JP6944063B2 - 高速下落衝撃シミュレーション装置 - Google Patents

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Description

本発明は試験設備の技術分野に属し、具体的に、高速下落衝撃シミュレーション装置に関する。
高速長距離地すべりは、移動速度が速く、移動距離が長く、災害範囲が広く、破壊力が強いなどの特徴があり、国内外の工事地質と地質災害分野における研究の焦点の一つである。高速長距離地すべりは、移動中に地すべり体が絶えず解体、崩壊し、そして最終的に砕屑流体に転化し、「崩壊−滑り−流れ」の復合災害チェーンを形成する。近年、中国南西地区で高速長距離地すべり災害事故が多発し、近隣住民と工事建設に大きな危害を与えた。
Figure 0006944063
を例に、地震中に多箇所で高速長距離地すべりを誘発した。例えば、映秀牛圏溝では、地すべりの移動距離が3.2kmに達し、50人が犠牲になった。青川東河口では地すべりの移動距離が2.4kmに達し、4つの村を埋め、約780人が犠牲になった。2009年、重慶市武隆県鶏尾山では約500万mの山体が崩落破壊し、厚さ30 m、長さ約2200mメートルの堆積エリアを形成し、47人が犠牲になった。この一連の高速長距離地すべり災害事件に直面し、地すべり対策工法技術と理論の更なる発展が切実な急務となっている。そのため、高速地すべりの運動過程をシミュレーションし、それにより高速状態における斜面の運動特徴とメカニズムを究明すれば、高速地すべり対策工法の技術発展の為に価値ある助力になる。
従来技術の高速地すべり衝撃シミュレーション装置は制動時間が長く、慣性衝撃力が大きくなく、高速衝撃のシミュレーションの効果が得られないと同時に、ブレーキ装置に採用した人間による踏み込み動作はインテリジェント化の度合いが低く、計測精度と安全係数がさらに改善しなければならず、したがって、高速すべり衝撃シミュレーション装置の開発は至急必要とされている。
本項の目的は、本発明の実施形態の幾つかの態様を概説し、幾つかの好ましい実施形態を簡単に紹介することである。本項及び本願の説明書の要約と発明の名称において、本項、説明書の要約、発明の名称の目的を曖昧にしないように簡略化または省略することがあるが、これらの簡略化または省略は本発明の範囲を制限することを企図しないと理解されたい。
上記及び/又は従来の高速地すべり衝撃シミュレーション装置に存在する問題点に監み、本発明を提案する。
したがって、本発明の目的は、高速地すべり衝撃シミュレーション装置を提供し、高速衝撃のシミュレーション効果を効果的に実現し、制動のインテリジェント化を実現するとともに、試験の精度を高めることにある。
上記技術的課題を解决するために、本発明の一態様により、以下のような技術的な解決手段が提供される。
高速下落衝撃シミュレーション装置であり、車体付き高速カート(100)と、サーボモータ(200)と、試験用レール(300)を備え、前記車体(110)の内壁中央部にサーボモータ(200)が固定的に取り付けられ、前記サーボモータ(200)の右側端部に軸継手(210)が固定的に取り付けられ、前記軸継手(210)の右側に軸受台(220)が固定的に取り付けられ、前記軸受台の内壁に軸受(230)が係合され、前記軸受(230)の右側壁にナット(240)が固定的に取り付けられ、前記軸受(230)とナット(240)の内壁にボールネジ(250)が挿嵌され、前記ボールネジ(250)の左側端部が軸継手(210)に係合し、前記高速カート(100)の底部の前後両側に試験用レール(300)が設けられ、前記2本の試験用レール(300)が地面(301)の頂部に固定的に取り付けられ、前記2本の試験用レール(300)の間における地面(301)の頂部にケーブル溝(370)が開設され、前記ケーブル溝(370)の内壁底部に、4本のレール(381)からなるスライド溝(380)が固定的に取り付けられ、前記前後2本の試験用レール(300)同士の互いに相対する面の左右両側にそれぞれプーリ(310)が固定的に取り付けられ、前記2つのプーリ(310)の間にコンベヤベルト(320)が回転可能に連結され、前記試験用レール(300)の右側端部の頂部に反力台(350)が固定的に取り付けられ、前記反力台(350)の右側に制動ローラ(360)が固定的に取り付けられ、前記試験用レール(300)の右側地面(301)の頂部にモータ(330)が固定的に螺着され、前記モータ(330)は右側の前記プーリ(310)に回転可能に連結されていることを特徴とする高速下落衝撃シミュレーション装置。
本発明で開示する高速地すべり衝撃シミュレーション装置の一実施形態によれば、高速下落衝撃シミュレーション装置は、
前記レール(381)の中央部にスライダ(383)が固定的に取り付けられ、前記車体(110)の内部左側に外付集電器(384)が固定的に取り付けられ、前記外付集電器(384)の底部に可動接触子(385)が固定的に接続され、前記可動接触子(385)はスライダ(383)に貼り合わせて接続されることを特徴とする。
前記外付集電器(384)は、コンピュータと、サーボコントローラと、サーボドライバと、センサを備え、コンピュータは制御コマンドをコントローラに送信し、コントローラはセンサからのデータとコンピュータからのコマンドデータを比較し計算し、算出結果に基づいてサーボモータに制御コマンドを発し、ローカルモータがスクリューを動かしてセンサの表示値を変化させ、この値は再びコントローラに送信され、サーボ閉ループ制御システムが構成され、データ転送は無線Wi−Fi(登録商標)方式で転送することを特徴とする。
前記車体(110)頂部に試験チャンバ(290)が固定的に取り付けられ、前記試験チャンバ(290)は2種類に分けられ、1種類目は頂部と先端部が両方とも開放された試験チャンバであり、2種類目は頂部が開放され、先端部が閉鎖された試験チャンバであることを特徴とする。
前記試験用レール(300)頂部の中央部にフック(340)が固定的に取り付けられ、前記第1イヤリング(150)のケーブルがフック(340)に嵌着されることを特徴とする。
前記高速カート(100)の底部の片側に速度計測エンドキャップ(410)が固定的に取り付けられ、前記速度計測エンドキャップ(410)底部にセンサ(400)が固定的に取り付けられ、前記車輪(140)の片側に導磁性体(420)が固定的に取り付けられ、前記センサ(400)は導磁性体(420)と協働して作動することを特徴とする。
前記高速カート(100)は、ばね鋼板(120)、車軸(130)、車輪(140)、第1イヤリング(150)及び第2イヤリング(160)をさらに備え、前記車体(110)底部前後の両側壁の左右両側にばね鋼板(120)が対称に取り付けられ、4つの前記ばね鋼板(120)の底部にそれぞれ車軸(130)が固定的に取り付けられ、4つの前記車軸(130)にそれぞれ車輪(140)が固定的に取り付けられ、車体110の底部右側に第1イヤリング150が固定的に取り付けられ、前記高速カート100の左右両側壁に第2イヤリング160がそれぞれ固定的に取り付けられることを特徴とする。
前記軸受台(220)、軸受(230)、ナット(240)及びボールネジ(250)の外壁にガイドスリーブ(260)が設けられ、前記ガイドスリーブ(260)は車体(110)の内壁頂部に固着的に接続され、前記ガイドスリーブ(260)の内壁に加圧室(270)が設けられ、前記加圧室(270)の右側壁には圧力出口(280)が設けられることを特徴とする。
従来技術に比べ、ブレーキ装置は自動車の液圧ブレーキ装置を改造して製造され、人間作業で液圧装置を踏み込むことによる過給手段をサーボ液圧駆動に置き換え、ブレーキ装置の制御のインテリジェント化を実現し、同時に衝撃制動系はワイヤロープ長さの最長距離まで移動すると、直接引張制動方式を採用し、制動時間が短く、慣性衝撃力が大きく、高速衝撃効果をよりよくシミュレーションし、安全係数を高め、車輪の片側には導磁性体が固定的に接続されており、センサと導磁性体が協働して運転し、車輪が一回転するごとに、センサは一定数のパルス信号を発し、単位時間あたりの信号数に基づいてリアルタイムの回転速度に換算でき、回転速度と車輪周長の相乗積は高速カートの線速度となり、それにより試験精度を高める。
以下、本発明の実施形態における技術的解決手段をより明確に説明するため、添付図面及び詳しい実施形態を参照して本発明を詳細に説明する。明らかに、以下の図面は本発明の幾つかの実施形態に過ぎず、それにより本発明の権利範囲を制限することはできないものとする。明らかに、同技術分野の一般的な技術者は、本発明の原理を逸脱しない前提で、創造的な作業を行うことなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
本発明の構成模式図である。 本発明に基づく高速カートの正面図である。 本発明に基づく高速カートの側面図である。 本発明に基づくブレーキサーボ過給装置の構造図である。 本発明に基づく高速カートと模型箱の組立構造を示す構成模式図である。 本発明に基づくスライド溝、ケーブル溝のレイアウトの断面図である。 本発明に基づく導電コンタクトの構成模式図である。 本発明に基づく計測センサの構造図である。 本発明のサーボ制御模式図である。
以下、本発明の上述の目的、特徴及び利点をより分かりやすくするために、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。
以下の説明では、本発明に対する十分な理解を容易にするために多くの具体的な詳細が述べられるが、本発明はここで述べる実施形態以外にも、種々の実施形態を採用することが可能である。本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく様々な変更が可能であるということは、当業者には明らかである。したがって、本発明の権利範囲は、下記の実施形態に限定されない。
次に、本発明は模式図を参照にして詳しく説明する。本発明の実施形態を詳述する際、説明の便宜上、関係デバイス構造を示す断面図は一般的な比例拡大法によらず部分的に拡大するが、模式図は例示に過ぎない。本発明の権利範囲を限定するものではない。また、実際の製作には、長さ、幅、深さの3次元空間寸法が含まれるものとする。
以下、本発明の目的、技術的な解決手段及び利点をより分かりやすくするために、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。
本発明の目的は、高速地すべり衝撃シミュレーション装置を提供し、高速衝撃のシミュレーション効果を効果的に実現し、制動のインテリジェント化を実現するとともに、試験の精度を高めることにある(図1、高速カート100、サーボモータ200及び試験用レール300参照)。
図1〜図3に示すように、高速カート100は、ばね鋼板120、車軸130、車輪140、第1イヤリング150及び第2イヤリング160を備える。具体的には、車体110底部前後の両側壁の左右両側にばね鋼板120が対称に取り付けられ、4つのばね鋼板120の底部に車軸130がボルトで固定的に取り付けられ、4つの車軸130に車輪140がボルトで固定的に取り付けられ、車体110の底部右側に第1イヤリング150が溶接で固定的に取り付けられ、高速カート100の左右両側壁に第2イヤリング160がそれぞれ溶接で固定的に取り付けられる。
図4及び図5に示すように、サーボモータ200は、軸継手210、軸受台220、軸受230、ナット240、ボールネジ250、ガイドスリーブ260、加圧室270、圧力出口280及び試験チャンバ290を装備する。サーボモータ200は、高速カート100の内壁に取り付けられる。具体的には、サーボモータ200が車体110内壁の中央部にボルトで固定的に取り付けられ、サーボモータ200の右側端に軸継手210がボルトで固定的に取り付けられる。軸継手210の右側に軸受台220が固定的に係合され、軸受台220の内壁に軸受230が係合される。軸受台220の内壁に軸受230が係合され、軸受230の右側壁にナット240が係合され、軸受230とナット240の内壁にボールネジ250が挿嵌され、ボールネジ250の左側端部は軸継手210に係合される。軸受台220、軸受230、ナット240とボールネジ250の外壁にはガイドスリーブ260が設けられ、ガイドスリーブ260は車体110の内壁頂部に固定的に連結され、ガイドスリーブ260の内壁には加圧室270が設けられ、加圧室270の右側壁に圧力出口280が開設され、車体110の頂部には試験チャンバ290がボルトで固定的に取り付けられる。試験チャンバ290は2種類に分けられる。1種類目は頂部と先端部が両方とも開放された試験チャンバであり、2種類目は頂部が開放され、先端部が閉鎖された試験チャンバである。ブレーキの基本原理は、運転者がブレーキペダルを踏み込み、ブレーキマスターシリンダのブレーキ油に圧力を加え、液体が加圧室270から圧力出口280を介して各車輪のブレーキキャリパーのピストンに流れ圧力を加え、ピストンはブレーキキャリパーを駆動してブレーキディスクを挟持して大きな摩擦力を発生して車両を減速させることである。改造後のサーボ駆動は人間作業による踏み込み動作を置き換え、サーボコントローラは人間の脳を置き換え、速度センサは人間の神経を置き換え、新しいサーボ閉ループ制御システムが構成される。サーボモータ200はパナソニックA6シリーズ交流サーボモータであり、サーボモータ200は制御精度がより高く、定格回転速度以下でトルクが安定で、低周波で振動がなく、過負荷能力が強いという利点がある。
図1、図4、図6及び図7に示すように、試験用レール300は、地面301、プーリ310、コンベヤベルト320、モータ330、フック340、反力台350、制動ローラ360、ケーブル溝370、スライド溝380、レール381、絶縁ハウジング382、スライダ383、外付集電器384及び可動接触子385を備える。試験用レール300は、高速カート100の底部に取り付けられる。具体的には、高速カート100底部の前後両側に試験用レール300がそれぞれ設けられ、2本の試験用レール300が地面301の頂部にボルトで固定的に取り付けられる。2本の試験用レール300の間の地面301頂部にはケーブル溝370が設けられる。ケーブル溝370内壁底部には4本のレール381から成るスライド溝380が固定的に取り付けられ、前後2本の試験用レール300同士の互いに相対する面の左右両側にそれぞれプーリ310がボルトで固定的に取り付けられる。2つのプーリ310の間にはコンベアベルト320が回転可能に連結される。試験用レール300の右側端頂部に反力台350が溶接で固定的に取り付けられ、反力台350の右側には制動ローラ360が溶接で固定的に取り付けられ、試験用レール300頂部の中央部にフック340が溶接で固定的に取り付けられる。第1イヤリング150のケーブルがフック340に嵌着され、試験用レール300の右側地面301の頂部にモータ330が固定的に螺着される。モータ330は右側のプーリ310に回転可能に連結される。レール381の外壁に絶縁ハウジング382が固定的に取り付けられ、レール381の中央部にスライダ383が一体成形されている。車体110の内部左側に外付集電器384がボルトで固定的に取り付けられ、外付集電器384の底部に可動接触子385が固定的に接続され、可動接触子385はスライダ383に貼り合わせて接続されている。高速カート100の高速運動のため、高速カート100内のサーボドライブ、サーボ電源、サーボモータ及びサーボコントローラなどの電気部品への給電は、スライド線方式を採用する。4本の単群のスライド線で給電回路を構成し、並列に並んでスライド溝380を構成し、高速カート100が可動接触子385を牽引してスライド溝380を移動し、スライド溝380がケーブル溝370内に固定される。
採用した単極組立式スライド線はH型アルミニウム合金本体レール381に圧接したV型ステンレス鋼スライダ383、PVC絶縁ハウジング382、外付集電器384及び懸架や固定用部材などから構成される。この製品は斬新な設計、合理的な構造、高保守性、高安全性などの特徴を持ち、電流が大きく、使用頻度が高く、運行速度が速く、過酷な動作環境で広く応用され、このスライド線の許容運行速度が最大80KM/hに達する。
試験用レール300は長さ62.5m、内法幅1.5mである。軌道台は地面より1m高く、30m/s以上の車速に基づいて設計されている。軌道は鉄骨構造に取り付けられ、二次グラウト材の工法で地面に接続し、軌道の両側に鉄骨構造の防護壁を取り付けてもよく、据付の簡便さ向上を図るため、二次グラウト穴を予め成形してもよい。万が一高速カート100のブレーキがきかなくなった場合、高速カート100が現場の壁を突き破ることによる事故を防ぐため、レールの突き当たりは、崩壊領域が設けられ、さらに前方には衝突防止壁が設けられる。
図9に示すように、前記外付集電器384は、コンピュータと、サーボコントローラと、サーボドライバと、センサを備える。コンピュータは制御コマンドをコントローラに送信し、コントローラはセンサからのデータとコンピュータからのコマンドデータを比較し計算し、算出結果に基づいてサーボモータに制御コマンドを発し、ローカルモータがスクリューを動かしてセンサの表示値を変化させ、この値は再びコントローラに送信され、サーボ閉ループ制御システムが構成され、データ転送は無線Wi−Fi(登録商標)方式で転送する。
図8に示すように、センサ400は速度計測エンドキャップ410と導磁性体420を備える。センサ400が高速カート100の底部の片側に取り付けられる。具体的には、高速カート100の底部の片側に、速度計測エンドキャップ410がボルトで固定的に取り付けられ、速度計測エンドキャップ410の底部にセンサ400がボルトで固定的に取り付けられる。車輪140の片側に導磁性体420が固定的に接続され、センサ400は導磁性体420と協働して作動し、車輪140が一回転するごとに、センサ400は一定数のパルス信号を発し、単位時間当たりの信号数に基づいてリアルタイムの回転速度に換算できる。回転速度と車輪周長の相乗積は高速カートの線速度となる。高速カート100の速度測定は、具体的に、ホール2チャンネル回転速度センサが採用され、車軸に取り付けられた導磁性体30の突起した歯または凹んだ溝を感応し、車軸の回転速度ω、高速カート100の線速度Vを検出するため、相応の高低レベルを提供し、計算によって高速カート100の加速度αが得られる。
V=ω・r
α=(v−v)/(t−t
ω:車軸回転速度
V:高速カート100の速度
r:車輪半径
α:高速カート100の加速度
:i時刻の高速カート100の速度
:i時刻
このセンサ400は良好な低周波と高周波特性を備え、0Hzまでの低周波が可能で、回転机械のゼロ回転速度測定に利用できる。センサ400は2ルートの一定の位相差を持つ回転速度信号を提供することができるため、正逆転判別が可能である。5KHzまでの高周波が可能で、ほとんどの工業分野の高回転測定の要求に応えられる。センサ400は被測定歯車と接触せず、摩耗がなく、取り付けが容易で、出力波形はデューティ比が約50%程度の方形波である。
技術パラメータは次のとおりである。
周波数応答特性:0〜20kHz
出力チャンネル数:デュアルチャンネル
出力波形:方形波、立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジの時間12μs±40%
出力幅:高レベル:Ub−(1.8V±40%)、低レベル:<2.2v<><2.2v<>
パルスデューティ比:50%±25%
位相差: 90±30°(第1チャンネルリーディング)
注:取付方式、回転子の回転方向によるものである。これらの技術パラメータは説明書の図4に例示する取付方式に適用される
負荷能力:±20mA(最大)
出力インピーダンス:<47Ω
衝撃制動系はワイヤロープ長さの最長距離まで移動すると、直接引張制動方式を採用し、この方式は制動時間が短く、慣性衝撃力が大きく、高速衝撃効果をよりよくシミュレーションすることができる。試験時に反力台350に設けられた制動ローラ360のワイヤロープを高速カート100端部の第2イヤリング160に接続し、高速カート100の運転時にワイヤロープを引っ張って自動的に前方に進み、ワイヤロープ長さの最長距離まで動かすと、ワイヤロープが引張し、制動する。
高速カート100がサンプルを動かして15m/sの速度で走行し、急制動時は0.1秒の速度で運動を停止すれば、サンプルは慣性で運動を続け、高速カート100(自重1トン)に必要な平均制動力は約150KN、最大制動力は約300KNであるため、32mmのワイヤーロープを選び、安全係数を確保する。
以上、本発明を具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく種々の改良、変形が可能であるとともに、その構成要素を同等なものに置き換えてもよい。特に、構造的な矛盾がない限り、本発明で開示する各実施形態で言及された様々な技術的特徴は、任意の方式で組み合わせてもよい。これらの組み合わせは、簡潔さと資源節約を目的として、本明細書に網羅的に記載されているわけではない。したがって、本発明は、本明細書に記載された具体的な実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内に属するすべての技術的解決手段を含むものである。
100:高速カート、110:車体、120:ばね鋼板、130:車軸、140:車輪、150:第1イヤリング、160:第2イヤリング、200:サーボモータ、210:軸継手、220:軸受台、230:軸受、240:ナット、250:ボールネジ、260:ガイドスリーブ、270:加圧室、280:圧力出口、290:試験チャンバ、300:試験用レール、301:地面、310:プーリ、320:コンベアベルト、330:モータ、340:フック、350:反力台、360:制動ローラ、370ケーブル溝、380:スライド溝、381:レール、382:絶縁ハウジング、383:スライダ、384:外付集電器、385:可動接触子、400:センサ、410:速度計測エンドキャップ、420導磁性体。

Claims (8)

  1. 高速下落衝撃シミュレーション装置であり、車体付き高速カート(100)と、サーボモータ(200)と、試験用レール(300)を備え、車体(110)の内壁中央部にサーボモータ(200)が固定的に取り付けられ、前記サーボモータ(200)の右側端部に軸継手(210)が固定的に取り付けられ、前記軸継手(210)の右側に軸受台(220)が固定的に取り付けられ、前記軸受台の内壁に軸受(230)が係合され、前記軸受(230)の右側壁にナット(240)が固定的に取り付けられ、前記軸受(230)とナット(240)の内壁にボールネジ(250)が挿嵌され、前記ボールネジ(250)の左側端部が軸継手(210)に係合し、前記高速カート(100)の底部の前後両側に試験用レール(300)が設けられ、前記2本の試験用レール(300)が地面(301)の頂部に固定的に取り付けられ、前記2本の試験用レール(300)の間における地面(301)の頂部にケーブル溝(370)が開設され、前記ケーブル溝(370)の内壁底部に、4本のレール(381)からなるスライド溝(380)が固定的に取り付けられ、前記前後2本の試験用レール(300)同士の互いに相対する面の左右両側にそれぞれプーリ(310)が固定的に取り付けられ、前記2つのプーリ(310)の間にコンベヤベルト(320)が回転可能に連結され、前記試験用レール(300)の右側端部の頂部に反力台(350)が固定的に取り付けられ、前記反力台(350)の右側に制動ローラ(360)が固定的に取り付けられ、前記試験用レール(300)の右側地面(301)の頂部にモータ(330)が固定的に螺着され、前記モータ(330)は右側の前記プーリ(310)に回転可能に連結されていることを特徴とする高速下落衝撃シミュレーション装置。
  2. 前記レール(381)の外壁に絶縁ハウジング(382)が固定的に取り付けられ、前記レール(381)の中央部にスライダ(383)が固定的に取り付けられ、前記車体(110)の内部左側に外付集電器(384)が固定的に取り付けられ、前記外付集電器(384)の底部に可動接触子(385)が固定的に接続され、前記可動接触子(385)はスライダ(383)に貼り合わせて接続されることを特徴とする請求項1に記載の高速下落衝撃シミュレーション装置。
  3. 外付集電器(384)は、コンピュータと、サーボコントローラと、サーボドライバと、センサを備え、コンピュータは制御コマンドをコントローラに送信し、コントローラはセンサからのデータとコンピュータからのコマンドデータを比較し計算し、算出結果に基づいてサーボモータに制御コマンドを発し、ローカルモータがスクリューを動かしてセンサの表示値を変化させ、この値は再びコントローラに送信され、サーボ閉ループ制御システムが構成され、データ転送は無線Wi−Fi(登録商標)方式で転送することを特徴とする請求項1に記載の高速下落衝撃シミュレーション装置。
  4. 前記車体(110)頂部に試験チャンバ(290)が固定的に取り付けられ、前記試験チャンバ(290)は2種類に分けられ、1種類目は頂部と先端部が両方とも開放された試験チャンバであり、2種類目は頂部が開放され、先端部が閉鎖された試験チャンバであることを特徴とする請求項1に記載の高速下落衝撃シミュレーション装置。
  5. 前記試験用レール(300)頂部の中央部にフック(340)が固定的に取り付けられ、第1イヤリング(150)のケーブルがフック(340)に嵌着されることを特徴とする請求項1に記載の高速下落衝撃シミュレーション装置。
  6. 前記高速カート(100)の底部の片側に速度計測エンドキャップ(410)が固定的に取り付けられ、前記速度計測エンドキャップ(410)底部にセンサ(400)が固定的に取り付けられ、車輪(140)の片側に導磁性体(420)が固定的に取り付けられ、前記センサ(400)は導磁性体(420)と協働して作動することを特徴とする請求項3に記載の高速下落衝撃シミュレーション装置。
  7. 前記高速カート(100)は、ばね鋼板(120)、車軸(130)、車輪(140)、第1イヤリング(150)及び第2イヤリング(160)をさらに備え、前記車体(110)底部前後の両側壁の左右両側にばね鋼板(120)が対称に取り付けられ、4つの前記ばね鋼板(120)の底部にそれぞれ車軸(130)が固定的に取り付けられ、4つの前記車軸(130)にそれぞれ車輪(140)が固定的に取り付けられ、車体110の底部右側に第1イヤリング150が固定的に取り付けられ、前記高速カート100の左右両側壁に第2イヤリング160がそれぞれ固定的に取り付けられることを特徴とする請求項3に記載の高速下落衝撃シミュレーション装置。
  8. 前記軸受台(220)、軸受(230)、ナット(240)及びボールネジ(250)の外壁にガイドスリーブ(260)が設けられ、前記ガイドスリーブ(260)は車体(110)の内壁頂部に固着的に接続され、前記ガイドスリーブ(260)の内壁に加圧室(270)が設けられ、前記加圧室(270)の右側壁には圧力出口(280)が設けられることを特徴とする請求項3に記載の高速下落衝撃シミュレーション装置。
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