JP6940172B2 - 情報端末、表示制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報端末、表示制御方法、及びプログラムに関する。
情報端末が備える表示部に大きな画像を表示する場合に、当該画像の一部のみを当該表示部に表示し、ユーザーが当該表示部をスクロールすることによって、当該表示部に当該画像の他の部分を表示する技術が知られている。近年、ユーザーの指等の指示体によって操作可能なタッチパネル式の表示部を備える情報端末が普及している。タッチパネルを備える情報端末では、フリック操作及びスワイプ操作等のスクロール操作することによってタッチパネルをスクロールすることができる。
例えば特許文献1には、指示体の移動距離に応じて算出されたフリック速度に基づいてスクロールの初速度を算出する技術が開示されている。
特許文献2には、所定領域外までタッチ位置を移動する際に要した時間が所定以下である場合に、スクロールを継続して行う技術が開示されている。
特許文献3には、指がスクリーンを所定時間以下でタッチして移動する場合にスクリーンをスクロールさせる技術が開示されている。
特開2018−055623号公報 特開2017−097674号公報 特許第5945264号公報
近年、情報端末を電車等での移動時に使用する需要が高まっている。しかしながら、電車等の車内では、情報端末が揺れやすいため、ユーザーがタッチパネルを操作する際に、意図せずに指示体がタッチパネルから離れてしまうことがある。タッチパネルをスクロール操作する際には、ユーザーは、指示体をタッチパネルに軽く圧力をかけた状態で指示体をスライドさせる必要がある。そのため、例えば特許文献1に開示された情報端末を電車内においてスクロール操作によってスクロールする際に、ユーザーがスクロールの初速度を調節することは、困難である。
本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであり、より容易にスクロールの初速度を調節可能な情報端末、表示制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る情報端末は、
ユーザーが視認可能であるように項目を表示すると共に、前記ユーザーが指示体を用いて、タッチ、スライド、リリースをこの順に行うスクロール操作を行うことによってスクロールされるタッチパネルと、
前記指示体が前記タッチパネルにタッチした時刻tAと、前記指示体が前記タッチパネル上をスライドし始めた時刻tBと、を記憶する記憶部と、
前記時刻tAと前記時刻tBとに基づいて前記指示体が前記タッチパネルにタッチしてからスライドし始めるまでのタッチ時間を算出し、少なくとも前記タッチ時間に基づいて前記タッチパネルのスクロール初速度を算出する処理部と、
を備える。
本発明の一態様に係る表示制御方法は、
ユーザーが視認可能であるように項目を表示するタッチパネルに対して、タッチ、スライド、リリースをこの順に行うスクロール操作が指示体を用いて行われた場合に、前記指示体が前記タッチパネルにタッチした時刻tと、前記指示体が前記タッチパネル上をスライドし始めた時刻tと、を記憶し、
前記時刻tと前記時刻tとに基づいて前記指示体が前記タッチパネルにタッチしてからスライドし始めるまでのタッチ時間を算出し、少なくとも前記タッチ時間に基づいて前記タッチパネルのスクロール初速度を算出する。
本発明の一態様に係るプログラムは、
情報端末において処理部として動作するコンピュータに、
ユーザーが視認可能であるように項目を表示するタッチパネルに対して、タッチ、スライド、リリースをこの順に行うスクロール操作が指示体を用いて行われた場合に、前記指示体が前記タッチパネルにタッチした時刻tAと、前記指示体が前記タッチパネル上をスライドし始めた時刻tBと、を記憶し、
前記時刻tAと前記時刻tBとに基づいて前記指示体が前記タッチパネルにタッチしてからスライドし始めるまでのタッチ時間を算出し、少なくとも前記タッチ時間に基づいて前記タッチパネルのスクロール初速度を算出する、ことを実行させる。
本発明によれば、より容易にスクロールの初速度を調節可能な情報端末、表示制御方法、及びプログラムを提供することができる。
第1の実施形態に係る情報端末の全体図である。 第1の実施形態に係る情報端末の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る情報端末の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る情報端末の一操作例を示す図である。 第2の実施形態に係る情報端末の一操作例を示す図である。 第2の実施形態に係る表示制御方法のフローチャートである。 初速度の算出方法を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る情報端末の一操作例を示す図である。 第3の実施形態に係る情報端末の一操作例を示す図である。 第3の実施形態に係る表示制御方法のフローチャートである。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
(第1の実施形態)
まず、図1及び図2を参照して本発明の第1の実施形態に係る情報端末の構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る情報端末の全体図である。図2は、第1の実施形態に係る情報端末の構成を示すブロック図である。図1に示すように、情報端末100は、タッチパネル101を備える。なお、図1では、情報端末100に加えて、指示体108を図示している。図1に示す例では、タッチパネル101には、複数の項目102が表示されている。図2に示すように、情報端末100は、図1に示した構成に加えて、処理部103、記憶部104、及びバス105を備える。
情報端末100は、ユーザーが視認可能なタッチパネル101を備える端末である。
情報端末100の具体例としては、例えばスマートウォッチ等のウェアラブル端末、スマートフォン、フィーチャーフォン等の携帯電話端末、及びモバイルルーター等の通信端末が挙げられる。図1では、情報端末100の具体例として、モバイルルーターを図示している。
なお、当然のことながら、図1及びその他の図面に示した右手系xyz直交座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。通常、z軸正方向が鉛直上向き、xy平面が水平面であり、図面間で共通である。
タッチパネル101は、項目102をユーザーが視認可能であるように表示する。図1に示す例では、タッチパネル101には、複数の項目102が表示されている。複数の項目102の数が多い場合、タッチパネル101上に複数の項目102全てを同時に表示できないことがある。タッチパネル101上に複数の項目102全てを同時に表示できないとき、ユーザーがタッチパネル101をスクロール操作することによって、タッチパネル101上に表示されていなかった項目102をタッチパネル101上に表示することができる。
タッチパネル101は、ユーザーの操作を検知することができる。タッチパネル101は、図2に示すように、バス105を介して処理部103及び記憶部104に接続されている。処理部103は、タッチパネル101において検知されたユーザーの操作に応じて、各種処理を行う。記憶部104は、処理部103の判断に応じて、ユーザーの操作が行われた時刻及び位置を記憶する。
タッチパネル101は、ユーザーがタッチパネル101をスクロール操作することによって、スクロール可能とする。本明細書において、スクロール操作は、タッチ、スライドリリースをこの順に行う操作とする。タッチは、ユーザーがタッチパネル101に指示体108を触れる動作である。スライドは、タッチパネル101に指示体108が触れた状態で指示体108を滑らせる動作である。リリースは、ユーザーがタッチパネル101から指示体108を離す動作である。スクロール操作の具体例としては、フリック操作、及びスワイプ操作が挙げられる。フリック操作は、スワイプ操作に比較して、狭い範囲をすばやくスライドする操作である。指示体108は、ユーザーの動作によってタッチパネル101を操作可能な部材、又は人体の一部である、指示体108の具体例としては、例えば、タッチペン、及びユーザーの指が挙げられる。
処理部103は、ユーザーがタッチパネル101をスクロール操作すると、タッチ、及びスライドの開始時刻及び開始位置を記憶部104に記憶させる。次いで、処理部103は、記憶部104に記憶させた各開始時刻及び各開始位置に基づいてスクロールの初速度を算出する。具体的には、まず、処理部103は、タッチ開始時刻とスライド開始時刻との差分を算出し、これをタッチ時間とする。次に、処理部103は、タッチ時間に基づいて、スクロールの初速度を算出する。このようにして、情報端末100は、ユーザーのタッチ時間に応じてスクロールの初速度を変更する。
ユーザーは、スライド動作を行う際に、タッチパネル101に指示体108を当てる圧力をやや弱めて、タッチパネル101上で指示体108を滑らせる必要がある。しかしながら、電車内等手元が揺れる環境では、ユーザーは、指示体108の圧力を制御することが困難である。情報端末100は、タッチ時間に応じてスクロールの初速度を調節可能であるため、スクロール初速度を調節する際にユーザーが指示体108の圧力を調節する必要がない。そのため、ユーザーは、手元が揺れる環境であっても、情報端末100のスクロール初速度を容易に調節することができる。このように、ユーザーは、情報端末100のスクロール初速度を、タッチ時間を考慮せずにスクロール初速度を算出する情報端末に比較して、より容易に調節することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態は、より具体的な実施形態である。なお、第2の実施形態では、第1の実施形態と重複する説明は、適宜省略する。
図3は、第2の実施形態に係る情報端末の構成を示すブロック図である。図3に示すように、情報端末200は、タッチパネル101、処理部103、記憶部104、及びバス105に加えて、不揮発メモリ106、及びVRAM107を備える。タッチパネル101は、位置入力部111及び表示部121を備える。処理部103は、CPU113、及びROM123を備える。
タッチパネル101が備える位置入力部111は、指示体108がタッチパネル101に触れたことを検知する。位置入力部111は、例えばタッチパッドである。タッチパネル101が備える表示部121は、ユーザーが視認可能であるように項目102を表示する。表示部121は、例えば液晶パネルである。タッチパネル101は、位置入力部111と表示部121とを重畳した部品である。
処理部103が備えるCPU(Central Processing Unit, 中央処理装置)113は、情報端末200が備える各部材にバス105を介して接続されている。処理部103が備えるROM(Read Only Memory)123は、CPU113が実行する各種プログラムを格納した読み取り専用メモリである。記憶部104は、CPU113がプログラムを実行する際に必要とするデータを一時的に保存する。記憶部104の具体例としては、RAM(Random Access Memory)が挙げられる。
不揮発メモリ106は、情報端末100の設定値、及びタッチ時間の閾値等、ユーザーの動作の有無に関わらず予め記憶可能なデータを格納する。VRAM107は、項目102の表示データを格納する。表示部121は、VRAM107に格納された項目102の表示データを、ユーザーが視認可能であるように表示する。
次に、図4〜7を参照して、ユーザーがスクロール操作する際における第2の実施形態に係る情報端末の動作を説明する。図4、5は、第2の実施形態に係る情報端末の一操作例を示す図である。図4、5に示す矢印は、指示体108の軌跡である。図6は、第2の実施形態に係る表示制御方法のフローチャートである。図7は、初速度の算出方法を示すフローチャートである。
本実施形態では、図4に示すように、20個の項目102を有する画面を表示部121に表示する場合について説明する。本実施形態では、ユーザーは、指示体108として指を用いてタッチパネル101をスクロール操作している。図4は、ユーザーがタッチパネル101をスクロール操作した際における指示体108の軌跡をy軸正方向側から見た図である。図5は、ユーザーがタッチパネル101をスクロール操作した際における指示体108の軌跡をx軸正方向側から見た図である。図4及び図5に示す矢印は、ユーザーがタッチパネル101をスクロール操作する軌跡を示す。Aは、指示体108がタッチパネルにタッチした位置を示す。Bは、指示体108がタッチパネルをスライドし始めた位置を示す。Cは、指示体108がタッチパネル101から離れた位置を示す。
CPU113は、20個の項目102のイメージを全てVRAM107上に展開する。しかしながら、表示部121に表示可能な項目102の個数は3個であり、図4に示す例では、3個の項目102のみが表示部121に表示されている。ユーザーは、タッチパネル101をスクロール操作することによって、その他の項目102を表示部121に表示することができる。
図6は、ユーザーがタッチパネル101をスクロール操作した際における情報端末100の動作を示すフローチャートである。情報端末100が起動すると、CPU113は、情報端末100内の各部からの割り込み信号待ち状態となる(ステップS601)。ユーザーは、タッチパネル101をスクロール操作する際に、タッチ、スライド、リリースをこの順で行う。ユーザーがタッチパネル101をスクロール操作すると、位置入力部111は、ユーザーの動作を検知し、CPU113に対して割り込み信号を発生させる。
CPU113は、割り込み信号を受けると、当該割り込み信号がタッチであるか否かを判定する(ステップS602)。割り込み信号がタッチである場合(ステップS602Yes)、CPU113は、指示体108がタッチパネル101にタッチした位置A及びその時刻tを、記憶部104に記憶させる。そして、CPU113は、再び割り込み信号待ち状態となる(ステップS601)。
割り込み信号がタッチでない場合(ステップS602No)、CPU113は、当該割り込み信号がスライドであるか否かを判定する(ステップS604)。割り込み信号がスライドである場合(ステップS604Yes)、指示体108がタッチパネル101上でスライドし始めた位置B及びその時刻tを、記憶部104に記憶させる。次いで、CPU113は、CPU113は、タッチ時間を算出、保存する(ステップS606)。タッチ時間は、下記の数式(1)から算出される。続いて、CPU113は、割り込み信号待ち状態となる(ステップS601)。
タッチ時間=|t−t|・・・数式(1)
割り込み信号がスライドでない場合(ステップS604No)、当該割り込み信号がリリースであるか否かを判定する(ステップS607)。割り込み信号がリリースである場合(ステップS607Yes)、指示体108がタッチパネル101から離れた位置C及びその時刻tを、記憶部104に記憶させる。次いで、CPU113は、操作速度を算出する(ステップS609)。操作速度は、下記の数式(2)から算出される。次いで、CPU113は、ステップS606において保存したタッチ時間に基づいて初速度を算出し(ステップS610)、スクロールを開始する(ステップS611)。初速度は、通常、タッチ時間に加えて操作時間を考慮して算出される。
操作速度=|位置C−位置B|/|時刻t−時刻t|・・・数式(2)
ユーザーがスクロール操作を行うと、CPU113は、タッチ、スワイプ、リリースの順に割り込み信号を受けるため、図6に示すステップS601〜S611が行われる。このようにして、情報端末200は、ユーザーのタッチ時間に応じてスクロールの初速度を変更する。
ステップS610において初速度を算出する方法は、タッチ時間に応じて初速度を変更可能な方法であれば特に限定されない、初速度を算出する方法としては、例えば、タッチ時間に応じてスクロール係数を変更し、スクロール係数に基づいて初速度を算出する方法が挙げられる。スクロール係数は、タッチ時間そのものであってもよいし、タッチ時間に予め閾値を設定して当該閾値に応じて決定されてもよい。タッチ時間に閾値を設定してスクロール係数を決定する場合、例えばユーザーが意図せずに短時間でタッチパネルから指示体108を離してしまったときにも、ある程度の速度でタッチパネル101をスクロールすることができる。
図7では、タッチ時間に予め閾値を設定して当該閾値に応じてスクロール係数を決定し、スクロール係数及び操作時間に基づいて初速度を算出する方法について説明する。図7に示す閾値a、b及びスクロール係数K〜Kは、不揮発メモリ106に格納されている。CPU113は、情報端末200が起動されると、不揮発メモリ106に格納された閾値a、b及びスクロール係数K〜KをROM123に移動する。
初速度を算出する際には、まず、CPU113は、タッチ時間がa秒以下であるか否かを判定する(ステップS701)。タッチ時間がa秒以下である場合(ステップS701Yes)、スクロース係数をKとする(ステップS702)。タッチ時間がa秒よりも長かった場合(ステップS701No)、タッチ時間がb秒以下であるか否かを判定する(ステップS703)。なお、閾値bは、閾値aよりも大きい。
タッチ時間がb秒以下である場合(ステップS703Yes)、スクロール係数をKとする(ステップS704)。すなわち、タッチ時間がa秒よりも長くb秒以下である場合、スクロール係数をKとする。タッチ時間がb秒より長い場合(ステップS703No)、スクロール係数をKとする(ステップS705)。次に、CPU113は、初速度を算出する(ステップS706)。初速度は、下記の数式(3)から算出される。
初速度=スクロール係数×操作速度・・・数式(3)
なお、スクロール係数K、K、Kは、通常、この順に大きくなるように設定される。つまり、スクロール係数は、通常、タッチ時間が長い場合に、タッチ時間が短い場合よりも大きくなるように設定される。スクロール係数をこのように設定することによって、ユーザーは、タッチパネル101を長くタッチすることによってスクロールの初速度を速くすることができる。第2の実施形態では、タッチ時間及び操作速度を考慮してスクロールの初速度を決定しているため、よりユーザーの意図に沿ってタッチパネル101をスクロールさせることができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態は、所定範囲外までスクロール操作を行った場合における情報端末の動作を説明する実施形態である。なお、第3の実施形態に係る情報端末の構成は、第2の実施形態に係る情報端末の構成と同様であるため、重複した説明は適宜省略する。
図8、9は、第3の実施形態に係る情報端末の一操作例を示す図である。図8、9に示す矢印は、指示体108の軌跡である。図8は、ユーザーがタッチパネル101をスクロール操作した際における指示体108の軌跡をy軸正方向側から見た図である。Dは、指示体108がタッチパネルにタッチした位置を示す。Eは、指示体108がタッチパネルをスライドし始めた位置を示す。Fは、指示体108がタッチパネル101から離れた位置を示す。図9に示すように、位置Fは、タッチパネル101の縁部である。第3の実施形態では、ユーザーは、タッチパネル101の縁よりも外側まで指示体108をスライドさせているため、タッチパネル101の縁部において、指示体108がタッチパネル101から離れている。
図10は、第3の実施形態に係る表示制御方法のフローチャートである。図10に示すステップS1001〜ステップS1010は、図6に示すステップS601〜ステップS610と同様の工程であるため、説明を省略する。図10に示すように、第3の実施形態では、初速度を算出した(ステップS1010)後に、位置Fがタッチパネル101の縁部であるか否かを判定する(ステップS1011)。
位置Fがタッチパネル101の縁部である場合(ステップS1011Yes)、減速しないスクロールを開始する(ステップS1013)。減速しないスクロールでは、ステップS1010において算出された初速度でスクロールを開始し、当該初速度を保った状態でスクロールを続ける。位置Fがタッチパネル101の縁部以外の部分である場合(ステップS1011Yes)、減速するスクロールを開始する(ステップS1012)。減速するスクロールでは、ステップS1010において算出された初速度でスクロールを開始し、当該初速度で一定時間スクロールした後にスクロール速度を徐々に遅くし、スクロールを停止する。
このように、ユーザーは、タッチパネル101の外側までスクロール操作を行うことによって、タッチパネル101を連続的にスクロールすることができる。そのため、ユーザーは、1回のスクロール操作でタッチパネル101を目的の位置までスクロールすることができる。さらに、第3の実施形態に係る情報端末は、第1、2の実施形態において説明した効果と同様の効果を奏することができる。
以上で説明した本実施の形態に係る発明により、より容易にスクロールの初速度を調節可能な情報端末、表示制御方法、及びプログラムを提供することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
100、200 情報端末
101 タッチパネル
111 位置入力部
121 表示部
102 項目
103 処理部
113 CPU
123 ROM
104 記憶部
105 バス
106 不揮発メモリ
107 VRAM
108 指示体

Claims (6)

  1. ユーザーが視認可能であるように項目を表示すると共に、前記ユーザーが指示体を用いて、タッチ、スライド、リリースをこの順に行うスクロール操作を行うことによってスクロールされるタッチパネルと、
    前記指示体が前記タッチパネルにタッチした時刻tと、前記指示体が前記タッチパネル上をスライドし始めた時刻tと、を記憶する記憶部と、
    前記時刻tと前記時刻tとに基づいて前記指示体が前記タッチパネルにタッチしてからスライドし始めるまでのタッチ時間を算出し、少なくとも前記タッチ時間に基づいて前記タッチパネルのスクロール初速度を算出する処理部と、
    を備える、情報端末。
  2. 前記記憶部が、前記指示体が前記タッチパネルをスライドし始めた前記時刻t及びその位置Bと、前記指示体が前記タッチパネルからリリースした時刻t及びその位置Cと、を記憶し、
    前記処理部が、前記位置Bと前記位置Cと前記時刻tと時刻tとに基づいて前記ユーザーの操作速度を算出し、前記タッチ時間と前記操作速度とに基づいて前記タッチパネルのスクロール初速度を算出する、
    請求項1に記載の情報端末。
  3. スクロール操作中に、前記指示体が前記タッチパネルの縁部までスライドされた場合、
    前記処理部が、前記タッチパネルを一定速度でスクロールさせる、
    請求項1または2に記載の情報端末。
  4. 前記タッチ時間に応じてスクロール係数を段階的に変更し、前記スクロール係数に基づいてスクロール初速度を決定する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報端末。
  5. ユーザーが視認可能であるように項目を表示するタッチパネルに対して、タッチ、スライド、リリースをこの順に行うスクロール操作が指示体を用いて行われた場合に、前記指示体が前記タッチパネルにタッチした時刻tと、前記指示体が前記タッチパネル上をスライドし始めた時刻tと、を記憶し、
    前記時刻tと前記時刻tとに基づいて前記指示体が前記タッチパネルにタッチしてからスライドし始めるまでのタッチ時間を算出し、少なくとも前記タッチ時間に基づいて前記タッチパネルのスクロール初速度を算出する、
    表示制御方法。
  6. 情報端末において処理部として動作するコンピュータに、
    ユーザーが視認可能であるように項目を表示するタッチパネルに対して、タッチ、スライド、リリースをこの順に行うスクロール操作が指示体を用いて行われた場合に、前記指示体が前記タッチパネルにタッチした時刻tと、前記指示体が前記タッチパネル上をスライドし始めた時刻tと、を記憶し、
    前記時刻tと前記時刻tとに基づいて前記指示体が前記タッチパネルにタッチしてからスライドし始めるまでのタッチ時間を算出し、少なくとも前記タッチ時間に基づいて前記タッチパネルのスクロール初速度を算出する、ことを実行させる、
    プログラム。
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