JP6945794B1 - プログラム、方法、情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレーニーの教育効果をより一層高める技術を提供する【解決手段】プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、特定のユーザが予め規定された行為を収録した動画に対して、第1のユーザが動画によるコメントを付与した収録した動画における再生時間の情報を取得するステップと、収録した動画における再生時間の情報と、第1のユーザが再生時間において付与した動画によるコメントとを関連付けて保持するステップと、特定のユーザを含むユーザからの要求に応答して、特定のユーザの動画と動画によるコメントとにより構成される第1のコンテンツを当該ユーザに提示するステップと、を実行させ、提示するステップにおいて、第1のコンテンツを再生し、動画によるコメントと関連付けられた再生時間のタイミングで再生速度を抑制させた特定のユーザの動画と、当該タイミングに関連付けられる動画によるコメントとをユーザに提示する、プログラム。【選択図】図10

Description

本開示は、プログラム、方法、情報処理装置に関する。
トレーニー端末から受信した動画に対し、トレーナーの任意のタイミングで動画に対し評価を付与する技術が知られている。
特許文献1には、サーバと、前記サーバと通信可能で育成対象者が使用する端末と、前記サーバと通信可能で育成者が使用する端末と、を備える、人材育成のためのシステムが記載されている。
特開2019−179137号公報
特許文献1の技術では、トレーニー端末から受信した動画に対し、トレーナーの任意のタイミングで、動画に対し、テキストによりコメントを付与している。
しかしながら、特許文献1の技術では、例えば、トレーニーの動作に不十分な点があった場合に、トレーナーがテキストでその旨をコメントとして付与する形では、トレーニーにとって不十分である可能性がある。具体的には、トレーニーとしては、できていない動作についてテキストを参照しても、どのようにすればよいか十分にイメージできないことがあり得る。
そのため、トレーニーの教育効果をより一層高めるための技術が必要とされている。
一実施形態によると、プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、特定のユーザが予め規定された行為を収録した動画に対して、第1のユーザが動画によるコメントを付与した収録した動画における再生時間の情報を取得するステップと、収録した動画における再生時間の情報と、第1のユーザが再生時間において付与した動画によるコメントとを関連付けて保持するステップと、特定のユーザを含むユーザからの要求に応答して、特定のユーザの動画と動画によるコメントとにより構成される第1のコンテンツを当該ユーザに提示するステップと、を実行させ、提示するステップにおいて、第1のコンテンツを再生し、動画によるコメントと関連付けられた再生時間のタイミングで再生速度を抑制させた特定のユーザの動画と、当該タイミングに関連付けられる動画によるコメントとをユーザに提示する、プログラムが提供される。
本開示によれば、トレーニーの教育効果をより一層高める技術を提供することができる。
システム1全体の構成を示すブロック図である。 端末装置10の機能的な構成を示す図である。 サーバ20の機能的な構成を示す図である。 サーバ20の記憶部に記憶されているユーザ情報データベース(DB)、動画情報DBのデータ構造である。 サーバ20の記憶部に記憶されているコメント動画情報DB、コンテンツ情報DBのデータ構造である。 特定のユーザが予め規定された行為を収録した動画と、当該動画に対して、当該動画を評価するユーザが動画によるコメントを付与した動画とで構成されたコンテンツを作成し、特定のユーザ等に提示する際の一連の処理を表すフローチャートである。 特定のユーザが予め規定された行為を収録した動画を受け付け、当該動画に対して、当該動画を評価するユーザが動画によるコメントを受け付けた後に、当該動画を評価するユーザの評価値を特定する際の一連の処理を表すフローチャートである。 特定のユーザが収録した動画の画面例である。 本発明において開示される、動画を評価するユーザが動画によるコメントを付与する様子を図示した画面例である。 特定のユーザから受け付けた、予め規定された行為を収録した動画と、当該動画を評価するユーザが当該動画に対し、動画によるコメントを付与した様子を収録した動画とにより構成されるコンテンツの画面例である。 動画を評価するユーザが動画によるコメントを付与したタイミング、内容等を評価し、タイミング、内容等を評価した結果に基づいて、動画を評価するユーザの評価値を特定し、特定した評価値を当該ユーザに提示する画面例を示す。 動画を評価するユーザにより動画によるコメントを付与された後に当該ユーザに対し表示される収録動画の画面例を示す。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<概要>
以下の実施形態では、特定のユーザが予め規定された行為を収録した収録動画に対し、動画を評価するユーザから動画によるコメントを受け付け、当該動画とコメントとで構成されるコンテンツをユーザに提供する技術について説明する。
ここで、動画の収録等において適宜使用される装置等に関しては限定されず、ユーザの所持しているスマートフォン、タブレット端末などの端末装置の場合もあれば、据え置き型のPC(Personal Computer)より提示されることもある。
一般的に、トレーニーが特定の行為を収録した収録動画に対し、トレーナーがコメントを付与する場面では、テキストによるコメントが付与される場合が多い。しかし、テキストによるコメントでは、状況によって変えるべき細かなニュアンスが伝わらず、効果的な教育効果が得られないおそれがある。
そこで、システム1では、プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、特定のユーザが予め規定された行為を収録した収録動画に対して、第1のユーザが動画によるコメントを付与したタイミングであって、収録した収録動画における再生時間の情報を取得するステップと、収録した収録動画における再生時間の情報と、第1のユーザが再生時間において付与した動画によるコメントとを関連付けて保持するステップと、特定のユーザを含むユーザからの要求に応答して、特定のユーザの動画と動画によるコメントとにより構成される第1のコンテンツを当該ユーザに提示するステップと、を実行させ、提示するステップにおいて、第1のコンテンツを再生し、動画によるコメントと関連付けられた再生時間のタイミングで再生速度を抑制させた特定のユーザの動画と、当該タイミングに関連付けられる動画によるコメントとをユーザに提示する技術を提供する。
以上のように、システム1は、トレーニーの教育効果をより一層高める技術を提供する。
システム1は、例えば、一般的な企業における研修の場面において使用され得る。研修等として、トレーニーが受けるトレーニングとしては以下を含みうる。
・ 営業、新製品発表、広報、質疑応答、セミナーなどの、人に対して情報を伝達する行為。例えばプレゼンテーション
・ 対談、ディスカッション、会議など、人同士が双方向でコミュニケーションを行うことで結論等を得る行為。
・ 文書、画像、動画などの観察対象をトレーニーが見て、見解を記録する等の、状況判断をする行為。
例えば、医療分野であれば、医師が診断画像に基づき診断を行う行為。
例えば、芸術分野であれば、アート作品をみて評価をする、真贋判定をする等の行為。
例えば、スポーツ分野において、ゴルフ、ロッククライミング等の主として一人で行う種目であれば、どのようにスポーツの目標を達成するか(ゴルフであれば、どのようにコースを攻略するか等)の判断をする行為。
・ 文書、画像、動画等をトレーナーが作成する行為。例えば、論文等の文書の作成の仕方、スケッチの仕方、撮影の仕方等。
例えば、入社間もない営業職の社員から、クライアントに対し商談でプレゼンテーションをする様子を収録した収録動画を受け付ける。その後、当該社員の上司にあたる社員に対し、当該動画を提示し、動画によるコメントを受け付ける。その後、入社間もない社員に対し、自身と動画と、動画によるコメントとで構成されたコンテンツを提示する。
他にも、システム1は、下記の場面において使用され得る。
・医療機関における、研修(研修医の病理診断、手術等)
・芸能芸術分野における、若手の教育
これにより、入社間もない社員等は、自身の行為を収録した収録動画に対し、テキストのみならず、トレーナーが動画によるコメントを付与されたコンテンツを視聴することができる。例えば、テキストのみでは入社間もない社員がどのように行動すべきかイメージしづらかったとしても、トレーナー自身が被写体となって動画によりコメントを付与することにより、当該社員は、トレーナーの表情、トレーナーの身振り手振り、トレーナーの音声の調子など非言語的な情報を容易に受け取ることができる。これにより、当該社員は、適切に指導のポイントを確認することができ、高い教育効果が期待できる。
<1 システム全体の構成図>
図1は、第1の実施の形態におけるシステム1の全体の構成を表している。
図1に示すように、システム1は、複数の端末装置(図1では端末装置10Aおよび端末装置10Bを示している。以下、総称して「端末装置10」ということもある。また、さらに複数の端末装置10C等が構成に含まれていてもよい。)と、サーバ20とを含む。端末装置10とサーバ20とは、ネットワーク80を介して通信接続する。
端末装置10は、各ユーザが操作する装置である。端末装置10は、移動体通信システムに対応したスマートフォン、タブレット等の携帯端末などにより実現される。この他に、端末装置10は、例えば据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPC等であるとしてもよい。図1に端末装置10Bとして示すように、端末装置10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、記憶部16と、プロセッサ19とを備える。サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
端末装置10は、ネットワーク80を介してサーバ20と通信可能に接続される。端末装置10は、5G、LTE(Long Term Evolution)などの通信規格に対応した無線基地局81、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11などの無線LAN(Local Area Network)規格に対応した無線LANルータ82等の通信機器と通信することによりネットワーク80に接続される。
通信IF12は、端末装置10が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入力装置13は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、タッチパネル、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイス、キーボード等)である。出力装置14は、ユーザに対し情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)である。メモリ15は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。記憶部16は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
サーバ20は、ユーザに関連する情報、ユーザから受け付けた動画を評価する評価者に関連する情報等を管理する。サーバ20は、ユーザの情報、評価者の情報、ユーザから受け付けた動画の情報等を記憶する。
通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、および、ユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。メモリ25は、プログラム、および、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路などにより構成される。
本実施形態において、各装置(端末装置、サーバ等)を情報処理装置として把握することもできる。すなわち、各装置の集合体を1つの「情報処理装置」として把握することができ、システム1を複数の装置の集合体として形成してもよい。1つ又は複数のハードウェアに対して本実施形態に係るシステム1を実現することに要する複数の機能の配分の仕方は、各ハードウェアの処理能力及び/又はシステム1に求められる仕様等に鑑みて適宜決定することができる。
<1.1 端末装置10の構成>
図2は、実施の形態1のシステム1を構成する端末装置10のブロック図である。図2に示すように、端末装置10は、複数のアンテナ(アンテナ111、アンテナ112)と、各アンテナに対応する無線通信部(第1無線通信部121、第2無線通信部122)と、操作受付部130(タッチ・センシティブ・デバイス131およびディスプレイ132を含む)と、音声処理部140と、マイク141と、スピーカ142と、位置情報センサ150と、カメラ160と、モーションセンサ170と、記憶部180と、制御部190と、を含む。端末装置10は、図2では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリ、バッテリから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路など)も有している。図2に示すように、端末装置10に含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
アンテナ111は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ111は、空間から電波を受信して受信信号を第1無線通信部121へ与える。
アンテナ112は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ112は、空間から電波を受信して受信信号を第2無線通信部122へ与える。
第1無線通信部121は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ111を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第2無線通信部122は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ112を介して信号を送受信するための変復調処理などを行う。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、チューナー、RSSI(Received Signal Strength Indicator)算出回路、CRC(Cyclic Redundancy Check)算出回路、高周波回路などを含む通信モジュールである。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、端末装置10が送受信する無線信号の変復調、および周波数変換を行い、受信信号を制御部190へ与える。
操作受付部130は、ユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。具体的には、操作受付部130は、タッチスクリーンとして構成され、タッチ・センシティブ・デバイス131と、ディスプレイ132とを含む。タッチ・センシティブ・デバイス131は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。タッチ・センシティブ・デバイス131は、例えば静電容量方式のタッチパネルを用いることによって、タッチパネルに対するユーザの接触位置を検出する。タッチ・センシティブ・デバイス131は、タッチパネルにより検出したユーザの接触位置を示す信号を入力操作として制御部190へ出力する。
ディスプレイ132は、制御部190の制御に応じて、画像、動画、テキストなどのデータを表示する。ディスプレイ132は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイによって実現される。
音声処理部140は、音声信号の変復調を行う。音声処理部140は、マイク141から与えられる信号を変調して、変調後の信号を制御部190へ与える。また、音声処理部140は、音声信号をスピーカ142へ与える。音声処理部140は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク141は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部140へ与える。スピーカ142は、音声処理部140から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を端末装置10の外部へ出力する。
位置情報センサ150は、端末装置10の位置を検出するセンサであり、例えばGPS(Global Positioning System)モジュールである。GPSモジュールは、衛星測位システムで用いられる受信装置である。衛星測位システムでは、少なくとも3個または4個の衛星からの信号を受信し、受信した信号に基づいて、GPSモジュールが搭載される端末装置10の現在位置を検出する。例えば、システム1において、ユーザの位置情報を参照可能にしている場合、ユーザが動画を撮影した位置情報に基づいて、当該位置に存在する施設に関連するユーザを評価者として特定することができる。また、位置情報センサ150は、情報機器間の近距離通信システムで用いられる通信規格に基づく送受信装置であるとしてもよい。具体的には、位置情報センサ150は、Bluetooth(登録商標)モジュールなど2.4GHz帯を使用して、Bluetooth(登録商標)モジュールを搭載した他の情報機器からのビーコン信号を受信する。
カメラ160は、受光素子により光を受光して、撮影画像として出力するためのデバイスである。カメラ160は、例えば、カメラ160から撮影対象までの距離を検出できる深度カメラである。
モーションセンサ170は、ジャイロセンサ、加速度センサ等により構成され、端末装置10の傾きを検出する。
記憶部180は、例えばフラッシュメモリ等により構成され、端末装置10が使用するデータおよびプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部180は、ユーザ情報181を記憶する。
ユーザ情報181は、ユーザの年齢、性別、職業等の情報である。端末装置10の制御部190は、当該情報に基づいて、ユーザが撮影した動画に対しユーザ情報等を付与し、サーバ20に送信してもよい。なお、当該情報の登録自体は必須ではなく、ユーザが動画を撮影した後に、ユーザの各種情報を付与することとしてもよい。
制御部190は、記憶部180に記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、端末装置10の動作を制御する。制御部190は、例えばアプリケーションプロセッサである。制御部190は、プログラムに従って動作することにより、入力操作受付部191と、送受信部192と、データ処理部193と、報知制御部194としての機能を発揮する。
入力操作受付部191は、タッチ・センシティブ・デバイス131等の入力装置に対するユーザの入力操作を受け付ける処理を行う。入力操作受付部191は、タッチ・センシティブ・デバイス131に対してユーザが指などを接触させた座標の情報に基づき、ユーザの操作がフリック操作であるか、タップ操作であるか、ドラッグ(スワイプ)操作であるか等の操作の種別を判定する。
送受信部192は、端末装置10が、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
データ処理部193は、端末装置10が入力を受け付けたデータに対し、プログラムに従って演算を行い、演算結果をメモリ等に出力する処理を行う。
データ処理部193は、ユーザから、予め規定された行為を収録した収録動画等の取得を受け付ける。データ処理部193は、例えば、カメラ160等により、特定のユーザが予め規定された行為を実行する様子を撮影することにより、当該収録動画の情報を取得する。
報知制御部194は、表示画像をディスプレイ132に表示させる処理、音声をスピーカ142に出力させる処理、振動をカメラ160に発生させる処理を行う。
<1.2 サーバ20の機能的な構成>
図3は、サーバ20の機能的な構成を示す図である。図3に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部202は、サーバ20が使用するデータ及びプログラムを記憶する。記憶部202は、ユーザ情報データベース281と、動画情報データベース282と、コメント動画情報データベース283と、コンテンツ情報データベース284と、学習済みモデルデータベース285等を記憶する。
ユーザ情報データベース281は、ユーザの各種情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
動画情報データベース282は、ユーザから受け付けた動画の各種情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
コメント動画情報データベース283は、評価者であるユーザから受け付けたコメント収録動画の各種情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
コンテンツ情報データベース284は、動画を受け付けたユーザ等に提示される、コメント収録動画を含むコンテンツの各種行動の履歴を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
学習済みモデルデータベース285は、複数の評価を受けるユーザ(特定のユーザ)から受け付けた、予め規定された行為を収録した複数の収録動画と、複数の動画を評価するユーザ(第1のユーザ)から受け付けた、複数の動画の再生時間と関連付けた動画によるコメント(コメント収録動画)とを関連付けた学習済みモデルを管理するためのデータベースである。ここで、学習済みモデルの作成方法について例示する。例えば、サーバ20は、複数のユーザから、予め規定された行為を収録した複数の収録動画を受け付け、各々の収録動画に対し、動画を評価するユーザからの動画によるコメントを受け付ける。例えば、サーバ20は、評価を受けるユーザ(特定のユーザ)の動画の再生時間と関連付けて、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)から、動画によるコメント(コメント収録動画)を受け付ける。例えば、動画の再生時間と関連付けて、評価するユーザ(第1のユーザ)から動画でコメントを受け付けることとして、以下を含みうる。
・ 評価するユーザ(第1のユーザ)が、評価を受けるユーザ(特定のユーザ)の動画の再生を止める操作をしつつ、評価するユーザが作成した動画でコメントを付与する。例えば、評価するユーザ自身をカメラで撮影しつつ、評価するユーザの音声を収録することにより、評価するユーザが動画でコメントを付与する。
・ 評価するユーザ(第1のユーザ)が、評価を受けるユーザ(特定のユーザ)の動画の再生を止めずに、評価するユーザの音声、画像を収録することにより、評価するユーザが動画でコメントを付与する。例えば、サーバ20は、評価するユーザの音声を検知することにより、評価を受けるユーザの動画の再生時間と関連付けて、評価するユーザの動画によるコメントを受け付ける。
サーバ20は、複数の特定のユーザから受け付けた収録動画と、当該収録動画に対応する、複数の動画によるコメント(コメント収録動画)とにより構成されるコンテンツを作成し、当該コンテンツを、動画を評価する他のユーザ(第2のユーザ)に提示する。サーバ20は、当該動画を評価する他のユーザ(第2のユーザ)から、コンテンツにおける、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)の動画によるコメントの付与タイミング、内容等に関する評価を受け付ける。サーバ20は、当該評価に基づいて、特定のユーザから受け付けた収録動画における、第1のユーザのコメント付与タイミング、コメント内容と、当該第2のユーザの評価とを関連付け、学習済みモデルを作成する。これにより、サーバ20は、学習済みモデルに基づいて、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)から受け付けた動画によるコメント(コメント収録動画)について、適切なタイミングでコメントを付与しているか、コメントの内容が適切であるか、等を判断することができる。サーバ20は、当該判断した結果に基づいて、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)に対する評価値等を特定してもよい。
本開示において、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)の評価値等を特定する方法は、上記学習済みモデルに基づいた方法に限られない。例えば、サーバ20は、過去に作成したコンテンツと、当該コンテンツにおける、動画を評価するユーザからの評価とに基づいて、新たに受け付けた動画によるコメントにおけるコメント付与のタイミング、内容等が適切であるか等を判断してもよい。
受信制御モジュール2041は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
送信制御モジュール2042は、サーバ20が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
ユーザ情報取得モジュール2043は、ユーザの各種情報を取得する。
動画情報取得モジュール2044は、ユーザから受け付けた動画の情報を取得する。
コメント動画情報取得モジュール2045は、動画を評価したユーザから受け付けた、コメント収録動画の情報を取得する。
コンテンツ情報取得モジュール2046は、動画を受け付けたユーザ等に提示される、コメント収録動画を含むコンテンツの情報を取得する。
学習済みモデル参照モジュール2047は、動画を評価したユーザから取得した、動画によるコメントの情報に基づいて、複数のユーザから受け付けた、予め規定された行為を収録した複数の動画と、複数のユーザから受け付けた、複数の動画の再生時間と関連付けた動画によるコメントとを関連付けた学習済みモデルを参照する。
<2 データ構造>
図4および図5は、サーバ20が記憶するユーザ情報データベース281、動画情報データベース282、コメント動画情報データベース283、コンテンツ情報データベース284のデータ構造を示す図である。
図4に示すように、ユーザ情報データベース281は、項目「ユーザID」と、項目「氏名」と、項目「年齢」と、項目「性別」と、項目「職業」と、項目「職種」と、項目「所属」と、項目「関連」と、項目「評価」と、項目「備考」と、を含む。
項目「ユーザID」は、ユーザそれぞれを識別する情報である。
項目「氏名」は、ユーザの氏名を表す情報である。
項目「年齢」は、ユーザの年齢を示す情報である。
項目「性別」は、ユーザの性別を示す情報である。
項目「職業」は、ユーザの職業を示す情報である。具体的には、項目「職業」は、ユーザの職業の情報として、以下が含まれる。
・一般的な会社に勤務している会社員であるか
・個人で経営を営む自営業であるか
・病院等に勤務する医療従事者であるか
・学生など雇用されていない立場であるか
例えば、ユーザID「U001」のユーザの職業は「会社員」であることを示す。
項目「職種」は、ユーザの従事している職種に関する情報である。具体的には、項目「職種」は、ユーザの従事している職種として、以下が含まれる。例えば、事業会社の組織を構成する各部門等である。
・営業
・デザイン
・事業企画
・経営
・経理
・法務、知的財産
・開発
・広報
例えば、ユーザID「U001」のユーザの職種は「営業」であることを示す。
項目「所属」は、ユーザが所属している組織等に関する情報である。具体的には、項目「所属」は、ユーザの所属として、例えば、下記が含まれる。
・ユーザが一般企業に勤めている場合、会社名、部署名
・ユーザが芸能活動等に従事している場合、事務所名
・ユーザが医療従事者である場合、所属する病院名、医局名
例えば、ユーザID「U001」のユーザの所属は「A社」であることを示す。
ある局面において、サーバ20は、ユーザが転職、異動する等した場合に、ユーザから当該項目に関する入力操作を受け付け、ユーザの所属履歴として保持していてもよい。これにより、サーバ20は、ユーザが複数の企業、団体等に所属した場合でも、ユーザの所属の情報に基づいて関連するユーザを特定することができる。
項目「関連」は、ユーザの属する流派、関連するユーザ等に関する情報である。具体的には、項目「関連」は、ユーザの属する流派、関連するユーザとして、例えば以下が含まれる。
・ユーザが所属している組織等における技能の流派(例えば、医療従事者が疾病を診断し処置する際の考え方または方法の流派)
・芸能芸術分野における表現の流派
・組織的派閥等を識別する情報(例えばユーザが所属してきた組織により定まる流派)
・動画を収録したユーザと同じ組織等に所属、同じ指導者に師事する等、関連のあるユーザ
・動画に対するフィードバックの頻度等により定まる関連度に基づいた関連ユーザ
・システム1が提供するサービスにおけるフォロー・フォロワー等、相互に交流が可能な関係にあるユーザ
サーバ20は、ユーザから、ユーザから上記の情報の入力操作を受け付けることにより、ユーザ同士を関連付けてもよいし、ユーザの所属する組織等の情報に基づいて、ユーザ同士を関連付けてもよい。
また、ある局面において、サーバ20は、ユーザから受け付けた動画のタグ・視聴対象の項目に基づいて、同じ、または類似するタグ等を付与しているユーザ同士を、関連するユーザとして定義してもよい。
例えば、ユーザID「U002」のユーザの流派は「A派、U006、U008」であることを示す。ある局面において、サーバ20は、ユーザが作成した動画を、当該動画を評価するユーザのうち、同じ流派に属するユーザ、関連するユーザに対し優先的に提示することとしてもよい。
また、ある局面において、サーバ20は、動画を収録したユーザと特に関連性の高い(同じ職種・業種である、年齢が近い、技術分野が共通、等)ユーザに対し、動画の評価を受けるべき対象として、当該項目に設定してもよい。
項目「評価」は、ユーザが作成した収録動画に対する総括的な評価を示す情報である。具体的には、項目「評価」は、ユーザが作成した動画の総数、当該動画に対し、他のユーザから受けた反応、アクティビティ等を示した情報、および、それらに基づいて特定された評価値の情報である。他のユーザから受けた反応、アクティビティは、例えば、下記を含む。
・ユーザが過去に作成した収録動画の総再生数
・ユーザが過去に作成した収録動画に付与された高評価(Good)の総数
・ユーザが過去に作成した収録動画に付与された低評価(Bad)の総数
ここで、収録動画に付与された高評価、低評価の詳細について例示する。サーバ20は、収録動画を視聴したユーザから、当該動画の再生画面上で所定の動作(例えば、Goodボタン、アイコンの押下等)を受け付けることで、当該動画に付与された評価をカウントする。ある局面において、サーバ20は、当該収録動画に対するコメント収録動画の作成数に基づいて、当該評価をカウントしてもよい。サーバ20は、コメント収録動画の作成数に基づいて評価をカウントする際、コメント収録動画を作成したユーザから、元となる収録動画に対する評価を受け付け、当該評価を収録動画の評価にカウントしてもよい。
また、サーバ20は、項目「評価」に、ユーザが収録動画を作成し、投稿する頻度に関する情報を含めていてもよい。サーバ20は、総再生数、高評価数、低評価数等に対し所定の閾値を設定してもよい。サーバ20は、総再生数、高評価数等が当該閾値を超過することに応答して、ユーザの総合評価値を特定してもよい。例えば、ユーザID「U001」のユーザの評価は「総合評価:B、投稿数:10、総再生数:120、Good:80、Bad:20、投稿頻度:1回/月」であることを示す。
ある局面において、サーバ20は、当該評価の情報に基づいて、ユーザから受け付けた動画を評価するユーザを特定し、当該ユーザに対して受け付けた動画に対する評価を促すこととしてもよい。
これにより、ユーザは、自身の職場における上長だけでなく、同様の職務に従事している他のユーザ、自分と同程度の技能を有するユーザ等、様々なユーザからの評価を受けることができる。
項目「経験年数」は、ユーザが現在の職種に従事してからの経験年数を示す情報である。具体的には、サーバ20は、ユーザから現在の職種に従事開始した日付の情報等を受け付け、当該情報に基づいて、経験年数を特定してもよい。ある局面において、サーバ20は、当該経験年数の情報に基づいて、受け付けた動画を評価するユーザを特定してもよい。これにより、サーバ20は、経験年数の長いユーザに対し、優先的に動画の評価を促すことができる。
また、ある局面において、サーバ20は、前述の評価の情報と、経験年数の情報とに基づいて、受け付けた動画を評価するユーザを特定してもよい。これにより、サーバ20は、経験年数が浅くとも、評価が高い、すなわち、技能が他のユーザよりも高いユーザに対し、優先的に動画の評価を促すことができる。
また、ある局面において、サーバ20は、ユーザがサーバ20の提供するサービスにおけるアカウント等を作成した日付の情報等に基づいて、当該経験年数を特定してもよい。例えば、サーバ20は、ユーザの所定期間(日ごと、月ごと等)ごとのログイン実績を取得し、当該情報に基づいて、経験年数を特定してもよい。これにより、サーバ20は、アカウント作成後、ほぼログインせずに年数の経過したユーザが存在する場合であっても、正確に経験年数などの情報を特定することができる。
項目「備考」は、ユーザ情報に特記事項などがある場合に保持される情報である。具体的には、項目「備考」は、例えば、ユーザが他の特定のユーザと特に関係が強い等の情報がある場合等に、その情報を当該項目に保持することとしてもよい。また、サーバ20は、後述するコメント収録動画を作成したユーザに対し、特定の評価値を設定していてもよい。例えば、サーバ20は、コメント収録動画を作成したユーザに対し、コメントの巧拙を判断し、所定の評価値を特定してもよい。巧拙の判断として、サーバ20は、コメント収録動画と、学習済みモデルデータベース285で管理される学習済みモデルとに基づいて、動画を評価するユーザが、適切なタイミングで適切なコメントを付与しているか、等を特定し、当該特定結果に基づいて評価値を特定してもよい。サーバ20は、当該評価値に基づいて、当該ユーザの「指導レベル」を特定してもよい。例えば、ユーザID「U004」のユーザの指導者レベルは「2」であることを示す。
これにより、サーバ20は、受け付けた動画の評価を、当該動画を収録したユーザとは異なるユーザに促す際に、当該項目に基づいて、優先的に動画を提示するユーザを特定してもよい。また、サーバ20は、指導レベルの低いユーザに対し、優先的に動画へのコメント付与を促し、当該ユーザの技能向上を促してもよい。
動画情報データベース282は、項目「動画ID」と、項目「ユーザID」と、項目「作成日時」と、項目「動画時間」と、項目「動画タグ・視聴対象」と、項目「評価」と、項目「備考」と、を含む。
項目「動画ID」は、収録動画それぞれを識別する情報である。
項目「ユーザID」は、収録動画を作成したユーザを識別する情報である。例えば、動画ID「UM001」を作成したユーザは、ユーザID「U001」のユーザであることを示す。
項目「作成日時」は、ユーザが収録動画を作成した日時を示す情報である。例えば、動画ID「UM001」の作成日時は、「2020/10/20」であることを示す。
項目「動画時間」は、収録動画の再生時間を示す情報である。例えば、動画ID「UM001」の動画時間は、「0:30:00」であることを示す。
項目「動画タグ・視聴対象」は、収録動画に付与されたタグ、当該収録動画を視聴すべきユーザ等を示す情報である。具体的には、項目「動画タグ・視聴対象」は、収録動画がどのような内容に関する動画であるのか、また、どのような職種・業種に従事しているユーザが当該動画を視聴すべきか、等を識別するための情報である。例えば、動画ID「UM001」の動画タグ・視聴対象は、「営業トーク」および「プレゼン」であることを示す。ある局面において、サーバ20は、動画タグ・視聴対象の情報に基づいて、当該動画を評価し、コメント収録動画を作成するユーザを特定してもよい。
項目「評価」は、収録動画に対する総括的な評価に関する情報である。具体的には、項目「評価」は、収録動画に対し、他のユーザから受けた反応、アクティビティ等、および、それらに基づいて特定された評価値の情報を示した情報である。他のユーザから受けた反応、アクティビティは、例えば、下記を含む。
・収録動画の総再生数
・収録動画に付与された高評価(Good)の総数
・収録動画に付与された低評価(Bad)の総数
ここで、収録動画に付与された高評価、低評価の詳細について例示する。サーバ20は、収録動画を視聴したユーザから、当該動画の再生画面上で所定の動作(例えば、Goodボタン、アイコンの押下等)を受け付けることで、当該動画に付与された評価をカウントする。ある局面において、サーバ20は、当該収録動画に対するコメント収録動画の作成数に基づいて、当該評価をカウントしてもよい。サーバ20は、コメント収録動画の作成数に基づいて評価をカウントする際、コメント収録動画を作成したユーザから、元となる収録動画に対する評価を受け付け、当該評価を収録動画の評価にカウントしてもよい。
サーバ20は、総再生数、高評価数、低評価数等に対し所定の閾値を設定してもよい。サーバ20は、総再生数、高評価数等が当該閾値を超過することに応答して、ユーザの総合評価値を特定してもよい。ある局面において、サーバ20は、当該評価の情報に基づいて、他のユーザが視聴すべき動画を特定し、当該ユーザに提示してもよい。これにより、ユーザは、コメント等を付与されていない動画であっても、他のユーザから特に高い評価を受けている動画等を確認することができ、自身の技能向上、自己研鑽に役立てることができる。
項目「備考」は、動画に特記事項などがある場合に保持される情報である。具体的には、項目「備考」は、例えば、どのような場面における動画であるか等の情報であってもよい。例えば、動画ID「UM001」の備考は「商談」であることを示す。ある局面において、サーバ20は、ユーザ情報または評価者情報と、当該備考の情報とに基づいて、当該ユーザまたは評価者に提示する動画の情報を特定してもよい。
図5において、コメント動画情報データベース283は、項目「コメント動画ID」と、項目「評価者ID」と、項目「動画ID」と、項目「作成日時」と、項目「コメント付与タイミング」と、項目「コメント内容」と、項目「備考」と、を含む。
項目「コメント動画ID」は、コメント収録動画それぞれを識別する情報である。
項目「評価者ID」は、動画を視聴し、コメント収録動画を作成したユーザを識別する情報である。例えば、コメント動画ID「TM001」を作成したユーザは、ユーザID「U004」のユーザであることを示す。サーバ20は、コメント収録動画に対し、1または複数のユーザを関連付けて、項目「ユーザID」で保持することとしてもよい。例えば、コメント収録動画を生成するためにカメラを設置し、当該カメラにより、動画を評価する複数のユーザが被写体となるよう撮影をしつつ、当該複数のユーザの音声を収録することで、コメント収録動画を作成することがあり得る。
項目「動画ID」は、コメント収録動画の対象である動画を識別する情報である。具体的には、項目「動画ID」は、評価者がコメントを動画により付与した、ユーザが作成した動画を識別する情報を示す。例えば、コメント動画ID「TM001」の対象となる動画IDは、「UM001」の動画であることを示す。サーバ20は、当該コメント収録動画と、コメントの対象となる動画とに基づいて、後述するコンテンツを作成し、作成したコンテンツをユーザに提示する。
また、ある局面において、動画を評価するユーザは、複数の動画を同時に視聴し、コメント動画を作成してもよい。例えば、収録の都合上、2つの動画に分割した場合等、動画を評価するユーザは、一連の行為を評価するために、複数の動画を視聴し、コメント収録動画を作成してもよい。
項目「作成日時」は、コメント収録動画を作成した日時に関する情報である。例えば、コメント動画ID「TM001」の作成日時は「2020/10/21」であることを示す。
項目「コメント付与タイミング」は、評価者がコメントを付与したタイミングに関する情報である。具体的には、項目「コメント付与タイミング」は、評価者が動画を視聴し、適宜動画を一時停止し、動画によるコメントを付与した際の、動画における再生時間を示す。例えば、コメント動画ID「TM001」におけるコメント付与タイミングは「0:10:00」、「0:15:00」、および「0:25:00」であることを示す。
項目「コメント内容」は、評価者がコメントを付与した内容に関する情報である。具体的には、項目「コメント内容」は、評価者が動画を視聴した際に、当該動画に対して映像、音声またはテキスト等で付与した、動画に対するコメント、アドバイス等の内容を、当該コメントを付与した時間と紐づけて保持する情報である。例えば、コメント動画ID「TM001」におけるコメント内容は、コメント付与タイミング「0:10:00」において「***」等であることを示す。
また、付与されるコメントは、限定されない。例えば、当該コメントは、ユーザの音声によるコメントでもよいし、テキスト入力によるコメントでもよい。また、コメントではなく、所定のオブジェクト(スタンプ等)を動画における所定の時間に付与する形でも良い。
これにより、ユーザは、自身が作成した動画に対し、何らかの反応、返答があったことを視覚・聴覚等を通じて知ることができる。
項目「備考」は、コメント収録動画に特記事項などがある場合に保持される情報である。
なお、本開示において、コメント収録動画において、コメントを付与するユーザは、特に限定されない。例えば、コメントを付与するユーザは、動画を収録したユーザと同等の技能を持つユーザであってもよいし、動画を収録した他のユーザのうち、再生数、高評価数、動画投稿頻度が多いユーザ等であってもよい。これにより、ユーザは、様々な立場のユーザ、他者からの評価が特に高いユーザ等から、収録した動画への評価を受けることができる。そのため、ユーザは、評価が高いユーザ等のコメントを確認することで、当該ユーザのノウハウなどを知ることができる。フォロー・フォロワー関係についても追記
コンテンツ情報データベース284は、項目「コンテンツID」と、項目「動画ID」と、項目「コメント動画ID」と、項目「動画タグ・視聴対象」と、項目「評価」と、項目「備考」と、を含む。
項目「コンテンツID」は、コンテンツそれぞれを識別する情報である。
項目「動画ID」は、コンテンツに紐づけられた動画を識別する情報である。例えば、コンテンツID「C001」に紐づけられた動画は、「UM001」であることを示す。
項目「コメント動画ID」は、コンテンツに紐づけられたコメント収録動画を識別する情報である。例えば、コンテンツID「C001」に紐づけられたコメント収録動画は、「TM001」であることを示す。
項目「動画タグ・視聴対象」は、コンテンツが含むタグ、当該コンテンツを視聴すべきユーザ等を示す情報である。具体的には、項目「動画タグ・視聴対象」は、コンテンツの元となる動画に付与されている動画タグ・視聴対象の情報を示す。例えば、コンテンツID「C001」に含まれる動画タグ・視聴対象は、「営業トーク」および「プレゼン」であることを示す。ある局面において、サーバ20は、コンテンツの作成にあたり、コメント動画を作成したユーザからタグ等の情報を追加で付与するための入力操作を受け付けてもよい。サーバ20は、コンテンツの元となる動画に含まれるタグだけでなく、動画を評価したユーザにより新たに付与されたタグ等の情報を当該情報として保持していてもよい。
ある局面において、サーバ20は、コンテンツに付与されている当該タグ等の情報に基づいて、作成したコンテンツを提示するユーザの情報を特定してもよい。例えば、サーバ20は、特定のユーザから予め規定された行為を収録した収録動画を受け付け、当該動画の情報と、動画タグ・視聴対象の情報に基づいて、特定のユーザに関連したコンテンツを提示する。これにより、動画を収録した特定のユーザは、自身が収録した収録動画に関連したコンテンツを確認することができるため、自身の技能、スキルに不足している部分などを確認することができる。
項目「評価」は、コンテンツに対する総括的な評価に関する情報である。具体的には、項目「評価」は、コンテンツに対し、他のユーザから受けた反応、アクティビティ等、および、それらに基づいて特定された評価値の情報を示した情報である。例えば、コンテンツID「C001」の評価は「総再生数:30、Good:20、Bad:5」であることを示す。他のユーザから受けた反応、アクティビティは、例えば、下記を含む。
・コンテンツの総再生数
・コンテンツに付与された高評価(Good)の総数
・コンテンツに付与された低評価(Bad)の総数
ここで、コンテンツに付与された高評価、低評価の詳細について例示する。サーバ20は、コンテンツを視聴したユーザから、当該コンテンツの再生画面上で所定の動作(例えば、Goodボタン、アイコンの押下等)を受け付けることで、当該コンテンツに付与された評価をカウントする。ある局面において、サーバ20は、当該コンテンツに対するコメント収録動画の作成数に基づいて、当該評価をカウントしてもよい。また、サーバ20は、コンテンツの評価と、元となる収録動画に対する評価とを参照してもよい。このとき、コンテンツの評価に対し、元となる収録動画の評価が低い場合、サーバ20は、元となる収録動画に対し、所定の評価値を付与してもよい。これにより、サーバ20は、元となる収録動画の評価が低い場合においても、コンテンツとしての評価が高い場合等、多様な場面での評価をすることができる。これにより、収録動画、コンテンツ等を視聴するユーザは、教育効果が高いと思われるコンテンツ、収録動画を視聴し、自身の技能の向上に役立てることができる。
サーバ20は、総再生数、高評価数、低評価数等に対し所定の閾値を設定してもよい。サーバ20は、総再生数、高評価数等が当該閾値を超過することに応答して、ユーザの総合評価値を特定してもよい。ある局面において、サーバ20は、当該評価の情報に基づいて、他のユーザが視聴すべきコンテンツを特定し、当該ユーザに提示してもよい。これにより、ユーザは、評価の高いコンテンツを視聴することで、技能・スキルに関する知見を得るだけでなく、評価者がどの観点を見ているのか、等を併せて把握することができる。
ある局面において、サーバ20は、項目「評価」において、他のユーザよりも高評価数が特に低いユーザに対し、コンテンツの中から、特に評価の高いコンテンツを提示してもよい。
他にも、サーバ20は、ユーザの項目「評価」に基づいて、近い評価(同程度の高評価数、再生数等)であるコンテンツを当該ユーザに提示してもよい。これにより、ユーザは、自身の技能等に関連したコンテンツを確認することにより、より高い教育効果を得られることが期待できる。
また、サーバ20は、当該コンテンツを特定のユーザ等に提示する際、コンテンツの一部を抽出した動画、画像等をコンテンツとともに当該ユーザに提示してもよいし、コンテンツに関する情報を当該ユーザに提示してもよい。コンテンツに関する情報は、下記を含む情報である。
・動画を収録したユーザの情報
・動画によるコメントを付与したユーザの情報
・コンテンツに含まれるコメントの内容の情報
項目「備考」は、コンテンツに特記事項などがある場合に保持される情報である。具体的には、項目「備考」は、例えば、どのような場面におけるコンテンツであるか等の情報であってもよい。例えば、動画ID「UM001」の備考は「商談」であることを示す。ある局面において、サーバ20は、ユーザ情報と、当該備考の情報とに基づいて、当該ユーザに提示する動画の情報を特定してもよい。
<3 動作>
以下、システム1が、特定のユーザが予め規定された行為を収録した収録動画と、当該動画に対して、当該動画を評価するユーザが動画によるコメントを付与した動画とで構成されたコンテンツを作成し、特定のユーザ等に提示する際の一連の処理について説明する。
図6は、特定のユーザが予め規定された行為を収録した収録動画と、当該動画に対して、当該動画を評価するユーザが動画によるコメントを付与した動画とで構成されたコンテンツを作成し、特定のユーザ等に提示する際の一連の処理を表すフローチャートである。
ステップS651において、サーバ20の制御部203は、特定のユーザが予め規定された行為を収録した収録動画に対して、当該動画を評価するユーザが動画によるコメントを付与した当該収録した収録動画における再生時間の情報を取得する。具体的には、例えば、サーバ20の制御部は、特定のユーザ、例えば、指導を受ける側のユーザ等が操作する端末装置10Aの制御部190Aから、予め規定された行為を収録した収録動画を受け付ける。このとき、予め規定された行為を収録した収録動画としては、例えば、下記が含まれる。
・商談相手との商談場面を収録した収録動画
・会議等の場でのプレゼン場面を収録した収録動画
・講演会でのプレゼン場面を収録した収録動画
・病理診断を行う様子を収録した収録動画
・手術を行う様子を収録した収録動画
・パフォーマンス(演技、歌唱、舞踊等)を行う様子を収録した収録動画
ここで、上記動画の種類は限定されず、あらゆる分野、職種における様々な場面を収録した収録動画であってもよい。
その後、サーバ20の制御部203は、受け付けた動画を、当該動画を評価するユーザに提示する。動画を評価するユーザが操作する端末装置10Bの制御部190Bは、サーバ20から提示された動画に対し、動画を評価するユーザから動画によるコメントを受け付ける。動画を評価するユーザが操作する端末装置10Bの制御部190Bは、受け付けた動画によるコメントをサーバ20に送信する。サーバ20の制御部203は、動画によるコメントの情報に基づいて、特定のユーザが予め規定された行為を収録した収録動画に対して、当該動画を評価するユーザが動画によるコメントを付与した当該収録した収録動画における再生時間の情報を取得する。ある局面において、サーバ20の制御部203は、動画を評価するユーザから、動画によるコメントだけでなく、手本となる行為、動画等を収録した収録動画を受け付けてもよい。また、サーバ20の制御部203は、動画を評価するユーザから、動画によるコメントだけでなく、「Good」「Bad」などのリアクション、サムズアップのアイコン等の所定のオブジェクトを受け付けてもよい。
ある局面において、サーバ20の制御部203は、動画を評価するユーザが動画によるコメントを付与したのち、再度特定のユーザが収録した収録動画を再生する際に、当該動画を所定の時間巻き戻して再開してもよい。これにより、動画を評価するユーザは、コメントを付与したのち、所定の時間巻き戻した状態で動画の評価を進められる。そのため、動画を評価するユーザは、どこまで動画を視聴したか等に迷うことなく、動画の評価を進めることができる。
ある局面において、サーバ20の制御部203は、受け付けた動画を、動画によるコメント、リアクション等を受け付けずとも、他のユーザに提示してもよい。その際、提示されたユーザは、提示された動画に対し、動画によるコメント、リアクション等を付与せず、前述の所定のオブジェクトを動画の再生時間に応じて付与してもよい。これにより、ユーザは、例えば、近い技能を持つユーザからのリアクションなども簡易に受けることができるため、技能が近いもの同士でのコミュニケーションの活性化なども期待できる。
ステップS652において、サーバ20の制御部203は、収録した収録動画における再生時間の情報と、当該動画を評価するユーザが再生時間において付与した動画によるコメントとを関連付けて保持する。具体的には、例えば、サーバ20の制御部203は、特定のユーザが収録した収録動画における再生時間の情報と、当該動画を評価するユーザがコメントを付与した、当該動画における再生時間の情報とを関連付けて記憶部202に保持することにより、コメント動画情報データベース283、コンテンツ情報データベース284を更新する。これにより、サーバ20の制御部203は、特定のユーザが収録した収録動画を再生時に、当該動画を評価するユーザがコメントを付与した動画を関連付けて表示することが可能となる。
ステップS653において、サーバ20の制御部203は、特定のユーザを含むユーザからの要求に応答して、特定のユーザの動画と動画によるコメントとにより構成されるコンテンツを当該ユーザに提示する。具体的には、サーバ20の制御部203は、特定のユーザが収録した収録動画と、当該動画を評価するユーザが当該動画に対し、動画によるコメントを付与した動画とで構成されるコンテンツを作成する。例えば、サーバ20の制御部203は、特定のユーザが収録した収録動画において、当該動画を評価するユーザが付与した動画によるコメントを、当該動画の表示領域の一部または全部に重畳して(または当該動画と並べて)表示させるコンテンツ等を作成する。このとき、コメントの表示方法は限定されず、動画によるコメントをオーバーレイ等で重畳させて表示する方法でもよいし、動画によるコメントをポップアップさせて表示する方法でもよい。また、サーバ20は、コメントの表示タイミングとして、動画の再生時間において、コメントを付与されたタイミングに応答して当該コメントを表示することとしてもよい。
ステップS601において、特定のユーザが操作する端末装置10Aの制御部190Aは、コンテンツを再生し、動画によるコメントと関連付けられた再生時間のタイミングで再生速度を抑制させた特定のユーザの動画と、当該タイミングに関連付けられる動画によるコメントとをユーザに提示する。このとき、再生速度を抑制し、動画によるコメントをユーザに提示する方法は、下記を含む。
・コメントが付与されたタイミングで動画を一時停止し、動画によるコメントをユーザに提示する。
・コメントが付与されたタイミング、またはそのタイミングの所定の時間前から動画の再生速度を低下させ(あわせて、当該動画の音声を再生する際の音量を減少させてもよい)、動画によるコメントをユーザに提示する。
また、ある局面において、端末装置10Aの制御部190Aは、動画の速度を抑制させずとも、動画によるコメントをユーザに提示してもよい。
これにより、特定のユーザは、自身が収録した収録動画に対し、当該動画を評価するユーザが、どのような時、どのような点でコメントしているかを視覚的に把握することができる。また、特定のユーザは、動画によるコメントを見ることで、評価者の音声のトーン、評価者の表情、評価者の身振り手振りなどの非言語的な情報の伝達をも受けることができ、動画を評価するユーザが考えている細かなニュアンスも把握することができ得る。そのため、特定のユーザは、自分の技能等に不足しているものが何かをよりいっそう容易に理解することができる。
図7は、特定のユーザが予め規定された行為を収録した収録動画を受け付け、当該動画に対して、当該動画を評価するユーザが動画によるコメントを受け付けた後に、当該動画を評価するユーザの評価値を特定する際の一連の処理を表すフローチャートである。
ステップS701において、特定のユーザが操作する端末装置10Aの制御部190Aは、特定のユーザが予め規定された行為を収録した収録動画を受け付ける。
ステップS751において、サーバ20の制御部203は、受け付けた動画を、当該動画を評価するユーザに提示する。
ステップS702において、動画を評価するユーザが操作する端末装置10Bの制御部190Bは、特定のユーザの動画の再生時間と関連付けて、動画によりコメントを受け付ける。
ステップS752において、サーバ20の制御部203は、特定のユーザの動画と動画によるコメントとにより構成されるコンテンツに対し、動画によるコメントを付与したタイミング、内容等を評価し、タイミング、内容等を評価した結果に基づいて、動画を評価するユーザの評価値を特定し、特定した評価値を当該ユーザに提示する。具体的には、例えば、サーバ20の制御部203は、受け付けた動画によるコメントと、学習済みモデルデータベース285に保持されている学習済みモデルとに基づいて、当該動画によるコメントのコメント付与タイミング、内容等が適切かを判断する。サーバ20の制御部203は、その後、動画を評価するユーザの評価値を特定する。このとき、サーバ20の制御部203は、学習済みモデルを参照せず、記憶部202に保持されている、複数のコンテンツの情報に基づいて評価値を特定してもよい。例えば、サーバ20の制御部203は、コンテンツを作成後、コメント情報データベース204を参照し、関連する動画におけるコメントの付与タイミング、コメント内容等に基づいて、適切なタイミング、内容であるかを判断してもよい。
ある局面において、サーバ20の制御部203は、当該コンテンツを、動画を評価するユーザとは他の、動画を評価する別のユーザに対し提示してもよい。サーバ20は、動画を評価する別のユーザから、当該コンテンツにおけるコメントの付与タイミング、内容等についての評価を受け付け、受け付けた評価に基づいて評価値を特定してもよい。
ステップS703において、動画を評価するユーザが操作する端末装置10Bの制御部190Bは、評価値の情報をディスプレイに表示する等でユーザに提示する。
<4 画面例>
図8は、本発明において開示される、特定のユーザが収録した収録動画の画面例を示す図である。
図8において、収録動画801は、特定のユーザが予め規定された行為を収録した収録動画の一例を示す。図示する動画の例では、被写体として、特定のユーザ801A、顧客801Cが映り込んでいる。例えば、端末装置10Aにおいて、動画を再生するためのアプリケーションにより、収録動画801を再生することができる。端末装置10Aは、収録動画801を再生する操作を受け付けて、当該収録動画801の再生時間を表示部801E(例えば、収録動画801を再生しているタイミングおよび総再生時間をバー等として表示する)に表示しつつ、収録動画801を再生する。
収録動画801において、特定のユーザ801Aは、ディスプレイ等を利用し、顧客801Cに対しプレゼンを行っている。具体的には、例えば、特定のユーザ801Aは、端末装置10Aのカメラ160等により、自身がプレゼンを行っている様子を収録する。端末装置10Aの制御部190Aは、収録した収録動画をサーバ20に送信する。このとき、特定のユーザ801Aが予め規定された行為を収録する方法として、下記が含まれる。
・端末装置10Aのカメラ160による収録
・デジタルカメラ等の撮影機材による収録
このとき、デジタルカメラ等の撮影機材により、予め規定された行為を収録した場合には、収録した収録動画は、当該撮影機材からネットワーク80を通じてサーバ20に送信されてもよい。また、当該動画は、端末装置10Aに当該動画が送信されたのち、端末装置10Aの制御部190Aにより送信されてもよい。
図9は、本発明において開示される、動画を評価するユーザが動画によるコメントを付与する様子を図示した画面例である。
図9において、コメント収録動画901は、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)が、特定のユーザから受け付けた、予め規定された行為を収録した収録動画に対し、動画によるコメントを付与する際の画面例を示す。コメント収録動画901では、被写体として、動画を評価するユーザ901Aが映り込んでいる。例えば、端末装置10Bにおいて、動画を記録するためのアプリケーションにより、コメント収録動画901を再生することができる。端末装置10Bは、コメント収録動画901を記録する操作を受け付けて、当該コメント収録動画901の録画時間を表示部901Eに表示する。例えば、表示部901Eにおいて、収録動画801の再生時間の長さに対し、コメント収録動画901の録画時間の最大時間が規定される場合に、当該最大録画時間に対して録画済みの時間の長さをバー等として表示する。
コメント収録動画901において、動画を評価するユーザ901Aは、特定のユーザ801Aが収録した収録動画801に対し、動画によるコメントを付与する。具体的には、例えば、動画を評価するユーザ901Aが動画を評価する方法は、下記の方法を含む。
・ 動画を評価するユーザ901Aの端末装置10B以外のディスプレイ等に当該収録動画801を再生させ、適宜収録動画801の再生をユーザ901Aが止めてコメントを付与する様子を端末装置10Bのカメラ160B等により収録する方法。
・ 動画を評価するユーザ901Aの端末装置10Bのディスプレイ132B等において、オンライン会議用のアプリケーション等により、カメラ160B等により動画を評価するユーザ901Aを撮影しつつ、当該収録動画801を画面共有の形式で表示させる。端末装置10Bが、動画を評価するユーザ901Aから、会議用のアプリケーションにおいて録画をする操作を受け付けつつ、適宜収録動画801の再生を止めて、動画を評価するユーザ901Aがコメントを付与する様子を収録する方法
これにより、サーバ20は、特定のユーザ801Aから受け付けた収録動画801における再生時間と、コメントが付与された当該コメント収録動画901における再生時間とを関連付けることができる。
ここで、予め規定された行為について例示する。本開示において、予め規定された行為は、下記の行為を含む。
・行為のフロー、マニュアルが規定されており、当該フロー、マニュアルに沿って行動することを要求される行為
・状況(例えば、顧客の前でのプレゼン場面等)が規定されており、当該状況において特定の行動、発言が要求される行為
・行為時間(例えば、音楽表現等で制限時間のある場面等)が規定されており、当該時間内においての行動等が要求される行為
また、本開示において、特定のユーザが収録動画として収録する行為は上記予め規定された行為のみに限らない。例えば、収録動画は、芸能、芸術、音楽、演劇等の場面で、特に規定されたことがなく、その場の状況に応じてアドリブで行動することが要求される行為を収録してもよい。動画を評価するユーザは、このような行為を収録した収録動画に対して、例えば、下記の点を評価する。
・場の空気に沿った動作、発言等をしているか
・行為に芸術性を感じられるか
・行為に独創性を感じられるか
・行為により他人を魅了することができているか
これにより、ユーザは、あらゆる場面において、自身の行為を収録した収録動画に対し、動画によるコメントを付与されることで、自身の技能、スキルの美点、欠点等を確認することができる。
図10は、特定のユーザから受け付けた、予め規定された行為を収録した収録動画(収録動画)と、当該動画を評価するユーザが当該動画に対し、動画によるコメントを付与した様子を収録した動画(コメント収録動画)とにより構成されるコンテンツの画面例を示す。
図10において、コンテンツ動画1001は、コンテンツを構成する、特定のユーザから受け付けた、予め規定された行為を収録した収録動画(収録動画)、および当該動画を評価するユーザ(第1のユーザ)が当該動画に対し、動画によるコメントを付与した様子を収録した動画(コメント収録動画)それぞれを示す。具体的には、例えば、図10において、特定のユーザが操作する端末装置10Aの制御部190Aは、予め規定された行為を収録した収録動画(収録動画)を再生しつつ、当該動画において、コメントを付与された再生時間に到達することに応答して、付与されたコメント収録動画(例えば、コメント収録動画901等)を表示する。このとき、端末装置10Aの制御部190Aは、コメント収録動画901をオーバーレイ等の形式で動画に重畳させても良いし、コメントを付与された再生時間に到達することに応答してポップアップ等の形式で表示させてもよい。
図示する例では、端末装置10Aの制御部190は、コメント収録動画901において収録動画801を含む形で、当該コメント収録動画901を、コメントを付与されたタイミングに応じて表示させている。この他に、端末装置10Aの制御部190は、収録動画801を再生しつつ、コメントが付与されたタイミングが到来することにより、動画を評価するユーザが動画によるコメントを付与した様子を収録した動画(コメント収録動画)を、収録動画801を含まない形で表示させることとしてもよい。
ここで、サーバ20がユーザに対してコンテンツをレコメンドする方法について例示する。例えば、サーバ20は、ユーザの情報を取得し、当該ユーザが特定のユーザか、動画を評価するユーザかを特定する。サーバ20は、ユーザを特定後、例えば、ユーザに関する下記の情報を取得する。
・ユーザの職業
・ユーザの職種
・ユーザの所属
・ユーザの流派
・ユーザの評価値
サーバ20は、上記取得した情報に基づいて、コンテンツの視聴によりユーザが学ぶべき情報を特定する。ユーザが学ぶべき情報は、例えば、下記の情報を含む。
・ユーザと同じ職業、職種の他のユーザが所定の動作を行い、評価を受けた内容に関する情報
・ユーザと同じ所属、流派の他のユーザが所定の動作を行い、評価を受けた内容に関する情報
・ユーザと同じ職業、職種の他のユーザが収録動画にコメントを付与した内容等に関する情報
・ユーザと同じ所属、流派の他のユーザが収録動画にコメントを付与した内容等に関する情報
具体的には、例えば、サーバ20は、特定のユーザのうち、所属している組織、医局により治療方針の流派等が存在する医療従事者であるユーザに対しては、治療方針にブレが生じないように、同じ組織、医局に所属している他の特定のユーザの収録動画に対しコメントを付与されたコンテンツをレコメンドする。また、サーバ20は、当該ユーザの評価値が同じ所属の他のユーザよりも低い場合には、評価値の高いユーザの収録動画で構成されたコンテンツを優先的にレコメンドしてもよい。また、ある局面において、サーバ20は、特定のユーザまたは動画を評価するユーザから、自身の技能、スキルについての悩み、向上したい点等の情報を受け付けておき、当該情報を充足するコンテンツを該当するユーザに提示してもよい。
これにより、特定のユーザおよび動画を評価するユーザは、自身の情報に基づいて適切なコンテンツを確認し、自身の技能、スキルに反映させることができる。
図11は、サーバ20が、動画を評価するユーザが動画によるコメントを付与したタイミング、内容等を評価した結果に基づいて、動画を評価するユーザの評価値を特定し、特定した評価値を当該ユーザに提示する画面例を示す。
図11において、コメント評価画面1101は、特定のユーザの動画と、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)の動画によるコメントとにより構成されるコンテンツに対し、動画によるコメントを付与したユーザとは他の、動画を評価する別のユーザ(第2のユーザ)から、コメントの付与タイミング、内容などに関する評価を受け付ける画面例を示す。具体的には、例えば、動画を評価する別のユーザ(第2のユーザ)が操作する端末装置10Cの制御部190Cは、動画を評価する別のユーザ(第2のユーザ)に対し、特定のユーザの動画(収録動画)と、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)の動画によるコメント(コメント収録動画)とにより構成されるコンテンツを提示する。端末装置10Cの制御部190Cは、動画を評価する別のユーザ(第2のユーザ)から、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)がコメントを付与したタイミング、内容等に関する評価を受け付ける。
評価欄1102は、動画を評価する別のユーザ(第2のユーザ)から、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)が特定のユーザが収録した収録動画に対し、コメントを付与したタイミング、内容等に関する評価を受け付けた結果を表示する欄を示す。例えば、評価欄1102において、端末装置10Cの制御部190Cは、動画を評価する別のユーザ(第2のユーザ)から、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)のコメントに対し、下記の情報を含む評価結果を受け付ける。
・コメントの付与タイミングが適切か
・コメントの内容(第1のユーザの表情、身振り手振りなどの非言語的な意思表示、及び発言内容などの言語的な説明等を含む)が適切か。具体的には、コメントの内容として、アドバイス、指摘等を含みうる。
端末装置10Cの制御部190Cは、当該第2のユーザによる評価を、テキスト等の形式で動画を評価する別のユーザ(第2のユーザ)から受け付けても良いし、音声、動画等の形式で受け付けてもよい。また、ある局面において、当該評価は、サーバ20が当該第1のユーザから動画によるコメント(コメント収録動画)を受け付けたことに応答して、サーバ20が、学習済みモデルデータベース285等を参照することで行われてもよい。
これにより、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)は、収録動画に対する自身のコメントのタイミング、内容等が適切であるかを知ることができるため、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)の技能、力量の向上が見込まれる。
ある局面において、サーバ20は、既に動画プレイヤーで再生可能な形式で出力された動画をもとに、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)がコメントを付与したタイミングを抽出し、当該ユーザのコメント付与タイミング、内容などを評価してもよい。例えば、サーバ20は、ネットワーク80に公開されている、特定のユーザが収録した収録動画に対し、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)が動画によるコメントを付与した動画に関する情報を取得する。サーバ20は、当該動画を参照し、下記の情報を抽出する。
・動画のURLの情報
・特定のユーザの情報
・動画を評価するユーザ(第1のユーザ)の情報
・動画の再生を抑制・停止してコメントを付与したタイミングの情報
・動画に対して付与されたコメントの内容の情報
このとき、サーバ20が参照する動画は、ネットワーク80に公開されている動画に限定されず、予め記憶部202に保持されている動画でもよい。これにより、特定のユーザ、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)等は、ネットワーク80に公開されている様々なコメント収録動画(解説動画等)における、解説のタイミング、内容等を把握することができる。
図12は、動画を評価するユーザにより動画によるコメントを付与された後に当該ユーザに対し表示される収録動画の画面例を示す図である。
図12において、コメント収録動画1201は、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)が、特定のユーザから受け付けた、予め規定された行為を収録した収録動画に対し、収録動画の再生を抑制(例えば、収録動画を停止)し、動画によるコメントを付与した後、収録動画の再生を再開したときの画面例を示す。端末装置10Bは、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)から動画によるコメントを受け付けたのち、収録動画801の再生時間を所定の時間巻き戻して当該動画の再生を再開する。例えば、端末装置10Bは、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)から動画によるコメントを受け付けたのち、表示部1202に示すように、収録動画の再生時間を所定の時間(表示部1202においては10秒)巻き戻して当該動画の再生を再開する。端末装置10Bは、収録動画の再生を再開したのち、コメント収録動画1201において、表示部1201Eに表示される録画時間を更新する。
これにより、動画を評価するユーザ(第1のユーザ)は、動画によるコメントを付与したのち、収録動画を所定の時間巻き戻して再生を再開し、収録動画の確認・評価を再開することができる。
<5 変形例>
本実施形態の変形例について説明する。すなわち、以下のような態様を採用してもよい。
(1)情報処理装置であって、このプログラムが予めインストールされていてもよいし、事後的にインストールされてもよいし、このようなプログラムを外部の非一時的な記憶媒体に記憶させてもよいし、クラウドコンピューティングで動作させてもよい。
(2)方法であって、コンピュータを情報処理装置として機能させ、当該情報処理装置に、このプログラムが予めインストールされていてもよいし、事後的にインストールされてもよいし、このようなプログラムを外部の非一時的な記憶媒体に記憶させてもよいし、クラウドコンピューティングで動作させてもよい。
<6 付記>
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
(付記1)
プロセッサ29と、メモリ25とを備えるコンピュータ20に実行させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサ29に、特定のユーザが予め規定された行為を収録した動画に対して、第1のユーザが動画によるコメントを付与した収録した動画における再生時間の情報を取得するステップ(S651)と、収録した動画における再生時間の情報と、第1のユーザが再生時間において付与した動画によるコメントとを関連付けて保持するステップ(S652)と、特定のユーザを含むユーザからの要求に応答して、特定のユーザの動画と動画によるコメントとにより構成される第1のコンテンツを当該ユーザに提示するステップ(S653)と、を実行させ、提示するステップ(S653)において、第1のコンテンツを再生し、動画によるコメントと関連付けられた再生時間のタイミングで再生速度を抑制させた特定のユーザの動画と、当該タイミングに関連付けられる動画によるコメントとをユーザに提示する(S601)、プログラム。
(付記2)
プログラムは、プロセッサ29に、さらに、特定のユーザが予め規定された行為を収録した動画を受け付けて、第1のユーザに提示するステップ(S701)と、特定のユーザが予め規定された行為を収録した動画に対して、第1のユーザから、特定のユーザの動画の再生時間と関連付けて、動画によりコメントを受け付けるステップ(S751)と、を実行させ、取得するステップ(S651)において、特定のユーザが予め規定された行為を収録した動画に対して、第1のユーザが動画によるコメントを付与した収録した動画における再生時間の情報を取得する、付記1に記載のプログラム。
(付記3)
第1のコンテンツを提示するステップ(S653)において、プログラムは、第1のユーザから動画によるコメントを受け付けた時間に応答して、動画の再生速度を低下させつつ、第1のコンテンツを動画の表示領域の一部または全部に重畳させて特定のユーザを含むユーザに提示する、付記1または2に記載のプログラム。(段落0111)
(付記4)
プログラムは、プロセッサに、さらに、第1のコンテンツを、第1のユーザとは異なる第2のユーザに提示するステップと、第2のユーザに提示するステップにおいて提示した、第1のコンテンツに対する評価を第2のユーザから受け付け、第2のユーザから受け付けた評価に基づいて、第1のユーザの評価値を特定するステップ(S752)と、を実行させる、付記1から3のいずれかに記載のプログラム。(段落0118)
(付記5)
プログラムは、プロセッサに、さらに、第1のコンテンツにおいて、第1のユーザが動画によるコメントを付与したタイミングを評価し、タイミングを評価した結果に基づいて、第1のユーザの評価値を特定するステップ(S752)を実行させる、付記1から4のいずれかに記載のプログラム。(段落0118)
(付記6)
コンピュータ20は、記憶部202に、予め規定された行為を収録した複数の動画と、複数のユーザから受け付けた、複数の動画の再生時間と関連付けた動画によるコメントとを関連付けた学習済みモデルを記憶させており、タイミングを評価した結果に基づいて、第1のユーザの評価値を特定するステップ(S752)において、プログラムは、第1のコンテンツにおいて、第1のユーザが動画によるコメントを付与した動画における再生時間と、学習済みモデルとに基づいて、コメントを付与したタイミングを評価し、コメントを付与したタイミングを評価した結果に基づいて、第1のユーザの評価値を特定する、付記5に記載のプログラム。(段落0118)
(付記7)
プログラムは、プロセッサに、さらに、第1のコンテンツにおいて、第1のユーザが動画によるコメントを付与した動画における、第1ユーザの音声によるコメントの内容を評価し、コメントの内容を評価した結果に基づいて、第1のユーザの評価値を特定するステップ(S752)を実行させる、付記1から4のいずれかに記載のプログラム。(段落0118)
(付記8)
コンピュータ20は、記憶部202に、予め規定された行為を収録した複数の動画と、複数のユーザから受け付けた、複数の動画の再生時間と関連付けた動画によるコメントにおける、複数のユーザの音声によるコメントの内容とを関連付けた学習済みモデルを記憶させており、コメントの内容を評価した結果に基づいて、第1のユーザの評価値を特定するステップ(S752)において、プログラムは、第1のコンテンツにおいて、第1のユーザが動画によるコメントを付与した動画における、第1ユーザの音声によるコメントの内容と、学習済みモデルとに基づいて、第1ユーザの付与した音声によるコメントの内容を評価し、コメントの内容を評価した結果に基づいて、第1のユーザの評価値を特定する、付記7に記載のプログラム。(段落0118)
(付記9)
プログラムは、プロセッサ29に、さらに、動画によりコメントを受け付けるステップ(S751)において、第1のユーザが特定のユーザの動画の再生を停止して動画によりコメントを受け付けたあと、特定のユーザの動画を所定の時間巻き戻して再開し、第1のユーザに提示するステップを実行させる、付記2から8のいずれかに記載のプログラム。(段落0109)
(付記10)
プログラムは、プロセッサ29に、さらに、特定のユーザから受け付けた、予め規定された行為を収録した動画の情報に基づいて、特定のユーザに対し、動画に関連する第1のコンテンツを提示するステップを実行させる、付記1から9のいずれかに記載のプログラム。(段落0102)
(付記11)
特定のユーザに対し、動画に関連する第1のコンテンツを提示するステップにおいて、プログラムは、評価値の高い第1のコンテンツを優先的に特定のユーザに提示する、付記10に記載のプログラム。(段落0104)
(付記12)
特定のユーザに対し、動画に関連する第1のコンテンツを提示するステップにおいて、プログラムは、特定のユーザの情報に基づいて、当該ユーザに関連する第1のコンテンツを提示する、付記10または11に記載のプログラム。(段落0102)
(付記13)
プログラムは、プロセッサに、さらに、動画によりコメントを受け付けるステップ(S751)において、第1のユーザから、特定のユーザに対する評価値を受け付け、特定のユーザに対し、動画に関連する第1のコンテンツを提示するステップにおいて、特定のユーザに対する評価値に基づいて、評価値と近い評価値の第1のコンテンツを提示するステップを実行させる、付記10から12のいずれかに記載のプログラム。(段落0104)
(付記14)
特定のユーザに対し、動画に関連する第1のコンテンツを提示するステップにおいて、プログラムは、特定のユーザに対し、第1のコンテンツに関する情報として、第1のコンテンツの一部を抽出した画像、または動画を、第1のコンテンツと共に提示する、付記10から13のいずれかに記載のプログラム。(段落0104)
(付記15)
特定のユーザに対し、動画に関連する第1のコンテンツを提示するステップにおいて、プログラムは、特定のユーザに対し、第1のコンテンツに関する情報として、第1のコンテンツに含まれる、特定のユーザの情報、第1のユーザ、または第1のユーザによるコメント内容からなる群のうち、少なくとも1つの情報を、第1のコンテンツと共に提示する、付記10から14のいずれかに記載のプログラム。(段落0104)
(付記16)
プロセッサ29と、メモリ25とを備えるコンピュータ20に実行させるための方法であって、方法は、プロセッサが、特定のユーザが予め規定された行為を収録した動画に対して、第1のユーザが動画によるコメントを付与した収録した動画における再生時間の情報を取得するステップ(S651)と、収録した動画における再生時間の情報と、第1のユーザが再生時間において付与した動画によるコメントとを関連付けて保持するステップ(S652)と、特定のユーザを含むユーザからの要求に応答して、特定のユーザの動画と動画によるコメントとにより構成される第1のコンテンツを当該ユーザに提示するステップ(S653)と、を実行し、提示するステップ(S653)において、第1のコンテンツを再生し、動画によるコメントと関連付けられた再生時間のタイミングで再生速度を抑制させた特定のユーザの動画と、当該タイミングに関連付けられる動画によるコメントとをユーザに提示する(S601)、方法。
(付記17)
制御部203を備える情報処理装置20であって、前記制御部203が、特定のユーザが予め規定された行為を収録した動画に対して、第1のユーザが動画によるコメントを付与した収録した動画における再生時間の情報を取得するステップ(S651)と、収録した動画における再生時間の情報と、第1のユーザが再生時間において付与した動画によるコメントとを関連付けて保持するステップ(S652)と、特定のユーザを含むユーザからの要求に応答して、特定のユーザの動画と動画によるコメントとにより構成される第1のコンテンツを当該ユーザに提示するステップ(S653)と、を実行し、提示するステップ(S653)において、
第1のコンテンツを再生し、動画によるコメントと関連付けられた再生時間のタイミングで再生速度を抑制させた特定のユーザの動画と、当該タイミングに関連付けられる動画によるコメントとをユーザに提示する(S601)、情報処理装置20。
10 端末装置、12 通信インタフェース、13 入力装置、14 出力装置、15 メモリ、16 記憶部、19 プロセッサ、20 サーバ、22 通信インタフェース、23 入出力インタフェース、25 メモリ、26 ストレージ、29 プロセッサ、80 ネットワーク、181 ユーザ情報、191 入力操作受付部、192 送受信部、193 データ処理部、194 報知制御部、132 ディスプレイ、150 位置情報センサ、160 カメラ、281 ユーザ情報データベース、282 動画情報データベース、283 コメント動画情報データベース、284 コンテンツ情報データベース、285 学習済みモデルデータベース、2041 受信制御モジュール、2042 送信制御モジュール、2043 ユーザ情報取得モジュール、2044 動画情報取得モジュール、2045 コメント動画情報取得モジュール、2046 コンテンツ情報取得モジュール、2047 学習済みモデル参照モジュール。

Claims (17)

  1. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、
    特定のユーザが予め規定された行為を収録した動画に対して、第1のユーザが動画によるコメントを付与した前記収録した動画における再生時間の情報を取得するステップと、
    前記収録した動画における前記再生時間の情報と、前記第1のユーザが前記再生時間において付与した前記動画によるコメントとを関連付けて保持するステップと、
    前記特定のユーザを含むユーザからの要求に応答して、前記特定のユーザの動画と前記動画によるコメントとにより構成される第1のコンテンツを当該ユーザに提示するステップと、を実行させ、
    前記提示するステップにおいて、
    前記第1のコンテンツを再生し、前記動画によるコメントと関連付けられた再生時間のタイミングで再生速度を抑制させた前記特定のユーザの動画と、当該タイミングに関連付けられる前記動画によるコメントとを前記ユーザに提示する、プログラム。
  2. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    特定のユーザが予め規定された行為を収録した動画を受け付けて、第1のユーザに提示するステップと、
    前記特定のユーザが予め規定された行為を収録した動画に対して、第1のユーザから、
    前記特定のユーザの動画の再生時間と関連付けて、動画によりコメントを受け付けるステップと、を実行させ、
    前記取得するステップにおいて、前記特定のユーザが予め規定された行為を収録した動画に対して、第1のユーザが動画によるコメントを付与した前記収録した動画における再生時間の情報を取得する、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記第1のコンテンツを提示するステップにおいて、前記プログラムは、
    前記第1のユーザから前記動画によるコメントを受け付けた時間に応答して、前記動画の再生速度を低下させつつ、前記第1のコンテンツを前記動画の表示領域の一部または全部に重畳させて前記特定のユーザを含むユーザに提示する、請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記第1のコンテンツを、前記第1のユーザとは異なる第2のユーザに提示するステップと、
    前記第2のユーザに提示するステップにおいて提示した、前記第1のコンテンツに対する評価を前記第2のユーザから受け付け、
    前記第2のユーザから受け付けた前記評価に基づいて、前記第1のユーザの評価値を特定するステップと、を実行させる、請求項1から3のいずれかに記載のプログラム。
  5. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記第1のコンテンツにおいて、前記第1のユーザが前記動画によるコメントを付与したタイミングを評価し、
    前記タイミングを評価した結果に基づいて、第1のユーザの評価値を特定するステップを実行させる、請求項1から4のいずれかに記載のプログラム。
  6. 前記コンピュータは、記憶部に、予め規定された行為を収録した複数の動画と、複数のユーザから受け付けた、前記複数の動画の再生時間と関連付けた動画によるコメントとを関連付けた学習済みモデルを記憶させており、
    前記タイミングを評価した結果に基づいて、第1のユーザの評価値を特定するステップにおいて、前記プログラムは、
    前記第1のコンテンツにおいて、前記第1のユーザが前記動画によるコメントを付与した前記動画における再生時間と、前記学習済みモデルとに基づいて、前記コメントを付与したタイミングを評価し、
    前記コメントを付与したタイミングを評価した結果に基づいて、第1のユーザの前記評価値を特定する、請求項5に記載のプログラム。
  7. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記第1のコンテンツにおいて、前記第1のユーザが前記動画によるコメントを付与した前記動画における、前記第1ユーザの音声による前記コメントの内容を評価し、
    前記コメントの内容を評価した結果に基づいて、第1のユーザの評価値を特定するステップを実行させる、請求項1から4のいずれかに記載のプログラム。
  8. 前記コンピュータは、記憶部に、予め規定された行為を収録した複数の動画と、複数のユーザから受け付けた、前記複数の動画の再生時間と関連付けた動画によるコメントにおける、前記複数のユーザの音声による前記コメントの内容とを関連付けた学習済みモデルを記憶させており、
    前記コメントの内容を評価した結果に基づいて、第1のユーザの評価値を特定するステップにおいて、前記プログラムは、
    前記第1のコンテンツにおいて、前記第1のユーザが前記動画によるコメントを付与した前記動画における、前記第1ユーザの音声による前記コメントの内容と、前記学習済みモデルとに基づいて、前記第1ユーザの付与した前記音声による前記コメントの内容を評価し、
    前記コメントの内容を評価した結果に基づいて、前記第1のユーザの前記評価値を特定する、請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記動画によりコメントを受け付けるステップにおいて、前記第1のユーザが前記特定のユーザの動画の再生を停止して動画によりコメントを受け付けたあと、前記特定のユーザの動画を所定の時間巻き戻して再開し、前記第1のユーザに提示するステップを実行させる、請求項2から8のいずれかに記載のプログラム。
  10. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記特定のユーザから受け付けた、前記予め規定された行為を収録した動画の情報に基づいて、前記特定のユーザに対し、前記動画に関連する前記第1のコンテンツを提示するステップを実行させる、請求項4から8のいずれかに記載のプログラム。
  11. 前記特定のユーザに対し、前記動画に関連する前記第1のコンテンツを提示するステップにおいて、前記プログラムは、
    前記評価値の高い前記第1のコンテンツを優先的に前記特定のユーザに提示する、請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記特定のユーザに対し、前記動画に関連する前記第1のコンテンツを提示するステップにおいて、前記プログラムは、
    前記特定のユーザの情報に基づいて、当該ユーザに関連する前記第1のコンテンツを提示する、請求項10または11に記載のプログラム。
  13. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに
    前記動画によりコメントを受け付けるステップにおいて、前記第1のユーザから、前記特定のユーザに対する評価値を受け付け、
    前記特定のユーザに対し、前記動画に関連する前記第1のコンテンツを提示するステップにおいて、前記特定のユーザに対する評価値に基づいて、前記評価値と近い評価値の前記第1のコンテンツを提示するステップを実行させる、請求項10から12のいずれかに記載のプログラム。
  14. 前記特定のユーザに対し、前記動画に関連する前記第1のコンテンツを提示するステップにおいて、前記プログラムは、
    前記特定のユーザに対し、前記第1のコンテンツに関する情報として、前記第1のコンテンツの一部を抽出した画像、または動画を、前記第1のコンテンツと共に提示する、請求項10から13のいずれかに記載のプログラム。
  15. 前記特定のユーザに対し、前記動画に関連する前記第1のコンテンツを提示するステップにおいて、前記プログラムは、
    前記特定のユーザに対し、前記第1のコンテンツに関する情報として、前記第1のコンテンツに含まれる、前記特定のユーザの情報、前記第1のユーザ、または前記第1のユーザによるコメント内容からなる群のうち、少なくとも1つの情報を、前記第1のコンテンツと共に提示する、請求項10から14のいずれかに記載のプログラム。
  16. プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行させるための方法であって、
    前記方法は、前記プロセッサが、
    特定のユーザが予め規定された行為を収録した動画に対して、第1のユーザが動画によるコメントを付与した前記収録した動画における再生時間の情報を取得するステップと、
    前記収録した動画における前記再生時間の情報と、前記第1のユーザが前記再生時間において付与した前記動画によるコメントとを関連付けて保持するステップと、
    前記特定のユーザを含むユーザからの要求に応答して、前記特定のユーザの動画と前記動画によるコメントとにより構成される第1のコンテンツを当該ユーザに提示するステップと、を実行し、
    前記提示するステップにおいて、
    前記第1のコンテンツを再生し、前記動画によるコメントと関連付けられた再生時間のタイミングで再生速度を抑制させた前記特定のユーザの動画と、当該タイミングに関連付けられる前記動画によるコメントとを前記ユーザに提示する、方法。
  17. 制御部を備える情報処理装置であって、前記制御部が、
    特定のユーザが予め規定された行為を収録した動画に対して、第1のユーザが動画によるコメントを付与した前記収録した動画における再生時間の情報を取得するステップと、
    前記収録した動画における前記再生時間の情報と、前記第1のユーザが前記再生時間において付与した前記動画によるコメントとを関連付けて保持するステップと、
    前記特定のユーザを含むユーザからの要求に応答して、前記特定のユーザの動画と前記動画によるコメントとにより構成される第1のコンテンツを当該ユーザに提示するステップと、を実行し、
    前記提示するステップにおいて、
    前記第1のコンテンツを再生し、前記動画によるコメントと関連付けられた再生時間のタイミングで再生速度を抑制させた前記特定のユーザの動画と、当該タイミングに関連付けられる前記動画によるコメントとを前記ユーザに提示する、情報処理装置。
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