JP6946113B2 - 空気冷媒冷凍装置、空気冷媒冷凍システム及び空気冷媒冷凍方法 - Google Patents
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Description
特許文献1及び2には、冷凍庫の庫内空気を含む空気冷媒を圧縮機で圧縮した後、圧縮機上流側の空気冷媒と熱交換させて冷却し、さらに、膨張タービンで断熱膨張して超低温となった空気冷媒を冷凍庫に供給する空気冷媒冷凍システムが開示されている。
特許文献1及び2に開示されているように、超低温の空気冷媒が冷凍庫内の空気と直接混じり合う冷却システムでは熱交換効率を高くすることができる。しかし、食品などの被冷凍物から蒸発した水分が空気冷媒に混入し、霜となって吹出ノズルや空気冷媒の循環路に氷結し閉塞させるおそれがあるため、定期的に冷凍運転を停止しデフロスト運転を行う必要がある。
特許文献2に開示された冷凍システムは、圧縮機上流側の空気冷媒と圧縮機下流側の空気冷媒とを熱交換させる熱交換器の流路に吸着材を塗布し、該吸着材で空気冷媒に含まれる水分を吸着するようにしている。
特許文献2に開示された冷凍システムでも、冷凍庫内の−60℃以下の超低温の空気冷媒が熱交換器に流入するので、特許文献1に開示された冷凍システムと同様の問題がある。
冷凍庫の内部に設けられる空気冷媒の吹出口及び庫内空気を含む前記空気冷媒の吸込口を有し、前記空気冷媒が循環する空気冷媒路と、
前記空気冷媒路に設けられ、前記吸込口から前記空気冷媒路に吸引した前記空気冷媒を圧縮するための圧縮機と、
前記空気冷媒路に設けられ、前記圧縮機で圧縮された前記空気冷媒を減圧膨張して前記冷凍庫に戻すための膨張機と、
前記空気冷媒路に設けられ、前記圧縮機で圧縮された前記空気冷媒と前記吸込口から前記空気冷媒路に吸引された前記空気冷媒を熱交換するための冷熱回収熱交換器と、
前記冷熱回収熱交換器の下流側で前記圧縮機の上流側の前記空気冷媒路に設けられる除湿機と、
を備える。
前記空気冷媒路は、前記吹出口と前記吸込口との間で外気の導入部を有しない。
上記(2)の構成によれば、空気冷媒路に外気が導入されないため、外気に含まれる水分が混入しない。そのため、空気冷媒に含まれる水分量の増加を抑制できる。
前記除湿機に前記冷熱回収熱交換器で0℃以上に昇温した前記空気冷媒が除湿対象として導入される。
上記(3)の構成によれば、除湿機に冷熱回収熱交換器で0℃以上に昇温した空気冷媒が除湿対象として導入されるので、除湿機に氷結は発生せず、かつ除湿機が吸着材を用いる除湿機であっても、吸着材の吸着機能が低下しないため、冷凍運転中に空気冷媒に含まれる水分を除去できる。
前記除湿機は、水分を吸着可能な吸着材を有し、該吸着材を前記空気冷媒に接触させて前記空気冷媒を除湿するように構成される。
上記(4)の構成によれば、吸着材によって除湿する除湿機を用いることで、空気冷媒の除湿効果を向上できる。
前記除湿機に前記吸着材を再生する再生空気を供給するための再生空気路を備える。
上記(5)の構成によれば、上記再生空気路から除湿機に供給される再生空気によって、吸着材に吸着された水分を除去して吸着材を再生できる。また、吸着材の再生に供された後の再生空気は廃棄されるので、冷凍庫の負荷にはならない。
前記再生空気路は、前記除湿機に供給される前記再生空気を予熱するヒータを有する。
上記(6)の構成によれば、上記ヒータによって除湿機に供給される再生空気を加熱し、再生空気の相対湿度を低下できるため、吸着材の再生効果を向上できる。
前記再生空気路は、前記除湿機に供給される前記再生空気と前記圧縮機から吐出した前記空気冷媒とを熱交換させ、前記再生空気を予熱する予熱熱交換器を有する。
上記(7)の構成によれば、除湿機の再生工程において、除湿機に供給する再生空気を上記予熱熱交換器で予熱し、相対湿度を低下できるため、除湿機の再生効果を向上できる。また、予熱熱交換器の熱源は圧縮機から吐出された空気冷媒の保有熱で賄うことができると共に、予熱熱交換器で圧縮機から吐出された空気冷媒を冷却することで、空気冷媒冷凍装置の熱効率を向上できる。
前記除湿機は、軸中心に回転可能に構成され吸着材が塗布された除湿ロータで構成され、
前記除湿ロータは、前記空気冷媒路と前記再生空気路とに跨って配置される。
上記除湿ロータは、空気冷媒路に配置された領域で空気冷媒を除湿する除湿工程を行い、該除湿工程で水分が吸着材に吸着された領域は、除湿ロータが回転することで再生空気路に配置された領域に移動し、そこで吸着した水分を脱着する再生工程が行われる。
上記(8)の構成によれば、空気冷媒冷凍装置の冷凍運転中に吸着材を再生できるので、デフロスト運転が不要になり、冷凍運転を継続できる。
前記除湿機は、前記空気冷媒路に対して並列に設けられる複数の前記除湿機で構成され、
前記複数の除湿機の各々は前記再生空気路を備えると共に、前記空気冷媒路又は前記再生空気路に選択的に連通可能に構成される。
上記(9)の構成によれば、上記複数の除湿機のうち少なくとも1つで空気冷媒の除湿工程を行い、他の除湿機で吸着した水分を脱着する再生工程を行うことができる。従って、空気冷媒冷凍装置の冷凍運転を停止せずに再生工程を行うことができるので、デフロスト運転が不要になり、冷凍運転を継続できる。
前記再生空気路は、前記除湿ロータの出口側に前記再生空気を前記除湿ロータに誘引する誘引ファンを有する。
上記(10)の構成によれば、再生工程中に上記誘引ファンによって再生空気を除湿ロータに供給することで、再生空気路が高圧とならない。従って、再生空気が空気冷媒路に流入するのを抑制できるため、高温の再生空気が圧縮機入口側の空気冷媒路に流入することによって起こる空気冷媒冷凍装置の効率低下を抑制できる。
前記冷凍庫と、
前記(1)〜(10)の何れかの構成を有する空気冷媒冷凍装置と、
を備える。
上記(11)の構成によれば、除湿機が冷熱回収熱交換器より空気冷媒の流れ方向下流側に設けられ、除湿機に冷熱回収熱交換器で昇温した空気冷媒が流入するので、除湿ロータの表面に氷結が発生せず、かつ除湿機が吸着材を用いる除湿機の場合でも吸着材の吸着機能が低下しないため、冷凍運転中に空気冷媒に含まれる水分を除去できる。
冷凍庫の内部に設けられる空気冷媒の吹出口及び庫内空気を含む前記空気冷媒の吸込口を有する空気冷媒路に前記空気冷媒を循環させる循環工程と、
前記吸込口から前記空気冷媒路に吸引した前記空気冷媒を圧縮機で圧縮する圧縮工程と、
前記圧縮工程で圧縮された前記空気冷媒を膨張機で減圧膨張して冷却し前記冷凍庫に戻す膨張工程と、
前記圧縮工程で圧縮された前記空気冷媒と前記吸込口から前記空気冷媒路に吸引された前記空気冷媒を冷熱回収熱交換器で熱交換する冷熱回収工程と、
前記冷熱回収熱交換器で冷熱が回収された前記空気冷媒を除湿機で除湿する除湿工程と、
を備える。
前記循環工程において、
前記空気冷媒と被冷凍物とが直接接触する。
上記(13)の方法によれば、空気冷媒と被冷凍物とが直接接触するため、空気冷媒と被冷凍物との熱交換効率を向上できる。
前記除湿機は、軸中心に回転可能に構成され吸着材が塗布された除湿ロータで構成され、
前記除湿ロータに前記吸着材を再生する再生空気を供給するための再生空気路を備え、
前記除湿工程は、
前記空気冷媒路を流れる前記空気冷媒を前記除湿ロータで除湿する除湿ステップと、
前記再生空気路から前記再生空気が供給されて前記吸着材を再生する再生ステップと、を含み、
前記除湿ロータが回転することで、前記除湿ロータの吸着材塗布領域で前記除湿ステップと前記再生ステップとが交互に行われる。
前記再生ステップの前に、前記再生空気を前記圧縮機から吐出した前記空気冷媒と熱交換させ、前記再生空気を予熱する予熱ステップを備える。
上記(15)の方法によれば、上記予熱ステップを行うことで、除湿機に供給される再生空気の相対湿度を低下できるため、吸着材の再生効果を向上できる。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一つの構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1及び図2において、冷凍庫14の内部に空気冷媒路16の吹出口17a及び吸込口17bが設けられる。空気冷媒路16には、圧縮機18、膨張機20及び冷熱回収熱交換器22を含むブレイトンサイクルを構成する空気冷媒冷凍装置12(12A、12B)が設けられる。圧縮機18は、吸込口17bから空気冷媒路16に庫内空気を吸引し圧縮する。冷凍庫14の内部では、被冷凍物から蒸発する水分で相対湿度がほぼ100%となっている。膨張機20は圧縮機18で圧縮された空気冷媒を実質的に断熱下で減圧膨張させて−60℃以下に冷却し、−60℃以下の空気冷媒を吹出口17aから冷凍庫14の内部に供給する。
冷熱回収熱交換器22の下流側で圧縮機18の上流側の空気冷媒路16に除湿機24が設けられ、吸込口17bから吸引され冷熱回収熱交換器22で昇温した空気冷媒に含まれる水分を除去する。
一実施形態では、駆動部26は例えばモータであり、圧縮機18及び膨張機20は夫々ターボ型であり、モータの出力軸26aによって連動して回転駆動される。これによって、膨張機20において空気冷媒の減圧膨張によって出力軸26aに加わる空気冷媒の回転力が駆動部26の動力を補助するので、空気冷媒冷凍装置12の熱効率を向上できる。
この実施形態によれば、空気冷媒路16に外気が導入されないため、外気に含まれる水分が混入しない。そのため、空気冷媒に含まれる水分量の増加を抑制できる。
この実施形態によれば、除湿機24に冷熱回収熱交換器で0℃以上に昇温した空気冷媒が除湿対象として導入されるので、除湿機24に氷結が発生しない。また、除湿機24が吸着材を用いる除湿機であっても、空気冷媒が0℃以上の昇温しているので、吸着材の吸着機能が低下しない。そのため、除湿機24は冷凍運転中に空気冷媒に含まれる水分の除湿機能を維持できる。
この実施形態によれば、吸着材によって除湿する除湿機を用いることで、空気冷媒の除湿効果を向上できる。
吸着材として例えばシリカゲル、ゼオライト、活性炭等の無機化合物系の吸着材を用いることができる。
この実施形態によれば、再生空気路30から除湿機24に供給される再生空気によって、吸着材に吸着された水分を除去して吸着材を再生できる。また、吸着材の再生に供された後の再生空気は系外へ排気されるので、冷凍庫14の負荷にはならない。
この実施形態によれば、ヒータ32によって除湿機24に供給される再生空気を加熱し、再生空気の相対湿度を低下できるため、吸着材の再生効果を向上できる。
この実施形態によれば、除湿機24の再生工程において、除湿機24に供給する再生空気を予熱熱交換器34で予熱し、相対湿度を低下できるため、除湿機の再生効果を向上できる。また、予熱熱交換器34の熱源は圧縮機18から吐出された空気冷媒の保有熱で賄うことができると共に、予熱熱交換器34で圧縮機18から吐出された空気冷媒を冷却することで、空気冷媒冷凍装置12(12B)の熱効率を向上できる。
この実施形態によれば、空気冷媒冷凍装置12の冷凍運転中に吸着材を再生できるので、デフロスト運転が不要になり、冷凍運転を継続できる。
この実施形態によれば、複数の除湿機24(24a、24b)のうち少なくとも1つの除湿機で空気冷媒の除湿工程を行い、他の除湿機で吸着した水分を脱着する再生工程を行うことができる。従って、空気冷媒冷凍装置12の冷凍運転を停止せずに再生工程を行うことができるので、デフロスト運転が不要になり、冷凍運転を継続できる。
除湿機24(24a、24b)の上流側及び下流側で、一対の空気冷媒路16及び一対の再生空気路30(30a、30b)に夫々切替弁36及び38が設けられる。
この実施形態によれば、再生工程中に誘引ファン40によって再生空気を除湿ロータに供給することで、再生空気路30が高圧とならない。従って、再生空気が空気冷媒路16に流入するのを抑制できるため、高温の再生空気(例えば、水分を含む外気a)が圧縮機18の入口側の空気冷媒路16に流入することによって起こる空気冷媒冷凍装置12の効率低下を抑制できる。
空気冷媒冷凍システム10によれば、除湿機24が冷熱回収熱交換器22より空気冷媒の流れ方向下流側に設けられ、除湿機24に冷熱回収熱交換器22で昇温した空気冷媒が流入するので、除湿機24の表面に氷結が発生せず、かつ除湿機24が吸着材を用いる除湿機の場合でも、吸着材の吸着機能が低下しないため、冷凍運転中に空気冷媒に含まれる水分を除去できる。
この実施形態によれば、空気冷媒と被冷凍物とが直接接触するため、空気冷媒と被冷凍物との熱交換効率を向上できる。
このように、除湿ロータが回転することで、除湿ロータの吸着材塗布領域で除湿ステップS18aと再生ステップS18cとが交互に行われる。
この実施形態によれば、予熱ステップS18bを行うことで、除湿機24に供給される再生空気の相対湿度を低下できるため、吸着材の再生効果を向上できる。
12(12A、12B) 空気冷媒冷凍装置
14 冷凍庫
16(16a、16b) 空気冷媒路
17a 吹出口
17b 吸込口
18 圧縮機
20 膨張機
22 冷熱回収熱交換器
24(24a、24b) 除湿機
26 駆動部
26a 出力軸
28 一次冷却器
30(30a、30b) 再生空気路
32 ヒータ
34 予熱熱交換器
36,38 切替弁
40 誘引ファン
a 外気
Claims (11)
- 冷凍庫の内部に設けられる空気冷媒の吹出口及び庫内空気を含む前記空気冷媒の吸込口を有し、前記空気冷媒が循環する空気冷媒路と、
前記空気冷媒路に設けられ、前記吸込口から前記空気冷媒路に吸引した前記空気冷媒を圧縮するための圧縮機と、
前記空気冷媒路に設けられ、前記圧縮機で圧縮された前記空気冷媒を減圧膨張して前記冷凍庫に戻すための膨張機と、
前記空気冷媒路に設けられ、前記圧縮機で圧縮された前記空気冷媒と前記吸込口から前記空気冷媒路に吸引された前記空気冷媒を熱交換するための冷熱回収熱交換器と、
水分を吸着可能な吸着材を有し、前記冷熱回収熱交換器の下流側で前記圧縮機の上流側の前記空気冷媒路に設けられ、該吸着材を前記空気冷媒に接触させて前記空気冷媒を除湿するように構成される除湿機と、
前記除湿機に前記吸着材を再生する再生空気を供給するための再生空気路と、
を備え、
前記再生空気路は、前記除湿機に供給される前記再生空気を予熱するヒータを有することを特徴とする空気冷媒冷凍装置。 - 前記空気冷媒路は、前記吹出口と前記吸込口との間で外気の導入部を有しないことを特徴とする請求項1に記載の空気冷媒冷凍装置。
- 前記除湿機に前記冷熱回収熱交換器で0℃以上に昇温した前記空気冷媒が除湿対象として導入されることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気冷媒冷凍装置。
- 前記再生空気路は、前記除湿機に供給される前記再生空気と前記圧縮機から吐出した前記空気冷媒とを熱交換させ、前記再生空気を予熱する予熱熱交換器を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の空気冷媒冷凍装置。
- 前記除湿機は、軸中心に回転可能に構成され吸着材が塗布された除湿ロータで構成され、
前記除湿ロータは、前記空気冷媒路と前記再生空気路とに跨って配置されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の空気冷媒冷凍装置。 - 前記除湿機は、前記空気冷媒路に対して並列に設けられる複数の前記除湿機で構成され、
前記複数の除湿機の各々は前記再生空気路を備えると共に、前記空気冷媒路又は前記再生空気路に選択的に連通可能に構成されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の空気冷媒冷凍装置。 - 前記再生空気路は、前記除湿ロータの出口側に前記再生空気を前記除湿ロータに誘引する誘引ファンを有することを特徴とする請求項5に記載の空気冷媒冷凍装置。
- 前記冷凍庫と、
請求項1乃至7の何れか一項に記載の空気冷媒冷凍装置と、
を備えることを特徴とする空気冷媒冷凍システム。 - 冷凍庫の内部に設けられる空気冷媒の吹出口及び庫内空気を含む前記空気冷媒の吸込口を有する空気冷媒路に前記空気冷媒を循環させる循環工程と、
前記吸込口から前記空気冷媒路に吸引した前記空気冷媒を圧縮機で圧縮する圧縮工程と、
前記圧縮工程で圧縮された前記空気冷媒を膨張機で減圧膨張して冷却し前記冷凍庫に戻す膨張工程と、
前記圧縮工程で圧縮された前記空気冷媒と前記吸込口から前記空気冷媒路に吸引された前記空気冷媒を冷熱回収熱交換器で熱交換する冷熱回収工程と、
前記冷熱回収熱交換器で冷熱が回収された前記空気冷媒を除湿機で除湿する除湿工程と、
を備え、
前記除湿機は、軸中心に回転可能に構成され吸着材が塗布された除湿ロータで構成され、
前記除湿ロータに前記吸着材を再生する再生空気を供給するための再生空気路を備え、
前記再生空気路は、前記除湿機に供給される前記再生空気を予熱するヒータを有し、
前記除湿工程は、
前記空気冷媒路を流れる前記空気冷媒を前記除湿ロータで除湿する除湿ステップと、
前記再生空気路から、前記ヒータが予熱した前記再生空気が供給されて前記吸着材を再生する再生ステップと、を含み、
前記除湿ロータが回転することで、前記除湿ロータの吸着材塗布領域で前記除湿ステップと前記再生ステップとが交互に行われることを特徴とする空気冷媒冷凍方法。 - 前記循環工程において、
前記空気冷媒と被冷凍物とが直接接触することを特徴とする請求項9に記載の空気冷媒冷凍方法。 - 前記再生ステップの前に、前記再生空気を前記圧縮機から吐出した前記空気冷媒と熱交換させ、前記再生空気を予熱する予熱ステップを備えることを特徴とする請求項9または10に記載の空気冷媒冷凍方法。
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JP2019039574A (ja) | 2019-03-14 |
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