JP6947871B2 - リソース割り当て通知方法及び装置 - Google Patents

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Description

[関連出願への相互参照]
この出願は、2016年6月7日付で中国専利局に出願された"リソース割り当て通知方法及び装置"と題する中国特許出願番号第201610404084.4号に基づく優先権を主張し、その内容は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
[技術分野]
本発明は、無線通信技術の分野に関し、特に、無線通信システムにおけるリソース割り当て通知方法及び装置に関する。
無線通信システムにおいて送信帯域幅を増加させることは、より大きな速度でのデータ送信をサポートするための一般的な方法である。例えば、LTE-Advanced通信システムにおいては、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation)技術を使用することによって、20[MHz]の最大で5つのキャリアを集約して、100[MHz]の送信帯域幅を形成することが可能であり、それによって、ユーザ機器(User Equipment)に、最大で1[Gbps]までのピークダウンリンク送信速度を提供することが可能である。IEEE 802.11ac規格においては、チャネル帯域幅は、チャネルボンディング(Channel Bonding)技術を使用することによって、20[MHz]から最大で160[MHz]まで拡張される。キャリアアグリゲーションとは、送信のために、それぞれ、複数のデータストリームを複数のキャリアにマッピングすることをいう。チャネルボンディングとは、複数の隣接するチャネルの帯域幅を結合して、1つのみのデータストリームの送信のために大きな帯域幅を有するチャネルを形成することをいう。現時点では、60[GHz]の周波数帯域において超高速度サービスを提供するためのIEEE 802.11ay規格は、策定の段階にある。この規格によれば、連続的な及び非連続的なチャネルアグリゲーション(Channel Aggregation)を使用して、ユーザ機器にサービスを提供するということが合意されている。本明細書でいうチャネルアグリゲーションは、LTE-Advancedシステムにおけるキャリアアグリゲーションと同様である、すなわち、送信のために、それぞれ、複数のデータストリームを複数のチャネルにマッピングする。
LTE-Advancedシステムにおいては、ユーザ機器は、最初に、プライマリサービングキャリア(Primary Serving Carrier)にアクセスする。基地局は、無線リソース制御(RRC)シグナリングを使用することによって、ユーザ機器に/ユーザ機器からセカンダリサービングキャリア(Secondary Serving Carrier)を追加し/削除することが可能である。基地局は、データ送信を目的として、ユーザ機器のために、そのユーザ機器のサービングキャリアのすべてに関する無線リソースをスケジューリングする。基地局がユーザ機器のためにスケジューリングする複数のサービングキャリアは、周波数領域において連続的であるが、それらの複数のサービングキャリアについて、依然として、独立したシグナリングを使用することによって、変調情報、符号化情報、及びリソース割り当て情報等を送信する必要がある。
LGEがIEEE 802.11ayに対して提示した提案[IEEE 802.11-16/0401, Multi-Channel Operation in 11ay, 2016-3]によれば、チャネルボンディングのために、LGEは、IEEE 802.11ad規格によって規定されている拡張スケジュール要素(Extended Schedule Element)の中で予約されている4つのビットのうちの2つを再利用して、ユーザ機器に割り当てられているチャネル帯域幅を示すということを目的としている。それらの2つのビットは、異なるサイズを有する最大で4つの帯域幅を示してもよい。チャネルアグリゲーションを考慮すると、それらのスケジューリングされたチャネルは、周波数領域において連続的であってもよく、或いは、非連続的であってもよい。したがって、それらのスケジューリングされたチャネルの帯域幅のみを示す場合には、それらのスケジューリングされたチャネルについての情報を完全には取得することはできない。
高い周波数帯域において、極めて大きな帯域幅を利用可能であるため、将来的に、5G通信規格及び5G後の通信規格において、チャネルボンディング技術及び/又はチャネルアグリゲーション技術を高い周波数の通信に使用する可能性がある。
本発明の複数の実施形態は、リソース割り当て通知方法及び装置を提供し、それによって、受信端は、複数のチャネル拡張タイプをサポートする無線通信システム、例えば、チャネルアグリゲーション及びチャネルボンディングの双方をサポートするシステムにおいて、送信端のチャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を正しく取得することが可能となる。
本発明の第1の態様は、リソース割り当て通知方法を提供する。この方法においては、無線アクセスポイントは、端末デバイスの能力情報を受信し、前記端末デバイスの前記能力情報は、前記端末デバイスがサポートする1つ又は複数のチャネル拡張タイプ、前記端末デバイスがサポートする単一のチャネルの最大帯域幅、及び前記端末デバイスがサポートする集約されるチャネルの最大数、のうちの1つ又は複数の項目を含み、前記端末デバイスの前記能力情報を受信した後に、前記無線アクセスポイントは、1つ又は複数のチャネル拡張タイプを使用して前記端末デバイスに1つ又は複数のチャネルを割り当てることを前記能力情報にしたがって決定し、そして、前記端末デバイスに、チャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を送り、前記チャネル割り当て情報は、前記端末デバイスが、前記1つ又は複数のチャネルによってデータを送り及び受信するということを示し、前記チャネル拡張タイプ情報は、前記無線アクセスポイントが使用することを決定した前記1つ又は複数のチャネルの前記1つ又は複数のチャネル拡張タイプを示す。無線アクセスポイントは、端末デバイスの能力にしたがって、対応するチャネル拡張タイプを使用して、データ送信を実行し、それによって、システムにおいて複数のチャネル拡張タイプを柔軟に使用することが可能であり、その結果、システムのスペクトラム利用を改善するとともにシステム容量を増加させる。
本発明の第1の態様のある1つの可能な実装において、前記1つ又は複数のチャネル拡張タイプは、チャネルアグリゲーション及び/又はチャネルボンディングを含む。
本発明の第1の態様のある1つの可能な実装において、前記無線アクセスポイントは、ビーコンフレーム又はアナウンスフレームを使用して、前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報を送る。前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報は、前記ビーコンフレーム又は前記アナウンスフレームの中の拡張スケジュール要素の中で搬送される。本発明の第1の態様のある1つの可能な実装において、前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報は、前記拡張スケジュール要素の中のリソース割り当て制御(Allocation Control)フィールドの中で搬送される。本発明の第1の態様のある1つの可能な実装において、前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報は、あるフィールドの中で搬送され、例えば、前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報は、リソース割り当て制御(Allocation Control)フィールドの中の予約されたフィールドの中、又は新たに定義されたフィールドの中で搬送されてもよい。他の実装において、前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報は、2つのフィールドの中、例えば、前記リソース割り当て制御(Allocation Control)フィールドの中にある予約されたフィールド及び割り当てタイプ(Allocation Type)フィールドの中で搬送される。他の実装において、前記チャネル割り当て情報は、前記リソース割り当てフィールドの中のチャネル割り当て(Channel Allocation)フィールドの中で搬送され、前記チャネル拡張タイプ情報は、前記リソース割り当てフィールドの中の拡張タイプ(Extension Type)フィールドの中で搬送される。
本発明の第1の態様のある1つの可能な実装において、前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報は、6ビットであってもよい。他の実装においては、代替的に、前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報は、5ビット又は4ビットであってもよい。このことは、チャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報の示される可能な組み合わせの数によって決まる。
本発明の第2の態様は、リソース割り当て通知方法を提供する。この方法においては、無線アクセスポイントは、端末デバイスに第1の拡張スケジュール要素(Extended Schedule Element)を送り、前記第1の拡張スケジュール要素は、前記端末デバイスに複数のチャネルを割り当てるということを示す指示情報を搬送し、前記無線アクセスポイントは、前記端末デバイスに第2の拡張スケジュール要素を送り、前記第2の拡張スケジュール要素は、チャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を搬送し、前記チャネル割り当て情報は、前記複数のチャネルについての情報を示し、前記チャネル拡張タイプ情報は、前記無線アクセスポイントが前記端末デバイスにチャネルを割り当てるために使用する1つ又は複数のチャネル拡張タイプを示す。
本発明の第2の態様のある1つの可能な実装において、前記第1の拡張スケジュール要素の中で搬送される割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDは、それぞれ、前記第2の拡張スケジュール要素の中で搬送される割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDと一致する。
本発明の第2の態様のある1つの可能な実装において、前記指示情報は、1つのビットを含み、前記ビットの値が1である場合には、前記ビットは、前記端末デバイスに複数のチャネルを割り当てるということを示す。本発明の第2の態様のある1つの可能な実装において、前記指示情報は、1つのビットを含み、前記ビットの値が0である場合には、前記ビットは、前記端末デバイスに1つのチャネルを割り当てるということを示す。
本発明の第2の態様のある1つの可能な実装において、前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報は、前記第2の拡張スケジュール要素の中のリソース割り当て(Allocation)フィールドの中で搬送される。例えば、前記チャネル割り当て情報は、前記リソース割り当てフィールドの中のチャネル割り当て(Channel Allocation)フィールドの中で搬送され、前記チャネル拡張タイプ情報は、前記リソース割り当てフィールドの中の拡張タイプ(Extension Type)フィールドの中で搬送される。
本発明の第3の態様は、リソース割り当て通知方法を提供する。この方法においては、端末デバイスは、第1の拡張スケジュール要素を受信し、前記第1の拡張スケジュール要素は、前記端末デバイスに複数のチャネルを割り当てるということを示す指示情報を搬送し、前記端末デバイスは、第2の拡張スケジュール要素を受信し、前記第2の拡張スケジュール要素は、チャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を搬送し、前記チャネル割り当て情報は、前記複数のチャネルについての情報を示し、前記チャネル拡張タイプ情報は、前記無線アクセスポイントが前記端末デバイスにチャネルを割り当てるために使用する1つ又は複数のチャネル拡張タイプを示す。
本発明の第3の態様のある1つの可能な実装において、前記第1の拡張スケジュール要素の中で搬送される割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDは、それぞれ、前記第2の拡張スケジュール要素の中で搬送される割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDと一致する。
本発明の第3の態様のある1つの可能な実装において、前記指示情報は、1つのビットを含み、前記ビットの値が1である場合には、前記ビットは、前記端末デバイスに複数のチャネルを割り当てるということを示す。本発明の第3の態様のある1つの可能な実装において、前記指示情報は、1つのビットを含み、前記ビットの値が0である場合には、前記ビットは、前記端末デバイスに1つのチャネルを割り当てるということを示す。
本発明の第3の態様のある1つの可能な実装において、前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報は、前記第2の拡張スケジュール要素の中のリソース割り当てフィールドの中で搬送される。例えば、前記チャネル割り当て情報は、前記リソース割り当てフィールドの中のチャネル割り当てフィールドの中で搬送され、前記チャネル拡張タイプ情報は、前記リソース割り当てフィールドの中の拡張タイプフィールドの中で搬送される。
本発明の第4の態様は、リソース割り当て通知方法を提供する。この方法においては、端末デバイスは、無線アクセスポイントに、前記端末デバイスの能力情報を送り、前記端末デバイスの前記能力情報は、前記端末デバイスがサポートする1つ又は複数のチャネル拡張タイプ、前記端末デバイスがサポートする単一のチャネルの最大帯域幅、及び前記端末デバイスがサポートする集約されるチャネルの最大数、のうちの1つ又は複数の項目を含み、そして、その後、前記端末デバイスは、前記無線アクセスポイントが送るチャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を受信し、前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報は、前記無線アクセスポイントが、前記端末デバイスの前記能力情報にしたがって、前記端末デバイスに1つ又は複数のチャネルを割り当てた後に送られ、前記チャネル割り当て情報は、前記端末デバイスが、1つ又は複数のチャネルによってデータを送り及び受信するということを示し、前記チャネル拡張タイプ情報は、前記無線アクセスポイントが使用することを決定した前記1つ又は複数のチャネル拡張タイプを示す。
本発明の第4の態様のある1つの可能な実装において、前記端末デバイスは、プローブ応答フレーム又は関連性応答フレームを使用して、前記端末デバイスの前記能力情報を送り、前記端末デバイスの前記能力情報は、前記プローブ応答フレーム又は前記関連性応答フレームの中の予約されたフィールドの中で搬送されてもよい。
本発明の第4の態様のある1つの可能な実装において、前記無線アクセスポイントが、チャネルボンディング方式にしたがって、前記端末デバイスに複数のチャネルを割り当てる場合に、データを正しく受信した後に、前記端末デバイスは、前記無線アクセスポイントに、結合されたチャネルによって又は前記複数のチャネルのうちの1つのチャネルによってACK情報を送り、前記結合されたチャネルは、前記複数のチャネルを結合することによって形成される。複数のチャネルのうちの1つのチャネルによって、例えば、プライマリチャネルによってACK情報を送る場合には、そのACK情報の送信電力を1つのチャネルに集中することが可能である。このことは、肯定応答フレームの送信範囲を保証し、それによって、その肯定応答フレームの送信の信頼性を改善することが可能である。
本発明の第4の態様のある1つの可能な実装において、前記無線アクセスポイントが、チャネルアグリゲーション方式にしたがって、前記端末デバイスに複数のチャネルを割り当てる場合に、データを正しく受信した後に、前記端末デバイスは、前記複数のチャネルのうちの1つ又は複数のチャネルによってマルチチャネルACK情報を送り、前記マルチチャネルACK情報は、前記複数のチャネルの各々におけるデータ肯定応答情報を示す。複数のチャネルにおけるデータ送信肯定応答情報は、1つのマルチチャネルACK情報を使用することによって、一元的にフィードバックされ、その結果、肯定応答フレームの利用及びフィードバックの効率を改善する。
本発明の第4の態様のある1つの可能な実装において、前記無線アクセスポイントが、チャネルボンディング方式及びチャネルアグリゲーション方式の双方にしたがって、前記端末デバイスに複数のチャネルを割り当てる場合に、データを正しく受信した後に、前記端末デバイスは、前記複数のチャネルのうちの1つ又は複数のチャネルによってマルチチャネルACK情報を送り、前記マルチチャネルACK情報は、結合されたチャネルにおけるデータ肯定応答情報及び集約されたチャネルにおけるデータ肯定応答情報を示し、前記複数のチャネルは、前記結合されたチャネル及び前記集約されたチャネルを含む。
本発明の第5の態様は、肯定応答情報送信方法を提供する。この方法においては、端末デバイスは、無線アクセスポイントが割り当てる複数のチャネルによってデータを受信し、前記無線アクセスポイントが、チャネルボンディング方式にしたがって、前記端末デバイスに前記複数のチャネルを割り当てる場合に、データを正しく受信した後に、前記端末デバイスは、前記無線アクセスポイントに、結合されたチャネルによって又は前記複数のチャネルのうちの1つのチャネルによってACK情報を送り、前記結合されたチャネルは、前記複数のチャネルを結合することによって形成され、又は、
前記無線アクセスポイントが、チャネルアグリゲーション方式にしたがって、前記端末デバイスに前記複数のチャネルを割り当てる場合に、データを正しく受信した後に、前記端末デバイスは、前記複数のチャネルのうちの1つ又は複数のチャネルによってマルチチャネルACK情報を送り、前記マルチチャネルACK情報は、前記複数のチャネルの各々におけるデータ肯定応答情報を示し、又は、
前記無線アクセスポイントが、チャネルボンディング方式及びチャネルアグリゲーション方式の双方にしたがって、前記端末デバイスに前記複数のチャネルを割り当てる場合に、データを正しく受信した後に、前記端末デバイスは、前記複数のチャネルのうちの1つ又は複数のチャネルによってマルチチャネルACK情報を送り、前記マルチチャネルACK情報は、結合されたチャネルにおけるデータ肯定応答情報及び集約されたチャネルにおけるデータ肯定応答情報を示し、前記複数のチャネルは、前記結合されたチャネル及び前記集約されたチャネルを含む。
本発明の第6の態様は、無線アクセスポイントであって、端末デバイスの能力情報を受信し、前記端末デバイスの前記能力情報は、前記端末デバイスがサポートする1つ又は複数のチャネル拡張タイプ、前記端末デバイスがサポートする単一のチャネルの最大帯域幅、及び前記端末デバイスがサポートする集約されるチャネルの最大数、のうちの1つ又は複数の項目を含み、そして、前記端末デバイスに、チャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を送る、ように構成されるトランシーバーであって、前記チャネル割り当て情報は、前記端末デバイスが、1つ又は複数のチャネルによってデータを送り及び受信するということを示し、前記チャネル拡張タイプ情報は、当該無線アクセスポイントが使用することを決定した前記1つ又は複数のチャネルの前記1つ又は複数のチャネル拡張タイプを示す、トランシーバーと、
1つ又は複数のチャネル拡張タイプを使用して前記端末デバイスに前記1つ又は複数のチャネルを割り当てることを、前記端末デバイスの前記能力情報にしたがって決定し、前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報を生成し、そして、前記トランシーバーを使用することによって、前記端末デバイスに前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報を送る、ように構成されるプロセッサと、を含む、無線アクセスポイントを提供する。
本発明の第6の態様のある1つの可能な実装において、前記プロセッサは、ビーコンフレーム又はアナウンスフレームに前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報を追加し、そして、前記トランシーバーを使用することによって、前記端末デバイスに前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報を送る。
本発明の第6の態様のある1つの可能な実装において、前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報は、前記ビーコンフレーム又は前記アナウンスフレームの中の拡張スケジュール要素のリソース割り当てフィールドの中で搬送される。例えば、前記チャネル割り当て情報は、前記リソース割り当てフィールドの中のチャネル割り当てフィールドの中で搬送され、前記チャネル拡張タイプ情報は、前記リソース割り当てフィールドの中の拡張タイプフィールドの中で搬送される。
本発明の第7の態様は、無線アクセスポイントであって、端末デバイスに第1の拡張スケジュール要素を送り、前記第1の拡張スケジュール要素は、前記端末デバイスに複数のチャネルを割り当てるということを示す指示情報を搬送し、そして、前記端末デバイスに第2の拡張スケジュール要素を送る、ように構成されるトランシーバーであって、前記第2の拡張スケジュール要素は、チャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を搬送し、前記チャネル割り当て情報は、前記複数のチャネルについての情報を示し、前記チャネル拡張タイプ情報は、当該無線アクセスポイントが前記端末デバイスにチャネルを割り当てるために使用する1つ又は複数のチャネル拡張タイプを示す、トランシーバーと、
前記第1の拡張スケジュール要素及び前記第2の拡張スケジュール要素を生成し、そして、前記トランシーバーを使用することによって、前記端末デバイスに前記第1の拡張スケジュール要素及び前記第2の拡張スケジュール要素を送る、ように構成されるプロセッサと、を含む、無線アクセスポイントを提供する。
本発明の第7の態様のある1つの可能な実装において、前記指示情報は、1つのビットを含み、前記ビットの値が1である場合には、前記ビットは、前記端末デバイスに複数のチャネルを割り当てるということを示す。
本発明の第7の態様のある1つの可能な実装において、前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報は、前記第2の拡張スケジュール要素の中のリソース割り当てフィールドの中で搬送される。例えば、前記チャネル割り当て情報は、前記リソース割り当てフィールドの中のチャネル割り当てフィールドの中で搬送され、前記チャネル拡張タイプ情報は、前記リソース割り当てフィールドの中の拡張タイプフィールドの中で搬送される。
本発明の第8の態様は、端末デバイスであって、無線アクセスポイントに、当該端末デバイスの能力情報を送り、当該端末デバイスの前記能力情報は、当該端末デバイスがサポートする1つ又は複数のチャネル拡張タイプ、当該端末デバイスがサポートする単一のチャネルの最大帯域幅、及び当該端末デバイスがサポートする集約されるチャネルの最大数、のうちの1つ又は複数の項目を含み、そして、前記無線アクセスポイントが送るチャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を受信する、ように構成されるトランシーバーであって、前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報は、前記無線アクセスポイントが、当該端末デバイスの前記能力情報にしたがって、当該端末デバイスに1つ又は複数のチャネルを割り当てた後に送られ、前記チャネル割り当て情報は、当該端末デバイスが、1つ又は複数のチャネルによってデータを送り及び受信するということを示し、前記チャネル拡張タイプ情報は、前記無線アクセスポイントが使用することを決定した前記1つ又は複数のチャネルの前記1つ又は複数のチャネル拡張タイプを示す、トランシーバーと、
当該端末デバイスの前記能力情報を生成し、そして、前記トランシーバーを使用することによって、前記無線アクセスポイントに当該端末デバイスの前記能力情報を送る、ように構成されるプロセッサと、を含む、端末デバイスを提供する。
本発明の第8の態様のある1つの可能な実装において、前記プロセッサは、プローブ応答フレーム又は関連性応答フレームに当該端末デバイスの前記能力情報を追加し、そして、前記トランシーバーを使用することによって、前記無線アクセスポイントに当該端末デバイスの前記能力情報を送る。
本発明の第9の態様は、端末デバイスであって、無線アクセスポイントが割り当てる複数のチャネルによってデータを受信するように構成されるトランシーバーであって、
前記無線アクセスポイントが、チャネルボンディング方式にしたがって、当該端末デバイスに前記複数のチャネルを割り当てる場合に、
データを正しく受信した後に、前記トランシーバーは、前記無線アクセスポイントに、結合されたチャネルによって又は前記複数のチャネルのうちの1つのチャネルによってACK情報を送り、前記結合されたチャネルは、前記複数のチャネルを結合することによって形成され、又は、
前記無線アクセスポイントが、チャネルアグリゲーション方式にしたがって、当該端末デバイスに前記複数のチャネルを割り当てる場合に、データを正しく受信した後に、前記トランシーバーは、前記複数のチャネルのうちの1つ又は複数のチャネルによってマルチチャネルACK情報を送り、前記マルチチャネルACK情報は、前記複数のチャネルの各々におけるデータ肯定応答情報を示し、又は、
前記無線アクセスポイントが、チャネルボンディング方式及びチャネルアグリゲーション方式の双方にしたがって、当該端末デバイスに前記複数のチャネルを割り当てる場合に、データを正しく受信した後に、前記トランシーバーは、前記複数のチャネルのうちの1つ又は複数のチャネルによってマルチチャネルACK情報を送り、前記マルチチャネルACK情報は、結合されたチャネルにおけるデータ肯定応答情報及び集約されたチャネルにおけるデータ肯定応答情報を示し、前記複数のチャネルは、前記結合されたチャネル及び前記集約されたチャネルを含む、トランシーバーと、
前記トランシーバーがデータを正しく受信した後に、前記ACK情報又は前記マルチチャネルACK情報を生成し、そして、前記トランシーバーを使用することによって、前記無線アクセスポイントに前記ACK情報又は前記マルチチャネルACK情報を送る、ように構成されるプロセッサと、を含む、端末デバイスを提供する。
本発明の第10の態様は、端末デバイスであって、第1の拡張スケジュール要素を受信し、前記第1の拡張スケジュール要素は、当該端末デバイスに複数のチャネルを割り当てるということを示す指示情報を搬送し、そして、第2の拡張スケジュール要素を受信する、ように構成されるトランシーバーであって、前記第2の拡張スケジュール要素は、チャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を搬送し、前記チャネル割り当て情報は、前記複数のチャネルについての情報を示し、前記チャネル拡張タイプ情報は、前記無線アクセスポイントが当該端末デバイスにチャネルを割り当てるために使用する1つ又は複数のチャネル拡張タイプを示す、トランシーバーと、前記第1の拡張スケジュール要素及び前記第2の拡張スケジュール要素にしたがって、前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報を取得し、そして、前記トランシーバーが、データを送り及び受信するために前記複数のチャネルを使用する必要があるということを示す、ように構成されるプロセッサと、を含む、端末デバイスを提供する。
本発明の第10の態様のある1つの可能な実装において、前記第1の拡張スケジュール要素の中で搬送される割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDは、それぞれ、前記第2の拡張スケジュール要素の中で搬送される割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDと一致する。
本発明の第10の態様のある1つの可能な実装において、前記指示情報は、1つのビットを含み、前記ビットの値が1である場合には、前記ビットは、前記端末デバイスに複数のチャネルを割り当てるということを示す。
本発明の第10の態様のある1つの可能な実装において、前記チャネル割り当て情報及び/又は前記チャネル拡張タイプ情報は、前記第2の拡張スケジュール要素の中のリソース割り当てフィールドの中で搬送される。例えば、前記チャネル割り当て情報は、前記リソース割り当てフィールドの中のチャネル割り当てフィールドの中で搬送され、前記チャネル拡張タイプ情報は、前記リソース割り当てフィールドの中の拡張タイプフィールドの中で搬送される。
本発明の複数の実施形態をより明確に説明するために、以下の記載は、それらの複数の実施形態を説明するのに必要となる複数の添付の図面を簡潔に説明する。明らかなことではあるが、以下の説明の中の複数の添付の図面は、本発明の複数の実施形態のうちのいくつかを示しているにすぎず、当業者は、さらに、創造的な努力なくして、これらの複数の添付の図面から他の図面を導き出すことが可能である。
本発明のある1つの実施形態にしたがったリソース割り当て通知方法の概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがって端末デバイスが能力情報をフィードバックするために使用するフィールドのフォーマットの概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがったチャネル割り当て組み合わせ方式の概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがった第2のチャネル割り当て組み合わせ方式の概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがった拡張スケジュール要素のフォーマットの概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがった拡張スケジュール要素の第2のフォーマットの概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがった割り当て制御フィールドフォーマットの概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがった他の割り当て制御フィールドフォーマットの概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがった第3のチャネル割り当て組み合わせ方式の概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがった拡張スケジュール要素の第3のフォーマットの概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがった拡張スケジュール要素の第4のフォーマットの概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがったチャネル割り当て情報の概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがった他のタイプのチャネル割り当て情報の概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがった拡張スケジュール要素の第5のフォーマットの概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがった拡張スケジュール要素の第5のフォーマットの他の概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがった拡張スケジュール要素の第6のフォーマットの概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがって、チャネルボンディングの間に肯定応答情報をフィードバックする方式の概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがって、チャネルボンディングの間に肯定応答情報をフィードバックする他の方式の概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがって、チャネルアグリゲーションの間に肯定応答情報をフィードバックする方式の概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがったマルチチャネル肯定応答フレームの概略的な構成図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがって、チャネルアグリゲーションの間に肯定応答情報をフィードバックする他の方式の概略的な図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがった無線アクセスポイントの概略的な構成図である。 本発明のある1つの実施形態にしたがった端末デバイスの概略的な構成図である。
以下の記載は、本発明の複数の実施形態にしたがった複数の添付の図面を参照して、本発明の複数の実施形態にしたがった複数の技術的解決方法を明確に説明する。
複数のチャネル拡張タイプをサポートする無線通信システムに基づいて、本発明の複数の実施形態は、リソース割り当て通知方法及び装置を提供し、それによって、受信端は、送信端のチャネル割り当て情報及びチャネル拡張タイプ情報を正しく取得することが可能である。複数のチャネル拡張タイプをサポートするその無線通信システムは、少なくとも1つの基地局及び少なくとも1つのユーザ機器(User equipment, UE)を含む。通信システムは、符号分割多元接続(code division multiple access, CDMA)システム、時分割多元接続(time division multiple access, TDMA)システム、周波数分割多元接続(frequency division multiple access, FDMA)システム、及び直交周波数分割多元接続(orthogonal frequency-division multiple access, OFDMA)システム等の様々な無線アクセス技術(radio access technology, RAT)システムであってもよい。CDMAシステムの中で、ユニバーサル地上波無線アクセス(universal terrestrial radio access, UTRA)又はCDMA2000等の無線技術を実装してもよい。TDMAシステムの中で、汎欧州ディジタル移動体通信システム(global system for mobile communication, GSM)等の無線技術を実装してもよい。OFDMAシステムの中で、進化型ユニバーサル地上波無線アクセス(evolved UTRA, E-UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(ultra mobile broadband, UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、又はFlash OFDMA等の無線技術を実装してもよい。加えて、通信システムは、さらに、未来志向の通信技術に適用可能である。当業者は、ネットワークアーキテクチャが進歩し、新たなサービスシナリオが出現するに伴って、本発明の複数の実施形態にしたがって提供される複数の技術的解決方法が、また、同様の技術的な問題にも適用可能であるということを知るであろう。
本発明の複数の実施形態において、基地局は、無線アクセスネットワークに配置されるとともに、UEに無線通信機能を提供するように構成される装置である。基地局は、さまざまな形態で、マクロ基地局、(スモールセルとも称される)マイクロ基地局、中継局、及びアクセスポイント等を含んでもよい。複数の異なる無線アクセス技術を使用するシステムにおいては、基地局機能を有するデバイスは、異なる名称を有してもよい。
本発明の複数の実施形態に含まれているUEは、無線通信機能を有する様々なハンドヘルドデバイス、車載型デバイス、ウェアラブルデバイス、又はコンピューティングデバイス、或いは、無線モデムに接続される他の処理デバイスを含んでもよい。UEは、また、モバイル局(Mobile Station, MS)、端末(Terminal)、端末デバイス(Terminal Device)と称されてもよく、或いは、スマートフォン(Smart Phone)、無線データカード、パーソナルディジタルアシスタント(Personal Digital Assistant, PDA)コンピュータ、タブレットコンピュータ、無線モデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、又は、無線ローカルループ(Wireless Local Loop, WLL)局、又はマシン型通信(Machine Type Communication, MTC)端末等を含んでもよい。説明を容易にするために、上記で言及したデバイスは、本発明の複数の実施形態のすべてにおいて、集合的に、UEと称される。
本発明の実施形態1は、1つの例として、2つのチャネル拡張タイプ、すなわち、チャネルボンディング及びチャネルアグリゲーションをサポートする無線通信システムを使用することによって、基地局と端末との間のリソース割り当て通知の通信処理を説明する。基地局の1つの例として、IEEE 802.11ay規格にしたがって規定されている無線アクセスポイント(Access Point, AP)を使用し、ユーザ機器の1つの例として、IEEE 802.11ay規格にしたがって規定されている端末デバイスを使用する。この規格においては、端末デバイスは、局と称される。
図1に示されているように、ステップ101において、端末デバイスは、無線アクセスポイントに、その端末デバイスの能力情報を送る。その能力情報は、その端末デバイスがサポートする集約されるチャネルの最大数、その端末デバイスがサポートする1つ又は複数のチャネル拡張タイプ、或いは、その端末デバイスがサポートする単一のチャネルの最大帯域幅であってもよい。代替的に、能力情報は、上記の情報のいずれかの組み合わせを含んでもよい。端末デバイスがサポートする集約されるチャネルの最大数は、その端末デバイスの無線周波数チェーン(RF Chain)の数である。その端末デバイスは、これらの無線周波数チェーンを使用することによって、同時に複数のチャネルによってデータを送り及び受信してもよい。端末デバイスがサポートする1つ又は複数のチャネル拡張タイプに関する情報は、その端末デバイスがサポートすることが可能であるチャネルアグリゲーション及び/又はチャネルボンディング等の1つ又は複数のチャネル拡張タイプを示す。端末デバイスがサポートする単一チャネルの最大帯域幅は、単一のチャネル又は単一の受信無線周波数チャネルによるデータ送信に使用される最大帯域幅である。
端末デバイスは、対応する無線通信システムで定義されているメッセージを使用することによって、能力情報を送信してもよい。この実施形態においては、IEEE 802.11adにしたがって定義されているプローブ応答フレーム(Probe Response Frame)又は関連性応答フレーム(Association Response Frame)を使用して、その端末デバイスの能力情報をフィードバックするということを1つの例として使用する。IEEE 802.11ad規格において、プローブ応答フレーム又は関連性応答フレームにおいて定義されている能力情報のフィールドが図2に示されている。合計で6ビット、すなわち、B9乃至B11及びB13乃至B15は、予約されたフィールドである。この実施形態においては、端末デバイスの能力情報を送信するのにこれらの予約されたフィールドを使用する。
予約されたフィールドの中の6つのビットのうちの2つのビットを使用して、端末デバイスがサポートする集約されるチャネルの最大数を示す。例えば、2つのビットB9及びB10を使用して、その端末デバイスがサポートする集約されるチャネルの最大数を示してもよい。表1に示されているように、2つのビットは、集約されるチャネルの最大値の最大で4つまでの異なる値をサポートしてもよい。例えば、B9B10の値が10である場合に、その値は、端末デバイスが、同時に、データ送信のための3つのチャネルを集約することが可能であるということを示す。
Figure 0006947871
予約されたフィールドの中の6つのビットのうちの2つのビットを使用して、端末デバイスがサポートする単一のチャネルの最大帯域幅を示す。例えば、2つのビットB13及びB14を使用して、その端末デバイスがサポートする単一のチャネルの最大帯域幅を示してもよい。表2に示されているように、2つのビットは、最大で4つまでの異なる最大帯域幅をサポートしてもよい。例えば、B13B14の値が10である場合に、その値は、端末デバイスが、最大3つのチャネルをサポートすることが可能であるということを示し、そして、1つの例として、IEEE 802.11adにしたがって規定されている2.16[GHz]のチャネル帯域幅を使用する場合に、チャネルボンディングが行われた後にサポートされる最大の結合された帯域幅は、6.48[GHz]となる。
Figure 0006947871
予約されたフィールドの中の6つのビットのうちの2つのビットを使用して、端末デバイスがサポートするチャネル拡張タイプを示す。例えば、2つのビットB11及びB15を使用して、端末デバイスがサポートするチャネル拡張タイプを示してもよい。例えば、B11B15の値が00である場合には、その値は、端末デバイスが、チャネルボンディングのみをサポートしているということを示し、B11B15の値が01である場合には、その値は、端末デバイスが、チャネルアグリゲーションのみをサポートしているということを示し、B11B15の値が10である場合には、その値は、端末デバイスが、チャネルボンディング及びチャネルアグリゲーションの双方をサポートしているということを示し、或いは、B11B15の値が11である場合には、その値は、端末デバイスが、チャネルボンディングもチャネルアグリゲーションもサポートしていないということを示す。
予約されたフィールドの上記の使用は、1つの例に過ぎない。当業者は、要求に応じて、創造的な努力を行うことなく、複数の異なる手法にしたがって、それらの予約されたフィールドの中のビットを使用して、端末デバイスの能力情報をフィードバックすることが可能である。
ステップ102において、無線アクセスポイントは、端末デバイスの能力情報にしたがって、その端末デバイスのための1つ又は複数のチャネル拡張タイプを決定し、そして、データ送信のために、その端末デバイスに1つ又は複数のチャネルを割り当てる。
無線アクセスポイントは、端末デバイスがフィードバックするその端末デバイスの能力情報にしたがって、その端末デバイスがサポートしているチャネル拡張タイプを決定する。例えば、無線アクセスポイントは、その端末デバイスがチャネルボンディング及び/又はチャネルアグリゲーションをサポートするか否かを決定する。
無線アクセスポイントは、端末デバイスがフィードバックするその端末デバイスの能力情報にしたがって、その端末デバイスの最大の結合された帯域幅を取得する。
無線アクセスポイントは、端末デバイスがチャネルボンディング及び/又はチャネルアグリゲーションをサポートするか否か及び最大の結合された帯域幅にしたがって、その端末デバイスのためのチャネル拡張タイプを決定し、そして、データ送信のために使用される1つ又は複数のチャネルをスケジューリングしてもよい。加えて、無線アクセスポイントは、その端末デバイスのサービス要件又は各々のチャネルのチャネル状態を参照することによって、その端末デバイスのための1つ又は複数のチャネルをスケジューリングしてもよい。
ステップ103において、無線アクセスポイントは、端末デバイスに、チャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を送る。チャネル割り当て情報は、その端末デバイスがデータを送り及び受信する1つ又は複数の特定のチャネルを示す。チャネル拡張タイプ情報は、その端末デバイスに割り当てられた1つ又は複数の特定のチャネルの1つ又は複数のチャネル拡張タイプを示す。すなわち、チャネル拡張タイプ情報は、その端末デバイスがデータを送り及び受信するために使用する特定のチャネル拡張タイプを示す。
この実施形態においては、無線アクセスポイントは、端末デバイスの能力にしたがって、対応するチャネル拡張タイプによってデータ送信を実行し、それによって、システムにおいて複数のチャネル拡張タイプを柔軟に使用することが可能であり、その結果、システムのスペクトラム利用を改善するとともにシステム容量を増加させる。
本発明のある1つの実施形態において、4つのチャネル、すなわち、チャネル1(CH1)、チャネル2(CH2)、チャネル3(CH3)、及びチャネル4(CH4)がシステムの中で利用可能であると仮定する。図3aは、すべての可能なチャネル割り当ての組み合わせ及び可能なチャネル拡張タイプの組み合わせを示す。図に示されているように、全部で33の組み合わせが存在する。組み合わせ1乃至4においては、1つのチャネルのみが割り当てられ、組み合わせ5乃至13においては、2つのチャネルが割り当てられ、組み合わせ6、8、及び10においては、送信のために、2つの割り当てられたチャネルを結合する。組み合わせ14乃至25においては、3つのチャネルが割り当てられ、組み合わせ15乃至19では、送信のために、3つの割り当てられたチャネルを結合し、そして、組み合わせ16、17、20、21、23、及び25においては、送信のために、それらの3つの割り当てられたチャネルのうちの2つの隣接するチャネルを結合する。組み合わせ26乃至33においては、4つのチャネルが割り当てられ、組み合わせ27においては、送信のために、4つの割り当てられたチャネルを結合し、組み合わせ31及び32においては、送信のために、それらの4つの割り当てられたチャネルのうちの3つの隣接するチャネルを結合し、組み合わせ28、29、及び30においては、送信のために、それらの4つの割り当てられたチャネルのうちの1対の隣接するチャネルを結合し、そして、組み合わせ33においては、送信のために、それらの4つの割り当てられたチャネルのうちの2対の隣接するチャネルを個別に結合する。6つのビットによって、チャネル割り当て及びチャネル拡張タイプの組み合わせのうちの上記の33つの組み合わせを符号化してもよい。
本発明の他の実施形態においては、対応するシステム設計を単純化するために、ある特定の制約条件に基づいて、ある程度まで、すべての可能なチャネル割り当ての組合せ及び可能なチャネル拡張タイプの組合せをスクリーニングしてもよい。例えば、図3aの中の組み合わせ18及び19を選択しない場合には、図3bに示されている合計31つの組み合わせを取得することが可能である。5つのビットによって、チャネル割り当て及びチャネル拡張タイプの組み合わせのうちの31つの組み合わせを符号化することが可能である。この実施形態においては、無線アクセスポイントは、IEEE 802.11adシステムにおいて周期的に送られるビーコン(Beacon)フレーム又はアナウンス(Announce)フレームに含まれる拡張スケジュール要素(Extended Schedule Element)フィールドを使用して、端末デバイスに、チャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を送ることが可能である。図4aは、この実施形態にしたがって、IEEE 802.11adシステムにおいて定義された拡張スケジュール要素を使用して、チャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を送る場合を示す。図4aに示されているように、拡張スケジュール要素は、長さが1バイト(Byte)である1つの要素IDフィールドであって、1バイトは8ビット(Bit)を含む、1つの要素IDフィールドと、長さが1バイトである1つの長さ指示フィールドと、長さが15バイトであるn個の割り当てフィールドと、を含む。端末デバイスに割り当てられたリソースの最初の選択を示すのに、リソース割り当て1(Allocation 1)フィールドを使用する。端末デバイスに割り当てられたリソースの2番目の選択を示すのに、リソース割り当て2(Allocation 2)フィールドを使用する。同様に、端末デバイスに割り当てられたリソースのn番目の選択を示すのに、リソース割り当てn(Allocation n)フィールドを使用する。各々のリソース割り当てフィールドは、長さが2バイトである1つの割り当て制御フィールドを含む。上記の割り当て制御フィールドの中の4つのビット(B12、B13、B14、及びB15)は、IEEE 802.11ad規格にしたがった予約されたビットである。加えて、上記の割当制御フィールドの中で、1つの3ビットの割当タイプ(Allocation Type)フィールドを定義する。表3に示されているように、2つの異なる割り当てタイプとして、それぞれ、それらの3つのビットのうちの2つの組み合わせを定義し、実際には、3つのビットのうちの1つ、すなわち、表3の中のB4を使用する。
Figure 0006947871
したがって、割り当てタイプフィールドの2ビットは予約されていてもよく、チャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を送信するのに使用される割り当て制御フィールドの中の4つの予約されたビットと共に6番目のビットを構成してもよい。図4aに示されているように、割り当て制御フィールドの中のB5、B6、B12、B13、B14、及びB15は、図3aに示されているチャネル割り当て情報及びチャネル拡張タイプ情報の33つの組み合わせを送信するために使用することが可能である6ビットのフィールドを形成する。
表4に示されているように、この実施形態にしたがった割り当てタイプフィールドを再定義してもよい。
Figure 0006947871
000及び100は、IEEE 802.11adにしたがって定義されている値であり、IEEE 802.11adと互換性のある端末デバイスによって使用され、IEEE 802.11ayにしたがった端末デバイスによって使用される。001、010、101、及び110は、本発明にしたがった新たに定義された値であり、IEEE 802.11ayにしたがった端末デバイスによってのみ使用される。割り当てフィールドの値が000又は100であるということを検出した後に、IEEE 802.11adにしたがった端末デバイスは、IEEE 802.11adにしたがった定義にしたがって、後のフィールドを解釈する、すなわち、最後の4ビットは予約ビットと解釈される。IEEE 802.11ayにしたがった端末デバイスは、割り当てタイプフィールドの中の最初のビット、すなわち、B4を検出して、割り当てタイプがSPであるか又はCBAPであるかを決定し、割り当てタイプフィールドの中の最後の2つのビット及び予約フィールドの中の4つのビットを組み合わせて、チャネル割り当て情報及びチャネル拡張タイプ情報を示すのに使用される6ビットのフィールドを形成する。
他の実装形態においては、割り当てタイプフィールドの中の1つのビットを予約してもよく、チャネル割り当て情報及びチャネル拡張タイプ情報を送信するのに使用される割り当て制御フィールドの中の4つの予約されたビットと共に5つのビットを構成する。図3bに示されているチャネル割り当て情報及びチャネル拡張タイプ情報の31つの組み合わせを送信するのに、それらの5つのビットを使用してもよい。図4bに示されているように、割り当て制御フィールドの中のB6、B12、B13、B14、及びB15は、5ビットのフィールドを形成する。加えて、図5aに示されているように、割り当て制御フィールドを再定義して、チャネル割り当て情報及びチャネル拡張タイプ情報を示すのに使用される新たな6ビットのフィールドを形成してもよい。その割当制御フィールドのフォーマットと図4aに示されている拡張スケジュール要素の中の割当制御フィールドのフォーマットとの間の相違は、割当タイプフィールドが元の3つのビットから1つのビットへと短縮され、後のフィールドが対応してシフトされ、そして、最後の6ビットが、新たなフィールド、すなわち、チャネル割り当て情報及びチャネル拡張タイプ情報を示すのに使用されるチャネル割り当て(Channel Allocation)フィールドを形成するということである。
もちろん、チャネル割り当て情報及びチャネル拡張タイプ情報を送信するのに5つのビットのみを必要とする場合には、図5bに示されているように、また、割り当て制御フィールドを再定義して、5ビットの新たなフィールドを形成してもよい。その割り当て制御フィールドのフォーマットと図4bに示されている拡張スケジュール要素の中の割り当て制御フィールドのフォーマットとの間の相違は、割り当てタイプフィールドが元の3つのビットから2つのビットへと短縮され、後のフィールドが対応してシフトされ、そして、最後の5つのビットが、新しいフィールド、すなわち、チャネル割り当て情報及びチャネル拡張タイプ情報を示すのに使用されるチャネル割り当て(Channel Allocation)フィールドを形成するということである。
本発明の他の実施形態においては、対応するシステム設計を単純化するために、ある特定の制約条件に基づいて、ある程度まで、すべての可能なチャネル割り当ての組合せ及び可能なチャネル拡張タイプの組合せをスクリーニングしてもよい。例えば、システムの中で4つのチャネルが利用可能であり、最大で2つのチャネルについてチャネルアグリゲーションを実行することが可能であると仮定する。この場合には、図6に示されているように、合計14個のチャネル割り当ての組み合わせを取得することが可能である。4つのビットによって、それらの14個のチャネル割り当ての組み合わせを符号化してもよい。図7aに示されているように、チャネル割り当て情報及びチャネル拡張タイプ情報を示すのに使用される上記の4ビットの情報を送信するのに、拡張スケジュール要素の中の割り当て制御フィールドの中の4つの予約されたビットB12、B13、B14、及びB15を使用してもよい。
他の例として、チャネル割り当て情報及びチャネル拡張タイプ情報を別々に示すのに、拡張スケジュール要素の中の割り当て制御フィールドの中の4つの予約されたビットを使用する。例えば、チャネル割り当て情報を示すのに、予約されたフィールドの中の3つのビット、例えば、最初の3つのビット、すなわち、図7bの中のチャネル割り当て(Channel Allocation)フィールドを使用してもよい。チャネル拡張タイプ情報を示すのに、予約されたフィールドの中の1つのビット、例えば、最後のビット、すなわち、図7bの中の拡張タイプ(Extension Type)フィールドを使用してもよい。
図8a及び図8bは、チャネル割り当てフィールド及び拡張タイプフィールドの特定の適用例を提供する。
B12、B13、B14は、端末デバイスに割り当てられたチャネルを示し、B15は、割り当てられた複数の隣接するチャネルについてチャネルボンディングを実行するか否かを示している。同図に示されているように、B12B13B14が001である場合には、その値は、端末デバイスにチャネル1(CH1)及びチャネル2(CH2)の双方を割り当てているということを示し、或いは、B12B13B14が101である場合には、その値は、チャネル1(CH1)、チャネル3(CH3)、及びチャネル4(CH4)のすべてを端末デバイスに割り当てているということを示している。図8aに示されているように、B15の値が0である場合には、チャネルボンディング技術は使用されない。図8bに示されているように、B15の値が1である場合には、チャネルボンディング技術は使用される。例えば、B12B13B14が001であり、B15が1である場合には、その値は、端末デバイスにチャネル1(CH1)及びチャネル2(CH2)の双方を割り当てており、チャネルボンディング方式にしたがって、隣接するチャネル1(CH1)及びチャネル2(CH2)についてチャネル拡張を実行しているということを示している。代替的に、B12B13B14が101であり、B15が1である場合には、その値は、チャネル1(CH1)、チャネル3(CH3)、及びチャネル4(CH4)のすべてを端末デバイスに割り当てており、チャネルボンディング方式にしたがって、隣接するチャネル3(CH3)及びチャネル4(CH4)についてチャネル拡張を実行しているということを示している。
上記の例においては、チャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を送信するのに、既存の拡張スケジュール要素フィールドフォーマットを使用している。代替的に、本発明のこの実施形態においては、新たなフィールドを定義することによって、チャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を送信してもよく、無線アクセスポイントがリソース割り当てを端末デバイスに通知するために使用するフレーム又はフィールドの中で、このフィールドを搬送する。例えば、端末ユーザのマルチチャネル拡張送信のために、新たな拡張スケジュール要素を定義する。
例えば、4ビットのチャネル割り当てフィールドを定義し、ビットマッピングによって、チャネル割り当て情報を送信する。ビットの値と割り当てられたチャネルとの間の具体的な対応関係は、表5に示されている。k番目のビット、すなわち、Bkは、チャネルkの割り当て状態を示し、0の値は、チャネルkが割り当てられていないということを示し、1の値は、チャネルkが割り当てられているということを示している。例えば、B0B1B2B3が0101である場合には、その値は、2番目のチャネル及び4番目のチャネルが割り当てられている、すなわち、CH2及びCH4が割り当てられているということを示す。
Figure 0006947871
加えて、複数の割り当てられた隣接するチャネルについてチャネルボンディングを実行するか否かを示すのに、1ビットのチャネル拡張タイプフィールドを定義してもよい。チャネル拡張タイプフィールドが0である場合には、チャネル拡張を実行するのにデフォルトでチャネルアグリゲーション技術を使用し、或いは、チャネル拡張タイプフィールドが1である場合には、チャネル拡張を実行するのにチャネルボンディング技術を使用する。例えば、チャネル割り当てフィールドが1101であり、チャネル拡張タイプフィールドが1である場合には、隣接するチャネル1及びチャネル2は、チャネルボンディング技術を使用することによって、広い帯域幅を有するチャネルを形成し、その後、データ送信のために、そのチャネル及びチャネル4についてチャネルアグリゲーションを実行する。
他の例として、代替的に、複数の割り当てられた隣接するチャネルについてチャネルボンディングを実行するか否かを示すために、3ビットのチャネル拡張タイプフィールドを定義してもよい。表6に示されているように、フィールドが111である場合には、その値は、データ送信のために、割り当てられたチャネルについてチャネルアグリゲーション技術を使用するということを示す。000乃至110は、対応する隣接するチャネルの結合状態を示す。無線アクセスポイントが、端末デバイスに、4つのチャネルを割り当てる、すなわち、チャネル割り当てフィールドが1111である場合には、無線アクセスポイントは、最大の結合された帯域幅及び端末デバイスがサポートする集約されるチャネルの最大数に対する制限にしたがって、柔軟にチャネル拡張タイプを構成し、そして、チャネル拡張タイプフィールドを使用することによって、端末デバイスに通知する。例えば、端末デバイスの集約されるチャネルの最大数が2に制限されている場合には、3つのチャネル拡張タイプ、すなわち、011、100、及び101が選択のために利用可能である。無線アクセスポイントは、3つの方式のうちの1つを選択し、そして、端末デバイスに通知する。
Figure 0006947871
本発明の他の実施形態においては、既存の拡張スケジュール要素に基づいて、端末デバイスのマルチチャネル拡張送信のために新たな拡張スケジュール要素を定義する。その新たな拡張スケジュール要素の中のチャネル割り当て情報は、既存の拡張スケジュール要素の中の割り当て情報に対する補足となっている。
図9aに示されている方法においては、拡張存在(Extension Present)フィールドが、既存の拡張スケジュール要素に導入され、端末デバイスが、新たな拡張スケジュール要素をさらに検出して、補足的な割り当て情報を取得することを必要とするか否かを示すのに使用される。例えば、拡張存在フィールドの長さは、1ビットとなるように定義される。そのフィールドの値が0である場合には、その値は、無線アクセスポイントが、端末デバイスに1つのチャネルを割り当て、そのチャネルと現在の拡張スケジュール要素を送信するのに使用されるチャネルが同じチャネルであるということを示し、そして、このことは、端末デバイスが新たな拡張スケジュール要素をさらに検出することを必要としないということを示す。そのフィールドの値が1である場合には、その値は、無線アクセスポイントが、送信のために、端末デバイスに複数のチャネルを割り当てるか、又は、無線アクセスポイントが、端末デバイスに1つのチャネルを割り当てるが、そのチャネルと現在の拡張スケジュール要素を送信するのに使用されるチャネルが異なるチャネルであるということを示し、このことは、端末デバイスが、新たな拡張スケジュール要素を検出して、補足的な割り当て情報を取得することを必要とするということを示す。図9aに示されているように、拡張存在フィールドとして、元の拡張スケジュール要素の中の4ビットの予約された(Reserved)フィールドの中の1ビットを使用してもよい。
図9bに示されている他の方法においては、拡張存在(Extension Present)フィールドが、既存の拡張スケジュール要素に導入され、端末デバイスが、新たな拡張スケジュール要素をさらに検出して、補足的な割り当て情報を取得することを必要とするか否かを示すのに使用される。加えて、チャネルID(Channel ID)フィールドが導入され、無線アクセスポイントが端末デバイスに割り当てるチャネルのチャネルIDを示すのに使用される。拡張存在フィールドの値が0である場合には、その値は、無線アクセスポイントが端末デバイスに1つのチャネルを割り当てるということを示し、そのチャネルは、チャネルIDフィールドによって示され、端末デバイスは、新たな拡張スケジュール要素をさらに検出することを必要としない。拡張存在フィールドの値が1である場合には、その値は、無線アクセスポイントが送信のために端末デバイスに複数のチャネルを割り当てるということを示し、このことは、端末デバイスが、新たな拡張スケジュール要素を検出して、補足的な割り当て情報を取得することを必要とするということを示す。図9bに示されているように、拡張存在フィールドとして、既存の拡張スケジュール要素の中の4ビットの予約された(Reserved)フィールドの中の1つのビットを使用してもよく、チャネルIDフィールドとして残りの3つのビットを使用してもよい。
図10に示されているように、新たな拡張スケジュール要素は、要素ID(Element ID)フィールドを含む。要素IDフィールドの中で搬送される要素ID番号は、既存の拡張スケジュール要素の中で搬送される要素ID番号とは異なっており、その拡張スケジュール要素が、新たな拡張スケジュール要素であるのか、或いは、既存の拡張スケジュール要素であるのかを識別するのに使用される。新たな拡張スケジュール要素は、長さ(Length)フィールド及び多数の割り当て(Allocation)フィールドをさらに含む。割り当てフィールドは、割り当てID(Allocation ID)、ソース関連ID(Source AID, Source Association Identifier)、宛先関連ID(Destination AID, Destination Association Identifier)、拡張タイプ(Extension Type)フィールド、及びチャネル割り当て(Channel Allocation)フィールドを含む。新たな拡張スケジュール要素の中の割り当てフィールドの中にある割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDの定義は、既存の拡張スケジュール要素の中の割り当てフィールドの中にある割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDの定義と一致している。新たな拡張スケジュール要素においては、割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDが、一体となって、新たな拡張スケジュール要素の中の1つの割り当てを決定する。既存の拡張スケジュール要素の中の割り当てフィールド及び新たな拡張スケジュール要素の中の割り当てフィールドが、同じ割り当てを示す場合には、既存の拡張スケジュールの中の割り当てフィールドの中にある割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDは、新たな拡張スケジュール要素の中の割り当てフィールドの中にある割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDと一致する。
拡張タイプフィールドは、チャネル拡張タイプを示す。チャネル割り当てフィールドは、チャネル割り当て状態、すなわち、複数のチャネルについての情報を示す。例えば、拡張タイプフィールドの長さは、1ビットになるように定義されてもよく、チャネル割り当てフィールドの長さは、8ビットになるように定義されてもよい。拡張タイプフィールドが0である場合には、その値は、チャネルボンディング技術を使用することによって、複数の隣接するチャネルについてマルチチャネル拡張を実行するか、又は、1つのチャネルのみを割り当てるということを示し、或いは、拡張タイプフィールドが1である場合には、その値は、チャネルアグリゲーション技術を使用することによって、複数の隣接するチャネルについてマルチチャネル拡張を実行するということを示す。8ビットのチャネル割り当てフィールドについては、チャネル割り当て情報は、ビットマッピングによって送信され、最大で8つのチャネルの割り当てをサポートする。ビット0乃至7(B0-B7)は、それぞれ、チャネル1乃至8(CH1-CH8)に対応している。k番目のビット、すなわち、Bkは、対応するチャネルの割り当て状態を示し、0の値は、チャネルが割り当てられていないということを示し、1の値は、チャネルが割り当てられているということを示す。システムは、最大で6つのチャネルを割り当てることが可能であると仮定する。最初の6ビットは、有効なビットであり、最後の2ビットは、予約されたビットであり、予約されたビットの値は、0に設定されてもよい。集約されるチャネルの最大数は、2であり、チャネルアグリゲーションが実行される単一のチャネルの帯域幅は、基本チャネルの帯域幅と同じであるか2倍であると仮定する。この場合には、表7に示されているチャネル割当状態テーブルを取得することが可能である。
Figure 0006947871
例えば、チャネル割り当てフィールドが11000000であると仮定する。拡張タイプフィールドが0である場合には、チャネルボンディング技術を使用することによって、隣接するチャネル1及びチャネル2についてチャネル拡張を実行し、或いは、拡張タイプフィールドが1である場合には、チャネルアグリゲーション技術を使用することによって、隣接するチャネル1及びチャネル2についてチャネル拡張を実行する。他の例として、チャネル割り当てフィールドが11110000であると仮定する。チャネル拡張タイプフィールドが0である場合には、チャネルボンディング技術を使用することによって、隣接するチャネル1、チャネル2、チャネル3、及びチャネル4についてチャネル拡張を実行し、或いは、チャネル拡張タイプフィールドが1である場合には、チャネル1及びチャネル2についてチャネルボンディングを実行して、大きな帯域幅1を形成するとともに、チャネル5及びチャネル6についてチャネルボンディングを実行して、他の大きな帯域幅2を形成し、そして、その後、チャネル拡張のために、大きな帯域幅1及び大きな帯域幅2についてチャネルアグリゲーションを実行する。
無線アクセスポイントが、送信のために、端末デバイスに複数のチャネルを割り当てる場合に、その無線アクセスポイントは、以下で第1の拡張スケジュール要素と称される既存の拡張スケジュール要素を端末デバイスに送る。その第1の拡張スケジュール要素は、端末デバイスに複数のチャネルを割り当てるということを示す指示情報を搬送する。その指示情報は、上記で言及した拡張存在フィールドであってもよい。そのフィールドは、1つのビットを含む。そのフィールドの値が1である場合には、その値は、端末デバイスに複数のチャネルを割り当てるということを示す。
無線アクセスポイントは、さらに、端末デバイスに、以下で第2の拡張スケジュール要素と称される新たな拡張スケジュール要素を送ることを必要とする。その第2の拡張スケジュール要素は、チャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を搬送する。チャネル割り当て情報は、端末デバイスが複数のチャネルによってデータを送り及び受信するということを示し、チャネル拡張タイプ情報は、無線アクセスポイントが端末デバイスにチャネルを割り当てるために使用する1つ又は複数のチャネル拡張タイプを示す。チャネル割り当て情報は、第2の拡張スケジュール要素のリソース割り当てフィールドの中のチャネル割り当てフィールドの中で搬送されてもよく、チャネル拡張タイプ情報は、リソース割り当てフィールドの中の拡張タイプフィールドの中で搬送されてもよい。
マルチチャネル拡張送信を実行する端末デバイスは、最初に、既存の拡張スケジュール要素の中の割り当てフィールドを使用することによって、一次割り当て情報を取得し、次に、新たな拡張スケジュール要素の中の割り当てフィールドを使用することによって、補足的な割り当て情報を取得し、そして、取得した一次割り当て情報及び補足的な割り当て情報を組み合わせて、マルチチャネル拡張送信の完全な割り当て情報を形成することを必要とする。
実際のスケジューリングされた送信においては、データ送信のために、マルチチャネル拡張送信能力を有する端末デバイスのすべてに、複数チャネルを割り当てるわけではない。無線アクセスポイントが、端末デバイスに1つのみのチャネルを割り当てる場合には、その端末デバイスは、既存の拡張スケジュール要素の中の割り当て情報のみを取得することを必要とし、新たな拡張スケジュール要素の中の割り当て情報を検出し又は取得することを必要としない。上記では、図9a及び図9bを参照して、1つのみのチャネルを割り当てる場合に拡張スケジュール要素の中で搬送される情報について詳細に説明してきたので、本明細書においては、詳細は、繰り返しては説明されない。
端末デバイスは、最初に、既存の拡張スケジュール要素、すなわち、第1の拡張スケジュール要素の中の情報を取得し、そして、ソース関連ID又は宛先関連IDにしたがって、端末デバイスにチャネルを割り当てるのに使用される割り当てフィールドを取得してもよい。割り当てフィールドの中の拡張存在フィールドの値が0である場合には、第1の拡張スケジュール要素を使用することによって、割り当て情報を取得してもよい。拡張存在フィールドの値が1である場合には、端末デバイスは、新たな拡張スケジュール要素、すなわち、第2の拡張スケジュール要素の中の情報を取得し、そして、第1の拡張スケジュール要素の中で搬送される割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDにしたがって、対応する第2の拡張スケジュール要素の中の対応する割当フィールドを取得して、完全な割り当て情報を取得することを必要とする。
上記の実施形態は、無線アクセスポイントが、チャネル拡張方式にしたがって端末デバイスにチャネルを割り当て、その端末デバイスに通知する処理を説明してきた。対応する情報を受信した後に、端末デバイスは、無線周波数チェーンパラメータを調整し、そして、割り当てられたチャネルによってデータを送り及び受信してもよい。以下の実施形態は、無線アクセスポイントが送ったデータを受信した後に、端末デバイスがどのようにして肯定応答(Acknowledgement, ACK)情報をフィードバックするかを説明する。
この実施形態においては、通信システムが、(チャネルボンディング及びチャネルアグリゲーション等の)2つのチャネル拡張タイプをサポートする場合の例として、さらに、IEEE 802.11ay規格にしたがって定義されている無線アクセスポイント及び端末デバイスを使用する。無線アクセスポイントが送ったデータを正しく受信した後に、端末デバイスは、短いフレーム間スペース(Short InterFrame Space, SIFS)の後に肯定応答フレームを送って、無線アクセスポイントにデータの受信の成功をフィードバックすることを必要とする。チャネルボンディング技術を使用することによって送信されたデータの場合には、結合されたチャネルによって肯定応答フレームを送ってもよい。図11に示されているように、無線アクセスポイントが端末デバイスにチャネルCH1及びCH2を割り当て、CH1は、プライマリチャネル(Primary Channel)であり、そして、チャネルCH1及びCH2を結合することによって、端末デバイスにデータを送る場合に、その端末デバイスは、データを正しく受信した後に、結合されたチャネルCH1及びCH2によって肯定応答フレームを送ってもよい。
上記の実施形態においては、結合されたチャネルによって肯定応答フレームをフィードバックすることによって、チャネルボンディングの間に肯定応答情報をどのようにフィードバックするかに関する問題を解決する。一方で、端末デバイスが、結合されたチャネル帯域幅の全体で肯定応答フレームを送る場合には、肯定応答フレームの送信電力は、比較的大きな帯域幅において等しく分割される。その結果、カバレッジエリアは、ある程度制限される場合がある。これを考慮して、本発明の他の実施形態は、図12に示されているように、肯定応答情報をフィードバックする他の方式を提供する。この実施形態においては、無線アクセスポイントは、端末デバイスにチャネルCH1及びCH2を割り当て、CH1は、プライマリチャネルであり、そして、チャネルCH1及びCH2を結合することによって、端末デバイスにデータを送る。データを正しく受信した後に、端末デバイスは、プライマリチャネルCH1によって肯定応答フレームを送る。この手法によって、肯定応答フレームの送信電力を1つのチャネルに集中させることが可能であり、その結果、肯定応答フレームの送信範囲を保証し、それによって、肯定応答フレームの送信の信頼性を改善することが可能である。もちろん、代替的に、端末デバイスは、プライマリチャネルのほかに、結合された複数のチャネルのうちのいずれか1つのチャネルによって肯定応答フレームを送信することを選択してもよい。本明細書においては、いかなる限定も課されない。
チャネルアグリゲーション技術を使用することによって送信されるデータについては、複数の異なるデータストリームが複数の異なるチャネルによって送信され、複数の異なるデータストリームのチャネル符号化及びデータ巡回冗長検査が別々に実行されるので、各々のチャネルによって送信されるデータについて、肯定応答を別々にフィードバックする必要がある。各々のチャネルにおいて送られるデータに対応する肯定応答フレームをチャネルにおいて別々に送信する場合には、肯定応答フレームのリソースの利用は、比較的低くなる。図13に示されているように、ある1つの実施形態は、チャネルアグリゲーションの間に肯定応答情報をフィードバックする方式を提案する。この実施形態においては、無線アクセスポイントは、チャネルアグリゲーション方式にしたがって、端末デバイスにチャネルCH1及びCH2を割り当て、CH1は、プライマリチャネルである。チャネルCH1及びCH2において送信されるデータの場合には、端末デバイスは、1つのマルチチャネル肯定応答フレームを使用することによって、プライマリチャネルCH1によって無線アクセスポイントに肯定応答情報を一元的にフィードバックする。マルチチャネル肯定応答(ACK)フレームの構造を図14に示す。従来の肯定応答フレームの構造に基づいて、マルチチャネルACKフィールド、すなわち、図14のM-ACKsフィールドを導入する。複数のチャンネルのACK情報をフィードバックするのに、このフィールドを使用する。このフィールドは、8つのビットを含み、マルチチャネルACK指示のために、最初の4つのビットを使用し、予約されたビットとして、残りの4つのビットを使用する。M-ACKsフィールドを使用することによって、複数のチャネルにおけるデータ送信肯定応答情報を示してもよい。例えば、ビットB0を使用することによって、チャネルCH1において送信されたデータの肯定応答情報をフィードバックし、ビットB1を使用することによって、チャネルCH2において送信されたデータの肯定応答情報をフィードバックする。この実施形態においては、1つのマルチチャネル肯定応答フレームを使用することによって、複数のチャネルにおけるデータ送信肯定応答情報を一元的にフィードバックし、その結果、肯定応答フレームの利用及びフィードバック効率を改善する。
ダイバーシティ利得を取得し、肯定応答フレームの受信の信頼性をさらに高めるために、本発明の他の実施形態は、図15に示されているように、チャネルアグリゲーションの間に肯定応答情報をフィードバックする方式を提供する。この実施形態においては、無線アクセスポイントは、チャネルアグリゲーション方式にしたがって、端末デバイスにチャネルCH1及びCH2を割り当て、CH1は、プライマリチャネルである。チャネルCH1及びCH2において送信されたデータについては、1つのマルチチャネル肯定応答フレームを使用することによって、肯定応答情報を一元的にフィードバックする。マルチチャネル肯定応答フレームの構造を図14に示す。マルチチャネルACK指示のために、最初の4ビットを使用する。例えば、ビットB0を使用することによって、チャネルCH1において送信されたデータの肯定応答情報をフィードバックし、ビットB1を使用することによって、チャネルCH2において送信されたデータの肯定応答情報をフィードバックする。端末デバイスは、チャネルCH1及びCH2の双方によってマルチチャネル肯定応答フレームを送って、マルチチャネル肯定応答フレームの受信の信頼性を改善する。
無線アクセスポイントが、チャネルボンディング方式及びチャネルアグリゲーション方式の双方にしたがって、端末デバイスにチャネルを割り当てる場合に、本発明のこの実施形態においては、図14に示されているマルチチャネル肯定応答フレームを使用して、肯定応答情報を一元的にフィードバックしてもよい。例えば、無線アクセスポイントは、端末デバイスにチャネルCH1、CH2、CH3、及びCH4を割り当てる。CH1、CH2、及びCH3は、データ送信のために、チャネルボンディング方式にしたがって結合されたチャネルを形成し、結合されたチャネル及びチャネルCH4は、チャネルアグリゲーション方式にしたがってデータを送信する。この実施形態においては、結合されたチャネルにおけるデータ肯定応答情報を示すのに、マルチチャネルACKフィールドの中のビットB0を使用し、チャネルCH4におけるデータ肯定応答情報を示すのに、B1を使用する。この手法によって、1つのマルチチャネル肯定応答ACKフレームを使用することによって、すべてのチャネルのデータ肯定応答情報をフィードバックし、その結果、フィードバック効率を改善するとともに、リソースを節約する。
本発明の上記の複数の実施形態は、それぞれ、リソース構成方法、リソース通知方法、及び肯定応答情報フィードバック方法等の複数の解決方法を説明している。上記の機能を実装するために、無線アクセスポイント及び端末デバイスは、機能を実行するための対応するハードウェア構成及び/又はソフトウェア構成を含むということを理解することが可能である。当業者は、本明細書において開示されている複数の実施形態にしたがって説明されている複数の例と関連して、本発明にしたがったハードウェア又はハードウェア及びコンピュータソフトウェアの組み合わせによって、ユニット及びアルゴリズムステップを実装してもよいということを容易に理解することが可能である。ある機能がハードウェアによって実装されるか、或いは、ハードウェアを駆動することによってコンピュータソフトウェアによって実装されるかは、技術的解決方法の特定の応用及び設計上の制約条件によって決まる。当業者は、複数の異なる方法を使用して、各々の特定の応用のための説明されている機能を実装してもよいが、その実装が本発明の範囲を超えると解釈されるべきではない。
本発明のある1つの実施形態は、上記のリソース割り当て通知方法を実装するための基地局を提供する。この実施形態においては、基地局の1つの例として、IEEE 802.11ay規格にしたがって規定されている無線アクセスポイントを使用する。図16は、その無線アクセスポイントの可能な構成を示している。同図に示されているように、その無線アクセスポイントは、トランシーバー1601及びプロセッサ1602を含む。トランシーバー1601は、上記の実施形態にしたがって、無線アクセスポイントと端末デバイスとの間の情報の送信又は受信をサポートするように構成されてもよい。プロセッサ1602は、端末デバイスと通信するのに使用される様々な機能を実行するように構成されてもよい。アップリンクにおいては、端末デバイスからのアップリンク信号は、アンテナによって受信され、トランシーバー1601によって復調される。さらに、プロセッサ1602は、端末デバイスが送ったサービスデータ及びシグナリング情報を処理する。ダウンリンクにおいては、サービスデータ及びシグナリングメッセージは、プロセッサ1602によって処理され、トランシーバー1601によって変調されて、ダウンリンク信号を生成し、そして、アンテナを使用することによって端末デバイスに送信される。プロセッサ1602は、さらに、上記の実施形態において説明されているリソース構成及び通知方法を実行し、端末デバイスの能力情報にしたがって、その端末デバイスのためのチャネル拡張タイプを決定し、データ送信のために、その端末デバイスのためのチャネルをスケジューリングし、そして、その端末デバイスにチャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を送る、ように構成される。上記の実施形態は、チャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を送信する方式、及び、チャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を搬送するメッセージ/シグナリングのフォーマットを詳細に説明してきたが、本明細書においては、詳細は、繰り返して説明されない。
無線アクセスポイントは、プログラムコード及び/又はデータを格納するように構成されてもよいメモリ1603をさらに含んでもよい。図16は、無線アクセスポイントの単純化された設計を示しているにすぎないということを理解することが可能である。実際の応用においては、無線アクセスポイントは、いずれかの数のトランシーバー、プロセッサ、又はメモリ等を含んでもよく、本発明を実装することが可能であるすべての無線アクセスポイントは、本発明の保護の範囲に属する。
図17は、上記の実施形態にしたがって提供される端末デバイスの可能な設計上の構成の単純化された概略的な図を示している。その端末デバイスは、トランシーバー1701及びプロセッサ1702を含み、メモリ1702をさらに含んでもよい。
トランシーバー1701は、上記の実施形態にしたがった無線アクセスポイントに信号を送信し、上記の実施形態にしたがった基地局が送信したダウンリンク信号を受信する。例えば、トランシーバー1701は、無線アクセスポイントに、端末デバイスの能力情報を送ってもよく、無線アクセスポイントが送ったチャネル割り当て情報及び/又はチャネル拡張タイプ情報を受信してもよい。端末デバイスが、無線アクセスポイントが送ったデータを受信した後に、トランシーバー1701は、無線アクセスポイントに肯定応答(ACK)情報をフィードバックしてもよい。例えば、無線アクセスポイントが、チャネルボンディング方式にしたがって、端末デバイスに複数のチャネルを割り当てる場合に、データを正しく受信した後に、トランシーバー1701は、結合されたチャネルによって又は複数のチャネルのうちの1つのチャネルによって、無線アクセスポイントにACK情報を送り、複数のチャネルを結合することによって、結合されたチャネルを形成し、或いは、無線アクセスポイントが、チャネルアグリゲーション方式にしたがって、端末デバイスに複数のチャネルを割り当てる場合に、データを正しく受信した後に、トランシーバー1701は、複数のチャネルのうちの1つ又は複数のチャネルによってマルチチャネルACK情報を送り、マルチチャネルACK情報は、複数のチャネルの各々におけるデータ肯定応答情報を示し、或いは、無線アクセスポイントが、チャネルボンディング方式及びチャネルアグリゲーション方式の双方にしたがって、端末デバイスに複数のチャネルを割り当てる場合に、データを正しく受信した後に、トランシーバー1701は、複数のチャネルのうちの1つ又は複数のチャネルによってマルチチャネルACK情報を送り、マルチチャネルACK情報は、結合されたチャネルにおけるデータ肯定応答情報及び他のチャネルにおけるデータ肯定応答情報を示し、複数のチャネルは、結合されたチャネル及び他のチャネルを含む。
プロセッサ1702は、端末デバイスの動作を制御し及び管理して、トランシーバー1701が受信したデータ及びシグナリング情報をさらに処理し、対応する情報を取得し、そして、上記の実施形態にしたがった端末デバイスが実行する処理を実行する。例えば、プロセッサ1702は、端末デバイスの能力情報を生成してもよく、トランシーバー1701を使用することによって、無線アクセスポイントに端末デバイスの能力情報を送ってもよく、無線アクセスポイントが送ったチャネル割り当て情報を構文解析して取得してもよく、或いは、無線アクセスポイントが送ったデータを端末デバイスが受信した後に、肯定応答(ACK)情報又はマルチチャネル肯定応答(ACK)情報を生成し、そして、トランシーバー1701を使用することによって、無線アクセスポイントに肯定応答(ACK)情報又はマルチチャネル肯定応答(ACK)情報を送ってもよい。上記の実施形態は、端末デバイスの能力情報、ACK情報、マルチチャネルACK情報、端末デバイスの能力情報を搬送するメッセージ/シグナリングのフォーマット、及びマルチチャネルACK情報のフォーマットを送る方式を説明してきたが、本明細書においては、詳細は、繰り返しては説明されない。端末デバイスは、メモリ1703をさらに含んでもよく、そのメモリ1703は、プログラムコード及び/又はデータを格納するように構成されてもよい。
本発明の複数の実施形態にしたがった無線アクセスポイント及び端末デバイスのプロセッサは、中央処理装置(CPU)、汎用プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又は、他のプログラム可能な論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェア構成要素、又はそれらのいずれかの組み合わせであってもよい。無線アクセスポイント及び端末デバイスは、例として使用されるとともに、本発明の複数の実施形態にしたがった開示を参照して説明された様々な論理ブロック、モジュール、及び回路を実装し又は実行してもよい。代替的に、プロセッサは、1つ又は複数のマイクロプロセッサを含む組み合わせ又はDSP及びマイクロプロセッサの組み合わせ等のコンピューティング機能を実装するための組み合わせであってもよい。
本発明の複数の実施形態にしたがった開示を参照して説明された方法及びアルゴリズムステップは、ハードウェアによって実装されてもよく、或いは、ソフトウェア命令を実行することによってプロセッサによって実装されてもよい。ソフトウェア命令は、コンピュータ読み取り可能な媒体に格納されてもよく、或いは、1つ又は複数の命令又はコードとしてコンピュータ読み取り可能な媒体に送信されてもよい。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含み、通信媒体は、ある1つの場所から他の場所にコンピュータプログラムを送信することを可能にするいずれかの媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータにアクセス可能ないずれかの一般的な又は専用の利用可能な媒体であってもよい。
上記の複数の特定の実装においては、本発明の目的、技術的解決方法、及び利点が、さらに詳細に説明されている。上記の説明は、本発明の特定の実装であるにすぎず、本発明の保護範囲を制限することを意図したものではないということを理解すべきである。

Claims (17)

  1. リソース割り当て通知方法であって、
    無線アクセスポイントによって端末デバイスの能力情報を受信するステップと、
    前記無線アクセスポイントによって、前記端末デバイスの前記能力情報にしたがって、チャネル割り当て情報及びチャネル拡張タイプ情報を決定するステップと、
    前記無線アクセスポイントによって前記端末デバイスに、前記チャネル割り当て情報及び前記チャネル拡張タイプ情報を送信するステップと、を含み、
    前記チャネル割り当て情報は、送信のために割り当てられる1つ又は複数のチャネルを示し、前記チャネル拡張タイプ情報は、前記無線アクセスポイントが使用することを決定する前記1つ又は複数のチャネルのチャネル拡張タイプを示
    前記チャネル割り当て情報及び前記チャネル拡張タイプ情報は、新たな拡張スケジューリング要素の中で搬送され、
    前記新たな拡張スケジュール要素は、要素IDフィールド、長さフィールド、及び複数の割り当てフィールドを含み、1つの割り当てフィールドは、前記チャネル割り当て情報及び前記チャネル拡張タイプ情報を含み、前記新たな拡張スケジュール要素の前記要素IDフィールドの中で搬送される要素ID番号は、前記IEEE802.11ad規格によって定義される既存の拡張スケジュール要素の中で搬送される要素ID番号とは異なり、
    当該リソース割り当て通知方法は、
    前記新たな拡張スケジュール要素を送信する前に、前記無線アクセスポイントによって前記端末デバイスに第1の拡張スケジュール要素を送信するステップをさらに含み、前記第1の拡張スケジュール要素は、前記端末デバイスに複数のチャネルを割り当てるということを示す指示情報を搬送し、前記第1の拡張スケジュール要素の中で搬送される割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDは、それぞれ、前記新たな拡張スケジュール要素の前記割り当てフィールドの中で搬送される割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDと一致する、
    方法。
  2. リソース割り当て通知方法であって、
    端末デバイスによって無線アクセスポイントに、前記端末デバイスの能力情報を送信するステップと、
    前記端末デバイスによって、前記無線アクセスポイントが送信するチャネル割り当て情報及びチャネル拡張タイプ情報を受信するステップと、を含み、前記チャネル割り当て情報は、送信のために割り当てられる1つ又は複数のチャネルを示し、前記チャネル拡張タイプ情報は、前記無線アクセスポイントが使用することを決定する前記1つ又は複数のチャネルのチャネル拡張タイプを示
    前記チャネル割り当て情報及び前記チャネル拡張タイプ情報は、新たな拡張スケジュール要素の中で搬送され、
    前記新たな拡張スケジュール要素は、要素IDフィールド、長さフィールド、及び複数の割り当てフィールドを含み、1つの割り当てフィールドは、前記チャネル割り当て情報及び前記チャネル拡張タイプ情報を含み、前記新たな拡張スケジュール要素の中の前記要素IDフィールドの中で搬送される前記要素ID番号は、前記IEEE802.11ad規格にしたがって定義される既存の拡張スケジュール要素の中で搬送される要素ID番号とは異なり、
    当該リソース割り当て通知方法は、
    前記新たな拡張スケジュール要素を受信する前に、前記端末デバイスによって前記無線アクセスポイントから、第1の拡張スケジュール要素を受信するステップをさらに含み、前記第1の拡張スケジュール要素は、前記端末デバイスに複数のチャネルを割り当てるということを示す指示情報を搬送し、
    前記第1の拡張スケジュール要素の中で搬送される割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDは、それぞれ、前記新たな拡張スケジュール要素の前記割り当てフィールドの中で搬送される割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDと一致する、
    方法。
  3. 前記チャネル拡張タイプは、チャネルアグリゲーション又はチャネルボンディングであり、前記チャネル拡張タイプ情報は、1ビットを含み、前記1つ又は複数のチャネルの前記チャネル拡張タイプが、チャネルアグリゲーション又はチャネルボンディングであるということを示すのに使用される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記チャネル拡張タイプ情報の第1の値は、前記1つ又は複数のチャネルの前記チャネル拡張タイプがチャネルアグリゲーションであるということを示し、前記チャネル拡張タイプ情報の第2の値は、前記1つ又は複数のチャネルの前記チャネル拡張タイプがチャネルボンディングであるということを示す、請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記チャネル割り当て情報は、8ビットを含み、前記8ビットは、前記1つ又は複数のチャネルがビットマッピングによって割り当てられているということを示すのに使用され、前記8ビットのうちの1つのビットは、2.16[GHz]の帯域幅を有する1つのチャネルに対応し、2.16[GHz]の帯域幅を有する前記対応するチャネルが割り当てられているか否かを示すのに使用される、請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記8ビットのうちの前記1つのビットの値は、1であり、前記1つのビットの値は、前記対応するチャネルが割り当てられているということを示し、前記8ビットのうちの前記1つのビットの値は、0であり、前記1つのビットの値は、前記対応するチャネルが割り当てられていないということを示す、請求項5に記載の方法。
  7. 前記能力情報は、前記端末デバイスがサポートする1つ又は複数のチャネル拡張タイプ及び前記端末デバイスがサポートする集約されているチャネルの最大数を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記能力情報は、前記端末デバイスがサポートする単一チャネルの最大帯域幅をさらに含み、単一チャネルの前記最大帯域幅は、2.16[GHz]、4.32[GHz]、6.48[GHz]、又は8.64[GHz]を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 無線通信システムにおける装置であって、当該装置は、無線アクセスポイントに適用され、
    端末デバイスの能力情報を受信し、そして、前記端末デバイスに、チャネル割り当て情報及びチャネル拡張タイプ情報を送信する、ように構成されるトランシーバーであって、前記チャネル割り当て情報は、送信のために割り当てられる1つ又は複数のチャネルを示し、前記チャネル拡張タイプ情報は、前記無線アクセスポイントが使用することを決定する前記1つ又は複数のチャネルのチャネル拡張タイプを示す、トランシーバーと、
    前記端末デバイスの前記能力情報にしたがって、前記チャネル割り当て情報及び前記チャネル拡張タイプ情報を決定し、そして、前記チャネル割り当て情報及び前記チャネル拡張タイプ情報を生成するように構成されるプロセッサと、を含
    前記チャネル割り当て情報及び前記チャネル拡張タイプ情報は、新たな拡張スケジュール要素の中で搬送され、
    前記新たな拡張スケジュール要素は、要素IDフィールド、長さフィールド、及び複数の割り当てフィールドを含み、1つの割り当てフィールドは、前記チャネル割り当て情報及び前記チャネル拡張タイプ情報を含み、前記新たな拡張スケジュール要素の中の前記要素IDフィールドの中で搬送される前記要素ID番号は、前記IEEE802.11ad規格にしたがって定義される既存の拡張スケジュール要素の中で搬送される要素ID番号とは異なり、
    前記無線アクセスポイントは、前記新たな拡張スケジュール要素を送信する前に、前記端末デバイスに第1の拡張スケジュール要素を送信するように構成され、前記第1の拡張スケジュール要素は、前記端末デバイスに複数のチャネルを割り当てるということを示す指示情報を搬送し、前記第1の拡張スケジュール要素の中で搬送される割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDは、それぞれ、前記新たな拡張スケジュール要素の前記割り当てフィールドの中で搬送される割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDと一致する、
    装置。
  10. 無線通信システムにおける装置であって、当該装置は、端末デバイスに適用され、
    能力情報を生成するように構成されるプロセッサと、
    無線アクセスポイントに前記能力情報を送信し、そして、前記無線アクセスポイントが送信するチャネル割り当て情報及びチャネル拡張タイプ情報を受信する、ように構成されるトランシーバーと、を含み、前記チャネル割り当て情報は、送信のために割り当てられる1つ又は複数のチャネルを示し、前記チャネル拡張タイプ情報は、前記無線アクセスポイントが使用することを決定する前記1つ又は複数のチャネルのチャネル拡張タイプを示
    前記チャネル割り当て情報及び前記チャネル拡張タイプ情報は、新たな拡張スケジュール要素の中で搬送され、
    前記新たな拡張スケジュール要素は、要素IDフィールド、長さフィールド、及び複数の割り当てフィールドを含み、1つの割り当てフィールドは、前記チャネル割り当て情報及び前記チャネル拡張タイプ情報を含み、前記新たな拡張スケジュール要素の中の前記要素IDフィールドの中で搬送される前記要素ID番号は、前記IEEE802.11ad規格にしたがって定義される既存の拡張スケジュール要素の中で搬送される要素ID番号とは異なり、
    前記端末デバイスは、前記新たな拡張スケジュール要素を受信する前に、前記無線アクセスポイントから、第1の拡張スケジュール要素を受信するように構成され、前記第1の拡張スケジュール要素は、前記端末デバイスに複数のチャネルを割り当てるということを示す指示情報を搬送し、
    前記第1の拡張スケジュール要素の中で搬送される割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDは、それぞれ、前記新たな拡張スケジュール要素の前記割り当てフィールドの中で搬送される割り当てID、ソース関連ID、及び宛先関連IDと一致する、
    装置。
  11. 前記チャネル拡張タイプは、チャネルアグリゲーション又はチャネルボンディングであり、前記チャネル拡張タイプ情報は、1ビットを含み、前記1つ又は複数のチャネルの前記チャネル拡張タイプが、チャネルアグリゲーション又はチャネルボンディングであるということを示すのに使用される、請求項9又は10に記載の装置。
  12. 前記チャネル拡張タイプ情報の第1の値は、前記1つ又は複数のチャネルの前記チャネル拡張タイプがチャネルアグリゲーションであるということを示し、前記チャネル拡張タイプ情報の第2の値は、前記1つ又は複数のチャネルの前記チャネル拡張タイプがチャネルボンディングであるということを示す、請求項9乃至11のうちのいずれか1項に記載の装置。
  13. 前記チャネル割り当て情報は、8ビットを含み、前記8ビットは、前記1つ又は複数のチャネルがビットマッピングによって割り当てられているということを示すのに使用され、前記8ビットのうちの1つのビットは、2.16[GHz]の帯域幅を有する1つのチャネルに対応し、2.16[GHz]の帯域幅を有する前記対応するチャネルが割り当てられているか否かを示すのに使用される、請求項9乃至12のうちのいずれか1項に記載の装置。
  14. 前記8ビットのうちの前記1つのビットの値は、1であり、前記1つのビットの値は、前記対応するチャネルが割り当てられているということを示し、前記8ビットのうちの前記1つのビットの値は、0であり、前記1つのビットの値は、前記対応するチャネルが割り当てられていないということを示す、請求項13に記載の装置。
  15. 前記能力情報は、前記端末デバイスがサポートする1つ又は複数のチャネル拡張タイプ及び前記端末デバイスがサポートする集約されているチャネルの最大数を含む、請求項14に記載の装置。
  16. 前記能力情報は、前記端末デバイスがサポートする単一チャネルの最大帯域幅をさらに含み、単一チャネルの前記最大帯域幅は、2.16[GHz]、4.32[GHz]、6.48[GHz]、又は8.64[GHz]を含む、請求項15に記載の装置。
  17. 請求項1乃至8のうちのいずれか1項に記載の方法を実装する命令を含むコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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