JP6945530B2 - 単一周波数ネットワークのランダムアクセス - Google Patents

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Description

本発明は、単一周波数ネットワークすなわちSFNへのランダムアクセスを行う機構に関する。
単一周波数ネットワークでは、幾つかの基地局が同じリソースを使用することでデータを同時に送信する。これらの基地局は、単一周波数ネットワークとしてふるまうので、モバイルデバイスにとっては単一のセルのように見える。さらに、専用のモバイルデバイス(ユーザ機器UE)の移動にしたがって、このUEが次に移動すると予測されるエリアをカバーするために、データを当該UEに目下送信している基地局のセットに基地局が加わることもそこから離脱することもあり、つまり専用のUEへの送信に関し、このUEの移動にしたがって幾つかのセルがオンへ、幾つかのセルがオフへ切り換えられる。基地局がいずれのUEにも送信する必要を有さない場合には、当該基地局を完全にスイッチオフ(パワーダウン)することができる。
本発明のコンテクストにおいては、SFNなる語は、典型的には大きな内線範囲をカバーして同期動作している複数の基地局のセットとして、またこの大きなセットのなかの基地局のサブセットとしても理解可能である(いわゆるSFNクラスタ)。隣り合うSFNクラスタ間での干渉を回避するため、各SFNクラスタで使用されているリソースは、相互に直交させることができる。
本発明は、第一義的にはアップリンクトラフィックに関する。これは、初期のコネクション形成すなわち単一周波数ネットワークのためのランダムアクセスプロシージャをどれだけ効率的に設定および確立できるかに関する。
ランダムアクセスプロシージャは従来公知であり、無線アクセス技術の点で種々である。例えば、3GPPTS36.321に記載されているLTEでは、ランダムアクセスのためのメッセージフローは、
(1)各セルにおいてeNBがブロードキャストしたシステム情報をUEが読み出す。さらに、ランダムアクセスのための次のような他のパラメータ、すなわち
ランダムアクセスプリアンブルの送信に利用可能なPRACHリソース(タイムスロット)
利用可能なランダムアクセスプリアンブル
プリアンブルの初期電力
ランダムアクセス応答(タイム)ウィンドウのサイズ
が受信される
(2)UEがランダムアクセスプロシージャの使用を決定した後、このUEは利用可能なプリアンブルおよびリソースからランダムに1つのプリアンブルおよび1つのリソースを選択する
(3)UEがランダムアクセスプリアンブルを送信する
(4)UEがサービスのために選択したeNB(すなわち「UEを仮設している」eNB)が当該プリアンブルを受信する。1つのeNBのみがランダムアクセスプリアンブルを受信でき、隣接するeNBは意図的に異なるプリアンブルを用いる
(5)当該eNBはランダムアクセス応答を準備して送信する。送信タイミングはフレキシブルであるが、設定されたランダムアクセス応答ウィンドウ内で実行されなければならない
(6)応答を受信した後、UEはスケジュールされた送信を準備して送信する
(7)スケジュールされた送信の受信後、eNBは競合解決メッセージを準備して送信する
を含む。
中国特許第102196518号明細書(CN102196518B)には、ランダムアクセスプロシージャを含むセルスイッチングプロシージャが記載されている。欧州特許出願公開第2534873号明細書(EP2534873A2)には、特にドライブテストの最小化の測定すなわちMDTの測定に関連したLTEシステムにおける別のランダムアクセスプロシージャが記載されている。
米国特許出願公開第2013/0089034号明細書(US2013/0089034A1)には、複数の基地局からアップリンクULのUEにサービスを行う基地局を選択する方法が記載されている。ダウンリンクDLのUEに既にサービスしている単一の基地局により、基地局を多重化するためにUEがULにおいてリファレンス信号を送信することを含む方法が制御される。基地局は当該信号を受信および復号し、ULにおいてUEにサービスする1つの基地局を選択するために、受信した信号強度を制御基地局へ送信する。当該選択は固定であり、選択された基地局はUEへのサービスを行う。
公知のランダムアクセスプロシージャ、例えばLTEでは、UEは、ランダムアクセス要求が送信可能となる前に基地局を選択しなければならない。したがって、UEは、アイドルモードにおいて、最良に適する基地局を発見して選択するため、規則的にセル選択を実行する必要がある。当該アイドルモードのプロシージャは、モバイルデバイスの電力負荷である。なお、単一の基地局の受信品質は、本発明の多重の基地局のコンセプト(すなわちSFNクラスタとして提示されたコンセプト)に比べて劣悪である。従来技術によるアクセスプロシージャは、不成功に終わり、電力損失を起こす送信となるおそれが高い。
多重の基地局がSFNに類似の同期サブネットを形成すると、従来公知のランダムアクセスコンセプトは失敗する。なぜなら、基地局は、意図的に、隣接する基地局からのランダムアクセスプリアンブルを受信できないようになっているからである。
国際公開第2014/204365号(WO2014/204365A1)には、ネットワークノードによって多重のアンテナポイントを制御する方法が記載されている。各ネットワークノードは、ピコセルを形成し、したがって直交の無線リソースを使用して、多重のアクセスポイントが同じ無線リソースを用いて同じ信号を送信する単一周波数ネットワークを形成しない。
国際公開第2013/178612号(WO2013/178612A1)には、リピータおよびeNBのサービスを受けているリモート無線ヘッドが存在する場合のタイミングアドバンス管理が記載されている。多重の無線ヘッドから信号を受信するUEと、同様のタイミングアドバンスを有する通信に関与する無線ヘッドとが、タイミングアドバンス管理のために1つのタイミングアドバンスグループに割り当てられる。ただし、ここには当該無線ヘッドが単一周波数ネットワークを形成することは示されていない。
米国特許出願公開第2013/0170385号明細書(US2013/0170385A1)には、移動通信システムにおいて、UEが、マルチメディアブロードキャストの単一周波数ネットワークの無線通信フォーマットを用い、2つの基地局によってブロードキャストされたBCH信号を受信することが記載されている。
本発明は、請求項1記載の、多重の基地局が同じデータを同時に1つのUEデバイスに送信する単一周波数ネットワークにおける、無線チャネルへのアクセスを制御する方法を提供する。
また、本発明は、請求項2記載の、多重の基地局が同じデータを同時に送信する単一周波数ネットワークにおいて無線チャネルにアクセスするユーザ機器デバイスすなわちUEデバイスのための方法も提供する。
さらに、本発明の方法の好ましい態様は、各従属請求項にしたがって提供される。
別の態様として、本発明は、請求項10記載の、多重の基地局が同じデータを同時に送信する単一周波数ネットワークにおいて無線チャネルにアクセスするように構成されたユーザ機器デバイスすなわちUEデバイスを提供する。
さらに別の態様として、本発明は、請求項12記載の、単一周波数ネットワーク無線アクセスコントローラすなわちSFN−RAコントローラであって、単一周波数ネットワークを形成する複数の基地局がそれぞれ同時に送信を行うために、これら複数の基地局を制御するように構成されているSFN−RAコントローラを提供する。
本発明は、多重の基地局(eNB)がランダムアクセスプリアンブルを受信し、これに応答できるランダムアクセスプロシージャを提供する。このことは、多重の送受信器のコンセプトによって送信成功の尤度が増大するので、有利である。したがって、アクセスが高速となり、モバイルデバイスのバッテリ消費量が低減され、(再送信のための)無線リソースが節約される。さらに、SFNランダムアクセスのコンセプトは、アイドルモードプロシージャに関するモビリティの実行を低減でき、つまりUEのシステム情報(のランダムアクセス部分)の読み出しの必要頻度をきわめて低くでき、当該UEが(移動した場合であっても)対応するSFNクラスタ内にあるかぎり初期ランダムアクセス設定を有効に維持できるので、有利である。
本発明は以下の利点を有する。
SFN−RAコントローラ(例えばSFNクラスタ管理ユニットまたはリソース制御ユニットの一部であってよい機能エンティティ)は、ランダムアクセス関連パラメータを、単一周波数ネットワーク(または1つのSFNクラスタ)内の全てのスモールセルに対して共通に設定することができる。SFN(またはSFNクラスタ)内の全ての基地局は、ランダムアクセスプリアンブルを同時に受信可能である。これにより、ランダムアクセスプリアンブルの受信の信頼性がいっそう高まる。
SFN(またはSFNクラスタ)内の全ての基地局は、ランダムアクセス応答の受信の信頼性が高まるよう、受信したランダムアクセスプリアンブルに同時に応答できる。
SFN内(またはSFNクラスタ)内の全ての基地局は、受信した「スケジュールされた送信」をSFN−RAコントローラへ転送することができる。SFN−RAコントローラは、受信した多重の「スケジュールされた送信」を結合し、内部のあらゆる競合情報を解決することができる。これにより、「スケジュールされた送信」の受信の信頼性がいっそう高まるという利点が提供される。
SFN−RAコントローラは、SFN(またはSFNクラスタ)の全ての基地局またはそのサブセットに対し、「競合解決」メッセージを同時に送信するように指示することができる。どの基地局が当該メッセージを送信すべきかの決定は、基地局が報告した受信品質に基づいて、例えば、基地局の1つのサブセットが充分に高い信頼性でのメッセージの集合的なDL送信に対して充分でありうることに基づいて、行われる。当該基地局は、SFN−RAコントローラから競合解決メッセージを受信し、SFN−RAコントローラが指示したリソース(タイムスロットおよびサブキャリア)を用いてこれをUEに転送することができる。これにより、「競合解決」メッセージの受信の信頼性がいっそう高まるという利点が得られる。
ここで、本発明の各実施形態を、例としてのみではあるが、添付図を参照しながら説明する。
単一周波数ネットワークの概略図である。 SFNコントローラおよびスモールセルおよびUE間でのメッセージ交換を示す図である。 ランダムアクセスプリアンブルの送信中および送信後のメッセージ交換を示す図である。
図1には、本発明を図示するために、2つのクラスタすなわちクラスタMおよびクラスタNを含む単一周波数ネットワーク装置10の例示的な概略が表示されている。単一周波数ネットワーク(SFNクラスタN)として、モバイルデバイス「UE1」のために設定された3つのスモールセルSC_n〜SC_n+2が示されている。第2のクラスタすなわちSFNクラスタMを形成するように設定された2つのスモールセルSC_mおよびSC_m+1も示されている。各スモールセルSC_n〜SC_n+2,SC_m〜SC_m+1は、各スモールセルを設定するSFNランダムアクセルコントローラすなわちSFN−RAコントローラ12に接続されている。図1に示されているように、SFN−RAコントローラ12はクラスタ専用無線制御ユニットRCU14の一部であり、このクラスタ専用無線制御ユニット14はさらに単一周波数ネットワーククラスタ管理ユニット20に接続されている。
図示されているように、SFNクラスタ管理ユニット20は、SFNコントローラ22、位置決定ユニット24、中央RCU26およびクラスタパーティション化ユニット28を含む。SFNクラスタ管理ユニット20はさらに、ここではS1インタフェース32を介して、LTE移動性管理エンティティMME30に接続されている。個々のSFN−RAコントローラが各クラスタ専用RCUに付加されるのではなく、中央SFN−RAコントローラを中央RCU26に接続することができる。
「スモールセル」なる語は、例えばノードBすなわちNB、発展型ノードBすなわちeNBまたは他の形式の基地局であってよいものとして使用されることに注意されたい。
SFNランダムアクセスプロシージャの第1の態様は、SFN(またはSFNクラスタ)の全ての基地局が同じランダムアクセス設定を使用するということである。8つのパラメータ(そのうち幾つかは既に公知のLTEランダムアクセスプロシージャで使用されている)が、SFN−RAコントローラによって基地局のために設定される。公知のプロシージャとは異なり、SFNランダムアクセスプロシージャを実行する基地局は自身でパラメータを選択する自由を有さない。
(1)ランダムアクセスプリアンブルの送信に利用可能なランダムアクセスリソース(タイムスロット)
(2)利用可能なランダムアクセスプリアンブルのセット
(3)プリアンブルの初期送信電力
(4)ランダムアクセス応答ウィンドウのサイズ
(5)バックオフパラメータ値
付加的に、次の新規のパラメータがSFN−RAコントローラによって設定される。
(6)(肯定の)ランダムアクセス応答を送信するための必要条件
(7)ランダムアクセス応答メッセージを送信するタイミング
(8)タイミングアライメントの設定。タイミングアライメントとは、基地局で種々のUEから信号を同期受信できるようにするために、UEが信号の早期送信に使用するタイミングである。
SFN−RAコントローラは次のようにしてパラメータを設定する。
パラメータ(1)(2)は、ランダムアクセスに必要な現時点でのキャパシティに基づいて選択される。要求されるキャパシティが大きい場合、より多くのタイムスロットおよびプリアンブルを利用可能とすることができる。したがって、キャパシティに変更が必要であれば、再設定が行われる。
多くの場合において第1の送信プリアンブルが正しく受信可能となるよう、パラメータ(3)が選択される。当該パラメータの公称値は、セルのカバー範囲のサイズに依存する。多重の受信ポイントのコンセプトがここで考慮され、発明者らの新規のコンセプトにより、認容のカバー範囲を大幅に増大できる。
パラメータ(4)は、設定された基地局のセットの、当該タイムウィンドウ内で全てのランダムアクセス要求に応答するためのケイパビリティに基づいて選択される。
パラメータ(5)は、ランダムアクセスバックオフプロシージャで使用されるバックオフパラメータ値を表す。当該パラメータにより、SFN−RAコントローラは、要求側のUEにおいてバックオフアルゴリズムを開始させるよう基地局に指示可能であり、これにより、次のランダムアクセスプリアンブルの1つもしくは複数の送信試行を遅延させることができる。ランダムアクセスプロセスは、基地局からの肯定のフィードバックが全くない状態で最大数のランダムアクセスプリアンブルがアップリンク方向に送信されると、停止する。
パラメータ(6)は、設定された基地局のセットが、どのような場合に、要求側のUEに肯定応答すなわちアップリンク方向での「スケジュールされた送信」のメッセージのUEの続行処理を許容するランダムアクセス応答メッセージを送信するかを表している。例えば、プリアンブルが正しく受信された場合、競合が検出されなかった場合ならびに無線インタフェース上のリソースおよびコアネットワークへのインタフェース上のリソースが空いている場合が、肯定応答を送信すべき有効なケースとなる。
パラメータ(7)は、どのタイムスロットを応答メッセージの送信に用いるべきかを表している。
パラメータ(8)は、(後述するように)タイミングアライメント値を導出する方法を表している。方法1が設定されている場合、使用すべきタイミングアライメント値が含まれる。これは全ての基地局が使用する固定値である。
ついで、SFN−RAコントローラは、(少なくとも1つの)パラメータを設定メッセージとして各基地局へ送信する。同じSFN(またはSFNクラスタ)の全ての基地局が、同じパラメータのセットを取得する。他のSFN(またはSFNクラスタ)の基地局は、他のSFN(またはSFNクラスタ)のパラメータと同一であってもまたは異なっていてもよいパラメータを取得する。
SFNクラスタNの基地局が、上述した8つのパラメータのうちの幾つかもしくは全てまたはそれ以上を含むSFN−RAコントローラから設定メッセージを受信した後、当該基地局が構成される。各基地局は、その受信器をランダムアクセスプリアンブルの受信のために設定し、その送信器を、UEに関連するランダムアクセスパラメータのブロードキャストのために設定する。これが終了すると、各基地局は利用可能な各ランダムアクセスプリアンブルを設定されたタイムスロットで受信する準備が完了する。
図1の例示的な装置では、スモールセルSC_n〜SC_n+2が、システム情報ブロードキャストSIBの一部として、つまり同じタイムスロットおよび同じサブキャリアを用いて、ランダムアクセスパラメータの同期ブロードキャストを開始する。
図2によれば、SFN−RAコントローラとスモールセルとの間ならびにスモールセルとUEとの間での典型的なメッセージ交換が示されている。SFN−RAコントローラから各スモールセルへの設定メッセージは、メッセージ34’,34’’,34’’’として示されている。さらに、スモールセルはメッセージ36’,36’’,36’’’として示されているSIBをブロードキャストする。メッセージ36’’’は、パラメータが送信されたがスモールセルからUE1までの距離が大きいためにUE1での信号受信に大きく寄与しなかったことを表すため、点線で示されている。
さらなるパラメータが、3GPPTS36.321に記載されているランダムアクセスのためにUEによって要求され、ブロードキャストされることに注意されたい。簡明性のために、通常のランダムアクセスで一般に使用されているパラメータについては、ここではこれ以上説明しない。
LTEのランダムアクセスプロシージャでは、タイミングアライメント値が、ランダムアクセスプリアンブルの受信タイミングに基づき、基地局によって動的に導出される。当該手法は、各基地局につき典型的にはタイミングアライメント値が種々に異なるため、SFNには適用不能である。データ(すなわちタイミングアライメント値)が各基地局に対して異なる場合、同期送信は不可能である。こうした問題は、以下の3つの方法のうちいずれかによって解決される。
準静止特性値
SFN−RAコントローラはタイミングアライメント値を設定する。SFN−RAコントローラは、SFN内の任意のUEから最も近い基地局までのアベレージ距離に依存する値、例えばカバー範囲の半径をrとしてr/2に依存する値を選択する。当該値は基地局へ送信され、ランダムアクセス応答メッセージにおいて使用される。当該方法は、基地局による高速の応答が可能となり、信号送信量が低減されるので、有利である。
SFN−RAコントローラによる協調をともなう動特性値
基地局がランダムアクセスプリアンブルを受信した後、受信したプリアンブルとダウンリンクタイミングとの時間オフセットΔ_Tが計算される。当該値はSFN−RAコントローラへ送信される。SFN−RAコントローラは、受信した多重の時間オフセットに基づいて、タイミングアライメントの1つの値を選択する。例えば、タイミングアライメント値は、最小の時間オフセット値のみを考慮して導出される。これに代えて、平均オフセット値またはアベレージオフセット値を用いてアライメント値を求めることもできる。
UEによる選択をともなう動特性値
基地局がランダムアクセスプリアンブルを受信した後、受信したプリアンブルとダウンリンクタイミングとの時間オフセットΔ_Tが計算され、これを用いてタイミングアライメント値が計算される。各基地局が自身の値を導出する。当該値は、ランダムアクセス応答メッセージ内でUEへ送信される。送信は、全ての基地局で同時に行われる。さらなる手段を用いなければ、同じリソースでのこうした多重の種々異なるメッセージの受信は失敗する。よって、種々異なる値をUEで区別できるようにするため、直交符号が用いられる。例えば、種々異なる直交拡散符号が、SFN−RAコントローラによって基地局に割り当てられ、割り当てられた符号を用いてタイミングアライメント値が拡散される。当該符号は各UEにおいて既知であり、例えば各UEに予め設定されている。UEは、応答メッセージを受信した後、種々のタイミングアライメント値を復号し、以降の送信に用いるべき1つの値を計算する。例えば、最小値または平均値またはアベレージ値が用いられる。
図3を参照して、UEが実行するランダムアクセスプロシージャを、以下に説明する。
前提条件として、UEすなわちUE1が、SFNクラスタにおける任意の(または多重の)基地局からのランダムアクセスに要求されるUE関連パラメータを受信しているものと仮定する。
(1)UE1は、設定されたセットからランダムアクセスプリアンブルおよびタイムスロットを選択し、設定された電力でこのプリアンブルを送信する。図示されているように、SC_n,SC_n+1はプリアンブルを正しく受信している。SC_n+2は、例えばUEと基地局とが大きく離れているため、(点線で示されているように)プリアンブルを受信していない。SC_n,SC_n+1は、設定されたパラメータ5の前提条件が満足されたので、肯定確認応答の送信を決定する。SC_n,SC_n+1は、SFN−RAコントローラが指示した応答メッセージに対するパラメータを形成する。
(2)SC_n,SC_n+1は、ランダムアクセス応答メッセージをUE1に同時に送信する。SC_n,SC_n+1は、SFN−RAコントローラが設定した応答メッセージを送信するためのタイムスロットを厳正に使用する。
注意:当該ステップでは、2つの基地局(例えばeNB)が当該要求に対する同じ応答を個々に形成し、全ての基地局が同じリソースを送信に使用する。公知のランダムアクセス応答の送信とは異なり、基地局は送信タイミングを選択する自由をまったく有さず、送信ウィンドウは、SFN−RAコントローラが基地局による送信のスケジュールを表示しかつUEが応答メッセージの検出の停止に用いるパラメータの1つにすぎない。これにより、基地局が送信前に組み合わせ応答を協調させていれば不可能なはずの、SFNと同様の送信およびUE1のランダムアクセス試行への適時の応答が保証される。UE1は、個々の送信ポイント(基地局SC_n,SC_n+1)の識別なしに応答メッセージを受信する。
(3)UE1がスケジュールされた送信のメッセージを送信し、この実施形態では、SC_n,SC_n+1がこのメッセージを受信したものと仮定される。
(4)SC_n,SC_n+1が、受信品質に関する情報(例えばUL信号強度)を含むメッセージをSFN−RAコントローラに転送する。SFN−RAコントローラは、共通の「競合解決」メッセージを準備するための受信品質を考慮しつつ、可能な多重の受信メッセージどうしを結合する。
(5)SFN−RAコントローラが、共通の「競合解決」メッセージをUE1へ送信すべき適切な基地局のセットを選択する。当該選択は、受信品質に基づいて可能となり、つまり高い受信品質を有する1つもしくは複数のスモールセルのみが「競合解決」メッセージの送信に選択される。SFN−RAコントローラは、「競合解決」メッセージを選択されたスモールセルに送信する。図3の実施形態では、SC_n,SC_n+1のみが選択されている。「競合解決」メッセージがSFN−RAコントローラと選択された基地局との間で交換される場合、基地局がUE1への「競合解決」メッセージの送信に使用するリソースに関する情報を、これに含めることができる。
(6)SC_n,SC_n+1は、SFN−RAコントローラが指示した通りに同期して、競合解決メッセージを送信する。UE1での受信が成功した後、ランダムアクセスプロシージャは完了する。
上述したランダムアクセスプロシージャの多重の受信ポイントのコンセプトにより、移動ネットワークが処理すべき新たな状況が生じる。
スケジュールされた送信が1つもしくは複数の基地局によって正しく受信されなかった場合、SFN−RAコントローラがこの問題を解決する。基地局は、受信メッセージおよび受信品質(または認容されるUL信号強度または信頼性表示など)のインジケータを上述したようにSFN−RAコントローラへ転送する。ついで、SFN−RAコントローラは、受信品質の低いメッセージを破棄し、良好な受信品質を有するメッセージのみを使用する。別の実施形態では、基地局が、いわゆる「ソフトビット」を含むメッセージを転送する。これは、基地局が、受信したメッセージをバイナリビット(“0”または“1”)に復号しないことを意味する。そうでなく、基地局は、受信したシンボルを、実際の復号が行われるSFN−RAコントローラに転送するのみである。SFN−RAコントローラは、受信したメッセージの各インスタンスの受信品質(または認容されるUL信号強度または信頼性表示など)を考慮しつつ、全ての基地局からの「ソフトビット」を結合し、ついでこのメッセージを復号する。これにより受信器の最良のパフォーマンスが得られる。
多重のUEからの送信に起因して、プリアンブルのコリジョンが発生しうる。公知のランダムアクセスプロシージャでの現行の挙動は次のようである:2つ以上のUEが同じプリアンブルを同時に(すなわち同じタイムスロットを用いて)同じ基地局に送信した場合、基地局は、相応の「競合解決」メッセージの送信によって、1つを除いた全ての要求を拒絶する。拒絶されたUEは、もういちどランダムアクセスプロシージャを開始しなければならない。
本発明のランダムアクセスプロシージャは異なる挙動を呈する。2つ以上のUEが同じプリアンブルを同じSFNにおいて同時に異なる基地局に送信した場合、各基地局が個々のメッセージに応答し、これによりUEはアップリンク方向で個々の「スケジュールされた送信」を続行処理する。当該メッセージの全てが、SFN−RAコントローラに転送される。SFNコントローラは、(当該メッセージに含まれているUEのIDに基づいて)当該メッセージがそれぞれ異なるUEに由来することを識別する。この場合、SFN−RAコントローラは、多重のメッセージを単一のメッセージに結合せず、これらを個別に解釈し、DL方向で「競合解決」メッセージを送信するための種々のリソースを各基地局に割り当てる。したがって、本発明の方法は、拒絶される要求の数を低減でき、無線リソースおよびバッテリ電力を節約できるので有利である。

Claims (12)

  1. 多重の基地局が同じデータを同時に1つのUEデバイスに送信する単一周波数ネットワークにおける、無線チャネルへのアクセスを制御する方法であって、前記方法は、
    前記単一周波数ネットワークの第1の複数の基地局から、前記第1の複数の基地局に共通のランダムアクセスパラメータのセットを送信するステップと、
    前記第1の複数の基地局に等しいかまたは前記第1の複数の基地局のサブセットである第2の複数の基地局により、前記UEデバイスが送信したランダムアクセスプリアンブルを受信するステップと、
    前記単一周波数ネットワークの、前記第2の複数の基地局に等しいかまたは前記第2の複数の基地局のサブセットである第3の複数の基地局から、前記ランダムアクセスプリアンブルへの複数の応答を送信するステップと、
    前記第3の複数の基地局に等しいかまたは前記第3の複数の基地局のサブセットである第4の複数の基地局により、前記複数の応答に応じて、スケジュールされた送信を受信するステップと、
    を含み、
    前記単一周波数ネットワークの前記第2の複数の基地局または前記第3の複数の基地局のそれぞれは、受信したランダムアクセスプリアンブルに応じて、対応するタイミングアライメント値を前記UEデバイスに送信し、
    前記UEデバイスは、受信した前記タイミングアライメント値のいずれかから1つの値を求める、
    方法。
  2. 多重の基地局が同じデータを同時に送信する単一周波数ネットワークにおいて無線チャネルにアクセスするユーザ機器デバイスすなわちUEデバイスのための方法であって、前記方法は、
    前記単一周波数ネットワークの第1の複数の基地局から、前記第1の複数の基地局に共通のランダムアクセスパラメータのセットを前記UEデバイスで受信するステップと、
    前記UEデバイスにより、ランダムアクセスプリアンブルを送信するステップと、
    前記単一周波数ネットワークの、前記第1の複数の基地局に等しいかまたは前記第1の複数の基地局のサブセットである第2の複数の基地局からの、前記ランダムアクセスプリアンブルへの複数の応答を、前記UEデバイスで受信するステップと、
    前記UEデバイスにより、前記複数の応答に応じて、スケジュールされた送信を送信するステップと、
    を含み、
    前記単一周波数ネットワークの前記第2の複数の基地局または前記第3の複数の基地局のそれぞれは、受信したランダムアクセスプリアンブルに応じて、対応するタイミングアライメント値を前記UEデバイスに送信し、
    前記UEデバイスは、受信した前記タイミングアライメント値のいずれかから1つの値を求める、
    方法。
  3. 前記スケジュールされた送信を受信する前記単一周波数ネットワークの基地局は、受信した前記スケジュールされた送信をメッセージとして単一周波数ネットワークランダムアクセスコントローラすなわちSFN−RAコントローラへ転送する、
    請求項1または2記載の方法。
  4. 前記SFN−RAコントローラは、前記基地局から受信した複数のメッセージから、競合解決メッセージを形成する、
    請求項3記載の方法。
  5. 前記競合解決メッセージを、前記SFN−RAコントローラと前記単一周波数ネットワークの選択された基地局との間で交換する、
    請求項4記載の方法。
  6. 前記選択された基地局が、前記競合解決メッセージを前記UEデバイスへ同時に送信する、
    請求項5記載の方法。
  7. 受信した前記スケジュールされた送信を受信シンボルとして転送する、
    請求項3記載の方法。
  8. 前記UEデバイスが送信した前記ランダムアクセスプリアンブルを受信する前記単一周波数ネットワークの前記第2の複数の基地局は、それぞれ、単一周波数ネットワークランダムアクセスコントローラすなわちSFN−RAコントローラに適合するタイミングアライメント値を導出するために、前記受信したランダムアクセスプリアンブルとダウンリンクタイミングリファレンスとの間の時間オフセットを求め、
    前記SFN−RAコントローラは、前記複数の基地局が前記UEデバイスへ送信すべき大域的タイミングアライメント値を求める、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 多重の基地局が同じデータを同時に送信する単一周波数ネットワークにおいて無線チャネルにアクセスするように構成されたユーザ機器デバイスすなわちUEデバイスであって、前記UEデバイスは、
    第1の複数の基地局から、前記単一周波数ネットワークの前記第1の複数の基地局に共通のランダムアクセスパラメータのセットを受信し、
    ランダムアクセスプリアンブルを送信し、
    前記単一周波数ネットワークの、前記第1の複数の基地局に等しいかまたは前記第1の複数の基地局のサブセットである第2の複数の基地局から、前記ランダムアクセスプリアンブルへの複数の応答を受信し、
    前記複数の応答に応じて、スケジュールされた送信を送信する、
    ように構成されており、
    前記UEデバイスは、前記ランダムアクセスプリアンブルに応じて、前記単一周波数ネットワークの前記第2の複数の基地局からのタイミングアライメント値を受信し、前記受信したタイミングアライメント値から実際のタイミングアライメントを求めることにより、実際のタイミングアライメントを求めるように構成されている、
    UEデバイス。
  10. 単一周波数ネットワークランダムアクセスコントローラすなわちSFN−RAコントローラであって、
    単一周波数ネットワークを形成する複数の基地局により、それぞれ、前記SFN−RAコントローラが設定した、前記複数の基地局に共通のランダムアクセスパラメータのセットを同時に送信すべく、前記複数の基地局を制御するように構成されており
    前記SFN−RAコントローラはさらに、前記複数の基地局を制御して、前記複数の基地局が受信したランダムアクセスプリアンブルへの応答メッセージを1つもしくは複数のユーザ機器デバイスに同時に送信させるように構成されており、
    前記応答メッセージは、受信された前記ランダムアクセスプリアンブルを用いて前記複数の基地局によってそれぞれ計算されたタイミングアライメント値を含み、
    種々異なる直交拡散符号が、前記SFN−RAコントローラによって前記複数の基地局に割り当てられており、前記複数の基地局において当該符号を用いて前記タイミングアライメント値が拡散され、
    前記1つもしくは複数のユーザ機器デバイスにおいて、種々の前記タイミングアライメント値が復号され、以降の送信に用いるべき1つの値が計算される、
    SFN−RAコントローラ。
  11. 前記SFN−RAコントローラはさらに、記複数の基地局から複数のバージョンのスケジュールされた送信のメッセージを受信し、それに応じて共通の競合解決メッセージの準備および基地局への前記共通の競合解決メッセージを送信するように構成されている、
    請求項10記載のSFN−RAコントローラ。
  12. 前記SFN−RAコントローラは、複数の基地局が1つもしくは複数のユーザ機器デバイスへ送信したランダムアクセス応答メッセージに応じて前記複数の基地局で受信されておりかつ前記複数の基地局が前記SFN−RAコントローラへ送信した、スケジュールされた送信のメッセージを受信するように構成されており、
    前記SFN−RAコントローラは、受信した複数のスケジュールされた送信のメッセージが複数のユーザ機器デバイスに由来するかを判別し、由来する場合には、受信した前記スケジュールされた送信のメッセージを、それぞれ由来元の前記ユーザ機器デバイスにしたがって処理するように構成されている、
    請求項10または11記載のSFN−RAコントローラ。
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