JP6943190B2 - マニュアル検索システム - Google Patents

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本願発明は、マニュアル検索システムに関する。
更に詳しくは、複数の電話機から、例えば、外線と内線、または内線間をつなぐ主装置(構内交換機)の機能を設定したとき、設定内容の関連性を学習し、検索端末から検索サーバを介してマニュアルデータを検索ワードで検索したとき、学習内容から関連性の大小をスコア値として算出し、関連性の大小を示すスコア値を元に検索ワードに対応する設定に対して関連性の大きい他の設定およびそれらのマニュアルページリンクを検索端末側に提示する複数情報提示機能を有するマニュアル検索システムに関する。
マニュアルを検索する技術として、例えば、特開2009−295072号公報(特許文献1)がある。この公報には、「操作マニュアルを効果的に表示するマニュアル表示システムであって、各操作インターフェースを介して操作され、各操作インターフェースについて履歴または設定を示す操作IF関連情報を送信する被操作機器と、前記送信された操作IF関連情報を受信し、前記受信した操作IF関連情報に応じた優先度で、前記操作インターフェースに対応付けられた操作マニュアルを表示する表示機器と、を備えることを特徴とするマニュアル表示システム」との記載がある。
特開2009−295072号公報
特許文献1では、マニュアル検索の際、マニュアル検索用の操作機器から各設定方法の選択回数を取得し、選択回数が多い設定方法の表示優先度を上げることで、より効果的に設定方法を表示することができ、ユーザが検索に要する時間を短縮することができる。
しかし、特許文献1では、1つの設定方法の検索時間の短縮については考慮されているものの、一連の設定、つまり、複数の設定を検索する場合における検索回数の短縮については考慮されていない。例えば、主装置(構内交換機)の機能を設定する場合、一連の設定として「設定A、設定B」の2つがある場合、特許文献1では、設定Aの設定方法と設定Bの設定方法とで計2回検索する必要があり、この検索回数を1回に短縮することはできない。
そこで、本発明は、検索回数を減らすことができ、ユーザの検索に要する時間や手間を短縮できる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、代表的な本発明のマニュアル検索システムの一つは、第1、第2電話機を含む複数の電話機、外線と内線、または内線間をつなぐ主装置、マニュアルデータを格納したマニュアルデータ部、前記マニュアルデータ部を検索する検索サーバ、ネットワークを介して検索サーバに検索ワードを送信する検索端末、前記複数の電話機から前記主装置、前記検索サーバ、を介して送信される設定ログデータを元に前記複数の電話機による各設定の関連性を学習し、前記設定のスコア値を計算する一連設定発見用装置、を備え、前記検索サーバは、設定ログデータ蓄積・学習時、前記複数の電話機の前記第1、第2電話機から主装置を介して送信される電話機ID、設定日時、設定の設定方法、の各情報を含む第1、第2設定ログデータを蓄積するデータ蓄積部、前記第1、第2設定ログデータから学習用データを生成し、前記一連設定発見用装置へ送信するデータ生成部、を有し、マニュアルデータ検索時、前記検索端末から検索ワードを受信したとき、当該検索ワードを元に前記マニュアルデータ部を検索し、当該検索ワードにヒットした前記第1設定ログデータの第1設定の設定方法および該第1設定の設定方法のマニュアルページリンクを取得するデータ取得部、前記取得した第1設定を前記一連設定発見用装置へ送信し、前記一連設定発見用装置にて計算した第2設定に対するスコア値を含むデータを受信するデータ送受信部、前記一連設定発見用装置にて計算したスコア値を含むデータを受信したとき、前記第2設定ログデータの第2設定が閾値以上のスコア値を持つか否かを判定し、検索対象の第1設定と他の前記第2設定の関連性を判定する関連設定判定部、前記関連設定判定部による判定結果、前記第2設定が閾値以上のスコア値を持つ設定方法である場合、前記マニュアルデータ部に対して、前記第2設定ログデータの第2設定のマニュアルページリンクを要求し、当該マニュアルデータ部から前記第2設定ログデータの第2設定のマニュアルページリンクを取得するページリンク取得部、前記ページリンク取得部にて取得した前記第1設定を検索結果とし、また、前記第2設定を関連設定として前記検索端末へ送信する送信部、を有し、前記一連設定発見用装置は、前記複数の電話機からの設定ログデータを元に前記検索サーバにて生成された学習用データから前記複数の電話機による各設定の関連性を学習する学習部、前記第1設定ログデータの第1設定を受けたとき、前記第1設定ログデータでない前記第2設定が前記検索対象の第1設定内容と一緒に設定される設定であるか否かを示すスコア値を計算する計算部、を含む設定関連学習・設定関連大小スコア値計算部を有し、前記検索端末に対して、前記検索端末にて検索した第1設定および第1設定のマニュアルページリンク、検索した設定に関連する他の前記第2設定および第2設定のマニュアルページリンクを表示することを特徴とする。
本発明によれば、操作マニュアルを検索するために要する時間を短縮することができる、のみならず、一連の設定を検索する場合における検索回数を減らすことができ、ユーザの検索に要する時間や手間を短縮できる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、本発明のマニュアル検索システムの全体構成を示すブロック図である。 図2は、本発明のマニュアル検索システムにおいて、設定ログデータの蓄積・学習時のシーケンスを説明する図である。 図3は、本発明のマニュアル検索システムにおいて、設定A、設定Bが一連の設定である場合における検索時のシーケンスを示す図である。 図4は、マニュアルデータ部において、設定方法とマニュアルページリンクの対応関係を示す表である。 図5は、本発明の検索サーバ側に蓄積されるデータである設定ログを示すデータ表である。 図6は、図5のデータを電話機ID毎にまとめたデータを示す表である。 図7は、図5のデータ表のデータから生成した一連設定発見用装置に学習させる学習用データを示す表である。 図8は、設定パターンと各設定パターンの設定された数の累計回数との対応関係を示す表である。 図9は、設定パターンとスコアとの関係を示し、スコア計算を説明する表である。 図10は、主装置が2台の場合における本発明のマニュアル検索システムの全体構成を示すブロック図である。 図11は、検索サーバ1で蓄積する設定ログデータを説明する表である。 図12は、グループIDと主装置IDの対応関係を示す表である。 図13は、検索サーバが主装置から設定ログデータを受け取り蓄積する部分、及び検索サーバで全体用の学習用データを作成し、一連設定発見用装置に送ったのち、グループ毎の学習用データを作成し、一連設定発見用装置に送る部分の処理を説明するフローチャートである。 図14は、全体の学習結果のスコア値とグループIDの学習結果のスコア値から、最終的なスコア値を出す方法を説明する表である。 図15は、検索サーバで蓄積する設定ログデータのデータ構成を示す表である。 図16は、各設定方法の標準設定時間を示す表である。 図17は、蓄積設定ログデータのそれぞれの設定が、標準設定時間より速いか遅いか、という設定時間を示す情報を追加した表である。 図18は、学習用データ、及び重みの計算方法を説明する表である。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のマニュアル検索システムの全体構成を示すブロック図である。
マニュアル検索システムは、複数の電話機(電話機T1、電話機T2、・・・電話機TN)5〜7、外線と内線、または内線間をつなぐ主装置(構内交換機)4、マニュアルデータ部3、マニュアルデータ部3を検索する検索サーバ1、ネットワーク9を介して検索サーバ1に検索ワードを送信する検索端末8、ネットワーク9、一連設定発見用装置2を有する。
複数の電話機(電話機T1、電話機T2、・・・電話機TN)5〜7は、それぞれ、主装置4の機能を設定、例えば、設定A〜設定Eを行う内線電話機である。
ここで、設定とは、電話機能の1設定を表すものであり、例えば、「内線番号の設定」、「着信音の設定」、「短縮ダイヤルの設定」などが挙げられる。
検索サーバ1は、ネットワーク9を介して検索端末(例えば、PC)8に接続され、また、ネットワーク9、主装置4を介して複数の電話機5〜7に接続されている。
そして、検索サーバ1は、図示していないが、以下のような機能を有する構成を備えている。
設定ログデータ蓄積・学習時、複数の電話機5〜7の電話機から主装置4を介して送信される電話機ID、設定日時、設定の設定方法、の各情報を含む設定ログデータを蓄積するデータ蓄積部、設定ログデータから学習用データを生成し、一連設定発見用装置2へ送信するデータ生成部、を有する。
また、検索サーバ1は、マニュアルデータ検索時、検索端末8から検索ワードを受信したとき、検索ワードを元にマニュアルデータ部3を検索し、検索ワード(例えば、設定A)にヒットした設定ログデータの設定の設定方法(設定A)および該設定の設定方法(設定A)のマニュアルページリンクを取得するデータ取得部、前記取得した設定Aを一連設定発見用装置2へ送信し、一連設定発見用装置2にて計算した設定に対するスコア値を含むデータを受信するデータ送受信部、一連設定発見用装置にて計算したスコア値を含むデータを受信したとき、設定ログデータの設定(設定B〜E)が閾値以上のスコア値を持つか否かを判定し、検索対象の設定(設定A)と他の設定(設定B〜E)の関連性を判定する関連設定判定部、前記関連設定判定部による判定結果、設定(設定B)が閾値以上のスコア値を持つ設定方法である場合、マニュアルデータ部3に対して、設定ログデータの設定(設定B)のマニュアルページリンクを要求し、当該マニュアルデータ部3から設定ログデータの設定(設定B)のマニュアルページリンクを取得するページリンク取得部、ページリンク取得部にて取得した設定(設定A)を検索結果とし、また、設定(設定B)を関連設定として検索端末8へ送信する送信部、を有する。
検索端末8は、ネットワーク9に接続され、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)である。
マニュアルデータ部3は、マニュアルデータを格納し、例えば、図4に示すように設定方法(設定A〜D)401、マニュアルページリンク(manual.pdf#settingA〜D)402、本文(設定A〜Dの手順の説明文)403、などを記憶するデータベースなどの記憶部からなる。
一連設定発見用装置2は、設定ログデータを元に複数の電話機による各設定の関連性を学習し、つまり、複数の一連の設定の関連を見出し、また、学習した内容から複数の電話機による各設定の関連性の大小をスコア値として計算する設定関連学習・設定関連大小スコア値計算部を有する。一連設定発見用装置2は、例えば、AI装置にて構成する。
設定関連学習・設定関連大小スコア値計算部は、複数の電話機5〜7からの設定ログデータを元に検索サーバ1にて生成された学習用データを複数の電話機5〜7による各設定A〜Eの関連性を学習する学習部、設定ログデータの設定Aを受けたとき前記設定Aの設定ログデータでない(設定Aの設定ログデータ以外の)設定Bが検索対象の設定Aと一緒に設定される設定であるか否かを示すスコア値を計算する計算部、を含む。
図2は、本発明のマニュアル検索システムにおいて、設定ログデータの蓄積・学習時のシーケンスを説明する図である。
同図において、例えば、電話機5(電話機IDの電話機T1)、電話機6(電話機IDの電話機T2)6と、主装置4と、検索サーバ1と、一連設定発見用装置2とに間のシーケンスおよびこれらの動作について説明する。
図2のシーケンスに基づく動作は以下のとおりである。
まず、電話機IDの電話機T1は、設定Aを行うコマンドを主装置4に送信する(S101)。
主装置4は、設定Aを行うコマンドを受け、電話機IDの電話機T1に対して設定Aを反映する(S102)。
また、主装置4は、電話機IDの電話機T1の設定ログデータを検索サーバ1に送信する(S103)。
設定ログデータは、例えば、図5や図6に示すように電話機ID501、601(電話機T1〜T3)、設定方法502、602(設定A〜E)、設定日時503、603(2017−11−01 10:00:00)、を含む。
図6は、図5の設定ログデータを電話機ID毎にまとめたデータを示す表であって、図5に示す設定ログデータを元に図7に示す学習用データを生成することを説明する図であって、電話機ID601が電話機T1、T2、T3における設定方法602、設定日時603を示す表である。
検索サーバ1は、設定ログデータを受信し、当該設定ログデータを内部の記憶部に蓄積する(S104)。
次に、電話機IDの電話機T2も電話機IDの電話機T1と同様に設定Bを行うコマンドを主装置4に送信する(S105)。
そして、電話機IDの電話機T2に対して設定Bを反映し(S106)、設定ログデータを検索サーバ1に送信し(S107)、検索サーバ1に内蔵された記憶部に蓄積する(S108)。
このときの設定ログデータは、図5に示すように電話機ID(電話機T2)501、設定方法(設定B)502、設定日時(2017−11−04 16:21:45)503、を含む。設定ログデータは、一連設定発見用装置2で学習するためのデータ、例えば、図7に示すような学習用データを生成するために用いられる。
しかるのち、検索サーバ1は、蓄積データ(設定ログデータ)から図7に示すような学習用データを生成し(S109)、一連設定発見用装置2に送信する(S110)。
図7は、図5の設定ログデータから生成するものであり、一連設定発見用装置2に学習させるための学習用データを示す表である。学習用データは、電話機ID701、複数の設定パターン(設定パターンP1、P2、・・・)702を有する。
一連設定発見用装置2は、学習用データを元に学習処理を実行する(S111)。そして、例えば、図8に示すように各設定パターンの累計回数を記録したデータを作成する。
図8は、一連設定発見用装置2にて処理した結果の処理例であって、各設定パターン801における設定の累計回数802を示す表である。
換言すれば、学習用データの生成方法は、電話機ID毎にデータ間の設定日時の時間差が閾値以下である場合は、同じ設定パターンとしてまとめる。例えば、閾値を10分とすると、図6の電話機ID1の以下データにおいて、
(1)設定A 2017−11−01 10:00:00
(2)設定B 2017−11−01 10:03:30
(3)設定C 2017−11−02 14:23:30
(1)と(2)の差は10分以下のため、(1)と(2)は同じ設定パターンとし、(2)と(3)は閾値を大きく超えているため、(2)と(3)は別パターンとする。
これにより、図7に示すように(設定A、設定B)と(設定E)、の2つの設定パターンができる。他の電話機IDでも同様に処理を行う。
図3は、本発明のマニュアル検索システムにおいて、設定A、設定Bが一連の設定である場合における検索時のシーケンスを示す図である。
検索端末8は、検索ワードを入力する(S201)。そして、検索ワードを検索サーバ1に送信する(S202)。
検索サーバ1は、検索ワードを元にマニュアルデータ部3を検索し、例えば、検索ワードから図4の本文を検索する(S203)。
マニュアルデータ部3は、検索でヒットしたエントリの設定方法「設定A」および「設定Aのマニュアルページリンク(manual.pdf#settingA)」(以下、リンクと表記)を検索サーバ1に返信(S204)。
検索サーバ1は、マニュアルデータ部3から取得した「設定A」を一連設定発見用装置2に渡す(S205)。
一連設定発見用装置2は、S111における学習の内容から、例えば、図9に示すような設定Aが一緒に設定される設定パターン901のスコア902を計算(S206)し、計算したスコア902の値を検索サーバ1に返信する(S207)。
スコア902は、(設定の回数)/(合計回数)で計算する。例えば、図8において、
設定Aを含む設定パターンの合計数は25
(設定A、設定B)の回数は19
であり、
(設定A、設定B)の設定パターンのスコア=19/25=0.76
となる。
また、(設定A、設定B、設定C)や(設定A、設定D)設定パターンも同様に計算する。
検索サーバ1は、スコア値が所定の閾値、例えば、0.7とすると、0.7以上の設定方法である設定、本例では設定Bを、設定Aと一緒に行われる設定方法とみなす(S208)。
そして、検索サーバ1は、マニュアルデータ部3に対して設定Bのリンクを要求する(S209)。
マニュアルデータ部3は、設定方法(設定A)と同じエントリの設定Bのリンク(manual.pdf#settingB)を検索サーバ1に返信する(S210)。
検索サーバ1は、検索結果(設定A)および関連設定(設定B)を、リンクを含めて検索端末8へ返信する(S211)。
検索端末8は、検索結果として設定Aおよびリンク、関連設定として設定Bおよびリンクを表示部に表示する。
以上述べたように、「電話機ID、設定方法(設定内容)、設定日時」を含む設定ログデータ(ログ情報)を元に学習用データを生成し、当該学習用データを元に各設定と設定Aが一緒に設定されるスコア値を計算することにより、一連の設定を検索する場合、検索回数を減らすことができ、ユーザの検索に要する時間や手間を短縮できる。
実施例1では、主装置4が1つの例であって、主装置のデータを一律に学習させる仕組みとなっているため、主装置が複数ある構成における各主装置毎の設定傾向を学習結果に反映できない課題がある。
係る課題を是正するために、本実施例では、連携している主装置間の設定傾向が類似する点も考慮し、自身の設定ログ及び自身と連携している主装置の設定ログの学習結果を優先的に使用するようにしたものである。
図10〜図14は、その実施形態を説明する図である。
図10は、主装置4、4’(主装置M1、M2)が2台の場合における本発明のマニュアル検索システムの全体構成を示すブロック図である。
本例では、図1の実施例1における電話機N台を配下に持つ主装置4(以下、主装置M1と称する)4とは別に、電話機M台を配下に持つ主装置4’(以下、主装置M2と称する)が新たに追加されたものである。
検索サーバ1は、主装置より主装置間の連携情報を取得、連携主装置同士を1グループとみなす。一連設定発見用装置2は、収集データ全体の学習以外に、グループごとに収集したデータの学習も用意する。検索時には、主装置は自身の所属グループ(自身と連携している主装置ID)のデータを学習した一連設定発見用装置2の結果を優先的に使用する。
主装置が3台以上(M3、M4、M5、・・)の時も、同様である。
図11は、検索サーバ1で蓄積する設定ログデータを示す表である。設定ログデータは実施例1の場合の設定ログに、新たに主装置IDの項目を追加している。
図12は、グループID121と主装置ID122との対応関係を示す対応表である。主装置同士が連携しているものを1つのグループとして扱う。本例では、主装置M1・主装置M3、主装置M4は互いに連携している。このため、これらの3つの主装置M1〜M3をまとめて1つのグループIDとしてグループ(以下、グループG1と称する)を割り振っている。
図13は、検索サーバ1が主装置M1から設定ログデータを受け取り蓄積する部分、及び検索サーバ1で全体用の学習用データを作成し、一連設定発見用装置2に送ったのち、グループ毎の学習用データを作成し、一連設定発見用装置2に送る部分の処理を示すフローチャートである。
図13のフローチャートに基づく動作は以下のとおりである。
まず、主装置M1は、配下の電話機(以下、電話機T1と称する)で設定Aを設定する(S1301)。そして、主装置M1、電話機T1、設定A、設定日時を含む設定ログデータを検索サーバ1に送信する(S1302)。
検索サーバ1は、主装置M1からの設定ログデータを受信し、設定ログデータを蓄積する(S1303)。
次に、一定周期毎(S1304)、全蓄積データから全体用の学習用データを生成する(S1305)。そして、全体用の学習用データを一連設定発見用装置2へ送信する(S1306)。
また、検索サーバ1は、蓄積データから1つのグループG1のデータ(主装置M1、主装置M3、M4のデータ)を抽出する(S1308)。
次いで、抽出データからグループG1用の学習用データを生成し(S1309)、当該学習用データを一連設定発見用装置2へ送信する(S1310)。
一連設定発見用装置2は、検索サーバ1から送信された学習用データを受信し、グループG1用の学習を行う(S1311)。
以下、グループG2以降も同様に学習する(S1312)。
図14は、設定Aの関連設定に関するスコア計算例を説明する図であって、全体の学習結果のスコア値とグループIDの学習結果のスコア値から、最終的なスコア値を出す方法を説明する図であって、全体の学習から得られたスコアを示す表、グループG1の学習から得られたスコアを示す表、最終スコアを示す表である。
最終スコアの計算方法は、グループの学習結果に一定の重みを付けて計算する。
(全体スコア+グループのスコア×重み)/(重み+1)
例えば、4倍の重み付けする場合、以下のとおりとなる。
(設定A、設定B)スコア=(0.6+0.2×4)/5=0.28
(設定A、設定B、設定C)スコア=(0.15+0.1×4)/5=0.11
(設定A、設定D)スコア=(0.25+0.7×4)/5=0.61
以上のように、検索サーバ1に蓄積される設定ログデータに検索サーバ1にて収集するデータの項目に主装置の識別子である「主装置ID」を追加し、連携している主装置同士をグループにまとめた対応表を用意することで、全体用の学習用データだけでなくグループ毎の学習用データも生成することができ、自身が所属するグループの学習結果に重み付けを行うことで、自身のデータ及び自身と連携している主装置のデータを優先的に学習することができるため、一連の設定の取得精度が高くなる。
初級者が行った設定と熟練者が行った設定では、熟練者が行った設定のデータを優先的に学習すべきだが、実施例1の方法では設定した人のスキルによらず、一律に学習される。
本実施例では、検索サーバ1に、図示していないが、初心者と熟練者を判別する設定者判別部、および熟練者が設定したデータに対しては、重み付け機能を有する重み付け部を設け、熟練者の設定データを中心に学習させるものである。また、熟練者か否かは、電話の設定の速度から自動的に判別する(速く設定する人を熟練者とみなす)。
これにより、熟練者が設定した設定方法が学習結果に大きく影響するため、より精度の高い一連設定の取得が期待できる。
図15〜図18は、その実施形態を説明する図である。
図15は、検索サーバ1で蓄積する設定ログデータのデータ構成を示す表であって、図5に設定時間(設定を行うのに要した時間)の項目を追加したものである。
設定ログは、実施例1の項目に、設定方法を行うのにかかった時間を示す「設定時間」の項目501が追加される。設定ログの4項目(電話機ID、設定方法、設定日時、設定時間)のデータが設定ログとして主装置M1から検索サーバ1に送信される。
図16は、各設定方法の標準設定時間161を示す表である。標準設定時間161は人間が手動で設定しても良いし、蓄積設定ログから自動的に生成しても良い。手動で設定する場合は、あらかじめ標準設定時間を定めておく。自動的に生成する場合は、各設定方法について、蓄積設定ログの設定時間の平均値または中央値を標準設定時間とする。この表は検索サーバ1で所持する。
図17は、蓄積設定ログデータ(図15)のそれぞれの設定が、標準設定時間より速いか遅いか、という設定時間171およびその結果172を示す情報を追加した図である。
例えば、本例では、電話機T1の設定Aは、設定時間が171設定標準時間(50秒)に対して、30秒なので速いか遅いかの結果172は「速い」となる。以下、同様である。
検索サーバ1は、図15と図16の表から、図17に示すような、各設定の速いまたは遅い、の判定が可能である。
図18は、学習用データの各電話機IDに対する設定パターンのそれぞれに「重み」の情報181を追加した表である。重みの計算方法は、以下のとおりである。設定パターン中、「標準設定時間より速い」設定が一定割合以上のパターンを熟練者が設定した設定パターンとみなし、熟練者の重みをデータに図18に示すように追加する。
例えば、熟練者=パターン中、7割以上速い場合、熟練者の重み付け=3とすると、電話機T1の設定パターン(設定A、設定B)(パターンP1とする)の場合、設定A、設定とも「速い」。よって、「速い」割合が10割なので、熟練者と判定し、重み3を追加する。電話機T2の設定パターン(設定C、設定D)(パターンP2とする)の場合、設定Cは「遅い」、設定Dは「速い」。よって、「速い」割合が5割なので、熟練者と判定し、重み3はなし(重み1)とする。 この重み計算(熟練者判定)は、例えば、検索サーバ1内で行う。
1 検索サーバ
2 一連設定発見用装置
3 マニュアルデータ部
4、4’ 主装置
5〜7 電話機
8 検索端末

Claims (4)

  1. 第1、第2電話機を含む複数の電話機、外線と内線、または内線間をつなぐ主装置、マニュアルデータを格納したマニュアルデータ部、前記マニュアルデータ部を検索する検索サーバ、ネットワークを介して検索サーバに検索ワードを送信する検索端末、前記複数の電話機から前記主装置、前記検索サーバ、を介して送信される設定ログデータを元に前記複数の電話機による各設定の関連性を学習し、前記設定のスコア値を計算するする一連設定発見用装置、を備え、
    前記検索サーバは、
    設定ログデータ蓄積・学習時、
    前記複数の電話機の前記第1、第2電話機から前記主装置を介して送信される電話機ID、設定日時、設定の設定方法、の各情報を含む第1、第2設定ログデータを蓄積するデータ蓄積部、
    前記第1、第2設定ログデータから学習用データを生成し、前記一連設定発見用装置へ送信するデータ生成部、を有し、
    マニュアルデータ検索時、
    前記検索端末から検索ワードを受信したとき、当該検索ワードを元に前記マニュアルデータ部を検索し、当該検索ワードにヒットした前記第1設定ログデータの第1設定の設定方法および該第1設定の設定方法のマニュアルページリンクを取得するデータ取得部、
    前記取得した第1設定を前記一連設定発見用装置へ送信し、前記一連設定発見用装置にて計算した第2設定に対するスコア値を含むデータを受信するデータ送受信部、
    前記一連設定発見用装置にて計算したスコア値を含むデータを受信したとき、前記第2設定ログデータの第2設定が閾値以上のスコア値を持つか否かを判定し、検索対象の前記第1設定と他の前記第2設定の関連性を判定する関連設定判定部、
    前記関連設定判定部による判定結果、前記第2設定が閾値以上のスコア値を持つ設定方法である場合、前記マニュアルデータ部に対して、前記第2設定ログデータの第2設定のマニュアルページリンクを要求し、当該マニュアルデータ部から前記第2設定ログデータの第2設定のマニュアルページリンクを取得するページリンク取得部、
    前記ページリンク取得部にて取得した前記第1設定を検索結果とし、また、前記第2設定を関連設定として前記検索端末へ送信する送信部、
    を有し、
    前記一連設定発見用装置は、
    前記複数の電話機からの設定ログデータを元に前記検索サーバにて生成された学習用データから前記複数の電話機による各設定の関連性を学習する学習部、
    前記第1設定ログデータの第1設定を受けたとき、前記第1設定ログデータでない前記第2設定が前記検索対象の第1設定内容と一緒に設定される設定であるか否かを示すスコア値を計算する計算部、
    を含む設定関連学習・設定関連大小スコア値計算部を有し、
    前記検索端末に対して、前記検索端末にて検索した第1設定および第1設定のマニュアルページリンク、検索した設定に関連する他の前記第2設定および第2設定のマニュアルページリンクを表示する
    ことを特徴とするマニュアル検索システム。
  2. 請求項1に記載されたマニュアル検索システムにおいて、
    前記主装置は、連携関係にある複数の主装置からなり、
    前記設定ログデータに主装置を識別する主装置IDを含み、
    前記検索サーバは、
    設定ログデータ蓄積・学習時、
    前記主装置から連携された複数の主装置間の連携情報を取得し、連携した主装置同士を1グループと見なし、
    前記設定関連学習・設定関連大小スコア値計算部は、前記主装置の設定ログデータの学習以外に、グループごとに収集したデータの学習を行い、
    マニュアルデータ検索時、
    前記主装置は、自身の所属グループのデータを学習した学習用データを優先的に使用する
    ことを特徴とするマニュアル検索システム。
  3. 請求項1に記載されたマニュアル検索システムにおいて、さらに、
    前記電話機から設定する設定者が初級者か熟練者かを判別する設定者判別部、重み付け部、を有し、
    前記設定者判別部が熟練者と判別した場合、前記設定者が設定したデータに重み付け部にて重み付けを行う
    ことを特徴とするマニュアル検索システム。
  4. 検索サーバと、マニュアルデータ部と、検索端末と、第1、第2電話機と、主装置を、ネットワークを介して接続し、前記検索端末から前記検索サーバを介して前記マニュアルデータ部のマニュアルデータを検索するマニュアル検索システムであって、
    前記検索サーバに接続される設定関連学習・設定関連大小スコア値計算部、を備え、
    設定ログデータ蓄積・学習時、
    前記第1電話機は、
    構内交換機の機能の設定方法の一つである第1設定を行う第1コマンドを送信する手段を含み、
    前記第2電話機は、
    前記第1コマンドに続いて、前記構内交換機の設定方法の一つである第2設定を行う第2コマンドを送信する手段を含み、
    前記主装置は、
    前記第1電話機から前記第1コマンドを受信したとき、前記第1設定を前記第1電話機に反映し、かつ、第1設定ログデータを前記検索サーバに対して送信する手段、前記第1設定ログデータは、前記第1電話機を識別する電話機ID、前記第1設定、設定日時、を含み、
    前記第2電話機から第2設定を行う第2コマンドを受信したとき、前記第2設定を前記第2電話機に反映し、かつ、第2設定ログデータを前記検索サーバに対して送信する手段を含み、前記第2設定ログデータは、前記第2電話機を識別する電話機ID、前記第2設定、設定日時、を含み、
    前記検索サーバは、
    前記第1および前記第2設定ログデータを受信、蓄積し、当該蓄積した第1および第2設定ログデータから学習用データを生成し、前記設定関連学習・設定関連大小スコア値計算部に送信する手段を含み、前記学習用データは、前記第1電話機、前記第2電話機の電話機ID、複数の設定パターン、を含み、
    前記設定関連学習・設定関連大小スコア値計算部は、前記学習用データを元に学習する手段を含み、
    マニュアルデータ検索時、
    前記検索端末は、
    検索ワードを入力し、当該検索ワードを前記検索サーバに送信する手段、
    前記検索サーバにて検索した検索結果の前記第1設定、当該第1設定のマニュアルページリンクおよび当該第1設定に関連する関連設定、当該関連設定のマニュアルページリンクを受信し、表示する手段を含み、
    前記設定関連学習・設定関連大小スコア値計算部は、
    前記検索サーバから前記第2設定を受信したとき、前記学習用データを生成する手段にて学習した学習内容から前記第2設定のスコア値を計算する手段を含み、
    前記検索サーバは、
    前記検索端末から検索ワードを受信したとき、当該検索ワードを元に前記マニュアルデータ部を検索する手段、
    前記検索でヒットした前記第1設定および前記第1設定のマニュアルページリンクを取得する手段、
    前記設定関連学習・設定関連大小スコア値計算部にて計算した前記第2設定のスコア値のデータを受信する手段、
    前記第2設定のスコア値のデータが、予め設定された閾値以上であるか否かを判定し、当該閾値以上である場合、前記第2設定を前記第1設定と一緒に行われる設定方法とみなす手段を含み、
    前記設定関連学習・設定関連大小スコア値計算部は、
    前記設定方法の前記第2設定に対するスコア値を計算する手段を含み、
    前記検索端末にて検索した検索結果の前記第1設定、当該第1設定のマニュアルページリンクおよび当該第1設定に関連する関連設定、当該関連設定のマニュアルページリンクを表示し、検索に要する手間・時間を短縮可能とする
    ことを特徴とするマニュアル検索システム。
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