JP6942340B2 - 磁場誘導装置 - Google Patents
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本発明の第1の実施形態に係る磁場誘導装置について、図1を参照して説明する。図1の(a)は、本実施形態に係る磁場誘導装置1の斜視図である。図1の(b)及び(c)は、磁場誘導装置1の縦断面図である。なお、本願明細書において縦断面図とは、後述するソレノイドコイルの中心軸を含む断面における断面図を意味する。また、横断面図とは、上記ソレノイドコイルの中心軸に交わる断面における断面図を意味する。図1の(b)は、後述するケーシング12とケーシング22とが離間した状態の磁場誘導装置1を示す。図1の(c)は、ケーシング12とケーシング22とが接触した状態の磁場誘導装置1を示す。
図1の(b)及び(c)に示すように、第1のモジュール11は、ケーシング12と、ソレノイドコイル13と、スリーブ14と、レーザダイオード(LD)16a〜16cとを備えている。ケーシング12及びソレノイドコイル13は、それぞれ、特許請求の範囲に記載の第1のケーシング及び第1のソレノイドコイルである。
図1の(b)及び(c)に示すように、第2のモジュール21は、ケーシング22と、ソレノイドコイル23と、スリーブ24とを備えている。ケーシング22及びソレノイドコイル23は、それぞれ、特許請求の範囲に記載の第2のケーシング及び第2のソレノイドコイルである。
上述したように、磁場誘導装置1は、各々の中心軸が同軸となるように配置されたソレノイドコイル13とソレノイドコイル23とを備えている。また、ケーシング12及びケーシング22の各々は、内側空間15と内側空間25とが連通するように配置されている。このように構成されたソレノイドコイル13,23は、図1に図示しない電流源から電流を供給されることによって、電磁石として機能し、内側空間15,25に均一で強い磁場を発生することができる。なお、本願明細書における強い磁場とは、磁束密度が0.1T以上である磁場を指す。磁束密度が0.1Tを上回ることによって、後述する磁性複合体を患部2aに向かって誘導することができる。すなわち、0.1Tという磁束密度は、磁気ターゲティングを実施する場合の閾値といえる。
本実施形態において、ケーシング12、スリーブ14、ケーシング22、及びスリーブ24の横断面の形状は、角丸長方形であるものとして説明した。しかし、当該横断面の形状は、角丸長方形に限定されるものではなく、例えば、円形、楕円形、及び長円形であってもよいし、正方形及び長方形であってもよい。
本発明の第2の実施形態に係る磁場誘導装置について、図2を参照して説明する。図2の(a)は、本実施形態に係る磁場誘導装置101の斜視図である。図2の(b)及び(c)は、磁場誘導装置101の縦断面図である。図2の(b)は、後述するケーシング112とケーシング122とが離間した状態の磁場誘導装置101を示す。図1の(c)は、ケーシング112とケーシング122とが接触した状態の磁場誘導装置101を示す。なお、図2に図示する座標系は、図1に図示した座標系と同様に定めている。
磁場誘導装置101は、ケーシング112とケーシング122との間隔を調整する間隔調整機構として、ヒンジ131を採用している(図2の(b)及び(c)参照)。なお、ヒンジは、蝶番とも呼ばれる。
磁場誘導装置101は、ケーシング112に配置された1又は複数のレーザ光源であるLD116aから116hと、ケーシング122に配置された1又は複数のレーザ光源であるLD126を備えている。LD116a〜116h及びLD126の各々が発するレーザ光は、内側空間115に含まれる中心軸C0上のある点を指し示している。
磁場誘導装置101の変形例として、磁場誘導装置1の変形例として記載した各構成を適宜適用することができる。したがって、ここでは、磁場誘導装置101に適用可能な変形例の構成に関する説明を省略する。
本発明の第1〜第4の実施例と、本発明の参考例とについて、図3〜図5を参照して説明する。
11,111 第1のモジュール
21,121 第2のモジュール
12,112 ケーシング(第1のケーシング)
22,122 ケーシング(第2のケーシング)
13,113 ソレノイドコイル(第1のソレノイドコイル)
23,123 ソレノイドコイル(第2のソレノイドコイル)
14,24,114,124 スリーブ
241 ガイド孔
15,115 内側空間(第1のケーシングの内側空間)
25,125 内側空間(第2のケーシングの内側空間)
16a〜16c,116a〜116h,126 レーザダイオード(LD)(レーザ光源)
31〜33 ガイド棒
131 ヒンジ
34,35,134,135 スタンド
36,37,136,137 支持軸
Claims (6)
- 軟骨損傷が生じている人体の関節の近傍に注入された磁性複合体を上記関節に向かって誘導する磁場誘導装置であって、
上記関節をその内側空間に収容する、環状の第1のケーシング及び環状の第2のケーシングと、
上記第1のケーシングの内側壁に巻き付けられた導線からなる第1のソレノイドコイルと、
上記第2のケーシングの内側壁に巻き付けられた導線からなる第2のソレノイドコイルと、を備え、
上記第1のケーシング及び上記第2のケーシングの各々は、上記第1のケーシングの上記内側空間と上記第2のケーシングの上記内側空間とが連通するように配置されており、
上記第1のケーシングと上記第2のケーシングとは、離間している、又は、離間可能な状態に構成されており、
上記第1のケーシングと上記第2のケーシングとが離間している間隔、又は、離間可能な間隔は、注射器及び内視鏡の少なくとも何れか一方を挿入するための間隔である、
ことを特徴とする磁場誘導装置。 - 上記第1のケーシングと上記第2のケーシングとの間隔を調整する間隔調整機構を更に備えている、
ことを特徴とする請求項1に記載の磁場誘導装置。 - 上記第1のケーシング及び上記第2のケーシングの各々は、上記第1のソレノイドコイルの中心軸と上記第2のソレノイドコイルの中心軸とが一致するように配置されており、
上記間隔調整機構は、上記第1のソレノイドコイルの上記中心軸に沿って上記第1のケーシング及び上記第2のケーシングの少なくとも何れか一方を並進させることによって、上記第1のケーシングと上記第2のケーシングとの間隔を調整する、
ことを特徴とする請求項2に記載の磁場誘導装置。 - 上記第1のケーシングと上記第2のケーシングとの間隔が最小になるように上記間隔調整機構を調整した状態において、上記第1のケーシング及び上記第2のケーシングの各々は、上記第1のソレノイドコイルの中心軸と上記第2のソレノイドコイルの中心軸とが一致するように配置されており、
上記間隔調整機構は、上記第1のケーシング及び上記第2のケーシングの外縁上に設定された所定の軸、又は、上記第1のケーシング及び上記第2のケーシングの外縁よりも外側に設定された所定の軸を回転軸として、上記第1のケーシング及び上記第2のケーシングの少なくとも何れか一方を回転させることによって、上記第1のケーシングと上記第2のケーシングとの間隔を調整する、
ことを特徴とする請求項2に記載の磁場誘導装置。 - 上記第1のケーシング及び上記第2のケーシングのうち少なくとも何れか一方に配置された1又は複数のレーザ光源を更に備え、
当該1又は複数のレーザ光源の各々が発するレーザ光が上記第1のケーシングの上記内側空間又は上記第2のケーシングの上記内側空間に含まれる所定の位置を指し示すように、上記1又は複数のレーザ光源の各々は、配置されている、
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の磁場誘導装置。 - 上記所定の位置は、上記第1のソレノイドコイルの中心軸上、又は、上記第2のソレノイドコイルの中心軸上に設定されている、
ことを特徴とする請求項5に記載の磁場誘導装置。
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JP2017152023A JP6942340B2 (ja) | 2017-08-04 | 2017-08-04 | 磁場誘導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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