以下、本発明の具体的な構成例について、図面を参照しながら説明する。図1は、依頼管理システム1のシステム構成を示す概略ブロック図である。依頼管理システム1は、依頼管理装置100、加盟店端末200及びイシュア端末300を備える。依頼管理システム1では、依頼管理プログラムを実行することで加盟店端末200とイシュア端末300との間で行われる依頼を管理する。加盟店端末200からイシュア端末300へ行われる依頼は、例えば、本人確認依頼がある。本人確認依頼は、クレジットカードを用いた商取引に対する支払いが、クレジットカードの真正な所有者によって行われた支払いであるか否かをイシュアが確認する手続きである。本実施形態において、支払いとは、カードの所有者がイシュアに対して金銭を払い渡すことである。金銭は、例えば、カードの所有者が加盟店から購入した商品の代金である。本人確認依頼の具体的な手続きとして、本人利用確認と属性照会とがある。本人利用確認は、クレジットカードを用いた商取引に対する支払いを加盟店で行った者が、商取引に用いられたクレジットカードの真正な所有者であるか否かの確認を所有者に直接確認する手続きである。属性確認は、クレジットカードを用いた商取引に対する支払いを加盟店で行った者によって加盟店に通知された属性情報が、クレジットカードの真正な所有者と同じ属性情報あるか否かを確認する手続きである。属性情報は、例えば氏名、配送先住所、電話番号又は生年月日等のクレジットカードの所有者に関する情報である。本実施形態では、カードはクレジットカードである場合を例として説明するが、クレジットカードに限定されない。例えば、カードは、プリベイトカードやデビットカード等のキャッシュレスで支払い可能なカードであってもよい。
イシュア端末300から加盟店端末200へ行われる依頼は、例えば、配送状況確認依頼がある。配送状況確認依頼は、購入された商品が加盟店から配送されたか否かの確認を加盟店に依頼する手続きである。配送状況確認依頼には、例えば配送停止と配送保留とがある。配送停止は、購入された商品の配送の停止を加盟店に対して依頼する手続きである。配送保留は、購入された商品の配送の保留を加盟店に対して依頼する手続きである。配送保留では、配送が保留されている間に、イシュアは、クレジットカードの真正な所有者に対して、商品を購入したか否かの確認を行う。
依頼管理装置100、加盟店端末200及びイシュア端末300は、いずれもネットワーク400を介して通信可能である。ネットワーク400は、例えばインターネット等の広域通信網である。ネットワーク400は、無線通信を用いたネットワークであってもよいし、有線通信を用いたネットワークであってもよい。ネットワーク400は、複数のネットワークが組み合わされて構成されてもよい。なお、ネットワーク400は、各装置の通信を実現するためのネットワークの具体例にすぎず、各装置の通信を実現するためのネットワークとして他の構成が採用されてもよい。例えば、特定の装置間の通信が他の装置間の通信に用いられるネットワークとは異なるネットワークを用いて実現されてもよい。具体的には、依頼管理装置100と加盟店端末200との間の通信は、依頼管理装置100とイシュア端末300との間の通信とは異なるネットワークで実現されてもよい。
図2は、依頼管理装置100の機能構成の概略を示す概略ブロック図である。依頼管理装置100は、サーバー装置やメインフレーム等の情報処理装置を用いて構成される。依頼管理装置100は、通信部101、認証情報記憶部102、加盟店情報記憶部103、イシュア情報記憶部104、依頼情報記憶部105及び制御部106を備える。
通信部101は、ネットワークインターフェース等の通信装置である。通信部101は、所定のプロトコルでネットワーク400に通信可能に接続する。通信部101は、制御部106の制御に応じてネットワーク400を介して他の装置との間でデータ通信する。
認証情報記憶部102は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等の記憶装置を用いて構成される。認証情報記憶部102は、認証情報テーブルを記憶する。図3は、認証情報テーブルの具体例の一つを示す図である。認証情報テーブルは、複数の認証情報レコードを有する。認証情報レコードは、識別情報及びパスワードの各値を有する。識別情報は、依頼管理装置100に対して認証を要求する主体として予め登録されている主体を識別する情報である。認証を要求する主体は、例えば、加盟店端末200又はイシュア端末300である。パスワードは、複数の文字や数字を用いて構成される。パスワードは、認証を要求する主体が真正な主体であるか否かを識別するために依頼管理装置100によって使用される情報である。パスワードは、例えば、ワンタイムパスワードが用いられてもよい。ワンタイムパスワードは、例えばランダムに生成された文字列を含む複数の文字や数字を用いて構成されてもよい。
加盟店情報記憶部103は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等の記憶装置を用いて構成される。加盟店情報記憶部103は、加盟店情報テーブルを記憶する。図4は、加盟店情報テーブルの具体例の一つを示す図である。加盟店情報テーブルは、複数の加盟店情報レコードを有する。加盟店情報レコードは、識別情報、加盟店名、加盟店識別情報、端末識別情報及び連絡先の各値を有する。加盟店名は、加盟店端末200を所有する加盟店の名前を表す。加盟店とは、カードの利用を受け入れることを内容とする契約をイシュアと締結した施設又は店舗である。加盟店識別情報は、加盟店端末200を所有する加盟店を識別する情報である。加盟店識別情報は、複数の文字や数字を用いて構成されてもよい。加盟店識別情報は、加盟店とイシュアとの契約に応じて、イシュアから発行される情報であってもよい。端末識別番号は、加盟店端末200を所有する加盟店で使用されるクレジットカードの読取装置を識別する番号である。読取装置は、例えばCAT(Credit Authorization Terminal)端末である。端末識別番号は、例えば、読取装置に予め採番されている番号であってもよい。連絡先は、加盟店端末200に対してイシュア端末300から依頼(例えば、配送状況確認依頼)等を受け付けた場合に、受け付けた依頼が通知される加盟店のユーザーの連絡先に関する情報である。加盟店のユーザーとは、例えば、加盟店端末200を介して依頼管理システム1を使用する者である。加盟店のユーザーとは、例えば加盟店の従業員であってもよい。連絡先は、例えば、加盟店のユーザーへの連絡手段に関する情報(例えば、メールアドレス、電話番号又はメッセンジャーID等)である。連絡手段は、メールであってもよいし、SMS(Short Message Service)であってもよいし、メッセンジャーであってもよい。連絡手段は、依頼を加盟店のユーザーに通知できる手段であればどのような手段であってもよい。加盟店は、キャッシュレス媒体を用いて支払いができる主体の一態様である。
イシュア情報記憶部104は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等の記憶装置を用いて構成される。イシュア情報記憶部104は、イシュア情報テーブルを記憶する。図5は、イシュア情報テーブルの具体例の一つを示す図である。イシュア情報テーブルは、複数のイシュア情報レコードを有する。イシュア情報レコードは、イシュア名、イシュア識別情報及び連絡先の各値を有する。イシュア名は、イシュア端末300を所有するイシュアの名前を表す。イシュア識別情報は、イシュア端末300を所有するイシュアを識別する情報である。イシュア識別情報は、複数の文字や数字を用いて構成されてもよい。イシュア識別情報は、例えば、クレジットカードの上6桁の発行者識別番号(IIN:Issuer Identification Number)であってもよいし、銀行識別番号(BIN:Bank Identification Number)であってもよい。連絡先は、イシュア端末300に対する加盟店端末200から依頼(例えば、本人確認依頼)等を受け付けた場合に、受け付けた依頼が通知されるイシュアのユーザーの連絡先に関する情報である。イシュアのユーザーとは、例えば、イシュア端末300を介して依頼管理システム1を使用する主体である。イシュアのユーザーとは、例えばイシュアの従業員であってもよい。連絡先は、例えば、イシュアのユーザーへの連絡手段に関する情報(例えば、メールアドレス、電話番号又はメッセンジャーID等)である。連絡手段は、メールであってもよいし、SMS(Short Message Service)であってもよいし、メッセンジャーであってもよい。連絡手段は、依頼をイシュアのユーザーに通知できる手段であればどのような手段であってもよい。イシュアは、キャッシュレス媒体の識別番号に対応付けられた主体の一態様である。イシュア識別情報は、キャッシュレス媒体の識別番号の一態様である。
依頼情報記憶部105は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等の記憶装置を用いて構成される。依頼情報記憶部105は、依頼情報テーブルを記憶する。図6は、依頼情報テーブルの具体例の一つを示す図である。依頼情報テーブルは、複数の依頼情報レコードを有する。依頼情報レコードは、依頼日、ステータス、加盟店識別情報、イシュア識別情報、カード情報、承認番号、オーソリ日時、属性情報、金額、本人確認情報及び配送状況情報の各値を有する。依頼日は、加盟店端末200からイシュア端末300に、又はイシュア端末300から加盟店端末200に依頼が行われた日付を表す。ステータスは、依頼の進捗状態を表す。ステータスは、例えば、依頼の進捗状態に関する情報(例えば、本人利用確認依頼、本人利用確認ヒアリング中、属性照会依頼、属性照会結果回答、配送停止依頼、配送結果回答、配送保留依頼等)有する。ステータスの値はこれらに限定されない。ステータスは、加盟店又はイシュアの作業における進捗状況と依頼の内容とに基づいて決定される。カード情報は、商取引に用いられたカードに関する情報を表す。カード情報は、他の情報と組み合わせることで、当該カードを用いて支払いされた商取引を特定できる情報である。カード情報は、例えば、クレジットカードを用いて商取引が行われた場合、クレジットカードの下4桁であってもよい。承認番号とは、カードを用いて支払うことが承認された場合にイシュアによって付与される番号である。例えば、クレジットカードで支払いがされた場合、加盟店に設けられたクレジットカードの読取装置によってオーソリゼーションがイシュアに要求される。承認番号は、要求されたオーソリゼーションをイシュアが承認した場合にイシュアによって付与される。承認番号は、キャッシュレス媒体を用いた支払いに対して付与される支払識別番号の一態様である。オーソリゼーションとは、カードを用いた支払いに対するイシュアによる承認手続きである。オーソリ日時は、イシュアに要求されたオーソリゼーションをイシュアが承認した日時である。属性情報は、クレジットカードを用いて支払いを行う顧客(以下、「顧客」という。)に関する情報である。属性情報は、支払いが行われる際に、顧客から通知された情報である。属性情報は、例えば、氏名、配送先住所、電話番号、生年月日等の顧客に関する情報を表す。金額は、クレジットカードを用いて支払いされた金額を表す。本人確認情報は、イシュアによって本人確認又は属性照会が行われた結果を表す情報である。本人確認情報はイシュア端末300を介して入力される。イシュアによって“本人確認”が行われた場合、本人確認情報として、例えば、本人であった、本人ではなかった、連絡が取れなかった等の本人確認を行った結果に関する情報が入力される。イシュアによって“属性照会”が行われた場合、本人確認情報として、例えば、本人と一致した、本人と一致しなかった等の属性情報を照会した結果に関する情報が入力される。配送状況情報は、加盟店によって商品の配送停止又は配送保留が行われた結果を表す情報である。配送状況情報は加盟店端末200を介して入力される。配送状況情報は、例えば、発送済み、未発送又は不明等の配送状況に関する情報が入力される。
図7は、依頼情報テーブルが有する属性情報の具体例の一つを示す図である。属性情報は、氏名、配送先住所、電話番号、生年月日等の顧客に関する情報を表す。氏名は、顧客の氏名を表す。氏名は、クレジットカードを用いた支払いが行われる際に顧客から通知される情報である。配送先住所は、顧客によって購入された商品の配送先の住所を表す。配送先住所は、クレジットカードを用いた支払いに応じて顧客から通知される情報である。電話番号は、顧客と電話可能な電話番号を表す。電話番号は、クレジットカードを用いた支払いに応じて顧客から通知される情報である。生年月日は、顧客の生年月日を表す。生年月日は、クレジットカードを用いた支払いに応じて顧客から通知される情報である。なお、属性情報によって表される情報は、上記に限定されない。属性情報は、例えば、配送先住所を表す郵便番号、メールアドレス又はアパート名を有していてもよいし、氏名を姓と名とで分けて有していてもよい。
制御部106は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサーとメモリーを用いて構成される。制御部106は、プロセッサーが特定のプログラムを実行することによって、認証部161、本人確認処理部162、配送状況確認処理部163及び依頼情報管理部164として機能する。
認証部161は、認証に関する処理を行う。認証部161は、例えば、加盟店端末200から認証要求を受信すると、認証要求に含まれる識別情報とパスワードとが有効な情報であるか否かを判定する。具体的には、認証部161は、認証要求に含まれる識別情報と、識別情報に対応付けられたパスワードと、が認証情報テーブルに記録されている認証情報レコードのうち、いずれかの認証情報レコードの識別情報とパスワードと一致するか否かを判定する。認証部161は、認証要求に含まれる識別情報と、識別情報に対応付けられたパスワードと、が認証情報レコードの識別情報とパスワードと一致する場合、認証要求に含まれる識別情報とパスワードとが有効な情報であると判定する。認証部161は、認証要求に含まれる識別情報と、識別情報に対応付けられたパスワードと、が認証情報レコードの識別情報とパスワードと一致しない場合、認証要求に含まれる識別情報とパスワードとが有効な情報でないと判定する。認証部161は、判定結果に応じて加盟店端末200に対して認証応答を送信する。認証部161は、例えば、認証要求に含まれる識別情報とパスワードとが有効な情報であると判定した場合、認証を認めることを表す認証応答を送信する。認証部161は、例えば、認証要求に含まれる識別情報とパスワードとが有効な情報でないと判定した場合、認証を認めないことを表す認証応答を送信する。なお、認証部161は、イシュア端末300から認証要求を受信した場合であっても、同様の方法で認証に関する処理を行う。
本人確認処理部162は、本人確認に関する処理を行う。本人確認処理部162は、例えば加盟店端末200から本人確認依頼を受信すると、本人確認依頼を送信した加盟店端末200に関する加盟店識別情報を取得する。本人確認処理部162は、受信された本人確認依頼に含まれる情報と、取得された加盟店識別情報と、に基づいて依頼情報を生成する。本人確認依頼には、例えば、依頼内容(例えば、本人確認又は属性照会)を表す情報、イシュア識別情報、カード情報、承認番号、オーソリ日時、属性情報及び金額に関する値が含まれる。本人確認処理部162は、本人確認依頼を受信した日を依頼情報の依頼日の値とする。本人確認処理部162は、依頼内容を表す情報が“本人確認”である場合、依頼情報のステータスの値を“本人利用確認依頼”とする。本人確認処理部162は、依頼内容を表す情報が“属性照会”である場合、依頼情報のステータスの値を“属性照会依頼”とする。本人確認処理部162は、生成された依頼情報を依頼情報レコードとして依頼情報テーブルに記録する。また、本人確認処理部162は、依頼情報テーブルに依頼情報レコードが記録されると、所定の連絡先に本人確認要求を通知する。本人確認要求には、イシュアのユーザーが依頼情報レコードにアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)等の情報と、ステータス等の依頼内容に関する情報と、が含まれてもよい。また、本人確認処理部162は、本人確認要求を受信したイシュア端末300から本人確認応答を受信すると、本人確認依頼を行った加盟店端末200に対して確認通知を送信する。確認通知には、依頼情報レコードにアクセスするためのURL等の識別情報と、ステータス等の依頼内容に関する情報と、が含まれてもよい。
配送状況確認処理部163は、配送状況確認に関する処理を行う。配送状況確認処理部163は、例えばイシュア端末300から配送状況確認依頼を受信すると、受信された配送状況確認依頼に含まれる情報に基づいて依頼情報を生成する。配送状況確認依頼には、例えば、依頼内容(例えば、配送停止又は配送保留)を表す情報、加盟店識別番号、イシュア識別情報、カード情報、承認番号、オーソリ日時、属性情報及び金額に関する値が含まれる。配送状況確認処理部163は、配送状況確認依頼を受信した日を依頼情報の依頼日の値とする。配送状況確認処理部163は、依頼内容を表す情報が“配送停止”である場合、依頼情報のステータスの値を“配送停止依頼”とする。配送状況確認処理部163は、依頼内容を表す情報が“配送保留”である場合、依頼情報のステータスの値を“配送保留依頼”とする。配送状況確認処理部163は、生成された依頼情報を依頼情報レコードとして依頼情報テーブルに記録する。また、配送状況確認処理部163は、依頼情報テーブルに依頼情報レコードが記録されると、所定の連絡先に配送状況要求を通知する。配送状況要求には、依頼情報レコードにアクセスするためのURL等の情報と、ステータス等の依頼内容に関する情報と、が含まれてもよい。また、配送状況確認処理部163は、配送状況要求を受信した加盟店端末200から配送状況応答を受信すると、配送状況確認依頼を行ったイシュア端末300に対して確認通知を送信する。
依頼情報管理部164は、依頼情報管理テーブルに記録されている依頼情報に関する処理を行う。依頼情報管理部164は、例えば加盟店端末200又はイシュア端末300から図表情報要求を受信すると、依頼情報テーブルに記録されている依頼情報レコードに基づいて、図表情報を生成する。以下、加盟店端末200から図表情報要求を受信した場合の処理について説明する。なお、イシュア端末300から図表情報要求を受信した場合であっても、依頼情報管理部164は同様の処理を行う。依頼情報管理部164は、認証処理において加盟店端末200によって送信された認証情報に含まれる識別情報を有する全ての加盟店情報レコードを、加盟店情報テーブルから取得する。依頼情報管理部164は、取得された依頼情報レコードが有するステータスに応じて依頼情報レコードを分類する。依頼情報管理部164は、分類された依頼情報レコードの件数を計数する。依頼情報管理部164は、横軸をステータスで、縦軸を計数されたレコード件数で、描画した棒グラフを図表情報として生成する。
図8は、図表情報の具体例の一つを示す図である。図表情報は、図表画像231、ボタン画像232、図表画像233、ボタン画像234、図表画像235及びボタン画像236を含む。図表画像231は、加盟店がイシュアからの応答又は通知を待っている状態にある依頼情報の数を表すグラフである。図表画像231によると、属性照会件数は409件、本人利用確認依頼は10件、配送済連絡は1件である。属性照会件数は、例えば、依頼情報のステータスが“属性照会依頼”である依頼情報の数を計数した数である。本人利用確認依頼は、例えば、依頼情報のステータスが“本人利用確認依頼”である依頼情報の数を計数した数である。配送済連絡は、例えば、依頼情報のステータスが“配送済連絡”である依頼情報の数を計数した数である。図表画像231の棒グラフの上には、ステータス毎に計数された依頼情報レコードの数が表示される。
ボタン画像232は、図表画像231に対応付けられる。ボタン画像232が加盟店端末200を介してクリックされると、依頼情報管理部164は、レポートの参照指示を受け付ける。レポートの参照指示は、ボタン画像に対応付けられた図表画像に関する全ての依頼情報レコードの値を加盟店端末200に出力する指示である。
図表画像233は、イシュアが加盟店からの応答又は通知を待っている状態にある依頼情報の数を表すグラフである。図表画像233によると、属性照会結果回答は2件、配送停止依頼は1件である。属性照会結果回答は、例えば、依頼情報のステータスが“属性照会結果回答”である依頼情報の数を計数した数である。配送停止依頼は、例えば、依頼情報のステータスが“配送停止依頼”である依頼情報の数を計数した数である。図表画像233の棒グラフの上には、ステータス毎に計数された依頼情報レコードの数が表示される。ボタン画像234は、図表画像233に対応付けられる。ボタン画像234が加盟店端末200を介してクリックされると、依頼情報管理部164は、レポートの参照指示を受け付ける。
図表画像235は、取得された依頼情報レコードのステータス毎に計数されたグラフである。図表画像235によると、属性照会依頼は410件、本人利用確認依頼は10件、属性照会結果は2件、配送停止依頼は1件、配送済連絡は1件である。ボタン画像236は、図表画像235に対応付けられる。ボタン画像236が加盟店端末200を介してクリックされると、依頼情報管理部164は、レポートの参照指示を受け付ける。
また、依頼情報管理部164は、レポートの参照指示を受け受けて、加盟店端末200に出力された依頼情報レコードの値を外部のファイルに出力してもよい。外部のファイルは、例えば、XLSファイルであってもよいし、CSVファイルであってもよい。外部のhファイルには、依頼情報レコードの値が書き込まれる。
図9は、加盟店端末200の機能構成の概略を示す概略ブロック図である。加盟店端末200は、パーソナルコンピュータ、スマートデバイスやタブレットコンピュータ等の情報処理装置を用いて構成される。加盟店端末200は、通信部201、入力部202、出力部203及び制御部204を備える。
通信部201は、ネットワークインターフェース等の通信装置である。通信部201は、所定のプロトコルでネットワーク400に通信可能に接続する。通信部201は、制御部204の制御に応じてネットワーク400を介して他の装置との間でデータ通信する。
入力部202は、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、タブレット等)、ボタン、タッチパネル等の既存の入力装置を用いて構成される。入力部202は、加盟店のユーザーからの指示を加盟店端末200に入力する際に操作される。入力部202は、入力装置を加盟店端末200に接続するためのインターフェースであってもよい。この場合、入力部202は、入力装置において加盟店のユーザーの入力に応じ生成された入力信号を加盟店端末200に入力する。
出力部203は、加盟店端末200に接続された不図示の出力装置を介し、加盟店端末200のユーザに対してデータの出力を行う。出力装置は、例えば画像や文字を画面に出力する装置を用いて構成されても良い。例えば、出力装置は、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等を用いて構成できる。また、出力装置は、画像や文字をシートに印刷(印字)する装置を用いて構成されても良い。例えば、出力装置は、インクジェットプリンタやレーザープリンタ等を用いて構成できる。また、出力装置は、文字を音声に変換して出力する装置を用いて構成されても良い。この場合、出力装置は、音声合成装置及び音声出力装置(スピーカー)を用いて構成できる。出力装置は、LED(Light Emitting Diode)等の発光装置を用いて構成されてもよい。出力部203は、加盟店端末200に設けられた通信装置を介して他の情報処理装置に対し判定結果を送信してもよい。
制御部204は、CPU等のプロセッサーとメモリーを用いて構成される。制御部204は、プロセッサーが特定のプログラムを実行することによって、通信制御部241として機能する。
通信制御部241は、所定の通信プログラムを実行することによって、例えば認証要求、本人確認依頼又は図表情報要求を依頼管理装置100に要求する。まず、認証要求について説明する。通信制御部241は、依頼管理装置100に対して認証要求を送信する。具体的には、通信制御部241は、入力部202を介して識別情報とパスワードとを受け付ける。通信制御部241は、識別情報とパスワードとを対応付けた認証要求を依頼管理装置100に送信する。
次に、本人確認依頼について説明する。通信制御部241は、依頼管理装置100から認証を認めることを表す認証応答を受信すると、本人確認依頼を依頼管理装置100に送信する。具体的には、通信制御部241は、入力部202を介して、依頼内容を表す情報、イシュア識別情報、カード情報、承認番号、オーソリ日時、属性情報及び金額等の本人確認依頼に必要な情報の入力を受け付ける。通信制御部241は、受け付けた情報を本人確認依頼として依頼管理装置100に送信する。次に、通信制御部241は、依頼管理装置100から確認通知を受信すると、確認通知に含まれる依頼情報レコードにアクセスすることで、本人確認依頼に対する結果を出力部203に出力する。なお、通信制御部241は、すでに依頼管理装置100とのセッションが切断されている場合には、認証要求を行った後に、本人確認依頼に対する結果を出力部203に出力する。
次に、図表情報要求について説明する。通信制御部241は、依頼管理装置100から認証を認めることを表す認証応答を受信すると、図表情報要求を依頼管理装置100に送信する。通信制御部241は、図表情報要求を依頼管理装置100に送信すると、依頼管理装置100から図表情報を受信する。通信制御部241は、図表情報を受信すると、図表情報を出力部203に出力する。また、通信制御部241は、入力部202を介して、図表情報に含まれるボタン画像をクリックすると、クリックされたボタン画像に対応付けられた図表画像に関する全ての依頼情報レコードの値を依頼管理装置100から取得する。通信制御部241は、取得された依頼情報レコードを出力部203に出力する。通信制御部241の特定の通信プログラムは例えば、Webブラウザであってもよい。通信制御部241は、予めインストールされた専用のアプリケーションであってもよい。
図10は、イシュア端末300の機能構成の概略を示す概略ブロック図である。イシュア端末300は、パーソナルコンピュータ、スマートデバイスやタブレットコンピュータ等の情報処理装置を用いて構成される。イシュア端末300は、通信部301、入力部302、出力部303及び制御部304を備える。
通信部301は、ネットワークインターフェース等の通信装置である。通信部301は、所定のプロトコルでネットワーク400に通信可能に接続する。通信部301は、制御部304の制御に応じてネットワーク400を介して他の装置との間でデータ通信する。
入力部302は、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、タブレット等)、ボタン、タッチパネル等の既存の入力装置を用いて構成される。入力部302は、イシュアのユーザーからの指示をイシュア端末300に入力する際に操作される。入力部302は、入力装置をイシュア端末300に接続するためのインターフェースであってもよい。この場合、入力部302は、入力装置においてイシュアのユーザーの入力に応じ生成された入力信号をイシュア端末300に入力する。
出力部303は、イシュア端末300に接続された不図示の出力装置を介し、イシュア端末300のユーザに対してデータの出力を行う。出力装置は、例えば画像や文字を画面に出力する装置を用いて構成されても良い。例えば、出力装置は、CRTや液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等を用いて構成できる。また、出力装置は、画像や文字をシートに印刷(印字)する装置を用いて構成されても良い。例えば、出力装置は、インクジェットプリンタやレーザープリンタ等を用いて構成できる。また、出力装置は、文字を音声に変換して出力する装置を用いて構成されても良い。この場合、出力装置は、音声合成装置及び音声出力装置(スピーカー)を用いて構成できる。出力装置は、LED等の発光装置を用いて構成されてもよい。出力部303は、イシュア端末300に設けられた通信装置を介して他の情報処理装置に対し判定結果を送信してもよい。
制御部304は、CPU等のプロセッサーとメモリーを用いて構成される。制御部304は、プロセッサーが特定のプログラムを実行することによって、通信制御部341として機能する。
通信制御部341は、所定の通信プログラムを実行することによって、例えば認証要求、配送状況確認依頼又は図表情報要求を依頼管理装置100に要求する。認証要求及び図表情報要求については、通信制御部241によって実行される処理と同じであるため説明を省略する。
次に、配送状況確認依頼について説明する。通信制御部341は、依頼管理装置100から認証を認めることを表す認証応答を受信すると、配送状況確認依頼を依頼管理装置100に送信する。具体的には、通信制御部341は、入力部302を介して、依頼内容を表す情報、加盟店識別情報、イシュア識別情報、カード情報、承認番号、オーソリ日時、属性情報及び金額等の配送状況確認依頼に必要な情報の入力を受け付ける。通信制御部341は、受け付けた情報を配送状況確認依頼として依頼管理装置100に送信する。通信制御部341は、依頼管理装置100から確認通知を受信すると、確認通知に含まれる依頼情報レコードにアクセスすることで、本人確認依頼に対する結果を出力部303に出力する。なお、通信制御部341は、すでに依頼管理装置100とのセッションが切断されている場合には、認証要求を行った後に、本人確認依頼に対する結果を出力部303に出力する。
図11は、依頼管理システム1の動作のうち、本人確認依頼が実施される場合の処理の流れの具体例を示すシーケンスチャートである。まず、加盟店端末200の入力部202は、加盟店のユーザーによる操作に応じて識別情報とパスワードとを受け付ける(ステップS101)。通信制御部241は、識別情報とパスワードとを対応付けた認証要求を依頼管理装置100に送信する(ステップS102)。
依頼管理装置100の認証部161は、認証要求に含まれる識別情報とパスワードとが有効な情報であるか否かを判定する(ステップS103)。具体的には、認証部161は、認証要求に含まれる識別情報と、識別情報に対応付けられたパスワードと、が認証情報テーブルに記録されている認証情報レコードのうち、いずれかの認証情報レコードの識別情報とパスワードと一致する場合に、認証要求に含まれる識別情報とパスワードとが有効な情報であると判定する。認証部161は、認証要求に含まれる識別情報と、識別情報に対応付けられたパスワードと、が認証情報テーブルに記録されている認証情報レコードのうち、いずれかの認証情報レコードの識別情報とパスワードと一致しない場合に、認証要求に含まれる識別情報とパスワードとが有効な情報でないと判定する。認証部161は、認証要求を送信した加盟店端末200に対して、判定結果を表す認証応答を送信する(ステップS104)。具体的には、認証部161は、認証要求に含まれる識別情報とパスワードとが有効な情報であると判定した場合、認証を認めることを表す認証応答を送信する。認証部161は、認証要求に含まれる識別情報とパスワードとが有効な情報でないと判定した場合、認証を認めないことを表す認証応答を送信する。
通信制御部241は、依頼管理装置100から認証を認めることを表す認証応答を受信すると、入力部202を介して本人確認依頼を受け付ける(ステップS105)。具体的には、通信制御部241は、本人確認依頼を依頼管理装置100に送信するために必要となる情報を入力可能な入力フォームを依頼管理装置100から取得する。通信制御部241は、入力部202を介して、依頼内容を表す情報、イシュア識別情報、カード情報、承認番号、オーソリ日時、属性情報及び金額等の本人確認依頼に必要な情報の入力を受け付ける。通信制御部241は、受け付けた情報を入力フォームに入力する。通信制御部241は、入力フォームに入力された情報を本人確認依頼として依頼管理装置100に送信する(ステップS106)。
依頼管理装置100の本人確認処理部162は、加盟店端末200から本人確認依頼を受信すると、本人確認依頼を送信した加盟店端末200に関する加盟店識別情報を取得する(ステップS107)。具体的には、本人確認処理部162は、ステップS102において認証要求を送信した加盟店端末200と同じセッションで接続されている加盟店端末200によって送信された認証要求に含まれる識別情報を有する加盟店情報レコードを、加盟店情報テーブルから取得する。本人確認処理部162は、取得された加盟店情報レコードが有する加盟店識別情報を取得する。次に、本人確認処理部162は、受信された本人確認依頼に含まれる情報と、取得された加盟店識別情報と、に基づいて依頼情報を生成する。本人確認処理部162は、依頼内容を表す情報が“本人利用確認”である場合、依頼情報のステータスの値を“本人利用確認依頼”とする。本人確認処理部162は、依頼内容を表す情報が“属性照会”である場合、依頼情報のステータスの値を“属性照会依頼”とする。本人確認処理部162は、生成された依頼情報を依頼情報レコードとして依頼情報テーブルに記録する。依頼情報レコードが依頼情報テーブルに記録されると、本人確認処理部162は、本人確認要求の送信先であるイシュアを特定する(ステップS108)。具体的には、本人確認処理部162は、依頼情報に含まれるイシュア識別情報を取得する。本人確認処理部162は、取得されたイシュア識別情報を有するイシュア情報レコードを、イシュア情報テーブルから取得することでイシュアを特定する。本人確認処理部162は、イシュア情報レコードから連絡先を取得する。本人確認処理部162は、取得された連絡先に本人確認要求を通知する(ステップS109)。
イシュア端末300の通信制御部341は、本人確認要求を受信すると、本人確認要求にて指定された依頼情報レコードを出力部303に出力する。イシュアのユーザーは、依頼情報レコードのステータスの値に応じて、本人確認を行う(ステップS110)。具体的には、依頼情報レコードのステータスの値が“本人利用確認依頼”である場合、イシュアのユーザーは、カードの所有者に対して連絡を行う。カードの所有者に対して連絡を行っている間、依頼情報レコードのステータスの値は“本人利用確認依頼”から“本人利用確認ヒアリング中”に変更される。カードの所有者に対する連絡は、イシュアが保有するデータベースに登録されている情報に基づいて行われる。イシュアが保有するデータベースには、カードの所有者に関する属性情報(例えば、氏名、住所、電話番号又は生年月日等)が記録される。カードの所有者に関する属性情報は、例えば、カード発行の審査の際に収集された情報である。イシュアのユーザーは、入力部302を介して、カードの所有者に対して連絡を行った結果をイシュア端末300に入力する。例えば、イシュアのユーザーは、カードの所有者によって行われた商取引で合った場合、“本人と一致した”と入力してもよいし、カードの所有者によって行われた商取引でなかった場合、“本人と一致しなかった”と入力してもよいし、カードの所有者に連絡がつかなかった場合、“連絡が取れなかった”と入力してもよい。また、依頼情報レコードのステータスの値が“属性照会依頼”である場合、イシュアのユーザーは、依頼情報レコードが有する属性情報と、イシュアが保有するデータベースに登録されている属性情報と、が一致しているか否かの判定を行う。イシュアのユーザーは、属性情報が一致しているか否かを判定した結果をイシュア端末300に入力する。例えば、イシュアのユーザーは、属性情報が一致していた場合、“本人と一致した”と入力してもよいし、属性情報が一致していなかった場合、“本人と一致しなかった”と入力してもよい。通信制御部341は、本人確認の結果を受け付けると、受け付けた内容を本人確認応答として、依頼管理装置100に送信する(ステップS111)。
本人確認処理部162は、本人確認要求を受信したイシュア端末300から本人確認応答を受信すると、本人確認依頼を行った加盟店端末200に対して確認通知を送信する(ステップS112)。まず、本人確認処理部162は、本人確認応答を受け付けると、依頼情報レコードの本人確認情報の値に、本人確認の結果を記録する。次に、本人確認処理部162は、依頼情報レコードのステータスの値を変更する。本人確認処理部162は、例えば、ステータスの値を“属性照会依頼”から“属性照会結果回答”に変更する。本人確認処理部162は、例えば、ステータスの値を“本人利用確認ヒアリング中”から“本人利用確認依頼結果回答”に変更する。
通信制御部241は、依頼管理装置100から確認通知を受信すると、確認通知に基づいて、依頼情報レコードにアクセスすることで、本人確認依頼に対する結果を出力部203に出力する(ステップS113)。
図12は、依頼管理システム1の動作のうち、依頼内容として配送停止が実施される場合の処理の流れの具体例を示すシーケンスチャートである。まず、イシュア端末300の入力部302は、イシュアのユーザーによる操作に応じて識別情報とパスワードとを受け付ける(ステップS201)。通信制御部341は、識別情報とパスワードとを対応付けた認証要求を依頼管理装置100に送信する(ステップS202)。
依頼管理装置100の認証部161は、認証要求に含まれる識別情報とパスワードとが有効な情報であるか否かを判定する(ステップS203)。判定処理については、ステップS103と同じ処理であるため説明を省略する。認証部161は、認証要求を送信したイシュア端末300に対して、判定結果を表す認証応答を送信する(ステップS204)。
通信制御部341は、依頼管理装置100から認証を認めることを表す認証応答を受信すると、入力部302を介して配送状況確認依頼を受け付ける(ステップS205)。具体的には、通信制御部341は、配送状況確認依頼を依頼管理装置100に送信するために必要となる情報を入力可能な入力フォームを依頼管理装置100から取得する。通信制御部341は、入力部302を介して、依頼内容を表す情報、加盟店識別情報、イシュア識別情報、カード情報、承認番号、オーソリ日時、属性情報及び金額等の配送状況確認依頼に必要な情報の入力を受け付ける。通信制御部341は、受け付けた情報を入力フォームに入力する。通信制御部341は、入力フォームに入力された情報を配送状況確認依頼として依頼管理装置100に送信する(ステップS206)。
配送状況確認処理部163は、受信された配送状況確認依頼に含まれる情報に基づいて依頼情報を生成する。配送状況確認処理部163は、依頼内容を表す情報が“配送停止”であるため、依頼情報のステータスの値を“配送停止依頼”とする。配送状況確認処理部163は、生成された依頼情報を依頼情報レコードとして依頼情報テーブルに記録する。依頼情報レコードが依頼情報テーブルに記録されると、配送状況確認処理部163は、依頼情報から加盟店識別情報を取得する(ステップS207)。配送状況確認処理部163は、取得された加盟店識別情報に基づいて、配送状況要求を送信する加盟店を特定する(ステップS208)。具体的には、配送状況確認処理部163は、加盟店識別情報を有する加盟店情報レコードを、加盟店情報テーブルから取得する。配送状況確認処理部163は、加盟店情報レコードが有する連絡先を取得する(ステップS208)。配送状況確認処理部163は、取得された連絡先に配送状況要求を通知する(ステップS209)。
加盟店端末200の通信制御部241は、配送状況要求を受信すると、配送状況要求にて指定された依頼情報レコードの値を出力部203に出力する。加盟店のユーザーは、依頼情報レコードのステータスの値に応じて、配送状況を確認する(ステップS210)。具体的には、依頼情報レコードのステータスの値が“配送停止依頼”であるため、加盟店のユーザーは、依頼情報が有する各値(例えば、カード情報、承認番号、オーソリ日時及び金額等)に基づいて、カードを用いて購入された商品が配送されたか否かを確認する。加盟店のユーザが、配送状況を確認する間、依頼情報レコードのステータスの値は“配送停止依頼”から“配送状況確認中”に変更される。加盟店のユーザーは、入力部202を介して、配送状況を確認した結果を加盟店端末200に入力する。例えば、加盟店のユーザーは、すでに商品が配送されていた場合、“配送済み”と入力してもよいし、まだ商品が配送されていない場合、“未配送”と入力してもよいし、商品が配送されたか否かわからなかった場合、“不明”と入力してもよい。なお、加盟店のユーザーは、まだ商品が配送されていない場合、商品の配送を停止させる。通信制御部341は、配送状況を確認した結果を受け付けると、受け付けた内容を配送状況応答として、依頼管理装置100に送信する(ステップS211)。
配送状況確認処理部163は、配送状況要求を受信した加盟店端末200から配送状況応答を受信すると、配送状況確認依頼を行ったイシュア端末300に対して確認通知を送信する(ステップS212)。まず、配送状況確認処理部163は、配送状況応答を受け付けると、依頼情報レコードの配送状況情報の値に、配送状況を確認した結果を記録する。次に、配送状況確認処理部163は、依頼情報レコードのステータスの値を変更する。配送状況確認処理部163は、例えば、ステータスの値を“配送状況確認中”から“配送結果回答”に変更する。
通信制御部341は、依頼管理装置100から確認通知を受信すると、確認通知に基づいて、依頼情報レコードにアクセスすることで、配送状況確認依頼に対する結果を出力部303に出力する(ステップS213)。
図13及び図14は、依頼管理システム1の動作のうち、依頼内容として配送保留が実施される場合の処理の流れの具体例を示すシーケンスチャートである。ステップS301〜S308までの処理は、図12におけるステップS201〜S208までの処理と同様であるため、説明を省略する。
配送状況確認処理部163は、受信された配送状況確認依頼に含まれる情報に基づいて依頼情報を生成する。配送状況確認処理部163は、依頼内容を表す情報が“配送保留”であるため、依頼情報のステータスの値を“配送保留依頼”とする。配送状況確認処理部163は、生成された依頼情報を依頼情報レコードとして依頼情報テーブルに記録する。配送状況確認処理部163は、依頼情報テーブルに依頼情報レコードが記録されると、依頼情報に含まれる加盟店識別情報を有する加盟店情報レコードを、加盟店情報テーブルから取得する。配送状況確認処理部163は、加盟店情報レコードが有する連絡先を取得する。配送状況確認処理部163は、取得された連絡先に配送状況要求を通知する(ステップS309)。
加盟店端末200の通信制御部241は、配送状況要求を受信すると、配送状況要求にて指定された依頼情報レコードを出力部203に出力する。加盟店のユーザーは、依頼情報レコードのステータスの値に応じて、配送状況を確認する(ステップS310)。具体的には、依頼情報レコードのステータスの値が“配送保留依頼”であるため、加盟店のユーザーは、依頼情報が有する各値(例えば、カード情報、承認番号、オーソリ日時及び金額等)に基づいて、カードを用いて購入された商品が配送されたか否かを確認する。加盟店のユーザが、配送状況を確認する間、依頼情報レコードのステータスの値は“配送保留依頼”から“配送状況確認中”に変更される。加盟店のユーザーは、入力部202を介して、配送状況を確認した結果を加盟店端末200に入力する。例えば、加盟店のユーザーは、すでに商品が配送されていた場合、“配送済み”と入力してもよいし、まだ商品が配送されていない場合、“未配送”と入力してもよいし、商品が配送されたか否かわからなかった場合、“不明”と入力してもよい。なお、加盟店のユーザーは、まだ商品が配送されていない場合、商品の配送を保留させる。通信制御部341は、配送状況を確認した結果を受け付けると、受け付けた内容を配送状況応答として、依頼管理装置100に送信する(ステップS311)。
配送状況確認処理部163は、配送状況要求を受信した加盟店端末200から配送状況応答を受信すると、配送状況確認依頼を行ったイシュア端末300に対して確認通知を送信する(ステップS312)。まず、配送状況確認処理部163は、配送状況応答を受け付けると、依頼情報レコードの配送状況情報の値に、配送状況を確認した結果を記録する。次に、配送状況確認処理部163は、依頼情報レコードのステータスの値を変更する。配送状況確認処理部163は、例えば、配送状況情報の値が“配送済み”又は“不明”である場合、ステータスの値を“配送状況確認中”から“配送結果回答”に変更する。配送状況確認処理部163は、例えば、配送状況情報の値が“未配送”である場合、ステータスの値を“配送状況確認中”から“配送保留中”に変更する。配送状況確認処理部163は、配送状況確認依頼を行ったイシュア端末300に対して確認通知を送信する。
通信制御部341は、依頼管理装置100から確認通知を受信すると、確認通知に基づいて、依頼情報レコードにアクセスすることで、配送状況確認依頼に対する結果を出力部303に出力する(ステップS313)。確認通知を受信すると、イシュアのユーザーは、カードの所有者に対して本人確認を行う。本人確認の具体的な流れについては、ステップS109と同じであるため説明を省略する。イシュアのユーザーは、入力部302を介して、カードの所有者に対して連絡を行った結果をイシュア端末300に入力する。例えば、イシュアのユーザーは、カードの所有者によって行われた商取引であった場合、“本人と一致した”と入力してもよいし、カードの所有者によって行われた商取引でなかった場合、“本人と一致しなかった”と入力してもよいし、カードの所有者に連絡がつかなかった場合、“連絡が取れなかった”と入力してもよい。通信制御部341は、本人確認を行った結果を受け付けると、受け付けた内容を本人確認結果として、依頼管理装置100に送信する(ステップS314)。
配送状況確認処理部163は、本人確認結果を受信すると、依頼情報レコードの本人確認情報の値に、本人確認を行った結果を記録する。配送状況応答を行った加盟店端末200に対して確認通知を送信する(ステップS315)。通信制御部241は、依頼管理装置100から確認通知を受信すると、確認通知に含まれる依頼情報レコードにアクセスするための識別情報に基づいて、本人確認結果を出力部203に出力する(ステップS316)。加盟店のユーザーは、本人確認結果に基づいて、配送状況を確認する(ステップS317)。具体的には、依頼情報レコードのステータスの値が“配送済み”である場合、加盟店のユーザーは、特に処理を行わない。依頼情報レコードのステータスの値が“不明”である場合、加盟店のユーザーは、依頼情報が有する各値(例えば、カード情報、承認番号、オーソリ日時及び金額等)に基づいて、カードを用いて購入された商品が配送されたか否かを確認する。依頼情報レコードのステータスの値が“未配送”である場合、加盟店のユーザーは、本人確認結果の内容に応じて、配送保留を解除する。具体的には、加盟店のユーザーは、本人確認結果の内容が、“本人と一致した”である場合、配送保留を解除し、商品の配送を再開する。加盟店のユーザーは、本人確認結果の内容が、“本人と一致しなかった”である場合、配送を停止する。加盟店のユーザーは、本人確認結果の内容が、“連絡が取れなかった”である場合、配送保留を維持する。加盟店のユーザーは、入力部202を介して、配送状況を確認した結果を加盟店端末200に入力する。通信制御部241は、配送状況を確認した結果が入力されると、確認応答を依頼管理装置100に送信する(ステップS318)。配送状況確認処理部163は、配送状況確認処理部163は、配送状況応答を受信すると、本人確認結果を送信したイシュア端末300に対して確認通知を送信する(ステップS319)。通信制御部341は、依頼管理装置100から確認通知を受信すると、確認通知に基づいて、依頼情報レコードにアクセスすることで、配送状況確認依頼に対する結果を出力部303に出力する(ステップS320)。
このように構成された依頼管理システム1では、依頼管理装置100に送信された本人確認依頼又は配送状況依頼に応じて、依頼情報を生成する。依頼管理装置100は、依頼情報が有する情報に基づいて、加盟店端末200又はイシュア端末300に対して通知を行う。このため、加盟店端末200とイシュア端末300との間の情報の伝達を第3者が仲介する必要がなくなる。したがって、24時間365日の対応を行うことが可能にり、営業時間外等の理由で受付がされなかったことに伴う遅れを減らすことが可能になる。また、遅れを減らすことによって、加盟店は、配送保留がされた場合に、配送の保留期間を短縮することが可能になる。また、依頼情報は、加盟店のユーザー又はイシュアのユーザーによって入力部を介して入力される。このため、電話等の口頭で情報を伝達したことによる聞き間違い等の人的ミスを抑制することが可能になる。依頼情報には、カード番号の一部しか保持されない。このため、カード情報の漏洩に伴うセキュリティ事故を防止することが可能になる。したがって、依頼管理システム1によって、加盟店とイシュアとのやり取りをより円滑に行うことが可能になる。
また、依頼管理装置100では、依頼情報を依頼情報レコードとして依頼情報テーブルに記録する。依頼管理装置100が、依頼情報を依頼情報テーブルに記録することで、加盟店とイシュアとの間で行われたやり取りを一元的に管理することが可能になる。このように構成されることで、加盟店又はイシュアは、自社が依頼している案件と、他社から依頼を受けている案件と、を一括して管理することが可能になる。このため、加盟店のユーザー又はイシュアのユーザーによる、業務の属人化を防ぐことが可能になり、より多くの人員で業務を遂行できる。また、依頼管理装置100は、一元的に管理された依頼情報に基づいて、依頼情報のステータスに応じて分類された図表情報を生成する。加盟店のユーザー又はイシュアのユーザーは、生成された図表情報に基づいて、自社に関係する案件の全体量を把握することが可能になる。また、図表情報は、ステータス毎に分類されて生成されることから、どのようなステータスの案件が滞留しているのか、一目で把握することが可能となる。また、図表情報は、自社が依頼している案件と他社から依頼を受けている案件と別々の図表で生成されるため、自社で行うべき業務の量と他社で行われている業務の量とを比較衡量しながら、業務遂行の計画を立てることが可能になる。
(変形例)
依頼管理システム1において、加盟店端末200はイシュア端末300に対して配送済連絡を行うように構成されてもよい。配送済連絡は、加盟店によって商品が配送されたことをイシュアに連絡する処理である。例えば、加盟店端末200は、図11のステップS110において、イシュアが本人確認又は属性照会を行っている間に配送済連絡を行ってもよい。加盟店端末200の通信制御部241は、依頼管理装置100に認証要求を行う。認証が認められると、通信制御部241は、入力部202からの入力に応じて配送済連絡を依頼管理装置100に送信する。依頼管理装置100の本人確認処理部162は、配送済連絡を受け付けると、依頼情報のステータスの値を“配送済連絡”とする。本人確認処理部162は、配送済連絡をイシュア端末300に送信する。このように構成されることで、配送済連絡を受信したイシュア端末300のユーザーは、商品の配送を知ることで本人確認又は属性照会を途中でやめることができる。なお、加盟店端末200は、配送済連絡を図11のステップS110以外のタイミングで行ってもよい。例えば、加盟店端末200は、イシュアにて対応を行っているタイミングであればどのようなタイミングで配送済連絡を行ってもよい。
上述の実施形態では、加盟店端末200又はイシュア端末300が依頼情報を依頼管理装置に送信するように構成されたが、代理端末500によって依頼情報が送信されるように構成されてもよい。代理端末500は、依頼管理装置100を使用していない加盟店の加盟店端末200として機能してもよい。例えば、代理端末500は、加盟店端末200の代わりに本人確認依頼を依頼管理装置100に送信してもよい。代理端末500は、依頼管理装置100を使用していないイシュアのイシュア端末300として機能してもよい。例えば、代理端末500は、イシュア端末300の代わりに配送状況確認依頼を依頼管理装置100に送信してもよい。
図15は、依頼管理システム1aのシステム構成を示す概略ブロック図である。依頼管理システム1aは、代理端末500をさらに備える点で第1の実施形態と異なるが、それ以外の構成は同じである。以下、第1の実施形態と異なる点について説明する。
図16は、代理端末500の機能構成の概略を示す概略ブロック図である。代理端末500は、パーソナルコンピュータ、スマートデバイスやタブレットコンピュータ等の情報処理装置を用いて構成される。代理端末500は、通信部501、入力部502、出力部503及び制御部504を備える。
通信部501は、ネットワークインターフェース等の通信装置である。通信部501は、所定のプロトコルでネットワーク400に通信可能に接続する。通信部501は、制御部504の制御に応じてネットワーク400を介して他の装置との間でデータ通信する。
入力部502は、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、タブレット等)、ボタン、タッチパネル等の既存の入力装置を用いて構成される。入力部502は、代理端末500のユーザーからの指示を代理端末500に入力する際に操作される。入力部502は、入力装置を代理端末500に接続するためのインターフェースであってもよい。この場合、入力部502は、入力装置において代理端末500のユーザーの入力に応じ生成された入力信号を代理端末500に入力する。代理端末500のユーザーは、加盟店及びイシュアに依頼管理装置100を提供する者であってもよい。代理端末500のユーザーは、加盟店を管理する者であってもよい。
出力部503は、代理端末500に接続された不図示の出力装置を介し、代理端末500のユーザに対してデータの出力を行う。出力装置は、例えば画像や文字を画面に出力する装置を用いて構成されても良い。例えば、出力装置は、CRTや液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等を用いて構成できる。また、出力装置は、画像や文字をシートに印刷(印字)する装置を用いて構成されても良い。例えば、出力装置は、インクジェットプリンタやレーザープリンタ等を用いて構成できる。また、出力装置は、文字を音声に変換して出力する装置を用いて構成されても良い。この場合、出力装置は、音声合成装置及び音声出力装置を用いて構成できる。出力装置は、LED等の発光装置を用いて構成されてもよい。出力部503は、代理端末500に設けられた通信装置を介して他の情報処理装置に対し判定結果を送信してもよい。
制御部504は、CPU等のプロセッサーとメモリーを用いて構成される。制御部504は、プロセッサーが特定のプログラムを実行することによって、通信制御部541として機能する。
通信制御部541は、所定の通信プログラムを実行することによって、例えば認証要求、本人確認依頼、配送状況確認依頼又は図表情報要求を依頼管理装置100に要求する。通信制御部541は、本人確認依頼を依頼管理装置100に要求する場合、加盟店識別情報を含む本人確認依頼を送信する。加盟店識別情報は、例えば依頼管理システム1aを使用していない加盟店に関する加盟店識別情報であってもよい。このように構成されることで、代理端末500は、加盟店として本人確認依頼を依頼管理装置100に送信することができる。この場合、依頼管理システム1aを使用していない加盟店に関する加盟店情報レコードの連絡先には、代理端末500の連絡先が保持される。また、通信制御部541によって送信される配送状況確認依頼は、所定のイシュア識別情報を含む。所定のイシュア識別情報は、例えば依頼管理システム1aを使用していないイシュアに関するイシュア識別情報であってもよい。このように構成されることで、代理端末500は、イシュアとして配送状況確認依頼を依頼管理装置100に送信することができる。この場合、依頼管理システム1aを使用していないイシュアに関するイシュア情報レコードの連絡先には、代理端末500の連絡先が保持される。認証要求、本人確認依頼、配送状況確認依頼及び図表情報要求の詳細な処理については、通信制御部241又は通信制御部341によって実行される処理と同じ処理であるため説明を省略する。
このように、代理端末500は、加盟店端末200として本人確認依頼を依頼管理装置100に送信することができる。また、代理端末500は、イシュア端末300として配送状況確認依頼を依頼管理装置100に送信することができる。このため、代理端末500は、依頼管理装置100を使用していない加盟店又はイシュアがある場合でも、加盟店又はイシュアの代理として本人確認依頼又は配送状況確認依頼を送信することができる。したがって、一部の加盟店又はイシュアが依頼管理システム1aを導入していない場合でも、加盟店のユーザー及びイシュアのユーザーは、依頼管理システム1aを使用することが可能になる。
依頼情報は、必ずしも依頼情報レコードに記録される必要はない。依頼情報が有する情報のうち、カードを用いて支払いされた商取引を特定するために用いられない情報(例えば、属性情報等)であれば、取引の履歴をすべて記憶した記憶部等(不図示)の他の記憶部に記録されていてもよい。この場合、本人確認処理部162又は配送状況確認処理部163は、他の記憶部から取得するように構成される。
依頼情報は、再鑑先が入力されるように構成されてもよい。この場合、通信制御部241は、本人確認依頼に必要な情報を受け付けるにあたって、入力部202を介して再鑑先の入力を受け付ける。再鑑先は、例えば加盟店の他の従業員であってもよい。再鑑先には、例えば、再鑑先の主体に対する連絡先に関する情報(例えば、メールアドレス、電話番号又はメッセンジャーID等)が入力される。本人確認処理部162は、再鑑先を含む本人確認依頼を受け付けると、再鑑先に対しても本人確認要求を送信する。また、再鑑先は、イシュア端末300の通信制御部341によって入力されるように構成されてもよい。
依頼情報管理部164は、外部から所定のファイルを取得することで、複数の依頼情報レコードが生成されるように構成されてもよい。具体的には、依頼情報管理部164は、加盟店端末200又はイシュア端末300から、所定のファイルを取得する。所定のファイルとは、依頼情報の生成に必要な情報が複数記録されたファイルである。所定のファイルは、例えば、CSVファイルであってもよいし、XLSファイルであってもよい。依頼情報管理部164は、取得されたファイルに記録された情報に応じて、複数の依頼情報を生成する。依頼情報管理部164は、生成された依頼情報を依頼情報レコードとして依頼情報テーブルに記録する。このように構成されることで、加盟店のユーザー又はイシュアのユーザーが依頼を行うために必要な労力を抑制することが可能になる。
上述の実施形態では、カードを用いた支払いの場合について説明したが、必ずしも支払いはカードで行われる必要はない。例えば、支払いは、スマートフォン又はNFC(Near Field Communication)等のキャッシュレスで支払いを行うことが可能なキャッシュレス媒体であればどのような媒体を用いて行われた支払いであってもよい。例えば、加盟店に設置された読取装置がスマートフォンに表示されたQR(Quick Response)コード(登録商標)等の識別情報を読み取ることで支払いが行われてもよい。例えば、加盟店に設置された通信装置がNFCと通信を行うことで支払いが行われてもよい。
依頼管理装置100は、ネットワークを介して通信可能に接続された複数台の情報処理装置を用いて実装されてもよい。この場合、依頼管理装置100が備える各機能部は、複数の情報処理装置に分散して実装されてもよい。例えば、認証部161と依頼情報管理部164とはそれぞれ異なる情報処理装置に実装されてもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。