JP6949187B1 - 3dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】3Dプリンタの大きさにかかわらず所望の大きさの造形物や、オーバーハング部を有する造形物を簡単に製造することができる3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法を提供する。【解決手段】接合されて造形物となる複数の部分造形物を設計するステップと、シリコーンゴムを素材として複数の部分造形物を3Dプリンタで製造するステップと、製造された複数の部分造形物を設計に従って配置し、両部分造形物の接合面の間に部分造形物と同一素材であり未架橋である接合用シリコーンゴムを配置するステップと、接合用シリコーンゴムを架橋して複数の部分造形物を接合するステップと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法に関する。
従来、シリコーンゴムを素材として、3Dプリンタによって立体物を造形することは公知である(例えば特許文献1参照)。
特許文献1には、シリコーンゴム造形物を製造するための方法が記載されている。すなわち、特許文献1は、押出3Dプリンタや材料噴射3Dプリンタである3Dプリンタを使用して、少なくとも1種のオルガノポリシロキサン・ポリオキシアルキレン共重合体を含む付加反応により架橋可能なシリコーン組成物を印刷することによって、シリコーンゴム造形物を層ごとに構築する方法を開示する。
特表2020−519501号公報
しかし、3Dプリンタを用いて造形できる造形物の大きさは、当該3Dプリンタの大きさにより制限される。すなわち、造形物の大きさは、3Dプリンタの樹脂噴射ノズルの駆動可能範囲や、当該3Dプリンタのステージ、筐体の大きさに限定されてしまう。このため、それ以上の大きさの造形物を製造することはできない。
また、3Dプリンタで下位造形層より大きい上位造形層を造形してオーバーハング部を形成する場合には、上位造形層を支持するサポート部材を成形する必要がある。このため、造形が完了したのちサポート部材を除去等の後処理をする必要がある。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、3Dプリンタの大きさにかかわらず所望の大きさや、オーバーハング部等を有する複雑な形状の造形物を簡単に製造することができる3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決する請求項1に記載の発明は、シリコーンゴムを素材として、接合されて造形物となる複数の部分造形物を3Dプリンタで製造するステップと、製造された複数の前記部分造形物を所定の位置に配置し、部分造形物の接合面の間に前記部分造形物と同一素材であり未架橋である接合用シリコーンゴムを配置するステップと、前記接合用シリコーンゴムを架橋して前記複数の部分造形物を接合するステップと、を備え、前記接合用シリコーンゴムは液体の主剤と、液体の硬化剤とからなる2液性のものであることを特徴とする3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法である。
同じく請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法において、前記接合用シリコーンゴムは固体であることを特徴とする。
同じく請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法において、前記接合用シリコーンゴムを加熱して架橋することを特徴とする。
同じく請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法において、前記接合用シリコーンゴムの前記加熱は、前記3Dプリンタの造形ステージ上で行うことを特徴とする。
同じく請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法において、前記接合用シリコーンゴムの前記加熱は、予め加熱された板材に複数の前記部分造形物を載置することにより行うことを特徴とする。
本発明によれば、3Dプリンタの大きさにかかわらず所望の大きさにかかわらず、所望の大きさの造形物を製造できる。また、本発明によれば、オーバーハング部等を有する複雑な形状の造形物を簡単に製造することができる。また、複数の部分造形物を、接合用シリコーンゴムを架橋して接合することから、部分造形物の接合ではあるが、各部分造形物間の接合強度を他の造形箇所の強度と同等にすることができ、造形物全体としての強度も確保できる。
すなわち、請求項1に記載の3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法によれば、接合されて造形物となる複数の部分造形物を、シリコーンゴムを素材として複数製造し、この複数の部分造形物を所定の位置に配置し、部分造形物の接合面の間に部分造形物と同一素材であり未架橋である接合用シリコーンゴムを配置して架橋する。これより、複数の部分造形物が接合された造形物を製品として製造できる。
このため、部分造形物を製造した3Dプリンタの性能や大きさにかかわらず、3Dプリンが一度の造形で製造できる大きさを超える所望の大きさを備えた造形物や、オーバーハング部や一度の成形では造形できない複雑な立体形状を備えた所望の形状の造形物を製造することができる。
また、請求項1に記載の3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法によれば、接合用シリコーンゴムは液体の主剤と、液体の硬化剤とで構成される2液性のものである。よって、部分造形物の接合面への塗布が容易である。また、接合用シリコーンゴムは粘性があるので、接合すべき部分造形物を仮止めすることができる。
また、請求項2に記載の3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法によれば、接合用シリコーンゴムは固体である。よって、接合用シリコーンゴムの取り扱いが容易である。
また、請求項3に記載の3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法によれば、接合用シリコーンゴムは加熱により架橋する。よって、部分造形物の接合のための設備が加熱装置だけですみ、加圧装置等の大がかりな装置が不要である。
更に、請求項4に記載の3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法によれば、接合用シリコーンゴムの加熱は、3Dプリンタの造形ステージ上で行う。このため、加熱用の場所を容易する必要がない。
そして、請求項5に記載の3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法によれば、接合用シリコーンゴムの加熱を予め加熱された板材に複数の前記部分造形物を載置することにより行う。このため、3Dプリンタを接合のために占有することなく効率良く使用できる他、架橋に最適な加熱状態を設定できれば、接合用シリコーンゴムの架橋条件を常に最適なものとして部分造形物を接合でき、接合用シリコーンゴムの架橋時における温度管理が容易となる。
本発明の実施形態に係る3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法の処理の流れを示すフローチャートである。 同3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法における複数の部分造形物の接合状態を示す模式図である。 同3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法で使用した3Dプリンタを造形した部分造形物をステージ上に仮組した状態を示す写真である。 同3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法において接合用シリコーンゴムをステージ上で加熱架橋している状態を示す3Dプリンタの写真である。 同3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法で製造した製品を示すものであり、(a)、(b)はそれぞれ異なる方向から撮影した写真である。 同3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法で接合した部分造形物の接合部の強度試験の結果を示す表である。
本発明を実施するための形態に係る3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法について説明する。
本実施形態では、シリコーンゴムを素材として3Dプリンタにより製造すべき製品を複数に分割した複数の部分造形物を製造し、これらの部分造形物を接合用シリコーンゴムで接合して製品とする。
<製造するシリコーン造形物の例>
本実施形態に係る3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法において、製品となるシリコーンゴム造形物は、様々である。一例として図5(a)、(b)に示すシリコーンゴム製のバッグ10を示す。このバッグ10は、例えば持ち帰り弁当を収納するために使用する。バッグ10の大きさは通常の3Dプリンタで一度に成形するには大きく、また形状が複雑であり積層による製造が困難である。
本例に係るバッグ10は、それぞれ所定形状を備えたメッシュ状の部分造形物として、2枚の底部11a、11b、4枚の横側部12a、12b、13a、13b、2枚の持手部14a、14aを備える。これらの部分造形物は、接合部21、22a、22b、23a、23b、24a、24bで接合されてバッグ10が製造される。各部の形状等については後述する。
なお、本発明に係る3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法では、他の製品、例えば大型のドアサッシュ用パッキン、長寸法チューブ、その他の形状のシリコーンゴム造形物を製造できる。
<製造の手順>
次に3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法の概略手順を説明する。図1は本発明の実施形態に係る3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法の処理の流れを示すフローチャートである。まず、接合されて造形物となる複数の部分造形物を設計する(ステップS1)。この設計は、3DCADソフトを使用しコンピュータで行う。
例えば造形物である上述したバッグ10、バッグ10を構成する部分造形物である底部11a、11b、横側部12a、12b、13a、13b、持手部14a、14aの3D設計データを作成する。この場合、同形の部分造形物については一つの3D設計データを作成すれば足りる。そしてこれらの3D設計データを3Dプリンタでシリコーンゴムを積層するために使用するスライスデータに変換する。
次いで準備したスライスデータに基づいて3Dプリンタにより各部分造形物を製造する(ステップS2)。この例では、3Dプリンタは、主剤と硬化剤とからなるシリコーンゴムを素材とし、このシリコーンゴムを吐出ヘッドから吐出してステージ上に積層していく。このとき、吐出ヘッドとステージとは、スライスデータに基づいてX,Y、Z方向に相対的に移動し、順次部分造形物を積層し、すべて必要な部分造形物を形成していく(ステップS2、ステップS3)。
この技術として、液体の物質を積層造形する技術である液体積層方式(LAM)が公知である。LAMはGerman RepRap社の積層造形技術であり、シリコーンゴムを含む液状ゴムなどの液体材料を積層可能である。
積層するシリコーンゴムとしては、ザ・ダウケミカル・カンパニーの「DOWSILASTIC 3D 3335 Liquid Silicone Rubber」を使用できる。このシリコーンゴムは2液性の白金触媒による熱硬化性の液状シリコーンゴムであり、柔軟性、耐熱・耐寒性、加工性などの特徴と、積層造形技術による少量多品種生産、複雑形状のカスタマイズ、最適なプロトタイプ作成などの特徴を持つ。
すべての部分造形物を造形したのち、製造された複数の部分造形物を設計に従って配置して仮組みする。仮組には耐熱テープなどを使用することができる。そして、隣り合う部分造形物の接合面の間に部分造形物と同一素材であり未架橋である接合用シリコーンゴムを配置する(ステップS4)。この接合用シリコーンゴムは、各部分造形物の素材と同じものを使用できる。これにより、他の接着剤を使用するのに比べて部分造形物間の接着力を強固なものとできる。
次いで、接合用シリコーンゴムを架橋して前記複数の部分造形物を接合する(ステップS5)。加熱温度は例えば摂氏200度程度であり。これは、3Dプリンタのステージ上で行うことができる。この場合、ステージ上部に配置したハロゲンランプ等で加熱することができる。この加熱は別途用意した加熱炉で行うことができる。
ここで、複数の部分造形物の接合は一時に行うことの他、適宜、例えば接合し易い順に順次行うことができる。すべての部分造形物を接合することによりシリコーンゴム造形物の接合は完了する(ステップS6)。
<接合部分の構造>
次に部分造形物の接合部分について説明する。図2は同3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法の接合状態を示す模式図である。一方の部分造形物31と、他方の部分造形物32との間に接合用シリコーンゴム33が配置されている。部分造形物31、及び部分造形物32は、架橋状態である。そして、部分造形物31と部分造形物32とは架橋された同一材料である接合用シリコーンゴム33が配置されている。このため、結合面の強度が、積層造形部と同等であり、かつ異なる材料を必要としない。
図6は同3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法で接合した部分造形物の接合部の強度試験の結果を示す表である。図6に示すように、接合用シリコーンゴムは、型整形されたシリコーンゴムと同等の延び、引き裂き強さ、引張強さを有する。これらの値は上述したシリコーンゴムの製造元であるザ・ダウケミカル・カンパニーの資料に基づく。
<加熱の例>
次に加熱処理の例について説明する。図3は同3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法で使用した3Dプリンタを造形した部分造形物を示す写真、図4は同3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法において接合用シリコーンゴムを加熱架橋している状態を示す3Dプリンタの写真である。
図3では、3Dプリンタ40のステージ41上に底部11a、持手部14aを仮組みした状態を示している。持手部14aは持ち手15aを備えている。底部11aと、持手部14aとは接合部22aで接合され、接合部22aには接合用シリコーンゴムが配置されている。
図4では、ステージ41上で仮組みされた底部11aと持手部14aとの接合部22aがハロゲンランプ42、42で加熱されている状態を示している。これにより、接合部22aは摂氏約200度に加熱され、接合用シリコーンゴムが架橋される。
図3、及び図4では、底部11a及び持手部14aの接合について示しているが、他の部分造形物同士も同様に仮組み、加熱、架橋される。
<バッグの構造>
バッグ10の構造について説明する。図5は同3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法で製造した製品を示すものであり、(a)、(b)はそれぞれ異なる方向から撮影した写真である。
上述したように、バッグ10は、2枚の底部11a、11b、4枚の横側部12a、12b、13a、13b、2枚の持手部14a、14aを接合して形成される。これらは一辺10mm程度の蜂の巣状六角形穴部を多数形成した厚さ寸法1.5mm程度の部分形成物をなす。
バッグ10は、これらを接合部21、22a、22b、23a、23b、24a、24bにおいて接合用シリコーンゴムで接合して形成される。バッグ10は、底辺寸法23cm×18cm、横側部12a、12bの最大高さ寸法10cm、持手部14a、14aの高さ寸法8cm程度の大きさである。
底部11a、11bは、略長方形をなし長辺同士が接合部21で接合される。横側部12a、12b、13a、13bは、二等辺直角三角形状であり、横側部12a、12b、13a、13bの下側の一辺と底部11a、11bの短辺とが、23a、23b、24a、24bと接合される。
持手部14a、14bは長方形状であり、その長辺と底部11a、11bの長辺が接合部22a、22bで接合される。更に、持手部14a、14bの両側短辺と横側部12a、12b、13a、13bの長辺が接合部25a、25b、26a、26bで接合される。なお、持手部14a、14bには持ち手15a、15bが、一体に形成されている。
このバッグ10は、充分な強度と、耐熱性を備えており、持ち帰り弁当を入れて運搬するのに最適である。
なお、上記実施形態では、シリコーンゴム造形物としてバッグを例として説明したが、シリコーンゴム造形物としては、他の造形物であってもよい。また、上記実施形態では、接合用シリコーンゴムとして液体のものを例として説明したが、接合用シリコーンゴムは固体であってもよい。この場合接合用シリコーンゴムの取り扱いが容易である。
また、上記実施形態では、接合用シリコーンゴムの加熱を3Dプリンタのステージ上で行うものとしたが、接合用シリコーンゴムの仮組み及び加熱を予め加熱された板材に複数の前記部分造形物を載置することにより行うようにできる。この場合、3Dプリンタを接合のために占有することなく効率良く使用できる他、架橋に最適な加熱状態を設定でき、接合用シリコーンゴムの架橋条件を常に最適なものとして部分造形物を接合でき、接合用シリコーンゴムの架橋時における温度管理が容易となる。
本発明に係る3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法は、3Dプリンタの大きさにかかわらず所望の大きさの造形物や、オーバーハング部を有する造形物を簡単に製造することができ、また、部分造形物を、接合用シリコーンゴムを架橋して接合することから、部分造形物の接合ではあるが各部分造形物間の接合強度は非常に大きいものとでき、造形物全体としての強度も確保できるので産業上の利用可能性がある。
10:バッグ
11a、11b:底部
12a、12b:横側部
13a、13b:横側部
14a、14b:持手部
15a、15b:持ち手
21、22a、22b、23a、23b、24a、24b、25a、25b、26a、26b:接合部
31、32:部分造形物
33:接合用シリコーンゴム
40:3Dプリンタ
41:ステージ
42:ハロゲンランプ

Claims (5)

  1. シリコーンゴムを素材として、接合されて造形物となる複数の部分造形物を3Dプリンタで製造するステップと、
    製造された複数の前記部分造形物を所定の位置に配置し、部分造形物の接合面の間に前記部分造形物と同一素材であり未架橋である接合用シリコーンゴムを配置するステップと、
    前記接合用シリコーンゴムを架橋して前記複数の部分造形物を接合するステップと、
    を備え、
    前記接合用シリコーンゴムは液体の主剤と、液体の硬化剤とからなる2液性のものであることを特徴とする3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法。
  2. 前記接合用シリコーンゴムは固体であることを特徴とする請求項1に記載の3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法。
  3. 前記接合用シリコーンゴムを加熱して架橋することを特徴とする請求項1に記載の3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法。
  4. 前記接合用シリコーンゴムの前記加熱は、前記3Dプリンタの造形ステージ上で行うことを特徴とする請求項3に記載の3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法。
  5. 前記接合用シリコーンゴムの前記加熱は、予め加熱された板材に複数の前記部分造形物を載置することにより行うことを特徴とする請求項4に記載の3Dプリンタによるシリコーンゴム造形物の製造方法。
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