equipment)30とを備える。なお、以下では、複数のgNB20−1および20−2のそれぞれを区別することなく総称する場合にgNB20と記載する。それぞれのgNB20は、コアネットワーク11に接続されており、UE30の無線接続を制御し、UE30とコアネットワーク11との間の通信を中継する。それぞれのgNB20は、基地局の一例であり、UE30は、端末装置の一例である。また、gNB20−1は、第2の基地局の一例であり、gNB20−2は、第1の基地局の一例である。
コアネットワーク11は、AUSF(AUthentication Server Function)12、UDM(Unified Data Management)13、およびAMF(Access and Mobility Management Function)14を有する。また、コアネットワーク11は、SMF(Session Management Function)15、PCF(Policy Control Function)16、AF(Application Function)17、およびUPF(User Plane Function)18を有する。UPF18は、データネットワーク19に接続されている。AMF14およびUPF18は、NGインターフェイスを介して、それぞれのgNB20に接続されている。AMF14およびUPF18は、上位装置の一例である。
それぞれのgNB20は、CU21および複数のDU22−1〜22−nを有する。なお、以下では、複数のDU22−1〜22−nのそれぞれを区別することなく総称する場合にDU22と記載する。CU21とそれぞれのDU22とは、F1インターフェイスを介して接続されている。なお、それぞれのgNB20が有するDU22は、1つであってもよい。また、それぞれのgNB20は、複数のCU21を有していてもよい。
CU21は、AMF14との間で、無線アクセスの上位プロトコルにおけるC−Planeに関する処理を行い、UPF18との間で、無線アクセスの上位プロトコルにおけるU−Planeに関する処理を行う。DU22は、無線アクセスにおける下位プロトコルの処理を行う。また、DU22は、無線信号によりセル23を形成し、セル23内のUE30との間で無線通信を行う。CU21は無線制御装置の一例であり、DU22は無線装置の一例である。
UE30は、セル23において、セル23を管理しているDU22と無線通信を行う。UE30は、例えば図1の矢印に示されるように、gNB20−1のDU22が管理するセル23内から、gNB20−2のDU22が管理するセル23内に移動した場合、gNB20−1からgNB20−2へハンドオーバを行う。なお、以下では、ハンドオーバをHOと記載する場合がある。
[HO時の無線通信システム10の処理]
図2は、UE30がハンドオーバする際の無線通信システム10の処理の一例を示す図である。図2では、gNB20−1に帰属しているUE30が、gNB20−2にハンドオーバする際の処理が示されている。なお、帰属しているとは、例えば、UE30とgNB20との間で、少なくともC−Planeの無線ベアラが確立されている状態を意味する。また、図2では、それぞれのgNB20において、gNB20が有する複数のDU22の中の1つのDU22が図示されている。
それぞれのgNB20のDU22は、DU22の識別子であるDU_IDおよびNCIを含む無線信号をセル23内に送信している(S100、S101)。DU_IDは、第1の情報の一例であり、NCIは、第2の情報の一例である。UE30は、gNB20−2から送信された無線信号を受信した場合、受信された無線信号の受信電力およびNCIを含むMRメッセージをgNB20−1へ送信する(S102)。
gNB20−1のDU22は、UE30から受信したMRメッセージをCU21へ転送する(S103)。gNB20−1のCU21は、UE30から送信されたMRメッセージに含まれる受信電力がHOの条件を満たすか否かを判定する。HOの条件が満たされた場合、CU21は、UE30のHOを決定する(S104)。そして、CU21は、HO先となるターゲットgNBのDU_IDを要求するID要求メッセージをDU22へ送信する(S105)。DU22は、CU21から送信されたID要求メッセージをUE30へ無線送信する(S106)。
UE30は、gNB20−1のDU22から送信されたID要求メッセージを受信する。そして、UE30は、gNB20−2から送信された無線信号を受信し(S107)、受信した無線信号からDU_IDを取得する(S108)。そして、UE30は、DU_IDをさらに含むMRメッセージをgNB20−1へ送信する(S109)。
gNB20−1のDU22は、UE30から受信したMRメッセージをCU21へ転送する(S110)。CU21は、UE30から送信されたMRメッセージからDU_IDおよびNCI等を取得する。そして、CU21は、NCIからターゲットgNBのgNB_IDを抽出する。そして、CU21は、gNB_ID、NCI、およびDU_IDを含むHO REQUIREDメッセージを生成する。そして、CU21は、HO REQUIREDメッセージを、NGインターフェイスを介してAMF14へ送信する(S111)。HO REQUIREDは、ハンドオーバ要求メッセージの一例である。
AMF14は、HO REQUIREDメッセージを受信した場合、HO REQUIREDメッセージからgNB_ID、NCI、およびDU_ID等を取得する。そして、AMF14は、NCIおよびDU_IDを含むHO REQUESTメッセージを生成する。そして、AMF14は、HO REQUESTメッセージを、NGインターフェイスを介して、HO REQUIREDメッセージから取得されたgNB_IDに対応するgNB20−2へ送信する(S112)。
gNB20−2のCU21は、HO REQUESTメッセージを受信した場合、HO REQUESTメッセージからNCIおよびDU_ID等を取得する。そして、CU21は、NCIを含むHO指示を生成する。そして、CU21は、DU_IDに対応するDU22を、HO指示の送信先として選択する(S113)。そして、CU21は、選択されたDU22へ、HO指示を送信する(S114)。以降、AMF14、それぞれのgNB20、およびUE30によって、HOに関する残りの処理が実行される(S115)。HOに関する残りの処理は、従来のHOにおける処理と同様であるため、詳細な説明を省略する。これにより、UE30は、CU21と分離されたDU22へのハンドオーバを実現することができる。
[CU21]
図3は、実施例1におけるCU21の一例を示すブロック図である。CU21は、NGインターフェイス部210、上位レイヤ処理部211、IDテーブル保持部212、HO指示部213、下位レイヤ処理部214、ID管理部215、HO制御部216、およびF1インターフェイス部217を有する。
本実施例において、gNB20において処理されるプロトコルの階層は、LLS(Low Layer Split)により2つに分けられ、上位のプロトコルがCU21によって処理され、下位のプロトコルがDU22によって処理される。図4は、LLSを説明する図である。本実施例において、CU21は、RRCレイヤ、PDCPレイヤ、RLCレイヤ、およびMACレイヤを処理する。また、DU22は、PHYレイヤを処理する。RRCは、Radio Resource Controlの略であり、PDCPは、Packet Data Convergence Protocolの略であり、RLCは、Radio Link Controlの略であり、MACは、Media Access Controlの略であり、PHYは、PHYsicalの略である。RRCレイヤは、無線制御レイヤの一例である。
NGインターフェイス部210は、AMF14およびUPF18との間でNGインターフェイスを確立し、NGインターフェイスを介してAMF14およびUPF18と通信を行う。F1インターフェイス部217は、それぞれのDU22との間でF1インターフェイスを確立し、F1インターフェイスを介してそれぞれのDU22と通信を行う。
ID管理部215は、DU22毎に、F1インターフェイス部217によってそれぞれのDU22との間でF1インターフェイスが確立された場合に、DU22に対してDU_IDを発行する。そして、ID管理部215は、発行されたDU_IDを、DU22へアクセスするための情報に対応付けて、IDテーブル保持部212内のIDテーブル2120に登録する。
IDテーブル保持部212は、例えは図5に示されるようなIDテーブル2120を保持する。図5は、IDテーブル2120の一例を示す図である。IDテーブル2120には、DU_IDに対応付けて、当該DU_IDで特定されるDU22にアクセスするためのアクセス情報が格納される。アクセス情報は、例えば、CU21とそれぞれのDU22とを接続するネットワーク内のアドレスである。
上位レイヤ処理部211は、DU22毎に、DU22に固有のDU_IDをIDテーブル保持部212内のIDテーブル2120から取得する。そして、上位レイヤ処理部211は、DU22毎に、DU_IDが設定された上位レイヤの信号を生成する。本実施例において、上位レイヤとは、例えばRRCレイヤである。上位レイヤ処理部211は、DU22毎に、生成された上位レイヤの信号を下位レイヤ処理部214へ出力する。
下位レイヤ処理部214は、DU22毎に、上位レイヤ処理部211から出力された上位レイヤの信号に対して、下位レイヤの処理を実行する。本実施例において、下位レイヤとは、例えばPDCPレイヤ、RLCレイヤ、およびMACレイヤである。下位レイヤ処理部214は、DU22毎に、MACレイヤの処理が行われた信号をF1インターフェイス部217へ出力する。F1インターフェイス部217は、下位レイヤ処理部214から出力された信号を、対応するDU22へ送信する。
HO制御部216は、F1インターフェイス部217を介して、DU22からMRメッセージを受信した場合、MRメッセージに含まれる受信電力に基づいてHOの条件が満たされたか否かを判定する。HOの条件が満たされた場合、HO制御部216は、UE30のHOを決定する。そして、HO制御部216は、HO先となるターゲットgNBのDU_IDを要求するID要求メッセージを生成する。そして、HO制御部216は、生成されたID要求メッセージを、F1インターフェイス部217を介して、MRメッセージの送信元のDU22へ送信する。
また、HO制御部216は、F1インターフェイス部217を介して、DU22からDU_IDを含むMRメッセージを受信した場合、MRメッセージからDU_IDおよびNCI等を取得する。そして、HO制御部216は、NCIからターゲットgNBのgNB_IDを抽出する。そして、HO制御部216は、gNB_ID、NCI、およびDU_IDを含むHO REQUIREDメッセージを生成する。そして、HO制御部216は、生成されたHO REQUIREDメッセージを、NGインターフェイス部210を介してAMF14へ送信する。
HO指示部213は、NGインターフェイス部210を介して、AMF14からHO REQUESTメッセージを受信した場合、HO REQUESTメッセージからNCIおよびDU_ID等を取得する。そして、HO指示部213は、NCIを含むHO指示を生成する。そして、HO指示部213は、IDテーブル保持部212内のIDテーブル保持部212を参照して、DU_IDに対応するアクセス情報に対応するDU22を、HO指示の送信先として選択する。そして、HO指示部213は、F1インターフェイス部217を介して、選択されたDU22へHO指示を送信する。
[DU22]
図6は、実施例1におけるDU22の一例を示すブロック図である。DU22は、F1インターフェイス部220、HO処理部221、無線部222、およびアンテナ223を有する。F1インターフェイス部220は、CU21との間でF1インターフェイスを確立し、F1インターフェイスを介してCU21と通信を行う。F1インターフェイス部220は、信号受信部の一例である。
無線部222は、アンテナ223を介して無線信号を送信することにより、無線信号が到達する範囲にセル23を形成する。また、無線部222は、F1インターフェイス部220を介して、CU21から受信した信号に対してPHYレイヤの処理を実行する。そして、無線部222は、PHYレイヤの処理が実行された信号を、アンテナ223を介してセル23内に送信する。また、無線部222は、アンテナ223を介してセル23内のUE30から受信した無線信号に対して、PHYレイヤの処理を実行する。そして、無線部222は、PHYレイヤの処理が実行された信号を、F1インターフェイス部220を介してCU21へ送信する。
HO処理部221は、F1インターフェイス部220を介して、CU21からHO指示を受信した場合、無線部222およびアンテナ223を介して、HO指示に含まれるNCIで特定されるセル23内のUE30との間でハンドオーバに関する処理を実行する。例えば、HO処理部221は、図2のステップS115に示された処理を実行する。具体的には、ハンドオーバ対象のUE30からの信号を待ち受ける処理、当該UE30へハンドオーバに関するメッセージを送信する処理等を行う。
[UE30]
図7は、UE30の一例を示すブロック図である。UE30は、HO処理部31、無線部32、およびアンテナ33を有する。
無線部32は、DU22から送信された無線信号を受信し、受信した無線信号に対して、ダウンコンバートや復号等の処理を行う。DU22から送信された無線信号には、DU22のDU_IDが含まれている。そして、無線部32は、処理後の信号をHO処理部31へ出力する。また、無線部32は、HO処理部31から出力された信号に対して、符号化やアップコンバート等の処理を行う。そして、無線部32は、処理後の信号を、アンテナ33を介してDU22へ送信する。無線部32は、送信部および受信部の一例である。
HO処理部31は、無線部32によって受信された信号に基づいて、周囲のDU22から送信された無線信号の受信電力を測定する。また、HO処理部31は、無線部32によって受信された信号から周囲のDU22のNCI等を取得する。そして、HO処理部31は、受信電力およびNCIを含むMRメッセージを生成し、生成されたMRメッセージを無線部32へ出力する。MRメッセージは、無線部32によって無線信号に変換され、アンテナ33を介して帰属中のDU22へ送信される。
また、HO処理部31は、無線部32によって受信された信号がID要求である場合、無線部32によって受信された信号から周囲のDU22のDU_IDをさらに取得する。そして、HO処理部31は、DU_IDをさらに含むMRメッセージを生成て、生成されたMRメッセージを無線部32へ出力する。DU_IDをさらに含むMRメッセージは、無線部32によって無線信号に変換され、アンテナ33を介して帰属中のDU22へ送信される。
[gNB20の処理]
図8は、実施例1におけるgNB20の処理の一例を示す図である。図8では、gNB20の処理のうち、主に、DU_IDを含む無線信号を送信する際の処理について示されている。なお、図8では、gNB20内の複数のDU22のうち、1つのDU22についての処理が示されているが、gNB20内の他のDU22の処理についても同様である。
まず、CU21のF1インターフェイス部217とDU22のF1インターフェイス部220とは、F1インターフェイスを確立するための処理を実行する(S200)。これにより、CU21とDU22とは、F1インターフェイスを介して通信が可能となる。そして、CU21のID管理部215は、DU22に対してDU_IDを発行し、発行されたDU_IDを、DU22へアクセスするためのアクセス情報に対応付けてIDテーブル保持部212内のIDテーブル2120に登録する(S201)。
次に、セル23内に無線信号を送信する場合、CU21の上位レイヤ処理部211は、RRCレイヤの信号であるRRC信号を生成する(S202)。また、上位レイヤ処理部211は、RRC信号の送信先のDU22に固有のDU_IDをIDテーブル保持部212内のIDテーブル2120から取得する。そして、上位レイヤ処理部211は、DU_IDを含むRRC信号である固有RRC信号を生成する(S203)。そして、上位レイヤ処理部211は、生成されたRRC信号および固有RRC信号を下位レイヤ処理部214へ出力する。
次に、CU21の下位レイヤ処理部214は、上位レイヤ処理部211から出力されたRRC信号および固有RRC信号に対して、PDCPレイヤの処理を実行する(S204)。PDCPレイヤでは、秘匿、正当性確認、順序整列、およびヘッダ圧縮等の処理が行われる。
次に、下位レイヤ処理部214は、PDCPレイヤの処理が行われた信号に対して、RLCレイヤの処理を実行する(S205)。RLCレイヤでは、再送制御等の処理が行われる。
次に、下位レイヤ処理部214は、RLCレイヤの処理が行われた信号に対して、MACレイヤの処理を実行する(S206)。MACレイヤでは、無線リソースへのデータのマッピング等の処理が行われる。そして、下位レイヤ処理部214は、MACレイヤの処理が行われた信号を、F1インターフェイス部217へ出力する。F1インターフェイス部217は、下位レイヤ処理部214から出力された信号を、F1インターフェイスを介して、DU_IDに対応するDU22へ送信する(S207)。
DU22のF1インターフェイス部220は、CU21から受信した信号を無線部222へ出力する。無線部222は、CU21から送信された信号に対して、PHYレイヤの処理を実行する(S208)。PHYレイヤレイヤでは、符号化や変調等の処理が行われる。そして、無線部222は、PHYレイヤの処理が行われた信号を、無線信号としてアンテナ223から送信する(S209)。
[実施例1の効果]
以上、実施例1について説明した。上記したように、本実施例の無線通信システム10は、gNB20とUE30とを備える。gNB20は、CU21とDU22とを有する。DU22は、HO処理部221および無線部222を有する。無線部222は、DU22が管理するセル23内にDU_IDを含む信号を無線送信する。HO処理部221は、CU21からNCIを含むHO指示を受信した場合に、無線部222を介して、HO指示に含まれるNCIに応じてセル23内のUE30との間でハンドオーバに関する処理を実行する。CU21は、HO指示部213を有する。HO指示部213は、AMF14からNCIおよびDU_IDを含むHO REQUIREDを受信した場合、HO REQUIREDに含まれるDU_IDで識別されるDU22に、HO REQUIREDに含まれるNCIを含むHO指示を送信する。UE30は、HO処理部31および無線部32を有する。無線部32は、gNB20から送信された無線信号を受信する。HO処理部31は、無線部32によって受信された無線信号からDU_IDを取得する。また、無線部32は、DU_IDを含む周囲のgNB20に関する情報を、他のgNB20へ送信する。これにより、UE30は、CU21と分離されたDU22を有するgNB20へのハンドオーバを実現することができる。
また、本実施例のDU22は、CU21によって生成された、DU_IDが設定されたRRCレイヤの信号を含む信号を受信するF1インターフェイス部220をさらに有する。無線部222は、F1インターフェイス部220によって受信された信号に基づく無線信号を送信する。これにより、DU22は、DU_IDを含む無線信号を送信することができる。
上記した実施例1では、gNB20で処理されるプロトコルの階層が、LLSにより2つに分けられた。これに対し、本実施例2では、gNB20で処理されるプロトコルの階層が、HLS(High Layer Split)により2つに分けられる。図9は、HLSを説明する図である。本実施例において、CU21は、RRCレイヤおよびPDCPレイヤを処理し、DU22は、RLCレイヤ、MACレイヤ、およびPHYレイヤを処理する。
[CU21]
図10は、実施例2におけるCU21の一例を示すブロック図である。CU21は、NGインターフェイス部210、上位レイヤ処理部211、IDテーブル保持部212、HO指示部213、ID管理部215、HO制御部216、およびF1インターフェイス部217を有する。なお、図10において、図3と同じ符号が付されたブロックは、以下に説明する点を除き、図3において説明されたブロックと同様であるため、説明を省略する。
上位レイヤ処理部211は、DU22毎に、RRC信号および固有RRC信号を生成し、RRC信号および固有RRCに対して、PDCPレイヤの処理を実行する。そして、上位レイヤ処理部211は、PDCPレイヤの処理が実行された信号をF1インターフェイス部217へ出力する。F1インターフェイス部217は、上位レイヤ処理部211から出力された信号を、対応するDU22へ送信する。
[DU22]
図11は、実施例2におけるDU22の一例を示すブロック図である。DU22は、F1インターフェイス部220、HO処理部221、無線部222、アンテナ223、および下位レイヤ処理部224を有する。なお、図11において、図6と同じ符号が付されたブロックは、以下に説明する点を除き、図6において説明されたブロックと同様であるため、説明を省略する。
F1インターフェイス部220は、CU21から受信した、PDCPレイヤの処理が行われた信号を下位レイヤ処理部224へ出力する。PDCPレイヤの処理が行われた信号は、無線制御レイヤの信号にDU_IDが設定された信号の一例である。下位レイヤ処理部224は、F1インターフェイス部220を介してCU21から受信した信号に対して、下位レイヤの処理を実行する。本実施例において、下位レイヤとは、例えばRLCレイヤおよびMACレイヤである。下位レイヤ処理部224は、MACレイヤの処理が行われた信号を無線部222へ出力する。無線部222は、下位レイヤ処理部224から出力された信号に対してPHYレイヤの処理を実行する。そして、無線部222は、PHYレイヤの処理が実行された信号を、アンテナ223を介してセル23内に送信する。
[gNB20の処理]
図12は、実施例2におけるgNB20の処理の一例を示す図である。図12では、gNB20の処理のうち、主に、DU_IDを含む無線信号を送信する際の処理について示されている。なお、図12において、図8と同じ符号が付された処理は、以下に説明する点を除き、図8において説明された処理と同様であるため、説明を省略する。
CU21の上位レイヤ処理部211は、RRC信号および固有RRC信号を生成する(S202、S203)。そして、上位レイヤ処理部211は、RRC信号および固有RRC信号に対して、PDCPレイヤの処理を実行する(S204)。そして、上位レイヤ処理部211は、PDCPレイヤの処理が実行された信号をF1インターフェイス部217へ出力する。F1インターフェイス部217は、上位レイヤ処理部211から出力された信号を、F1インターフェイスを介して、DU_IDに対応するDU22へ送信する(S220)。
DU22のF1インターフェイス部220は、CU21から受信した、PDCPレイヤの処理が行われた信号を下位レイヤ処理部224へ出力する。下位レイヤ処理部224は、PDCPレイヤの処理が行われた信号に対して、RLCレイヤの処理を実行する(S221)。そして、下位レイヤ処理部224は、RLCレイヤの処理が行われた信号に対して、MACレイヤの処理を実行する(S222)。そして、下位レイヤ処理部224は、MACレイヤの処理が実行された信号を無線部222へ出力する。以降、図8に示された処理と同様の処理が実行される。
[実施例2の効果]
以上、実施例2について説明した。上記したように、本実施例のF1インターフェイス部220は、CU21によって生成された、DU_IDが設定されたRRCレイヤの信号を含む信号を受信する。また、下位レイヤ処理部224は、F1インターフェイス部220によって受信された信号に対して、RRCレイヤよりも下位のレイヤの処理を実行する。また、無線部222は、下位レイヤ処理部224によって処理された信号に基づく無線信号を送信する。これにより、DU22は、DU_IDを含む無線信号を送信することができる。
上記した実施例1では、DU_IDが設定された上位レイヤの信号がCU21によって生成された。これに対し、本実施例3では、DU_IDが設定された上位レイヤの信号がDU22によって生成される。なお、本実施例3では、gNB20で処理されるプロトコルの階層が、HLSにより2つに分けられる。
[CU21]
図13は、実施例3におけるCU21の一例を示すブロック図である。CU21は、NGインターフェイス部210、上位レイヤ処理部211、IDテーブル保持部212、HO指示部213、ID管理部215、HO制御部216、およびF1インターフェイス部217を有する。なお、図13において、図3と同じ符号が付されたブロックは、以下に説明する点を除き、図3において説明されたブロックと同様であるため、説明を省略する。
ID管理部215は、DU22毎に、F1インターフェイス部217によってそれぞれのDU22との間でF1インターフェイスが確立された場合に、DU22に対してDU_IDを発行する。そして、ID管理部215は、発行されたDU_IDを、DU22へアクセスするための情報に対応付けて、IDテーブル保持部212内のIDテーブル2120に登録する。また、ID管理部215は、発行されたDU_IDを、F1インターフェイス部217を介して、対応するDU22へ通知する。
上位レイヤ処理部211は、DU22毎に、RRC信号を生成し、RRC信号に対して、PDCPレイヤの処理を実行する。上位レイヤ処理部211によってPDCPレイヤの処理が実行された信号は、第1の信号の一例である。そして、上位レイヤ処理部211は、PDCPレイヤの処理が実行された信号をF1インターフェイス部217へ出力する。F1インターフェイス部217は、上位レイヤ処理部211から出力された信号を、対応するDU22へ送信する。
[DU22]
図14は、実施例3におけるDU22の一例を示すブロック図である。DU22は、F1インターフェイス部220、HO処理部221、無線部222、アンテナ223、下位レイヤ処理部224、ID管理部225、および上位レイヤ処理部226を有する。なお、図14において、図11と同じ符号が付されたブロックは、以下に説明する点を除き、図11において説明されたブロックと同様であるため、説明を省略する。
F1インターフェイス部220は、CU21から通知されたDU_IDをID管理部225へ出力する。ID管理部225は、F1インターフェイス部220から出力されたDU_IDを保持する。そして、ID管理部225は、DU_IDを上位レイヤ処理部226へ出力する。上位レイヤ処理部226は、ID管理部225から出力されたDU_IDが設定された固有RRC信号を生成する。そして、上位レイヤ処理部226は、固有RRC信号に対して、PDCPレイヤの処理を実行する。そして、上位レイヤ処理部226は、PDCPレイヤの処理が実行された信号を、下位レイヤ処理部224へ出力する。上位レイヤ処理部226は、生成部の一例である。また、上位レイヤ処理部226によってPDCPレイヤの処理が実行された信号は、第2の信号の一例である。
下位レイヤ処理部224は、F1インターフェイス部220を介して、CU21によってPDCPレイヤの処理が実行された信号を受信し、上位レイヤ処理部226によってPDCPレイヤの処理が実行された信号を受信する。そして、下位レイヤ処理部224は、受信した信号に対して、下位レイヤの処理を実行する。本実施例において、下位レイヤとは、例えばRLCレイヤおよびMACレイヤである。下位レイヤ処理部224は、MACレイヤの処理が行われた信号を無線部222へ出力する。
[gNB20の処理]
図15は、実施例3におけるgNB20の処理の一例を示す図である。図15では、gNB20の処理のうち、主に、DU_IDを含む無線信号を送信する際の処理について示されている。なお、図15において、図8と同じ符号が付された処理は、以下に説明する点を除き、図8において説明された処理と同様であるため、説明を省略する。
CU21のID管理部215は、ステップS200においてF1インターフェイスが確立された場合、DU22に対して発行されたDU_IDを、F1インターフェイス部217を介してDU22へ通知する(S240)。DU22のF1インターフェイス部220は、CU21から通知されたDU_IDをID管理部225へ出力する。ID管理部225は、F1インターフェイス部220から出力されたDU_IDを保持する(S241)。そして、ID管理部225は、DU_IDを上位レイヤ処理部226へ出力する。
CU21の上位レイヤ処理部211は、RRC信号を生成し(S202)、RRC信号に対して、PDCPレイヤの処理を実行する(S204)。そして、上位レイヤ処理部211は、PDCPレイヤの処理が実行された信号をF1インターフェイス部217へ出力する。F1インターフェイス部217は、上位レイヤ処理部211から出力された信号を、F1インターフェイスを介して、DU_IDに対応するDU22へ送信する(S242)。
DU22の上位レイヤ処理部226は、ID管理部225から出力されたDU_IDが設定された固有RRC信号を生成する(S243)。そして、上位レイヤ処理部226は、固有RRC信号に対して、PDCPレイヤの処理を実行する(S244)。そして、上位レイヤ処理部226は、PDCPレイヤの処理が実行された信号を、下位レイヤ処理部224へ出力する。
下位レイヤ処理部224は、F1インターフェイス部220を介して、CU21によってPDCPレイヤの処理が実行された信号を受信し、上位レイヤ処理部226によってPDCPレイヤの処理が実行された信号を受信する。そして、下位レイヤ処理部224は、受信した信号に対して、RLCレイヤの処理を実行する(S245)。そして、下位レイヤ処理部224は、RLCレイヤの処理が実行された信号に対して、MACレイヤの処理を実行する(S246)。そして、下位レイヤ処理部224は、MACレイヤの処理が実行された信号を無線部222へ出力する。以降、図8に示された処理と同様の処理が実行される。
[実施例3の効果]
以上、実施例3について説明した。上記したように、本実施例のF1インターフェイス部220は、CU21によって生成されたRRCレイヤの信号を含む第1の信号を受信する。上位レイヤ処理部226は、DU_IDが設定された固有RRC信号を含む第2の信号を生成する。下位レイヤ処理部224は、第1の信号と第2の信号とに対して、RRCレイヤよりも下位のレイヤの処理を実行する。無線部222は、下位レイヤ処理部224によって処理された信号に基づく無線信号を送信する。これにより、DU22は、DU_IDを含む無線信号を送信することができる。
上記した実施例1から3では、RRC信号にDU_IDが設定されたが、本実施例4では、MACレイヤの信号にDU_IDが設定される。なお、本実施例では、gNB20で処理されるプロトコルの階層が、LLSにより2つに分けられ、CU21およびDU22においてそれぞれ処理される。
[CU21]
図16は、実施例4におけるCU21の一例を示すブロック図である。CU21は、NGインターフェイス部210、上位レイヤ処理部211、IDテーブル保持部212、HO指示部213、下位レイヤ処理部214、ID管理部215、HO制御部216、およびF1インターフェイス部217を有する。なお、図16において、図3と同じ符号が付されたブロックは、以下に説明する点を除き、図3において説明されたブロックと同様であるため、説明を省略する。
上位レイヤ処理部211は、DU22毎に、RRC信号を生成し、RRC信号を下位レイヤ処理部214へ出力する。下位レイヤ処理部214は、上位レイヤ処理部211から出力されたRRC信号に対して、PDCPレイヤ、RLCレイヤ、およびMACレイヤの処理を行う。そして、下位レイヤ処理部214は、DU22毎に、DU22に固有のDU_IDをIDテーブル保持部212内のIDテーブル2120から取得する。そして、下位レイヤ処理部214は、MACレイヤの処理が実行された信号に、DU_IDを設定する。本実施例において、下位レイヤ処理部214は、MACレイヤの処理が実行された信号に含まれるMAC_CE(Control Element)に、DU_IDを設定する。そして、下位レイヤ処理部214は、DU_IDが設定された信号をF1インターフェイス部217へ出力する。F1インターフェイス部217は、下位レイヤ処理部214から出力された信号を、対応するDU22へ送信する。
DU22については、図6を用いて説明された実施例1のDU22と同様であるため、詳細な説明を省略する。
[gNB20の処理]
図17は、実施例4におけるgNB20の処理の一例を示す図である。図17では、gNB20の処理のうち、主に、DU_IDを含む無線信号を送信する際の処理について示されている。なお、図17において、図8と同じ符号が付された処理は、以下に説明する点を除き、図8において説明された処理と同様であるため、説明を省略する。
CU21の上位レイヤ処理部211は、RRC信号を生成し(S202)、RRC信号を下位レイヤ処理部214へ出力する。下位レイヤ処理部214は、RRC信号に対して、PDCPレイヤの処理(S204)、RLCレイヤの処理(S205)、およびMACレイヤの処理(S206)をそれぞれ実行する。
次に、下位レイヤ処理部214は、DU22に固有のDU_IDをIDテーブル保持部212内のIDテーブル2120から取得する。そして、下位レイヤ処理部214は、MACレイヤの処理が実行された信号に含まれるMAC_CEに、DU_IDを設定する(S250)。そして、下位レイヤ処理部214は、DU_IDが設定された信号をF1インターフェイス部217へ出力する。F1インターフェイス部217は、下位レイヤ処理部214から出力された信号を、対応するDU22へ送信する(S207)。以降、図8に示された処理と同様の処理が実行される。
[実施例4の効果]
以上、実施例4について説明した。上記したように、本実施例のF1インターフェイス部220は、CU21によって生成された、DU_IDを含むMACレイヤの信号を受信する。無線部222は、F1インターフェイス部220によって受信されたMACレイヤの信号に基づく無線信号を送信する。これにより、DU22は、DU_IDを含む無線信号を送信することができる。
上記した実施例4では、CU21がMACレイヤの信号にDU_IDを設定したが、本実施例5では、DU22がMACレイヤの信号にDU_IDを設定する。なお、本実施例では、gNB20で処理されるプロトコルの階層が、LLSにより2つに分けられる。
[CU21]
図18は、実施例5におけるCU21の一例を示すブロック図である。CU21は、NGインターフェイス部210、上位レイヤ処理部211、IDテーブル保持部212、HO指示部213、下位レイヤ処理部214、ID管理部215、HO制御部216、およびF1インターフェイス部217を有する。なお、図18において、図3と同じ符号が付されたブロックは、以下に説明する点を除き、図3において説明されたブロックと同様であるため、説明を省略する。
上位レイヤ処理部211は、DU22毎に、RRC信号を生成し、RRC信号を下位レイヤ処理部214へ出力する。下位レイヤ処理部214は、上位レイヤ処理部211から出力されたRRC信号に対して、PDCPレイヤ、RLCレイヤ、およびMACレイヤの処理を行う。そして、下位レイヤ処理部214は、MACレイヤの処理が実行された信号をF1インターフェイス部217へ出力する。F1インターフェイス部217は、下位レイヤ処理部214から出力された信号を、対応するDU22へ送信する。
[DU22]
図19は、実施例5におけるDU22の一例を示すブロック図である。DU22は、F1インターフェイス部220、HO処理部221、無線部222、アンテナ223、ID管理部225、および設定部227を有する。なお、図19において、図6と同じ符号が付されたブロックは、以下に説明する点を除き、図6において説明されたブロックと同様であるため、説明を省略する。
F1インターフェイス部220は、CU21から通知されたDU_IDをID管理部225へ出力する。また、F1インターフェイス部220は、CU21から受信した、MACレイヤの処理が実行された信号を設定部227へ出力する。ID管理部225は、F1インターフェイス部220から出力されたDU_IDを保持する。そして、ID管理部225は、DU_IDを設定部227へ出力する。
設定部227は、F1インターフェイス部220から出力された信号に、ID管理部225から出力されたDU_IDを設定する。本実施例において、設定部227は、MACレイヤの処理が実行された信号に含まれるMAC_CEに、DU_IDを設定する。そして、設定部227は、DU_IDが設定された信号を無線部222へ出力する。
[gNB20の処理]
図20は、実施例5におけるgNB20の処理の一例を示す図である。図20では、gNB20の処理のうち、主に、DU_IDを含む無線信号を送信する際の処理について示されている。なお、図20において、図8と同じ符号が付された処理は、以下に説明する点を除き、図8において説明された処理と同様であるため、説明を省略する。
CU21のID管理部215は、ステップS200においてF1インターフェイスが確立された場合、DU22に対して発行されたDU_IDを、F1インターフェイス部217を介してDU22へ通知する(S260)。DU22のF1インターフェイス部220は、CU21から通知されたDU_IDをID管理部225へ出力する。ID管理部225は、F1インターフェイス部220から出力されたDU_IDを保持する(S261)。そして、ID管理部225は、DU_IDを設定部227へ出力する。
CU21の上位レイヤ処理部211は、RRC信号を生成し(S202)、RRC信号を下位レイヤ処理部214へ出力する。下位レイヤ処理部214は、RRC信号に対して、PDCPレイヤの処理(S204)、RLCレイヤの処理(S205)、およびMACレイヤの処理(S206)をそれぞれ実行する。そして、下位レイヤ処理部214は、MACレイヤの処理が実行された信号をF1インターフェイス部217へ出力する。F1インターフェイス部217は、下位レイヤ処理部214から出力された信号を、対応するDU22へ送信する(S207)。
次に、DU22のF1インターフェイス部220は、CU21から受信した、MACレイヤの処理が実行された信号を設定部227へ出力する。設定部227は、F1インターフェイス部220から出力された信号に、ID管理部225から出力されたDU_IDを設定する。具体的には、設定部227は、CU21によってMACレイヤの処理が実行された信号に含まれるMAC_CEに、ID管理部225から出力されたDU_IDを設定する(S262)。そして、設定部227は、DU_IDが設定された信号を無線部222へ出力する。以降、図8に示された処理と同様の処理が実行される。
[実施例5の効果]
以上、実施例5について説明した。上記したように、本実施例のF1インターフェイス部220は、CU21によって生成されたMACレイヤの信号を受信する。設定部227は、F1インターフェイス部220によって受信されたMACレイヤの信号に、DU_IDを設定する。無線部222は、設定部227によってDU_IDが設定されたMACレイヤの信号に基づく無線信号を送信する。これにより、DU22は、DU_IDを含む無線信号を送信することができる。
上記した実施例4では、gNB20で処理されるプロトコルの階層が、LLSにより2つに分けられる。これに対し、本実施例6では、gNB20で処理されるプロトコルの階層が、HLSにより2つに分けられ。即ち、DU22において、MACレイヤの信号にDU_IDが設定される。
[CU21]
本実施例におけるCU21の構成は、図13を用いて説明された実施例3のCU21と同様であるため、図13を参照して説明する。ID管理部215は、DU22毎に、F1インターフェイス部217によってそれぞれのDU22との間でF1インターフェイスが確立された場合に、DU22に対してDU_IDを発行する。そして、ID管理部215は、発行されたDU_IDを、DU22へアクセスするための情報に対応付けて、IDテーブル保持部212内のIDテーブル2120に登録する。また、ID管理部215は、発行されたDU_IDを、F1インターフェイス部217を介して、対応するDU22へ通知する。
上位レイヤ処理部211は、RRC信号を生成し、RRC信号に対して、PDCPレイヤの処理を実行する。そして、上位レイヤ処理部211は、PDCPレイヤの処理が実行された信号をF1インターフェイス部217へ出力する。F1インターフェイス部217は、上位レイヤ処理部211から出力された信号をDU22へ送信する。
[DU22]
図21は、実施例6におけるDU22の一例を示すブロック図である。DU22は、F1インターフェイス部220、HO処理部221、無線部222、アンテナ223、下位レイヤ処理部224、およびID管理部225を有する。なお、図21において、図6と同じ符号が付されたブロックは、以下に説明する点を除き、図6において説明されたブロックと同様であるため、説明を省略する。
F1インターフェイス部220は、CU21から通知されたDU_IDをID管理部225へ出力する。また、F1インターフェイス部220は、CU21から受信した、PDCPレイヤの処理が実行された信号を下位レイヤ処理部224へ出力する。ID管理部225は、F1インターフェイス部220から出力されたDU_IDを保持する。そして、ID管理部225は、DU_IDを下位レイヤ処理部224へ出力する。
下位レイヤ処理部224は、F1インターフェイス部220を介してCU21から受信した信号に対して、RLCレイヤおよびMACレイヤの処理を実行する。そして、下位レイヤ処理部224は、MACレイヤの処理が行われた信号に、ID管理部225から出力されたDU_IDを設定する。本実施例において、下位レイヤ処理部224は、MACレイヤの処理が実行された信号に含まれるMAC_CEに、DU_IDを設定する。そして、下位レイヤ処理部224は、DU_IDが設定された信号を無線部222へ出力する。本実施例における下位レイヤ処理部224は、設定部の一例である。無線部222は、下位レイヤ処理部224から出力された信号に対してPHYレイヤの処理を実行する。そして、無線部222は、PHYレイヤの処理が実行された信号を、アンテナ223を介してセル23内に送信する。
[gNB20の処理]
図22は、実施例6におけるgNB20の処理の一例を示す図である。図22では、gNB20の処理のうち、主に、DU_IDを含む無線信号を送信する際の処理について示されている。なお、図22において、図8と同じ符号が付された処理は、以下に説明する点を除き、図8において説明された処理と同様であるため、説明を省略する。
CU21のID管理部215は、ステップS200においてF1インターフェイスが確立された場合、DU22に対して発行されたDU_IDを、F1インターフェイス部217を介してDU22へ通知する(S270)。DU22のF1インターフェイス部220は、CU21から通知されたDU_IDをID管理部225へ出力する。ID管理部225は、F1インターフェイス部220から出力されたDU_IDを保持する(S271)。そして、ID管理部225は、DU_IDを下位レイヤ処理部224へ出力する。
また、CU21の上位レイヤ処理部211は、RRC信号を生成し(S202)、RRC信号に対して、PDCPレイヤの処理を実行する(S204)。そして、上位レイヤ処理部211は、PDCPレイヤの処理が実行された信号をF1インターフェイス部217へ出力する。F1インターフェイス部217は、上位レイヤ処理部211から出力された信号を、F1インターフェイスを介して、DU_IDに対応するDU22へ送信する(S207)。
DU22のgNB20は、PDCPレイヤの処理が実行された信号をCU21から受信し、受信した信号を、下位レイヤ処理部224へ出力する。下位レイヤ処理部224は、PDCPレイヤの処理が実行された信号に対して、RLCレイヤの処理を実行する(S272)。そして、下位レイヤ処理部224は、RLCレイヤの処理が実行された信号に対して、MACレイヤの処理を実行する(S273)。そして、下位レイヤ処理部224は、MACレイヤの処理が実行された信号に含まれるMAC_CEに、DU_IDを設定する(S274)。そして、下位レイヤ処理部224は、DU_IDが設定された信号を無線部222へ出力する。以降、図8に示された処理と同様の処理が実行される。
[実施例6の効果]
以上、実施例6について説明した。上記したように、本実施例のF1インターフェイス部220は、CU21によって生成された、MACレイヤよりも上位のレイヤの信号を受信する。下位レイヤ処理部224は、F1インターフェイス部220によって受信された信号に対して、MACレイヤの処理を実行する。また、下位レイヤ処理部224は、MACレイヤの処理が実行された信号に、DU_IDを設定する。無線部222は、下位レイヤ処理部224によってDU_IDが設定された信号に基づく無線信号を送信する。これにより、DU22は、DU_IDを含む無線信号を送信することができる。
[ハードウェア]
上記したCU21は、例えば図23に示されるようなハードウェアにより実現される。図23は、CU21のハードウェアの一例を示す図である。CU21は、メモリ40、プロセッサ41、およびインターフェイス回路42を有する。
インターフェイス回路42は、コアネットワーク11およびそれぞれのDU22との間で信号の送受信を行う。インターフェイス回路42は、NGインターフェイス部210およびF1インターフェイス部217の機能を実現する。メモリ40内には、例えば、NGインターフェイス部210、上位レイヤ処理部211、HO指示部213、下位レイヤ処理部214、ID管理部215、HO制御部216、およびCU218の機能を実現するための各種プログラムやデータ等が格納される。また、メモリ40内には、IDテーブル保持部212内のデータが格納される。プロセッサ41は、メモリ40からプログラムを読出し、読み出したプログラムを実行することにより、例えばCU21の各機能を実現する。
なお、メモリ40内のプログラムやデータ等は、必ずしも全てが最初からメモリ40内に記憶されていなくてもよい。例えば、CU21に挿入されるメモリカードなどの可搬型記録媒体にプログラムやデータ等が記憶され、CU21がこのような可搬型記録媒体からプログラムやデータ等を適宜取得して実行するようにしてもよい。また、プログラムやデータ等を記憶させた他のコンピュータまたはサーバ装置などから、無線通信回線、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介して、CU21がプログラム等を適宜取得して実行するようにしてもよい。
また、図23に例示されたCU21には、メモリ40およびプロセッサ41が1つずつ設けられているが、メモリ40およびプロセッサ41は、それぞれ2つ以上設けられていてもよい。また、CU21は、複数のメモリ40およびプロセッサ41を有する計算機リソースの一部によって実現されてもよい。
また、上記したDU22は、例えば図24に示されるようなハードウェアにより実現される。図24は、DU22のハードウェアの一例を示す図である。DU22は、インターフェイス回路50、メモリ51、プロセッサ52、無線回路53、およびアンテナ223を有する。
インターフェイス回路50は、CU21との間で有線通信を行うためのインターフェイスである。インターフェイス回路50は、F1インターフェイス部220の機能を実現する。無線回路53は、プロセッサ52から出力された信号にアップコンバート等の処理を施し、処理後の信号をアンテナ223を介して空間に放射する。また、無線回路53は、アンテナ223を介して受信された信号にダウンコンバート等の処理を施し、処理後の信号をプロセッサ52へ出力する。無線回路53は、無線部222の機能を実現する。
メモリ51には、例えば、F1インターフェイス部220、HO処理部221、下位レイヤ処理部224、ID管理部225、上位レイヤ処理部226、および設定部227の各機能を実現するための各種プログラムやデータ等が格納される。プロセッサ52は、メモリ51から読み出したプログラム等を実行することにより、例えばDU22の各機能を実現する。
なお、メモリ51内のプログラムやデータ等は、必ずしも全てが最初からメモリ51内に記憶されていなくてもよい。例えば、DU22に挿入されるメモリカードなどの可搬型記録媒体にプログラムやデータ等が記憶され、DU22がこのような可搬型記録媒体からプログラムやデータ等を適宜取得して実行するようにしてもよい。また、プログラムやデータ等を記憶させた他のコンピュータまたはサーバ装置などから、無線通信回線、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介して、DU22がプログラム等を適宜取得して実行するようにしてもよい。
また、図24に例示されたDU22には、メモリ51およびプロセッサ52が1つずつ設けられているが、メモリ51およびプロセッサ52は、それぞれ2つ以上設けられていてもよい。また、図24に例示されたDU22は、CU21の機能をさらに実現してもよい。
また、上記したUE30は、例えば図25に示されるようなハードウェアにより実現される。図25は、UE30のハードウェアの一例を示す図である。UE30は、アンテナ33、無線回路60、メモリ61、およびプロセッサ62を有する。
無線回路60は、プロセッサ62から出力された信号にアップコンバート等の処理を施し、処理後の信号をアンテナ33を介して空間に放射する。また、無線回路60は、アンテナ33を介して受信された信号にダウンコンバート等の処理を施し、処理後の信号をプロセッサ62へ出力する。無線回路60は、無線部322の機能を実現する。
メモリ61には、例えば、HO処理部31の各機能を実現するための各種プログラムやデータ等が格納される。プロセッサ62は、メモリ61から読み出したプログラム等を実行することにより、例えばUE30の各機能を実現する。
なお、メモリ61内のプログラムやデータ等は、必ずしも全てが最初からメモリ61内に記憶されていなくてもよい。例えば、UE30に挿入されるメモリカードなどの可搬型記録媒体にプログラムやデータ等が記憶され、UE30がこのような可搬型記録媒体からプログラムやデータ等を適宜取得して実行するようにしてもよい。また、プログラムやデータ等を記憶させた他のコンピュータまたはサーバ装置などから、無線通信回線、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介して、UE30がプログラム等を適宜取得して実行するようにしてもよい。また、図25に例示されたUE30には、メモリ61およびプロセッサ62が1つずつ設けられているが、メモリ61およびプロセッサ62は、それぞれ2つ以上設けられていてもよい。
[その他]
なお、開示の技術は、上記した実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記した各実施例において、UE30は、gNB20からID要求を受信した場合に、他のgNB20から受信した無線信号からDU_IDを抽出し、抽出されたDU_IDを含むMRメッセージを送信する。しかし、開示技術はこれに限られない。UE30は、gNB20からID要求を受信しなくても、他のgNB20から受信した無線信号からDU_IDを抽出し、抽出されたDU_IDを含むMRメッセージを送信してもよい。これにより、gNB20は、より迅速にUE30を他のgNB20にハンドオーバさせることができる。
また、上記した各実施例において、CU21とDU22とは、別々の装置として説明されているが、開示の技術はこれに限られない。CU21とDU22とは、例えば、複数のメモリおよびプロセッサを有する1つのgNB20の計算機リソースによってそれぞれ実現されてもよい。
また、上記した各実施例において、CU21、DU22、およびUE30が有するそれぞれの処理ブロックは、実施例におけるそれぞれの装置の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて機能別に区分したものである。そのため、処理ブロックの区分方法やその名称によって、開示の技術が制限されることはない。また、CU21、DU22、およびUE30がそれぞれ有する各処理ブロックは、処理内容に応じてさらに多くの処理ブロックに細分化することもできるし、複数の処理ブロックを1つの処理ブロックに統合することもできる。また、それぞれの処理ブロックによって実行される処理の一部または全部は、ソフトウェアによる処理として実現されてもよく、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の専用のハードウェアにより実現されてもよい。
10 無線通信システム
11 コアネットワーク
12 AUSF
13 UDM
14 AMF
15 SMF
16 PCF
17 AF
18 UPF
19 データネットワーク
20 gNB
21 CU
210 NGインターフェイス部
211 上位レイヤ処理部
212 IDテーブル保持部
2120 IDテーブル
213 HO指示部
214 下位レイヤ処理部
215 ID管理部
216 HO制御部
217 F1インターフェイス部
22 DU
220 F1インターフェイス部
221 HO処理部
222 無線部
223 アンテナ
224 下位レイヤ処理部
225 ID管理部
226 上位レイヤ処理部
227 設定部
23 セル
30 UE
31 HO処理部
32 無線部
33 アンテナ
40 メモリ
41 プロセッサ
42 インターフェイス回路
50 インターフェイス回路
51 メモリ
52 プロセッサ
53 無線回路
60 無線回路
61 メモリ
62 プロセッサ

Claims (11)

  1. 無線制御装置および1つ以上の無線装置を備える基地局に用いられる前記無線装置において、
    前記無線装置が形成する1つ以上のセルのそれぞれに、前記無線装置を識別する第1の情報と、前記無線装置が形成するセルを識別する第2の情報と、前記基地局を識別する情報とを含む信号を無線送信する無線部と、
    前記無線制御装置から前記第2の情報を含むハンドオーバ指示を受信した場合に、前記無線部を介して、前記ハンドオーバ指示に含まれる前記第2の情報で識別されるセル内の端末装置との間で、ターゲット基地局として、ハンドオーバに関する処理を実行するハンドオーバ処理部と
    を有することを特徴とする無線装置。
  2. 前記無線制御装置によって生成された、前記第1の情報が設定された無線制御レイヤの信号を含む信号を受信する信号受信部をさらに有し、
    前記無線部は、
    前記信号受信部によって受信された信号に基づく無線信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. 前記無線制御装置によって生成された、前記第1の情報が設定された無線制御レイヤの信号を含む信号を受信する信号受信部と、
    前記信号受信部によって受信された信号に対して、前記無線制御レイヤよりも下位のレイヤの処理を実行する処理部と
    をさらに有し、
    前記無線部は、
    前記処理部によって処理された信号に基づく無線信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  4. 前記無線制御装置によって生成された無線制御レイヤの信号を含む第1の信号を受信する信号受信部と、
    前記第1の情報が設定された無線制御レイヤの信号を含む第2の信号を生成する生成部と、
    前記第1の信号と前記第2の信号とに対して、前記無線制御レイヤよりも下位のレイヤの処理を実行する処理部と
    をさらに有し、
    前記無線部は、
    前記処理部によって処理された信号に基づく無線信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  5. 前記無線制御装置によって生成された、前記第1の情報を含むMAC(Media Access Control)レイヤの信号を受信する信号受信部をさらに有し、
    前記無線部は、
    前記信号受信部によって受信された信号に基づく無線信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  6. 前記無線制御装置によって生成されたMACレイヤの信号を受信する信号受信部と、
    前記信号受信部によって受信された前記MACレイヤの信号に、前記第1の情報を設定する設定部をさらに有し、
    前記無線部は、
    前記設定部によって前記第1の情報が設定された前記MACレイヤの信号に基づく無線信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  7. 前記無線制御装置によって生成された、MACレイヤよりも上位のレイヤの信号を受信する信号受信部と、
    前記信号受信部によって受信された信号に対して、MACレイヤの処理を実行し、前記MACレイヤの処理が実行された信号に前記第1の情報を設定する設定部と
    を有し、
    前記無線部は、
    前記設定部によって前記第1の情報が設定された前記MACレイヤの信号に基づく無線信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  8. 無線制御装置と1つ以上の無線装置とを備える基地局において、
    前記無線装置は、
    前記無線装置が形成する1つ以上のセルのそれぞれに、前記無線装置を識別する第1の情報と、前記無線装置が形成するセルを識別する第2の情報と、前記基地局を識別する情報とを含む信号を無線送信する無線部と、
    前記無線制御装置から前記第2の情報を含むハンドオーバ指示を受信した場合に、前記無線部を介して、前記ハンドオーバ指示に含まれる前記第2の情報で識別されるセル内の端末装置との間で、ターゲット基地局として、ハンドオーバに関する処理を実行するハンドオーバ処理部と
    を有し、
    前記無線制御装置は、
    上位装置から前記第1の情報および前記第2の情報を含むハンドオーバ要求メッセージを受信した場合、前記ハンドオーバ要求メッセージに含まれる前記第1の情報で識別される前記無線装置に、前記ハンドオーバ要求メッセージに含まれる前記第2の情報を含むハンドオーバ指示を送信するハンドオーバ指示部を有することを特徴とする基地局。
  9. 第1の基地局が有する1つ以上の無線装置から、前記無線装置が形成する1つ以上のセルのいずれかにおいて、前記無線装置を識別する第1の情報と、前記セルを識別する第2の情報と、前記第1の基地局を識別する情報とを含む無線信号を受信する受信部と、
    前記無線信号から前記第1の情報および前記第2の情報を取得する取得部と、
    前記第1の情報および前記第2の情報を含む前記第1の基地局に関する情報を、第2の基地局へ送信する送信部と
    を有することを特徴とする端末装置。
  10. 第1の基地局と、第2の基地局と、端末装置とを備える無線通信システムにおいて、
    前記第1の基地局は、
    無線制御装置と、
    1つ以上の無線装置と
    を有し、
    前記無線装置は、
    前記無線装置が形成する1つ以上のセルのそれぞれに、前記無線装置を識別する第1の情報と、前記無線装置が形成するセルを識別する第2の情報と、前記第1の基地局を識別する情報とを含む無線信号を送信する無線部と、
    前記無線制御装置から前記セルを識別する第2の情報を含むハンドオーバ指示を受信した場合に、前記無線部を介して、前記ハンドオーバ指示に含まれる前記第2の情報で識別されるセル内の前記端末装置との間で、ターゲット基地局として、ハンドオーバに関する処理を実行するハンドオーバ処理部と
    を有し、
    前記無線制御装置は、
    上位装置から前記第1の情報および前記第2の情報を含むハンドオーバ要求メッセージを受信した場合、前記ハンドオーバ要求メッセージに含まれる前記第1の情報で識別される前記無線装置に、前記ハンドオーバ要求メッセージに含まれる前記第2の情報を含むハンドオーバ指示を送信するハンドオーバ指示部を有し、
    前記端末装置は、
    前記第1の基地局から送信された前記無線信号を受信する受信部と、
    前記無線信号から前記第1の情報および前記第2の情報を取得する取得部と、
    前記第1の情報および前記第2の情報を含む前記第1の基地局に関する情報を、前記第2の基地局へ送信する送信部と
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  11. 無線制御装置および1つ以上の無線装置を備える基地局に用いられる前記無線装置が、
    前記無線装置が形成する1つ以上のセルのそれぞれに、前記無線装置を識別する第1の情報と、前記無線装置が形成するセルを識別する第2の情報と、前記基地局を識別する情報とを含む無線信号を送信し、
    無線制御装置から前記セルを識別する第2の情報を含むハンドオーバ指示を受信した場合に、前記ハンドオーバ指示に含まれる前記第2の情報で識別されるセル内の端末装置との間で、ターゲット基地局として、ハンドオーバに関する処理を実行する
    ことを特徴とする通信方法。
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