JP6941093B2 - 異種ネットワーキング環境におけるメディアレンダリングの同期化 - Google Patents

異種ネットワーキング環境におけるメディアレンダリングの同期化 Download PDF

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Description

本開示は、ネットワーク化されたデバイスのためのメディアレンダリングアプリケーションに関し、特に、ブロードキャスト配信動作を模擬するためにメディアレンダリングを同期させる技術のアプリケーションに関するものである。
現代の通信ネットワークは、ビデオデータを含むさまざまな大量の種類のデータの配信をサポートする。多くの用途において、特にビデオが単一の表示装置でひとりの視聴者により使用される場合、ネットワーク配信とビデオのレンダリングにおけるゆがみは、閲覧体験に悪影響を与えない。3人の別々の視聴者が、3つの別々の場所で、共通のメディアアイテムを精査している実施例を考えてみよう。視聴者が「ライブ」ビデオフィードを視聴している場合であって、視聴者1のためのビデオのレンダリングが視聴者2のための同じビデオのレンダリングの1秒前に起こり、視聴者3のためのそのビデオのレンダリングの3秒前に起こるとしても、視聴者の閲覧体験は、悪影響を受けないであろう。
しかし、3人の視聴者が互いに協力してビデオを精査し、(例えば、電話会議により)互いに通信している場合には、かかるゆがみは、閲覧体験に影響を及ぼす可能性がある。1人の視聴メンバがコメントしたとしても、そのコメントが、例えば、他の場所の他の視聴メンバにまだ提示されていないビデオに関連する場合、又は、そのコメントが、あまりにも前にレンダリングされたビデオに関連するため、他の場所の視聴メンバがそのコンテンツを思い出すのが難しい場合には、そのコメントは理解するのが困難であろう。
メディア配信プロトコルでは、レンダリング端末がレンダリングされるメディアコンテンツをメディアサーバに要求する必要があることが多い。単一のメディアアイテムは、端末によって個別に要求、ダウンロードされてデコード及びレンダリングのためにバッファリングされるさまざまな配信ユニット(「セグメント」)にセグメント化されることがある。2個以上の端末が共通のメディアアイテムをレンダリングするとき、各端末は、他の端末によって行われるどの要求とも独立して、メディアサーバからセグメントを要求する。かかるシステムにおいて、メディアレンダリング動作を適切に同期させる既知の技術はない。
本開示のさまざまな実施形態と共に使用するのに好適なメディア配信システムの簡略ブロック図である。 本開示の一実施形態に係る、端末間のメディアレンダリングを同期させるためのプロセスを例示する。 本開示の一実施形態に係る端末300の機能ブロック図である。
本開示の実施形態では、複数のネットワーク接続された端末間でメディアレンダリングを同期させる技術が提供される。第1端末は、ネットワーク時間を、端末上でレンダリングされるメディアアイテムの第1の部分に関連付ける通信を別の端末から受信することができる。これらの端末は、メディアの第1の部分に対するネットワーク時間の関連付けから、かつ端末間で取り決めされた再生速度から、他のネットワーク時間にレンダリングされるメディアアイテムの他の部分を識別することができる。端末は各々、ネットワーク時間が進むにつれて、メディアアイテムの適切な部分をレンダリングすることができる。端末はまた、共通のレンダリングセッションの経過中に他のデータを交換して再生モードを変更することができる。
図1は、本開示のさまざまな実施形態の用途に好適なメディア配信システム100の簡略ブロック図である。システム100は、ネットワーク130による相互通信において提供されるメディアソース110と、1つ以上のクライアント端末120.1〜120.4(集合的に120として参照される)とを備えることができる。メディアソース110は、端末120によってダウンロードされてレンダリングされ得るさまざまなメディアアイテム140を記憶することができる。ネットワーク130は、メディアアイテム140をメディアソース110から端末120に配信することができる通信ファブリックを表す。
図1は、本開示の一実施形態に係るメディアアイテム140の例示的な構成要素を示す。メディアアイテム140は、メディアアイテム140の他の構成要素144〜148を記述する情報を含むマニフェストファイル142を含むことができる。オーディオ/ビジュアルコンテンツを表す単一のメディアアイテム140は、典型的には、コード化されたビデオのいくつかのインスタンスを含み、それぞれがメディアアイテムのビデオコンテンツを表すが、異なるデータレートでコード化されている。例えば、単一のメディアアイテム140は、5Mbpsのストリーム144、2Mbpsのストリーム145及び500kbpsのストリーム146により、示すことができる。メディアアイテムはまた、例えば、英語トラック147、スペイン語トラック148、及び他の言語(ヘブライ語、中国語など)のトラック(図示せず)などの、さまざまなオーディオトラック用のストリーム147〜148を含むことができる。例えば、クローズドキャプションなどの他の目的のトラックを含めることも許容される。これらのストリーム144〜148は、典型的には、ダウンロードのために個別にパッケージングされたユニット(「セグメント」と呼ばれる)で編成される。マニフェストファイル142は、さまざまなストリームとそれらの特性を識別し各トラックのセグメントを読み出すことができるネットワーク識別子を提供するデータを記憶することができる。
動作中、所定の端末120.1は、メディアアイテム140で利用可能なストリーム144〜148を全ては使用しないであろう。代わりに、端末120.1は、おそらく、端末のレンダリング環境に適切なオーディオビデオストリーム(例えば、ストリーム145及び147)を識別するであろう。異なる環境で動作する別の端末120.2は、ダウンロード及び表示のために異なるストリーム(例えば、ストリーム144及び148)を選択してもよい。異なる環境は、デバイス120.1〜120.4間のリソース差(例えば、各ディスプレイの解像度)、及びストリームデコードに利用可能な処理リソース間の差によって影響を受ける可能性があり、また、ネットワーク130によって各端末120.1、120.2、120.3及び120.4に提供され得る帯域幅の差によって影響を受ける可能性がある。
図1は、メディアアイテム140の簡略化されたアーキテクチャを例示する。実際には、マニフェストファイル142はファイルのアレイによって表し、このアレイの各々が、メディアアイテムの各部分についての情報を提供する。
図1に示すように、端末120は、スマートフォン120.1、120.2、タブレットコンピュータ120.3及びディスプレイ120.4として示されているが、本開示の原理はそれに限定されない。本開示の実施形態は、パーソナルコンピュータ(デスクトップ及びラップトップコンピュータの双方)、コンピュータサーバ、セットトップボックス、メディアプレーヤ、及び/又はゲームプラットフォームに適用される。ネットワーク130は、例えば、有線及び/又は無線通信ネットワークを含む、メディアソース110と端末120との間で符号化されたビデオデータを搬送する任意の数のネットワークを表す。通信ネットワーク130は、回線交換及び/又はパケット交換チャネルのデータを交換することができる。代表的なネットワークとしては、電気通信ネットワーク、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワーク及び/又はインターネットを挙げることができる。本説明の目的上、ネットワーク130のアーキテクチャ及びトポロジは、以下に説明されない限り、本開示の動作にとって重要ではない。
図2は、本開示の一実施形態に係る、端末間でメディアレンダリングを同期させるためのプロセス200を例示する。図2は、一対の端末210、220、メディアソース230及びクロック基準240を例示する。同期化されたレンダリングセッションは、端末210、220間でセッションを確立する初期化フェーズ250から開始することができる。初期化フェーズ250は、端末210、220間で交信される第1の通信フロー252を含み、端末210、220は、セッション中に使用されるクロック基準240を指定する。初期化フェーズ250の一部として、端末210のうちの1つ(「1次」端末と称される)は、レンダリングされるメディアアイテムを識別するメッセージ(メッセージ254)、セッション中に使用される再生速度を識別するメッセージ(メッセージ256)、及びメディア時間に対応する共有ネットワーク時間を識別するメッセージ(メッセージ258)を他の端末220(「2次」端末)に送信することができる。2次端末220は、メディアアイテム識別子254を使用して、同期してレンダリングされるメディア時間のネットワークロケーションを識別することができる。2次端末220は、1次端末210によって行われた任意の要求とは独立して、メディアソース230にメディアアイテムの要求を行うことができる。2次端末220はまた、2次端末220に適切なストリームをメディアアイテムから選択することもできる。その端末による選択は、1次端末210によって行われた選択とは独立して行ってもよい。
2次端末220は、メディア時間と共有時間識別子(メッセージ258)を使用して、メディアアイテムのポイントをネットワーク時間に関連付けることができる。再生速度と連携して使用されるこの関連付けによって、2次端末220は、メディアアイテムのどの要素が将来レンダリングされるかを識別することができる。
初期化フェーズ250が終了すると、端末210、220は、セッションの各レンダリングフェーズ260、270に入ることができる。レンダリングフェーズ260、270の間、各端末の動作は、他の端末とは独立して行うことができるにもかかわらず、端末210、220は同期化されたビデオをレンダリングする。各端末210、220は、メディアソースからメディアアイテムの選択されたストリームをダウンロードすることができる(メッセージフロー262、272)。各端末210、220は、そのレンダリング動作をクロック基準に同期させることができる(メッセージフロー264、274)。各端末210、220は、初期化フェーズ250で識別された再生速度及び関連付けに基づいて、メディアアイテムのどの部分を各端末の現在の「時間」にレンダリングすべきかを決定することによって、メディアアイテムの一部をローカルにレンダリングすることができる(ボックス266、276)。これらの動作は、レンダリングセッションがメディアアイテムの終わりに到達するか、又はユーザ操作によって通常の再生が中断されるなど、所定の停止条件に到達するまで、ビデオセッション全体にわたって再帰的に発生することができる。
本開示の実施形態は、ビデオレンダリングセッションが端末210、220間の他の対話280と並行して生じることを意図している。例えば、端末210、220は、それらの間の音声又は音声/映像会議をサポートすることができ、これにより、各端末の視聴者は、レンダリングされているメディアアイテムにコメントすることができる。あるいは、対話280は、インスタントメッセージングセッション、チャットアプリケーション、ツイート、ソーシャルネットワーキングフィードなどの他の形態をとってもよい。端末210、220は、各端末の視聴者がメディアアイテムの注記又は注釈を作成することができる共同文書オーサリングアプリケーションをサポートすることができる。
図2は、ただ2つの端末210、220間のレンダリングセッションを例示しているが、本開示の原理はそれに限定されない。実際には、レンダリングセッションは、任意に選択された数(N)の端末を含むことができる。かかる用途では、通信フロー252は、N個の端末間で共有することができる。1次端末210は、メッセージ254〜258を他のN−1個の2次端末に送信して、初期化フェーズを完了してもよい。その後、これらの端末は、レンダリングフェーズ260、270を互いに並行して行うことができる。
クロック基準240は、さまざまな技術のいずれかによって取得することができる。例えば、いくつかのネットワーキングプロトコルは、ネットワーク要素のクロック基準を定義し、これらのクロック基準として、NTP(Network Time Protocol)、IEEE1588及びIEEE802.1が規格として挙げられる。端末210、220は、レンダリング中に使用するために、これらのプロトコルのいずれによって提供されるタイミング基準にも依存することができる。端末がレンダリングセッションで使用するためのクロック基準(メッセージ252)を指定するとき、端末210、220はかかるタイミング基準を供給する適切なネットワーク要素を指定してもよい。端末210、220は各々クロック基準240を参照して、端末ごとに(例えば、ボックス266、276において)異なり得る各端末のローカル動作時間と、使用されるクロック基準240によって定義されるネットワーク時間との間の関連付けを作成することができる。
実際には、個々の端末210、220は、これらのクロック源に対してドリフトを示すローカルなクロックに従って動作してもよい。例えば、所定の端末のクロックは、他のデバイスのレンダリングよりも0.01%高速でレンダリングを発生させることがある。端末は、その動作を調整するために、その動作をクロック基準240に周期的に再同期させることができる。更に、端末220は、レンダリングセッションの進行中にクロックドリフトエラーを追跡し、エラーが重大であると判定された場合(例えば、所定の閾値を超えた場合)、端末220は、かかるクロックドリフトを補償する(例えば、上記の例では0.01%の誤差をゼロにする)ローカルな再生速度を計算することができる。
図2は、2つの端末が一定の再生速度でビデオをレンダリングするときに発生する通信フロー及び動作を例示する。本開示の実施形態はまた、図2に示される定常再生の実施例とは異なるレンダリングモードをサポートする通信フローを提供する。それらのレンダリングモードとして、以下のものが挙げられる。
再生一時停止(Pause Playback):このモードでは、端末210、220は各々、メディアアイテムのレンダリングタイムライン内の所定のポイントでメディアアイテムのレンダリングを一時停止することができる。このモードをサポートするために、一時停止コマンドが入力された端末(例えば、端末220)は、一時停止コマンドが入力されたことを識別すると共に一時停止動作が有効になるメディア時間を識別するメッセージを、セッションの他の端末210に送信してもよい。セッション中の各端末210、220は、この一時停止メッセージで識別されたメディア時間において、レンダリングを一時停止することができる。
レジューム再生(Resume Playback):端末は通常の再生を再開し、以前に課された一時停止動作を解除することができる。このモードをサポートするために、開始端末210(一時停止動作を行った同じ端末である必要はない)は、一時停止が解除されたことを識別すると共に、この解除を有効とすべきネットワーク時間基準を識別するメッセージを送信してもよい。このメッセージに基づいて、各受信端末は、そのネットワーク時間とメディアアイテムのタイムラインとの間に新たな関連付けを作成し、この新しい関連付けを使用して、レンダリングを再開することができる。
スキャン再生(Scan Playback):このモードでは、端末210、220は各々、再生速度メッセージ256で識別されたデフォルト速度から他の速度に再生速度を変更しなければならない。再生速度は、通常のレンダリング速度から増加(例えば、デフォルト速度の2倍、4倍、8倍又は16倍)、又は減少(例えば、デフォルト速度の1/2倍又は1/4倍)させることができる。更に、再生速度は、通常再生とは逆方向にスキャンできるように負の値であってもよい。かかる再生モードをサポートするために、開始端末は、スキャンモードが入力されていることを識別し、新しい再生速度を識別すると共に、スキャンモードが有効になるメディア時間を識別するメッセージを、他の端末210に送信してもよい。各端末210、220は、新しいメッセージで提供された情報を使用して、自身の現在時間とメディアアイテムのタイムラインとの間に新しい関連付けを定義することができる。
シーク再生(Seek Playback):このモードでは、端末210、220は、メディアアイテムのタイムライン内で第1の位置から第2の位置にジャンプしなければならない。シークモードをサポートするために、開始端末は、シークモードが入力されたことを識別するメッセージを他の端末210に送信し、再生がジャンプすべきメディアアイテム内の新しい位置と、この新しい位置でレンダリングを始めるべきネットワーク時間を識別する。各端末210、220は、新しいメッセージで提供された情報を使用して、自身の現在時間とメディアアイテムのタイムラインとの間に新しい関連付けを定義することができる。
スクラブ再生(Scrub Playback):このモードでは、第1端末210のユーザは、スライダなどのユーザインタフェース制御手段を使用して、メディアアイテムのタイムラインをスクロールする。第1端末において、スクロール動作は、ユーザによって決定された、一定でないかも知れない速度でタイムライン内を進む。第1端末210は、タイムラインからのフレームを規則的な割合で表示することができるが、これらのフレームは、新しいフレームの表示が要求される際のスクロール動作の位置に基づいてメディアアイテムから選択され得る。
スクラブ動作中、第1端末210は、スクラブが開始されたことを示しと共に、スクラブ動作が開始されたときのネットワーク時間を識別するメッセージを、他の端末220に送信することができる。他の端末220は、一時停止メッセージが受信されたかのように応答し、指定されたネットワーク時間にレンダリングされる予定であったフレームにおいて再生を一時停止させることができる。
スクラブ動作が完了すると、レンダリングは、インタフェース制御手段によって識別されたメディア時間内の場所で、第1端末210において再開する。第1端末210は、レンダリングを再開するメディアアイテムの部分を識別すると共に、レンダリングを開始すべきネットワーク時間を識別する別のメッセージを、他の端末220に送信することができる。他の端末220は、シークメッセージが受信されたかのように応答し、識別された位置にジャンプして、識別されたネットワーク時間にレンダリングを開始することができる。
任意選択的に、スクラブ動作が進行中であるとき、第1端末210は、スクラブ動作中に第1端末210に表示されたメディアアイテムのフレームを識別すると共に、それらの識別されたフレームが表示されたネットワーク時間を識別する、追加的なメッセージを他の端末220に送信してもよい。これに応じて、他の端末220は、これらのネットワーク時間に、識別されたフレームを表示することができる。かかるメッセージの送信は、端末210及び220における負荷の要因となる場合があり、したがって、かかる端末はベストエフォートベースで、これら追加的なメッセージを送信又は処理してもよい。
本開示の実施形態によれば、また、これらのメッセージを互いにカスケード状に関連付けて、追加の機能を提供することができる。例えば、端末210、220は、両端末上で同期して第1のメディアアイテムのレンダリングを終了させる一時停止メッセージを送信し、その後に初期化フェーズ250を端末210、220上で同期して再開し、新しいメディアアイテムのレンダリングを開始することにより、通常のテレビ番組のチャネル切替を模擬することができる。
本開示の同期化されたレンダリング技術は、さまざまな使用事例に適用される。上述の一実施例では、共通のソーシャルグループのメンバは、補足のための端末210、220間の会議に参加しつつメディアアイテムを視聴することができる。したがって、視聴者がメディアアイテムに対するコメント又は他の反応を提供する際に、それらのコメントは、メディアアイテムの同じ部分を同期して見ている他の視聴者にとって意味があるであろう。
別の使用事例では、視聴者は、共通の大きなディスプレイの前のような共通の視聴エリアに集まる場合がある。視聴者によっては、共通ディスプレイに出力されている言語とは異なる言語を使用するメディアアイテムを見る方が容易な場合がある。このシナリオでは、限定された視聴者は、メインディスプレイに同期するがパーソナルヘッドフォンを介して代替の言語音声を出力する補足的なデバイス(パーソナルメディアプレーヤ又はスマートフォンなど)を使用することができる。代替のオーディオトラックの選択は、上述のソーシャルグループの使用事例などの他の視聴環境においても、サポートされ得る。
同様に、別のコミュニティ視聴環境では、視聴者は、コミュニティ表示デバイスに出力されるメディアアイテムを見ることができる。周囲の視聴条件(例えば、ノイズがあったり、あるいはディスプレイがミュートされていたり)によっては、特定の聴取者に音声が聞こえない場合がある。このシナリオでは、限定された視聴者は、メインディスプレイに同期しつつパーソナルヘッドフォンを介して音声を出力する、補完的デバイスを使用することができる。
別のコミュニティ視聴環境では、共通メディアアイテムは、互いに近接して配置された複数のディスプレイ上にレンダリングしてもよい。かかる環境では、特に、さまざまなディスプレイで共通の一連のシーン変更が異なる時間に表示される場合、同期されていないレンダリングは視聴者に非常に目立つ可能性がある。本開示の同期技術を使用して、共通の視聴エリア内のディスプレイは、メディアアイテムのレンダリングを同期させることができ、これによって、メディアアイテムのレンダリング間でのゆがみをディスプレイ間で最小化することができる。
この同期技術はまた、視聴者が共通の視聴エリア内の異なるディスプレイ上で配信される異なるビデオストリームを選択することができる使用事例に適用することができる。例えば、メディアアイテムがコンサートの映像である場合、コンサートにおける異なる演奏者に照準を合わせた異なるビデオストリームを有し得る。第1のビデオストリームはリードシンガーのビデオを含み、第2のビデオストリームはギタリストのビデオを含み、第3のビデオストリームはドラマーのビデオを含んでもよい。スポーツイベントに係わる別の実施例では、イベントの異なるビデオストリームによって、異なる競技者に焦点を合わせることができる。視聴メンバは、パーソナルメディアプレーヤをメインディスプレイに同期させ、これらの代替的なビデオストリームのうちの1つをレンダリングのために選択することができる。このようにして、パーソナルメディアデバイスにおける代替的なビデオストリームのレンダリングを、メインディスプレイのレンダリングに同期させることができる。
この同期技術は、メディアアイテムがライブ生成ビデオであるテレビ会議アプリケーションに適用することができる。かかる実施形態では、遠隔参加者は、メインディスプレイがビデオファイルを別のデバイスにレンダリングしている間に、パーソナルデバイス(例えば、スマートフォン又はタブレットコンピュータ)上のメディアアイテムを視聴することができる。3人以上のビデオ参加者(各々が独自のメディアアイテムを生成する)が係わるテレビ会議では、オペレータは、他の端末に適用され得るデフォルトのレンダリングスキームとは異なる方法でメディアアイテムのローカルなレンダリングを制御することができる。例えば、オペレータは、全てのメディアアイテムが端末の各ウィンドウに表示され、現在発言している人のウィンドウが、話していない参加者よりも大きなサイズでレンダリングされるレンダリングスキームを選択することができる。デフォルトレンダリングスキームは、かかる拡張機能を適用せず、代わりに、かかるメディアアイテムで生じるアクティビティ(例えば、発言中のとき、発言中でないとき)にかかわらず、等しいサイズのウィンドウ内に全てのメディアアイテムをレンダリングすることができる。
前述の説明は、各端末が共通メディアソース230からメディアアイテムをダウンロードするネットワーキング環境を紹介したものである。本開示の原理は、いくつかのメディアソース(図示せず)が、メディアアイテムの冗長コピーを記憶するネットワークに存在する環境に適用される。したがって、第1端末210は、第1のメディアソース230からメディアアイテムをダウンロードし、第2端末220は、別のメディアソース(図示せず)からメディアアイテムをダウンロードすることができる。
本開示の原理は、1つの端末210がメディアアイテム(又はその一部)を別の端末220に提供するネットワーキング環境においても適用される。この実施形態では、第1端末210は、メディアアイテムの一部をダウンロードし、それらの部分をローカルストレージに記憶することができる。あるいは、第1端末210は、例えばローカルイメージングシステムによりビデオデータをキャプチャすることによって、メディアアイテムを作成することができる。いずれの場合も、第1端末210は、第2端末220と通信して、第1端末が記憶するメディアアイテムの部分を識別することもできる。この環境では、端末220は、端末210又はメディアソース230のどちらのエンティティにメディアアイテムのそれらの部分の提供を依頼するかを決定する裁量を有する。第2端末220は、メディアアイテムを依頼する相手先のエンティティを選択するときに、ネットワークの負荷条件及び他のリソースの制約を見積ることができる。
更に、図2は、セッション初期化の完了後にのみ各端末210、220がメディアアイテムをダウンロードすることを示しているが、本開示の原理はこれに限定されない。本開示の実施形態では、端末210(又は全ての端末)は、別の端末220との同期化されたレンダリングセッションを開始する前に、メディアアイテム全体をダウンロードすることができる。この場合、メディアアイテムを予め記憶する端末210は、上述のようにレンダリングを同期させるだけでよい。
前述の説明では、第1端末210が1次端末として指定され、他の端末が2次端末として指定される実装について記載した。一実施形態では、これらの端末の役割は、共通のセッションの間に変化してもよい。例えば、第1端末210は1次端末としてセッションを開始し、他の端末は2次端末の役割を果たすことができる。何らかの理由で、第1端末210のユーザがセッションから離脱した場合、別の端末(例えば、端末220)は、セッションのその後の部分について、1次端末の役割を引き継ぐことができる。1次端末の役割は、セッションをサポートするユーザインタフェース制御手段を介して入力された明示的なユーザコマンドによっても変更することができる。
更に、図2には示されていないが、すでに進行中のセッションに他の端末(図示せず)が参加することもできる。新しい端末がセッションに参加するとき、ある端末、1次端末、又は2次端末のうちの1つは、クロック基準、メディアアイテム、再生速度、及びメディア時間と再生時間の間の関連付けを識別するメッセージ252〜258と同様のメッセージを、この新しい端末に送信することができる。その後、この新しい端末は、他の端末の再生に同期して、メディアアイテムのレンダリングを開始することができる。
図3は、本開示の一実施形態に係る端末300の機能ブロック図である。端末300は、処理システム310、メモリシステム320、ディスプレイ330、送受信機(TX/RX)340及び入力/出力(I/O)ユニット350を備えることができる。
処理システム310は、端末300に図2に示すような他のエンティティと対話させてレンダリングを同期させることによって、端末300の動作を制御することができる。メモリシステム320は、処理システム310が実行することができる命令を記憶することができ、そこから生成されたアプリケーションデータ320もまた記憶することができる。処理システム310のアーキテクチャは、端末ごとに異なる場合がある。典型的には、処理システム310は、中央処理ユニットを含む。それはまた、グラフィックプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、及び個々のアプリケーションのニーズに好適な特定用途向け集積回路(図示せず)を含むことができる。メモリシステム320のアーキテクチャもまた、端末ごとに異なる場合がある。典型的には、メモリシステム320は、1つ以上の電気的、光学的及び/又は磁気的記憶デバイス(これも図示せず)を含む。メモリシステム320は、処理システム全体に分散してもよい。例えば、メモリシステムは、処理システム310の中央プロセッサと共通の集積回路上に設けられたキャッシュメモリを備えることができる。メモリシステム320はまた、メモリコントローラを介して処理システム310に接続されたランダムアクセスメインメモリを備えることができ、長期記憶のための不揮発性メモリデバイスを備えてもよい。
処理システム310は、動作中に、オペレーティングシステム360及び1つ以上のアプリケーションプログラム370を含むさまざまなプログラムを実行することができる。例えば、図3に示すように、端末300は、メディアレンダリングアプリケーション372、会議アプリケーション374を、場合によっては他のアプリケーションと共に実行することができる。メディアレンダリングアプリケーション372は、前述の説明で述べたように、メディアアイテムのダウンロード、デコード及び同期表示を管理することができる。会議アプリケーション374は、説明したように、端末300と別の端末(図示せず)との間の会議のための交信をサポートすることができる。
レンダリングアプリケーション372は、アプリケーションの管理のためのユーザインタフェース制御手段378のセットを定めることができる。したがって、ユーザインタフェース制御手段は、端末300が適用されるレンダリングの使用事例に応じて変化し得る。例えば、デフォルトのUI制御手段378により、オペレータは、上述した一時停止、レジュームスキャン、シーク及びスクラブ動作を実行することができる。しかし、一部のアプリケーションでは、これらの制御手段への適用を認めないほうが有利であり得る。例えば、多数の視聴者が視聴するために複数のディスプレイに同期化されたコンテンツが表示されている環境(例えば、レストラン又はヘルスクラブ)においては、個々のユーザがメディアレンダリングを(例えば、コンテンツを一時停止又はスキップすることによって)制御できることを認めないほうが都合が良いであろう。
前述の説明で、さまざまな構成要素を含む端末に関連して、本発明の実施形態の動作を記載した。一般に、これらの構成要素は電子デバイスとして提供される。それらは、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ及び/又はデジタル信号プロセッサなどの集積回路に具現化することができる。あるいは、それらは、パーソナルコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォン、セットトップボックス、ゲームプラットフォーム、ポータブルメディアプレーヤ及び/又はコンピュータサーバ上で実行されるコンピュータプログラムに具現化することができる。かかるコンピュータプログラムは、典型的には、電子、磁気及び/又は光学ベースの記憶デバイスなどの物理記憶媒体に記憶され、オペレーティングシステムの制御下でプロセッサに読み込まれて実行される。もちろん、これらの構成要素は、必要に応じて、専用のハードウェア構成要素とプログラムされた汎用プロセッサとに機能を分散するハイブリッドシステムとして、提供することもできる。
更に、前述の説明は、マニフェストファイル及びさまざまなストリームに関連してメディアアイテム140(図1)について記載したが、本開示の原理は、さまざまなアーキテクチャを有するメディアアイテムに適用される。例えば、メディアアイテムは、タイムラインの全てのメディアコンテンツ及びメタデータ記述が単一のダウンロード可能なファイルで提供されるフラットファイルのアーキテクチャを有してもよい。更に、メディアアイテムは、ビデオファイルそれ自体である必要はない。本開示の原理は、オーディオのみのコンテンツ、ゲームコンテンツなどを表すメディアアイテムに適用される。したがって、メディアアイテムは、メディアアイテムの特性に適切なディスプレイ及び/又はスピーカなどのメディアシンクデバイスによってレンダリングされることになる。
本明細書では、本発明のいくつかの実施形態を具体的に図示及び/又は説明するものである。しかし、本発明の改変及び変形は、本発明の趣旨及び意図された範囲から逸脱することなく、上記の教示によって網羅され、添付の特許請求の範囲内に含まれることが理解されよう。

Claims (27)

  1. 端末間でメディアレンダリングを同期させる方法であって、第1端末において、
    同期化されたレンダリングセッションの第2端末から受信される通信であって、リモートネットワーククロックのネットワーク時間と、第2端末によりレンダリングされるメディアアイテムの第1バージョンの部分との間の関連付けの前記通信に応じて、
    前記メディアアイテムのコンテンツをネットワークロケーションから読み出すことと、
    前記メディアアイテムの第1バージョンの部分に対するネットワーク時間の前記関連付けから、かつ前記第2端末からの通信で受信された再生速度から、前記第1端末でレンダリングされる前記メディアアイテムの第2バージョンの部分及び前記メディアアイテムの第2バージョンの部分がレンダリングされる予定の時間を識別することと、
    前記メディアアイテムの前記第2バージョンの部分がレンダリングされる予定の前記時間に、前記第2バージョンの部分をレンダリングすることと、
    を含む方法。
  2. 前記識別することは、前記ネットワーク時間を前記第1端末の現在時間に関連付けることを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2端末から前記メディアアイテムの識別を受信することを更に含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ネットワーク時間のソースの識別を前記第2端末と取り決めることを更に含む、請求項1に記載の方法。
  5. 現在時間が前記レンダリングセッションにわたって進行するにつれて、停止条件が発生するまで前記識別することとレンダリングすることとを繰り返すことを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記停止条件は、レンダリングが前記メディアアイテムの終わりに到達するときに生じる、請求項5に記載の方法。
  7. 前記停止条件は、他のレンダリングモードを識別する新しい通信である、請求項5に記載の方法。
  8. 前記他のレンダリングモードは一時停止動作であり、前記方法は、その後、前記新しい通信で識別された前記メディアアイテムのある場所でレンダリングを一時停止することを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記他のレンダリングモードは、スキャン動作であり、前記方法は、その後、前記新しい通信によって識別された前記メディアアイテムのある位置から開始して、前記新しい通信において識別された他の再生速度で前記メディアアイテムをレンダリングすることを含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記他のレンダリングモードは、シーク動作であり、前記方法は、その後、前記レンダリングが前記新しい通信で識別された前記メディアアイテムの第1の位置に到達すると、前記ネットワーク時間と前記メディアアイテムとの間の新しい関連付けを使用して、前記メディアアイテムの第2の位置から前記メディアアイテムをレンダリングすることを含む、請求項7に記載の方法。
  11. 前記第1端末は、前記新しい通信を前記第2端末に送信する、請求項7に記載の方法。
  12. 前記第1端末は、前記新しい通信を前記第2端末から受信する、請求項7に記載の方法。
  13. 第1端末と第2端末の間でメディアレンダリングを同期させる方法であって、
    前記第2端末において、同期化されたレンダリングセッションを初期化する前記第1端末に通信を送信することであって、前記通信は、レンダリングされるメディアアイテムの第1バージョンの部分にネットワーク時間を関連付けるインジケータと再生速度とを含む、ことと、
    前記第1端末において、前記メディアアイテムのコンテンツをネットワークロケーションから読み出すことと、
    前記第1端末において、前記第1バージョンの部分に対するネットワーク時間の前記関連付けと前記再生速度から、レンダリングされる前記メディアアイテムの第2バージョンの部分と前記第2バージョンの部分がレンダリングされる予定の時間とを識別することと、
    前記第1端末において、前記メディアアイテムの前記第2バージョンの部分がレンダリングされる予定の前記時間に前記第2バージョンの部分をレンダリングすることと、を含む方法。
  14. 前記第1端末による前記識別は、前記ネットワーク時間を前記第1端末の現在時間に関連付けることを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1端末は、前記第2端末から前記メディアアイテムの識別を受信することを更に含む、請求項13に記載の方法。
  16. 前記第1端末は、前記ネットワーク時間のソースの識別を前記第2端末と取り決めることを更に含む、請求項13に記載の方法。
  17. 前記第1端末において、現在時間が前記レンダリングセッションにわたって進行するにつれて、停止条件が発生するまで、前記識別することとレンダリングすることとを繰り返すことを更に含む、請求項13に記載の方法。
  18. 前記第1端末において、前記レンダリングが前記メディアアイテムの終わりに到達するまで前記識別することとレンダリングすることとを繰り返すことを更に含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第1端末において、新しい通信が一時停止動作を識別したとき、前記新しい通信で識別された前記メディアアイテムのある場所でレンダリングを一時停止することを更に含む、請求項17に記載の方法。
  20. 前記第1端末は、
    新しい通信がスキャン動作を識別したとき、
    前記新しい通信によって識別された前記メディアアイテムのある位置から前記新しい通信で識別された他の再生速度で前記メディアアイテムをレンダリングすること、を更に含む、請求項17に記載の方法。
  21. 前記第1端末は、
    新しい通信がシーク動作を識別したとき、
    前記レンダリングが前記新しい通信で識別された前記メディアアイテムの第1の位置に到達するまで、前記識別することとレンダリングすることとを繰り返すことと、
    その後、前記ネットワーク時間と前記メディアアイテムとの間の新しい関連付けを使用して、前記メディアアイテムの第2の位置から前記メディアアイテムをレンダリングすることと、を更に含む、請求項17に記載の方法。
  22. 端末であって、
    ネットワークに接続された送受信機と、
    メディアシンクデバイスと、
    前記送受信機に、レンダリングされるメディアアイテムをネットワークリソースからダウンロードさせ、
    前記送受信機に、第1のネットワーク時間を前記メディアアイテムの第1バージョンの部分に関連付けるインジケータを別の端末から受信させ、
    前記メディアシンクデバイスに、現在のネットワーク時間において、前記関連付けられた第1のネットワーク時間と前記第1バージョンの部分とにより、かつ再生速度により決定されるような、前記現在のネットワーク時間に関連付けられた前記メディアアイテムの第2バージョンの部分をレンダリングさせる、
    プログラム命令を実行する処理システムと、を備える端末。
  23. 前記メディアアイテムは、前記端末と前記別の端末との間の通信において識別される、請求項22に記載の端末。
  24. 前記第1のネットワーク時間のソースの識別は、前記端末間で取り決められる、請求項22に記載の端末。
  25. 端末であって、
    ネットワークに接続された送受信機(340)と、
    メディアシンクデバイスと、
    前記送受信機(340)に、レンダリングされるメディアアイテムをネットワークリソースからダウンロードさせ、
    前記メディアアイテムの第1バージョンの部分に対するネットワーク時間の関連付けとレンダリングの再生速度とから、レンダリングされる前記メディアアイテムの第2バージョンの部分を識別させ、
    前記メディアシンクデバイスに、現在のネットワーク時間に関連付けられた前記メディアアイテムの前記第2バージョンの部分をレンダリングさせる、
    プログラム命令を実行する処理システム(310)と、を含む端末。
  26. 命令を記憶するコンピュータ可読記憶デバイスであって、前記命令が処理デバイスによって実行されると、前記処理デバイスに、
    同期化されたレンダリングセッションの別のデバイスから受信される通信であって、レンダリングされるメディアアイテムの第1バージョンの部分とネットワーク時間との関連付けの前記通信に応じて、
    前記メディアアイテムのコンテンツをネットワークロケーションから読み出させ、
    前記第1バージョンの部分に対するネットワーク時間の前記関連付けから、かつ前記別のデバイスからの通信で受信された再生速度から、レンダリングされる前記メディアアイテムの第2バージョンの部分と、前記第2バージョンの部分がレンダリングされる予定の時間と、を識別させ、
    前記メディアアイテムの前記第2バージョンの部分をレンダリングするための前記時間に、前記第2バージョンの部分をレンダリングさせる、コンピュータ可読記憶デバイス。
  27. 第1端末と第2端末の間でメディアレンダリングを同期させる命令を記憶するコンピュータ可読記憶デバイスであって、前記命令が処理デバイスによって実行されると、前記処理デバイスに、
    前記第2端末において、同期化されたレンダリングセッションを初期化する前記第1デバイスに通信を送信させ、前記通信は、レンダリングされるメディアアイテムの第1バージョンの部分にネットワーク時間を関連付けるインジケータと再生速度とを含み、
    前記第1端末において、前記メディアアイテムのコンテンツをネットワークロケーションから読み出させ、
    前記第1端末において、前記第1バージョンの部分に対するネットワーク時間の前記関連付けと前記再生速度から、レンダリングされる前記メディアアイテムの第2バージョンの部分と前記第2バージョンの部分がレンダリングされる予定の時間とを識別させ、
    前記第1端末において、前記メディアアイテムの前記第2バージョンの部分をレンダリングするための前記時間に、前記第2バージョンの部分をレンダリングさせる、コンピュータ可読記憶デバイス。
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