JP6946598B1 - 利用規約に関する専門家コメント提供装置、方法、及びプログラム - Google Patents

利用規約に関する専門家コメント提供装置、方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

サーバ装置1は、サービスと、専門家と、該サービスの利用規約に関して専門家により投稿されたコメント及び評価と、該専門家の該サービスの利用規約に関するコメント及び評価に対するサービス利用者の評価と、を対応付けたデータを記憶するコメント・評価DB15を備え、ユーザ端末2Aから送信されたサービス選択情報とコメント・評価DB15に基づいて、一のサービスの専門家一覧画面を作成し、ユーザ端末2Aに送信する。また、サーバ装置1は、専門家一覧画面を表示したユーザ端末2Aから送信された専門家選択情報とコメント・評価DB15に基づいて、選択された専門家の専門家コメント・評価画面を作成し、ユーザ端末2Aに送信する。専門家一覧画面は、専門家ごとに専門家が投稿した全サービスに対するサービス利用者の評価を合計した合計値を表示する。

Description

本発明は、サービスの利用規約に関する専門家のコメントをサービス利用者に提供する技術に関し、特に、サービス利用者が利用規約に同意すべきか否かの判断に好適に利用することができる技術に関する。
昨今、ネットワークを介したオンラインサービスを利用する場合、サービス利用者は、利用規約に同意する必要がある。しかしながら、利用規約は長文であるとともに難解な法律用語が並んでいるため、読むのが面倒であり、実際には利用規約を読まぬまま同意しているサービス利用者も多いと想定される。
この点、例えば、特許文献1には、情報端末ユーザがユーザ登録時の契約内容の確認を容易にして契約同意を容易にするため、利用規約を印刷催促するメールを登録ユーザの情報端末に送信するコンテンツ配信システムが開示されている。
特開2001−282469号公報
一般に、ネットワークを介したサービスを利用する上で利用規約の内容を理解することは、サービス利用者にとって、困難なことが多く、負担が大きいという問題がある。このため、サービス利用者の負担を軽減する仕組みが求められていた。
本発明は上記の事情を鑑みてなされたものであり、利用規約の同意に際してサービス利用者の負担を軽減することができる、利用規約に関する専門家コメント提供装置、方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る利用規約に関する専門家コメント提供装置は、その一態様として、
サービス利用者が利用する利用者端末(以下、「第一の利用者端末」という)と相互に通信可能であって、サービスの利用規約に関する専門家のコメント及び評価をサービス利用者に提供する、利用規約に関する専門家コメント提供装置であって、
サービスと、専門家と、該サービスの利用規約に関して専門家により投稿されたコメント及び評価(以下、「専門家のコメント及び評価」と略す)と、該専門家の該サービスの利用規約に関するコメント及び評価に対するサービス利用者の評価(以下、「サービス利用者の評価」と略す)と、を対応付けたコメント・評価データを記憶するデータ記憶部と、
前記第一の利用者端末から送信されたサービス選択情報に基づいて、一のサービスを特定するサービス特定部と、
前記データ記憶部を参照して、前記サービス特定部により特定された前記一のサービスの前記コメント・評価データを取得し、前記一のサービスにコメント及び評価を投稿した全専門家の一覧画面(以下、「専門家一覧画面」という)を作成する第一の画面作成部と、
前記第一の画面作成部が作成した前記専門家一覧画面を、前記サービス選択情報を送信した前記第一の利用者端末に送信する第一の画面送信部と、
前記専門家一覧画面を表示した前記第一の利用者端末から送信された専門家選択情報に基づいて、一の専門家を特定する専門家特定部と、
前記データ記憶部を参照して、前記サービス特定部により特定された前記一のサービスであって、前記専門家特定部により特定された前記一の専門家の前記コメント・評価データを取得し、取得した前記コメント・評価データの前記専門家のコメント及び評価を示す画面(以下、「専門家コメント・評価画面」という)を作成する第二の画面作成部と、
前記第二の画面作成部が作成した前記専門家コメント・評価画面を、前記専門家選択情報を送信した前記第一の利用者端末に送信する第二の画面送信部と、
を備え、
前記第一の画面作成部は、前記データ記憶部を参照して、専門家ごとに、専門家が投稿した全サービスにおける前記サービス利用者の評価を合計した合計値を作成し、
前記専門家一覧画面には、専門家ごとに、前記合計値が表示される、
ことを要旨とする。
また、本発明に係る利用規約に関する専門家コメント提供方法は、その一態様として、
サービス利用者が利用する利用者端末(以下、「第一の利用者端末」という)と相互に通信可能なコンピュータがサービスの利用規約に関する専門家のコメント及び評価をサービス利用者に提供する、利用規約に関する専門家コメント提供方法であって、
前記コンピュータは、
サービスと、専門家と、該サービスの利用規約に関して専門家により投稿されたコメント及び評価(以下、「専門家のコメント及び評価」と略す)と、該専門家の該サービスの利用規約に関するコメント及び評価に対するサービス利用者の評価(以下、「サービス利用者の評価」と略す)と、を対応付けたコメント・評価データを記憶するデータ記憶部を備え、
前記第一の利用者端末から送信されたサービス選択情報に基づいて、一のサービスを特定するサービス特定ステップと、
前記データ記憶部を参照して、前記サービス特定ステップにより特定された前記一のサービスの前記コメント・評価データを取得し、前記一のサービスにコメント及び評価を投稿した全専門家の一覧画面(以下、「専門家一覧画面」という)を作成する第一の画面作成ステップと、
前記第一の画面作成ステップが作成した前記専門家一覧画面を、前記サービス選択情報を送信した前記第一の利用者端末に送信する第一の画面送信ステップと、
前記専門家一覧画面を表示した前記第一の利用者端末から送信された専門家選択情報に基づいて、一の専門家を特定する専門家特定ステップと、
前記データ記憶部を参照して、前記サービス特定ステップにより特定された前記一のサービスであって、前記専門家特定ステップにより特定された前記一の専門家の前記コメント・評価データを取得し、取得した前記コメント・評価データの前記専門家のコメント及び評価を示す画面(以下、「専門家コメント・評価画面」という)を作成する第二の画面作成ステップと、
前記第二の画面作成ステップが作成した前記専門家コメント・評価画面を、前記専門家選択情報を送信した前記第一の利用者端末に送信する第二の画面送信ステップと、
を備え、
前記第一の画面作成ステップは、前記データ記憶部を参照して、専門家ごとに、専門家が投稿した全サービスにおける前記サービス利用者の評価を合計した合計値を作成し、
前記専門家一覧画面には、専門家ごとに、前記合計値が表示される、
ことを要旨とする。
また、本発明に係る利用規約に関する専門家コメント提供プログラムは、その一態様として、
サービス利用者が利用する利用者端末(以下、「第一の利用者端末」という)と相互に通信可能なコンピュータがサービスの利用規約に関する専門家のコメント及び評価をサービス利用者に提供する、利用規約に関する専門家コメント提供プログラムであって、
前記コンピュータは、
サービスと、専門家と、該サービスの利用規約に関して専門家により投稿されたコメント及び評価(以下、「専門家のコメント及び評価」と略す)と、該専門家の該サービスの利用規約に関するコメント及び評価に対するサービス利用者の評価(以下、「サービス利用者の評価」と略す)と、を対応付けたコメント・評価データを記憶するデータ記憶部を備え、
前記第一の利用者端末から送信されたサービス選択情報に基づいて、一のサービスを特定するサービス特定ステップと、
前記データ記憶部を参照して、前記サービス特定ステップにより特定された前記一のサービスの前記コメント・評価データを取得し、前記一のサービスにコメント及び評価を投稿した全専門家の一覧画面(以下、「専門家一覧画面」という)を作成する第一の画面作成ステップと、
前記第一の画面作成ステップが作成した前記専門家一覧画面を、前記サービス選択情報を送信した前記第一の利用者端末に送信する第一の画面送信ステップと、
前記専門家一覧画面を表示した前記第一の利用者端末から送信された専門家選択情報に基づいて、一の専門家を特定する専門家特定ステップと、
前記データ記憶部を参照して、前記サービス特定ステップにより特定された前記一のサービスであって、前記専門家特定ステップにより特定された前記一の専門家の前記コメント・評価データを取得し、取得した前記コメント・評価データの前記専門家のコメント及び評価を示す画面(以下、「専門家コメント・評価画面」という)を作成する第二の画面作成ステップと、
前記第二の画面作成ステップが作成した前記専門家コメント・評価画面を、前記専門家選択情報を送信した前記第一の利用者端末に送信する第二の画面送信ステップと、
を前記コンピュータに実行させ、
前記第一の画面作成ステップは、前記データ記憶部を参照して、専門家ごとに、専門家が投稿した全サービスにおける前記サービス利用者の評価を合計した合計値を作成し、
前記専門家一覧画面には、専門家ごとに、前記合計値が表示される、
ことを要旨とする。
本発明によれば、利用規約の同意に際してサービス利用者の負担を軽減することができる。
本発明の実施の形態に係る利用規約に関する専門家コメント提供システムの概略構成図である。 本発明の実施の形態に係る利用規約に関する専門家コメント提供サービスの概要を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る利用規約に関する専門家コメント提供システムの専門家一覧画面の一例である。 本発明の実施の形態に係る利用規約に関する専門家コメント提供システムのる専門家コメント・評価画面の一例である。 本発明の実施の形態に係る利用規約に関する専門家コメント提供システムの利用状況確認画面の一例である。 (a)は、本発明の実施の形態に係るサーバ装置の機能構成図であり、(b)は、本発明の実施の形態に係るユーザ端末の機能構成図である。 (a)は、本発明の実施の形態に係るマスタDBのデータ構成を模式的に示す図であり、(b)は、本発明の実施の形態に係るコメント・評価DBのデータ構成を模式的に示す図であり、(c)は、本発明の実施の形態に係る利用状況DBのデータ構成を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態に係る利用規約に関する専門家コメント提供システムの専門家コメント・評価提供処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る利用規約に関する専門家コメント提供システムの専門家コメント・評価登録処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る利用規約に関する専門家コメント提供システムの専門家コメント・評価画面の一例である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
<利用規約に関する専門家コメント提供システムの構成>
図1は、本発明の実施の形態に係る、利用規約に関する専門家コメント提供システム(以下、単に「専門家コメント提供システム」と略す)100の概略構成図である。専門家コメント提供システム100は、所定のサービス(例えば、オンラインサービスなど)を利用しようと考えているサービス利用者に対して、該所定のサービスの利用規約やプライバシーポリシー(以下、本実施の形態では、単に「利用規約」という)に同意してよいか否かの判断材料を提供する情報処理システムである。ここで、判断材料とは、具体的には、サービスの利用規約に関する専門家のコメントや評価のことである。サービス利用者は、この専門家コメント提供システム100が提供するサービス(以下、「専門家コメント提供サービス」という)を利用することにより、専門家の意見を参考にできるため、利用規約の同意の際の負担を軽減することができる。
ここで、専門家は、例えば、弁護士など利用規約の法律解釈に意見、コメント、評価などを述べることができる者が好適であるが、広義には、これに限定されず、サービス利用者も含めて利用規約に対してコメント及び評価を専門家コメント提供システム100に投稿する者を意味する。
専門家コメント提供システム100は、図1に示すように、専門家コメント提供サービスを提供するサービス事業者が管理するサーバ装置1と、サービス利用者が用いるユーザ端末2Aと、利用規約に関するコメントや評価を投稿する専門家が用いるユーザ端末2Bと、サーバ装置1とユーザ端末2A及び2Bを相互に通信可能とする、例えば、インターネット網、公衆網、LAN(Local Area Network)などの構内網、などからなる通信ネットワーク3、とを備えている。なお、本実施の形態では、ユーザ端末2A及び2Bを総称してユーザ端末2と表記する。
<専門家コメント提供サービスの概要>
専門家コメント提供システム100の各構成装置について説明する前に、図2を用いて、専門家コメント提供サービスの概要を、サービス利用者及び専門家の動作とともに簡単に説明する。図2は、専門家コメント提供サービスの流れを示す概要図である。
まず、専門家コメント提供システム100におけるサービス利用者の動作について説明する。サービス利用者は、ユーザ端末2Aを用いて、サービス利用者が利用したいサービスを選択する(ステップS1)。サービス選択の方法は種々想定される。例えば、(1)専門家コメント提供システム100が提供するサービス選択画面から所望のサービスを選択してもよいし(例えば、キーワードによる検索、サービス分類からの選択など)、(2)所定の検索サイトにおいて所望のサービスについて検索したときの検索結果からのリンクに基づいて専門家コメント提供システム100における所望のサービスが選択されるようにしてもよいし、(3)所望のサービスを提供するサービス事業者のサイトから利用規約を表示したとき、該利用規約のコメント提供に関するサービスを示すポップアップ画面が表示され、該ポップアップ画面から遷移して、専門家コメント提供システム100における所望のサービスが選択されるようにしてもよい。
専門家コメント提供システム100では、サービス利用者がサービスを選択することにより、サーバ装置1は、ユーザ端末2Aに、選択されたサービスに対してコメント及び評価を投稿した専門家の一覧画面(以下、「専門家一覧画面」という)201を表示する(ステップS2)。図3に専門家一覧画面201の一例を示す。図3は、サービスAに対する専門家一覧画面201を示している。サービス利用者は、専門家一覧画面201において、各専門家の名前や所属など最小限の個人情報(例えば、松本太郎、松本法律事務所、顔画像など)、過去のコメント・評価の投稿数(例えば、〇8、△2、×0を含む合計10など)、過去に自らが投稿したコメント・評価に対してサービス利用者により肯定的に評価された数(例えば、110など)、及びサービスAに対する投稿日時(例えば、2020年11月1日13時など)を確認することはできるが、各専門家のサービスAに対するコメントや評価を直接見ることはできない。
サービス利用者が特定の専門家のコメントや評価を見たい場合には、専門家一覧画面201において、特定の専門家を選択する(ステップS3)。例えば、図3に示した専門家一覧画面201において、松本太郎さんのコメント及び評価を見たい場合には、松本太郎さんの欄の「評価を見る」ボタンb1を押下する。
なお、図3に示した専門家一覧画面201における「サービスAの利用規約に関する専門家コメントが必要」ボタンb2は、サービス利用者が、サービスAに関して、専門家一覧画面201に表示されている専門家に加えて、さらに専門家のコメント・評価が必要な場合に押下するボタンとなっている。専門家コメント提供システム100では、このコメント必要ボタンb2の押下数を管理することにより、当該サービスに対するコメント及び評価のニーズを把握することができる。
専門家コメント提供システム100では、サービス利用者が専門家一覧画面201において専門家を選択することにより、サーバ装置1は、ユーザ端末2Aに、選択された専門家のコメント・評価画面(以下、「専門家コメント・評価画面」という)202を表示する(ステップS4)。図4に専門家コメント・評価画面202の一例を示す。図4は、サービスAに対して松本太郎さんが投稿したコメントや評価(例えば、〇)を示している専門家コメント・評価画面202を示している。評価は、例えば、図4に示した専門家コメント・評価画面202のように、複数段階に分類された評価のうちのいずれかの評価が選択されるようにしてもよい。サービス利用者は、専門家コメント・評価画面202において、選択した専門家の評価やコメントを見ることができるので、自分が利用したいサービスの利用規約に関する理解を深めることができ、サービスの利用規約に同意すべきか否かの判断材料を得ることができる。
また、サービス利用者は、専門家コメント・評価画面202において、選択した専門家のコメント及び評価が役に立った、参考になったと感じた場合、肯定的な評価を入力することができる。例えば、図4に示した専門家コメント・評価画面202において選択した専門家のコメント及び評価に対して肯定的な評価を入力する場合には、「参考になりましたか?」の「はい」ボタンb3を押下する。この肯定的な評価の数は、専門家一覧画面201に表示されるので、サービス利用者は、専門家一覧画面201に表示された肯定的な評価の数を、専門家を選択する場合の指標とすることができる。
なお、本実施の形態では、図4に示すように肯定的な評価しか入力できないが、これに限定されず、肯定的な評価に加えて否定的な評価も入力できるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、専門家コメント提供サービスを会員制サービスとして説明している、つまり、サービス利用者及び専門家は、専門家コメント提供サービスの会員となっているものとして説明するが、これに限定されない。例えば、サービス利用者に関しては、専門家コメント提供サービスの会員でなくてもよい。ただし、その場合、専門家一覧画面201から専門家コメント・評価画面202に遷移する際に広告画面が表示されたりするなど、会員の場合とは異なる表示方法とするのが好適である。
次に、専門家コメント提供システム100における専門家の動作について説明する。専門家は、ユーザ端末2Bにおいて、専門家コメント提供システム100にログイン後、コメント・評価入力画面204(図示せず)を表示した後、所定のサービスに対してコメント及び評価を入力し、登録する(ステップS8)。
専門家コメント提供システム100では、専門家が所定のサービスに対してコメント及び評価を登録すると、サーバ装置1は、入力された内容に基づきコメントデータ・評価データd15を作成し、コメント・評価データベース(以下、「コメント・評価DB」という)15に登録する(ステップS9)。なお、コメント・評価DB15及びコメントデータ・評価データd15に関しては、詳しくは後述する。
また、専門家コメント提供システム100では、専門家は、ユーザ端末2Bにおいて、専門家コメント提供サービスの利用状況を確認できる画面(以下、利用状況確認画面という)203を表示することができる(ステップS6)。図5に、利用状況確認画面203の一例を示す。利用状況確認画面203は、過去に専門家自らが投稿した投稿済のサービスのコメント・評価に対する統計数値を表示するとともに、未投稿のサービスに対する統計数値を表示する。この統計的数値は、利用状況データベース(以下、「利用状況DB」という)16に記憶された利用状況データd16に基づく。なお、利用状況DB16及び利用状況データd16に関しては、詳しくは後述するが、専門家一覧画面201の表示回数、専門家コメント・評価画面202の表示回数、専門家コメント・評価画面202において入力された肯定的な評価の数などが利用状況DB16に反映されるようになっている(ステップS5)。また、専門家がコメント・評価入力画面204を介して入力したコメント及び評価の数も利用状況DB16に反映されるようになっている(ステップS7)。
例えば、図5に示す利用状況確認画面203の投稿済欄及び未投稿欄では、会社名、サービス名、更新日、サービス閲覧回数、コメント利用回数、専門家コメント数が表示されている。サービス閲覧回数は専門家一覧画面201が表示された回数であり、例えば、サービスAの場合には、サービスAの専門家画面201が表示された回数である。コメント利用回数は、専門家コメント・評価画面202が表示された回数であり、例えば、投稿済のサービスAの場合には、サービスAに関して当該専門家(ログインし利用状況確認画面203を見ている専門家)の投稿したコメント・評価を示す専門家コメント・評価画面202が表示された回数、未投稿のサービスXの場合には、サービスXに関して他の専門家の投稿したコメント・評価を示す専門家コメント・評価画面202が表示された総回数である。専門家コメント数は、所定のサービスに対して専門家が投稿したコメント・評価の総数であり、例えば、サービスAの場合には、サービスAに対して専門家が投稿したコメント・評価の総数である。このように専門家は、利用状況確認画面203を見ることにより、自己が投稿したサービスにおけるコメント・評価に対する注目度や競合性、自己が投稿していないサービスの注目度などを把握することができる。
なお、図5に示した利用状況確認画面203では、未投稿のサービスに関しては、サービスごとに「投稿する」ボタンb4が設けられているので、専門家は投稿したいサービスに対応した「投稿する」ボタンb4を押下することにより、コメント・評価入力画面204(図示せず)に遷移することができる。
また、図5に示した利用状況確認画面203では、未投稿欄のサービスに関するデータは、所定の表示順序(例えば、更新日、サービス閲覧回数などの表示順序)に基づき表示されるようになっているが、専門家の専門性に合わせて、お薦めのサービスに関するデータを優先的に表示するようにしてもよい。
また、図5に示した利用状況確認画面203では表示していないが、専門家一覧画面201においてコメント必要ボタンb2が押下された回数を表示するようにしてもよい。専門家は、コメント必要ボタンb2がサービス利用者に押下された回数を見ることにより、サービス利用者がコメント及び評価を求めているサービスを知ることができる。
<専門家コメント提供システムの各装置の機能構成>
以下、専門家コメント提供システム100を構成する、図1に示した各装置について詳細に説明する。
図6(a)は、サーバ装置1の機能構成図である。サーバ装置1は、専門家コメント提供システム100全体を統括するサーバ装置であり、専門家コメント提供装置ともいえる。サーバ装置1は、例えば、ハードディスク等から構成され、専門家コメント提供システム100が管理するデータを記憶する記憶部11と、例えば、CPU及びメモリ等から構成され、記憶部11の制御や、各種データの転送、種々の演算、データの一時的な格納等を行うことにより、本実施の形態の後述する各種機能(コメント・評価提供機能17、コメント・評価登録機能18、利用状況管理機能19など)を実現する制御部12と、通信ネットワーク3を介してユーザ端末2とデータの送受信を行う通信部13と、を備えている。
記憶部11は、少なくとも、マスタデータベース(以下、「マスタDB」という)14、コメント・評価評価DB15、及び利用状況DB16を具備する構成となっている。図7(a)にマスタDB14のデータ構成の模式図、図7(b)にコメント・評価DB15のデータ構成の模式図、図7(c)に利用状況DB16のデータ構成の模式図を示す。
マスタDB14は、より詳しくは、専門家データベース(以下、「専門家DB」という)14Aと、利用者データベース(以下、「利用者DB」という)14Bと、サービスデータベース(以下、「サービスDB」という)14Cと、を備えている。
専門家DB14Aは、専門家に関するマスタデータである専門家データd14Aを記憶するデータベースである。専門家データd14Aは、図7(a)に示すように、専門家を一意に識別可能な専門家IDと、専門家コメント提供システム100にログインするためのパスワードや専門家の属性情報(例えば、氏名、所属、電話番号、住所、メールアドレス、専門分野など)と、を対応付けたデータである。
サービス利用者DB14Bは、サービス利用者に関するマスタデータであるサービス利用者データd14Bを記憶するデータベースである。サービス利用者データd14Bは、図7(a)に示すように、サービス利用者を一意に識別可能なサービス利用者IDと、専門家コメント提供システム100にログインするためのパスワードやサービス利用者の属性情報(例えば、サービス利用者の氏名、住所、メールアドレス、SNSのIDなど)と、を対応付けたデータである。
サービスDB14Cは、利用規約を伴うサービスに関するマスタデータであるサービスデータd14Cを記憶するデータベースである。サービスデータd14Cは、サービスを一意に識別可能なサービスIDと、サービスの属性情報(例えば、サービス名、サービスを提供する会社名、サービス説明、サービスに付与された分類コードなど)や当該サービスの利用規約が更新(登録)された更新日時と、を対応付けたデータである。なお、サービスデータd14Cの登録に関しては、専門家コメント提供サービスを提供するサービス事業者により入力されてもよいし、利用規約を伴うサービスを提供するサービス事業者により入力されてもよい。
コメント・評価DB15は、サービスの利用規約に関する専門家のコメント及び評価に関するコメント・評価データd15を記憶するデータベースである。コメント・評価データd15は、図7(b)に示すように、少なくとも、サービスIDと、専門家IDと、評価と、コメントと、コメント利用回数、肯定的な評価数、更新日時などの項目を有する。ここで、コメント利用回数は、上述したように、一のサービスに対する一の専門家のコメント及び評価のWebページ(例えば、図4に示した専門家コメント・評価画面202)がサービス利用者に閲覧された数であり、肯定的な評価数は、一のサービスに対する一の専門家のコメント及び評価のWebページ(例えば、図4に示した専門家コメント・評価画面202)において、サービス利用者により肯定的な評価が下された数(例えば、図4に示した専門家コメント・評価画面202において「参考になりましたか?」の「はい」ボタンb3が押下された数)であり、更新日時は、一のサービスに対する一の専門家のコメント及び評価が投稿された日時(再投稿の場合は、再投稿の日時)である。すなわち、コメント・評価データd15は、専門家が投稿したコメント及び評価を、サービス及び専門家ごとに管理するデータであり、また、専門家が投稿したコメント及び評価のWebページが閲覧された回数や肯定的な評価が下された数などの統計数値を、サービス及び専門家ごとに管理するデータである。
利用状況DB16は、専門家コメント提供サービスの利用状況に関する利用状況データd16を記憶するデータベースである。利用状況データd16は、図7(c)に示すように、少なくとも、サービスIDと、利用者のコメント要求数、専門家のコメント数、サービス閲覧回数、などの項目を有する。すなわち、利用状況データd16は、サービスごとの統計数値を管理するデータである。ここで、サービス利用者のコメント要求数は、サービス利用者が当該サービスの利用規約に対して専門家のコメント及び評価を要求することによりカウントされる数値であり、例えば、図3に示した専門家一覧画面201において「専門家コメントが必要」ボタンb2が押下された場合にカウントアップされる数値である。専門家のコメント数は、当該サービスの利用規約に対してコメント及び評価を投稿した専門家の総数である。サービス閲覧回数は、当該サービスの専門家一覧画面201が表示された回数である。
制御部12を、主たる機能ごとに細分化すると、コメント・評価提供機能17と、コメント・評価登録機能18と、利用状況管理機能19と、に分類される。
コメント・評価提供機能17は、サービス利用者が所定のサービスに対して専門家が投稿したコメント及び評価を見るための機能である。具体的には、サーバ装置1が、サービス利用者の要求に応じて、マスタDB14、コメント・評価DB15及び利用状況DB16を参照して、ユーザ端末2Aに専門家一覧画面201や専門家コメント・評価画面202を表示する機能である。
コメント・評価登録機能18は、専門家が所定のサービスの利用規約に対してコメントや評価を登録するための機能である。具体的には、サーバ装置1が、専門家がユーザ端末2Bを介して入力したコメントや評価をコメント・評価DB15に登録する機能である。
利用状況管理機能19は、専門家が専門家コメント提供サービスの利用状況を確認するための機能である。具体的には、サーバ装置1が、専門家の指示に応じて、マスタDB14、コメント・評価DB15及び利用状況DB16を参照して、ユーザ端末2Bに利用状況確認画面203を表示する機能である。
なお、サーバ装置1は、上述したようなアプリケーションサーバ、データベースサーバ、及びWeb(World Wide Web)サーバとしての機能を有しており、ユーザ端末2A及び2BとWebを活用した情報授受ができるようになっている。また、サーバ装置1は、物理的に一つからなる装置の他、複数の装置がネットワーク接続されたシステムから構成されてもよく、複数の装置で構成された場合には、同一の場所にすべてが設置されていてもよいし、複数の場所に分散して設置されていてもよい。
また、本実施の形態に係るサーバ装置1の機能(コメント・評価提供機能17、コメント・評価登録機能18、利用状況管理機能19など)を実現するプログラムは、上述したメモリなどの主記憶装置やハードディスクなどの補助記憶装置に格納されているものである。そして、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)などのコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録することも、通信ネットワークを介して配信することも可能である。
図6(b)は、ユーザ端末2の機能構成図である。ユーザ端末2は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ(personal computer;PC)などの情報端末が想定されており、詳しくは、記憶部21と、UI(User Interface)部22と、制御部23と、通信部24と、を具備する構成である。
記憶部21は、例えば、ハードディスク、メモリ等から構成され、制御部23が制御に用いるデータやプログラムなどを記憶するようになっている。本実施の形態の記憶部21には、ブラウザソフトがインストールされている。
UI部22は、ユーザ端末2の入力部及び出力部を兼ねるものであり、ユーザからの入力操作を受け付けるとともに、入力操作に応じて制御部23にて処理された結果を出力するようになっている。PCの場合には、マウス、キーボード、ディスプレイ、スピーカ、カメラなど、スマートフォンの場合、表示画面を兼ねたタッチパネル、マイク、スピーカ、カメラなどで構成されている。
制御部23は、例えば、CPU及びメモリ等から構成され、記憶部21の制御や、各種データの転送、種々の演算、データの一時的な格納等を行うことにより、専門家コメント提供システム100のユーザ端末2側の処理を実行する。
通信部24は、ブラウザソフトなどにより、通信ネットワーク3を介してサーバ装置1とデータの送受信を行うようになっている。
<専門家コメント提供システムの動作>
次に、図8及び図9を用いて、本実施の形態に係る専門家コメント提供システム100の動作について説明する。ここで、図8は、サーバ装置1のコメント・評価提供機能17に関する処理(以下、「専門家コメント・評価提供処理」という)の流れを示すフローチャートであり、図9は、サーバ装置1のコメント・評価登録機能18に関する処理(以下、「専門家コメント・評価登録処理」という)の流れを示すフローチャートである。
<専門家コメント・評価提供処理>
まず、図8を用いて、専門家コメント提供システム100の専門家コメント・評価提供処理について説明する。
サービス利用者は、ユーザ端末2Aを用いて、利用規約に対するコメント及び評価を求めるサービスの選択を行う(ステップS10)。サービスの選択の方法は、図2で説明した通り、種々想定される。サービス利用者によりサービスが選択されると、ユーザ端末2Aは、利用規約に対して専門家のコメント及び評価を求めるサービスのサービスIDをサーバ装置1に送信する(ステップS20)。
サーバ装置1は、サービスIDを受信すると、受信したサービスIDに基づいて、コメント・評価DB15を参照し、該当するコメント・評価データd15を取得し(ステップS30)、取得したコメント・評価データd15及びマスタDB14(特に専門家DB14A)に基づいて専門家一覧画面201を作成する(ステップS40)。
なお、専門家一覧画面201には、サービス利用者に選択されたサービスにコメント・評価を投稿した専門家の一覧であるが、各専門家の表示項目には、過去の投稿数や肯定的な評価の合計に関する表示項目があるので、サーバ装置1は、他のサービスに関するコメント・評価データd15も参照して、過去の投稿数や肯定的な評価の合計を算出する。
次に、サーバ装置1は、作成した専門家一覧画面201を、サービスIDを送信したユーザ端末2Aに送信する(ステップS50)。
専門家一覧画面201を受信したユーザ端末2Aは、専門家一覧画面201をユーザ端末2Aに表示する(ステップS60;図3参照)。これにより、サービス利用者は、コメント及び評価を求めるサービスに関してコメントを投稿した専門家の一覧を統計数値とともに確認することができる。
なお、図8には図示していないが、ユーザ端末2Aに専門家一覧画面201が表示されることにより、利用状況DB16の該当するサービスIDの利用状況データd16のサービス閲覧回数が更新される。
次に、サービス利用者は、ユーザ端末2Aに表示された専門家一覧画面201において、特定の専門家を選択すると(ステップS70)、ユーザ端末2Aは、選択された専門家の専門家IDをサーバ装置1に送信する(ステップS80)。
サーバ装置1は、専門家IDを受信すると、受信した専門家IDに基づいて、コメント・評価DB15を参照し、選択された専門家の専門家のコメント・評価データd15を取得し(ステップS90)、取得したコメント・評価データd15及びマスタDB14(特に専門家DB14A)に基づいて専門家コメント・評価画面202を作成する(ステップS100)。
次に、サーバ装置1は、作成した専門家コメント・評価画面202を、専門家IDを送信したユーザ端末2Aに送信する(ステップS110)。
専門家コメント・評価画面202を受信したユーザ端末2Aは、専門家コメント・評価画面202をユーザ端末2Aに表示する(ステップS120;図4参照)。これにより、サービス利用者は、選択した専門家のコメント及び評価を確認することができるので、自分が利用したいサービスの利用規約に関する理解を深めることができ、サービスの利用規約に同意すべきか否かの判断材料を得ることができる。
なお、図8には図示していないが、ユーザ端末2Aに専門家コメント・評価画面202が表示されることにより、コメント・評価DB15の該当するサービスID及び専門家IDのコメント・評価データd15のコメント利用回数が更新される。
次に、サービス利用者は、ユーザ端末2Aに表示された専門家コメント・評価画面202を見て、専門家が投稿したコメント及び評価に対して、肯定的な評価を与えた場合(例えば、図4に示す専門家コメント・評価画面202において「参考になりましたボタン」b3を押下した場合など)には(ステップS130:YES)、ユーザ端末2Aは、肯定的な評価を示す情報をサーバ装置1に送信する(ステップS140)。
サーバ装置1は、ユーザ端末2Aから肯定的な評価を示す情報を受信すると、該当するサービスID及び専門家IDのコメント・評価データd15の肯定的な評価数をインクリメントして、コメント・評価DB15を更新する(ステップS150)。
このように本実施の形態に係る専門家コメント提供システム100の専門家コメント・評価提供処理によれば、サービス利用者が、利用規約に対するコメント及び評価を求めるサービスを選択すると、該サービスに対する専門家コメント及び評価を見て参考にすることができるので、利用規約の同意に際して判断が容易となり、サービス利用者の負担を軽減することができる。
また、専門家一覧画面201には、対象となる専門家の過去の投稿数や肯定的な評価数など統計数値が表示されているので、専門家の選択する際の参考にすることができる。
<専門家コメント・評価登録処理>
次に、図9を用いて、専門家コメント提供システム100の専門家コメント・評価登録処理について説明する。なお、専門家は専門家コメント提供システム100にログインした後、コメント及び評価を登録するサービスを既に選択しているものとして(ステップS200)、以後説明する。
専門家が、ユーザ端末2Bにおいて、サービスを選択すると(例えば、図5に示す利用状況確認画面203の未投稿欄から投稿するボタンb4を押下した場合など)、ユーザ端末2Bは、サービスIDをサーバ装置1に送信するので、サーバ装置1は、受信したサービスIDに基づいて、マスタDB14を参照してコメント・評価入力画面204を作成する(ステップS210)。
次に、サーバ装置1は、作成したコメント・評価入力画面204を、サービスIDを送信したユーザ端末2Bに送信する(ステップS220)。
コメント・評価入力画面204を受信したユーザ端末2Bは、コメント・評価入力画面204を表示する(ステップS230)ので、専門家は、ユーザ端末2Bに表示されたコメント・評価入力画面204において、コメント及び評価を入力し、登録する(ステップS240)。これにより、ユーザ端末2Bは、入力されたコメント及び評価をサーバ装置1に送信する(ステップS250)。
サーバ装置1は、ユーザ端末2Bからコメント及び評価を受信すると、該当するサービスID及び専門家IDのコメント・評価データd15を作成し、作成したコメント・評価データd15をコメント・評価DB15に登録する(ステップS260)。また、サーバ装置1は、利用状況DB16を参照して、該当するサービスIDの利用状況データd16の専門家のコメント数をインクリメントし、利用状況DB16を更新する(ステップS270)。
このように本実施の形態に係る専門家コメント提供システム100の専門家コメント・評価登録処理によれば、専門家がサービスの利用規約に関するコメント及び評価を登録するので、サービス利用者は利用規約に関するコメント及び評価を安心して参考にすることができる。
また、専門家がコメント及び評価を登録する場合、利用状況確認画面203において種々のサービスに関する統計数値を見ることができるので、専門家はこの統計数値に基づいて自らに好適なサービスを選択することができる。
以上、本実施の形態の専門家コメント提供システム100によれば、サービス利用者が利用したいサービスの利用規約に関するコメント及び評価を見て参考にすることができるので、利用規約の同意に際して判断が容易となりサービス利用者の負担を軽減することができる。従来、利用規約は長文であり難解な法律用語が並んでいるため、利用規約に同意することが形骸化していた。換言すれば、サービス利用者は、利用規約に不利な文言が記載されていても、実際には長すぎて読まない状況、つまりサービス利用者は不利な状況にあった。そして、利用規約の解釈についてアドバイスがされないまま、同意する状況が当然としてまかり通っていることは社会問題でもあった。本実施の形態の専門家コメント提供システム100は、このような形骸化した利用規約の同意を、実質的に意味ある利用規約の同意とするための情報処理システムである。
<変形例>
なお、上記実施の形態の専門家一覧画面201、専門家コメント・評価画面202、利用状況確認画面203で表示した投稿数や評価に関する数値をさらに細分化してもよい。例えば、サービスのジャンル(分類コード)ごとの統計数値を算出し、表示するようにしてもよい。これにより、サービス利用者は、よりジャンルごとの細分化された統計数値に基づいて、専門家の選択がさらに容易になる。
また、上記実施の形態の専門家コメント・評価画面202では、一の専門家の当該サービスに対する一の評価値が表示されたが、これに限定されず、当該評価とともに又は当該評価に代えて、評価を複数の項目に分類し、複数の項目ごとに評価値が表示されるようにしてもよい。例えば、複数の項目に関する評価がレーダーチャートに表示されるようにしてもよい。この場合、サービス利用者は、選択したサービスにおいて一専門家の複数の項目に関する各評価(例えば、5段階の評価とし、評価値が大きいほどサービス利用者が不利益を被る可能性が低いとする評価)を一見して比較することができる。この結果、サービス利用者は、サービスを利用した場合のリスクを項目ごとに把握できるので、利用規約の同意に際して判断がより容易となる。勿論、この場合には、専門家は、専門家コメント・評価登録処理において、複数の項目それぞれに関して評価を入力するものであり、コメント・評価データd15の評価欄には、複数の項目に関する評価が設定されるものである。
複数の項目に関する評価をレーダーチャートに表示した場合の一例を図10に示す。図10は、利用規約を5つの項目に分類し、分類した5つの項目ごとの評価を表示する場合のレーダーチャートを示している。具体的には、図5に示した5つの項目は、(1)プライバシー他一般条項(2)権利(3)解除解約(4)利用者の義務・責任(5)事業者の義務・責任に分類されている。
ここで、プライバシー他一般条項とは、利用者の個人情報等の取り扱いに関する規定であって、準拠法、裁判管轄など利用者がサービスを利用する際に関連するサービス利用者の権利義務に直接影響しない規定を示す。権利とは、サービス利用者の知的財産権等の取り扱いに関する規定、又はサービス利用者の知的財産権等に関する権利を制約し、義務を課す規定を示す。解除解約とは、サービス利用者がサービスの利用に関してサービス事業者に支払った金銭等の取り扱いに関する規定、又は当該金銭等の返金に関する規定を示す。利用者の義務・責任とは、サービス利用者がサービスを利用する条件として遵守すべき義務若しくは責任について定める規定、又はサービス利用者がサービスを利用する上で遵守すべき義務若しくは責任について定める規定を示す。事業者の義務・責任とは、サービスの提供に関してサービス事業者が遵守すべき義務又は責任について定める規定を示す。図10は、この5つの観点から細分化された利用規約に関する評価のレーダーチャートを示している。
なお、図10に示したレーダーチャートは、一のサービスにおける一の専門家の各評価を表示したが、レーダーチャートの表示はこれに限定されない。例えば、専門家一覧画面201又は他の画面において、一のサービスにおける複数の専門家の各評価を、1枚のレーダーチャートに重ねて表示するようにしてもよいし、一のサービスにおける複数の専門家の各評価の平均値をレーダーチャートに表示するようにしてもよい。
また、図10では、複数の項目に関する評価をレーダーチャートに表示する方法について説明したが、複数の項目に関する評価を表示する方法はこれに限定されない。複数の項目のそれぞれに関する評価が一見して比較可能なグラフであればいずれの表示方法でもよい。例えば、ゲージメータ、棒グラフ、折れ線グラフ、バブルチャートなど種々の表示方法が可能である。さらには、複数の項目は、必ずしも5つに限定されるものではない。項目の数は4以下であってもよいし、6以上でもよい。
また、専門家が投稿したコメント及び評価に対して、第三者がさらにコメントを登録でき、登録したコメントを表示する機能を備えてもよい。これにより、専門家のコメント及び評価を、サービス利用者以外の第三者が評価できる場を提供することができる。例えば、利用規約を伴うサービスを提供しているサービス提供会社から専門家コメント提供システム100に対して、上記コメント(回答)を登録してもよいし、閲覧者がコメントを登録してもよい。具体的には、第三者コメントDBを別途設け、一のコメント・評価データd15に対して、第三者の一のコメントを紐づけた第三者コメントデータを作成し、第三者コメントDBに登録するようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は、上述した実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、本発明の実施の形態に対して種々の変形や変更を施すことができ、そのような変形や変更を伴うものもまた、本発明の技術的範囲に含まれるものである。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 サーバ装置(専門家コメント提供装置)
2,2A,2B ユーザ端末
3 通信ネットワーク
11,21 記憶部
12,23 制御部
13,24 通信部
14 マスタDB
15 コメント・評価DB
16 利用状況DB
17 コメント・評価提供機能
18 コメント・評価登録機能
19 利用状況管理機能
100 専門家コメント提供システム

Claims (6)

  1. サービス利用者が利用する利用者端末(以下、「第一の利用者端末」という)と相互に通信可能であって、サービスの利用規約に関する専門家のコメント及び評価をサービス利用者に提供する、利用規約に関する専門家コメント提供装置であって、
    サービスと、専門家と、該サービスの利用規約に関して専門家により投稿されたコメント及び評価(以下、「専門家のコメント及び評価」と略す)と、該専門家の該サービスの利用規約に関するコメント及び評価に対するサービス利用者の評価(以下、「サービス利用者の評価」と略す)と、を対応付けたコメント・評価データを記憶するデータ記憶部と、
    前記第一の利用者端末から送信されたサービス選択情報に基づいて、一のサービスを特定するサービス特定部と、
    前記データ記憶部を参照して、前記サービス特定部により特定された前記一のサービスの前記コメント・評価データを取得し、前記一のサービスにコメント及び評価を投稿した全専門家の一覧画面(以下、「専門家一覧画面」という)を作成する第一の画面作成部と、
    前記第一の画面作成部が作成した前記専門家一覧画面を、前記サービス選択情報を送信した前記第一の利用者端末に送信する第一の画面送信部と、
    前記専門家一覧画面を表示した前記第一の利用者端末から送信された専門家選択情報に基づいて、一の専門家を特定する専門家特定部と、
    前記データ記憶部を参照して、前記サービス特定部により特定された前記一のサービスであって、前記専門家特定部により特定された前記一の専門家の前記コメント・評価データを取得し、取得した前記コメント・評価データの前記専門家のコメント及び評価を示す画面(以下、「専門家コメント・評価画面」という)を作成する第二の画面作成部と、
    前記第二の画面作成部が作成した前記専門家コメント・評価画面を、前記専門家選択情報を送信した前記第一の利用者端末に送信する第二の画面送信部と、
    を備え、
    前記第一の画面作成部は、前記データ記憶部を参照して、専門家ごとに、専門家が投稿した全サービスにおける前記サービス利用者の評価を合計した合計値を作成し、
    前記専門家一覧画面には、専門家ごとに、前記合計値が表示される、
    ことを特徴とする、利用規約に関する専門家コメント提供装置。
  2. 前記専門家コメント・評価画面には、前記サービス利用者の評価を反映するボタンが設けられており
    前記専門家コメント・評価画面を表示した前記第一の利用者端末から送信された、前記ボタンの押下情報を、該当する前記コメント・評価データの前記サービス利用者の評価に反映し、前記データ記憶部を更新するデータ更新部をさらに備えることを特徴とする、請求項1記載の利用規約に関する専門家コメント提供装置。
  3. 専門家が利用する利用者端末(以下、「第二の利用者端末」という)と相互に通信可能であり、
    前記第二の利用者端末から送信された、所定のサービスに対する前記専門家のコメント及び評価に関する情報に基づいて、前記コメント・評価データを作成し、作成した前記コメント・評価データを前記データ記憶部に登録するデータ登録部をさらに備えることを特徴とする、請求項1又は2記載の利用規約に関する専門家コメント提供装置。
  4. 前記専門家のコメント及び評価は、複数の項目のそれぞれに関する評価を含み、
    前記専門家コメント・評価画面は、前記複数の項目のそれぞれに関する評価が一見して比較可能なグラフを含む画面である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の利用規約に関する専門家コメント提供装置。
  5. サービス利用者が利用する利用者端末(以下、「第一の利用者端末」という)と相互に通信可能なコンピュータがサービスの利用規約に関する専門家のコメント及び評価をサービス利用者に提供する、利用規約に関する専門家コメント提供方法であって、
    前記コンピュータは、
    サービスと、専門家と、該サービスの利用規約に関して専門家により投稿されたコメント及び評価(以下、「専門家のコメント及び評価」と略す)と、該専門家の該サービスの利用規約に関するコメント及び評価に対するサービス利用者の評価(以下、「サービス利用者の評価」と略す)と、を対応付けたコメント・評価データを記憶するデータ記憶部を備え、
    前記第一の利用者端末から送信されたサービス選択情報に基づいて、一のサービスを特定するサービス特定ステップと、
    前記データ記憶部を参照して、前記サービス特定ステップにより特定された前記一のサービスの前記コメント・評価データを取得し、前記一のサービスにコメント及び評価を投稿した全専門家の一覧画面(以下、「専門家一覧画面」という)を作成する第一の画面作成ステップと、
    前記第一の画面作成ステップが作成した前記専門家一覧画面を、前記サービス選択情報を送信した前記第一の利用者端末に送信する第一の画面送信ステップと、
    前記専門家一覧画面を表示した前記第一の利用者端末から送信された専門家選択情報に基づいて、一の専門家を特定する専門家特定ステップと、
    前記データ記憶部を参照して、前記サービス特定ステップにより特定された前記一のサービスであって、前記専門家特定ステップにより特定された前記一の専門家の前記コメント・評価データを取得し、取得した前記コメント・評価データの前記専門家のコメント及び評価を示す画面(以下、「専門家コメント・評価画面」という)を作成する第二の画面作成ステップと、
    前記第二の画面作成ステップが作成した前記専門家コメント・評価画面を、前記専門家選択情報を送信した前記第一の利用者端末に送信する第二の画面送信ステップと、
    を備え、
    前記第一の画面作成ステップは、前記データ記憶部を参照して、専門家ごとに、専門家が投稿した全サービスにおける前記サービス利用者の評価を合計した合計値を作成し、
    前記専門家一覧画面には、専門家ごとに、前記合計値が表示される、
    ことを特徴とする、利用規約に関する専門家コメント提供方法。
  6. サービス利用者が利用する利用者端末(以下、「第一の利用者端末」という)と相互に通信可能なコンピュータがサービスの利用規約に関する専門家のコメント及び評価をサービス利用者に提供する、利用規約に関する専門家コメント提供プログラムであって、
    前記コンピュータは、
    サービスと、専門家と、該サービスの利用規約に関して専門家により投稿されたコメント及び評価(以下、「専門家のコメント及び評価」と略す)と、該専門家の該サービスの利用規約に関するコメント及び評価に対するサービス利用者の評価(以下、「サービス利用者の評価」と略す)と、を対応付けたコメント・評価データを記憶するデータ記憶部を備え、
    前記第一の利用者端末から送信されたサービス選択情報に基づいて、一のサービスを特定するサービス特定ステップと、
    前記データ記憶部を参照して、前記サービス特定ステップにより特定された前記一のサービスの前記コメント・評価データを取得し、前記一のサービスにコメント及び評価を投稿した全専門家の一覧画面(以下、「専門家一覧画面」という)を作成する第一の画面作成ステップと、
    前記第一の画面作成ステップが作成した前記専門家一覧画面を、前記サービス選択情報を送信した前記第一の利用者端末に送信する第一の画面送信ステップと、
    前記専門家一覧画面を表示した前記第一の利用者端末から送信された専門家選択情報に基づいて、一の専門家を特定する専門家特定ステップと、
    前記データ記憶部を参照して、前記サービス特定ステップにより特定された前記一のサービスであって、前記専門家特定ステップにより特定された前記一の専門家の前記コメント・評価データを取得し、取得した前記コメント・評価データの前記専門家のコメント及び評価を示す画面(以下、「専門家コメント・評価画面」という)を作成する第二の画面作成ステップと、
    前記第二の画面作成ステップが作成した前記専門家コメント・評価画面を、前記専門家選択情報を送信した前記第一の利用者端末に送信する第二の画面送信ステップと、
    を前記コンピュータに実行させ、
    前記第一の画面作成ステップは、前記データ記憶部を参照して、専門家ごとに、専門家が投稿した全サービスにおける前記サービス利用者の評価を合計した合計値を作成し、
    前記専門家一覧画面には、専門家ごとに、前記合計値が表示される、
    ことを特徴とする、利用規約に関する専門家コメント提供プログラム。

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